JP4189237B2 - kitchenware - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グリル付きこんろのような調理器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からグリル付きこんろのような調理器具において、調理器具本体の前面に操作パネルを備えた可動部材を操作パネルが外部に露出しないように調理器具本体内に収納した状態と調理器具本体の外に露出する非収納状態とを選択できるように可動自在に取付けたものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
上記特許文献1に示される従来例にあっては、操作パネルを使用しない場合に操作パネルを収納することで調理器具の前面の外観をすっきりした外観とすると共に操作パネルが汚れないようにできるという特徴を有している。ところが、このような従来例にあっては、調理器具本体への可動部材の取付けがし難く、また、可動部材に操作パネルを設けてあるので調理器具本体内の各電装部品と可動部材に設けた操作パネルの配線の接続作業がし難いという問題があった。また、調理器具本体内に内装された電装部品や操作パネルの修理や交換に当たって、従来においては調理器具本体の排気カバー、五徳、バーナヘッド、天板等を順次取り外して行わなければならず、多大の労力と時間を要するという問題があった。
【0003】
更に、一般的にガスコンロにおいては前面に電池ケースを設けており、このように前面に電池ケースを設けるものにおいては前面における操作パネルを取付けるための可動部材を配置できる面積に制限があり、このため、可動部材が大きくできず、このため操作パネルも小さくなって、操作性が悪くなるという問題がある。
【0004】
また、調理器具本体の前面に設けた操作パネルを取り外して調理器具本体の内部の電装部品の修理、交換を行うようにしたものも従来から知られている。(例えば、特許文献2参照)
ところが、この特許文献2に示される従来例にあっては、簡単な点検や電池交換などの場合も操作パネルを取り外して点検や電池交換を行わなければならず、この場合、操作パネルを取り外して電気的接続も解除してしまうので、例えば、電池を交換した場合に、正常に動作するか否かの動作確認を操作パネルを操作して行おうとしてもできず、電気的接続を行って操作パネルを取付けてからしか上記動作確認ができず、仮に正常な動作が行われない場合には再び操作パネルを外し、電池のセットをやり直す必要があり、非常に手間がかかるという問題があった。
【0005】
【特許文献1】
実開昭61−91717号公報
【特許文献2】
実開平6−84201号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、非使用状態では操作パネルが露出せず、使用する場合には前面に突出させて容易に操作できるようなものであるにもかかわらず、調理器具本体の内部の電装部品や操作パネルの点検あるいは電池の交換が容易に行え、また、操作パネルを備えた可動部材を調理器具本体に対して容易に取付けることが出きると共に可動部材に設けた操作パネルと調理器具本体の内部の電装部品との電気的接続作業も容易に行え、また、調理器具本体の上面の左側に温度センサ付きガスこんろ部がある機種、右側にある機種のいずれの場合も部品を共用して温度センサ付きガスこんろ部側にガスこんろ側可動部材を位置するように取付けることができると共に取付けも容易となる調理器具を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る調理器具は、調理器具本体1の前面に操作パネル5を備えた可動部材10を操作パネル5が外部に露出しないように調理器具本体1内に収納した状態と調理器具本体1の外に露出する非収納状態とを選択できるように可動自在に取付け、操作パネル5を調理器具本体1内に収納した状態で可動部材10の前面となる部位に上記調理器具本体1内に連通する開口部20を設けると共に該開口部20を開閉するための蓋21を設けた調理器具であって、調理器具本体1の前面部に可動部材取付け部9を設け、この可動部材取付け部9の取付け用開口部9aの両側部に設けた取付け部側軸支部22に可動部材10の両側の外面側に設けた外面側被軸支部23を着脱自在に軸支して可動部材取付け部9の両側部間に可動部材10を回動自在に取付けると共に、可動部材10の両側部の内面側に設けた内面側軸支部25に蓋21の両側部に設けた蓋側被軸支部24を着脱自在に軸支して可動部材10の両側部間に開口部20を開閉するための蓋21を回動自在に取付けて成ることを特徴とするものである。
【0008】
このような構成とすることで、調理器具本体1の内部の電装部品や操作パネル5の点検、修理、交換、配線の接続、接続解除作業を行うに当たって、可動部材10に設けた蓋21を開いて開口部20をオープンにして行うことができて、点検、修理、交換、配線の接続、接続解除作業が容易に行えると共に、操作パネル5を備えた可動部材10に蓋21付きの開口部20を設けることで、可動部材10を有効に利用して開口部20を形成できて可動部材10とは別に点検、修理、交換のための別途蓋付き開口部を調理器具本体1の前面に設ける必要がないものである。また、調理器具本体1の前面部に可動部材取付け部9を設け、この可動部材取付け部9の取付け用開口部9aの両側部に設けた取付け部側軸支部22に可動部材10の両側部の外面側に設けた外面側被軸支部23を着脱自在に軸支して可動部材取付け部9の両側部間に可動部材10を回動自在に取付けると共に、可動部材10の両側部の内面側に設けた内面側軸支部25に蓋21の両側部に設けた蓋側被軸支部24を着脱自在に軸支して可動部材10の両側部間に開口部20を開閉するための蓋21を回動自在に取付けることで、蓋21を取付けない状態で可動部材10の両側を内側に撓ませながら可動部材10の外面側被軸支部23を可動部材取付け部9の取付け用開口部9aの両側部の取付け部側軸支部22に軸支して取付けることができ、また、蓋21の両端部の蓋側被軸支部24を可動部材10の両側部の内面側に設けた内面側軸支部25に軸支して取付けることができ、取り外しに当たっては上記と逆の順序で簡単に取り外すことができるものである。そして、取付け状態においては、蓋21を軸支することで可動部材10が内側に撓もうとしても蓋21が抵抗となって内側に撓むのが防止され、これにより蓋21を取り外さない限り可動部材10が可動部材取付け部9から外れ難い構造とすることができるものである。
【0011】
また、調理器具本体1内に電池収納部26を設け、該電池収納部26を可動部材10に設けた蓋21を備えた開口部20と対向する位置に配設することが好ましい。
【0012】
このような構成とすることで、操作パネル5を備えた可動部材10を調理器具本体1に取付けた状態のまま蓋21を外して開口部20を利用して電池収納部26にセットする電池の交換が容易に行えるものである。
【0013】
