JP4158555B2 - 光学的情報読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーコードリーダ、2次元コードリーダ、OCRおよびハンディターミナルなどの光学的の情報読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ハンディターミナルはもちろんであるが、バーコードリーダ、2次元コードリーダ、OCRといった光学的情報読取装置にも、読みとった情報などを表示させるための液晶などの表示部を備えているものが増えてきている。
【0003】
バーコードリーダが最もよく使用されているのは、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどに設置されたPOSターミナルに接続されたもので、商品に表示されているバーコードを読み取ることにより、POSターミナル側にてバーコード情報と商品とその商品価格などの情報を検索・照合などの処理を行っている。また、バーコード読取機能付きのハンディターミナルは、物流倉庫などでよく使用されており、バーコードを利用した物流管理に使用されている。
【0004】
このような、バーコードリーダ、2次元コードリーダ、ハンディターミナルなどでは、一般的に図14のようにバーコードリーダ101において、把持部120から読取開口部102にかけての形状が大きく湾曲し傾いている形状のものが多い。これは上記のようなスーパーマーケットなどでの使われ方により培われてきた結果、定着している形状である。
【0005】
また、表示部を備えたものでは、図14のように、把持部120の前部(上部)に液晶などの表示部103が位置し、さらに表示部103よりも前部(上部)に読取開口部102が位置するものが多い。図中、104はバーコード、107はバーコード104からの反射光、106は読取起動スイッチ、113はバーコードリーダ101を握って使用している使用者の視線である。
【0006】
最近では、読取装置自体に携帯性を持たせるため、縦横の大きさを名刺サイズ程度にし、厚みも薄くし、ポケットなどに収まりやすくした携帯端末型の光学的情報読取装置も現れている。読取開口部に関しては、ポケットなどに収まりやすくするため、図15のようにバーコードリーダ201において、把持部220から読取開口部202にかけて湾曲が少なく、ほぼまっすぐな形状になっているものもある(例えば特許文献1参照)。図中、204はバーコード、207はバーコード204からの反射光、206は読取起動スイッチ、213はバーコードリーダ201を握って使用している使用者の視線である。また、同様の形状をしたRFタグリーダなどの無線電波式情報読取・書込装置も現れている。
【0007】
このようなバーコードリーダ、2次元コードリーダ、OCR、ハンディターミナルなどの利用方法、運用方法として、バーコードや2次元コードを商品カタログなどに印刷して、通信販売や訪問販売、あるいはアンケート調査などのデータ収集などに利用する業務・ビジネスが現れている。
【0008】
しかしながら、上記のようなバーコードリーダ、2次元コードリーダ、ハンディターミナルでは、机の上に広げられた商品カタログ上に印刷されたバーコードなどを読み取る場合、図14および図15に示すように、読み取り動作を行うときには表示部103、203が使用者の視線113、213の方を向いておらず、表示部に表示される情報の確認がしづらくなる。また、図15のバーコードリーダ201の場合、読取起動スイッチ206などのキー入力部が表示部と同じ面に付いていれば、表示部と同様キー入力部のある面が使用者の視線213の方を向かないので、キー機能の確認がしづらく、かつ、キーの操作がしにくくなる。
【0009】
また、図16に示すようにバーコードリーダ201(図15に示すもの)で机の上に広げられた商品カタログ上に印刷されたバーコード204などを読み取る時に、表示を確認しやすいよう表示部203を使用者の視線213の方に向けて読み取り動作を行うと、表示部203に表示される情報は、点線で囲んで示したように使用者の視線213からみて上下逆さまの状態で表示されてしまう。
【0010】
また、キー入力部を備えたバーコードリーダでは、キー機能の表示も上記例と同様に上下逆さまになってしまう。また、図14および図15のバーコードリーダでは、使用者の視線113、213に対してバーコード104、204がバーコードリーダ101、201のかげに隠れやすく、バーコードリーダ内に配置された光源による照明光がバーコードをちゃんと照らしているかどうかの状態も確認しにくくなる。
【0011】
また、図15のような把持部220から読取開口部202にかけて湾曲が少なく、ほぼまっすぐな形状になっているバーコードリーダ201で上記のような机の上に広げられた商品カタログ上に印刷されたバーコードなどを読み取る動作を行うと、バーコードリーダを握った手の姿勢が人間工学的に不自然になり、使用者の手首などに負担がかかりやすい。
【0012】
【特許文献1】
