JP4197641B2 - 画像符号化方法 - Google Patents

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本発明は、プログレッシブ画像を符号化する画像符号化方法に関し、特に原画像が映画信号である部分およびNTSC信号である部分の少なくとも一方を含むプログレッシブ画像信号を符号化する画像符号化方法に関する。
近年、音声、画像、およびその他の画素値等の情報を統合的に扱うマルチメディア時代を迎え、従来からの情報メディア、つまり新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、電話等の情報を人に伝達する手段がマルチメディアの対象として取り上げられるようになってきた。一般に、マルチメディアとは、文字だけでなく、図形、音声、特に画像等を同時に関連づけて表すことをいうが、上記従来の情報メディアをマルチメディアの対象とするには、その情報をディジタル形式として表すことが必須条件となる。
ところが、上記各情報メディアの持つ情報量をディジタル情報量として見積もってみると、文字の場合1文字当たりの情報量は1〜2バイトであるのに対し、音声の場合1秒当たり64Kbits(電話品質)、さらに動画については1秒当たり100Mbits(現行テレビ受信品質)以上の情報量が必要となり、上記情報メディアでその膨大な情報をディジタル形式でそのまま扱うことは現実的では無い。例えば、テレビ電話は、64Kbit/s〜1.5Mbits/sの伝送速度を持つサービス総合ディジタル網(ISDN:Integrated Services Digital Network)によってすでに実用化されているが、テレビカメラにより撮影された映像の情報をそのままISDNで送ることは不可能である。
そこで、必要となってくるのが情報の圧縮技術であり、例えば、テレビ電話の場合、ITU−T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)で国際標準化されたH.261やH.263規格の動画圧縮技術が用いられている。また、MPEG−1規格の情報圧縮技術によると、通常の音楽用CD(コンパクト・ディスク)に音声情報とともに画像情報を入れることも可能となる。
ここで、MPEG(Moving Picture Experts Group)とは、動画像信号圧縮の国際規格であり、MPEG−1は、動画像信号を1.5Mbpsまで、つまりテレビ信号の情報を約100分の1にまで圧縮する規格である。また、MPEG−1規格を対象とする伝送速度が主として約1.5Mbpsに制限されていることから、さらなる高画質化の要求をみたすべく規格化されたMPEG−2では、動画像信号が2〜15Mbpsに圧縮される。さらに現状では、MPEG−1、MPEG−2と標準化を進めてきた作業グループ(ISO/IEC JTC1/SC29/WG11)によって、MPEG−1、MPEG−2を上回る圧縮率を達成し、更に物体単位で符号化・復号化・操作を可能とし、マルチメディア時代に必要な新しい機能を実現するMPEG−4が規格化された。MPEG−4では、当初、低ビットレートの符号化方法の標準化を目指して進められたが、現在はインタレース画像も含む高ビットレートも含む、より汎用的な符号化に拡張されている。
動画圧縮技術を用いたサービスの一つとして、現在、地上波ディジタルテレビ放送の準備が進められている。このサービスでは、家庭用TVなどの固定受信端末向けの高品位放送だけでなく、携帯受信端末向けの簡易動画放送も予定されている。携帯受信端末向け放送の運用ガイドラインでは、QVGA(横320画素、高さ240画素)サイズのプログレッシブ画像を、15フレーム/秒以下のサンプリングレートで符号化し放送することが定められている。
プログレッシブ画像を符号化・伝送するサービスとしては、インターネットを利用した動画像ストリーミングや動画像データのダウンロードなども考えられる。
これらのプログレッシブ画像符号化を行うサービスにおいて、過去のテレビ放送や固定受信端末向け放送のコンテンツを再利用するためには、NTSC信号などのインタレース画像信号からプログレッシブ画像信号を生成する必要がある。図17は、NTSC信号からプログレッシブ画像信号へ変換する一例である。図中の丸付き数字は、原画像であるNTSC信号のフレーム番号を表している。NTSC信号は、例えば一方のフィールド画像をサイズ変換することにより、30フレーム/秒のプログレッシブ画像に変換することができる。
図18は、プログレッシブ画像を符号化する従来の画像符号化装置の一例を表すブロック図である。この画像符号化装置は、インタレース画像信号のコンテンツを再利用する場合、画像符号化装置の外部で予めプログレッシブ画像へ変換してからプログレッシブ画像信号101として画像符号化装置へ入力する構成としている。図18における従来の画像符号化装置は、第1の所定のサンプリングレート、例えば30フレーム/秒で入力されたプログレッシブ画像信号101を、一定間隔でサンプリングしなおして第2の所定のサンプリングレート、例えば15フレーム/秒に変換するサンプリング変換器102bと、第2の所定のサンプリングレートに変換された画像信号801を符号化し画像符号化データを出力する画像符号化器104を有している。この従来の画像符号化装置は、サンプリング変換器102bがプログレッシブ画像信号101を一定のフレーム間隔でサンプリングして第2の所定のサンプリングレートへ変換し、画像符号化器104がサンプリング変換後のプログレッシブ画像信号801を符号化して、画像符号化データ802を出力している。
ところが、過去のテレビ放送や固定受信端末向け放送のコンテンツには、原画像がNTSC信号の部分、すなわち元々30フレーム/秒のNTSC信号で作成された部分(以下、非テレシネ画像と呼ぶ)と、原画像が映画信号の部分、すなわち元々24フレーム/秒の映画信号で作成された部分(以下、テレシネ画像と呼ぶ)とが混在している場合がある。
テレシネ画像部分は、テレビで放送するために24フレーム/秒の映画信号から30フレーム/秒のNTSC信号へ変換(以下、テレシネ変換と呼ぶ)されている。図19は、映画信号をテレシネ画像信号(インタレース)へ、さらにテレシネ画像信号をプログレッシブ画像信号へ変換する一例である。図中の丸付き数字は、原画像である映画信号のフレーム番号を表している。テレシネ変換は、元の映画信号のフレームに対応するフィールドを3、2、3、2のリズムで繰り返すことにより、図19に示すようなテレシネ画像へ変換する。このようなテレシネ画像から、一方のフィールド、例えばトップフィールドを元にプログレッシブ画像へ変換すると、図19に示すように周期的に同じ絵柄(フレーム)を繰り返すことになる。このようにして生成されたプログレッシブ画像を30フレーム/秒で再生した場合、見かけ上のフレーム表示速度の揺らぎがテレシネ画像に比べて大きくなり、動きに違和感が生じてしまう。また、2フレーム間隔でサンプリングして15フレーム/秒で再生した場合、見かけ上のフレーム表示速度の揺らぎが一層大きくなり、動きの違和感はさらに大きくなる。
よって、このようなプログレッシブ画像信号を、図18における従来の画像符号化装置で符号化すると、動きに違和感がある画像符号化データとなってしまう。
また、従来の画像符号化装置には、テレシネ画像と非テレシネ画像が混在するインタレース画像データを入力し、テレシネ画像部分には逆テレシネ変換を施し、フィールドの繰返しを表すフラグを用いるなどしてインタレース画像信号として符号化しているものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−252513号公報(第5−19頁、第2図)
しかしながら、特許文献1における従来の符号化方法は入力画像信号をインタレース画像信号として符号化する方法であるため、プログレッシブ画像信号の符号化には適用できないという問題がある。
また、上記のように、図18における従来の符号化装置は、常に同じサンプリングレートで符号化を行うため、原画像が映画信号とNTSC信号である部分が混在する入力画像信号をプログレッシブ画像信号として符号化すると、動きに違和感が生じてしまうという問題がある。
そこで、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、原画像が映画信号とNTSC信号とである部分が混在する入力画像信号を、動きの違和感を解消或いは抑制するようにプログレッシブ画像として効率よく符号化することができる画像符号化方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像符号化方法は、原画像が映画信号である部分およびテレビ放送用のNTSC信号である部分の少なくとも一方を含むプログレッシブ画像信号を符号化する画像符号化方法であって、前記プログレッシブ画像信号の原画像が映画信号である部分に対しては第1の方法で、前記プログレッシブ画像信号の原画像がNTSC信号である部分に対しては第2の方法でサンプリングを行うサンプリングステップと、前記サンプリングステップによりサンプリングされたフレームを符号化する符号化ステップとを含むことを特徴とする。
これによって、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分とが混在するプログレッシブ画像の符号化において、それぞれの原画像に適したサンプリングの方法、例えば原画像に適したサンプリングレート、或いはサンプリングのリズムでサンプリングした後、符号化することができるので、動きの違和感を解消或いは抑制することができる。
ここで、前記プログレッシブ画像信号の原画像が映画信号である部分は、原画像である前記映画信号をNTSC信号に変換された後、前記NTSC信号をプログレッシブ画像信号に変換された、所定フレームごとに同一フレームを2フレーム連続して含む信号であり、前記第1の方法では、前記2フレームのうち1フレームを取り除き、等間隔のサンプリングを行ってもよい。
なお、同一フレームとは、原画像が同一のフレームであるフレームのことを示している。
また、前記第1の方法では、1秒あたりのフレーム数が24の約数となる等間隔のサンプリングを行うことが好ましい。
これによって、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分とが混在するプログレッシブ画像の符号化において、原画像が映画信号である部分を原画像のサンプリングレートの約数で符号化することができるので、見かけ上の表示速度の揺らぎを無くすことができ、動きの違和感を解消或いは抑制することができる。
また、前記プログレッシブ画像信号の原画像が映画信号である部分は、原画像である前記映画信号をNTSC信号に変換された後、前記NTSC信号をプログレッシブ画像信号に変換された、所定フレームごとに同一フレームを2フレーム連続して含む信号であり、
前記第1の方法では、前記同一フレームに基づいてフレーム間隔が所定の不等間隔となるようにサンプリングを行ってもよい。
これによって、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分とが混在するプログレッシブ画像の符号化において、原画像が映画信号である部分について見かけ上の表示速度の揺らぎを抑制することができるので、動きの違和感を解消或いは抑制することができる。また、簡単なサンプリング処理で動きの違和感を解消或いは抑制を実現することができる。
また、前記画像符号化方法は、さらに、前記プログレッシブ画像信号に基づいて前記プログレッシブ画像信号の各フレームの原画像が映画信号であるかNTSC信号であるかを検出する原画像判定ステップを含んでもよい。
これによって、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分とが混在するプログレッシブ画像の符号化において、入力されたプログレッシブ画像信号からこのプログレッシブ画像信号の原画像が映画信号であるかNTSC信号であるかを示すテレシネ変換情報を検出することができるので、ユーザがテレシネ変換情報を用意する必要が無く、ユーザの作業を軽減できる。
なお、本発明は、このような画像符号化方法として実現することができるだけでなく、このような画像符号化方法が含む特徴的なステップを手段として備える画像符号化装置として実現することもできる。また、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したり、前記画像符号化方法により生成された画像符号化データとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムおよび画像符号化データは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
本発明に係る画像符号化方法によれば、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分とが混在するプログレッシブ画像の符号化において、それぞれの原画像に適したサンプリングの方法でサンプリングした後、符号化することができるので、動きの違和感を解消或いは抑制することができる。
よって、本発明により、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分とが混在するプログレッシブ画像を、動きの違和感を解消或いは抑制して符号化することが可能となり、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分とが混在するプログレッシブ画像を符号化する機会が増加してきた今日における実用的価値は極めて高い。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について、図1から図4を用いて説明する。
図1は、本発明に係る実施の形態1における画像符号化装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態1の画像符号化装置は、符号化対象フレームのサンプリングを外部からの信号に応じて切替え可能とし、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分が混在するプログレッシブ画像に対して、それぞれの部分に適したサンプリングで符号化できる構成としたものである。
図18に示す従来の画像符号化装置とは、サンプリング変換器102aが、テレシネ変換情報106に応じてプログレッシブ画像信号101のサンプリングを変換している点が異なる。テレシネ変換情報106は、本実施の形態1の画像符号化装置の外部から入力される情報であり、プログレッシブ画像信号101の各フレームに対応する原画像のテレシネ変換状況を表す情報である。具体的には、プログレッシブ画像信号101の各フレームの原画像が映画信号であるかNTSC信号であるかを示すテレシネ識別信号と、繰り返しているフレームであるか否かを示すフレーム繰返し信号とを有する情報である。その他の構成、動作については、図18の従来の画像符号化装置と同様であるので、ここではサンプリング変換器102aについてのみ説明する。