また、調理器具本体1にグリル3と複数のガスこんろ部2とを備えた調理器具Aにおいて、調理器具本体1に調理器具本体1の上面の少なくとも左右にガスこんろ部2を配設し、左右のガスこんろ部2のうちの一つをなべ底の温度を検知して燃焼制御を行うようにした温度センサ付きガスこんろ部2aとし、調理器具本体1の前面の左右に可動部材取付け部9を設け、左右両可動部材取付け部9にガスこんろ部2に対する調理設定入力操作を行うための操作パネル5を備えたガスこんろ側可動部材10aと、グリル3に対する調理設定入力操作を行うための操作パネル5を備えたグリル側可動部材10bとを取付け可能として、左右両可動部材取付け部9のうち温度センサ付きガスこんろ部2a側の可動部材取付け部9にガスこんろ側可動部材10aを取付けると共に他方の可動部材取付け部9にグリル側可動部材10bを取付けることが好ましい。
【0014】
このような構成とすることで、温度センサ付きガスこんろ部2aが左側に配置された器具、右側に配置された器具のいずれに対しても簡単に温度センサ付きガスこんろ部2a側の可動部材取付け部9にガスこんろ側可動部材10aを取付けることができ、部材の共通化と取付けの共通化が図れるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。以下の実施形態では調理器具としてグリル付きガスこんろAを例として説明する。
【0016】
グリル付きガスこんろAは調理器具本体1にガスこんろ部2とグリル3とを備えたもので、添付図面に示す実施形態においてはシステムキッチンに装備されるドロップインタイプのグリル付きガスこんろAが示してある。
【0017】
グリル付きガスこんろAの主体を構成する調理器具本体1内部には左右方向の中央部にグリル3が配設してあり、調理器具本体1の前面の左右方向の中央部にグリル3のグリル扉3aが配置してある。
【0018】
調理器具本体1の上面にはガスこんろ部2が複数配設してあり、添付図面に示す実施形態では調理器具本体1の上面に3つのガスこんろ部2が配設してあり、3つのガスこんろ部2は上面の手前側の左側、右側、及び上面の後側の左右方向の中央部にそれぞれ配設してある。ここで、左右に配設したガスこんろ部2は一方がなべ底の温度を検知して燃焼制御を行うようにした温度センサ付きガスこんろ部2aとなっており、左右に配設したガスこんろ部2の他方が高火力ガスこんろ部2bとなっている。添付図面に示す実施形態では左側に温度センサ付きガスこんろ部2aを配設し、右側に高火力ガスこんろ部2bを配設した例が示してある。また、後方上面の後側の左右方向の中央部にそれぞれ配設したガスこんろ部2は小火力ガスこんろ部2cとなっている。
【0019】
調理器具本体1の前面の上部(添付図面に示す実施形態では左側の上部及び右側の上部)にはそれぞれ上記複数のガスこんろ部2の点火、消火操作を行うための点火・消火手動操作部4が設けてある。図1乃至図6に示す実施形態では前面の左側に温度センサ付きガスこんろ部2aの点火、消火操作を行うための点火・消火手動操作部4aを配設し、前面の右側に高火力ガスこんろ部2bの点火、消火操作を行うための点火・消火手動操作部4bと、小火力ガスこんろ部2cの点火、消火操作を行うための点火・消火手動操作部4cとを配設してあり、点火・消火手動操作部4bは点火・消火手動操作部4cよりも右側に配置してある。つまり、3つのガスこんろ部2が左側から右側にかけて温度センサ付きガスこんろ部2a、小火力ガスこんろ部2c、高火力ガスこんろ部2bの順に配置してあるので、この配置に対応して3つの点火・消火手動操作部4も左側から右側にかけて温度センサ付きガスこんろ部2aの点火、消火操作を行うための点火・消火手動操作部4a、小火力ガスこんろ部2cの点火、消火操作を行うための点火・消火手動操作部4c、高火力ガスこんろ部2bの点火、消火操作を行うための点火・消火手動操作部4bの順に配設してある。
【0020】
上記各点火・消火手動操作部4は添付図面においては前後方向に移動自在な押釦により構成してあり、点火・消火手動操作部4を構成する押釦は前後方向に移動自在で且つ前方に突出した状態で回動自在となっている。消火状態では点火・消火手動操作部4が後方に押されて押釦よりなる点火・消火手動操作部4の前面が調理器具本体1の前面と略面一状態となるように後退状態が保持されている。ガスこんろ部2の使用に当たっては、押釦よりなる点火・消火手動操作部4を押し操作して点火操作をすることで、後退していた点火・消火手動操作部4が前方に突出すると共にガスこんろ部2に点火される。この押釦よりなる点火・消火手動操作部4が前方に突出した状態で点火・消火手動操作部4を指で摘んで回動操作することでガスこんろ部2の火力調整ができるようになっている。一方、消火にあたっては、前方に突出している点火・消火手動操作部4を後方に押し操作することで、ガスこんろ部2の消火を行うと共に、点火・消火手動操作部4の前面が調理器具本体1の前面と略面一状態となるように後退状態で保持される。
【0021】
調理器具本体1の前面の下部には操作パネル5を備えた可動部材10が操作パネル5が外部に露出しないように調理器具本体1内に収納した状態と調理器具本体1の前面外方に露出する非収納状態とを選択できるように可動自在に取付けてある。添付図面に示す実施形態では調理器具本体1の前面の左右の下部にそれぞれ可動部材10が回動自在に取付けてある。
【0022】
調理器具本体1の前面部の左右(つまりグリル扉3aの左右)にはそれぞれ可動部材取付け部9が設けてある。可動部材取付け部9は図7乃至図13に示すように枠体27により構成してあり、該枠体27は調理器具本体1の前面部の左右に任意の固着手段により固着してある。可動部材取付け部9を構成する枠体27には前面部の下部に取付け用開口部9aが設けてあり、この取付け用開口部9aの両側下部には取付け部側軸支部22が設けてあり、添付図面に示す実施形態では軸孔により取付け部側軸支部22が構成してある。枠体27の前面部の上部には上開口28が設けてある。上記枠体27の内部の下部の一側部には取付け金具29が取付けてあり、この取付け金具29にキックばねとなるばね30が取付けてある。図13に示す実施形態ではばね30としてねじりコイルばねが用いてある。また、取付け金具29にはピニオン31が回動自在に軸支してある。
【0023】
更に、左右の枠体27のうちいずれか一方の枠体27の内部の下部には図12、図13に示すように取付け用開口部9aの後方位置に取付け金具29の隣に電池収納部26が取付けてあり、この電池収納部26は更に後端部に設けた取付け部26aを調理器具本体1に任意の取付け手段により取付けるようになっている。電池収納部26は取付け用開口部9aと対向する前面が開口していて前面開口から内部に調理器具本体1に設けた電装部品の電源となる電池をはめ込んで取付けたり、あるいは取り外して交換できるようになっている。
【0024】
枠体27の前面部の上部の上開口28から調理器具本体1に設けたガスこんろ2の点火・消火手動操作部4が前方に向けて突出しており、この点火・消火操作部4が調理器具本体1の前面に枠体27の前方を覆うように取付けた前面化粧板40に設けた孔40aから前方に突出自在となっている。
【0025】
