JP4186474B2 - プロファイル結合装置、方法及びプログラム - Google Patents

プロファイル結合装置、方法及びプログラム Download PDF

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    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ表現形式やデータ構造が異なるデータを結合する装置及び方法であり、特に、ネットワークで接続された複数のコンピュータによる情報サービスの状態を管理するプロファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット上でのサービスの多様化、携帯電話などからのインターネット接続の多様化に応じて、インターネットを使った通信を基盤として、会員制の様々なサービスを多数の利用者に提供する情報サイトが存在し、多数の利用者を獲得している。
【0003】
図21によれば、個々のサービスは、各利用者に対して、プロファイルと呼ばれるデータ構造をもつ。プロファイルとは、各ユーザの個別の情報や個別の設定を記憶するデータである。このプロファイルによって、情報サイトは各ユーザに固有のサービスを提供することができる。
【0004】
しかし、ユーザが同じ情報サイト内で別のサービスを利用するときには、既に他のサービスのプロファイルに入力済の情報であっても、プロファイルを新たに作り直すために、入力する必要がある。したがって、情報サイトが新たなサービスを開始する場合、多数のユーザがプロファイルを新規に作成することになる。
【0005】
図22によれば、「特願平12−152367 複数プロファイル管理装置,管理方法および複数プロファイル管理用プログラム記録媒体」では、複数プロファイル管理部によって、複数のプロファイル間の同じ内容のデータ同士を結合することによって、仮想的な統合プロファイルを設定し、各サービスから見て、統一された1つのプロファイルのように取り扱える発明が記載されている。
【0006】
このため、新たなサービスを提供する場合、既に他のプロファイルに記載済の内容について新たに作成する必要がなく、既存のプロファイルを利用することで、情報サイトの管理者やユーザの負担が軽減される。また、結合されたプロファイルのデータの片方が更新された場合、結合先のプロファイルのデータも更新され、情報サイトの管理者やユーザが同じ内容を結合先のプロファイルのデータへ更新する必要がなくなる。
【0007】
しかし、「特願平12−152367」の問題点は、複数のプロファイルの結合を1箇所の複数プロファイル管理部をもつコンピュータ(以後、複数プロファイル管理コンピュータ)で管理、処理しようとする点である。この場合、どのプロファイルのデータにアクセスする場合でも必ず1つの複数プロファイル管理コンピュータが処理することになり、全プロファイルの操作の負荷が複数プロファイル管理コンピュータに集中するので、速度低下を起こしやすい問題がある。また、複数プロファイル管理コンピュータが停止すると、プロファイルに関する処理が全くできなくなり、全サービスが停止する問題がある。
【0008】
このため、結合を行うプロファイル毎に、設定された結合状態に基づいてプロファイル間の連携動作を行う複数の複数プロファイル管理部を設ける。これにより、プロファイル関する処理を1箇所に集中させることを防ぎ、結合後も各プロファイルを各々別に管理、運営することが可能である。
【0009】
従来の「特願平12−152367」では、各データの結合は、データの型が完全一致する場合に限定されており、それらが同一のデータ型でなければならない問題があった。したがって、あるプロファイルのデータが、他のプロファイルのデータと内容が同一であっても、結合して同じデータとして取り扱いできないことがあった。
【0010】
これに対して、異なるプロファイル間のデータの結合を定義する場合に、結合するデータ間でのデータ変換を設定し、複数プロファイル管理コンピュータでデータ変換を行うことが考えられる。従来のプロファイルは文字列データに基づくテーブル形式のプロファイルが一般的であった。しかし、今後のプロファイルは、ポータビリティを考慮して、テーブル形式を含む任意のデータ構造を表現できるXML形式を採用する傾向が強まっている。XMLデータ構造規定に関する標準仕様であるXML-schemaに基づくXMLデータでは、オブジェクト指向に基づく複雑なデータ型を表現できるため、プロファイル内のデータ要素として、文字列以外のデータ型を考慮する必要があり、XML形式のプロファイルでは今後、このようなデータ変換の頻度は高くなる傾向がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、「特願平12−152367」のように単純なテーブル構造で、データの完全一致したデータの結合の場合、データの結合の設定は容易であったが、複数プロファイル管理が分散化し、またプロファイルのデータ構造が複雑化するにしたがって、プロファイル間のデータの結合の設定は困難になってきた。
【0012】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明では、アクセス方法、データ構造(スキーマ)やデータ型が異なるプロファイル間の結合の設定作業のために、プロファイル結合装置を用いる。
【0013】
