JP4184678B2 - Steel plate with joint pattern - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、目地模様付き鋼板およびその製造方法に関する。さらに詳しくは、樹脂フィルム被覆鋼板または着色塗料塗布鋼板の上側面に、印刷法により深みがあり凹凸感のある、目地模様と視認される目地模様を付けた鋼板と、その製造方法に関する。なお、本発明において目地模様とは、タイル、金属板、木板、石などの建築部材の接合部を接触させずに設けた隙間の目地が、印刷した色彩によって形成される模様をいう。また、色味が異なるとは、明度、彩度、色相の一つ以上が異なっていることをいう。
【0002】
【従来の技術】
住宅の内装材、外装材、浴室ユニット、洗面所ユニットなどの壁材、天井材などは、従来のタイルに較べて製作や施工が容易であるという利点があることから、化粧鋼板によって調製される。化粧鋼板には目地がないため、平面で単調な外観を呈する。化粧鋼板に目地模様を付加する方法としては、鋼板自体に凹凸の目地加工を施す方法(特開2001−132203号公報参照)、鋼板を被覆した樹脂フィルムを部分的に除去して目地模様を形成する方法(特開平9−216306号公報参照)などが提案されている。
【0003】
しかしながら、特開2001−132203号公報に記載の技術は、金型を使用したプレス加工法によって、樹脂フィルム被覆鋼板表面に凹凸の目地模様を形成するものである。異なる目地(間隔、広さ)模様を形成するには、目地模様ごとに高価な金型が必要で、目地模様を簡単には替えるもとができない、またこの方法によって凹凸を形成した鋼板は、曲げ加工処理がし難く、通常の鋼板曲げ加工法では、凹状に形成した目地部がつぶれてしまう、などの欠点がある。さらに、鋼板の裏側に凸部が形成されている場合は、平坦な石膏ボードなどの壁面に密着させて貼着できないので、施工し難いという欠点がある。
【0004】
さらに、特開平9−216306号公報に記載の技術は、樹脂フィルム被覆鋼板にさらに目地状模様付樹脂フィルムを積層し、樹脂フィルムの表面を所定の深さだけ帯状に除去して目地模様を付ける技術に関する。樹脂フィルムを除去した部分が薄くなったり、鋼板面が露出したりすることがあり、製品の目地模様付き鋼板の耐久性が劣るという欠点があるほか、樹脂フィルムを除去する装置上の制約があり、複雑な目地模様は形成し難いという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、かかる状況に鑑み、住宅の内装材、外装材、浴室ユニット、洗面所ユニットなどの壁材、天井材などに使用される目地模様付き化粧鋼板を提供すべく鋭意検討の結果、本発明に到達したものである。すなわち、本発明の目的は次のとおりである。
1.製作が容易で、曲げ加工する際に目地模様がつぶれる心配がない、目地模様付き鋼板を提供すること。
2.深みがあり、凹凸感のある目地模様が視認される目地模様付き鋼板を提供すること。
3.タイルや石材を用いた目地模様に類似した目地幅、形状など複数の模様を組合せた多様な目地模様付き鋼板を提供すること。
4.上記の目地模様付き鋼板を、低コストで能率よく製造する方法を提供すること。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第1発明では、鋼板の片面を着色樹脂フィルムで被覆した樹脂フィルム被覆鋼板の樹脂フィルム面、または着色塗料を塗布した塗料塗布鋼板の塗料面のいずれかに、着色樹脂フィルム(B)または着色塗料(C)の色味とは異なる色味の塗料(D)を印刷塗布して、幅方向の中央部が曲線、直線などの延在する方向に沿って陥没または隆起した凸形状に形成された目地模様が、凸形状の目地模様(a1)と視認されるようにされてなることを特徴とする目地模様付き鋼板(A1)を要旨とする。
【0007】
さらに、第2発明では、鋼板の片面を着色樹脂フィルムで被覆した樹脂フィルム被覆鋼板の樹脂フィルム面、または着色塗料を塗布した塗料塗布鋼板の塗料面のいずれかに、着色樹脂フィルム(B)または着色塗料(C)の色味とは異なる色味の塗料層(E)を形成して、塗料層(E)に設けられた凹形状により着色樹脂フィルム(B)面または着色塗料(C)面を露出させ、この露出させた凹形状によって形成された目地模様が、凹形状の目地模様(a2)と視認されるようにされてなることを特徴とする目地模様付き鋼板(A2)を要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る目地模様付き鋼板(A)の基材となる鋼板は、その種類は特に限定されるものではなく、鋼板自体の耐蝕性の向上と、この鋼板表面と樹脂フィルム(B)、着色塗料(C)との密着性向上を目的として、鋼板表面に表面処理が施されているものが好ましい。表面処理を施す面は、樹脂フィルム(B)が被覆される面、着色塗料(C)が塗布される面であるが、残りの面にも同様の表面処理を施してもよい。表面処理はメッキ、化成処理、電解エッチング処理などが挙げられる。中でも、スズメッキ、クロムメッキ、ニッケルメッキなどのメッキ処理が好適である。
【0010】
鋼板の厚さ、幅、長さなどに特に制限はないが、取扱いの容易さなどを勘案すると、厚さが0.2〜5mm、幅が500〜2000mm程度であって、長尺でロール状に巻回したものが好ましい。ロール状に巻回した鋼板の厚さは、目地模様付き鋼板の用途によって上記範囲で選ぶことができる。長尺鋼板の長さは、これから製造する製品の種類、大きさ、形状などに応じて切断、打ち抜きなどにより適切な寸法とすることができる。
【0011】
基材となる鋼板の片面には、着色樹脂フィルム(B)で被覆するかまたは着色塗料(C)を塗布する。これら被覆物は、鋼板の表面の耐蝕性を向上させ、同時に目地模様を鮮明にし、深みのある凹凸感が視認されるように機能する。着色樹脂フィルム(B)の樹脂としては、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などの塩化ビニル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリアミド6、ポリアミド66などのポリアミド系樹脂などが挙げられる。樹脂の種類は、これら例示したものに限定されるものではない。着色樹脂フィルム(B)は、単層でも異種樹脂フィルムの積層体であってもよい。
【0012】
上記樹脂を着色する着色剤は、樹脂を着色するものであれば特に制限されるものではなく、中でも、光や熱に曝されても退色し難い着色剤が好適である。着色樹脂フィルム(B)の厚さは、5〜500μmの範囲で選ぶのが好ましい。厚さが5μm未満であると、フィルムとして扱い難く、耐蝕性にも劣り、厚さが500μmを超えると、樹脂フィルム被覆鋼板を曲げ加工する際の成形加工性に劣り、経済的にも不利である。樹脂フィルムの特に好ましい厚さは、10〜400μmである。樹脂フィルムは、従来から知られている製造方法、例えば、Tダイやインフレーションダイを装着した押出機による押出成形法、カレンダー成形法などによることができる。
【0013】
上記鋼板と上記着色樹脂フィルム(B)とから、樹脂フィルム被覆鋼板を調製するには、(1)鋼板に接着剤を塗布して焼付けた後に、別途調製した着色樹脂フィルムを積層する方法、(2)別途調製した着色樹脂フィルムを溶融状態で鋼板に積層する方法、(3)押出機ダイから押出された着色樹脂フィルムを溶融状態にある間に鋼板に積層する方法、などが挙げられる。着色樹脂フィルム(B)の表面は、鏡面状にされていてもよく、絵柄模様が印刷されていてもよく、意匠性のある凹凸エンボス模様が形成されていてもよい。
【0014】
