JP4192546B2 - 衣服用ハンガーを備えた椅子 - Google Patents

衣服用ハンガーを備えた椅子 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフィスなどで好適に使用され、上着などを掛け得るハンガー部を備えている椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自席でデスクワークを行う際に、上着を脱いで自分の椅子の背凭れに掛けるということが行われていたが、その際に袖や裾が床にこすれて汚れたり、自分の背中で押さえて皺になったりという不具合が生じていた。これを解決するために、上着を掛けるためのハンガー部を背凭れに取付けた椅子や椅子に脱着自在に構成されたハンガーが種々開発されている。
【0003】
また、このように椅子にハンガー部を取付けた場合、起立した使用者から見て低い位置に有るため、掛けられた上着をハンガー部から外す場合には、襟元や肩部を掴んで上方に引き上げるように抜き取ることが多いが、このような時に、上着の袖の部分がハンガーの左右に張出している部分に引っかからないように、ハンガー部の左右に張出している部分を上方に回転できるようにしたものが知られており(例えば、特許文献1、2参照)、また、これらとは別の対処法として、本願出願人は、ハンガー部の、上着の肩を支持する部分を下方から支えるハンガーの袖当たり部及びハンガー脚部に関して、上部から下部に向けて漸次内方に向けて傾斜した形状にすることで、上着を引き上げた場合に、上着の袖部分が上記傾斜に誘導されて広がるようにしたハンガー付きの椅子を出願している(例えば、特許文献3参照)。
【0004】
また、掛ける上着の大きさに合わせて上着の肩を支持する部分を左右方向に伸縮させたり、椅子に対するハンガー部自体の位置を上下に昇降させたりできるようにしたものが知られている(例えば、特許文献4参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開昭48−48922
【特許文献2】
実開昭49−145834
【特許文献3】
特願2002−146699
【特許文献4】
特開2000−116493
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなハンガー部では、例えば慌てているときなど、上着を斜め上方に引張ったりした場合には、上着の袖の部分がハンガー部の左右に張出している部分に引っかかることが避けられず、ハンガー部からスムーズに抜き取りにくいという不具合が有った。
【0007】
そこで、このような不具合を解決するために、椅子本体にハンガー部を取付けてなる椅子において、ハンガー部に掛けた上着をスムーズに抜き取ることを可能にした椅子を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、少なくとも座と背もたれとを備えてなる椅子本体と、この椅子本体に取付けられ背広等の上着を掛けるためのハンガー部とを備えた椅子であって、前記ハンガー部が、前記上着を掛けた掛着状態においてその上着の肩部分を下方から支持する肩支持部と、この肩支持部の両外側端部に連設され前記掛着状態において前記上着の袖部分に位置する袖当たり部と、この袖当たり部に連設され下方に向けて漸次内方に向かって傾斜し、左右一対で上開き逆ハの字形状をなしたハンガー脚部を備えてなり、かつ前記ハンガー脚部に可撓性が有ることを特徴とする椅子である。
【0009】
このようなものであれば、掛着状態から上着を引き上げた場合に、その上着の両袖部分でハンガー部の左右の脚部が互いに接近してすぼまるように変形させられ、また、掛着状態から上着を斜め上方に引張った場合、ハンガー部の左右どちらか一方の脚部がより大きく変形するため、上着の袖部分が、肩支持部に引っ掛かって妨げられること無く、スムーズに抜き取ることが出来るようになる。