プロファイル結合装置は、任意のデータ構造を表現した2つのプロファイルのスキーマを入力として、それらプロファイルのデータ構造における各データ要素間の類似性を評価し、結合候補を出力するプロファイル比較部12と、各プロファイルのスキーマ(データ構造)とプロファイル比較部12が出力した結合候補をプロファイル管理用端末の画面に表示しながら、プロファイル間の結合設定を管理者が操作できるプロファイル結合設定部11とを備える。
【0014】
【作用】
図1を用いて、プロファイル結合装置の作用を示す。
【0015】
各サービス13は、プログラムであり、ユーザ毎に設定されたプロファイル15にしたがって、各ユーザにサービスを提供する。プロファイル15の構造は、スキーマ16によって定義される。
【0016】
管理者が、結合を行う2つのプロファイル17を指定すると、その情報がプロファイル結合設定部11からプロファイル比較部12に伝わる。プロファイル比較部12は、指定された2つのプロファイル15のスキーマ16を取得し、それらのデータ構造の類似性を判定し、その評価結果をプロファイル結合設定部11に送る。受け取った類似性判定結果を、結合可能と評価した結合リンク情報17の候補として、プロファイル結合設定部11の画面上に表示する。管理者はプロファイル比較部12から提案された複数の結合候補に対して、採用/不採用の分類を行い、最後に採用に分類されたプロファイル結合設定情報の確定を指示する。確定が指示されると、プロファイル比較部12は、採用に分類されたプロファイルの結合リンク情報17を、複数プロファイル管理部14に設定して、結合作業を終了する。
【0017】
サービス13が結合作業済みのいずれかの複数プロファイル管理部14にアクセスすると、複数プロファイル管理部14は、設定された結合リンク情報17に基づいて、同一コンピュータ内のプロファイル15のデータ操作を行い、また他のプロファイル管理用コンピュータ43と通信して、連携動作を行う。
【0018】
このように、プロファイル結合設定部11の画面上にプロファイル比較部12が生成した評価結果が自動的に表示されるため、管理者はプロファイル結合設定部11が提案する結合候補を取捨選択するだけでプロファイル結合を行うことができるため、作業の負担を大幅に軽減できる。また、サービス提供者が蓄積したプロファイル資産を有効利用しつつ、また、XMLのように洗練された構造化データに対応して、迅速に新規サービスの提供や、新たなサービスサイトの構築が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0020】
図2に本実施形態の構成図を示す。
【0021】
サービス13は、サービス提供コンピュータ22が実行することで、ユーザ毎にサービスを提供する。
【0022】
各サービス13の各々ユーザに対する設定は、プロファイル管理コンピュータ23がプロファイル15に記憶する。プロファイル15の構造は、スキーマ16としてプロファイル管理コンピュータ23が記憶する。
【0023】
プロファイル結合作業を行うプロファイル結合装置21は、プロファイル結合設定部11とプロファイル比較部12を備える。プロファイル結合装置21は、プロファイル結合設定部11のために、管理者との入出力装置を備える。
【0024】
サービス提供コンピュータ22が複数のサービス13を実行することや、複数プロファイル管理部14を備えて、プロファイル15やスキーマ16を記憶してもよい。
【0025】
プロファイル比較部12は、複数プロファイル管理コンピュータ23のいずれかに配置するようにしてもよい。
【0026】
また、プロファイル結合装置21、サービス提供装置42,プロファイル管理コンピュータ23を備えたコンピュータであってもよい。
【0027】
本出願で扱うプロファイル15は、テーブル形式だけでなく、任意のツリー構造のデータを扱うことを想定する。プロファイルの構造とそれに含まれるデータ要素の名前付けを示したものがスキーマ16である。スキーマの構成例を図3及び図4に示す。スキーマ16に基づいて実際のデータが入れられたものがプロファイル15の実体であり、図5、6に、それぞれ図3、図4のスキーマ16に対応するプロファイル15を示す。複数ユーザで共有されるプロファイル管理用コンピュータ43では、プロファイル15は1つのスキーマ16に対し、複数のデータの実体が管理される。しかし、パーソナルコンピュータで管理される個人情報のように、1つのスキーマ16に対し、1つだけのデータの実体を管理する場合もある。
【0028】
また、プロファイル15が任意のツリー構造で表現されることを許容する場合、その表現形式としてXML型式が用いられることが多い。スキーマ16の表現の標準としては、RDF schemaやXML schemaがあるが、多くの場合、オブジェクト指向言語と親和性が高いXML schemaが使われると思われる。図7に、図3で示されるスキーマ16をXML scheme型式によって定義した定義例を示す。図8に、このXML schema型式によるスキーマ16によって定義された、プロファイル15の格納例を示す。
【0029】
図5と図6のプロファイル15は、それぞれ異なるサービス13に関するプロファイル15である。ここで、図5で示されるプロファイル15と図6で示されるプロファイル15で、共通する項目について結合することを考える。図5と図6のプロファイル15のスキーマ35の構成はそれそれ図3、図4で示される。例えば、図3のuserProfileノード下のnameノード下における、surnameノードのデータ要素とgivenNameノードデータ要素をつなぎ合わせたものと、図4のuserProfileノード下のfullNameノードのデータ要素は、どちらもユーザの名前を表し、同一であるという結合状態を設定できることが考えられる。同様に、図3のpostalAddressノード下の複数のノードを繋ぎ合わせたものと、図4のaddressノードのデータ要素は、どちらもユーザの住所を表し、と同一であるという結合状態を設定することも考えられる。
