JP4182630B2 - ダイヤフラム構造体、微小トランスジューサ、およびこれらの製造方法 - Google Patents

ダイヤフラム構造体、微小トランスジューサ、およびこれらの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイヤフラム構造体、これを用いた圧力センサ,デフォーマルミラー等の微小トランスジューサ、およびこれらの製造方法に関し、特に、歩留まりの高いダイヤフラム構造体、微小トランスジューサ、およびこれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体プロセスに基づいた微細加工技術等を用いて作製されるダイヤフラム構造体、およびダイヤフラム構造体を有する微小トランスデューサが注目されている。これらは半導体プロセスを利用して作製されるため、小型化・大量生産が可能であり、また、微小トランスデューサにおいては、ダイヤフラム構造体と共に駆動回路や検出回路を集積化できるという特長がある。
【0003】
図11は、従来の代表的な微小トランスデューサとしての圧力センサを示す。同図(a)に示す圧力センサ50は、逆U字状のダイヤフラム51と、ダイヤフラム51の表面に形成された歪みゲージとしてのピエゾ抵抗素子52とからなり、表面のピエゾ抵抗素子52のパターンと裏面からの深い異方性エッチングのマスクとの位置合わせを行って製作される(両面処理方法)。一方、同図(b)に示す圧力センサ50は、空隙部53を有するダイヤフラム51と、ダイヤフラム51の表面に形成された歪みゲージとしてのピエゾ抵抗素子52とからなり、通常のICプロセスと同様に片面処理により両者の位置合わせを行って製作される(片面処理方法)。ここで、両面処理方法よりも片面処理方法の方が位置合わせ精度が高いため、圧力センサの小型化には片面処理方法が適している。
【0004】
このような片面処理方法による従来の圧力センサの製造方法として、例えば、特開平6−112509号公報に示されるものがある。
【0005】
図12および図13は、その製造工程を示す。まず、図12(a)に示すように、ガラス基板101上にプラズマCVD(chemical vapor deposition:化学蒸着)法により厚さ200nmの多結晶シリコンからなる犠牲層102を着膜し、その犠牲層102を通常のフォトリソフラフィー技術およびエッチング技術により直径が100μmとなるようにパターニングする。続いて、この犠牲層102を覆うようにシリコン窒化膜103をプラズマCVD法により形成する。なお、犠牲層102は後工程でエッチングされ、空洞部となる。次に、図12(b)に示すように、シリコン窒化膜103上に後工程でピエゾ抵抗素子となるp型多結晶シリコン104をプラズマCVD法により形成す。次に、図12(c)に示すように、通常のフォトリソフラフィー技術およびエッチング技術により多結晶シリコン104をパターニングして、ピエゾ抵抗素子104A,104Bを形成する。次に、図11(d)に示すように、ピエゾ抵抗素子104A,104Bを保護するためにシリコン窒化膜からなる保護膜105を全面に着膜する。
【0006】
次に、犠牲層102の表面の一部が露出するよう、図13(a)に示すように、シリコン窒化膜103および保護膜105をフォトリソフラフィー技術およびエッチング技術によりパターニングして除去し、開口部109を形成する。続いて、KOH(水酸化カリウム)溶液に浸漬して開口部109を通して犠牲層102をエッチングした後、洗浄し、乾燥させ空洞部106を形成する。KOHによる犠牲層102のエッチングは、犠牲層102を構成するシリコンをエッチングするときに生じる水素の泡によりエッチング液が循環されるため、犠牲層102の入り組んだ部分のエッチングが可能となる。このようにシリコン窒化膜103を残して、その下層の犠牲層102を除去して立体的な形状を形成するプロセスを犠牲層プロセスと呼ぶ。次に、図13(b)に示すように、ピエゾ抵抗素子104A,104Bの保護膜105を通常のフォトリソフラフィー技術およびエッチング技術によりパターニングしてコンタクトホール105a,105bを形成し、アルミニウムからなる配線107A,107Bを形成する。