JP4190068B2 - 流動食品のパッケージング機械用のデザイン修正装置 - Google Patents

流動食品のパッケージング機械用のデザイン修正装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェブの形状をしたパッケージング材料に注ぎ出すことのできる食品、すなわち流動食品、をパッケージする機械において、デザイン修正を行う動的装置に関する。ミルク、トマトピューレ、ヨーグルト、フルーツジュース、ワイン、紅茶などの流動食品をパターン形成するのに使用される種類のパッケージング材料は、紙のような材料で作られてポリエチレンのような熱シール可能なプラスチック材料によって各側面を被覆された繊維基質層を含む多層構造を有している。このパッケージング材料が超高温度で処理されたミルク(UHTミルク)のような流動食品の無菌パッケージングに使用される場合、食品と接触するようになされるパッケージング材料の表面は、例えばアルミニウムのようなバリヤ材料層も備えられ、この層はさらにポリエチレンのようなプラスチック材料層で被覆される。
【0002】
【従来の技術】
積層パッケージング材料は一般にウェブの形状で製造され、このウェブはパッケージの形成・充填・シール機械に対して連続的に給送されることができる。無菌パッケージを製造するには、このパッケージング材料ウェブは無菌室を通して移動され、例えば過酸化水素のような殺菌剤を付与されて殺菌される。パッケージング材料を加熱し、および(または)適当な波長および強さの光でパッケージング材料を照射することにより、過酸化水素は連続的に蒸発される。殺菌された積層パッケージング材料ウェブは折り曲げられ、長手方向にシールされてパッケージング材料チューブが形成される。パッケージング材料チューブは実際に無菌室の延長部分を形成し、殺菌剤または殺菌処理された液体食品を充填される。
【0003】
長手方向にシールされ液体食品を充填されたチューブはその後に、対をなす形成・シーリングジョーの間にクランプされる。これらの形成・シーリングジョーは製品の充填されたチューブを横方向にシールして、枕形状のパッケージを形成する。形成・シーリングジョーは対をなす往復部材に取り付けられることができる。このような機械には、例えばイタリー国モデナ、ヴィア デルフィニ1のテトラ・ブリツク・パッケージング・システム社によって製造されるTBA/19(登録商標)およびTBA/21(登録商標)充填機械が含まれる。
【0004】
充填されシールされた枕形状のパッケージはその後に最終折り曲げステーションへ搬送される。この折り曲げステーションで枕形状のパッケージは最終形状となるように機械的に折り曲げられる。このような形式のパッケージは、例えば登録商標のテトラ・ブリツク・アセプティックおよびテトラ・ブリツクで知られている平行六面体、および登録商標のテトラ・プリズマおよびテトラ・プリズマ・アセプティックで一般に知られている傾斜隅部を有する実質的な平行六面体を含む。
【0005】
食品と接触されることのないパッケージング材料表面は、パッケージング材料ウェブにおいて最終的に完成されるパッケージの外面を形成する部分に配置されることになる一連の等しく間隔を隔てられた同一デザインの印を印刷される。それ故に、パッケージング材料チューブはパッケージに印刷されたデザインにしたがって形成、シール、そして相互の切り離しが行われるようにして給送されねばならない。これらのデザインは予め設定された規則的な間隔でパッケージング材料に印刷されてはいるが、実際のところデザインの位置はパッケージ形成・シーリングジョーを支持する対をなす往復部材に対して変位し得る。デザイン位置のこの変位は、主にジョーによって機械的圧力を加えられるパッケージング材料の変形が絶えず変化するためであり、また長手方向にシールされたパッケージング材料チューブがパックする液体食品を充填されるという事実による。チューブ内の液柱も、液体充填パッケージの形成およびシーリングのためにジョーによってクランプされる毎にパッケージング材料チューブに脈動圧力を与える。
【0006】
それ故に、デザインの位置は修正されねばならない。この修正作用は一般にデザイン修正として知られている。
【0007】
