JP4175765B2 - Electric junction box harness biting prevention structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気接続箱の箱本体の内外に跨って設けられるワイヤハーネスに対してのハーネス噛み込み防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に自動車等の車両は、搭載される各種電気機器への配線を行うに当たり、その電気回路を保護するための多数のヒューズ又はヒュージブルリンクを抜き差し可能に構成した箱状の電気接続箱を車両内の適宜スペースに配置するようになっている。その電気接続箱は、ヒューズボックスやヒューズブロックと呼ばれることもあり、また、リレーやバスバー等を備えることもあるから、リレーボックスやリレーブロックなどと呼ばれることもある。
【0003】
以下、上記のリレーブロックを例にして説明すると、そのリレーブロックは通常、ワイヤハーネスを内外に跨るように設けたリレーブロック本体と、リレーブロック本体に係合するアッパーカバー及びロアカバーとを備えており、ロアカバーに形成されたスリットからは、リレーブロック本体に装着されるヒュージブルリンクやリレー等に接続されたワイヤハーネスがその外側へ導出されるように構成されている。
【0004】
ワイヤハーネスは、リレーブロック本体を区画する周壁外面に設けた略ベラ状又は略半円筒状の導出ガイドに、例えばテープ巻きなどによって少なくとも部分的に固定されるようになっている。また、ロアカバーは、導出ガイドにワイヤハーネスを固定した後にリレーボックス本体に係合するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記従来技術にあっては、リレーブロック本体から外側へ導出されるワイヤハーネスがロアカバーのスリットに確実に通されない状態で、即ち、ワイヤハーネスの一部がはみ出した状態で、リレーブロック本体とロアカバーとの係合がなされる恐れがあった。そして仮にそのような状態で係合がなされると、スリットの開口縁近傍でワイヤハーネスの噛み込みが生じ、組み付け作業の効率低下や断線を引き起こしてしまうようになる。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、組み立ての際のワイヤハーネスの噛み込みを防止する電気接続箱のハーネス噛み込み防止構造を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明の電気接続箱のハーネス噛み込み防止構造は、ワイヤハーネスが内外に跨って設けられるとともに、該ワイヤハーネスの、外側に導出された部分を固定する際に用いられる略ベラ状又は略半円筒状の導出ガイドが形成される箱本体と、前記導出ガイドに対応する位置に少なくとも前記ワイヤハーネスが通されるスリットが形成されていて前記箱本体に係合せしめられるカバーと、を備えた電気接続箱において、組立時に、のびる方向の異なる2つの前記ワイヤハーネスの噛み込みを防止するハーネス噛み込み防止構造であって、前記導出ガイドは前記箱本体とカバーとの嵌合面よりもカバー側に延出して設けられていて、前記箱本体とカバーとの嵌合により前記カバーのスリットの一部を覆うようになっており、該導出ガイドの両側には、前記スリットの切り欠き方向にのび且つ間隔が前記スリットの幅と同じか又は該スリットの幅よりも狭くなる一対の壁が設けられるとともに該一対の壁は、いずれか一方の壁がいずれか他方の壁よりも前記切り欠き方向に長く形成されていることを特徴としている。
【0008】
請求項2記載の本発明の電気接続箱のハーネス噛み込み防止構造は、請求項1に記載の電気接続箱のハーネス噛み込み防止構造において、前記いずれか一方の壁には前記導出ガイドに固定される前記ワイヤハーネスとは別のワイヤハーネスの、外側に導出された部分を固定する固定手段を設けたことを特徴としている。
【0009】
請求項3記載の本発明の電気接続箱のハーネス噛み込み防止構造は、請求項2に記載の電気接続箱のハーネス噛み込み防止構造において、前記いずれか一方の壁に穿設される孔と、該孔に取り付けられるハーネス固定用のクランプとを備えて前記固定手段を構成したことを特徴としている。
【0010】
請求項1に記載された本発明によれば、カバーを箱本体に係合させる際、箱本体の外側に導出されたワイヤハーネスは、導出ガイドの両側に設けられる一対の壁に挟まれるようにその間に位置することから、カバーを箱本体に係合させてもワイヤハーネスがはみ出すことなくスリットに確実に挿し入れられる。その結果、スリットの開口縁近傍でのワイヤハーネスの噛み込みが確実に防止される。
箱本体の外側に導出されるワイヤハーネスの数が二以上であっても、スリットの開口縁近傍に位置することになるワイヤハーネスは一対の壁の間に位置する。
【0011】
請求項2に記載された本発明によれば、前記ワイヤハーネスとは別のワイヤハーネスは、いずれか一方の壁に設けられる固定手段に固定されるから、当然にはみ出すことなくスリットに確実に挿し入れられる。また、一対の壁のうちのいずれか一方の壁を、いずれか他方の壁よりもスリットの切り欠き方向に長く形成してあるから、そこに前記固定手段を設けると、箱本体から導出された後の、のびる方向が異なるワイヤハーネスでも取り扱いがし易くなると言う利点がある。
【0012】
請求項3に記載された本発明によれば、固定手段が具体的になる。即ち、スリットの開口縁近傍に位置することになるワイヤハーネスとは別のワイヤハーネスは、いずれか一方の壁に穿設された孔に取り付けられるハーネス固定用のクランプに固定される。上記別のワイヤハーネスは、はみ出すことなくスリットに確実に挿し入れられる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は本発明の電気接続箱のハーネス噛み込み防止構造の一実施の形態を示す斜視図である。また、図2は箱本体の側面図、図3は箱本体の正面図、図4はロアカバーの正面図を示している。