基材となる鋼板の片面に塗布する着色塗料(C)としては、鋼板に耐蝕性を付与し、曲げ加工する際に剥離しないものであれば特に制限はない。中でも、合成樹脂と顔料とを水性媒体中に分散させたエマルジョン型塗料、合成樹脂と顔料とを有機溶媒に溶解または分散させた溶媒型塗料が好適である。エマルジョン型塗料の樹脂としては、ポリ酢酸ビニル、アクリル系樹脂などが挙げられ、溶媒型塗料フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フタル酸樹脂、アミノアルキッド樹脂、ケイ素樹脂、ポリウレタン樹脂などの硬化型樹脂のほか、塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂などが挙げられる。
【0015】
塗料に分散させる顔料は、塗料を着色するものであれば特に制限されるものではなく、中でも、光や熱に曝されても退色し難い顔料が好適である。上記基材としての鋼板と上記着色塗料(C)とから塗料塗布鋼板を調製するには、(1)鋼板にエマルジョン型塗料を塗布して水性媒体を飛散させる方法、(2)鋼板に溶媒型塗料を塗布し、要すれば加熱、電子線照射、紫外線照射などにより溶媒を乾燥し、焼付け、硬化する方法などが挙げられる。鋼板の着色塗料(C)を塗布する方法は、特に制限されるものではなく、従来から知られている塗布方法、例えば浸漬法、キスロール法、噴霧法、ハケ塗法、印刷法などによることができる。着色塗料(C)の厚さは、2〜500μmの範囲で選ぶのが好ましい。
【0016】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、以下の記載例に限定されるものではない。本発明の第1発明に係る目地模様付き鋼板(A1)は、着色樹脂フィルム(B)で被覆した被覆面、または着色塗料(C)を塗布した塗布面のいずれかに、着色樹脂フィルム(B)または着色塗料(C)の色味とは異なる色味の塗料(D)を印刷塗布する。このようにすると、塗料(D)の色味と着色樹脂フィルム(B)または着色塗料(C)の色味との相乗作用や、光線が反射する際に生じる陰影などにより、基材の鋼板自体に凹部が形成されるような、深みのある目地模様が明瞭に視認される。
【0017】
塗料(D)は、色味が異なるという条件を満せば、着色塗料(C)に使用されるものとして例示したものと同じ範疇のものでよく、合成樹脂と顔料とを水性媒体中に分散させたエマルジョン型塗料、合成樹脂と顔料とを有機溶媒に溶解または分散させた溶媒型塗料などが挙げられる。塗料(D)による模様の形成方法は、印刷法によるものとする。印刷法としては、グラビア印刷法、オフセット印刷法、スクリーン印刷法、凸版印刷法、凹版印刷法などが挙げられる。
【0018】
着色樹脂フィルム(B)で被覆した被覆面、または着色塗料(C)を塗布した塗布面のいずれかに、塗料(D)による模様を印刷した後は、水性エマルジョン型塗料の場合は水性媒体を飛散させる方法、溶媒型塗料の場合は加熱、電子線照射、紫外線照射などにより溶媒を乾燥し、焼付け、硬化する方法などが挙げられる。印刷は、単色(一層)印刷のほか、色味の異なる塗料によって複数回の重ね(多層)印刷を行ってもよい。複数回の重ね印刷を行う際には、印刷用ロールや印刷用原版を変えることにより、異なる模様、異なる色目、異なる種類の塗料を組合せた多色印刷を行うこともできる。複数回の重ね印刷を行うことによって、目地模様を鮮明にし、深みのある凹凸感が視認されるようにすることができる。
【0019】
塗料(D)によって印刷する模様は、直線・曲線などを組合せて、例えば格子状模様、石目調模様、石垣調模様、木目調模様、雲、波、花、山、竹の葉、木の葉などの自然物の柄模様、円形、矩形、三角形、多角形、格子などの幾何学模様、およびこれらを抽象的にした抽象模様などが挙げられる。これらの模様は、一種でも、複数の模様を組合せたものであってもよい。模様の色は、例えばベージュ色、乳白色、山吹色などのような単色でも、異なる色を複数組合せたものであってもよい。模様は、印刷用ロールや印刷用原版を替えることにより、自由に変えることができ、異なる複数の模様を容易に印刷することができる。このようにすることによって、目地模様を鮮明にし、深みのある凹凸感が視認されるようにすることができる。
【0020】
これらの模様を形成するには、(1)点、直線、曲線(以下、これらを併せて直線・曲線と略称する)などを平面状に形成する、(2)凹凸状に形成した直線・曲線などを組合せる、(3)直線・曲線などを凹凸エンボス模様状に形成する、(4)平面状に形成した点、直線・曲線などを、凹凸状に形成した直線・曲線などとを組合せる、(5)凹凸状の直線・曲線などと、凹凸エンボス模様状の直線・曲線などとを組合せる、(6)平面状に形成した直線・曲線など、凹凸状に形成した直線・曲線など、および凹凸エンボス模様状に形成した直線・曲線などとを組合せる、などの方法によることができる。
【0021】
塗料(D)によって印刷する模様の直線・曲線などの大きさは、特に制限はないが、目地模様が視認でき、かつ、深みと凹凸感が認識できるようにするには、直線・曲線などを組合せて濃淡を形成することができる。深みと凹凸感が認識できる目地模様とするには、直線・曲線などを複数組合わされて濃淡が形成されるようにすることもできる。
【0022】
例えば、(1)直線・曲線などを例えば1〜5mmの幅で、幅方向の中央部が直線・曲線などが延在する方向に沿って凹状に陥没した凸状(s1)として形成する方法(後記、図4参照)、(2)直線・曲線などを例えば1〜5mmの幅で、幅方向の中央部が直線・曲線などが延在する方向に沿って凹状に陥没した凸状(t1)として形成し、この凸状(t1)の一方の肩側から陥没した中央部側までの幅を濃色で印刷し、残りの部分を印刷せずまたは透明ないし淡色な塗料(D)で印刷する方法(後記、図5参照)、(3)着色樹脂フィルム(B)、着色塗料(C)の上に、直線・曲線などを濃色塗料で印刷し、この濃色塗料による印刷層の少なくとも一部と重なりあうように、さらに隠蔽性の低い塗料(D)によって凸状(v1)を印刷形成する方法で、この凸状(v1)の上側は凸状、凹状に陥没(後記、図6参照)でも、平坦(後記、図7参照)でもよい。(4)直線・曲線などを上面が平坦な凸状(u1)として形成し、この凸状(u1)の平坦な上面の全面または一部を、凸状(u1)が延在する方向に沿って濃色塗料で直線・曲線などを印刷する方法(後記、図8参照)、などが挙げられる。
【0023】
塗料(D)によって印刷する模様において、上記凸状(s1)、凸状(t1)、凸状(u1)、凸状(v1)などの最大高さは、5〜500μmの範囲で選ぶことができる。上記(2)の方法および(4)の方法で使用される濃色塗料とは、黒色を含む暗色系の色相を意味し、透明ないし淡色の塗料(D)は着色されていてもよい。直線・曲線などは一個ではなく、複数組合せることができる。この場合は、凸状(s1)、凸状(t1)、凸状(u1)、凸状(v1)などの高さ、濃色塗料の濃さ(暗さ)などに差を設けることもできる。このように直線・曲線などによって濃淡印刷模様を形成することにより、光線が反射する際に陰影が生じ、基材である樹脂被覆鋼板自体に凹部が形成されるような、深みがあり凹凸感があるように視認される目地模様とすることができる。
【0024】
本発明の第2発明に係る目地模様付き鋼板(A2)は、着色樹脂フィルム(B)で被覆した被覆面、または着色塗料(C)を塗布した塗布面のいずれかに、着色樹脂フィルム(B)または着色塗料(C)の色味とは異なる色味、同系色の色味、透明(着色されていてもよい)などの塗料で印刷した塗料層(E)を形成して、塗料が塗布されていない凹形状の部分とで目地模様(a2)と視認されるようにされる。このようにすると、第1発明におけると同様に、塗料層(E)と着色樹脂フィルム(B)または着色塗料(C)の色味との相乗作用、光線が反射する際に生じる陰影などにより、基材の樹脂被覆鋼板に深みのある凹形部が形成されているように、目地模様が視認されるようなる。