【0030】
上述の2つの結合状態を設定するのが、結合リンク情報17である。図9に、結合リンク情報17の構成図を示す。このようなプロファイル間の結合状態は、図9で示されるような一方のプロファイルにおける1つ以上のノード位置情報と、他方のプロファイルにおける1つ以上のノード位置情報と、それらノードのデータ要素の変換フィルタ情報から構成される結合リンク情報17で管理される。
【0031】
図10に、結合リンク情報17の一例を示す。図10では、上述の二つの結合状態について示している。この例では、結合リンク情報17は、結合される一方のプロファイルのデータ要素位置の集合と、他方のプロファイルのデータ要素位置の集合により結合関係を表し、変換フィルタにより、それぞれのデータ要素がプロファイル間でどのように変換されるかを示す。図10の2つの結合リンク情報17における変換フィルタは文字列結合として定義しており、さらに文字列結合に必要な付加情報を与えている。例えば、結合リンク1情報の変換フィルタでは、%11+" " +%12 = %2のように示されている。ここで%11はプロファイル1の1つ目のデータ要素("userProfile/name/surname")を表し、%12はプロファイル1の2つ目のデータ要素("userProfile/name/givenName")を表す。これらが、空白文字(" ")を挟んで文字列結合した結果が、%2(すなわち、プロファイル2のデータ要素に一致することを示している。
【0032】
変換フィルタのその他の例としては、1対1結合の例として数値型データと文字列型データの変換や、多対多結合の例として、日本語表記で複数要素からなる住所データと英語表記の複数要素からなる住所データとの変換などが考えられる。
【0033】
また、図10の例では、結合リンク情報17に結合種別が示されており、ミラーまたはエイリアスが指定される。結合リンク情報17−1のようにミラーが指定された場合、複数プロファイル管理部14は結合された2つのプロファイル15の両方にデータの実体が存在するように動作する。一方、結合リンク情報17−2のようにエイリアスが指定された場合、データの実体は一方のプロファイル15(図の例ではプロファイル15−1)のみに保存され、プロファイル15−2側に発行されたプロファイル15のアクセス要求がプロファイル15−1に転送されるように、複数プロファイル管理部14は動作する。
【0034】
本発明では、結合リンク情報17はプロファイル比較部12によって生成され、管理者がプロファイル結合設定部11から指示を行うことにより、決定された結合リンク情報17が最終的に複数プロファイル管理部14に転送される。
【0035】
図11に、プロファイル結合設定部11のフローチャートを示し、結合リンク情報17を生成するプロファイル比較部12との相互作用を示す。
【0036】
プロファイル結合設定部11が初期操作待ち(ステップ1101)のとき、管理者によるプロファイル選択操作が行われると、プロファイル結合設定部11は指定された複数プロファイル管理部14にアクセスし、選択されたプロファイル15のスキーマ16を取得する(ステップ1102)。さらに、取得したスキーマ16を解析してその構造を画面に表示する(ステップ1103)。次に、プロファイル結合設定部11は、プロファイル比較部12を起動させ(ステップ1104)、管理者による結合操作待ちの状態になる(ステップ1105)。
【0037】
この後、プロファイル比較部12から送られた結合リンク情報17の候補を画面に表示する。
【0038】
管理者が画面上に表示された結合リンク情報17の候補から1つの結合リンク情報17を選び、採用操作を行うと、プロファイル結合設定部11は採用要求をプロファイル比較部12に送信し、結合操作待ち状態に戻る(ステップ1106)。
【0039】
また、管理者が画面上に表示された結合リンク情報17の候補から1つの結合リンク情報17を選び、不採用操作を行うと、プロファイル結合設定部11は不採用要求をプロファイル比較部12に送信し、結合操作待ち状態に戻る(ステップ1107)。
【0040】
また、管理者がステップ1106の採用リストまたはステップ1107の不採用リストから1つの結合リンク情報17を選び、取り消し操作を行うと、プロファイル結合設定部11は取り消し要求をプロファイル比較部12に送信し、結合操作待ち状態に戻る(ステップ1108)。
【0041】
管理者がステップ1106の採用リストの確定操作を行うと、プロファイル結合設定部11は確定要求を送信し(ステップ1109)、プロファイル比較部12を停止し(ステップ1110)、初期操作待ち状態に戻る。
【0042】
図12にプロファイル比較部12の構成図を示す。プロファイル比較部12は、複数プロファイル管理部14と通信することによって、結合対象の二つプロファイル15のスキーマ16とプロファイル15のそれぞれのデータの1つをサンプルデータとして読み込む。類似性判定部1201は、二つのプロファイル15のスキーマ16を比較し、候補となる結合リンク情報17を出力してプロファイル結合設定部11に送信する。結合リンク情報移動部1202は、プロファイル結合設定部11からの指示を受けて、結合リンク情報17を移動させるから構成される。
