JP4190221B2 - 画像輪郭強調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば内視鏡によって得られる画像に対して輪郭強調を施す輪郭強調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像処理において、輪郭強調は画面領域全体に対して均等に施されている。すなわち、隣接画素との輝度差が小さい領域では、輪郭強調量が小さく掛けられ、得られる画像データの輝度値も元データに比べあまり増大させられない。一方、隣接画素との輝度差が大きい領域では、輪郭強調量が大きく掛けられ、得られる画像データの輝度値も増大させられる。これにより、領域ごとの輝度差が明確にされ、シャープな画像が得られる。
【0003】
しかし、輝度差が非常に大きくなると、輪郭強調量もそれに併せて大きく掛けられるので、画像データの輝度値が大きくなりすぎて、その領域にはハレーションなどの擬似信号が発生することがある。
【0004】
特に内視鏡によって得られる画像データは、その光学特性から暗い領域と明るい領域が混在しており、輝度差が大きい領域が多い。また、内視鏡の被観察体は体液等の液体が付着したものが多く、これらに光が照射された場合、光が過度に反射され、その近傍部分との輝度差が非常に大きくなることがある。したがって、内視鏡によって得られる画像は擬似信号が多く発生するため、不自然な画像になることが多い。また、輝度差が少ない暗い領域においては、ノイズが多く、この領域に輪郭強調が均等に施されると、ノイズが強調され、画質が劣化することがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、輪郭強調による擬似信号の発生を防止して、鮮明で観察しやすい画像を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像輪郭強調装置は、画像データを構成する各画素に対して隣接画素との輝度差に応じた輪郭強調を行う輪郭強調手段と、輝度差が予め設定されている基準輝度差となる領域において、輪郭強調における輪郭強調量を最大にする輪郭強調調整手段とを備える。輪郭強調調整手段は輝度差と基準輝度差との差が相対的に大きくなる領域において輪郭強調量を相対的に小さくすることが好ましい。これにより、輝度差が大きくなりすぎる領域において、輪郭強調量が抑制され、擬似信号の発生が防止される。
【0007】
画像データの輝度値は一定の範囲内で量子化され、基準輝度差は一定の範囲内の略中間値であることが好ましい。好ましくは、輪郭強調手段は、隣接画素との輝度差のうち基準輝度差との差が最も小さい輝度差に応じて輪郭強調を行う。画像データを得るための撮像装置は内視鏡であることが好ましい。
【0008】
輪郭強調調整手段は、輝度差が基準輝度差よりも小さいと検出される領域においてのみ輪郭強調を行うことが好ましい。また、輪郭強調調整手段は、輝度差が基準輝度差よりも大きいと検出される領域においてのみ輪郭強調を行ってもよい。これにより、必要に応じて、輝度差が大きい領域若しくは、小さい領域にて、輪郭強調を掛けないことが可能である。
【0009】
本発明に係る画像輪郭強調装置画像は、データに対して輪郭強調を行う輪郭強調手段と、隣接画素との輝度差が予め設定されている基準輝度差よりも小さいと検出される領域においてのみ輪郭強調を行う輪郭強調調整手段を備える。また、本発明に係る画像輪郭強調装置は、画像データに対して輪郭強調を行う輪郭強調手段と、隣接画素との輝度差が予め設定されている基準輝度差よりも大きいと検出される領域においてのみ輪郭強調を行う輪郭強調調整手段とを備える。
【0010】
また、本発明に係る画像輪郭強調方法は画像データを構成する各画素に対して隣接画素との輝度差に応じた輪郭強調を行う輪郭強調ステップと、輝度差が予め設定されている基準輝度差となる領域において、輪郭強調における輪郭強調量を最大にする輪郭強調調整ステップとを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施形態である画像輪郭強調装置を備えた内視鏡システムを示し、内視鏡システムは、内視鏡10および画像処理装置から成る。内視鏡10は被写体から画像データを得るための撮像装置であり、画像処理装置は内視鏡10によって得られた画像データを画像として出力できるように処理するための装置である。