最後に、図13(c)に示すように、プラズマCVD法によりシリコン窒化膜108を着膜し、充填部108aによって開口部109を塞ぎ、ダイヤフラムを有する小型な圧力センサが完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の圧力センサの製造方法によると、空洞部106を形成するために犠牲層プロセスを利用していることから、犠牲層102をエッチングする際に発生する水素の泡の圧力によってダイヤフラム構造体が破壊される場合があり、歩留まりが低いという問題がある。また、犠牲層102の入り組んだ部分に対して確実にエッチングしても、その後の洗浄・乾燥を行うことも難しく、空洞部106内にエッチング液や洗浄液が残る場合があり、更に歩留まりが低下する。
【0008】
従って、本発明の目的は、歩留まりの高いダイヤフラム構造体、微小トランスジューサ、およびこれらの製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、基板上に、ダイヤフラム部およびダイヤフラム部を支持する胴体部を含むダイヤフラム構成要素を形成してなるダイヤフラム構造体において、前記ダイヤフラム構成要素は、薄膜から形成され、前記胴体部は、前記基板上に接合され、前記ダイヤフラム部は、前記胴体部に接合されたことを特徴とするダイヤフラム構造体を提供する。
エッチング液を用いずにダイヤフラム構成要素を接合してダイヤフラム構造体を形成することにより、歩留まりが高くなる。胴体部とダイヤフラム部は、ともに接合してもよく、予め胴体部を基板上に半導体プロセスを用いて着膜し、その胴体部の上にダイヤフラム部を接合してもよい。
【0010】
本発明は、上記目的を達成するため、基板上に、ダイヤフラム部およびダイヤフラム部を支持する胴体部を含むダイヤフラム構成要素を形成してなるダイヤフラム構造体と、前記ダイヤフラム部が受けた圧力を電気信号に変換し、あるいは電気信号に基づいて前記ダイヤフラム部を変形させる圧電変換部とを有する微小トランスデューサにおいて、前記ダイヤフラム構造体の前記ダイヤフラム構成要素は、薄膜から形成され、前記胴体部は、前記基板上に接合され、前記ダイヤフラム部は、前記胴体部に接合されたことを特徴とする微小トランスデューサを提供する。
【0011】
本発明は、上記目的を達成するため、第1の基板上にダイヤフラム部およびダイヤフラム部を支持する胴体部を薄膜によって形成する第1の工程と、前記第1の基板上の前記胴体部の表面、および第2の基板の表面を清浄化し、前記胴体部の前記表面と前記第2の基板の前記表面とを直接接触させ、前記第2の基板を前記第1の基板から引き離すことにより、前記胴体部を前記第1の基板から剥離して前記第2の基板側に転写する第2の工程と、前記第1の基板上の前記ダイヤフラム部の表面、および前記第2の基板に転写された前記胴体部の表面を清浄化し、前記ダイヤフラム部の前記表面と前記胴体部の前記表面とを直接接触させ、前記第2の基板を前記第1の基板から引き離すことにより、前記ダイヤフラム部を前記第1の基板から剥離して前記第2の基板側に転写する第3の工程とを含むことを特徴とするダイヤフラム構造体の製造方法を提供する。
また、本発明は、上記目的を達成するため、第1の基板上に薄膜を形成し、前記薄膜をパターニングしてダイヤフラム部を形成する第1の工程と、第2の基板上に薄膜を形成し、前記薄膜をパターニングして前記ダイヤフラム部を支持する胴体部を形成する第2の工程と、前記第1の基板上の前記ダイヤフラム部の表面、および前記第2の基板上の前記胴体部の表面を清浄化し、前記ダイヤフラム部の前記表面と前記胴体部の前記表面とを直接接触させ、前記第2の基板を前記第1の基板から引き離すことにより、前記ダイヤフラム部を前記第1の基板から剥離して前記第2の基板側に転写する第3の工程とを含むことを特徴とするダイヤフラム構造体の製造方法を提供する。
