JP4192808B2 - 直線移動式切替弁 - Google Patents

直線移動式切替弁 Download PDF

Info

Publication number
JP4192808B2
JP4192808B2 JP2004064040A JP2004064040A JP4192808B2 JP 4192808 B2 JP4192808 B2 JP 4192808B2 JP 2004064040 A JP2004064040 A JP 2004064040A JP 2004064040 A JP2004064040 A JP 2004064040A JP 4192808 B2 JP4192808 B2 JP 4192808B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
frictional resistance
casing
unit
adjusting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004064040A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005249151A (ja
Inventor
正喜 御供
哲憲 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP2004064040A priority Critical patent/JP4192808B2/ja
Publication of JP2005249151A publication Critical patent/JP2005249151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4192808B2 publication Critical patent/JP4192808B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sliding Valves (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

本発明は直線移動式切替弁に係り、特に粉粒体を空気輸送する輸送管に設けられる直線移動式切替弁に関する。
従来から、米、コーヒー豆等の粒状物や、アルミナ粉末等の各種原料粉体を空気輸送する空気輸送装置が知られている。この空気輸送装置は、マテリアルハンドリングシステムと称される粉粒体搬送設備に主として設置され、このマテリアルハンドリングシステムによれば、原材料貯留タンクに貯められた粉粒体を圧縮空気により輸送管を介して圧送し、これを次工程の処理タンクに順次搬送する。また、輸送管には、例えば特許文献1に開示されたような直線移動式切替弁が複数個設けられており、この直線移動式切替弁の切り替え動作によって搬送流路が変更され、指定した次の空タンクに粉粒体が順次供給されるように構成されている。
図12、図13には、従来の直線移動式切替弁100の一部破断部を含む斜視図が示されている。同図に示す直線移動式切替弁100は、ケーシング102及び弁体ユニット104から構成されている。ケーシング102は、円筒状に形成されるとともにその両端開口部が蓋部材106、108によって閉塞されている。また、ケーシング102には、第1の流路を構成する輸送管110と輸送管112とが設けられるとともに、第2の流路を構成する輸送管110と輸送管114とが設けられている。輸送管110は、直線移動式切替弁100に粉粒体を供給する管であり、流路としては第1の流路と第2の流路とに兼用されている。更に、蓋部材106には、エア供給孔116が形成され、蓋部材108にもエア供給孔118が形成されている。
一方、弁体ユニット104は、略円柱状に構成されるとともに図14、図15に示すように、両端部に装着されたシール部材120、120がケーシング102の内周面に摺接され、これらのシール部材120、120を介してケーシング102の軸方向に移動自在に収納されている。また、弁体ユニット104は、弁体ユニット104の軸方向中央部を境にして左側に第1の弁体122が形成され、右側に第2の弁体124が形成されている。第1の弁体122には、第1の流路の輸送管110と輸送管112とを連通させる流路126が形成され、同様に第2の弁体124には、第2の流路の輸送管110と輸送管114とを連通させる流路128が形成されている。
したがって、エア供給孔118から空間130にエアを供給すると、エアの圧力によって弁体ユニット104が図12、図14の如く右方向に移動され、ストッパ132に当接されることにより所定の位置に位置決めされる。この時、第1の流路の輸送管110と輸送管112とが流路126を介して連通されるので、輸送管110から空気搬送されてきた粉粒体が流路126を介して輸送管112に流れ、例えば第1のタンクに貯留されていく。
そして、第1のタンクに貯められた粉粒体量が規定値になると、エア供給孔118からのエア供給を停止し、エア供給孔116から空間13にエアを供給する。これにより、エアの圧力によって弁体ユニット104が図13、図15の如く左方向に移動され、ストッパ13に当接することにより所定の位置に位置決めされる。この時、第2の流路の輸送管110と輸送管114とが流路128を介して連通されるので、輸送管110から空気搬送されてきた粉粒体が流路128を介して輸送管114に流れ、例えば第2のタンクに貯留されていく。