【0025】
着色樹脂フィルム(B)または着色塗料(C)が単色の場合は、塗料層(E)は少なくとも目地模様印刷層を含む積層体で構成するのが好ましい。塗料層(E)を構成する積層体は、透明印刷層(E2)のみ、目地模様印刷塗料層(E1)と透明印刷層(E2)とより構成した二層積層体、目地模様印刷塗料層(E1)、透明印刷層(E2)、単色に着色された塗料層(E3)とより構成した三層積層体などが挙げられる。
【0026】
目地模様は、例えば塗料層(E)に設けた深さが5μm〜3mmの範囲で、幅が10mm以下の凹部(e)により、基材鋼板の着色樹脂フィルム(B)面または着色塗料(C)面を露出させ、この露出した凹部によって形成したもの(e1)(後記、図10参照)、または、塗料層(E)に設けた凹部(e)に単色または濃色の塗料を塗布して形成したもの(e2)(後記、図11、図12、図13参照)などが挙げられる。この場合の塗料層(E)表面は、平坦状、凹凸状、ちぢみ状のいずれを呈してもよい(後記、図14参照)。塗料層(E)に凹部(e)を設けるには、基材鋼板の着色樹脂フィルム(B)または着色塗料(C)の上に、凹部(e)を残して、塗料インキを塗布して乾燥させる方法を複数回繰り返して積層体とする方法、色、模様、塗布量などを変えて乾燥する方法などが挙げられる。また、着色樹脂フィルム(B)または着色塗料(C)に目地模様印刷層がある場合は、塗料層(E)は単色または透明層だけでよく、目地模様印刷層がない場合は、塗料層(E)は目地模様印刷塗布層があってもよい。
【0027】
樹脂層(E)を構成する樹脂の種類は、着色樹脂フィルム(B)を構成する樹脂と同種であってよく、塗料層(E)の目地模様は、塗料(D)によって形成する目地印刷模様と同種でも異なっていてもよい。着色剤は塗料(D)によって目地模様を形成する際に使用される着色剤と同種であってよく、印刷方法も塗料(D)を印刷塗布する方法と同様であってよい。塗料層(E)表面は、平坦状、凹凸状、ちぢみ状(極めて小さな凹凸状)のいずれを呈してもよい。
【0028】
本発明に係る目地模様付き鋼板は、目地模様が印刷法によって形成されているので、曲げ加工する際に目地模様をつぶすことがなく、曲げ加工ができる。また、裏面に凹凸がなく平坦であるので、石膏ボードなどの面材と接着する際に密着させることができるので、施工し易い。本発明に係る目地模様付き鋼板は、住宅の内装材、外装材、浴室ユニット、洗面所ユニットなどの壁材、天井材などの用途に、好適に使用できる。
【0029】
以下、本発明に係る目地模様付き鋼板を製造する際に使用される金属板、樹脂フィルムの種類、塗料の種類、インキの種類、絵柄印刷の方法などをさらに詳しく説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、以下の記載例に限定されるものではない。
【0030】
図1は、本発明の第1発明に係るに係る目地模様付き鋼板の一例の部分平面略図である。図1において、1は凸形状目地によって囲まれた部分であり、2は、印刷塗料(セイコーアドバンス社製、UV硬化型HUGインキ)を使用し、スクリーン印刷法により印刷した目地模様であり、四辺形、三角形などの多角形を組合せた目地模様を形成している。
【0031】
図2は、樹脂フィルム被覆鋼板の一例を厚さ方向に直角に切断した断面図である。図2に示した樹脂フィルム被覆鋼板4は、基材鋼板3(亜鉛メッキされた厚さ0.5mm)の表面にウレタン系接着剤(東洋インキ製造社製、商品名:オリバイン)を介して樹脂フィルム5によって被覆されている。樹脂フィルム5は、ポリ塩化ビニルフィルム層6(厚さが120μm)と裏面に絵柄印刷された透明ポリエチレンテレフタレートフィルム層7(厚さが40μm)とが、ドライラミネーション法によって積層されたものである。図3は、樹脂フィルム被覆鋼板4上に、スクリーンインキ(セイコーアドバンス社製、商品名:TJNインキ)を使用し、スクリーン印刷法によって形成し、最大高さが100μmの凸形状目地8を形成したもので、樹脂フィルム被覆鋼板を厚さ方向に直角に切断した部分拡大断面図である。
【0032】
図4は、樹脂フィルム被覆鋼板4上に、スクリーンインキ(セイコーアドバンス社製、商品名:TJNインキ)を使用し、スクリーン印刷法によって、最大高さが50μmの凸形状目地9を形成した状態での部分拡大断面図であり、凸形状目地9の幅方向の中央部には、この凸形状目地9が延在する方向に沿って陥没した部分10が設けられている。図5は、凸形状11の陥没した部分12の一方の肩から陥没した中央部側までの幅を濃色塗料13(セイコーアドバンス社製、商品名:SG740インキ)で、スクリーン印刷法によって印刷し、残りの部分を印刷しない状態での部分拡大断面図である。
【0033】
図6は、樹脂フィルム被覆鋼板4上に、濃色塗料(東洋インキ製造社製、商品名:V336VCGTK)の目地模様14をグラビア印刷法によって印刷し、この目地模様14の一部と重なりあうように白色半透明な塗料(セイコーアドバンス社製、商品名:SG740インキ)で、スクリーン印刷法によって印刷した凸形状15を形成した状態での部分拡大断面図である。図7は、樹脂フィルム被覆鋼板4上に、濃色塗料(図6で使用したものと同種)で、目地模様16をグラビア印刷法で印刷し、この目地模様16の一部と重なりあうように白色半透明な塗料(図6で使用したものと同種)で、同じ方法によって形成した凸形状17を形成した状態での部分拡大断面図である。図8は、樹脂フィルム被覆鋼板4上に、断面形状が凸形状の目地模様18を印刷し、この目地模様18の上側に濃色塗料(図5で使用したものと同種)の目地模様19を印刷した例の部分拡大断面図である。
【0034】
図9は、本発明の第2発明に係る目地模様付き鋼板の一例の部分平面略図である。図9において、21は目地22によって囲まれた絵柄模様であり、色相の異なる2種のグラビアインキ(セイコーアドバンス社製、商品名:SG740インキ、TJNインキ)を使用して印刷した、長方形(SG740インキを使用)、四角形、菱形(TJNインキを使用)などの多角形を組合せた模様である。22は幅が1mm〜10mmの凹形状目地であり、印刷された絵柄印刷模様複数の多角形を外周を囲っている。第2発明の実施で使用される鋼板は、上記図2に示したものと同じ種類のものであってよいことは、前記したとおりである。
【0035】
図10は、凹形状目地の一例を厚さ方向に直角に切断した部分拡大断面図である。図10において、24は基材の塗料塗布鋼板であり、29は単色塗布印刷層(厚さ20μm)であり、塗料塗布鋼板の表面に塗布されている塗料とは色味が異なる単色塗料(T&K TOKA社製、商品名:UV161インキ)を使用し、スクリーン印刷法により印刷した。26は絵柄塗布印刷層(厚さ40μm)であり、透明な二液硬化型インキ(セイコーアドバンス社製、商品名:SG740インキ)を使用し、スクリーン印刷法によって印刷した。27は透明塗布印刷層(厚さ20μm)であり、透明なUV硬化インキ(セイコーアドバンス社製、商品名:TJNインキ)を使用し、スクリーン印刷法により印刷した。22は開口部の幅が4mmの凹形状目地である。
【0036】
