JP4167444B2

JP4167444B2 - Opening exterior device

Info

Publication number: JP4167444B2
Application number: JP2002130280A
Authority: JP
Inventors: 誠吉古谷
Original assignee: Fujisash Co Ltd
Current assignee: Fujisash Co Ltd
Priority date: 2002-05-02
Filing date: 2002-05-02
Publication date: 2008-10-15
Anticipated expiration: 2022-05-02
Also published as: JP2003321982A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物の開口部に配置される開口部外装装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
マンション等の集合住宅の開口部には、現在、二重サッシが組付けられる場合が多くなりつつあるが、通常、雨戸が組付けられることはなかった。
その主な理由は、戸袋等の雨戸を収容するためのスペースがないまま雨戸を取付けると、開口部の採光性が犠牲になること等からであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、二重サッシを取付けた開口部においても、次のような不都合が残っている。
開口部から入射してくる太陽光線に対して、ガラス障子の内側にカーテン、ブラインド等を吊るすことで内断熱は可能であっても、建物の外側から断熱する外断熱を図ることができないことである。
内断熱の場合の日射侵入率は約４７％であり、一方、外断熱の場合の日射侵入率は約１８％に過ぎないとのデータもあり、内断熱の場合にはその日射侵入率に比例してエアコンの稼働率が上昇し、省エネにマイナスである。
また、ブラインド、カーテンのみでは居住者のプライバシーの保護、防犯性に不充分な場合があることである。
【０００４】
そこで本願では、防風、防雨、防犯の本来の雨戸の機能を保持させつつ、採光性を確保でき、且つ、外断熱を図ることができる雨戸を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、建物の開口部に形成された雨戸枠に、少なくとも２枚の内外雨戸が取付けられた開口部外装装置において、各雨戸の雨戸框には少なくとも１組の複数のスラットが開閉可能に配置されていると共に、前記雨戸枠は、前記内雨戸が可動できる可動領域と、前記外雨戸が可動できる可動領域と、これら両領域間に前記内雨戸のスラットが全開にした状態でも内外雨戸を引違い可能にする引違領域を設け、且つ、前記引違領域の幅は、雨戸框の表面から、内雨戸のスラットが開いたときの先端部分までの距離と略同一か若干の遊びを加えた寸法とし、雨戸のスラットを開いた状態で、雨戸を引違い可能に前記雨戸枠に組付けた開口部外装装置であって、
前記複数のスラットを開閉可能に揺動させる揺動機構は、スライド力を回転力に変換させるねじりバーと、該ねじりバーの一端側に取付けられ、且つ、その回転力が伝達される第１の伝達部材と、該第１の伝達部材に取付けられ、且つ、その回転力が伝達されるバー部材と、前記複数のスラットに対応するように、前記バー部材に所定間隔をおいて取付けられ、且つ、そのバー部材の回転力が伝達される第２の伝達部材とからなると共に、前記ねじりバーは、薄板状の棒材の一端に対する他端の回転角度を所定のねじり角に形成すると共に、前記ねじりバーの両端をそれぞれ回転軸に固定し、これらの回転軸を軸受けに取付けていることを特徴とする開口部外装装置（請求項１に記載の発明）とした。この発明によれば、雨戸のスラットを開いた状態で、雨戸を引違い可能に前記雨戸枠に取付けられるので、内外雨戸のスラットをそれぞれ採光性が高い状態で開放して採光性を確保することができる。よって雨戸の本来の機能である防風、防雨、防犯等の機能を発揮させることができると共に、外断熱及びプライバシーの保護を図ることができる。
【０００６】
上記発明において、前記雨戸の框面を覆う網目部材を取付可能に構成してもよい（請求項２に記載の発明）。
開口部の既設の網戸を取外して、本発明の開口部外装装置を取付けることができる。
【０００７】
上記発明において、前記雨戸枠を前記開口部に後付けして、雨戸を既設建物の開口部に取付けることができる（請求項３に記載の発明）。
【０００８】
上記発明において、前記雨戸枠を前記開口部に一体成形して、雨戸を新築建物の開口部に取付けることができる（請求項４に記載の発明）。
【０００９】
また、請求項１の発明によれば、簡単な操作で、任意の角度でスラットを開閉させることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
本発明に係る開口部外装装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
図１は同雨戸の室外側正面図、図２は同縦断面図、図３は同横断面図である。なお、上記各図及び後述の各図において、略同一の構成は同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。
【００１１】
前記開口部外装装置は、建物の開口部Ａに後付けされた雨戸枠Ｂに、１組の複数のスラット２・・・が開閉可能に配置された内外雨戸１、８が、それぞれスラット２を開いた状態であっても引違い可能に組込まれて構成されている。
よって、外雨戸８のスラット２を全開にし、同時に内雨戸１のスラット２を全開にした状態で、内外雨戸１、８を重ねるように位置させることができるので、雨戸１、８を戸袋等に収容するスペースを必要とせずに開口部Ａの採光性を確保することができる。
また、内外雨戸１、８により開口部Ａを閉鎖し、且つ、スラット２を開放して採光性を確保した状態で、外断熱を図り、プライバシー保護を図ることができる。
さらに、内外雨戸１、８により開口部Ａを閉鎖すると共に、内外雨戸１、８のスラット２を開にした状態でも、内外何れかの雨戸１、８を引いて開口部Ａを開放することができるので、火災等の非常の際の脱出にも問題はない。
【００１２】
前記雨戸枠Ｂは、左右縦枠Ｂ１、Ｂ２と上下横枠Ｂ３、Ｂ４から開口枠Ｂ５が形成されていると共に、その開口枠Ｂ５に前記内雨戸１が可動できる可動領域Ｂ６と、前記外雨戸８が可動できる可動領域Ｂ７と、これら両領域Ｂ６、Ｂ７間に前記内雨戸１のスラット２が全開にした状態でも内外雨戸１、８を引違い可能にする引違領域Ｂ８を設けている。
【００１３】
前記両可動領域Ｂ６、Ｂ７の上部の上枠Ｂ３には、それぞれ下開きコ字状部Ｂ３０が形成され、同下部の下枠Ｂ４には、それぞれレール部Ｂ８０が形成され、内外雨戸１、８が走行可能なように形成されている。
また前記上枠Ｂ３には、後述する内雨戸１の防虫ヒレ１２３と協働して、虫の侵入を防止する防虫枠Ｂ８１が取付けられ、一方、前記下枠Ｂ４には、前記レール部Ｂ８０に挟まれて凸部Ｂ８２が形成されている。
前記引違領域Ｂ８の幅Ｗは、前記内雨戸１のスラット２が開いたときの最大幅Ｗ１と略同一か若干の遊びを加えた寸法であればよい。よって内雨戸１のスラット２の開放時の幅Ｗ２を納めることができるように、その内雨戸１の雨戸框を成形した場合には、前記引違領域はＢ８は不用となる。
なお、「Ｂ９」で示すものはモヘヤ、「Ｂ１０」で示すものはガラス障子である。
この実施形態では、２枚のガラス障子の室外側に前記開口部外装装置を取付けているが、４枚のガラス障子からなる２重サッシの室外側に前記開口部外装装置を取付けてもよい。
【００１４】
次に、図２及び図３に基づいて前記内雨戸１の構成例を説明する。
この内雨戸１は、上下框１０，１１、左右竪框１２，１３から雨戸框を形成し、その框面に沿って複数枚のスラット２をそれぞれ水平方向に配列すると共に、前記下框１１の上方に配置した桟状部１４に揺動機構（後述）を操作する操作スライダー１５を臨ませ、且つ、前記框面を覆う網目部材１７を取付けて構成されている。
そして、前記操作スライダー１５が、図３の面上左右方向にスライドされると、前記各スラット２、２、２・・・が揺動し、開閉するようになっている。
【００１５】
前記上框１０は、前記上枠Ｂ３の下開きコ字状部Ｂ３０に沿ってスライド自在に組付けられ、一方、下框１１には戸車１１０が取付けられ前記レール部Ｂ８０を走行できるようになっている。
前記竪框１２，１３が前記雨戸枠Ｂの縦枠Ｂ１、Ｂ２に当接する部分には、緩衝材１２０，１３０が取付けられ、竪框１２，１３の中空部１２１，１３１には前記揺動機構の一部が収容されている。
また図３に示したように、前記竪框１２、１３の室内側には、遮光片１２２、１３２が形成されている。これは、前記左右の竪框１２、１３に揺動開閉可能なスラット２を取付ける場合、スラット両端に僅かな間隙が形成されてしまい、外部からの光、室内側からの光が漏れることになることから、これを防ぐためである。
【００１６】
前記竪框１２には、前記雨戸枠Ｂの防虫枠Ｂ８１に接する位置から、同雨戸枠Ｂの凸部Ｂ８２に接する位置までの縦寸法を備え、前記引違領域Ｂ８の幅Ｗに略一致した横寸法を備えている防虫ヒレ１２３が形成されている。
なお、「１２４」「１３４」は竪框１２、１３に設けられている手掛け部である。
【００１７】
前記桟状部１４は、前記揺動機構の一部が組込まれるもので、上述のように操作スライダー１５を室内側に臨ませていると共に、上部に網目部材１７を取付けるための取付片１４０を形成している。
【００１８】
前記網目部材１７は、金属糸或いは合成樹脂糸、例えばポリエステル樹脂等の糸で編成してなるもので、上下左右の各隅が、前記左右竪框１２，１３の遮光片１２２、１３２、上框１０及び前記桟状部１４の取付片１４０に設けられた各アタッチメント溝１７０に棒部材１９を介して取付けられている。
前記棒部材１９は、断面形状が円形であって、弾力性がある合成樹脂で、且つ、中空状に成形され、取付け、取外しが容易なように形成されている。一方、前記溝１７０には、前記棒部材１９の「抜け」を防ぐ突起１７１が成形されている。
よって、前記棒部材１９を前記各アタッチメント溝１７０から離脱させることにより、網目部材１７を取外すことができ、網目部材１７のみ洗浄も可能であり、また虫が発生しない季節に取外すこともできる。
【００１９】
次に、前記揺動機構の構成例を図４Ｂ〜図８に基づいて説明する。
前記揺動機構は、図４Ｂ及び図５に示したように、前記操作スライダー１５のスライド力を回転力に変換させるねじりバー３と、その回転力をバー部材４に伝達する第１の伝達部材５と、そのバー部材４の回転力を各スラット２に伝達する第２の伝達部材６からなっている。
【００２０】
前記操作スライダー１５は、摘み片１５０とスライダー本体１５１からなり、そのスライダー本体１５１が、前記桟状部１４に設けられたスライド枠１４２（図４Ｂ）に沿って直線的に滑動できるように配置されている。
【００２１】
前記スライダー本体１５１の構成例を、図６に基づいて説明する。
スライダー本体１５１は、本体部１５１ａと、蓋体部１５１ｂと、本体部１５１ａと蓋体部１５１ｂを組立てるカシメ部１５１ｃからなっており、このカシメ部１５１ｃに前記摘み片１５０が固定されている。前記本体部１５１ａには、２列の孔１５１ｄ、１５１ｄが設けられており、各孔１５１ｄにスプリング１５１ｅ、ボール１５１ｆが嵌めこまれている。前記本体部１５１ａと蓋体部１５１ｂには、ねじり状の孔１５２が設けられているが、この孔１５２に形成されているクリアランスが、前記スプリング１５１ｅにより前記蓋体部１５１ｂに向かって付勢されるボール１５１ｆによって調整される。よって前記スライダー本体１５１に「ガタツキ」が生じることなく、スムーズにスライドさせることができる。
【００２２】
より詳細に「ガタツキ防止手段」を取付けた理由及び作用を図７に基づいて説明する。
前記ねじり状の孔１５２をねじりバー３の「ねじれ」にそって忠実に形成すると、操作スライダー１５を操作する際に、「ガタ」が生じる。また全てのねじりバー３に全く同一の「ねじれ」を形成させることは困難である。
よって、前記ねじり状の孔１５２にはねじりバー３のためにクリアランス（遊び）が必要になる。この場合に、このクリアランスを調整し、快適なスライド操作を実現するものが「ガタツキ防止手段」である。
【００２３】
図７に示したように、前記スプリング１５１ｅにより前記蓋体部１５１ｂに向かって付勢されるボール１５１ｆがねじりバー３に当接すると共に、操作スライダー１５のスライドにより回転する。その結果、前記ねじりバー３に作用するクリアランスＣが、適度に調整されることになり、前記スライダー本体１５１に「ガタ」が生じることなく、スムーズにスライドさせることができる。なお、前記スライダー本体１５１は、スライド枠１４２に沿って直線的に滑動できるような形状であればどのようなものでもよく、前記スイラダー１５の摘み片１５０の形状も同様に、どのようなものでもよい。
【００２４】
前記ねじりバー３は、薄板状の棒材を所定のねじれ角によって変形させたもので、前記操作スライダー１５の滑動方向に応じて、正転或いは逆転するようになっている。前記ねじりバー３のねじれ角の大きさ、即ち、そのねじれ角によって形成されるねじりバー３の一端３０に対する他端３１の回転角度は、操作者が前記操作スライダー１５を軽くスライドできて、好みの開閉角度を楽しむことができ、さらに各スラット２の開閉角度の微調整が可能なように成形すればよい。例えば、図８に示したように、前記ねじりバー３の一端３０から他端３１までの長さＬに対し、他端の回転角度は約２１０度のように成形してもよい。同じ寸法Ｌにおいて、回転角度を大きく設定すればするほど、スラット２の開閉角度を大きくすることができるが、大きなスライド力を付与しなければならず操作性は重くなる。一方、回転角度を小さく設定すればするほど、スラット２の開閉角度が小さくなり、操作性が軽くなる。また、同じ回転角度において、ねじりバー３の取付長さを調整することにより、スライドバー１５のスライド幅に応じてスラット２の開閉角度を調整することができる。
【００２５】
この実施形態では、前記ねじりバー３の取付長さは、各スラット２を約９０度の範囲で開閉できるように設定され、ねじりバー３の両端３０、３１が回転軸３２，３２に固定されると共に、これらの回転軸３２，３２がそれぞれ前記スライド枠１４２に固定された軸受３３、３３に取付けられている。
【００２６】
前記回転軸３２は、図５に図示されているように、前記ねじりバー３の端部を固定する固定円柱部３２０と、この固定円柱部３２０より縮径された回転部３２１とからなる。この回転部３２１には、前記第１の伝達部材５の一端を固定する４角孔３２２が形成されている。これら固定円柱部３２０と回転部３２１間に形成された段差３２３が前記軸受３３の側面に当接することにより、前記ねじりバー３が変位することなく空転し、回転力のみが前記第１の伝達部材５に伝達されるようになっている。なお、前記ねじりバー３と第１の伝達部材５間に前記回転軸３２を介在させることにより、ねじりバー３の円滑な回転を図ると共に、ねじれ角の異なるねじりバー３の交換も容易となる。前記回転軸３２の回転部３２１は、前記竪框１２に設けられた孔（図示せず）から、その竪框１２の中空部１２１（図３参照）に突出され、前記第１の伝達部材５の一端５０に連結されている。
【００２７】
前記第１の伝達部材５は、竪框１２の中空部１２１に収容され、図５等に示したように、その一端５０がねじりバー３及び回転軸３２と略同一軸上に配置され、前記回転軸３２の四角孔３２２に固定されている。そして前記一端５０を中心にして、他端５１が前記ねじりバー３の回転に応じて回転する。この第１の伝達部材５は、略小判状に形成されているが、前記一端５０に相当する回転中心部と前記他端５１に相当する回転部を備えていれば、どのような形状でもよい。
【００２８】
前記第１の伝達部材５の他端５１は、前記竪框１２の中空部１２１に沿って配置されているバー部材４の孔４０に空転可能に取付けられている。前記バー部材４は、前記第１の伝達部材５からの回転に同調させて各スラット２を回転させるもので、各スラット２の配置間隔に応じた孔４１が設けられている（図５参照）。
一方、前記バー部材４の孔４１に対応するように、前記第１の伝達部材５と略同一の形状に成形された第２の伝達部材６の一端６０が、後述のスラットホルダ７を介して前記竪枠１２内に回転可能に配置されている（図５等参照）。この第２の伝達部材６の他端６１は、前記バー部材４の前記各孔４１に空転可能に配置されており、第２の伝達部材６は、その一端６０を中心にして前記第１の伝達部材５と同調して回転する。
【００２９】
前記スラットホルダ７は、図５等に示したように、前記竪框１２の中空部１２１内に臨む回転軸７０と、この回転軸７０に同軸的に固定され、且つ、竪框１２の外側面に当接する鍔部７１と、前記スラット２の側面に埋込まれる楔部７２からなっている。
【００３０】
なお、前記スラット２の他端を回転可能に保持するスラットホルダ７Ａ（図３参照）は、前記竪框１３に取付けられており、前記スラットホルダ７と同様に構成され、その楔部７２が前記スラット２の側面に埋込まれている。
上述のように、前記操作スライダー１５、ねじりバー３、バー部材４、第１の伝達部材５及び第２の伝達部材６は、前記竪框１２側に取付けられているが、竪框１３側に取付けても良い。
【００３１】
次に、前記スラット２の構成例を説明する。
スラット２は、図５等に示したように、前記スラットホルダ７の楔部７２を取付ける取付部２０を設けた中空部２１と、この中空部２１の下部から下方に延出された板状部２２からなり、例えばアルミニウム等の金属材料の押出成形によって形成されている。
このスラット２の主な特徴的な点は、スラット２を略水平位置まで回動させた場合、その上部が竪框１２、１３の遮光片１２２、１３２（図３参照）と干渉しないような寸法に形成されていること、前記スラットホルダ７の回転軸７０の位置とスラット２の重心が略一致するように、その形状に工夫を加えたこと、及び前記中空部２１の上部室外側に消音部材２３を取付けたことである。
【００３２】
前記遮光片１２２、１３２と前記スラット上部との干渉を避けるため、スラット２の中空部２１の寸法が、スラット２の回転中心（前記第２の伝達部材６の一端６０、スラットホルダ７の回転軸７０）から遮光片１２２、１３２までの距離に比べ、短くなるように形成した。この場合に、スラット２の重心が前記板状部２２側に偏ると、スラット２の回転が重くなり、快適な操作性を害するおそれがある。
そこで、前記スラット２の中空部２１の内、前記回転中心から遮光片寄りの部分を肉厚、且つ、若干傾斜状に成型し、その重心が前記板状部２２側に偏らないようにしている。その結果、前記スラットホルダ７の回転軸７０の位置とスラット２の重心が略一致し、操作性が向上している。
【００３３】
前記消音部材２３は、例えば塩化ビニールからなるもので、各スラット２を閉じた際に、上下のスラットが当たるときに発生する音を消音すると共に、雨仕舞の機能も発揮する。
【００３４】
前記外雨戸８が、前記内雨戸１と異なる点は前記防虫ヒレ１２３が形成されていない点である。その他の構成は、前記内雨戸１と略同一に構成されており、内雨戸１と略同一の作用効果を奏する。
【００３５】
次に、内外雨戸１、８をロックする雨戸ロック９について説明する。
雨戸ロック９は、図４Ａに図示したように、前記内雨戸１の防虫ヒレ１２３に形成されたクレセント用ヒレ９０にクレセント本体９１を回動自在に取付け、前記外雨戸８の竪框１３の室内側にクレセント受け９２を固定し、クレセント本体９１のハンドル９１０を室内側に倒すと「開」となり、室外側に起すと「閉」となるように構成されている。
【００３６】
上記のように構成された雨戸１、８を組込んだ雨戸枠Ｂは、図１及び図２に示したように、左右縦枠Ｂ１、Ｂ２及び上下横枠Ｂ３、Ｂ４に形成された取付ヒレＢ１１と、雨戸枠Ｂとは別部材の取付片Ｂ１２で、開口部としてのサッシ枠Ｃの網戸枠等を挟込んで、ホルト及びナット等の緊結手段によりサッシ枠Ｃに固定されている。また前記下枠Ｂ４の前記凸部Ｂ８２の裏側が、前記サッシ枠Ｃに置かれた支持装置Ｃ１により支持されている。
よって、前記サッシ枠Ｃに前記雨戸枠Ｂを後付け固定する場合に、建物躯体側のサッシ枠Ｃを傷つけることはない。
【００３７】
次に、上記のように構成された雨戸１、８の使用例を、図９（ａ）〜（ｃ）及び図１０に基づいて説明する。
図９（ａ）及び（ｂ）は各スラット２が閉じた状態の要部断面図、同図（ｃ）は各スラット２を略４５度に開いた状態の要部断面図を示している。図１０は内外雨戸１、８の各スラット２が略９０度に開いた状態を並べて示した要部断面図である。
前記スラット２が図９（ａ）及び（ｂ）に示した閉鎖状態にあるときは、前記操作スライダー１５は同図に示した右端の位置にある。
この位置から前記操作スライダー１５を図面上、左方向にスライドさせると、そのスライド力は、ねじりバー３、回転軸３２、第１の伝達部材５、バー部材４、第２の伝達部材６、スラットホルダ７を介してスラット２に伝達され、各スラット２が前記操作スライダー１５のスライド幅に応じた角度で開放される。
【００３８】
図９（ｃ）のように、前記操作スライダー１５を中間位置まで移動させると、前記スラット２が半開される。
【００３９】
図１０のように、さらに左端まで前記操作スライダー１５をスライドさせると、スラット２が全開となる。
この時、同図のように内外雨戸１、８を重ねて配置した場合の採光量は、該雨戸がない場合の約７０〜８０％を確保できるようになっており、また、内外雨戸１、８を重ねて配置可能になっているので、開口部Ａの半分が開放されて、採光性は十分である。
なお、各スラット２を閉じるときには、前記操作スライダー１５を右側にスライドさせればよい。
【００４０】
以上のような開口部外装装置によれば、第１に、採光量が確保されるので、内外雨戸１、８を開口部Ａに配置したままでよく、戸袋等を必要としないし、そのためのスペースを考慮する必要がない。
第２に、内雨戸１のスラット２が全開状態でも、内外雨戸１、８を引違いに重ねて配置可能になっているので、スラット２の開閉状態の如何に拘わらず、開口部Ａを開放でき、人の出入りや非常時にも問題はない。
第３に、高層マンション等の高層部の開口部Ａにこの内外雨戸１、８を設置することにより、居住者が窓から受ける高所感を和らげることができる。
第４に、前記操作スライダー１５を左右にスライドさせることで、各スラット２の開閉を行うので、開閉操作が極めて容易であり、各スラット２を閉鎖して防風、防雨、防寒、防音を図ることができ、さらに開閉角度を調整することにより、外断熱を図り、プライバシーの保護を図ることができる。特に、前記各スラット２が図９（ｃ）のように約４５度に開放されると、断熱、通風及び採光を同時に実現させることができる。
第５に、前記雨戸框に取付けられた網目部材１７により、前記開放開口Ｏから室内側への虫等の侵入を防ぐことができる。
第６に、前記網目部材１７を着脱自在に構成することにより、網目部材の洗浄、交換、虫が発生しない冬季での取外し保管もできる。
第７に、前記ねじりバー３のねじれ角を小さくすることにより、小さな力でスライドさせることができ、また各スラット２を略９０度の範囲で、好きな角度で固定することができる。この場合、各スラット２の開閉角度を大きくしたいときには、より大きなねじれ角のねじりバーに交換すれば良い。
第８に、ねじりバー３にはねじれ角が存在するので、スラット２を動かしても、操作スライダー１５はスライドし難く、防犯性に優れており、またねじりバー３は、その製造コストを安価に押さえることができる。
第９に、ねじりバー３のねじれ方向を逆転させて（反時計回り）成形することにより、前記操作スライダー１５が図２５（ａ）及び（ｂ）に示した位置にあるときに、前記スラット２を開放状態にすることができる。
第１０に、前記左右の竪框１２，１３に遮光片１２２，１３２が形成されているので、この点からもプライバシー保護や防犯性に優れている。
【００４１】
なお、前記回転軸３２の回転方向を直交させる部材を、その回転軸３２と第１の伝達部材５間に介在させることにより、前記操作スライダー１５、前記ねじりバー３及び前記回転軸３２を竪框側に配置することもできる。また、前記実施形態においては、前記雨戸框内の略全面にスラットを配置していたが、雨戸框内の上部、中部或いは下部など、所定の領域に限定し、これらのスラットを揺動させる揺動機構を設けてもよい。また、雨戸框の室内側の端部側に操作スライダー１５０,１５０をまとめて配置してもよい。そうすれば、建物開口の窓ガラス戸等を少し開けることにより、操作スライダーの摘み片１５０を操作することができる。さらに、図１１に示したように、操作スライダーの摘み片１５０を室内側に臨ませてもよい。
【００４２】
次に、第２実施形態に係る雨戸の実施形態を図１２に基づいて説明する。
上述の通り、第１実施形態では、図示しない網戸を取外した前記サッシ枠Ｃの網戸枠等を、雨戸枠Ｂの取付ヒレＢ１１と取付片Ｂ１２で挟込んで、ホルト及びナット等によりサッシ枠Ｃに固定していたが、第２実施形態の場合には、取付片Ｂ１２と前記サッシ枠Ｃの網戸枠と雨戸枠Ｂとを、ホルト及びナット等により緊結するようにしてもよい。
この実施形態では、取付施工がより容易になる。その他の構成は、第１実施形態と同様であり、同一の作用効果を奏する。
【００４３】
次に、第３実施形態に係る雨戸の実施形態を説明する。
この第３実施形態の開口部外装装置の特徴は、図１３、１４に示したように雨戸枠Ｂをサッシ枠Ｃ等の開口部ではなく、取付片Ｂ１３を介して躯体側に固定して点と、各内外雨戸１、８に、それぞれ中框１４Ａを設け、上下にそれぞれスラット２を配置して、各スラット２を前記揺動機構と同様に構成された第１、第２の揺動機構により作動させた点である。その他の構成は、第１実施形態と同様であり、同一の作用効果を奏する。
【００４４】
次に、図１５に基づき、第４実施形態について説明する。
この第４実施形態の開口部外装装置の特徴は、サッシ枠Ｃと雨戸枠Ｂを一体化して、新築建物用に構成した点である。その他の構成は、第１実施形態と同様であり、同一の作用効果を奏する。
【００４５】
上記各実施形態の雨戸の網目部材１７に代えて、ロール式網戸を取付けてもよい。
【００４６】
【発明の効果】
請求項１に記載の発明によれば、雨戸のスラットを開いた状態で、雨戸を引違い可能に前記雨戸枠に取付けられるので、内外雨戸のスラットをそれぞれ採光性が高い状態で開放して採光性を確保することができる。よって雨戸の本来の機能である防風、防雨、防犯等の機能を発揮させることができると共に、外断熱及びプライバシーの保護を図ることができる。
【００４７】
請求項２に記載の発明によれば、開口部の既設の網戸を取外して、本発明の開口部外装装置を取付けることができる。
【００４８】
請求項３に記載の発明によれば、前記雨戸枠を前記開口部に後付けして、雨戸を既設建物の開口部に取付けることができる。
また、請求項４に記載の発明によれば、前記雨戸枠を前記開口部に一体成形して、雨戸を新築建物の開口部に取付けることができる。
【００４９】
請求項４に記載の発明によれば、簡単な操作で、任意の角度でスラットを開閉させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施形態に係る開口部外装装置の室外側正面図、
【図２】同装置の縦断面図、
【図３】同装置の横断面図、
【図４】（Ａ）揺動機構の要部断面図、（Ｂ）雨戸ロックの側面図、
【図５】揺動機構の分解斜視図、
【図６】揺動機構の操作スライダーの分解斜視図、
【図７】同操作スライダーの動作説明図、
【図８】揺動機構のねじりバーの正面図、
【図９】（ａ）〜（ｃ）スラットの動作説明図、
【図１０】スラットの動作説明図、
【図１１】別例に係る操作スライダーの分解斜視図、
【図１２】第２実施形態に係る開口部外装装置の要部縦断面図、
【図１３】第３実施形態に係る開口部外装装置の要部縦断面図、
【図１４】同開口部外装装置の正面図、
【図１５】第４実施形態に係る開口部外装装置の要部縦断面図。
【符号の説明】
Ａ開口部Ｂ雨戸枠
Ｂ１、Ｂ２左右縦枠Ｂ３、Ｂ４上下横枠
Ｂ５開口枠Ｂ６可動領域
Ｂ７可動領域Ｂ８引違領域
Ｂ９モヘヤＢ１０ガラス障子
Ｂ３０下開きコ字状部Ｂ８０レール部
Ｂ８１防虫枠１２３防虫ヒレ
Ｂ８２凸部
１８雨戸２スラット
３ねじりバー４バー部材
５第１の伝達部材６第２の伝達部材
７７Ａスラットホルダ１０上框
１１下框１２竪框
１３竪框１４１４Ａ中框
１５操作スライダー１７網目部材
１９棒部材２０取付部
２１中空部２２板状部
２３消音部材３０一端
３１他端３２回転軸
３３軸受４０４１孔
５０第１の伝達部材の一端５１他端
６０第２の伝達部材の一端６１他端
７０回転軸
７１鍔部７２楔部
９雨戸ロック９０クレセント用ヒレ
９１クレセント本体９２クレセント受け
９１０ハンドル
１２０１３０緩衝材１２１，１３１中空部
１２２１３２遮光片１２３防虫ヒレ
１４２スライド枠
１５０摘み片１５１スライダー本体
１５１ａ本体部１５１ｂ蓋体部
１５１ｃカシメ部
１５１ｄ孔１５１ｅスプリング
１５１ｆボール１５２孔
３２０固定円柱部３２１回転部
３２２４角孔３２３段差[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an opening exterior device disposed in an opening of a building.
