JP4190261B2 - Printing ink - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷された生分解性プラスチックおよび紙の生分解を阻害しない生分解性樹脂を用いた印刷インキに関する。
【0002】
【従来の技術】
生分解性プラスチックフィルムは従来から大いに注目され、活発に研究開発がされている。しかし、生分解性印刷インキの開発は行われておらず、非分解性印刷インキを使用して印刷されているのが実情である。従来技術の調査を行ったが、生分解性印刷インキに関する特許文献および非特許文献は見当たらなかった。 生分解性印刷インキの開発が遅れている理由として、印刷皮膜は薄く、紙やプラスチックフィルム等の印刷対象基材と比べて問題にならない重量比率であることから関心を引かないことや生分解性のある樹脂で印刷インキに適した樹脂が少ないことも挙げられる。
【0003】
ところで、生分解性プラスチックに非生分解性印刷インキを使用した印刷物は、印刷面からの生分解は進まないことが本発明者の実験で判明した。
この事実は、生分解は微生物の酵素によって物質が分解される反応であり、微生物との接触がないと分解は進まないことを意味する。
【0004】
包装材料は片面に印刷されるのが大半であり、例えば、図2に示すように包装の工程では印刷されたフィルムが印刷面を外側にして重ねられ、周縁部をヒートシール(熱融着)して袋の形状に加工される。また、包装内容物を取り出す際は袋の端をカットして取り出すのが一般的であり、使用後の廃棄される状態でも袋の形状は維持されている。袋の形状を維持した状態では生分解は微生物と接触が可能な外層からのみとなる。このことは使用済の製品が廃棄→自然界での分解、あるいは回収→コンポスト化(堆肥化)して有効再利用される過程での生分解の障害となり、生分解性素材を使用しながら生分解が進まないことは大きな問題である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は従来の非生分解性印刷インキに代わる、袋状等の生分解性フィルムや紙の印刷物の生分解を阻害しない印刷インキを開発すべく印刷インキの中で溶剤の選択自由度の大きい溶剤型グラビアインキおよびフレキソインキに着目し、天然樹脂、生分解性のある天然樹脂の変性物、生分解性のある合成樹脂などから有機溶剤に溶解する樹脂を選定してインキ化を試みた結果、なかでも澱粉脂肪酸エステルの使用により生分解性プラスチックフィルムおよび紙に対する接着性に優れたグラビアインキおよびフレキソインキが得られることを見出した。また、澱粉脂肪酸エステルを使用した印刷インキは生分解性があり、耐熱性、耐油性に優れ、印刷インキに要求される多くの特性を有し、非生分解性印刷インキの代替が可能であり満足できる結果を得、本発明を完成させるに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、顔料と有機溶剤と樹脂からなり、樹脂が有機溶剤可溶の澱粉脂肪酸エステルであることを特徴とする印刷インキ(但し、エステル化天然樹脂又はグラフト化天然樹脂を含む場合を除く)が提供される。
【0007】
本発明により、印刷インキに使用する樹脂を生分解性樹脂である澱粉脂肪酸エステルにすることで、自然界での印刷インキが原因となる紙や生分解性プラスチックの生分解遅れや未分解によるこれらの素材の残存がなくなる。また、心なしに廃棄されたゴミは自然界で自然分解し、回収物は埋め立て後、分解により減量され、埋立地の有効利用になり、コンポストによる堆肥化において未分解による残存がなくなり、良質品な肥料が得られる。これらは結果として環境負荷低減に繋がる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に好ましい実施の形態を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
本発明の印刷インキは、それを構成する樹脂(ビヒクル樹脂)として有機溶剤可溶性の生分解性樹脂である澱粉脂肪酸エステルを使用することが特徴である。
【0009】
本発明で使用する生分解性樹脂は、澱粉脂肪酸エステルである。
澱粉脂肪酸エステルは、澱粉構造中の水酸基に脂肪酸を反応させた澱粉の変性物である。脂肪酸としては、炭素数が2〜14程度の直鎖または分岐のある飽和および不飽和脂肪酸が挙げられる。澱分の変性度(水酸基のエステル化率)は、澱粉脂肪酸エステルが有機溶剤に可溶であれば特に限定されない。変性度が高くなるほどエステル類、ケトン類溶剤への溶解性が上がり、低い場合はアルコール類への溶解度が上がる。変性度40%以上がグラビアインキ、フレキソインキに適した樹脂組成である。