意匠登録第1078635号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の技術の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、バーコードなどの標識を読みとる際に、表示部に表示される情報および標識に対する照明光等の読取るための行為の状態をそれぞれ確認しやすく、かつ使用者の手首などへの負担が少ない自然な姿勢で使用できる、バーコードリーダ、2次元コードリーダ、ハンディターミナル等の光学的情報読取装置を提供することにある。
【0014】
上記目的を達成するために、本発明は、標識からの反射光あるいは透過光等の光を取り込む読取開口部と、前記反射光あるいは透過光等の光を受光し電気信号に変換するイメージセンサと、前記イメージセンサからの信号に基づいて、前記標識に含まれる情報を復元するデコード部と、前記標識またはデコード結果等の情報を表示する表示部を備え、前記表示部に表示される情報が使用者の目に正しく対する向きのときに、前記読取開口部はその開口方向が下向きになるように構成し、さらに、読取動作を開始するための読取開始入力部を有し、前記読取開口部が下向きになるように読取装置本体を使用者の手に保持したときに指が当たる引っかかり部を、前記読取開始入力部の近傍に設けてなるようにしたものである。
【0015】
また、本発明は、標識からの反射光あるいは透過光等の光を取り込む読取開口部と、前記反射光あるいは透過光等の光を受光し電気信号に変換するイメージセンサと、前記イメージセンサからの信号に基づいて、前記標識に含まれる情報を復元するデコード部と、前記標識またはデコード結果等の情報を表示する表示部と、前記表示部に表示される情報が使用者の目に正しく対する向きになるように、表示部に表示される情報を反転させる表示画像反転部と、読取動作を開始するための読取開始入力部とを備え、前記読取開口部が下向きになるように読取装置本体を使用者の手に保持したときに指が当たる引っかかり部を、前記読取開始入力部の近傍に設けてなるようにしたものである。
【0038】
【発明の実施の形態】
本発明は、標識からの反射光あるいは透過光等の光を取り込む読取開口部と、反射光あるいは透過光等の光を受光し電気信号に変換するイメージセンサと、イメージセンサからの信号に基づいて、標識に含まれる情報を復元するデコード部と、標識またはデコード結果等の情報を表示する表示部を備え、表示部に表示される情報が使用者の目に正しく対する向きのときに、読取開口部はその開口方向が下向きになるように構成し、さらに、読取動作を開始するための読取開始入力部を有し、読取開口部が下向きになるように読取装置本体を使用者の手に保持したときに指が当たる引っかかり部を、読取開始入力部の近傍に設けてなるようにしたものである。
【0045】
上記実施の形態によれば、机の上に広げられた商品カタログのバーコードなど何らかの標識を読みとるために読取開口部が下向きになるよう読取装置本体を持った際に、指が読取開始入力部である読取起動キースイッチの近傍の引っかかり部にかかるので、読取装置本体が滑りにくく、片手で保持しやすくなる。
【0072】
(実施の形態1)
本発明の光学的情報読取装置と、それを用いた情報処理システムと、このシステムを用いた商品の配送方法および販売・購入方法における実施の形態1について、図1〜図9を使用して説明する。
【0073】
図1は、本発明の実施の形態1におけるバーコードリーダを示す正面図で、机の上に置かれたチラシに印刷されたバーコードを読み取る様子である。図2は、バーコードリーダの内部ブロック図で、図3は、図1のバーコードリーダの構成を示す側断面図で、図4は、図1のバーコードリーダを片手で保持し、机上のチラシに印刷されたバーコードを読み取るときの様子を横から見た側断面図である。
【0074】
図5は、本発明の実施の形態1における電話式に配置したテンキー入力部付きのバーコードリーダを示す正面図で、図6は同じく卓上計算機式に配置したテンキー入力部付きのバーコードリーダを示す正面図で、図7は、図1のバーコードリーダの使用状況を示す斜視図で、図8は、本発明の実施の形態1における読取起動スイッチに引っかかり部を設けたバーコードリーダの要部断面図で、図9は、本発明の実施の形態1におけるバーコードリーダを用いた情報処理システムの図であって、かつ商品の配送、購入・販売方法を示すブロック図でもある。
【0075】
1は光学的情報読取装置としての、人間が片手で保持できる大きさ・重さで、電池駆動による携帯式のバーコードリーダで、読取時にチラシ5や本などに印刷あるいは貼付された標識としての情報であるバーコード4からの反射光7をバーコードリーダ1内に取り込むように情報読取装置本体36の下端面に読取開口部2を設けている。3はバーコードリーダ1が読み取った情報である文字情報などを表示する液晶などの表示部で、情報読取装置本体36の前面(正面)の上部に幅いっぱいに設けてある。
【0076】
また、図4に示すように表示部3に隣接した下側の情報読取装置本体36の前面部分は、人が片手37で親指を情報読取装置本体36の前面に、そして残る指を情報読取装置本体36の後面に、それぞれ当てがって手首が人間工学的に自然な姿勢で握れる把持部36aとしている。そして、バーコードリーダ1の読取開口部2と表示部3の関係は、読取開口部2を通じて情報を読取るため、使用者の片手37で親指を情報読取装置本体36の前面に、残る指を情報読取装置本体36の後面にそれぞれ当てがって把持部36aを握ったときに、表示部3に表示される情報が使用者の目(視線13)に正しく(文字等が逆さにならない)対する(以下、正対という)向きのときに、読取開口部2の開口方向は下向きになるように形成してある。
【0077】
また、バーコードリーダ1は、例えば、幅60mm、長さ110mm、厚み27mm、質量110gで、人が片手で把持部36aを握れる程度の大きさ・質量になっており、例えば、コットンシャツやワイシャツや背広の胸ポケット、内ポケットに入れやすい大きさ・質量になっている。
【0078】
バーコードリーダ1の形状は、スーパーマーケットに設置してあるPOSターミナル接続用のバーコードリーダや物流倉庫で使用されるハンディターミナルのような、把持部から読取開口部に向かって大きく湾曲した形状ではなく、湾曲部分が極力少なく、把持部36aから読取開口部2の下面に向かって略直線状でポケットに入れやすい形状になっている。
【0079】
そして、図1や図7に示すように、バーコードリーダ1において読取開口部2の幅は、バーコード4の全体の幅より大きくなっており、バーコード4の読み取りは、読取開口部2をバーコード4の幅全体にかぶせるようにすることにより、一度の動作でバーコード4を読み取ることができる。また、読み取る対象と読取開口部2の間の距離が離れていれば、その分だけ全体の幅の大きなバーコードを一度の動作で読み取ることができる。
【0080】
6はバーコードリーダ1の読取動作を起動する読取開始入力部である読取起動スイッチで、情報読取装置本体36の前面における表示部3に隣接した把持部36aの上部部分の中央に設けてあり、使用者が把持部36aを握った片手37の親指で操作可能な位置である。17は情報読取装置本体36の前面における表示部3と、これに隣接した把持部36aの読取起動スイッチ6との間で、情報読取装置本体36の幅いっぱいに情報読取装置本体36に対して45°の角度をもって長さ5mmにわたって形成した、ひっかかり部で、把持部36aを握った片手37の親指の全体が当たって情報読取装置本体36が滑らないようにして握りやすくしたものである。
【0081】
8はラインセンサ型のイメージセンサで、9はデコード部で、10はバーコードリーダ1の各部を制御する制御部で、11は外部との通信部で、12はメモリ部である。36は情報読取装置本体であって、バーコードリーダ1のハウジングで構成されている。14はバーコード4からの反射光を像としてイメージセンサ8に結像させる結像レンズで、15は制御部10やメモリ部12や通信部11を設けた制御基板で、16は表示部3である液晶を保護する表示窓で、18は電池である。
【0082】
図5において、バーコードリーダ1は情報読取装置本体36の前面における把持部36aの読取起動スイッチ6の下側に電話式に配置された複数のキーであるテンキー20aを有するキー入力部20を設けている。また、図5に示す電話式に配置されたキー入力部20に代えて、図6に示すように卓上計算機式に配置された複数のキーであるテンキー21aを有するキー入力部21を設けても良い。25はバーコード4に照明光をあてる光源である。
【0083】
次に本実施例を、通信販売における運用例として説明する。バーコード4は、例えば商品などが印刷されたチラシ5に印刷あるいは貼付されたもので、チラシ5に印刷された商品と対になったものである。チラシ5は販売者等により一般家庭に配布されており、バーコードリーダ1は販売者からの貸与などにより家庭に配備されている。一般に、チラシ5はテーブルや机やこたつの上に置かれている。注文者は希望する商品として、例えば炭酸飲料をチラシ5より選択し、希望商品と対であるバーコード4を選択する。
【0084】
図1、図4、図7に示すように、注文者は、チラシ5をテーブルの上に置いたまま、バーコードリーダ1の表示部3や読取起動スイッチ6の配置された情報読取装置本体36の前面が注文者の方を向くようにして片手37でバーコードリーダ1の把持部36aを握る。このとき注文者は、読取起動スイッチ6の上方にある引っかかり部17に親指がかかるようにしてバーコードリーダ1を保持する。
【0085】
注文者は、バーコードリーダ1の読取開口部2をチラシ5上に印刷されたバーコード4に近づける。このとき読取開口部2は、バーコードリーダ1の使用者である注文者からみて、下方向に向いていることになる。注文者は、バーコードリーダ1の読取起動スイッチ6をスイッチ上に印刷されている「よみとり」の文字より確認し、読取起動スイッチ6を押下する。このとき「よみとり」の文字の向きは、バーコードリーダ1の使用者である注文者に対して正対した向きで見え、確認がしやすいとともに、バーコードリーダ1と使用者の間には、視線13を遮るようなものはないので、一層確認が容易となる。
【0086】
