JP4159638B2 - Work positioning device - Google Patents

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JP4159638B2
JP4159638B2 JP36264997A JP36264997A JP4159638B2 JP 4159638 B2 JP4159638 B2 JP 4159638B2 JP 36264997 A JP36264997 A JP 36264997A JP 36264997 A JP36264997 A JP 36264997A JP 4159638 B2 JP4159638 B2 JP 4159638B2
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嘉和 安田
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株式会社テック・ヤスダ
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、工作機械のテーブルにワーク(被加工物)を固定するのに用いるワークバイスに取付けて当該バイスの挟持方向と直交する方向のワークの位置を規定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ワークバイスは、ボール盤やフライス盤で加工されるワークを工作機械のテーブルに固定するのに広く用いられている。ワークが大型であったり形状が複雑であるときは、ワークを1個ずつ1個または複数個のバイスで固定して加工を行うのが原則であるが、ワークが小型や細長い単純な形状であり、かつ加工数が多いときは、複数のワークをまとめてバイスで固定して加工を行うことも多い。図7は細長い複数本のワークをまとめて2個のバイスで固定した状態を模式的に示す平面図である。この例では、2個のワークバイス23、23が平行に配置されており、その固定爪3、3と移動爪4、4との間に複数本のワークをまとめて固定している。ワークバイスでワーク5を挟むと、ワークは移動爪4で固定爪3に押し付けられるため、バイス23、23で挟持される方向でのワークの位置は、固定爪3、3によって規定される。しかしこの挟持方向と直交する方向のワークの位置は、規定することができないので、図のように纏めて挟持したワークの端面を加工する場合などは、複数のワークの端面の位置に出入りが生じて加工が困難になる。そこで図に示すように、テーブルにワークの端面の位置を規定する当て板22を取り付けて、ワークの一端をこの当て板に当接させることにより、バイスでの挟持方向と直交する方向のワークの位置を規定するようにしている。
【0003】
しかしながらこのような当て板22を設けたときは、当て板に当接している側のワークの端面の加工を行うことができない。そこでワークの一端を加工した後、ワークの方向を逆にして固定し直して他方の端面を加工しなければならないという面倒が生ずる。この場合当て板22を取り外してやれば、当て板22に当接させた側の端面も加工することができるが、そうすると次のワークを加工するときに再び当て板22を取り付け直さなければならず、かえって煩雑であるうえに、当て板22の取付位置が一定せず、加工したワークの寸法にばらつきが生ずるという問題が生ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような場合に、ワークの端面の位置を規定する治具をワークバイスに簡単に装脱することができ、かつ装着したときの治具の位置が一定に保持されるならば、ワークの加工をより単純な作業で短時間で行うことが可能になる。
【0005】
この発明は上記のような観点から、ワーク加工時にバイスの把持方向と直交する方向のワークの位置を規定する位置決め治具をワークバイスに簡単に装脱することができ、かつ取り付けた位置決め治具の位置を高い精度で再現できるワーク位置決め装置を得ることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明のワーク位置決め装置は、治具装着装置51と、バイスで挟持されるワークの当該挟持される方向と直交する方向の端面に当接する位置決め治具とを備えている。治具装着装置51は、L形の本体ブラケット52と同じくL形の押えブラケット53とを備え、本体ブラケット52は、平面視でその長さの先端側約半分が幅狭く形成されており、押えブラケット53は、L形の角部付近に設けた長孔53aに上記幅狭部分52aを挿入された状態で、その長孔部分をピン54で本体ブラケット52に枢着されている。本体ブラケットと押えブラケットとの二つのL形は、コ字形を形成するように前記ピン54で枢支連結され、本体ブラケット52と押えブラケット53との間には、このコ字を開く方向の付勢力を付与しているバネ55と、このコ字を閉じる方向の締結力を付与する摘み56を備えたねじ装置57とが介装され、かつ本体ブラケット52は位置決め治具を取り付けるためのタップ孔69を備えている。
【0007】