図11は、凹形状目地の他の例で、厚さ方向に直角に切断した部分拡大断面図である。図10において、図示されていない鋼板表面を、裏面にUV硬化インキ(セイコーアドバンス社製、商品名:USインキ)で絵柄模様が印刷されている樹脂フィルム層25で被覆し、この樹脂フィルム層の上にスクリーン印刷法によって透明塗布印刷層27(厚さ150μm)を形成した。透明塗布印刷層27の凹形状目地22の底部に、不透明とした二液硬化型インキ(セイコーアドバンス社製、商品名:SG740インキ)を使用し、スクリーン印刷法によって単色塗布印刷層(厚さ10μm)28を形成した。単色塗布印刷層28の表面は、凹凸(ちぢみ)模様とされている。製品の上側から、樹脂フィルム層25の絵柄模様が、透明塗布印刷層27と薄い不透明の単色塗布印刷層28が視認できる。
【0037】
図12は、透明な一液易乾燥硬化型インキ(セイコーアドバンス社製、商品名:PPTインキ)を使用して、スクリーン印刷法によって印刷された透明塗布印刷層(厚さ100μm)30で、凹形状目地22の樹脂フィルム被覆鋼板24が露出した部分の一部を、濃色塗料20(図5で使用したものと同種)で厚さ10μmに印刷した状態の部分拡大断面図である。図13には、樹脂フィルム被覆鋼板24が露出した凹形状目地22部分の一部を、濃色塗料30で印刷した例を示した。図14は、凹形状目地22によって囲まれた透明塗布印刷層27の表面は、小さな凹凸(ちぢみ)模様とされている。
【0038】
【発明の奏する効果】
本発明は、以上詳細に説明したとおりであり、次のような特別に有利な効果を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。
1.本発明の第1発明および第2発明に係る目地模様付き鋼板は、目地模様が印刷法によって形成されているので、曲げ加工する際に目地模様が破損することがなく、特別の金型なども不要である。
2.本発明の第1発明および第2発明に係る目地模様付き鋼板は、目地模様が印刷法によって形成されており裏面が平坦であるので、平坦な石膏ボードなどの面材と接着する際に密着させることができるので、施工し易い。
3.本発明の第1発明および第2発明に係る目地模様付き鋼板は、基材の鋼板の着色樹脂フィルム被覆面、または塗料塗布面のいずれかに、着色樹脂フィルム(B)または着色塗料(C)の色味とは異なる色味の塗料(D)または塗料層(E)を印刷塗布して目地模様を形成しているので、深みがあり凹凸感のある目地模様と視認される。
4.本発明に係る目地模様付き鋼板の製造方法によれば、目地模様が印刷法によって形成されているので、印刷用ロールや印刷用原版を替えることにより、目地模様を自由に変えることができ、異なる複数の目地模様を極めて容易に印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1発明に係る目地模様付き鋼板の一例の部分平面略図である。
【図2】 樹脂フィルム被覆鋼板の一例の断面図である。
【図3】 樹脂フィルム被覆鋼板上に凸形状の目地を形成した一例の断面図である。
【図4】 樹脂フィルム被覆鋼板上に、凸形状の目地を形成した状態での部分拡大断面図である。
【図5】 凸状の陥没した部分の一方の肩側から陥没した中央部側までの幅を濃色で印刷し、残りの部分を印刷しない状態での部分拡大断面図である。
【図6】 樹脂フィルム被覆鋼板上に、濃色塗料で目地模様を印刷し、この目地模様の一部と重なりあうように透明な塗料によって形成した凸形状を形成した状態での部分拡大断面図である。
【図7】 図6に示した図において、目地模様を小さくし、凸形状の断面形状を変更した例の部分拡大断面図である。
【図8】 樹脂フィルム被覆鋼板上に断面形状が凸形状の目地模様を印刷し、この目地模様の上側に濃色塗料の模様を印刷した例の部分拡大断面図である。
【図9】 本発明の第2発明に係る目地模様付き鋼板の一例の部分平面略図である。
【図10】 凹形状目地の一例の部分拡大断面図である。
【図11】 凹形状目地の樹脂フィルム層が露出した部分の全幅を、濃色塗料で印刷した状態の部分拡大断面図である。
【図12】 凹形状目地の樹脂フィルム層が露出した部分の一部を、濃色塗料で印刷した状態の部分拡大断面図である。
【図13】 凹形状目地の樹脂フィルム層が露出した中央部を、濃色塗料で印刷した状態の部分拡大断面図である。
【図14】 凹形状目地で囲まれた塗料層の表面の凹凸(ちぢみ)模様を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1:凸形状目地によって囲まれた部分
2:印刷塗料によって形成された凸形状目地
3、23:基材の鋼板
4、24:樹脂被覆鋼板または塗料塗布鋼板
5、25:樹脂フィルムまたは塗料
6:単色樹脂フィルム層または単色塗料塗布層
7、27:透明樹脂フィルム層または透明塗料塗布層
8、9:凸形状目地
10、12:凸形状目地に形成した陥没部分
11、18:隠蔽性のある塗料によって形成した凸形状目地
13、14、16、19、20:濃色塗料の印刷部
15、17:隠蔽性の低い(半透明)塗料によって形成した凸形状目地
21:凹形状目地によって囲まれた部分
22:凹形状目地
26:絵柄塗布印刷層
27:透明塗布印刷層
28、29:単色塗布印刷層[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a steel sheet with a joint pattern and a method for producing the same. More specifically, the present invention relates to a steel sheet having a joint pattern that is visually recognized as a joint pattern, which is deep and has a feeling of unevenness by a printing method, on the upper surface of a resin film-coated steel sheet or a colored paint-coated steel sheet, and a method for producing the same. In the present invention, the joint pattern refers to a pattern in which joints in a gap provided without contacting a joint portion of a building member such as a tile, a metal plate, a wooden board, and a stone are formed by printed colors. Also, the difference in color means that one or more of brightness, saturation, and hue are different.
[0002]
[Prior art]
Wall materials and ceiling materials such as interior materials, exterior materials, bathroom units, and washroom units of houses are prepared by decorative steel plates because they have the advantage of being easier to manufacture and install than conventional tiles. . Since the decorative steel sheet has no joints, it has a flat and monotonous appearance. As a method of adding a joint pattern to the decorative steel plate, a method of performing uneven joint processing on the steel plate itself (see JP 2001-132203 A), forming a joint pattern by partially removing the resin film covering the steel plate And the like (see Japanese Patent Laid-Open No. 9-216306) have been proposed.