1時間当たり8000個以上の製造できる速度で作動する最近の液体食品パッケージング機械では、使用されるいずれの装置も即時にデザイン修正することができねばならない。デザインの設定理論位置における僅かな変位であっても、即時に修正しないと、最終的にパッケージを不合格としなければならないところまで増大させることになる。
【0008】
流動食品をパッケージする機械で即時のデザイン修正を行うために、幾つかの解決策が提案された。
【0009】
ラゲルステット(Lagerstedt)氏に付与されたヨーロッパ特許第091712号は、液体食品パッケージング機械においてパッケージ形成・シーリングジョーの作動装置とデザイン修正装置とを含む材料ウェブの処理方法および構造を記載している。
【0010】
トジェストランド(Sjostrand)氏に付与された米国特許第4018944号は、横方向の折り曲げ線を備えた分離可能なパッケージを製造するために、パッケージング機械を通って走行するパッケージング材料ウェブに等しい間隔で与えられた光電管用マーキングを読み取る装置を教示しており、光電管用マーキングの通過を計算するときに監視部材が機能してウェブに接近配置された光電管を周期的に作動させるようになされている。
【0011】
流動食品をパッケージする最近の機械では、このような光電管はプログラム可能制御ユニットに接続されており、このユニットが光電管用マーキングまたは他の印(例えばバーコード、ストローホール、折り曲げ線など)の位置、したがってパッケージング材料ウェブの装飾面に印刷されたデザインの位置を、基準位置およびパッケージング機械の形成・シーリングジョーに対して計算する。この基準位置は、パッケージが下側に位置する形成・シーリングジョーにおいて形成されるときにパッケージング材料の装飾面に印刷されているデザインがパッケージの外面に正しく位置されるように、決定される。
【0012】
折り曲げフラップとして知られている引っ張り部材は液体食品のパッケージング機械におけるシーリング・形成ジョーに備えられる。この引っ張り部材は、形成・シーリングジョーの間で形成された半完成の枕形状のパッケージにおける上側隅部および下側隅部に三角形のフラップを形成するように、ジョーに対して相対的に移動する。半完成パッケージが形成・シーリングジョーを出るとき、それらのパッケージは最終折り曲げユニットとして一般に知られているユニットへ向けて下流側へ搬送され、そのユニットにおいて三角形のフラップは機械的に折り曲げられ、パッケージ表面に熱シールされて、例えば平行六面体のパッケージが形成される。
【0013】
光電管で検出された印が基準位置以外の位置にあるとプログラム可能制御ユニットによって計算されたときは、プログラム可能制御ユニットで制御されたパッケージング材料ウェブの給送に使用されているモーターは、この不一致を修正するために遅いまたは速い速度で回転するように制御される。モーター速度の変化がこの不一致を修正するのに十分ではない場合は、以下のデザイン制御装置が作動される。
【0014】
光電管で検出された印が基準位置および形成・シーリングジョーに対して高い位置にあるとプログラム可能制御ユニットによって計算されたときは、三角形フラップの形成時に僅かに多めの量のパッケージング材料を形成・シーリングジョーの中に引き入れるように引っ張り部材を移動させ、これにより長手方向にシールされたパッケージング材料チューブをそれまでの位置より僅かに下方へ引っ張るようにデザイン修正装置が作動される。この作動は各々の連続する印が正しい基準位置にて光電管により検出されるようになるまで繰り返され、これによりパッケージング材料の外面に印刷されたデザインがパッケージング機械における形成・シーリングジョーにて形成されるパッケージの外面に正しく位置されるようになされる。
【0015】
逆に、光電管で検出された印が基準位置に対して低い位置にあるとプログラム可能制御ユニットによって計算されたときは、三角形フラップの形成時に僅かに少なめの量のパッケージング材料を形成・シーリングジョーの中に引き入れるように引っ張り部材を移動させ、これにより長手方向にシールされたパッケージング材料チューブ上の連続する印の各々が僅かに高い位置に再調整されるように、デザイン修正装置が作動される。この作動は各々の連続する印が正しい基準位置にて光電管により検出されるようになるまで繰り返され、これによりパッケージング材料の外面に印刷されたデザインがパッケージング機械における形成・シーリングジョーにて形成されるパッケージの外面に正しく位置されるようになされる。