光源25からの放射光によるバーコード4からの反射光7は、読取開口部2よりハウジングである情報読取装置本体36内に入り、結像レンズ14によりイメージセンサ8に結像する。イメージセンサ8は結像した像を電気信号に変換する。バーコードリーダ1内のデコード部9は、イメージセンサ8が変換した電気信号に基づいてバーコード4に含まれる情報を復元する。復元された情報はメモリ部12に蓄積される。また、必要によって復元したバーコード4内の情報を、メモリ部12内に格納してある例えば商品名に変換する。
【0087】
このとき、バーコードリーダ1に数字入力部としてテンキー式の入力部が備えてあれば、購入を希望する数量を、テンキー入力により行ってもよい。復元された情報や商品名などは、例えば図1に示すように表示部3に表示される。このとき読取開口部2は使用者からみて下方向に向いているが、表示部3に表示される情報や画像の向きは、図1や図4に示すように、使用者に対して正対した向きに表示される。従って、大変に見やすいとともに、バーコードリーダ1と使用者の間には、視線13を遮るようなものはないので、一層見やすくなる。
【0088】
復元された情報や商品名などは、通信部11によって例えば、図9に示すようにバーコードリーダ1と接続された例えばインターネット接続対応の携帯電話26やPHS携帯電話などに送信される。このとき携帯電話26やPHS携帯電話などバーコードリーダ1との通信を行う通信部11は、ケーブル接続による有線通信であってもよいし、例えば赤外線を利用した光通信であってもよいし、例えばBluetoothなどの短距離無線通信であってもよい。また、バーコードリーダ1自体と携帯電話26が直接接続されるものであってもよい。
【0089】
通信部11によって携帯電話26に送信された情報は、携帯電話の無線通信網29やインターネット網30などにより販売者のホストサーバコンピュータ28などに送信される。販売者ホストサーバコンピュータ28は、受信した情報をサーバ内データベースと照合を行い、購入希望者の特定、購入希望商品の特定、購入希望数量の特定などの購入・販売情報34として処理を行う。販売者は特定された購入希望者に希望の商品35を希望数量分だけ配送し、注文者である購入希望者は商品受け取り時に代引きなどで支払いを行う。このようにして購入希望者はチラシ5に印刷された商品の購入を行うことができる。
【0090】
このように本実施の形態では、使用者である購入希望者が机やテーブル上のチラシ5に印刷された商品のバーコード4を読み取る動作を行う時に、バーコードリーダ1の読取開口部2を机上のチラシ5に向けるため、読取開口部2は使用者からみて下方向に向くことになるが、表示部3が使用者の方を向いており、表示部3に表示される情報や画像も使用者に対して正対した向きに表示されるので、読み取った際に表示部3に表示される情報を確認しやすいとともに、表示部3と視線13の間を遮るものがないから、一層見やすくできる。
【0091】
また、上記実施の形態のバーコードリーダ1を用いると、バーコードリーダ1内に備えた光源25からの照明光がバーコード4を照らす状態も確認しやすく、バーコードリーダ1で読み取りがし易いようにバーコード4に照明光をあてやすくできる。また、バーコード4に光をあてる光源25は、例えばLEDランプなどをバーコードリーダ1内に備えていてもよいし、バーコードリーダ1の外部に備えていてもよい。屋外であれば太陽光をそのまま光源として使用してもよい。
【0092】
また本実施の形態では、図4に示すようにバーコード4を読み取るために使用者がバーコードリーダ1を片手37に保持し、読取開口部2を机上のチラシ5に印刷されたバーコード4に向け、読取起動スイッチ6あるいは読取起動スイッチ6上方に例えば親指を添えたとき、読取起動スイッチ6の上部に配置した引っかかり部17に親指がかかり、バーコードリーダ1が指から滑りにくくなるので、バーコードリーダ1を片手で保持し易くできるとともに、結果として確実に保持できることで読取操作を確実にできる。
【0093】
また、本実施の形態では引っかかり部17を読取起動スイッチ6の上部に配置しているが、読取起動スイッチ6の周辺であれば本実施の形態と同様の作用効果が得られる。さらに、読取起動スイッチ6の形状自体が、例えば図8に示すように内側に湾曲していたり凹部や凸部が設けてある等で、引っかかり部17aと読取起動スイッチ6aとの両方の役割と、その作用をもっているものであってもよい。
【0094】
また、本実施の形態で、読取起動スイッチ6の機能を表す「よみとり」の文字は、読取起動スイッチ6上に表示されているが、読取起動スイッチ6の近傍に、読取開口部2が下方向に向いた際にバーコードリーダ1の使用者に正対した向きに見えるよう、表示されていてもよい。また、図5、図6のようにキー入力部20、21におけるテンキー20a、21a上の文字も、上記した「よみとり」の文字と同様に表示されるものである。
【0095】
また、本実施の形態で、キー入力部20、21である数字入力部としてテンキー式を例としているが、このテンキーの配置でよく使用される配置には図5のような電話タイプと図6のような卓上計算機タイプがあり、図5や図6のように読取開口部2が下を向いている方向においてテンキー20a、21aが上記どちらかの配置になっていれば、机上のチラシに印刷されたバーコードを読み取り、さらに数量などを入力する際にも、上記表示部3の例と同様の効果が得られ、キー機能表示部としても表示部3が作用をなし、読み取りの後でバーコードリーダ1を持ち替えることなく数字入力ができる。
