JP4163868B2 - Power generation system - Google Patents
Power generation system Download PDFInfo
- Publication number
- JP4163868B2 JP4163868B2 JP2001364538A JP2001364538A JP4163868B2 JP 4163868 B2 JP4163868 B2 JP 4163868B2 JP 2001364538 A JP2001364538 A JP 2001364538A JP 2001364538 A JP2001364538 A JP 2001364538A JP 4163868 B2 JP4163868 B2 JP 4163868B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coaster
- belt
- rotor
- input shaft
- working material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発電機の発電効率を向上させる発電システム(複合型ハイブリッド・コースター発電機)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、風力や水力などを利用して、発電機を駆動して発電することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いずれの場合も発電効率の向上には限界があり、その打破が望まれていた。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、従来のものと比較して発電効率を幾分でも向上させる発電システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の発電システムは、下記(A)から(E)の構成要件を備え、一のコースターベルトの作動用材にて、一のロッドバーが押し下げられることと、他のコースターベルトの作動用材にて、他のロッドバーが押し下げられることとが順次繰り返されることでローターが円滑回転されるように、コースターベルトへの作動用材の取付位置と、ローターへのロッドバーの取付位置とが決定されていることを特徴とする。
【0006】
(A)上下に離隔して平行に配置された軸の軸方向複数箇所に、それら軸同士で互いに対応した位置にそれぞれ設けられ、原動機にて回転駆動可能とされた少なくとも上方の入力軸に対しては正転のみ可能に設けられたホイール。
(B)前記上下の各軸同士で対応した上下二つのホイール間それぞれに巻き掛けられた複数本の環状コースターベルト。
(C)各コースターベルトの周方向の少なくとも一箇所に設けられ、コースターベルトの外方へ突出するよう設けられる作動用材。
(D)発電機に接続される出力軸に設けられ、各コースターベルトの位置と対応した軸方向複数箇所に、径方向外側に延びてロッドバーを有し、前記作動用材がコースターベルトを下る際に、その作動用材に対応したロッドバーが作動用材にて下方に押されることで回転されるローター。
(E)ローターの回転による出力軸の回転を、入力軸へ伝達可能とされた機構。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の発電システムについて、実施例に基づき更に詳細に説明する。図1から図4は、本発明の発電システムの一実施例を示す図であり、図1は正面図、図2は平面図、図3はX−X断面図、図4はY−Y断面図である。
【0008】
図1に示すように、本実施例の発電システムは、ローター1(1A〜1C)を回転可能に保持する主塔2と、前記ローター1を回転駆動する環状コースターベルト3(3A〜3C)を設置されたコースター塔4とを備える。
【0009】
コースター塔4は、上下方向に細長く建てられた構造物であり、その上端部と長手方向中間部とには、主塔2側に延びてアーム5,6が設けられている。各アーム5,6の先端部には、それぞれ軸7,8が水平方向に配置されて設けられており、上側のアーム5の軸7を入力軸、下側のアーム6の軸8を保持軸と呼ぶことにする。
【0010】
入力軸7と保持軸8には、その軸方向複数箇所に、それら軸同士で互いに対応して、ボールベアリング等の転がり軸受を介してスプロケットホイール9,10が設けられている。この際、少なくとも上側のホイール9は、正転(図1において反時計方向への回転)のみ可能に設けられる。これには、ラチェット機構等を用いてもよいが、一方向ボールベアリングを使用するのが望ましい。
【0011】
この一方向ボールベアリングは、内輪に対して外輪が一方向にのみ回転可能とされたものであり、例えば株式会社椿本エマソンの「カムクラッチ」BBシリーズを使用することができる。そして、本実施例では、上側のホイール9が一方向ボールベアリングを介して入力軸7に設けられる一方、下側のホイール10は通常のボールベアリングを介して保持軸8に設けられている。
【0012】
入力軸7及び保持軸8の各軸方向に設けるスプロケットホイール9,10の数は、適宜に設定されるが、本実施例では、軸方向に等間隔に3つ設けられている。これにより、入力軸7のスプロケットホイール9と、それに対応する保持軸8のスプロケットホイール10との間で、3つのペアが成立することになる。
【0013】
そして、入力軸7と保持軸8の対応したスプロケットホイール9,10間には、コースターベルト3として、搬送用ロッドチェーンが環状に巻き掛けられる。これにより、コースターベルト3は、上下のスプロケットホイール9,10まわりに回転可能とされ、しかも前記一方向ボールベアリングの作用によって、正転のみ可能とされている。
【0014】
この環状のコースターベルト3には、その周方向の少なくとも一箇所に、コースターベルト3の外方に突出する作動用材11(11A〜11C)が取り付けられている。本実施例の作動用材11は、コースターベルト3のベルト面に対し略垂直外方へ延び、その先端部にはローラーが回転自在に設けられている。このローラーは、入力軸7や保持軸8と平行な方向に沿う軸にて回転可能とされている。
【0015】
コースターベルト3には、作動用材11に近接して、入力軸7側から保持軸8側へ作動用材11が下る際に、コースターベルト3の移動を助長する錘12を設けている。作動用材11に十分な重量を持たした場合には、この錘12は不要ともいえるが、コースターベルト3の一箇所に集中的荷重を設けることは好ましくないので、作動用材11に隣接してコースターベルト3の長手方向に沿って所望長さだけ錘12を設けるのが望ましい。なお、図1においては、手前側のコースターベルト3Aの作動用材11Aに対する錘12のみを図示しており、その他のコースターベルト3B,3C(作動用材11B,11C)の錘の図示は省略している。
【0016】
錘12は作動用材11の前後いずれか一方又は双方に設けられる。本実施例では、図1に示すように、作動用材11の後方(時計方向側)に設けている。なお、図示例では、各コースターベルト3に1つの作動用材11しか設けていないが、複数個設けてもよい。例えば、コースターベルト3の錘12を挟むように、錘12の前後に作動用材11,11を設けてもよい。また、場合によっては、そのような錘12が隣接して配置された作動用材11を、コースターベルト3の周方向に等間隔に複数個設けてもよい。
【0017】
図2及び図3に示すように、入力軸7には、コースターベルト3用の前記各スプロケットホイール9に加えて、回転駆動用の第1及び第2の二つのホイール(スプロケットホイール等)13,14が設けられている。第1ホイール13は、原動機15によって駆動され、第2ホイール14は、後述するようにローター1の回転力が戻されることで、回転駆動されるものである。これらホイール13,14は、入力軸7の一端部に設けられている。
【0018】
入力軸7の第1ホイール9は、原動機15にて回転駆動可能とされる。本実施例では、原動機15の出力軸15aにホイール15bが固定され(図2)、このホイール15bと前記第1ホイール13とが、回転駆動ベルト16にて連結されている。従って、原動機15の出力軸15aの回転力は、回転駆動ベルト16を介して入力軸7に伝達されることになる。原動機15の出力軸15aと、それに設けられるスプロケットホイール15bとの間は、前記一方向ボールベアリングを介して正転のみ可能に設けられている。なお、原動機15による入力軸7の回転駆動は、ベルトに限らず、例えば歯車列によって行ってもよい。
【0019】
前記主塔2は、上下方向に細長く建てられた構造物であり、その上端部には出力軸17が水平状態で保持されている。この出力軸17は、入力軸7や保持軸8と平行に配置される。出力軸17には、ローター1(1A〜1C)が取り付けられている。また、出力軸17には、発電機30が接続され、出力軸17の回転に伴って発電可能とされている。なお、出力軸17と発電機30との間には、増速機(図示省略)などを適宜介在させてもよい。
【0020】
ローター1(1A〜1C)は、出力軸17の軸方向複数箇所に設けられ、その取付位置は、前記各コースターベルト3(3A〜3C)と対応した位置とされている。従って、本実施例では、3本のコースターベルト3A〜3Cに対応して、3つのローター1A〜1Cが出力軸17に設けられている。各ローター1には、出力軸17の径方向外側に延びてロッドバー18が設けられている。各ロッドバー18の長さは共通であり、前記作動用材11がコースターベルト3を下る際に、その作動用材11に当たる程度の長さが必要である。従って、ロッドバー18ひいてはローター1は、作動用材11にて下方に押されながら回転可能とされる。
【0021】
各ローター1のロッドバー18の本数は、適宜に設定される。一つのローター1に複数個のロッドバー18を設ける場合、そのロッドバー18は、ローター1の周方向に等間隔に設けるのがよい。また、実質的に作動する作動用材11を各コースターベルト3に一つ設ける場合には、各ローター1のロッドバー18の数が、コースターベルト3の数の整数倍にならないように設定される。これは、回転動作中に、作動用材11によるロッドバー18の押し下げが全てのコースターベルト3A〜3C及びローター1A〜1Cで並列的に行われないようにするためである。
【0022】
従って、本実施例ではコースターベルト3が3列であるが故に、各ローター1のロッドバー18の数を2又は4本などとするのがよい。しかも、各コースターベルト3,3…間において、その周方向に作動用材11をずらして配置した状態で、各コースターベルト3に対応したローター1は、対応したコースターベルト3の作動用材11にロッドバー18が当たって回転する位置に配置される。このようにすることで、バランスが保たれれば、水力発電と同様の円滑な作動が期待できる。
【0023】
ローター1の回転による出力軸17の回転は、入力軸7へ伝達可能とされている。本実施例では、図1に示すように、ベルト19を介して出力軸17と連結される第1ギア20と、これと同様にベルト21を介して入力軸7と連結される第2ギア22とが、互いのかみ合わせの有無を変更可能に設けられている。これにより、第1ギア20と第2ギア22とをかみ合わせておけば、出力軸17の回転方向は、本来は入力軸7と逆なのであるが、ギア20,22のかみ合いにて回転方向を反転させて、入力軸7へ伝達できる。つまり、出力軸17によって回転駆動される第1ギア20の回転が、それとかみ合う第2ギア22によって回転方向が反転され、その第2ギア22の回転がベルト21や第2ホイール14を介して入力軸7を正転可能とする。
【0024】
第1ギア20と第2ギア22のかみ合わせの解除は、図示例では、第2ギア22に対して第1ギア20を離隔させることにより可能とされている。すなわち、本実施例においては、第1ギア20を備える第1土台23が、第2ギア22を備える第2土台24に対して、レール25に沿って移動可能とされている。その可動は、例えば、第2土台24に設置されたシリンダ26のロッド26aの伸縮にて行われる。
【0025】
ところで、前記第2土台24には、第2ギア22を保持する第2ギア塔27だけでなく、原動機15や、それにより駆動されるコースターベルト3を備えるコースター塔4も設けられる。なお、第2ギア塔27を設けずに、第2ギア22をコースター塔4に設けたアームに取り付けるようにしてもよい。
【0026】
また、前記第1土台23には、第1ギア20を保持する第1ギア塔28だけでなく、ローター1を備える主塔2も設けられる。さらに、発電機30を設置してもよい。なお、第1ギア塔28を設けずに、第1ギア20を主塔2に設けたアームに取り付けるようにしてもよい。
【0027】
ところで、土台23,24には、ローター1が回転する際に、そのロッドバー18先端部が通過する位置に、略半円形状に下方への掘り下げ部29が形成されている。これにより、主塔2の高さを低く抑えることができ、それ故、可能な限り地上に近い高さで、発電機30による電気を取り出すことが可能となる。
【0028】
次に、上記実施例の発電システムの動作について説明する。
作動時には、各コースターベルト3の作動用材11同士が、互い違いとなるよう配置される。
【0029】
また、ロッドバー18同士も、各ローター1間で互い違いになるよう周方向に等間隔で配置されている。図示例では、180°間隔で2本のロッドバー18,18を備えるローター1が3つ備えられているので、それら3つのローター1(1A〜1C)の各ロッドバー18が60°おきに配置される。
【0030】
しかも、各コースターベルト3の作動用材11が、入力軸7から保持軸8の側へ下る際には、そのコースターベルト3に対応したローター1のロッドバー18に当たるように、ローター1とコースターベルト3ともそれぞれ位置調整されている。
【0031】
まず原動機15を駆動すると、それに伴い入力軸7が回転される。入力軸7には一方向ボールベアリングを介してスプロケットホイール9を設け、そのホイール9にチェーンからなるコースターベルト3を巻き掛けているので、コースターベルト3は正転のみ可能とされている。従って、作動用材11は、保持軸8から入力軸7の側へ上る際には、前記一方向ボールベアリングによって逆転が防止されつつ、入力軸7の回転に伴って上方へ巻き上げられることになる。
【0032】
ところが、入力軸7のホイール9まで上りきった作動用材11は、それと隣接して設けられた錘12の効果もあって、その重心がコースターベルト3の下り側へくると、重力によって一気に下方へ下ることになる。その際、前記一方向ボールベアリングは正転側の回転であるから、単なるボールベアリングとして作用する。よって、コースターベルト3は素早い正転を行い、作動用材11は一気に下方へ駆け下りることになる。なお、保持軸8の側まで駆け下りた作動用材11は、その勢いで保持軸8周りに回転して、コースターベルト3をやや上方まで駆け上がることになる。例えば、コースターベルト3の高さ(入力軸7と保持軸8との離隔距離)の約三分の一程度を上ることになる。
【0033】
作動用材11が一気に下る際には、対応するロッドバー18に作動用材11が当たって、ロッドバー18を下方へ押し下げることになる。すると、ローター1ひいては出力軸17が回転することになり、出力軸17に連結された発電機30にて発電がなされる。
【0034】
なお、作動用材11が下る際には、可能な限り長い距離・時間だけロッドバー18に当たるようにするのが好ましい。そのために、ロッドバー18や作動用材11の長手寸法を増したり、ロッドバー18先端の回転軌道と、作動用材11先端の回転軌道を考慮して、各部材が位置決めされる。例えば、図1に示すように、コースターベルト3は、下方へ行くに従って、出力軸17から離れるように傾斜して設けるのがよい。つまり、入力軸7よりも保持軸8を、図1において右側に配置している。
【0035】
作動用材11が下方へ落下して、それに伴いロッドバー18を押し下げ回転させると、ローター1が回転する。そして、その回転は、第1ギア20と第2ギア22を介して入力軸7を回転させる。従って、ある作動用材11にてロッドバー18を押し下げてローター1を回転させるに伴い、次のコースターベルト3の作動用材11とロッドバー18とが対応した位置に配置されることになる。そして、同様に、その作動用材11がロッドバー18を下方へ押し下げることになる。
【0036】
このようにして、各コースターベルト3の各作動用材11にて、各ローター1の各ロッドバー18が順次回転されることが繰り返される。そして、それにより、ローター1は円滑に回転される。ローター1の回転力は、上述したように発電機30にて発電に利用されるのみならず、第1ギア20や第2ギア22を介して、入力軸7の駆動に再利用可能とされている。
【0037】
従って、ローター1が円滑に回転した後には、多少の時間、原動機15の駆動を止めてもシステムは作動を続けることになる。よって、原動機(仮にバッテリー式直流1/20ギアモード変速モーター又はインバーター)15を使用して、低速から緩やかに加速して所定の回転が得られればセンサー等を使用して、電源を切ることも可能である。すなわち、例えば入力軸7の回転速度(回転数)を計測して、一定以上になれば原動機15の駆動を止めておき、一定以下になれば再び原動機15を作動させるよう制御することもできる。これにより、発電効率の向上が期待される。
【0038】
なお、システムの動きを止めたい場合には、原動機15を止めると共に、第1土台23を第2土台24に対してスライドさせて、第1ギア20と第2ギア22のかみ合わせを解除すればよい。
【0039】
上記実施例のシステムは、ローター1付き主塔2と、コースターベルト3付きコースター塔4からなる。これは、いわば観覧車とジェットコースターを一体化したようなものであり、風力発電と揚水型水力発電をドッキングさせたものといえる。
【0040】
そして、その原理は、コースター塔4を下る作動用材11にて、ロッドバー18を回転駆動するものである。これは、梃子の応用と、重力を利用したものである。そして、このような原理は、起動部に一方向ボールベアリングを使用して、作動用材11の巻き上げ時の反重力運動を抑えた故に可能となったものである。
【0041】
原動機15及びコースターベルト3の各回転部に一方向ボールベアリングを使用することにより、原動機15とコースターベルト3、及びローター1との間に、速度に差が出ても吸収することができる。
【0042】
また、他の発電方法と比べて、立地点が消費地に近いことと、小型化出来ることにより、経済性と極低公害を実現できる。
さらに、風力発電にみられるような、電圧の変動を調整する設備も不要となる。
【0043】
なお、本発明の発電システムは、上記実施例の構成に限らず適宜変更可能である。
特に、コースターベルト3やローター1の数、各コースターベルト3に設置する作動用材11の数、各ローター1に設置するロッドバー18の数は、適宜に変更可能である。ただその際に、各コースターベルト3の各作動用材11と、各ローター1の各ロッドバー18とが順次対応して、ローター1を円滑回転させる位置に、作動用材11とロッドバー18が配置される。
【0044】
また、上記実施例では、各部の動力の伝達にロッドチェーンなどを使用したが、場所や負荷などに応じて、歯車列やベルト伝動などを使用することができるのは、言うまでもない。そして、それに対応して、例えば前記ホイールが、スプロケットホイールに代えてプーリーとされるなどの変更は当然である。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の発電システムによれば、従来のものと比べて発電効率を幾分でも向上させて発電することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発電システムの一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の発電システムの平面図である。
【図3】図1におけるX−X断面図である。
【図4】図1におけるY−Y断面図である。
【符号の説明】
1(1A〜1C) ローター
3(3A〜3C) 環状コースターベルト(ロッドチェーン)
7 入力軸
8 保持軸
9,10 ホイール
11(11A〜11C) 作動用材
12 錘
15 原動機
17 出力軸
18 ロッドバー
20 第1ギア
22 第2ギア
23 第1土台
24 第2土台
26 シリンダ
26a シリンダのロッド
29 掘り下げ部
30 発電機[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a power generation system (a hybrid hybrid coaster generator) that improves the power generation efficiency of a power generator.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, power is generated by driving a generator using wind power or hydraulic power.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in any case, improvement in power generation efficiency has a limit, and it has been desired to overcome it.
[0004]
This invention is made | formed in view of the said situation, The main objective is to provide the electric power generation system which improves electric power generation efficiency somewhat compared with the conventional thing.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a power generation system according to the present invention has the following structural requirements (A) to (E), and one rod bar is pushed down by one coaster belt operation material, and the other In the coaster belt working material, the mounting position of the working material on the coaster belt and the mounting position of the rod bar on the rotor so that the rotor is smoothly rotated by sequentially repeating the other rod bar being pushed down. Is determined.
[0006]
(A) With respect to at least the upper input shaft that is provided at a plurality of axial positions of shafts that are spaced apart from each other in the vertical direction at positions corresponding to each other and that can be rotationally driven by the prime mover. A wheel that can only rotate forward.
(B) A plurality of annular coaster belts wound around two upper and lower wheels corresponding to each of the upper and lower shafts.
(C) An actuating material provided at at least one location in the circumferential direction of each coaster belt and projecting outward from the coaster belt.
(D) provided on an output shaft connected to the generator, and extending in the radial direction at a plurality of axial positions corresponding to the positions of the coaster belts, having rod bars, and when the working material descends the coaster belt The rotor rotated by the rod bar corresponding to the working material being pushed downward by the working material.
(E) A mechanism capable of transmitting the rotation of the output shaft due to the rotation of the rotor to the input shaft.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the power generation system of the present invention will be described in more detail based on examples. 1 to 4 are diagrams showing an embodiment of a power generation system according to the present invention. FIG. 1 is a front view, FIG. 2 is a plan view, FIG. 3 is an XX sectional view, and FIG. 4 is a YY sectional view. FIG.
[0008]
As shown in FIG. 1, the power generation system of the present embodiment includes a
[0009]
The
[0010]
The
[0011]
This one-way ball bearing is such that the outer ring can rotate only in one direction with respect to the inner ring. For example, “Cam Clutch” BB series manufactured by Enomoto Enoson Co., Ltd. can be used. In this embodiment, the upper wheel 9 is provided on the
[0012]
The number of
[0013]
Then, between the
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
[0018]
The first wheel 9 of the
[0019]
The
[0020]
The rotor 1 (1A to 1C) is provided at a plurality of positions in the axial direction of the
[0021]
The number of rod bars 18 of each
[0022]
Therefore, in this embodiment, since the
[0023]
The rotation of the
[0024]
In the illustrated example, the engagement of the
[0025]
Incidentally, the
[0026]
In addition, the
[0027]
By the way, the
[0028]
Next, the operation of the power generation system of the above embodiment will be described.
At the time of operation, the
[0029]
The rod bars 18 are also arranged at equal intervals in the circumferential direction so as to be alternated between the
[0030]
In addition, when the operating
[0031]
First, when the
[0032]
However, the working
[0033]
When the working
[0034]
In addition, when the working
[0035]
When the working
[0036]
In this manner, the rod bars 18 of the
[0037]
Therefore, after the
[0038]
In order to stop the movement of the system, the
[0039]
The system of the above embodiment comprises a
[0040]
The principle is that the
[0041]
By using unidirectional ball bearings for the rotating parts of the
[0042]
In addition, compared to other power generation methods, it is possible to realize economic efficiency and extremely low pollution because the location point is close to the consumption area and the size can be reduced.
Furthermore, facilities for adjusting voltage fluctuations, such as those found in wind power generation, are also unnecessary.
[0043]
Note that the power generation system of the present invention is not limited to the configuration of the above embodiment, and can be changed as appropriate.
In particular, the number of
[0044]
In the above embodiment, a rod chain or the like is used for transmitting the power of each part, but it goes without saying that a gear train, a belt transmission, or the like can be used depending on the place or load. Correspondingly, for example, such a change that the wheel is replaced with a pulley instead of the sprocket wheel is natural.
[0045]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the power generation system of the present invention, it is possible to generate power with somewhat improved power generation efficiency compared to the conventional one.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an embodiment of a power generation system of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the power generation system of FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line XX in FIG.
4 is a YY cross-sectional view in FIG. 1. FIG.
[Explanation of symbols]
1 (1A-1C) Rotor 3 (3A-3C) Annular coaster belt (rod chain)
7
Claims (5)
前記上下の各軸同士で対応した上下二つのホイール間それぞれに巻き掛けられた複数本の環状コースターベルトと、
各コースターベルトの周方向の少なくとも一箇所に設けられ、コースターベルトの外方へ突出するよう設けられる作動用材と、
発電機に接続される出力軸に設けられ、各コースターベルトの位置と対応した軸方向複数箇所に、径方向外側に延びてロッドバーを有し、前記作動用材がコースターベルトを下る際に、その作動用材に対応したロッドバーが作動用材にて下方に押されることで回転されるローターと、
ローターの回転による出力軸の回転を、入力軸へ伝達可能とされた機構とを備え、
一のコースターベルトの作動用材にて、一のロッドバーが押し下げられることと、他のコースターベルトの作動用材にて、他のロッドバーが押し下げられることとが順次繰り返されることでローターが円滑回転されるように、コースターベルトへの作動用材の取付位置と、ローターへのロッドバーの取付位置とが決定されている
ことを特徴とする発電システム。A plurality of axially spaced shafts that are spaced apart in the vertical direction are provided at positions corresponding to each other in the axial direction, and are positive for at least the upper input shaft that can be driven to rotate by the prime mover. A wheel provided only for rolling,
A plurality of annular coaster belts wound around each of the two upper and lower wheels corresponding to each of the upper and lower axes;
An operating material provided at least in one circumferential direction of each coaster belt and provided to protrude outward of the coaster belt;
Provided on the output shaft connected to the generator, extending in the radial direction at multiple locations in the axial direction corresponding to the position of each coaster belt, and having rod bars, the operation when the operating material descends the coaster belt A rotor that is rotated when the rod bar corresponding to the material is pushed downward by the working material;
With a mechanism that can transmit the rotation of the output shaft due to the rotation of the rotor to the input shaft,
The rotor is smoothly rotated by the fact that one rod bar is pushed down by one coaster belt working material and the other rod bar is pushed down by another coaster belt working material in order. And a mounting position of the working material to the coaster belt and a mounting position of the rod bar to the rotor are determined.
前記コースターベルトは、前記スプロケットホイールにかみ合わされたチェーンベルトとされ、
このチェーンベルトには、前記作動用材が設けられると共に、その作動用材に近接して作動用材の下り側のベルト移動を助長する錘が設けられており、
各コースターベルトに対応した各ローターのロッドバーの本数は、コースターベルトの本数の整数倍とならないよう設定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の発電システム。The input shaft is provided with a one-way ball bearing in which the outer ring rotates only in one direction with respect to the inner ring. The outer ring of the one-way ball bearing is provided with the wheel formed of a sprocket wheel, so that the coaster belt is Only rolling is possible,
The coaster belt is a chain belt meshed with the sprocket wheel,
The chain belt is provided with the working material, and is provided with a weight that is proximate to the working material and facilitates the movement of the belt on the lower side of the working material.
The power generation system according to claim 1, wherein the number of rod bars of each rotor corresponding to each coaster belt is set so as not to be an integral multiple of the number of coaster belts.
第1ギアと第2ギアは、互いのかみ合わせの有無を変更可能に設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の発電システム。The mechanism for returning the rotation of the output shaft to the input shaft is rotated by meshing with the first gear that is rotationally driven by the output shaft and can transmit the rotational force to the input shaft. And the second gear
The power generation system according to claim 2, wherein the first gear and the second gear are provided so as to be able to change the presence or absence of meshing with each other.
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の発電システム。4. The lower digging portion is formed at a position through which the tip of the rod bar of the rotor passes on the base on which each member is installed. 5. Power generation system.
その計測値に基づいて、前記原動機による入力軸の回転駆動の有無が調整される
ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の発電システム。It further comprises a sensor for measuring the rotational speed of the input shaft, etc.
The power generation system according to any one of claims 1 to 4, wherein presence or absence of rotational driving of the input shaft by the prime mover is adjusted based on the measured value.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001364538A JP4163868B2 (en) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | Power generation system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001364538A JP4163868B2 (en) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | Power generation system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003166463A JP2003166463A (en) | 2003-06-13 |
JP4163868B2 true JP4163868B2 (en) | 2008-10-08 |
Family
ID=19174713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001364538A Expired - Fee Related JP4163868B2 (en) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | Power generation system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4163868B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI478468B (en) * | 2013-01-28 | 2015-03-21 | Jun Dong Power Corp | Power generator |
-
2001
- 2001-11-29 JP JP2001364538A patent/JP4163868B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003166463A (en) | 2003-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20100148517A1 (en) | Pendulum mechanism and power generation system using same | |
CN105275725B (en) | A kind of wave ocean current combined generating device | |
EP3308018B1 (en) | Drive assembly | |
JP2005195097A (en) | Cylindrical roller bearing and planetary gear using it | |
US20110241355A1 (en) | Assembly for the use of alternative energy | |
CN107143461A (en) | A kind of Wave energy extraction element | |
AU2007302614A1 (en) | Force amplification method and apparatus by the harnessing of centrifugal force | |
US10361604B1 (en) | Electromagnetic gravity driven generator | |
JP4163868B2 (en) | Power generation system | |
KR101405156B1 (en) | Generating system | |
GB2457499A (en) | A gravity activated motor | |
WO2016026473A1 (en) | Accumulative gravity power plant | |
WO2002063185A1 (en) | Bi-directional to unidirectional torque conversion method and apparatus | |
JP5207412B2 (en) | Wind power generator | |
KR100768787B1 (en) | Wave-Power Generation System using Drive Unit | |
JP2021519424A (en) | Improved mechanism for rotating devices | |
KR20150074266A (en) | Generating system | |
CN203756890U (en) | Roll-over reverse reciprocating mechanism | |
JP3171463U (en) | Power generator | |
KR200398572Y1 (en) | A generator using horizontal kinetic energy of waves | |
KR20240151140A (en) | A motor driven by gravitational potential energy and power generator using it | |
TW201805523A (en) | Power generation device using gravity potential energy and kinetic energy conversion and method thereof wherein kinetic energy is used to rotate a rotary member in contact with a power generation unit to convert mechanical energy into electrical energy | |
JP3170852U (en) | Rotation moment generator with flywheel | |
CN204559317U (en) | A kind of 4 wheel driven generating set | |
WO2024189567A1 (en) | An apparatus for generating electrical energy by using rotational inertia and angular velocity |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080708 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080725 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |