JP4196283B2 - データ記録装置および方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム - Google Patents

データ記録装置および方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明はデータ記録装置および方法、プログラム格納媒体、並びにプログラムに関し、特に、情報記録媒体に記録されているデータが編集され、任意のビデオデータを任意の順序で再生する場合においても、再生を適切に制御することができるようにしたデータ記録装置および方法、データ再生装置および方法、情報記録媒体、プログラム格納媒体、並びにプログラムに関する。
AV(Audio Visual)信号を情報量圧縮する高能率符号化方式の1つにDV(Digital Video)方式がある。この符号化方式は、Specification of Consumer-Use Digital VCRs using 6.3mm magnetic tape, HD DIGITAL VCR CONFERENCEに開示されている。DVは、ビデオカセットテープを用いるカムコーダ(カメラ一体型のビデオテープレコーダ)等に応用されている。
DV信号は、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers )1394ディジタルインターフェース(以下、IEEE1394 I/Fと称する)経由で入出力できる。このIEEE1394 I/Fを流れる信号のフォーマットを図1に示す。
IEEE1394 I/F上では、DV信号をDIFブロックと呼ばれる80バイトのブロック単位に扱い、150 DIF block(ブロック)で、1 DIF Sequence(シーケンス)を構成する。DIF Sequenceは、header section, subcode section, VAUX section,およびAudio&video sectionを持つ。SD-DVCR(スタンダードTV(テレビジョン)信号の標準圧縮モード)の場合、1ビデオフレームは、例えば、NTSC(National Television System Committee)方式のような525-60システムでは、10 DIF sequenceで構成され、また、例えば、PAL(Phase Alternating Line)方式のような625-50システムでは、12 DIF sequenceで構成される。なお、SDL-DVCR(スタンダードTV信号の高圧縮モード)の場合、1ビデオフレームは、525-60システムでは、5 DIF sequenceで構成され、また、625-50システムでは、6 DIF sequenceで構成される。
DIF blockは、先頭の3バイトのID(Identifier)と、77バイトのデータから構成される。IDには、section(セクション)のtype(タイプ)を表すDIF block type, カラーシーケンスを表すsequence number, DIF sequence number, およびDIF block numberがある。DIF sequenceの先頭はDIF blockのID内にあるDIF block typeを見て、Header sectionであれば、そこがDIF sequenceの先頭である。Header sectionのDIF Blockは、1バイト目の上位3bitが000である。
このようなフォーマットのDV信号は、Isochronousパケットの形で、IEEE1394 I/F上を流れる。DV信号を伝送するIsochronousパケットのペイロードをsource packet(ソースパケット)と呼ぶ。1つのSource packetのサイズは、6 DIF block(480バイト)の固定長である。
525-60システムのDIF blockとソースパケットの関係を図2に示す。DVストリームは、各フレームが、全て、フレーム内符号化され、1フレームが120,000バイトの固定ビットレートであるので、1ビデオフレーム当たりのsource packet数は固定である。SD-DVCRの1ビデオフレーム当たりのsource packet数は、525-60 systemでは250個であり、625-50 systemでは300個である。DV規格では、以上のようなDIF blockを、幅6.35mmのテープ記録媒体に記録している。
特開2001−157145号公報
ところで、近年、記録再生装置から取り外し可能なディスク型の情報記録媒体として、各種の光ディスクが提案されつつある。このような記録可能な光ディスクは、数ギガバイトの大容量メディアと数十Mbpsの高転送ビットレートの特徴を持ち、ビデオ信号等のAV(Audio Visual)信号を記録するメディアとしての期待が高い。今後は、カムコーダ等でテープに記録したDV信号をIEEE1394 I/Fを経由して、光ディスクへ記録するDV記録再生装置が求められると予想される。
上述したように、記録媒体の容量が増大することにより、その記録媒体には、多くのデータ(例えば、ビデオ素材に関する映像データや音声データなど)が記録できるようになる。従って、1枚のディスクに多くのDVビデオ素材が記録されることになり、ユーザが、それらのディスク内に記録されている多くのDVビデオ素材の中から、所望の画像を視聴できるように編集するといったような操作が必要になる。
しかしながら、編集されたデータを再生する(ディスク上に散らばるシーンを任意の順序で並べたものを再生する)場合、各シーン単体では、滑らかに再生する(元々、ディスクに連続的に記録されたシーンであるため、勿論滑らかに再生する)が、編集によって生じたシーンとシーンのつなぎ目においては、滑らかに再生されるとは限らない。
具体的には、シーンのつなぎ目において、光学ピックアップの移動や、ディスクの回転待ちが発生し、その間、データの読み込みが停止するため、読み込みバッファに蓄積されているデータがなくなると、データのデコード動作が停止してしまう。このため、表示画像が一時停止する、音声が途切れるなどの、再生の不連続が生じるという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、記録媒体に記録されているDVビデオ素材の内容を編集した場合においても、記録媒体に記録されているデータの再生制御をより適切に行なうことができるようにすることを目的とする。
本発明の第1のデータ記録装置は、情報記録媒体に記録されているビデオデータが編集された場合、ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数のアイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成手段と、ビデオデータ、リスト情報、および接続情報を情報記録媒体に記録する記録手段とを備え、ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、接続情報は、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として情報記録媒体に記録され、生成手段は、情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成されるビデオデータのうち、アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した第1の情報に基づいて、接続情報を生成することを特徴とする。
第1のデータ記録装置は、記録専用の装置として構成しても良いし、記録と再生の両方を実行する装置の記録処理を行うブロックとして構成してもよい。
アイテム情報により接続される接続点に隣接する2つの第1の情報のデータ量が所定のデータ量を超えるか否かを検出する検出手段をさらに含み、生成手段は、検出手段の検出結果に基づいて接続情報を生成するようにすることができる。
記録手段は、接続情報が、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていない情報である場合、隣接する2つのアイテム情報の第1の情報を複製して、新たな第2の情報を生成し、情報記録媒体の空き領域に記録するようにすることができる。
本発明の第1のデータ記録方法は、情報記録媒体に記録されているビデオデータが編集された場合、ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数のアイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成ステップと、ビデオデータ、リスト情報、および接続情報の情報記録媒体への記録を制御する記録制御ステップとを含み、ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、接続情報は、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として情報記録媒体に記録され、生成ステップの処理は、情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成されるビデオデータのうち、アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した情報に基づいて、接続情報を生成することを特徴とする。
本発明の第1のプログラム格納媒体に格納されているプログラムは、情報記録媒体に記録されているビデオデータが編集された場合、ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数のアイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成ステップと、ビデオデータ、リスト情報、および接続情報の情報記録媒体への記録を制御する記録制御ステップとを含み、ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、接続情報は、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として情報記録媒体に記録され、生成ステップの処理は、情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成されるビデオデータのうち、アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した情報に基づいて、接続情報を生成することを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、情報記録媒体に記録されているビデオデータが編集された場合、ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数のアイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成ステップと、ビデオデータ、リスト情報、および接続情報の情報記録媒体への記録を制御する記録制御ステップとを含む処理を実行させ、ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、接続情報は、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として情報記録媒体に記録され、生成ステップの処理は、情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成されるビデオデータのうち、アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した情報に基づいて、接続情報を生成することを特徴とする。
本発明の第2のデータ記録装置は、情報記録媒体に記録されているビデオデータが編集された場合、ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数のアイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成手段と、ビデオデータ、リスト情報、および接続情報を情報記録媒体に記録する記録手段とを備え、ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、接続情報は、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として情報記録媒体に記録され、生成手段は、情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成されるビデオデータのうち、アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した第1の情報に基づいて、接続情報を生成し、記録手段は、接続情報が、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていないことを表わす場合、隣接する2つのアイテム情報の第1の情報を複製して第2の情報を生成し、情報記録媒体の空き領域に記録し、生成手段は、記録手段により第2の情報が記録された場合、接続情報を、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていることを表わす情報に変更することを特徴とする。