また、本発明は、上記目的を達成するため、第1の基板上に薄膜を形成し、前記薄膜をパターニングしてダイヤフラム部を形成する第1の工程と、第2の基板をエッチングしてそのエッチングした部分の周囲に前記ダイヤフラム部を支持する胴体部を形成する第2の工程と、前記第1の基板上の前記ダイヤフラム部の表面、および前記第2の基板上の前記胴体部の表面を清浄化し、前記ダイヤフラム部の前記表面と前記胴体部の前記表面とを直接接触させ、前記第2の基板を前記第1の基板から引き離すことにより、前記ダイヤフラム部を前記第1の基板から剥離して前記第2の基板側に転写する第3の工程とを含むことを特徴とするダイヤフラム構造体の製造方法を提供する。
【0012】
本発明は、上記目的を達成するため、第1の基板上にダイヤフラム部およびダイヤフラム部を支持する胴体部を含むダイヤフラム構成要素を薄膜によって形成する第1の工程と、前記第1の基板上の前記胴体部の表面、および第2の基板の表面を清浄化し、前記胴体部の前記表面と前記第2の基板の前記表面とを直接接触させ、前記第2の基板を前記第1の基板から引き離すことにより、前記胴体部を前記第1の基板から剥離して前記第2の基板側に転写する第2の工程と、前記第1の基板上の前記ダイヤフラム部の表面、および前記第2の基板に転写された前記胴体部の表面を清浄化し、前記ダイヤフラム部の前記表面と前記胴体部の前記表面とを直接接触させ、前記第2の基板を前記第1の基板から引き離すことにより、前記ダイヤフラム部を前記第1の基板から剥離して前記第2の基板側に転写する第3の工程と、前記ダイヤフラムに圧電変換部を形成する第の工程とを含むことを特徴とする微小トランスデューサの製造方法を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1〜図3は、本発明の実施の形態に係るダイヤフラム構造体の製造工程を示す。まず、図1(a)に示すように、シリコンからなる第1の基板1Aおよび第2の基板1B上にそれぞれ離型層2を形成する。次に、通常の半導体プロセスを用いて第1の基板1A上にはダイヤフラム構成要素である円形ドーナツ状の2つの胴体部30A,30Bを、第2の基板1B上にはダイヤフラム構成要素である円形の2つのダイヤフラム部31A,31Bを形成する。
【0014】
離型層2は、後工程において、胴体部30A,30Bとダイヤフラム部31A,31Bが基板1A,1B上から剥がれ、後述するターゲット基板11に転写し易いように、第1の基板1Aと胴体部30A,30Bの間、第2の基板1Bとダイヤフラム部31A,31Bの間の密着力を低下させるために形成される。離型層2としては、ポリイミド等の有機材料、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、フッ素を含むSiOF等の無機材料が用いられ、胴体部30A,30Bやダイヤフラム部31A,31Bとなる薄膜材料との組み合わせで適宜選択される。また、密着力を低下させるために離型層2を形成せずに、基板1A,1B表面をフッ素を含む雰囲気に晒す等の表面処理を施してもよい。
【0015】
胴体部30A,30Bとダイヤフラム部31A,31Bは、スパッタリング法、蒸着法、CVD法等により薄膜を着膜した後、フォトリソグラフィー法、続いてウエットエッチング、ドライエッチング等のエッチング法により所望の形状にパターニングされる。これらの方法は目的に応じて適宜選択される。このように半導体プロセスを利用しているため、形状および厚さをサブミクロンの精度で形成するこができる。更に、胴体部30A,30Bとダイヤフラム部31A,31Bのそれぞれの厚さや材料を変えてもよく、また、1つの基板上に同時に胴体部30A,30Bとダイヤフラム部31A,31Bを形成してもよい。
【0016】
胴体部30A,30Bおよびダイヤフラム部31A,31Bの薄膜材料としては、多結晶シリコン,アモルファスシリコン等の半導体材料、シリコン酸化膜,シリコン窒化膜等のセラミックス材料、あるいはアルミニウム,アルミニウム合金等の金属材料等を利用できるが、ダイヤフラム部31A,31Bの薄膜材料としては良好な弾性を有するシリコンやシリコン窒化膜が好ましい。
【0017】