サンプリング変換器102aは、テレシネ変換情報106のテレシネ識別信号がテレシネ画像を示している時には、NTSC信号をプログレッシブ画像表示するのに適した第1のサンプリングレート(例えば30000/1001フレーム/秒)で入力されるプログレッシブ画像信号101を、テレシネ変換情報106のフレーム繰返し信号に応じて映画信号をプログレッシブ画像表示するのに適した第2のサンプリングレート(例えば24000/1001フレーム/秒)に変換する。一方、テレシネ変換情報106が非テレシネ画像を示している時には、サンプリング変換器102aは、第1のサンプリングレートで入力されるプログレッシブ画像信号101を、NTSC信号をプログレッシブ画像表示するのに適した第3のサンプリングレート(例えば30000/1001フレーム/秒)に変換し、サンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103を出力する。
図2は、本実施の形態1におけるサンプリング変換器102aの構成の一例を示す図である。
図2の例において、サンプリング変換器102aは、遅延器1〜遅延器4とスイッチ205、206とを備えている。テレシネ変換情報106のテレシネ識別信号がテレシネ画像を示している場合、スイッチ205は、テレシネ変換情報106のフレーム繰返し信号が繰返しを示している時に遅延器1を選択し、以降フレーム毎に遅延器1、遅延器2、遅延器3、遅延器4、グラウンド出力207の順に切替えを行い、入力されたプログレッシブ画像信号101をフレーム毎に出力する。このとき、スイッチ206は、テレシネ変換情報106のフレーム繰返し信号が繰返しを示している時にスイッチ205と同期して遅延器1を選択し、以降スイッチ205の切替えタイミングより遅延するサンプリング変換後のフレーム時間間隔毎に遅延器1、遅延器2、遅延器3、遅延器4の順に切替えを行い、サンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103を出力する。
一方、テレシネ変換情報106のテレシネ識別信号が非テレシネ画像を示している場合、スイッチ205は、入力されたプログレッシブ画像信号101を遅延器1へ出力する。このとき、スイッチ206は、遅延器1の出力をサンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103として出力する。なお、このときスイッチ205およびスイッチ206は、遅延器1以外であっても同じ遅延器を選択して継続して使用すればよい。
図3は、原画像がテレシネ画像である場合の、図2のサンプリング変換器102aによるサンプリング変換の概念を表す図である。図3において、遅延1〜4はそれぞれ遅延器1〜遅延器4によって生じる遅延を表している。遅延1をΔt1秒として、遅延kの大きさΔtkを、Δtk=Δt1+(k−1)×(1/OFR−1/IFR)とすると、サンプリング変換後の各フレームの時間間隔が一定とすることができる。ここで、kは1〜4の整数、OFRはサンプリング変換後のサンプリングレート(単位:フレーム/秒)、IFRはサンプリング変換前のサンプリングレート(単位:フレーム/秒)を表すものとする。
なお、入力となるプログレッシブ画像信号の原画像には、常に映画信号とNTSC信号が混在している必要は無く、どちらか一方のみで構成されている原画像から変換したプログレッシブ画像が入力画像であっても実施可能である。
また、上記Δt1の大きさは、0秒であっても構わない。
また、上記の説明では、サンプリング変換器102aにおいて、テレシネ変換情報106に応じて24000/1001フレーム/秒或いは30000/1001フレーム/秒に変換する例を説明したが、必ずしもこれらのサンプリングレートに変換する必要は無く、画像符号化データ105の情報量を削減するためにフレーム間引きを行い、24000/(1001×n)フレーム/秒或いは30000/(1001×n)フレーム/秒(nは2以上の整数)としても構わない。
また、第1から第3のサンプリングレートは、上記の値に限定されるものではなく、例えば、第1のサンプリングレートが30フレーム/秒、第2のサンプリングレートが24/mフレーム/秒、第3のサンプリングレートが30/mフレーム/秒(mは1以上の整数)であっても実現可能である。
また、本実施の形態1では、サンプリング変換器102aより出力されるサンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103は、入力されるプログレッシブ画像信号101の原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分とにおいて、サンプリングレートが相違することになるが、特に問題となるものではない。画像符号化器104がサンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103を符号化する際に、サンプリングレートを示す情報は、例えばMPEG−4を用いて符号化するのであれば、図4に示すようにVOL(Visual Object Layer)に含まれるVOLヘッダ内のVOP(Video Object Plane)タイムインクリメントレゾリューション(VOPTIR)に記載される。なお、VOLはVO(Video Object)に、そしてVOは全体の動画シーケンスであるVOS(Visual Object Sequence)に含まれる。
以上のようにして、本実施の形態1の画像符号化装置によれば、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分が混在するプログレッシブ画像信号であっても、外部から与えられるテレシネ変換情報106に応じて、原画像が映画信号の部分については原画像である映画信号のサンプリングレートの約数、具体的には24000/(1001×n)フレーム/秒或いは24/mフレーム/秒(n、mは1以上の整数)で符号化でき、原画像がNTSC信号の部分については非テレシネ素材をプログレッシブ画像表示するのに適したサンプリングレート、具体的には30000/(1001×n)フレーム/秒或いは30/mフレーム/秒(n、mは1以上の整数)で符号化できるようにサンプリングを切替え可能であるので、動きの違和感を解消或いは抑制することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図5から図8を用いて説明する。
本実施の形態2の画像符号化装置は、本発明の実施の形態1の画像符号化装置のサンプリング変換器を、選択的なフレームのサンプリングによるサンプリング変換器に置き換えたものであり、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分が混在するプログレッシブ画像信号に対して、それぞれの部分に適したサンプリングのリズムで符号化できる構成としたものである。
図5は、本実施の形態2におけるサンプリング変換器102aの構成の一例を示す図である。本実施の形態2における画像符号化装置は、本発明の実施の形態1のサンプリング変換器102aの構成を図5に示す構成に置き換えたものである。その他の構成は、本発明の実施の形態1と同様であるので、ここでは本実施の形態におけるサンプリング変換器102aの動作についてのみ説明する。