第2のデータ記録装置は、記録専用の装置として構成しても良いし、記録と再生の両方を実行する装置の記録処理を行うブロックとして構成してもよい。
本発明の第2のデータ記録方法は、情報記録媒体に記録されているビデオデータが編集された場合、ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数のアイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成ステップと、ビデオデータ、リスト情報、および接続情報の情報記録媒体への記録を制御する記録制御ステップとを含み、ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、接続情報は、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として情報記録媒体に記録され、生成ステップの処理は、情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成されるビデオデータのうち、アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した第1の情報に基づいて、接続情報を生成し、記録制御ステップの処理は、接続情報が、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていないことを表わす場合、隣接する2つのアイテム情報の第1の情報を複製して第2の情報を生成し、情報記録媒体の空き領域に記録し、生成ステップの処理は、記録ステップの処理により第2の情報が記録された場合、接続情報を、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていることを表わす情報に変更することを特徴とする。
本発明の第2のプログラム格納媒体に格納されているプログラムは、情報記録媒体に記録されているビデオデータが編集された場合、ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数のアイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成ステップと、ビデオデータ、リスト情報、および接続情報の情報記録媒体への記録を制御する記録制御ステップとを含み、ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、接続情報は、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として情報記録媒体に記録され、生成ステップの処理は、情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成されるビデオデータのうち、アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した第1の情報に基づいて、接続情報を生成し、記録制御ステップの処理は、接続情報が、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていないことを表わす場合、隣接する2つのアイテム情報の第1の情報を複製して第2の情報を生成し、情報記録媒体の空き領域に記録し、生成ステップの処理は、記録ステップの処理により第2の情報が記録された場合、接続情報を、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていることを表わす情報に変更することを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、情報記録媒体に記録されているビデオデータが編集された場合、ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数のアイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成ステップと、ビデオデータ、リスト情報、および接続情報の情報記録媒体への記録を制御する記録制御ステップとを含む処理を実行させ、ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、接続情報は、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として情報記録媒体に記録され、生成ステップの処理は、情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成されるビデオデータのうち、アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した第1の情報に基づいて、接続情報を生成し、記録制御ステップの処理は、接続情報が、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていないことを表わす場合、隣接する2つのアイテム情報の第1の情報を複製して第2の情報を生成し、情報記録媒体の空き領域に記録し、生成ステップの処理は、記録ステップの処理により第2の情報が記録された場合、接続情報を、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていることを表わす情報に変更することを特徴とする。
本発明の第1のデータ記録装置および方法、第1のプログラム格納媒体、並びに第1のプログラムにおいては、情報記録媒体に記録されているビデオデータが編集された場合、ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数のアイテム情報における各アイテム情報の接続情報が生成され、ビデオデータ、リスト情報、および接続情報が情報記録媒体に記録される。また、ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、接続情報は、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として情報記録媒体に記録され、生成手段により、情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成されるビデオデータのうち、アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した情報に基づいて、接続情報が生成される。
本発明の第2のデータ記録装置および方法、第2のプログラム格納媒体、並びに第2のプログラムにおいては、情報記録媒体に記録されているビデオデータが編集された場合、ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数のアイテム情報における各アイテム情報の接続情報が生成され、ビデオデータ、リスト情報、および接続情報が情報記録媒体に記録される。また、ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、接続情報は、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として情報記録媒体に記録され、生成手段により、情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成されるビデオデータのうち、アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した第1の情報に基づいて、接続情報が生成され、記録手段により、接続情報が、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていないことを表わす場合、隣接する2つのアイテム情報の第1の情報が複製され第2の情報が生成され、情報記録媒体の空き領域に記録される。さらに、生成手段により第2の情報が記録された場合、接続情報を、編集されたビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていることを表わす情報に変更される。
第1の本発明によれば、情報記録媒体に記録されているデータが編集され、任意のビデオデータを任意の順序で再生する場合においても、シームレス再生が可能であるかを知ることができる。また、再生を適切に制御することができる。
さらに、第2の本発明によれば、編集の結果、シームレス再生が不可能になったビデオデータを、シームレス再生可能にすることが可能になる。
本発明において、映像および音声をディジタル符号化したデータ(ビデオデータ)を、ファイルシステムが扱うファイル形式にし、ディスクに記録したものをClip(クリップ)AVストリームファイルと称する。
このようなClip AVストリームファイルの一部または全ての範囲を指定して、必要な部分だけを並べて再生する再生順序指定の仕組みを説明する。図3は、記録媒体(後述する図26の記録媒体10)上のアプリケーションフォーマットの簡単化された構造を示している。図3に示されるように、Clip AVストリームファイルの一部または全ての範囲を指定して、必要な部分だけを再生する再生順序指定がPlayList(プレイリスト)である。PlayListは、ユーザからみて、ひとまとまりの映像および音声の単位である。最も簡単なPlayListとしては、記録開始から記録終了までの単位で、編集をしない場合には、通常、これが1つのPlayListとなる。
PlayListは、どのAVストリームを再生するかという、Clip AVストリームファイルの指定と、そのファイル中の再生開始点(IN)と再生終了点(OUT)の集まりで構成される。このClip AVストリームファイルの指定と再生開始点(IN)・再生終了点(OUT)の情報を1組とし、これをPlayItem(プレイアイテム)と称する。PlayListはPlayItemの集合で構成される。PlayItemを再生するということは、そのPlayItemが参照するClip AVストリームの一部分を再生することと等価である。
PlayListには、2つのタイプがある。1つは、Real PlayList(リアルプレイリスト)であり、もう1つは、Virtual PlayList(バーチャルプレイリスト)である。Real PlayListは、Clip(クリップ)をユーザに提示する役割を持ち、通常、ClipはいずれかのReal PlayListから参照されている。このため、Real PlayListの再生時間の合計は、ディスク上に存在するClipの総再生時間と一致する。つまり、2つ以上のReal PlayListが、Clipの同一箇所を参照することはない。
Real PlayListは、Clipの一部または全部を排他的に参照している。AVストリームが新しいClipとして記録される場合、そのClip全体の再生可能範囲を参照するReal PlayListが自動的に生成される。Real PlayListの再生範囲の一部分が消去された場合、それが参照しているClipのストリーム部分のデータもまた消去される。
Virtual PlayListは、Clipのデータを排他的に占有してはいないPlayListである。そのため、Clipの同一箇所を複数のVirtual PlayListが参照する状況も可能である。Virtual PlayListが変更または消去されたとしても、Virtual PlayListの構成情報が更新されるだけで、Clipは何も変化しない。
なお、以下の説明においては、Real PlayListとVirtual PlayListを総称して単に、PlayListと称する。
Clip AVストリームには、画像・音声を符号化したデータが記録されているが、このClip AVストリームに1対1に対応するファイル(クリップ情報ファイル(以下、Clip information fileと称する))も記録される。これは、再生、編集をより容易にするための付属情報が格納されたファイルである。このClip information fileと、Clip AVストリームの両方をひとまとまとりのオブジェクトとみなし、これをClip(クリップ)と称する。すなわち、ClipはClip AVストリームとそれに付随する情報から構成される1つのオブジェクトである。