【0010】
本発明の印刷インキは、顔料、澱分脂肪酸エステル、有機溶剤からなり、さらに印刷インキにおいて従来から使用されている各種添加剤が適宜添加される。澱分脂肪酸エステルは、通常、有機溶剤に10〜40重量%の濃度となるように溶解される。この溶液に顔料やその他の添加剤が溶解あるいは分散される。
【0011】
本発明で使用する有機溶剤としては、ケトン類、エステル類、グリコールエーテル類、グリコールエステル類およびアルコール類の1種または2種以上が使用される。ケトン類としては、例えば、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどが、エステル類としては、例えば、酢酸エチル、酢酸ノルマルプロピルなどが、グリコールエーテル類としては、例えば、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコールプロピルエーテルなどが、グリコールエステル類としては、例えば、プロピレングリコールメチルエーテルアセテートなどが、アルコール類としては、例えば、メタノール、エタノール、プロピルアルコールなどが挙げられる。これらの有機溶剤は、溶解、乾燥調整や粘度調整などのために炭化水素系溶剤を一部併用することができる。また、本発明の印刷インキ中に有機金属キレート化合物が含まれる場合には、その反応抑制剤としてアルコール類、グリコールエステル類およびグリコールエーテル類の少なくとも1種が印刷インキ中に0.1〜20重量%を占める量で含まれることが望ましい。
【0012】
本発明で使用する顔料は、通常印刷インキで使用されているインキ用顔料がいずれも使用でき、特に限定されない。但し、重金属を含む顔料については印刷物のなかでの使用制限があり、意匠性表現においては留意することが必要である。その他、一般の印刷インキ以上に安全性に不安がある顔料は使用を避ける心がけが必要である。
【0013】
本発明で必要に応じて使用する添加剤としては、従来から印刷インキで使用されている架橋剤(印刷物に耐熱性、耐油性、耐水性や耐汚染性を付与するために使用する。)、ブロッキング防止剤、ロジン類(顔料の分散助剤および印刷物の接着性の改良のために使用する。)、可塑剤(生分解性樹脂の柔軟性改良および印刷物の接着性の改良のために使用する。)、スリップ剤などが使用される。
【0014】
架橋剤としては、例えば、有機金属キレート化合物、アルコキシレート化合物、ポリイソシアネート化合物などが使用される。
有機金属キレート化合物としては、例えば、ジイソプロポキシチタンビスアセチルアセトネート、チタンテトラアセチルアセトネート、ジルコニウムテトラアセトネート、アルミニウムモノアセチルアセトネートビスエチルアセトネート、アルミニウムトリスアセチルアセトネートがある。アルコキシレート化合物としては、例えば、トリエタノールアミンチタネートなどがあり、これらの架橋剤は印刷インキ製造時に添加しても印刷インキの保存安定性があり一液使用できる。これらの架橋剤の添加量は、樹脂固形分に対して、通常、1〜20重量%である。
【0015】
また、ポリイソシアネート化合物としては、例えば、TDI(2,4または2,6−トルエンジイソシアネート)、HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)、IPDI(イソホロンジイソシアネート)、XDI(キシリレンジイソシアネート)、MDI(4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート)、HMDI(水添MDI)のTMP(トリメチロールプロパン)アダクト、トリマー、ビュレットなどが使用できる。使用法は塗布作業の直前に添加する2液仕様である。これらの使用量が樹脂に対して3重量%以下であれば、印刷インキの生分解速度は遅くなるが、障害にはならない。
【0016】
ブロッキング防止剤としては、例えば、二酸化ケイ素顔料、脂肪酸アミド(オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミドなど)、シリコーン(エポキシ変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、ポリエステル変性シリコーンなど)が用いられる。スリップ剤としては、例えば、低分子ポリエチレンワックス、低分子弗化ポリエチレンワックス、クリスタルワックス、カルナバワックスなどが用いられる。
