JP4183878B2 - Tunnel lining method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のセグメントを互いに接合させて覆工体を構築するシールド工法によるトンネルの覆工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、トンネルの覆工方法としては、シールド工法が知られている。
このシールド工法は、シールドマシンによって地盤を掘り進み、その後方にて、複数の円弧版状のセグメントを組み立てて覆工体を構築する工法であり、シールドマシンは、組み立てたセグメントからなる覆工体からジャッキによって反力を得て推進するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7及び図8に示すように、シールドマシンが、セグメント1からなる覆工体2からロッド3を進退させるジャッキ4によって反力を得て推進する際に、ジャッキ4からの押圧力が若干外方へ向かって作用し、これにより、セグメント1には、ジャッキ4の脚であるスプレーダ5同士の間にて、引張力が加わることとなる。そして、特に、セグメント1がコンクリート製である場合、スプレーダ5同士の間にてクラックCが生じてしまい、このクラックCにて漏水が生じる恐れがあった。
また、ジャッキ4のスプレーダ5が押圧される際に、このスプレーダ5によってセグメント1の接合端面に直に傷を付けてしまう恐れもあった。
なお、図中符号6は、シールドマシンを構成するスキンプレートである。
【0004】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、セグメントにクラック等の破損・損傷を生じさせることなく、シールド工法にてトンネルの構築を行うことが可能なトンネルの覆工方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のトンネルの覆工方法は、円弧版状の複数のセグメントの接合端面同士を互いに接合させることにより組み立てられた覆工体からジャッキによって反力を得て地盤を掘削しながら推進するシールドマシンを用いたトンネルの覆工方法であって、前記覆工体の先端部分に組み付けられて、前記ジャッキによって押圧されるセグメントの接合端面に、予め平板状に形成された保護板を装着させてなり、
前記セグメントは、掘削側の接合端面に、対向側の接合端面に突出された接合棒が挿入される挿入穴を有し、該挿入穴へ挿入された前記接合棒を係合する接合具が設けられ、
前記保護板には、前記接合具の挿入穴に挿入可能な固定用棒体が設けられ、該固定用棒体を前記セグメントの接合具へ挿入させることにより、前記保護板が前記セグメントの前記接合端面に装着されることを特徴としている。
【0006】
このように、シールドマシンがジャッキによって覆工体から反力を得て推進する際に、覆工体を構成するセグメントの接合端面がジャッキによって押圧されても、接合端面には、保護板が装着されているので、ジャッキに押圧されてその押圧力が外方へ向かって作用したとしても、ジャッキ同士の間にて生じる引張力のセグメントへの伝達を確実に防止することができる。これにより、ジャッキ同士の間に生じる引張力によるセグメントの接合端面でのクラックの発生を確実に防止することができ、クラックによって漏水が生じるようなことのない覆工体を構築することができる。また、ジャッキによって押圧される箇所にて傷等がつくようなこともなくなる。
しかも、保護板に設けられた固定用棒体を、セグメントの接合端面に設けられた接合具の挿入穴へ挿入させることにより、極めて容易に、保護板をセグメントの接合端面に装着させることができ、作業の容易化と工期の短縮化を図ることができる。
【0007】
請求項2記載のトンネルの覆工方法は、請求項1記載のトンネルの覆工方法において、前記ジャッキで前記保護板を押圧してシールドマシンを所定距離推進させた後に、前記保護板を前記セグメントの接合端面から取り外し、次に組み付けるセグメントの前記接合端面に装着するようにしたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態のトンネルの覆工方法について、図面を参照して説明する。
図1において、符号11は、コンクリート製セグメントであり、符号12は、保護板である。
セグメント11は、円弧状に成形されたもので、周方向へ互いに接合させることにより、リングとされ、そのリングを軸方向へ互いに連結させることにより、覆工体が構成されるようになっている。
【0012】
このセグメント11の周方向への接合端面11Aには、継手板13が設けられており、継手板13同士をボルト・ナットによって締結固定することにより、これらセグメント11同士が周方向へ接合されるようになっている。
また、軸方向への接合端面11Bには、図2に示すように、その一方に、接合具15が設けられ、他方に、接合棒16が設けられている。
つまり、これら接合具15及び接合棒16が互いに接合されることにより、セグメント11同士が軸方向へ互いに接合されるようになっている。
【0013】
ここで、これら接合具15及び接合棒16による接合構造を説明する。
接合具15は、後方へ向かって次第に拡径する筒状に形成されたハウジング21と、このハウジング21内にて、周方向へ配設された複数の楔体22と、楔体22の後方側に、リテーナ23を介して設けられた弾性部材24と、この弾性部材24を楔体22の後方に保持するキャップ25とを有している。そして、この接合具15は、ハウジング21内に配設された楔体22の内周側に形成された穴部が挿入穴Hとされている。