【0012】
CPU12では、制御情報が生成され、生成された制御情報はマスク生成回路13、輪郭強調回路14に送られる。マスク生成回路13と輪郭強調回路14は生成された制御情報に基づき制御される。
【0013】
内視鏡10によって得られた画像データは映像信号に変換され、映像信号は、加算器11に送られる。加算器11では、送られてきた映像信号に、マスク生成回路13で生成されたマスク情報が加算される。マスク情報が加算された映像信号は輪郭強調回路14に送られ、輪郭強調が掛けられる。
【0014】
輪郭強調が掛けられた映像信号は、映像信号処理回路15に送られ、映像信号処理回路15でA/D変換されるとともに、RGBに分離され、それぞれRメモリ16a、Gメモリ16b、Bメモリ16cに格納される。格納されたそれぞれの映像信号はビデオ画像処理回路17に入力され、D/A変換された後、出力モニタに画像として出力される。同期信号生成部18では同期信号が生成される。同期信号は、タイミング回路19に送られ、映像処理回路15、ビデオ処理回路17の動作タイミングの制御と、メモリ16a、16b、16cに対する書込みおよび読み出し制御に用いられる。
【0015】
図2は輪郭強調回路14を示す。輪郭強調回路14では、画像データを構成する各画素に対して、隣接画素との輝度差に応じた輪郭強調が行なわれる。なお、ここでは、輝度差は8ビット(256段階)で量子化され演算が行なわれているが、目的に応じて、分解能を変更してもよい。
【0016】
入力信号aは、遅延器20に送られると共に減算器21および加算器22に送られる。遅延器20では、入力信号aが1画素遅延させられ、1画素遅延信号bが得られる。1画素遅延信号bは、遅延器23に送られると共に、減算器21、24、26および加算器27に送られる。遅延器23では、1画素遅延信号bが1画素遅延させられ2画素遅延信号cが得られ、2画素遅延信号cは、加算器22および減算器24に送られる。
【0017】
加算器22では、入力信号aと2画素遅延信号cが加算された後、係数(1/2)が乗じられ、加算信号d(=(a+c)/2)が得られる。減算器26では、1画素遅延信号bから加算器22より送られてきた加算信号dが減ぜられ、輪郭強調信号e(=b−(a+c)/2)が得られる。得られた輪郭強調信号eは、乗算器28に送られる。
【0018】
減算器21では、1画素遅延信号bから入力信号aが減ぜられ、その絶対値(|b−a|)が求められる。減算器24でも同様に1画素遅延信号bから2画素遅延信号cが減ぜられ、その絶対値(|b−c|)が求められる。減算器21、24で求められた絶対値は隣接画素との輝度差としてフィルタ25に送られる。フィルタ25では、各画素における隣接画素との輝度差(|b−a|若しくは|b−c|)のうち基準輝度差との差が小さい輝度差が選択される。なお、|b−a|と|b−c|の値が等しくなった場合は、輝度差の値の大きい方が選択される。その選択された値は,フィルタ29に送られ、フィルタ29で基準輝度差より大きいか否かが読み取られ、基準輝度差以下であるならば、変換器30へ、基準輝度差より大きければ変換器31へと送られる。なお、基準輝度差は輪郭強調が最も必要とされる輝度差に設定される。本実施形態では、基準輝度差は、輝度差が量子化された範囲内の中間値である127と予め設定されている。
【0019】
変換器30、31では、フィルタ25で選択された輝度差が基準輝度差となる領域において輪郭強調量が最大になり、さらに選択された輝度差と基準輝度差との差が相対的に大きくなる領域において輪郭強調量が相対的に小さくなるように輪郭強調係数が設定される。すなわち、変換器30では、選択された輝度差が大きくなる領域の輪郭強調係数は大きくなるように、変換器31では、選択された輝度差の値が大きくなる領域の輪郭強調係数は小さくなるように設定されている。また、本実施形態では、選択された輝度差と輪郭強調係数の関係が比例関係となるように設定され、かつ輪郭強調係数の最小値は0で、最大値は1となるように設定されている。