特に、掛着状態から上着を上方や斜め上方に引張った場合に、引っ掛かる部分が無くスムーズに抜き取れるようにするためには、袖当たり部が肩支持部の両外側端部に連設され下方に円弧状に湾曲してハンガー脚部に連設されいるものが効果的である。
【0010】
また、左右のハンガー脚部の撓み状態が互いに他方の撓み状態に影響を与えにくい構成であれば、掛着状態から上着を斜め上方に引張った場合、左右一方のハンガー脚部の変形が他方の脚部によって妨げられにくいためハンガー部は大きく変形することが出来、上着の袖部分が、肩支持部や袖当たり部に引っ掛かって妨げられること無く、よりスムーズに抜き取ることが出来る。
【0011】
さらに、ハンガー部の肩支持部がその中間部で離間し、左部と右部に別れて互いに独立しているものであれば、掛着状態から上着を斜め上方に引張った場合、ハンガー部の左右一方の脚部の変形が他方の脚部によって妨げられる事が無くハンガー部は自由に変形することが出来、上着の袖部分が、肩支持部や袖当たり部に引っ掛かって妨げられること無く、いっそうスムーズに抜き取ることが出来る。
【0012】
また、上着の大きさに多少の違いが有っても皺や型くずれを起こしにくくするためには、左右一対で上開き逆ハの字形状をしたハンガー脚部の有効長さを変更できるものが望ましい。このようなものであれば、上着の大きさに合わせて、ハンガー部肩支持部の左右両端部の位置で決まるハンガー部の全体的な幅寸法を変更することができるため、皺や型くずれを起こしにくくすることが出来る。
【0013】
また、ハンガー部の椅子の背凭れに取付ける取付具に対してハンガー脚部を取付ける位置をハンガー脚部の長さ方向に沿って変更するものであれば、容易にハンガー脚部の有効長さを変更することが出来る。
【0014】
さらに、上記、上開き逆ハの字形状をしたハンガー脚部の取付具に対する位置をハンガー脚部の長さ方向に沿って変更するものの場合、ハンガー部の全体的な幅寸法を変更すると同時に高さ寸法も変わってしまうので、必要に応じて高さ寸法を単独で調整可能とするために、また、普通の上着やオーバーコートなど様々な背丈の上着に対応するため、椅子背凭れへのハンガー部の取付け高さ位置を変更することが出来ることが望ましい。
【0015】
また、椅子背凭れ背面の高さ方向に複数のハンガー部取付け部を有するものであれば、容易に椅子背凭れへのハンガー部の取付け高さ位置を変更することができる。
【0016】
さらに、ハンガー取付け部が穴であれば、複数の取付け部を椅子の背凭れに容易に設けることが出来る。
【0017】
また、ハンガーに掛けた上着が着座者の頭部に触れるなど邪魔にならない様にするためには、ハンガーの肩支持部が椅子の背凭れ後端よりも後方に位置するようにすることが望ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施形態の椅子Cは、オフィスなどで好適に用いられるものであって、椅子本体1と、この椅子本体1に取付けられ背広等の上着を掛けるためのハンガー部2とを備えてなる。
【0019】
椅子本体1は、キャスタ付きの脚羽根31及び脚支柱32からなる脚3と、この脚に支持させた座4と、この座4の後方から起立する背凭れ5と、前記座4の側方から起立させた肘6とを具備するものである。
【0020】
前記背凭れ5は、例えば樹脂等を素材とした平面視後方へ湾曲させた形状をなす背凭れ本体51に、薄地のクッション材等からなる背凭れカバー52を装着したものである。そして、図2,3に示すように、背凭れ5の背面側においては、その背凭れカバー52に被覆されたカバー被覆領域51aは、上端部近傍及び側端部近傍のみに設定されている。また、背凭れ本体51には、通気や背凭れ5に弾性を与えたり、外観デザインを構成するための孔511が複数設けられている。なお、この孔511は、少なくとも上下方向には同間隔で形成されている。
【0021】
ハンガー部2は、パイプ材を折り曲げたり、樹脂などで成形したもので、このハンガー部2に図7,8に示したような上着Wを掛けた掛着状態において上着Wの肩部分を下方から支持する肩支持部21と、肩支持部21の左右両外側端部に連設され袖部分に位置する袖当たり部22と、この袖当たり部22の下端に連設され前記肩支持部21と袖当たり部22を支持するハンガー脚部23とを形成して構成したものである。