可動部材10は図14に示すように上横片32の両端部に下方に向けて両側片33を一体に垂設した略コ字状をしており、上横片32には操作パネル装着部32aが設けてあり、この操作パネル装着部32aに操作パネル5が装着してある。可動部材10の両側片33と上横片32とに囲まれた部分は前方、下方、後方に開口した開口部20となっている。可動部材10の一方の側片33の内面下部には弧状をしたラック部34とばね当たり部35とが突設してある。また可動部材10の両側片33の前端下端部には前記可動部材取付け部9の取付け用開口部9aの両側部に設けた取付け部側軸支部22に着脱自在に軸支するための外面側被軸支部23と、後述の蓋21の下端部の両端部に設けた蓋側被軸支部24を着脱自在に軸支するための内面側軸支部25が設けてある。添付図面に示す実施形態においては、可動部材10の両側片33の外面の前端下端部に外面側被軸支部23を構成する軸を外側方に向けて突設し、可動部材10の両側片33の内面の前端下端部に内面側軸支部25を構成する軸を内側方に向けて突設してあり、添付図面に示す実施形態においては外面側被軸支部23を構成する軸と内面側軸支部25を構成する軸とは同一軸線上に位置している。上横片32は前側片33の前縁部を垂直にした姿勢で後方側が下となるように傾斜しており、該上横片32の後端部にはストッパ部36が設けてある。また、上横片32の前端部には係合部37が設けてある。
【0026】
蓋21は図15に示すようなもので、該蓋21の背面部下端の左右両端部に後方に向けて突片38が突設してあり、この突片38に蓋側被軸支部24を構成する軸孔24aが形成してある。軸孔24aには突片38の下端部から切り込まれた着脱用切り込み部24bと連通している。また、蓋21の後面上端部には被係合部39となる爪が設けてある。
【0027】
しかして、調理器具本体1の前面部の可動部材取付け部9を構成する枠体27に可動部材10を回動自在且つ着脱自在に取付けるに当たっては、次のようにして行うものである。
【0028】
すなわち、可動部材10に蓋21を取付けない状態で略コ字状をした可動部材10の両側片33を内側に撓ませることで両側片33間の幅を少し縮めた状態で可動部材10を枠体27内に入れて、両側片33の前端下端部に外側方に向けて突出した外面側被軸支部23を構成する軸を枠体27の取付け用開口部9aの両側下部に設けた取付け部側軸支部22を構成する孔に対向させ、この状態で側片33を内側に撓ませている力を解除することで側片33の弾性復元力により外面側被軸支部23である軸を取付け部側軸支部22である孔に図7に示すように回動自在に軸支する。この軸支状態ではキックばねとなるばね30が可動部材10の一側片33の内面に設けたばね当たり部35に当たり且つピニオン31が弧状をしたラック部34に噛み合う。
【0029】
このようにして枠体27に可動部材10を取付けた後に、可動部材10に図9に示すように、蓋21を取付ける。蓋21の取付けに当たっては、蓋側被軸支部24を構成する軸孔24aを切り込み部24b部分から可動部材10の両側片33の前端下端部に内側方に向けて突出した内面側軸支部25を構成する軸に着脱自在にはめ込む。この場合、軸孔24aの切り込み部24bと連通する部分の連通開口幅は内面側軸支部25を構成する軸の直径よりも少し小さくなっていて、該連通開口部分を押し広げるようにしてはめ込むことで蓋側被軸支部24を構成する軸孔24aを内面側軸支部25を構成する軸に回動自在に軸支する。この状態で蓋21を回動し、蓋21の上端部の被係合部39を可動部材10の係合部37に着脱自在に係合して蓋21により可動部材10の前面側の開口部20を図10に示すように閉塞する。この蓋21を閉じた状態では、蓋21の上部は被係合部39と係合部37との係合が可動部材10に対して蓋21を上方及び前後方向に外れないような係合構造となっており、蓋21の下部においては、切り込み部24bが内面側軸支部25を構成する軸よりも下方位置に位置して蓋21が下方及び前後方向に外れない構造となっており、このため、係合部37と被係合部39との係合を外さないと切り込み部24b部分から蓋側被軸支部24を内面側軸支部25から外すことができないものである。
【0030】
上記のように蓋21を取付けた状態では可動部材10が内側に撓もうとしても蓋21が抵抗となって内側に撓むのが防止され、これにより蓋21を取り外さない限り可動部材10が可動部材取付け部9から外れ難い構造とすることができるものである。したがって、可動部材10を外すにはまず、被係合部39と係合部37との係合を外し、その後、蓋21を可動部材10に対して回動した状態で切り込み部24b部分から蓋側被軸支部24を内面側軸支部25から外し、その後、可動部材10の両側片33を内側に撓ませて外面側被軸支部23を取付け部側軸支部22から外すことで可動部材10を取り外すことができるものである。
【0031】
上記のように蓋21を取付けた状態で調理器具本体1の前面下部の左右に回動自在に取付けた可動部材10は、操作パネル5を使用しない時にはばね30の力に抗しながら後方に向けて回動することで操作パネル5を設けた上横片32を調理器具本体1内に収納すると共に、可動部材10の前面を調理器具本体1の前面の前面化粧板40と略面一とし、この収納状態で可動部材10を磁石あるいは係止部材により構成する保持手段により保持するようになっている。
【0032】
ここで、係止部材による係止の一例につき説明すると、可動部材10の上横片32に図14(b)に示すように係止突部50を設け、可動部材取付け部9に市販のキャッチ部材(例えば株式会社ニフコ社製の「浮き出しラッチ」)を取付けて上記係止突部とキャッチ部材とで係止部材を構成することができる。この係止部材は、可動部材10を後方に回動して係止突部50をキャッチ部材に押し込んで嵌め込むことで係止状態となり、係止解除に当たっては可動部材10を再度後方に押すことで係止突部50がキャッチ部材に押して係止が解除されるようになっている。つまり、係止突部50の外面側を1回押すと係止突部50がキャッチ部材に係止され、再び押すと係止突部50とキャッチ部材との係止が解除される機構となっている。もちろん、係止部材としては上記の構造のものにのみ限定されるものではない。
【0033】
そして、可動部材10の前面を調理器具本体1の前面と略面一とした閉状態で、可動部材10の前面上部を後方に押し込む操作をすることで、上記保持手段を構成する磁石による磁着や係止部材による係止を解除し、ばね30の力で可動部材10を前方に回動させるようになっている。この場合、ピニオン31が弧状をしたラック部34に噛み合っていることでばね30による前方への回動速度がゆっくりとした回動速度となるようにしている。可動部材10を前方に向けて回動すると、操作パネル5が調理器具本体1の前面から前方に突出して上方又は斜め上方を向く。この操作パネル5の前方への突出状態で、上横片32の後端部のストッパ部36が枠体27の取付け用開口部9aの上縁部の背面側の当たり部に当たってそれ以上の可動部材10の前方への回動が阻止され、操作パネル5の前方への突出状態が維持されるようになっているので、前方に突出して上方又は斜め上方を向くように露出した操作パネル5を操作することができる。