次に、図1(b)に示すように、第1の基板1Aおよび第2の基板1Bを真空槽6内のXステージ7aおよびYステージ7bからなる精密XYステージ7上の第1および第2のθステージ8,9上に配置し、第1および第2の基板1A,1B上の胴体部30A,30Bとダイヤフラム部31A,31Bを転写するターゲット基板11をZステージ10に取り付ける。続いて、真空引きした後、ターゲット基板11の真下に第1の基板1Aが位置するように精密XYステージ7を移動し、ターゲット基板11と第1の基板1AにFAB源12A,12Bから粒子ビーム13を照射して表面の有機物や酸化物を除去し、活性な清浄表面とする。これを表面活性化と呼ぶ。粒子ビーム13としてはイオンビームや中性ビームがあるが、中性ビームが好ましい。これは、中性ビームを用いると、ダイヤフラム部31A,31B等の材料が絶縁体である場合にはチャージアップを防止でき、また、ターゲット基板11に予め回路が形成されている場合には絶縁破壊を防止できるからである。なお、図示しなかったが、上の基板11と下の基板1A,1Bを位置合わせするための顕微鏡が備え付けられている。
【0018】
次に、図2(a)に示すように、Zステージ10を下げてターゲット基板11と第1の基板1A上の胴体部30A,30Bを接触させると、ターゲット基板11と胴体部30A,30Bが強固に接合される。これは表面活性化により清浄な面同士が接触し、両者の原子同士が直接結合するためである。この接合は加熱せずに室温で行われることから常温接合法と呼ばれる。この他の接合方法としては熱融着などの方法があるが、常温接合法が好ましい。特に異種材料を接合する場合において、常温接合では、熱膨張率の違いによる変形を防止したり、材料の組み合わせによっては熱を加えると、接合界面に脆い化合物が生じて接合力が低下することがあるが、これを回避することができるからである。次に、図2(b)に示すように、Zステージ10を上げると、ターゲット基板11に第1の基板1A上の胴体部30A,30Bが転写される。これは、ターゲット基板11と胴体部30A,30Bの接合力の方が、胴体部30A,30Bと離型層2の密着力よりも大きいためである。
【0019】
次に、図3(a)に示すように、上記動作と同様にしてターゲット基板11に第2の基板1B上のダイヤフラム部31A,31Bを転写する。これによりに示すように2つのダイヤフラム構造体5が同時に完成する。なお、この方法ではダイヤフラム部31A,31Bを接合する直前の真空槽6内圧力を調節することにより、ダイヤフラム構造体5の空洞部5a内を所望の圧力に調節することができ、測定レンジの違う圧力センサを作製することができる。ただし調圧するときにはArなどの不活性ガスが好ましい。これは、表面活性化を行った後の接合面を再汚染することがなく、強い接合力を得られるからである。最後に、図3(b)に示すように、Zステージ10からターゲット基板11を取り外す。
【0020】
上記第1の実施の形態によれば、従来例と違ってエッチング液を用いずに、胴体部30A,30Bとダイヤフラム部31A,31Bを接合・転写してダイヤフラム構造体5を作製しているため、歩留まりが高い。
また、このようにして作製したダイヤフラム構造体5に従来例と同様にしてピエゾ抵抗や配線を形成すれば、ピエゾ抵抗式微小トランスデューサを作製することができる。また、ダイヤフラム構造体5の空洞部5aを隔てて対向電極を設ければ、静電容量式微小トランスデューサを作製することができる。これらのトランスデューサにおいて、ダイヤフラムは圧力に応じて変位するので、その変位量をピエゾ抵抗素子の抵抗値変化や静電容量値の変化を検出すれば、圧力センサとして用いることができる。また、逆にピエゾ抵抗素子に、静電容量式では対向電極間に電圧を印加すれば、ダイヤフラムが変形するのでデフォーマルミラーとして用いることができる。
なお、本実施の形態においては、ターゲット基板11に胴体部30A,30Bとダイヤフラム部31A,31Bをそれぞれ1回転写してダイヤフラム構造体を作製する場合について説明したが、必要に応じて胴体部30A,30Bとダイヤフラム部31A,31Bをそれぞれ複数回転写してもよく、また、予め通常の半導体プロセスを用いて胴体部30A,30Bをパターニングしたターゲット基板11にダイヤフラム部31A,31Bを転写してもよい。更に、微小トランスデューサを作製する場合には予めターゲット基板11に検出回路や駆動回路を作製しておいてもよい。また、本実施の形態では、ダイヤフラム部を1つの胴体部によって支持したが、複数の胴体部によって支持してもよい。
また、ターゲット基板11をエッチングしてそのエッチングした部分の周囲に胴体部を予め形成しておき、基板1Bのみにダイヤフラム部31A,31Bをパターニングして形成し、そのダイヤフラム部31A,31Bをターゲット基板11に形成した胴体部に転写してもよい。これにより、胴体部を薄膜により形成するための基板を省くことができる。
【0021】
【実施例】
図4〜図6は、本発明の実施例1としてダイヤフラム構造体の製造工程を示す。まず、図4(a)に示すように、Siウェハからなる第1の基板1Aおよび第2の基板1Bを準備し、各基板1A,1B表面にポリイミドをスピンコート法により塗布し、最高温度350℃でベークし、離型層2を形成する。次に、図4(b)に示すように、第1および第2の基板1A,1Bの離型層2の上にスパッタリング法によりa−Si薄膜3A,3Bを0.2μm着膜する。ターゲットには高純度Siを使用し、スパッタ圧力0.7Pa、基板温度は室温とした。次に、図4(c)に示すように、基板1A,1B表面にフォトレジストを塗布し、通常のフォトリソグラフィー法とエッチング技術によりa−Si薄膜3A,3Bをパターニングし、第1の基板1Aには円形ドーナツ状の胴体部30Aを、第2の基板1Bにはダイヤフラム部31をそれぞれ数1000個形成する(同図ではそれぞれ1組のみしか示していない。)。フォトレジストにはポジ型を用い、フォトマスクを用いてレジストを露光した。Si薄膜3A,3Bをエッチングした後、フォトレジストを剥離液にて除去する。
【0022】
次に、図5(a)に示すように、第1の基板1Aを真空槽6内の精密XYステージ7の第1のθステージ8上に、第2の基板1Bを第2のθステージ9上に固定し、また、Zステージ10にはターゲット基板11としてSiウェハを固定する。次に、真空槽6内を5×10-5Pa台まで真空に排気する。そしてターゲット基板11の真下に第1の基板1Aが位置するように精密XYステージ7を移動させた後、両者の表面にArの中性の高速原子ビーム(Fast Atom Beam :FAB)13を照射し、表面活性化処理を施す。FAB処理条件は、FAB電圧1.5kV、FAB電流15mA、処理時間5minとした。なお、図示しなかったが、上の基板11と下の基板1A,1Bを位置合わせするための顕微鏡が備え付けられている。次に、図5(b)に示すように、Zステージ10を下げてターゲット基板11と第1の基板1A上の胴体部30Aを接触させ、更に荷重として50kgf/cm2を懸け5分間押し付けて、ターゲット基板11と胴体部30Aを強固に接合した。接合強度を引っ張り試験により評価したところ、50〜100MPaであった。
【0023】
次に、図6(a)に示すように、Zステージ10を上げ、ターゲット基板11に第1の基板1A上の胴体部30Aを転写す。これは、ターゲット基板11と第1の基板1A上の胴体部30Aの接合力の方が、胴体部30Aと離型層2の密着力よりも大きいためである。次に、図6(b)に示すように、上記動作と同様にしてターゲット基板11に第2の基板1B上のダイヤフラム部31を転写する。これによりダイヤフラム構造体5が完成する。なお、ダイヤフラム部31を接合する直前の真空槽6内にArを導入して1×10-3Paに調圧した。最後に、図6(c)に示すように、Zステージ10からターゲット基板11を取り外す。以上の製造方法によれば、ダイヤフラム構造体を歩留まり良く作製できる。
【0024】