【0017】
ロジン類としては、例えば、未変性ロジン、重合ロジン、水素添加ロジン、アルコール変性ロジン、マレイン酸変性ロジンが使用可能である。可塑剤としては、生分解性のある2塩基酸エステル、脂肪酸エステル、ATBC(アセチル−トリ−n−ブチルシトレート)などが使用できる。
【0018】
その他、必要に応じて印刷インキ、塗料添加剤である静電防止剤、沈降防止剤、レベリング剤、消泡剤などが使用される。
各種添加剤のなかで非生分解性添加剤類は、それぞれ生分解性樹脂に対して1重量%以下、総量を5重量%未満に抑えることで環境負荷は最小に抑えられる。
【0019】
本発明の印刷インキは、グラビア印刷、凸版(フレキソ)印刷およびグラビアオフセット印刷に好適である。また、印刷基材は、各種生分解性プラスチックおよび紙が用いられる。印刷インキの使用量は、通常印刷インキ層の乾燥厚さが0.1〜10μmとなる量である。
本発明の生分解性樹脂を使用した印刷インキは、生分解性プラスチックや紙と同等以上の生分解性があり、生分解性印刷基材が生分解する前に消失するが、非生分解性樹脂使用印刷インキは、非印刷部分の生分解性印刷基材の分解後も形態を保持する。
【0020】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。尚、文中の「部」または「%」とあるのは特に断りのない限り重量基準である。
【0021】
実施例1
炭素数4の飽和直鎖脂肪酸を澱粉の全水酸基の40%と反応させて得た澱粉脂肪酸エステル変性物の30%メタノール溶液を作製し、顔料分散によりインキ化を行った。
印刷インキの組成は、カーボンブラック10部/澱粉脂肪酸エステル溶液50部/エタノール40部である。作製した印刷インキをフレキソ印刷方式で晒しクラフト紙(坪量80g)に両面印刷を行った。塗布(印刷)量は、片面3g/m2(dry)である。
【0022】
実施例2
実施例1の印刷インキ100部に微分散ポリエチレン(平均粒径3μm)を0.15部を加えて印刷インキを得、実施例1と同様にして印刷紙を作製した。
【0023】
実施例3
実施例2の印刷インキ100部にジイソプロポキシチタンビスアセチルアセトネート(架橋剤)の75%イソプロピルアルコール溶液を0.2部加えて印刷インキを得、実施例1と同様にして印刷紙を作製した。
【0024】
実施例4
炭素数4の飽和直鎖脂肪酸と炭素数12の脂肪酸の1対1(重量比)混合物を澱粉中の全水酸基の60%と反応させた澱粉脂肪酸エステル変性物の30%酢酸エチル溶液を作製し、顔料分散によりインキ化を行った。
印刷インキの組成は、酸化チタン30部/澱粉エステル溶液50部/イソプロピルアルコール20部である。作製した印刷インキをグラビア印刷方式でサクシネート系生分解性プラスチックフィルムの片面に印刷を行い、熱融着により袋を作製した。袋の形体は図2に示すものと同じである。印刷厚みは2μmである。
【0025】
実施例5
炭素数4の飽和直鎖脂肪酸と炭素数12の脂肪酸の1対1(重量比)混合物を澱分中の全水酸基の90%と反応させた澱粉脂肪酸エステル変性物の30%酢酸エチル溶解溶液を作製し、顔料分散によりインキ化を行った。
印刷インキの組成は、酸化チタン30部/澱粉エステル溶解溶液50部/イソプロピルアルコール20部である。得られた印刷インキを用い、実施例4と同様にして袋の作製を行った。
【0026】
実施例6
実施例5の澱粉脂肪酸エステル変性物の20%酢酸エチル溶液、水添ロジンの40%エチルシクロヘキサン溶液を作製し、顔料分散によりインキ化を行った。
印刷インキの組成は、紺青20部/水添ロジン溶液20部/澱粉脂肪酸エステル溶液40部/酢酸ノルマルプロピル10部である。澱粉脂肪酸エステル溶液への紺青分散が不可であることから、紺青分散は水添ロジン溶液で行い、分散後に他成分を加えた。得られた印刷インキを用い、実施例4と同様にして袋を作製した。
【0027】
実施例7
実施例4の印刷インキ100部にサクシネートと1,3ブタンジオールからなる分子量500の末端に水酸基を有する化合物(以後ポリエステル系可塑剤という)を4部加えて印刷インキを得、実施例4と同様にして袋を作製した。
【0028】
実施例8
