JP4169043B2 - 移動装置群制御システム - Google Patents

移動装置群制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP4169043B2
JP4169043B2 JP2006119899A JP2006119899A JP4169043B2 JP 4169043 B2 JP4169043 B2 JP 4169043B2 JP 2006119899 A JP2006119899 A JP 2006119899A JP 2006119899 A JP2006119899 A JP 2006119899A JP 4169043 B2 JP4169043 B2 JP 4169043B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
autonomous mobile
mobile device
work area
information
operation instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006119899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007293551A (ja
Inventor
龍雄 酒井
亮介 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2006119899A priority Critical patent/JP4169043B2/ja
Publication of JP2007293551A publication Critical patent/JP2007293551A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4169043B2 publication Critical patent/JP4169043B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

本発明は、複数の自律移動装置とこれらの自律移動装置を制御する制御装置とを備えた移動装置群制御システムに関する。
従来から、生産加工工場などにおける自動化、省力化の一環として、複数の自律的に移動する移動装置を制御して、これらに材料や製品の搬送などを行わせる移動装置群制御システムが開発されて用いられている。ところで、この種のシステムにおいては、複数の自律移動装置が同時に稼働しており、各装置同士の衝突や干渉を効率的に防ぐことが重要である。そこで、各移動装置が走行路に設けられたノードを検出しつつ走行するシステムであって、予め走行路の各部に対応して衝突のおそれがある衝突ノードを決めておき、ある移動装置の走行路の衝突ノードへの他の移動装置の進入を禁止するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3013360号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示されるようなシステムにおいては、各移動装置を制御する制御装置が、衝突のおそれのある衝突ノードを記憶させた衝突テーブルに基づいて各装置同士の衝突の防止を図るものであり、システム規模の増大とともに、制御装置の負荷が急増するという問題がある。
一般に、自律移動装置の台数が増加するほど、制御装置が処理すべき、例えば、衝突テーブルが大きくなり、衝突回避のためのルールが複雑化し、各自律移動装置との通信量が増大する。このような複数の移動装置を制御装置が制御するシステムにおいては、稼働領域のレイアウト変更や機器の変更などへの迅速な対応も難しい。
本発明は、上記課題を解消するものであって、複数の自律移動装置を制御する制御装置の負荷を下げることができ、稼働領域のレイアウトや機器の変更への迅速な対応と遅延のない効率的な稼働を実現できる移動装置群制御システムを提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、複数の自律移動装置とこれらの自律移動装置を制御する制御装置とを備えた移動装置群制御システムにおいて、前記自律移動装置は、前記制御装置からの動作指示情報を受けると共に自己の位置を含む動作情報を前記制御装置に送信する通信手段と、走行するための走行手段と、稼働領域に設定された特定の作業エリアの情報を含む地図情報を記憶すると共にその地図情報と前記通信手段によって得られた動作指示情報とに基づいて前記走行手段を制御する走行制御手段と、を備え、前記制御装置は、前記自律移動装置からの動作情報を受けると共に自律移動装置に動作指示情報を送信する通信手段と、前記動作指示情報を生成する動作指示手段と、を備え、前記動作指示手段は、前記通信手段によって得られた各自律移動装置の動作情報に基づいて、移動経路上の一の点を所定時間以内に複数の自律移動装置が通過するか否かを判断することにより各自律移動装置相互の移動経路における干渉を予測する移動経路干渉予測部、及び前記移動経路干渉予測部による予測結果を考慮して前記作業エリアの1つ当たりに複数の自律移動装置が割り付けられないように各自律移動装置それぞれへの動作指示情報を生成すると共にそれぞれの自律移動装置に前記動作指示情報を割り当てる動作割当部、を有し、前記動作指示手段は、前記作業エリアにいる自律移動装置を、前記移動経路干渉予測部による干渉予測の対象から外すものである。
請求項の発明は、請求項1又は請求項2に記載の移動装置群制御システムにおいて、前記動作割当部は、前記作業エリア内における前記自律移動装置の移動が一方通行の移動となる場合に、当該作業エリアに複数の自律移動装置を重複して割り付け可能とするものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の移動装置群制御システムにおいて、前記自律移動装置は、前記作業エリアに入ったときに前記制御装置とは別の制御装置と通信を行うものである。