図7は、本発明の実施例2としてピエゾ抵抗式圧力センサの製造工程を示す。まず、図7(a)に示すように、図4〜図6に示したのと同様にターゲット基板11上に胴体部30Aとダイヤフラム部31からなるダイヤフラム構造体5を作製する。次に、図7(b)に示すように、減圧CVD法により厚さ0.2μmの多結晶シリコンを着膜し、続いて5×1015cm-2のドーズ量でボロンをイオン注入し、アニール処理を行い、p型多結晶シリコンをパターニングしてピエゾ抵抗素子20を作製する。次に、図7(c)に示すように、全面に減圧CVD法により厚さ0.2μmのシリコン窒化膜21を着膜し、通常のフォトリソフラフィー技術およびエッチング技術によりパターニングしてコンタクトホール21a,21bを形成し、Al配線22A,22Bを形成する。最後に保護膜として減圧CVD法により厚さ0.8μmのシリコン窒化膜23を着膜する。なお、図示しなかったが、圧力検出回路は公知の技術により作製する。以上の製造方法によれば、ピエゾ抵抗式圧力センサを歩留まり良く作製できる。
【0025】
図8は、本発明の実施例3としてピエゾ抵抗式デフォーマルミラーを示す。このデフォーマルミラーは、実施例2と同様に図7(c)に示す構造を作製し、シリコン窒化膜23上に反射率の高いミラー24を被着し、ミラー24を駆動する駆動回路を公知の技術により作製したものである。この製造方法によれば、ピエゾ抵抗式のデフォーマルミラーを歩留まり良く作製できる。
【0026】
図9は、本発明の実施例4として静電容量式圧力センサの製造工程を示す。まず、図9(a)に示すように、ターゲット基板11としてSiウェハを準備し、その表面に電極となるAl配線40をフォトリソグラフィー法とエッチング技術にてパターニングし、続いてAl配線40を覆うように絶縁膜としてシリコン酸化膜41をプラズマCVD法により着膜する。このシリコン酸化膜41は最終的に作製されたダイヤフラム構造体の対向電極間の短絡を防止するために設けられる。そして、表面が平坦となるようCMP法(化学的研磨法)により研磨する。次に、図9(b)に示すように、図4〜図6に示したのと同様にターゲット基板11上に胴体部30Aとダイヤフラム部31からなるダイヤフラム構造体5を作製する。次に、図9(c)に示すように、減圧CVD法により厚さ0.2μmの多結晶シリコンを着膜し、続いて5×1016cm-2のドーズ量でボロンをイオン注入し、アニール処理を行い、その多結晶シリコンをパターニングしてAl配線40と対向する電極42を作製する。そして、図9(d)に示すように、全面に減圧CVD法により厚さ0.2μmのシリコン窒化膜43を着膜し、通常のフォトリソフラフィー法とエッチング技術によりパターニングしてコンタクトホール43aを形成し、Al配線44を形成する。最後に、図9(e)に示すように、保護膜として減圧CVD法により厚さ0.8μmのシリコン窒化膜45を着膜する。なお、図示しなかったが、圧力検出回路は公知の技術により作製する。以上の製造方法により静電容量式圧力センサを歩留まり良く作製できる。
【0027】
図10は、本発明の実施例5として静電容量式デフォーマルミラーを示す。このデフォーマルミラーは、実施例4と同様に図9(e)に示す構造を作製し、シリコン窒化膜45上に反射率の高いミラー46を被着し、ミラー46を駆動する駆動回路を公知の技術により作製したものである。この製造方法によれば、静電容量式デフォーマルミラーを歩留まり良く作製できる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、エッチング液を用いずにダイヤフラム構成要素を接合してダイヤフラム構造体を形成することにより、歩留まりの高いダイヤフラム構造体、微小トランスデューサ、およびこれらの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の実施の形態に係るダイヤフラム構造体の製造工程を示す図である。
【図2】(a),(b)は本発明の実施の形態に係るダイヤフラム構造体の製造工程を示す図である。
【図3】(a),(b)は本発明の実施の形態に係るダイヤフラム構造体の製造工程を示す図である。
【図4】(a)〜(c)は本発明の実施例1としてダイヤフラム構造体の製造工程を示す図である。
【図5】(a),(b)は本発明の実施例1としてダイヤフラム構造体の製造工程を示す図である。
【図6】(a)〜(c)は本発明の実施例1としてダイヤフラム構造体の製造工程を示す図である。
【図7】(a)〜(c)は本発明の実施例2としてピエゾ抵抗式圧力センサの製造工程を示す図である。
【図8】本発明の実施例3としてピエゾ抵抗式デフォーマルミラーの断面図である。
【図9】(a)〜(e)は本発明の実施例4として静電容量式圧力センサの製造工程を示す図である。
【図10】本発明の実施例5として静電容量式デフォーマルミラーの断面図である。
【図11】(a),(b)は従来の代表的な微小トランスデューサとして圧力センサを示す図である。
【図12】(a)〜(d)は従来のピエゾ抵抗式微小トランスデューサの製造工程を示す図である。
【図13】(a)〜(c)は従来のピエゾ抵抗式微小トランスデューサの製造工程を示す図である。
【符号の説明】
1A,1B 基板
2 離型層
3A 薄膜
5 ダイヤフラム構造体
5a 空洞部
6 真空槽
3A,3B 薄膜
7a Xステージ
7b Yステージ
7 精密XYステージ
8 第1のθステージ
9 第2のθステージ
10 Zステージ
11 ターゲット基板
12A,12B FAB源
13 粒子ビーム
20 ピエゾ抵抗素子
21 シリコン窒化膜
21a,21b コンタクトホール
22A,22B 配線
23 シリコン窒化膜
24 ミラー
30A,30B 胴体部
31,31A,31B ダイヤフラム部
40 Al配線
41 シリコン酸化膜
42,44 電極
44 Al配線
45 シリコン窒化膜
46 ミラー
51 ダイヤフラム
52 ゲージ
101 ガラス基板
102 犠牲層
103 シリコン窒化膜
104 p型多結晶シリコン
104A,104B ゲージ
105 保護膜
105a,105b コンタクトホール
106 空洞部
109 開口部
107A,107B 配線
108 シリコン窒化膜
108a 充填部

Claims (17)

  1. 基板上に、ダイヤフラム部およびダイヤフラム部を支持する胴体部を含むダイヤフラム構成要素を形成してなるダイヤフラム構造体において、
    前記ダイヤフラム構成要素は、薄膜から形成され、
    前記胴体部は、前記基板上に接合され、
    前記ダイヤフラム部は、前記胴体部に接合されたことを特徴とするダイヤフラム構造体。
  2. 基板上に、ダイヤフラム部およびダイヤフラム部を支持する胴体部を含むダイヤフラム構成要素を形成してなるダイヤフラム構造体と、
    前記ダイヤフラム部が受けた圧力を電気信号に変換し、あるいは電気信号に基づいて前記ダイヤフラム部を変形させる圧電変換部とを有する微小トランスデューサにおいて、
    前記ダイヤフラム構造体の前記ダイヤフラム構成要素は、薄膜から形成され、
    前記胴体部は、前記基板上に接合され、
    前記ダイヤフラム部は、前記胴体部に接合されたことを特徴とする微小トランスデューサ。
  3. 前記圧電変換部は、前記ダイヤフラム部の表面に形成されたピエゾ抵抗素子を備えたことを特徴とする請求項2記載の微小トランスデューサ。
  4. 前記圧電変換部は、前記ダイヤフラム部が受けた圧力を前記ピエゾ抵抗素子の抵抗値の変化として検出する検出回路を備えたことを特徴とする請求項3記載の微小トランスデューサ。
  5. 前記ダイヤフラム構造体は、前記ダイヤフラム部の変形によって変形するミラーを備え、
    前記圧電変換部は、電気信号に基づいて前記ピエゾ抵抗素子に電圧を印加して前記ダイヤフラム部を変形させる駆動回路を備えたことを特徴とする請求項3記載の微小トランスデューサ。
  6. 前記圧電変換部は、前記ダイヤフラム部を介して対向配置された一対の電極を備えたことを特徴とする請求項2記載の微小トランスデューサ。
  7. 前記圧電変換部は、前記ダイヤフラム部が受けた圧力を前記一対の電極間の静電容量の変化として検出する検出回路を備えたことを特徴とする請求項6記載の微小トランスデューサ。
  8. 前記ダイヤフラム構造体は、前記ダイヤフラム部の変形によって変形するミラーを備え、
    前記圧電変換部は、電気信号に基づいて前記一対の電極に電圧を印加して前記ダイヤフラム部を変形させる駆動回路を備えたことを特徴とする請求項6記載の微小トランスデューサ。
  9. 第1の基板上にダイヤフラム部およびダイヤフラム部を支持する胴体部を薄膜によって形成する第1の工程と、
