JP4193459B2

JP4193459B2 - Information processing apparatus and method, and program

Info

Publication number: JP4193459B2
Application number: JP2002294972A
Authority: JP
Inventors: 雅庸高村; 順次北原; 誠須賀
Original assignee: Daikin Industries Ltd
Current assignee: Daikin Industries Ltd
Priority date: 2002-10-08
Filing date: 2002-10-08
Publication date: 2008-12-10
Anticipated expiration: 2022-10-08
Also published as: JP2004133534A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、複数の工程により作成される各データの連携を取り、データの取り扱い方法を統一することができるようにした情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、機械設備施工業務（例えば、建設工事）を行なう場合、図１に示されるように、まず、受注前の作業１として、見積もりのデータを作成するために（見積もり１３の工程により見積もりデータは作成される）、設計図書１１の工程により、設計図書のデータが作成される。ここで、設計図書のデータは、見積もりのデータを出すために利用することを目的のひとつとしており、材料の数量を求める等の技術的な計算を元に作成されるものであり、ある程度、実際の工事内容（例えば、詳細な配管の経路など）と異なっていても構わない。また、設計図書のデータは、多くの場合、施工図１４の工程により作成された施工図のデータとは異なり、その図面上の部材に、属性が記入されていない、すなわち、製図の規則にのっとった線分により描画された図面である。例えば、設計図書１１の工程により、設計図書のデータがCAD(Computer Aided Design)により作成される場合、設計図書のデータは、描画されている線分を示す座標データなどで構成される。
【０００３】
そして、この設計図書のデータ（設計図書１１の工程により作成された設計図書のデータ）に基づいて、材料の数量や、材質や、配管の径ごとに拾い出されて集計される、拾い１２の工程が行なわれ、作成された拾いのデータに基づいて、見積もり１３の工程が行なわれる。
【０００４】
次に、受注後の作業２として、施工図１４の工程により、改めて、実際の工事内容に即した施工図が、設計図書のデータ（設計図書１１の工程により作成された設計図書のデータ）に基づいて作成される。施工図１４の工程（施工図の作成）においては、専用のCADが用いられて、図面上のそれぞれの部材に、属性（例えば、配管の径、材質、施工箇所など）が付けられる。そして、作成された施工図のデータに基づいて、材料集計１５の工程により材料が集計され、材料集計のデータが作成されるとともに、工程表１６の工程により、工事に必要な工数が算出されて、工程表が作成される。また、工程表のデータに基づいて、工事が進行される。また、施工図のデータと工程表のデータに基づいて、原価管理表１７の工程により、工事にかかる材料費および人件費などの原価管理表のデータが作成される。
【０００５】
工事の進行に当たっては、工程表（工程表１６の工程により作成された工程表）に基づいて、予定実績が管理され、また、原価管理表（原価管理表１７の工程により作成された原価管理表）に基づいて、工事にあたっての材料費および人件費が管理される。
【０００６】
このように、設計図書のデータに基づいて、拾い１２の工程が行なわれ、また、設計図書のデータに基づいて、施工図１４の工程が行なわれるなど、それぞれの工程により作成されたデータを他の工程で使用する場合（例えば、設計図書のデータを、施工図を作成するために使用する（施工図１４の工程に使用する）場合）において、データ管理用アプリケーション（例えば、ＤＢ（データベース）アプリケーションまたは文書管理ソフト）を使用してデータを管理する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、１つの工程により作成されたデータ（設計図書１１の工程により作成された設計図書のデータ）のフォーマットは、作成するための専用ソフト（例えば、設計図書１１の工程により、設計図書のデータを作成するための専用ソフト）独自のものとなるため、他の工程（例えば、施工図１４の工程）において、その結果（設計図書のデータ）を利用するには、変換用ソフト（施工図１４の工程に使用できるように、設計図書のデータを変換するソフト）を別途利用する必要があり、その方法は、変換機能によって異なる。そのため、データ管理用アプリケーションが、全体のデータの管理を行なっていたとしても、それぞれのデータの変換に、専用の変換用ソフトをさらに使用する必要がある。
【０００８】
図２のフローチャートは、図１の機械設備施工業務を行なう上で、データ管理用アプリケーションにより実行されるデータの管理処理を説明する図である。なお、この処理は、例えば、施工図１４の作成において、設計図書１１のデータを使用する場合に行なわれ、ユーザによりデータの選択が行なわれたとき、開始される。
【０００９】
ステップＳ１１において、データ管理用アプリケーションは、ユーザからの変換元のデータの選択を受け付ける。いまの例の場合、設計図書のデータの選択を受け付ける。
【００１０】
ステップＳ１２において、データ管理用アプリケーションは、ユーザからのソフトの選択を受け付ける。いまの例の場合、設計図書のデータを、施工図１４の工程に使用できるよう（施工図を作成するためのデータ）に変換するソフトの選択を受け付ける。
【００１１】
ステップＳ１３において、データ管理用アプリケーションは、ステップＳ１２の処理によりユーザにより選択されたソフトを起動する。以下、このソフトを変換ソフトと称する。また、以下のステップＳ１４乃至ステップＳ１６の処理は、変換ソフトにより実行される処理である。
【００１２】
ステップＳ１４において、変換ソフトは、ユーザからの変換方法の入力を受け付ける。変換ソフトは、変換機能と変換先によって、ユーザによる操作方法が異なるため（例えば、設計図書のデータを拾い１２の工程に使用する場合のデータと、設計図書のデータを施工図１４の工程に使用する場合のデータでは異なるため）、その変換方法の入力操作を受け付ける。
【００１３】
ステップＳ１５において、変換ソフトは、この入力（ステップＳ１４の処理）に基づいて、変換方法を設定する。
【００１４】
ステップＳ１６において、変換ソフトは、設定した変換方法に基づいて、データ変換処理を実行し、変換データを作成する。いまの例の場合、設計図書１１を、施工図１４で使用できるようなデータに変換する処理を実行している。その後、変換ソフトは、終了される。
【００１５】
ステップＳ１７において、データ管理アプリケーションは、ユーザからの変換データの選択を受け付ける。いまの例の場合、ステップＳ１６の処理により作成された変換データである。
【００１６】
ステップＳ１８において、データ管理アプリケーションは、ユーザからの、変換先業務データ格納場所に変換結果を格納する操作を受け付ける。具体的には、ステップＳ１７の処理による受け付けた変換データを、どの変換先業務データ格納場所に格納するかの操作を受け付ける。いまの例の場合、設計図書のデータが、施工図１４の工程（施工図のデータの作成）に使用できるように変換されている変換データであり、この変換先業務データ格納場所は、施工図１４を作成するために使用する場所である。
【００１７】
ステップＳ１９において、データ管理アプリケーションは、変換データ（ステップＳ１７の処理により選択された変換データ）を、ステップＳ１８の処理により受け付けた格納場所に格納する。いまの例の場合、施工図を作成するために使用する場所に、変換データを格納する。
【００１８】
図２の処理により、設計図書のデータが、施工図１４の工程に使用される（施工図のデータを作成するために使用される）データに変換され、ユーザに指定された格納場所に格納される。
【００１９】
事業者によっては、図１に示される工程を効率化するために、工程毎に専門の担当を設けている場合がある（例えば、拾い１２の工程と見積もり１３の工程の担当が異なるなどの場合がある）。そのため、各担当は、自分の担当外の工程で作成されている結果が利用可能であるかどうかの判断を独自に行なうことができず、他の担当者により作成された結果を利用せずに単独で作業を進行させていることがある。
【００２０】
また、それぞれの工程で作成された結果（例えば、設計図書１１の工程で作成された設計図書のデータ）は、あくまで、その業務に適したデータ構造となっているため、別の業務で利用するためには（例えば、設計図書のデータを、拾い１２の工程で利用するためには）、再利用する側（拾い１２の工程をする側）が解釈できる構造にする必要がある。しかしながら、変換先の業務毎に変換方法が異なるため、この作業は、担当者への負担を増加することになるといった課題があった。
【００２１】
また、専任の担当者が専用ソフト（例えば、設計図書のデータを拾い１２の工程で使用できるように変換するソフト）を利用して結果を作成したり、管理しているので、その専任の担当者が不在の場合、担当者以外の者が、データを利用することが非常に困難な状況になりえるといった課題があった。
【００２２】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数の工程により作成される各データの連携を取り、データの取り扱い方法を統一することができるようにし、もって、作業負担の軽減ができるようにするものである。
【００２３】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、１の工程に関する情報が、他の工程において使用可能か否かを表す関連情報を保持する保持手段と、保持手段により保持されている関連情報に基づいて、変換元である工程のうちいずれか１つの工程に関する情報である第１の情報が、変換先である工程のうちのいずれか１つの工程に関する情報であり、第１の情報とは異なる第２の情報として使用可能であると判定された場合、変換元である第１の情報のフォーマットを変換先である第２の情報のフォーマットに変換する変換手段と、変換手段により変換された第１の情報を、第２の情報に対応する格納場所にファイルとして格納する格納手段と、複数の工程のそれぞれに対応する情報の格納場所を表す複数のアイコンを表示する表示手段とを備え、表示手段は、選択されたいずれか１つのアイコンに対応する格納場所に格納された情報が使用可能となる工程に関する情報の格納場所のアイコンを、他のアイコンと区別して表示することを特徴とする。
【００２５】