【0022】
具体的には、肩支持部21は、正面視においてほぼ水平もしくは緩やかな上向き凸状をなし(図1参照)、着座者の頭部を避けるように後方に湾曲した形状(図4参照)をなすように形成されており、そのほぼ中央の離間部で右部分と左部分に分離されている。
【0023】
袖当たり部22は、前記肩支持部21の左右両外側端部を椅子の背凭れの中心方向斜め下方に向くまで円弧状に湾曲させて形成したものである。
【0024】
また、ハンガー脚部23は、前記袖当たり部22の下端部分から内方に向かって漸次直線的に斜めに延長して形成したものであり、椅子に取付けた状態で椅子の正面から見て少なくとも左右方向に可撓性を持たせている。そして、このハンガー脚部23の水平方向に対する傾斜角度は、本実施形態においては略60度としている。この傾斜角度は45度から75度程度が好ましい角度である。
【0025】
そして、取付具7を椅子背凭れのカバー非被覆領域51bの孔に背面からねじ止めなどで取付け、取付具7の締め付けねじ73を緩めてハンガー押え具74両端部のハンガー差込部741に上記ハンガー脚部23を差込み、締め付けねじ73を締め付けることでハンガー部2を取付ける。
【0026】
具体的には、この取付具7は、金属等を素材として、背凭れ5の湾曲した形状に対応させた取付具本体71と、この取付具本体71の外側端部から上着W及びその上着Wのボタンとを合わせた厚み幅に対応させた寸法だけ後方に突出させた起立壁72とを備えてなり、平面視略外向きコ字形で背面視上開き逆ハの字形をなしているものである。そして、この起立壁72の後方端に前記ハンガー脚部23を当接させ、そのさらに後方から、金属等を素材として両端部に前記ハンガー脚部23の下端部を略包み込む断面半円形で、前記起立壁72の背面視形状に対応した、背面視上開き逆ハの字形のハンガー差込部741を持つハンガー押え具74を被せて、締め付けねじ73で締めこむようにしている。この構造によると、取付具7にハンガー脚部23を取付けることでハンガー部2を上開き逆ハの字形状に保持し、取付具7が保持するハンガー脚部23の位置を、その長さ方向に沿って任意に選択できるようにすることでハンガー脚部23の長さを変更可能とし、よって左右の肩支持部21の位置を変更することでハンガー部2の全体幅を調整できるようになる。また、前記起立壁72により、前記ハンガー部2を、掛着状態において背凭れ5に対して上着Wの厚み及び上着Wのボタンの直径とを合わせた厚み幅寸法だけ離間させるようにしている。そして、この取付具7を、前記カバー非被覆領域51bに対して、ねじVで固定するようにしている。
【0027】
この固定方法は、背凭れ本体51に形成された前記孔511を利用したものである。具体的には図5,6に示したように、取付具7に、孔511の上下間隔に対応させ上下一対の孔711を左右に計4つ形成するとともに、背凭れ本体51の孔511の表面側から頭部付きのナットNを挿入されて構成されている。すなわち、ネジVを、取付具7の孔711を通じてナットNに締結させることで、取付具7とこの取付具7に固定されているハンガー部2とが、背凭れ5に対して取付けられるようになっている。そして、孔511は上下方向に同間隔で3段以上にわたって設けられているので、ねじVを取付ける孔511を選択することにより、ハンガー部2を好みの高さに取付けることが出来る。
【0028】
また、取付具7の背面視中央部には、取付具7にハンガー押え具74を締付けネジ73で締付けるためのネジ孔712が設けられている。
ハンガー押え具74には、上記ネジVに対応する位置にネジVの頭より大きな孔が設けられており、取付具7の背面側から重ねたときにネジVが邪魔にならないようになっている。また、上記ネジ孔712に対応する位置に締付けネジ73のネジ部よりも大きな孔が設けられている。
【0029】