【0020】
例えば、変換器30では、選択された輝度差が0となる画素の輪郭強調係数は0に、輝度差が1となる画素の輪郭強調係数は1/127に、輝度差が126となる画素の輪郭強調係数は126/127に、輝度差が127となる画素の輪郭強調係数は1となるように設定される。一方、変換器31では、輝度差が128となる画素の輪郭強調係数は1に、輝度差が129となる画素の輪郭強調係数は126/127に、輝度差が254となる画素の輪郭強調係数は1/127に、輝度差が255となる画素の輪郭強調係数は0となるように設定される。
【0021】
変換器30,31で求められた輪郭強調係数は、乗算器28に送られ、乗算器28では、輪郭強調信号eに輪郭強調係数が乗じられ、強調係数乗算信号f(=e×輪郭強調係数)が求められる。強調係数乗算信号fは加算器27に送られ、加算器27では、1画素遅延信号bに強調係数乗算信号fが加算され、出力信号gが得られる。
【0022】
図3から図5に輪郭強調回路14で得られる信号例を示す。
図3は入力信号aの各画素の輝度値が0、255、255、255、255、0、0であるとき、輪郭強調回路14で得られる信号例を示す。例えば、各画素の輝度差(|b−a|、|b−c|)は、左から1画素目の輝度差が0、0となり、2画素目が255、0となる。この場合において、フィルタ25(図2参照)では、例えば左から1画素目の2つの輝度差がそれぞれ0であるので、この画素における輝度差は0と選択される。2画素目の輝度差は255、0であるので、127との差が小さい0が選択される。以下の全ての画素についても同様に輝度差が選択され、本実施例においては、全ての画素における輝度差が0として選択される。
【0023】
選択された輝度差に応じて変換器30、31(図2参照)において各画素の輪郭強調係数が求められる。図3に示す信号では選択された輝度差がすべて0であるので、すべての画素における輪郭強調係数は0となる。
【0024】
加算器22(図2参照)では、加算信号dが求められ、減算器26で輪郭強調信号eが求められる。輪郭強調信号eは乗算器28に送られ、輪郭強調係数が乗ぜられる。図3の信号例の全ての画素において、輪郭強調係数は0となる。したがって、強調係数乗算信号fは、すべての画素の輝度値が0となり、出力信号gは1画素遅延信号bと同一の信号となる。このようにして、輝度差が最大(255)の画素には、輪郭強調が全く掛けられず、擬似信号の発生が防止される。
【0025】
図4は入力信号の各画素の輝度値が0、127、127、127、127、0、0のときの輪郭強調回路14で得られる信号例を示す。例えば、各画素の輝度差|b−a|、|b−c|は、左から1画素目の輝度差が0、0となり、2画素目が127,0となる。フィルタ25(図2参照)では、例えば、2画素目の輝度差は127、0であるので、127との差が小さい127が選択される。以下の全ての画素についても同様に輝度差が選択され、本実施例においては、左から0、127、127、0、0、127、127、0が各画素の輝度差として選択される。
【0026】
選択された輝度差に応じて変換器30、31(図2参照)において各画素の輪郭強調係数が求められる。図4に示す信号では選択された輝度差が0の画素における輪郭強調係数は0となる。一方、選択された輝度差が127の画素における輪郭強調係数は1となり、左から輪郭強調係数は0、1、1、0、0、1、1、0となる。減算器26で得られた輪郭強調信号eのそれぞれの画素に、これらの輪郭強調係数が乗算器28で乗ぜられ、強調係数乗算信号fが得られる。すなわち、選択された輝度差が基準輝度差と一致する画素では、輪郭強調信号eに輪郭強調係数の最大値である1が乗ぜられ強調係数乗算信号fが得られる。輪郭強調係数信号fには、一画素遅延信号bが加えられ出力信号gが得られる。このようにして、輝度差が基準輝度差となる画素においては、輪郭強調が最大に掛けられた出力信号gが得られる。