【0034】
ここで、両可動部材10のうち一方の可動部材10の上横片32に設ける操作パネル5はグリル3に関する操作を行うためのグリル用調理設定入力部7が設けてあってこの操作パネル5がグリル側操作パネル5bとなり、他方の可動部材10の上横片32に設ける操作パネル5には温度センサ付きガスこんろ部2aによる調理設定の入力を行うためのガスこんろ部用調理設定入力部8が設けてあってこの操作パネル5がこんろ部側操作パネル5aとなっている。
【0035】
図16にはグリル用調理設定入力部7を備えた操作パネル5の一例を示しており、図17にはガスこんろ部用調理設定入力部8を備えた操作パネル5の一例を示している。
【0036】
グリル3による調理設定の入力を行うためのグリル用調理設定入力部7は図16に示すように、グリル3の点火・消火操作をするための点火・消火スイッチ6、グリル3による調理時間(焼成時間)を設定するためのタイマスイッチ11、上火、下火の火力を切替るための火力切替スイッチ12、焼成するメニューを選んで該当する焼成物に対応した焼成制御を選択するためのメニュースイッチ13、焼き加減を調整するための焼き加減スイッチ14、上記タイマスイッチ11、火力切替スイッチ12、メニュースイッチ13、焼き加減スイッチ14等を操作して設定した各入力を取り消すための取消しスイッチ15等を備えている。
【0037】
一方、温度センサ付きガスこんろ部2aによる調理設定の入力を行うためのガスこんろ部用調理設定入力部8は図17に示すように、温度センサ付きガスこんろ部2aによる調理時間を設定するためのタイマスイッチ16、揚げ物、炊飯、湯沸し等の調理メニューを設定するためのメニュースイッチ17、タイマスイッチ16やメニュースイッチ17を操作して設定した各入力を取り消すための取消しスイッチ18等を備えている。図17の実施形態ではメニュースイッチ17として揚げ物スイッチ17a、炊飯スイッチ17b、湯沸しスイッチ17cが設けてあり、揚げ物スイッチ17aを何回押すかで200℃、180℃、160℃といった複数種類の揚げ物の調理の中から目的とする温度の揚げ物調理が設定できるようにしてあり、また、炊飯スイッチ17bを何回押すかでご飯、おかゆといった複数種類の炊飯の調理の中から目的とする炊飯の調理が設定できるようにしてあり、また、湯沸しスイッチ17cを何回押すかで自動消火、5分保温といった湯沸し後にすぐ消火するか、あるいは一定時間保温するかといった湯沸しを選択して設定できるようにしてある。これらのガスこんろ部用調理設定入力部8において温度センサ付きガスこんろ部2aにおける調理設定の入力が行われると、マイコンのような制御部(図示せず)によりあらかじめ設定された制御内容に基づいて温度センサ付きガスこんろ部2aにおける火力調整、調理時間等が制御されるものであり、この場合、なべ底温度を温度センサ付きガスこんろ部2aに設けた温度センサ2dにより検出して、該温度センサ2dで検出したなべ底温度を制御部に入力してフィードバック制御により火力調整を行うようになっている。
【0038】
上記のような構成の本発明のグリル付きガスこんろAの使用に当たっては以下のようにして行うものである。
【0039】
すなわち、グリル3はガスこんろ部2に比べると日常的に頻繁に使用しないので、通常は可動部材10を後方に回動して可動部材10の上面に設けた操作パネル5が調理器具本体1内に収納されて外部に露出されず且つ可動部材10の前面が調理器具本体1の前面と略面一の状態としておくものである。ここで、ガスこんろ部2を使用しない時は前述のように押釦よりなる点火・消火手動操作部4は後方に押し込まれて前面が調理器具本体1の前面と略面一となっているので、調理器具本体1の前面は図4のように凹凸のないすっきりした外観となる。
【0040】
ここで、各ガスこんろ部2の使用に当たっては、押釦よりなる点火・消火手動操作部4を指で押すことで図2に示すように点火・消火手動操作部4を前方に突出するのであるが、この時該当するガスこんろ部2にガスが供給されると共に点火される。点火・消火手動操作部4が調理器具本体1の前面から突出した燃焼状態で突出した点火・消火手動操作部4を指で摘んで回動操作することで該当するガスこんろ部2の火力調整を行うものである。また、突出状態の点火・消火手動操作部4を押し込むことで消火されると共に押し込んで前面が調理器具本体1の前面と略面一となった状態で後退状態が維持される。
【0041】
このように、ガスこんろ部2の使用に当たっては、調理器具本体1の前面に露出している点火・消火手動操作部4を直接指で操作して点火操作、火力調整操作、消火操作を行うものである。
【0042】
ここで、温度センサ付きガスこんろ部2aで自動調理の設定を行う場合は、上記のように押釦よりなる点火・消火手動操作部4を指で押して点火・消火手動操作部4を前方に突出させる点火操作を行った後、操作パネル5に設けたガスこんろ部用調理設定入力部8で目的とする調理設定の入力を行うことで、温度センサ付きガスこんろ部2aによって目的とする調理がなされるように制御部により火力調整、調理時間等が制御されて自動調理が行われるものである。この場合、ガスこんろ部用調理設定入力部8で目的とする調理設定を行うにはガスこんろ部用調理設定入力部8を有する操作パネル5を備えた可動部材10の前面上部を押して図3に示すようにガスこんろ部用調理設定入力部8を有する操作パネル5を調理器具本体1の前面から前方に突出して上方に露出させることで、上方を向いているガスこんろ部用調理設定入力部8の各スイッチを指で押してこんろ部調理の設定入力を行うものである。調理設定の入力が終わると、当該可動部材10の前面上部を押して操作パネル5が外部に露出しないように収納する。これによりこんろ部2による調理中に操作パネル5が汚れるのを防止できる。
【0043】
次に、グリル3を使用する場合につき説明する。グリル3はガスこんろ部2ほど日常的に頻繁に使用しないので、グリル用調理設定入力部7を有する操作パネル5を備えた可動部材10の前面上部を押してグリル用調理設定入力部7を有する操作パネル5をこんろ本体1の前面から前方に突出して図1に示すように上方に露出させ、上方を向いているグリル用調理設定入力部7のメニュースイッチ13や焼き加減スイッチ14やタイマスイッチ11を指で押すことで調理メニューや焼き加減や調理時間等のグリル調理の設定入力を行い、次に、点火・消火スイッチ6を指で押して点火入力操作を行ってグリル3に点火するものである。これによって目的とするグリル調理がなされるように制御部により火力調整、調理時間等が制御されて自動調理が行われるものである。上記調理設定の入力が終わると、当該可動部材10の前面上部を押して操作パネル5が外部に露出しないように収納するものであり、これによりグリル3による調理中に操作パネル5が汚れるのを防止できる。なお、上記グリル3における自動調理中に自動調理を中止したい場合には点火・消火スイッチ6を指で押すことで消火して自動調理を中止できる。
【0044】