本実施の形態2におけるサンプリング変換器102aは、テレシネ変換情報106のテレシネ識別信号がテレシネ画像を示していれば、NTSC信号をプログレッシブ画像表示するのに適した第1のサンプリングレート(例えば30000/1001フレーム/秒)で入力されるプログレッシブ画像信号101を、テレシネ変換情報106のフレーム繰返し信号に応じて、映画信号を表示するのに適したフレーム間隔が不均等な第1のリズムを用いたサンプリングにより、第2のサンプリングレート(例えば24000/2002フレーム/秒)に変換し、テレシネ変換情報106が非テレシネ画像を示していれば、第1のサンプリングレートで入力されるプログレッシブ画像信号101を、NTSC信号をプログレッシブ画像表示するのに適した第2のリズムを用いたサンプリングにより、第3のサンプリングレート(例えば30000/2002フレーム/秒)に変換し、サンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103を出力する。
本実施の形態2におけるサンプリング変換器102aの一例を、図5、図6を用いて具体的に説明する。図6は、原画像がテレシネ画像である場合の、図5のサンプリング変換器102aによるサンプリング変換の概念を表す図である。
図5において、スイッチ401は、テレシネ変換情報106のテレシネ識別信号がテレシネ画像を示していれば、テレシネ変換情報106のフレーム繰返し信号が繰返しを示している時に、入力されたプログレッシブ画像信号101の1フレーム(図6に示す例ではフレーム番号1のフレームのうち表示順で後のフレーム)をサンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103として出力し、次フレーム(フレーム番号2のフレーム)はグラウンド出力402に切替えを行い、その次フレーム(フレーム番号3のフレーム)はプログレッシブ画像信号103として出力するというように2フレーム間隔で、その後3フレーム間隔、2フレーム間隔、3フレーム間隔のリズムでプログレッシブ画像信号101のフレームをサンプリングし、サンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103として出力する。すなわち、図6に示すようにフレーム番号1、3、5、7、9のフレームがサンプリングされ、サンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103として出力される。このように不均等なサンプリングをおこなうことにより、均等なサンプリングを行う場合に比べて、見かけ上のフレーム更新速度の揺らぎを抑制することができる。
一方、テレシネ変換情報106のテレシネ識別信号が非テレシネ画像を示している時には、スイッチ401は、フレームごとに切替えを行い、入力されたプログレッシブ画像信号101を2フレーム間隔のリズムでプログレッシブ画像信号101のフレームをサンプリングし、サンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103として出力する。
なお、本実施の形態において、テレシネ変換情報106のテレシネ識別信号がテレシネ画像を示している場合に、サンプリング変換器102aが行うサンプリング変換は、図6に示す例に限られるものではなく、例えば図7、図8に示すような2つのパターンでサンプリング変換を行っても構わない。まず、図7に示すパターンでは、スイッチ401は、テレシネ変換情報106のフレーム繰返し信号が繰返しを示している時に、入力されたプログレッシブ画像信号101の1フレーム(図7に示すフレーム番号1のフレームのうち表示順で前のフレーム)をサンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103として出力し、次フレーム(フレーム番号1のフレームのうち表示順で後のフレーム)およびその次フレーム(フレーム番号2のフレーム)はグラウンド出力402に切替えを行い、その次フレーム(フレーム番号3のフレーム)はプログレッシブ画像信号103として出力するというように3フレーム間隔で、その後2フレーム間隔、3フレーム間隔、2フレーム間隔のリズムでプログレッシブ画像信号101のフレームをサンプリングし、サンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103として出力する。すなわち、図7に示すようにフレーム番号1、3、5、7、9のフレームがサンプリングされ、サンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103として出力される。
また、図8に示すパターンでは、スイッチ401は、テレシネ変換情報106のフレーム繰返し信号が繰返しを示している時に、入力されたプログレッシブ画像信号101の1フレーム(図8に示すフレーム番号1のフレームのうち表示順で後のフレーム)はグラウンド出力402に切替えを行い、次フレーム(フレーム番号2のフレーム)はプログレッシブ画像信号103として出力し、その次フレーム(フレーム番号3のフレーム)はグラウンド出力402に切替えを行い、その次フレーム(フレーム番号4のフレーム)はプログレッシブ画像信号103として出力するというように2フレーム間隔で、その後3フレーム間隔、2フレーム間隔、3フレーム間隔のリズムでプログレッシブ画像信号101のフレームをサンプリングし、サンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103として出力する。すなわち、図8に示すようにフレーム番号2、4、6、8のフレームがサンプリングされ、サンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103として出力される。
また、入力となるプログレッシブ画像信号の原画像には、常に映画信号とNTSC信号が混在している必要は無く、どちらか一方のみで構成されている原画像から変換したプログレッシブ画像が入力画像であっても実施可能である。
また、第1から第3のサンプリングレートは、上記の値に限定されるものではなく、例えば、第1のサンプリングレートが30フレーム/秒、第2のサンプリングレートが12フレーム/秒、第3のサンプリングレートが15フレーム/秒であっても実現可能である。
以上のようにして、本実施の形態2の画像符号化装置によれば、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分が混在するプログレッシブ画像信号であっても、外部から与えられるテレシネ変換情報106に応じて、原画像が映画信号の部分については映画信号を表示するのに適したサンプリングのリズム、具体的には2フレーム間隔、3フレーム間隔のサンプリングのリズムで符号化でき、原画像がNTSC信号の部分については非テレシネ素材をプログレッシブ画像表示するのに適したサンプリングのリズム、具体的には2フレーム間隔のサンプリングのリズムで符号化できるようにサンプリングのリズムを切替え可能であるので、動きの違和感を解消或いは抑制することができる。
また、本実施の形態では、サンプリング変換前後において時間関係を変更していないので、例えば原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分かを示すテレシネ変換情報106が誤っていたとしても、動きの違和感を抑制することができる。
また、本実施の形態では、画像符号化器104がサンプリング変換後のプログレッシブ画像信号103を符号化する際に、例えばMPEG−4を用いて符号化するのであれば、同じVOPタイムインクリメントレゾリューションでフレームの時刻を表現できるので、VOPタイムインクリメントレゾリューションの情報を変更する必要がなく、処理を簡略化することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について、図9から図11を用いて説明する。