実施例5の印刷インキ100部にポリエステル系可塑剤を4部加えて印刷インキを得、実施例4と同様にして袋を作製した。
【0029】
実施例9
実施例6の印刷インキ100部にポリエステル系可塑剤を4部加えて印刷インキを得、実施例4と同様にして袋を作製した。
【0030】
実施例10
実施例9の印刷インキ100部にヘキサメチレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクトの75%酢酸エチル溶液を0.6部加えて印刷インキを得、実施例4と同様にして袋を作製した。
【0031】
実施例11
実施例10の印刷インキ100部にステアリン酸アミド0.1部加えて印刷インキを得、実施例4と同様にして袋を作製した。
【0032】
比較例1
硝化綿SS1/4の固形分25部を、酢酸エチル25部/イソプロピルアルコール50部に溶解した溶液を作製し、酸化チタンの分散を行い印刷インキを作製した。
印刷インキの組成は、酸化チタン30部/硝化綿溶液50部/エタノール20部である。得られた印刷インキを用い、実施例1と同様にして印刷紙を作製した。
【0033】
比較例2
印刷インキ用ポリアミド樹脂30部をトルエン50部/イソプロピルアルコール20部に溶解した溶液と比較例1の硝化綿溶解溶液の3対1(重量比)の混合液を作製し、顔料分散によりインキ化を行った。
印刷インキの組成は、酸化チタン30部/硝化綿・ポリアミド混合液50部/トルエン10部/酢酸エチル10部である。得られた印刷インキを用い、実施例4と同様にして袋を作製した。
【0034】
以上の各実施例および比較例の印刷インキの性能を下記の方法で評価した。結果を表1および表2に示す。
〔1〕実施例1〜3、比較例1の印刷インキ
(i)生分解性試験
水田に雑草防止水田マルチとして印刷紙を敷いた。5月上旬に施工し、経過を観察した。施工方法を図1に示す。
(ii)色落ち
学振型摩擦試験機で金巾をセットし、加重200g×50回の摩擦後の色落ちを観察した。
(iii)耐熱性
テスター製ヒートシーラーを使用し、温度を変化させて、3kg/m2の荷重で、1秒間、印刷紙を圧したときのヒートシールバーへの印刷インキの付着より評価を行った。結果を印刷インキが付着したときの温度で示す。
【0035】
〔2〕実施例4〜11、比較例2の印刷インキ
(i)生分解性試験
製袋物を家庭用コンポストに入れ、40〜50℃の条件を保ち、40日間放置後、製袋物を取り出し、水洗し重量変化を測定した。
(ii)接着性
印刷面に12mm巾のセロファンテープ(ニチバン社製)を貼り付け、90度の角度で剥した時の印刷インキ層の剥離の有無を確認し、結果を以下のように表示する。
○:剥離なし
△:50%剥離した
【0036】
【0037】
【0038】
印刷面が表層ではなく、積層された中間層にある場合においても、生分解性印刷インキの使用は有効である。製袋された積層物では外層の生分解性素材より生分解が進み、印刷インキ層が生分解性である場合は印刷インキ層の生分解後、内層の生分解素材の生分解が進むが印刷インキ層が非生分解性である場合には印刷インキ層が障害となり生分解は進まない。図3に積層構成での生分解の進行過程を示す。
【0039】
【発明の効果】
以上の本発明によれば生分解性プラスチックシートや紙に印刷したものの生分解を阻害しない印刷インキが提供される。
従って、自然界での印刷インキが原因となる紙や生分解性プラスチックの生分解遅れや未分解によるこれらの素材の残存がなくなる。また、心なしに廃棄されたゴミは自然界で自然分解し、回収物は埋め立て後、分解により減量され、埋立地の有効利用になり、コンポストによる堆肥化において未分解による残存がなくなり、良質品な肥料が得られる。これらは結果として環境負荷低減に繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 生分解性の試験方法を説明する(1)概略断面図、(2)斜視図である。
【図2】 生分解性の試験に用いる製袋物の(1)、(2)概略断面図、(3)正面図である。
【図3】 積層物の生分解過程を説明する概略断面図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a printing ink using a printed biodegradable plastic and a biodegradable resin that does not inhibit the biodegradation of paper.