[0003]
However, the technique described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-132203 forms an uneven joint pattern on the surface of the resin film-coated steel sheet by a press working method using a mold. In order to form different joint patterns (intervals, widths), expensive molds are required for each joint pattern, and the joint pattern cannot be easily changed. It is difficult to perform the bending process, and the ordinary steel plate bending process has the disadvantage that the joint portion formed in a concave shape is crushed. Furthermore, when the convex part is formed in the back side of a steel plate, since it cannot be stuck and stuck on wall surfaces, such as a flat gypsum board, there exists a fault that it is difficult to construct.
[0004]
Furthermore, the technique described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-216306 is a technique in which a resin film with a joint pattern is further laminated on a resin film-coated steel sheet, and the surface of the resin film is removed in a strip shape by a predetermined depth to give a joint pattern. Regarding technology. The part from which the resin film is removed may become thin or the steel plate surface may be exposed, and the durability of the steel plate with joint pattern of the product is inferior, and there are restrictions on the equipment for removing the resin film. The complex joint pattern is difficult to form.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In view of such circumstances, the present inventors have conducted intensive studies to provide jointed decorative steel sheets used for wall materials, ceiling materials, etc. for interior materials, exterior materials, bathroom units, toilet units, etc. The present invention has been achieved. That is, the object of the present invention is as follows.
1. To provide a steel plate with a joint pattern that is easy to manufacture and does not have a risk of collapsing the joint pattern during bending.
2. To provide a steel plate with joint pattern in which a joint pattern having a sense of depth and depth can be visually recognized.
3. To provide steel sheets with various joint patterns that combine multiple patterns such as joint width and shape similar to joint patterns using tiles and stones.
4). To provide a method for efficiently producing a steel sheet with a joint pattern at a low cost.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, in the first invention, the resin film surface of the resin film-coated steel plate coated on one side of the steel plate with a colored resin film or the paint surface of the paint-coated steel plate coated with a colored paint is colored. The paint (D) with a color different from the color of the resin film (B) or the colored paint (C) is printed and applied,A joint pattern formed in a convex shape whose center in the width direction is depressed or raised along the extending direction such as a curve, a straight line, etc.The gist of the steel plate with joint pattern (A1) is characterized by being visually recognized as a convex joint pattern (a1).