【0014】
一方、接合棒16は、接合具15の挿入穴Hよりも大径の棒体からなるもので、一端側に形成されたねじ部27をセグメント11の接合端面11Bに埋め込まれたインサートナット26にねじ込むことにより、セグメント11の接合端面11Bから突出した状態に取り付けられている。
なお、この接合棒16は、その先端側の周面がノコ歯形状に形成されたノコ歯部28とされており、さらに、その先端面には、インサートナット26へのねじ込み時に工具が差し込まれる工具穴29が形成されている。
【0015】
そして、この接合棒16を、接合具15の挿入穴Hへ挿入させるように、セグメント11の接合端面11B同士を近接させることにより、接合棒16は、楔体22を弾性部材24の弾性力に抗して後方へ移動させながら外方へ押し広げて挿入穴H内へ入り込む。これにより、接合棒16は、弾性部材24の弾性力によって前方へ付勢されてハウジング21の内周面によって挿入穴Hを縮径する方向に付勢される楔体22によって締結される。
そして、この接合棒16を接合具15へ挿入して締結させることにより、セグメント11同士が、その接合端面11Bが突き合わされた状態に互いに接合されるようになっている。
【0016】
保護板12は、例えば、耐腐食性に優れたステンレススチール等の金属板あるいはグラスファイバー、カーボンファイバー、スチールファイバー等の高強度繊維板からなるもので、その板厚は、約1〜2mm程度とされている。
また、保護板12の裏面側には、複数の固定用棒体31が設けられている。これら固定用棒体31は、接合具15の挿入穴Hよりも小径に形成されたもので、図3に示すように、その中間部には、保持具32が設けられている。これら保持具32は、内部に図示しないスプリングが設けられた筒体33と、この筒体33の先端部に設けられた係合ボール34とを有するもので、この係合ボール34がスプリングによって先端側へ向かって付勢された状態に突出されている。なお、この係合ボール34は、筒体33から脱落しないように保持されている。
【0017】
そして、上記の保護板12は、その裏面側に設けられた固定用棒体31を、セグメント11の接合端面11Bに設けられた接合具15の挿入穴Hへ挿入させることにより、固定用棒体31の保持具32の係合ボール34が、接合具15の内部に係合することにより、図4に示すように、セグメント11の接合端面11Bに取り付けられるようになっている。
なお、図1中符号35はセグメント11を互いに接合させた際に、接合端面11A、11B同士の間をシールするシール材である。
【0018】
次に、上記保護板12を用いてトンネルを覆工する場合について説明する。
まず、既に組み付けられて覆工体のリングを構成するセグメント11の軸方向の接合端面11Bに接合させて次のリングとセグメント11の接合具15が設けられた接合端面11Bに保護板12を装着させておく。
このように、保護板12を装着させたセグメント11を、その接合棒16を接合具15へ挿入させながら、既に組み付けられて覆工体のリングを構成するセグメント11の軸方向の接合端面11Bへ突き合わせて接合させ、これらセグメント11を、周方向へボルト・ナットによって締結固定して接合させ、新たなリングを完成させる。
【0019】
その後、シールドマシンの先端部のカッターを駆動させながらジャッキ4のスプレーダ5を、保護板12が装着されたセグメント11の接合端面11Bに当接させてジャッキ4を駆動させてロッド3を伸張させる。
このようにすると、シールドマシンが、ジャッキ4によってセグメント11からなる覆工体から反力を得て推進される。
【0020】
ここで、セグメント11には、ジャッキ4のスプレーダ5が当接されて、このジャッキ4によって押圧される接合端面11Bに、保護板12が装着されているので、ジャッキ4に押圧された際に、その押圧力が外方へ向かって作用したとしても、セグメント11自体には、スプレーダ5同士の間にて生じる引張力が加わることがない。つまり、セグメント11には、保護板12によって、スプレーダ5間にて生じる引張力によるクラックCの発生が確実に防止される。
【0021】
シールドマシンが所定距離推進したら、ジャッキ4を引き込み、その後、セグメント11の接合端面11Bから保護板12を取り外し、その保護板12を、次に組み付けるセグメント11の接合端面11Bに装着させ、その後、上記作業を繰り返し行う。
【0022】
このように、上記のトンネルの覆工方法によれば、シールドマシンがジャッキ4によって覆工体から反力を得て推進する際に、覆工体を構成するセグメント11の接合端面11Bがジャッキ4によって押圧されたとしても、接合端面11Bには、保護板12が装着されているので、ジャッキ4に押圧されてその押圧力が外方へ向かって作用することにより、ジャッキ4同士の間にて生じる引張力のセグメント11への伝達を確実に防止することができる。
【0023】
これにより、ジャッキ4同士の間に生じる引張力によるセグメント11の接合端面11BでのクラックCの発生を確実に防止することができ、クラックCによって漏水が生じるようなことのない覆工体を構築することができる。
また、保護板12に設けられた固定用棒体31を、セグメント11の接合端面11Bに設けられた接合具15の挿入穴Hへ挿入させることにより、極めて容易に、保護板12をセグメント11の接合端面11Bに装着させることができ、作業の容易化を図り、工期の短縮化を図ることができる。