[0002]
[Prior art]
Biodegradable plastic films have attracted a great deal of attention and have been actively researched and developed. However, no biodegradable printing ink has been developed, and the fact is that printing is performed using a non-degradable printing ink. Although the prior art was investigated, there was no patent document or non-patent document related to the biodegradable printing ink. The reason behind the development of biodegradable printing inks is that the printed film is thin and is not interested because it is a weight ratio that does not cause a problem compared to the substrate to be printed such as paper or plastic film. There are few resins suitable for printing inks.
[0003]
By the way, it has been found by experiments of the present inventors that a printed matter using a non-biodegradable printing ink for a biodegradable plastic does not proceed with biodegradation from the printing surface.
This fact means that biodegradation is a reaction in which substances are degraded by microbial enzymes, and degradation does not proceed without contact with microorganisms.
[0004]
Most of the packaging materials are printed on one side. For example, as shown in FIG. 2, in the packaging process, printed films are stacked with the printing surface facing outside, and the peripheral portion is heat sealed (heat fusion). And processed into a bag shape. Moreover, when taking out the package contents, it is common to cut and take out the end of the bag, and the shape of the bag is maintained even in a state of being discarded after use. In the state of maintaining the shape of the bag, biodegradation is only from the outer layer that can come into contact with microorganisms. This is an obstacle to biodegradation in the process in which used products are discarded → decomposed in nature, or recovered → composted (composted) and reused effectively, and biodegradable while using biodegradable materials. It is a big problem that does not progress.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The inventor of the present invention has developed a printing ink that does not hinder the biodegradation of a bag-like biodegradable film or paper print, instead of the conventional non-biodegradable printing ink. Focusing on large solvent-type gravure inks and flexographic inks, we selected inks that were soluble in organic solvents from natural resins, biodegradable modified natural resins, and biodegradable synthetic resins. As a result, it was found that gravure inks and flexographic inks having excellent adhesion to biodegradable plastic films and papers can be obtained by using starch fatty acid esters. Also, printing inks using starch fatty acid esters are biodegradable, have excellent heat resistance and oil resistance, have many properties required for printing inks, and can replace non-biodegradable printing inks. Satisfactory results were obtained and the present invention was completed.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, a printing ink comprising a pigment, an organic solvent, and a resin, wherein the resin is an organic solvent-soluble starch fatty acid ester (provided that it contains an esterified natural resin or a grafted natural resin). Is provided ) .
[0007]
According to the present invention, by using starch fatty acid ester which is a biodegradable resin as a resin used for printing ink, these are caused by biodegradation delay or undegradation of paper and biodegradable plastic caused by printing ink in nature. No material remains. In addition, waste that has been discarded without a heart is naturally decomposed in nature, and the collected materials are reduced by decomposition after landfill, making effective use of landfills. Fertilizer is obtained. As a result, the environmental load is reduced.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the present invention will be described in more detail with reference to preferred embodiments.
The printing ink of the present invention is characterized by using starch fatty acid ester , which is an organic solvent-soluble biodegradable resin , as a resin (vehicle resin) constituting the printing ink.
[0009]
Biodegradable resin used in the present invention is a starch fatty acid ester le.
The starch fatty acid ester is a modified product of starch obtained by reacting a fatty acid with a hydroxyl group in the starch structure. Examples of the fatty acid include linear or branched saturated and unsaturated fatty acids having about 2 to 14 carbon atoms. The degree of starch modification (esterification rate of hydroxyl group) is not particularly limited as long as the starch fatty acid ester is soluble in an organic solvent. The higher the degree of modification, the higher the solubility in esters and ketone solvents, and the lower the solubility in alcohols. A resin composition having a degree of modification of 40% or more is suitable for gravure inks and flexographic inks.