上記のように、本発明においては、日常頻繁に使用するガスこんろ部2の点火や消火の操作に当たっては、調理器具本体1の前面に露出して設けた点火・消火手動操作部4を指で摘んで手動操作することで、点火、消火操作を行うことができて操作性が良いものであり、一方、日常頻繁に使用しないグリル3の点火・消火操作をするための点火・消火スイッチ6を備えた操作パネル5は通常は調理器具本体1の前面下部に収納して外部に露出しないようにしておくことで、前面の外観をすっきりすると共に日常使用する点火・消火手動操作部4の操作の邪魔にならないようにできると共に、ガスこんろ部2の点火・消火手動操作部4と操作パネル5に設けたグリル3の点火・消火スイッチ6とを混同しにくく、したがって、ガスこんろ部2の点火・消火操作手段とグリル3の点火・消火操作手段とを混同して誤操作するというようなおそれもないものである。
【0045】
また、本発明においては、操作パネル5を2つ設け、一方の操作パネル5にグリルの点火・消火スイッチ6を備えたグリル用調理設定入力部7を設けると共に他方の操作パネル5に温度センサ付きガスこんろ部2aによる調理設定の入力を行うためのガスこんろ部用調理設定入力部8を設けているので、単一の操作パネルにグリルのグリル用調理設定入力部7とガスこんろ部用調理設定入力部8とを設けた場合に比べ、グリル用調理設定入力部7とガスこんろ部用調理設定入力部8との区別がはっきりと判り、誤操作するようなおそれがないものである。
【0046】
ここで、本発明においては、調理器具本体1の上面の左右に配置したガスこんろ部2のうちの一つがなべ底の温度を検知して燃焼制御を行うようにした温度センサ付きガスこんろ部2aとなっており、また、調理器具本体1の前面の左右に収納自在な操作パネル5を設け、上記温度センサ付きガスこんろ部2a側の操作パネル5がガスこんろ部用調理設定入力部8を備えたガスこんろ部側操作パネル5aとなり、他方の操作パネル5がグリル3の点火・消火スイッチ6付きのグリル用調理設定入力部7を備えたグリル側操作パネル5bとなっている。つまり、添付図面に示す実施形態においては、調理器具本体1の上面の左側に温度センサ付きガスこんろ部2aが配置してあるので、調理器具本体1の前面の左側にガスこんろ部側操作パネル5aを備えた可動部材10(こんろ部側可動部材10a)が配置してあり、調理器具本体1の前面の右側にグリル側操作パネル5bを備えた可動部材10(グリル側可動部材10b)が配置してある。このようにすると、温度センサ付きガスこんろ部2aの調理設定入力を行うための操作パネル5と温度センサ付きガスこんろ部2aとが対応する位置関係にあって、操作性を向上させることができ、また、収納状態にある2つの操作パネル5のうちどの操作パネル5が温度センサ付きガスこんろ部2aの操作パネル5であるか、又は、グリル3に対応した操作パネル5であるかが判り、いっそう誤操作を防止し操作性を向上させることができるものである。
【0047】
ここで、本発明においては、左右2つの可動部材取付け部9を構成する枠体27の取付け用開口部9aは同一又はほぼ同じ大きさ形状をしており、また、こんろ部側操作パネル5aを備えた可動部材10、グリル側操作パネル5bを備えた可動部材10は同一又はほぼ同じ大きさ形状をしており、可動部材10の軸支構造も同じ構造をしており、左右いずれの取付け用開口部9aに対しても、こんろ部側操作パネル5aを備えた可動部材10、グリル側操作パネル5bを備えた可動部材10のいずれも選択的に取付けることができるようになっている。したがって、調理器具本体1の上面の左側に温度センサ付きガスこんろ部2aが位置する機種の場合には調理器具本体1の左側の可動部材取付け部9にガスこんろ部側操作パネル5aを備えたこんろ部側可動部材10aを取付け、前面の右側の可動部材取付け部9にグリル側操作パネル5bを備えたグリル側可動部材10bを取付け、また、調理器具本体1の上面の右側に温度センサ付きガスこんろ部2aが位置する機種の場合には調理器具本体1の右側の可動部材取付け部9にガスこんろ部側操作パネル5aを備えたこんろ部側可動部材10aを取付け、前面の左側の可動部材取付け部9にグリル側操作パネル5bを備えたグリル側可動部材10bを取付けるということが可能となり、この結果、ガスこんろ部側操作パネル5aを備えたこんろ部側可動部材10a、グリル側操作パネル5bを備えたグリル側可動部材10bを2機種のいずれにも共通して使用でき、部品の共通化、取付け方法の共通化がはかれるものである。
【0048】
調理器具本体1の内部の電装部品や操作パネル5の点検、修理、交換やあるいは配線の点検、電池の交換をするに当たっては、可動部材10に設けた蓋21を開いて開口部20をオープンにして点検、修理、交換をしたり、配線の点検をしたり、電池収納部26に収納する電池の交換を行ったりするものである。この際、蓋21を外して操作パネル5を背面側からだけで点検、修理したり、あるいは調理器具本体1の内部の電装部品の点検、修理を行うことが出来る場合は、可動部材10を外す必要はないが、必要に応じて可動部材10を外して点検、修理を行うと点検、修理がいっそうやり易くなるものである。なお、調理器具本体1内の電装部品と操作パネル5との配線接続に当たってはコネクタ接続で行うが、このコネクタ接続作業も上記のように蓋21を開くことで簡単に行えるものである。
【0049】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、調理器具本体の前面に操作パネルを備えた可動部材を操作パネルが外部に露出しないように調理器具本体内に収納した状態と調理器具本体の外に露出する非収納状態とを選択できるように可動自在に取付け、可動部材に上記調理器具本体内に連通する開口部を設けると共に該開口部を開閉するための蓋を設けてあるので、非使用状態では操作パネルが露出せず、使用する場合には前面に突出させて容易に操作できるのみならず、操作パネルを収納自在とするための可動部材に設けた蓋を開いて調理器具本体の内部の電装部品や操作パネルの点検、修理、交換、配線の接続、接続解除作業が容易に行えるものであり、しかも、操作パネルを備えた可動部材に蓋付きの開口部を設けてあるので、可動部材を有効に利用して開口部を形成できて可動部材とは別に点検、修理、交換のための別途蓋付き開口部を調理器具本体の前面に設ける必要がなく、この結果、調理器具本体の前面に回動自在に取付ける可動部材が小さくならず、可動部材に取付ける操作パネルの大きさを大きくできて操作性が良くなるものである。
また、調理器具本体の前面部に可動部材取付け部を設け、この可動部材取付け部の取付け用開口部の両側部に設けた取付け部側軸支部に可動部材の両側の外面側に設けた外面側被軸支部を着脱自在に軸支して可動部材取付け部の両側部間に可動部材を回動自在に取付けると共に、可動部材の両側部の内面側に設けた内面側軸支部に蓋の両側部に設けた蓋側被軸支部を着脱自在に軸支して可動部材の両側部間に開口部を開閉するための蓋を回動自在に取付けてあるので、蓋を取付けない状態で可動部材の両側を内側に撓ませながら可動部材の外側被軸支部を可動部材取付け部の取付け用開口部の両側部の取付け部側軸支部に軸支して取付けることができ、また、蓋の両端部の蓋側被軸支部を可動部材の両側部の内面側に設けた内面側軸支部に軸支して取付けることができ、取り外しに当たっては上記と逆の順序で簡単に取り外すことができて、可動部材、蓋の取付けが簡単に行えるものであり、電装部品や操作パネルの点検、修理、交換に当たって、必要により、可動部材を外して行うことも可能となって、いっそう点検、修理、交換作業が容易となるものである。また、取付け状態においては、蓋を軸支することで可動部材が内側に撓もうとしても蓋が抵抗となって内側に撓むのが防止され、これにより蓋を取り外さない限り可動部材が可動部材取付け部から外れ難い構造とすることができ、可動部材の可動操作中に可動部材が不用意に外れたりするというトラブルをなくすことができるものである。