請求項1の発明によれば、自律移動装置の稼働領域に特定の作業エリアを設定し、制御装置の動作指示手段における、移動経路干渉予測部による干渉予測の対象から作業エリアにいる自律移動装置を外すので、制御装置の負荷を低減でき、制御の効率化を図ることができ、従って、遅延のない効率的な稼働を実現できる。また、制御装置は、作業エリアを除外した制御を行えばよいので、稼働領域のレイアウト変更や機器の変更に対して、制御装置の扱うデータや処理プログラムの変更が少なく、変更への迅速な対応が可能である。
請求項の発明によれば、複数の自律移動装置が作業しても衝突することのない作業エリアに複数台割り付けることにより、移動装置群制御システムの処理能力を向上できる。
請求項の発明によれば、システムの制御を階層化して各制御装置に分散処理をさせることができるので、制御装置の負荷の低減と遅延のない効率的な稼働を実現できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る、複数の自律移動装置とこれらの自律移動装置を制御する制御装置とを備えた移動装置群制御システムにについて、図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る移動装置群制御システム1の概念を示し、図2は同システム1における自律移動装置2のブロック構成を示し、図3は同システム1における制御装置3のブロック構成を示す。
移動装置群制御システム1は、図1に示すように、複数の自律移動装置2とこれらの自律移動装置2を制御する制御装置3とを備えており、自律移動装置2の稼働する稼働領域10において特定の作業エリア4が設定されている。そして、制御装置3は、作業エリア4にいる自律移動装置2を、以下に示すように、処理の対象から外すことにより、制御装置3の負荷の低減を行っている。
上述の自律移動装置2は、図2に示すように、制御装置3からの動作指示情報を受けると共に自己の位置を含む動作情報を制御装置3に無線によって送信する通信手段11と、障害物を検出するための障害物検出手段12と、動作情報の表示をしたり自己への動作指示情報を受けたりするための操作インターフェイス手段13と、走行するための走行手段14と、稼働領域10に設定された特定の作業エリア4の情報を含む地図情報を記憶すると共にその地図情報と通信手段11又は操作インターフェイス手段13によって得られた動作指示情報とに基づいて走行手段14を制御する走行制御手段15と、を備えている。
また、走行制御手段15は、さらに詳述すると、上述の地図情報及び走行のための各種パラメータを記憶する記憶部15aと、制御装置3からの動作指示情報と地図情報とに基づいて移動経路を生成する経路生成部15bと、走行手段14を制御する走行制御部15cと、を備えている。
動作指示情報には目的地の情報が含まれており、経路生成部15bは、目的地までの移動経路を生成する。走行制御部15cは、障害物検出手段12によって検出された障害物を回避しつつ経路生成部15bによって生成された移動経路に従って、目的地まで移動するように動作指示情報に基づいて走行手段14を制御する。走行手段14は、例えば、電池14aとモータと駆動輪とを備え、自律移動装置2は、電池14aにより駆動されるモータによって駆動輪を駆動して走行する。
上述の障害物検出手段12は、例えば、超音波センサやレーザレーダなどを備えて障害物を検出する。また、障害物検出手段12は、記憶部15aに記憶している地図情報と比較して自己位置情報を取得するために地図情報と比較する所定の壁の位置や目標物体の位置などの環境情報を取得する。この環境情報を取得するために別途、例えば、環境情報取得手段を備えてもよい。障害物検出手段12、又は、別途備えた環境情報取得手段は、例えば、移動経路上の環境の画像を撮像する撮像装置及び撮像した画像情報を演算処理して予め定めた属性を有する物体を抽出する画像認識処理手段や、移動経路上の環境内に存在する物体までの距離と物体の方向を測定する距離測定装置及び測定したこれらの距離情報を演算処理する距離情報解析手段などを備えて自己位置認識に用いる環境情報を取得する。
自己位置は、上述の環境情報と地図情報との比較によって得られる。また、例えば走行手段14にエンコーダや内蔵されたジャイロなどを備えることにより、これらを用いて、いわゆるデッドレコニングにより、移動中に自己位置が地図上のどの位置にあるかを推定するようにしてもよい。また、環境情報に基づいて得られた自己位置情報を用いて、デッドレコニングによる自己位置推定値を補正するようにしてもよい。
環境情報から、次のようにして自己位置情報が得られる。例えば、障害物検出手段12や環境情報取得手段により認識可能な標識を予め稼働環境内に設置しておき、また、その標識を地図情報に登録しておくことにより、移動中にその標識を環境情報として認識して自己位置情報とすることができる。走行制御部15cは、自己の推定位置を基準にして、送られてきた相対位置による標識位置情報をもとに地図上の登録標識を探索する。標識が検出されると、その標識の位置を基準にして前記相対位置情報から自己位置認識ができる。標識が2個以上検出できると、自己位置は一意に決められる。
また、障害物検出手段12は、移動中に障害物を検出し、その位置情報を走行制御部15cに送り、走行制御部15cは、その障害物を避けるように移動経路を修正し、制御出力を走行手段14に送る。このように、自律移動装置2は、自己位置を認識しつつ障害物を回避しながら移動経路に従って、目的地まで走行する。
制御装置3は、図3に示すように、自律移動装置2からの動作情報を受けると共に自律移動装置2に動作指示情報を送信する通信手段16と、動作指示情報を生成する動作指示手段17と、を備えている。動作指示手段17は、通信手段16によって得られた各自律移動装置2の動作情報に基づいて各自律移動装置2相互の移動経路の干渉を予測する移動経路干渉予測部30、及び移動経路干渉予測部30による予測結果を考慮して作業エリア4の1つ当たりに複数の自律移動装置2が割り付けられないように各自律移動装置2それぞれへの動作指示情報を生成すると共にその情報をそれぞれの自律移動装置2に割り当てる動作割当部31、を有している。また、制御装置3の動作指示手段17は、作業エリア4の情報や後述するノードの情報などの稼働領域10に関する情報、及び各自律移動装置2を制御するために必要な情報を記憶している。
次に、図4を参照して、自律移動装置2の稼働環境と動作を説明する。図4は本発明の移動装置群制御システム1を適用する自律移動装置2の稼働環境の例を示す。この例の稼働環境は、部品の供給設備5と、その部品の加工を行う加工設備6と、加工された製品を回収する回収設備7と、各設備の前に設定された目的地20と、目的地20間を相互に接続するように要所々々に設定されたノード21と、が設定されて構成されている。移動経路は、経路生成部15bによって、目的地20と各ノード21を接続する経路として生成される。
上述のような稼働環境のもとで稼働する自律移動装置2の稼働領域は、目的地20と各ノード21を含む領域であって、これらの周辺に設けられた方向転換、他の自律移動装置2との行き違い、衝突回避、待機などのために設けられた領域を含む領域の全体として設定されている。
本発明の移動装置群制御システム1において、これらの稼働領域は、例えば、図4に示すように、加工設備6の前面(投入、搬出側の面)に設定された作業エリア4と、その他の一般走行エリア41と、に区分される。作業エリア4は、1台の自律移動装置2のみが稼働する領域であり、一般走行エリア41は、複数の自律移動装置2が稼働可能、すなわち走行可能な領域である。また、作業エリア4における一般走行エリア41側との境界には、作業エリア端部ノード22(後述)が設けられている。
また、自律移動装置2の動作は、供給設備5から部品を受け取って加工設備6に搬入する動作、加工設備6から加工後の部品を受け取って回収設備7に搬入する動作、各設備に受け取りに行く動作、受け取りに行く前の指示待ち動作、移動中の障害物回避動作、などからなる。これらの動作は、例えば、自律走行や障害物回避などのように自律的に行う動作、受け取りや強制待機などの制御装置3からの動作指示情報による指示によって行う動作、ユーザの直接操作による操作インターフェイス手段13からの動作指示情報に基づく指示によって行う動作、などに区分される。
制御装置3は、上述の動作環境の下で、各設備5,6,7からの装置状態情報を受け取ると共に、複数の自律移動装置2が、他の自律移動装置2との干渉でデッドロック等を起こすことなく、全体として安全に効率良く稼働するように、自律移動装置2を制御する。自律移動装置2間の干渉は、互いの移動経路が交差する交差部をほぼ同時刻に通過しようとするときに発生する。また、自律移動装置2間の干渉は、平行に重なった部分、つまり同一の経路を、自律移動装置2が互いに逆向きに対向して進行するときにおいても発生する。
ここで、図5を参照して、上述の移動経路の干渉と移動経路干渉予測部30による干渉の予測、干渉発生時の動作割当部31による動作指示情報の生成と割り当てについて説明する。図5は、移動装置群制御システム1を適用する稼働環境における移動経路、移動経路の交差部X、及び自律移動装置2(図中のA,B)の移動状況の例を示す。移動経路を限定するノード21(図中のa〜h)が、障害物や璧などからなる進入不可領域Wによって制限された平面空間や開放状態の平面空間に定義されている。
自律移動装置A,Bは、それぞれ目的地が与えられ、予め設定されたこれらのノードを接続することにより、例えば待機中の位置から目的地までの移動経路を自ら生成し、障害物を回避しながらその移動経路に沿って目的地まで移動する。例えば、自律移動装置Aの移動経路は、a→b→g→hであり、自律移動装置Bの移動経路は、d→c→f→eである。そして、移動経路b→gと経路c→fが交差しており、その交差部Xを、自律移動装置A,Bがほぼ同時に通過しようとする際に、この交差(干渉)を回避する回避動作が必要となる。
制御装置3の移動経路干渉予測部30は、各自律移動装置2の移動経路と交差する移動経路を移動する他の自律移動装置2を抽出し、干渉を予測する。この抽出のため、移動経路干渉予測部30は、まず、移動経路交差の有無を次のようにして検出する。自律移動装置2は、自己の位置および現在向かっているノード21(又は目的地20、以下同様)を、所定の頻度で又は必要に応じて動作情報として制御装置3に送信している。そこで、制御装置3の移動経路干渉予測部30は、各動作情報に基づいて、例えば、自律移動装置Aの現在地の座標(xa1,ya1)と現在向かっているノード又は目的地の座標(xa2,ya2)とを結ぶ線分と、自律移動装置Bの同様の座標(xb1,yb1),(xb2,yb2)を結ぶ線分とが交差、すなわち移動経路が交差するかどうかを検出する。
この移動経路の交差の検出は、現在地から2つ先のノード21までの経路、あるいはさらに先のノード21までの経路について行うようにしてもよい。移動経路の交差の検出の結果、干渉が予測される自律移動装置2が抽出される。例えば、図5の状況において、自律移動装置Aの移動経路b→gと交差部Xで交差する移動経路c→fを移動する他の自律移動装置Bが抽出される。同様のことであるが、自律移動装置Bに対して、自律移動装置Aが抽出される、とも表現できる。