本実施形態において、椅子Cを上記のように構成したので、図8に示すように、着座者Pが立ち上がって、掛着状態から肩部分を持って或いは襟の部分を持って、上に引き上げるようにした場合に、上着のその幅寸法が一旦小さくなってもその袖部分が、ハンガー脚部23に当たりその傾斜に従って広がって、或いはハンガーの左右ハンガー脚部23を内側にすぼまるように変形させながら肩支持部21の外側端部に位置する袖当たり部22に到達し、袖部分が引っ掛かることなく、スムーズに引き抜くことができる。
【0030】
また、ハンガー部2を、肩支持部21をそのほぼ中央部分で左右に分断するように構成し、袖当たり部22をその傾斜角度に沿って延長して、可撓性の有る材質又は構造でハンガー脚部23を形成したので、上着Wを外す時に斜め方向に引き上げた場合であっても、ハンガー脚部23に袖部分が当接し左右一方の脚部が他方より大きく内側にすぼまるように変形するため、スムーズに抜き取ることが出来る。
【0031】
そして、ハンガー脚部23に可撓性があるため、掛着状態において肩支持部21が左右に適度に広がり、袖当たり部22が上着Wの袖部分に当接し、幅方向の動きが規制され上着Wがずれにくい。
【0032】
また、ハンガー脚部23を、取付部7に左右方向斜めにかつ取付位置をその長さ方向に沿って選択可能に固定するようにしているので、取付位置を変更することでハンガー部左右の袖当たり部22の位置が変わり、よってハンガー部全体の幅寸法が変わるため、掛ける上着の肩幅に合わせてハンガー全体の幅を調節することが出来る。
【0033】
取付具7を、背凭れ5に形成された孔511にナットNを差込んでこのナットNにネジVを締結することで固定するようにしたので、背凭れ5にハンガー部2を取付けるための加工を施さずとも良い。また、本実施形態においては、孔511が少なくとも上下に一定の間隔で形成されているので、ナットNを取付ける孔511の位置を変更すれば、簡単にハンガー部2の高さを調整することが出来、上記、ハンガー部2全体の幅調節に伴って変わった高さを単独で調節、また様々な背丈の上着に対応できる。
【0034】
また、取付具7をカバー非被覆領域51bに対して固定するようにしているので、背カバー52に対して何ら加工をせずとも良く、また、ハンガー部2を取付けた状態で、背カバー52を交換することが出来る。
【0035】
また、肩支持部21を後方に湾曲させて形成したので、このようにハンガー部2を設けた椅子Cであっても、ハンガー部2及びハンガー部2に掛けた上着Wが着座者の頭部に対して邪魔にならない。また、このように後方に湾曲した形状であれば、上着Wの形状に略合致するため皺になるのを防ぐことが出来る。
【0036】
取付具7に起立壁72を設けて、ハンガー部2を掛着状態において背凭れ5に対して、上着Wの厚み及びその上着Wのボタンの直径とを合わせた厚み寸法だけ離間させるようにしたので、上着Wを上方に抜き取る際に、ハンガー部2と背凭れ5との隙間にボタンを引っ掛からせない様にしてスムーズに外すことが出来る。
【0037】
本発明は、上記実施形態に限られない。
【0038】
特に、椅子の形状は、本実施形態のようなものに限らず折畳み椅子のようなものであっても良い。
【0039】
また、左右ハンガー部2の肩支持部21が離間しておらず、可撓性の有る材質で屈曲できるような形状でつながっているようなものであっても良い。
【0040】
また、ハンガー部2に上着などを掛けた掛着状態の安定性と、上着を引き上げる時のハンガー脚部23の変形性を両立させるためには、ハンガー部2が椅子の左右方向に撓み容易で前後方向には撓み難くすることが有効と考えられ、そのためには、少なくともハンガー脚部23の断面を椅子の前後方向に長い楕円形状にすることなどが考えられる。
【0041】
また、左右肩支持部21間の間隔調整機能を省略して、ハンガー部2に可撓性を持たせるところを活かし、椅子への取付具7を含めて全体を樹脂等で一体成形すれば安価に生産し易いものとすることが出来る。
【0042】
