JP4188133B2 - Nostril cannula device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、酸素などの気体や薬液などの液体のような流体を人体に供給するためのカニューラ装置に関し、特に、流体をカニューラ着用者の鼻孔に供給する流体供給用チューブ部を有するカニューラ本体と、このカニューラ本体を流体供給源に接続する接続チューブ部とを備えた鼻孔カニューラ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
酸素タンクなどから成る酸素供給装置から供給される酸素を低肺患者などにその鼻孔を通して供給するのに用いられる鼻孔カニューラ装置は、特開2003−38647号公報にも開示されているように、従来から一般的に知られている。このような鼻孔カニューラ装置は、図8に示すように、酸素供給源としての酸素供給装置(図示せず)から供給される酸素を低肺患者などのカニューラ着用者41にその鼻孔を通して供給するのに用いられる鼻孔カニューラ42を備えている。
【0003】
この鼻孔カニューラ42は、図8に示すように、中空構造でフレキシブルなカニューラ本体43と、このカニューラ本体43の両端部にそれらの一端部をそれぞれ連結されている左右一対のフレキシブルなチューブ44、45と、これら一対のチューブ44、45の他端部を一本のフレキシブルなチューブ46の一端部に連結しているフレキシブルなY字形コネクタ47と、チューブ46の他端部に取付けられているコネクタ(図示せず)とを備えている。そして、このコネクタは、鼻孔カニューラ42の使用時には、酸素タンクなどから成る酸素供給装置に直接に接続されるかまたは接続チューブ(図示せず)を介して接続される。
【0004】
カニューラ本体43は、図8に示すように、カニューラ着用者41の鼻41aのすぐ下の形状に対応して多少前方に突出するように湾曲しているほぼ水平形状のチューブ状部分43aと、この水平部43aの両端部からそれぞれ斜め上方外側に延びている左右一対のチューブ状連結部43b、43cと、水平部43aの中間部分からカニューラ着用者41の左右一対の鼻孔にそれぞれ対応するように上方に延びている左右一対のチューブ状プロング部(すなわち、枝分れ部)43d、43eとを備えている。そして、上記一対の連結部43b、43cの上端部に左右一対のチューブ44、45がそれぞれ連結されている。
【0005】
このような従来から一般的に知られている図8に示すような鼻孔カニューラ装置を使用するときには、鼻孔カニューラ42を図8に示すようにカニューラ着用者41に着用させる。この場合、カニューラ本体43の左右一対のプロング部43d、43eをカニューラ着用者41の左右の鼻孔にそれぞれ挿入する。また、左右一対のチューブ44、45を左右の耳48a、48bに湾曲した状態で引っ掛けることによって、鼻孔カニューラ42をこれらの耳48a、48bに保持させる。そして、カニューラ本体43、左右一対のチューブ44、45およびY字形コネクタ47から成るループ状部分によって囲まれる開口部49に左右の耳48a、48b、口50および顎51がそれぞれほぼ挿入された状態でもって、鼻孔カニューラ42はカニューラ着用者41に着用される。この場合、Y字形コネクタ47は、カニューラ着用者41の顎51の少し下方または首の前面の下端付近あるいは胸の上端付近に位置することになる。なお、図8において、符号52は、カニューラ着用者41が就寝時に用いる枕である。
【0006】
上述のような準備が終了した後に、酸素供給装置から酸素を供給すれば、カニューラ着用者41は、鼻孔カニューラ42を介して酸素の供給を受けることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のように構成された従来から一般的に知られている図8に示すような鼻孔カニューラ装置においては、カニューラ着用者41が鼻孔カニューラ42を着用して酸素の供給を受けているときに、就寝して左右に寝返ると、鼻孔カニューラ42のチューブ部分などがカニューラ着用者41の首に巻きついたり、頭部と床面(例えば、布団の上面)との間に上記チューブ部分などが挟み込まれて酸素の供給が良好に行われなかったり、また、上記チューブ部分などが顔面に不測に触れたりする恐れがあり、このために、カニューラ着用者41は、特に就寝時には、鼻孔カニューラ42による酸素の供給を良好かつ快適に受けることができない恐れがあった。