【0096】
また数字入力手段として、例えばUPキー,DOWNキーなどにより例えば0〜9999までの数字を上下する方法により、数字を入力してもよい。また、テンキーの使い方として上記例では数量の入力などを例としているが、例えば使用者の暗証番号をサーバコンピュータなどに登録し、その暗証番号の入力に使用してもよい。
【0097】
なお、上記実施の形態で表示部3は、バーコードリーダ1の前面で、読取起動スイッチ6よりも上部に配置されているが、読取起動スイッチ6よりも下部に配置されていても、上記実施の形態と同様の作用効果を得られるものである。また、上記実施の形態では購入を希望する商品として、炭酸飲料のように形のある物を例としているが、希望商品として例えば何らかの情報や、何らかの音楽データや、何らかのプログラムなどのように、形のない商品であってもよい。
【0098】
なお、バーコードリーダの電源としては、例えばPOSターミナルに接続するバーコードリーダのように外部から供給するものであってもよいし、電池を使用する携帯式のものであってもよい。さらに、携帯式のものであれば、ポケットに入れて持ち運びができ、商品カタログや携帯電話とともに持ち歩けば、訪問販売にも使用できる。また、電池は一次電池でも充電可能な二次電池であってもよい。
【0099】
なお、上記実施の形態の中で表示部3に表示する例として、バーコードを復元した情報や商品名を例としているが、表示する情報としては、例えば、バーコードや2次元コードなどの情報を読み取り、メモリ内に格納した情報の件数であってもよいし、電源が電池式の装置であれば、電池マークのような電池残量を示す情報であってもよいし、無線通信部をもつ装置であれば、アンテナマークのような電波強度を示す情報であってもよい。このように表示する情報の内容自体を特定するものではない。
【0100】
なお、本実施の形態の中ではバーコードリーダ1の表示部3に表示する情報として、読み取った情報や、メモリ部12に蓄えた情報を例としているが、例えば販売者のホストサーバコンピュータから送られる情報を受け取って表示すれば、使用者が読み取り操作を行った状態で、バーコードリーダ1から送られた情報に対する販売者のホストサーバコンピュータ28での処理結果を目で見て確認することができる。
【0101】
なお、本実施の形態の中でバーコードの印刷されたチラシは、机やテーブルの上に置かれているが、畳や床の上に置いて、購入希望者が畳や床の上に腹這いに寝そべった状態で本実施の形態のバーコードリーダを使用しても同様であることは明白である。また、図7のように、バーコードの印刷物が商品カタログなどの本の形をしていても同様であることは明白である。
【0102】
なお、本実施の形態の中でホストサーバコンピュータ28は、例えば、ハードウェアであるコンピュータ装置本体と、ソフトウェアであるプログラムとデータより構成されており、情報処理機能の大部分がハードウェアに依存せずプログラムとデータで構成されていれば、例えば、販売者の都合などにより、何らかの機能仕様変更などの必要が発生した場合や保守の必要な場合、コンピュータ装置自体の変更は必要なく、プログラムやデータの交換で対応できる。
【0103】
なお、本実施の形態の中でバーコードリーダ1は、貸与により一般家庭に配布されているが、各家庭で購入したものであってもよい。また、購入の場合でも貸与の場合でも、例えばバーコードリーダ1を例えば上記例の中の販売者から購入するなり貸与されたりしているのであれば、何らかの代金を販売者に支払うのが通常である。
【0104】
この代金を支払うことがバーコードリーダ1の使用者、すなわち上記例の通信販売の注文者にとって、心理的に負担になることもある。このため購入の場合は月々の分割払いや、貸与の場合も月々のリース料・レンタル料の支払いというケースが考えられる。例えば貸与の場合、月々200円のリース料・レンタル料にてバーコードリーダを利用した通信販売サービスを受けられるようにする。
【0105】
ここで上記月々の支払いを、バーコードリーダ1の使用者が支払う月々の電話料金とともに支払いができるようにすれば、一般に電話料金は利用頻度にもよるが数千円以上であるため、電話料金と比較してバーコードリーダのリース料の心理的な負担はかなり軽減されることになる。
【0106】
なお、本実施の形態では図9に示すようにバーコードリーダ1で読み取るなどして得られた情報を販売者ホストサーバコンピュータ28へ送信するために携帯電話26を使用しているが、例えばモデム内蔵などの通信ユニットやコンピュータあるいは例えばインターネット接続対応電話機・ファクシミリ端末などの据置タイプの電話機27など有線通信や光通信、無線通信などで通信し、この通信ユニットやコンピュータや据置タイプの電話機などにより、有線の公衆電話回線網31、アクセスポイント33、ゲートウエイ32やインターネット網30や専用通信回線を使用して販売者ホストサーバコンピュータ28へ情報を送信してもよい。
【0107】
次に訪問販売を例に、本実施の形態を説明する。なお、バーコードリーダ1自体の動作は前述の動作と同様なので省略する。
【0108】
訪問販売員はバーコードリーダ1と携帯電話、訪問先の客に商品を薦めるための商品カタログを持って、販売活動を行う。商品カタログには商品の仕様などが記載されているとともに、その商品と対になる購入対象を示す情報が格納された標識であるバーコードが印刷されている。訪問先で客との商談を行う際、家の中の玄関にて商談を行う。商品カタログは玄関の床・廊下に広げ、客と訪問販売員は広げられた商品カタログを見ながら商談を行う。
【0109】
客の気に入った商品があれば、訪問販売員はバーコードリーダ1と携帯電話26を接続し、バーコードリーダ1の読取開口部2を商品カタログのバーコード4に近づけ、読取起動スイッチ6を押下する。このとき商品カタログは床・廊下に広げられたままなので、読取開口部2は下方向に向くことになるが、表示部3に表示される情報や、読取起動スイッチ6の機能を表す「よみとり」の文字は使用者である訪問販売員に正対した向きで表示されるので、表示部3の情報の確認や読取起動スイッチ6の機能の確認がしやすい。
【0110】
バーコードリーダ1で読み取った情報は、携帯電話26、無線通信網、インターネット網などにより遠隔地にある販売者ホストサーバコンピュータ28に送られ、商品の在庫情報が得られる。販売者ホストサーバコンピュータ28は得られた在庫情報を訪問販売員の携帯電話に送信し、携帯電話の液晶表示部上に在庫数量や受注可能かどうかが表示される。訪問販売員は受注可能であることを確認し、商品カタログなどに印刷された、受発注用のバーコードをバーコードリーダ1により読取る。読み取ったデータは携帯電話により遠隔地にあるサーバコンピュータに送られ、その商品の受注処理が行われる。サーバコンピュータは受注処理終了した情報を訪問販売員の携帯電話に送信し、携帯電話の液晶表示部上に受注処理終了の情報が表示される。
【0111】
このように、使用者である訪問販売員が床の上に広げられた商品カタログに印刷されたバーコード4を読み取る動作を行う時に、読取開口部2を床の上に広げられた商品カタログに向けるため、読取開口部2は使用者からみて下方向に向くことになるが、表示部3が使用者の方を向いており、表示部3に表示される情報や画像も使用者に対して正対した向きに表示されるので、読み取った際に表示部3に表示される情報を確認しやすい。
【0112】
なお、上記例では、バーコードリーダ1で読み取った情報はメモリ部12に格納することなく、携帯電話を通してサーバに送っているが、メモリ部12に格納できる程度の情報を読み取った後、携帯電話と接続し、例えば携帯電話のメール通信機能などにより、メモリ部12に格納した情報をサーバコンピュータに送ってもよい。
【0113】
なお、上記例では商品の販売・購入を例にしたが、机上に置かれた配送物一覧表などに印刷された配送対象を示す情報が格納された標識であるバーコードや2次元コードを読み取り、配送を希望する物品を選択する場合でも同様に使用できる。また、質問の回答にバーコードを利用し、回答欄にバーコードや2次元コードが印刷されたアンケート用紙を用い、机上などに置かれたアンケート用紙の回答を行う場合でも同様に使用できる。また、窓口の机上に置かれた診察券などに印刷されたバーコードや2次元コードを読み取り、復元された情報から患者のカルテを検索する場合でも同様に使用できる。
【0114】
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2における光学的情報読取装置であるバーコードリーダの内部ブロック図で、図11は、同バーコードリーダが商品棚のバーコードを読み取るのに使用した図で、図12は、同バーコードリーダが机上のチラシのバーコードを読み取るのに使用した図である。図13は、無線電波式情報読取書込装置である無線タグリーダ・ライタを示す側断面図である。
【0115】
本実施の形態2におけるバーコードリーダは、表示部に表示される情報を反転できる表示画像反転機能を備えた点が実施の形態1のバーコードリーダと異なり、また本実施の形態2における無線タグリーダ・ライタは、無線の送受信で情報を読取る点が実施の形態1のバーコードリーダと異なり、それ以外の同一構成並びに作用効果を奏する部分には、図1〜図8を利用し実施例1と同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【0116】
1aは図10に示すように光学的情報読取装置としてのバーコードリーダで、読み取った情報を表示部3に表示するに際し、表示する文字や画像などの情報の向きを上下反転させる表示画像反転部38を有する。そして、バーコードリーダ1aは、表示画像反転部38を備えた以外、実施の形態1で説明した図1〜図8に示すバーコードリーダ1と全く同じ構成を実施するものである。
【0117】