【0043】
図13にプロファイル比較部12のフローチャートを示す。
【0044】
まず、プロファイル結合設定部11から要求を待つ(ステップ1301)。
【0045】
プロファイル結合設定部11から要求が、プロファイル15の類似性判定部1201の起動要求だった場合(ステップ1302)、類似性判定部1201を起動する(ステップ1303)。
【0046】
プロファイル結合設定部11がステップ1106によって、指定した結合リンク情報17の採用した場合、採用処理を行う(ステップ1304)。
【0047】
プロファイル結合設定部11がステップ1107によって、指定した結合リンク情報17の不採用にした場合、不採用処理を行う(ステップ1305)。
【0048】
プロファイル結合設定部11がステップ1108によって、指定した結合リンク情報17の取消した場合、取消処理を行う(ステップ1306)。
【0049】
プロファイル結合設定部11がステップ1109によって、指定した結合リンク情報17の確定要求をした場合、確定処理を行う(ステップ1307)。
【0050】
結合リンク情報移動部1202は、ステップ1304〜1307の処理に応じて、類似性判定部1201または結合リンク情報移動部1202に要求を転送するように動作する(ステップ1308)。 図14に、類似性判定部1201の構成図を示す。類似性判定部1201は、スキーマ類似性判定部1401とサンプルデータ類似性判定部1403で構成される。
【0051】
図15に、類似性判定部1201のフローチャートを示す。類似性判定部1201はスキーマ類似性判定部1401とサンプルデータ類似性判定部1403を順に実行して、候補となる結合リンク情報17を生成しながら、それらの評価値を設定していく。
【0052】
また、スキーマ類似性判定部1401とサンプルデータ類似性判定部1403は共に、データのツリー構造の類似性を比較や、データに含まれる語彙の類似性を比較するという共通の動作を行う。従って、図17に示されるように、類似性判定部1201内に、ツリー構造類似性判定部1402と語彙類似性判定部1404を設け、これらをスキーマ類似性判定部1401とサンプルデータ類似性判定部1403で共有して実行するようにしている。
【0053】
図16に、スキーマ類似性判定部1401のフローチャートを示す。
【0054】
スキーマ類似性判定開始が指示されると、指定された2つのプロファイル管理部からスキーマを取得し、ツリー構造の内部データを作成する(ステップ1601)。作成された2つのツリーから任意のノードを1つづつ選び、ノード名の類似性の評価値を演算する(ステップ1602)。ここで、評価値の有効性を上げるために、ツリー構造類似性判定部1402、語彙類似性判定部1404、字句解析部1407を併用してもよい。
【0055】
ツリー構造類似性判定部1402は、比較対象のノードにおけるルートノードからの親ノード名を含むパス名を抽出し、比較対象ノード名が異なっていても、上位のノード名が類似していたり、比較対象ノードの子ノードの構成が類似していれば、一定比率の評価値を与えるように働くものとする。
【0056】
語彙類似性判定部1404は、語彙テーブル1405を用いて、比較対象のノード名が一致していなくても、2つの比較対象ノード名が同義語であると判断された場合に、一定比率の評価値を与えるように働くものとする。
【0057】
字句解析部1407は、字句解析辞書1408を用いて、比較対象ノード名を意味をもつ単語で区切り、各単語の意味の強さに重み付けを行い、それを考慮した評価値を演算するように働くものとする。
【0058】
類似性の評価値を演算した後、その評価値が一定値以上であるなら(ステップ1603)、評価対象の2つのノード位置と評価値を設定した結合リンク情報17を生成し、結合リンク情報17の候補リスト保存領域に追加する(ステップ1604)。次に、追加した結合リンク情報17をプロファイル結合設定部11に通知する(ステップ1605)。
【0059】
以上の処理を、すべてのノードの組み合わせについて繰り返し行う(ステップ1606)。
【0060】
図17に、サンプルデータ類似性判定部1403のフローチャートを示す。
【0061】
サンプルデータ類似性判定開始が指示されると、指定された2つのプロファイル管理部からサンプルデータを取得する(ステップ1701)。次に、2つのサンプルデータのツリーから、各々任意のノードを選び、それらノードの値の類似性を計算する(ステップ1702)。ここで、評価値の有効性を上げるために、ツリー構造類似性判定部1402、語彙類似性判定部1404、字句解析部1407を併用してもよい。
【0062】
ツリー構造類似性判定部1402は、比較対象のノードにおけるルートノードからの親ノード値を含む値のリストを抽出し、比較対象ノード値が異なっていても、上位のノード値が類似していたり、比較対象ノードの子ノードの値の構成が類似していれば、一定比率の評価値を与えるように働くものとする。
【0063】
語彙類似性判定部1404は、語彙テーブル1405を用いて、比較対象のノード値が一致していなくても、2つの比較対象ノード値が同義語であると判断された場合に、一定比率の評価値を与えるように働くものとする。
【0064】
字句解析部1407は、字句解析辞書1408を用いて、比較対象ノード値を意味をもつ単語で区切り、各単語の意味の強さに重み付けを行い、それを考慮した評価値を演算するように働くものとする。
【0065】
類似性判定の評価値を演算した後、その評価値が一定値以上であるなら(ステップ1703)、比較したノードの組みに対応する結合リンク情報17が候補リスト保存領域にあるかどうかを調べる(ステップ1704)。対応する結合リンク情報17がなければ、評価対象の2つのノード位置と評価値を設定した結合リンク情報17を生成し、結合リンク情報17の候補リスト保存領域に追加する(ステップ1705)。対応する結合リンク情報17があれば、結合リンク情報17の既設定評価値と新たに演算した評価値を合わせて正規化した値を、結合リンク情報17に設定する(ステップ1706)。次に、追加または修正した結合リンク情報17をプロファイル結合設定部11に通知する。(ステップ1707)以上の処理を、すべてのノードの組み合わせについて繰り返し行う(ステップ1708)。
【0066】
先に示した図3のスキーマ16と図4で示す別のスキーマ16を対象として、スキーマ16の類似性判定を行う場合を考える。ここで、各ノードのルートからのフルパス名を比較すると、図4における
userProfile/phone/areaCode
userProfile/phone/localNumberの部分と、図3における
userProfile/phoneNumbers/home/areaCode
userProfile/phoneNumbers/home/localNumberの部分、または、
userProfile/phoneNumbers/business/areaCode
userProfile/phoneNumbers/business/localNumberの部分、または、
userProfile/phoneNumbers/mobile/areaCode
userProfile/phoneNumbers/mobile/localNumberの部分が似通っていることが分かる。従って、図4におけるphoneノードと図3におけるhomeノード、businessノード、mobileノードとの類似性の評価値を高く設定するように振る舞う。このような小ノードの構造による親ノードの評価値を決定する評価関数の例を以下に示す。
Figure 0004186474
となる。
【0067】
語彙類似性判定の例を示す。一方のプロファイル15に"mailAddress"という名前のノードがあり、他方のプロファイル15に"e-mail"という名前のノードがあった場合、単純な文字列の部分一致を比較しただけでは、類似性評価値は0のままである。しかし、語彙テーブル1405に"mailAddress"と"e-mail"という単語が例えば評価値0.8で登録してある場合には、これらのノードの類似性を0.8として提案することが可能である。
【0068】
次に字句解析部1407を利用した例を示す。一方のプロファイル36に"currentAvailableTerminals"という名前のノードがあり、他方のプロファイル36に"terminalIds"という名前のノードがあり、どちらもユーザが所有している通信端末のアドレスリストが格納されていると仮定する。この場合、単純な文字列の部分一致を評価しただけでは、類似性の評価値は0のままだが、字句解析により、ノード名を複数の単語に分解して類似性の評価を演算することが可能となる。日本語の場合には単語の区切りは辞書がなければ不可能であるため、汎用の携帯要素解析部を流用する必要があるが、スキーマ16のノード名を英文で定義している場合には、多くの場合、単語の先頭を大文字にしたり(インターキャップ方式と呼ばれる)、単語と単語の間にアンダースコア(#)を挿入したりして、単語の区切りを分かるようにスキーマを定義することが一般的である。このような場合は単語辞書は不要であり、インターキャップ対応字句解析部1407、あるいはアンダースコア対応字句解析部1407の実装を用意すればよい。上記の例は、インターキャップによる単語の区切りが分かるため、2つのノード名は以下のように単語に分解される。
currentAvailableTerminals = current + available + terminals
terminalIds = terminal + ids
2つの単語の集合に関し、例えば、一致した文字列の長さに線形な部分一致評価を試みると、
Figure 0004186474
となる。また、さらに単語の意味の重み付けを考慮した辞書を用意した場合で、current、availableの重みを0.3、terminalの重みを1.0とした場合、これを評価すると、
Figure 0004186474
という評価になり、類似性評価のある程度高い候補として提案することができる。
【0069】
以上のようにして、類似性判定部は結合候補となる結合リンク情報17に適切な評価値を設定して、プロファイル結合設定部11に順次送信する。管理者がプロファイル結合設定部11の画面上に提示された結合リンクに対し、採用、不採用、取り消し、確定の操作を行うと、その操作に対応する要求がプロファイル結合設定部11から、類似性判定部に送られる。これらの要求は、図15のフローで示した通り、結合リンク情報移動部1202に転送され、適切な処理が行われる。
【0070】
図18に、結合リンク情報移動部1202のフローチャートを示す。
【0071】
結合リンク情報移動部1202は、プロファイル結合設定部11からの結合リンク採用要求、不採用要求、取り消し要求、および、候補リスト全体の確定要求のいずれかを受信した時に、対応する処理を行う。プロファイル結合設定部11からの要求が採用、不採用、取り消し、確定のいずれでもなかった場合、エラー通知を返送し、要求待ち状態に戻る。