【0016】
引っ張り部材は形成・シーリング部材に枢動連結される。運動伝達装置は、一端がカム従動子に連結され且つ他端が引っ張り部材に連結されたステムを含む。形成・シーリングジョーが往復移動する間、カム従動子は機械の静止部に連結されている制御カムと係合して、引っ張り部材をジョーに対して相対的に移動させる。カムは偏心部材に連結されており、偏心部材はさらにデザイン修正装置の作動ロッドに連結されている。デザイン修正装置を作動させることにより、作動ロッドは偏心部材およびこの偏心部材に連結されているカムを移動させ、カムはさらにジョーに対する引っ張り部材の移動量を決定する。これはさらにパッケージの形成時に形成・シーリングジョーの中に引っ張り込まれるパッケージング材料の量を決定する。
【0017】
ジョーにより機械圧力を加えられるパッケージング材料の、また液体充填パッケージを形成およびシールするためにジョーによりクランプされる毎にパッケージング材料チューブに対して液柱によって脈動圧力を作用されるパッケージング材料の絶えず変化する変形を連続して修正するために、デザイン修正装置の作動は液体食品パッケージング機械の作動時に頻繁に行われる。
【0018】
或る1つの形式のデザイン修正装置は、引っ張り部材の作動運動を決定するカム位置を変化させるために、上述した運動伝達装置を作動させるためのプログラム可能制御ユニットによって制御された多段階流体作動シリンダを使用する。この周知の装置は見事に作動するが、修正度合いが連続的とならず、段階的にしか行えない。各段階で得られる実際の変位は約3mm程度である。さらに、多段階シリンダは比較的高価である。
【0019】
他の周知形式のデザイン修正装置は、引っ張り部材の作動運動を制御するカム位置を変化させるために、ベルト駆動装置を経て偏心部材を作動させるためのプログラム可能制御ユニットによって制御されるサーボモーターで構成された回転駆動装置を使用する。このサーボモーターは段階的な作動を制御するため、すなわちモーターシャフトの回転角度間隔を制御するために電子制御装置を有する。非常に多数の段階を使用することができ、これにより多段階シリンダで達成できるよりは引っ張り部材の正確な位置決めが可能になる。この周知装置は見事に作動するが、この修正装置は依然として真の連続的修正ではなく、またサーボモーターおよび比較電子制御装置は比較的高価な構成部材である。
【0020】
それ故に、上述した問題点を解決する改良されたデザイン修正装置を提供することがこの分野において一般に必要とされている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
本発明のねらいは、流動食品をパッケージする機械における引っ張り部材に連続的な段階的でない作動を可能にする動的デザイン修正装置を提供することである。
【0022】
上述したねらいにおいて、本発明の目的は構造が簡単で、線形作動を行い、保守をほとんど必要としないデザイン修正装置を提供することである。
【0023】
本発明の他の目的は、小型で組立てるのが簡単なデザイン修正装置を提供することである。
【0024】
本発明のさらに他の目的は使用において完全に信頼できるデザイン修正装置を提供することである。
【0025】
本発明の特別な目的は流動食品をパッケージする既存機械に容易に組み入れることのできるデザイン修正装置を提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】
上述したねらいおよび目的の観点により、本発明は、
長手方向にシールされて流動食品を充填されたパッケージング材料チューブをクランプし、そのパッケージング材料チューブにおける等間隔のバンド部分を熱シールするように往復作動する顎部すなわちジョーに取り付けられた形成・シーリング部材と、
パッケージング材料において等間隔で備えられた一連の印の位置を表す信号を発生する手段と、
前記ジョーに対する印の位置を調整するために、多少のパッケージング材料をグリップするように前記ジョーに対して可動の引っ張り部材とを含む形式の流動食品をパッケージする機械のための、