【0014】
図1において、引用符号1で示されるリレーブロックは、リレーブロック本体2と、そのリレーブロック本体2に係合するアッパーカバー(不図示)及びロアカバー3とを備えている。また、リレーブロック本体2とロアカバー3との間からは、リレーブロック本体2の内外に跨って設けられるワイヤハーネス4、5が導出されている。リレーブロック1は、特許請求の範囲に記載した電気接続箱に相当するものであり、本形態のリレーブロック1以外にはヒューズブロックやジャンクションブロック(ジャンクションボックス)などに本発明を適用することができるものとする。また、リレーブロック本体2は特許請求の範囲に記載した箱本体に相当し、ロアカバー3は特許請求の範囲に記載したカバーに相当するものとする。尚、本明細書中においては、リレーブロック本体2に対して上記アッパーカバー側が上、ロアカバー3側が下と定義して以下を説明するものとする。先ず上記構成について説明し、その後に作用を説明する。
【0015】
リレーブロック本体2はその主要部が合成樹脂製であって、上下が開放された矩形の箱状に形成されている。また、そのリレーブロック本体2の外形を形成する周壁6の内側には、複数のキャビティ7が配置されている。複数のキャビティ7は、各々上側が開口形成されており、そこには対応するリレー8やヒュージブルリンク9等が各々装着されるようになっている。周壁6のうちの一壁、即ちワイヤハーネス4、5をリレーブロック本体2の外側に導出すべく位置する例えば正面壁10には、ワイヤハーネス4の、外側に導出された部分を固定する際に用いられる導出ガイド11が突出するように形成されている。
【0016】
導出ガイド11は、略ベラ状又は略半円筒状に形成されていて、図1及び図2からも明らかなように、リレーブロック本体2とロアカバー3との嵌合面2aよりもロアカバー3側に延出して設けられ、導出されたワイヤハーネス4をテープ12で捲いて固定することができるように構成されると共に前記リレーブロック本体2とロアカバー3とを嵌合した際にロアカバー3の後述するスリット19のきりかき開口縁を覆うようになっている。本形態の導出ガイド11は、正面壁10の中央よりも端側に且つ上方へ若干傾斜(本形態のワイヤハーネス4と5はのびる方向が異なるため)して形成されている。
【0017】
導出ガイド11の両側には、一対の壁13、14が形成されており、リレーブロック本体2から導出されたワイヤハーネス4がテープ巻きによって導出ガイド11に固定されると、そのワイヤハーネス4が壁13、14間に挟まれるように位置し(隙間があっても可)、噛み込みにつながるハーネスのはみ出しが規制されるようになる。
【0018】
壁13、14について図1ないし図3を参照しながらもう少し具体的に説明すると、その壁13、14は各々、導出ガイド11の基端(根本)部分に一体に形成されている。また、壁13、14の各先端が下へ(後述するスリット19の切り欠き方向に一致する)のびる略短冊片状に形成されている。さらに、壁13、14は、その間隔D1が後述するスリット19の幅D2(図4参照)と同じ又は狭くなるように配置されており、一方の壁13が他方の壁14よりも長く形成されている(本形態においては他方の壁14の長さの約二倍の長さが一方の壁13の長さになっている(図2参照)。但し、導出されるハーネスが一つのみの場合はこの限りではない)。
【0019】
壁13は、正面壁10の上記中央の近傍に位置している。また、壁13の先端側には円形に貫通する孔15が穿設されており、そこにワイヤハーネス5の、外側に導出された部分を固定するクランプ16が取り付けられるようになっている。孔15及びクランプ16は、特許請求の範囲に記載した固定手段に相当するものであり、例えばクランプ16に設けられた係止突起が孔15に嵌合するような構成になっている(固定手段としての孔15及びクランプ16は一例である。テープ巻きで固定するような構成にしてもよい)。
【0020】
壁14は、正面壁10の上記端側に位置している。また、壁14ののび方向の長さは、ワイヤハーネス4の直径に合わせて形成されている(ワイヤハーネス4の直径以上であり、組み立てに影響のない長さが好ましい)。本形態の壁14は、その幅が一方の壁13の幅よりも短くなるように形成されている(図2参照)。
【0021】
尚、上記複数のキャビティ7の下には、図示しないバスバーが所望のパターンで配索されているものとする。また、複数のキャビティ7の下側においてワイヤハーネス4、5の端末が電気的に接続されるように構成されているものとする。さらに、周壁6の上側の端部には上記アッパーカバーが、下側の端部にはロアカバー3が適宜ロック手段で係合しあうように構成されているものとする。
【0022】
一方、図1又は図3において、ロアカバー3はリレーブロック本体2に対して係合する側が開放された有底の矩形箱状に形成されている(合成樹脂製)。また、その周壁17のうちの上記正面壁10に対応する壁18には、係合に係る端部から下へ向けて切り欠かれたU字状のスリット19が形成されている。そのスリット19には、ロアカバー3の係合時にワイヤハーネス4、5が挿し通されるようになっている。
【0023】