このように、Clip、PlayItem、PlayListという図3に示されるような構造を定義することにより、AVストリームファイルを変更せずに、任意の部分だけを再生する非破壊再生順序指定が可能となる。
図4は、PlayListファイルにストアされるPlayList()のシンタクスを示す。
lengthは、lengthの直後のフィールドから、PlayList()の終わりまでのバイト長を示す。PL_CPI_typeは、このPlayListが持つCPI(特長点情報)の種類を表す。number_of_PlayItemsは、このPlayListを構成するPlayItemの数を表す。number_of_SubPlayItemsは、このPlayListに付けられているアフレコオーディオ用のPlayItem(SubPlayItem)の数を表す。
また、PlayItem()はPlayItemの情報を、SubPlayItem()はSubPlayItemの情報を格納する。
PlayListがVirtual PlayListであり、かつ、CPIが図4に示されるような条件を満たす時だけ、SubPlayItemを持つことが出来るようなシンタクスである。
SubPlayItem()は、編集する場合、PlayListにアフレコ音声等を追加するときに用いる構造であるが、本発明と関連が低いため、詳細な説明は割愛する。
図5は、PlayItem()のシンタクスを示す。lengthは、lengthの直後のフィールドから、PlayItem()の終わりまでのバイト長を示す。Clip_Information_file_nameは、このPlayItemが参照しているClipのClip情報ファイル(後述する図10において拡張子がclpiであるファイル)のファイル名が文字列で格納されている。
Clip_codec_identifierは、このPlayItemが参照しているClip AVストリームが、どのような符号化方式により生成されたデータであるかを示す。DV方式で符号化されている場合は、ISO646で符号化された文字列"DVSD"が入る。
connection_conditionは、このPlayItemが次のPlayItemとの間でどのような接続がされているかを表す情報であり、PlayItemの間を継ぎ目なく再生できるかを表している。connection_conditionの詳細は後述する。
ref_to_STC_idは、DVストリームの場合、CPI_typeが1ではないので、適用されない。
IN_timeは、このPlayItemの開始点(IN点)の、Clip内で一意の位置を指定するPTS (presentation_time_stamp:45kHzカウンタのカウンタ値)を表し、OUT_time はPlayItemの終了点(OUT点)の、Clip内で一意の位置を指定するPTSを表す。
図6は、Clip information file(Clip information ファイル)とClip AV stream file (Clip AVストリームファイル)の関係を示す図である。Clip information fileは、1対1に対応するClip AV stream fileのデータ形式を表す属性情報、およびAVストリーム上の時間軸情報を管理するデータベースが格納されたファイルである。このClip information fileには、データの内容を管理するためのDV_Clip情報と、AVストリーム上の時間軸情報を管理するためのDVF-sequence情報が含まれている。
図7は、Clip Information Fileのシンタクスを示す。図7に示されるように、Clip全般の属性をあらわす構造としてDV_ClipInfo()があり、AVストリーム上の時間軸情報を管理するDVF-Sequenceの情報を格納するために、DVF_SequecneInfo()がある。ClipMark()やMakersPrivateData()もClipに関連する情報を格納するデータ構造であるが、本発明とは関連が低いので、詳細は割愛する。
図8は、ClipInfo()のシンタクスを示す。lengthは、lengthの直後のフィールドから、DV_ClipInfo()の終わりまでのバイト長を示す。Clip_stream_typeは、値が1の時は、このClipに対応するAVストリームファイルのストリームが通常のAVストリームが格納されたClip AVストリームであることをあらわし、値が2の時は、後述するシームレス接続のためのブリッジClip AV ストリームであることを示す。DV_typeによって、1DVフレームのバイトサイズがわかる。DV_format_typeには、SD-DVCR 525-60 system(120,000 byte), SD-DVCR 625-50 system(144,000 byte), SDL-DVCR 525-60 system(60,000 byte)またはSDL-DVCR 625-50 system(72,000 byte)などの種類がある(カッコの中は、それぞれの場合の1フレームのバイトサイズを表わす)。
図9は、DVF_SequenceInfo()のシンタクスを示す。num_of_DVF_sequencesは、AVストリームファイルの中にあるDVF-sequenceの数を示す。offset_frame_number[dvsq_id]は、AVストリームファイルのdvsq_idによって参照されるDVF-sequence上の最初のDVフレームに対するオフセットのフレーム番号を示す。このフレーム番号により、DVF-sequence上の最初に表示されるDVフレームの再生時刻presentation_start_time[dvsq_id]が決まり、その後に続く各DVフレームに対して連続な時刻が割り当てられる。offset_frame_number[dvsq_id]を適切に設定することで、各DVフレームの時刻はClip内で一意の時刻となる。この再生時刻は、PlayItemのIN_time,OUT_timeでの指定に使われる。再生時刻の値は、時間を45kHzでカウントしたときのカウント値(つまり1/45000[秒]の精度)とする。
presentation_start_time[dvsq_id]は、式(1)によって求められる。
presentation_start_time[dvsq_id] = offset_frame_number[dvsq_id]×(45000/29.97)・・・(1)
また、num_of_frames[dvsq_id]により、IN,OUT点で指定されるDVF_sequence上の、時刻範囲(PlayItem()のIN_time, OUT_timeがdvf_idで指定されるDVF_sequence上を指している場合の時刻範囲)は式(2)を参照して求められる。
presentation_start_time[dvsq_id] <= IN_time, OUT_time
<= presentation_start_time[dvsq_id] + num_of_frames[dvsq_id]×(45000/29.97)・・・(2)
式(2)において、num_of_frames[dvsq_id]は、dvsq_idによって参照されるDVF-sequence上にあるフレーム数を示す。これは、leading_data_size[dvsq_id]によって位置が決まる最初のDVフレームから、trailing_data_size[dvsq_id]によって決まる最後のDVフレームまでの区間に含まれるフレームの数である。
leading_data_size[dvsq_id]は、dvsq_idによって参照されるDVF-sequence上の最初のDVフレームの前にあるデータのバイト数を示す。
trailing_data_size[dvsq_id]は、dvsq_idによって参照されるDVF-sequence上の最後のDVフレームの後ろに続くデータのバイト数を示す。
DVF_SequenceInfo()の中でエントリーされるoffset_frame_number[dvsq_id]の値は、昇順に並んでいる。すなわち、DVF_SequenceInfo()の中でエントリーされるoffset_frame_number[dvsq_id]は、式(3)および式(4)に示される条件を満たす。
offset_frame_number[0] ≧ 0・・・(3)
0 < dvsq_id < num_of_DVF_sequences であるdvsq_id について、
offset_frame_number[dvsq_id] > offset_frame_number[dvsq_id - 1]+num_of_frames[dvsq_id - 1]・・・(4)
ただし、DV ClipがクリップAVストリームではなくブリッジクリップAVストリームの場合には別のルールが適用されるが、詳細は省略する。
以上が、DV記録用のデータ構造の概要である。このようなデータ構造により、DVストリームをディスク状媒体にファイルの形で記録し、また、再生したい部分をIN点およびOUT点の組で指定したPlayItemの並びでPlayListを構築し、管理することが可能になる。
次に、図10を参照して、各種の情報が記録再生される記録媒体(メディア)(後述する図27の記録媒体10)上のファイルについて説明する。まず、ディスク上にディレクトリBDAVを用意し、このディレクトリの下のディレクトリ・ファイルが、1つの記録再生システムで管理される範囲とする。ディレクトリBDAVは、ディスクのルートディレクトリにあっても良いし、あるディレクトリの下に存在していても良い。
ディレクトリBDAVには、info.bdavというファイルが置かれる。また、ディレクトリBDAVの下には、ディレクトリPLAYLIST, ディレクトリCLIPINF, ディレクトリSTREAMという各ディレクトリが置かれる。
ファイルxxxxx.rpls, yyyyy.vplsは、ディレクトリPLAYLISTの下に置かれ、ディレクトリCLIPINFにはファイルzzzzz.clpiが置かれ、ディレクトリSTREAMには、ファイルzzzzz.dvsdが置かれる。
以上をまとめると、図10に示されるように、ディレクトリBDAVの下には、以下のファイルが記録される。
1番目のファイルは、ディレクトリ全体に関する情報を格納するファイルとしての、info.bdavファイルである。
2番目のファイルは、プレイリストの情報を格納するファイルとしてのxxxxx.rplsおよびyyyyy.vplsファイルである。
拡張子が"rpls"のファイルは、1個のReal PlayListに関連する情報をストアする。それぞれのReal PlayList毎に、1個のファイルが作られる。ここで、"xxxxx"は、5個の0から9までの数字である。
拡張子が"vpls"のファイルは、1個のVirtual PlayListに関連する情報をストアする。それぞれのVirtual PlayList毎に、1個のファイルが作られる。ここで、"yyyyy"は、5個の0から9までの数字である。
3番目のファイルは、クリップの情報を格納するファイルで、Clipに関する属性情報、DVF-sequenceに関する情報が格納されているzzzzz.clpiファイルである(図6参照)。このファイルは、1個のClip AVストリームファイルに対応するClip Information fileである。"zzzzz"は、5個の0から9までの数字である。
4番目のファイルは、Clip AVストリームが格納されているファイルとしてのzzzzz.dvsdファイルである。ここで、zzzzzは、各dvsdファイルがclpiファイルと1対1に対応する番号である。
ファイルinfo.bdavは、ディレクトリBDAVの下にだた1つある。info.bdavの内部は、機能別の情報ごとにブロックを構成しており、version_number、ディレクトリBDAVに関する情報、Playlistの並びに関する情報、記録再生装置のメーカ固有の情報から構成されている。info.bdavの内容は本発明とは関連が低いので、詳細については割愛する。
ファイルxxxxx.rplsおよびyyyyy.vplsは、ディレクトリPLAYLISTの下にあり、各PlayListに対してファイル1つが1対1に対応している。
xxxxx.rplsおよびyyyyy.vplsの構造を、図11に示す。ファイルの内部は、機能別の情報ごとにブロックを構成しており、PlayListに関する属性情報はUIAppInfoPlayList()に、PlayListを構成するPlayItemに関する情報はPlayList()に格納される。また、プレイリスト内に頭出し点を設定すること、またチャプターなどのプレイリストを細分化する構造を設けることを可能にするマークの情報はPlayListMark()に、このPlayListファイルを記録した記録再生装置のメーカ固有の情報はMakersPrivateData() に、それぞれ格納される。