【0051】
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、調理器具本体内に電池収納部を設け、該電池収納部を可動部材に設けた蓋を備えた開口部と対向する位置に配設してあるので、操作パネルを備えた可動部材を調理器具本体に取付けた状態のまま蓋を外して開口部を利用して電池収納部にセットする電池の交換が容易に行えるものである。
【0052】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、調理器具本体に調理器具本体の上面の少なくとも左右にガスこんろ部を配設し、左右のガスこんろ部のうちの一つをなべ底の温度を検知して燃焼制御を行うようにした温度センサ付きガスこんろ部とし、調理器具本体の前面の左右に可動部材取付け部を設け、左右両可動部材取付け部にガスこんろ部に対する調理設定入力操作を行うための操作パネルを備えたガスこんろ側可動部材と、グリルに対する調理設定入力操作を行うための操作パネルを備えたグリル側可動部材とを取付け可能として、左右両可動部材取付け部のうち温度センサ付きガスこんろ部側の可動部材取付け部にガスこんろ側可動部材を取付けると共に他方の可動部材取付け部にグリル側可動部材を取付けてあるので、温度センサ付きガスこんろ部が左側に配置された器具、右側に配置された器具のいずれに対しても簡単に温度センサ付きガスこんろ部側の可動部材取付け部にガスこんろ側可動部材を取付けることができ、簡単な構成で部材の共通化と取付けの共通化が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操作パネルを突出させ且つ点火・消火手動操作部を突出させた状態におけるグリル付きガスこんろの斜視図である。
【図2】同上の点火・消火手動操作部の一つを突出させ且つ残りの点火・消火手動操作部を非突出状態とし且つ操作パネルを収納した状態におけるグリル付きガスこんろの斜視図である。
【図3】同上の温度センサ付きガスこんろ部を使用するために温度センサ付きガスこんろ部側の点火・消火手動操作部を突出させると共に温度センサ付きガスこんろ部の調理設定入力を行うためにガスこんろ部側操作パネルを突出させた状態の斜視図である。
【図4】同上のすべての点火・消火手動操作部を非突出状態とすると共にすべての操作パネルを収納した状態におけるグリル付きガスこんろの斜視図である。
【図5】同上の操作パネルを突出した状態の前面図である。
【図6】同上の操作パネルを収納した状態の前面図である。
【図7】同上の可動部材取付け部を構成する枠体に可動部材を取付けて前方に回動させて操作パネルを前方に突出させた状態の斜視図である。
【図8】同上の可動部材取付け部を構成する枠体に可動部材を取付けて後方に回動させて操作パネルを収納した状態の斜視図である。
【図9】同上の可動部材に蓋を取付け且つ開口部を開いた状態の斜視図である。
【図10】同上の可動部材に蓋を取付け且つ開口部を閉じた状態の斜視図である。
【図11】同上の可動部材を前方に回動して操作パネルを露出させた状態の断面図である。
【図12】同上の蓋を開いて開口部をオープンにした状態の電池収納部を備えた部分の断面図である。
【図13】同上の電池収納部、取付け金具を示す斜視図である。
【図14】同上に用いる可動部材を示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側断面図である。
【図15】同上に用いる蓋を示し、(a)は正面図であり、(b)は側断面図であり、(c)は平面図である。
【図16】同上のグリル側操作パネルの平面図である。
【図17】同上のガスこんろ部側操作パネルの平面図である。
【符号の説明】
1 調理器具本体
5 操作パネル
9 可動部材取付け部
10 可動部材
20 開口部
21 蓋
22 軸支部
23 被軸支部
24 軸支部
25 被軸支部
26 電池収納部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cooking utensil such as a stove with a grill.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a cooking utensil such as a stove with a grill, a movable member having an operation panel on the front surface of the cooking utensil body is housed in the cooking utensil body so that the operation panel is not exposed to the outside, and outside the cooking utensil body. There is known one that is movably attached so that it can be selected from a non-storage state exposed to the surface. (For example, see Patent Document 1)
In the conventional example shown in the above-mentioned
[0003]
Furthermore, in general, a gas stove has a battery case provided on the front surface, and in such a case where a battery case is provided on the front surface, there is a limit to the area in which a movable member for mounting an operation panel on the front surface can be disposed. There is a problem that the movable member cannot be made large, so that the operation panel is also made small and the operability is deteriorated.
[0004]