【0008】
本発明は、従来から一般的に知られている図8に示すような鼻孔カニューラ装置の上述のような欠点を比較的簡単な構成により効果的に是正し得るようにしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、鼻孔カニューラと、カニューラ保持具とを備え、上記鼻孔カニューラは、中空構造でフレキシブルなカニューラ本体と、このカニューラ本体を流体供給源に接続する接続チューブ部とを備え、上記カニューラ保持具は、上記カニューラ着用者の頭部に取付けることができる頭部取付け用部材と、この頭部取付け用部材に設けられたチューブ係止部とを備え、上記接続チューブ部は、上記カニューラ本体の両端部にそれらの一端部をそれぞれ連結されている左右一対のフレキシブルな第1および第2のチューブと、これら一対の第1および第2のチューブの他端部を一本のフレキシブルな第3のチューブの一端部に連結しているY字形コネクタとを備え、上記カニューラ本体は、前方から見てほぼ水平形状のチューブ状部分と、このほぼ水平形状のチューブ状部分の両端部からそれぞれ斜め上方外側に延びていて、上記第1および第2のチューブにそれらの上端部をそれぞれ連結されている左右一対のチューブ状連結部と、上記ほぼ水平形状のチューブ状部分の中間部分から上記カニューラ着用者の左右の鼻孔にそれぞれ対応するようにほぼ上方に延びている左右一対の流体供給用チューブ状プロング部とを備え、上記チューブ係止部は、上記第3のチューブを弾性的に把持して係止し得る弾性把持用の係止部を備え、上記第3のチューブを上記弾性把持用係止部に弾性的に把持させて係止することによって、上記接続チューブ部が前方から見たときに上記カニューラ着用者の両眼の間を通って下方から上方へと延びるように構成されるとともに、上記カニューラ本体の上記ほぼ水平形状のチューブ部分および上記左右一対のチューブ状連結部ならびに上記第1および第2のチューブによって囲まれる開口部が上記カニューラ着用者の鼻をほぼ取り囲む形状になるように構成された鼻孔カニューラ装置に係るものである。
【0010】
本発明においては、上記頭部取付け用部材が上記カニューラ着用者の左右の耳に掛けることができるように湾曲している左右一対の耳掛け部を備えていてよい。また、本発明においては、上記流体供給源が酸素供給源であってよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明を鼻孔カニューラ装置に適用した一実施例を、「(1)カニューラ保持具の構成」、「(2)鼻孔カニューラの構成」および「(3)鼻孔カニューラ装置の作用および効果」に項分けして、図面を参照しつつ説明する。
【0012】
(1)カニューラ保持具の構成
カニューラ保持具1は、図1に示すように、左右一対の帯状本体部2、3と、これら一対の帯状本体部2、3を連結する連結用帯状部4とを備えている。そして、左右一対の帯状本体部2、3は、眼鏡の弦のように後端部2a、3aが耳に掛け得るように湾曲して凹部を形成している。なお、これらの湾曲部2a、2bの凹部の両側辺の成す角度θは、図示の実施例の場合には、約70°であるが、本発明においては、実用性の観点から見て一般的に、40〜120°の範囲であるのが好ましく、55〜90°の範囲であるのがさらに好ましい。また、これらの湾曲部または耳掛け部2a、3aには、連結用帯状部4を通すことができるほぼ縦長のスリット5、6がそれぞれ形成されている。なお、左右一対の帯状本体部2、3は、発泡ポリエチレンなどの発泡合成樹脂、その他のフレキシブルな材料から成っていてよく、また、通気性を良好にするために小孔が貫通して多数設けられていてよい。さらに、連結用帯状部4は、ゴム混紡の平バンド、その他の伸縮性に富んでいてフレキシブルなテープ状材料から成っていてよい。
【0013】