特公昭57−18065号公報
しかしながら、前記従来の直線移動式切替弁100は、特に細かい粉体を搬送した場合、その一部がケーシング102と弁体ユニット104との間の隙間に入り込み、これが一対のシール部材120、120間で囲まれるケーシング102の内周面103に付着するという問題があった。内周面103に粉体が付着すると、弁体ユニット104の往復移動動作時に、シール部材120がその粉体を掻き取りながら摺動するので、弁体ユニット104の摺動抵抗が増大するという問題があった。また、特にアルミナ粉末等の硬質の粉体の場合には、軟質のシール部材120、120がダメージを受けて損傷したり早期に磨耗したりするという欠点もあった。
ケーシング102の内周面103への付着を防止するためには、ケーシング102と弁体ユニット104との間の隙間を極小にすれば改善できるが、製造上非常に困難であった。また、弁体ユニット104の摺動抵抗を低減するためには、内周面103にオイルを塗布しオイル潤滑させればよいが、粉粒体が食品原料の場合には、オイルの使用を避けなければならなかった。
以上の事由から粉粒体を取り扱う直線移動式切替弁は、ケーシング102の内周面103に粉体が付着することは製造上避けることはできず、また、潤滑性を向上させるためにオイルを使用することは食品原料取り扱いのため不可能であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ケーシングの内周面に付着した粉体に影響されることなく、ケーシングに対する弁体ユニットの摺動性を高めることができる直線移動式切替弁を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、第1の流路及び第2の流路が形成されたケーシングと、両端部に装着されたシール部材を介して前記ケーシング内に移動自在に収納された弁体ユニットであって、エア圧力によって一方向に移動されることにより前記第1の流路を連通させる第1の弁体及びエア圧力によって他方向に移動されることにより前記第2の流路を連通させる第2の弁体を備えた弁体ユニットとを有し、前記弁体ユニットの前記第1の弁体及び前記第2の弁体は、分割されるとともに弾性体を介して直線移動可能に連結され、前記第1の弁体及び前記第2の弁体の連結部は各々テーパ状に形成されることにより相対向するテーパ面によって前記連結部の周囲には凹条溝が一体に形成されるとともに前記凹条溝にOリングが装着され、前記該Oリングは、前記弾性体の付勢力に抗して前記第1の弁体及び前記第2の弁体が互いに近づく方向に移動されると、前記凹条溝の両壁面を形成する前記第1の弁体のテーパ面及び前記第2の弁体のテーパ面に押圧されて拡径され、前記ケーシングに摺接され、前記弾性体の付勢力は、前記ケーシングと前記シール部材との間の摩擦抵抗よりも大きめに設定されるとともに、前記弁体ユニットの移動端位置で付与されるエア圧力よりも低めに設定され、前記第1の弁体に装着される前記シール部材は、第1の弁体に螺合された第1の摩擦抵抗調整部材と第1の弁体との連結部の周囲に形成された凹条溝に装着され、前記第1の摩擦抵抗調整部材を回動させて、前記凹条溝の両壁面を形成する前記第1の弁体のテーパ面と前記第1の摩擦抵抗調整部材のテーパ面とによって押圧し拡径されることにより、前記ケーシングに対する摩擦抵抗が調整され、前記摩擦抵抗が所望の値になると、その位置で前記第1の摩擦抵抗調整部材が前記第1の弁体に固定手段によって固定され、前記第2の弁体に装着される前記シール部材は、第2の弁体に螺合された第2の摩擦抵抗調整部材と第2の弁体との連結部の周囲に形成された凹条溝に装着され、前記第2の摩擦抵抗調整部材を回動させて、前記凹条溝の両壁面を形成する前記第2の弁体のテーパ面と前記第1の摩擦抵抗調整部材のテーパ面とによって押圧し拡径されることにより、前記ケーシングに対する摩擦抵抗が調整され、前記摩擦抵抗が所望の値になると、その位置で前記第2の摩擦抵抗調整部材が前記第2の弁体に固定手段によって固定され、前記ケーシングの一端部には、前記第1の摩擦抵抗調整部材に当接されて第1の摩擦抵抗調整部材の位置を所定の位置に位置決めする第1の位置決め部材が設けられ、前記ケーシングの他端部には、前記第2の摩擦抵抗調整部材に当接されて第2の摩擦抵抗調整部材の位置を所定の位置に位置決めする第2の位置決め部材が設けられた直線移動式切替弁において、前記第1の位置決め部材及び第2の位置決め部材は、ケーシングの端部に取り付けられた蓋部材にOリングを介して螺合されるとともにケーシングの軸方向と平行に螺着されたねじ棒であり、前記ねじ棒は、前記蓋部材の外部においてモータのモータ軸に連結され、前記モータは制御部によって制御されるとともに、前記蓋部材に取り付けられた検出部から送信される距離情報に基づき前記制御部によってフィードバック制御され、前記検出部は、該検出部の検出面から前記第1の摩擦抵抗調整部材までの距離及び該検出部の検出面から前記第2の摩擦抵抗調整部材までの距離を非接触で測定し、前記制御部に内蔵された記憶部には、前記弁体ユニットの切り替え位置における、前記検出部の検出面から前記第1の摩擦抵抗調整部材までの基準距離情報及び該検出部の検出面から前記第2の摩擦抵抗