JP4161894B2 - 同一航跡判定装置 - Google Patents

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Description

この発明は、異なる複数の航跡作成装置で作成された各航跡が、同一目標か否かを判定する同一航跡判定装置に関するものである。
従来の同一航跡判定装置においては、サンプリング毎に航跡作成装置で作成された複数の航跡に対して、各航跡の誤差共分散行列を用いたχ自乗検定を行うことにより航跡間の相関可能性を考慮し、相関可能性のある航跡を複数の同型の類と呼ばれる航跡群に分類し、各々の同型の類において航跡の組み合わせを矛盾なく抽出することにより、複数の仮説を生成する。
得られた各々の仮説に対し、サンプリング毎に得られた尤度を用いてその信頼度を計算し、最も高い信頼度があるしきい値を越えている場合にその仮説が正しいとし、全ての航跡の組み合わせを一つに決定した相関結果を得る。最も高い信頼度があるしきい値を越えていない場合、正しい仮説はないと判定し、決定を次回以降のサンプリングに持ち越す様にしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−94830号公報(実施例1、段落:0018乃至0056、図1)
従来の同一航跡判定装置では、航跡の同一性を判定するために、全ての航跡対の可能な組み合わせを仮説として生成するため、多くの航跡が密集した状態では航跡数の階乗に比例した膨大な処理負荷がかかり、当該装置の運用上、現実的でない計算時間を要していた。
さらに、従来の同一航跡判定装置は、それまでに得られた信頼度を使用せず、サンプリング毎に独立した相関判定を行うため、多くの航跡が密集した状態等においては航跡のランダム誤差成分の影響を受け易く、相関結果が毎回異なる等の確度の低い相関結果が得られる場合があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、多くの航跡が密集した状態でも、航跡対の全ての可能な組み合わせではなく、航跡対の一つ一つを仮説として生成するため、処理負荷を航跡対の数に比例した程度に抑制し、運用上妥当な処理時間で相関結果を出力することができると共に、得られた信頼度を蓄積し、多くの航跡が密集した状態等においても安定した確度の高い相関結果を得ることのできる同一航跡判定装置を得るものである。
この発明による同一航跡判定装置は、2つの航跡作成装置より転送される複数の航跡ベクトルおよび夫々の誤差を評価した誤差共分散行列からなる航跡データを記憶する航跡データ記憶器と、この航跡データ記憶器から航跡データ対を選択する航跡データ対選択器と、この航跡データ対選択器で選択された航跡対の相関可能性を判定する相関判定器と、この相関判定器で相関可能性があると判定された航跡データ対を同一航跡候補群に分類する類生成器と、この類生成器で算出された各々の類に属する航跡データ対が同一目標である可能性を示す尤度を算出する尤度算出器と、上記類生成器で生成された各々の同一航跡候補群に属する航跡データ対についての信頼度をこの尤度算出器で算出された尤度、および1サンプリング前の信頼度を用いて算出する信頼度算出器と、この信頼度算出器で算出された信頼度から各々の航跡データ対の相関性を判定する同一航跡検定器と、上記信頼度算出器で1サンプリング前に算出された航跡データ対毎の信頼度を記憶し、上記信頼度算出器に出力する信頼度記憶器とを備えたものである。
この発明は、全ての航跡対の可能な組み合わせを生成することなく、処理負荷を航跡対の数に比例した程度に抑制し、かつ、過去に得られた信頼度を使用することにより、多くの航跡が密集した状態等においても、運用上妥当な処理時間内で、安定した確度の高い相関結果を装置の運用者に提供することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における同一目標判定装置を示すものである。図1において、レーダ等に付随した第1の航跡作成装置1及び第2の航跡作成装置2の出力(航跡ベクトル、及び航跡ベクトルの誤差共分散行列)は、同一航跡判定装置3に入力され、同一航跡判定装置3はその入力から、同一の目標から得られた航跡データの対(航跡対)を抽出する。また、同一航跡判定装置3の出力(同一の目標から得られた航跡対)は同一航跡表示装置4に入力され、装置の使用者に対して表示を行う。
次に、同一航跡判定装置3の内部について説明する。第1の航跡作成装置1及び第2の航跡作成装置2の出力は、航跡データ記憶器5に入力され、あるサンプリング時刻tkでの航跡データが全て記憶される。
航跡データ対選択器6では、航跡データ記憶器5に記憶された第1の航跡作成装置1の航跡T1 k(i’)と第2の航跡作成装置2の航跡T2 k(j’)の組み合わせを航跡対として、1つ1つ選択し、相関判定器7に出力する。ただし、i’=1、2、…、Mall、Mall:航跡データ記憶器に記憶されている第1の航跡作成装置の全航跡数、j’=1、2、…、Nall、Nall:航跡データ記憶器に記憶されている第1の航跡作成装置の全航跡数である。
相関判定器7では、入力された航跡対{T1 k(i’)、T2 k(j’)}の航跡ベクトルから相関可能性を判定し、類生成器8に出力する。
類生成器8では、入力された航跡対毎の相関可能性から、航跡データ記憶器5に記憶されている航跡の集合{T1 k(i’)}と{T2 k(j’)}を同一航跡候補群の集合{Xl k}に分類し、類Xl kに含まれる第1の航跡作成装置1の航跡{T1,l k(i)}と第2の航跡作成装置2の航跡{T2,l k(j)}とともに、尤度算出器9に出力する。ただし、l=1、2、…、NΩ、NΩ:同一航跡候補群の総数、i=1、2、…、Ml、Ml:Xl kに含まれる第1の航跡作成装置の航跡数、j=1、2、…、Nl、Nl:Xl kに含まれる第2の航跡作成装置の航跡数である。
尤度算出器9では、入力された同一航跡候補群Xl kに含まれる各々の航跡対{T1,l k(i)、T2,l k(j)}の尤度{gl k(i,j)}を航跡ベクトルの差分、及び航跡ベクトルの誤差共分散を用いて算出し、信頼度算出器10に出力する。
信頼度算出器10では、尤度算出器9から入力された尤度{gl k(i,j)}と信頼度記憶器11に記憶されている前回のサンプリング時刻tk-1における信頼度{βl k-1(i,j)}を用いて、各々の航跡対の組み合わせ{T1,l k(i)、T2,l k(j)}の信頼度{βl k(i,j)}を算出し、信頼度記憶器11及び同一航跡検定器12に出力する。
信頼度記憶器11では、信頼度算出器10から入力される航跡対{T1,l k(i)、T2,l k(j)}の信頼度{βl k(i,j)}を記憶する。
同一航跡検定器12では、信頼度算出器10から入力される航跡対{T1,l k(i)、T2,l k(j)}の信頼度{βl k(i,j)}の値により、当該の航跡対が同一目標から得られたものか否かを判定し、同一目標から得られたものである場合、同一航跡表示装置4へ同一目標であるという判定結果を出力する。
以上が実施の形態1の構成である。
図2は、図1の実施の形態1の同一航跡判定装置の動作を説明するフローチャートである。
図2のステップST1(以下、ST1と呼ぶ)において、航跡データ記憶器5では、あるサンプリング時刻tkでの第1の航跡作成装置1及び第2の航跡作成装置2からの航跡データ(位置、速度からなる航跡ベクトルTl k(i)、T2 k(j)及び各航跡の誤差共分散行列Pl k(i)、P2 k(j))が全て記憶される。
次いで、ST2において、航跡データ対選択器6により航跡データ記憶器5から選択された航跡対{T1 k(i)、T2 k(j)}が相関判定器7に入力され、数1、数2及び数3を同時に満たす場合、相関可能性ありと判定する。
Figure 0004161894
Figure 0004161894
Figure 0004161894
ただし、{x1 k(i)、y1 k(i)、z1 k(i)}:航跡ベクトルT1 k(i)の位置成分、{vx1 k(i)、vy1 k(i)、vz1 k(i)}:航跡ベクトルT1 k(i)の速度成分、{x2 k(j)、y2 k(j)、z2 k(j)}:航跡ベクトルT2 k(j)の位置成分、{vx2 k(j)、vy2 k(j)、vz2 k(j)}:航跡ベクトルT2 k(j)の速度成分、θk(i,j):航跡ベクトルT1 k(i)と航跡ベクトルT2 k(j)の進行方向の角度差、dp:実験的に決定する位置の差のしきい値、dv:実験的に決定する速度の差のしきい値、θa:実験的に決定する進行方向の角度差のしきい値である。
次いで、ST3において、類生成器8では、相関判定器7で算出された相関可能性及び数4〜数6により同一航跡候補群算出し、尤度算出器9に出力する。
同一航跡候補群の算出方法は、以下の通りである。
第1の航跡作成装置1で作成された航跡Tl k(i)とTl k(m)が第2の航跡作成装置2で作成されたT2 k(j)と相関可能性がある場合、航跡T1 k(i)とT1 k(m)を類似航跡と呼び、数4と書く。ただし、i=1、2、…、Mlのいずれかの値、m:iと異なる1、2、…、Mlのいずれかの値、j=1、2、…、Nlのいずれかの値である。
Figure 0004161894
第1の航跡作成装置1の航跡が数5の関係にある時、T1 k(i)とT1 k(m)は同値関係にあるといい、数6と書く。同値関係にある航跡群を類と呼び、第2の航跡作成装置1の類X1 kのある航跡と第2の航跡作成装置2の類X1 kのある航跡に相関可能性がある場合、類X1 kと類X2 kは同一航跡候補群Xl kと呼ぶ。
Figure 0004161894
Figure 0004161894
次いで、ST4において、尤度算出器9では、類生成器8で算出された同一航跡候補群Xl kに含まれる航跡対{T1,l k(i)、T2,l k(j)}の尤度gl k(i,j)を数7により算出し、数10の尤度行列XGl kとして信頼度算出器10に出力する。
尤度算出式は、以下の通りである。
Figure 0004161894
ただし、f(T1,l k(i)-T2,l k(j)、P1,l k(i)、P2,l k(j)):航跡対{T1,l k(i)、T2,l k(j)}の一致の度合いを表す尤度関数、P1,l k(i):T1,l k(i)の誤差共分散行列、P2,l k(j):T2,l k(j)の誤差共分散行列である。
具体的な尤度算出式の例として、数8のχ自乗分布関数を用いる方法や、数9のχ自乗分布関数の対数の逆数を用いる方法がある。
Figure 0004161894
Figure 0004161894
ただし、{T1,l k(i)-T2,l k(j)}T:{T1,l k(i)-T2,l k(j)}の転置行列、|P1,l k(i)+P1,l k(j)|:P1,l k(i)+P1,l k(j)の行列式、n:航跡T1,l k(i)、T2,l k(j)の次元数を示す。
尤度行列XGl kは、以下の通りである。
Figure 0004161894
ただし、M:類Xl kに含まれる第1の航跡作成装置1の航跡数、N:類Xl kに含まれる第2の航跡作成装置2の航跡数である。
次いで、ST5において、信頼度算出器10では、尤度算出器9で算出された数10の尤度行列XGl k、及び信頼度記憶器11に保持されている時刻tk-1における数11の類Xl kの信頼度行列XBl k-1を入力し、数12〜数13により時刻tkにおける航跡対{T1,l k(i)、T2,l k(j)}の信頼度βl k(i、j)を全てのM×N{(類Xl kに含まれる第1の航跡作成装置1の航跡数)×(類Xl kに含まれる第2の航跡作成装置2の航跡数)}の行列要素について算出し、数14の信頼度行列XBl kを信頼度記憶器11に記憶させ、同一航跡検定器12に出力する。
信頼度行列XBl k-1は、以下の通りである。
Figure 0004161894
ただし、時刻tkにおいて類Xl kを構成する航跡が変化した場合は、βl k-1(i、j)=βl' k-1(i、j)として信頼度行列XBl k-1を構成する。ただし、l’=(Xl kに含まれている航跡を含む時刻tk-1での類を示す指標)である。時刻tk-1においてβl k-1(i、j)が算出されていない場合には、βl k-1(i、j)=(実験的に決定されたある一定値)として用いる。
信頼度βl k(i、j)の式は、以下の数12〜数13の通りである。
まず、航跡対{T1,l k(i)、T2,l k(j)}の時刻tkにおける尤度gl k(i、j)と1サンプリング前の信頼度βl k-1(i、j)を用い、時刻tkまでに得られた尤度の積に比例する、信頼度の重みγl k(i、j)を数12により求める。
Figure 0004161894
次に、航跡対{T1,l k(i)、T2,l k(j)}は相関があるという仮説Hl k(i,j)に対して背反する仮説群{Hl’ k(i,j)}(航跡T1,l k(i)は航跡T2,l k(j’)(ただし、j’=1、2、…、Nl、j’はjと異なる)と相関がある、または航跡T2,l k(j)は航跡T1,l k(i’)(ただし、i’=1、2、…、Ml、i’はiと異なる)と相関があるという仮説の集合、l’はlと異なる指標)の信頼度の重みγl k(m、j)(ただし、m=1、2、…、Ml、iを除く)、γl k(i、n)(ただし、n=1、2、…、Nl、jを除く)を用いて時刻tkにおける信頼度の重みγl k(i、j)を規格化し、数13により時刻tkにおける信頼度βl k(i、j)を求める。
Figure 0004161894
信頼度行列XBl kは、以下の通りである。
Figure 0004161894
次いで、ST6において、同一航跡検定器12では、信頼度生成器10で算出された信頼度行列XBl kの要素βl k(i、j)に対して、数15の信頼度判定を行う。βl k(i、j)が信頼度判定の条件を満たした場合、航跡対{T1,l k(i)、T2,l k(j)}のχ自乗判定を数16を用いて行う。航跡対{T1,l k(i)、T2,l k(j)}がχ自乗判定の条件を満たした場合、その2つは同一航跡であるとして、同一航跡表示装置4に出力され、装置の使用者が確認できる。
信頼度の判定式は、以下の通りである。
Figure 0004161894
ただし、c:実験的に決められた所定の値である。
χ自乗判定の条件式は、以下の通りである。
Figure 0004161894
ただし、d:実験的に決められた所定の値である。
以上に実施の形態1の動作を示す。
実施の形態1によれば、信頼度算出器10、及び信頼度記憶器11を設けることにより、全ての航跡対の可能な組み合わせを生成することなく、処理負荷を航跡対の数に比例した程度に抑制し、かつ、過去に得られた信頼度を使用することにより、多くの航跡が密集した状態等においても、運用上、妥当な処理時間内で、安定した確度の高い相関結果を装置の運用者に提供することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、過去に得られた信頼度を使用することにより、安定した確度の高い相関結果を得ることができる。しかしながら、航跡対の信頼度は、時間の経過とともに過去に得られた信頼度の重みが大きくなるため、第1の航跡作成装置1又は第2の航跡作成装置2から入力される航跡の相関状況が変化した場合、各々の航跡対の信頼度が新しい状況を反映した信頼度となるまでに多くの時間を必要とするか、又は各々の航跡対の信頼度が新しい状況を反映することが不可能となる状況が発生する。
例えば、相関の可能性が低い航跡対の信頼度は、時間の経過とともに0に近づくため、後に当該航跡対の相関の可能性が高くなったとしても、実施の形態1ではその状況を逐次反映することができなくなる。
実施の形態2では、このような状況を避けるため、各々の航跡対の信頼度を一定範囲内に制限し、相関状況の変化に対しても適切な時間内で各々の航跡対の信頼度が反応できるようにしたものである。
図3は、この実施の形態2における同一航跡判定装置を示したものである。図3における1〜9までは実施の形態1における図1と同様のため、説明を省く。
信頼度算出器10aでは、実施の形態1の信頼度算出器10と同様に数14の信頼度行列XBl kを算出し、信頼度制限器13に出力する。
信頼度制限器13では、信頼度算出器10aから入力される航跡対の組み合わせ{T1,l k(i)、T2,l k(j)}の信頼度βl k(i,j)をある一定値内に制限し、信頼度記憶器11a及び同一航跡検定器12aへ出力する。
信頼度記憶器11aでは、信頼度制限器13から入力される信頼度行列XBl kを記憶する。
同一航跡検定器12aでは、信頼度制限器13から入力される航跡対の組み合わせ{T1,l k(i)、T2,l k(j)}の信頼度βl k(i,j)に対し、実施の形態1の同一航跡検定器12と同様の動作を行う。
図4は、実施の形態2の動作を説明するフローチャートである。
ST1〜ST4は実施の形態1と同様であるため、説明を省く。
図4のST5aにおいて、図3の信頼度算出器10aでは、実施の形態1の信頼度算出器10と同様に数14の信頼度行列XBl kを算出し、信頼度制限器13に出力する。
次いで、ST7において、信頼度制限器13では、信頼度算出器10aから入力される航跡対の組み合わせ{T1,l k(i)、T2,l k(j)}の信頼度βl k(i,j)を数17、及び数18によりある一定値内に制限し、信頼度記憶器11aに記憶させ、同一航跡検定器12aへ出力する。
信頼度βl k(i,j)の上限式は、以下の通りである。
Figure 0004161894
ただし、βupper:実験的に決定された信頼度の上限値である。
信頼度βl k(i,j)の下限式は、以下の通りである。
Figure 0004161894
ただし、βlower:実験的に決定された信頼度の下限値である。
次いで、ST6aにおいて、同一航跡検定器12aでは、信頼度制限器13から入力された信頼度行列XBl kの要素βl k(i,j)に対して、実施の形態1の同一航跡検定器12と同様の信頼度判定を行い、同一航跡を同一航跡表示装置4に出力する。
以上が実施の形態2の動作である。
実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の動作を行う信頼度算出器10a、信頼度記憶器11a、同一航跡検定器12aに信頼度制限器13を接続し、各々の航跡対の信頼度を一定範囲内に制限するようにしたため、相関状況の変化に対しても適切な時間内で各々の航跡対の信頼度が反応できるようにし、相関状況の変化に応じた相関結果を装置の運用者に提供することができる。
この発明の実施の形態1を示す同一航跡判定装置のブロック図である。 この発明の実施の形態1の動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態2を示す同一航跡判定装置のブロック図である。 この発明の実施の形態2の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 第1の航跡作成装置、2 第2の航跡作成装置、3 同一航跡判定装置、
4 同一航跡表示装置、5 航跡データ記憶器、6 航跡データ対記憶器、
7 相関判定器、8 類生成器、9 尤度算出器、10 信頼度算出器、
10a 信頼度算出器、11信頼度記憶器、11a 信頼度記憶器、
12同一航跡検定器、12a 同一航跡検定器、13信頼度制限器。

Claims (2)

  1. 異なる複数の航跡作成装置で作成された各航跡の同一性を判定する同一航跡判定装置において、
    2つの航跡作成装置より転送される複数の航跡ベクトルおよびこれら複数の航跡ベクトルの夫々の誤差を評価した誤差共分散行列からなる航跡データを記憶する航跡データ記憶器と、
    この航跡データ記憶器から航跡データの対である航跡対を選択する航跡データ対選択器と、
    この航跡データ対選択器で選択された航跡対の相関可能性を判定する相関判定器と、
    この相関判定器で相関可能性があると判定された航跡対を同一航跡候補群に分類する類生成器と、
    この類生成器で算出された夫々の同一航跡候補群の集合に属する航跡対の一致の度合いを示す尤度を算出し、尤度行列を求める尤度算出器と、
    上記類生成器で生成された夫々の同一航跡候補群に属する航跡対についての信頼度をこの尤度算出器で算出された尤度行列、および1サンプリング前の信頼度を用いて算出する信頼度算出器と、
    この信頼度算出器で算出された信頼度から夫々の航跡対の相関の有無を判定する同一航跡検定器と、
    上記信頼度算出器で1サンプリング前に算出された航跡対毎の信頼度を記憶し、上記信頼度算出器に出力する信頼度記憶器と、
    を備えたことを特徴とする同一航跡判定装置。
  2. さらに、上記信頼度算出器で算出された航跡対についての信頼度を所定の範囲内に制限する信頼度制限器を備え、
    相関状況への反応性を高くしたことを特徴とする、請求項1記載の同一航跡判定装置。
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