【0072】
結合リンク採用要求を受信した場合(ステップ1801)、指定された結合リンク情報17を候補リストから採用リストに移動し、移動結果をプロファイル結合設定部11に通知する(ステップ1802)。
【0073】
結合リンク不採用要求を受信した場合(ステップ1803)、指定された結合リンク情報17を候補リストから不採用リストに移動し、移動結果をプロファイル結合設定部11に通知する(ステップ1804)。
【0074】
結合リンク採用/不採用取り消し要求を受信した場合(ステップ1805)、採用リストまたは不採用リスト内にある結合リンク情報17を候補リスト移動し、移動結果をプロファイル結合設定部11に通知する(ステップ1806)。
【0075】
結合リンク確定要求を受信した場合(ステップ1807)、採用リストにあるすべての結合リンク情報17を、複数プロファイル管理部14内の結合リンク情報17リストに移動し、移動結果をプロファイル結合設定部11に通知する(ステップ1808)。
【0076】
図19に、プロファイル結合設定部11の表示画面例を示す。画面の上半分の部分には、結合対象の2つのプロファイル15のスキーマ16の状態を表示しており、それぞれのスキーマ16をツリー上に表示する部分とデータ要素名毎のテーブル形式で表示する部分に分けられている。また、各々のデータ要素が同じであるとして、リンクが張られている部分に関してはデータ要素同士が太線で接続されて見えるようになっている。
【0077】
画面の下半分の部分は、プロファイル比較部12が提案しているリンク候補のリストが、画面上のリンク評価結果一覧というテーブル形式で表示され、それぞれのリンク候補の評価値がパーセントで示されている。また、採用リンク一覧、不採用リンク一覧が同様にテーブル形式で表示され、この2つのテーブルはそれぞれの名前がついたタブでテーブル内容の表示が切り替わるようになっている。
【0078】
ここで、例えばリンク評価結果で提案されている、/Profile/employeeIDと/person/IDとのリンク情報(評価点数64)を選択すると、画面上半分のスキーマ16のツリー表示部分で、employeeIDとIDが点線で結ばれ、どのデータ要素同士のリンクなのかが分かるようになっている。ここで、確定操作を行うと、/Profile/employeeIDと/person/IDとのリンク情報はリンク評価結果一覧から消え、採用リンク一覧に現れる。それと同時に、画面上半分の点線で表されていたリンクの線画が、実線の表示に変化する。このようにして、複雑な構造のプロファイル15同士の結合を、プロファイル結合設定部11が提案した候補から取捨選択することにより、容易に結合作業を行うことが可能となる。
【0079】
このようにして、複数プロファイル管理部14内の結合リンク情報17リストには、正しく設定された結合情報が蓄積される。サービスから複数プロファイル管理部14に対し、プロファイル15の取得または書換えのデータアクセス要求が発生した場合、複数プロファイル管理部14は結合リンク情報17リストを参照して、結合状態に合った処理を行う。
【0080】
図20に、複数プロファイル管理部のフローチャートを示す。 複数プロファイル管理部14がデータアクセス要求を受信する(ステップ2001)と、要求されたプロファイル15のデータ要素名が結合リンク情報17リストにあるかどうかを調べる(ステップ2002)。もしなければ、通常の処理として、自プロファイル15にアクセスし、アクセス要求に基づいてプロファイル15内の指定されたデータにアクセスし、取得または書換えを行う(ステップ2003)。
【0081】
もし、結合リンク情報17リストに要求されたデータ要素名がある場合、サービスからのアクセス要求種別をチェックし、取得要求か書換え要求かで処理を分岐する(ステップ2004)。
【0082】
取得要求の場合、結合リンク種別がミラーであるか、または結合リンク種別がエイリアスであっても自プロファイルがマスターであるなら、自プロファイルにアクセスし、アクセス要求に基づいてプロファイル内の指定されたデータにアクセスし、取得処理を行って(ステップ2003)、その結果をアクセス要求元のサービスに返送する(ステップ2004)。
【0083】
結合リンク種別がエイリアスであり、かつ自プロファイル15がマスターでない場合は、結合リンク情報17に示された結合相手の複数プロファイル管理部14に取得要求を転送する(ステップ2005)。結合相手の複数プロファイル管理部14から取得結果が返送されたら、そのデータに結合リンク情報17に示された変換フィルタを適用して(ステップ2006)、得られた結果をアクセス要求元のサービスに返送する(ステップ2004)。
【0084】
もし、アクセス要求種別が書換え要求であった場合、結合リンク種別がミラーであるか、または結合リンク種別がエイリアスで自プロファイルがマスターでない場合は、書換え要求のパラメータのデータに結合リンク情報17に示された変換フィルタを適用し(ステップ2007)、結合相手の複数プロファイル管理部14に書換え要求を転送する(ステップ2008)。
【0085】
また、もし、結合リンク種別がミラーであるか、または結合リンク種別がエイリアスで自プロファイルがマスターである場合は、アクセス要求に基づいてプロファイル内の指定された情報にアクセスし、書換え処理を行って(ステップ2009)、その結果をアクセス元のサービスに返送する(ステップ2010)。
【0086】