本体ブラケットのタップ孔69には、必要に応じてスペーサ59を介してバイスで挟持されるワークの端面の位置、すなわちバイスで挟持される方向と直交する方向の位置を規定するための位置決めプレート63bや、複数の位置決め杆65を進退自在に植立した位置決めブロック63a及び63cが装着されている。位置決めブレート63bや位置決めブロック63aを装着した本体ブラケットは、ねじ装置57を緩めた状態でワークバイス23に嵌挿し、摘み56を回してねじ装置57で前記コ字を絞ることにより、本体ブラケット52と押えブラケット53とでワークバイスを挟持してワークバイスに固定される。ワークを加工するときには、摘み56でねじ装置57を緩めれば、バネ55の付勢力で前記コ字が開いてワークバイスへの固定が解除され、ワーク位置決め装置を取り外すことができるので、加工時における刃物との干渉を簡易な操作で回避することができる。
【0008】
請求項1記載のワーク位置決め装置は、治具装着装置51を2個用い、この1個を丸棒61の一端に固定し、他方を丸棒61に沿って摺動自在に取り付けたものである。丸棒61と治具装着装置51との間には、丸棒61を支える受け台60と、適時寸法のスペーサ59とが介装される。丸棒61に固定される側の受け台60には、セットスクリュ62が設けられ、このセットスクリュ62で丸棒61と受け台60との間の軸方向相対移動を固定している。
【0009】
請求項1のワーク位置決め装置は、一方の治具装着装置をワークバイスの固定爪3を保持している固定台17に装着し、他方の治具装着装置51を移動爪4を保持している移動台7に装着する。この状態で丸棒61は移動爪4の進退方向と平行になり、治具装着装置51の一方は、丸棒61に対して軸方向移動自在であるから、治具51を装着したまま移動爪4を進退させることができる。そこで移動爪4を開いた状態で複数本のワークをその端面を丸棒61に当接させて、固定爪3と移動爪4との間に装填し、移動爪4を前進させて複数本のワークを一括して挟持する。その後両側の治具装着装置のねじ装置57を緩めて、治具装着装置51を取り外す。
【0010】
なお、受け台60のセットスクリュ62は、両方の受け台に共に設けておくことができ、この場合には治具の装脱時に軸方向移動自在にした受け台と丸棒との間をセットスクリュで固定して、治具装脱時の作業性を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図8はこの発明のワーク位置決め装置を用いるのに特に好適なワークバイスの一例を示す斜視図である。このワークバイスは細長い矩形の基台2を備えており、その両側側面には長手方向にガイド溝15が設けられ、このガイド溝より上方の部分が移動台7、19を案内するスライドガイド6となっている。基台2の一端には、キー16で位置決めして固定台17が固定されており、この固定台に固定爪3が固定されている。
【0012】
基台2にはガイド溝15の下辺に略中心を一致させて、複数のガイド孔18が一定間隔で配置されている。各ガイド孔18はガイド溝15の奥面に達しており、従ってガイド溝に位置する部分は半円形断面であり、奥端は円形断面である。
【0013】
図には示されていないが、第1移動台19はガイド溝15を覆うように両側に延びる裾部19aを備えており、この裾部の内側にガイド溝15に嵌合する突条が形成されている。そしてこの突条の下辺の部分に裾部19aを貫通するノック孔が設けられており、従ってこのノック孔は入口が円形断面で奥側が上半分の半円断面となっている。すなわち第1移動台19のノック孔の上半分の半円断面の部分と、基台に設けたノック孔の下半分の半円断面の部分とは、両者が合致したとき、円形断面のノック孔となる。第1移動台19はそのノック孔を基台のノック孔の一つと合致させた状態で、ノック孔にノックピン20を差し込むことにより、基台2の所定の位置に固定される。
【0014】
第1移動台19にはガイド溝15と平行にねじ杆が軸方向移動不能に装着されており、当該ねじ杆のねじ部分が第2移動台7に形成した雌ねじと螺合している。移動爪4は第2移動台7に固定されている。前記ねじ杆の頭は第1移動台の背面に露出しており、この頭8a又はハンドル8を回動させることにより、第2移動台7を進退させて固定爪3との間でのワークの挟持及び開放を行う。
【0015】
図1はこの発明のワーク位置決め装置の実施例をワークバイスに装着した状態で示す斜視図、図2及び図3はその要部すなわち治具装着装置の部分を示す正面図及び平面図である。治具装着装置51は、L形の本体ブラケット52と、同じくL形の押えブラケット53とを備え、本体ブラケット52の一端は平面視でその長さの約半分が幅狭く形成されており、押えブラケット53はL形角部付近に設けた長孔53aにこの幅狭部分52aを挿入した状態で、中間部をピン54により本体ブラケット52に枢着されている。図示実施例のものでは本体ブラケット52に3個のピン孔が設けられているが、これはバイスの大きさに合わせて押えブラケット53と本体ブラケット54との枢着位置を変更できるようにするためである。本体ブラケット52と押えブラケット53とはピン54で枢支連結されることにより、ワークバイスの固定台17や移動台7に上方から嵌挿されるコ字を形成している。このコ字の対向する辺を形成する本体ブラケットの脚部52bと押えブラケットの脚部53bとは、本体ブラケット側がワークバイスの側面に密着する形状とされ、押えブラケット側は脚部52bの先端に対向する脚部52b側に向く小さな突起53cが形成されている。本体ブラケット52と押えブラケット53との間には、押えブラケット53を図2でピン54まわりに右回動させる方向の付勢力を与える圧縮バネ55が介装されている。この圧縮バネに代えてピン54まわりに巻回された巻バネを用いることもできる。押えブラケット53の本体ブラケットの上方に延びる端部には、本体ブラケットに向くねじ孔が設けられ、このねじ孔に上端に摘み56を装着したねじ57が螺合されている。