前記印の位置が不正確であるとの信号が発せられたときに、前記信号に応答して前記引っ張り部材を移動させる作動手段を含むデザイン修正装置であって、
前記作動手段が連続的な線形作動手段と、前記印が前記ジョーに対して正確に位置していることを信号が示しているときに、前記連続的な線形作動手段の動きを防止するための少なくとも1つのブレーキとを含んでいることを特徴とするデザイン修正装置を提供する。
【0027】
本発明の好ましい実施例のさらに他の特徴および利点は図解的な図面を参照することで明白となろう。
【0028】
【発明の実施の形態】
図面を参照すれば、符号1は、長手方向にシールされて流動食品を充填されたチューブ(図示せず)が往復部材4,5に取り付けられた対をなす形成・シーリングジョー2,3の間でクランプされる形式の流動食品をパッケージする機械におけるパッケージ形成・シーリングユニットを全体的に示している。形成・シーリングジョー2,3は長手方向にシールされたパッケージング材料チューブの等間隔に隔てられたバンド部分を交互にグリップして、そのチューブと同一速度で下方へ移動する。この下方への移動の間に、対をなす形成・シーリングジョー2,3は製品を充填されたチューブを横方向にクランプして、枕形状のパッケージを横方向にシールする。連続したパッケージの間のシールされたパッケージング材料部分は通常手段によって切断され、その後この半完成の枕形状のパッケージは最終折り曲げステーション(図示せず)へ搬送され、そのステーションにおいてそれらのパッケージは最終形状となるように機械的に折り曲げられる。最上位置の対をなす形成・シーリングジョー2が下方へ向かう移動時にパッケージの形成・シーリング工程を開始するように製品の充填されたチューブをグリップすると、最下位置の対をなす形成・シーリングジョー3は外方へ開いて製品の充填されたチューブを解放し、最上位置へ戻って上述の工程を再開する。往復部材4,5およびパッケージ形成・シーリングジョー2,3を上述したように交互に移動させる各種機構は周知であり、例えば上述したラゲルステット氏に付与されたヨーロッパ特許第091712号に記載されている。
【0029】
符号6は、製品を充填された長手方向にシールされているチューブを構成するパッケージング材料ウェブに等間隔で与えられているバーコード、ストローホール、折り曲げ線等のような印を読み取るための、例えば1以上の光電管で構成された装置を概略的に示している。これらの光電管はプログラム可能制御ユニット7に接続されており、このプログラム可能制御ユニット7は基準位置、すなわちパッケージング材料の装飾面に印刷されたデザインがパッケージング機械の形成・シーリングジョーで形成されるパッケージの外面に正確に位置されるべき位置、に対する印の位置、すなわちパッケージング材料ウェブの装飾面に印刷されているデザインの位置、を計算する。プログラム可能制御ユニット7はこの基準位置に対する光電管6で検出した連続する印の位置を示す信号を発生する手段を有している。
【0030】
引っ張り部材8は、形成・シーリングジョー2,3に対する印の位置を調整するために、多少のパッケージング材料をグリップできるように形成・シーリングジョーに可動に取り付けられている。対をなす引っ張り部材8a,8bは各々のジョーに取り付けられる(図5および図光電管6を参照のこと)。光電管6によって検出された各々の連続する印が基準位置に対して高い位置にあることをプログラム可能制御ユニット7が計算した場合には、僅かに多めの量のパッケージング材料を形成・シーリングジョー2,3の中に引き入れるように引っ張り部材8を移動させ、これにより長手方向にシールされたパッケージング材料チューブをそれまでの位置より僅かに下方へ引っ張るように、デザイン修正装置9が作動される。この作動は各々の連続する印が基準位置にて光電管6により検出されるようになるまで繰り返される。光電管で検出された印が基準位置に対して低い位置にあることをプログラム可能制御ユニット7が計算した場合は、僅かに少なめの量のパッケージング材料を形成・シーリングジョー2,3の中に引き入れるように引っ張り部材8を移動させ、これにより長手方向にシールされたパッケージング材料チューブ上の連続する印の各々が僅かに高い位置に再調整されるようにデザイン修正装置9が作動される。この作動は各々の連続する印が基準位置にて光電管6により検出されるようになるまで繰り返される。