また、もし、結合リンク種別がエイリアスでかつ自プロファイルがマスターである場合は、そのデータに結合リンク情報17に示された変換フィルタを適用して(ステップ2011)、結合相手の複数プロファイル管理部14に書換え要求を転送し(ステップ2012)、その結果をアクセス元のサービスに返送する(ステップ2013)。
【0087】
以上のようにして、それぞれ独立に存在するプロファイル15であっても、プロファイル結合設定部11によって設定された通りに、結合されたプロファイル15を運用できる。
【0088】
プロファイル結合装置41、サービス提供コンピュータ42、及びプロファイル管理コンピュータ43は、それぞれハードウェアとしては、図示は省略するが例えば1または複数のCPUと、主記憶装置と、ハードディスク等の外部記憶装置と、通信装置と、それらを接続するバス等からなるコンピュータによって実現される。このコンピュータをプロファイル結合装置41として機能させるためのソフトウェアプログラムは、コンピュータに読み取り可能な可搬媒体メモリ、半導体メモリ、ハードディスクなどの適当な記録媒体に格納することができる。
【0089】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、プロファイル結合装置により、異なる構造をもつ複数のプロファイルのデータ結合を容易にし、複雑な構造をもつプロファイルのデータ結合を可能にし、プロファイルが設定されたサービスの便利性を向上させ、新サービスの立ち上げに寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】本発明に係る実施形態の構成図である。
【図3】本発明に係るスキーマの構成例である。
【図4】本発明に係るスキーマの構成例である。
【図5】本発明に係るプロファイルの例である。
【図6】本発明に係るプロファイルの例である。
【図7】本発明に係るスキーマの定義例である。
【図8】本発明に係るプロファイルの格納例である。
【図9】本発明に係る結合リンク情報の構成図である。
【図10】本発明に係る結合リンク情報の例である。
【図11】本発明に係るプロファイル結合設定部のフローチャートである。
【図12】本発明に係るプロファイル比較部構成図である。
【図13】本発明に係るプロファイル比較部のフローチャートである。
【図14】本発明に係る類似性判定部構成図である。
【図15】本発明に係る類似性判定部のフローチャートである。
【図16】本発明に係るスキーマ類似性判定部構成図である。
【図17】本発明に係るスキーマ類似性判定部のフローチャートである。
【図18】本発明に係る結合リンク情報移動部のフローチャートである。
【図19】本発明に係るプロファイル結合設定部の表示画面例である。
【図20】本発明に係る複数プロファイル管理部のフローチャートである。
【図21】本発明に係る従来のプロファイルとサービスの関係である。
【図22】本発明に係る従来の方式による構成である。
【符号の説明】
11 プロファイル結合設定部
12 プロファイル比較部
13 サービス
14 複数プロファイル管理部
15 プロファイル
16 スキーマ
17 結合リンク情報
21 プロファイル結合装置
22 サービス提供コンピュータ
23 プロファイル管理コンピュータ
1101 初期操作待ちステップ
1102 スキーマ所得ステップ
1103 構造表示ステップ
1104 プロファイル比較部起動ステップ
1105 結合操作待ちステップ
1106 採用要求送信ステップ
1107 不採用要求送信ステップ
1108 取消要求送信ステップ
1109 確定要求送信ステップ
1110 プロファイル比較部停止ステップ
1201 類似性判定部
1202 結合リンク情報移動部
1301 要求待ちステップ
1302 起動要求判定ステップ
1303 類似性判定部起動ステップ
1304 採用要求判定ステップ
1305 不採用要求判定ステップ
1306 取消要求判定ステップ
1307 確定判定ステップ
1308 結合リンク情報移動部通信ステップ
1401 スキーマ類似性判定部
1402 ツリー構造類似性判定部
1403 サンプルデータ類似性判定部
1404 語彙類似性判定部
1405 語彙テーブル
1406 操作情報評価部
1407 字句解析部
1408 字句解析辞書
1601 ツリー構造作成ステップ
1602 ノード類似性計算ステップ
1603 評価値判定ステップ
1604 結合リンク情報作成ステップ
1605 結合リンク情報通知ステップ
1606 評価済判定ステップ
1701 サンプルデータ所得ステップ
1702 ノード類似性計算ステップ
1703 評価値判定ステップ
1704 結合リンク情報判定ステップ
1705 結合リンク情報追加ステップ
1706 結合リンク情報正規化ステップ
1707 結合リンク情報内容通知ステップ
1708 評価済判定ステップ
1801 採用要求判定ステップ
1802 結合リンク情報採用ステップ
1803 不採用要求判定ステップ
1804 結合リンク情報不採用ステップ
1805 取消要求判定ステップ
1806 結合リンク情報取消ステップ
1807 確定要求判定ステップ
1808 結合リンク情報確定ステップ
2001 データアクセス要求待ちステップ
2002 データアクセス要求種別判定ステップ
2003 指定データアクセスステップ
2004 アクセス要求元通信ステップ
2005 取得要求ステップ
2006 変換フィルタ適用ステップ
2007 変換フィルタ適用ステップ
2008 書き換え要求転送ステップ
2009 プロファイルアクセスステップ
2010 アクセス要求元通信ステップ
