JP4175961B2 - 吸水システム用フロート装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば床面に溜った洗浄汚水を吸水する吸水機や、床面を洗浄する床面洗浄機等に用いる吸水システムの技術分野に属するものであって、具体的には、この種の吸水システムに用いて好適なフロート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
吸水機や床面洗浄機等の吸水システムに使用されている従来の一般的なフロート装置は、ブロアーの吸引力によって吸引した汚水が汚水回収タンク(吸水タンク)の所定のレベルまで上昇すると、フロート装置内のフロート(浮子)が上昇して、ブロアーの吸引作用が及ぶ排気口を塞ぎ、汚水がブロアー側に吸い込まれないように構成されてる。
【0003】
しかし、上記従来のフロート装置では、洗剤の使用等が原因で吸水タンク内に泡が発生した場合に、この泡に対してフロートが敏感に作用するようには構成されていないため、フロートが上昇せずに排気口が開いた状態のままに成って、その結果、オーバーフローした水分を含んだ泡が排気口を通って直接ブロアー側に吸引されて、ブロアーの故障を招いたり、ブロアーの製品寿命を短くしてしまう問題があった。
【0004】
そこで、本出願人は、特許文献1に記載のように、泡を含む汚水に対してフロートが敏感に作用するように構成して、フロートが泡を感知すると直ちに排気口を塞いで、泡の吸い込みを防止できるように工夫した吸水器用フロート装置を開発した。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−95731号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1に記載のフロート装置では、泡が発生するとフロートが早々に排気口を閉じてしまうため、汚水の収容量が満タンに成る前の段階、即ち、汚水の収容量が未だ十分に残っている段階であっても、汚水の吸引回収を停止してしまうことになってしまい、吸水タンクの容量を有効に利用できない問題があった。
【0007】
そこで本発明の技術的課題は、汚水の吸引によって泡が発生しても、泡をブロアー側に吸引させることなく、また、泡が発生したとしても、汚水を吸水タンクの所定のレベル迄回収できるように工夫した吸水システム用フロート装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記の技術的課題を解決するために、本発明では前記請求項1に記載の如く、吸水タンクに排気口と吸水口を設け、この排気口に対してブロアーの吸引作用を及ぼすことにより、上記吸水口を通して水を吸水タンクに吸水するように構成した吸水システムにおいて、上記吸水タンクの内部に、上記排気口に連通するフロートケースを設け、このフロートケースの内部には、吸水タンク内の水量に従って上下動して、水量が所定量に達すると上記の排気口を遮断するフロートを収めると共に、上記フロートケースの外側部を、上面を吸水タンク内の上側部に開放する一方、底面に吸水タンク内の水が流通する小穴を開口し、内部にはこの小穴を塞ぐことができる弁体を収納したフロートケースカバー体で囲み、且つ、該弁体の比重を、上記吸水タンク内に発生した泡よりも重く、また、吸水タンク内の水よりも軽く設定して、上記小穴より水が侵入して来ると弁体が浮き上がって小穴を開放するように構成したことを特徴としている。
【0009】
(2) また、本発明では前記請求項2に記載の如く、弁体の比重を、0.4〜0.6にしたことを特徴としている。
【0010】
(3) また、本発明では前記請求項3に記載の如く、フロートと弁体の比重を、0.4〜0.6にしたことを特徴としている。
【0011】
(4) また、本発明では前記請求項4に記載の如く、フロートケースの内部に、フロートの下側に位置させて比重が0.1未満の第二フロートを収納したことを特徴としている。
【0012】
(5) 更に本発明では、前記請求項5に記載の如く、底面に小穴が開口され、且つ、弁体が移動自在に収納されているケースカバー体の底面収納部を断面略円筒状に形成して、この底面収納部の外周部には、外方に向けて突出する複数の縦溝室を、底面収納部と連通した状態に連設すると共に、これ等各縦溝室の上面を上記ケースカバー体の内部に向けて開口したことを特徴としている。
【0013】
上記(1)、(2)、(3)で述べた手段によると、泡を多く含んだ汚水が吸水タンク内に回収された場合、フロートケースカバー体の底部に収納した弁体は、泡では上昇しない(比重が泡より重い)ため、弁体は引き続き閉じたままの状態を維持し、弁体が閉じられたままのフロートケースカバー体内には泡が侵入しない。従って、泡は吸水タンク内でフロートケースカバー体の外側部を包む状態で次第に増加し続ける。一方、ブロアーで吸引される吸引空気は、吸水タンク内に位置して設けられたフロートケースカバー体の上面開放口から入り、フロートケース内を経てブロアー側に吸引されるから、ブロアーが泡を吸引することがなく、ブロアーは正常な吸引動作を続けることができる。