【0031】
作動手段9は、前記印の位置が不正確であるとの信号が発せられたときに、プログラム可能制御ユニット7が発信した信号に応答して引っ張り部材を移動させるために備えられており、また運動伝達手段10は作動手段9の動きを引っ張り部材8a,8bに伝達するために備えられている。2つの対称的な作動手段と、2つの対称的な運動伝達手段とがパッケージング機械の反対両側に備えられており、すなわち、1つの作動手段および1つの運動伝達手段が対をなす形成・シーリングジョー2,3の各側に備えられていることが理解されよう。
【0032】
本発明によれば、作動手段9は連続的な線形作動手段を含んでなり、これは非段階的な流体圧作動シリンダ11、好ましくは空気シリンダを含んでいて、その第1端部11aおよび第2端部11bは通常の切換えバルブ12,13(図3に概略的に示される)を経て圧力流体源(図示せず)に接続される。このような空気シリンダは、例えばスウェーデン国ストックホルム、エルヴショ(Alvsjo)のマンネスマン・レックスロス(Mannesmann Rexroth)社から購入できる。切換えバルブ12,13はプログラム可能制御ユニット7に接続される。ピストン14はシリンダ11の第1端部11aと第2端部11bとの間に配置され、プログラム可能制御ユニット7が切換えバルブ12,13を作動させたときにその間にて移動できるようになされている。ピストンロッド15はピストン14から突出しており、ピストンロッド15の動きを引っ張り部材8a,8bに伝達する運動伝達手段10に連結された端部15aを有している。
【0033】
本発明によるデザイン修正装置9はまた、パッケージング材料の装飾面上の前記印が基準位置に対して正確に位置していることを信号が示しているときに、流体圧作動シリンダ11のピストンロッド15の動きを防止するためのブレーキ16も含む。このブレーキ16は、圧力流体源(図示せず)に接続されてプログラム可能制御ユニット7により制御される空気ブレーキであるのが好ましい。このようなブレーキは周知であり、したがってブレーキ16は詳細に説明しない。適当な空気式ブレーキは例えばスウェーデン国ストックホルム、エルヴショのマンネスマン・レックスロス(Mannesmann Rexroth)社から購入できる。
【0034】
実際には、上述した切換えバルブ12,13はピストン14を静止位置に保持するために流体圧作動シリンダ11の第1端部11a内および第2端部11b内に流体を同時に給送するように作動されることができる。光電管6が基準位置に対する印の不正確な位置を検出した場合は、プログラム可能制御ユニットは切換えバルブ12,13の一方を作動させて流体を流体圧作動シリンダ11の一方の端部から排出させ、ピストン14を移動させる。流体圧作動シリンダ11に取り付けられたセンサー17はプログラム可能制御ユニット7に接続されており、ピストンロッド15の移動を測定する。本発明の好ましい実施例において、センサー17の部材はピストンロッド15の線形移動速度を監視し、またプログラム可能制御ユニットに接続され、このプログラム可能制御ユニットが引っ張り部材8a,8bの結果として位置される位置を計算する。例えばプログラム可能制御ユニット7に接続されたポテンシオメータのような他のセンサー手段も使用することができる。パッケージング材料の装飾面上の印がパッケージング機械の形成・シーリングジョー2,3に対して正確に位置されていることを光電管6からの信号が示している場合、プログラム可能制御ユニット7はブレーキ16を作動させてピストンロッド15のあらゆる動きを防止する。
【0035】
ピストンロッド15の動きを引っ張り部材8a,8bへ伝達するための運動伝達手段10は周知形式のものであるが、説明を完全なものとするために簡単に説明する。
【0036】
ピストンロッド15の端部15aはカムブロック20に枢動連結されており、カムブロック20は垂直ロッド21の上端に連結されており、垂直ロッド21はパッケージング機械のフレーム24に連結された上側ブラケットおよび下側ブラケットによって回転可能に支持されており、これによりピストンロッド15の水平な横動は垂直ロッド21の回転を引き起こす。板ばね24bは一端が下側ブラケット23に連結され、反対側の自由端はフレーム24で滑動可能に支持されたブロック25に対して作用する。垂直ロッド21の下端は偏心して回転可能にブロック25に連結されており、これにより垂直ロッド21の回転は矢印24aの方向の板ばね24bの押圧力と共に、およびその押圧力に抗して、フレーム24に対するブロック25の滑動を引き起こす。引っ張り部材8a,8bを作動させるカム26はブロック25に連結されている。
【0037】
カム従動子30は支持部31に軸支された中間部分を有しており、支持部31は形成・シーリングジョー2を支持する往復部材4に強固に連結されている。カム従動子30の一端はローラー32を回転可能に支持しており、形成・シーリングジョー2の下方へ向かうパッケージの形成およびシーリングのための移動時に、ローラー32はカム26と係合する。カム従動子30の反対側の端部は連結ブロック34を回転可能に支持し、連結ブロック34はステム35の第1端部と強固に組み付られており、ステム35は形成・シーリングジョー2に形成されている支持座36に滑動可能に受け入れられる。ばね手段(図示せず)が備えられてカム従動子30のローラー32をカム26と係合させるように押圧し、こりにより形成・シーリングジョー2の移動時にカム26と係合するローラーによって引き起こされるカム従動子の振動が形成・シーリングジョー2に対するステム35の横方向の移動を引き起こす。
【0038】
引っ張り部材8a,8bは形成・シーリングジョー2に枢動連結されており、各々が強固に連結されたアーム36a,36bを有している。一方の引っ張り部材8aに連結されたアーム36aは、他方の引っ張り部材8bに連結されたアーム36bと実質的に反対方向に延在している。成形プレート37はステム35の反対端部35aに強固に連結され、またアーム36a,36bの端部に枢動連結されており、これにより矢印38の方向におけるステム35の横方向の移動が矢印39a,39bの方向への引っ張り部材8a,8bの回転を引き起こす。引っ張り部材は溝付き穴で形成・シーリングジョー2に枢動連結され、またアーム36a,36bの端部は溝付き穴で成形プレート37に枢動連結され、これにより図6に概略的に示すような組合わされた回転および横動を生じるのであり、その範囲はデザイン修正装置の作動手段により制御されるカム26の位置によって決定される。
【0039】
ここに説明したデザイン修正装置は特許請求の範囲の本文から逸脱せずに変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデザイン修正装置を組み込んだ流動食品のパッケージング機械におけるパッケージの充填・形成・シーリングユニットの概略斜視図。
【図2】流動食品のパッケージング機械におけるパッケージ充填・形成・シーリングユニットに取り付けられた本発明によるデザイン修正装置の作動手段の斜視図。
【図3】図2の作動手段の流体圧作動シリンダおよび流体圧作動ブレーキの拡大した斜視図。
【図4】流動食品のパッケージング機械におけるパッケージ充填・形成・シーリングユニットの引っ張り部材の拡大詳細図。
【図5】図4の引っ張り部材を作動させる機構の概略横断面図。
【図6】本発明によるデザイン修正装置が作動されることにより、引っ張り部材によって行われる相互の閉じ動作および開き動作を図解する概略図。
【符号の説明】
1 パッケージ形成・シーリングユニット
2,3 形成・シーリングジョー
4,5 往復部材
6 光電管
7 プログラム可能制御ユニット
8 引っ張り部材
9 デザイン修正装置
10 運動伝達手段
11 流体圧作動シリンダ
14 ピストン
15 ピストンロッド
16 ブレーキ
17 センサー
20 カムブロック
21 垂直ロッド
23 下側ブラケット
24 フレーム
24b 板ばね
25 ブロック
26 カム
30 カム従動子
32 ローラー
34 連結ブロック
35 ステム
36 支持座
36a,36b アーム
37 成形プレート

Claims (9)

  1. 長手方向にシールされて流動食品を充填されたパッケージング材料チューブをクランプし、そのパッケージング材料チューブにおける等間隔のバンド部分を熱シールするように往復作動する顎部すなわちジョーに取り付けられた形成・シーリング部材と、