前記保持手段により保持されている関連情報は、設計の工程により作成される設計情報、設計情報から所定の情報を取得し集計する、取得の工程により作成される取得情報、取得情報から見積もりの工程により作成される見積もり情報、設計情報と取得情報に基づいて、施工の工程により作成される施工情報、施工情報から材料を集計する工程により作成される材料集計情報、施工情報から必要な工数を算出する工程により作成される工程情報、および、施工情報と工程情報から原価管理の工程により作成される原価管理情報について、それぞれの情報が、他の工程において使用することができるか否かを表すようにすることができる。
【００２９】
前記表示手段は、さらに、ファイルの詳細情報として、ファイルに対応する名称、状態、作成者、種類、または更新日の少なくともいずれか１つを表示するようにすることができる。
【００３１】
本発明の情報処理方法は、保持手段が、１の工程に関する情報が、他の工程において使用可能か否かを表す関連情報を保持する保持ステップと、変換手段が、ステップの処理により保持されている関連情報に基づいて、変換元である工程のうちいずれか１つの工程に関する情報である第１の情報が、変換先である工程のうちのいずれか１つの工程に関する情報であり、第１の情報とは異なる第２の情報として使用可能であると判定された場合、変換元である第１の情報のフォーマットを変換先である第２の情報のフォーマットに変換する変換ステップと、格納手段が、変換ステップの処理により変換された第１の情報を、第２の情報に対応する格納場所にファイルとして格納する格納ステップと、表示手段が、複数の工程のそれぞれに対応する情報の格納場所を表す複数のアイコンを表示する表示ステップとを含み、表示ステップの処理では、選択されたいずれか１つのアイコンに対応する格納場所に格納された情報が使用可能となる工程に関する情報の格納場所のアイコンを、他のアイコンと区別して表示することを特徴とする。
【００３２】
本発明のプログラムは、コンピュータを、１の工程に関する情報が、他の工程において使用可能か否かを表す関連情報を保持する保持手段と、前記保持手段により保持されている前記関連情報に基づいて、変換元である工程のうちいずれか１つの工程に関する情報である第１の情報が、変換先である工程のうちのいずれか１つの工程に関する情報であり、前記第１の情報とは異なる第２の情報として使用可能であると判定された場合、変換元である前記第１の情報のフォーマットを変換先である前記第２の情報のフォーマットに変換する変換手段と、前記変換手段により変換された前記第１の情報を、前記第２の情報に対応する格納場所にファイルとして格納する格納手段と、前記複数の工程のそれぞれに対応する情報の格納場所を表す複数のアイコンを表示する表示手段とを備え、前記表示手段は、選択されたいずれか１つのアイコンに対応する格納場所に格納された情報が使用可能となる工程に関する情報の格納場所のアイコンを、他のアイコンと区別して表示する情報処理装置として機能させることを特徴とする。
【００３３】
本発明の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、１の工程に関する情報が他の工程において使用可能か否かを表す関連情報が保持され、保持されている関連情報に基づいて、変換元である工程のうちいずれか１つの工程に関する情報である第１の情報が、変換先である工程のうちのいずれか１つの工程に関する情報であり、第１の情報とは異なる第２の情報として使用可能であると判定された場合、変換元である第１の情報のフォーマットが変換先である第２の情報のフォーマットに変換され、変換された第１の情報が、第２の情報に対応する格納場所にファイルとして格納され、複数の工程のそれぞれに対応する情報の格納場所を表す複数のアイコンが表示され、選択されたいずれか１つのアイコンに対応する格納場所に格納された情報が使用可能となる工程に関する情報の格納場所のアイコンが、他のアイコンと区別して表示されることを特徴とする。
【００３４】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【００３５】
図３は、本発明を適用したデータ管理システムの処理を実行可能なパーソナルコンピュータ５０の構成例を示すブロック図である。
【００３６】
CPU（Central Processing Unit）６１は、入出力インターフェース６２および内部バス６３を介して、パーソナルコンピュータ５０のユーザが、入力部６４を用いて入力した各種指令に対応する信号を受け、入力された信号に基づいた各種処理を実行する。
【００３７】
ＲＯＭ（Read Only Memory）６５は、ＣＰＵ６１が使用するプログラムや演算用のパラメータのうち、基本的に固定のデータを格納する。ＲＡＭ（Random Access Memory）６６は、ＣＰＵ６１の実行において使用するプログラムやデータ、その実行において適宜変化するパラメータなどを格納する。ＣＰＵ６１、ＲＯＭ６５、およびＲＡＭ６６は、内部バス６３により相互に接続されている。
【００３８】
内部バス６３は、入出力インターフェース６２とも接続されている。入力部６４は、例えば、キーボード、タッチパッド、ジョグダイヤル、あるいはマウスなどからなり、パーソナルコンピュータ５０のユーザがＣＰＵ６１に各種の指令を入力するとき操作される。表示部６７は、例えば、ＣＲＴ（Cathode Ray Tube）や液晶表示装置などで構成され、各種情報をテキスト、あるいはイメージなどで表示する。
【００３９】
ＨＤＤ（hard disk drive）６８は、ハードディスクを駆動し、それらにＣＰＵ６１によって実行されるプログラムや情報を記録または再生させる。ドライブ６９には、必要に応じて磁気ディスク８１、光ディスク８２、光磁気ディスク８３、および半導体メモリ８４が装着され、データの授受を行う。
【００４０】
ネットワークインターフェース７０は、有線、あるいは、無線を介して、他の装置などと接続され、情報の授受を行う。
【００４１】
これらの入力部６４乃至ネットワークインターフェース７０は、入出力インターフェース６２および内部バス６３を介してＣＰＵ６１に接続されている。
【００４２】
図４は、機械設備施工業務（例えば、建設工事）を行なう場合における工程を説明する図である。図中、図１と対応する部分については、同一の符号を付してあり、その説明は、繰り返しになるので省略する。
【００４３】
データ管理システム８０は、図４に示される設計図書１１乃至原価管理表１７の工程により作成されたデータを一括管理しており、ユーザの指令に基づいて、例えば、図３のＲＡＭ６６にロードされ、ＣＰＵ６１によって実行される。
【００４４】
例えば、拾い１２の工程において、拾いのデータを作成するには、設計図書のデータが必要となる。このとき、データ管理システム８０は、ユーザの指令に基づいて、設計図書のデータを、拾い１２の工程において使用するフォーマットに変換し、これを拾い１２の工程を実行する格納場所に供給する。
【００４５】
このように、データ管理システム８０は、ユーザの指令に基づいて、見積もり１３の工程を実行するモジュールに対応するように、拾いのデータのフォーマットを変換して格納したり、施工図１４の工程を実行するモジュールに対応するように、設計図書と拾いのデータのフォーマットを変換して格納する。
【００４６】
また、データ管理システム８０は、ユーザの指令に基づいて、施工図のデータを、材料集計１５の工程を実行するモジュールに対応するようなフォーマットに変換して格納したり、工程表１６の工程を実行するモジュールに対応するようなフォーマットに変換して格納する。さらに、データ管理システム８０は、原価管理表１７の工程を実行するためのモジュールに対応するように、施工図のデータと工程表のデータのフォーマットを変換し、格納する。
【００４７】
図５は、データ管理システム８０により実行されるデータ変換に対応するパラメータを説明する図である。以下、変換パラメータテーブルとして説明する。
【００４８】
左の列は、変換元のデータに対応する工程を示し、上の行は、変換先のデータに対応する工程を示している。具体的には、図５の変換パラメータテーブルにおいて、左側の列に記載されている工程により作成されたデータが、上側の行に記載されている工程（モジュール）で使用することができる。すなわち、左側の列に記載されている工程により作成されたデータが、上側の行に記載されている工程に変換可能（すなわち、業務間データの連携が可能）であることを示す。「○」は変換が可能（連携可能）であることを示し、データ管理システム８０には、「○」と記載されている部分に対応する変換を行なうための変換モジュールが設けられている。図５の例の場合、データ管理システム８０は、１０個（「○」の数）の変換モジュールを有する。
【００４９】
図５の例において、設計図書のデータは、拾い１２の工程により使用されるデータに変換可能であり（「○」で示されている）、設計図書のデータと、拾いのデータのファイル数の比率は、「１：１」とされている。また、設計図書のデータは、施工図１４の工程により使用されるデータに変換可能（「○」で示されている）であり、その比率（設計図書のデータのファイルス：施工図のデータのファイル数）は、「１：１」とされている。
【００５０】
また、拾いのデータは、見積もり１３の工程により使用されるデータと連携可能であり（「○」で示されている）、その比率は、「Ｎ：１」とされている。これは、複数の拾いのデータファイルから、見積もりを作成するのに使用される１つのデータファイルに変換されることを表わす。拾いのデータは、さらに、施工図のデータと連携可能であり（「○」で示されている）、その比率は、「１：１」とされている。
【００５１】
施工図のデータは、設計図書のデータと連携可能であり（「○」で示されている）、その比率は「１：１」とされている。また、施工図のデータは、材料集計のデータと連携可能であり（「○」で示されている）、その比率は、「１：Ｎ」とされている。これは、１つの施工図のデータファイルから、材料集計１５の工程により材料集計のデータを作成するのに使用されるための、複数のデータファイルに変換されることを表わす。さらに、施工図のデータは、工程表のデータ、および、原価管理表のデータと連携可能であり（「○」で示されている）、その比率は、いずれも「Ｎ：１」とされている。「Ｎ：１」の説明は、繰り返しになるので省略する。
【００５２】
工程表のデータは、原価管理表のデータと連携可能であり（「○」で示されている）、その比率は、「１：１」とされている。原価管理表のデータは、工程表のデータと連携可能であり（「○」で示されている）、その比率は、「１：１」とされている。
【００５３】
データ管理システム８０は、ユーザの指令に基づいて、図５に示される変換パラメータテーブルを参照し、ユーザにより指令されたデータ（変換元とされるデータと、変換先とされるデータ）が連携可能か否かを判定し、連携可能な場合、データ管理システム８０が有する変換モジュールを使用して、変換処理を実行する。このとき、上述した「○」で示されている箇所に対応する変換モジュールが使用される。なお、この変換パラメータテーブルは、図５に限定されるものではなく、後から変更可能な、汎用的なものである。
【００５４】
次に、図６のフローチャートを参照して、データ管理システム８０によるデータの管理処理を説明する。なお、この処理は、ユーザにより、データ管理システム８０の処理を実行させる指令が入力されたとき開始される。
【００５５】
ステップＳ５１において、データ管理システム８０は、ユーザからの変換元のデータの選択を受け付ける（取得する）。
【００５６】
具体的には、データ管理システム８０は、処理を実行するパーソナルコンピュータ５０の表示部に、図７に示されるような画面１００を表示させる。画面１００の中央には、ファイルの名称、状態、作成者、ファイルの種類、および、更新日により構成される詳細表示１０１が表示されており、画面１００の左側には、設計図書のアイコン１１ａ（図４の例の場合、設計図書１１の工程に対応している）、拾い表のアイコン１２ａ（図４の例の場合、拾い１２の工程に対応している）、見積もりのアイコン１３ａ（図４の例の場合、見積もり１３の工程に対応している）、施工図のアイコン１４ａ（図４の例の場合、施工図１４の工程に対応している）、材料集計のアイコン１５ａ（図４の例の場合、材料集計１５の工程に対応している）、工程表のアイコン１６ａ（図４の例の場合、工程表１６の工程に対応している）、および原価管理のアイコン１７ａ（図４の例の場合、原価管理表１７の工程に対応している）により構成されるエクスプローラバー１０２が表示されている。また、画面１００の下側には、ユーザにより選択された部分に対応する状態が、ステータスバー１０３として表示されている。
【００５７】
図７の例の場合、エクスプローラバー１０２において、拾い表１２ａのアイコンが選択されており、拾い表１２ａのアイコンに対応するデータの変換先（連携可能な工程）の候補が、見積もり１３ａと施工図１４ａに示されるようなアイコンの表示として示されている。また、エクスプローラバー１０２には、各アイコンに対応するデータの関連性を示す矢印（例えば、設計図書１１ａのアイコンを始点とし、拾い表１２ａのアイコンを終点とする矢印）が表示されている。図７の例の場合、主なデータの関連性を示す矢印のみを表示するようにしており（分かりやすくするために、付加的な関連性を示す矢印は省略している）、矢印の始点から終点に対するデータは勿論関連付されている（図５の変換パラメータテーブルに「○」と表記されている）が、図５の変換パラメータテーブルに「○」と表記されている箇所においては、対応する変換モジュールが存在するため、データの変換は可能である（関連性はある）。すなわち、矢印が表示されていないアイコン間（工程間）においても、図５の変換パラメータテーブルに「○」と記載されていれば、データの変換は可能である。
【００５８】
また、詳細表示１０１には、エクスプローラバー１０２で選択された工程（いまの例の場合、拾い１２の工程）で使用されるデータの格納場所にあるファイルが表示されており、図７の例の場合、そのファイルの名称は、「xxx-1」とされており、状態は「作業中」とされており、作成者は「１１１１１」とされており、ファイルの種類は「拾いファイル」とされており、更新日は「２００２/７/４」とされている。ステータスバー１０３は、「現在の業務［○○○ビル新築工事］［拾い］」とされている。
【００５９】
このように、Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）のＯＳ（Operating Systems）に馴染みのある表示（例えば、Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）のエクスプローラの表示）により各工程により作成されるデータの関連性を表示させるようにしたので、ユーザに理解しやすい表示を行なうことができる。
【００６０】
ユーザは、画面１００のステータスバー１０２に表示されている複数のアイコンから、変換元のデータが格納されている格納場所を選択することができる（ステップＳ５１の処理）。図７の例の場合、拾い表１２ａのアイコン（拾い１２の工程に使用されるデータが格納されている格納場所）が選択され、そこから（詳細表示１０１から）、名称「xxx-1」のファイルが選択されたため、データ管理システム８０は、これを取得する。そして、データ管理システム８０は、選択された変換元のデータを使用することのできる工程（連携可能な工程）に対応するアイコンを、他のアイコンと区別して表示する。いまの例の場合、拾い１２の工程により作成された拾いのデータが変換元のデータであり、拾いのデータを使用することのできる工程は、見積もり１３の工程と施工図１４の工程である。そのため、見積もり１３の工程に対応する見積もり１３ａのアイコンと、施工図１４の工程に対応する施工図１４ａのアイコンを、図７に示されるように、他のアイコン（例えば、材料集計１５ａのアイコン）と区別して表示する。
【００６１】
ステップＳ５２において、データ管理システム８０は、ユーザからの変換先の工程の選択を受け付ける（取得する）。ユーザは、エクスプローラバー１０２に表示されている複数のアイコンの中から、変換先の業務の選択をすることができる。いまの例の場合、図７に示されるように、ステップＳ５１の処理により拾い表１２ａのアイコンに対応する格納場所に格納されている「xxx-1」のファイルが選択されたため、その変換先の業務（工程）としては、見積もり１３ａのアイコンまたは、施工図１４ａのアイコンに連携可能である表示がなされているが、ユーザはいずれのアイコンでも選択することができる。なお、連携可能である表示がなされていないアイコンを選択できないようにすることもできる。
【００６２】
ステップＳ５１とステップＳ５２の処理における変換元のデータの選択と変換先の業務の選択方法としては、ユーザは、例えば、図８に示されるように、詳細表示１０１に表示されているファイルの名称「xxx-1」の部分を、見積もり１３ａのアイコンに対してドラッグ＆ドロップをすることにより変換元のデータと変換先を選択することができる。
【００６３】
図８において、ステータスバー１０３には、「現在の業務［○○○ビル新築工事］［拾い］」とされている。ユーザは、ステータスバー１０３を参照することにより、現在の詳細表示１０１に表示されている格納場所が、「拾い」であることを知ることができる。
【００６４】
また、ユーザは、変換元のデータを選択した後（例えば、図８の例の場合、拾い表１２ａのアイコンに対応するファイルの格納場所に格納されていた「xxx-1」を選択した後）、図示せぬポップアップメニューの中の「変換」を選択し、変換先の業務と変換後の名称を入力することにより実行することもできる。
【００６５】
さらに、ユーザは、変換元のデータを「コピー」した後（例えば、図８の例の場合、拾い表１２ａのアイコンに対応するファイルの格納場所に格納されていた「xxx-1」をコピーした後）、変換先の業務フォルダ（例えば、図８の例の場合、見積もり１３ａのアイコンに対応するファイルの格納場所）で「貼り付け」することにより、実行することもできる。
【００６６】
また、ユーザは、変換先で「新規作成」のメニューを選択後、変換元となるデータを指定することにより実行することもできる。
【００６７】
このように、ユーザに変換元と変換先のデータを選択させる手順を、データを作成した専用ソフト（例えば、拾い１２の工程を実行する専用ソフト）の種類に拘わらず、ドラッグ＆ドロップ、ポップアップで入力、コピー・ペースト、「新規作成」のメニューの使用などのＷｉｎｄｏｗｓ（登録商標）のＯＳに馴染みのある手順とすることにより、変換元となる専用のソフトの使用方法が分からないユーザでも、業務をまたがった使用が可能となる。
【００６８】
図６に戻って、ステップＳ５３において、データ管理システム８０は、変換パラメータテーブル内にある変換モジュール（データ管理システム８０が有する変換モジュール）を検索する。具体的には、図５の変換パラメータテーブルから、ステップＳ５１の処理により選択された変換元のデータとステップＳ５２の処理により選択された変換先のデータに対応する変換モジュールを検索する。
【００６９】
ステップＳ５４において、データ管理システム８０は、ステップＳ５１の処理により選択された変換元のデータが、ステップＳ５２の処理により選択された変換先のデータに変換可能であるか否かを判定する。具体的には、ステップＳ５３の処理により検索した結果、変換モジュールが存在するか否かにより判定する。すなわち、図５の変換パラメータテーブルに、対応する変換元のデータと変換先のデータに対応する部分が「○」と表示されている場合、変換モジュールが存在するので、すなわち、変換可能であると判定される。
【００７０】
ステップＳ５４において、変換可能でない（対応する変換モジュールが存在しない）と判定された場合、処理はステップＳ５５に進み、データ管理システム８０は、変換先業務のデータ格納場所に変換元として選択されたデータを格納する。例えば、図７の例の場合、変換元のデータとして、拾い表１２ａのアイコンに対応するファイルが格納されている「xxx-1」が選択され、変換先として、材料集計１５ａのアイコンに対応する格納場所が選択された場合、図５の変換パラメータテーブルは「○」とされていないため、変換可能でないと判定される。その後、材料集計１５ａのアイコンに対応する格納場所に、「xxx-1」のデータが格納される。
【００７１】
ステップＳ５４において、変換可能である（対応する変換モジュールが存在する）と判定された場合、処理はステップＳ５６に進み、データ変換を確認する画面（図９のデータ変換確認画面１５０）を表示する。具体的には、図８に示されるように、変換元のデータとして、拾いのファイル「xxx-1」が選択され、変換先として、見積もり１３の工程が選択された場合、変換可能であると判定され、図９に示されるようなデータ変換確認画面１５０を表示する。
【００７２】
図９の例において、データ変換確認画面１５０には、変換先業務として「見積もり」が表示されており、変換後名称として「xxx-1」が表示されている。変換後名称である「xxx-1」は、ユーザにより変更可能となっている。また、データ変換確認画面１５０には、ＯＫボタン１６１と、キャンセルボタン１６２が表示されており、ユーザはいずれかを選択する。データ管理システム８０は、この選択を受け付ける。
【００７３】
ステップＳ５７において、データ管理システム８０は、ユーザによりＯＫボタン１６１が選択されたか否かを判定する。すなわち、ステップＳ５６の処理により表示した図９のデータ変換確認画面１５０のＯＫボタン１６１が選択されたか否かを判定する。ＯＫが選択されていない（キャンセルボタン１６２が選択された）と判定された場合、処理を終了する。
【００７４】
ステップＳ５７において、ＯＫが選択された（ＯＫボタン１６１が選択された）と判定された場合、処理はステップＳ５８に進み、データ管理システム８０は、対応する変換モジュール（データ管理システム８０が有する変換モジュール）を実行する。具体的には、ステップＳ５３の処理により検索された、図５に示される変換パラメータテーブル内にある、該当する変換モジュールを実行する。これにより、図８の例の場合、拾い１２の工程に対応するデータ「xxx-1」が、見積もり１３の工程に対応するデータのフォーマットに変換される。
【００７５】
ステップＳ５９において、データ管理システム８０は、変換先業務のデータ格納場所（見積もり１３の工程のデータ格納場所）に変換結果（ステップＳ５８の処理により変換したデータ）を格納するとともに、データ管理システム８０は、図１０に示されるような画面１００を表示し、その後、処理を終了する。
【００７６】
図１０の例の場合、エクスプローラバー１０２には、見積もり１３ａのアイコンが、現在選択されているアイコンとして表示されており、詳細表示１０１では、見積もり１３の工程に使用されるデータの格納場所（フォルダ）に入っているファイル「xxx-1」が表示されている。このファイルの名称は「xxx-1」とされており、状態は「新規」とされており、作成者は「１１１１１」とされており、ファイルの種類は「見積もり」とされており、更新日は「２００２/７/２４」とされている。また、ステータスバー１０３には、「現在の業務：［○○○ビル新築工事］［見積もり］」と表示されている。ステップＳ５８とステップＳ５９の処理によりファイルの種類が変更され、格納されているため、ファイルの種類は「見積もり」に変更されている。
【００７７】
また、図８において、ステータスバー１０３には、「現在の業務［○○○ビル新築工事］［見積もり］」とされている。ユーザは、ステータスバー１０３を参照することにより、現在の詳細表示１０１に表示されている格納場所が、「見積もり」であることを知ることができる。
【００７８】
具体的には、拾い１２の工程により使用される拾いのデータは、図１１に示されるようなフォーマットとなっている。図１１は、拾い１２の工程に使用されるアプリケーションを用いたときの画面例である。図１１の例の場合、画面２００の中の画面２１０に、拾い１２の工程により使用される拾いのデータが表示されている。いまの例の場合、拾いのデータを見積もり１３の工程に使用できるデータに変換するため、画面２１１と画面２１２に表示されているデータが使用される。そして、変換されて（画面２１１と画面２１２に表示されているデータが変換されて）、格納されたデータは、図１２に示されるようなフォーマットとなっている。
【００７９】
図１２は、見積もり１３の工程に使用される専用ソフトを用いたときの画面例である。図１２の例の場合、画面３００に見積もり１３の工程により使用される見積もりのデータが表示されている。図１１の画面２１１に表示されていたデータは、図１２の画面３１１に示されるように変換されており、図１１の画面２１２に表示されていたデータは、図１２の画面３１２に示されるように変化されている。拾い１２のデータを、見積もり１３の工程で使用できるように変換したため、新たに、拾いのデータに対して金額の画面３１３が付加されたフォーマットとなっている。
【００８０】
以上の処理により、利用対象を、例えば、機械設備施工業務を行なう事業者とし、データ管理システム８０が、各工程とデータの関連を限定し（図５の変換パラメータテーブルの「○」で示されるように限定し）、データ管理システム８０自身が対応する変換モジュールを設けるようにしたので、機械設備施工業務における、複数の工程により作成される各データの連携を取り、データの取り扱い方法を統一することが可能となる。
【００８１】
また、変換手順を、データを作成した専用ソフトの種類に拘わらず、ドラッグ＆ドロップ、ポップアップで入力、コピー・ペースト、「新規作成」のメニューの使用などのＷｉｎｄｏｗｓ（登録商標）のＯＳに馴染みのある手順としたので、変換元となる専用のソフトの使用方法が分からないユーザでも、業務をまたがった使用が可能となり、作業負担を軽減することができる。
【００８２】
さらに、図７、図８または図１０に示されるような、Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）ＯＳにおけるエクスプローラ画面に類似した表示画面としたので、使用方法や見方がユーザに分かりやすくすることができ、もって、担当でないユーザでも、容易に目的のデータの状況を把握することができる。
【００８３】
また、データ管理システム８０を用いることにより、データの変換方法を統一（簡便化）することにより、第３者であっても、容易に目的のデータを参照することができ、データの透明性を実現することができる。さらに、各工程に使用される専用ソフトの種類に拘わらず、データの変換手順を統一（簡便化）することにより、作業負担の軽減することができる。また、熟練度を問わないため、品質の差異をなくすことができる。
【００８４】
また、データ管理システム８０により、拾い１２の工程により作成される拾いのデータを、施工図１４の工程により作成される施工図のデータに関連させること、施工図１４の工程により作成される施工図のデータを、工程表１６の工程により作成される工程表のデータと原価管理表１７の工程により作成される原価管理表のデータに関連させること、および、工程表１６の工程により作成されるデータと原価管理表１７の工程により作成される原価管理表のデータに関連させることができるため、ユーザが無駄な作業をすることを防ぐことができる（例えば、拾い１２の工程の処理と施工図１４の工程に同様の作業が含まれていたとしても、データを利用できるのでユーザが同様の作業を複数回行なわずに済む）。
【００８５】
なお、以上の例では、図５の変換パラメータテーブルに基づいて、各工程に関する情報に対応する複数のアイコンを表示させるようにしているが、これに限らず、各工程に関する情報に対応するリンクまたは各工程に関する情報の一部を表示させるようにしてもよい。
【００８６】
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【００８７】
この記録媒体は、図３に示されるように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク８１（フロッピディスクを含む）、光ディスク８２（CD-ROM（Compact Disc-Read Only Memory）、ＤＶＤ（Digital Versatile Disc）を含む）、光磁気ディスク８３（MD（Mini Disc）を含む）、半導体メモリ８４などによりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているＨＤＤ６８などで構成される。
【００８８】
なお、本明細書において、コンピュータプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【００８９】
【発明の効果】
以上の如く、本発明によれば、複数の工程により作成された複数の情報を管理することができる。特に、本発明によれば、複数の工程により作成された複数の情報の連携を取り、情報の取り扱い方法を統一することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の機械設備施工業務における工程を説明する図である。
【図２】図１の機械設備施工業務においてデータ管理用アプリケーションにより実行されるデータの管理処理を説明するフローチャートである。
【図３】本発明を適用したデータ管理システムの処理を実行可能なパーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
【図４】本発明の機械設備施工業務における工程を説明する図である。
【図５】図４のデータ管理システムにより実行されるデータ変換に対応するパラメータを説明する図である。
【図６】図４のデータ管理システムによるデータの管理処理を説明するフローチャートである。
【図７】図６のステップＳ５１の処理により表示される画面例を示す図である。
【図８】図６のステップＳ５２の処理により表示される画面例を示す図である。
【図９】図６のステップＳ５６の処理により表示される変換確認画面を示す図である。
【図１０】図６のステップＳ５９の処理により表示される画面例を示す図である。
【図１１】拾いの工程における画面例を示す図である。
【図１２】見積もりの工程における画面例を示す図である。
【符号の説明】
１１設計図書
１２拾い
１３見積もり
１４施工図
１５材料集計
１６工程表
１７原価管理表
８０データ管理システム
１００画面
１０１詳細表示
１０２エクスプローラバー
１０３ステータスバー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an information processing apparatus and method, and a program, and more particularly, to an information processing apparatus and method capable of integrating each data created by a plurality of processes and unifying the data handling method, and Regarding the program.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when performing mechanical equipment construction work (for example, construction work), as shown in FIG. 1, first, as work 1 before receiving an order, in order to create estimate data (estimate data is calculated by the process of estimate 13). The data of the design book is created by the process of the design book 11. Here, the design book data is one of the purposes to be used for obtaining the estimate data, and is created based on technical calculations such as obtaining the quantity of materials. The construction details (for example, detailed piping route) may be different. In addition, in many cases, the design book data is different from the construction drawing data created by the process of the construction drawing 14, and no attribute is entered in the member on the drawing, that is, according to the drafting rules. It is the drawing drawn by the line segment. For example, when the design book data is created by CAD (Computer Aided Design) by the process of the design book 11, the design book data is composed of coordinate data indicating a drawn line segment.
[0003]
Based on this design book data (design book data created by the process of the design book 11), the pick-ups 12 are picked up and summed up for each quantity, material, and pipe diameter. A process is performed, and an estimate 13 process is performed based on the created pick-up data.
[0004]
Next, as work 2 after receiving an order, the construction drawing corresponding to the actual construction content is again converted into the data of the design book (the data of the design book created by the process of the design book 11) by the process of the construction drawing 14. Created based on. In the process of construction drawing 14 (creation of construction drawings), dedicated CAD is used, and attributes (for example, pipe diameter, material, construction location, etc.) are attached to each member on the drawing. Then, based on the data of the created construction drawing, the material is totaled by the process of the material totaling 15 and the data for the totaling of the material is created, and the man-hours necessary for the construction are calculated by the process of the process table 16. A process chart is created. In addition, the construction is progressed based on the data in the process chart. Further, based on the construction drawing data and the process chart data, the cost management table data such as material cost and labor cost for the construction is created by the process of the cost management table 17.
[0005]
In the progress of construction, the planned performance is managed based on the process table (process table created by the process of the process table 16), and the cost management table (cost control table created by the process of the cost control table 17). ), Material costs and labor costs for construction are managed.
[0006]
In this way, the process of picking up 12 is performed based on the data of the design book, and the process of the construction drawing 14 is performed based on the data of the design book. Data management application (for example, DB (database) application) when used in the process of (for example, when the data of the design book is used for creating the construction drawing (used for the process of the construction drawing 14)) Data management is also performed using document management software.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the format of the data created by one process (design book data created by the process of the design book 11) is the same as the format of the dedicated software (for example, the design book data by the process of the design book 11). Since the software (exclusive software for creating) is unique, in order to use the result (design book data) in other processes (for example, the process of construction diagram 14), It is necessary to separately use software for converting design book data so that it can be used in the process, and the method differs depending on the conversion function. For this reason, even if the data management application manages the entire data, it is necessary to further use dedicated conversion software for converting each data.
[0008]
The flowchart of FIG. 2 is a diagram for explaining data management processing executed by the data management application in performing the machine facility construction work of FIG. This process is performed, for example, when the data of the design book 11 is used in creating the construction drawing 14, and is started when the data is selected by the user.
[0009]
In step S11, the data management application accepts selection of conversion source data from the user. In the case of the present example, selection of design book data is accepted.
[0010]
In step S12, the data management application accepts selection of software from the user. In the case of the present example, selection of software for converting the data of the design book into data (data for creating a construction drawing) that can be used in the process of the construction drawing 14 is accepted.
[0011]
In step S13, the data management application starts up the software selected by the user in the process of step S12. Hereinafter, this software is referred to as conversion software. Further, the following processes in steps S14 to S16 are processes executed by the conversion software.
[0012]
In step S14, the conversion software receives an input of a conversion method from the user. The conversion software has different operation methods by the user depending on the conversion function and the conversion destination (for example, the data when the design book data is picked up and used for the process 12 and the design book data are used for the process of the construction drawing 14 Because the data in this case is different), the input operation of the conversion method is accepted.
[0013]
In step S15, the conversion software sets a conversion method based on this input (the process in step S14).
[0014]
In step S16, the conversion software executes data conversion processing based on the set conversion method to create conversion data. In the case of the present example, a process of converting the design book 11 into data that can be used in the construction drawing 14 is executed. Thereafter, the conversion software is terminated.
[0015]
In step S17, the data management application accepts selection of conversion data from the user. In the case of this example, it is the conversion data created by the process of step S16.
[0016]
In step S18, the data management application accepts an operation from the user for storing the conversion result in the conversion destination business data storage location. Specifically, an operation to store the conversion data received by the process of step S17 in which conversion destination business data storage location is received. In the case of the present example, the design book data is converted data that has been converted so that it can be used for the process of construction drawing 14 (creation of construction drawing data). This is the location used to create 14.
[0017]
In step S19, the data management application stores the conversion data (conversion data selected by the process of step S17) in the storage location received by the process of step S18. In the case of the present example, the conversion data is stored in a location used for creating the construction drawing.
[0018]
By the process of FIG. 2, the data of the design book is converted into the data used for the process of the construction drawing 14 (used to create the construction drawing data) and stored in the storage location designated by the user. The
[0019]
Depending on the operator, there may be a special charge for each process in order to improve the efficiency of the process shown in FIG. 1 (for example, the process of the picking 12 process and the process of the estimate 13 are different) There is). For this reason, each person in charge cannot independently determine whether the results created in processes outside his / her own work can be used, without using the results created by other persons in charge. You may be working alone.
[0020]
In addition, the result created in each process (for example, the data of the design book created in the process of the design book 11) has a data structure suitable for the work, and is used in another work. For this purpose (for example, in order to use design book data in the process of picking up 12), it is necessary to have a structure that can be interpreted by the reusing side (side of the picking up process 12). However, since the conversion method is different for each conversion destination job, there is a problem that this work increases the burden on the person in charge.
[0021]
Also, a dedicated person in charge creates and manages results using dedicated software (for example, software that picks up design book data and converts it so that it can be used in step 12). When the person is absent, there is a problem that it becomes very difficult for a person other than the person in charge to use the data.
[0022]
The present invention has been made in view of such a situation, and it is possible to coordinate each data created by a plurality of processes and unify the data handling method, thereby reducing the work load. Is to be able to.
[0023]
[Means for Solving the Problems]
The information processing apparatus of the present invention 1's Information about the process Indicates whether it can be used in other processes Holding means for holding related information and related information held by the holding means On the basis of , Any one of the conversion source processes Process related First information that is information But , Any one of the steps to be converted Process related Second information that is information and is different from the first information Was determined to be usable as In this case, the conversion means for converting the format of the first information as the conversion source into the format of the second information as the conversion destination, and the storage corresponding to the second information, the first information converted by the conversion means at the place As a file Storage means for storing; Display means for displaying a plurality of icons representing storage locations of information corresponding to each of the plurality of steps, and the display means uses information stored in the storage location corresponding to any one selected icon The icon for the storage location of information about possible processes is displayed separately from other icons. It is characterized by that.
[0025]
The related information held by the holding means is the design information created by the design process, the predetermined information is obtained from the design information and aggregated, the acquisition information created by the acquisition process, the estimation process from the obtained information Calculate the necessary man-hours from the construction information created by the construction process, the material summary information created by the process of counting materials from the construction information, and the construction information based on the estimate information, design information and acquisition information created by Information about the process information created by the process to be performed and the cost management information created by the cost control process from the construction information and process information Indicates whether it can be used in other processes Can be.