上述のように、互いの移動経路が交差する自律移動装置A,Bが抽出された場合、移動経路干渉予測部30は、両自律移動装置A,Bが交差部Xに到達する時間を算出し、その時間が所定の時間内になるかどうかを判定し、交差部Xに到達する時間が所定の時間内であると判断される場合、干渉が発生すると予測する。移動経路干渉予測部30は、このような干渉の予測を、経路が交差する可能性のある全ての自律移動装置2の、重複のない全ての組み合わせについて行う。予測を行う対象の自律移動装置2には、停止中で走行開始指示待ちの自律移動装置2も含めることができる。
また、上述したように、移動経路干渉予測部30は、作業エリア4にいる自律移動装置2を干渉予測の対象から外して干渉の予測を行う。また、互いにすれちがうことができない狭い移動経路を互いに逆向きに進む自律移動装置2における、すれ違い位置での干渉についても、交差部Xにおける場合と同様に干渉予測と、その後の回避処理(下記)が行われる。
自律移動装置A,Bのように、干渉が予測される自律移動装置2が抽出された場合、制御装置3の動作割当部31は、何れを先に移動させるかの判断を行い、各自律移動装置2に移動開始や停止の動作を行わせるための動作指示情報の生成と割り当てを行う。このため、動作割当部31は、経路が交差すると判断された自律移動装置2の全ての組み合わせについて下記の干渉回避のための処理を行う。例えば、動作割当部31は、自律移動装置A,Bに対して、それぞれが交差部Xに到達する時間を計算し、その時間が近い場合に、予め設定しておいた優先度の基準に基づいて、自律移動装置A,Bのいずれかを停止するように決定、すなわち動作指示情報の生成を行う。交差部Xに到達する時間に代えて、交差部Xまでの距離としてもよい。
動作割当部31は、このような決定を、干渉が予測された交差経路の全ての組み合わせに対して行った後、干渉が予測された自律移動装置2への停止の指示や走行継続の指示を、経路が交差しない自律移動装置であって開始待ちの自律移動装置への走行指示などと共に、割り当てる。制御装置3は、これらの指示を含む動作指示情報を各自律移動装置2に送信する。このようにして、制御装置3は、各自律移動装置2を制御する。
次に、図6、図7のフローチャートを参照して、制御装置3の制御のもとで、これらのデッドロック等の回避を行いながら自律移動装置2が稼働する様子を説明する。図6、図7は、それぞれ移動装置群制御システム1における制御装置3と自律移動装置2の動作のフローチャートを示す。
まず、図6により、制御装置3の動作を説明する。制御装置3は、稼働開始に伴い、通信手段16、又は有線の通信手段を介して各設備5,6,7の状態情報を取得し、供給設備5の部品供給準備完了信号、加工設備6の供給要求信号、回収設備7の回収準備完了信号、などの有無を調べる(#1)。
また、制御装置3は、各自律移動装置2の位置情報を含む動作情報を互いの通信手段11,16を介して取得し、その位置や目的地、搬送物情報(例えば、空車、加工前部品、加工後部品などの情報)、移動中かどうか、などを含む動作状態を調べる(#2)。
このとき、制御装置3の動作指示手段17は、各自律移動装置2が作業エリア4にいるかどうかの判断を行い、その結果を記憶する。自律移動装置2が作業エリア4にいるかどうかは、例えば、自律移動装置2の稼働領域に設定されたXY座標系によって各作業エリア4の外形点を予め設定しておき、幾何学的に判断する。例えば、作業エリア4が、XY座標軸に平行な四角形の場合、四角形の頂点を示す4つの座標(x0,y0),(x1,y1),(x2,y2),(x3,y3)で囲まれる四角の中に、自律移動装置2から送信されたその自己位置の座標点があるかどうかで判断できる。その判断結果は、動作指示情報の1つとして、制御装置3から自律移動装置2へと送信される。なお、他のやり方として、この判断や送信を制御装置3で行わずに、自律移動装置2の側でどの作業エリア4にいるかなどの判断を行い、その結果を自律移動装置2側から制御装置3に通信するようにしてもよい。
上述の、自律移動装置2が作業エリア4内にいるかどうかの判断は、自律移動装置2が作業エリア4内にいたとしても、もし、作業エリア4の外に移動が可能な状態にある場合には、「自律移動装置2は作業エリア4外」と判断するものとする。
作業エリア4に関連して、作業エリア4内における自律移動装置2の作業の例を説明する。作業エリア4内における自律移動装置2の作業として、例えば、加工設備6の投入側で部品を引き渡し、その同じ加工設備6の回収側で加工済みの部品を受け取るという一連の作業を設定することができる。この場合、自律移動装置2は、待ち時間と移動時間との兼ね合いによって一連の動作が終わるまでは、作業エリア4外への移動は不可とされる。また、加工設備6で一つの作業が終わった後、加工設備6側又はそこのオペレータから、操作インターフェイス手段13を介して次の作業指示が直接与えるられる可能性のある設定とすることができる。この場合、例えば、作業が終わって所定の時間が経過するまでは作業エリア4外への移動を不可としてもよい。
制御装置3の動作割当部31は、ステップ#1における各設備5,6,7の状態取得の結果いずれかの設備から信号がある場合、待機中の自律移動装置2のうち、信号のあった設備に一番近く、その設備での動作に対応できる状態にある自律移動装置2に、その信号に対応する動作の指示を割り付ける(♯3)。
例えば、動作割当部31は、供給設備5から部品供給準備完了信号がある場合、搬送物がなく待機状態にある自律移動装置2の中で、その供給設備5に一番近い自律移動装置2を選択し、選択した自律移動装置2に対して、供給設備5に移動し、その供給設備5から部品を受け取り、その後、待機するように、動作指示を割り付ける。
また、動作割当部31は、回収設備7の回収準備完了信号がある場合、加工済みの搬送物を持った自律移動装置の中でその回収設備7に一番近い自律移動装置2を選択し、選択した自律移動装置2に対して、その回収設備7に移動し、その回収設備7に搬送物を渡し、その後、待機するように、動作指示を割り付ける。