[0007]
Furthermore, in the second invention, the colored resin film (B) or the resin film surface of the resin film-coated steel plate coated on one side of the steel plate with a colored resin film, or the paint surface of the paint-coated steel plate coated with a colored paint Forming a paint layer (E) with a color different from the color of the color paint (C);The colored resin film (B) surface or the colored paint (C) surface is exposed by the concave shape provided in the paint layer (E), and the joint pattern formed by the exposed concave shape isThe gist of the steel sheet with joint pattern (A2) is characterized by being visually recognized as a concave joint pattern (a2).
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
The steel plate as the base material of the joint-patterned steel plate (A) according to the present invention is not particularly limited in its type, and the corrosion resistance of the steel plate itself is improved, and the steel plate surface and the resin film (B) are colored. For the purpose of improving the adhesion to the paint (C), it is preferable that the surface of the steel sheet is subjected to surface treatment. The surface to be surface-treated is the surface to be coated with the resin film (B) and the surface to which the colored paint (C) is applied, but the remaining surface may be subjected to the same surface treatment. Examples of the surface treatment include plating, chemical conversion treatment, and electrolytic etching treatment. Of these, tin plating, chrome plating, nickel plating and the like are preferable.
[0010]
There are no particular restrictions on the thickness, width, length, etc. of the steel sheet, but considering the ease of handling, the thickness is about 0.2-5 mm, the width is about 500-2000 mm, and it is long and roll-shaped. Those wound around are preferred. The thickness of the rolled steel sheet can be selected within the above range depending on the use of the steel sheet with joint pattern. The length of the long steel plate can be adjusted to an appropriate dimension by cutting, punching, or the like according to the type, size, shape, etc. of the product to be manufactured.
[0011]
One side of the steel plate to be the base is coated with a colored resin film (B) or a colored paint (C) is applied. These coverings function to improve the corrosion resistance of the surface of the steel sheet, and at the same time, make the joint pattern clear and allow a deep unevenness to be visually recognized. Examples of the resin for the colored resin film (B) include vinyl chloride resins such as polyvinyl chloride and vinyl chloride-vinyl acetate copolymers, polyolefin resins such as polyethylene and polypropylene, acrylic resins, polyethylene terephthalate, and polybutylene terephthalate. And polyester resins such as
[0012]
The colorant that colors the resin is not particularly limited as long as it colors the resin, and among them, a colorant that does not easily fade even when exposed to light or heat is suitable. The thickness of the colored resin film (B) is preferably selected in the range of 5 to 500 μm. If the thickness is less than 5 μm, it is difficult to handle as a film and inferior in corrosion resistance, and if the thickness exceeds 500 μm, it is inferior in formability when bending a resin film-coated steel sheet, which is economically disadvantageous. is there. The particularly preferable thickness of the resin film is 10 to 400 μm. The resin film can be produced by a conventionally known production method, for example, an extrusion molding method using an extruder equipped with a T die or an inflation die, a calendar molding method, or the like.
[0013]
To prepare a resin film-coated steel plate from the steel plate and the colored resin film (B), (1) a method of laminating a separately prepared colored resin film after applying and baking an adhesive to the steel plate, 2) A method of laminating a separately prepared colored resin film on a steel sheet in a molten state, and (3) a method of laminating a colored resin film extruded from an extruder die on a steel plate while in a molten state. The surface of the colored resin film (B) may be mirror-like, may be printed with a design pattern, or may be provided with an embossed pattern having a design property.
[0014]
The colored paint (C) applied to one side of the steel sheet as the base material is not particularly limited as long as it imparts corrosion resistance to the steel sheet and does not peel off during bending. Among these, an emulsion-type paint in which a synthetic resin and a pigment are dispersed in an aqueous medium, and a solvent-type paint in which a synthetic resin and a pigment are dissolved or dispersed in an organic solvent are preferable. Examples of emulsion-type paint resins include polyvinyl acetate and acrylic resins, and curable resins such as solvent-type paint phenol resins, urea resins, melamine resins, phthalic acid resins, aminoalkyd resins, silicon resins, and polyurethane resins. In addition, vinyl chloride resin, acrylic resin, polyester resin and the like can be mentioned.
[0015]
The pigment to be dispersed in the paint is not particularly limited as long as it can color the paint, and among them, a pigment that does not easily fade even when exposed to light or heat is preferable. In order to prepare a paint-coated steel sheet from the steel sheet as the base material and the colored paint (C), (1) a method of applying an emulsion-type paint to the steel sheet and scattering an aqueous medium, (2) a solvent type to the steel sheet Examples of the method include applying a paint, and drying, baking, and curing the solvent by heating, electron beam irradiation, ultraviolet irradiation, and the like, if necessary. The method of applying the colored paint (C) for the steel sheet is not particularly limited, and may be a conventionally known application method such as a dipping method, a kiss roll method, a spray method, a brush coating method, a printing method, or the like. it can. The thickness of the colored paint (C) is preferably selected in the range of 2 to 500 μm.
[0016]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention further in detail, this invention is not limited to the following description examples, unless the meaning is exceeded.The steel sheet with joint pattern (A1) according to the first aspect of the present invention has a colored resin film (B) on either the coated surface coated with the colored resin film (B) or the coated surface coated with the colored paint (C). ) Or a paint (D) having a color different from the color of the colored paint (C). In this way, the steel sheet itself of the base material is caused by the synergistic effect of the color of the paint (D) and the color of the colored resin film (B) or the color paint (C), the shadow generated when the light beam is reflected, etc. A deep joint pattern in which a recess is formed is clearly visible.
[0017]
The paint (D) may be in the same category as that exemplified for the colored paint (C) as long as the condition that the colors are different, and the synthetic resin and the pigment are dispersed in an aqueous medium. And emulsion type paints, solvent type paints in which a synthetic resin and a pigment are dissolved or dispersed in an organic solvent. The pattern forming method using the paint (D) is based on the printing method. Examples of printing methods include gravure printing, offset printing, screen printing, letterpress printing, and intaglio printing.
[0018]
After printing a pattern with paint (D) on either the coated surface coated with colored resin film (B) or the coated surface coated with colored paint (C), in the case of water-based emulsion type paint, use an aqueous medium. For example, in the case of a solvent-type coating, a method of drying, baking, and curing the solvent by heating, electron beam irradiation, ultraviolet irradiation, or the like may be used. In addition to single-color (single-layer) printing, printing may be performed multiple times (multi-layer) printing with paints having different colors. When performing overprinting a plurality of times, it is possible to perform multicolor printing in which different patterns, different colors, and different types of paints are combined by changing the printing roll and the printing original plate. By performing overprinting a plurality of times, the joint pattern can be made clear and a deep unevenness can be visually recognized.
[0019]
Patterns printed with paint (D) can be combined with straight lines, curves, etc., for example, grid pattern, stone pattern, stone wall pattern, wood grain pattern, cloud, wave, flower, mountain, bamboo leaf, leaf of tree, etc. Natural patterns, geometric patterns such as circles, rectangles, triangles, polygons and lattices, and abstract patterns obtained by abstracting them. These patterns may be one type or a combination of a plurality of patterns. The color of the pattern may be a single color such as beige color, milky white color, mountain blow color, or a combination of different colors. The pattern can be freely changed by changing the printing roll and the printing original plate, and a plurality of different patterns can be easily printed. By doing in this way, a joint pattern can be made clear and a deep uneven | corrugated feeling can be visually recognized.
[0020]
In order to form these patterns, (1) points, straight lines, curves (hereinafter collectively referred to as straight lines / curves) are formed in a planar shape, and (2) uneven lines / curves are formed. (3) Form a straight line / curve in a concavo-convex embossed pattern, (4) Combine a flat point, straight line / curve, etc. with a straight line / curve formed in a concavo-convex shape , (5) Combining uneven straight lines / curves with uneven embossed lines / curves, etc., (6) Straight lines / curves formed flat, etc. Further, it is possible to use a method such as a combination of a straight line / curve formed in an uneven embossed pattern.
[0021]
There are no particular restrictions on the size of the line or curve of the pattern printed with the paint (D), but in order to make the joint pattern visible and to recognize the depth and unevenness, use a line or curve. Combine to form shadesButit can. To create a joint pattern that can recognize depth and unevenness, a plurality of straight lines and curved lines can be combined to form a shade.
[0022]
For example, (1) A method of forming a straight line / curve or the like as a convex shape (s1) having a width of, for example, 1 to 5 mm and having a central portion in the width direction recessed in a direction along which the straight line / curve extends. 4), (2) A convex shape with a width of 1 to 5 mm, for example, and a central portion in the width direction recessed into a concave shape along the direction in which the straight line / curve extends, etc. (t1) The width from one shoulder side of this convex shape (t1) to the depressed central part side is printed in dark color, and the remaining part is not printed or printed with transparent or light-colored paint (D) Method (see Fig. 5 below), (3) On the colored resin film (B) and colored paint (C), straight lines and curves are printed with dark paint, and at least one of the print layers of this dark paint In this method, the convex shape (v1) is printed with a paint (D) with a lower concealment property so that it overlaps the area. , See FIG. 6) also may be flat (hereinafter, see FIG. 7). (4) A straight line / curve is formed as a convex shape (u1) with a flat upper surface, and the whole or part of the flat upper surface of this convex shape (u1) is along the direction in which the convex shape (u1) extends. And a method of printing straight lines, curves, etc. with a dark paint (see FIG. 8, described later).
[0023]
In the pattern printed by the paint (D), the maximum height of the convex shape (s1), convex shape (t1), convex shape (u1), convex shape (v1), etc. can be selected in the range of 5 to 500 μm. it can. The dark paint used in the above methods (2) and (4) means a dark hue including black, and the transparent or light paint (D) may be colored. A straight line, a curved line, etc. are not one but can be combined. In this case, it is also possible to provide a difference in the height of the convex shape (s1), convex shape (t1), convex shape (u1), convex shape (v1), etc., the darkness (darkness) of the dark color paint, etc. . In this way, by forming a shade printing pattern with straight lines / curves, etc., there is a shadow when the light beam is reflected, and there is a deep and uneven feeling that a recess is formed in the resin-coated steel sheet itself that is the base material It can be set as the joint pattern visually recognized.
[0024]
The steel sheet (A2) with a joint pattern according to the second invention of the present invention has a colored resin film (B) on either the coated surface coated with the colored resin film (B) or the coated surface coated with the colored paint (C). ) Or a paint layer (E) printed with a paint that is different from the color of the paint (C), a color of the same color, or transparent (may be colored), and the paint is applied A joint pattern (a2) is visually recognized by a concave portion that is not formed. In this way, as in the first invention, due to the synergistic effect of the paint layer (E) and the color of the colored resin film (B) or the colored paint (C), the shadow generated when the light beam is reflected, etc. A joint pattern will be visually recognized so that the deep concave-shaped part may be formed in the resin-coated steel plate of a base material.
[0025]
When the colored resin film (B) or the colored paint (C) is monochromatic, the paint layer (E) is preferably composed of a laminate including at least a joint pattern print layer. The laminate constituting the paint layer (E) is only a transparent printing layer (E2), a two-layer laminate comprising a joint pattern printing paint layer (E1) and a transparent printing layer (E2), a joint pattern printing paint layer ( Examples thereof include a three-layer laminate composed of E1), a transparent printing layer (E2), and a paint layer (E3) colored in a single color.
[0026]
For example, the joint pattern has a depth of 5 μm to 3 mm provided in the paint layer (E), and a concave portion (e) having a width of 10 mm or less, whereby the colored resin film (B) surface of the base steel plate or the colored paint (C ) The surface is exposed, and a monochromatic or dark paint is applied to the one formed by the exposed concave portion (e1) (see FIG. 10 described later) or the concave portion (e) provided in the coating layer (E). What is formed (e2) (see FIG. 11, FIG. 12, FIG. 13) and the like. In this case, the surface of the paint layer (E) may have any of a flat shape, a concavo-convex shape, and a crease shape (see FIG. 14 described later). To provide the recess (e) in the paint layer (E), leave the recess (e) on the colored resin film (B) or the colored paint (C) of the base steel sheet, and then apply paint ink and dry. The method of making it into a laminated body by repeating this method multiple times, the method of changing the color, pattern, coating amount, etc., and the like are mentioned. In addition, when the colored resin film (B) or the colored paint (C) has a joint pattern printed layer, the paint layer (E) may be only a single color or a transparent layer, and when there is no joint pattern printed layer, the paint layer ( E) may have a joint pattern printing coating layer.