【0016】
本体ブラケットの脚部52bの外側面には、上下及び中央の三箇所にタップ孔が設けられている。図の例では、先端が上下のタップ孔に螺合された2本の取付ボルト58、58によってスペーサ59を介して受け台60が固定されている。受け台60にはワークバイスの移動爪4の移動方向と平行に丸棒61を挿通するための丸孔60aが設けられており、この丸孔に向けて丸棒を固定するためのセットスクリュ62が設けられている。
【0017】
以上説明した図2、3に示す治具装着装置51と、スペーサ59と、受け台60との組立台の1個を所定長さの丸棒61の一端にセットスクリュ62で固定し、他の一方をセットスクリュ62を緩めることにより、丸棒61の軸方向に移動自在に装着することにより、図1に示すワーク位置決め装置が形成される。このように構成されたワーク位置決め装置は、図1及び前記手段の項で説明したように、ワークバイスに細長い多数のワークを一括して挟持して加工を行うときに、ワークの長手方向の端面の位置を決めるのに特に有効である。
【0018】
治具装着装置51は、種々の位置決め治具をワークバイスに取り付けるのに用いることができる。図4はワークバイスの固定爪と移動爪との間に装着される中間爪のホルダに、治具装着装置51を用いて中間爪ホルダの両側に位置するワークの端部の位置を規定する位置決めプレート63bを装着した例を示したものである。位置決めプレート63bは治具装着装置の本体ブラケットの脚部に設けた中央のタップに取付ボルト58で固定された矩形の板材で中間爪ホルダ24の両側に突出することにより、中間爪と固定爪及び中間爪と移動爪との間で挟持される二つのワークの端面を同一位置で規定するものである。
【0019】
図5は治具装着装置に複数の位置決め杆を備えた位置決めブロックを固定した例を示したものである。位置決めブロック63aは治具装着装置の本体ブラケットの脚部52bに設けた中央のタップ孔にスペーサ59を介して取付ねじ58で固定されている。位置決めブロック63aは図4に示した位置決めプレートと同様に、中間爪ホルダの両側に延びる角杆状のブロックでその両端に角杆の各面直角方向のタップ孔が設けられており、それぞれのタップ孔に位置決め杆となるスタッド65が固定ナット66で回り止めして植立されている。位置決めブロックの中央の取付ボルトの挿通孔は、互いに直交する方向に二つ設けられている。
【0020】
このような構成において、取付ボルト58を取り外し、位置決めブロックを90度ずつ回動して治具装着装置51に取り付けることにより、それぞれ異なるスタッドがワークバイスに固定されたワークの方向を向くようになるから、1個の位置決めブロックで4種類のワークの位置決めを行うことができる。このような作用は、中央取付部67の両側に、中央取付部67の複数の取付面67aから異なる距離の複数の面68を持った図6のような位置決めブロック63cを用いることによっても実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のワーク位置決め装置の実施例をワークバイスに装着した状態で示斜視図
【図2】 治具装着装置の正面図
【図3】 図2の平面図
【図4】 治具装着装置に他の位置決め治具を装着した例をワークバイスに装着した状態で示す斜視図
【図5】 治具装着装置に他の位置決め治具を装着した第2例をワークバイスに装着した状態で示す正面図
【図6】 他の位置決め治具の第3例の斜視図
【図7】 細長い複数本のワークをまとめて2個のワークバイスで挟持した状態を模式的に示す平面図
【図8】 ワークバイスの例を示す斜視図
【符号の説明】
51 治具装着装置
52 本体ブラケット
53 押えブラケット
54 ピン
55 圧縮バネ
56 摘み
57 ねじ
61 丸棒
63b 位置決めプレート
63a,63c 位置決めブロック
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus that is attached to a work vise used for fixing a work (workpiece) to a table of a machine tool and defines the position of the work in a direction perpendicular to the clamping direction of the vise.
[0002]
[Prior art]
The work vice is widely used to fix a work machined by a drilling machine or a milling machine to a table of a machine tool. When workpieces are large or complex in shape, the principle is to work with one or more workpieces fixed by one or more vices. However, the workpieces are small and long and simple. When the number of machining is large, a plurality of workpieces are often fixed together with a vise for machining. FIG. 7 is a plan view schematically showing a state in which a plurality of elongated works are fixed together with two vices. In this example, two work vices 23 and 23 are arranged in parallel, and a plurality of works are fixed together between the fixed claws 3 and 3 and the moving claws 4 and 4. When the workpiece 5 is pinched by the work vice, the workpiece is pressed against the fixed claw 3 by the moving claw 4, and therefore the position of the workpiece in the direction clamped by the vice 23, 23 is defined by the fixed claw 3, 3. However, since the position of the workpiece in the direction orthogonal to the clamping direction cannot be defined, when machining the end surfaces of the workpieces held together as shown in the figure, the entry / exit occurs at the positions of the end surfaces of multiple workpieces. Processing becomes difficult. Therefore, as shown in the figure, by attaching a contact plate 22 that defines the position of the end surface of the work to the table and bringing one end of the work into contact with the contact plate, the work in the direction perpendicular to the clamping direction of the vice is obtained. The position is specified.
[0003]
However, when such a contact plate 22 is provided, the end surface of the workpiece on the side in contact with the contact plate cannot be processed. Therefore, after machining one end of the workpiece, it is troublesome that the other end surface must be machined by reversing and fixing the workpiece direction. In this case, if the contact plate 22 is removed, the end surface on the side in contact with the contact plate 22 can also be processed. However, when the next workpiece is processed, the contact plate 22 must be attached again. On the contrary, there is a problem that the mounting position of the contact plate 22 is not constant and the dimensions of the processed workpiece vary.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the above case, if the jig that defines the position of the end face of the work can be easily attached to and detached from the work vise and the position of the jig when mounted is kept constant, Processing can be performed in a short time with simpler operations.
[0005]
In view of the above, the present invention can easily attach and detach the positioning jig that defines the position of the workpiece in the direction orthogonal to the holding direction of the vise when machining the workpiece, and is attached to the positioning jig. An object of the present invention is to obtain a workpiece positioning device that can reproduce the position of the workpiece with high accuracy.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The workpiece positioning device of the present invention includes a jig mounting device 51 and a positioning jig that comes into contact with an end surface of a workpiece clamped by a vice in a direction orthogonal to the clamping direction. The jig mounting device 51 includes an L-shaped presser bracket 53 as well as an L-shaped main body bracket 52, and the main body bracket 52 is formed so that a half of the length of the length side in a plan view is narrow. The bracket 53 is pivotally attached to the main body bracket 52 with a pin 54 in a state where the narrow portion 52a is inserted into a long hole 53a provided in the vicinity of an L-shaped corner. The two L-shapes of the main body bracket and the presser bracket are pivotally connected by the pin 54 so as to form a U-shape. Between the main body bracket 52 and the presser bracket 53, the U-shape is opened. A spring 55 for applying a force and a screw device 57 having a knob 56 for applying a fastening force in the direction of closing the U-shape are interposed, and the main body bracket 52 is a tap hole for attaching a positioning jig. 69 is provided.
[0007]
In the tap hole 69 of the main body bracket, a positioning plate 63b for defining the position of the end surface of the work clamped by the vice via the spacer 59 as needed, that is, the position in the direction orthogonal to the direction clamped by the vise. In addition, positioning blocks 63a and 63c in which a plurality of positioning rods 65 are planted so as to freely advance and retract are mounted. The main body bracket on which the positioning braid 63b and the positioning block 63a are mounted is inserted into the work vise 23 with the screw device 57 loosened, and the knob 56 is turned to narrow the U shape with the screw device 57. The work vise is clamped by the presser bracket 53 and fixed to the work vise. When machining the workpiece, if the screw device 57 is loosened with the knob 56, the U-shape is opened by the urging force of the spring 55, the fixation to the workpiece vise is released, and the workpiece positioning device can be removed. Interference with the blade can be avoided with a simple operation.
[0008]
Work positioning equipment according to claim 1 is used two jig mounting device 51, the one fixed to one end of the round bar 61, which was attached slidably along other a round bar 61 is there. Between the round bar 61 and the jig mounting device 51, a pedestal 60 for supporting the round bar 61 and a spacer 59 having a suitable size are interposed. A set screw 62 is provided on the pedestal 60 fixed to the round bar 61, and the set screw 62 fixes the relative movement in the axial direction between the round bar 61 and the pedestal 60.
[0009]
In the workpiece positioning device according to the first aspect, one jig mounting device is mounted on the fixed base 17 holding the work claw fixing claw 3 and the other jig mounting device 51 is holding the moving claw 4. Mounted on the movable table 7. In this state, the round bar 61 is parallel to the advancing and retreating direction of the moving claw 4, and one of the jig mounting devices 51 can move in the axial direction with respect to the round bar 61. 4 can be advanced and retracted. Then, with the moving claw 4 opened, a plurality of workpieces are loaded between the fixed claw 3 and the moving claw 4 with the end surface thereof abutting against the round bar 61, and the moving claw 4 is advanced to advance the plurality of pieces. Hold the workpieces together. Then loosen the screw device 57 on both sides of the jig mounting device, removing the jig mounting device 51.
[0010]
The set screw 62 of the cradle 60 can be provided on both cradles. In this case, the space between the cradle and the round bar that can be moved in the axial direction when the jig is attached or detached is set. Fixing with a screw can improve workability at the time of unloading the jig.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 8 is a perspective view showing an example of a work vise particularly suitable for using the work positioning apparatus of the present invention. This work vise has an elongated rectangular base 2, and guide grooves 15 are provided in the longitudinal direction on both side surfaces thereof, and a slide guide 6 that guides the movable bases 7 and 19 is provided above the guide grooves. It has become. A fixed base 17 is fixed to one end of the base 2 by positioning with a key 16, and a fixing claw 3 is fixed to the fixed base.
[0012]
In the base 2, a plurality of guide holes 18 are arranged at regular intervals so as to substantially coincide with the lower side of the guide groove 15. Each guide hole 18 reaches the back surface of the guide groove 15, and therefore, the portion located in the guide groove has a semicircular cross section, and the back end has a circular cross section.
[0013]
Although not shown in the drawing, the first moving table 19 includes a skirt 19a extending on both sides so as to cover the guide groove 15, and a protrusion that fits into the guide groove 15 is formed inside the skirt. Has been. A knock hole penetrating the skirt 19a is provided at the lower side of the ridge. Therefore, the knock hole has a semicircular cross section with a circular cross section at the entrance and an upper half on the back side. In other words, when the semicircular cross-section portion of the upper half of the knock hole of the first moving base 19 and the semi-circular cross-section portion of the lower half of the knock hole provided in the base coincide with each other, It becomes. The first moving base 19 is fixed at a predetermined position of the base 2 by inserting a knock pin 20 into the knock hole in a state where the knock hole is matched with one of the knock holes of the base.
[0014]
A screw rod is mounted on the first moving table 19 in parallel with the guide groove 15 so as not to move in the axial direction, and a screw portion of the screw rod is screwed with a female screw formed on the second moving table 7. The moving claw 4 is fixed to the second moving table 7. The head of the screw rod is exposed on the back surface of the first moving table. By rotating the head 8a or the handle 8, the second moving table 7 is moved forward and backward to move the work between the fixed claw 3 and the workpiece. Hold and release.
[0015]
Figure 1 is a perspective view showing a state where the actual施例attached to the work device of a work positioning apparatus of the present invention, FIGS. 2 and 3 are a front view and a plan view showing a portion of the main portion, that the jig mounting device . The jig mounting device 51 is provided with an L-shaped main body bracket 52 and an L-shaped presser bracket 53, and one end of the main body bracket 52 is formed so that about half of its length is narrow in plan view. The bracket 53 is pivotally attached to the main body bracket 52 by a pin 54 with the narrow portion 52a inserted into a long hole 53a provided in the vicinity of the L-shaped corner. In the illustrated embodiment, the body bracket 52 is provided with three pin holes. This is to enable the pivoting position of the presser bracket 53 and the body bracket 54 to be changed according to the size of the vise. It is. The body bracket 52 and the presser bracket 53 are pivotally connected by a pin 54 to form a U-shape that is inserted into the work vise fixed base 17 and the movable base 7 from above. The body bracket leg 52b and the presser bracket leg 53b that form the opposite sides of the U-shape are shaped so that the body bracket side is in close contact with the side surface of the work vice, and the presser bracket side is at the tip of the leg 52b. A small protrusion 53c is formed to face the opposing leg portion 52b. A compression spring 55 is provided between the main body bracket 52 and the presser bracket 53 to apply an urging force in a direction to rotate the presser bracket 53 around the pin 54 in FIG. Instead of this compression spring, a winding spring wound around the pin 54 can also be used. A screw hole facing the main body bracket is provided at an end portion of the presser bracket 53 extending above the main body bracket, and a screw 57 having a knob 56 attached to the upper end is screwed into the screw hole.
[0016]
On the outer surface of the leg portion 52b of the main body bracket, tap holes are provided at three locations, upper and lower, and the center. In the example shown in the figure, the cradle 60 is fixed via a spacer 59 by two mounting bolts 58 and 58 whose tips are screwed into upper and lower tap holes. The cradle 60 is provided with a round hole 60a for inserting the round bar 61 in parallel with the moving direction of the work vise moving claw 4, and a set screw 62 for fixing the round bar toward the round hole. Is provided.
[0017]
2 and 3 described above, one of the assembly tables of the jig mounting device 51, the spacer 59, and the receiving table 60 is fixed to one end of a round bar 61 of a predetermined length with a set screw 62, and the other One is loosened by the set screw 62 and is mounted so as to be movable in the axial direction of the round bar 61, whereby the workpiece positioning device shown in FIG. 1 is formed. The workpiece positioning device configured as described above is the end face in the longitudinal direction of the workpiece when performing processing with a large number of elongated workpieces held between the workpiece vice as described in FIG. This is particularly effective in determining the position of
[0018]
The jig mounting device 51 can be used to attach various positioning jigs to the work vise. FIG. 4 shows the positioning of the intermediate claw holder mounted between the fixed claw and the moving claw of the work vise by using the jig mounting device 51 to define the positions of the end portions of the workpiece positioned on both sides of the intermediate claw holder. The example which mounted | wore with the plate 63b is shown. The positioning plate 63b is a rectangular plate member fixed to the center tap provided on the leg portion of the main body bracket of the jig mounting device by a mounting bolt 58, and protrudes on both sides of the intermediate claw holder 24. The end surfaces of the two workpieces sandwiched between the intermediate claw and the moving claw are defined at the same position.
[0019]
FIG. 5 shows an example in which a positioning block having a plurality of positioning rods is fixed to the jig mounting device. The positioning block 63a is fixed to the center tap hole provided in the leg portion 52b of the main body bracket of the jig mounting device with a mounting screw 58 via a spacer 59. As with the positioning plate shown in FIG. 4, the positioning block 63a is a square hook-shaped block extending on both sides of the intermediate claw holder, and tap holes in the square direction of each surface of the square hook are provided at both ends. A stud 65 serving as a positioning rod is planted in the hole while being prevented from rotating by a fixing nut 66. Two insertion holes for the mounting bolts in the center of the positioning block are provided in directions orthogonal to each other.
[0020]
In such a configuration, by removing the mounting bolt 58 and rotating the positioning block by 90 degrees and mounting the positioning block on the jig mounting device 51, different studs are directed to the direction of the work fixed to the work vise. Therefore, four types of workpieces can be positioned with one positioning block. Such action on both sides of the central mounting portion 67, also achieved by using positioning block 63 c as shown in FIG. 6 having the different distances of the plurality of surfaces 68 from the plurality of mounting surfaces 67a of the central mounting portion 67 Is possible.
[Brief description of the drawings]
Plan view of the front view [FIG 3] FIG. 2示斜plan view Figure 2 the jig mounting device in a state where the actual施例attached to the work device of a work positioning apparatus of the present invention; FIG 4 shows Osamu FIG. 5 is a perspective view showing an example in which another positioning jig is mounted on the tool mounting device in a state where the tool is mounted on the work vise. FIG. 5 shows a second example in which another positioning jig is mounted on the jig mounting device . FIG. 6 is a perspective view of a third example of another positioning jig . FIG. 7 is a plan view schematically showing a state in which a plurality of elongated workpieces are held together by two work vices. FIG. 8 is a perspective view showing an example of a work vise.
51 Jig mounting device
52 Body bracket
53 Presser bracket
54 pin
55 Compression spring
56 Picking
57 screws
61 Round bar
63b Positioning plate
63a, 63c Positioning block

Claims (1)

2個の治具装着装置(51)と、バイスで挟持されるワークの当該挟持される方向と直交する方向の端面を側面に当接させる丸棒 (61)とを備え、
前記治具装着装置は、コ字形を形成するようにピン(54)で枢支連結されたL形の本体ブラケット(52)とL形の押えブラケット(53)とを備え、当該本体ブラケットと押えブラケットとの間には、上記コ字を開く方向の付勢力を付与するバネ(55)と、コ字を閉じる方向の締結力を付与する摘み(56)を備えたねじ装置(57)とが介装されており、当該治具装着装置がバイスを挟持して当該バイスに固定され、
前記2個の治具装着装置の本体ブラケット (52) の一方が前記丸棒 (61) の一端に固定され、他方が丸棒 (61) に沿って摺動自在に取り付けられることを特徴とする、ワーク位置決め装置。
Two jig mounting devices (51), and a round bar (61) that abuts the end surface of the workpiece clamped by the vice in a direction perpendicular to the clamping direction on the side surface,
The jig mounting device includes an L-shaped main body bracket (52) and an L-shaped presser bracket (53) that are pivotally connected by a pin (54) so as to form a U-shape. Between the bracket, there is a spring (55) that applies an urging force in the direction of opening the U-shape, and a screw device (57) that includes a knob (56) that provides a fastening force in the direction of closing the U-shape. And the jig mounting device is sandwiched and fixed to the vice,
Said one body bracket of the two jig mounting device (52) is fixed to one end of said rod (61), and wherein Rukoto other is mounted slidably along a round bar (61) Work positioning device.
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