また、ジャッキ4によって押圧される箇所にて傷等がつくようなこともなくなる。
【0024】
次に、セグメント11に対する装着構造の異なる保護板12について説明する。
図5に示す保護板12には、その裏面側に、固定用棒体41が設けられている。
この固定用棒体41は、その内周面にめねじが形成された筒体42を有するもので、この筒体42には、その内部に、拡径部材43が設けられている。この拡径部材43は、その外周面におねじが形成されたもので、筒体42のめねじにねじ込まれている。
【0025】
筒体42は、その先端側が軸方向に沿うスリットによって周方向へ複数に分割され、また、その先端部側における内周面が先端方向へ向かって次第に窄まるテーパ形状に形成されたテーパ部42aとされている。また、拡径部材43は、その先端部が先端方向へ向かって次第に窄まるテーパ形状に形成されたテーパ部43aとされている。
また、拡径部材43には、その後端部に工具穴44が形成されており、保護板12に形成された挿通孔45から工具46を挿入して工具穴44へ嵌合させて回動させることにより、拡径部材43が筒体42内を移動するようになっている。
【0026】
そして、この拡径部材43を回動させて筒体42の先端側へ移動させると、この拡径部材43の先端部のテーパ部43aが、筒体42のテーパ部42aに当接し、その後、筒体42の先端側が拡径されるようになっている。
つまり、この固定用棒体41を、セグメント11の接合端面11Bの接合具15に挿入した状態にて、挿通孔45から工具46を差し込んで拡径部材43の工具穴44へ嵌合させて回動させることにより、拡径部材43によって筒体42の先端側が拡径され、これにより、固定用棒体41が接合具15に係合し、セグメント11の接合端面11Bに保護板12が装着されるようになっている。
【0027】
図6に示す保護板12は、その裏面に、打ち抜き加工等によって形成された係合凸部51を有しており、この係合凸部51を、セグメント11の接合端面11Bの接合具15のハウジング21の入り口に嵌合させることにより、保護板12がセグメント11の接合端面11Bに装着されるようになっている。
【0028】
なお、保護板12の裏面に、マグネットを設け、このマグネットを、セグメント11の接合端面11Bに設けられた接合具15に磁着させることにより、保護板12をセグメント11の接合端面11Bに装着させるようにしても良い。
つまり、この場合、保護板12に設けられたマグネットを、セグメント11の接合端面11Bに設けられた接合具15に磁着させることにより、極めて容易に、保護板12をセグメント11の接合端面11Bに装着させることができ、作業の容易化を図り、工期の短縮化を図ることができる。
【0029】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明のトンネルの覆工方法によれば、下記の効果を得ることができる。請求項1記載のトンネルの覆工方法によれば、シールドマシンがジャッキによって覆工体から反力を得て推進する際に、覆工体を構成するセグメントの接合端面がジャッキによって押圧されても、接合端面には、保護板が装着されているので、ジャッキに押圧されてその押圧力が外方へ向かって作用したとしても、ジャッキ同士の間にて生じる引張力のセグメントへの伝達を確実に防止することができる。これにより、ジャッキ同士の間に生じる引張力によるセグメントの接合端面でのクラックの発生を確実に防止することができ、クラックによって漏水が生じるようなことのない覆工体を構築することができる。また、ジャッキによって押圧される箇所にて傷等がつくようなこともなくなる。
しかも、保護板に設けられた固定用棒体を、セグメントの接合端面に設けられた接合具の挿入穴へ挿入させることにより、極めて容易に、保護板をセグメントの接合端面に装着させることができ、作業の容易化を図り、工期の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のトンネルの覆工方法を説明するセグメント及び保護板の斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態のトンネルの覆工方法が適用されるセグメントの接合構造を説明する接合箇所の断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態のトンネルの覆工方法を説明する保護板が取り付けられたセグメントの断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態のトンネルの覆工方法を説明する保護板が装着されたセグメントの斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態のトンネルの覆工方法を説明する他の保護板が取り付けられたセグメントの断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態のトンネルの覆工方法を説明する他の保護板が取り付けられたセグメントの断面図である。
【図7】 シールド工法によるトンネルの覆工方法を説明する覆工箇所の断面図である。
【図8】 シールド工法によるトンネルの覆工方法を説明する覆工箇所の横断面図である。
【符号の説明】
4 ジャッキ
11 セグメント
11B 接合端面
12 保護板
15 接合具
16 接合棒
31、41 固定用棒体
H 挿入穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tunnel covering method using a shield method in which a plurality of segments are joined together to construct a covering body.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a shield method is known as a tunnel lining method.
This shield method is a method of digging the ground with a shield machine and constructing a lining body by assembling a plurality of arc-shaped segments behind it, and the shield machine is a lining body consisting of assembled segments It is designed to get a reaction force with a jack.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, as shown in FIGS. 7 and 8, when the shield machine obtains a reaction force by the jack 4 that moves the
Further, when the
In the figure,
[0004]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a tunnel lining method capable of constructing a tunnel by a shield method without causing breakage or damage such as cracks in a segment. It is an object.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the tunnel lining method according to
The segment has an insertion hole into which the joining rod protruding from the joining end surface on the opposite side is inserted in the joining end surface on the excavation side, and a joint for engaging the joining rod inserted into the insertion hole is provided. And
The protective plate is provided with a fixing rod that can be inserted into the insertion hole of the joint, and the protective plate is inserted into the joint of the segment so that the protective plate is joined to the segment. It is characterized by being attached to the end face .
[0006]
In this way, when the shield machine is propelled by the reaction force obtained from the covering body by the jack, even if the joining end face of the segment constituting the covering body is pressed by the jack, a protective plate is attached to the joining end face. Therefore, even if the jack is pressed by the jack and the pressing force acts outward, transmission of the tensile force generated between the jacks to the segments can be reliably prevented. Thereby, generation | occurrence | production of the crack in the joining end surface of the segment by the tensile force which arises between jacks can be prevented reliably, and the covering body which does not cause water leakage by a crack can be constructed | assembled. Further, there is no possibility of scratching or the like at the place pressed by the jack.
Moreover, by inserting the fixing rod provided on the protective plate into the insertion hole of the connector provided on the joining end surface of the segment, the protective plate can be attached to the joining end surface of the segment very easily. Therefore, the work can be facilitated and the construction period can be shortened.
[0007]
The tunnel lining method according to
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a tunnel lining method according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 1, the code |
The
[0012]
A
Further, as shown in FIG. 2, the joining
That is, the joining
[0013]
Here, a joining structure using the
The
[0014]
On the other hand, the joining
The joining
[0015]
Then, by bringing the joining
Then, the joining
[0016]
The
A plurality of
[0017]
The
In addition, the code |
[0018]
Next, the case where a tunnel is covered using the
First, the
In this way, the
[0019]
Thereafter, while driving the cutter at the tip of the shield machine, the
If it does in this way, a shield machine will be propelled by obtaining reaction force from a covering body which consists of
[0020]
Here, since the
[0021]
When the shield machine is propelled for a predetermined distance, the jack 4 is retracted, and then the
[0022]
As described above, according to the tunnel lining method described above, when the shield machine is propelled by the jack 4 by obtaining reaction force from the lining body, the
[0023]
Thereby, generation | occurrence | production of the crack C in the joining
Further, by inserting the fixing
In addition, no damage or the like is caused at the place pressed by the jack 4.
[0024]
Next, the
The
The fixing
[0025]
The
Further, a
[0026]
Then, when the diameter-expanding
That is, in a state where the fixing
[0027]
The
[0028]
In addition, a magnet is provided on the back surface of the
That is, in this case, the
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the tunnel lining method of the present invention, the following effects can be obtained. According to the tunnel lining method according to
Moreover, by inserting the fixing rod provided on the protective plate into the insertion hole of the connector provided on the joining end surface of the segment, the protective plate can be attached to the joining end surface of the segment very easily. Therefore, the work can be facilitated and the construction period can be shortened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a segment and a protection plate for explaining a tunnel lining method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a joining portion for explaining a joining structure of segments to which a tunnel lining method according to an embodiment of the present invention is applied.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a segment to which a protection plate is attached for explaining a tunnel lining method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view of a segment to which a protective plate is attached for explaining a tunnel lining method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a segment to which another protection plate is attached for explaining a tunnel lining method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a segment to which another protective plate for explaining the tunnel lining method according to the embodiment of the present invention is attached.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a lining portion for explaining a tunnel lining method by a shield method.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a lining portion for explaining a tunnel lining method by a shield method.
[Explanation of symbols]
4
Claims (2)
前記覆工体の先端部分に組み付けられて、前記ジャッキによって押圧されるセグメントの接合端面に、予め平板状に形成された保護板を装着させてなり、
前記セグメントは、掘削側の接合端面に、対向側の接合端面に突出された接合棒が挿入される挿入穴を有し、該挿入穴へ挿入された前記接合棒を係合する接合具が設けられ、
前記保護板には、前記接合具の挿入穴に挿入可能な固定用棒体が設けられ、該固定用棒体を前記セグメントの接合具へ挿入させることにより、前記保護板が前記セグメントの前記接合端面に装着されることを特徴とするトンネルの覆工方法。This is a tunnel lining method using a shield machine that uses a jack to obtain reaction force from a lining body assembled by joining together the joining end faces of a plurality of arc-shaped segments and excavating the ground. And
It is assembled to the joint end surface of the segment that is assembled to the tip portion of the lining body and pressed by the jack, and a protection plate formed in a flat plate shape is attached in advance .
The segment has an insertion hole into which the joining rod protruding from the joining end surface on the opposite side is inserted in the joining end surface on the excavation side, and a joint for engaging the joining rod inserted into the insertion hole is provided. And
The protective plate is provided with a fixing rod that can be inserted into the insertion hole of the joint, and the protective plate is inserted into the joint of the segment so that the protective plate is joined to the segment. A tunnel lining method characterized by being attached to an end face .
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