【0014】
一方、泡を含む汚水が増加し、汚水の最上レベルが上記フロートケースカバー体の底部にある弁体に到達すると、弁体の比重は水の比重より小さいから、水に浮かび、水の上昇に伴いカバー体内を上昇し、結果的に弁体で塞がれていた小穴が開放され、汚水は小穴を経由してフロートケースカバー体内に侵入し、フロートケースカバー体内を上昇して、やがては、フロートの設置レベルに達し、フロートを押し上げ、ブロアーの吸引作用が及ぶ排気口を塞ぎ、吸引を停止することになる。
【0015】
従って、このフロート装置によれば、汚水の中に泡が混入していても、泡によってフロートが早々に作動して吸引作用が及ぶ排気口を塞ぎ、吸引を停止してしまうことがなく、汚水の増加に従ってのみフロートが上昇し、汚水が所定の水量に達することで排気口を遮断して吸引を停止するように作用する。
【0016】
上記(4)で述べた手段によれば、フロートケース内において、フロートの下方に泡より比重の小さな第二フロートを設けたから、仮りに弁体による泡の遮断が完全でない場合とか、フロートケースカバー体の上部から泡が侵入したような場合でも、第二フロートが泡に作用して浮力が生じ、その浮力で上部のフロートを押し上げることができる。この構成により、より安全で確実な泡吸引対策が講じられることになる。
【0017】
フロートケースカバー体の底部に設けた底面収納部には、弁体が上下自在に収納されており、汚水が上昇するにつれて弁体が上昇し、フロートケースカバー体の底部に設けた小穴が開き汚水がフロートケースカバー体内に侵入する構造になっている。従って、この底面収納部には、汚泥等のゴミが溜って弁体の自在な動きを阻害する可能性をもっているため、上記弁体が収納されている底面収納部を清水で洗浄する必要がある。
【0018】
そこで本発明では、前記(5)で述べた如く、フロートケースカバー体の底面収納部の形状を断面略円筒状とし、その外周部に該収納部の内部に連通した複数の縦溝室を設け、且つ、該縦溝室の上部をフロートケースカバー体に向けて開放して設けたので、弁体が上記底面収容部に収納されている時でも、清水をフロートケースカバー体の上部からかけると、収容部には外周部の各縦溝室から清水が入り込み、弁体を若干浮かせ気味にして収容部の内部(小穴の周辺部)をきれいに洗浄することを可能にする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、上述した本発明に係る吸水システム用フロート装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明が実施された吸水機の側面図で、図中1Aは符号1で全体的に示した吸水機の機体、2と3は走行用の車輪、4は操作ハンドル、5は機体1内に設けたブロアー9の吸引作用を受けて、床面等の上に溜った洗浄汚水等を吸引するスキージ、5Tはスキージ昇降用レバー、6はスキージホース、8は吸引した汚水を回収する吸水タンク(汚水回収タンク)、1Bはタンクの上蓋、7は回収した汚水を排水する場合に用いる排水用ホース、10はブロアー9用のモータ、1Xはブロアー9とモータ10を支持するフレーム、9Xはブロアー9の吸引作用(排気作用)を吸水タンク8内に及ぼす吸気筒を示す。
【0020】
図2は本発明に係るフロート装置を備えた吸水機1の内部構造を説明したものであって、図中、6Aは吸水タンク8の上部内側に開口された吸水口で、ここに前記スキージホース6の根端部が連通接続される。7Aは吸水タンク8の底部に設けた排水口で、ここに前記排水用ホース7の根端部が連通接続される。11はブロアー9の排気筒、11Aはその排気口を示す。
【0021】
15は一側にフロートケース排気口15Aを、また、他側にはブロアー接続筒15Bを夫々下向きに設けた吸気ダクトで、ブロアー接続筒15Bの内部に前記ブロアー9に設けた吸気筒9Xの上端部9Zを嵌込み接続することにより、吸気ダクト15が吸気筒9X側に支持され、また、フロートケース排気口15Aには、フロートケース12の上端口が嵌合接続される。15Hは吸気ダクト15の上面に設けた手掛け部である。
【0022】
図3は、図2に示すように吸水タンク8の内部上側部に設けた上記吸気ダクト15と、フロートケース12の詳細な構造を説明したものであって、図中、15Zは吸気ダクト15の一側口に上述したフロートケース排気口15Aと、この排気口15Aに連なるフロートケース12を連通状態に、且つ、吊下げた状態に取付けるためのフックで、このフック15Zを外すことによってフロートケース排気口15Aとフロートケース12を自由に取り外すことができる仕組に成っている。