また、24は図13に示すように無線電波式情報読取書込装置としての無線タグリーダ・ライタで、22は無線電波の送信と受信を一つで行うアンテナ部で、23は皿40等に埋設した無線タグである。そして、無線タグリーダ・ライタ24は、実施の形態1で説明した図1〜図8に示すバーコードリーダ1において、光学的に標識を読取るのに対し、アンテナ部22から無線タグ23に電波を送り、これに対する無線タグ23からの送信電波をアンテナ部22で受信して無線タグ23に格納してある標識に含まれる情報を読取り書込む無線電波式の点で異なるもので、それ以外は実施の形態1で説明した図1〜図8に示すバーコードリーダ1と全く同じ構成を実施するものである。
【0118】
すなわち、無線タグリーダ・ライタ24は、図13に示すように情報を送信信号に変調する変調部(図示せず)と、変調した送信信号を無線電波として標識である無線タグ23へ送信するアンテナ部22と、標識である無線タグ23からの無線電波を受信するアンテナ部22と、アンテナ部22で受信した受信信号を復調し、前記標識に含まれる情報を復元するデコード部(図示せず)と、前記標識またはデコード結果等の情報を表示する表示部3を備え、表示部3に表示される情報が使用者の目に正しく対する向きのときに、アンテナ部22での受信方向が下向きになるように形成してある。また、無線タグリーダ・ライタ24は、使用形態によっては、表示部3に表示される情報が使用者の目に正しく対する向きになるように、表示部3に表示される情報を反転させる表示画像反転部(図示せず)も備え、さらに単一または複数のキーからなるキー入力部(図示せず)と、キーの機能を表した文字や記号等を表示したキー機能表示部として表示部3を備え、前記キー機能表示部が使用者の目に正しく対する向きのときに、アンテナ部22での受信方向が下向きになるように形成している。もちろん、引っかかり部17は実施の形態1と同様に設けてあるとともに、実施例1でいう読取開口部に相当する情報読取装置本体の下端面が閉塞してある。
【0119】
次に本実施の形態の動作を説明する。バーコードリーダ1aの読取開口部2をバーコード4に近づけ、読取起動スイッチ6を押下すると、バーコード4からの反射光7をイメージセンサ8が受光し電気信号に変換する。バーコードリーダ1a内のデコード部9は、イメージセンサ8が変換した電気信号に基づいてバーコード4に含まれる情報を復元する。復元された情報はメモリ部12に蓄積される。また、必要によって復元したバーコード4内の情報を、メモリ部12内に格納してある、例えば商品名に変換する。復元された情報や商品名などは、バーコードリーダ1aの内部設定と表示画像反転部38により、表示部3に表示される。また、例えば赤外線通信や無線通信などの通信部11により、メモリ部12に蓄積した情報をパソコンなどの別の情報機器に送信する。
【0120】
そして、表示部3への表示の仕方として、例えば図11に示すようにコンビニエンスストアの商品棚38の前端面などに貼られているバーコード4を読み取る際には、読取開口部2の開口方向が使用者からみて上あるいは前方を向いた状態において、表示画像反転部38により使用者の視線13に対して正対する方向に情報を表示部3に表示する。また、例えば机上に置かれた商品カタログなどに印刷されたバーコード4を読み取る際には、図12に示すように読取開口部2の開口方向が下を向いた状態において、表示画像反転部38により使用者の視線13に正対する方向に情報を表示する。
【0121】
このように、バーコードリーダ1aの使用形態に合わせて、読取った情報を使用者の視線13に正対する向きに表示部3への表示方向の切換は、バーコードリーダ1a内部の設定を変えてもよいし、読取動作を起動するスイッチを複数設け、どのスイッチを押下するかで表示の方向を判定・変更してもよい。また、例えばバーコードを読み取る場合と、数量などをキー入力する場合とで、表示方向を変えてもよい。表示方向の切換は表示画像反転部38により行う。
【0122】
このように本実施の形態では、バーコード4を読み取る動作を行う際に、表示部3が使用者の方を向いており、表示部3に表示される情報や画像が使用者に正対した方向で表示されるので、読み取った際に表示部3に表示される情報などを確認しやすい。
【0123】
なお、読取開口部が複数あり、表示部に表示する文字情報の上方向と下方向に各々1つずつの読取開口部を備えたバーコードリーダに、上記した本実施の形態を搭載した場合であっても、上記実施の形態と同様の作用効果が得られる。
【0124】
また、本実施の形態ではイメージセンサとして複数の受光素子が一列に並んだラインセンサを例としているが、装置自体がペン型の形状のものでよく使用される受光素子が単独のフォトセンサであっても同様である。また、デジタルカメラなどに使用される受光素子が縦横に平面に配置されているエリアセンサであっても同様である。また、レーザー発光素子を用いたレーザー走査式の読取装置であっても同様である。
【0125】