2011 変換フィルタ適用ステップ
2012 書き換え要求転送ステップ
2013 アクセス要求元通信ステップ

Claims (9)

  1. ユーザ毎に情報サービスの設定を記憶するプロファイルのデータ結合を設定する結合リンク情報を作成するプロファイル結合装置において、
    構造が異なる複数の前記プロファイルを相互に比較し、前記結合リンク情報の候補を作成するプロファイル比較部と、
    前記結合リンク情報の候補の中から、採用する前記結合リンク情報を確定するプロファイル結合設定部と、
    前記情報サービスを提供する情報サービス提供装置からプロファイルの取得要求があると、
    前記結合リンク情報が有する結合リンク種別がミラーである場合、要求されたプロファイルにアクセスして、アクセス要求に基づいて該プロファイル内の指定されたデータにアクセスし、取得処理を行って、その結果をアクセス要求元の前記情報サービス装置に返送し、
    前記結合リンク情報が有する結合リンク種別がエイリアスである場合、該結合リンク情報に示された結合相手の複数プロファイル管理部に取得要求を転送し、該結合相手の複数プロファイル管理部から取得結果が返送されたら、そのデータに、該結合リンク情報に示された変換フィルタを適用して、得られた結果をアクセス要求元の前記情報サービス提供装置に返送する、複数プロファイル管理部と、
    を有することを特徴とするプロファイル結合装置。
  2. 請求項1記載のプロファイル結合装置において、前記プロファイル比較部が、前記プロファイルの構造の類似性を比較するスキーマ類似性判定部を有することを特徴とするプロファイル結合装置。
  3. 請求項1又は2記載のプロファイル結合装置において、前記プロファイル比較部が、前記プロファイルからサンプルデータを読み出し、サンプルデータに含まれる語彙の類似性を比較するサンプルデータ類似性判定部を有することを特徴とするプロファイル結合装置。
  4. 請求項1及至3のいずれか記載のプロファイル結合装置において、前記プロファイル結合設定部が、前記結合リンク情報の候補を出力し、管理者に候補の選択を可能にすることを特徴とするプロファイル結合装置。
  5. 請求項1及至4のいずれか記載のプロファイル結合装置において、前記プロファイル結合設定部が、複数のプロファイルの構造を表示することを特徴とするプロファイル結合装置。
  6. ユーザ毎に情報サービスの設定を記憶するプロファイルのデータ結合を設定する結合リンク情報を作成するプロファイル結合方法において、
    構造が異なる複数の前記プロファイルを相互に比較し、前記結合リンク情報の候補を作成するプロファイル比較ステップと、
    前記結合リンク情報の候補の中から、採用する前記結合リンク情報を確定するプロファイル結合設定ステップと、
    前記情報サービスを提供する情報サービス提供装置からプロファイルの取得要求があると、
    前記結合リンク情報が有する結合リンク種別がミラーである場合、要求されたプロファイルにアクセスして、アクセス要求に基づいて該プロファイル内の指定されたデータにアクセスし、取得処理を行って、その結果をアクセス要求元の前記情報サービス装置に返送し、
    前記結合リンク情報が有する結合リンク種別がエイリアスである場合、該結合リンク情報に示された結合相手の複数プロファイル管理部に取得要求を転送し、該結合相手の複数プロファイル管理部から取得結果が返送されたら、そのデータに、該結合リンク情報に示された変換フィルタを適用して、得られた結果をアクセス要求元の前記情報サービス装置に返送する、複数プロファイル管理ステップと、
    を有することを特徴とするプロファイル結合方法。
  7. ユーザ毎に情報サービスの設定を記憶するプロファイルのデータ結合を設定する結合リンク情報を作成するコンピュータに、
    構造が異なる複数の前記プロファイルを相互に比較し、前記結合リンク情報の候補を作成するプロファイル比較手順と、
    前記結合リンク情報の候補の中から、採用する前記結合リンク情報を確定するプロファイル結合設定手順と、
    前記情報サービスを提供する情報サービス提供装置からプロファイルの取得要求があると、
    前記結合リンク情報が有する結合リンク種別がミラーである場合、要求されたプロファイルにアクセスして、アクセス要求に基づいて該プロファイル内の指定されたデータにアクセスし、取得処理を行って、その結果をアクセス要求元の前記情報サービス装置に返送し、
    前記結合リンク情報が有する結合リンク種別がエイリアスである場合、該結合リンク情報に示された結合相手の複数プロファイル管理部に取得要求を転送し、該結合相手の複数プロファイル管理部から取得結果が返送されたら、そのデータに、該結合リンク情報に示された変換フィルタを適用して、得られた結果をアクセス要求元の前記情報サービス装置に返送する、複数プロファイル管理手順と、
    を実行させることを特徴とするプロファイル結合プログラム。
  8. 前記プロファイル比較手順が、前記プロファイルの構造の類似性を比較するスキーマ類似性判定手順を有することを特徴とする請求項7記載のプロファイル結合プログラム。
  9. 前記プロファイル比較手順が、前記プロファイルからサンプルデータを読み出し、サンプルデータに含まれる語彙の類似性を比較するサンプルデータ類似性手順を有することを特徴とする請求項7又は8記載のプロファイル結合プログラム。
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