【0023】
フロートケース12は、図3に示すように籠状に形成したケース体12Kの周囲と底面を、メッシュフイルター12Fで覆った通水(通気)構造に成っていて、内部には比重を0.4〜0.6に設定した球形状のフロート13と、その下側に位置させた状態で比重を0.1未満に設定した発泡スチロール製の円柱型第二フロート14が収容されている。
【0024】
更に図2において、16は上記フロートケース12の外周部と底面側を、夫々間隔16Hをあけた状態で囲んでカバーしたフロートケースカバー体で、全体を例えばゴム材のような非通水性(非通気性)材料で一体形成されたこのフロートケースカバー体16の上面口16Aは、上記吸水タンク8に対して上向きに開口形成されている。
【0025】
17は、上記フロートケースカバー体16の底面側を断面略筒状に絞って形成した底面収納部、17Rはこの底面収納部17の底面に形成した汚水流通用の小穴、18は底面収納部17の内部17Hに収納した比重が0.4〜0.6に設定された球状の弁体を示す。
【0026】
この弁体18は、通常は上述した小穴17Rを上から塞いだ状態に成っており、また、吸水タンク8内に発生した泡BUがこの小穴17Rから入って来ようとしても、泡より重い比重(0.4〜0.6)に設定されているため、閉塞状態が維持されて泡BUの侵入を阻止する。しかし、吸引した汚水DWの水位の上昇に従って、汚水DWが小穴17Rから侵入して来ると、弁体18が浮き上がって小穴17Rを開き、フロートケースカバー体16の内部16Hへの汚水DWの流入を許すように構成されている。
【0027】
図4は、上記フロートケースカバー体16を上から見た平面図で、17Eは連設板17Fを介して上記のカバー体16の一側部に連設した取付筒で、この取付筒17Eを図2に示すようにテーパー状に形成した前記ブロアー9の吸気筒9Xに上から被せて嵌合することにより、フロートケースカバー体16の取付状態が支持される仕組に成っている。
【0028】
従って、上述した吸気ダクト15は上蓋1Bを開いた後、手掛け部15Hを持って上方に引き上げることにより、フロートケース12を吊下げた状態のまま上記吸気筒9Xの上端部9Zより引き抜いて、機体1の外部(吸水タンク8の外部)に取外すことができ、また、フロートケースカバー体16も、上方に引き上げて取付筒17Eをブロアー9の吸気筒9Xから外すことにより、同じく機体1の外部に取外して、夫々洗浄等のメンテナンスや部品交換等を容易に行うことを可能にしている。
【0029】
更に図中、17T…は上記断面略円筒状に形成したフロートケースカバー体16の底面収納部17の外周部に、外向き(放射方向)に設けた縦溝室で、これ等の縦溝室17T…は夫々底面収納部17と連通した状態で、且つ、上面をフロートケースカバー体16の内部16Hに開放した状態に設けられている。従って、上蓋1Bを外して上からホース等でフロートケースカバー体16の底面収納部17に向けて清水を放水すると、底面収納部17には外周の縦溝室17T…から清水が入り込んで弁体18を浮き上がらせることができるため、底面収納部17の内部や小穴17Rの部分をきれいに洗浄することができる。
【0030】
本発明に係る吸水システム用フロート装置は以上述べた如き構成であるから、図2に示す状態に各部を組み立ててブロアー9を吸引運転すると、ブロアー9の吸引作用(排気作用)が吸気筒9Xより吸気ダクト15及びフロートケース12を経てフロートケースカバー体16の内部16Hに及び、次いで、該カバー体16の開放された上面口16Aを経て吸水タンク8内に及び、更に、吸水口6Aからスキージホース6を経てスキージ5に及ぶため、床面等の上に溜った汚水DW等の水をスキージ5を通うして吸水タンク8内に吸引回収することができる。
【0031】
以上の吸引回収が進むと、吸水タンク8内に回収した汚水DWの水位が次第に上昇して来るが、床面の洗浄に例えば洗剤を使用している場合は、汚水DWの水面の上昇に先行して泡BUが次第に増加し、上昇して、その上面部がフロートケースカバー体16の底面収納部17に達し、小穴17Rからカバー体6の内部16Hに侵入しようとする。
【0032】
しかし、フロートケースカバー体16の底面収納部17には、比重が泡BUよりも重く設定された弁体18が収容されて小穴17Rを塞いでいるため、泡BUが発生して弁体18を浸す状態になったとしても、弁体18が泡BUによって浮き上がることがなく、小穴17Rを塞いだ状態に維持して泡BUの侵入を阻止することができ、従って、泡BUによるフロート13及び14の上昇を防止して、ブロアー9による吸引運転を続けることができる。
【0033】