[0029]
The display Means further, As the detailed information of the file, at least one of the name, status, creator, type, and update date corresponding to the file can be displayed.
[0031]
The information processing method of the present invention includes: The holding means is 1 Information about the process Indicates whether it can be used in other processes A holding step for holding relevant information; Conversion means In the related information retained by the processing of the step On the basis of , Any one of the conversion source processes Process related First information that is information But Second information different from the first information, which is information related to any one of the processes that are the conversion destination. Was determined to be usable as A conversion step of converting the format of the first information as the conversion source into the format of the second information as the conversion destination; The storage means The first information converted by the process of the conversion step is stored in the storage location corresponding to the second information As a file A storage step for storing; A display step for displaying a plurality of icons representing storage locations of information corresponding to each of the plurality of steps, and in the processing of the display step, the storage means corresponding to any one of the selected icons is displayed. The icon of the storage location of information related to the process for which the stored information can be used is displayed separately from other icons. It is characterized by that.
[0032]
The program of the present invention A computer that stores related information indicating whether or not information relating to one process can be used in another process; and a process that is a conversion source based on the related information held by the holding means The first information that is information related to any one of the processes is information related to any one of the processes that are the conversion destination, and can be used as second information that is different from the first information. When it is determined that the first information is a conversion source, the conversion unit converts the format of the first information that is the conversion source into the format of the second information that is the conversion destination, and the first information converted by the conversion unit A table for displaying a plurality of icons representing storage locations of information corresponding to each of the plurality of steps, and storage means for storing the file as a file in a storage location corresponding to the second information And the display means displays the icon of the storage location of the information related to the process in which the information stored in the storage location corresponding to any one of the selected icons can be used separately from the other icons. To function as an information processing device It is characterized by that.
[0033]
In the information processing apparatus and method and program of the present invention, 1's Information about the process Indicates whether can be used in other processes Related information is retained and related information is retained. On the basis of , Any one of the conversion source processes Process related First information that is information But , Any one of the steps to be converted Process related Second information that is information and is different from the first information Was determined to be usable as In this case, the format of the first information that is the conversion source is converted into the format of the second information that is the conversion destination, and the converted first information is stored in the storage location corresponding to the second information. As a file Stored, A storage location for information relating to a process in which a plurality of icons representing storage locations for information corresponding to each of the plurality of steps are displayed and the information stored in the storage location corresponding to any one selected icon can be used Icon is displayed separately from other icons It is characterized by that.
[0034]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0035]
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration example of the personal computer 50 capable of executing the processing of the data management system to which the present invention is applied.
[0036]
A CPU (Central Processing Unit) 61 receives signals corresponding to various commands input by the user of the personal computer 50 using the input unit 64 via the input / output interface 62 and the internal bus 63, and converts the signals into the input signals. Various processes based on the above are executed.
[0037]
A ROM (Read Only Memory) 65 basically stores fixed data among the programs used by the CPU 61 and the operation parameters. A RAM (Random Access Memory) 66 stores programs and data used in the execution of the CPU 61, parameters that change as appropriate during the execution, and the like. The CPU 61, ROM 65, and RAM 66 are connected to each other by an internal bus 63.
[0038]
The internal bus 63 is also connected to the input / output interface 62. The input unit 64 includes, for example, a keyboard, a touch pad, a jog dial, or a mouse, and is operated when a user of the personal computer 50 inputs various commands to the CPU 61. The display unit 67 includes, for example, a CRT (Cathode Ray Tube), a liquid crystal display device, and the like, and displays various types of information as text or images.
[0039]
An HDD (hard disk drive) 68 drives hard disks and causes them to record or reproduce programs and information executed by the CPU 61. A magnetic disk 81, an optical disk 82, a magneto-optical disk 83, and a semiconductor memory 84 are mounted on the drive 69 as necessary to exchange data.
[0040]
The network interface 70 is connected to another device or the like via a wire or wirelessly to exchange information.
[0041]
The input unit 64 through the network interface 70 are connected to the CPU 61 via the input / output interface 62 and the internal bus 63.
[0042]
FIG. 4 is a diagram for explaining a process in the case of performing mechanical equipment construction work (for example, construction work). In the figure, portions corresponding to those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted because it will be repeated.
[0043]
The data management system 80 collectively manages the data created by the process of the design book 11 to the cost management table 17 shown in FIG. 4, and is loaded into, for example, the RAM 66 in FIG. It is executed by the CPU 61.
[0044]
For example, in the process of picking up 12, in order to create picking up data, design book data is required. At this time, the data management system 80 converts the data of the design book into a format used in the process of picking up 12 based on the user's instruction, and supplies it to the storage location where the process of picking up 12 is executed.
[0045]
As described above, the data management system 80 converts the format of the picked-up data so as to correspond to the module that executes the process of the estimate 13 based on the user's instruction, and stores the process of the construction drawing 14. The format of the design book and the picked-up data is converted and stored so as to correspond to the module to be executed.
[0046]
In addition, the data management system 80 converts the construction drawing data into a format corresponding to the module that executes the process of the material totaling 15 based on the user's command, and stores the data. Convert to a format corresponding to the module to be executed and store it. Further, the data management system 80 converts the format of the construction drawing data and the data of the process table data and stores them so as to correspond to the module for executing the process of the cost management table 17.
[0047]
FIG. 5 is a diagram for explaining parameters corresponding to data conversion executed by the data management system 80. Hereinafter, the conversion parameter table will be described.
[0048]
The left column shows the steps corresponding to the conversion source data, and the upper row shows the steps corresponding to the conversion destination data. Specifically, in the conversion parameter table of FIG. 5, the data created by the process described in the left column can be used in the process (module) described in the upper row. That is, it indicates that the data created by the process described in the left column can be converted into the process described in the upper row (that is, the inter-business data can be linked). “◯” indicates that conversion is possible (cooperation is possible), and the data management system 80 is provided with a conversion module for performing conversion corresponding to the portion indicated by “◯”. In the case of the example of FIG. 5, the data management system 80 includes 10 (number of “◯”) conversion modules.
[0049]
In the example of FIG. 5, the design book data can be converted into data used in the process of picking up 12 (indicated by “◯”), and the design book data and the number of files of picked up data are The ratio is “1: 1”. In addition, design book data can be converted into data used in the process of construction drawing 14 (indicated by “◯”), and the ratio (design book data files: construction drawing data The number of files) is “1: 1”.
[0050]
The picked-up data can be linked with the data used in the process of the estimate 13 (indicated by “◯”), and the ratio is “N: 1”. This represents the conversion from multiple picked up data files into a single data file used to create a quote. Further, the picked-up data can be linked with the construction drawing data (indicated by “◯”), and the ratio thereof is “1: 1”.
[0051]
The construction drawing data can be linked with the design book data (indicated by “◯”), and the ratio is “1: 1”. Moreover, the construction drawing data can be linked with the data of the material summary (indicated by “◯”), and the ratio is set to “1: N”. This means that the data file of one construction drawing is converted into a plurality of data files to be used for creating material total data by the material total 15 process. Furthermore, the construction drawing data can be linked with the data of the process chart and the data of the cost control chart (indicated by “◯”), and the ratio thereof is “N: 1”. Yes. Since the description of “N: 1” is repeated, it will be omitted.
[0052]
The data in the process table can be linked with the data in the cost control table (indicated by “◯”), and the ratio is “1: 1”. The cost management table data can be linked with the process table data (indicated by “◯”), and the ratio thereof is “1: 1”.
[0053]
The data management system 80 refers to the conversion parameter table shown in FIG. 5 based on the user's command, and can coordinate the data commanded by the user (data to be converted and data to be converted) If it is possible to cooperate, the conversion process is executed using the conversion module of the data management system 80. At this time, the conversion module corresponding to the location indicated by “◯” described above is used. The conversion parameter table is not limited to that shown in FIG. 5, but is a general-purpose table that can be changed later.
[0054]
Next, data management processing by the data management system 80 will be described with reference to the flowchart of FIG. This process is started when a command for executing the process of the data management system 80 is input by the user.
[0055]
In step S51, the data management system 80 accepts (acquires) selection of conversion source data from the user.
[0056]
Specifically, the data management system 80 displays a screen 100 as shown in FIG. 7 on the display unit of the personal computer 50 that executes processing. In the center of the screen 100, a detailed display 101 including a file name, status, creator, file type, and update date is displayed. On the left side of the screen 100, a design book icon 11a ( In the case of the example of FIG. 4, it corresponds to the process of the design book 11), the icon 12a of the pick-up table (in the case of the example of FIG. 4, corresponds to the process of the pick-up 12), the icon 13a of the estimate (FIG. 4). In the case of the example of FIG. 4, it corresponds to the process of the estimate 13), the icon 14a of the construction drawing (corresponding to the process of the construction drawing 14 in the case of FIG. 4), the icon 15a of the material total (in FIG. 4) In the case of the example, it corresponds to the process of the material totaling 15), the icon 16a of the process table (in the case of the example of FIG. 4, it corresponds to the process of the process table 16), and the icon 17a of the cost control (FIG. 4). In the case of example, cost control table 1 Explorer bar 102 is displayed constituted by a corresponds to step). In addition, a state corresponding to a portion selected by the user is displayed as a status bar 103 on the lower side of the screen 100.