[0002]
[Prior art]
Currently, double sashes are often installed in the openings of apartment houses such as apartments, but usually shutters have not been installed.
The main reason was that if the shutter was installed without a space for accommodating the shutter such as a door pocket, the lighting of the opening would be sacrificed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the following inconvenience still remains in the opening to which the double sash is attached.
Even though internal heat insulation is possible by suspending curtains, blinds, etc. inside the glass shoji screen against sunlight entering from the opening, it is not possible to achieve external heat insulation that insulates from the outside of the building is there.
In the case of internal insulation, the solar penetration rate is about 47%. On the other hand, there is data that the solar penetration rate in the case of external insulation is only about 18%. In the case of internal insulation, it is proportional to the solar penetration rate. As a result, the operating rate of air conditioners has risen, which is negative for energy conservation.
In addition, blinds and curtains alone may not be sufficient for protecting the privacy and security of residents.
[0004]
In view of this, an object of the present application is to provide a shutter capable of ensuring daylighting performance and capable of providing external heat insulation while maintaining the functions of the original shutter for wind, rain and crime prevention.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, in an opening exterior device in which at least two inner and outer shutters are attached to a shutter frame formed in an opening of a building, at least one set of a plurality of slats is provided on the shutter door of each shutter. In addition to being arranged to be openable and closable, the shutter frame is movable in a region where the inner shutter can be moved, a movable region in which the outer shutter can be moved, and the slats of the inner shutter are fully open between these two regions. A draw area is provided that allows the inside and outside shutters to be drawn, and the width of the draw area is substantially the same as the distance from the surface of the shutter to the tip when the slats of the inside shutter are opened, or a little play. With the added dimensions, with the shutters of the shutters open, the opening exterior device assembled to the shutter frame so that the shutters can be drawn ,
The swing mechanism that swings the plurality of slats so as to be openable and closable is a torsion bar that converts a sliding force into a rotational force, and is attached to one end of the torsion bar, and the first rotational force is transmitted to the torsion bar. A transmission member, a bar member that is attached to the first transmission member and that transmits the rotational force, and is attached to the bar member at a predetermined interval so as to correspond to the plurality of slats; and And the second transmission member to which the rotational force of the bar member is transmitted, and the torsion bar forms a rotation angle of the other end with respect to one end of the thin plate-like bar material at a predetermined torsion angle, and Both ends of the torsion bar are fixed to the rotation shafts, and these rotation shafts are attached to the bearings, thereby providing an opening exterior device (the invention according to claim 1). According to this invention, with the shutters of the shutters opened, the shutters can be attached to the shutter frame so that the shutters can be drawn. Therefore, the slats of the inner and outer shutters are opened in a state of high daylighting to ensure the daylighting performance. Can do. Therefore, functions such as windproof, rainproof and crime prevention, which are the original functions of the shutter, can be exhibited, and the outer heat insulation and privacy can be protected.
[0006]
In the said invention, you may comprise so that attachment of the mesh member which covers the ridge face of the said shutter is possible (invention of Claim 2).
The existing screen door of the opening can be removed and the opening exterior device of the present invention can be attached.
[0007]
In the above invention, the shutter can be attached to the opening of an existing building by retrofitting the shutter frame to the opening (invention according to claim 3).
[0008]
In the above invention, the shutter can be integrally formed with the opening, and the shutter can be attached to the opening of a new building (invention according to claim 4).
[0009]
According to the invention of claim 1 , the slat can be opened and closed at an arbitrary angle by a simple operation.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of an opening exterior device according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is an outdoor front view of the shutter, FIG. 2 is a longitudinal sectional view thereof, and FIG. 3 is a transverse sectional view thereof. In addition, in each said figure and each figure mentioned later, substantially the same structure uses the same code | symbol, and abbreviate | omits detailed description.
[0011]
In the opening exterior device, the inner and outer shutters 1 and 8 in which a set of a plurality of slats 2... Can be opened and closed in a shutter frame B retrofitted to the opening A of the building, respectively, open the slats 2. Even if it is in a state, it is built in so that it can be drawn.
Therefore, since the slat 2 of the outer shutter 8 is fully opened and the slat 2 of the inner shutter 1 is fully opened at the same time, the inner and outer shutters 1 and 8 can be positioned so as to overlap each other. The daylighting property of the opening A can be ensured without requiring a space for accommodation.
In addition, in the state where the opening A is closed by the inner and outer shutters 1 and 8 and the slat 2 is opened to ensure the daylighting property, the outer heat insulation can be achieved to protect the privacy.
Further, the opening A is closed by the inside / outside shutters 1 and 8, and the opening A can be opened by pulling the inside or outside shutters 1 and 8 even when the slats 2 of the inside and outside shutters 1 and 8 are opened. Because it can, there is no problem in escape in the event of a fire.
[0012]
The shutter frame B has an opening frame B5 formed from left and right vertical frames B1 and B2 and upper and lower horizontal frames B3 and B4, a movable region B6 in which the inner shutter 1 can move in the opening frame B5, and the outer shutter A movable region B7 in which the movable door 8 can move and a pulling region B8 that allows the inner and outer shutters 1 and 8 to be pulled even when the slats 2 of the inner shutter 1 are fully opened are provided between the two regions B6 and B7.
[0013]
The upper frame B3 above the movable regions B6 and B7 is respectively formed with a lower U-shaped portion B30, and the lower frame B4 is formed with a rail portion B80. Is formed to be able to travel.
The upper frame B3 is provided with an insect repellent frame B81 for preventing insects from entering in cooperation with an insect fin 123 of the inside shutter 1 described later, while the lower frame B4 is attached to the rail portion B80. A convex portion B82 is formed by being sandwiched.
The width W of the draw area B8 may be substantially the same as the maximum width W1 when the slat 2 of the inside shutter 1 is opened or a dimension with some play added. Therefore, in the case where the shutter door of the inner shutter 1 is formed so that the width W2 when the slat 2 of the inner shutter 1 is opened can be accommodated, B8 is unnecessary in the draw area.
Note that “B9” indicates mohair, and “B10” indicates glass shoji.
In this embodiment, the opening exterior device is attached to the outdoor side of two glass shojis, but the opening exterior device may be attached to the outdoor side of a double sash made of four glass shojis.
[0014]
Next, a configuration example of the indoor shutter 1 will be described with reference to FIGS. 2 and 3.
The inner shutter 1 is formed from upper and lower rods 10 and 11 and left and right rods 12 and 13, and a plurality of slats 2 are arranged in a horizontal direction along the rib surface. An operation slider 15 for operating a swinging mechanism (described later) is faced to a beam-like portion 14 disposed above, and a mesh member 17 that covers the collar surface is attached.
When the operation slider 15 is slid in the horizontal direction on the surface in FIG. 3, the slats 2, 2, 2,...
[0015]
The upper eaves 10 are slidably assembled along the lower U-shaped portion B30 of the upper frame B3. On the other hand, a door wheel 110 is attached to the lower eaves 11 so that it can travel on the rail portion B80. ing.
Cushioning materials 120 and 130 are attached to portions where the cages 12 and 13 are in contact with the vertical frames B1 and B2 of the shutter frame B, and the swinging mechanisms 121 and 131 are installed in the hollow portions 121 and 131 of the cages 12 and 13, respectively. Part of it is housed.
As shown in FIG. 3, light shielding pieces 122 and 132 are formed on the indoor side of the baskets 12 and 13. This is because when the slats 2 that can swing open and close are attached to the left and right ridges 12 and 13, a slight gap is formed at both ends of the slats, and light from the outside and light from the indoor side leaks. This is to prevent this.
[0016]
The cocoon 12 has a vertical dimension from a position in contact with the insect-proof frame B81 of the shutter frame B to a position in contact with the convex portion B82 of the shutter frame B, and a horizontal dimension substantially matching the width W of the draw area B8. Insect fins 123 having dimensions are formed.
Note that “124” and “134” are handle portions provided on the ridges 12 and 13.
[0017]
The cross-shaped portion 14 is a part of the swing mechanism. The operating slider 15 faces the indoor side as described above, and an attachment piece 140 for attaching the mesh member 17 to the upper portion is provided. Forming.
[0018]
The mesh member 17 is knitted with metal yarn or synthetic resin yarn such as polyester resin, and the upper, lower, left, and right corners are light shielding pieces 122, 132 of the left and right ridges 12, 13, and upper ridges. 10 and each attachment groove 170 provided in the attachment piece 140 of the cross-shaped portion 14 is attached via a bar member 19.
The rod member 19 is made of a synthetic resin having a circular cross-sectional shape and elasticity, and is formed in a hollow shape so that it can be easily attached and detached. On the other hand, the groove 170 is formed with a protrusion 171 that prevents the rod member 19 from “dropping out”.
Therefore, by removing the rod member 19 from each attachment groove 170, the mesh member 17 can be removed, and only the mesh member 17 can be cleaned, and can be removed in a season when no insects are generated.
[0019]
Next, a configuration example of the swing mechanism will be described with reference to FIGS. 4B to 8.
As shown in FIGS. 4B and 5, the swing mechanism includes a torsion bar 3 that converts the sliding force of the operation slider 15 into a rotational force, and a first transmission member that transmits the rotational force to the bar member 4. 5 and a second transmission member 6 that transmits the rotational force of the bar member 4 to each slat 2.
[0020]
The operation slider 15 includes a knob 150 and a slider main body 151, and the slider main body 151 is arranged so that it can slide linearly along a slide frame 142 (FIG. 4B) provided on the beam-like portion 14. ing.
[0021]
A configuration example of the slider body 151 will be described with reference to FIG.
The slider main body 151 includes a main body portion 151a, a lid body portion 151b, and a caulking portion 151c for assembling the main body portion 151a and the lid body portion 151b, and the knob 150 is fixed to the caulking portion 151c. The main body 151a is provided with two rows of holes 151d and 151d, and springs 151e and balls 151f are fitted into the holes 151d. The main body 151a and the lid body 151b are provided with a torsional hole 152. The clearance formed in the hole 152 is urged toward the lid body 151b by the spring 151e. Is adjusted by the ball 151f. Therefore, the slider main body 151 can be smoothly slid without causing “rattle”.
[0022]
The reason and action of attaching the “rattle prevention means” will be described in more detail with reference to FIG.
When the twisted hole 152 is faithfully formed along the “twist” of the torsion bar 3, “play” occurs when the operation slider 15 is operated. In addition, it is difficult to form exactly the same “twist” in all the torsion bars 3.
Therefore, a clearance (play) is required for the torsion bar 3 in the torsional hole 152. In this case, a device that adjusts the clearance and realizes a comfortable sliding operation is a “rattle prevention means”.
[0023]
As shown in FIG. 7, the ball 151 f urged toward the lid portion 151 b by the spring 151 e abuts on the torsion bar 3 and is rotated by the slide of the operation slider 15. As a result, the clearance C acting on the torsion bar 3 is appropriately adjusted, and the slider main body 151 can be smoothly slid without causing “slack”. The slider main body 151 may have any shape as long as it can slide linearly along the slide frame 142, and the shape of the knob 150 of the slider 13 may be any. Good.
[0024]
The torsion bar 3 is obtained by deforming a thin plate-shaped bar with a predetermined twist angle, and is configured to rotate forward or reverse depending on the sliding direction of the operation slider 15. The magnitude of the torsion angle of the torsion bar 3, that is, the rotation angle of the other end 31 with respect to the one end 30 of the torsion bar 3 formed by the torsion angle, allows the operator to slide the operation slider 15 lightly. What is necessary is just to shape | mold so that the opening / closing angle can be enjoyed and the opening / closing angle of each slat 2 can be finely adjusted. For example, as shown in FIG. 8, the rotation angle of the other end may be formed to be about 210 degrees with respect to the length L from one end 30 to the other end 31 of the torsion bar 3. In the same dimension L, the larger the rotation angle is set, the larger the opening / closing angle of the slat 2 is. However, a large sliding force must be applied and the operability becomes heavy. On the other hand, the smaller the rotation angle is set, the smaller the opening / closing angle of the slat 2 and the lighter the operability. Further, by adjusting the attachment length of the torsion bar 3 at the same rotation angle, the opening / closing angle of the slat 2 can be adjusted according to the slide width of the slide bar 15.
[0025]
In this embodiment, the mounting length of the torsion bar 3 is set so that each slat 2 can be opened and closed within a range of about 90 degrees, and both ends 30 and 31 of the torsion bar 3 are fixed to the rotary shafts 32 and 32. At the same time, the rotary shafts 32 and 32 are attached to bearings 33 and 33 fixed to the slide frame 142, respectively.
[0026]
As shown in FIG. 5, the rotating shaft 32 includes a fixed cylindrical portion 320 that fixes the end of the torsion bar 3, and a rotating portion 321 that is reduced in diameter from the fixed cylindrical portion 320. The rotating portion 321 is formed with a square hole 322 that fixes one end of the first transmission member 5. When the step 323 formed between the fixed cylindrical portion 320 and the rotating portion 321 contacts the side surface of the bearing 33, the torsion bar 3 is idled without being displaced, and only the rotational force is the first transmission member. 5 is transmitted. In addition, by interposing the rotating shaft 32 between the torsion bar 3 and the first transmission member 5, the torsion bar 3 can be smoothly rotated and the torsion bar 3 having a different torsion angle can be easily replaced. The rotating portion 321 of the rotating shaft 32 protrudes from a hole (not shown) provided in the flange 12 into the hollow portion 121 (see FIG. 3) of the flange 12, and the first transmission member 5. Is connected to one end 50.
[0027]
The first transmission member 5 is accommodated in the hollow portion 121 of the flange 12, and as shown in FIG. 5 and the like, one end 50 thereof is disposed on substantially the same axis as the torsion bar 3 and the rotary shaft 32. The rotating shaft 32 is fixed to the square hole 322. Then, the other end 51 rotates around the one end 50 according to the rotation of the torsion bar 3. The first transmission member 5 is formed in a substantially oval shape, but may have any shape as long as it includes a rotation center portion corresponding to the one end 50 and a rotation portion corresponding to the other end 51. .
[0028]
The other end 51 of the first transmission member 5 is attached to the hole 40 of the bar member 4 disposed along the hollow portion 121 of the flange 12 so as to be idled. The bar member 4 rotates each slat 2 in synchronization with the rotation from the first transmission member 5, and is provided with holes 41 according to the arrangement interval of the slats 2 (see FIG. 5). .
On the other hand, one end 60 of the second transmission member 6 formed in substantially the same shape as the first transmission member 5 so as to correspond to the hole 41 of the bar member 4 passes through a slat holder 7 described later. It arrange | positions rotatably in the said collar frame 12 (refer FIG. 5 etc.). The other end 61 of the second transmission member 6 is disposed in the holes 41 of the bar member 4 such that the second transmission member 6 can idle. The second transmission member 6 is centered on one end 60 of the first transmission member 6. It rotates in synchronization with the transmission member 5.
[0029]
As shown in FIG. 5 and the like, the slat holder 7 includes a rotary shaft 70 that faces the hollow portion 121 of the flange 12, a coaxial shaft fixed to the rotary shaft 70, and an outer surface of the flange 12. And a wedge portion 72 embedded in the side surface of the slat 2.
[0030]
A slat holder 7A (see FIG. 3) that rotatably holds the other end of the slat 2 is attached to the flange 13, and is configured in the same manner as the slat holder 7. It is embedded in the side surface of the slat 2.
As described above, the operation slider 15, the torsion bar 3, the bar member 4, the first transmission member 5, and the second transmission member 6 are mounted on the side of the flange 12, but on the side of the flange 13. It may be attached.
[0031]
Next, a configuration example of the slat 2 will be described.
As shown in FIG. 5 and the like, the slat 2 includes a hollow portion 21 provided with a mounting portion 20 for attaching the wedge portion 72 of the slat holder 7, and a plate-like portion extending downward from the lower portion of the hollow portion 21. 22 and formed by extrusion molding of a metal material such as aluminum.
The main characteristic point of the slat 2 is that the upper part of the slat 2 does not interfere with the light shielding pieces 122 and 132 (see FIG. 3) of the ridges 12 and 13 when the slat 2 is rotated to a substantially horizontal position. The shape of the slat holder 7 and the center of gravity of the slat 2 substantially coincide with each other, and the shape of the slat 2 is devised. 23 is attached.
[0032]
In order to avoid interference between the light shielding pieces 122 and 132 and the upper portion of the slat, the dimension of the hollow portion 21 of the slat 2 is set to the rotation center of the slat 2 (one end 60 of the second transmission member 6 and the rotation axis of the slat holder 7). 70) to the light shielding pieces 122 and 132, the distance was made shorter. In this case, if the center of gravity of the slat 2 is biased toward the plate-like portion 22, the rotation of the slat 2 becomes heavy, and there is a concern that comfortable operability may be impaired.
Therefore, a portion of the hollow portion 21 of the slat 2 that is closer to the light shielding piece from the rotation center is formed thick and slightly inclined so that the center of gravity does not deviate toward the plate-like portion 22 side. . As a result, the position of the rotating shaft 70 of the slat holder 7 and the center of gravity of the slat 2 substantially coincide with each other, and the operability is improved.
[0033]
The muffling member 23 is made of, for example, vinyl chloride. When the slats 2 are closed, the muffling member 23 mutes the sound that is generated when the upper and lower slats hit, and also exhibits the function of rain.
[0034]
The outer shutter 8 is different from the inner shutter 1 in that the insect fin 123 is not formed. The other configuration is substantially the same as that of the indoor shutter 1, and has substantially the same effects as the indoor shutter 1.
[0035]
Next, the shutter lock 9 that locks the inside and outside shutters 1 and 8 will be described.
As shown in FIG. 4A, the shutter lock 9 is attached to the crescent fin 90 formed on the insect-proof fin 123 of the inner shutter 1 so as to be rotatable, and the chamber of the cage 13 of the outer shutter 8 is provided. The crescent receiver 92 is fixed inside, and the handle 910 of the crescent main body 91 is “open” when it is tilted to the indoor side, and “closed” when it is raised outside the room.
[0036]
As shown in FIGS. 1 and 2, the shutter frame B incorporating the shutters 1 and 8 configured as described above has mounting fins formed on the left and right vertical frames B1 and B2 and the upper and lower horizontal frames B3 and B4. An attachment piece B12, which is a separate member from B11 and the shutter frame B, sandwiches the screen door frame of the sash frame C as an opening, and is fixed to the sash frame C by fastening means such as holts and nuts. Further, the back side of the convex portion B82 of the lower frame B4 is supported by a support device C1 placed on the sash frame C.
Therefore, when retrofitting the shutter frame B to the sash frame C, the sash frame C on the building skeleton side is not damaged.
[0037]
Next, the usage example of the shutters 1 and 8 comprised as mentioned above is demonstrated based on Fig.9 (a)-(c) and FIG.
9 (a) and 9 (b) are cross-sectional views of the main part when the slats 2 are closed, and FIG. 9 (c) is a cross-sectional view of the main part when the slats 2 are opened at approximately 45 degrees. FIG. 10 is a cross-sectional view of an essential part showing the state in which the slats 2 of the inside and outside shutters 1 and 8 are opened at about 90 degrees.
When the slat 2 is in the closed state shown in FIGS. 9A and 9B, the operation slider 15 is in the right end position shown in FIG.
When the operation slider 15 is slid to the left in the drawing from this position, the sliding force is generated by the torsion bar 3, the rotary shaft 32, the first transmission member 5, the bar member 4, the second transmission member 6, and the slats. The slats 2 are transmitted to the slats 2 through the holders 7, and each slat 2 is opened at an angle corresponding to the slide width of the operation slider 15.
[0038]
As shown in FIG. 9C, when the operation slider 15 is moved to the intermediate position, the slat 2 is half opened.
[0039]
As shown in FIG. 10, when the operation slider 15 is further slid to the left end, the slat 2 is fully opened.
At this time, as shown in the figure, when the inside and outside shutters 1 and 8 are stacked, the amount of light collected can be secured about 70 to 80% of the case without the shutters. Since 8 can be arranged in an overlapping manner, half of the opening A is opened, and the lighting performance is sufficient.
When each slat 2 is closed, the operation slider 15 may be slid to the right.
[0040]
According to the opening exterior apparatus as described above, first, since the amount of light collected is secured, the inside / outside shutters 1 and 8 may be left in the opening A, and a door pocket or the like is not required, and therefore There is no need to consider space.
Secondly, even if the slats 2 of the inside shutter 1 are fully open, the inside and outside shutters 1 and 8 can be arranged to be overlapped so that the opening A is opened regardless of the open / closed state of the slat 2. Yes, there is no problem even when people go in and out or in an emergency.
Thirdly, by installing the inside / outside shutters 1 and 8 in the opening A of the high-rise part such as a high-rise apartment, the high feeling received by the resident from the window can be reduced.
Fourthly, since each slat 2 is opened and closed by sliding the operation slider 15 to the left and right, the opening and closing operation is extremely easy, and each slat 2 is closed to achieve windproof, rainproof, coldproof, and soundproofing. Further, by adjusting the opening / closing angle, it is possible to achieve external heat insulation and protect privacy. In particular, when each of the slats 2 is opened at about 45 degrees as shown in FIG. 9C, heat insulation, ventilation and lighting can be realized simultaneously.
Fifth, the mesh member 17 attached to the shutter can prevent insects and the like from entering the indoor side through the open opening O.
Sixth, by configuring the mesh member 17 so as to be detachable, the mesh member can be cleaned and replaced, and can be removed and stored in winter when no insects are generated.
Seventh, by reducing the torsion angle of the torsion bar 3, the slats 2 can be slid with a small force, and each slat 2 can be fixed at a desired angle within a range of approximately 90 degrees. In this case, when it is desired to increase the opening / closing angle of each slat 2, it may be replaced with a torsion bar having a larger twist angle.
Eighth, since the torsion bar 3 has a torsion angle, even if the slat 2 is moved, the operation slider 15 is difficult to slide and has excellent crime prevention, and the torsion bar 3 reduces the manufacturing cost. I can hold it down.
Ninth, when the operation slider 15 is in the position shown in FIGS. 25A and 25B by reversing the twisting direction of the torsion bar 3 (counterclockwise), the slat 2 Can be opened.
Tenth, since the light shielding pieces 122 and 132 are formed on the left and right ridges 12 and 13, the privacy protection and crime prevention are also excellent in this respect.
[0041]
The operation slider 15, the torsion bar 3, and the rotation shaft 32 are moved by interposing a member that makes the rotation direction of the rotation shaft 32 orthogonal between the rotation shaft 32 and the first transmission member 5. It can also be arranged on the side. In the above embodiment, the slats are arranged on substantially the entire surface of the shutter door. However, the slats are limited to a predetermined area such as an upper part, a middle part, or a lower part of the shutter door, and the rocks that swing these slats. A moving mechanism may be provided. In addition, the operation sliders 150 and 150 may be arranged together on the indoor end side of the shutter. If it does so, the knob 150 of an operation slider can be operated by opening a window glass door etc. of a building opening a little. Furthermore, as shown in FIG. 11, the knob 150 of the operation slider may be faced indoors.
[0042]
Next, an embodiment of a shutter according to the second embodiment will be described with reference to FIG.
As described above, in the first embodiment, the screen door frame or the like of the sash frame C from which the screen door (not shown) is removed is sandwiched between the mounting fin B11 and the mounting piece B12 of the shutter frame B, and the sash frame C is formed by a holt and a nut. However, in the case of the second embodiment, the attachment piece B12, the screen door frame of the sash frame C, and the rain door frame B may be fastened by a holt, a nut, or the like.
In this embodiment, installation work becomes easier. Other configurations are the same as those of the first embodiment, and have the same effects.
[0043]
Next, an embodiment of a shutter according to the third embodiment will be described.
The feature of the opening exterior device of the third embodiment is that the shutter frame B is not fixed to the opening of the sash frame C or the like, as shown in FIGS. The first and second swinging mechanisms are provided with a middle rod 14A on each of the inner and outer shutters 1 and 8, respectively, and the slats 2 are arranged on the upper and lower sides, and each slat 2 is configured in the same manner as the swinging mechanism. It is the point operated by. Other configurations are the same as those of the first embodiment, and have the same effects.
[0044]
Next, a fourth embodiment will be described based on FIG.
The feature of the opening exterior device of the fourth embodiment is that the sash frame C and the shutter frame B are integrated to form a new building. Other configurations are the same as those of the first embodiment, and have the same effects.
[0045]
Instead of the mesh member 17 of the shutters of the above embodiments, a roll type screen door may be attached.
[0046]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, since the shutter is attached to the shutter frame so that the shutter can be drawn with the shutter slats open, the slats of the inner and outer shutters are opened in a state where the lighting performance is high. Sex can be secured. Therefore, functions such as windproof, rainproof and crime prevention, which are the original functions of the shutter, can be exhibited, and the outer heat insulation and privacy can be protected.
[0047]
According to invention of Claim 2, the existing screen door of an opening part can be removed and the opening part exterior device of this invention can be attached.
[0048]
According to invention of Claim 3, the said shutter frame can be retrofitted to the said opening part, and a shutter can be attached to the opening part of the existing building.
Moreover, according to the invention of Claim 4, the said shutter frame can be integrally molded in the said opening part, and a shutter can be attached to the opening part of a new building.
[0049]
According to the invention described in claim 4, the slat can be opened and closed at an arbitrary angle by a simple operation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an outdoor front view of an opening exterior device according to a first embodiment;
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the apparatus,
FIG. 3 is a cross-sectional view of the apparatus,
4A is a cross-sectional view of the main part of the swing mechanism, FIG. 4B is a side view of the shutter lock,
FIG. 5 is an exploded perspective view of the swing mechanism,
FIG. 6 is an exploded perspective view of an operation slider of the swing mechanism,
FIG. 7 is a diagram for explaining the operation of the operation slider;
FIG. 8 is a front view of a torsion bar of a swing mechanism,
FIGS. 9A to 9C are explanatory views of the operation of the slats;
FIG. 10 is a diagram for explaining the operation of a slat;
FIG. 11 is an exploded perspective view of an operation slider according to another example;
FIG. 12 is a longitudinal sectional view of an essential part of an opening exterior device according to a second embodiment;
FIG. 13 is a longitudinal sectional view of a main part of an opening exterior device according to a third embodiment;
FIG. 14 is a front view of the opening exterior device,
FIG. 15 is a longitudinal sectional view of a main part of an opening exterior device according to a fourth embodiment.
[Explanation of symbols]
A Opening part B Shutter frame B1, B2 Left and right vertical frame B3, B4 Upper and lower horizontal frame B5 Opening frame B6 Movable area B7 Movable area B8 Mohage B9 Mojaya B10 Glass shoji B30 Lower opening U-shaped part B80 Rail part B81 Insect-proof frame 123 Insect Fin B82 Convex 1 8 Shutter 2 Slat 3 Torsion bar 4 Bar member 5 First transmission member 6 Second transmission member 7 7A Slat holder 10 Upper rod 11 Lower rod 12 竪框 13 竪框 14 14A Middle rod 15 Operation slider 17 Mesh member 19 Bar member 20 Mounting portion 21 Hollow portion 22 Plate-like portion 23 Silencer member 30 One end 31 Other end 32 Rotating shaft 33 Bearing 40 41 Hole 50 One end of the first transmission member 51 The other end 60 The second transmission member One end 61 The other end 70 Rotating shaft 71 Gutter part 72 Wedge part 9 Shutter lock 90 Crescent fin 91 Crescent body 92 Crescent receiver 910 Handle 120 130 Buffer material 121, 131 Hollow portion 122 132 Light-shielding piece 123 Insect-proof fin 142 Slide frame 150 Knob piece 151 Slider body 151a Body portion 151b Lid portion 151c Caulking portion 151d Hole 151e Spring 151f Ball 152 Hole 320 Fixed column portion 321 Rotating part 322 4 hole 323 Step

Claims

In an opening exterior device in which at least two inside and outside shutters are attached to a shutter frame formed in an opening of a building,
At least one set of a plurality of slats is disposed on the shutter door of each shutter so that it can be opened and closed.
The shutter frame includes a movable area in which the inner shutter can be moved, a movable area in which the outer shutter can be moved, and a difference that allows the inner and outer shutters to be drawn even when the slats of the inner shutter are fully open between the two areas. An area is provided, and the width of the reference area is approximately the same as the distance from the surface of the shutter door to the tip when the slat of the inner shutter opens, or a size with some play added,
An opening exterior device assembled to the shutter frame so that the shutter can be drawn with the shutter slats open ,
The swing mechanism that swings the plurality of slats so as to be openable and closable is a torsion bar that converts a sliding force into a rotational force, and is attached to one end of the torsion bar, and the first rotational force is transmitted to the torsion bar. A transmission member, a bar member that is attached to the first transmission member and that transmits the rotational force, and is attached to the bar member at a predetermined interval so as to correspond to the plurality of slats; and And a second transmission member to which the rotational force of the bar member is transmitted,
The torsion bar has a rotation angle of the other end with respect to one end of the thin plate-shaped bar material set to a predetermined torsion angle, and both ends of the torsion bar are fixed to rotation shafts, and these rotation shafts are attached to bearings. opening the exterior unit, characterized in that there.

The opening exterior device according to claim 1, wherein a mesh member covering the ridge surface of the shutter can be attached.

The opening exterior device according to claim 1, wherein the shutter frame is retrofitted to the opening.

The opening exterior device according to claim 1, wherein the shutter frame is integrally formed with the opening.