一方、汚水DWの水位が上昇してその最上レベルがフロートケースカバー体16の底面収納部17に達し、汚水DWが小穴17Rより底面収納部17の内部17Hに向けて侵入すると、弁体18の比重は水より小さく設定されていて水に浮かぶため、小穴17Rを開口してフロートケースカバー体16内への汚水DWの侵入を許すことになる。その結果は、吸水タンク8内の水位の上昇に従ってフロートケースカバー体16の内部16Hでも同様に水位が上昇し、やがては、フロート13の設置レベルに達して押し上げることになり、最終的には押し上げられたフロート13がフロートケース排気口15Aを塞いで、ブロアー9の吸引を遮断し、ブロアー9側への汚水DW及び泡BUの吸い込みを防止することができる。
【0034】
また、上記フロートケース12の内部には、フロート13の下側に位置させて泡BUより比重の小さな第二フロート14を収容しているため、フロートケースカバー体16の上面口16Aから泡BUが侵入してしまったような場合には、この第二フロート14が泡BUによって押し上げられ、その結果、フロート13も一緒に押し上げられてフロートケース排気口15Aを塞ぐことができるから、万一の泡BUの侵入にも十分に対処することができる。
【0035】
尚、図面には本発明に係る吸水システム用フロート装置を吸水機1に実施した態様のみが記載されているが、これは実施の一例であって、本発明は床面を洗浄しながらその洗浄汚水をスキージで吸引する床面洗浄機や、その他吸水システムを搭載した各種の機器類や装置類に使用可能であることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】
以上述べた次第で、本発明に係る吸水システム用フロート装置によれば、ブロアーによる吸水にあたって泡が発生したとしても、泡をブロアー側に吸引させることがないため、泡の吸引によってブロアーの故障を招いたり、ブロアーの製品寿命を短くする問題を解決できると共に、泡の吸引を塞ぐことができるので、タンクの容量を有効に利用して、吸水タンク(汚水回収タンク)を必要以上に大きく造らずに済むため、吸水機や床面洗浄機といった各種機器類の小型化・コンパクト化を可能にする利点を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸水システム用フロート装置を搭載した吸水機の一例を示した側面図。
【図2】図1に示した吸水機の内部構造と本発明の構成を拡大して示した正断面図。
【図3】本発明の要部であるフロートケース部分の構成を一部断面にして示した正面図。
【図4】本発明の要部であるフロートケースカバー体の平面図。
【符号の説明】
1 吸水機
5 スキージ
6A 吸水口
8 吸水タンク(汚水回収タンク)
9 ブロアー
12 フロートケース
13 フロート
14 第二フロート
15A フロートケース排気口
16 フロートケースカバー体
16a 開放された上面口
17 底面収納部
17R 小穴
17T 縦溝室
18 弁体
DW 汚水
BU 泡

Claims (5)

  1. 吸水タンクに排気口と吸水口を設け、この排気口に対してブロアーの吸引作用を及ぼすことにより、上記吸水口を通して水を吸水タンクに吸水するように構成した吸水システムにおいて、
    上記吸水タンクの内部に、上記排気口に連通するフロートケースを設け、このフロートケースの内部には、吸水タンク内の水量に従って上下動して、水量が所定量に達すると上記の排気口を遮断するフロートを収めると共に、上記フロートケースの外側部を、上面を吸水タンク内の上側部に開放する一方、底面に吸水タンク内の水が流通する小穴を開口し、内部にはこの小穴を塞ぐことができる弁体を収納したフロートケースカバー体で囲み、且つ、該弁体の比重を、上記吸水タンク内に発生した泡よりも重く、また、吸水タンク内の水よりも軽く設定して、上記小穴より水が侵入して来ると弁体が浮き上がって小穴を開放するように構成したことを特徴とする吸水システム用フロート装置。
  2. 弁体の比重を、0.4〜0.6にしたことを特徴とする請求項1に記載の吸水システム用フロート装置。
  3. フロートと弁体の比重を、0.4〜0.6にしたことを特徴とする請求項1に記載の吸水システム用フロート装置。
  4. フロートケースの内部に、フロートの下側に位置させて比重が0.1未満の第二フロートを収納したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の吸水システム用フロート装置。
  5. 底面に小穴が開口され、且つ、弁体が移動自在に収納されているケースカバー体の底面収納部を、断面略円筒状に形成して、この底面収納部の外周部には、外方に向けて突出する複数の縦溝室を底面収納部と連通した状態に連設すると共に、これ等各縦溝室の上面を上記ケースカバー体の内部に向けて開口したことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の吸水システム用フロート装置。
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