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0044】
すなわち、本発明の椅子によれば、上着をハンガー部に掛けた掛着状態からその上着を上方に引き上げたり、斜めに引き上げた場合にでも、その上着の袖部分が左右のハンガー部を内側にすぼませるように変形させながら肩支持部の外側端部に到達するため、上着の袖部分が、肩支持部に引っ掛かって妨げられること無く、そのままスムーズに抜き取ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面図。
【図2】同背面図。
【図3】同側面図。
【図4】同平面図。
【図5】図2におけるX−X線断面図。
【図6】本実施形態におけるハンガー部に上着を掛けた掛着状態を示す説明図。
【図7】本実施形態におけるハンガー部から上着を外す様子を示す説明図。
【図8】本実施形態におけるハンガー部から上着を斜め上方に外す様子を示す説明図。
【符号の説明】
1…椅子本体
2…ハンガー部
21…肩支持部
22…袖当たり部
23…ハンガー脚部
3…脚
31…脚羽根
32…脚支柱
4…座
5…背凭れ
51…背凭れ本体
51a…カバー被服領域
51b…カバー非被服領域
511…通気孔
52…背カバー
6…肘
7…取付具
71…取付具本体
711…孔
712…ネジ孔
72…起立壁
73…締め付けねじ
74…ハンガー押え具
741…ハンガー差込部
V…ネジ
N…ナット
W…上着

Claims (9)

  1. 座と背もたれとを備えてなる椅子本体と、この椅子本体に取付けられ背広等の上着を掛けるためのハンガー部とを備えた椅子であって、
    前記ハンガー部が、前記上着を掛けた掛着状態においてその上着の肩部分を下方から支持する肩支持部と、この肩支持部の両外側端部に連設され前記掛着状態において前記上着の袖部分に位置する袖当たり部と、この袖当たり部に連設され下方に向けて漸次内方に向かって傾斜し、左右一対で上開き逆ハの字形状をなしたハンガー脚部を備えてなり、かつ前記ハンガー脚部に可撓性が有り、
    前記椅子本体におけるハンガー取付け部に対する前記ハンガー脚部の取付位置をハンガー脚部の長さ方向に沿って変更することでハンガー脚部の有効長さを変更することが出来、その長さの変更により前記肩支持部の左右両端部の位置で決まる前記ハンガー部の全体的な幅寸法を変更することが出来る椅子。
  2. 袖当たり部が肩支持部の両外側端部に連設され下方に円弧状に湾曲してハンガー脚部に連設されていることを特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 左右各々のハンガー脚部が撓む際、互いに他方の撓み状態に影響を与えにくい構成であることを特徴とする請求項1又は2記載の椅子。
  4. ハンガー部の肩支持部がその中間部で離間し、左部と右部に別れて互いに独立していることを特徴とする請求項3記載の椅子。
  5. ハンガー脚部の有効長さ変更手段が、ハンガー部を椅子の背凭れに取付ける取付具に対してハンガー脚部を取付ける位置をハンガー脚部の長さ方向に沿って変更するものであることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の椅子。
  6. 椅子背凭れにハンガー部の取付具を取付ける高さ位置を変更することが出来ることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の椅子。
  7. 椅子背凭れ背面の高さ方向に複数のハンガー取付け部を有することを特徴とする請求項6記載の椅子。
  8. ハンガー取付け部が椅子背凭れ背面に設けられた孔であることを特徴とする請求項7記載の椅子。
  9. ハンガーの肩支持部が椅子の背凭れ後端よりも後方に位置することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の椅子。
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