    前記第1の基板上の前記胴体部の表面、および第2の基板の表面を清浄化し、前記胴体部の前記表面と前記第2の基板の前記表面とを直接接触させ、前記第2の基板を前記第1の基板から引き離すことにより、前記胴体部を前記第1の基板から剥離して前記第2の基板側に転写する第2の工程と
    前記第1の基板上の前記ダイヤフラム部の表面、および前記第2の基板に転写された前記胴体部の表面を清浄化し、前記ダイヤフラム部の前記表面と前記胴体部の前記表面とを直接接触させ、前記第2の基板を前記第1の基板から引き離すことにより、前記ダイヤフラム部を前記第1の基板から剥離して前記第2の基板側に転写する第3の工程とを含むことを特徴とするダイヤフラム構造体の製造方法。
  10. 1の基板上に薄膜を形成し、前記薄膜をパターニングしてダイヤフラム部を形成する第1の工程と、
    2の基板上に薄膜を形成し、前記薄膜をパターニングして前記ダイヤフラム部を支持する胴体部を形成する第2の工程と、
    前記第1の基板上の前記ダイヤフラム部の表面、および前記第2の基板上の前記胴体部の表面を清浄化し、前記ダイヤフラム部の前記表面と前記胴体部の前記表面とを直接接触させ、前記第2の基板を前記第1の基板から引き離すことにより、前記ダイヤフラム部を前記第1の基板から剥離して前記第2の基板側に転写する第3の工程とを含むことを特徴とするダイヤフラム構造体の製造方法。
  11. 前記第の工程は、前記ダイヤフラム部と前記胴体部と接触および転写によって前記ダイヤフラム部と前記第2の基板との間に空洞部を形成することを特徴とする請求項9又は10記載のダイヤフラム構造体の製造方法。
  12. 前記第の工程は、前記ダイヤフラム部と前記胴体部と接触および転写を不活性ガス雰囲気中で行うとともに、前記不活性ガス雰囲気のガス圧を調整することにより、前記空洞部の圧力を制御することを特徴とする請求項11記載のダイヤフラム構造体の製造方法。
  13. 1の基板上に薄膜を形成し、前記薄膜をパターニングしてダイヤフラム部を形成する第1の工程と、
    2の基板をエッチングしてそのエッチングした部分の周囲に前記ダイヤフラム部を支持する胴体部を形成する第2の工程と、
    前記第1の基板上の前記ダイヤフラム部の表面、および前記第2の基板上の前記胴体部の表面を清浄化し、前記ダイヤフラム部の前記表面と前記胴体部の前記表面とを直接接触させ、前記第2の基板を前記第1の基板から引き離すことにより、前記ダイヤフラム部を前記第1の基板から剥離して前記第2の基板側に転写する第3の工程とを含むことを特徴とするダイヤフラム構造体の製造方法。
  14. 第1の基板上にダイヤフラム部およびダイヤフラム部を支持する胴体部を含むダイヤフラム構成要素を薄膜によって形成する第1の工程と、
    前記第1の基板上の前記胴体部の表面、および第2の基板の表面を清浄化し、前記胴体部の前記表面と前記第2の基板の前記表面とを直接接触させ、前記第2の基板を前記第1の基板から引き離すことにより、前記胴体部を前記第1の基板から剥離して前記第2の基板側に転写する第2の工程と、
    前記第1の基板上の前記ダイヤフラム部の表面、および前記第2の基板に転写された前記胴体部の表面を清浄化し、前記ダイヤフラム部の前記表面と前記胴体部の前記表面とを直接接触させ、前記第2の基板を前記第1の基板から引き離すことにより、前記ダイヤフラム部を前記第1の基板から剥離して前記第2の基板側に転写する第3の工程と、
    前記ダイヤフラム部に圧電変換部を形成する第4の工程とを含むことを特徴とする微小トランスデューサの製造方法。
  15. 前記第4の工程は、前記ダイヤフラム部の表面にピエゾ抵抗素子を形成する工程を含むことを特徴とする請求項14記載の微小トランスデューサの製造方法。
  16. 前記第4の工程は、前記ダイヤフラム部を介して対向配置された一対の電極を形成する工程を含むことを特徴とする請求項14記載の微小トランスデューサの製造方法。
  17. 前記第4の工程は、前記ダイヤフラム部の変形によって変形するミラーを形成する工程を含むことを特徴とする請求項14記載の微小トランスデューサの製造方法。
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