JP4186811B2 - ガス遮断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスの事故を未然に防ぐガス遮断装置に関するものである。
従来、この種のガス遮断装置は装置の電源である電池の電圧を定期的に検出して電池電圧が所定値以下になった場合には外部に報知するかガス通路を遮断するようにしている(例えば、特開文献1参照)。
図9において、901は通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサ、902は流量センサ901の流量信号から通過流量を測定してガス流量値を出力する流量計測部、903はガス通路の開閉を行う遮断弁、904は遮断弁903の開閉駆動をする弁駆動部、905はLEDとLCDで構成された報知部、906はセンター等と通信を行う通信部、907はガス遮断装置の電源としての電池、908は電池電圧を擬似抵抗負荷909に電流を供給する電圧供給手段、909は遮断弁負荷と同等な直流電力になるようにした擬似抵抗負荷、910は擬似負荷抵抗909の電圧を測定する電圧検出手段、911はマイクロコンピュータ(CPU)で構成された制御部である。
制御部911は流量計測部902からの流量信号をもとに内部に保存している積算値を積算する一方、流量計測部902からの流量信号をもとに内部に保持している保安データと比較しガス漏れ等の異常値であると判断した場合に弁駆動部904を駆動して遮断弁903を動作させガス通路を閉じガスの安全を確保し、その内容を報知部905で報知し、通信部906でセンター等に遠隔通知している。
また、制御部911は所定周期で電圧供給手段908を動作させ擬似抵抗負荷909に通電してその時の擬似負荷抵抗909の電圧を電圧検出手段910で測定して所定回数以上規定電圧より低下したときに報知部905で報知するようにしている。
特開2002−40063号公報
しかしながら、前記従来のガス遮断装置では、ガス遮断装置の電池が、遮断弁を動作させることができるかどうかをガス遮断装置が設置されている周囲温度に関係なく所定電圧で測定しているために、報知部より報知があった場合には迅速にガス遮断装置を交換するか、電池を交換する必要があった。しかし、電池電圧低下の報知の時期が重なり出動が多くなった場合にはガス遮断装置の交換や、電池交換が対応できないことがあった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、電池の電圧を所定温度の条件下でかつ電池の負荷による変動がない定常状態下で精度よく測定することによりガス遮断装置の電池寿命の予測を行い、その予測結果により計画的かつ効率的なガス遮断装置の交換や電池交換を行うことを提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明のガス遮断装置は、通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサと、前記流量センサ信号から通過流量を測定しガス流量を出力する流量計測部と、ガス通路の開閉を行う遮断弁と、前記遮断弁の開閉駆動をする弁駆動部と、外部との通信を行う通信部と、外部に表示を行う報知部と、装置の回路電源としての電池と、前記電池の電池電圧を検出する電池電圧検出手段と、設置場所の温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段が検出する温度を前記通信部を介して外部より設定するようにした設定温度保持手段と、前記弁駆動部が駆動してから所定期間経過後に定常状態信号を出力する定常状態検出手段と、前記流量計測部からの流量信号に基づいて、ガス流量値の積算処理およびガス漏れ等の異常有無の検出処理を実行すると共に、所定の周期で前記温度検出手段と前記定常状態検出手段の出力が所定の条件を満足しているか否かを判断し、所定の条件を満足しているときのみ前記電池電圧検出手段の出力データを読み取る制御部とを備え、前記制御部は、所定の周期で読み取る前記温度検出手段の温度データが予め設定温度保持手段に保持されている所定温度で、かつ前記定常状態検出手段から定常状態信号が出力されているときに、前記電池電圧検出手段の電圧データを読み取って時系列に記憶することで定常状態における放電カーブを生成し、前記放電カーブに基づいて電池電圧の変化勾配を確認し所定値以上の変化勾配となったとき、前記通信部および/又は報知部で外部に報知するようにしたものである。
これにより、電池交換時期あるいはガス遮断装置の交換時期を予測して、どの時期にどこの場所のガス遮断装置あるいは電池を交換するかを効率よく計画できる。
本発明のガス遮断装置は、電池電圧を一定温度および電池電圧の負荷による変動がない状態で測定して電池電圧の変化を検出することにより電池寿命を予測してガス遮断装置の電池交換の時期を事前に予測して、計画的かつ効率的なガス遮断装置の交換や電池交換を行うことができる。
第1の発明は、通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサと、前記流量センサ信号から通過流量を測定しガス流量を出力する流量計測部と、ガス通路の開閉を行う遮断弁と、前記遮断弁の開閉駆動をする弁駆動部と、外部との通信を行う通信部と、外部に表示を行う報知部と、装置の回路電源としての電池と、前記電池の電池電圧を検出する電池電圧検出手段と、設置場所の温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段が検出する温度を前記通信部を介して外部より設定するようにした設定温度保持手段と、前記弁駆動部が駆動してから所定期間経過後に定常状態信号を出力する定常状態検出手段と、前記流量計測部からの流量信号に基づいて、ガス流量値の積算処理およびガス漏れ等の異常有無の検出処理を実行すると共に、所定の周期で前記温度検出手段と前記定常状態検出手段の出力が所定の条件を満足しているか否かを判断し、所定の条件を満足しているときのみ前記電池電圧検出手段の出力データを読み取る制御部とを備え、前記制御部は、所定の周期で読み取る前記温度検出手段の温度データが予め設定温度保持手段に保持されている所定温度で、かつ前記定常状態検出手段から定常状態信号が出力されているときに、前記電池電圧検出手段の電圧データを読み取って時系列に記憶することで定常状態における放電カーブを生成し、前記放電カーブに基づいて電池電圧の変化勾配を確認し所定値以上の変化勾配となったとき、前記通信部および/又は報知部で外部に報知するようにしたものであり、交換時期を予測して、どの時期にどこの場所のガス遮断装置あるいは電池を交換するかを効率よく計画できるようにしている。
第2の発明は、温度データと電池電圧と時間を所定期間記憶する記憶部と電池電圧の変化勾配の所定値を外部より設定できる変化勾配判定値保持手段を備え、制御部は、電池電圧検出手段で検出した電圧とそのときの温度と時刻を前記記憶部に記憶し、通信部から前記記憶部のデータを外部に通信し、外部から電池電圧の変化勾配の所定値を変化勾配判定値保持手段に保持するようにしており、センター側でこの情報を時系列的に判断して変化勾配の判定値を変更したい場合、すなわち、電池交換時期の余裕期間を調整したい場合に変化勾配の判定値を変更ができる。
第3の発明は、電池電圧検出手段で電池電圧を測定するときに負荷抵抗に電流を流した時の電池電圧を測定するようにしているもので、電池電圧勾配を測定するのに最適な負荷抵抗を選択すれば、精度をあげて電池電圧の寿命を推定し、ガス遮断装置の交換時期の予測を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図1から図8を用いて説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態におけるガス遮断装置のブロック図を示すものである。図1において101は通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサ、102は流量センサ101の流量信号から通過ガス流量を測定してガス流量値を出力する流量測定部、103はガス通路の開閉を行う遮断弁、104は遮断弁103の開閉駆動をする弁駆動部、105はLEDとLCDで構成された報知部、106はセンター等と通信を行う通信部、107は装置の電源としての電池、108は電圧供給手段109とA/D変換で構成された電池電圧検出手段、109は抵抗とトランジスタで構成され電圧測定の時にトランジスタをON/OFFする電圧供給手段、111は電圧供給手段109がONされた時の電圧を制御部(CPU)に伝えるA/D変換、112は電圧供給手段113とレギュレータ、サーミスタ114とA/D変換から構成された温度検出手段、113は抵抗とトランジスタで構成され温度測定の時にトランジスタをON/OFFする電圧供給手段、114は温度センサとしてのサーミスタ抵抗、115は電圧供給手段113がONされた時のサーミスタの電圧を温度データとして制御部(CPU)に伝えるA/D変換、117は弁駆動部104を駆動したときにタイマ118をスタートしタイマ118が所定時間カウントアップしたときに定常状態信号を出力する定常状態検出部、116はCPU(マイクロコンピュータ)で構成された制御部である。
ここで、制御部116は流量計測部102からのガス流量値をもとに内部に保存している積算値を積算する一方、流量計測部102からのガス流量値をもとに内部に保持している保安データと比較してガス漏れ等の異常値であると判断した場合に弁駆動部104を駆動して遮断弁103を動作させガス通路を閉じてガスの安全を確保し、その内容を報知部105で報知し、通信部106でセンター等に遠隔通知している。
また、制御部116は定期的(1時間毎)に温度検出手段112の電圧供給手段113をONしてサーミスタ114にレギュレータを介して通電してA/D変換115からサーミスタの電圧を温度データとして読み取り、あらかじめ決めてある温度(例えば10℃)に一致し定常状態検出部117から定常状態信号が出力されていれば電池電圧検出手段108の電圧供給手段109をONしてA/D変換111から電池の電圧を読み取り、前回読み取った電池電圧との差ΔVが所定の値(例えば0.1V)以上になれば、その内容を報知部105で報知し、通信部106でセンター等に遠隔通知している。
図2(a)に電池容量と電池電圧の特性を示す。本実施の形態の場合は、特別な負荷がないために回路負荷時の放電カーブの特性になり、寿命末期に近付くにつれて電圧勾配が大きくなる特性をもっている。今、前回測定電圧が3.00Vで今回測定時の電池電圧が2.9Vであった場合にはΔV=0.1Vとなり、報知部105で報知し、通信部106でセンター等に遠隔通知する。また、ガス遮断装置の最低動作電圧(2.0V)が一点破線であるとすると、図2(a)の所定温度時の放電カーブに示すようにこのΔVから最低動作電圧になるまでどれくらいの電池寿命があるか推定することができる。
また、図2(b)は遮断弁駆動前後の電池電圧挙動を示すグラフで、図に示すように遮断弁等の大電流が流れる部分を駆動した場合電池電圧は一時的に低下する。したがって、定常状態検出手段のタイマのカウントアップ値は電池電圧の回復時間を考慮して設定している。
なお、上述した制御についてマイクロコンピュータのプログラム動作による演算や判定機能を用いれば容易に実現できるものであり、図3に制御部116が動作しているときのプログラムフローチャートを示す。処理301で所定期間(1時間)が経過したかどうかをチェックし経過していなければ再度1時間経過を監視し1時間経過していれば、処理302に移る。
処理302では温度検出手段112から温度データを読み取り処理303で温度データが所定温度(10℃)かどうかと定常状態検出部117から定常状態信号が出力されているかをチェックし、10℃かつ定常状態でなければ再度処理301に戻る。10℃かつ定常状態であれば処理304に移る。
処理304で電池電圧検出手段108からの電池電圧データを読み取り保存し処理305に移る。処理305で前回測定の電池電圧と今回測定の電池電圧の差ΔVが所定値以上かどうか判断する。
所定値以内の場合には処理301に戻る。所定値以上の場合には、処理306により、その内容を報知部105で報知し、通信部106でセンター等に遠隔通知している。
(実施の形態2)
図4は本発明の第2の実施の形態におけるガス遮断装置のブロック図を示すものである。図4において401は通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサ、402は流量センサ401の流量信号から通過ガス流量を測定してガス流量値を出力する流量測定部、403はガス通路の開閉を行う遮断弁、404は遮断弁403の開閉駆動をする弁駆動部、405はLEDとLCDで構成された報知部、406はセンター等と通信を行う通信部、407は装置の電源としての電池、408は電圧供給手段409とA/D変換で構成された電池電圧検出手段、409は抵抗とトランジスタで構成され電圧測定の時にトランジスタをON/OFFする電圧供給手段、411は電圧供給手段409がONされた時の電圧を制御部(CPU)に伝えるA/D変換、412は電圧供給手段413とレギュレータ、サーミスタ414とA/D変換から構成された温度検出手段、413は抵抗とトランジスタで構成され温度測定の時にトランジスタをON/OFFする電圧供給手段、414は温度センサとしてのサーミスタ抵抗、415は電圧供給手段413がONされた時のサーミスタの電圧を温度データとして制御部(CPU)に伝えるA/D変換、419は弁駆動部404を駆動したときにタイマ420をスタートしタイマ420が所定時間カウントアップしたときに定常状態信号を出力する定常状態検出部、416はCPU(マイクロコンピュータ)で構成された制御部、417は電池電圧検出手段408から読み取った電池電圧データとそのときの温度検出手段412から読み取った温度データと時刻を記憶する記憶部、418は通信部406から制御部116を介して送られてくる変化勾配判定値を保持する変化勾配判定値保持手段である。
ここで、制御部416は流量計測部402からのガス流量値をもとに内部に保存している積算値を積算する一方、流量計測部402からのガス流量値をもとに内部に保持している保安データと比較してガス漏れ等の異常値であると判断した場合に弁駆動部404を駆動して遮断弁403を動作させガス通路を閉じてガスの安全を確保し、その内容を報知部405で報知し、通信部406でセンター等に遠隔通知している。
また、制御部416は通信部406から送られてきた変化勾配判定値を変化勾配判定値保持手段418に保持する。
また、制御部416は定期的(1時間毎)に温度検出手段412の電圧供給手段413をONしてサーミスタ414にレギュレータを介して通電してA/D変換415からサーミスタの電圧を温度データとして読み取り、あらかじめ決めてある温度(例えば10℃)に一致し定常状態検出部419から定常状態信号が出力されていれば電池電圧検出手段408の電圧供給手段409をONしてA/D変換411から電池の電圧を読み取り、そのときの電池電圧データと温度検出手段412から読み取った温度データと時刻を記憶する一方、前回読み取った電池電圧との差ΔVが変化勾配判定値保持手段418に保持している所定の値(例えば0.15V)以上になれば、その内容を報知部405で報知し、通信部406でセンター等に遠隔通知している。
さらに、制御部416は通信部406からの要求に応じて所定期間(3ヶ月間)記憶しているそれぞれのデータを通信部406を介してセンターに送る。センター側では、図2(a)に示す電池容量と電池電圧の特性と同じような特性を長期間把握することができ電池交換やガス遮断装置の交換の工事体制に応じて変化勾配判定値をセンタ−から変更する
ことができる。
なお、上述した制御についてマイクロコンピュータのプログラム動作による演算や判定機能を用いれば容易に実現できるものであり、図5に制御部416が動作しているときのプログラムフローチャートを示す。
処理501は外部から通信部406を介して送られてくる電圧変化勾配判定値を変化勾配判定値保持手段418に保持する。処理502では外部から通信部406からの要求があれば所定期間(3ヶ月間)記憶しているそれぞれのデータを通信部406を介してセンターに送る。
処理503で所定期間(1時間)が経過したかどうかをチェックし経過していなければ再度1時間経過を監視し1時間経過していれば、処理504に移る。
処理504では温度検出手段412から温度データを読み取り処理505で温度データが所定温度(10℃)かどうかと定常状態検出部419から定常状態信号が出力されているかをチェックし、10℃かつ定常状態でなければ再度処理501に戻る。
10℃かつ定常状態であれば処理506に移る。処理506で電池電圧検出手段508からの電池電圧データを読み取り保存し処理507に移る。処理507ではそのときの電池電圧データ、温度データ及び時間を記憶部417に記憶する。
処理508で前回測定の電池電圧と今回測定の電池電圧の差ΔVが変化勾配判定値保持手段418に記憶している変化勾配判定値以上かどうか判断する。
変化勾配判定値以内の場合には処理501に戻る。変化勾配判定値以上の場合には、処理509により、その内容を報知部405で報知し、通信部406でセンター等に遠隔通知している。
(実施の形態3)
図6は本発明の第3の実施の形態におけるガス遮断装置のブロック図を示すものである。図6において601は通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサ、602は流量センサ601の流量信号から通過ガス流量を測定してガス流量値を出力する流量測定部、603はガス通路の開閉を行う遮断弁、604は遮断弁603の開閉駆動をする弁駆動部、605はLEDとLCDで構成された報知部、606はセンター等と通信を行う通信部、607は装置の電源としての電池、608は電圧供給手段609とA/D変換で構成された電池電圧検出手段、609は抵抗とトランジスタで構成され電圧測定の時にトランジスタをON/OFFする電圧供給手段、611は電圧供給手段609がONされた時の電圧を制御部(CPU)に伝えるA/D変換、612は電圧供給手段613とレギュレータ、サーミスタ614とA/D変換から構成された温度検出手段、613は抵抗とトランジスタで構成され温度測定の時にトランジスタをON/OFFする電圧供給手段、614は温度センサとしてのサーミスタ抵抗、615は電圧供給手段613がONされた時のサーミスタの電圧を温度データとして制御部(CPU)に伝えるA/D変換、618は弁駆動部604を駆動したときにタイマ619をスタートしタイマ619が所定時間カウントアップしたときに定常状態信号を出力する定常状態検出部、616はCPU(マイクロコンピュータ)で構成された制御部、617は通信部606から制御部616を介して送られてくる電池電圧を測定するときの所定温度を保持する設定温度保持手段である。
ここで、制御部616は流量計測部602からのガス流量値をもとに内部に保存している積算値を積算する一方、流量計測部602からのガス流量値をもとに内部に保持している保安データと比較してガス漏れ等の異常値であると判断した場合に弁駆動部604を駆動して遮断弁603を動作させガス通路を閉じてガスの安全を確保し、その内容を報知部605で報知し、通信部606でセンター等に遠隔通知している。
また、制御部616は外部から通信部606を介して送られてくる電池電圧を測定するときの温度データを設定温度保持手段617に記憶する。
また、制御部616は定期的(1時間毎)に温度検出手段612の電圧供給手段613をONしてサーミスタ614にレギュレータを介して通電してA/D変換615からサーミスタの電圧を温度データとして読み取り、設定温度保持手段617が記憶している温度データを読み取り、この温度(例えば5℃)に一致し定常状態検出部618から定常状態信号が出力されていれば電池電圧検出手段608の電圧供給手段609をONしてA/D変換611から電池の電圧を読み取り、前回読み取った電池電圧との差ΔVが所定の値(例えば0.1V)以上になれば、その内容を報知部605で報知し、通信部606でセンター等に遠隔通知している。
これによりガス遮断装置が寒冷地に取り付けられたり、温暖な地域に取り付けられたときに、電池電圧を測定するときの温度をセンターや設定器から設定することができる。また、季節毎に電池電圧を測定するときの温度をセンターや設定器から設定することが可能となる。
なお、上述した制御についてマイクロコンピュータのプログラム動作による演算や判定機能を用いれば容易に実現できるものであり、図7に制御部616が動作しているときのプログラムフローチャートを示す。
処理701は外部から通信部606を介して送られてくる電池電圧を測定するときの温度値を設定温度保持手段617に保持する。処理702で所定期間(1時間)が経過したかどうかをチェックし経過していなければ再度1時間経過を監視し1時間経過していれば、処理703に移る。
処理703では温度検出手段612から温度データを読み取り処理704で温度データが設定温度保持手段に保持している温度データの温度(5℃)かどうかと定常状態検出部618から定常状態信号が出力されているかをチェックし、5℃かつ定常状態でなければ再度処理701に戻る。
5℃かつ定常状態であれば処理705に移る。処理705で電池電圧検出手段608からの電池電圧データを読み取り保存し処理706に移る。処理706で前回測定の電池電圧と今回測定の電池電圧の差ΔVが所定値以上かどうか判断する。
所定値以内の場合には処理701に戻る。所定値以上の場合には、処理707により、その内容を報知部605で報知し、通信部606でセンター等に遠隔通知している。
(実施の形態4)
図8は本発明の第4の実施の形態におけるガス遮断装置のブロック図を示すものである。図8において801は通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサ、802は流量センサ801の流量信号から通過ガス流量を測定してガス流量値を出力する流量測定部、803はガス通路の開閉を行う遮断弁、804は遮断弁803の開閉駆動をする弁駆動部、805はLEDとLCDで構成された報知部、806はセンター等と通信を行う通信部、807は装置の電源としての電池、808は電圧供給手段809と抵抗負荷810とA/D変換で構成された電池電圧検出手段、809は抵抗とトランジスタで構成され電圧測定の時にトランジスタをON/OFFする電圧供給手段、810は電圧供給手段809がONされたときに電流を流す抵抗負荷、811は電圧供給手段809がONされた時の抵抗負荷の電圧を制御部(CPU)に伝えるA/D変換、812は電圧供給手段813とレギュレータ、サーミスタ814とA/D変換から構成された温度検出手段、813は抵抗とトランジスタで構成され温度測定の時にトランジスタをON/OFFする電圧供給手段、814は温度センサとしてのサーミスタ抵抗、815は電圧供給手段813がONされた時のサーミスタの電圧を温度データとして制御部(CPU)に伝えるA/D変換、817は弁駆動部804を駆動したときにタイマ818をスタートしタイマ818が所定時間カウントアップしたときに定常状態信号を出力する定常状態検出部、816はCPU(マイクロコンピュータ)で構成された制御部である。
ここで、制御部816は流量計測部802からのガス流量値をもとに内部に保存している積算値を積算する一方、流量計測部802からのガス流量値をもとに内部に保持している保安データと比較してガス漏れ等の異常値であると判断した場合に弁駆動部804を駆動して遮断弁803を動作させガス通路を閉じてガスの安全を確保し、その内容を報知部805で報知し、通信部806でセンター等に遠隔通知している。
また、制御部816は定期的(1時間毎)に温度検出手段812の電圧供給手段813をONしてサーミスタ814にレギュレータを介して通電してA/D変換815からサーミスタの電圧を温度データとして読み取り、あらかじめ決めてある温度(例えば10℃)に一致し定常状態検出部817から定常状態信号が出力されていれば電池電圧検出手段808の電圧供給手段809をONして抵抗負荷810に電流を流して抵抗負荷810の両端の電圧をA/D変換811から読み取り、前回読み取った電圧との差ΔVが所定の値(例えば0.1V)以上になれば、その内容を報知部805で報知し、通信部806でセンター等に遠隔通知している。
なお、図2に回路負荷+抵抗負荷時の放電カーブを示しているが、負荷抵抗810の値を調整することにより、電池の種類や回路負荷の違いによりΔVを精度よく測定することが可能となる。
以上のように、本発明にかかるガス遮断装置は、電池電圧を一定温度および電池電圧の負荷による変動がない状態で測定して電池電圧の変化を検出することにより電池寿命を予測してガス遮断装置の電池交換の時期を事前に予測して、計画的かつ効率的なガス遮断装置の交換や電池交換を行うことができるので、気温の影響を受ける電池使用機器の電池寿命の予測に適用できる。
本発明の実施の形態1におけるガス遮断装置の機能ブロック図 (a)電池の電池容量と電池電圧の特性グラフ(b)遮断弁駆動前後の電池電圧挙動に示すグラフ 本発明の実施の形態1におけるガス遮断装置のプログラムフローチャート 本発明の実施の形態2におけるガス遮断装置の機能ブロック図 本発明の実施の形態2におけるガス遮断装置のプログラムフローチャート 本発明の実施の形態3におけるガス遮断装置の機能ブロック図 本発明の実施の形態3におけるガス遮断装置のプログラムフローチャート 本発明の実施の形態4におけるガス遮断装置の機能ブロック図 従来のガス遮断装置の機能ブロック図
符号の説明
101、401、601、801 流量センサ
102、402、602、802 流量計測部
103、403、603、803 遮断弁
104、404、604、804 弁駆動部
105、405、605、805 報知部
106、406、606、806 通信部
107、407、607、807 電池
108、408、608、808 電池電圧検出手段
112、412、612、812 温度検出手段
116、416、616、816 制御部
117、419、618、817 定常状態検出手段
417 記憶部
418 変化勾配判定値保持手段
617 設定温度保持手段

Claims (4)

  1. 通過ガス流量に対応した流量信号を出力する流量センサと、前記流量センサ信号から通過流量を測定しガス流量を出力する流量計測部と、ガス通路の開閉を行う遮断弁と、前記遮断弁の開閉駆動をする弁駆動部と、外部との通信を行う通信部と、外部に表示を行う報知部と、装置の回路電源としての電池と、前記電池の電池電圧を検出する電池電圧検出手段と、設置場所の温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段が検出する温度を前記通信部を介して外部より設定するようにした設定温度保持手段と、前記弁駆動部が駆動してから所定期間経過後に定常状態信号を出力する定常状態検出手段と、前記流量計測部からの流量信号に基づいて、ガス流量値の積算処理およびガス漏れ等の異常有無の検出処理を実行すると共に、所定の周期で前記温度検出手段と前記定常状態検出手段の出力が所定の条件を満足しているか否かを判断し、所定の条件を満足しているときのみ前記電池電圧検出手段の出力データを読み取る制御部とを備え、
    前記制御部は、所定の周期で読み取る前記温度検出手段の温度データが予め設定温度保持手段に保持されている所定温度で、かつ前記定常状態検出手段から定常状態信号が出力されているときに、前記電池電圧検出手段の電圧データを読み取って時系列に記憶することで定常状態における放電カーブを生成し、前記放電カーブに基づいて電池電圧の変化勾配を確認し所定値以上の変化勾配となったとき、前記通信部および/又は報知部で外部に報知するようにしたガス遮断装置。
  2. 所定の条件を満足したとき読み取る電池電圧データと温度データと時間を所定期間記憶する記憶部と、放電カーブを用いて寿命予測をするときの判定値として設定される電池電圧の変化勾配の所定値を保持する変化勾配判定値保持手段を備え、
    制御部は、読み取った電池電圧データに基づく放電カーブと、前記変化勾配判定値保持手段に保持した変化勾配の所定値より、前記放電カーブの変化勾配が所定値以上になったとき、通信部および/又は報知部で外部に報知するとともに、センターからの要求があったとき、前記記憶部のデータを送るようにした請求項1記載のガス遮断装置。
  3. 電池電圧検出手段は、所定の負荷抵抗に電流を流したときの電圧を測定するようにした請求項1または2記載のガス遮断装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のガス遮断装置の機能の全てもしくは一部をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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