連結用帯状部4の一端部4aは、図1および図3に示すように、左側の帯状本体部2のスリット5に挿通されてから折り返されて、連結用帯状部4の後面に接着剤による接着または縫製などによって左側帯状本体部2に取付けられている。そして、連結用帯状部4の他端部4b付近の後面には、面ファスナのような結合手段7が接着剤による接着または縫製などによって取付けられている。また、連結用帯状部4の中間部付近の後面には、面ファスナのような結合手段8が接着剤による接着または縫製などによって取付けられている。なお、面ファスナ7は、雄型(すなわち、多数の鉤状部が基材に植設されている面ファスナ)であってよい。また、面ファスナ8は、雌型(すなわち、多数のループ状部が基材に植設されている面ファスナ)であってよい。しかし、これらの面ファスナ7、8の雄型と雌型とは互いに逆であってもよい。
【0014】
連結用帯状部4の他端部4bは、図1および図3に示すように、右側の帯状本体部3のスリット6に挿通されてから折り返されて、連結用帯状部4の後面に着脱自在に取付けられているので、ひいては、右側帯状本体部3に取付けられている。したがって、上記他端部4bに取付けられている雄型面ファスナ7は、連結用帯状部4の前面側に向いている。なお、この取付けは、雄型面ファスナ7を雌型面ファスナ8に着脱自在に結合させることによって行うことができる。また、連結用帯状部4は、前面と後面とを互いに逆にした状態においても、左右一対の帯状本体部2、3を同様に連結することができる。
【0015】
左側の帯状本体部2の他端部付近の前面には、図1および図2に示すように、面ファスナのような結合手段11が接着剤による接着または縫製などによって取付けられている。また、右側の帯状本体部3の他端部付近の後面には、図1および図4に示すように、面ファスナのような結合手段12が接着剤による接着または縫製などによって取付けられている。なお、面ファスナ11は雄型であってよく、また、面ファスナ12は雌型であってよいが、雄型と雌型とが互いに逆であってもよい。したがって、左右一対の帯状本体部2、3および連結用帯状部4から成る頭部取付け用バンド(すなわち、頭部取付け用部材)9は、面ファスナ11と面ファスナ12とを着脱自在に結合することによってリング状になるから、カニューラ着用者32の頭部32b(図6(C)参照)に容易に取付けることができる。
【0016】
右側の帯状本体部3の他端部付近の前面には、図1および図4に示すように、面ファスナのような結合手段13が接着剤による接着または縫製などによって取付けられている。そして、右側の帯状本体部3の他端部付近の前面には、この面ファスナ13を用いて、チューブ係止具14が取付けられている。すなわち、このチューブ係止具14の後面には、比較的小さい面ファスナのような結合手段15が接着剤による接着または縫製などによって取付けられている。そして、面ファスナ15を面ファスナ13に着脱自在に結合させることによって、チューブ係止具14が右側の帯状本体部3の他端部付近の前面に取付けられている。なお、面ファスナ13は雄型であってよく、また、面ファスナ15は雌型であってよいが、雄型と雌型とが互いに逆であってもよい。
【0017】
チューブ係止具14は、面ファスナ15がその後面に取付けられた基板部14aと、チューブ16を後述のように弾性的に把持して係止し得るほぼ鉤状またはほぼコーナ状の係止部14bとから成っていてよい。また、チューブ係止具14は、合成樹脂、その他の適当な弾性材料から成っていてよい。さらに、図1に示すカニューラ保持具1は、左側と右側とが互いに逆になるように構成されていてもよい。
【0018】
(2)鼻孔カニューラの構成
鼻孔カニューラ21は、図5に示すように、中空構造でフレキシブルなカニューラ本体22と、このカニューラ本体22の両端部にそれらの一端部をそれぞれ連結されている左右一対のフレキシブルなチューブ23、24と、これら一対のチューブ23、24の他端部を一本のフレキシブルなチューブ16の一端部に連結しているフレキシブルなY字形コネクタ25と、チューブ16の他端部に取付けられているコネクタ26とを備えている。また、鼻孔カニューラ21は、伸縮可能でフレキシブルなスパイラルチューブまたはコイルチューブ27と、このスパイラルチューブ27の両端部にそれぞれ取付けられたコネクタ28および29とをさらに備えている。そして、コネクタ28はコネクタ26に着脱自在に連結される。また、コネクタ29は、鼻孔カニューラ21の使用時には、酸素タンクなどから成る酸素供給装置31(図7参照)に直接に接続されるかあるいは酸素供給装置31から延びているチューブ(図示せず)に接続される。
【0019】
カニューラ本体22は、図5に示すように、低肺患者などのカニューラ着用者32(図6および図7参照)の鼻32aのすぐ下の形状に対応して多少前方に突出するように湾曲しているほぼ水平形状のチューブ状部分22aと、この水平部22aの両端部からそれぞれ斜め上方外側に延びている左右一対のチューブ状連結部22b、22cと、水平部22aの中間部分からカニューラ着用者32の左右の鼻孔35a、35b(図6(C)参照)にそれぞれ対応するようにほぼ上方に延びている左右一対のチューブ状プロング部(すなわち、枝分れ部)22d、22eとを備えている。そして、上記一対の連結部22b、22cの上端部に左右一対のチューブ23、24がそれぞれ連結されている。
【0020】
これら一対のチューブ23、24の上端部は、図5に示すように、リング33に共通に挿入されている。そして、カニューラ本体22の水平部22a、左右一対の連結部22b、22c、左右一対のチューブ23、24およびリング33から成るループ状部分によって囲まれる開口部34が形成されている。なお、この開口部34は、カニューラ着用者32の鼻32aをほぼ取り囲む形状であって、この開口部34には、図6(C)に示すように、鼻孔カニューラ21の使用時にカニューラ着用者32の鼻32aがほぼ挿入される。そして、リング33を一対のチューブ23、24に対して上昇させることによって上記開口部34を大きくすることができるとともに、下降させることによって上記開口部34を小さくすることができる。さらに、カニューラ本体22、左右一対のチューブ23、24、Y字形コネクタ25、チューブ16およびスパイラルチューブ27は、軟質ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂、その他の柔軟性に富み無臭で軽量な材料から構成されていてよい。
【0021】
(3)鼻孔カニューラ装置の作用および効果
図1〜図4に示すカニューラ保持具1と図5に示す鼻孔カニューラ21とから成る鼻孔カニューラ装置を用いて、低肺患者などのカニューラ着用者32に酸素供給装置31からの酸素を供給するときには、つぎに記述する手順で行えばよい。
【0022】
まず、図1〜図4に示すカニューラ保持具1の頭部取付け用バンド9の長さをカニューラ着用者32の頭部32bの外周囲の長さなどに応じて調整する。なお、この長さ調整においては、まず、図1および図3に示す連結用帯状部4の雄型面ファスナ7を雌型面ファスナ8から離脱させる。そして、連結用帯状部4のうちの右側帯状本体部3のスリット6に挿入されている箇所を長さ方向に適当にずらせることにより変更させてから、雄型面ファスナ7を雌型面ファスナ8に再び結合させる。
【0023】
ついで、左右一対の帯状本体部2、3および連結用帯状部4から成る頭部取付け用バンド9をカニューラ着用者32の頭部32bに取付ける。この場合、まず、図6(A)に示すように、左右一対の帯状本体部2、3を眼鏡の弦のようにカニューラ着用者32の左右の耳32cに引っ掛ける。換言すれば、一対の帯状本体部2、3のそれぞれの耳掛け部2a、3aを左右の耳32cの付け根にほぼ沿うようにそれぞれ部分的に巻きつけまたは当接させる。なお、これらの耳掛け部2a、3aは、カニューラ着用者32の頭部32bに対する頭部取付け用バンド9の回り止めなどの位置保持機能を有している。ついで、図6(B)に示すように、左側の帯状本体部2の先端側の部分を額に当てがってから、その上に右側の帯状本体部3の先端側の部分を当てがうことによって、雄型面ファスナ11に雌型面ファスナ12を結合させる。また、チューブ係止具14が額の左右方向におけるほぼ中央に位置するように、必要があれば、チューブ係止具14の位置を調整する。なお、この調整は、雌型面ファスナ15を雄型面ファスナ13から取り外してチューブ係止具14の位置を調整してから両者を再び結合させることによって行えばよい。
【0024】
ついで、図5に示す鼻孔カニューラ21をカニューラ着用者32に着用させる。この場合、従来から一般的に知られているように、コネクタ29を図7に示す酸素供給源としての酸素供給装置31に連結する。また、図6(C)に示すように、カニューラ本体22の左右一対のプロング部22d、22eをカニューラ着用者32の左右の鼻孔35a、35bにそれぞれ挿入する。また、チューブ16をカニューラ保持具1のチューブ係止具14の鉤状係止部14bに弾性的に把持させて係止させる。さらに、リング33を上下動させて開口部34の外周囲が鼻32aの外周囲をほぼ取り囲むようにする。この場合、リング33が前方から見て鼻32aの上端付近または目と目のほぼ中央に位置するようにすることができる。なお、これらの手順は、どのような順序で行われてもよい。そして、上述のような準備が終了した後に、酸素供給装置31から酸素を供給すれば、従来から一般的に知られている鼻孔カニューラ装置の場合と同様に、カニューラ着用者32は、鼻孔カニューラ21を介して酸素の供給を受けることができる。
【0025】
カニューラ着用者32が図1〜図5に示す鼻孔カニューラ装置を着用した場合、カニューラ本体22、左右一対のチューブ23、24およびリング33から成るループ状部分が鼻32aの外周囲をほぼ取り囲む。また、鼻孔カニューラ21のうちのリング33から上方の部分(すなわち、左右一対のチューブ23、24の上端部、Y字形コネクタ25およびチューブ16)は、前方から見て、カニューラ着用者32左右の目の間、左右の眉毛の間、額、前頭部および頭頂部のそれぞれにほぼ沿ってこれらの部分の左右方向におけるほぼ中心を通って延びている。特に、カニューラ着用者32の顔を前方(すなわち、正面)から見たときに、上記上方部分は、左右の目の間(すなわち、両眼間)を実質的に通っている。したがって、鼻孔カニューラ21のチューブ部分などがカニューラ着用者32の左右の目を部分的にしろ覆うことがないから、カニューラ着用者32は読書などを支障なく行うことができる。また、図7に示すようにカニューラ着用者32が就寝して睡眠したりした場合に、左右に寝返りを打っても、鼻孔カニューラ21およびカニューラ保持具1が睡眠や寝返りの支障になる恐れがない。なお、鼻孔カニューラ21およびカニューラ保持具1をカニューラ着用者32から取り外したいときには、上述の取付けの場合とはほぼ逆の手順でもって容易に取り外すことができる。
【0026】
以上に述べたとおりであるから、図1〜図7に示す実施例による鼻孔カニューラ装置によれば、つぎの(a)項および(b)項に記載の効果を奏する。
(a)カニューラ着用者32が鼻孔カニューラ21(ひいては、カニューラ保持具1)を着用して酸素の供給を受けているときに、就寝して左右に寝返っても、鼻孔カニューラ21のチューブ部分などがカニューラ着用者32の首に巻きついたり、頭部32bと床面(すなわち、図7に示す布団36の上面)との間に上記チューブ部分などが挟み込まれて酸素の供給が良好に行えなかったり、また、上記チューブ部分などが顔面に不測に触れたりする恐れがなく、このために、カニューラ着用者は、就寝時でさえ、鼻孔カニューラ21による左右一対の鼻孔35a、35bを通しての酸素の供給を良好かつ快適に受けることができる。
(b)カニューラ保持具1の頭部取付け用バンド9が眼鏡の左右一対の弦のような左右一対の耳掛け部2a、3aを備えているから、カニューラ着用者32は、眼鏡を掛けるような要領で頭部取付け用バンド9を頭部に着用することができ、このために、カニューラ保持具1を頭部に簡単かつ確実に着用することができる。
【0027】
以上において、本発明の一実施例について詳細に説明したが、本発明は、この実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に基づいて各種の変更および修正が可能である。
【0028】
例えば、上述の実施例においては、連結用帯状部4の中間部に対する他端部4bの結合、左側の帯状本体部2の先端側の部分に対する右側の帯状本体部3の先端側の部分の結合および右側帯状本体部3に対するチューブ係止具14の結合をいずれも面ファスナ7、8、11〜13、15でもって行うようにした。しかし、これらの結合のいくつかまたは全部を面ファスナ以外の手段(例えば、ハトメ、スナップボタンなど)で行ってもよく、さらに、これらの結合が簡単に解除されないように(換言すれば、着脱自在にならないように)接着剤による接着または縫製などで行ってもよい。
【0029】
また、上述の実施例においては、カニューラ保持具1の頭部取付け用部材9に、カニューラ着用者32の左右の耳32cに掛けることができるように湾曲している左右一対の耳掛け部2a、3aを設けた。しかし、頭部取付け用部材9は、必ずしもこのような耳掛け部2a、3aを備えている必要はなく、カニューラ着用者32が頭部32bにヘアバンドや鉢巻きのように単に巻きつけたりあるいはナイトキャップのように被ったりするものであってもよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、カニューラ着用者が鼻孔カニューラ(ひいては、カニューラ保持具)を着用して流体の供給を受けているときに、就寝して左右に寝返っても、鼻孔カニューラの接続チューブ部がカニューラ着用者の首に巻きついたり、頭部と床面(例えば、布団の上面)との間に接続チューブ部が挟み込まれて流体の供給が良好に行えなかったり、また、接続チューブ部が顔面に不測に触れたりする恐れがなく、このために、カニューラ着用者は、就寝時でさえ、鼻孔カニューラによって流体を左右一対の鼻孔を通して良好かつ快適に供給されることができる。
【0032】
また、請求項2に記載の発明によれば、カニューラ保持具の頭部取付け用部材がカニューラ着用者の左右の耳に掛けることができるように湾曲している左右一対の耳掛け部を備えているから、カニューラ着用者は、眼鏡を掛けるような要領で頭部取付け用部材を頭部に着用することができ、このために、カニューラ保持具を簡単かつ確実に頭部に着用することができる。
【0033】
さらに、請求項3に記載の発明によれば、カニューラ着用者は、就寝時でさえ、鼻孔カニューラによって酸素を左右一対の鼻孔を通して良好かつ快適に供給されることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を鼻孔カニューラ装置に適用した一実施例におけるカニューラ保持具の正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図1〜図4に示すカニューラ保持具によって保持される鼻孔カニューラの部分的に分解した正面図である。
【図6】図1〜図5に示す鼻孔カニューラ装置をカニューラ着用者が着用する手順を示す斜視図であって、(A)は図1〜図4に示すカニューラ保持具をカニューラ着用者に取付ける途中の状態を示し、(B)は図1〜図4に示すカニューラ保持具をカニューラ着用者に取付け終る直前の状態を示し、(C)は図1〜図4に示すカニューラ保持具が取付けられたカニューラ着用者に鼻孔カニューラを取付けた状態を示す。
【図7】図6(C)に示す鼻孔カニューラ装置を着用したカニューラ着用者の睡眠状態を示す斜視図である。
【図8】従来の鼻孔カニューラを着用したカニューラ着用者の睡眠状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 カニューラ保持具
2a 湾曲部(耳掛け部)
3a 湾曲部(耳掛け部)
9 頭部取付け用バンド(頭部取付け用部材)
14 チューブ係止具(チューブ係止部)
16 チューブ(接続チューブ部)
21 鼻孔カニューラ(カニューラ)
22 カニューラ本体
22a チューブ状部分(水平部)
22d プロング部(枝分れ部)
22e プロング部(枝分れ部)
23 チューブ(接続チューブ部)
24 チューブ(接続チューブ部)
25 Y字形コネクタ(接続チューブ部)
26 コネクタ(接続チューブ部)
27 スパイラルチューブまたはコイルチューブ(接続チューブ部)
28 コネクタ(接続チューブ部)
29 コネクタ(接続チューブ部)
31 酸素供給装置(酸素供給源または流体供給源)
32 カニューラ着用者
32b 頭部
32c 耳
35a 鼻孔
35b 鼻孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cannula device for supplying a fluid such as a gas such as oxygen or a liquid such as a chemical solution to a human body, and in particular, a cannula body having a fluid supply tube portion for supplying fluid to a nostril of a cannula wearer. The present invention relates to a nostril cannula device including a connecting tube portion that connects the cannula body to a fluid supply source .
[0002]
[Prior art]
A nostril cannula device used to supply oxygen supplied from an oxygen supply device comprising an oxygen tank or the like to a low lung patient or the like through its nostrils is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2003-38647. Generally known from. As shown in FIG. 8, such a nostril cannula device supplies oxygen supplied from an oxygen supply device (not shown) as an oxygen supply source to a
[0003]
As shown in FIG. 8, the
[0004]
As shown in FIG. 8, the cannula
[0005]
When such a conventionally known nostril cannula device as shown in FIG. 8 is used, the
[0006]
If oxygen is supplied from the oxygen supply device after the preparation as described above is completed, the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the nostril cannula device generally configured as described above and shown in FIG. 8, when the
[0008]
According to the present invention, the above-mentioned drawbacks of a nostril cannula device as shown in FIG. 8 which is generally known can be effectively corrected with a relatively simple configuration.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a nostril cannula and a cannula holder, and the nostril cannula includes a flexible cannula body having a hollow structure and a connection tube portion connecting the cannula body to a fluid supply source. Comprises a head mounting member that can be mounted on the head of the cannula wearer, and a tube locking portion provided on the head mounting member, and the connection tube portion includes both ends of the cannula body. A pair of left and right flexible first and second tubes, each of which is connected to one end thereof, and the other end of the pair of first and second tubes is a single flexible third tube. A Y-shaped connector connected to one end of the tube, and the cannula body includes a substantially horizontal tubular portion when viewed from the front, A pair of left and right tube-like connecting portions that extend obliquely upward and outward from both ends of the substantially horizontal tubular portion, and whose upper ends are respectively connected to the first and second tubes; A pair of left and right fluid supply tube prongs extending substantially upward from the middle part of the horizontal tubular part so as to correspond to the right and left nostrils of the cannula wearer, includes a locking portion of the third tube for resiliently gripped elastically gripping the stoppable, locking the third tube is elastically gripped to the elastic gripping engagement portion by, together with the connecting tube portion is configured to extend from the lower through between the both eyes of the cannula wearer when viewed from the front upwardly, over said cannula body Substantially horizontal shape of the tube portion and the pair of left and right tubular coupling portion and said first and second openings surrounded by tube the cannula wearer's nose substantially encloses configured nostril cannula device so as to shape It is related to.
[0010]
In the present invention, the head mounting member may include a pair of left and right ear hooks that are curved so as to be hooked on the left and right ears of the cannula wearer. In the present invention, the fluid source may be a source of oxygen.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, one embodiment in which the present invention is applied to a nostril cannula device is described as "(1) Configuration of cannula holder", "(2) Configuration of nostril cannula" and "(3) Action and effect of nostril cannula device". The description will be made with reference to the drawings.
[0012]
(1) Configuration of Cannula Holder As shown in FIG. 1, the
[0013]
As shown in FIG. 1 and FIG. 3, one
[0014]
As shown in FIGS. 1 and 3, the
[0015]
As shown in FIGS. 1 and 2, a connecting
[0016]
As shown in FIGS. 1 and 4, a coupling means 13 such as a hook-and-loop fastener is attached to the front surface near the other end of the right band-shaped
[0017]
The
[0018]
(2) Configuration of Nostril Cannula As shown in FIG. 5, the
[0019]
As shown in FIG. 5, the
[0020]
The upper ends of the pair of
[0021]
(3) Action and Effect of Nostril Cannula Device Using a nostril cannula device comprising the
[0022]
First, the length of the
[0023]
Next, a
[0024]
Next, the
[0025]
When the
[0026]
As described above, the nostril cannula device according to the embodiment shown in FIGS. 1 to 7 has the effects described in the following items (a) and (b).
(A) When the
(B) Since the
[0027]
Although one embodiment of the present invention has been described in detail above, the present invention is not limited to this embodiment, and various changes and modifications can be made based on the spirit of the invention described in the claims. Is possible.
[0028]
For example, in the above-described embodiment, the
[0029]
Moreover, in the above-mentioned Example, the pair of left and right ear hooks 2a curved so as to be hung on the left and
[0031]
【The invention's effect】
According to the present invention, when a cannula wearer wears a nostril cannula (and eventually a cannula holder) and receives a supply of fluid, the connecting tube portion of the nostril cannula can be connected even if the user falls asleep and turns to the left and right. Wrapping around the neck of the wearer, the connection tube part is sandwiched between the head and the floor (for example, the upper surface of the futon), and the fluid supply cannot be performed well, and the connection tube part is on the face there is no possibility to touch or unexpected, since this, cannula wearer, even at bedtime can be satisfactorily and comfortably supplied Therefore fluid in the nostril cannula through a pair of left and right nostrils.
[0032]
According to the invention described in
[0033]
Furthermore, according to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a cannula holder in an embodiment in which the present invention is applied to a nostril cannula device.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a partially exploded front view of a nostril cannula held by the cannula holder shown in FIGS.
6 is a perspective view showing a procedure for a cannula wearer to wear the nostril cannula device shown in FIG. 1 to FIG. 5, wherein (A) attaches the cannula holder shown in FIG. 1 to FIG. 4 to the cannula wearer; The state in the middle is shown, (B) shows the state immediately before the cannula holder shown in FIGS. 1 to 4 is attached to the cannula wearer, and (C) is the cannula holder shown in FIGS. This shows a state in which a nostril cannula is attached to a cannula wearer.
7 is a perspective view showing a sleeping state of a cannula wearer who wears the nostril cannula device shown in FIG. 6 (C). FIG.
FIG. 8 is a perspective view showing a sleep state of a cannula wearer wearing a conventional nostril cannula.
[Explanation of symbols]
1
3a Curved part (ear hook)
9 Head mounting band (head mounting member)
14 Tube lock (tube lock)
16 Tube (connection tube part)
21 Nostril cannula (cannula)
22
22d Prong part (branch part)
22e Prong part (branch part)
23 Tube (connection tube part)
24 Tube (connection tube part)
25 Y-shaped connector (connecting tube)
26 Connector (connecting tube)
27 Spiral tube or coil tube (connection tube part)
28 Connector (connecting tube)
29 Connector (connecting tube)
31 Oxygen supply device (oxygen supply source or fluid supply source)
32
Claims (3)
上記鼻孔カニューラは、中空構造でフレキシブルなカニューラ本体と、このカニューラ本体を流体供給源に接続する接続チューブ部とを備え、
上記カニューラ保持具は、上記カニューラ着用者の頭部に取付けることができる頭部取付け用部材と、この頭部取付け用部材に設けられたチューブ係止部とを備え、
上記接続チューブ部は、上記カニューラ本体の両端部にそれらの一端部をそれぞれ連結されている左右一対のフレキシブルな第1および第2のチューブと、これら一対の第1および第2のチューブの他端部を一本のフレキシブルな第3のチューブの一端部に連結しているY字形コネクタとを備え、
上記カニューラ本体は、前方から見てほぼ水平形状のチューブ状部分と、このほぼ水平形状のチューブ状部分の両端部からそれぞれ斜め上方外側に延びていて、上記第1および第2のチューブにそれらの上端部をそれぞれ連結されている左右一対のチューブ状連結部と、上記ほぼ水平形状のチューブ状部分の中間部分から上記カニューラ着用者の左右の鼻孔にそれぞれ対応するようにほぼ上方に延びている左右一対の流体供給用チューブ状プロング部とを備え、
上記チューブ係止部は、上記第3のチューブを弾性的に把持して係止し得る弾性把持用の係止部を備え、
上記第3のチューブを上記弾性把持用係止部に弾性的に把持させて係止することによって、上記接続チューブ部が前方から見たときに上記カニューラ着用者の両眼の間を通って下方から上方へと延びるように構成されるとともに、上記カニューラ本体の上記ほぼ水平形状のチューブ部分および上記左右一対のチューブ状連結部ならびに上記第1および第2のチューブによって囲まれる開口部が上記カニューラ着用者の鼻をほぼ取り囲む形状になるように構成された鼻孔カニューラ装置。 A nostril cannula and a cannula holder;
The nostril cannula includes a hollow cannula body that is flexible and a connection tube portion that connects the cannula body to a fluid supply source.
The cannula holder includes a head mounting member that can be mounted on the head of the cannula wearer, and a tube locking portion provided on the head mounting member.
The connection tube portion includes a pair of left and right flexible first and second tubes respectively connected to both end portions of the cannula body, and the other ends of the pair of first and second tubes. A Y-shaped connector connecting the portion to one end of one flexible third tube;
The cannula body has a substantially horizontal tube-like portion as viewed from the front, and extends obliquely upward and outward from both ends of the substantially horizontal tube-like portion. A pair of left and right tube-like connecting portions respectively connected at the upper end portions, and left and right extending substantially upward from the middle portion of the substantially horizontal tubular portion so as to correspond to the left and right nostrils of the cannula wearer, respectively. A pair of tubular prongs for fluid supply,
The tube locking portion includes an elastic gripping locking portion that can elastically grip and lock the third tube,
By engaging the third tube is elastically gripped to the elastic gripping engagement portion, downwardly through between the eyes of the cannula wearer when said connection tube portion is viewed from the front The cannula body has an opening surrounded by the substantially horizontal tube portion of the cannula body, the pair of left and right tube-like connecting portions, and the first and second tubes. who substantially surrounding configured nostril cannula device so as to form the nose.
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