Further, it has been conventionally known that an operation panel provided on the front surface of the cooking utensil body is removed to repair or replace electrical components inside the cooking utensil body. (For example, see Patent Document 2)
However, in the conventional example shown in
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 61-91717
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 6-84201
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Although the present invention has been made in view of the above points, the operation panel is not exposed in a non-use state, and in the case of use, it can be easily operated by projecting to the front surface. Inspecting the electrical components inside the cooking utensil body and the operation panel or replacing the battery can be performed easily, and the movable member equipped with the operation panel can be easily attached to the cooking utensil body and provided on the movable member. It is easy to make electrical connections between the operation panel and the electrical components inside the cooking utensil body, and there are models with a gas stove with a temperature sensor on the left side of the top surface of the cooking utensil body and models on the right side. It is also an object to provide a cooking utensil that can be attached so that the gas stove side movable member is located on the side of the gas stove part with the temperature sensor by using parts in common and can be easily attached. Is shall.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the cooking utensil according to the present invention stores the
[0008]
With such a configuration, the
[0011]
Moreover, it is preferable to provide the
[0012]
With such a configuration, the battery of the battery set in the
[0013]
In addition, in the cooking utensil A provided with the
[0014]
By adopting such a configuration, the gas stove with
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings. In the following embodiment, a gas stove A with a grill will be described as an example of a cooking utensil.
[0016]
The gas stove A with a grill is provided with a
[0017]
Inside the
[0018]
A plurality of
[0019]
An ignition / fire extinguishing manual operation unit for performing ignition and extinguishing operations of the
[0020]
Each ignition / fire extinguishing
[0021]
In the lower part of the front surface of the
[0022]
Movable
[0023]
Further, at the lower part inside either one of the left and
[0024]
An ignition / extinguishing
[0025]
As shown in FIG. 14, the
[0026]
The
[0027]
Therefore, the
[0028]
That is, the
[0029]
After the
[0030]
When the
[0031]
The
[0032]
Here, an example of the locking by the locking member will be described. A locking
[0033]
Then, in a closed state in which the front surface of the
[0034]
Here, the
[0035]
FIG. 16 shows an example of the
[0036]
As shown in FIG. 16, a grill cooking setting input unit 7 for inputting cooking settings by the
[0037]
On the other hand, the cooking setting
[0038]
The gas stove A with a grill of the present invention having the above-described configuration is used as follows.
[0039]
That is, since the
[0040]
Here, when each
[0041]
Thus, when using the
[0042]
Here, when the automatic cooking is set by the
[0043]
Next, the case where the
[0044]
As described above, in the present invention, the ignition / fire extinguishing
[0045]
Further, in the present invention, two
[0046]
Here, in the present invention, one of the
[0047]
Here, in the present invention, the mounting
[0048]
When inspecting, repairing, replacing, or inspecting the electrical components inside the
[0049]
【The invention's effect】
As described above, in the first aspect of the present invention, the movable member having the operation panel on the front surface of the cooking utensil body is housed in the cooking utensil body so that the operation panel is not exposed to the outside. A non-contained state exposed outside the cooking utensil body is movably attached so that an opening communicating with the cooking utensil body is provided on the movable member, and a lid for opening and closing the opening is provided. Therefore, when not in use, the operation panel is not exposed, and when used, it can be easily operated by projecting it to the front, and the lid provided on the movable member for making the operation panel retractable can be opened. Inspection, repair, replacement, wiring connection, and disconnection work for electrical components and operation panels inside the cooking utensil body can be easily performed, and an opening with a lid is provided on the movable member equipped with the operation panel. There is Since the opening can be formed by effectively using the movable member, there is no need to provide an opening with a separate lid for inspection, repair, and replacement separately from the movable member. The movable member attached to the front surface of the main body so as to be rotatable is not reduced, and the size of the operation panel attached to the movable member can be increased to improve the operability.
Also, a movable member mounting portion is provided on the front surface portion of the cooking utensil body, and the outer surface side provided on the outer surface side on both sides of the movable member on the mounting portion side shaft support portion provided on both sides of the opening for mounting of the movable member mounting portion. The supported shaft is detachably supported, and the movable member is rotatably mounted between the both sides of the movable member mounting portion, and the both side portions of the lid are attached to the inner surface side shaft supporting portion provided on the inner surface side of the both sides of the movable member. A lid for pivotally attaching the lid-side pivoted portion provided on the lid and opening and closing the opening between both sides of the movable member is rotatably attached. The outside pivoted support part of the movable member can be attached to the attachment part side support parts on both sides of the attachment opening of the movable member attaching part while bending both sides inward. The lid side pivot support part is pivoted to the inner surface side shaft support part provided on the inner surface side of both sides of the movable member. When removing, it can be easily removed in the reverse order, and moving parts and lids can be easily attached.Inspecting, repairing, and replacing electrical components and operation panels If necessary, the movable member can be removed to facilitate inspection, repair, and replacement. In addition, in the mounted state, even if the movable member is bent inward by pivotally supporting the lid, the lid is prevented from being bent inward due to resistance, so that the movable member remains movable unless the lid is removed. It is possible to make the structure difficult to come off from the mounting portion, and it is possible to eliminate the trouble that the movable member is inadvertently detached during the movable operation of the movable member.
[0051]
Also,Claim 2In the described invention, the aboveClaim 1In addition to the effects of the invention, a battery storage portion is provided in the cooking utensil body, and the battery storage portion is disposed at a position facing the opening provided with a lid provided on the movable member. The battery can be easily replaced by removing the lid and using the opening while the movable member provided is attached to the cooking utensil body.
[0052]
Also,Claim 3In the described invention, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a gas stove with a grill in a state where an operation panel of the present invention is protruded and an ignition / fire extinguishing manual operation portion is protruded.
FIG. 2 is a perspective view of a gas stove with a grill in a state where one of the ignition / fire extinguishing manual operation portions is protruded and the remaining ignition / fire extinguishing manual operation portions are in a non-projecting state and an operation panel is housed. .
[Fig. 3] To use the gas stove with temperature sensor, the ignition / fire extinguishing manual operation part on the gas stove with temperature sensor is protruded and the cooking setting of the gas stove with temperature sensor is input. It is a perspective view of the state which made the gas stove part side operation panel protrude for this purpose.
FIG. 4 is a perspective view of a gas stove with a grill in a state where all the ignition / fire extinguishing manual operation portions are in a non-projecting state and all the operation panels are housed.
FIG. 5 is a front view showing a state in which the operation panel is protruded.
FIG. 6 is a front view showing a state in which the operation panel is housed.
FIG. 7 is a perspective view of a state in which a movable member is attached to a frame constituting the movable member attaching portion and is rotated forward to project an operation panel forward.
FIG. 8 is a perspective view of a state in which a movable member is attached to a frame constituting the movable member attaching portion and is rotated rearward to accommodate an operation panel.
FIG. 9 is a perspective view showing a state where a lid is attached to the movable member and the opening is opened.
FIG. 10 is a perspective view showing a state where a lid is attached to the movable member and the opening is closed.
FIG. 11 is a cross-sectional view of the state in which the operation member is exposed by rotating the movable member of the above to the front.
FIG. 12 is a cross-sectional view of a portion including a battery storage portion in a state where the lid is opened and the opening is opened.
FIG. 13 is a perspective view showing the battery storage unit and the mounting bracket of the above.
14A and 14B show a movable member used in the above, wherein FIG. 14A is a plan view, FIG. 14B is a front view, and FIG. 14C is a side sectional view.
15A and 15B show a lid used for the above, wherein FIG. 15A is a front view, FIG. 15B is a side sectional view, and FIG. 15C is a plan view.
FIG. 16 is a plan view of the above grill-side operation panel.
FIG. 17 is a plan view of the gas stove side operation panel of the above.
[Explanation of symbols]
1 Cooking utensil body
5 Operation panel
9 Movable member mounting part
10 Movable member
20 opening
21 Lid
22 Shaft support
23 Shaft support
24 Shaft support
25 Shaft support
26 Battery compartment
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