上記構成において、リレーブロック1の組み立てを説明しながらハーネス噛み込み防止構造の作用を説明する(図1参照)。先ずリレーブロック本体2にリレー8やヒュージブルリンク9等を各々装着するとともに、ワイヤハーネス4、5の各端末を所定の位置に接続する。そして、ワイヤハーネス4、5をリレーブロック本体2の外側に導出し、上側のワイヤハーネス4を導出ガイド11に対してテープ巻きにより固定する。またこの時、下側のワイヤハーネス5もクランプ16を介して壁13に固定する。次に、アッパーカバー及びロアカバー3をリレーブロック本体2に係合させると、ロアカバー3側ではスリット19に対して先ず壁13に固定されたワイヤハーネス5が挿し通される。続いて上記スリット19には、壁13、14の間に挟まれテープ12で固定されたワイヤハーネス4が挿し通される。その後、ロアカバー3とリレーブロック本体2との係合が完了し、そして、アッパーカバーの係合も完了すると、リレーブロック1の一連の組み立てが完了する。
【0024】
ワイヤハーネス4、5は、導出ガイド11に一対の壁13、14を設けて構成したハーネス噛み込み防止構造により、スリット19の開口縁近傍でのハーネスのはみ出しが確実に防止される。これにより、組み付け作業に係る効率が向上するとともに、ワイヤハーネスの断線が防止される。尚、本形態のハーネス噛み込み防止構造は、リレーブロック本体2から導出された後の、のびる方向が異なるワイヤハーネス4、5に対して有用な構成になっている(ワイヤハーネス4は上方へのびる。ワイヤハーネス5は反対の下方へのびる)。その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、カバーを箱本体に係合させてもワイヤハーネスがはみ出すことなくスリットに確実に挿し入れられる。従って、スリットの開口縁近傍でのワイヤハーネスの噛み込みを確実に防止することができる。これにより、組み付け作業に係る効率が向上するとともにワイヤハーネスの断線が防止される。
箱本体の外側に導出されるワイヤハーネスの数が二以上であっても、スリットの開口縁近傍に位置することになるワイヤハーネスは一対の壁の間に位置するから、噛み込みを確実に防止することができる。
【0026】
請求項2に記載された本発明によれば、前記ワイヤハーネスとは別のワイヤハーネスは、いずれか一方の壁に設けられる固定手段に固定されるから、当然にはみ出すことなくスリットに確実に挿し入れられる。また、一対の壁のうちのいずれか一方の壁を、いずれか他方の壁よりもスリットの切り欠き方向に長く形成してあるから、そこに前記固定手段を設けると、箱本体から導出された後の、のびる方向が異なるワイヤハーネスでも取り扱いがし易くなると言う利点がある。
【0027】
請求項3に記載された本発明によれば、請求項2に記載の固定手段を具体化したもので、その固定手段は、いずれか一方の壁に穿設された孔と、その孔に取り付けられるハーネス固定用のクランプとを備えて構成される。従って、スリットの開口縁近傍に位置することになるワイヤハーネスとは別のワイヤハーネスをクランプに固定することで、箱本体の外側に導出されるワイヤハーネスの数が二以上であっても、ワイヤハーネスの噛み込みを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気接続箱のハーネス噛み込み防止構造の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】箱本体の側面図である。
【図3】箱本体の正面図である。
【図4】ロアカバーの正面図である。
【符号の説明】
1 リレーブロック(電気接続箱)
2 リレーブロック本体(箱本体)
3 ロアカバー(カバー)
4、5 ワイヤハーネス
11 導出ガイド
13、14 壁(一方の壁、他方の壁)
15 孔(固定手段)
16 クランプ(固定手段)
19 スリット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a harness biting prevention structure for a wire harness provided across the inside and outside of a box body of an electrical junction box.
[0002]
[Prior art]
In general, a vehicle such as an automobile has a box-shaped electrical junction box configured so that a large number of fuses or fusible links for protecting the electrical circuit can be inserted and removed when wiring to various electric devices to be mounted. These are arranged in appropriate spaces. The electrical junction box is sometimes called a fuse box or a fuse block, and may be called a relay box or a relay block because it may be provided with a relay or a bus bar.
[0003]
Hereinafter, the relay block will be described as an example. The relay block generally includes a relay block body provided so as to straddle the wire harness inside and outside, and an upper cover and a lower cover that engage with the relay block body. From the slit formed in the lower cover, a wire harness connected to a fusible link, a relay or the like attached to the relay block body is led out to the outside.