【0027】
図5は入力信号の各画素の輝度値が0、63、255、255、255、0、0のときの輪郭強調回路14で得られる信号例を示す。各画素の輝度差|b−a|、|b−c|は、例えば、左から1画素目の輝度差が0、0となり、2画素目が63、0となり、3画素目が192、63、4画素目が0、192となる。この場合において、各画素の輝度差は、127との差が小さい輝度差が選択されるので、それぞれ左から0、63、63、192、0、255、255が選択される。変換器30,31(図2参照)では、その輝度差に応じて輪郭強調係数が求められる。輪郭強調係数は、左から0、63/127、63/127、63/127、0、0、0となり、その輪郭強調係数に応じた輪郭強調係数信号fが得られる。輪郭強調係数信号fには、一画素遅延信号bが加えられ出力信号gが得られる。このようにして、信号が複雑な波形を示した場合でも、基準輝度差との差に応じて輪郭強調量が調整される。
【0028】
なお、本実施形態において、出力信号gは8ビットを超えてしまうこともあるが、その場合、出力信号における分解能が9ビット若しくは10ビットに変更される。
【0029】
本発明の第1の実施形態では、輝度差が大きい領域若しくは小さい領域では輪郭強調が抑制されるため、高輝度部や暗部の不自然な輪郭調教が低減できる。また、輪郭強調が必要な領域では輪郭強調が充分に掛けられるため、シャープな画像が得られる。
【0030】
なお、フィルタ29は図6に示すような構成にしても良い。すなわち、8ビットに量子化された輝度差がビット列に配列され、基準輝度値と比較される構成である。本実施形態においては、輝度差のデータが0であるならばすべてのビットが0にセットされる。そして、輝度差に応じて各ビットが1若しくは0にセットされていき、輝度差が255であるとき、すべてのビットが1にセットされる。輝度差のデータが127ならば、D0からD6ビットに1がセットされ、D7ビットに0がセットされる。輝度差のデータが128ならば、D7ビットに1が、D0からD6ビットに0がセットされる。
【0031】
フィルタ29では、この構成を利用して、D7ビットに1がセットされているか否かにより、フィルタ25で選択された輝度差が基準輝度差(127)より大きいか否かが判定される。D7ビットに1がセットされていなければ、輝度差が基準輝度差(127)以下なので、輪郭強調信号eは変換器30に送られる。D7ビットに1がセットされていれば、輝度差が基準輝度差(127)より大きいので、輪郭強調信号eは変換器31に送られる。本変形例では、輝度値の判別においてD7ビットが0か1であるかのみを判別するのみで良く、データが基準輝度差より大きいか否かが素早く判定される。
【0032】
図7に本発明の第2の実施形態における輪郭強調回路14を示す。第2の実施形態が第1の実施形態と相違する点は、変換器30、31と乗算器28の間にスイッチ32が取り付けられている点である。以下相違点のみを説明する。
【0033】
入力信号aは、第1の実施形態と同様の処理がなされ、減算器26で輪郭強調信号e(=b−(a+c)/2)が得られる。また、変換器30若しくは31でも、輝度差に応じて輪郭強調係数が得られる。スイッチ32は、目的に応じて、手動もしくは自動で変換器30、31のどちらか一方のみが、乗算回路28に接続されるように構成されている。
【0034】
スイッチ32によって、変換器30が乗算回路28に接続されると、輝度差が基準輝度差(127)以下と検出される領域においてのみ輪郭強調が掛けられ、輝度差が基準輝度差(127)より大きい領域において、輪郭強調が掛けられない。これは輝度値が大きい領域が多い場合、出力画像全体が明るくなりすぎることを防止するのに有効な手段である。
【0035】
一方、スイッチ32によって、変換器31が乗算器28に接続されると、輝度差が基準輝度差(127)よりも大きいと検出される領域においてのみ輪郭強調が掛けられ、輝度差が基準輝度差(127)以下の領域において、輪郭強調が掛けられない。輝度差の小さいノイズが多い場合、そのノイズの強調を防止するのに有効な手段である。