[0010]
The printing ink of the present invention comprises a pigment, a starch fatty acid ester, and an organic solvent, and various additives conventionally used in printing inks are appropriately added. The starch fatty acid ester is usually dissolved in an organic solvent to a concentration of 10 to 40% by weight. Pigments and other additives are dissolved or dispersed in this solution.
[0011]
As the organic solvent used in the present invention, one or more of ketones, esters, glycol ethers, glycol esters and alcohols are used. Examples of ketones include methyl ethyl ketone and methyl isobutyl ketone. Examples of esters include ethyl acetate and normal propyl acetate. Examples of glycol ethers include propylene glycol methyl ether, propylene glycol ethyl ether, and propylene. Examples of glycol propyl ethers include glycol esters, such as propylene glycol methyl ether acetate, and examples of alcohols include methanol, ethanol, propyl alcohol, and the like. These organic solvents can be used in combination with a part of hydrocarbon solvents for dissolution, drying adjustment, viscosity adjustment and the like. When the organometallic chelate compound is contained in the printing ink of the present invention, at least one of alcohols, glycol esters and glycol ethers as the reaction inhibitor is 0.1 to 20 weight in the printing ink. It is desirable to be included in an amount occupying%.
[0012]
The pigment used in the present invention is not particularly limited, and any of the pigments for ink that are usually used in printing inks can be used. However, there are restrictions on the use of pigments containing heavy metals in printed materials, and it is necessary to pay attention to the design expression. In addition, it is necessary to avoid using pigments that are more unsafe than general printing inks.
[0013]
As an additive used as necessary in the present invention, a crosslinking agent conventionally used in printing inks (used to impart heat resistance, oil resistance, water resistance and stain resistance to printed matter), Anti-blocking agents, rosins (used to improve pigment adhesion and print adhesion), plasticizers (used to improve biodegradable resin flexibility and print adhesion) .), Slip agents and the like are used.
[0014]
As the crosslinking agent, for example, an organometallic chelate compound, an alkoxylate compound, a polyisocyanate compound, or the like is used.
Examples of the organometallic chelate compound include diisopropoxy titanium bisacetylacetonate, titanium tetraacetylacetonate, zirconium tetraacetonate, aluminum monoacetylacetonate bisethylacetonate, and aluminum trisacetylacetonate. Examples of the alkoxylate compound include triethanolamine titanate. Even when these crosslinking agents are added during printing ink production, the printing ink has storage stability and can be used as a single solution. The addition amount of these crosslinking agents is usually 1 to 20% by weight based on the resin solid content.
[0015]
Examples of the polyisocyanate compound include TDI (2,4 or 2,6-toluene diisocyanate), HDI (hexamethylene diisocyanate), IPDI (isophorone diisocyanate), XDI (xylylene diisocyanate), MDI (4,4 ' -Diphenylmethane diisocyanate), TMP (trimethylolpropane) adduct, trimer, burette, etc. of HMDI (hydrogenated MDI) can be used. The usage method is a two-component specification that is added immediately before the coating operation. If the amount used is 3% by weight or less based on the resin, the biodegradation speed of the printing ink is slowed, but it does not hinder.
[0016]
As an antiblocking agent, for example, silicon dioxide pigment, fatty acid amide (oleic acid amide, erucic acid amide, stearic acid amide, palmitic acid amide etc.), silicone (epoxy modified silicone, amino modified silicone, polyester modified silicone etc.) are used. It is done. As the slip agent, for example, low molecular polyethylene wax, low molecular fluorinated polyethylene wax, crystal wax, carnauba wax and the like are used.
[0017]
Examples of rosins that can be used include unmodified rosin, polymerized rosin, hydrogenated rosin, alcohol-modified rosin, and maleic acid-modified rosin. As the plasticizer, biodegradable dibasic acid esters, fatty acid esters, ATBC (acetyl-tri-n-butyl citrate) and the like can be used.
[0018]
In addition, printing inks, antistatic agents that are paint additives, antisettling agents, leveling agents, antifoaming agents, and the like are used as necessary.
