JP4160412B2 - 回転飲食台 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、安全に給湯を行うことができる回転飲食台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、基台の上方で商品を巡回搬送させる回転飲食台を設置した飲食店において、商品である寿司は、商品皿上に載置され、回転飲食台上部に配した巡回路、例えば無端チェーン上にクレセント型のプレートを軸支させたクレセントコンベア上を、巡回搬送されている。
【0003】
また、回転飲食台のカウンター上あるいは基台側面に、給湯カランを配し、この給湯カランの給湯口から湯呑み内に湯を汲み入れていた(例えば、特許文献1−3参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第3059725号公報(第2−3頁、図1)
【特許文献2】
特許第2928802号公報(第3頁、図1)
【特許文献3】
実公平2−40858号公報(第2−3頁、第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来は前記の通り、給湯管に連結された給湯カランは、外部に露出させて配してあったため、商品を取る際あるいは給湯操作中に手が高熱の給湯カランに触れ、火傷等を負う危険性が高かった。
【0006】
また、給湯カランを給湯管と連結する配管作業において、基台内部で行う必要があり、その作業が面倒であるばかりか、後付け作業ができなかった。
【0007】
本発明は、給湯操作が安全であり、給湯カランの配管を容易に行うことができる回転飲食台を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、商品を巡回搬送させる巡回路が設けられてなる回転飲食台において、巡回路の外周縁に、商品を載置させるための付台を、巡回路と巡回路の下方の基台外周に配したカウンターとの間の基台側壁外方に配設させた支持体上に、付台底面に形成した支持溝を、支持体上に突設させた支持突起に嵌挿させて、支持させることにより、着脱自在に装着させて、延出させ、付台の底面に給湯カランの収納凹部を形成させ、この収納凹部内に給湯カランを嵌挿させ、給湯カラン先端の給湯口のみを下方に突出させて給湯カランを配設させたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に係る回転飲食台は、図1〜図3に示すように、以下の構成からなるものである。
【0010】
本発明で使用する回転飲食台は、基台12の上方に、商品14、本発明においては寿司が載置された商品皿16を、巡回搬送させる巡回路18が、配設されてなるものである。
【0011】
本例において、商品皿16の商品14上には、衛生面上、ラップを被設させることが望ましい。
【0012】
この巡回路18は、無端チェーン20上にクレセント型のプレート22を多数軸支させた、一般にクレセントコンベアあるいはクレセントチェーンと称されるものであり、中央に作業スペースを設けた平面矩形状に形成されている。
【0013】
巡回路18下方の基台12外周にカウンター24が配設されている。
【0014】
巡回路18とカウンター24との間の基台12側壁外方に支持体26が配設されている。
【0015】
本例において、支持体26は、後述の付台40を支持させた際、基台12と付台40上面とが同一高さとなるように、その高さを、基台12の上部より付台40の厚さtだけ低くしてある。
【0016】
支持体26の先端縁に、後述の付台40底面に形成された支持溝42を嵌挿させる支持突起28が、突設されている。
【0017】
支持体26の表面側壁に、給湯カラン30の給湯口32から給湯を行うための押圧スイッチ34を挿通させる通孔36が、支持体26の上面に、給湯カラン30の給湯口32の反対側部分を挿通させる通孔38が、それぞれ穿孔されている。
【0018】
商品、例えば寿司、ガリ等を載置させるための付台40が設けられている。
【0019】
付台40の底面に、支持体26の支持突起28に対応する支持溝42および給湯カラン30上部全域を嵌挿させるための収納凹部44、がそれぞれ形成されている。
【0020】
本例において、付台40は石製の板状物であり、表面を先端に向けて高さが低くなるテーパー面46とし、先端部に水分せき止め用凸部48が形成され、この凸部48により商品、特にガリ等から浸出する水分を貯留し、下方のカウンター24上への落下を防止する。
【0021】
この付台40上の凸部48により貯留された水分は、必要に応じて台拭き等により拭取る。
【0022】
この付台40を支持体26へ支持させ、巡回路18の外周縁に延出させて配設させてある。
【0023】
この付台40の支持体26への支持は、図3に示すように、付台40の先端を上方に向けて傾斜させて支持体26側へ移動させ、付台40の底面の支持溝42の位置を支持体26の支持突起28の位置と合致させた後、付台40を水平にし、支持溝42を支持突起28に嵌挿させ、付台40を支持体26上に載置させて、行う。
【0024】
この際、図示の如く、巡回路18の外周縁を外方に膨出させ、この膨出部50と、支持体26上面と、の間に付台40を挟み込むことにより、付台40をより強固に支持することができる。
【0025】
この付台40を、支持体26および巡回路18外周縁の膨出部50により支持させるため、付台40を石製とした場合にもその重量に十分耐えうる構造となり、付台40の素材が限定されることなく、店内の雰囲気に合わせた素材選択ができる。
【0026】
この付台40の支持体26への支持と同時に、基台12内部に配した給湯管52と、開閉バルブ54を備えた連結管56を介して給湯カラン30と、を接続する。
【0027】
本例において、給湯カラン30の形状は、略コ字型であり、先端を給湯口32としてある。
【0028】
この給湯カラン30の給湯口32と反対側部分を、支持体26上面の通孔38内に挿通させ、給湯カラン30の上部全域を、付台40の収納凹部44内に嵌挿させ、給湯口32のみを付台40から下方に突出させてある。
【0029】
支持体26内部には開閉バルブ54が配設され、開閉バルブ54を開閉するための押圧スイッチ34が支持体26の表面側壁に突出させて配されている。
【0030】
このため、予め支持体26に開閉バルブ54および押圧スイッチ34を配設させることにより、給湯カラン30の取付け作業位置が決定され、配管作業時間を短縮することができる。
【0031】
本発明に係る回転飲食台の使用方法を、以下に説明する。
【0032】
まず、商品14を載置させた商品皿16を、巡回路18に、順次供給する。
【0033】
次に、カウンター24周縁の客席に着席した客は、巡回路18上から好みの商品を取って食する。
【0034】
また、客がお茶、ジャスミン茶等を飲む際、湯呑み(図示略)内にティーパックあるいは粉茶を入れ、この湯呑みを給湯カラン30の給湯口32直下のカウンター24上に載置した後、支持体26表面側壁に配した押圧スイッチ34を手で押し、給湯口32から湯を汲み入れる。
【0035】
この際、給湯カラン30が、支持体26上の付台40の底面の収納凹部44内に収納されているため、付台40により給湯カラン30が被覆され、客の手が給湯カラン30に触れることが全くなく、安全に給湯を行うことができる。
【0036】
また、押圧スイッチ34を手で押して給湯するため、湯呑みにてスイッチを押圧するのに比べ、極めて安全、かつ容易に操作することができる。
【0037】
また、巡回路18外周のカウンター24上に、支持体26を配設させ、支持体26の支持突起28と付台40の支持溝42を介して支持体26に付台40を支持させるため、既存の回転飲食台へも極めて容易に付台40を取付けることができる。
【0038】
この支持体26に開閉バルブ54、押圧スイッチ34を配設させることにより、給湯カラン30の取付け作業位置が決定され、配管作業時間を短縮することができ、配管作業性を向上させることができる。
【0039】
さらに、支持体26を介して付台40を支持させることにより、付台40の着脱が容易となり、損傷または模様替え時に各付台40の交換を容易に行うことができる。
【0040】
加えて、付台40を支持体26により支持させるため、付台40を石製とした場合にもその重量に十分耐えうる構造となり、付台40の素材が限定されることなく、店内の雰囲気に合わせた素材選択ができる。
【0041】
なお、本例において、巡回路18はクレセントコンベア、クレセントチェーンに限定されることはなく、無端チェーン、無端ベルト、その他の巡回機構を採用することは自明である。
【0042】
また、支持体26には商品を注文するための注文パネルを配備させたり、あるいは内部に換気ダクト等の機構を配備させ、有効利用することは自明である。
【0043】
また、付台40は支持体26上に支持させてあるが、支持体26を省略し、直接巡回路18外周縁に延出させることは自明であり、この場合に開閉バルブ54を開閉する押圧スイッチ34は基台12側壁に配設されることは自明である。
【0044】
また、付台40は支持体26を介して巡回路18外周縁に着脱自在に装着させてあるが、巡回路18外周縁に固着することは自明である。
【0045】
また、給湯カラン30と給湯管52との接続は、開閉バルブ54を備えた連結管56によるものであるが、他の連結可能な管材により連結することは自明である。
【0046】
また、付台40の形状は、本例に限定されることはない。
【0047】
また、本発明の回転飲食台の構成は本例に限定されることはない。
【0048】
【発明の効果】
本発明に係る回転飲食台によれば、巡回路外周縁に付台を延出させ、給湯カランを、付台の底面の収納凹部内に嵌挿させ、給湯口のみを下方に突出させて配設させてあるため、給湯カランが付台により被覆され、客の手が給湯カランに触れることが全くなく、安全に給湯を行うことができる。
【0049】
また、巡回路とカウンターとの間の基台側壁外方に配設させた支持体上に付台を、付台底面に形成した支持溝を、支持体上に突設させた支持突起に嵌挿させて支持体上に支持させるため、既存の回転飲食台へも極めて容易に付台を取付けることができる。
【0050】
さらに、支持体を介して付台を支持させるため、付台の着脱が容易となり、損傷または模様替え時に各付台の交換を容易に行うことができる。
【0051】
加えて、付台を石製とした場合にもその重量に十分耐えうる構造であり、付台の素材が限定されることなく、店内の雰囲気に合わせた素材選択ができる。
【0052】
また、支持体内に給湯カランと給湯管とを連結するための開閉バルブ、押圧スイッチ等の連結機構を配設させることにより、給湯カランの取付け作業位置が決定され、配管作業時間を短縮し、配管作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転飲食台の斜視図。
【図2】同、要部拡大側面図。
【図3】付台の取付け工程を示す要部拡大側面図。
【符号の説明】
12 基台
14 商品
16 商品皿
18 巡回路
24 カウンター
26 支持体
28 支持突起
30 給湯カラン
32 給湯口
34 押圧スイッチ
40 付台
42 支持溝
44 収納凹部
54 開閉バルブ
Claims (1)
- 商品(14)を巡回搬送させる巡回路(18)が設けられてなる回転飲食台において、
巡回路(18)の外周縁に、商品(14)を載置させるための付台(40)を、
巡回路 (18) と巡回路 (18) の下方の基台 (12) 外周に配したカウンター (24) との間の基台 (12) 側壁外方に配設させた支持体 (26) 上に、
付台 (40) 底面に形成した支持溝 (42) を、支持体 (26) 上に突設させた支持突起 (28) に嵌挿させて、支持させることにより、着脱自在に装着させて、
延出させ、
付台(40)の底面に給湯カラン(30)の収納凹部(44)を形成させ、
この収納凹部(44)内に給湯カラン(30)上部全域を嵌挿させ、給湯カラン(30)先端の給湯口(32)のみを下方に突出させて給湯カラン(30)を配設させたことを特徴とする回転飲食台。
Priority Applications (1)
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JP2003020994A JP4160412B2 (ja) | 2003-01-29 | 2003-01-29 | 回転飲食台 |
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JP2003020994A JP4160412B2 (ja) | 2003-01-29 | 2003-01-29 | 回転飲食台 |
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JP2004229834A JP2004229834A (ja) | 2004-08-19 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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2003
- 2003-01-29 JP JP2003020994A patent/JP4160412B2/ja not_active Expired - Fee Related
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