調整部材までの基準距離情報が記憶され、前記制御部は、前記検出部から前記距離情報が送信されてくると、該距離情報と前記記憶部に記憶された前記基準距離情報とを比較演算し、記憶部に記憶された基準距離に対して検出部で測定された距離が短い場合には、弁体ユニットの切り替え位置が前記蓋部材側にずれたと判断し、それを修正するために、前記モータによって前記ねじ棒を蓋部材から突出方向に回動するように制御して記憶部に記憶された基準距離に対して検出部で測定された距離が等しくなった時点でモータを停止制御するとともに、記憶部に記憶された基準距離に対して検出部で測定された距離が長い場合には、弁体ユニットの切り替え位置がケーシングの中央部側にずれたと判断し、それを修正するために、モータによって前記ねじ棒を没入方向に回動するように制御し、記憶部に記憶された基準距離に対して検出部で測定された距離が等しくなった時点でモータを停止制御することを特徴としている。
本発明の着目点について説明する。まず、ケーシングの内周面に粉体が付着することは避けられないのであるが、摺動性を高めるためには、「シール部材が摺動する領域の内周面に粉体を付着させなければよい」点に着目した。次に、前記着目点により前記シール部材の他、別のシール部材であるOリングを弁体ユニットに設ける必要が生じるが、このOリングによって摺動性が低下するのを避けるために、このOリングは、「シール部材が摺動する領域の内周面に粉体を付着させない」機能だけを有すればよく、「弁体ユニットの摺動時には、摺動抵抗増大を防止するためにシール機能を無くさなければならない」点にも着目した。
上記着目点に基づき、本願発明は、弁体ユニットの第1の弁体と第2の弁体とを分割し、これらの弁体を弾性体を介して連結した。そして、第1の弁体及び第2の弁体の連結部の周囲に凹条溝を形成し、この凹条溝に、「シール部材が摺動する領域の内周面に粉体を付着させない」機能を有するOリングを装着した。第1の弁体及び第2の弁体は、弁体切り替え時の外力により弾性体の付勢力に抗して第1の弁体及び第2の弁体が互いに近づく方向に移動される。この時、Oリングは、凹条溝の両壁面を形成する第1の弁体のテーパ面及び第2の弁体のテーパ面に押圧されて拡径方向に弾性変形され、ケーシングの内周面に摺接される。すなわち、この状態が弁体切り替え後の状態であり、粉粒体が第1の流路又は第2の流路に流れている状態である。よって、ケーシングの内周面に付着する粉体は、Oリングによって規制されることになる。次に、前記外力の付加を停止すると、弾性体の付勢力によって第1の弁体及び第2の弁体が互いに離れる方向に移動するので、Oリングは、前記押圧が解除されることにより元の形状に縮径し、ケーシングの内周面から退避する。これにより、Oリングは、シール機能が無くなる。この状態で弁体ユニットを切り替え方向に移動することにより、Oリングによる摺動抵抗は加わらず、また、シール部材は粉体が付着していないケーシングの内周面を摺動するので、弁体ユニットの摺動性が大幅に向上し、且つ、シール部材の損傷及び早期磨耗も防止できる。
また、本願発明によれば、前記弾性体の付勢力は、前記ケーシングと前記シール部材との間の摩擦抵抗よりも大きめに設定されるとともに、前記弁体ユニットの移動端位置で付与されるエア圧力よりも低めに設定されていることを特徴とする。
ケーシングとシール部材との間の摩擦抵抗よりも弾性体の付勢力を大きめに設定することにより、弁体ユニットの切り替え移動時にOリングがケーシングに摺接されるのを防止できる。また、弁体ユニットの移動端位置で付与されるエア圧力、すなわち、弁体ユニットの切り替え位置を保持させるためのエア圧よりも弾性体の付勢力を低めに設定することにより、Oリングが拡径されてケーシングに摺接するので、ケーシングの内周面に付着する粉体の付着領域を規制することができる。
更に、本願発明によれば、前記第1の弁体に装着される前記シール部材は、第1の弁体に螺合された第1の摩擦抵抗調整部材と第1の弁体との連結部の周囲に形成された凹条溝に装着され、前記第1の摩擦抵抗調整部材を回動させて、前記凹条溝の両壁面を形成する前記第1の弁体のテーパ面と前記第1の摩擦抵抗調整部材のテーパ面とによって押圧し拡径されることにより、前記ケーシングに対する摩擦抵抗が調整され、前記摩擦抵抗が所望の値になると、その位置で前記第1の摩擦抵抗調整部材が前記第1の弁体に固定手段によって固定され、前記第2の弁体に装着される前記シール部材は、第2の弁体に螺合された第2の摩擦抵抗調整部材と第2の弁体との連結部の周囲に形成された凹条溝に装着され、前記第2の摩擦抵抗調整部材を回動させて、前記凹条溝の両壁面を形成する前記第2の弁体のテーパ面と前記第1の摩擦抵抗調整部材のテーパ面とによって押圧し拡径されることにより、前記ケーシングに対する摩擦抵抗が調整され、前記摩擦抵抗が所望の値になると、その位置で前記第2の摩擦抵抗調整部材が前記第2の弁体に固定手段によって固定されることを特徴とする。
弁体ユニットにおいて、第1の弁体と第2の弁体とを弾性体によって連結した場合、弁体ユニットを円滑に摺動動作させるためには、弾性体の弾性力との兼ね合いでシール部材の摩擦抵抗を微妙に調整する必要がある。そこで、本願発明は、各々の弁体に螺合された摩擦抵抗調整部材と弁体との連結部の周囲に形成された凹条溝にシール部材を装着し、摩擦抵抗調整部材を弁体に対して回動させて、凹条溝の両壁面を形成する弁体のテーパ面と摩擦抵抗調整部材のテーパ面とによってシール部材を押圧し拡径することにより、ケーシングに対するシール部材の摩擦抵抗を調整している。すなわち、摩擦抵抗調整部材の回動量を調整することで拡径方向の弾性変形量を調整できるので、シール部材の摩擦抵抗を微妙に調整できるようになる。そして、摩擦抵抗が所望の値になると、その位置で摩擦抵抗調整部材を弁体に固定手段によって固定する。これにより、摩擦抵抗を一定に維持できる。
また、本願発明によれば、前記ケーシングの一端部には、前記第1の摩擦抵抗調整部材に当接されて第1の摩擦抵抗調整部材の位置を所定の位置に位置決めする第1の位置決め部材が設けられ、前記ケーシングの他端部には、前記第2の摩擦抵抗調整部材に当接されて第2の摩擦抵抗調整部材の位置を所定の位置に位置決めする第2の位置決め部材が設けられていることを特徴とする。各々の摩擦抵抗調整部材を所定の位置に、すなわち、弁体の切り替え位置に位置決めする位置決め部材をケーシングの両端に設けることにより、弁体ユニットを切り替え位置に容易に位置決めできる。
長期の使用により、摩擦抵抗調整部材との衝突で位置決め部材が徐々に磨耗していくと、摩擦抵抗調整部材の初期位置が変化するため、流路と弁体との位置が徐々にずれていくという不具合が発生する。本願発明は、この不具合を解消するものであり、摩擦抵抗調整部材の弁体切り替え位置を記憶する記憶部と、摩擦抵抗調整部材の位置を検出する検出部と、検出部で検出された摩擦抵抗調整部材の位置が弁体切り替え位置に位置するようにねじ棒の位置をフィードバック制御する制御部を有しているので、摩擦抵抗調整部材が磨耗しても、摩擦抵抗調整部材を初期位置に常時位置決めすることができる。
本願発明によれば、前記ケーシング及び前記弁体ユニットには、前記ケーシングに対する前記弁体ユニットの回転を防止する回転防止機構が設けられていることを特徴とする。回転防止機構によって、ケーシングに対するケーシングの回転方向のずれが防止されるので、流路と弁体とのずれを防止できる。
また、前記ケーシングの内面がフッ素樹脂コーティングされている。フッ素樹脂をコーティングすることによって、オイル塗布によるオイル潤滑と同等の潤滑性を得ることができるので、食品原料を取り扱う場合でも衛生上問題なく適用できる。
本発明に係る直線移動式切替弁によれば、弁体ユニットの第1の弁体と第2の弁体とを分割するとともに弾性体を介して連結し、第1の弁体及び第2の弁体の連結部の周囲に形成した凹条溝に、シール部材が摺動する領域の内周面に粉体を付着させない機能を有し、且つ弁体ユニットの摺動時には、摺動抵抗増大を防止するためにシール機能が剥奪されるOリングを装着したので、ケーシングの内周面に付着した粉体に影響されることなく、ケーシングに対する弁体ユニットの摺動性を高めることができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る直線移動式切替弁の好ましい実施の形態について詳説する。
図1、図2には、実施の形態の直線移動式切替弁10の一部破断部を含む斜視図が示されている。同図に示す直線移動式切替弁10は、ケーシング12及び弁体ユニット14から構成され、軽量化及び防錆化を図るため双方ともステンレスで製造されている。ケーシング12は、例えば外径約φ290mm、内径約φ280mm、長さ約445mmの円筒状部材であり、その両端開口部が図3、図4、図5に示すOリング16、16を介して蓋部材18、20によって閉塞されるとともに、蓋部材18、20が複数本のボルト21、21…によってケーシング12のフランジ部13に固定されている。なお、蓋部材18、20も同様にステンレス製である。
また、ケーシング12には、図1、図2の如く第1の流路を構成する輸送管22と輸送管24とが設けられるとともに、第2の流路を構成する輸送管22と輸送管26とが設けられている。輸送管22は、前工程に連結された不図示の輸送管とフランジ23を介して固定され、また、輸送管24、26は、次工程の処理タンクに連結される不図示の輸送管とフランジ25、27を介して固定される。輸送管22は、直線移動式切替弁10に粉粒体を供給する管であり、流路としては第1の流路と第2の流路とに兼用されている。
更に、蓋部材18には、図3〜図5の如くエア供給孔28が形成され、蓋部材20にもエア供給孔30が形成されている。エア供給孔28、30は、不図示の送気チューブ及び三方弁を介してコンプレッサに接続されており、三方弁の切り替え動作によってコンプレッサからの圧縮エア(エア圧力=0.196MPa)が、エア供給孔28又はエア供給孔30からケーシング12内に供給される。なお、三方弁の切り替え動作は、直線移動式切替弁10が設置される空気輸送装置全体を統括制御するCPUによって制御されている。
一方、弁体ユニット14は、略円柱状に構成されるとともに図3〜図5に示すように、両端部に装着されたシール部材32、34がケーシング12の内周面に摺接され、これらのシール部材32、34を介してケーシング12の軸方向に移動自在に収納されている。また、弁体ユニット14は、図6、図7に示すように弁体ユニット14の軸方向中央部を境にして左側に第1の弁体36が形成され、右側に第2の弁体38が形成されている。第1の弁体36には、図1及び図8(A)に示すように第1の流路の輸送管22と輸送管24とを連通させるストレート管状の流路40が形成され、同様に第2の弁体38には、図1及び図8(B)に示すように第2の流路の輸送管22と輸送管26とを連通させるエルボ管状の流路42が形成されている。なお、流路42の屈曲角度は、流路42を通過する粉体物及び粒状物の円滑な空気輸送を考慮し、鉛直面内において約35°に設定されている。
更に、弁体ユニット14は、ケーシング12内に平行に配設された一対のガイドバー44、44によって回転が防止された状態でケーシング12の軸方向に沿って直線移動自在に設けられている。これらのガイドバー44は、弁体ユニット14に貫通形成された図7〜図9のガイド孔46、46に図10の如く挿通され、その両端が図11の如く蓋部材18、20の開口部にOリング48を介して取り付けられるとともに蓋部材18、20の外部からナット50によって締結されている。なお、ガイドバー44もステンレス製である。ガイドバー44は、一対でも1本でもよい。1本の場合には、弁体ユニット14の中心から偏心した位置に設ければよい。
また、蓋部材18、20には、弁体ユニット14の切り替え位置を規制するストッパ(位置決め部材)52が取り付けられている。このストッパ50は、ケーシング12の軸方向と平行に螺合されたねじ棒であり、蓋部材18、20との螺合量、すなわち、蓋部材18、20に対する突出量が調節されることにより、弁体ユニット14の切り替え位置が微調整される。すなわち、輸送管22及び輸送管24に対する第1の弁体36の流路40の位置と、輸送管22及び輸送管26に対する第2の弁体38の流路42の位置とが調整される。このストッパ52も蓋部材18、20にOリング53を介して設けられている。
更に、ストッパ52は、蓋部材18、20の外部において回転軸54を介して六角ナット56に連結される。この六角ナット56は、カップ状の係合部材58に係合され、係合部材58の中央部には、モータ60のモータ軸62が固着されている。モータ60は、直線移動式切替弁100全体を制御する制御部64によって制御され、制御部64は、近接スイッチ(検出部)66から送信される距離情報に基づいてモータ60をフィードバック制御する。近接スイッチ66は、近接スイッチ66の検出面から弁体ユニット14の端面までの距離を非接触で測定する既知のスイッチである。また、制御部64には、ROM(記憶部)が内蔵されており、このROMには、弁体ユニット14の切り替え位置における、近接スイッチ66の検出面から弁体ユニット14の端面までの基準距離情報が記憶されている。したがって、近接スイッチ66から前記距離情報が送信されてくると、制御部64は、距離情報とROMに記憶された前記基準距離情報とを比較演算し、ROMに記憶された基準距離に対して近接スイッチ66で測定された距離が短い場合には、弁体ユニット14の切り替え位置が蓋部材18、20側にずれたと判断し、それを修正するために、モータ60によってストッパ52を突出方向に回動するように制御する。また、制御部64は、ROMに記憶された基準距離に対して近接スイッチ66で測定された距離が長い場合には、弁体ユニット14の切り替え位置がケーシング12の中央部側にずれたと判断し、それを修正するために、モータ60によってストッパ52を没入方向に回動するように制御する。そして、制御部64は、ROMに記憶された基準距離に対して近接スイッチ66で測定された距離が等しくなった時点でモータ60を停止制御する。したがって、弁体ユニット14は、切り替え位置に常に位置決めされる。直線移動式切替弁10の長期の使用により、摩擦抵抗調整部材78との衝突でストッパ52が徐々に磨耗していくと、摩擦抵抗調整部材78の初期位置が変化するため、流路と弁体との位置が徐々にずれていくという不具合が発生するが、実施の形態の直線移動式切替弁10では、そのような不具合を防止することができる。
このように構成された直線移動式切替弁10によれば、図3に示すように第1の弁体36と蓋部材18との間に形成される密閉空間68にエア供給孔28からエアを供給すると、エアの圧力によって弁体ユニット14が図3の如く右方向に移動され、蓋部材20のストッパ52に当接することにより切り替え位置に位置決めされる。この時、第1の流路の輸送管22と輸送管24とが第1の弁体36の流路40を介して連通されるので、輸送管22から空気搬送されてきた粉粒体が流路40を介して輸送管24に流れる。また、エア供給孔28からのエアの供給を停止し、図4の如く第1の弁体36と蓋部材20との間に形成される密閉空間70にエア供給孔30からエアを供給すると、エアの圧力によって弁体ユニット14が図4の如く右方向に移動され、蓋部材18のストッパ52に当接することにより切り替え位置に位置決めされる。この時、第2の流路の輸送管22と輸送管26とが第2の弁体38の流路42を介して連通されるので、輸送管22から空気搬送されてきた粉粒体が流路42を介して輸送管26に流れる。
ところで、実施の形態の直線移動式切替弁10によれば、図3〜図6に示すように分割された第1の弁体36と第2の弁体38とが、複数本のスプリング(弾性体)72、72…を介して連結されている。また、図3、図4の如く、第1の弁体36及び第2の弁体38の連結部の周囲に凹条溝74を形成し、この凹条溝74に、「シール部材32、34が摺動する領域のケーシング12の内周面11A、11Bに粉体を付着させない」機能を有するOリング76が装着されている。
また、スプリング72の総付勢力は、弁体ユニット14の切り替え位置で付与されるエア圧力よりも低めに設定されている。したがって、第1の弁体36及び第2の弁体38は、図3、図4に示した切り替え位置において付与されるエア圧によりスプリング72、72…の付勢力に抗して第1の弁体36及び第2の弁体38が互いに近づく方向に移動される。この時、Oリング76は、凹条溝74の両壁面を形成する第1の弁体36のテーパ面36A(図6参照)及び第2の弁体38のテーパ面38Aに押圧されて拡径方向に弾性変形され、図3、図4の如くケーシング12の内周面に摺接される。すなわち、この状態が弁体切り替え後の状態であり、粉粒体が第1の流路又は第2の流路に流れている状態である。よって、この時にケーシング12の内周面に付着する粉体は、Oリング76によって規制される。
要するに第1の流路が第1の弁体36の流路40によって連通されている図3の状態において、シール部材34とOリング76とで挟まれた内周面11Bには粉体は付着しない。これにより、弁体ユニット14が図4の切り替え位置に移動する際において、シール部材34は、粉体が付着していない内周面11Bを摺動するので、粉体の抵抗を受けず円滑に弁体ユニット14が摺動する。また、第2の流路が第2の弁体38の流路42によって連通されている図4の状態において、シール部材32とOリング76とで挟まれた内周面11Aには粉体は付着しない。これにより、弁体ユニット14が図3の切り替え位置に移動する際において、シール部材32は、粉体が付着していない内周面11Aを摺動するので、粉体の抵抗を受けず円滑に弁体ユニット14が摺動する。
更に、スプリング72の総付勢力は、ケーシング12とシール部材32、34との間の摩擦抵抗よりも大きめに設定される。したがって、図5に示す弁体ユニット14の切り替え移動時において、第1の弁体36及び第2の弁体38がスプリング72の総付勢力によって互いに離れる方向に移動するので、Oリング76は、前記押圧が解除されることにより元の形状に縮径し、ケーシング12の内周面から退避する。よって、Oリング76は、シール機能が無くなり、この状態で弁体ユニット14が切り替え方向に移動するので、Oリング76による摺動抵抗は加わらない。また、前述したようにシール部材32、34は、粉体が付着していないケーシング12の内周面11A、11Bを摺動するので、弁体ユニット14の摺動性が大幅に向上し、且つ、シール部材32、34の損傷及び早期磨耗も防止できる。
ところで実施の形態の直線移動式切替弁10は、第1の弁体36と第2の弁体38とがスプリング72、72…によって連結されているため、弁体ユニット14を円滑に摺動動作させるためには、スプリング72、72…の弾性力との兼ね合いでシール部材32、34の摩擦抵抗を微妙に調整する必要がある。そこで、実施の形態の直線移動式切替弁10は、図11に示すように第1及び第2の弁体36、38に装着されるシール部材32、34が、第1及び第2の弁体36、38に螺合された摩擦抵抗調整部材(第1の摩擦抵抗調整部材及び第2の摩擦抵抗調整部材)78と第1及び第2の弁体36、38との連結部の周囲に形成された凹条溝80に装着されている。したがって、シール部材32、34は、摩擦抵抗調整部材78を回動させて、凹条溝80の両壁面を形成する第1及び第2の弁体36、38のテーパ面36B、38Bと摩擦抵抗調整部材78のテーパ面78Aとによって押圧し拡径されることにより、ケーシング12に対する摩擦抵抗が調整される。そして、その摩擦抵抗が所望の値になると、その位置で摩擦抵抗調整部材78がボルト(固定手段)82によって第1及び第2の弁体36、38に固定される。符号83は、摩擦抵抗調整部材78に形成されたボルト挿通孔である。
ボルト82の雌ねじ84、84…は、第1及び第2の弁体36、38の中心軸を中心とする同心円上に所定間隔をもって多数形成される。また、ボルト82の挿通孔86は、摩擦抵抗調整部材78に一カ所だけ形成されている。したがって、前記摩擦抵抗が所望の値になると、ボルト82が摩擦抵抗調整部材78の挿通孔86に挿通され、その挿通孔86に対向した位置にある雌ねじ84にねじ込まれる。
また、直線移動式切替弁10では、ケーシング12の内周面(少なくとも内周面11A、11B)がフッ素樹脂コーティングされている。フッ素樹脂をコーティングすることによって、オイル塗布によるオイル潤滑と同等の潤滑性を得ることができるので、食品原料を取り扱う場合でも衛生上問題なく適用できる。
実施の形態の直線移動式切替弁が第1の流路側に切り替えられたときの状態を示す斜視図 実施の形態の直線移動式切替弁が第2の流路側に切り替えられたときの状態を示す斜視図 図1に示した直線移動式切替弁を3−3線で破断したときの断面図 図2に示した直線移動式切替弁を4−4線で破断したときの断面図 弁体ユニットが切り替え移動中の実施例を示した直線移動式切替弁の断面図 弁体ユニットの組立斜視図 弁体ユニットの斜視図 図7に示した弁体ユニットの断面図 図7に示した弁体ユニットの側面図 弁体ユニットの斜視図 弁体ユニットの切り替え位置をフィードバック制御するための構造図 従来の直線移動式切替弁が第1の流路側に切り替えられたときの状態を示す斜視図 従来の直線移動式切替弁が第2の流路側に切り替えられたときの状態を示す斜視図 図12に示した直線移動式切替弁を14−14線で破断したときの断面図 図13に示した直線移動式切替弁を15−15線で破断したときの断面図
符号の説明
10…直線移動式切替弁、12…ケーシング、14…弁体ユニット、18、20…蓋部材、22、24、26…輸送管、28、30…エア供給孔、32、34…シール部材、36…第1の弁体、38…第2の弁体、40、42…流路、44…ガイドバー、52…ストッパ、60…モータ、64…制御部、66…近接スイッチ、72…スプリング、76…Oリング、78…摩擦抵抗調整部材

Claims (2)

  1. 第1の流路及び第2の流路が形成されたケーシングと、両端部に装着されたシール部材を介して前記ケーシング内に移動自在に収納された弁体ユニットであって、エア圧力によって一方向に移動されることにより前記第1の流路を連通させる第1の弁体及びエア圧力によって他方向に移動されることにより前記第2の流路を連通させる第2の弁体を備えた弁体ユニットとを有し、
    前記弁体ユニットの前記第1の弁体及び前記第2の弁体は、分割されるとともに弾性体を介して直線移動可能に連結され、前記第1の弁体及び前記第2の弁体の連結部は各々テーパ状に形成されることにより相対向するテーパ面によって前記連結部の周囲には凹条溝が一体に形成されるとともに前記凹条溝にOリングが装着され、前記該Oリングは、前記弾性体の付勢力に抗して前記第1の弁体及び前記第2の弁体が互いに近づく方向に移動されると、前記凹条溝の両壁面を形成する前記第1の弁体のテーパ面及び前記第2の弁体のテーパ面に押圧されて拡径され、前記ケーシングに摺接され、
    前記弾性体の付勢力は、前記ケーシングと前記シール部材との間の摩擦抵抗よりも大きめに設定されるとともに、前記弁体ユニットの移動端位置で付与されるエア圧力よりも低めに設定され、
    前記第1の弁体に装着される前記シール部材は、第1の弁体に螺合された第1の摩擦抵抗調整部材と第1の弁体との連結部の周囲に形成された凹条溝に装着され、前記第1の摩擦抵抗調整部材を回動させて、前記凹条溝の両壁面を形成する前記第1の弁体のテーパ面と前記第1の摩擦抵抗調整部材のテーパ面とによって押圧し拡径されることにより、前記ケーシングに対する摩擦抵抗が調整され、前記摩擦抵抗が所望の値になると、その位置で前記第1の摩擦抵抗調整部材が前記第1の弁体に固定手段によって固定され、前記第2の弁体に装着される前記シール部材は、第2の弁体に螺合された第2の摩擦抵抗調整部材と第2の弁体との連結部の周囲に形成された凹条溝に装着され、前記第2の摩擦抵抗調整部材を回動させて、前記凹条溝の両壁面を形成する前記第2の弁体のテーパ面と前記第1の摩擦抵抗調整部材のテーパ面とによって押圧し拡径されることにより、前記ケーシングに対する摩擦抵抗が調整され、前記摩擦抵抗が所望の値になると、その位置で前記第2の摩擦抵抗調整部材が前記第2の弁体に固定手段によって固定され、
    前記ケーシングの一端部には、前記第1の摩擦抵抗調整部材に当接されて第1の摩擦抵抗調整部材の位置を所定の位置に位置決めする第1の位置決め部材が設けられ、
    前記ケーシングの他端部には、前記第2の摩擦抵抗調整部材に当接されて第2の摩擦抵抗調整部材の位置を所定の位置に位置決めする第2の位置決め部材が設けられた直線移動式切替弁において、
    前記第1の位置決め部材及び第2の位置決め部材は、ケーシングの端部に取り付けられた蓋部材にOリングを介して螺合されるとともにケーシングの軸方向と平行に螺着されたねじ棒であり、
    前記ねじ棒は、前記蓋部材の外部においてモータのモータ軸に連結され、
    前記モータは制御部によって制御されるとともに、前記蓋部材に取り付けられた検出部から送信される距離情報に基づき前記制御部によってフィードバック制御され、
    前記検出部は、該検出部の検出面から前記第1の摩擦抵抗調整部材までの距離及び該検出部の検出面から前記第2の摩擦抵抗調整部材までの距離を非接触で測定し、
    前記制御部に内蔵された記憶部には、前記弁体ユニットの切り替え位置における、前記検出部の検出面から前記第1の摩擦抵抗調整部材までの基準距離情報及び該検出部の検出面から前記第2の摩擦抵抗調整部材までの基準距離情報が記憶され、
    前記制御部は、前記検出部から前記距離情報が送信されてくると、該距離情報と前記記憶部に記憶された前記基準距離情報とを比較演算し、記憶部に記憶された基準距離に対して検出部で測定された距離が短い場合には、弁体ユニットの切り替え位置が前記蓋部材側にずれたと判断し、それを修正するために、前記モータによって前記ねじ棒を蓋部材から突出方向に回動するように制御して記憶部に記憶された基準距離に対して検出部で測定された距離が等しくなった時点でモータを停止制御するとともに、記憶部に記憶された基準距離に対して検出部で測定された距離が長い場合には、弁体ユニットの切り替え位置がケーシングの中央部側にずれたと判断し、それを修正するために、モータによって前記ねじ棒を没入方向に回動するように制御し、記憶部に記憶された基準距離に対して検出部で測定された距離が等しくなった時点でモータを停止制御することを特徴とする直線移動式切替弁。
  2. 前記ケーシング及び前記弁体ユニットには、前記ケーシングに対する前記弁体ユニットの回転を防止する回転防止機構が設けられていることを特徴とする請求項に記載の直線移動式切替弁。