Among the various additives, the non-biodegradable additives are each kept to 1% by weight or less and the total amount to less than 5% by weight with respect to the biodegradable resin, thereby minimizing environmental burden.
[0019]
The printing ink of the present invention is suitable for gravure printing, relief printing (flexo) printing, and gravure offset printing. Moreover, various biodegradable plastics and paper are used for a printing base material. The amount of printing ink used is usually such that the dry thickness of the printing ink layer is 0.1 to 10 μm.
Printing inks using the biodegradable resin of the present invention have biodegradability equivalent to or better than biodegradable plastics and paper, and disappear before the biodegradable printing substrate biodegrades. The resin-based printing ink retains its form even after decomposition of the biodegradable printing substrate in the non-printed part.
[0020]
【Example】
Next, the present invention will be described more specifically with reference to examples. In the text, “part” or “%” is based on weight unless otherwise specified.
[0021]
Example 1
A 30% methanol solution of a starch fatty acid ester modified product obtained by reacting a saturated linear fatty acid having 4 carbon atoms with 40% of the total hydroxyl groups of starch was prepared, and ink was formed by pigment dispersion.
The composition of the printing ink is 10 parts carbon black / 50 parts starch fatty acid ester solution / 40 parts ethanol. The produced printing ink was exposed by a flexographic printing method, and double-sided printing was performed on kraft paper (basis weight 80 g). The coating (printing) amount is 3 g / m 2 (dry) on one side.
[0022]
Example 2
0.15 parts of finely dispersed polyethylene (
[0023]
Example 3
0.2 parts of a 75% isopropyl alcohol solution of diisopropoxy titanium bisacetylacetonate (crosslinking agent) was added to 100 parts of the printing ink of Example 2 to obtain a printing ink, and a printing paper was prepared in the same manner as in Example 1. .
[0024]
Example 4
A 30% ethyl acetate solution of a modified starch fatty acid ester was prepared by reacting a mixture of saturated linear fatty acid having 4 carbon atoms and 12 fatty acid having 12 weight ratio (weight ratio) with 60% of all hydroxyl groups in starch. Ink was formed by pigment dispersion.
The composition of the printing ink is 30 parts titanium oxide / 50 parts starch ester solution / 20 parts isopropyl alcohol. The produced printing ink was printed on one side of a succinate-based biodegradable plastic film by a gravure printing method, and a bag was produced by heat sealing. The form of the bag is the same as that shown in FIG. The printing thickness is 2 μm.
[0025]
Example 5
A 30% ethyl acetate solution of a starch fatty acid ester modified product obtained by reacting a mixture of a saturated linear fatty acid having 4 carbon atoms and a fatty acid having 12 carbon atoms with 90% of all hydroxyl groups in the starch. It was prepared and made into an ink by pigment dispersion.
The composition of the printing ink is 30 parts of titanium oxide / 50 parts of starch ester solution / 20 parts of isopropyl alcohol. A bag was produced in the same manner as in Example 4 using the obtained printing ink.
[0026]
Example 6
A 20% ethyl acetate solution of the modified starch fatty acid ester of Example 5 and a 40% ethylcyclohexane solution of hydrogenated rosin were prepared, and ink was formed by pigment dispersion.
The composition of the printing ink is: bitumen 20 parts / hydrogenated rosin solution 20 parts / starch fatty acid ester solution 40 parts / normal propyl acetate 10 parts. Since bitumen dispersion in starch fatty acid ester solution is impossible, bitumen dispersion was performed with hydrogenated rosin solution, and other components were added after dispersion. Using the obtained printing ink, a bag was produced in the same manner as in Example 4.
[0027]
Example 7
A printing ink was obtained by adding 4 parts of a compound having a molecular weight of 500 consisting of succinate and 1,3 butanediol (hereinafter referred to as a polyester plasticizer) to 100 parts of the printing ink of Example 4 to obtain a printing ink. A bag was made.
[0028]
Example 8
4 parts of a polyester plasticizer was added to 100 parts of the printing ink of Example 5 to obtain a printing ink, and a bag was produced in the same manner as in Example 4.
[0029]
Example 9
4 parts of a polyester plasticizer was added to 100 parts of the printing ink of Example 6 to obtain a printing ink, and a bag was produced in the same manner as in Example 4.