本実施の形態3の画像符号化装置は、本発明の実施の形態1或いは2の画像符号化装置にテレシネ画像判定手段を加えた構成としたものであり、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分が混在するプログレッシブ画像信号入力から、テレシネ変換情報106を検出することができる構成としたものである。
図9は、本発明に係る実施の形態3における画像符号化装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態3における画像符号化装置は、本発明の実施の形態1或いは2の画像符号化装置に、遅延器601とテレシネ画像判定器603とを加えて備えており、その他の構成は本発明の実施の形態1或いは2の画像符号化装置と同様であるので、ここでは遅延器601とテレシネ画像判定器603の動作についてのみ説明する。
図9に示す本実施の形態3の画像符号化装置において、テレシネ画像判定器603は、入力されたプログレッシブ画像信号101と、遅延器601によって1フレーム遅延されたプログレッシブ画像信号602に基づいて、原画像が映画信号の部分であるかNTSC信号の部分であるかを判定し、原画像がテレシネ画像であると判定した場合は、プログレッシブ画像信号101と1フレーム遅延されたプログレッシブ画像信号602が一致するか否かを判定し、判定結果をテレシネ変換情報106として出力する。サンプリング変換器102aには、本発明の実施の形態1或いは2の画像符号化装置とは異なり、1フレーム遅延されたプログレッシブ画像信号602がプログレッシブ画像信号101の代わりに入力される。
本実施の形態3におけるテレシネ画像判定器603の一例を、図10を用いて具体的に説明する。
図10の画像符号化装置は、図9の画像符号化装置におけるテレシネ画像判定器603を、具体的な構成の一例に置き換えたものである。図10において、類似度計算器701は、入力されたプログレッシブ画像信号101と、遅延器601により1フレーム遅延されたプログレッシブ画像信号602とから、2つの連続するフレームの類似度702を計算する。一致検出器703は、類似度702に基づき2つの連続するフレームが一致するか(繰り返しているか)否かを判定し、一致信号704を出力する。テレシネ画像検出器705は、一致信号704が一致を示す周期と、原画像が映画信号であることを示す周期(例えば、30フレームのプログレッシブ画像の場合5フレーム)が一致しているか否かを評価し、一致していれば映画信号と判断し、一致していなければNTSC信号と判断する。テレシネ画像検出器705は、上記判断結果と一致信号704をテレシネ変換情報106として出力する。
このように構成されたテレシネ画像判定器603の動作について説明する。図11はテレシネ画像判定器603の動作を示すフローチャートである。
類似度計算器701は、入力されたプログレッシブ画像信号101のフレームと、遅延器601により1フレーム遅延されたプログレッシブ画像信号602のフレームとの2つの連続するフレームの類似度702を計算し、一致検出器703へ出力する(ステップS101)。ここで、類似度計算器701は、2つのフレームの画素値について差分絶対値和、差分2乗和、差分分散などを用いて2つのフレームの類似度を計算する。次に、一致検出器703は、入力された類似度702に基づいて2つの連続するフレームが一致するか(繰り返しているか)否かを判定する(ステップS102)。ここで、一致検出器703は、類似度702と所定の閾値とを大小比較することで一致判定を行う。この判定の結果、2つの連続するフレームが一致する場合(ステップS102でYES)には、一致検出器703は一致信号704を“Hi”として出力する(ステップS103)。一方、2つの連続するフレームが一致しない場合(ステップS102でNO)には、一致検出器703は一致信号704を“Low”として出力する(ステップS104)。
次に、テレシネ画像検出器705は、一致信号704の一致を示す“Hi”が現れる周期と、原画像が映画信号であることを示す周期(例えば、30フレームのプログレッシブ画像の場合5フレーム)が一致しているか否かを判定する(ステップS105)。この判定の結果、周期が一致していれば(ステップS105でYES)、映画信号と判定する(ステップS106)。一方、周期が一致していなければ(ステップS105でNO)、NTSC信号と判定する(ステップS107)。そして、テレシネ画像検出器705は、上記判定結果と一致信号704とをテレシネ変換情報106として出力する(ステップS108)。
なお、入力となるプログレッシブ画像信号の原画像には、常に映画信号とNTSC信号が混在している必要は無く、どちらか一方のみで構成されている原画像から変換したプログレッシブ画像が入力画像であっても実施可能である。
また、類似度計算器701は、2つのフレームの画素値について差分絶対値和、差分2乗和、差分分散などを用いて2つのフレームの類似度を計算するとしたが、2つのフレームの類似度を表す指標であれば他の指標でも実現可能である。また、一致検出器703は、類似度702と所定の閾値とを大小比較することで一致判定を行うとしたが、類似度702から2つのフレームの一致を判定できる方法であれば他の方法でも実現可能である。
以上のようにして、本実施の形態3の画像符号化装置によれば、入力されたプログレッシブ画像からテレシネ変換情報を生成可能となり、原画像が映画信号である部分とNTSC信号である部分が混在するプログレッシブ画像信号のみに基づき、原画像が映画信号の部分については映画信号を表示するのに適したサンプリングレート或いはサンプリングのリズムで符号化でき、原画像がNTSC信号の部分についてはNTSC信号をプログレッシブ画像表示するのに適したサンプリングレート或いはサンプリングのリズムで符号化できるように切替え可能であるので、動きの違和感を解消或いは抑制することができる。
(実施の形態4)
さらに、上記各実施の形態で示した画像符号化方法を実現するためのプログラムを、フレキシブルディスク等の記録媒体に記録するようにすることにより、上記各実施の形態で示した処理を、独立したコンピュータシステムにおいて簡単に実施することが可能となる。
図12は、上記各実施の形態の画像符号化方法を、フレキシブルディスク等の記録媒体に記録されたプログラムを用いて、コンピュータシステムにより実施する場合の説明図である。
図12(b)は、フレキシブルディスクの正面からみた外観、断面構造、及びフレキシブルディスクを示し、図12(a)は、記録媒体本体であるフレキシブルディスクの物理フォーマットの例を示している。フレキシブルディスクFDはケースF内に内蔵され、該ディスクの表面には、同心円状に外周からは内周に向かって複数のトラックTrが形成され、各トラックは角度方向に16のセクタSeに分割されている。従って、上記プログラムを格納したフレキシブルディスクでは、上記フレキシブルディスクFD上に割り当てられた領域に、上記プログラムが記録されている。
また、図12(c)は、フレキシブルディスクFDに上記プログラムの記録再生を行うための構成を示す。画像符号化方法を実現する上記プログラムをフレキシブルディスクFDに記録する場合は、コンピュータシステムCsから上記プログラムをフレキシブルディスクドライブFDDを介して書き込む。また、フレキシブルディスク内のプログラムにより画像符号化方法を実現する上記画像符号化方法をコンピュータシステム中に構築する場合は、フレキシブルディスクドライブによりプログラムをフレキシブルディスクから読み出し、コンピュータシステムに転送する。