JP2004064040A 2004-03-08 2004-03-08 直線移動式切替弁 Expired - Fee Related JP4192808B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004064040A JP4192808B2 (ja) 2004-03-08 2004-03-08 直線移動式切替弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004064040A JP4192808B2 (ja) 2004-03-08 2004-03-08 直線移動式切替弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005249151A JP2005249151A (ja) 2005-09-15
JP4192808B2 true JP4192808B2 (ja) 2008-12-10

Family

ID=35029805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004064040A Expired - Fee Related JP4192808B2 (ja) 2004-03-08 2004-03-08 直線移動式切替弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4192808B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6461589B2 (ja) * 2014-12-12 2019-01-30 株式会社不二工機 流路切換弁
JP6809706B2 (ja) * 2016-09-12 2021-01-06 株式会社不二工機 六方切換弁
JP6678227B2 (ja) * 2018-12-26 2020-04-08 株式会社不二工機 流路切換弁

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005249151A (ja) 2005-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9970567B2 (en) Actuator apparatus with internal tubing and anti-rotation mechanism
US9285034B2 (en) Cartridge seal assemblies and associated methods
CA2941692C (en) Diaphragm actuators having adjustable actuation force
CA2573556A1 (en) Ball valve seat arrangement
US9777841B2 (en) Trunnion ball valve seat with V-section spring
US11460870B2 (en) Device for controlling fluid flow
US20200224773A1 (en) Valve with self-aligning stem tip
EP3369973B1 (en) Regulating valve
JP4192808B2 (ja) 直線移動式切替弁
EP1950448A1 (en) Clearance adjustment device for brake cylinder, and brake cylinder with the same
CN102510966B (zh) 用于流体阀致动器的杆引导装置
US20040163711A1 (en) Fluid regulating pinch valve
WO2006113714A1 (en) Precision metering valve
US20180355983A1 (en) Diaphragm valve
WO2018089538A1 (en) Axial swage tool
KR20110009672A (ko) 배력개폐밸브
JP2009014153A (ja) 定流量弁
TW202136668A (zh) 隔膜閥、流量控制裝置、流體控制裝置及半導體製造裝置
AU2011292355B2 (en) Stem guide apparatus for use with fluid valve actuators
JP2009007980A (ja) 液体吐出装置
JPS59194174A (ja) 流動媒体を遮断及び/又は制御する装置
JPH11102225A (ja) 圧力制御弁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060314

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20080515

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20080603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080826

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees