JP4163427B2

JP4163427B2 - Hair iron

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Publication number: JP4163427B2
Application number: JP2002052117A
Authority: JP
Inventors: 孝向井
Original assignee: 孝向井
Priority date: 2002-02-27
Filing date: 2002-02-27
Publication date: 2008-10-08
Anticipated expiration: 2022-02-27
Also published as: JP2003245116A; KR20030071450A; KR100832253B1

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、毛髪にストレートパーマ又はパーマネントウェーブをかけるため等に供するヘアーアイロンに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のヘアーアイロンとしては、例えば図１０に示すようなものがある（特開２０００−１６６６３４参照）。図１０（ａ）はヘアーアイロンの全体構成図、図１０（ｂ）は内部を示す断面図である。
【０００３】
この図１０のように、従来のヘアーアイロン２０１は、アイロン本体２０３に電源コード２０５が接続され、この電源コード２０５の中間部に温度制御装置が接続され、端部に電源プラグが取り付けられたものである。
【０００４】
前記アイロン本体２０３は、一対の樹脂製の挟持アーム２０７，２０９を備えている。この挟持アーム２０７，２０９は基端側２１１，２１３が相互に回転自在に結合され、先端側２１５，２１７に矯正体２１９，２２１が対向配置されている。
【０００５】
そして、電源プラグをコンセントに差し込み、温度制御装置によって矯正体２１９，２２１を発熱させ、該矯正体２１９，２２１の挟持動作により毛髪を挟みつつ該毛髪に対して滑らせ、矯正体２１９，２２１の発熱による加温作用を加えることにより毛髪を挟持矯正する。
【０００６】
従って、このようなヘアーアイロンを用いることによって生まれながらの癖毛を伸ばしたり人工的なパーマネントウェーブを直したりすることができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来のヘアーアイロン２０１は、癖毛伸ばし等を行うためのものであり、カールの癖付けによるパーマネントウェーブ等をかけることまでは考慮されていなかった。このため、従来のヘアーアイロン２０１によってカールの癖付けを行うには無理があった。
【０００８】
すなわち、従来のヘアーアイロン２０１によりカールの癖付けを行おうとして図１０（ｂ）のように毛髪２２３を矯正体２１９（２２１）から狭持アーム２０７にかけて巻き付けても、矯正体２１９（２２１）に対する毛髪２２３の巻き付きが十分に行われない状態となっていた。このため、カールの癖付けに際しては加温によって癖付けを行う矯正対２１９（２２１）を十分に活用することができず、カールの癖付けが結果的にできなかった。
【０００９】
また、前記矯正対２１９から直線的に延びた毛髪２２３は、前記狭持アーム２０７の角部２２５に掛かることになる。このため、狭持アーム２０７への巻き付けによって毛髪２２３に張力Ｔを与え、毛髪２２３を矯正体２１９に押し付けようとするとき、角部２２５が障害となって張力Ｔが矯正体２１９側まで旨く伝わらないという問題があった。従って、毛髪２２３の矯正体２１９に対する押しつけが不十分となり、かかる点からも十分なカールの癖付けができなかった。
【００１０】
本発明は、カールの癖付けを十分に行うことのできるヘアーアイロンの提供を課題とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、基端側が相互に回転自在に結合され中間部の把持部の把持操作で先端側が挟持動作を行う挟持アームと、前記挟持アームの先端側に対向配置され前記挟持動作で毛髪を加温しながら挟持矯正するための矯正体とを備えたヘアーアイロンにおいて、前記矯正体は、相互に対向する矯正面を有する熱板を備え、前記熱板の毛髪挿通方向端縁の少なくとも一方に、該熱板の厚み方向に湾曲したカール形成曲面を設け、前記挟持アーム先端側の毛髪挿通方向端縁の少なくとも一方に曲面を設け、前記熱板の背面を、前記挟持アーム先端側の曲面に対向させたことを特徴とする。
【００１２】
請求項２の発明は、請求項１記載のヘアーアイロンであって、前記カール形成曲面を、熱板の毛髪挿通方向端縁の双方に設け、前記曲面を、前記挟持アーム先端側の毛髪挿通方向端縁の双方に設け、前記熱板の背面の何れか一方を、前記挟持アーム先端側の曲面に対向させて、前記両カール形成曲面に対する前記毛髪の巻き付き程度を変えたことを特徴とする。
【００１３】
請求項３の発明は、請求項１又は２記載のヘアーアイロンであって、前記矯正体の少なくとも一方を、他方側に対し進退可能となるように前記挟持アームに支持し、前記挟持アームに、前記矯正体を付勢して矯正体相互による挟持状態を弾性的に調節する付勢手段を設け、前記挟持アームの先端側に、前記曲面に連続する平面を設け、前記矯正体の退避時に前記カール形成曲面に巻き付いた毛髪が該カール形成曲面から直線的に延びて前記曲面又は前記平面に接するようにしたことを特徴とする。
【００１５】
請求項４の発明は、請求項１〜３の何れかに記載のヘアーアイロンであって、前記平面は、前記矯正面に直交しており、当該平面と前記カール形成曲面とは、毛髪挿通方向での間隔が近接していることを特徴とする。
【００１６】
【発明の効果】
請求項１の発明では、挟持アームの中間部の把持部を把持して操作すると、基端側が相互に回転し、先端側が挟持動作を行う。この挟持動作によって挟持アームの先端側に対向配置された矯正体により毛髪を挟持矯正することができる。
【００１７】
そして、前記矯正体は、相互に対向する矯正面を有する熱板を備え、前記熱板の毛髪挿通方向端縁の少なくとも一方に、該熱板の厚み方向に湾曲したカール形成曲面を設け、前記挟持アーム先端側の毛髪挿通方向端縁の少なくとも一方に曲面を設け、前記熱板の背面を、前記挟持アーム先端側の曲面に対向させたため、カールの癖付けを行うときは毛髪がカール形成曲面に十分に接することにより、十分なカールの癖付けを行うことができる。
【００１８】
しかも、挟持アームへの巻き付けによって毛髪に張力を与え、毛髪をカール形成曲面に押し付けようとするとき、毛髪を挟持アーム側の曲面等で容易に滑らせることができる。従って、巻き付けによって毛髪に与えた張力をカール形成曲面への押し付けに有効に利用することができ、十分なカールの癖付けを行うことができる。
【００１９】
請求項２の発明では、請求項１の発明と同様な効果に加え、前記カール形成曲面を、熱板の毛髪挿通方向端縁の双方に設け、前記曲面を、前記挟持アーム先端側の毛髪挿通方向端縁の双方に設け、前記熱板の背面の何れか一方を、前記挟持アーム先端側の曲面に対向させて、前記両カール形成曲面に対する前記毛髪の巻き付き程度を変えたため、バリエーションの異なったカールの癖付けを容易に行うことができる。
【００２０】
請求項３の発明では、請求項１又は２の発明の効果に加え、前記矯正体の少なくとも一方を、他方側に対し進退可能となるように前記挟持アームに支持し、前記挟持アームに、前記矯正体を付勢して矯正体相互による挟持状態を弾性的に調節する付勢手段を設け、前記挟持アームの先端側に、前記曲面に連続する平面を設け、前記矯正体の退避時に前記カール形成曲面に巻き付いた毛髪が該カール形成曲面から直線的に延びて前記曲面又は前記平面に接するようにしたため、対向配置され進退可能な矯正体によって毛髪を的確に挟持矯正し、カールの癖付けも的確に行うことができる。
【００２２】
請求項４の発明では、請求項１〜３のいずれかの発明の効果に加え、前記平面は、前記矯正面に直交しており、当該平面と前記カール形成曲面とは、毛髪挿通方向での間隔が近接しているため、巻き付けによって毛髪に与えられた張力を前記曲面又は前記平面を滑らせることでカール形成曲面への押しつけ力としてストレートに利用することができ、カールの癖付けをより確実且つ容易に行わせることができる。
【００２３】
【発明の実施の形態】
図１〜図５は本発明の一実施形態に係るヘアーアイロンを示し、図１は一部を省略した全体斜視図、図２は分割部分を外した状態で一部を断面にした平面図、図３は側面図、図４は平面図、図５は挟持アームを開いた状態の底面図である。
【００２４】
これら図１〜図５のように、ヘアーアイロン１は、電源コード３が接続されたアイロン本体５を備えている。なお電源コード３には、例えば温度制御装置、電源プラグ等が備えられている。
【００２５】
前記アイロン本体５は、一対の挟持アーム７，９と、一対の矯正体１１，１３を備えている。前記挟持アーム７，９は、例えば線膨張係数8.8×１０^−５ｃｍ／ｃｍ／℃のシーポリエステル系エンジニアリングプラスチック等の樹脂製であり、基端側１５，１７が回転軸１９によって相互に回転自在に結合されている。各挟持アーム７，９の中間部には、把持部２１，２３が設けられている。この把持部２１，２３は把持しやすいように図２，図４，図５のように比較的太く形成され、基端側１５，１７とほぼ同一の太さとなっている。
【００２６】
前記把持部２１，２３には、その先端側に傾斜面で形成された力点部２５，２７が設けられている。この力点部２５，２７は、把持部２１，２３を把持したとき親指や人差し指を当てて力を加えるようにするものである。前記力点部２５，２７は、図３の側面から見ると前記把持部２１，２３全体よりも若干肥大して形成され、親指や人差し指を当てやすいようになっている。
【００２７】
前記挟持アーム７，９の先端側２９，３１は、図２，図４，図５のように、把持部２１，２３よりも相互の合わせ方向へ細く形成されている。また前記先端側２９，３１は、図３のように把持部２１，２３よりも細く形成され、把持部２１，２３に対し一側へ位置ずれして設定されている。従って、先端側２９，３１の一面３３は、把持部２１，２３の一面３５よりも一側へ突出し、両面３３，３５は傾斜面３７で段差的に連続設定されている。前記先端側２９，３１の他面３９は、前記一面３３に合わせて一側へずれて形成され、前記把持部２１，２３の中央側へ入り込んでいる。
【００２８】
かかる挟持アーム７は、中空状に形成されており、図３のように分割線４１によりそれぞれ分割部分４３ａ，４５ａ、分割部分４３ｂ，４５ｂの合わせ構造となっている。これら分割部分４３ａ，４５ａ、分割部分４３ｂ，４５ｂは、先端側２９，３１、把持部２１，２３、基端側１５，１７において締結具である例えばビス４８，４９，５１によって相互に締結結合されている。前記分割部分４３ａ，４３ｂには、先端側２９，３１において締結用の孔４７が貫通形成されている。
【００２９】
前記中空の把持部２１，２３内には、複数の補強リブ５３が設けられている。前記一方の挟持アーム７には、両アーム７，９の対向側に凸部５５が設けられ、他方の挟持アーム９には前記凸部５５が嵌合する凹部５７が設けられている。前記凸部５５は、前記凹部５７の底面に突き当たってストッパの機能を奏するようになっている。
【００３０】
こうして、前記挟持アーム７は、基端側１５，１７が相互に回転自在に結合され、中間部の把持部２１，２３の操作で先端側２９，３１が挟持動作を行う構成となっている。
【００３１】
前記挟持アーム７，９の先端側２９，３１の断面は、図３のＳＡ−ＳＡ矢視の拡大断面で示す図６のようになっている。また図７は、先端側２９，３１において分割部分４３ａ，４３ｂを取り外し、矯正体１１，１３を断面にして示した要部拡大平面図である。なお、以下の説明では挟持アーム７，９の先端側２９，３１が対称形状となっているため先端側２９を主に説明し、他方の先端側３１は先端側２９の説明を参照する。
【００３２】
前記先端側２９は、図６，図７のように内部に芯材８３を収容する平坦な縦壁面５９，６１及び平坦な底壁面６３を備えている。なお、先端側３１には対称形状の芯材８５が収容されるように、前記平坦な縦壁面５９，６１及び平坦な底壁面６３と同様な面が形成されている。また先端側２９には、前記矯正体１１を他方側に対し進退自在となるように可動支持する矯正体支持穴６５が設けられている。この矯正体支持穴６５に、前記矯正体１１が可動支持されている。
【００３３】
従って、前記矯正体１１，１３は、前記挟持アーム７，９の先端側２９，３１に対向配置され、前記挟持アーム７，９の挟持動作で毛髪を加温しながら挟持矯正する構成となっている。
【００３４】
前記矯正体１１は、熱板６７と、セラミックヒータ６９と、マグネットプレート７１と、第１ばね７３と、第２ばね７５とからなっている。
【００３５】
前記熱板６７は、アルミ等の軽量で熱伝導率の高い材料により対向側から見て矩形板状に形成され、表面がフッ素コーティングされている。前記熱板６７の背後には、収容部７７が一体に設けられ、前記矯正体支持穴６５に対し可動支持され、他方側である矯正体１３に対し進退自在となっている。このような進退自在な支持は、矯正体１３においても同様である。
【００３６】
前記収容部７７の上下壁には、係合片部７９，８１が設けられ、前記熱板６７の一定以上の突出移動を規制するようになっている。前記セラミックヒータ６９、マグネットプレート７１、第１ばね７３は、前記収容部７７内に収容されている。
【００３７】
前記セラミックヒータ６９は、矩形板状を呈し、最高温度約１８０°まで発熱し、前記熱板６７に熱伝導を行うもので、前記電源コード３側に電気的に接続されている。
【００３８】
前記マグネットプレート７１は、１５０００ガウスのネオジウム磁石等により矩形板状に形成され、両矯正体１１，１３相互でＳ極又はＮ極が対峙するように配置されている。
【００３９】
前記第１ばね７３は、板ばねで形成され、前記マグネットプレート７１を収容部７７内で熱板６７背面方向に付勢しセラミックヒータ６９を熱板６７の背面に密着させると共に、マグネットプレート７１を安定支持している。
【００４０】
前記第２ばね７５は、前記収容部７７の後端に支持され、この第２ばね７５は、前記矯正体１１，１３を付勢して矯正体１１，１３相互による挟持状態を弾性的に調節する付勢手段を構成している。前記第２ばね７５は、板ばねで形成され、両端部７５ａ，７５ｂが傾斜設定され、端縁が前記分割部分４３ａ側の突起部に図７左右方向（長手方向）で係合している。
【００４１】
ここで、前記矯正体１１，１３と前記挟持アーム７，９との関係を図８を用いてさらに説明する。この図８は熱板退避状態でのカール形成曲面と挟持アームの巻付面との関係を示す要部拡大断面図である。なお、図８では矯正体１１と挟持アーム７との関係において主に説明し、矯正体１３と挟持アーム９との関係は矯正体１１と挟持アーム７との関係での説明を参照する。
【００４２】
前記矯正体１１の熱板６７には、平坦な矯正面８７が設けられている。但し、この矯正面８７は、平坦なものに限らず、湾曲面、Ｓ曲面など種々設定することができる。なお、前記矯正体１３にも、前記矯正面８７と同様な矯正面が形成されており、相互に対向している。
【００４３】
前記熱板６７には、その毛髪挿通方向端縁（図８の上下方向端縁）の双方に、該熱板６７の厚み方向に湾曲したカール形成曲面８９、９１が設けられている。カール形成曲面８９，９１は、熱板６７の厚み方向の全体に渡って形成され、１／４円弧を呈している。
【００４４】
前記挟持アーム７先端側２９の毛髪挿通方向端縁の双方に、毛髪を巻き付ける曲面又は平面の巻付面として前記両面３３，３９が各別に設けられている。前記カール形成曲面８９，９１と巻付面３３、３９との関係により両カール形成曲面８９，９１に対する毛髪の巻き付き程度を変え、バリエーションの異なったカールの癖付けを容易に行うようにしている。
【００４５】
前記巻付面３３，３９は、前記熱板６７の背面から前記カール形成曲面８９，９１と同方向へ湾曲した曲面９９，９７を有している。曲面９７は、曲面９９よりも大きな半径の円弧で形成されている。
【００４６】
前記巻付面３９は、前記曲面９７に連続して平面１０１を有している。この平面１０１は、前記矯正面８７と直行するように形成されている。前記巻付面３３の平面１０１と前記カール形成曲面８９とは、毛髪挿通方向での突出位置が近接している。前記巻付面３３は、前記矯正面８７に対する反対側に前記平面１０１に連続する巻取曲面１０３を備えている。
【００４７】
前記巻付面３９は、前記曲面９９に連続してさらに大きな曲率半径の曲面として巻取ガイド面１０５を有している。
【００４８】
前記矯正体１１は、前記のように進退可能となるように支持され、第２ばね７５により付勢されているため、図８の矯正体１１の退避時に前記何れかのカール形成曲面８９，９１に巻き付いた毛髪が該カール形成曲面８９，９１から直線的に延びて前記対応する巻付面３９，３３の曲面９７，９９に接するようになっている。巻付面３９側では、前記直線的に延びた毛髪が平面１０１にそのまま接するように設定することもできる。
【００４９】
また上記構成により、前記熱板８７の毛髪挿通方向端縁の少なくとも一方に、該熱板８７の厚み方向に湾曲したカール形成曲面８９を設け、前記挟持アーム７先端側２９の毛髪挿通方向端縁の少なくとも一方に、前記毛髪を巻き付ける曲面９７又は平面を有する巻付面３９を設け、前記カール形成曲面８９に巻き付いた毛髪が該カール形成曲面８９から直線的に延びて前記巻付面３９の曲面９７又は平面に接する構成となっている。
【００５０】
さらに、前記矯正体１１の図８の退避時に前記カール形成曲面８９に巻き付いた毛髪が該カール形成曲面８９から直線的に延びて前記巻付面３９の曲面９７又は平面に接する構成となっている。
【００５１】
次に、前記ヘアーアイロン１を用いて癖毛を伸ばしたり人工的なパーマネントウェーブを直す場合について説明する。
【００５２】
まず、前記ヘアーアイロン１の使用時には、まず毛髪に第一剤、すなわちチオグリコール酸やシステイン等のメルカプト化合物（還元剤）を主剤とする水溶液にアンモニア、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン等の塩基性物質を加えてｐＨ６〜１０に調整した液剤を塗布する。この塗布により、毛髪中のケラチン蛋白質に含まれているシスチンのジスルフィド結合が還元されてメルカプト基として切断され、その後、毛髪を水洗し、順次ドライヤ等で乾燥させた後、１４０〜１８０℃に加熱したヘアーアイロン１によりこの髪を直毛に整える。
【００５３】
具体的には、挟持アーム７，９の把持部２１，２３を把持し、力点部２５，２７に親指と人差し指を当てるなどして力を加え、矯正体１１，１３の熱板６７間で毛髪を挟み込む。その後、その状態を維持して挟持アーム７，９を毛先へと滑らせる。これにより、セラミックヒータ６９により熱せられた熱板６７間で挟まれた毛髪が加熱されながら伸ばされる。
【００５４】
このとき毛髪はＳ極を対峙させたマグネットプレート７１間を所定の速度で移動するため、フレミングの右手の法則により還元エネルギが発生する。このエネルギは磁極の電子が右回転するマグネットプレート７１のＳ極から発生し、第一液の還元作用を促進させることになる。しかも、毛髪の表層部を形成するキューティクルを閉じる働きもする。キューティクルが閉じると、紫外線が毛髪の内部に入り込もうとするのを遮断し、毛髪が紫外線により損傷するのを防ぐことができる。
【００５５】
またこの還元のエネルギにより、第一液の水のクラスタが小さくなる。このクラスタが小さくなることで、第一液の毛髪への浸透性が高まる。よって、さらに第一液の還元作用が促進される。その結果、毛髪が損傷する恐れを伴う施術時間を短くすることができ、毛髪の傷みも抑制することができる。
【００５６】
なお、その後頭髪に臭素酸ナトリウム、過酸化水素等の酸化剤の水溶液からなる第二液を塗布し、この結果、メルカプト基を酸化して毛髪に新たなジスルフィド結合を生成させ、この直毛状態を固定化することができる。
【００５７】
次に、ヘアーアイロン１によってパーマネントウェーブをかける場合について説明する。
【００５８】
前記矯正体１１，１３による毛髪の狭持動作は前記と同様である。そして、パーマネントウェーブをかける場は、カール形成曲面８９又は９１に毛髪を押し付ける。従って、前記矯正体１１，１３により毛髪を狭持したままアイロン本体５を回転させ、先端側２９又は３１へ毛髪を巻き付ける。
【００５９】
これにより、例えば熱板６７の一方のカール矯正曲面８９に毛髪が巻き付けられると、毛髪は図８で示すカール形成曲面８９の始点Ｐから巻き付きが開始され、カール形成曲面８９の終点Ｑまで巻き付く状態となる。
【００６０】
前記カール形成曲面８９の終点Ｑから毛髪は直線的に延び、巻付面３９の曲面９７の平面１０１側の点Ｒで接する。点Ｒで巻付面３９に接した毛髪は平面１０１、巻取曲面１０３へと順次巻き付く。
【００６１】
従って、カールの癖付けを行うときは毛髪がカール形成曲面８９に十分に接することにより、十分なカールの癖付けを行うことができる。しかも、狭持アーム７への巻き付けによって毛髪に張力を与え、毛髪をカール形成曲面８９に押し付けようとするとき、毛髪を狭持アーム７側の巻付面３９の曲面９７及び平面１０１で容易に滑らせることができる。従って、巻き付けによって毛髪に与えた張力をカール形成曲面８９への押し付けに有効に利用することができ、十分なカールの癖付けを行うことができる。
【００６２】
前記平面１０１は、前記矯正面８７に直交し、この平面１０１と前記カール形成曲面８９とは、毛髪挿通方向での突出位置が近接しているため、巻き付けによって毛髪に与えられた張力を巻付面３９の平面１０１をより円滑に滑らせることでカール形成曲面８９への押しつけ力としてストレートに利用することができ、カールの癖付けをより確実且つ容易に行わせることができる。
【００６３】
前記毛髪のカール形成曲面８９への押しつけ力は、巻取曲面１０３へ巻き取ることで発生させることができ、平面１０１が長く巻取曲面１０３とカール形成曲面８９との間隔を大きくしているため、狭持アーム７の回転により毛髪にカール形成曲面８９に対する比較的大きな押し付け力を与えることができ、かかる点からもカールの癖付けをより確実且つ容易に行わせることができる。
【００６４】
次に、熱板６７の他方のカール矯正曲面９１に毛髪が巻き付けられると、毛髪は図８で示すカール形成曲面９１の始点Ｐ１から巻き付きが開始され、カール形成曲面９１の中間点Ｑ１まで巻き付く状態となる。
【００６５】
前記カール形成曲面９１の中間点Ｑ１から毛髪は直線的に延び、巻付面３３の曲面９９の点Ｒ１で接する。点Ｒ１で巻付面３３の曲面９９に接した毛髪は巻取ガイド面１０５へと順次巻き付く。
【００６６】
従って、カール形成曲面９１によってカールの癖付けを行うときは毛髪がカール形成曲面９１の湾曲の中間点まで接することにより、カール形成曲８９でのカールよりも緩いカールの癖付けを行うことができる。すなわち、前記両カール形成曲面８９，９１に対する前記毛髪の巻き付き程度を変えたため、バリエーションの異なったカールの癖付けを容易に行うことができる。
【００６７】
しかも、狭持アーム７への巻き付けによって毛髪に張力を与え、毛髪をカール形成曲面９１に押し付けようとするとき、毛髪を狭持アーム７側の巻付面３３の曲面９９及び巻取ガイド面１０５で容易に滑らせることができる。従って、巻き付けによって毛髪に与えた張力をカール形成曲面９１への押し付けに有効に利用することができ、カールの癖付けを確実に行うことができる。
【００６８】
さらに本実施形態では、熱板６７のカール形成曲面８９，９１が狭持アーム７，９の毛髪挿通方向端縁である巻付面３３，３９よりも突出はしていないので、施術持に熱板６７が被施術者等に触れるのを抑制することができる。
【００６９】
但し、熱板６７を、狭持アーム７，９の毛髪挿通方向端縁である巻付面３３，３９よりも突出させる構成にすることもできる。図９は、変形例の実施形態に係り、熱板退避状態でのカール形成曲面と挟持アームの巻付面との関係を示す要部拡大断面図である。なお、基本的な構成は上記実施形態と同様であり、対応する構成部分には同符号を付して説明する。
【００７０】
図９のように、熱板６７Ａには、その毛髪挿通方向端縁（図９の上下方向端縁）の一方又は双方に、該熱板６７Ａの厚み方向に湾曲したカール形成曲面１０７が設けられている。このカール形成曲面１０７は、狭持アーム７Ａの毛髪挿通方向端縁よりも突出している。このカール形成曲面１０７は、熱板６７Ａの厚み方向の全体に渡って形成され、１／２円弧を呈している。
【００７１】
前記カール形成曲面１０７に対応して挟持アーム７Ａ先端側２９Ａの毛髪挿通方向端縁に、毛髪を巻き付ける曲面又は平面の巻付面として面３３Ａが設けられている。
【００７２】
前記巻付面３３Ａは、前記カール形成曲面１０７と同方向へ湾曲した曲面９９Ａを有している。前記巻付面３３Ａは、前記曲面９９Ａに連続して平面１０９を有している。この平面１０９は、前記矯正面８７に対し鋭角に設定されている。前記巻付面３３Ａは、前記矯正面８７に対する反対側に前記平面１０９に連続する巻取曲面を備えている。
【００７３】
前記熱板６７Ａのカール形成曲面１０７に毛髪が巻き付けられると、毛髪は図９で示すカール形成曲面１０７の始点Ｐ２から巻き付きが開始され、カール形成曲面１０７の他側の点Ｑ２まで巻き付く状態となる。
【００７４】
前記カール形成曲面１０７の点Ｑ２から毛髪は直線的に延び、巻付面３３Ａの平面１０９上の点Ｒ２で接する。点Ｒ２で巻付面３３Ａに接した毛髪は平面１０９へと順次巻き付く。
【００７５】
従って、カール形成曲面１０７によってカールの癖付けを行うときは毛髪がカール形成曲面１０７の１／４円弧以上に接することができ、前記カール形成曲面８９、９１でのカールよりもさらに急峻なカールの癖付けを行うことができる。また、前記両カール形成曲面８９，９１と組み合わせることにより、バリエーションの異なったカールの癖付けを容易に行うことができる。
【００７６】
しかも、狭持アーム７Ａへの巻き付けによって毛髪に張力を与え、毛髪をカール形成曲面１０７に押し付けようとするとき、毛髪を狭持アーム７Ａ側の巻付面３３Ａの平面１０９で容易に滑らせることができる。従って、巻き付けによって毛髪に与えた張力をカール形成曲面１０７への押し付けに有効に利用することができ、カールの癖付けを確実に行うことができる。
【００７７】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、矯正体１１，１３の一方又は双方を、先端側２９，３１に対し移動できない固定式にすることも可能である。マグネットプレート７１、第１ばね７３等は省略することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るヘアーアイロンの斜視図である。
【図２】一実施形態に係り、分割部分を外した状態の平面図である。
【図３】一実施形態に係り、側面図である。
【図４】一実施形態に係る平面図である。
【図５】一実施形態に係り、挟持アームを開いた状態の底面図である。
【図６】一実施形態に係り、図３のＳＡ−ＳＡ矢視拡大断面図である。
【図７】一実施形態に係り、分割部分を外した状態の先端側の要部拡大平面図である。
【図８】一実施形態に係り、熱板退避状態でのカール形成曲面と挟持アームの巻付面との関係を示す要部拡大断面図である。
【図９】変形例の実施形態に係り、熱板退避状態でのカール形成曲面と挟持アームの巻付面との関係を示す要部拡大断面図である。
【図１０】従来例に係り、（ａ）はヘアーアイロンの全体構成図、（ｂ）は内部を示す断面図である。
【符号の説明】
１ヘアーアイロン
７，９挟持アーム
１１，１３矯正体
１５，１７基端側
２１，２３把持部
２９，３１先端側
６７，６７Ａ熱板
７５第２ばね（付勢手段）
８７矯正面
８９，９１，１０７カール形成曲面
３３，３９，３３Ａ巻付面
９７，９９曲面
１０１，１０９平面
１０３巻取曲面
１０５巻取ガイド面（曲面）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hair iron used for applying a straight permanent or a permanent wave to hair.
[0002]
[Prior art]
An example of a conventional hair iron is shown in FIG. 10 (see Japanese Patent Laid-Open No. 2000-166634). Fig.10 (a) is a whole block diagram of a hair iron, FIG.10 (b) is sectional drawing which shows an inside.
[0003]
As shown in FIG. 10, a conventional hair iron 201 has a power cord 205 connected to an iron body 203, a temperature control device connected to an intermediate portion of the power cord 205, and a power plug attached to an end portion. It is.
[0004]
The iron body 203 includes a pair of resin sandwiching arms 207 and 209. The clamping arms 207 and 209 are coupled to the base end sides 211 and 213 so as to be rotatable with each other, and the correctors 219 and 221 are disposed opposite to the distal end sides 215 and 217, respectively.
[0005]
Then, the power plug is inserted into an outlet, and the correctors 219 and 221 are heated by the temperature control device, and are slid against the hair while sandwiching the hair by the clamping operation of the correctors 219 and 221. The hair is pinched and corrected by applying a heating action due to heat generation.
[0006]
Therefore, by using such a hair iron, natural eyelashes can be stretched or an artificial permanent wave can be corrected.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the conventional hair iron 201 as described above is for performing eyelash stretching and the like, and it has not been considered to apply a permanent wave or the like by curling the curl. For this reason, it has been impossible to perform curling with the conventional hair iron 201.
[0008]
That is, even if the hair 223 is wound from the straightened body 219 (221) to the holding arm 207 as shown in FIG. 10B to curl the curl with the conventional hair iron 201, the straightened body 219 (221) is wound. The hair 223 was not sufficiently wound. For this reason, when the curl is brazed, the correction pair 219 (221) that performs brazing by heating cannot be fully utilized, and as a result, curling cannot be performed.
[0009]
Further, the hair 223 extending linearly from the straightening pair 219 is hooked on the corner 225 of the holding arm 207. For this reason, when applying tension T to the hair 223 by wrapping around the holding arm 207 and trying to press the hair 223 against the straightening body 219, the corner 225 becomes an obstacle and the tension T is transmitted to the straightening body 219 side. There was no problem. Therefore, pressing of the hair 223 against the straightened body 219 is insufficient, and sufficient curling of the curl cannot be performed from this point.
[0010]
An object of the present invention is to provide a hair iron capable of sufficiently curling a curl.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a sandwiching arm in which the base end sides are coupled to each other so as to be rotatable and the distal end side performs a sandwiching operation by gripping operation of the intermediate gripping portion, and is disposed opposite to the distal end side of the sandwiching arm and A hair iron comprising a straightening body for correcting pinching while warming hair, wherein the straightening body comprises a hot plate having straightening surfaces facing each other, and at least a hair insertion direction edge of the hot plate On one side, a curl-forming curved surface that is curved in the thickness direction of the hot plate is provided, and at least one of the hair insertion direction edges on the front end side of the clamping arm Curved surface Provided, The back surface of the hot plate is opposed to the curved surface on the tip side of the sandwiching arm. It is characterized by that.
[0012]
The invention of claim 2 The hair iron according to claim 1, wherein the curl-formed curved surface is provided on both ends of the hot plate in the hair insertion direction, and the curved surface is provided on both ends of the hair insertion direction on the front end side of the holding arm, Either one of the back surfaces of the hot plate was opposed to the curved surface on the front end side of the sandwiching arm, and the degree of wrapping of the hair with respect to the both curl forming curved surfaces was changed. It is characterized by that.
[0013]
The invention of claim 3 Claim 1 or 2 The hair iron according to claim 1, wherein at least one of the correction bodies is supported by the sandwiching arm so as to be able to advance and retreat with respect to the other side, and the correction body is biased to the sandwiching arm so An urging means for elastically adjusting the clamping state is provided, A flat surface continuous to the curved surface is provided on the distal end side of the sandwiching arm, When the straightened body is retracted, the hair wound around the curl forming curved surface extends linearly from the curl forming curved surface. The curved surface or the plane It is characterized by touching.
[0015]
Claim 4 The invention of It is a hair iron in any one of Claims 1-3, Comprising: The said plane is orthogonal to the said correction surface, The space | interval in the hair penetration direction is adjoining the said plane and the said curl formation curved surface. Have It is characterized by that.
[0016]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, when the gripping portion at the intermediate portion of the sandwiching arm is gripped and operated, the proximal end sides rotate relative to each other and the distal end side performs the sandwiching operation. By this clamping operation, the hair can be clamped and corrected by the correction body disposed opposite to the distal end side of the clamping arm.
[0017]
The straightening body includes a heat plate having straightening surfaces facing each other, and a curl-formed curved surface that is curved in the thickness direction of the heat plate is provided on at least one of the hair insertion direction edges of the heat plate, At least one of the hair insertion direction edges on the tip side of the holding arm Curved surface Provided, The back surface of the hot plate is opposed to the curved surface on the tip side of the sandwiching arm. Therefore, when curling the curl, the curl can be satisfactorily brazed by the hair sufficiently contacting the curled surface.
[0018]
Moreover, when the hair is tensioned by being wound around the holding arm and the hair is pressed against the curled surface, the hair is held on the holding arm side. In the curved surface etc. Can be easily slid. Therefore, the tension applied to the hair by winding can be effectively used for pressing against the curl-formed curved surface, and sufficient curling of the curl can be performed.
[0019]
In the invention of claim 2, in addition to the same effect as that of the invention of claim 1, The curl-formed curved surface is provided on both ends of the hair plate in the hair insertion direction, the curved surface is provided on both ends of the hair insertion direction edge on the holding arm tip side, and one of the back surfaces of the hot plate is provided. In opposition to the curved surface on the tip side of the sandwiching arm, Since the degree of wrapping of the hair with respect to the both curled surfaces is changed, curling with different variations can be easily performed.
[0020]
In the invention of claim 3, Claim 1 or 2 In addition to the effects of the invention, at least one of the correction bodies is supported by the clamping arm so as to be able to advance and retreat with respect to the other side, and the correction body is urged to the clamping arm so that the correction bodies are clamped by each other. An urging means for elastically adjusting the state is provided, A flat surface continuous to the curved surface is provided on the distal end side of the sandwiching arm, When the straightened body is retracted, the hair wound around the curl forming curved surface extends linearly from the curl forming curved surface. The curved surface or the plane Since the hair is in contact with the hair, the hair is accurately pinched and straightened by a correction body that is disposed opposite to and can be advanced and retracted, and curling can be performed accurately.
[0022]
Claim 4 In the invention of Claims 1-3 In addition to the effect of any of the inventions of The plane is orthogonal to the correction surface, and the plane and the curl forming curved surface are close to each other in the hair insertion direction. Therefore, the tension applied to the hair by winding The curved surface or the plane Can be used straight as a pressing force against the curl forming curved surface, and the curling of the curl can be more reliably and easily performed.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 to 5 show a hair iron according to an embodiment of the present invention, FIG. 1 is an overall perspective view in which a part is omitted, and FIG. 2 is a plan view in which a part is sectioned in a state where a divided part is removed, 3 is a side view, FIG. 4 is a plan view, and FIG. 5 is a bottom view in a state in which the holding arm is opened.
[0024]
As shown in FIGS. 1 to 5, the hair iron 1 includes an iron body 5 to which a power cord 3 is connected. The power cord 3 is provided with, for example, a temperature control device, a power plug, and the like.
[0025]
The iron body 5 includes a pair of sandwiching arms 7 and 9 and a pair of correction bodies 11 and 13. The clamping arms 7 and 9 have, for example, a linear expansion coefficient of 8.8 × 10 ^-5 It is made of resin such as sea polyester-based engineering plastics of cm / cm / ° C., and the base end sides 15 and 17 are coupled to each other by a rotating shaft 19 so as to be rotatable. Grip portions 21 and 23 are provided at the intermediate portions of the holding arms 7 and 9. The gripping portions 21 and 23 are formed relatively thick as shown in FIGS. 2, 4 and 5 so as to be easily gripped, and have substantially the same thickness as the base end sides 15 and 17.
[0026]
The gripping portions 21 and 23 are provided with force point portions 25 and 27 formed with inclined surfaces on the tip side. The force points 25 and 27 apply force by applying a thumb or index finger when the grips 21 and 23 are gripped. The power point portions 25 and 27 are formed slightly larger than the entire gripping portions 21 and 23 when viewed from the side surface of FIG. 3, so that the thumb or index finger can be easily applied.
[0027]
As shown in FIGS. 2, 4, and 5, the leading end sides 29 and 31 of the sandwiching arms 7 and 9 are formed to be narrower than the gripping portions 21 and 23 in the mutual alignment direction. Further, the distal end sides 29 and 31 are formed narrower than the gripping portions 21 and 23 as shown in FIG. 3, and are set so as to be displaced to one side with respect to the gripping portions 21 and 23. Accordingly, the one surface 33 of the distal end sides 29 and 31 protrudes to one side from the one surface 35 of the gripping portions 21 and 23, and the both surfaces 33 and 35 are continuously set in steps with the inclined surface 37. The other surfaces 39 of the distal end sides 29 and 31 are formed so as to be shifted to one side in accordance with the one surface 33 and enter the center side of the gripping portions 21 and 23.
[0028]
The sandwiching arm 7 is formed in a hollow shape, and has a structure in which the divided portions 43a and 45a and the divided portions 43b and 45b are combined by a dividing line 41 as shown in FIG. These divided portions 43a and 45a and divided portions 43b and 45b are fastened and joined to each other by, for example, screws 48, 49, and 51, which are fasteners, at the distal end sides 29 and 31, the gripping portions 21 and 23, and the proximal end sides 15 and 17, respectively. ing. A fastening hole 47 is formed through the split portions 43a and 43b at the distal end sides 29 and 31.
[0029]
A plurality of reinforcing ribs 53 are provided in the hollow grip portions 21 and 23. The one sandwiching arm 7 is provided with a convex portion 55 on the opposite side of both arms 7 and 9, and the other sandwiching arm 9 is provided with a concave portion 57 into which the convex portion 55 is fitted. The convex portion 55 abuts against the bottom surface of the concave portion 57 and functions as a stopper.
[0030]
Thus, the clamping arm 7 is configured such that the proximal end sides 15 and 17 are rotatably coupled to each other, and the distal end sides 29 and 31 perform a clamping operation by operation of the intermediate gripping portions 21 and 23.
[0031]
The cross sections of the tip sides 29 and 31 of the sandwiching arms 7 and 9 are as shown in FIG. 6 which is an enlarged cross section taken along the arrow SA-SA in FIG. FIG. 7 is an enlarged plan view of a main part in which the divided portions 43a and 43b are removed from the distal end sides 29 and 31, and the correction bodies 11 and 13 are shown in cross section. In the following description, since the front end sides 29 and 31 of the sandwiching arms 7 and 9 are symmetrical, the front end side 29 will be mainly described, and the other front end side 31 will refer to the description of the front end side 29.
[0032]
As shown in FIGS. 6 and 7, the distal end side 29 includes flat vertical wall surfaces 59 and 61 and a flat bottom wall surface 63 that accommodate the core material 83 therein. In addition, a surface similar to the flat vertical wall surfaces 59 and 61 and the flat bottom wall surface 63 is formed on the distal end side 31 so that the symmetrical core material 85 is accommodated. Further, the front end side 29 is provided with a correction body support hole 65 for movably supporting the correction body 11 so as to be movable forward and backward with respect to the other side. The corrector 11 is movably supported in the corrector support hole 65.
[0033]
Therefore, the straightening bodies 11 and 13 are disposed opposite to the distal end sides 29 and 31 of the sandwiching arms 7 and 9, and are configured to sandwich and correct while warming the hair by the sandwiching operation of the sandwiching arms 7 and 9. Yes.
[0034]
The correction body 11 includes a hot plate 67, a ceramic heater 69, a magnet plate 71, a first spring 73, and a second spring 75.
[0035]
The hot plate 67 is formed in a rectangular plate shape as viewed from the opposite side with a light material having high thermal conductivity such as aluminum, and the surface is coated with fluorine. A housing portion 77 is integrally provided behind the hot plate 67, is movably supported with respect to the correction body support hole 65, and is movable forward and backward with respect to the correction body 13 on the other side. Such a support that can be freely advanced and retracted is the same in the corrector 13.
[0036]
Engagement piece portions 79 and 81 are provided on the upper and lower walls of the accommodating portion 77 so as to restrict the protruding movement of the hot plate 67 beyond a certain level. The ceramic heater 69, magnet plate 71, and first spring 73 are accommodated in the accommodating portion 77.
[0037]
The ceramic heater 69 has a rectangular plate shape, generates heat up to a maximum temperature of about 180 °, conducts heat to the hot plate 67, and is electrically connected to the power cord 3 side.
[0038]
The magnet plate 71 is formed in a rectangular plate shape by a 15000 gauss neodymium magnet or the like, and is arranged so that the S poles or the N poles face each other.
[0039]
The first spring 73 is formed of a leaf spring, and urges the magnet plate 71 in the housing portion 77 toward the back of the heat plate 67 to bring the ceramic heater 69 into close contact with the back of the heat plate 67, and the magnet plate 71 Stable support.
[0040]
The second spring 75 is supported at the rear end of the accommodating portion 77, and the second spring 75 biases the correction bodies 11 and 13 to elastically adjust the clamping state between the correction bodies 11 and 13. The urging means is configured. The second spring 75 is formed of a leaf spring, and both end portions 75a and 75b are inclined, and the end edge engages with the protruding portion on the divided portion 43a side in the left-right direction (longitudinal direction) in FIG.
[0041]
Here, the relationship between the correction bodies 11 and 13 and the sandwiching arms 7 and 9 will be further described with reference to FIG. FIG. 8 is an enlarged cross-sectional view of the main part showing the relationship between the curl forming curved surface and the winding surface of the holding arm in the state where the hot plate is retracted. In FIG. 8, the relationship between the corrector 11 and the sandwiching arm 7 will be mainly described, and the relationship between the corrector 13 and the sandwiching arm 9 will be referred to the description of the relationship between the corrector 11 and the sandwiching arm 7.
[0042]
A flat correction surface 87 is provided on the hot plate 67 of the correction body 11. However, the correction surface 87 is not limited to a flat surface, and various settings such as a curved surface and an S curved surface can be set. The correction body 13 also has a correction surface similar to the correction surface 87 and faces each other.
[0043]
The hot plate 67 is provided with curl-forming curved surfaces 89 and 91 that are curved in the thickness direction of the hot plate 67 at both edges in the hair insertion direction (vertical edge in FIG. 8). The curl forming curved surfaces 89 and 91 are formed over the entire thickness direction of the hot plate 67 and present a ¼ arc.
[0044]
The both surfaces 33 and 39 are provided separately on both ends of the holding arm 7 on the leading end side 29 in the hair insertion direction as curved surfaces or flat winding surfaces around which the hair is wound. Depending on the relationship between the curl forming curved surfaces 89 and 91 and the winding surfaces 33 and 39, the degree of wrapping of the hair around the curl forming curved surfaces 89 and 91 is changed, and curling with different variations is easily performed.
[0045]
The winding surfaces 33 and 39 have curved surfaces 99 and 97 that are curved in the same direction as the curl forming curved surfaces 89 and 91 from the back surface of the hot plate 67. The curved surface 97 is formed by an arc having a larger radius than the curved surface 99.
[0046]
The winding surface 39 has a flat surface 101 continuous with the curved surface 97. The flat surface 101 is formed so as to be orthogonal to the correction surface 87. The flat surface 101 of the winding surface 33 and the curl forming curved surface 89 are close to each other in the protruding position in the hair insertion direction. The winding surface 33 includes a winding curved surface 103 continuous with the plane 101 on the opposite side to the correction surface 87.
[0047]
The winding surface 39 has a winding guide surface 105 as a curved surface having a larger radius of curvature continuously from the curved surface 99.
[0048]
Since the correction body 11 is supported so as to be able to advance and retreat as described above and is biased by the second spring 75, when the correction body 11 of FIG. The hair wound around the curling surface extends linearly from the curl-forming curved surfaces 89 and 91 so as to contact the curved surfaces 97 and 99 of the corresponding winding surfaces 39 and 33. On the winding surface 39 side, the linearly extending hair can be set so as to contact the flat surface 101 as it is.
[0049]
Further, according to the above configuration, a curl forming curved surface 89 curved in the thickness direction of the hot plate 87 is provided on at least one of the hot plate 87 in the hair insertion direction edge, and the hair insertion direction edge of the holding arm 7 distal end side 29 is provided. A curving surface 39 having a curved surface 97 or a flat surface on which the hair is wound is provided on at least one of the curled surfaces, and the hair wound around the curl-forming curved surface 89 linearly extends from the curled-forming curved surface 89 to be a curved surface of the winding surface 39. 97 or in contact with a plane.
[0050]
Further, the hair wound around the curl forming curved surface 89 when the straightening body 11 is retracted in FIG. 8 linearly extends from the curl forming curved surface 89 and comes into contact with the curved surface 97 or the flat surface of the winding surface 39. .
[0051]
Next, a case where the hair iron 1 is used to extend eyelashes or repair an artificial permanent wave will be described.
[0052]
First, when the hair iron 1 is used, a basic agent such as ammonia, monoethanolamine, triethanolamine or the like is first added to an aqueous solution mainly containing a mercapto compound (reducing agent) such as thioglycolic acid or cysteine. The liquid agent which added the substance and adjusted to pH 6-10 is apply | coated. By this application, the disulfide bond of cystine contained in the keratin protein in the hair is reduced and cleaved as a mercapto group, and then the hair is washed with water and sequentially dried with a dryer or the like, and then heated to 140 to 180 ° C. The hair iron 1 is used to straighten this hair.
[0053]
Specifically, the gripping portions 21 and 23 of the sandwiching arms 7 and 9 are gripped, a force is applied by applying a thumb and an index finger to the force application points 25 and 27, and the hair between the hot plates 67 of the correction bodies 11 and 13. Is inserted. Thereafter, the holding arms 7 and 9 are slid to the hair tips while maintaining the state. As a result, the hair sandwiched between the hot plates 67 heated by the ceramic heater 69 is stretched while being heated.
[0054]
At this time, since the hair moves at a predetermined speed between the magnet plates 71 facing the south pole, reduction energy is generated according to Fleming's right-hand rule. This energy is generated from the south pole of the magnet plate 71 in which the electrons of the magnetic pole rotate to the right, and promotes the reducing action of the first liquid. Moreover, it also serves to close the cuticle that forms the surface layer of the hair. When the cuticle is closed, ultraviolet rays can be prevented from entering the hair, and the hair can be prevented from being damaged by the ultraviolet rays.
[0055]
Further, the energy of the reduction reduces the first liquid water cluster. By reducing this cluster, the permeability of the first liquid into the hair is increased. Therefore, the reducing action of the first liquid is further promoted. As a result, it is possible to shorten the treatment time with the risk of damaging the hair, and it is possible to suppress hair damage.
[0056]
After that, a second liquid composed of an aqueous solution of an oxidizing agent such as sodium bromate and hydrogen peroxide is applied to the hair, and as a result, the mercapto group is oxidized to generate a new disulfide bond in the hair, and this straight hair state Can be immobilized.
[0057]
Next, a case where a permanent wave is applied by the hair iron 1 will be described.
[0058]
The hair clamping operation by the correction bodies 11 and 13 is the same as described above. Then, when applying a permanent wave, the hair is pressed against the curl forming curved surface 89 or 91. Therefore, the iron body 5 is rotated while the hair is held by the correction bodies 11 and 13, and the hair is wound around the distal end side 29 or 31.
[0059]
Thus, for example, when the hair is wound around one curl correction curved surface 89 of the hot plate 67, the hair starts to be wound from the start point P of the curl forming curved surface 89 shown in FIG. It becomes a state.
[0060]
The hair linearly extends from the end point Q of the curl forming curved surface 89 and contacts at the point R on the flat surface 101 side of the curved surface 97 of the winding surface 39. The hair in contact with the winding surface 39 at the point R is sequentially wound around the flat surface 101 and the winding curved surface 103.
[0061]
Therefore, when curling the curl, the hair is sufficiently in contact with the curl forming curved surface 89, so that the curl can be sufficiently curled. In addition, when the hair is tensioned by being wound around the holding arm 7 and the hair is to be pressed against the curled curved surface 89, the hair can be easily formed on the curved surface 97 and the flat surface 101 of the winding surface 39 on the holding arm 7 side. Can slide. Therefore, the tension applied to the hair by winding can be used effectively for pressing against the curl forming curved surface 89, and sufficient curling of the curl can be performed.
[0062]
The flat surface 101 is orthogonal to the straightening surface 87, and the flat surface 101 and the curl-forming curved surface 89 are close to each other in the hair insertion direction, so that the tension applied to the hair by winding is wound. By smoothly sliding the flat surface 101 of the surface 39, it can be used straight as a pressing force against the curl forming curved surface 89, and curling of the curl can be performed more reliably and easily.
[0063]
The pressing force of the hair against the curl-forming curved surface 89 can be generated by winding the curled surface to the winding curved surface 103, and the distance between the winding curved surface 103 and the curl-forming curved surface 89 is increased because the flat surface 101 is long. The rotation of the holding arm 7 can give the hair a relatively large pressing force against the curl-forming curved surface 89, and from this point, the curling of the curl can be performed more reliably and easily.
[0064]
Next, when the hair is wound around the other curl correction curved surface 91 of the hot plate 67, the hair starts to be wound from the start point P1 of the curl forming curved surface 91 shown in FIG. It becomes a state.
[0065]
The hair linearly extends from the intermediate point Q1 of the curl forming curved surface 91, and touches at the point R1 of the curved surface 99 of the winding surface 33. The hair in contact with the curved surface 99 of the winding surface 33 at the point R1 is sequentially wound around the winding guide surface 105.
[0066]
Accordingly, when curling the curl by the curl forming curved surface 91, the hair touches the middle point of the curling of the curl forming curved surface 91, so that curling can be performed more loosely than the curl at the curl forming curved surface 89. . That is, since the degree of wrapping of the hair around the curl forming curved surfaces 89 and 91 is changed, curling with different variations can be easily performed.
[0067]
Moreover, when the hair is tensioned by being wound around the holding arm 7 and the hair is to be pressed against the curl forming curved surface 91, the curved surface 99 and the winding guide surface 105 of the winding surface 33 on the holding arm 7 side. Can be easily slid. Therefore, the tension applied to the hair by winding can be used effectively for pressing against the curl forming curved surface 91, and the curling of the curl can be performed reliably.
[0068]
Furthermore, in this embodiment, the curl forming curved surfaces 89 and 91 of the hot plate 67 do not protrude beyond the winding surfaces 33 and 39 which are the edges of the holding arms 7 and 9 in the hair insertion direction. It is possible to suppress the plate 67 from touching the patient.
[0069]
However, the heat plate 67 may be configured to protrude from the winding surfaces 33 and 39 that are the edges of the holding arms 7 and 9 in the hair insertion direction. FIG. 9 is an enlarged cross-sectional view of a main part showing a relationship between a curl forming curved surface and a winding surface of a sandwiching arm in a hot plate retracted state according to a modified embodiment. The basic configuration is the same as that of the above embodiment, and the corresponding components will be described with the same reference numerals.
[0070]
As shown in FIG. 9, the heat plate 67A is provided with a curl forming curved surface 107 curved in the thickness direction of the heat plate 67A at one or both of the edges in the hair insertion direction (upper and lower edges in FIG. 9). ing. The curl forming curved surface 107 protrudes from the edge of the holding arm 7A in the hair insertion direction. The curl forming curved surface 107 is formed over the entire thickness direction of the hot plate 67A and has a 1/2 arc.
[0071]
Corresponding to the curl forming curved surface 107, a surface 33A is provided as a curved surface or a flat winding surface around which hair is wound on the edge of the holding arm 7A on the distal end side 29A in the hair insertion direction.
[0072]
The winding surface 33A has a curved surface 99A curved in the same direction as the curl forming curved surface 107. The winding surface 33A has a flat surface 109 continuous with the curved surface 99A. The flat surface 109 is set at an acute angle with respect to the correction surface 87. The winding surface 33 </ b> A includes a winding curved surface that is continuous with the flat surface 109 on the opposite side to the correction surface 87.
[0073]
When the hair is wound around the curl forming curved surface 107 of the hot plate 67A, the hair starts to be wound from the start point P2 of the curl forming curved surface 107 shown in FIG. Become.
[0074]
The hair linearly extends from the point Q2 of the curl forming curved surface 107, and touches at a point R2 on the flat surface 109 of the winding surface 33A. The hair in contact with the winding surface 33A at the point R2 is sequentially wound around the flat surface 109.
[0075]
Therefore, when curling the curl by the curl forming curved surface 107, the hair can touch more than a quarter arc of the curl forming curved surface 107, and the curl is sharper than the curl on the curl forming curved surfaces 89 and 91. A brazing can be performed. Further, by combining with both the curl forming curved surfaces 89 and 91, curling with different variations can be easily performed.
[0076]
Moreover, when the hair is tensioned by being wound around the holding arm 7A and the hair is to be pressed against the curled surface 107, the hair is easily slid on the flat surface 109 of the winding surface 33A on the holding arm 7A side. Can do. Therefore, the tension applied to the hair by winding can be effectively used for pressing against the curl forming curved surface 107, and the curling of the curl can be performed reliably.
[0077]
The present invention is not limited to the above embodiment. For example, one or both of the correction bodies 11 and 13 may be fixed so that they cannot move with respect to the distal end sides 29 and 31. The magnet plate 71, the first spring 73, and the like can be omitted.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a hair iron according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a state in which a divided portion is removed according to the embodiment;
FIG. 3 is a side view according to one embodiment.
FIG. 4 is a plan view according to one embodiment.
FIG. 5 is a bottom view showing a state where a holding arm is opened according to the embodiment;
6 is an enlarged cross-sectional view taken along arrow SA-SA in FIG. 3 according to one embodiment.
FIG. 7 is an enlarged plan view of a main part on the distal end side in a state where a divided portion is removed according to the embodiment;
FIG. 8 is an enlarged cross-sectional view of a main part illustrating a relationship between a curl forming curved surface and a winding surface of a sandwiching arm in a retracted state of a hot plate according to one embodiment.
FIG. 9 is an enlarged cross-sectional view of a main part showing a relationship between a curl forming curved surface and a winding surface of a holding arm in a hot plate retracted state according to a modified embodiment;
10A and 10B are related to a conventional example, and FIG. 10A is an overall configuration diagram of a hair iron, and FIG.
[Explanation of symbols]
1 Hair iron
7, 9 Clamping arm
11,13 Orthodontic body
15, 17 Base side
21, 23 Grip part
29, 31 Tip side
67,67A Hot plate
75 Second spring (biasing means)
87 Straightening surface
89, 91, 107 Curled surface
33, 39, 33A Winding surface
97,99 curved surface
101,109 plane
103 Winding surface
105 Winding guide surface (curved surface)

Claims

A clamping arm whose proximal ends are coupled to each other in a rotatable manner, and the distal end side performs a clamping operation by a gripping operation of the gripping portion of the intermediate portion;
In a hair iron provided with a correction body arranged to be opposed to the front end side of the holding arm and correcting the pinching while heating the hair in the holding operation,
The correction body comprises a hot plate having correction surfaces facing each other,
At least one of the hair insertion direction edges of the hot plate is provided with a curl forming curved surface curved in the thickness direction of the hot plate,
A curved surface is provided on at least one of the hair insertion direction edges on the front end side of the sandwiching arm,
A hair iron , wherein a back surface of the hot plate is opposed to a curved surface on a front end side of the holding arm .

The hair iron according to claim 1,
The curl forming curved surface is provided on both edges of the hot plate in the hair insertion direction,
The curved surface is provided on both ends of the hair insertion direction on the front end side of the holding arm,
A hair iron , wherein any one of the back surfaces of the hot plate is opposed to the curved surface on the front end side of the sandwiching arm, and the degree of wrapping of the hair around the curled curved surfaces is changed .

A hair iron according to claim 1 or 2 ,
At least one of the correction bodies is supported by the sandwiching arm so as to be able to advance and retreat with respect to the other side,
The clamping arm is provided with a biasing means that biases the correction body and elastically adjusts the clamping state between the correction bodies,
A flat surface continuous to the curved surface is provided on the distal end side of the sandwiching arm,
A hair iron, wherein hair curled around the curl-formed curved surface when the straightened body is retracted extends linearly from the curl-formed curved surface and contacts the curved surface or the flat surface .

A hair iron according to any one of claims 1 to 3,
The said flat surface is orthogonal to the said correction surface, The space | interval in the hair penetration direction is adjoining the said plane and the said curl formation curved surface, The hair iron characterized by the above-mentioned.