[0004]
The wire harness is fixed at least partly by, for example, tape winding or the like on a substantially bera-shaped or substantially semi-cylindrical lead-out guide provided on the outer peripheral wall defining the relay block main body. The lower cover is adapted to engage with the relay box body after fixing the wire harness to the guide.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the above prior art, the relay block main body and the lower cover are in a state where the wire harness led out from the relay block main body is not securely passed through the slit of the lower cover, that is, in a state where a part of the wire harness protrudes. There was a risk of engagement. If the engagement is made in such a state, the wire harness is caught near the opening edge of the slit, and the efficiency of the assembling work is reduced and the wire breaks.
[0006]
This invention is made | formed in view of the situation mentioned above, and makes it a subject to provide the harness biting prevention structure of the electrical junction box which prevents the biting of the wire harness at the time of an assembly.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided an electrical connection box harness preventing structure according to claim 1, wherein the wire harness is provided straddling the inside and the outside, and the portion of the wire harness led to the outside is provided. A box main body formed with a substantially vera-shaped or substantially semi-cylindrical lead-out guide used for fixing, and a slit through which at least the wire harness is passed at a position corresponding to the lead-out guide; An electrical connection box having a cover engaged with the wire harness, and a harness biting prevention structure for preventing biting of the two wire harnesses extending in different directions during assembly, wherein the lead-out guide is the box body A part of the slit of the cover by the fitting between the box body and the cover. Being adapted to cover, conductor exits on both sides of the guide, said with notches and spacing extend in direction or equal to a width of the slit or a pair of walls made narrower than the width of the slit of the slit is provided The pair of walls are characterized in that either one of the walls is formed longer than the other wall in the notch direction .
[0008]
Prevention structure biting harness electrical junction box of the present invention according to
[0009]
A harness biting prevention structure for an electrical connection box according to a third aspect of the present invention is the harness biting prevention structure for an electric connection box according to
[0010]
According to the first aspect of the present invention, when the cover is engaged with the box body, the wire harness led out to the outside of the box body is sandwiched between the pair of walls provided on both sides of the lead-out guide. Since it is located in the meantime, even if the cover is engaged with the box body, the wire harness is securely inserted into the slit without protruding. As a result, the wire harness can be reliably prevented from biting in the vicinity of the opening edge of the slit.
Even if the number of wire harnesses led out to the outside of the box body is two or more, the wire harness that is located near the opening edge of the slit is located between the pair of walls.
[0011]
According to the present invention described in
[0012]
According to the third aspect of the present invention, the fixing means is specific. That is, a wire harness different from the wire harness located in the vicinity of the opening edge of the slit is fixed to a harness fixing clamp attached to a hole drilled in any one of the walls. The other wire harness can be reliably inserted into the slit without protruding.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a structure for preventing a harness biting of an electrical junction box according to the present invention. 2 is a side view of the box body, FIG. 3 is a front view of the box body, and FIG. 4 is a front view of the lower cover.
[0014]
In FIG. 1, the relay block denoted by reference numeral 1 includes a
[0015]
The main part of the
[0016]
The lead-out
[0017]
A pair of
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
It is assumed that bus bars (not shown) are arranged in a desired pattern under the plurality of
[0022]
On the other hand, in FIG. 1 or FIG. 3, the
[0023]
In the above configuration, the function of the harness biting prevention structure will be described while explaining the assembly of the relay block 1 (see FIG. 1). First, the relay 8 and the fusible link 9 are mounted on the
[0024]
The wire harnesses 4 and 5 are reliably prevented from protruding in the vicinity of the opening edge of the
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, even when the cover is engaged with the box body, the wire harness is reliably inserted into the slit without protruding. Accordingly, it is possible to reliably prevent the wire harness from being bitten in the vicinity of the opening edge of the slit. Thereby, the efficiency which concerns on an assembly | attachment operation | work improves and disconnection of a wire harness is prevented.
Even if the number of wire harnesses led out to the outside of the box body is two or more, the wire harness that will be located near the opening edge of the slit is located between the pair of walls, so that it is reliably prevented from being caught. can do.
[0026]
According to the second aspect of the present invention, the wire harness different from the wire harness is fixed to the fixing means provided on one of the walls, so that it is surely inserted into the slit without protruding. Can be put. In addition, since one of the pair of walls is formed longer in the slit notch direction than the other wall, when the fixing means is provided there, the wall is led out from the box body. There is an advantage that it becomes easy to handle a wire harness having a different extending direction later.
[0027]
According to the third aspect of the present invention, the fixing means according to the second aspect is embodied, and the fixing means is attached to the hole formed in one of the walls. And a harness fixing clamp. Therefore, even if the number of wire harnesses led out to the outside of the box body is two or more by fixing the wire harness different from the wire harness that will be located near the opening edge of the slit to the clamp, the wire Biting of the harness can be reliably prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a structure for preventing a harness from entering an electrical junction box according to the present invention.
FIG. 2 is a side view of the box body.
FIG. 3 is a front view of the box body.
FIG. 4 is a front view of the lower cover.
[Explanation of symbols]
1 Relay block (electric connection box)
2 Relay block body (box body)
3 Lower cover (cover)
4, 5
15 holes (fixing means)
16 Clamp (fixing means)
19 Slit
Claims (3)
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