また、動作割当部31は、加工設備6の供給要求信号がある場合、その加工設備6で用いる部品を供給設備5から受け取って待機している自律移動装置の中で、その加工設備6に一番近い自律移動装置2を選択し、選択した自律移動装置2に対して、その加工設備6に移動し、その加工設備6に搬送物を渡し、その後、待機するように、動作指示を割り付ける。
上述の動作指示割り付けに際し、動作割当部31は、複数の自律移動装置2を同じ設備に割り付けないように、また、作業エリア4に自律移動装置2が既にいる場合に、その作業エリア4に他の自律移動装置2を割り付けないように動作指示情報を生成すると共にそれぞれの装置2に指示を割り当てる。
次に、制御装置3の動作指示手段17は、ステップ#3の後、各自律移動装置2に対して、移動開始、一旦停止、目的地変更などの移動制御の指示を決定する(#4)。この指示の決定は、各自律移動装置2から取得した位置、方向、移動中などの動作情報、及び、移動経路干渉予測部30による、各自律移動装置2相互の移動経路の干渉の予測に基づいて行われる。また、この指示の内容には、自律移動装置2からの問い合わせ、例えば、後述する図7のステップ#19における許可要請の問い合わせに対する応答も含まれる。
動作指示手段17は、ステップ#4によって各自律移動装置2への動作指示を確定した後、動作指示を行う各自律移動装置2に対して、その指示を動作指示情報として発信する(#5)。
制御装置3は、システムの終了まで(#6でYes)、上述のステップを所定の制御周期のもとで繰り返す。
上述のように、動作指示手段17は、動作割当部31による動作指示情報の割り当ての対象、及び移動経路干渉予測部30による干渉予測の対象から、作業エリア4にいる自律移動装置2を外し、残りの自律移動装置2に対して、これらの動作指示情報の割り当てや干渉予測の処理を行う。このような処理を行うことにより、本発明の移動装置群制御システム1は、複数の自律移動装置2を制御する制御装置3の負荷を下げることができる。また、制御装置3は、作業エリア4を除外した制御を行えばよいので、稼働領域のレイアウト変更や機器の変更に対して、制御装置3の扱うデータや処理プログラムの変更が少なく、変更への迅速な対応が可能である。
次に、図7により、自律移動装置2の動作を説明する。自律移動装置2は、稼働開始とともに自己の位置情報を含む動作情報を制御装置3に送信する(#11)。
自律移動装置2は、上述の動作情報の送信に引き続いて制御装置3からの指示受信を行い、動作指示があれば(#12でYes)、その指示された動作を開始乃至実行する(#13)。例えば、移動中に停止命令の指示があれば停止して待機を行い、待機中に動作指示および移動開始命令が与えられると移動を開始する。また、目的地を変更する指示などがあってもよい。
制御装置3からの指示がない場合(#12でNo)、制御装置3以外、例えば、動作指示情報を受けるための操作インターフェイス手段13を介して行われるオペレータからの指示などの受信を行い、指示受信がなければ(#14でNo)、現在の動作指示状態を継続する(#15)。つまり、待機中の自律移動装置2は待機を続け、走行中の自律移動装置2は走行を続ける。
また、自律移動装置2は、制御装置3以外から、作業エリア4で行う別の動作指示があれば(#14でYes)、現在の動作指示内容を、その新たな動作指示の内容へと変更した後(#17)、自己位置が作業エリア4内であるかどうかを判断する(#18)。
ここで、「制御装置3以外から指示」には、自律移動装置2の操作インターフェイス手段13に直接与えられる指示の他に、通信手段11を介して得られる指示も含まれる。また、これらの指示には、予め設定されている動作シーケンス、例えば、加工設備の回収側で部品を受け取る動作と、その後に引き続いて行う作業エリア4端部の作業エリア端部ノード22まで移動する動作などの動作シーケンスに関する指示を含めることができる。
自律移動装置2は、自己が作業エリアに入っていない場合には(#18でNo)、変更した指示の動作を開始してよいかどうか、指示動作実施許可要請の問い合わせを制御装置3に対して行う(#19)。その後、自律移動装置2は、制御処理がステップ#11に戻って、制御装置3から指示を受信してステップ#12,#13を経て動作を開始する。
一方、ステップ#18において、自律移動装置2が作業エリア4に入っていると判断された場合(#18でYes)、自律移動装置2は作業エリア4内での指示された動作を即座に開始する(#20)。このような、他の自律移動装置2との移動経路の交差がない作業エリア4内における動作処理によって、自律移動装置2が制御装置3からの指示なしで移動などの動作ができ、効率の良い作業ができる。
また、作業エリア4内における動作指示が、作業エリア4外への移動指示の場合、自律移動装置2は、作業エリア端部ノード22を目的地とした移動を即座に行い、作業エリア端部ノード22に到着すると、作業エリア4外への移動可能状態としての待機状態になる。ステップ#20の後、制御はステップ#11に戻されて、上記のステップが所定の制御周期で繰り返される。
従って、待機状態の自律移動装置2は、その後のステップ#13の指示に従うことになる。自律移動装置2は、例えば、加工設備6の周辺に設定された作業エリア4において、加工された部品を引き取ると、次は回収設備7に移動することになるので、回収設備7の呼び出し信号の有無に係わらず、作業エリア端部ノード22に移動し、作業エリア4外への移動可能状態として待機し、回収設備7への効率的な移動ができる。
(第2の実施形態)
次に、図8を参照して、本発明の移動装置群制御システム1の第2の実施形態を説明する。図8は同システム1が適用される稼働環境の例を示す。本実施形態では、加工設備6の前面に設けられた部品投入と回収用の作業エリア4において、自律移動装置2の移動可能な方向が、一方通行に制限されており、この点が上述の第1の実施形態と異なり、他の点は第1の実施形態と実質的に同じである。
すなわち、図8に示す稼働環境において、左側に部品の供給設備5があり、中央に加工設備6があり、右側に部品の回収設備7がある。また、供給設備5と加工設備6との間、及び加工設備6と回収設備7との間には、一般走行エリア41が設けられている。作業エリア4は、白抜き矢印で示すように一方通行の領域であり、自律移動装置2の往路となっている。自律移動装置2の復路は、左右の一般走行エリア41を結ぶように、加工設備6と作業エリア4とを迂回する領域(図の上部)に設けられる。
上述のような作業エリア4内における自律移動装置2の移動が白抜き矢印で示すように一方通行の移動となる稼働領域に対して、本実施形態の移動装置群制御システム1における制御装置3の動作割当部31は、作業エリア4に複数の自律移動装置2を重複して割り付けることができる。
作業エリア4内での作業が一方通行の動きとなるので、作業エリア4内に複数の自律移動装置2が進入しても、追い抜き等が発生しない。従って、複数の自律移動装置2が作業エリア4内で移動しても、互いの移動経路の交差は発生しない。なお、作業エリア4が一方通行の領域であるとの属性情報は、作業エリア4の領域を示す情報と共に地図情報として自律移動装置2の記憶部15aに記憶されている。このような場合、予め加工設備6や作業場所に応じて、その作業エリア4に進入できる自律移動装置2の最大台数を設定し、その台数の範囲内であれば、進入可能とすることができる。
作業エリア4の移動経路上の最初の作業場所(例えば、投入場所)が準備完了信号を出した場合、その作業エリア4内の次の作業場所(例えば、搬出場所)に、前記最初の作業場所にいた自律移動装置2が到着すると、その到着時間以降は、他の自律移動装置2を最初の作業場所(投入場所)に割り付けることができる。このような作業場所は、例えば、投入場所と搬出場所との間に、中間処理の場所を設けたりして、1つの作業エリア4内に、複数の作業場所を設定することができる。この場合、例えば、一方通行の移動経路に沿って、自律移動装置2による作業が時系列的に行われる。
なお、作業エリア4の一方通行の出口側には、作業エリア端部ノード22が設けられている。自律移動装置2は、作業エリア4において加工された部品を引き取ると、次は回収設備7に移動することになるので、回収設備7の呼び出し信号の有無に係わらず、作業エリア端部ノード22に移動する。この点は、第1の実施形態と同様である。
上述のような移動装置群制御システム1によれば、複数の自律移動装置2が作業しても衝突することのない作業エリア4に複数台割り付けることにより、システムの処理能力を向上できる。
(第3の実施形態)
次に、図9、図10を参照して、本発明の移動装置群制御システム1の第3の実施形態を説明する。図9は本発明の第3の実施形態に係る移動装置群制御システム1の概念を示し、図10は同上システム1が適用される稼働環境の例を示す。
本実施形態の移動装置群制御システム1において、自律移動装置2は、図9に示すように、ある特定の作業エリア40に入ったときに、制御装置3とは別の副制御装置3aと通信を行う。すなわち、自律移動装置2は、主たる制御装置3と制御装置3の支配下にある副制御装置3aとのように階層化された制御装置によって制御される。制御装置の階層化は、例えば、稼働領域の配置や、加工設備6による加工の内容などに依存して、作業領域毎に行われる。この制御装置の階層化が上述の第1及び第2の実施形態と異なり、本実施形態の他の点は第1及び第2の実施形態と実質的に同じである。
例えば、図10において、主たる制御装置3が動作制御を行う自律移動装置2の稼働領域10の中に、上述の第1の実施形態と同様の作業エリア4の他に、他の制御装置(副制御装置3a)が自律移動装置2の動作を制御する作業エリア40が設けられている。
自律移動装置2は、作業エリア4と、副制御装置3aが自律移動装置2の動作を制御する作業エリア40とを予め記憶しておく。すなわち、これらの作業エリアの情報は地図情報として記憶部15aに記憶されている。自律移動装置2は、副制御装置3aが動作制御を行う作業エリア40に進入すると、通信先を副制御装置3aとする。副制御装置3aは、その作業エリア40内の自律移動装置2の動作情報及び各設備5,6,7の状態情報を主たる制御装置3に送信する。
制御装置3の動作指示手段17は、動作割当部31による動作指示情報の割り当ての対象、及び移動経路干渉予測部30による干渉予測の対象から、副制御装置3aの作業エリア40内の自律移動装置2を除外して、移動制御を行う。作業エリア40の内部から外部の回収設備7に向かう自律移動装置2は、第1及び第2の実施形態と同様に、副制御装置3aの制御する作業エリア40の端部における作業エリア端部ノード23において、副制御装置3aの作業エリア40外への移動可能の状態として待機する。
副制御装置3aの作業エリア40に入った自律移動装置2は、その作業エリア40内において、上述の第1及び第2の実施形態において制御装置3によって動作制御されたのと同様に、副制御装置3aによって動作制御される。このような移動装置群制御システム1によれば、システムの制御を階層化して各制御装置に分散処理をさせることができるので、制御装置3の負荷の低減でき、遅延のない効率的な稼働を実現できる。
なお、本発明の移動装置群制御システム1における自律移動装置2を構成する障害物検出手段12、操作インターフェイス手段13、走行制御手段15や、制御装置3の動作指示手段17における情報処理の手段は、CPUやメモリや外部記憶装置や表示装置や入力装置などの一般的な構成を備えた電子計算機上のプロセス又は機能の集合として構成することができる。また、本発明は、上述した図や実施形態における構成に限られることなく種々の変形が可能である。
本発明の第1の実施形態に係る移動装置群制御システムを説明する概念図。 同上システムにおける自律移動装置のブロック構成図。 同上システムにおける制御装置のブロック構成図。 同上システムを適用した自律移動装置の稼働環境の概念図。 同上システムを適用した自律移動装置の稼働環境における移動経路、移動の交差部、及び自律移動装置の移動を説明する概念図。 同上システムにおける制御装置の動作を説明するフローチャート。 同上システムにおける自律移動装置の動作を説明するフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る移動装置群制御システムが適用される稼働環境の概念図。 本発明の第3の実施形態に係る移動装置群制御システムを説明する概念図。 同上システムが適用される稼働環境の概念図。
符号の説明
1 移動装置群制御システム
2 自律移動装置
3 制御装置
4 作業エリア
10 稼働領域
11 通信手段
14 走行手段
15 走行制御手段
16 通信手段
17 動作指示手段
30 移動経路干渉予測部
31 動作割当部
40 作業エリア
3a 副制御装置

Claims (4)

  1. 複数の自律移動装置とこれらの自律移動装置を制御する制御装置とを備えた移動装置群制御システムにおいて、
    前記自律移動装置は、前記制御装置からの動作指示情報を受けると共に自己の位置を含む動作情報を前記制御装置に送信する通信手段と、走行するための走行手段と、稼働領域に設定された特定の作業エリアの情報を含む地図情報を記憶すると共にその地図情報と前記通信手段によって得られた動作指示情報とに基づいて前記走行手段を制御する走行制御手段と、を備え、
    前記制御装置は、前記自律移動装置からの動作情報を受けると共に自律移動装置に動作指示情報を送信する通信手段と、前記動作指示情報を生成する動作指示手段と、を備え、
    前記動作指示手段は、前記通信手段によって得られた各自律移動装置の動作情報に基づいて、移動経路上の一の点を所定時間以内に複数の自律移動装置が通過するか否かを判断することにより各自律移動装置相互の移動経路における干渉を予測する移動経路干渉予測部、及び前記移動経路干渉予測部による予測結果を考慮して前記作業エリアの1つ当たりに複数の自律移動装置が割り付けられないように各自律移動装置それぞれへの動作指示情報を生成すると共にそれぞれの自律移動装置に前記動作指示情報を割り当てる動作割当部、を有し、
    前記動作指示手段は、前記作業エリアにいる自律移動装置を、前記移動経路干渉予測部による干渉予測の対象から外すことを特徴とする移動装置群制御システム。
  2. 前記移動経路干渉予測部は、複数の前記自律移動装置が互いの交差する移動経路における交差部に到達する時間又は互いの逆向きに進む移動経路におけるすれ違い位置に到達する時間を算出し、その時間が所定時間内であると判断される場合に干渉が発生するとして各自律移動装置相互の移動経路における干渉を予測することを特徴とする請求項1に記載の移動装置群制御システム。
  3. 前記動作割当部は、前記作業エリア内における前記自律移動装置の移動が一方通行の移動となる場合に、当該作業エリアに複数の自律移動装置を重複して割り付け可能とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の移動装置群制御システム。
  4. 前記自律移動装置は、前記作業エリアに入ったときに前記制御装置とは別の制御装置と通信を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の移動装置群制御システム。
JP2006119899A 2006-04-24 2006-04-24 移動装置群制御システム Active JP4169043B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006119899A JP4169043B2 (ja) 2006-04-24 2006-04-24 移動装置群制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006119899A JP4169043B2 (ja) 2006-04-24 2006-04-24 移動装置群制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007293551A JP2007293551A (ja) 2007-11-08
JP4169043B2 true JP4169043B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=38764131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006119899A Active JP4169043B2 (ja) 2006-04-24 2006-04-24 移動装置群制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4169043B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011008320A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Toyota Motor Corp 自律移動体、自己位置推定装置、およびプログラム

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5572104B2 (ja) * 2011-01-20 2014-08-13 国立大学法人 東京大学 移動体システム
FR2999305B1 (fr) 2012-12-11 2021-11-12 Thales Sa Procede de pilotage d'un ensemble de robots et ensemble de robots
JP6532279B2 (ja) * 2015-04-28 2019-06-19 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 移動制御方法および移動制御装置
JP6419642B2 (ja) * 2015-05-15 2018-11-07 日立建機株式会社 管制サーバ及び交通管制システム
JP7484574B2 (ja) * 2020-08-26 2024-05-16 トヨタ自動車株式会社 自律移動ロボット制御システム、その制御方法、その制御プログラム及び自律移動ロボット制御装置
JP7020575B1 (ja) * 2021-03-09 2022-02-16 三菱電機株式会社 管制システムおよび移動体
WO2023032061A1 (ja) * 2021-08-31 2023-03-09 本田技研工業株式会社 経路生成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011008320A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Toyota Motor Corp 自律移動体、自己位置推定装置、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007293551A (ja) 2007-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4169043B2 (ja) 移動装置群制御システム
JP7518098B2 (ja) 倉庫保管タスク処理方法と装置、倉庫保管システム、およびストレージ媒体
JP7228420B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム及びコンピュータプログラム
KR101695557B1 (ko) 자율 주행 기반 무인 운반차 시스템 및 이의 제어 방법
US20190176328A1 (en) Dynamically Adjusting Roadmaps for Robots Based on Sensed Environmental Data
US11860621B2 (en) Travel control device, travel control method, travel control system and computer program
KR101660162B1 (ko) 자율 주행 기반 무인 운반차 시스템 및 이의 제어 방법
JP4329667B2 (ja) 自律移動システム
JP6925075B1 (ja) ロボットの順番待ち方法、ロボット及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2012053838A (ja) 無人搬送車および走行制御方法
US11468770B2 (en) Travel control apparatus, travel control method, and computer program
CN113406951A (zh) 行驶控制装置、行驶控制方法以及计算机程序
JP2008134744A (ja) 自律移動装置群制御システム
JP6711555B1 (ja) 搬送システム、領域決定装置、および、領域決定方法
JP2019537730A (ja) ナビゲーションデータを生成し、対象物を搬送する方法及びシステム
CN116700298B (zh) 路径规划方法、系统、设备及存储介质
JP4093245B2 (ja) 自律移動装置
CN113654558A (zh) 导航方法及装置、服务器、设备、系统及存储介质
WO2022030216A1 (ja) 環境変更提案システムおよび環境変更提案プログラム
US20240111585A1 (en) Shared resource management system and method
KR102327293B1 (ko) 자율주행 무인운반차 제어 시스템 및 방법
CN113759894A (zh) 信息处理装置、信息处理方法、信息处理系统以及计算机程序
CN114847809B (zh) 清洁机器人的环境探索方法、装置、清洁机器人及介质
Feng et al. Human-robot integration for pose estimation and semi-autonomous navigation on unstructured construction sites
US20240184293A1 (en) Just-in-time destination and route planning

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070903

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20080117

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20080205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080715

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080728

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4169043

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 5