    パッケージング材料において等間隔に備えられた一連の印の位置を表す信号を発生する手段と、
    前記ジョーに対する印の位置を調整するために、パッケージング材料をグリップするように前記ジョーに対して可動の引っ張り部材とを含む形式の流動食品をパッケージする機械のための、
    前記印の位置が不正確であるとの信号が発せられたときに、前記信号に応答して前記引っ張り部材を移動させる作動手段を含むデザイン修正装置であって、
    前記作動手段が連続的な線形作動手段と、前記印が前記ジョーに対して正確に位置していることを信号が示しているときに、前記連続的な線形作動手段の動きを防止するための少なくとも1つのブレーキとを含んでいることを特徴とするデザイン修正装置。
  2. 請求項1に記載されたデザイン修正装置であって、前記印が前記形成・シーリングジョーに対して不正確に位置していることを前記信号が示したときに前記連続的な線形作動手段の移動を測定する手段と、前記が前記形成・シーリングジョーに対して正確に位置していることを前記信号が示したときに前記ブレーキを作動させる手段とをさらに含むことを特徴とするデザイン修正装置。
  3. 請求項1に記載されたデザイン修正装置であって、前記連続的な線形作動手段が第1端部および第2端部を有する非段階的な流体圧作動シリンダと、前記シリンダの前記第1端部および第2端部を圧力流体源に選択的に接続する切換えバルブと、前記第1端部および第2端部の間に配置され、前記切換えバルブを作動させることで両端部間で可動とされたピストンと、前記ピストンから突出し、運動伝達手段に連結された端部を有するピストンロッドとを含み、運動伝達手段が前記ピストンロッドから前記引っ張り部材へ動きを伝達することを特徴とするデザイン修正装置。
  4. 請求項3に記載されたデザイン修正装置であって、前記切換えバルブが前記ピストンを静止位置に保持するために前記シリンダの前記第1端部内および第2端部内に作動流体を同時に給送するように作動可能なデザイン修正装置。
  5. 請求項1に記載されたデザイン修正装置であって、前記ブレーキが少なくとも1つの流体圧作動ブレーキを含んでなることを特徴とするデザイン修正装置。
  6. 請求項に記載されたデザイン修正装置であって、前記印が前記形成・シーリングジョーに対して不正確に位置していることを前記信号が示したときに前記連続的な線形作動手段の移動を測定する手段と、前記印が前記形成・シーリングジョーに対して正確に位置していることを前記信号が示したときに前記ブレーキを作動させる手段とを含み、前記移動を測定する前記手段が前記ピストンロッドの移動を検出するために前記流体圧作動シリンダと組合わされた少なくとも1つのセンサー部材を含み、前記センサーは前記引っ張り部材の結果として生じる移動を計算するためにプログラム可能制御装置に接続されていることを特徴とするデザイン修正装置。
  7. 請求項に記載されたデザイン修正装置であって、前記プログラム可能制御装置が前記ブレーキを作動させる前記手段を構成しており、前記印が形成・シーリングジョーに対して正確に位置していることを前記信号が示すときに前記ブレーキが作動されることを特徴とするデザイン修正装置。
  8. 請求項6に記載されたデザイン修正装置であって、前記センサー部材が前記プログラム可能制御装置に接続されたポテンシオメータを含んでなることを特徴とするデザイン修正装置。
  9. 請求項6に記載されたデザイン修正装置であって、前記引っ張り部材の結果として生じる位置を計算し、また前記印が前記形成・シーリングジョーに対して正確に位置していることを示すときに前記ブレーキを作動させるために、前記プログラム可能制御装置に連結された前記ピストンロッドの線形運動速度を監視するための手段を前記センサー部材が含んでなることを特徴とするデザイン修正装置。
JP31340998A 1997-11-05 1998-11-04 流動食品のパッケージング機械用のデザイン修正装置 Expired - Fee Related JP4190068B2 (ja)

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