[0057]
In the case of the example in FIG. 7, the icon of the pick-up table 12 a is selected in the explorer bar 102, and candidates for data conversion destinations (processes that can be linked) corresponding to the icon of the pick-up table 12 a are the estimate 13 a and the construction drawing. It is shown as an icon display as shown in 14a. In addition, the explorer bar 102 displays arrows indicating the relevance of data corresponding to each icon (for example, an arrow having the icon of the design book 11a as the start point and the icon of the pick-up table 12a as the end point). In the case of the example in FIG. 7, only the arrows indicating the relevance of the main data are displayed (for the sake of clarity, the arrows indicating the additional relevance are omitted), and from the starting point of the arrow Of course, the data for the end point is associated (indicated by “◯” in the conversion parameter table of FIG. 5), but corresponds to the portion indicated by “O” in the conversion parameter table of FIG. Data conversion is possible (relevant) because there is a conversion module. In other words, even between icons (between processes) in which no arrow is displayed, data conversion is possible if “O” is described in the conversion parameter table of FIG.
[0058]
Further, the detailed display 101 displays the file in the storage location of the data used in the process selected in the explorer bar 102 (in this example, the process of picking up 12). In this case, the name of the file is “xxx-1”, the state is “working”, the creator is “11111”, and the file type is “picked file”. The update date is “2002/7/4”. The status bar 103 is set as “current work [new construction of XX building] [pickup]”.
[0059]
In this way, the relevance of data created by each process is displayed by a display familiar to the OS (Operating Systems) of Windows (registered trademark) (for example, display of Explorer of Windows (registered trademark)). Therefore, it is possible to perform a display that is easy for the user to understand.
[0060]
The user can select a storage location where conversion source data is stored from a plurality of icons displayed on the status bar 102 of the screen 100 (processing in step S51). In the case of the example of FIG. 7, the icon of the pick-up table 12a (storage location where data used for the pick-up 12 process is stored) is selected, and from there (from the detailed display 101), the name “xxx-1” is selected. Since the file has been selected, the data management system 80 acquires it. Then, the data management system 80 displays an icon corresponding to a process that can use the selected conversion source data (a process that can be linked) in distinction from other icons. In the case of the present example, the pick-up data created by the picking-up step 12 is the conversion source data, and the steps in which the pick-up data can be used are the estimating step 13 and the construction drawing step 14. Therefore, the icon of the estimate 13a corresponding to the process of the estimate 13 and the icon of the construction figure 14a corresponding to the process of the construction drawing 14 are replaced with other icons (for example, the icon of the material total 15a) as shown in FIG. And display separately.
[0061]
In step S52, the data management system 80 receives (acquires) selection of a conversion destination process from the user. The user can select a conversion destination job from among a plurality of icons displayed on the explorer bar 102. In the case of the present example, as shown in FIG. 7, since the file “xxx-1” stored in the storage location corresponding to the icon of the pick-up table 12a is selected by the process of step S51, As a business (process), a display that can be linked to the icon of the estimate 13a or the icon of the construction drawing 14a is made, but the user can select any icon. It is also possible to make it impossible to select an icon that is not displayed that can be linked.
[0062]
As a method of selecting the conversion source data and the conversion destination job in the processing of step S51 and step S52, for example, the user can select the file name “ The conversion source data and the conversion destination can be selected by dragging and dropping the “xxx-1” portion on the icon of the estimate 13a.
[0063]
In FIG. 8, the status bar 103 indicates “Current work [New building construction for XXX building] [Pickup]”. By referring to the status bar 103, the user can know that the storage location displayed on the current detailed display 101 is “pickup”.
[0064]
Further, after the user selects the data to be converted (for example, in the case of FIG. 8, after selecting “xxx-1” stored in the storage location of the file corresponding to the icon of the pick-up table 12a) It is also possible to execute by selecting “Conversion” in a pop-up menu (not shown) and inputting the conversion destination job and the converted name.
[0065]
Further, after the user “copy” the conversion source data (for example, in the case of FIG. 8, the user copied “xxx-1” stored in the file storage location corresponding to the icon of the pick-up table 12a). Later, it can also be executed by “pasting” in the business folder of the conversion destination (for example, in the case of FIG. 8, the storage location of the file corresponding to the icon of the estimate 13a).
[0066]
The user can also execute by selecting the data to be converted after selecting the “create new” menu at the conversion destination.
[0067]
In this way, the procedure for allowing the user to select the data of the conversion source and the conversion destination can be performed by drag and drop or pop-up regardless of the type of the dedicated software that created the data (for example, the dedicated software for executing the process of picking up 12). Even users who do not know how to use the dedicated software that is the source of conversion by using procedures that are familiar to the Windows (registered trademark) OS, such as input, copy / paste, and the use of the “New” menu. It is possible to use it across.
[0068]
Returning to FIG. 6, in step S53, the data management system 80 searches for a conversion module (conversion module included in the data management system 80) in the conversion parameter table. Specifically, a conversion module corresponding to the conversion source data selected by the process of step S51 and the conversion destination data selected by the process of step S52 is searched from the conversion parameter table of FIG.
[0069]
In step S54, the data management system 80 determines whether the conversion source data selected by the process of step S51 can be converted to the conversion destination data selected by the process of step S52. Specifically, the determination is made based on whether or not a conversion module exists as a result of the search performed in step S53. That is, in the conversion parameter table of FIG. 5, when the corresponding conversion source data and the portion corresponding to the conversion destination data are displayed as “◯”, the conversion module exists, that is, conversion is possible. Determined.
[0070]
If it is determined in step S54 that conversion is not possible (no corresponding conversion module exists), the process proceeds to step S55, and the data management system 80 selects the data selected as the conversion source in the data storage location of the conversion destination job. Is stored. For example, in the example of FIG. 7, “xxx-1” in which a file corresponding to the icon of the pick-up table 12a is stored is selected as the conversion source data, and the conversion destination corresponds to the icon of the material total 15a. When the storage location is selected, since the conversion parameter table in FIG. 5 is not “◯”, it is determined that conversion is not possible. Thereafter, “xxx-1” data is stored in the storage location corresponding to the icon of the material total 15a.
[0071]
If it is determined in step S54 that conversion is possible (a corresponding conversion module exists), the process proceeds to step S56, and a screen for confirming data conversion (data conversion confirmation screen 150 in FIG. 9) is displayed. Specifically, as shown in FIG. 8, when the picked-up file “xxx-1” is selected as the conversion source data and the estimate 13 process is selected as the conversion destination, conversion is possible. The data conversion confirmation screen 150 as shown in FIG. 9 is displayed.
[0072]
In the example of FIG. 9, the data conversion confirmation screen 150 displays “estimate” as the conversion destination job and “xxx-1” as the post-conversion name. The converted name “xxx-1” can be changed by the user. Further, an OK button 161 and a cancel button 162 are displayed on the data conversion confirmation screen 150, and the user selects one of them. The data management system 80 accepts this selection.
[0073]
In step S57, the data management system 80 determines whether or not the OK button 161 has been selected by the user. That is, it is determined whether or not the OK button 161 on the data conversion confirmation screen 150 of FIG. 9 displayed by the process of step S56 is selected. If it is determined that OK has not been selected (the cancel button 162 has been selected), the process ends.
[0074]
If it is determined in step S57 that OK has been selected (the OK button 161 has been selected), the process proceeds to step S58, and the data management system 80 selects the corresponding conversion module (the conversion module included in the data management system 80). ). Specifically, the corresponding conversion module in the conversion parameter table shown in FIG. 5 searched by the process of step S53 is executed. As a result, in the example of FIG. 8, the data “xxx-1” corresponding to the process of picking up 12 is converted into a data format corresponding to the process of estimate 13.
[0075]
In step S59, the data management system 80 stores the conversion result (data converted by the process in step S58) in the data storage location of the conversion destination job (data storage location of the process of estimate 13), and the data management system 80 Then, the screen 100 as shown in FIG. 10 is displayed, and then the process ends.
[0076]
In the case of the example of FIG. 10, the icon of the estimate 13a is displayed on the explorer bar 102 as the currently selected icon. In the detailed display 101, the storage location (folder) of the data used in the process of the estimate 13 is displayed. ) The file “xxx-1” is displayed. The name of this file is “xxx-1”, the status is “new”, the creator is “11111”, the file type is “estimate”, and the update date Is "2002/7/24". The status bar 103 also displays “Current work: [XXX building new construction] [estimate]”. Since the file type is changed and stored by the processing of step S58 and step S59, the file type is changed to “estimate”.