ファイルの先頭部分には、ブロックの先頭位置を表す32bitのアドレス(PlayListMark_start_address等)が記述されている。これにより、ブロックの前あるいは後ろに任意の長さのpadding_wordを挿入することが可能となる。
ただし、ファイル内で最初のブロックであるUIAppInfoPlayList()の開始位置は固定で、ファイルの先頭から320バイト目となっている。
UIAppInfoPlayList()、PlayListMark()、およびMakersPrivateData()の説明は、本発明とは関連が低いので詳細を割愛する。
次に、Clip AVストリームファイルの構造を説明する。Clip AVストリームファイルは、IEEE1394 I/F経由を流れるDV信号フォーマットの1ビデオフレーム(図2参照)を単位として記録される。
図12に示されるように、1フレームごとにDVストリームを入力し、新規に記録媒体に記録するようにすると、図13に示されるように、AVストリームファイル上では、入力されてきたDVフレームのデータが順次詰められ、論理的に連続なバイト列として(図13の例の場合、フレーム番号0,1,2,3,4で示されるフレームのバイト列として)記録される。
図14は、図13のDVF-sequenceを説明する図である。横軸はファイルの先頭からのバイト位置を表わし、縦軸は、フレーム番号を表わす。図12および図13に示されるように、DVストリームを新規に記録媒体に記録した場合、図14に示されるように、DVフレームの記録順にフレーム番号が割り当てられる。このように、AVストリームファイルの中でフレーム番号が連続なDVフレームのバイト列をDVF-sequenceと呼ぶ。図13の例の場合、フレーム番号0から4が割り当てられた5枚のフレームからなるバイト列は、1個のDVF-sequenceである(1個のDVF-sequenceに対応する期間Tでは、フレーム番号が連続している)。DVストリームを新規に記録媒体に記録する時、そのClipはDVフレーム番号の不連続点を含まず、ただ1つのDVF-sequenceを持つ。
ファイルシステムはデータの記録と再生を、セクタと呼ばれるロジカルブロック単位に行うため、DVストリームの記録と再生もセクタの倍数の単位で行われる。そのため、図15に示されるように、AVストリームファイルを新規に記録した時、DVF-sequenceの先頭はセクタ境界と整合するように記録される。図15の上の段は、AVストリームファイルを新規に記録した時のDVF-sequenceを表わし、下の段は、そのときの記録媒体に記録されるデータ配置の例を表す。
ところで、1つのセクタのサイズは2048バイトであることが多いが、DVの1フレーム分のデータサイズ(120,000バイト)は、その2048バイトの整数倍ではない。よって、ファイル先頭のフレームデータ以外の、フレームデータの先頭バイトの位置は、必ずしもセクタの境界とは一致してはいない。そのため、AVストリームファイルを1フレームのデータを単位として部分的に消去する場合でも、実際にはセクタの単位で消去をする必要がでてくる。
図16は、図15のDVF-sequenceのはじめと終わりのデータを部分的に消去したときのディスク上のデータ配置を示す。この場合、DVF-sequenceの先頭がセクタ境界にアラインするようにデータを消去する(データは、セクタ単位で消去される)。そのため、最初の完全なDVフレームの前に、"Leading_data_size"で示される大きさの、不完全なフレームデータ(削除されたフレームのデータ)が残る。また、DVF-sequenceの最後がセクタ境界にアラインするようにデータを消去する。そのため、最後の完全なDVフレームの後ろに、"Trailing_data_size"で示される大きさの、不完全なフレームデータ(削除されたフレームのデータ)が残る。
次に、上記のようにClip AVストリームのデータが部分的に消去され、複数のDVF-sequenceが生成される場合について説明する。
図17は、DVストリームを新規に記録媒体に記録する時にできるDVF-sequenceを示す。このフレーム番号FN=aからFN=bの再生区間と、FN=cからFN=dの再生区間を残して、不要な再生区間のデータを消去する場合を考える。図18は、データを消去する前(編集前)の図17のDVF-sequenceのフレーム番号(FN)を示す図である(図14に対応する)。この場合、DVF-sequenceのフレーム番号は、DVFsequenceのバイト数に対して比例している。
図19に、図17において、フレーム番号FN=aからFN=bの再生区間と、FN=cからFN=dの再生区間を残して、不要な再生区間のデータを消去した結果を示す。このような編集が行なわれると、Clip(図19)には2個のDVF-sequenceが生成される。1番目のDVF-sequence(図中のDVF-sequence#0)は、フレーム番号FN=aからFN=bの再生区間のフレームデータを含み、2番目のDVF-sequence(図中のDVF-sequence#1)は、フレーム番号FN=cからFN=dの再生区間のフレームデータを含む。
図20は、図19のDVF-sequenceのフレーム番号(FN)を示す図である。この場合、2つのDVF-sequenceの境界において、フレーム番号が不連続となる。図19に示されるように、DVF-sequence#0は、Leading_data_size#0とTrailing_data_size#0で示されるデータを持つ。DVF-sequence#1は、Leading_data_size#1とTrailing_data_size#1で示されるデータを持つ。
次に、上述したようにClip AVストリームのデータが部分的に消去される時(編集された時)の、DVF-sequenceとPlayListの関係について説明する。
図21に示されるような1つのDVF-sequenceを持つClip AVストリームの一部分DTPを消去する場合を考える。図21に示されるように、編集前のDVF-sequenceについてのOffset_frame_number[0](このDVF-sequence上の最初のフレームに対するオフセットのフレーム番号)はゼロである。Virtual PlayListのPlayItem1, PlayItem2, PlayItem3およびPlayItem4は、このDVF-sequenceを参照しているとする。いま、図21に示されるように、DVF-sequenceのAVストリームデータについて、どのPlayItemにも使われていないAVストリームデータを消去したとする。
図21において、Clip AVストリームの一部分DTPを消去した場合、図22(編集後)に示されるように、DVF-sequenceは、DVF-sequence#0とDVF-sequence#1に分けられる。このように、編集後のClipは2個のDVF-sequenceを持つ。1番目のDVF-sequenceについてのOffset_frame_number[0]はゼロにセットされ、2番目のDVF-sequenceについてのOffset_frame_number[1]は値Xにセットされる。フレーム番号Xを時刻に変換したpresentation_start_time[1]は、PlayItem2のOUT_time2よりも大きく、PlayItem3のIN_time3と等しいか、それよりも小さい。すなわち、編集後にVirtual PlayListのPlayItem3とPlayItem4のIN_timeとOUT_timeの値を変更する必要がない。Clip AVストリームファイルの部分的なデータを消去する時に、その消去部分を使用していないVirtual PlayListについては何も変更しなくても良い。
PlayListを再生する場合、再生部はPlayItemのIN_timeとDVF-sequenceのOffset_frame_number[n]を時刻に変換したpresentation_start_timeの値を比較することにより、そのIN_timeとOUT_timeが指すところのDVF-sequenceを見つけることができる。例えば、図22の場合、PlayItem3のIN_time3は2番目のDVF-sequenceのOffset_frame_number[1](=X)から求められるpresentation_start_time[1]よりも大きいので、PlayItem3のIN_time3とOUT_time3は、2番目のDVF-sequenceを指すことがわかる。
次に、本発明の目的である、PlayItem間の接続点における再生状況を示す情報について説明する。本発明に関係する情報は、PlayListの情報を格納するファイル#####.rpls, #####.vpls中にあるconnection_conditionである。
ここで、DVストリーム中の任意のシーンをPlayItemで接続する場合の再生について説明する。
DVが採用している符号化方式では、フレーム間の差分符号化をしていないため(全てのフレームがイントラフレーム(フレーム内符号化されたフレーム)とされるため)、DVのストリームをフレーム単位で切断または接続しても、デコードの連続性は保たれる。
このため、DVにおける接続点の連続性条件(シームレス再生条件)とは、接続点付近でディスクからの読み出しデータ速度がデコードの速度に間に合っているか否か、すなわち連続供給が保証できているか否かである。内容が同一のデータであっても、ディスクのどこに配置するかで、連続して供給できるか出来ないかが決まる。よって、連続供給が可能か否かは、ファイルシステム層が管理するディスク上のデータ配置の問題に帰着し、アプリケーション層のPlayItemのIN点およびOUT点の位置だけからは判別できない。このため、アプリケーション層に専用のフィールドを設けて接続点に関する情報を記録しておく必要がある。
このシームレス(連続供給が可能)か、または、ノンシームレス(連続供給が不可能)かを表す情報がconnection_conditionである。
connection_condition が取りうる値のうち、DVストリームに対して適用できる値は、1、3、および4の3種類である。connection_condition=1はノンシームレス、connection_condition=3はバーチャルプレイリストでブリッジシーケンスを用いたシームレス、connection_condition=4はブリッジシーケンスを用いないシームレスを表わす。以下に、詳細を説明する。
最初に、connection_condition=1について説明する。これは、図23に示されるように、注目しているPlayItem(このconnection_conditionを持つ現在のPlayItem)と、再生順で1つ前のPlayItem(前のPlayItem)との接続点において、シームレス再生が保証されていないことを表している。
このような状況は、データの再配置をせずに、単にOUT点とIN点を設定して接続を作ったときにできる。図23の例では、現在のPlayItemのIN_pointと、前(1つ前)のPlayItemのOUT_pointを単に設定して接続しているため、シームレス再生が保証されなくなる。同一Clip上に前のPlayItemのOUT_pointと、注目しているPlayItemのIN_pointが存在する図24の例においても、同様である。また、値1は、シームレス再生が可能かどうかチェックしない場合に、すべての接続に対して設定できる値(デフォルト値)でもある。
すなわち1とは、シームレスに再生が不可能な接続の状態を表わすだけではなく、実際にはシームレス再生が可能であるが、シームレス再生を明示的に保証してはいない状態も表わしている。例えば、以下に示す2つの条件が満たされている場合は、connection_conditionが1であっても、再生装置によってはシームレス接続状態であると判断し、シームレスに再生できる。
1つめの条件は、前(1つ前)のPlayItemのOUT点(前のPlayItemのOUT_point)と、注目している(現在の)PlayItemのIN点(現在のPlayItemのIN_point)の値が一致していることである。
2つめの条件は、前の(1つ前)PlayItemのOUT点(前のPlayItemのOUT_point)と、注目している(現在の)PlayItemのIN点(現在のPlayItemのIN_point)が、同一のDVF-sequence上にあることである。
上述した2つの条件を満たしている接続の例を図25に示す。図25の例では、前(1つ前)のPlayItemのOUT点(前のPlayItemのOUT_point)と、注目している(現在の)PlayItemのIN点(現在のPlayItemのIN_point)の値が一致しており、かつ、前の(1つ前)PlayItemのOUT点(前のPlayItemのOUT_point)と、注目している(現在の)PlayItemのIN点(現在のPlayItemのIN_point)が、同一のDVF-sequence上にある。この場合、シームレス接続となり、自動的にシームレス再生が可能となる。
次に、connection_condition=3および4について説明する。この値は、注目している(現在の)PlayItemと、1つ前のPlayItemの間がシームレス接続であることを表わす。データの配置が適切であるため、接続点において、ディスクドライブ装置からの読み出しが中断する前に、十分な量のデータを読み出しバッファ(後述する図26のバッファ14)に蓄積できているため、接続点においてデコーダ(図26のDV復号部15)にデータを連続して供給できる場合、この値がセットされる。
次に、DVRアプリケーション構造のデータを記録再生するシステムについて、図26のDV記録再生装置1の構成例を示すブロック図を用いて説明する。このDV記録再生装置1は、記録処理を実行する記録部2と再生処理を実行する再生部3とにより構成されている。
はじめに記録時の動作について説明する。
端子28から入力されるAV信号をDV符号化部18でエンコードしてDVストリームを取得するか、または、端子29からIEEE1394 I/F19を介してDVストリームを取得する。当該DVストリームは、DVストリーム解析部20での解析処理の後、バッファ21を介して、ECC(誤り訂正)符号化部22と変調部23に入力され、そこでECC符号の付加処理と変調処理が行なわれた後、書き込み部24へ入力される。書き込み部24は、制御部17から記録部2に供給される制御信号に基づいて、記録媒体10へAVストリームファイルを記録する。
このDV記録再生装置1は、AVストリームファイルを記録すると共に、そのファイルに関係するアプリケーションデータベース情報もまた記録する。アプリケーションデータベース情報は、制御部17により作成される。制御部17への入力情報は、DVストリーム解析部20からの情報と、端子27から入力されるユーザの指示情報である。
DVストリーム解析部20からの情報には、DV信号のタイプ(DV_type)、入力されるDVフレームのカウント数、およびプログラム情報がある。DVストリームの記録終了時でのフレームのカウント数は、DVF-sequenceのフレーム数(num_of_frames)となる。AVストリーム内のプログラム内容の変化情報は、ProgramInfoにストアされるデータとなる。DVストリーム解析部20からの情報は、AVストリームのデータベース(Clip Information)にストアされるものである。
端子27から入力されてきたユーザの指示情報には、AVストリームの中における再生区間の指定情報、その再生区間の内容を説明するキャラクター文字、ユーザが指定したシーンにセットされるブックマークやリジューム点のAVストリームの中のタイムスタンプなどが含まれる。これらのユーザの指示情報は、Play Listのデータベースにストアされるものである。
制御部17は、上記の入力情報に基づいて、AVストリームのデータベース(Clip Information)、PlayListのデータベース、および記録媒体10の記録内容の管理情報(info.bdav)を生成する。これらのデータベース情報は、AVストリームと同様にして、ECC(誤り訂正)符号化部22、および変調部23で処理されて、書き込み部24へ入力される。書き込み部24は、制御部17から供給される制御信号に基づいて、記録媒体10へデータベースファイルを記録する。
次に、再生時の動作について説明する。
記録媒体10には、AVストリームファイルとアプリケーションデータベース情報が記録されている。
はじめに制御部17は、読み出し部11に対して、アプリケーションデータベース情報を読み出すように指示する。読み出し部11は、記録媒体10からアプリケーションデータベース情報を読み出す。そのデータベース情報は、復調部12とECC(誤り訂正)復号部13による復調処理と誤り訂正処理を経て、制御部17へ入力される。
制御部17は、アプリケーションデータベースに基づいて、記録媒体10に記録されているPlayListの一覧を端子27のユーザーインターフェース(UI)へ出力する。ユーザが、PlayListの一覧から再生したいPlayListを選択すると、制御部17は、PlayListのこの選択を受け付ける。制御部17は、そのPlayListの再生に必要なAVストリームファイルの読み出しを読み出し部11に指示する。そして、読み出し部11は、記録媒体10からそのAVストリームを読み出し、復調部12、ECC復号部13の処理を経て、再生されたDVストリームはバッファ14へ入力される。
制御部17は、AVストリームの再生区間(PlayItem)に対応するDVフレームからなるストリームをバッファ14から読み出すように制御する。バッファ14から読み出されたDVフレームのデータは、DV復号部15へ入力される。DV復号部15は、DVフレームのデータを復号し、再生AV信号を端子26から出力する。また、バッファ14から読み出されたDVフレームのデータは、IEEE1394 I/F 16を介して、端子25からDVストリームとして出力される。
次に、AVストリームを編集する場合について説明する。
ユーザにより、記録媒体10に記録されているAVストリームの再生区間が指定され、新しい再生経路が作成される場合、端子27のUI(ユーザインターフェース)入力から、再生区間のイン点とアウト点の情報が制御部17へ入力される。制御部17は、AVストリームの再生区間(PlayItem)をグループ化したもの(PlayList)のデータベースを作成する。
ユーザが、記録媒体10に記録されているAVストリームの一部を消去したい場合、端子27のUIから、消去区間の情報が制御部17へ入力される。制御部17は、必要なAVストリーム部分だけを参照するようにPlayListのデータベースを変更する。また、AVストリームの不必要なストリーム部分を消去するように、書き込み部24に指示する。また、Clip AVストリームの変化に基づいて、そのClip Information fileの内容を変更する。
次に、Clip AVストリームがディスク(記録媒体10)上、どのように配置されているかを説明する。
Clip AVストリームは、図27に示されるように、ディスク上の論理アドレスが連続したデータのかたまり(ブロック)(以下、Extentと称する)の並びで構成されており、Extent101の長さとその配置は、Clip AVストリームがディスクへ記録される際にDV記録再生装置1が適切に制御している。
このとき、Extent101の最小サイズの規定を守るようClip AVストリームが記録媒体10に記録されていれば、再生時に連続供給が保証される。
図27に示されるように、1つのファイルが複数のExtent(エクステント)101から構成されている場合、ファイルの読み出しのために、あるExtent101から次のExtent101へと、次々にExtent101を読む動作が繰り返される。次のExtent101を読む場合、ディスクの回転数を変化させ、読み出し部11を構成する光ピックアップを移動させる必要がある。
このアクセス時間は最大約0.8秒あり、この間、読み出し部11を構成するドライブからはデータが取り出せない。一方、映像および音声のデコードおよび再生は連続に行われるため、このアクセス時間の影響を吸収するような仕組みが必要となる。
あるExtent101と次のExtent101の間では、ジャンプが発生するが、前のExtent101のバイト長が大きい場合、ジャンプ前に十分な量のデータをバッファ14に格納することができる。このため、ジャンプする間も、バッファに格納されたデータをデコーダに供給することで、デコードは連続に行われる。
すなわち、ジャンプ前のExtent101のサイズが十分大きければ、次のExtent 101にジャンプする間も連続供給が保証できる。バッファ14に十分な量のデータを蓄積できるようにするには、Extent101のサイズの下限を制限すれば良い。最小Extentサイズは、ディスク(記録媒体10)からの読み出しレートと、ドライブのアクセス時間から固有の値として定められる。
連続供給の条件は、このExtentの最小サイズの規定を守っているか否かにより判定できる。
図28は、ディジタルAV信号がディスク上に断片化して記録されている状態の例を示す。図28において、記録されたディジタルAV信号を、所定のビットレートで記録媒体から読み出せることを保証するためには、1つのExtentの大きさが、式(5)に示されるような条件を満たす必要がある。
S×8 / (S×8/Rud + Ts) >= Rmax・・・(5)
このとき、S[bytes]は、Extent101のサイズを表わし、Ts[second]は、1つのExtent101から次のExtent101へのフルストロークのアクセス時間を表わし、Rud[bits/second]は、ディスクからの読み出しビットレートを表わし、Rmax[bits/second]は、AVストリームのビットレートを表わす。
すなわち、各Extent101のサイズがSバイト以上になるように、AVストリームのデータを連続して配置すれば、Extent101の並びをシームレス再生することが可能となる。
例えば、DVストリームのビットレートが、Rmax = 28.7712[Mbps] (525/60システムの場合)において、Rud = 35[Mbps], Ts=0.8[sec]とすると、S >= 16.16[MB]となる。つまり最小Extentサイズ(S)は16.16[MB]となる。
実際のシステムにおいては、ビットレートが異なるAVストリームや、MPEGなど符号化方式が異なるAVストリームも同一の記録媒体10上に記録されることがあるため、それらに共通に適用できる最小Extentサイズを使う必要がある。
以上は、Clip AVストリームファイルが連続読み出し可能となる条件について説明したが、これをPlayItem間の接続点にも応用することで、connection_conditionの値を決定することが可能である。その方法を以下に説明する。
図29は、Imaginary Extent(イマジナリエクステント)の例を示す図である。PlayItemは、IN点およびOUT点によって再生範囲を指定しているが、IN点およびOUT点を含むExtent101のうち、実際にPlayItemに基づいてデコードされる範囲(図16におけるTrailing_data_sizeの部分やLeading_data_sizeの部分もデコードされないためImaginary Extentの作成においては除かれる)を"Imaginary Extent"111とする。"Imaginary Extent"111は、前のPlayItemのOUT点(前のPlayItemのOUT_point)と、注目しているPlayItemのIN点(現在のPlayItemのIN_point)の2箇所でできる。図29では、前のPlayItemのOUT_pointを含むExtent(Special Extent(スペシャルエクステント))のうち、PlayItemに基づいて再生される範囲と、現在のPlayItemのIN_pointを含むExtent(Special Extent)のうち、PlayItemに基づいて再生される範囲が、それぞれ、Imaginary Extent111とされている。Imaginary Extent111の導入により、任意のPlayListは、図30に示されるように、Extent101とImaginary Extent111という2種類のExtentの並びによって構成されていると抽象化することができる。
PlayItem単体の再生では、PlayItemの最初のImaginary Extent111が小さく、次のExtent101へのジャンプ前に、十分な量のデータを読み出しバッファ14に蓄積できないことが考えられる。その場合は、Imaginary Extent111の読み出しと同時に再生を開始するのではなく、Imaginary Extent111をすべて読み込んでジャンプをし、次のExtent101をある程度読み取り、十分な量のデータを読み出しバッファ14に蓄積した後に再生を開始すればよい。このため、PlayItem単体の再生では、常にシームレス再生が保証されている。
ところが、複数のPlayItemを並べてシームレス再生を実現したい場合(例えば、図24に示されるデータを並べて連続再生したい場合)、一度再生を開始した後は、再生を中断してデータを読み出しバッファ14に蓄積することはできない。そのため、再生の途中でバッファが破綻しないよう、各PlayItemの接続点で最小Extentの条件を満たしておく必要が出てくる。
すなわち、PlayItemの並びで指定された通りに再生していく場合、接続点の前後にある"Imaginary Extent"111が最小Extent Sizeを満たしていることが、接続点でシームレスに再生できる条件となる。
この判定方法をフローチャートにしたものを図31に示す。図31は、connection_conditionの値を決定する処理を説明するフローチャートである。
ステップS1において、制御部17は、前のPlayItemのOUT点(前のPlayItemのOUT_point)が指すフレームのデータを含むExtentのうち、前のPlayItemで再生される部分を図32に示されるように、Imaginary Extent111Pとする。
ステップS2において、制御部17は、PlayItemのIN点(現在のPlayItemのIN_point)が指すフレームのデータを含むExtentのうち、現在のPlayItemで再生される部分を、図32に示されるように、Imaginary Extent111Cとする。
ステップS3において、制御部17は、Imaginary Extent111Pが、上述した連続供給の条件である最小Extentサイズの条件を満たすか否かを判定する。すなわち、Imaginary Extent111PのサイズをS(P)とし、連続供給となる最小ExtentサイズをS(E)としたとき、式(6)を満たすか否かが判定される。
S(P) >= S(E)・・・(6)
式(6)を満たすと判定された場合、処理は、ステップS4に進み、制御部17は、Imaginary Extent111Cが、連続供給の条件である最小Extentサイズの条件を満たすか否かを判定する。すなわち、Imaginary Extent111CのサイズをS(I)とし、連続供給となる最小ExtentサイズをS(E)としたとき、式(7)を満たすか否かが判定される。
S(I) >= S(E)・・・(7)
式(7)を満たすと判定された場合、処理は、ステップS5に進み、制御部17は、connection_conditionを3または4と設定し(シームレス再生保証ありと設定し)、処理を終了する。なお、ここでは、ブリッジシーケンスか否かの判定は省略してある。
ステップS3において、式(6)を満たさないと判定された場合、または、ステップS4において、式(7)を満たさないと判定された場合、処理は、ステップS6に進み、制御部17は、connection_conditionを1(シームレス再生保証なし)と設定し、処理を終了する。
図31の処理により、connection_conditionの判定が行なわれる。
次に、図33のフローチャートを参照して、connection_conditionが記録されている記録媒体10における、PlayListの再生処理を説明する。図33のフローチャートは、ユーザによりPlayListが選択され、ユーザの指令によりPlayListを構成するPlayItemが次々に再生される流れをconnection_conditionに注目して示したものである。なお、この処理は、ユーザがPlayListの再生を指示したときに開始される。
ステップS31において、制御部17は、ユーザから1つのPlayListの再生の指示を受け付ける。
ステップS32において、制御部17は、選択されたPlayListの情報が書かれているファイルxxxxx.rplsおよびyyyyy.vplsを読み込み、再生しようとするPlayItemのIN_timeを取得する。例えば、図21に示されるようなClip AのDVF-sequenceに対するPlayListの再生が指示された場合、現在のPlayItem1のIN_time1が取得される。
ステップS33において、制御部17は、PlayItemが参照しているClipの情報ファイルzzzzz.clpiを読み込み、IN_timeに相当するClip AVストリームファイル中のフレーム番号(バイト位置)を取得する。
S34において、制御部17は、ステップS31において選択されたPlayListの最初のPlayItemであるか、または、次に再生するPlayItemが持つconnection_conditionの値が1であるか否かを判定する。例えば、図21の例の場合、PlayItem1の次に再生するPlayItem2が持つconnection_condition情報が読み取られる。
上述したように、PlayListの最初のPlayItemである場合、あらかじめ次のExtentを読み取り、十分な量のデータを読み出しバッファ14に蓄積した後に再生を開始すれば、シームレスな再生をすることができる。また、connection_conditionの値が1(シームレス再生保証なし)である場合においては、一旦再生を中断して次のExtentを読み取り、十分な量のデータを読み出しバッファ14に蓄積した後に再生を開始すれば、個々のPlayItemの再生中は、シームレスな再生を行なうことが可能となる。
ステップS34において、PlayListの最初のPlayItemであると判定された場合、または、次に再生するPlayItemが持つconnection_conditionの値が1であると判定された場合(次のPlayItemとの接続において、シームレス再生が保証されていない場合)、ステップS37に進み、制御部17は、読み出し部11を制御して、ステップS33において取得されたIN_timeが参照するフレームのアドレスからAVストリームのデータの読み込みを開始させる。読み込まれたデータは、復調部12およびECC復号部13による復調処理と誤り訂正処理を経て、バッファ14に供給される。
ステップS38において、制御部17は、読み出しバッファ14が一杯になったか否かを判定する。読み出しバッファ14が一杯でないと判定された場合、制御部17は、読み出しバッファが一杯になるまで待機する。
ステップS38において、読み出しバッファ14が一杯であると判定された場合、処理は、ステップS39に進む。
このように、ステップS37において、データの読み込みを開始するが、ステップS38において、読み出しバッファ14が一杯になるまでデコードの開始を遅らせる。これは、読み出しバッファ14が一杯になる前にデコードを開始してしまうと、PlayItemの再生途中にあるExtent間のジャンプでバッファ14が空になり、PlayItem内の再生がシームレスにならない恐れがあるためである。
Extentの境界は、ユーザには見えないため、PlayItemの再生中に不連続が発生すると、ユーザには不可解に見えてしまう。そのため、PlayItemの境界で意図的にデコードを停止し、読み出しバッファ14にデータを蓄積してから再生を再開する。いわば、PlayItem再生中に発生する不連続を、すべてPlayItemの境界に移動させることで、不自然に見えないようにする。
ステップS34において、PlayListの最初のPlayItemでないと判定された場合、または、次に再生するPlayItemが持つconnection_conditionの値が1ではない(3または4である)と判定された場合(シームレス再生が可能である場合)、ステップS35に進み、制御部17は、読み出し部11を制御して、ステップS33において取得されたIN_timeが参照するフレームのアドレスからAVストリームのデータの読み込みを開始させる。読み込まれたデータは、復調部12およびECC復号部13による復調処理と誤り訂正処理を経て、バッファ14に供給される。
ステップS36において、制御部17は、読み出しバッファ14に、AVストリームのデータが供給されたか否かを判定する。読み出しバッファ14に、AVストリームのデータが供給されていないと判定された場合、供給されるまで待機する。
ステップS36において、読み出しバッファ14にAVストリームのデータが供給されたと判定された場合、または、ステップS38において、読み出しバッファ14が一杯になったと判定された場合、処理は、ステップS39に進み、制御部17は、AVストリームをDV復号部15にデコードさせ、再生させる。
ステップS36の処理では、AVストリームのデータが読み出しバッファ14に供給されてきたかが検出され、データが供給されてきた時点で、ステップS39に進み、デコードされる。これは、ステップS34の処理でシームレス再生が保証されており、デコード速度よりも十分高い速度で読み出しバッファ14にデータが供給され、次のExtentへのジャンプの時、あるいはその前の段階で、読み出しバッファ14に十分な量のデータが蓄積されることが保証されているためである。そのため、読み出しバッファ14が一杯になる前にデコードを開始することができる。
ステップS39の処理の後、ステップS40において、制御部17は、ステップS32において取得されたIN_timeに対応するOUT_timeのフレームの画像の再生が終了したか否かを判定する。OUT_timeのフレームの画像の再生が終了していないと判定された場合、処理は、ステップS39に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS40において、OUT_timeのフレームの画像の再生が終了したと判定された場合、処理は、ステップS41に進み、制御部17は、ステップS31において選択されたPlayListの最後のPlayItemの再生が終了したか否かを判定する。最後のPlayItemの再生が終了していないと判定された場合、処理は、ステップS32に戻り、次のPlayItemの再生が行なわれる。
ステップS41において、最後のPlayItemの再生が終了したと判定された場合、ステップS31において、ユーザに選択されたPlayListの再生が終了したため、処理を終了する。
なお、このフローチャートの処理では、connection_conditionが1(シームレス再生保証なし)のPlayItemの再生前には、読み出しバッファ14が一杯になるまでデコード開始を遅らせているが、これはバッファ管理の最も簡単な例である。読み込もうとするExtentのサイズが大きい場合は、読み出しバッファが一杯になる前にデコードを開始しても、徐々に読み出しバッファにデータが蓄積され、次のExtentへのジャンプの前には、十分な量のデータを読み出しバッファ14に蓄積できる場合がある。
このように、Extentのサイズによって必要な待ち時間を算出できるシステムでは、ステップS38の処理での再生中断時間を短縮することができる。
以上が、PlayListの再生において、connection_conditionがどのように使われるかを示したフローチャートの説明である。このように、connection_condition は再生品質を高めるために利用できる情報である。
以上においては、PlayItem間の接続がシームレスかどうかという判定方法について記載した。
次に、PlayItem間の接続がシームレスでないと判定された場合に、PlayItem間の接続をシームレスな接続に変更する方法について説明する。PlayItem間の接続がシームレスでなくても規格上は違反にならないが、ユーザが再生品質を高めたいと望む場合に、次のような処理を記録部2が行うことで、シームレスではない接続を、シームレスな接続へ変換することができる。
図34は、PlayItem間の接続をシームレスな接続に変更する処理を説明するフローチャートである。なお、この処理は、ユーザによりPlayItem間の接続がシームレスでないと判定された場合に、PlayItem間の接続をシームレスな接続に変更する指示を指令されたときに開始される。
ステップS51において、制御部17は、PlayItem間の接続がシームレスであるか否か(いま、選択したPlayItemが持つconnection_conditionの値が3または4である否か)を判定する。PlayItem間の接続がシームレスでない(選択したPlayItemが持つconnection_conditionの値が1である)と判定された場合、すなわち、例えば、図35に示されるように、PlayItem間の接続において、最小ExtentサイズよりImaginary Extent111のサイズが小さい場合(最小Extentサイズの条件を満たせない場合)、処理はステップS52に進み、シームレスでないと判定された接続点の両端からデータをコピーして、新しいClipを生成する。
ステップS53において、制御部17は、記録媒体10の最小Extentサイズ以上の空き領域に、ステップS52において生成した新しいClipを記録する。
ステップS54において、制御部17は、ステップS53の処理において記録した新しいClipに基づいて、新しいPlayItemを生成し、記録媒体10に記録する。
具体的には、図35において、IN点(現在のPlayItemのIN_point)およびOUT点(前のPlayItemのOUT_point)の位置により、最小Extentサイズを満たさないExtentができてしまう場合、図36に示されるように、最小Extentサイズ以上の空き領域に、接続点の両端からデータをコピーして新たなClipが作られる。再生時には、この新しいClipを指すPlayItem(New PlayItem)を経由することで、最小Extentサイズの条件を満たすような再生パスを実現することができる。
ステップS55において、制御部17は、ステップS54において生成した新しいPlayItemのconnection_condition情報(connection_condition=4)を生成し、記録する。その後(ステップS55の処理の後)、または、ステップS51において、PlayItem間の接続がシームレスであると判定された場合、ステップS52乃至ステップS55の処理は不要であるのでスキップされ、処理を終了する。
このように、新しいClipのデータは元のClipからコピーするので、元のClip上のIN点およびOUT点の位置は変更される。また、PlayListを構成するPlayItemの数が1つ増える(新しいPlayItemの分が増える)。そのため、実際には元のPla yListを残したまま、新たなPlayList(Virtual PlayList)が形成される。
この方法によるシームレス接続は、PlayItemの接続点にシーンチェンジ用の画像を挿入して、滑らかにシーンが切り替わるように見せたい場合にも、用いることが可能である。
以上の方法は、新たなClipを作成し、新たなPlayItemを挿入するすることで、シームレス再生を実現した例であるが、図37のように、ブリッジClipを作成することで、PlayItemの数を増やさずにシームレスな接続を実現することもできる。図37では、接続点の両端のExtent(エクステント)からデータをコピーして新たにClipを作成する点は図36と同じであるが、新たに生成したClipを、独立した1つのClipではなく、Clip2に付属したClip、すなわちブリッジClipとみなしている。そして、前のPlayItemのOUT点であるOUT_time1と、現在のPlayItemのIN点であるIN_time2は、ブリッジClip上を指すものとし、PlayItemの数は増やさない。この新しいブリッジClipを経由しての再生は、前のPlayItemのExtent(エクステント)の途中の位置FN_exit_from_preceding_Clipから抜け出してブリッジClipを先頭から再生し、ブリッジClipを再生し終わると、現在のPlayItemのExtentの途中FN_enter_to_following_Clipに入る。このような経路をたどることで、シームレスな再生が可能となる。図36と図37の差異は、新たに作ったExtentを単独のClipとみなすかブリッジClipとみなすかという点、さらにはPlayItemのIN点、OUT点の位置の違いであり、最小Extentサイズを満たすよう接続点の両端からデータをコピーして新たにExtentを作るという方法自体には変わりはない。また、規格上、ブリッジClipはMPEGのAVストリームをシームレス接続するためにも使われている。そのため、MPEGとDVの管理に共通性を持たせることができるメリットがある。connection_condition=3とは、ブリッジClipによってPlayItem間のシームレスな再生が保証されている接続点を表すものである。
なお、FN_exit_from_preceding_ClipとFN_enter_to_following_Clipは、図8のデータ構造に記録されている。
このようなシンタクス、データ構造、規則に基づく事により、記録媒体10に記録されているデータの内容、再生情報などを適切に管理することができ、もって、ユーザが再生時に記録媒体に記録されているデータの内容を適切に確認したり、所望のデータを適切に再生することができる。
なお、以上の例では、AVストリームとしてDVストリームを例にして説明しているが、これに限らず、1ビデオフレームのバイトデータサイズが固定である他のストリームについても本発明は適用することが可能である。また、ディスクにおけるデータの記録(消去)または再生の単位は、セクタ以外であってもよい。
また、DVストリームのように1ビデオフレームのバイトサイズが固定であるストリームを、ロジカルセクタを最小のデータ記録単位として管理する記録媒体に記録し、これを再生するシステムにおいて、そのストリームの任意の箇所を任意の順序で再生するためのPlayList構造を表現する情報に、PlayListを構成する各PlayItemの間でシームレス再生ができることが保証されているか、保証されていないかを表すconnection_condition情報を設けることにより、シームレス再生が可能かどうか知ることが可能となる。
connection_conditionの値は、PlayItemのIN点およびOUT点が指すフレームを含むExtentのうち、PlayItemによって再生される部分だけで構成される仮想的なExtent(Imaginary Extent)を考え、それがExtentの連続供給条件を満たしているかを調べることで決定され、PlayItemにこのconnection_condition情報を設けることで、再生装置は、DVストリームを読み込む前に、PlayItemの接続点において、シームレス再生が可能かどうか知ることが可能となる。
これにより、再生装置は、シームレス再生が保証されている接続点ではデータの読み込みやデコードを継続することが可能である。また、シームレス再生が保証されていない接続点であれば、不連続が目立たないようにするためのフェードイン、フェードアウト等の処理が必要かどうかを事前に知ることができ、接続点で一時停止してバッファに十分な量のデータを溜めることで、PlayItemの再生中に不連続が発生することを予防することができるため、再生品質の向上を図ることができる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
このプログラム格納媒体は、図26に示されるように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク41(フロッピディスクを含む)、光ディスク42(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク43(MD(Mini Disc)を含む)、半導体メモリ44などによりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROMや、ハードディスク(図示せず)などで構成される。
なお、本明細書において、コンピュータプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表わすものである。
図1は、DVの1ビデオフレームをIEEE1394によりデータ転送するときのデータの構造を示す図である。
図2は、IEEE1394上を流れるSource PacketとDIF Blockの関係を示す図である。
図3は、本発明が適用される記録再生システムで用いる記録媒体上のアプリケーションフォーマットの簡単化された構造を説明する図である。
図4は、PlayList()のシンタクスを示す図である。
図5は、PlayItem()のシンタクスを示す図である。
図6は、Clip Information fileとClip AV stream fileの関係を示す図である。
図7は、Clip Information fileのシンタクスを示す図である。
図8は、図7のDV_ClipInfo()のシンタクスを示す図である。
図9は、図7のDVF_sequenceInfo()のシンタクスを示す図である。
図10は、ディスク上のディレクトリ構造の例を示す図である。
図11は、xxxx.rplsおよびyyyy.vplsのシンタクスを示す図である。
図12は、DVストリームを新規に記録媒体に記録するとき入力するDVストリームを説明する図である。
図13は、図12のDVストリームを新規に記録媒体に記録するときにできるClip AV stream fileの構造を説明する図である。
図14は、DVF-sequenceを説明する図である。
図15は、DVストリームを新規に記録媒体に記録するときにできるClip AV stream fileのディスク上のデータ配列を説明する図である。
図16は、図15のClip AV stream fileの一部のデータを消去したときのディスク上のデータ配置を説明する図である。
図17は、DVストリームを新規に記録媒体に記録する時にできるDVF sequenceを説明する図である。
図18は、図17のDVストリームを新規に記録媒体に記録する時のDVF-sequenceに対するフレーム番号を説明する図である。
図19は、図17のDVF-sequenceの一部を消去した後のDVF-sequenceを説明する図である。
図20は、図19のDVF-sequenceの一部を消去した後のDVF-sequenceに対するフレーム番号を説明する図である。
図21は、Clip AVストリームの一部を消去する前のClipとPlaylistの関係を説明する図である。
図22は、図21において選択されたClip AVストリームの一部を消去したときのClipとPlaylistの関係を説明する図である。
図23は、connection_condition=1による接続を説明する図である。
図24は、connection_condition=1による他の接続を説明する図である。
図25は、シームレス再生が可能となる接続の例を説明する図である。
図26は、本発明を適用したDV記録再生装置の構成例を示すブロック図である。
図27は、エクステントを説明する図である。
図28は、エクステントのサイズSを説明する図である。
図29は、Imaginary Extentの例を説明する図である。
図30は、Imaginary ExtentによるPlayItemの表現を説明する図である。
図31は、connection_conditionの値を決定する処理を説明するフローチャートである。
図32は、Imaginary Extentによる接続点の評価を説明する図である。
図33は、PlayListの再生処理を説明するフローチャートである。
図34は、シームレス接続変更処理を説明するフローチャートである。
図35は、PlayItem間の接続において最小ExtentサイズよりImaginary Extentのサイズが小さい例を示す図である。
図36は、新たなClipとPlayItemを作成することにより、ノンシームレス接続からシームレス接続への変更を行う場合を説明する図である。
図37は、ブリッジClipを作成することにより、ノンシームレス接続からシームレス接続への変更を行う場合を説明する図である。
符号の説明
1 DV記録再生装置, 2 記録部, 3 再生部, 10 記録媒体, 17 制御部

Claims (10)

  1. ビデオデータを所定の記録単位で情報記録媒体に記録するデータ記録装置において、
    前記情報記録媒体に記録されている前記ビデオデータが編集された場合、前記ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数の前記アイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成手段と、
    前記ビデオデータ、前記リスト情報、および前記接続情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段と
    を備え、
    前記ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、
    前記接続情報は、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として前記情報記録媒体に記録され、
    前記生成手段は、前記情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成される前記ビデオデータのうち、前記アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した第1の情報に基づいて、前記接続情報を生成する
    ことを特徴とするデータ記録装置。
  2. 前記アイテム情報により接続される接続点に隣接する2つの前記第1の情報のデータ量が所定のデータ量を超えるか否かを検出する検出手段をさらに備え、
    前記生成手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて前記接続情報を生成する
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のデータ記録装置。
  3. 前記記録手段は、前記接続情報が、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていない情報である場合、隣接する2つの前記アイテム情報の前記第1の情報を複製して、新たな第2の情報を生成し、前記情報記録媒体の空き領域に記録する
    ことを特徴とする請求の範囲第項に記載のデータ記録装置。
  4. ビデオデータを所定の記録単位で情報記録媒体に記録するデータ記録装置のデータ記録方法において、
    前記情報記録媒体に記録されている前記ビデオデータが編集された場合、前記ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数の前記アイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成ステップと、
    前記ビデオデータ、前記リスト情報、および前記接続情報の前記情報記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと
    を含み、
    前記ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、
    前記接続情報は、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として前記情報記録媒体に記録され、
    前記生成ステップの処理は、前記情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成される前記ビデオデータのうち、前記アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した情報に基づいて、前記接続情報を生成する
    ことを特徴とするデータ記録方法。
  5. ビデオデータを所定の記録単位で情報記録媒体に記録するデータ記録装置を制御するコンピュータのプログラムであって、
    前記情報記録媒体に記録されている前記ビデオデータが編集された場合、前記ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数の前記アイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成ステップと、
    前記ビデオデータ、前記リスト情報、および前記接続情報の前記情報記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと
    を含み、
    前記ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、
    前記接続情報は、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として前記情報記録媒体に記録され、
    前記生成ステップの処理は、前記情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成される前記ビデオデータのうち、前記アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した情報に基づいて、前記接続情報を生成する
    ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されているプログラム格納媒体。
  6. ビデオデータを所定の記録単位で情報記録媒体に記録するデータ記録装置を制御するコンピュータに、前記情報記録媒体に記録されている前記ビデオデータが編集された場合、前記ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数の前記アイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成ステップと、
    前記ビデオデータ、前記リスト情報、および前記接続情報の前記情報記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと
    を含む処理を実行させ、
    前記ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、
    前記接続情報は、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として前記情報記録媒体に記録され、
    前記生成ステップの処理は、前記情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成される前記ビデオデータのうち、前記アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した情報に基づいて、前記接続情報を生成する
    ことを特徴とするプログラム。
  7. ビデオデータを所定の記録単位で情報記録媒体に記録するデータ記録装置において、
    前記情報記録媒体に記録されている前記ビデオデータが編集された場合、前記ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数の前記アイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成手段と、
    前記ビデオデータ、前記リスト情報、および前記接続情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段と
    を備え、
    前記ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、
    前記接続情報は、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として前記情報記録媒体に記録され、
    前記生成手段は、前記情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成される前記ビデオデータのうち、前記アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した第1の情報に基づいて、前記接続情報を生成し、
    前記記録手段は、前記接続情報が、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていないことを表わす場合、隣接する2つの前記アイテム情報の前記第1の情報を複製して第2の情報を生成し、前記情報記録媒体の空き領域に記録し、
    前記生成手段は、前記記録手段により前記第2の情報が記録された場合、前記接続情報を、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていることを表わす情報に変更する
    ことを特徴とするデータ記録装置。
  8. ビデオデータを所定の記録単位で情報記録媒体に記録するデータ記録装置のデータ記録方法において、
    前記情報記録媒体に記録されている前記ビデオデータが編集された場合、前記ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数の前記アイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成ステップと、
    前記ビデオデータ、前記リスト情報、および前記接続情報の前記情報記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと
    を含み、
    前記ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、
    前記接続情報は、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として前記情報記録媒体に記録され、
    前記生成ステップの処理は、前記情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成される前記ビデオデータのうち、前記アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した第1の情報に基づいて、前記接続情報を生成し、
    前記記録制御ステップの処理は、前記接続情報が、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていないことを表わす場合、隣接する2つの前記アイテム情報の前記第1の情報を複製して第2の情報を生成し、前記情報記録媒体の空き領域に記録し、
    前記生成ステップの処理は、前記記録ステップの処理により前記第2の情報が記録された場合、前記接続情報を、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていることを表わす情報に変更する
    ことを特徴とするデータ記録方法。
  9. ビデオデータを所定の記録単位で情報記録媒体に記録するデータ記録装置を制御するコンピュータのプログラムであって、
    前記情報記録媒体に記録されている前記ビデオデータが編集された場合、前記ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数の前記アイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成ステップと、
    前記ビデオデータ、前記リスト情報、および前記接続情報の前記情報記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと
    を含み、
    前記ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、
    前記接続情報は、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として前記情報記録媒体に記録され、
    前記生成ステップの処理は、前記情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成される前記ビデオデータのうち、前記アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した第1の情報に基づいて、前記接続情報を生成し、
    前記記録制御ステップの処理は、前記接続情報が、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていないことを表わす場合、隣接する2つの前記アイテム情報の前記第1の情報を複製して第2の情報を生成し、前記情報記録媒体の空き領域に記録し、
    前記生成ステップの処理は、前記記録ステップの処理により前記第2の情報が記録された場合、前記接続情報を、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていることを表わす情報に変更する
    ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されているプログラム格納媒体。
  10. ビデオデータを所定の記録単位で情報記録媒体に記録するデータ記録装置を制御するコンピュータに、
    前記情報記録媒体に記録されている前記ビデオデータが編集された場合、前記ビデオデータの所定の時間範囲を指定するアイテム情報を時間軸上に直列に並べて生成された1つの再生単位であるリスト情報に含まれる複数の前記アイテム情報における各アイテム情報の接続情報を生成する生成ステップと、
    前記ビデオデータ、前記リスト情報、および前記接続情報の前記情報記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと
    を含む処理を実行させ、
    前記ビデオデータは、全てのフレームのデータサイズが一定かつフレーム内符号化されたデータであり、
    前記接続情報は、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されているか、あるいは保証されていないかを表わす情報であって、アプリケーションデータベース情報として前記情報記録媒体に記録され、
    前記生成ステップの処理は、前記情報記録媒体の論理アドレスが連続したデータのブロックの並びにより構成される前記ビデオデータのうち、前記アイテム情報により読み込まれる実質データを抜き出した第1の情報に基づいて、前記接続情報を生成し、
    前記記録制御ステップの処理は、前記接続情報が、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていないことを表わす場合、隣接する2つの前記アイテム情報の前記第1の情報を複製して第2の情報を生成し、前記情報記録媒体の空き領域に記録し、
    前記生成ステップの処理は、前記記録ステップの処理により前記第2の情報が記録された場合、前記接続情報を、編集された前記ビデオデータの再生時間軸上において、再生が連続に行えることが保証されていることを表わす情報に変更する
    ことを特徴とするプログラム。
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