JP4165790B2

JP4165790B2 - Latch lock for door

Info

Publication number: JP4165790B2
Application number: JP2000327058A
Authority: JP
Inventors: 充嗣篠崎
Original assignee: Kawajun Co Ltd
Current assignee: Kawajun Co Ltd
Priority date: 2000-10-26
Filing date: 2000-10-26
Publication date: 2008-10-15
Anticipated expiration: 2020-10-26
Also published as: JP2002129796A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、錠付き扉構造及び扉用のラッチ錠に関し、さらに詳しくは、回転式レバーハンドル型ラッチ錠が装着できるように構成された扉に対して、該扉の錠装着形状を変更することなく、前記回転式レバーハンドル型ラッチ錠をこれと形態の異なるプッシュプル型ラッチ錠に交換できるようにした錠付き扉構造及び該扉に適用されるプッシュプル型ラッチ錠の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、ノブやレバーを回動することによりラッチをケーシング内に没入させて開錠するレバーハンドル型の扉用ラッチ錠、またはレバーを押したり引いたりすることによりラッチをケーシング内に没入させて開錠するプッシュプル型の扉用ラッチ錠が知られている。レバーハンドル型の扉用ラッチ錠は、健常者が使用することを前提として作られたものである。
【０００３】
また、プッシュプル型の扉用ラッチ錠としては、例えば特開平１１−５０７０７号公報に示すものが知られている。この種のラッチ錠は、扉内にその側端面から内方に向け延在して装着されるケーシングの内部に反転かつ進退可能に設けられた反転型のラッチ、このラッチを前進位置（ケーシングのフロント板から突出する位置）にロックするロック部材及びロック部材を動作させるスライド部材等を有する錠機構と、扉のプル側（室内側）及びプッシュ側（室外側）の錠機構と対向する面にそれぞれ設けられたハンドル支持用プレートと、ラッチをケーシング内に没入させて開錠するプル側のハンドル及びプッシュ側のハンドル等を備える。
【０００４】
プル側のハンドルは扉の面に対して斜め上方に延在して配置されるもので、把手部が取り付けられる操作杆と、この操作杆の一端に連接されケーシングを貫通して錠機構のスライド部材に係合される水平杆を有し、この操作杆と水平杆との連接基部はプル側ハンドル支持用プレートに突設した支持部に前後方向に揺動可能に支承されている。また、プッシュ側のハンドルは扉の面に対して斜め上方に延在して配置されるもので、把手部が取り付けられる操作杆と、この操作杆の一端に連接されケーシングを貫通して錠機構のスライド部材に係合される水平杆を有し、この操作杆と水平杆との連接基部はプッシュ側ハンドル支持用プレートに突設した支持部に前後方向に揺動可能に支承されている。
【０００５】
このような従来のラッチ錠において、プル側のハンドルを手前に引くか、またはプッシュ側のハンドルを押すと、その水平杆の揺動によりスライド部材がスライド動作し、かつロック部材が動作してラッチのロックを解除し開錠する。この状態で扉を開く方向に操作すれば、ラッチは反転されるとともに後退動作してケーシング内に没入されるため、扉を開けることができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のラッチ錠におけるハンドルは、ハンドル支持用プレートに突設した支持部に揺動可能に支承されるレバー式構造であるため、ハンドルの支持部が扉の表面から大きく突出し、ハンドルのデザイン的な自由度が損なわれるほか、ハンドルの水平杆が錠機構のスライド部材に対して挿通される扉の箇所に形成された貫通穴が扉の表面に露出されてしまうことにより、扉の意匠的効果も損なわれるという不具合があった。
【０００７】
また、従来の扉においては、これに回転式のレバーハンドル型ラッチ錠が装着できるように構成されている場合、この回転式レバーハンドル型ラッチ錠に代えて、これと形態の異なるプッシュプル型ラッチ錠に交換しようとしても簡単に交換することができない。交換するには、扉の錠装着箇所をプッシュプル型ラッチ錠に合わせて再加工する必要がある。また、再加工程度の修正では交換できない場合はプッシュプル型ラッチ錠に加えて扉ごと交換しなければならない。また、回転式のレバーハンドル型ラッチ錠は健常者が使用することを前提として作られたものであるため、手の不自由な者には使いにくいという問題がある。
【０００８】
本発明は、上記のような従来の問題を解決するためになされたもので、その目的は、扉に何らの構造的変更を加えることなく、回転式レバーハンドル型のラッチ錠及びプッシュプル型のラッチ錠を相互に容易に互換することができる錠付き扉構造を提供することにある。また、本発明の他の目的は、ラッチ部分のケーシングへの組み付けを容易にし、併せて、ハンドル部分のデザイン的自由度とハンドルの互換性を実現できるとともに扉の意匠的効果を向上でき、かつ手の不自由な者でも容易に扉を開けることができるラッチ錠を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、扉の施錠に用いられるラッチ錠であって、前記扉に該扉の一端面から内方へ延在して装着されるケーシングと、前記ケーシング内に該ケーシングの延在方向に移動可能に設けられたベース部材と、前記ベース部材に該ベース部材の移動方向にスライド可能にかつ軸回りに回転可能に貫通支持されたロッドと、前記ロッドの一端に連結された支持ブロックと、前記支持ブロックの先端に前記扉の一端面から水平に突出する施錠位置と開錠可能な反転位置間で揺動可能に支持されたラッチと、前記支持ブロックに前記ロッドの軸線方向に移動可能に設けられ、前記ラッチを反転不能な施錠位置にロックするラッチロック部材と、前記ケーシング内に設けられ前記ラッチが施錠位置に保持される方向に前記ベース部材及び前記ラッチロック部材を付勢するとともに前記ラッチを前記扉の一端面から突出する方向に付勢するばね部材と、前記ロッドに該ロッドの軸線方向と直角な方向に移動可能に設けられ、前記ベース部材と係脱されるとともに該ベース部材と係合することによりベース部材の移動を規制して前記ラッチを施錠状態にロックする可動ストッパと、前記扉に該扉に対しプッシュ及びプル方向に揺動可能に設けられた開錠用ハンドルと、前記ケーシング内に前記開錠用ハンドルのプッシュまたはプル操作に連動して前記ベース部材と平行な方向に移動可能に設けられ、前記可動ストッパを前記ベース部材に対し係脱する方向に動作させる同調部材と、前記同調部材を前記可動ストッパが前記ベース部材に係合される中立位置に自動的に復帰できるように付勢する付勢手段と、を備えることを特徴とする。
【００１１】
したがって、本発明の扉用ラッチ錠においては、ベース部材、ロッド、支持ブロック、ラッチ及びラッチロック部材をユニット化できるから、ラッチ部分のケーシングへの組み付けを容易にする。
また、本発明の扉用ラッチ錠においては、前記開錠用ハンドルを前記同調部材に臨む前記扉の室内側と室外側の内外両面個所に支持座及び該支持座に揺動可能に設けた揺動部材によりプッシュ及びプル方向に揺動可能に設け、この揺動部材から前記同調部材に向け延在する係合片を前記同調部材に係合する構成にすることにより、ハンドル部分のデザイン的自由度とハンドルの互換性を実現できるとともに扉の意匠的効果を向上でき、かつ、プッシュプル式のハンドルに加えて、前記同調部材を前記可動ストッパが前記ベース部材に係合される中立位置に自動的に復帰できるように付勢する付勢手段を備えることにより、手の不自由な者でも容易に扉を開けることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる錠付き扉構造及び扉用ラッチ錠の実施の形態について、図面を参照して説明する。図１は本発明の錠付き扉構造において、扉に回転式レバーハンドル型のラッチ錠またはプッシュプル型のラッチ錠を挿着する場合の実施の形態を示す分解斜視図、図２は本発明におけるプッシュプル型ラッチ錠とプッシュプル式ハンドルとの関係を示す分解斜視図である。
【００１３】
図１において、１は開閉可能に構成された扉、２は回転式レバーハンドル型のラッチ錠、３はプッシュプル型のラッチ錠であり、回転式レバーハンドル型ラッチ錠２のケーシング２Ａとプッシュプル型ラッチ錠３のケーシング３Ａは同一寸法及び同一の外形形状に構成されている。扉１には、回転式レバーハンドル型ラッチ錠２のケーシング２Ａの外形形状及びプッシュプル型ラッチ錠３のケーシング３Ａの外形形状に対応する共通の錠挿着用空所４が扉１の一端面１Ａから内方へ水平に延在して形成されている。また、錠装着用空所４の奥部と対向する扉１の箇所に扉１の厚さ方向に貫通する各ラッチ錠共通のハンドル取付穴５が形成されている。さらに、錠装着用空所４の奥部と対向する扉１の箇所に扉１の厚さ方向に貫通する各ラッチ錠共通のロック及びアンロック用の操作レバー取付穴６が形成されている。
【００１４】
上記回転式レバーハンドル型ラッチ錠２のケーシング２Ａ内には、扉１の室内側及び室外側に対応する回転式の開錠用レバーハンドル７、８で操作されるラッチハブ２Ｂとロック及びアンロック用の操作レバー９（サムターン）で操作される角穴付きカム２Ｃがそれぞれ配設されている。また、上記プッシュプル型ラッチ錠３のケーシング３Ａ内には、プッシュプル用の開錠用ハンドル１４、１９（図２参照）で操作される同調部材３９とロック及びアンロック用の操作レバー９で操作される角穴付きカム４４がそれぞれ配設されている。
【００１５】
図１において、１０は扉の室内側からハンドル取付穴５に取り付けられるドーナツ状のハンドル支持座であり、このハンドル支持座１０には、回転式レバーハンドル型ラッチ錠２のケーシング２Ａを貫通して扉の室外側へ臨む一対の連結ロッド１０１が鉛直に突設されている。また、ハンドル支持座１０の中心部には室内側開錠用レバーハンドル７の基部７１が回転可能に係合され、この基部７１の中心には、上記回転式レバーハンドル型ラッチ錠２のラッチハブ２Ｂに係合される角軸７２が突設されている。
【００１６】
また、図１において、１１は扉の室外側からハンドル取付穴５に取り付けられるドーナツ状のハンドル支持座であり、このハンドル支持座１１には、上記ハンドル支持座１０の連結ロッド１０１に対応する一対のネジ挿通孔１１１が形成され、このネジ挿通孔１１１から挿通されるネジ（図示せず）を連結ロッド１０１に螺合して締め付けることにより、両ハンドル支持座１０及び１１を扉に固定できるように構成されている。また、ハンドル支持座１１の中心部には室外側開錠用レバーハンドル８の基部８１が回転可能に係合され、この基部８１の中心には、前記角軸７２が係合する角穴（図示せず）が形成されている。
【００１７】
図２において、１２は扉の室内側からハンドル取付穴５（図１参照）に取り付けられるドーナツ状のハンドル支持座であり、このハンドル支持座１２には、プッシュプル型ラッチ錠３のケーシング３Ａを貫通して扉の室外側へ臨む一対の連結ロッド１２１が鉛直に突設されている。上記ハンドル支持座１２の中心穴１２２には揺動部材１３が挿入され、この揺動部材１３は該揺動部材１３及びハンドル支持座１２を直径方向に貫通する軸ピン１３Ａによりハンドル支持座１２に揺動可能に支持されている。また、揺動部材１３の一端にはプッシュプル式の開錠用ハンドル１４が交換可能に取り付けられる軸部１３１がハンドル支持座１２から外方へ突出して設けられ、揺動部材１３の他端には、後述するプッシュプル型ラッチ錠３の同調部材３９の係合ピン３９４と係合する係合片１３２が突設されている。１５はハンドル支持座１０の外周囲を覆う装飾用カバーであり、１４１は開錠用ハンドル１４のボス部１４２を軸部１３１に固定するための締め付けネジである。
【００１８】
また、図２において、１６は扉の室外側からハンドル取付穴５（図１参照）に取り付けられるドーナツ状のハンドル支持座であり、このハンドル支持座１６には、上記ハンドル支持座１２の連結ロッド１２１に対応する一対のネジ挿通孔１６１が形成され、このネジ挿通孔１６１から挿通されるネジ（図示せず）を連結ロッド１２１に螺合して締め付けることにより、両ハンドル支持座１２及び１６を扉に固定できるように構成されている。上記ハンドル支持座１６の中心穴１６２には揺動部材１７が挿入され、この揺動部材１７は該揺動部材１７及びハンドル支持座１６を直径方向に貫通する軸ピン１７Ａにより揺動可能に支持されている。また、揺動部材１７の一端にはプッシュプル式の開錠用ハンドル１９が交換可能に取り付けられる軸部１７１がハンドル支持座１６から外方へ突出して設けられ、揺動部材１７の他端には、後述するプッシュプル型ラッチ錠３の同調部材３９の係合ピン３９４と係合する係合片１７２が突設されている。２０はハンドル支持座１６の外周囲を覆う装飾用カバーであり、１９１は開錠用ハンドル１９のボス部１９２を軸部１７１に固定するための締め付けネジである。
【００１９】
このような錠付きの扉構造において、扉１の錠挿着用空所４に回転式レバーハンドル型のラッチ錠２が挿着された場合は、この回転式レバーハンドル型ラッチ錠２に対応する開錠用ハンドル７、８がハンドル取付穴５にそれぞれのハンドル支持座１１、１２により回転可能に取り付けられる。これにより、開錠用ハンドル７の角軸７２が回転式レバーハンドル型ラッチ錠２のラッチハブ２Ｂ及び開錠用ハンドル８の基部８１の裏面にある角穴に係合される。したがって、開錠用ハンドル７または８を回転操作すれば、回転式レバーハンドル型ラッチ錠２は開錠され、扉を開くことができる。また、扉１に組み付けたロック及びアンロック用の操作レバー（サムターン）９を操作することにより角穴付きカム２Ｃを回転すれば、回転式レバーハンドル型ラッチ錠２をロックまたはアンロックすることができる。
【００２０】
また、扉１の錠挿着用空所４に回転式レバーハンドル型のラッチ錠２に代えてプッシュプル型ラッチ錠３が挿着された場合は、このプッシュプル型ラッチ錠３に対応する開錠用ハンドル１４、１９がハンドル取付穴５にそれぞれのハンドル支持座１２、１６及び揺動部材１３、１７によりプッシュプル方向に揺動可能に取り付けられる。これにより、揺動部材１３、１７の係合片１３２、１７２が同調部材３９に係合される。したがって、開錠用ハンドル１４、１９をプッシュまたはプル操作すれば、プッシュプル型ラッチ錠３は開錠され、扉を開くことができる。また、扉１に組み付けたロック及びアンロック用の操作レバー９（サムターン）を操作することにより角穴付きカムを回転すれば、プッシュプル型ラッチ錠３をロックまたはアンロックすることができる。
【００２１】
このような本実施の形態による錠付き扉構造によれば、扉１に何らの構造的変更を加えることなく、回転式レバーハンドル型のラッチ錠２及びプッシュプル型のラッチ錠３を相互に容易に互換することができる。
【００２２】
次に、本発明にかかる扉用ラッチ錠の実施の形態について図面を参照して説明する。図３は本発明の一実施の形態における扉用ラッチ錠全体の構成を示す縦断側面図、図４は図３のＡ−Ａに沿う断面図、図５は本発明の一実施の形態における扉用ラッチ錠の分解斜視図である。図３及び図４において、２１は扉枠であり、扉１の前端面１ａと対向する扉枠２１の端面２１Ａには凹部２１Ｂが形成され、この凹部２１Ｂにはその内面及び周辺箇所を覆うようにして、後述するプッシュプル型ラッチ錠３のラッチが係脱されるストライク金具２２が取り付けられている。
【００２３】
前記プッシュプル型ラッチ錠３は、図３〜図５に示すように、ラッチ錠機構を収容するケーシング３１（図１、図２のケーシング３Ａと同一）、ベース部材３２、ロッド３３、支持ブロック３４、ラッチ３５、ラッチロック部材３６、ばね部材３７、可動ストッパ３８、同調部材３９、付勢手段４０、係合保持部材４１、ラッチ保持部材４２、施錠用ロック部材４３、角穴付きカム４４等を備える。
【００２４】
前記ケーシング３１は、図３〜図５に示すように、ストライク金具２２と相対向する扉１の個所にその端面１ａから横方向に延在して形成した錠装着用空所４内に挿着できるように成形された扁平な箱型を呈している。このケーシング３１は、四周側面が閉鎖され前後の一面が開放された箱型の本体部３１１と、この本体部３１１の開放面を閉鎖する板材３１２と、本体部３１１の扉１への取り付けを兼ねた前面壁３１１Ａに重ね合わされるフロント板３１３から構成され、前面壁３１１Ａの中央部には前記ラッチ保持部材４２が回転可能に係合される穴３１１Ｂが形成されている。また、フロント板３１３の前記穴３１１Ｂと対向する箇所にラッチ３５が前後方向にのみ移動できるように規制する角穴３１３Ａが形成されている。４５はケーシング３１及びフロント板３１３を扉１に固定するための木ネジである。板材３１２は本体部３１１内に立設した複数の支柱３１５に図示省略したネジにより締め付けることで本体部３１１に固定される。
【００２５】
前記ベース部材３２は、図３及び図５に示すように、細幅の金属板材の両端を同一方向に直角に折り曲げることにより構成され、このベース部材３２はケーシング３１内の上下方向中間箇所に位置して、ケーシング３１の延在方向（図３の左右方向）に移動可能に配設されている。前記ロッド３３は、ベース部材３２の移動方向の長さより十分に長い長さを有し、このロッド３３はベース部材３２の両端折り曲げ片３２１に形成した孔３２２に挿通することにより、ベース部材３２の移動方向にスライド可能にかつ軸回りに回転可能に貫通支持される。前記支持ブロック３４はロッド３３の一端にピン４６により連結され、この支持ブロック３４の先端にはラッチ３５がピン４７により、ケーシング３１のフロント板３１３の角穴３１３Ａから外方へ水平に突出する施錠位置と開錠可能な反転位置間で揺動可能に連結されている。
【００２６】
前記ラッチロック部材３６は、図３及び図５に示すように、金属板材をコ字状に折り曲げ加工することにより構成され、そして、このラッチロック部材３６は、支持ブロック３４の連結ピン４７の挿通方向の両側面を挟持するようにして支持ブロック３４にその後端側から係合され、さらに、支持ブロック３４の後端と対向するラッチロック部材３６の片３６１にはロッド３３が貫通されている。これにより、ラッチロック部材３６は支持ブロック３４にロッド３３の軸線方向に移動可能に組み付けられるとともにラッチロック部材３６の前端縁３６２はラッチ３５の後端縁３５１に当接され、ラッチ３５を反転不能な施錠位置にロックできる構成になっている。
【００２７】
前記ばね部材３７は、図３〜図５に示すように、ラッチ３５が施錠位置に保持される方向にベース部材３２及びラッチロック部材３６を付勢するとともにラッチ３５をケーシング３１のフロント板３１３の角穴３１３Ａから外方へ突出する方向に付勢するものであり、このばね部材３７はベース部材３２の折り曲げ片３２１とケーシング３１の後面壁３１４間に介在されている。前記可動ストッパ３８は、図３及び図５に示すように、ベース部材３２に設けた係止部３２３と係脱されるとともに係止部３２３と係合することによりベース部材３２の移動を規制してラッチ３５を施錠状態にロックするもので、金属板材をコ字状に折り曲げ加工することにより構成され、この可動ストッパ３８はロッド３３を挟んでベース部材３２と直交する方向に移動可能に配置されており、そして、可動ストッパ３８の先端３８１がベース部材３２の係止部３２３と係脱される構成になっている。
【００２８】
また、ベース部材３２の両折り曲げ片３２１間にストッパ保持部材３８Ａが配置されている。このストッパ保持部材３８Ａは金属板材をコ字状に折り曲げ加工することにより構成され、この両折り曲げ片３８Ａ１に形成した孔３８Ａ２にロッド３３を挿通し、かつロッド３３に設けた止めリング３８Ｂとベース部材３２の一方の折り曲げ片３２１によりロッド３３の長手方向の移動が規制される構成になっている。また、ストッパ保持部材３８Ａと可動ストッパ３８間には、可動ストッパ３８の先端縁３８１がベース部材３２の係止部３２３と係合する方向に付勢するばね部材４８が介在されている。また、ベース部材３２の一方の折り曲げ片３２１とストッパ保持部材３８Ａの折り曲げ片３８Ａ１間には両者の衝突音を緩和するゴムシート４９が介在されている。
【００２９】
前記同調部材３９は、図３及び図５に示すように、開錠用ハンドル１４、１９をプッシュまたはプル操作に連動して、可動ストッパ３８をベース部材３２の係止部３２３に対し係脱する方向に動作させるもので、ケーシング３１内の下部箇所においてベース部材３２と平行な方向に移動可能に設けられている。前記付勢手段４０は、図３及び図５に示すように、同調部材３９を可動ストッパ３８がベース部材３２の係止部３２３に係合される中立位置に自動的に復帰できるように付勢するもので、同調部材３９とケーシング３１の下面壁３１１Ｃ間に位置する箇所のケーシング３１内に、同調部材３９に突設した突部３９１を挟んで同調部材３９と平行な方向に移動可能に設けた一対の可動ブロック４０１と、この各可動ブロック４０１を同調部材３９の突部３９１に圧接させる方向に付勢する一致のばね４０２とから構成されている。
【００３０】
前記係合保持部材４１は、同調部材３９が中立位置にある状態で、ラッチ３５を含めたベース部材３２、ロッド３３及び可動ストッパ３８等がケーシング３１内を後退動作された時、可動ストッパ３８のベース部材３２の係止部３２３への係合を保持し、かつ、図２に示す開錠用ハンドル１４、１９のプッシュまたはプル操作による同調部材３９の移動に連動して可動ストッパ３８をベース部材３２の係止部３２３に対し係脱させ、ベース部材３２をロックまたは移動可能にするものであり、図３及び図５に示すように、同調部材３９と可動ストッパ３８の先端に設けた係合部３８２との間に介在されている。この係合保持部材４１の一端はケーシング３１に可動ストッパ３８の移動方向に揺動可能に支持され、その揺端には可動ストッパ３８の係合部３８２と当接する筒部４１１が形成されている。また、同調部材３９が中立位置にある時に筒部４１１と対向する同調部材３９の箇所には、筒部４１１が入り込んで可動ストッパ３８の先端３８１をベース部材３２の係止部３２３に係合させるための凹部３９２が形成されている。また、筒部４１１が凹部３９２より高い箇所３９３に当接している時は可動ストッパ３８の先端３８１がベース部材３２の係止部３２３から離脱して、ベース部材３２が自由に移動できるようになっている。
【００３１】
前記ラッチ保持部材４２は、ケーシング３１の前面壁３１１Ａから外方へ突出するラッチ３５の向きを、図４に示す状態から図１７に示す状態に方向転換するものであり、このラッチ保持部材４２はケーシング３１の前面壁３１１Ａに形成した穴３１１Ｂにロッド３３の軸線回りに回転可能に取り付けられている。また、ラッチ保持部材４２の中心部には、ラッチ３５をロッド３３の軸線方向にスライド可能に嵌合される角穴４２１が形成されている。４２２はラッチ保持部材４２に設けた、ピン４７の抜け止め片である。
【００３２】
前記施錠用ロック部材４３は、図３及び図５に示すように、ベース部材３２と係合することによりラッチ３５を施錠位置に保持し、かつベース部材３２から離脱することによりラッチ３５の反転及び没入動作を可能にするもので、ケーシング３１内の奥部箇所にベース部材３２の移動方向と直角な方向に移動可能に設けられている。また、施錠用ロック部材４３は、ベース部材３２の後端側の折り曲げ片３２１に係脱される係止部４３１を有し、さらに、前記角穴付きカム４４に係合する係合部４３２を備えている。
【００３３】
前記角穴付きカム４４は、図３及び図５に示すように、施錠用ロック部材４３をその係合片４３１がベース部材３２の後端側の折り曲げ片３２１に係脱される方向に動作させるもので、施錠用ロック部材４３の係合部４３２に近接してケーシング３１内に回転可能に設けられ、この角穴付きカム４４に形成されたカム部４４１は係合部４３２に係合されている。また、角穴付きカム４４は、ケーシング３１内に設けたトーションばね５０により、そのカム部４４１が係合部４３２から離間する方向に付勢される構成になっている。
【００３４】
次に、上記のように構成された本実施の形態における扉用ラッチ錠の動作について図３〜図１７を参照して説明する。図３及び図４は扉１が閉められることにより、ラッチ錠３のラッチ３５が扉枠２１のストライク金具２２に係合され、施錠された状態を示している。また、この時の開錠用ハンドル１４、１９は図６に示すように扉１の面と略平行になっている。かかる状態において、扉１を開けるに際し、開錠用ハンドル１４または１９を付勢手段４０に抗して図７の矢印Ａ方向にプル操作すると、揺動部材１３または１７が軸ピン１３Ａまたは１７Ａを中心にして揺動されるため、同調部材３９は図８の矢印Ｂ方向に移動される。これに伴い、係合保持部材４１の筒部４１１が同調部材３９の凹部３９２から離脱して、凹部３９２より高い箇所３９３に乗り上げると、可動ストッパ３８が図８の矢印Ｃ方向に移動され、その先端縁３８１がベース部材３２の係止部３２３から外れるとともに、ラッチ３５のロックを解除してラッチ３５を反転動作可能にする。
【００３５】
この状態で、扉１を開錠用ハンドル１４または１９と共に図９の矢印Ｄ方向に引くと、ラッチ３５は軸ピン４７を支点にして図９の矢印Ｅ方向に反転され始めるとともに、ラッチ３５を含むベース部材３２及びロッド３３はばね部材３７に抗して図８の矢印Ｆ方向に移動する。そして、扉１の開き動作につれてラッチ３５がストライク金具２２の凹所部分から外れると、ラッチ３５を含めたベース部材３２、ロッド３３及び可動ストッパ３８等はばね部材３７に抗して図１０の矢印Ｆ方向に更に移動されるため、ラッチ３５は図１０および図１１に示すようにケーシング３１内に完全に没入される。これにより、扉１を開くことができる。また、扉１が完全に開かれた状態で、開錠用ハンドル１４または１９から手を離すと、開錠用ハンドル１４または１９は付勢手段４０により図６の位置に復帰されるとともに、ラッチ３５を含めたベース部材３２、ロッド３３及び可動ストッパ３８等はばね部材３７により図１２及び図１３に示す状態に復帰され、同時にラッチ３５はラッチロック部材３６とばね部材３７によりフロント板３１３の角穴３１３Ａから外方へ水平に突出される。
【００３６】
また、開錠用ハンドル１４または１９をプッシュ操作した場合は、開錠用ハンドル１４または１９は図１４に示すように矢印Ｇ方向に回動される。これに伴い同調部材３９は図１５の矢印Ｈ方向に移動されるとともに、係合保持部材４１の筒部４１１が同調部材３９の凹部３９２から離脱して、凹部３９２より高い箇所３９３に乗り上げる。これにより、可動ストッパ３８が図１５の矢印Ｃ方向に移動され、その先端縁３８１がベース部材３２の係止部３２３から外れ、同時にラッチ３５のロックを解除してラッチ３５を反転動作可能にする。以下、上記図８〜図１３に示す場合と同様に動作する。
【００３７】
次に、図１６により施錠状態のラッチ錠３をロックする場合の動作について説明する。この場合は、図１６に示すように、角穴付きカム４４を図示省略の操作レバーにより時計回り方向に回転する。これに伴い、角穴付きカム４４のカム部４４１が施錠用ロック部材４３の係合部４３２に係合して、施錠用ロック部材４３全体を図１６の矢印Ｊ方向に移動させる。そして、角穴付きカム４４が時計回り方向に回動端に達すると、施錠用ロック部材４３の係止部４３１がベース部材３２の後端側の折り曲げ片３２１に係合される。これにより、ラッチ３５を施錠位置に保持することができる。
【００３８】
上記のような本実施の形態に示す扉用ラッチ錠３によれば、ベース部材３２、ロッド３３、支持ブロック３４、ラッチ３５、ラッチロック部材３８及びそのストッパ保持部材３８Ａ等をユニット化できるから、これらラッチ部分のケーシング３１への組み付けを容易に行うことができる。
また、開錠用ハンドル１４、１９を同調部材３９に臨む扉１の室内側と室外側の内外両面個所にハンドル支持座１２、１６及びこの支持座１２、１６に揺動可能に設けた揺動部材１３、１７によりプッシュ及びプル方向に揺動可能に設け、この揺動部材１３、１７から同調部材３９に向け延在する係合片１３２、１７２を同調部材３９に係合する構成にし、かつ開錠用ハンドル１４、１９を揺動部材１３、１７の軸部１３１、１７１に交換可能に取り付ける構成にしたから、ハンドル部分のデザイン的自由度とハンドルの互換性を容易に実現できるとともに、ハンドル取付穴５はハンドル支持座１２、１６により覆われるから、ハンドル取付穴５が扉１の表面に現れることがなく、扉１の意匠的効果を向上でき、かつ、プッシュプル式のハンドルに加えて、同調部材３９を可動ストッパ３８がベース部材３２に係合される中立位置に自動的に復帰できるように付勢する付勢手段手４０を備えるので、手の不自由な者でも容易に扉を開けることができる。
【００３９】
また、本実施の形態に扉用ラッチ錠によれば、ケーシング３１の前面壁３１１Ａに形成した穴３１１Ｂにラッチ保持部材４２を回転可能に取り付け、フロント板３１３を取り除いた状態で、ラッチ保持部材４２を図３の矢印Ｉ方向に１８０度回転することにより、ケーシング３１の前面壁３１１Ａから外方へ突出するラッチ３５の向きを図１７に示す状態に方向転換することができる。これにより、扉１の開ける方向が変わっても、同一機種のラッチ錠３を利用できる。
【００４０】
なお、上記の実施の形態におけるラッチ錠では、扉１の室内側と室外側の両方に開錠用ハンドル１４、１９を設ける場合について説明したが、本発明これに限定されず、扉１の室内側または室外側の一方に開錠用ハンドルを設ける方式のものでもよい。
【００４１】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明の錠付き扉構造によれば、扉に何らの構造的変更を加えることなく、回転式レバーハンドル型のラッチ錠及びプッシュプル型のラッチ錠を相互に容易に互換することができる。これにより、扉を開閉する者の状況や使用目的等に応じて、同一の扉に回転式レバーハンドル型のラッチ錠またはプッシュプル型のラッチ錠扉を任意に選択して使用することができる。
【００４２】
また、本発明の扉用ラッチ錠によれば、ベース部材、ロッド、支持ブロック、ラッチ及びラッチロック部材をユニット化できるから、ラッチ部分のケーシングへの組み付けを容易にする。
また、本発明の扉用ラッチ錠においては、前記開錠用ハンドルを前記同調部材に臨む前記扉の室内側と室外側の内外両面個所に支持座及び該支持座に揺動可能に設けた揺動部材によりプッシュ及びプル方向に揺動可能に設け、この揺動部材から前記同調部材に向け延在する係合片を前記同調部材に係合する構成にすることにより、ハンドル部分のデザイン的自由度とハンドルの互換性を実現できるとともに扉の意匠的効果を向上でき、かつ、プッシュプル式のハンドルに加えて、前記同調部材を前記可動ストッパが前記ベース部材に係合される中立位置に自動的に復帰できるように付勢する付勢手段手を備えることにより、手の不自由な者でも容易に扉を開けることができる。
また、本発明の扉用ラッチ錠によれば、ケーシングの前面壁にラッチ保持部材を回転可能に取り付け、このラッチ保持部材を回転することにより、ケーシングの前面壁から外方へ突出するラッチの向きをできる構成にしたので、扉の開ける方向が変わっても、同一機種のラッチ錠を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の錠付き扉構造において、扉に回転式レバーハンドル型のラッチ錠またはプッシュプル型のラッチ錠を挿着する場合の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図２】本発明におけるプッシュプル型ラッチ錠とプッシュプル式ハンドルとの関係を示す分解斜視図である。
【図３】本発明の実施の形態における扉用ラッチ錠の全体の構成を示す縦断面図である。
【図４】図３のＡ−Ａに沿う断面図である。
【図５】本発明の実施の形態における扉用ラッチ錠の分解斜視図である。
【図６】本発明の扉用ラッチ錠における開錠用ハンドルの非作動状態を示す説明図である。
【図７】本発明における開錠用ハンドルのプル操作による開錠時の動作状態を示す説明図である。
【図８】本発明における扉用ラッチ錠のプル操作による開錠時の途中の状態を示す説明用縦断側面図である。
【図９】図８のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図１０】本発明における扉用ラッチ錠のプル操作による開錠時の途中の状態を示す説明用縦断側面図である。
【図１１】図１０のＣ−Ｃ線に沿う断面図である。
【図１２】本発明における扉用ラッチ錠のプル操作による開錠時の途中の状態を示す説明用縦断側面図である。
【図１３】図１２のＤ−Ｄ線に沿う断面図である。
【図１４】本発明における開錠用ハンドルのプッシュ操作による開錠時の動作状態を示す説明図である。
【図１５】本発明における扉用ラッチ錠のプッシュ操作による開錠時の途中の状態を示す説明用縦断側面図である。
【図１６】本発明における扉用ラッチ錠のラッチをロックした場合の動作状態を示す説明用縦断側面図である。
【図１７】本発明における扉用ラッチ錠のラッチを方向転換した場合の説明用斜視図である。
【符号の説明】
１扉
２回転式レバーハンドル型ラッチ錠
３プッシュプル型ラッチ錠
２Ａケーシング
４錠挿着用空所
５ハンドル取付穴
６操作レバー（サムターン）取付穴
７、８回転式の開錠用レバーハンドル
１４、１９プッシュプル用の開錠用ハンドル
１０、１１ハンドル支持座
１２、１６ハンドル支持座
１３、１７揺動部材
３１ケーシング
３２ベース部材
３３ロッド
３４支持ブロック
３５ラッチ
３６ラッチロック部材
３７ばね部材
３８可動ストッパ
３９同調部材
４０付勢手段
４１係合保持部材
４２ラッチ保持部材
４３施錠用ロック部材
４４角穴付きカム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a door structure with a lock and a latch lock for the door, and more particularly, to change the lock mounting shape of the door with respect to the door configured so that a rotary lever handle type latch lock can be mounted. In addition, the present invention relates to a door structure with a lock that allows the rotary lever handle type latch lock to be replaced with a push-pull type latch lock having a different form and a push-pull type latch lock applied to the door.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a lever handle type door latch lock that unlocks the latch by immersing it in the casing by rotating the knob or lever, or by immersing the latch in the casing by pushing or pulling the lever. A push-pull door latch lock that is unlocked is known. The lever handle type door latch lock is made on the assumption that a normal person uses it.
[0003]
Further, as a push-pull type door latch lock, for example, one disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-50707 is known. This type of latch lock is a reversing type latch that is provided in a door so as to be able to be reversed and advanced and retracted inside a casing that extends inwardly from the side end surface of the door. On the surface facing the lock mechanism on the pull side (indoor side) and push side (outdoor side) of the door, the lock mechanism having a lock member that locks to the position protruding from the front plate and the slide member that operates the lock member Each includes a handle support plate, a pull-side handle, a push-side handle, and the like for unlocking the latch by immersing the latch in the casing.
[0004]
The handle on the pull side is arranged so as to extend obliquely upward with respect to the surface of the door. An operating rod to which a handle is attached and a slide of the lock mechanism that is connected to one end of the operating rod and penetrates the casing. A horizontal rod engaged with the member is provided, and a connecting base portion of the operation rod and the horizontal rod is supported on a support portion protruding from the pull side handle support plate so as to be swingable in the front-rear direction. In addition, the handle on the push side is arranged to extend obliquely upward with respect to the surface of the door, and an operating rod to which the handle portion is attached and a locking mechanism that is connected to one end of the operating rod and penetrates the casing. A horizontal rod engaged with the slide member is connected, and a connecting base portion of the operation rod and the horizontal rod is supported by a support portion protruding from the push-side handle support plate so as to be swingable in the front-rear direction.
[0005]
In such a conventional latch lock, when the pull-side handle is pulled forward or the push-side handle is pushed, the slide member slides by the swing of the horizontal rod, and the lock member operates to latch. Unlock and unlock. In this state, if the door is operated in the opening direction, the latch is reversed and retracted to be immersed in the casing, so that the door can be opened.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Since the handle in such a conventional latch lock has a lever type structure that is swingably supported by a support portion protruding from the handle support plate, the handle support portion protrudes greatly from the surface of the door, and the handle In addition to impairing the degree of design freedom, the through hole formed in the door where the handle's horizontal hook is inserted into the sliding member of the lock mechanism is exposed on the door surface, thereby making the door design There was a problem that the effective effect was also lost.
[0007]
Further, in the case of the conventional door, when it is configured so that a rotary lever handle type latch lock can be attached thereto, a push-pull type latch having a different form from this is used instead of the rotary lever handle type latch lock. Even if you try to replace it with a lock, it cannot be easily replaced. To replace it, it is necessary to rework the lock mounting location of the door to match the push-pull latch lock. In addition, if it cannot be replaced by reworking correction, the door must be replaced in addition to the push-pull latch. Further, since the rotary lever handle type latch lock is made on the assumption that a normal person uses it, there is a problem that it is difficult to use for a handicapped person.
[0008]
The present invention has been made in order to solve the above-described conventional problems, and its object is to provide a rotary lever handle type latch lock and a push-pull type without any structural changes to the door. It is an object of the present invention to provide a door structure with a lock that allows latch locks to be easily interchanged with each other. Another object of the present invention is to facilitate the assembly of the latch portion to the casing, and at the same time, the design freedom of the handle portion and the compatibility of the handle can be realized, and the design effect of the door can be improved, and An object of the present invention is to provide a latch lock that can be easily opened even by a handicapped person.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above purposeThe present invention is a latch lock used for locking a door, and a casing that is attached to the door so as to extend inward from one end surface of the door, and moves in the casing in the extending direction of the casing A base member that is provided, a rod that is slidably supported by the base member so as to be slidable in the moving direction of the base member and rotatable about an axis, and a support block connected to one end of the rod;A latch supported at the front end of the support block so as to be swingable between a locking position protruding horizontally from one end surface of the door and a reversing position capable of being unlocked;A latch lock member that is provided on the support block so as to be movable in the axial direction of the rod and that locks the latch in a non-reversible locking position, and is provided in the casing in the direction in which the latch is held in the locking position. A spring member that urges the base member and the latch lock member and urges the latch in a direction protruding from one end surface of the door, and is provided on the rod so as to be movable in a direction perpendicular to the axial direction of the rod. A movable stopper that is engaged with and disengaged from the base member and restricts movement of the base member by engaging with the base member to lock the latch in a locked state; and a push and pull direction of the door with respect to the door An unlocking handle provided on the casing so as to be swingable, and the bayonet is interlocked with a push or pull operation of the unlocking handle in the casing. Movably provided member in a direction parallel, said a tuning member for operating, said tuning member said movable stopper in a direction disengaging with respect to the base memberMovable stopperUrging means for urging so as to automatically return to the neutral position engaged with the base member.
[0011]
Accordingly, in the door latch lock of the present invention, the base member, the rod, the support block, the latch, and the latch lock member can be unitized, so that the assembly of the latch portion to the casing is facilitated.
Further, in the door latch lock according to the present invention, the unlocking handle is provided with a support seat on the indoor side and the inside and outside of the door facing the tuning member, and a rocker provided on the support seat so as to be swingable. By providing a movable member so as to be able to swing in the push and pull directions and engaging the engaging member extending from the swinging member toward the tuning member, the design of the handle portion can be freely set. In addition to the push-pull handle, the tuning member is automatically set to the neutral position where the movable stopper is engaged with the base member. By providing the urging means for urging so as to be able to return automatically, even a handicapped person can easily open the door.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of a door structure with a lock and a latch lock for a door according to the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an exploded perspective view showing an embodiment in which a rotary lever handle type latch lock or a push-pull type latch lock is inserted into a door in a door structure with a lock according to the present invention, and FIG. It is a disassembled perspective view which shows the relationship between a push pull type | mold latch lock and a push pull type | mold handle.
[0013]
In FIG. 1, 1 is a door configured to be openable and closable, 2 is a rotary lever handle-type latch lock, 3 is a push-pull type latch lock, and a casing 2A and push-pull of the rotary lever handle-type latch lock 2 The casing 3A of the mold latch lock 3 has the same dimensions and the same outer shape. The door 1 has a common lock insertion space 4 corresponding to the outer shape of the casing 2 A of the rotary lever handle type latch lock 2 and the outer shape of the casing 3 A of the push-pull type latch lock 3. It extends horizontally from the inside to the outside. In addition, a handle attachment hole 5 common to each latch lock penetrating in the thickness direction of the door 1 is formed at a position of the door 1 facing the back of the lock mounting space 4. Furthermore, an operation lever mounting hole 6 for locking and unlocking common to each latch lock penetrating in the thickness direction of the door 1 is formed at a position of the door 1 facing the inner part of the lock mounting space 4.
[0014]
In the casing 2A of the rotary lever handle type latch lock 2, the latch hub 2B operated by the rotary unlocking lever handles 7 and 8 corresponding to the indoor side and the outdoor side of the door 1 and the lock and unlocking units are provided. The cams 2C with square holes that are operated by the operating lever 9 (thumbturn) are provided. Further, in the casing 3A of the push-pull type latch lock 3, there are a tuning member 39 operated by push-pull unlocking handles 14 and 19 (see FIG. 2) and an operation lever 9 for locking and unlocking. A cam 44 with a square hole to be operated is provided.
[0015]
In FIG. 1, reference numeral 10 denotes a donut-shaped handle support seat that is attached to the handle attachment hole 5 from the indoor side of the door. The handle support seat 10 passes through the casing 2A of the rotary lever handle type latch lock 2. A pair of connecting rods 101 facing the outside of the door protrudes vertically. A base portion 71 of the indoor side unlocking lever handle 7 is rotatably engaged with the center portion of the handle support seat 10, and a latch hub 2 B of the rotary lever handle type latch lock 2 is at the center of the base portion 71. An angular shaft 72 that is engaged with is projected.
[0016]
In FIG. 1, reference numeral 11 denotes a donut-shaped handle support seat that is attached to the handle attachment hole 5 from the outside of the door. The handle support seat 11 has a pair corresponding to the connecting rod 101 of the handle support seat 10. The screw support holes 10 and 11 can be fixed to the door by screwing a screw (not shown) inserted through the screw insertion hole 111 into the connecting rod 101 and tightening. It is configured. Further, a base 81 of the outdoor-side unlocking lever handle 8 is rotatably engaged with the center portion of the handle support seat 11, and a square hole (see FIG. (Not shown) is formed.
[0017]
In FIG. 2, reference numeral 12 denotes a donut-shaped handle support seat that is attached to the handle attachment hole 5 (see FIG. 1) from the indoor side of the door. The handle support seat 12 has a casing 3 A of the push-pull latch lock 3. A pair of connecting rods 121 that penetrate and face the outside of the door are vertically projected. A swing member 13 is inserted into the center hole 122 of the handle support seat 12, and the swing member 13 is attached to the handle support seat 12 by a shaft pin 13 A that penetrates the swing member 13 and the handle support seat 12 in the diameter direction. It is supported so that it can swing. Further, a shaft portion 131 to which the push-pull type unlocking handle 14 is replaceably attached is provided at one end of the swing member 13 so as to protrude outward from the handle support seat 12. Is provided with an engaging piece 132 that engages with an engaging pin 394 of the synchronizing member 39 of the push-pull latch 3 to be described later. Reference numeral 15 denotes a decorative cover that covers the outer periphery of the handle support seat 10, and 141 is a tightening screw for fixing the boss 142 of the unlocking handle 14 to the shaft 131.
[0018]
In FIG. 2, reference numeral 16 denotes a donut-shaped handle support seat that is attached to the handle attachment hole 5 (see FIG. 1) from the outside of the door. The handle support seat 16 includes a connecting rod of the handle support seat 12. A pair of screw insertion holes 161 corresponding to 121 is formed, and screws (not shown) inserted through the screw insertion holes 161 are screwed into the connecting rod 121 and tightened, whereby the handle support seats 12 and 16 are attached. It is configured to be fixed to the door. A swing member 17 is inserted into the center hole 162 of the handle support seat 16, and the swing member 17 is swingably supported by a shaft pin 17 A penetrating the swing member 17 and the handle support seat 16 in the diameter direction. Has been. In addition, a shaft 171 to which a push-pull type unlocking handle 19 is replaceably attached is provided at one end of the swing member 17 so as to protrude outward from the handle support seat 16. An engaging piece 172 that engages with an engaging pin 394 of the synchronizing member 39 of the push-pull type latch lock 3 to be described later is projected. Reference numeral 20 denotes a decorative cover that covers the outer periphery of the handle support seat 16, and reference numeral 191 denotes a fastening screw for fixing the boss portion 192 of the unlocking handle 19 to the shaft portion 171.
[0019]
In such a door structure with a lock, when the rotary lever handle type latch lock 2 is inserted into the lock insertion space 4 of the door 1, the opening corresponding to the rotary lever handle type latch lock 2 is opened. The lock handles 7 and 8 are rotatably attached to the handle attachment holes 5 by the handle support seats 11 and 12, respectively. As a result, the square shaft 72 of the unlocking handle 7 is engaged with the square hole on the back surface of the latch hub 2B of the rotary lever handle type latch lock 2 and the base 81 of the unlocking handle 8. Accordingly, when the unlocking handle 7 or 8 is rotated, the rotary lever handle type latch lock 2 is unlocked and the door can be opened. In addition, if the cam 2C with a square hole is rotated by operating a lock and unlock operation lever (thum turn) 9 assembled to the door 1, the rotary lever handle type latch lock 2 can be locked or unlocked. it can.
[0020]
When a push-pull type latch lock 3 is inserted into the lock insertion space 4 of the door 1 in place of the rotary lever handle type latch lock 2, the unlocking corresponding to this push-pull type latch lock 3 is provided. Handles 14 and 19 are attached to the handle attachment hole 5 so as to be swingable in the push-pull direction by the handle support seats 12 and 16 and the swing members 13 and 17, respectively. Thereby, the engagement pieces 132 and 172 of the swing members 13 and 17 are engaged with the tuning member 39. Therefore, if the unlocking handles 14 and 19 are pushed or pulled, the push-pull latch 3 is unlocked and the door can be opened. Further, the push-pull latch 3 can be locked or unlocked by rotating the cam with a square hole by operating the lock / unlock operation lever 9 (thumbturn) assembled to the door 1.
[0021]
According to such a door structure with a lock according to this embodiment, the rotary lever handle type latch lock 2 and the push-pull type latch lock 3 can be easily connected to each other without any structural change to the door 1. Can be compatible.
[0022]
Next, an embodiment of a door latch lock according to the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 3 is a longitudinal side view showing the configuration of the entire door latch lock in one embodiment of the present invention, FIG. 4 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 3, and FIG. 5 is a door in one embodiment of the present invention. FIG. 3 and 4, reference numeral 21 denotes a door frame. A recess 21B is formed on the end surface 21A of the door frame 21 facing the front end surface 1a of the door 1, and the recess 21B covers the inner surface and the peripheral portion. A strike fitting 22 is attached to which a latch of a push-pull type latch lock 3 described later is engaged and disengaged.
[0023]
As shown in FIGS. 3 to 5, the push-pull type latch lock 3 includes a casing 31 (same as the casing 3 A in FIGS. 1 and 2), a base member 32, a rod 33, and a support block 34. , Latch 35, latch lock member 36, spring member 37, movable stopper 38, tuning member 39, biasing means 40, engagement holding member 41, latch holding member 42, locking lock member 43, square hole cam 44, etc. Prepare.
[0024]
As shown in FIGS. 3 to 5, the casing 31 is inserted into a lock mounting space 4 formed at the location of the door 1 opposite to the strike fitting 22 and extending laterally from its end face 1 a. It has a flat box shape that can be shaped. The casing 31 also serves as a box-shaped main body 311 whose four side surfaces are closed and whose front and rear surfaces are open, a plate material 312 that closes the open surface of the main body 311, and attachment of the main body 311 to the door 1. The front wall 311A is overlapped with a front plate 313, and a hole 311B is formed in the center of the front wall 311A so that the latch holding member 42 is rotatably engaged. In addition, a square hole 313A for restricting the latch 35 so that it can move only in the front-rear direction is formed at a position facing the hole 311B of the front plate 313. Reference numeral 45 denotes a wood screw for fixing the casing 31 and the front plate 313 to the door 1. The plate material 312 is fixed to the main body 311 by tightening screws (not shown) on a plurality of support columns 315 standing in the main body 311.
[0025]
As shown in FIGS. 3 and 5, the base member 32 is formed by bending both ends of a narrow metal plate at right angles in the same direction, and the base member 32 is positioned at an intermediate position in the vertical direction in the casing 31. And it is arrange | positioned so that the movement to the extension direction (left-right direction of FIG. 3) of the casing 31 is possible. The rod 33 has a length sufficiently longer than the length of the base member 32 in the moving direction, and the rod 33 is inserted into a hole 322 formed in the both end bent pieces 321 of the base member 32, thereby It is pierced and supported so as to be slidable in the moving direction and rotatable about its axis. The support block 34 is connected to one end of the rod 33 by a pin 46, and a latch 35 is fixed to the tip of the support block 34 by a pin 47 so as to protrude horizontally outward from the square hole 313 A of the front plate 313 of the casing 31. It is connected so as to be swingable between the position and the reverse position where unlocking is possible.
[0026]
As shown in FIGS. 3 and 5, the latch lock member 36 is formed by bending a metal plate into a U-shape, and the latch lock member 36 is inserted into the connecting pin 47 of the support block 34. The rod 33 is passed through a piece 361 of the latch lock member 36 that is engaged with the support block 34 from the rear end side so as to sandwich both side surfaces in the direction, and is opposed to the rear end of the support block 34. Thereby, the latch lock member 36 is assembled to the support block 34 so as to be movable in the axial direction of the rod 33, and the front end edge 362 of the latch lock member 36 is brought into contact with the rear end edge 351 of the latch 35, so that the latch 35 cannot be reversed. It can be locked in a locked position.
[0027]
As shown in FIGS. 3 to 5, the spring member 37 urges the base member 32 and the latch lock member 36 in the direction in which the latch 35 is held in the locking position, and the latch 35 is attached to the front plate 313 of the casing 31. The spring member 37 is urged in a direction protruding outward from the square hole 313 A, and the spring member 37 is interposed between the bent piece 321 of the base member 32 and the rear surface wall 314 of the casing 31. As shown in FIGS. 3 and 5, the movable stopper 38 is engaged with and disengaged from the engaging portion 323 provided on the base member 32 and engages with the engaging portion 323 to restrict the movement of the base member 32. The latch 35 is locked in a locked state, and is configured by bending a metal plate material into a U shape. The movable stopper 38 is disposed so as to be movable in a direction perpendicular to the base member 32 with the rod 33 interposed therebetween. In addition, the distal end 381 of the movable stopper 38 is configured to be engaged with and disengaged from the engaging portion 323 of the base member 32.
[0028]
A stopper holding member 38 A is disposed between the bent pieces 321 of the base member 32. The stopper holding member 38A is formed by bending a metal plate material into a U-shape. The rod 33 is inserted into a hole 38A2 formed in the both bent pieces 38A1, and a retaining ring 38B provided on the rod 33 and a base member. Thus, the movement of the rod 33 in the longitudinal direction is restricted by one of the bent pieces 321. Further, between the stopper holding member 38 A and the movable stopper 38, a spring member 48 that urges the tip end edge 381 of the movable stopper 38 in a direction to engage with the engaging portion 323 of the base member 32 is interposed. A rubber sheet 49 is interposed between the one bent piece 321 of the base member 32 and the bent piece 38A1 of the stopper holding member 38A so as to alleviate the collision noise between them.
[0029]
As shown in FIGS. 3 and 5, the synchronization member 39 engages and disengages the movable stopper 38 with respect to the locking portion 323 of the base member 32 in conjunction with the push or pull operation of the unlocking handles 14 and 19. It is operated in the direction, and is provided at a lower portion in the casing 31 so as to be movable in a direction parallel to the base member 32. 3 and 5, the biasing means 40 biases the tuning member 39 so that the movable stopper 38 can automatically return to the neutral position where the movable stopper 38 is engaged with the locking portion 323 of the base member 32. In the casing 31 located between the tuning member 39 and the lower surface wall 311C of the casing 31, a projection 391 projecting from the tuning member 39 is sandwiched so as to be movable in a direction parallel to the tuning member 39. A pair of movable blocks 401 and a matching spring 402 that urges each movable block 401 in a direction in which the movable block 401 is pressed against the protrusion 391 of the tuning member 39.
[0030]
The engagement holding member 41 is configured so that the base member 32 including the latch 35, the rod 33, the movable stopper 38 and the like are moved backward in the casing 31 with the tuning member 39 in the neutral position. The base member 32 is engaged with the locking portion 323, and the movable stopper 38 is moved in synchronization with the movement of the tuning member 39 by the push or pull operation of the unlocking handles 14 and 19 shown in FIG. 32, the base member 32 can be locked or moved by engaging / disengaging with respect to the locking portion 323. As shown in FIGS. 3 and 5, the engagement member 39 and the engagement provided at the tip of the movable stopper 38 are provided. It is interposed between the part 382. One end of the engagement holding member 41 is supported by the casing 31 so as to be swingable in the moving direction of the movable stopper 38, and a cylindrical portion 411 that contacts the engaging portion 382 of the movable stopper 38 is formed at the rocking end. . Further, when the tuning member 39 is in the neutral position, the cylindrical portion 411 enters the portion of the tuning member 39 that faces the cylindrical portion 411, and the tip 381 of the movable stopper 38 is engaged with the locking portion 323 of the base member 32. A recess 392 is formed. Further, when the cylindrical portion 411 is in contact with the portion 393 higher than the concave portion 392, the tip 381 of the movable stopper 38 is detached from the locking portion 323 of the base member 32 so that the base member 32 can freely move. ing.
[0031]
The latch holding member 42 changes the direction of the latch 35 protruding outward from the front wall 311A of the casing 31 from the state shown in FIG. 4 to the state shown in FIG. Attached to a hole 311B formed in the front wall 311A of the casing 31 so as to be rotatable about the axis of the rod 33. A square hole 421 is formed at the center of the latch holding member 42 so that the latch 35 is slidably fitted in the axial direction of the rod 33. Reference numeral 422 denotes a retaining piece of the pin 47 provided on the latch holding member 42.
[0032]
As shown in FIGS. 3 and 5, the locking lock member 43 holds the latch 35 in the locking position by engaging with the base member 32, and reverses the latch 35 by detaching from the base member 32. An immersion operation is made possible, and is provided in the inner part of the casing 31 so as to be movable in a direction perpendicular to the moving direction of the base member 32. The locking lock member 43 has a locking portion 431 that is engaged with and disengaged from the bent piece 321 on the rear end side of the base member 32, and further includes an engaging portion 432 that engages with the square hole cam 44. I have.
[0033]
As shown in FIGS. 3 and 5, the square hole cam 44 operates the locking member 43 in a direction in which the engaging piece 431 is engaged with and disengaged from the bent piece 321 on the rear end side of the base member 32. Therefore, the cam portion 441 formed on the cam 44 with the square hole is engaged with the engaging portion 432 so as to be rotatable in the casing 31 in the vicinity of the engaging portion 432 of the locking member 43 for locking. Yes. Further, the cam 44 with a square hole is configured to be biased in a direction in which the cam portion 441 is separated from the engaging portion 432 by a torsion spring 50 provided in the casing 31.
[0034]
Next, the operation of the door latch lock configured as described above will be described with reference to FIGS. 3 and 4 show a state in which the latch 35 of the latch lock 3 is engaged with the strike fitting 22 of the door frame 21 and locked when the door 1 is closed. Further, the unlocking handles 14 and 19 at this time are substantially parallel to the surface of the door 1 as shown in FIG. In this state, when the door 1 is opened, when the unlocking handle 14 or 19 is pulled against the biasing means 40 in the direction of arrow A in FIG. 7, the swinging member 13 or 17 causes the shaft pin 13A or 17A to move. Since it is swung around the center, the tuning member 39 is moved in the direction of arrow B in FIG. Accordingly, when the cylindrical portion 411 of the engagement holding member 41 is detached from the concave portion 392 of the tuning member 39 and rides on the place 393 higher than the concave portion 392, the movable stopper 38 is moved in the direction of arrow C in FIG. The leading edge 381 is disengaged from the engaging portion 323 of the base member 32, and the latch 35 is unlocked so that the latch 35 can be reversed.
[0035]
In this state, when the door 1 is pulled in the direction of arrow D in FIG. 9 together with the unlocking handle 14 or 19, the latch 35 starts to be reversed in the direction of arrow E in FIG. The included base member 32 and rod 33 move in the direction of arrow F in FIG. 8 against the spring member 37. Then, when the latch 35 is released from the recessed portion of the strike fitting 22 as the door 1 is opened, the base member 32 including the latch 35, the rod 33, the movable stopper 38, and the like resist the spring member 37 as shown in FIG. Since it is further moved in the F direction, the latch 35 is completely immersed in the casing 31 as shown in FIGS. Thereby, the door 1 can be opened. When the unlocking handle 14 or 19 is released with the door 1 fully opened, the unlocking handle 14 or 19 is returned to the position shown in FIG. The base member 32 including the rod 35, the rod 33, the movable stopper 38 and the like are returned to the state shown in FIGS. 12 and 13 by the spring member 37, and at the same time the latch 35 is It projects horizontally outward from the hole 313A.
[0036]
When the unlocking handle 14 or 19 is pushed, the unlocking handle 14 or 19 is rotated in the arrow G direction as shown in FIG. Accordingly, the tuning member 39 is moved in the direction of arrow H in FIG. 15, and the cylindrical portion 411 of the engagement holding member 41 is detached from the concave portion 392 of the tuning member 39 and rides on the place 393 higher than the concave portion 392. As a result, the movable stopper 38 is moved in the direction of arrow C in FIG. 15 and its leading edge 381 is disengaged from the locking portion 323 of the base member 32. At the same time, the latch 35 is unlocked and the latch 35 can be reversed. . Thereafter, the operation is the same as the case shown in FIGS.
[0037]
Next, an operation when the latch lock 3 in the locked state is locked will be described with reference to FIG. In this case, as shown in FIG. 16, the square hole cam 44 is rotated in the clockwise direction by an operation lever (not shown). Accordingly, the cam portion 441 of the square hole cam 44 is engaged with the engaging portion 432 of the locking lock member 43, and the entire locking lock member 43 is moved in the direction of arrow J in FIG. When the square hole cam 44 reaches the rotation end in the clockwise direction, the locking portion 431 of the locking lock member 43 is engaged with the bent piece 321 on the rear end side of the base member 32. Thereby, the latch 35 can be held in the locked position.
[0038]
According to the door latch lock 3 shown in the present embodiment as described above, the base member 32, the rod 33, the support block 34, the latch 35, the latch lock member 38, the stopper holding member 38A, and the like can be unitized. These latch portions can be easily assembled to the casing 31.
Further, the handle support seats 12 and 16 and swings provided on the support seats 12 and 16 so as to be swingable are provided on both the indoor side and the inside and outside of the door 1 where the unlocking handles 14 and 19 face the synchronization member 39. The members 13 and 17 are provided so as to be swingable in the push and pull directions, and the engaging pieces 132 and 172 extending from the swinging members 13 and 17 toward the tuning member 39 are engaged with the tuning member 39, and Since the handles 14 and 19 for unlocking are exchangeably attached to the shaft portions 131 and 171 of the swinging members 13 and 17, the design flexibility of the handle portion and the compatibility of the handle can be easily realized, and the handle Since the mounting hole 5 is covered by the handle support seats 12 and 16, the handle mounting hole 5 does not appear on the surface of the door 1, the design effect of the door 1 can be improved, and the push-pull type hand And a biasing means hand 40 for biasing the tuning member 39 so that the movable stopper 38 can be automatically returned to the neutral position where the movable stopper 38 is engaged with the base member 32. The door can be easily opened.
[0039]
Further, according to the door latch lock in the present embodiment, the latch holding member 42 is rotatably attached to the hole 311B formed in the front wall 311A of the casing 31 and the front plate 313 is removed, and the latch holding member 42 is removed. 3 is rotated 180 degrees in the direction of arrow I in FIG. 3, the direction of the latch 35 protruding outward from the front wall 311A of the casing 31 can be changed to the state shown in FIG. Thereby, even if the opening direction of the door 1 changes, the latch lock 3 of the same model can be used.
[0040]
In the latch lock in the above embodiment, the case where the unlocking handles 14 and 19 are provided on both the indoor side and the outdoor side of the door 1 has been described. However, the present invention is not limited to this, and the chamber of the door 1 is not limited thereto. A system in which an unlocking handle is provided on one of the inner side and the outdoor side may be used.
[0041]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, according to the door structure with a lock of the present invention, the rotary lever handle type latch lock and the push-pull type latch lock can be easily made without any structural change to the door. Can be compatible. Thereby, a rotary lever handle type latch lock or a push-pull type latch lock door can be arbitrarily selected and used for the same door according to the situation of the person who opens and closes the door, the purpose of use, and the like.
[0042]
Further, according to the door latch lock of the present invention, since the base member, the rod, the support block, the latch and the latch lock member can be unitized, the assembly of the latch portion to the casing is facilitated.
Further, in the door latch lock according to the present invention, the unlocking handle is provided with a support seat on the indoor side and the inside and outside of the door facing the tuning member, and a rocker provided on the support seat so as to be swingable. By providing a movable member so as to be able to swing in the push and pull directions and engaging the engaging member extending from the swinging member toward the tuning member, the design of the handle portion can be freely set. In addition to the push-pull handle, the tuning member is automatically set to the neutral position where the movable stopper is engaged with the base member. By providing an urging means that urges the user to return automatically, even a handicapped person can easily open the door.
Further, according to the door latch lock of the present invention, the latch holding member is rotatably attached to the front wall of the casing, and the direction of the latch protruding outward from the front wall of the casing by rotating the latch holding member. Therefore, even if the door opening direction changes, the same model latch can be used.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an embodiment when a rotary lever handle type latch lock or a push-pull type latch lock is inserted into a door in the door structure with a lock of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view showing a relationship between a push-pull type latch lock and a push-pull handle according to the present invention.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing the overall configuration of the door latch lock according to the embodiment of the present invention.
4 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 5 is an exploded perspective view of the door latch lock according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an explanatory view showing an inoperative state of the unlocking handle in the door latch lock of the present invention.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing an operation state at the time of unlocking by a pull operation of the unlocking handle in the present invention.
FIG. 8 is an explanatory vertical side view showing a state in the middle of unlocking by a pull operation of a door latch lock according to the present invention.
9 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 10 is an explanatory vertical side view showing a state in the middle of unlocking the door latch lock by pulling operation according to the present invention.
11 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
FIG. 12 is an explanatory longitudinal sectional side view showing a state in the middle of unlocking by the pull operation of the door latch lock according to the present invention.
13 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG.
FIG. 14 is an explanatory view showing an operation state at the time of unlocking by a push operation of the unlocking handle in the present invention.
FIG. 15 is an explanatory longitudinal sectional side view showing a state in the middle of unlocking by the push operation of the door latch lock in the present invention.
FIG. 16 is an explanatory longitudinal sectional side view showing an operation state when the latch of the door latch lock according to the present invention is locked.
FIG. 17 is an explanatory perspective view when the direction of the latch of the door latch lock in the present invention is changed.
[Explanation of symbols]
1 door
2 Rotating lever handle type latch lock
3 Push-pull type latch lock
2A casing
4 space for inserting locks
5 Handle mounting hole
6 Operation lever (thumb turn) mounting hole
7, 8 Rotating unlocking lever handle
14, 19 Unlocking handle for push-pull
10, 11 Handle support seat
12, 16 Handle support seat
13, 17 Swing member
31 Casing
32 Base member
33 Rod
34 Support block
35 Latch
36 Latch lock member
37 Spring member
38 Movable stopper
39 Tuning member
40 Energizing means
41 engagement holding member
42 Latch holding member
43 Locking lock member
44 Square hole cam

Claims

A latch used for locking the door, wherein the casing extends inwardly from one end surface of the door and is attached to the door;
A base member provided in the casing so as to be movable in the extending direction of the casing;
A rod supported by the base member so as to be slidable in the moving direction of the base member and rotatable about an axis;
A support block connected to one end of the rod;
A latch supported at the front end of the support block so as to be swingable between a locking position protruding horizontally from one end surface of the door and a reversing position capable of being unlocked;
A latch lock member provided on the support block so as to be movable in the axial direction of the rod, and locking the latch at a non-reversible locking position;
A spring member provided in the casing for urging the base member and the latch lock member in a direction in which the latch is held in a locked position and for urging the latch in a direction protruding from one end surface of the door; ,
The rod is provided so as to be movable in a direction perpendicular to the axial direction of the rod, and is engaged with the base member and engaged with the base member to restrict the movement of the base member to lock the latch. A movable stopper that locks to
An unlocking handle provided on the door so as to be swingable in a push and pull direction with respect to the door;
A synchronizing member provided in the casing so as to be movable in a direction parallel to the base member in conjunction with a push or pull operation of the unlocking handle, and operating the movable stopper in a direction to be engaged with and disengaged from the base member. When,
Biasing means for biasing the tuning member so that the movable stopper can automatically return to a neutral position where the movable stopper is engaged with the base member;
The door latch lock characterized by comprising.

The movable stopper is brought into contact with the tuning member via an engagement holding member swingably provided in the casing, and when the tuning stopper is in a neutral position of the tuning member, the base of the movable stopper is formed by the engagement holding member. holding the engagement of the members, and the door latch lock according to claim 1, wherein the movable stopper, characterized in that it comprises a spring member for urging in a direction for pressing the engaging support member.

A latch holding member for changing the direction of the latch is provided on the front wall portion of the casing from which the latch protrudes so as to be rotatable around the axis of the rod, and the latch is arranged in the axial direction of the rod at the center of the latch holding member. to slidably through the support, wherein the latch on the front plate overlapping the front wall is fixed to said door, characterized in that the formation of the square hole to regulate so as to be movable only in the longitudinal direction claim 1 or 2. The door latch lock according to 2.

The unlocking handle can be swung in the push and pull directions by a supporting seat and a swinging member swingably provided on the inside and outside of the door facing the synchronization member. attached to the door latch lock according to claim 1, wherein said that the engaging piece extending towards said tuning member from the swinging member engaged with the tuning member.

A locking lock member that holds the latch in the locked position by engaging with the base member, and allows the latch to be reversed and retracted by detaching from the base member is movable in the casing. A cam with a square hole is rotatably provided in the casing so as to be freely inserted into and removed from the locking position for engaging the locking lock member with the base member and the unlocking position for releasing from the base member. The door latch lock according to any one of claims 1 to 4 .