[0030]
Example 10
0.6 parts of a 75% ethyl acetate solution of trimethylolpropane adduct of hexamethylene diisocyanate was added to 100 parts of the printing ink of Example 9 to obtain a printing ink, and a bag was produced in the same manner as in Example 4.
[0031]
Example 11
A printing ink was obtained by adding 0.1 part of stearamide to 100 parts of the printing ink of Example 10, and a bag was produced in the same manner as in Example 4.
[0032]
Comparative Example 1
A solution in which 25 parts of a solid content of nitrified cotton SS1 / 4 was dissolved in 25 parts of ethyl acetate / 50 parts of isopropyl alcohol was prepared, and titanium oxide was dispersed to prepare a printing ink.
The composition of the printing ink is 30 parts titanium oxide / 50 parts nitrified cotton solution / 20 parts ethanol. Printing paper was produced in the same manner as in Example 1 using the obtained printing ink.
[0033]
Comparative Example 2
A mixture of 30 parts of a polyamide resin for printing ink dissolved in 50 parts of toluene / 20 parts of isopropyl alcohol and a nitrified cotton solution of Comparative Example 1 was prepared in a 3: 1 ratio (weight ratio), and ink was formed by pigment dispersion. went.
The composition of the printing ink is 30 parts titanium oxide / 50 parts nitrified cotton / polyamide mixed liquid / 10 parts toluene / 10 parts ethyl acetate. Using the obtained printing ink, a bag was produced in the same manner as in Example 4.
[0034]
The performance of the printing inks of the above Examples and Comparative Examples was evaluated by the following methods. The results are shown in Tables 1 and 2.
[1] Printing inks of Examples 1 to 3 and Comparative Example 1 (i) Biodegradability test Printing paper was laid on a paddy field as weed prevention paddy multi. It was constructed in early May and the progress was observed. The construction method is shown in FIG.
(Ii) Color fading A gold width was set with a Gakushin type friction tester, and the color fading after friction of 200 g × 50 times was observed.
(Iii) Heat resistance Using a tester heat sealer, the temperature was changed, and the evaluation was performed from the adhesion of the printing ink to the heat seal bar when the printing paper was pressed with a load of 3 kg / m 2 for 1 second. It was. A result is shown by the temperature when printing ink adheres.
[0035]
[2] Printing inks of Examples 4 to 11 and Comparative Example 2 (i) Biodegradability test Put the bag product into household compost, keep the condition at 40 to 50 ° C., leave it for 40 days, take out the bag product, After washing with water, the change in weight was measured.
(Ii) Adhesive A 12 mm wide cellophane tape (manufactured by Nichiban Co., Ltd.) is attached to the printed surface, and the presence or absence of peeling of the printing ink layer is confirmed when peeled at an angle of 90 degrees, and the result is displayed as follows: .
○: No peeling Δ: 50% peeled
[0037]
[0038]
The use of biodegradable printing ink is effective even when the printing surface is not a surface layer but a laminated intermediate layer. Biodegradation proceeds from the outer layer biodegradable material in the bag-laminated laminate, and when the printing ink layer is biodegradable, the biodegradation of the inner layer biodegradable material proceeds after biodegradation of the printing ink layer. When the ink layer is non-biodegradable, the printing ink layer becomes an obstacle and biodegradation does not proceed. FIG. 3 shows the progress of biodegradation in the laminated configuration.
[0039]
【The invention's effect】
According to the present invention described above, a printing ink that does not inhibit biodegradation of a biodegradable plastic sheet or paper printed is provided.
Therefore, there is no remaining of these materials due to biodegradation delay or undecomposition of paper and biodegradable plastic caused by printing ink in nature. In addition, waste that has been discarded without a heart is naturally decomposed in nature, and the collected materials are reduced by decomposition after landfill, making effective use of landfills. Fertilizer is obtained. As a result, the environmental load is reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view and (2) perspective view for explaining a biodegradability test method.
FIGS. 2A and 2B are (1) and (2) schematic cross-sectional views and (3) a front view of a bag-making product used for a biodegradability test.
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view illustrating a biodegradation process of a laminate.
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