なお、上記説明では、記録媒体としてフレキシブルディスクを用いて説明を行ったが、光ディスクを用いても同様に行うことができる。また、記録媒体はこれに限らず、ICカード、ROMカセット等、プログラムを記録できるものであれば同様に実施することができる。
さらにここで、上記各実施の形態で示した画像符号化方法の応用例とそれを用いたシステムを説明する。
図13は、コンテンツ配信サービスを実現するコンテンツ供給システムex100の全体構成を示すブロック図である。通信サービスの提供エリアを所望の大きさに分割し、各セル内にそれぞれ固定無線局である基地局ex107〜ex110が設置されている。
このコンテンツ供給システムex100は、例えば、インターネットex101にインターネットサービスプロバイダex102および電話網ex104、および基地局ex107〜ex110を介して、コンピュータex111、PDA(personal digital assistant)ex112、カメラex113、携帯電話ex114、カメラ付きの携帯電話ex115などの各機器が接続される。
しかし、コンテンツ供給システムex100は図13のような組合せに限定されず、いずれかを組み合わせて接続するようにしてもよい。また、固定無線局である基地局ex107〜ex110を介さずに、各機器が電話網ex104に直接接続されてもよい。
カメラex113はデジタルビデオカメラ等の動画撮影が可能な機器である。また、携帯電話は、PDC(Personal Digital Communications)方式、CDMA(Code Division Multiple Access)方式、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)方式、若しくはGSM(Global System for Mobile Communications)方式の携帯電話機、またはPHS(Personal Handyphone System)等であり、いずれでも構わない。
また、ストリーミングサーバex103は、カメラex113から基地局ex109、電話網ex104を通じて接続されており、カメラex113を用いてユーザが送信する符号化処理されたデータに基づいたライブ配信等が可能になる。撮影したデータの符号化処理はカメラex113で行っても、データの送信処理をするサーバ等で行ってもよい。また、カメラex116で撮影した動画データはコンピュータex111を介してストリーミングサーバex103に送信されてもよい。カメラex116はデジタルカメラ等の静止画、動画が撮影可能な機器である。この場合、動画データの符号化はカメラex116で行ってもコンピュータex111で行ってもどちらでもよい。また、符号化処理はコンピュータex111やカメラex116が有するLSIex117において処理することになる。なお、動画像符号化・復号化用のソフトウェアをコンピュータex111等で読み取り可能な記録媒体である何らかの蓄積メディア(CD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスクなど)に組み込んでもよい。さらに、カメラ付きの携帯電話ex115で動画データを送信してもよい。このときの動画データは携帯電話ex115が有するLSIで符号化処理されたデータである。
このコンテンツ供給システムex100では、ユーザがカメラex113、カメラex116等で撮影しているコンテンツ(例えば、音楽ライブを撮影した映像等)を上記実施の形態同様に符号化処理してストリーミングサーバex103に送信する一方で、ストリーミングサーバex103は要求のあったクライアントに対して上記コンテンツデータをストリーム配信する。クライアントとしては、上記符号化処理されたデータを復号化することが可能な、コンピュータex111、PDAex112、カメラex113、携帯電話ex114等がある。このようにすることでコンテンツ供給システムex100は、符号化されたデータをクライアントにおいて受信して再生することができ、さらにクライアントにおいてリアルタイムで受信して復号化し、再生することにより、個人放送をも実現可能になるシステムである。
このシステムを構成する各機器の符号化、復号化には上記各実施の形態で示した画像符号化装置を用いるようにすればよい。
その一例として携帯電話について説明する。
図14は、上記実施の形態で説明した画像符号化方法を用いた携帯電話ex115を示す図である。携帯電話ex115は、基地局ex110との間で電波を送受信するためのアンテナex201、CCDカメラ等の映像、静止画を撮ることが可能なカメラ部ex203、カメラ部ex203で撮影した映像、アンテナex201で受信した映像等が復号化されたデータを表示する液晶ディスプレイ等の表示部ex202、操作キーex204群から構成される本体部、音声出力をするためのスピーカ等の音声出力部ex208、音声入力をするためのマイク等の音声入力部ex205、撮影した動画もしくは静止画のデータ、受信したメールのデータ、動画のデータもしくは静止画のデータ等、符号化されたデータまたは復号化されたデータを保存するための記録メディアex207、携帯電話ex115に記録メディアex207を装着可能とするためのスロット部ex206を有している。記録メディアex207はSDカード等のプラスチックケース内に電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)の一種であるフラッシュメモリ素子を格納したものである。
さらに、携帯電話ex115について図15を用いて説明する。携帯電話ex115は表示部ex202及び操作キーex204を備えた本体部の各部を統括的に制御するようになされた主制御部ex311に対して、電源回路部ex310、操作入力制御部ex304、画像符号化部ex312、カメラインターフェース部ex303、LCD(Liquid Crystal Display)制御部ex302、画像復号化部ex309、多重分離部ex308、記録再生部ex307、変復調回路部ex306及び音声処理部ex305が同期バスex313を介して互いに接続されている。
電源回路部ex310は、ユーザの操作により終話及び電源キーがオン状態にされると、バッテリパックから各部に対して電力を供給することによりカメラ付ディジタル携帯電話ex115を動作可能な状態に起動する。
携帯電話ex115は、CPU、ROM及びRAM等でなる主制御部ex311の制御に基づいて、音声通話モード時に音声入力部ex205で集音した音声信号を音声処理部ex305によってディジタル音声データに変換し、これを変復調回路部ex306でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部ex301でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナex201を介して送信する。また携帯電話機ex115は、音声通話モード時にアンテナex201で受信した受信データを増幅して周波数変換処理及びアナログディジタル変換処理を施し、変復調回路部ex306でスペクトラム逆拡散処理し、音声処理部ex305によってアナログ音声データに変換した後、これを音声出力部ex208を介して出力する。
さらに、データ通信モード時に電子メールを送信する場合、本体部の操作キーex204の操作によって入力された電子メールのテキストデータは操作入力制御部ex304を介して主制御部ex311に送出される。主制御部ex311は、テキストデータを変復調回路部ex306でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部ex301でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナex201を介して基地局ex110へ送信する。
データ通信モード時に画像データを送信する場合、カメラ部ex203で撮像された画像データをカメラインターフェース部ex303を介して画像符号化部ex312に供給する。また、画像データを送信しない場合には、カメラ部ex203で撮像した画像データをカメラインターフェース部ex303及びLCD制御部ex302を介して表示部ex202に直接表示することも可能である。
画像符号化部ex312は、本願発明で説明した画像符号化装置を備えた構成であり、カメラ部ex203から供給された画像データを上記実施の形態で示した画像符号化装置に用いた符号化方法によって圧縮符号化することにより符号化画像データに変換し、これを多重分離部ex308に送出する。また、このとき同時に携帯電話機ex115は、カメラ部ex203で撮像中に音声入力部ex205で集音した音声を音声処理部ex305を介してディジタルの音声データとして多重分離部ex308に送出する。
多重分離部ex308は、画像符号化部ex312から供給された符号化画像データと音声処理部ex305から供給された音声データとを所定の方式で多重化し、その結果得られる多重化データを変復調回路部ex306でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部ex301でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナex201を介して送信する。
データ通信モード時にホームページ等にリンクされた動画像ファイルのデータを受信する場合、アンテナex201を介して基地局ex110から受信した受信データを変復調回路部ex306でスペクトラム逆拡散処理し、その結果得られる多重化データを多重分離部ex308に送出する。
また、アンテナex201を介して受信された多重化データを復号化するには、多重分離部ex308は、多重化データを分離することにより画像データのビットストリームと音声データのビットストリームとに分け、同期バスex313を介して当該符号化画像データを画像復号化部ex309に供給すると共に当該音声データを音声処理部ex305に供給する。
次に、画像復号化部ex309は、画像データのビットストリームを上記実施の形態で示した符号化方法に対応した復号化方法で復号化することにより再生動画像データを生成し、これをLCD制御部ex302を介して表示部ex202に供給し、これにより、例えばホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画データが表示される。このとき同時に音声処理部ex305は、音声データをアナログ音声データに変換した後、これを音声出力部ex208に供給し、これにより、例えばホームページにリンクされた動画像ファイルに含まる音声データが再生される。
なお、上記システムの例に限られず、最近は衛星、地上波によるディジタル放送が話題となっており、図16に示すようにディジタル放送用システムにも上記実施の形態の画像符号化装置を組み込むことができる。具体的には、放送局ex409では映像情報のビットストリームが電波を介して通信または放送衛星ex410に伝送される。これを受けた放送衛星ex410は、放送用の電波を発信し、この電波を衛星放送受信設備をもつ家庭のアンテナex406で受信し、テレビ(受信機)ex401またはセットトップボックス(STB)ex407などの装置によりビットストリームを復号化してこれを再生する。また、記録媒体であるCDやDVD等の蓄積メディアex402に記録したビットストリームを読み取り、復号化する再生装置ex403にも画像復号化装置を実装することが可能である。この場合、再生された映像信号はモニタex404に表示される。また、ケーブルテレビ用のケーブルex405または衛星/地上波放送のアンテナex406に接続されたセットトップボックスex407内に画像復号化装置を実装し、これをテレビのモニタex408で再生する構成も考えられる。このときセットトップボックスではなく、テレビ内に画像復号化装置を組み込んでも良い。また、アンテナex411を有する車ex412で衛星ex410からまたは基地局ex107等から信号を受信し、車ex412が有するカーナビゲーションex413等の表示装置に動画を再生することも可能である。
更に、画像信号を上記実施の形態で示した画像符号化装置で符号化し、記録媒体に記録することもできる。具体例としては、DVDディスクex421に画像信号を記録するDVDレコーダや、ハードディスクに記録するディスクレコーダなどのレコーダex420がある。更にSDカードex422に記録することもできる。レコーダex420が画像復号化装置を備えていれば、DVDディスクex421やSDカードex422に記録した画像信号を再生し、モニタex408で表示することができる。
なお、カーナビゲーションex413の構成は例えば図15に示す構成のうち、カメラ部ex203とカメラインターフェース部ex303、画像符号化部ex312を除いた構成が考えられ、同様なことがコンピュータex111やテレビ(受信機)ex401等でも考えられる。
また、上記携帯電話ex114等の端末は、符号化器・復号化器を両方持つ送受信型の端末の他に、符号化器のみの送信端末、復号化器のみの受信端末の3通りの実装形式が考えられる。
このように、上記実施の形態で示した画像符号化方法を上述したいずれの機器・システムに用いることは可能であり、そうすることで、上記実施の形態で説明した効果を得ることができる。
また、本発明はかかる上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形または修正が可能である。
以上のように、本発明に係る画像符号化方法は、例えば携帯電話、DVD装置、およびパーソナルコンピュータ等で、原画像が映画信号である部分およびNTSC信号である部分の少なくとも一方を含むプログレッシブ画像信号を符号化するための方法として有用である。
本発明の実施の形態1における画像符号化装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるサンプリング変換器のブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるサンプリング変換処理の説明図である。 MPEG−4で符号化されたビットストリームの構成の概略を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるサンプリング変換器のブロック図である。 本発明の実施の形態2におけるサンプリング変換処理の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態2における他のパターンのサンプリング変換処理の説明図である。 本発明の実施の形態2における他のパターンのサンプリング変換処理の説明図である。 本発明の実施の形態3における画像符号化装置のブロック図である。 本発明の実施の形態3における画像符号化装置のブロック図である。 本発明の実施の形態3におけるテレシネ画像判定器の動作を示すフローチャートである。 各実施の形態の画像符号化方法をコンピュータシステムにより実現するためのプログラムを格納するための記録媒体についての説明図であり、(a) 記録媒体本体であるフレキシブルディスクの物理フォーマットの例を示した説明図、(b) フレキシブルディスクの正面からみた外観、断面構造、及びフレキシブルディスクを示した説明図、(c) フレキシブルディスクFDに上記プログラムの記録再生を行うための構成を示した説明図である。 コンテンツ配信サービスを実現するコンテンツ供給システムの全体構成を示すブロック図である。 携帯電話の一例を示す図である。 携帯電話の内部構成を示すブロック図である。 ディジタル放送用システムの全体構成を示すブロック図である。 非テレシネ画像信号をプログレッシブ画像信号に変換する処理の説明図である。 従来の画像符号化装置の構成を示すブロック図である。 テレシネ画像信号をプログレッシブ画像信号に変換する処理の説明図である。
符号の説明
101 プログレッシブ画像信号
102a,102b サンプリング変換器
103 サンプリング変換後のプログレッシブ画像信号
104 画像符号化器
105 画像符号化データ
106 テレシネ変換情報
205,206,401 スイッチ
207,402 グラウンド出力
601 遅延器
602 1フレーム遅延されたプログレッシブ画像信号
603 テレシネ画像判定器
701 類似度計算器
702 類似度
703 一致検出器
704 一致信号
705 テレシネ画像検出器
Cs コンピュータシステム
FD フレキシブルディスク
FDD フレキシブルディスクドライブ

Claims (7)

  1. 原画像が映画信号である部分およびテレビ放送用のNTSC信号である部分を含むプログレッシブ画像信号を符号化する画像符号化方法であって、
    前記プログレッシブ画像信号の原画像が映画信号である部分は、原画像である前記映画信号をNTSC信号に変換された後、前記NTSC信号をプログレッシブ画像信号に変換された、所定フレームごとに同一フレームを2フレーム連続して含む信号であり、
    前記画像符号化方法は、
    前記プログレッシブ画像信号の原画像が映画信号である部分に対しては、2フレーム毎に1フレームの割合、次に3フレーム毎に1フレームの割合で抽出し、以降これらの割合での抽出を繰り返すことで、前記映画信号を構成するフレーム列が時間的に等間隔に間引かれたものに相当するフレーム列を生成する第1の方法で、前記プログレッシブ画像信号の原画像がNTSC信号である部分に対しては、2フレーム毎に1フレームの割合で抽出を繰り返すことで、前記NTSC信号を構成するフレーム列が時間的に等間隔に間引かれたものに相当するフレーム列を生成する第2の方法でサンプリングを行うサンプリングステップと、
    前記サンプリングステップによりサンプリングされたフレームを符号化する符号化ステップと
    を含むことを特徴とする画像符号化方法。
  2. 前記プログレッシブ画像信号のうちの原画像が映画信号である部分は、5フレームごとに連続する同一内容の2フレームを含み、
    前記サンプリングステップでは、
    前記2フレーム毎に1フレームの割合で抽出するときには、連続する同一内容の2フレームからいずれかを抽出し、
    前記3フレーム毎に1フレームの割合で抽出するときには、前記連続する同一内容の2フレームに続く3フレームから、時間的に真ん中に位置するフレームを抽出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像符号化方法。
  3. 前記プログレッシブ画像信号のうちの原画像が映画信号である部分は、5フレームごとに連続する同一内容の2フレームを含み、
    前記サンプリングステップでは、
    前記2フレーム毎に1フレームの割合で抽出するときには、連続する同一内容の2フレームからなる第1の連続フレーム群に続く2フレームから、先のフレームを抽出し、
    前記3フレーム毎に1フレームの割合で抽出するときには、前記第1の連続フレーム群の後に連続する同一内容の2フレームからなる第2の連続フレーム群と、前記第2の連続フレーム群の直前に位置するフレームとから、前記第2の連続フレーム群の直前に位置する前記フレームを抽出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像符号化方法。
  4. 前記サンプリングステップでは、入力される前記プログレッシブ画像信号の原画像が映画信号であるかNTSC信号であるかを示すテレシネ変換情報に基づいて、前記第1または第2の方法でのサンプリングを切替える
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像符号化方法。
  5. 前記画像符号化方法は、さらに、前記プログレッシブ画像信号に基づいて前記プログレッシブ画像信号の各フレームの原画像が映画信号であるかNTSC信号であるかを検出する原画像判定ステップを含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像符号化方法。
  6. 原画像が映画信号である部分およびテレビ放送用のNTSC信号である部分の少なくとも一方を含むプログレッシブ画像信号を符号化する画像符号化装置であって、
    前記プログレッシブ画像信号の原画像が映画信号である部分は、原画像である前記映画信号をNTSC信号に変換された後、前記NTSC信号をプログレッシブ画像信号に変換された、所定フレームごとに同一フレームを2フレーム連続して含む信号であり、
    前記画像符号化装置は、
    前記プログレッシブ画像信号の原画像が映画信号である部分に対しては、2フレーム毎に1フレームの割合、次に3フレーム毎に1フレームの割合で抽出し、以降これらの割合での抽出を繰り返すことで、前記映画信号を構成するフレーム列が時間的に等間隔に間引かれたものに相当するフレーム列を生成する第1の方法で、前記プログレッシブ画像信号の原画像がNTSC信号である部分に対しては、2フレーム毎に1フレームの割合で抽出を繰り返すことで、前記NTSC信号を構成するフレーム列が時間的に等間隔に間引かれたものに相当するフレーム列を生成する第2の方法でサンプリングを行うサンプリング変換手段と、
    前記サンプリング変換手段により出力された信号を符号化する画像符号化手段と
    を備えることを特徴とする画像符号化装置。
  7. 原画像が映画信号である部分およびテレビ放送用のNTSC信号である部分の少なくとも一方を含むプログレッシブ画像信号を符号化するためのプログラムであって、
    前記プログレッシブ画像信号の原画像が映画信号である部分は、原画像である前記映画信号をNTSC信号に変換された後、前記NTSC信号をプログレッシブ画像信号に変換された、所定フレームごとに同一フレームを2フレーム連続して含む信号であり、
    前記プログラムは、
    前記プログレッシブ画像信号の原画像が映画信号である部分に対しては、2フレーム毎に1フレームの割合、次に3フレーム毎に1フレームの割合で抽出し、以降これらの割合での抽出を繰り返すことで、前記映画信号を構成するフレーム列が時間的に等間隔に間引かれたものに相当するフレーム列を生成する第1の方法で、前記プログレッシブ画像信号の原画像がNTSC信号である部分に対しては、2フレーム毎に1フレームの割合で抽出を繰り返すことで、前記NTSC信号を構成するフレーム列が時間的に等間隔に間引かれたものに相当するフレーム列を生成する第2の方法でサンプリングを行うサンプリングステップと、
    前記サンプリングステップによりサンプリングされたフレームを符号化する符号化ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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