[0077]
Further, in FIG. 8, the status bar 103 indicates “Current work [New construction of XXX building] [Estimate]”. By referring to the status bar 103, the user can know that the storage location displayed on the current detailed display 101 is “estimate”.
[0078]
Specifically, the pick-up data used in the pick-up process 12 has a format as shown in FIG. FIG. 11 shows an example of a screen when an application used in the process of picking up 12 is used. In the example of FIG. 11, pick-up data used in the pick-up 12 process is displayed on a screen 210 in the screen 200. In the case of the present example, the data displayed on the screen 211 and the screen 212 are used to convert the picked-up data into data that can be used for the estimation 13 process. Then, after conversion (data displayed on the screens 211 and 212 is converted), the stored data has a format as shown in FIG.
[0079]
FIG. 12 is an example of a screen when using dedicated software used in the estimation 13 process. In the case of the example of FIG. 12, estimate data used in the estimate 13 process is displayed on the screen 300. The data displayed on the screen 211 in FIG. 11 is converted as shown on the screen 311 in FIG. 12, and the data displayed on the screen 212 in FIG. 11 is displayed on the screen 312 in FIG. Has been changed. Since the data of the picked-up 12 is converted so that it can be used in the process of the estimate 13, it has a format in which an amount screen 313 is newly added to the picked-up data.
[0080]
With the above processing, the usage target is, for example, a business operator that performs construction work of mechanical equipment, and the data management system 80 limits the relationship between each process and data (indicated by “◯” in the conversion parameter table of FIG. Since the data management system 80 itself has a corresponding conversion module, the data handling method is coordinated and the data handling method is unified in the machinery and equipment construction work. It becomes possible.
[0081]
Regardless of the type of dedicated software that created the data, the conversion procedure is familiar to Windows (registered trademark) OS such as drag & drop, pop-up input, copy / paste, and use of the "Create New" menu. Since a certain procedure is adopted, even a user who does not know how to use the dedicated software as the conversion source can be used across business operations, and the work load can be reduced.
[0082]
Furthermore, since the display screen is similar to the explorer screen in the Windows (registered trademark) OS as shown in FIG. 7, FIG. 8 or FIG. 10, the usage method and view can be easily understood by the user. Even users who are not in charge can easily grasp the status of the target data.
[0083]
Further, by using the data management system 80, by unifying (simplifying) the data conversion method, even a third party can easily refer to the target data, and the transparency of the data can be improved. Can be realized. Furthermore, regardless of the type of dedicated software used in each process, the work load can be reduced by unifying (simplifying) the data conversion procedure. Moreover, since the skill level is not questioned, the quality difference can be eliminated.
[0084]
In addition, the data management system 80 associates the picked-up data created by the picking-up process 12 with the construction drawing data created by the working-drawing process 14, and the construction drawing created by the working-drawing process 14 Are associated with the data of the process table created by the process of the process table 16 and the data of the cost management table created by the process of the cost management table 17, and the data created by the process of the process table 16 And the cost management table data created by the process of the cost management table 17, it is possible to prevent the user from performing useless work (for example, the process of the pickup 12 and the construction diagram 14). Even if the same work is included in the process, the data can be used and the user does not have to perform the same work multiple times).
[0085]
In the above example, a plurality of icons corresponding to information regarding each process are displayed based on the conversion parameter table of FIG. 5. However, the present invention is not limited to this. You may make it display a part of information regarding each process.
[0086]
The series of processes described above can be executed by hardware, but can also be executed by software. When a series of processing is executed by software, a program constituting the software executes various functions by installing a computer incorporated in dedicated hardware or various programs. For example, it is installed from a recording medium in a general-purpose personal computer or the like.
[0087]
As shown in FIG. 3, the recording medium is distributed to provide a program to the user separately from the computer, and includes a magnetic disk 81 (including a floppy disk) on which the program is recorded, an optical disk 82 (CD -Not only constituted by a package medium consisting of ROM (Compact Disc-Read Only Memory), DVD (including Digital Versatile Disc), magneto-optical disc 83 (including MD (Mini Disc)), semiconductor memory 84, etc. The HDD 68 and the like are provided to the user in a state of being pre-installed in the computer and in which a program is recorded.
[0088]
In the present specification, the step of describing a computer program includes not only processing performed in time series according to the described order but also processing executed in parallel or individually even if not necessarily processed in time series. Is also included.
[0089]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a plurality of pieces of information created by a plurality of steps can be managed. In particular, according to the present invention, it is possible to unify information handling methods by coordinating a plurality of information created by a plurality of processes.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is a diagram illustrating a process in a conventional mechanical equipment construction work.
FIG. 2 is a flowchart for explaining data management processing executed by a data management application in the machine facility construction work of FIG. 1;
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration example of a personal computer capable of executing processing of a data management system to which the present invention is applied.
FIG. 4 is a diagram illustrating a process in the mechanical equipment construction work of the present invention.
FIG. 5 is a diagram illustrating parameters corresponding to data conversion executed by the data management system of FIG. 4;
6 is a flowchart for explaining data management processing by the data management system of FIG. 4;
7 is a diagram showing an example of a screen displayed by the process of step S51 in FIG.
FIG. 8 is a diagram showing an example of a screen displayed by the process of step S52 of FIG.
FIG. 9 is a diagram showing a conversion confirmation screen displayed by the process of step S56 of FIG.
FIG. 10 is a diagram showing an example of a screen displayed by the process of step S59 in FIG.
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of a screen in a picking process.
FIG. 12 is a diagram illustrating an example of a screen in an estimation process.
[Explanation of symbols]
11 Design books
12 Picking up
13 Estimate
14 Construction drawing
15 Material count
16 Schedule
17 Cost control table
80 Data management system
100 screens
101 Detailed display
102 Explorer bar
103 Status bar

Claims

In an information processing apparatus that stores information on a plurality of processes having different formats as a file in a storage location corresponding to each process, and processes the information,
Holding means for holding related information indicating whether or not information relating to one process is usable in another process ;
Based on said related information held by the holding means, any one step of the first information is information about any one of steps of the a conversion source process, a destination process If it is determined that it can be used as second information different from the first information, the format of the first information that is the conversion source is changed to that of the second information that is the conversion destination. Conversion means for converting to a format;
Storage means for storing the first information converted by the conversion means as a file in a storage location corresponding to the second information;
Display means for displaying a plurality of icons representing storage locations of information corresponding to each of the plurality of steps,
The display means displays an icon of a storage location of information relating to a process in which information stored in a storage location corresponding to any one of the selected icons can be used separately from other icons.
The information processing apparatus characterized in that it comprises the.

The related information held by the holding means is the design information created by the design process, the acquisition information created by the acquisition process that acquires and aggregates predetermined information from the design information, and is estimated from the acquisition information Based on the estimate information created by the process, the construction information created by the construction process based on the design information and the acquisition information, the material total information created by the process of counting materials from the construction information, the construction information The process information created by the process of calculating the required man-hours from the above, and the cost management information created by the cost management process from the construction information and the process information, each information should be used in other processes The information processing apparatus according to claim 1 , wherein the information processing apparatus represents whether or not

The display means further includes:
Wherein as the detailed information of the file, the name corresponding to the file, the state, the creator, the type or modified date information processing apparatus according to claim 1, characterized in that displaying the at least one of.

In the information processing method of the information processing apparatus that stores information on a plurality of processes having different formats as a file in a storage location corresponding to each process, and processes the information,
A holding step in which holding means holds related information indicating whether information on one process is usable in another process ; and
Converting means, based on said related information held by the processing of the step, the first information is information about any one of steps of the a conversion source process, of the process is a conversion destination If it is determined that it is usable as second information different from the first information, it is information related to any one process , and the format of the first information that is the conversion source is the conversion destination A conversion step of converting to a second information format;
A storage step in which a storage means stores the first information converted by the processing in the conversion step as a file in a storage location corresponding to the second information;
A display step for displaying a plurality of icons representing storage locations of information corresponding to each of the plurality of steps,
In the processing of the display step, an icon of a storage location of information relating to a process in which information stored in a storage location corresponding to any one selected icon can be used is displayed separately from other icons. A characteristic information processing method.

A computer-executable program for storing information on a plurality of processes having different formats as a file in a storage location corresponding to each process and processing the information ,
Computer
Holding means for holding related information indicating whether or not information relating to one process is usable in another process;
Based on the related information held by the holding means, the first information that is information related to any one of the steps that are the conversion source is any one of the steps that are the conversion destination. If it is determined that it can be used as second information different from the first information, the format of the first information that is the conversion source is changed to that of the second information that is the conversion destination. Conversion means for converting to a format;
Storage means for storing the first information converted by the conversion means as a file in a storage location corresponding to the second information;
Display means for displaying a plurality of icons representing storage locations of information corresponding to each of the plurality of steps,
The display means is an information processing apparatus that displays an icon of a storage location of information relating to a process in which information stored in a storage location corresponding to any one selected icon can be used separately from other icons. A program characterized by functioning.