[0027]
The type of resin constituting the resin layer (E) may be the same as the resin constituting the colored resin film (B), and the joint pattern of the paint layer (E) is a joint print pattern formed by the paint (D). May be the same or different. The colorant may be the same as the colorant used when forming the joint pattern with the paint (D), and the printing method may be the same as the method of printing and applying the paint (D). The surface of the coating layer (E) may exhibit any of a flat shape, a concavo-convex shape, and a crease shape (very small concavo-convex shape).
[0028]
In the steel sheet with joint pattern according to the present invention, since the joint pattern is formed by a printing method, the joint pattern can be bent without crushing the joint pattern when bending. Moreover, since there is no unevenness | corrugation in a back surface, since it can be stuck when adhering to face materials, such as a gypsum board, it is easy to construct. The steel sheet with joint pattern according to the present invention can be suitably used for applications such as interior materials, exterior materials, wall materials such as bathroom units, toilet units, and ceiling materials.
[0029]
Hereinafter, the metal plate used when manufacturing the steel sheet with joint pattern according to the present invention, the type of resin film, the type of paint, the type of ink, the method of pattern printing, etc.Although it demonstrates in detail, this invention is not limited to the following description examples, unless the meaning is exceeded.
[0030]
FIG. 1 is a schematic partial plan view of an example of a steel sheet with joint pattern according to the first invention of the present invention. In FIG. 1, 1 is a portion surrounded by convex joints, and 2 is a joint pattern printed by a screen printing method using printing paint (Seiko Advance Co., Ltd., UV curable HUG ink). A joint pattern is formed by combining polygons such as shapes and triangles.
[0031]
FIG. 2 is a cross-sectional view of an example of a resin film-coated steel sheet cut at right angles to the thickness direction. The resin film-coated
[0032]
FIG. 4 shows a state in which a convex joint 9 having a maximum height of 50 μm is formed on the resin film-coated
[0033]
In FIG. 6, a
[0034]
FIG. 9 is a schematic partial plan view of an example of a steel sheet with joint pattern according to the second invention of the present invention. In FIG. 9,
[0035]
FIG. 10 is a partially enlarged sectional view of an example of the concave joint cut at right angles to the thickness direction. In FIG. 10, 24 is a base material coated steel sheet, 29 is a single color coated printing layer (
[0036]
FIG. 11 is another example of a concave joint, and is a partially enlarged cross-sectional view cut at right angles to the thickness direction. In FIG. 10, the steel sheet surface not shown is covered with a
[0037]
FIG. 12 shows a transparent coated printing layer (thickness: 100 μm) 30 printed by a screen printing method using a transparent one-component easy-drying curable ink (trade name: PPT ink, manufactured by Seiko Advance Co., Ltd.). It is the elements on larger scale of the state which printed the part of the part which the resin film covering
[0038]
[Effects of the invention]
The present invention is as described above in detail, and has the following particularly advantageous effects, and its industrial utility value is extremely large.
1. In the steel sheet with joint pattern according to the first and second inventions of the present invention, since the joint pattern is formed by a printing method, the joint pattern is not damaged when bending, and a special mold or the like is also available. It is unnecessary.
2. The steel sheet with joint pattern according to the first and second inventions of the present invention has a joint pattern formed by a printing method and has a flat back surface, so that it is brought into close contact with a flat material such as a flat gypsum board. Because it is possible, it is easy to construct.
3. The steel sheet with joint pattern according to the first and second inventions of the present invention has a colored resin film (B) or a colored paint (C) on either the colored resin film-coated surface or the paint-coated surface of the base steel sheet. Since the joint pattern is formed by printing and applying the paint (D) or the paint layer (E) having a color different from the above-mentioned color, it is visually recognized as a joint pattern having a deep and uneven feeling.
4). According to the method for manufacturing a steel sheet with joint pattern according to the present invention, since the joint pattern is formed by a printing method, the joint pattern can be freely changed by changing the printing roll and the printing original plate, which are different. Multiple joint patterns can be printed very easily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic partial plan view of an example of a steel sheet with joint pattern according to a first invention of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of an example of a resin film-coated steel plate.
FIG. 3 is a cross-sectional view of an example in which convex joints are formed on a resin film-coated steel plate.
FIG. 4 is a partially enlarged cross-sectional view in a state where convex joints are formed on a resin film-coated steel plate.
FIG. 5 is a partial enlarged cross-sectional view in a state where a width from one shoulder side to a depressed central portion side is printed in a dark color and a remaining portion is not printed.
FIG. 6 is a partially enlarged cross-sectional view in a state where a joint pattern is printed with a dark color paint on a resin film-coated steel plate and a convex shape is formed by a transparent paint so as to overlap a part of the joint pattern. It is.
FIG. 7 is a partially enlarged cross-sectional view of an example in which the joint pattern is reduced and the convex cross-sectional shape is changed in the diagram shown in FIG.
FIG. 8 is a partially enlarged cross-sectional view of an example in which a joint pattern having a convex cross-sectional shape is printed on a resin film-coated steel sheet, and a dark paint pattern is printed on the upper side of the joint pattern.
FIG. 9 is a schematic partial plan view of an example of a steel sheet with joint pattern according to the second invention of the present invention.
FIG. 10 is a partially enlarged cross-sectional view of an example of a concave joint.
FIG. 11 is a partial enlarged cross-sectional view showing a state in which the entire width of a portion where the resin film layer having a concave joint is exposed is printed with a dark paint.
FIG. 12 is a partially enlarged cross-sectional view showing a state where a part of a portion where a resin film layer having a concave joint is exposed is printed with a dark paint.
FIG. 13 is a partial enlarged cross-sectional view showing a state where a central portion where a resin film layer having a concave joint is exposed is printed with a dark paint.
FIG. 14 is a partially enlarged cross-sectional view showing an unevenness (itching) pattern on the surface of a paint layer surrounded by concave joints.
[Explanation of symbols]
1: Part surrounded by convex joint
2: Convex joint formed by printing paint
3, 23: Steel plate of base material
4, 24: Resin-coated steel sheet or paint-coated steel sheet
5, 25: Resin film or paint
6: Monochromatic resin film layer or monochromatic paint coating layer
7, 27: Transparent resin film layer or transparent paint coating layer
8, 9: Convex joint
10 and 12: depressions formed on the convex joints
11, 18: Convex joints formed by a concealing paint
13, 14, 16, 19, 20: Print section of dark paint
15, 17: Convex joints formed by a paint with low concealability (translucent)
21: A part surrounded by a concave joint
22: Concave joint
26: Pattern application printing layer
27: Transparent coated printing layer
28, 29: Single color coated printing layer
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