【0036】
以上のように第2の実施形態においては、目的に応じて、輝度差が大きい領域若しくは、小さい領域において選択的に、輪郭強調が掛けられない。これによりノイズ強調や擬似信号の抑制が効果的に抑えられる。
【0037】
なお、本発明の第1、第2の実施形態では、1画素遅延信号および2画素遅延により、出力信号が生成されているが、1画素遅延信号のみによって出力信号gが生成される構成にしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
本発明においては、基準輝度差を観察に最適と考えられる輝度差に設定することにより、それぞれの輝度差における輪郭強調量が必要に応じて抑制される。これにより、擬似信号の発生やノイズの強調が防止され、鮮明な画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態である輪郭強調装置を備えた内視鏡システムを示すブロック図である。
【図2】本発明における輪郭強調回路の第1の実施形態を示す処理ブロック図である。
【図3】輝度差最大のときに輪郭強調回路で得られる信号を示す図である。
【図4】輝度差が中間値のときに輪郭強調回路で得られる信号を示す図である。
【図5】輪郭強調回路で得られる信号を示す図である。
【図6】フィルタで行なわれている処理の変形例を示す模式図である。
【図7】本発明における輪郭強調回路の第2の実施形態を示す処理ブロック図である。
【符号の説明】
10 内視鏡
14 輪郭強調回路
20、23 遅延器
21、24、26 減算器
22、27 加算器
25、29 フィルタ
30、31 変換器
32 スイッチ

Claims (8)

  1. 画像データを構成する各画素に対して隣接画素との輝度差に応じた輪郭強調を行う輪郭強調手段と、
    前記輝度差が予め設定されている基準輝度差となる領域において、前記輪郭強調における輪郭強調量を最大にする輪郭強調調整手段とを備え
    前記輪郭強調手段が、隣接画素との輝度差のうち前記基準輝度差との差が最も小さい輝度差に応じて輪郭強調を行う
    ことを特徴とする画像輪郭強調装置。
  2. 前記輪郭強調調整手段が前記輝度差と前記基準輝度差との差が相対的に大きくなる前記領域において前記輪郭強調量を相対的に小さくすることを特徴とする請求項1に記載する画像輪郭強調装置。
  3. 前記画像データの輝度値を一定の範囲内で量子化し、前記基準輝度差を前記範囲の略中間値とすることを特徴とする請求項1に記載する画像輪郭強調装置。
  4. 前記輪郭強調調整手段が、前記輝度差が前記基準輝度差よりも小さいと検出される前記領域においてのみ輪郭強調を行うことを特徴とする請求項1に記載する画像輪郭強調装置。
  5. 前記輪郭強調調整手段が、前記輝度差が基準輝度差よりも大きいと検出される領域においてのみ輪郭強調を行うことを特徴とする請求項1に記載する画像輪郭強調装置。
  6. 前記輪郭強調調整手段がスイッチを備え、前記スイッチの切換により前記輪郭強調調整手段は、前記輝度差が前記基準輝度差よりも小さいと検出される前記領域においてのみ、あるいは前記輝度差が基準輝度差よりも大きいと検出される領域においてのみ輪郭強調を行うことを特徴とする請求項1に記載する画像輪郭強調装置。
  7. 前記画像データを得るための撮像装置が内視鏡であることを特徴とする請求項1に記載する画像輪郭強調装置。
  8. 画像データを構成する各画素に対して隣接画素との輝度差に応じた輪郭強調を行う輪郭強調ステップと、
    前記輝度差が予め設定されている基準輝度差となる領域において、前記輪郭強調における輪郭強調量を最大にする輪郭強調調整ステップとを備え
    前記輪郭強調ステップが、隣接画素との輝度差のうち前記基準輝度差との差が最も小さい輝度差に応じて輪郭強調を行う
    ことを特徴とする画像輪郭強調方法。
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