さらに、本実施の形態ではバーコードリーダを例として説明したが、2次元コードを読み取る2次元コードリーダや文字を読み取るOCRなどの他の光学的情報読取装置でも同様に実施できるものである。また、画像自体を取り込むイメージスキャナでも同様である。また、反射光による読み取りだけでなく、透過光による読み取りでも同様である。また、2次元コードなどの場合には、表示部に表示する情報を上記例のデコード結果や商品名ではなく、イメージセンサが受光している受光画像そのものであってもよい。また、バーコードと2次元コードの両方の読み取りができるものであってもよい。また、本実施の形態では、表示部と、読取開口部が一体のバーコードリーダを例として説明したが、例えば表示部は液晶ディスプレイなどの表示ユニットであり、読取開口部は別体のカメラやイメージセンサユニットなどの形態のものであっても同様に実施できるものである。
【0126】
さらに、バーコードなどの光学的標識ではなく、図13に示すような、例えば飲食店の皿40などに備えられた無線タグ23等を利用した無線タグ読取書込装置である無線タグリーダ・ライタ24でも同様に実施できるものである。送・受信アンテナ22は図13に示すように無線タグリーダ・ライタ24の下部に向かって受信・送信の指向性がある。
【0127】
無線タグ23は、例えば飲食店の皿40などに設け、皿40をテーブルの上に置いた状態で無線タグリーダ・ライタ24で無線タグ23より情報を読み取る。読み取る際に、表示部3が使用者の方を向いており、表示部に表示される情報や画像が使用者に正対した方向で表示され、読み取った際に表示部3に表示される情報などを確認しやすい。また、送信、受信のアンテナ部22を各々別個に備える無線タグ読取書込装置でも本実施の形態を同様に実施できるものである。また読取・書込を行う対象は、上記例の無線タグの他、同様の原理による無線式非接触読取・書込型ICカードなどでも同様である。
【0128】
なお、本実施の形態におけるバーコドリーダ1aまたは無線タグリーダ・ライタ24を用いて、図9に示す実施の形態1と同様の情報処理システム並びに、その情報処理システムを用いた配送方法および販売・購入する方法は、図9におけるバーコードリーダ1に置き換えてバーコドリーダ1aまたは無線タグリーダ・ライタ24を用いることで実施の形態1と同様に実施できるものである。
【0129】
【発明の効果】
以上の説明のように本発明は、表示部に表示される情報および標識を読取る行為の状態をそれぞれ確認しやすくできるとともに、読取の際の情報読取装置本体を握る姿勢も楽にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるバーコードリーダを示す正面図
【図2】同実施の形態1におけるバーコードリーダの内部ブロック図
【図3】同実施の形態1におけるバーコードリーダの構成を示す側断面図
【図4】同実施の形態1におけるバーコードリーダを片手で保持し、情報を読み取る様子を示す側断面図
【図5】同実施の形態1における電話式に配置したキー入力部付きのバーコードリーダを示す正面図
【図6】同実施の形態1における卓上計算機式に配置したキー入力部付きのバーコードリーダを示す正面図
【図7】同実施の形態1におけるバーコードリーダの使用状況を示す斜視図
【図8】同実施の形態1におけるバーコードリーダの要部を示す断面図
【図9】同実施の形態1におけるバーコードリーダを用いた情報処理システム並びに、そのシステムを用いた商品の配送、購入・販売方法を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態2におけるバーコードリーダの内部ブロック図
【図11】同実施の形態2におけるバーコードリーダの使用形態を示す図
【図12】同実施の形態2におけるバーコードリーダの他の使用形態を示す図
【図13】同実施の形態2における無線タグリーダ・ライタを示す側断面図
【図14】従来のバーコードリーダの使用形態を示す図
【図15】従来の他のバーコードリーダにおける使用形態を示す図
【図16】従来の他のバーコードリーダにおける他の使用形態を示す図
【符号の説明】
1、1a バーコードリーダ(光学的情報読取装置)
2 読取開口部
3 表示部(キー機能表示部)
4 バーコード(標識)
6、6a 読取起動スイッチ(読取開始入力部)
7 反射光
8 イメージセンサ
9 デコード部
13 使用者の視線
17、17a 引っかかり部
20、21 キー入力部
20a、21a テンキー
38 表示画像反転部
22 アンテナ部
23 無線タグ
24 無線タグリーダ・ライタ(無線電波式情報読取装置または無線電波式情報読取書込装置)

Claims (2)

  1. 標識からの反射光あるいは透過光等の光を取り込む読取開口部と、前記反射光あるいは透過光等の光を受光し電気信号に変換するイメージセンサと、前記イメージセンサからの信号に基づいて、前記標識に含まれる情報を復元するデコード部と、前記標識またはデコード結果等の情報を表示する表示部を備え、前記表示部に表示される情報が使用者の目に正しく対する向きのときに、前記読取開口部はその開口方向が下向きになるように構成し、さらに、読取動作を開始するための読取開始入力部を有し、前記読取開口部が下向きになるように読取装置本体を使用者の手に保持したときに指が当たる引っかかり部を、前記読取開始入力部の近傍に設けてなる光学的情報読取装置。
  2. 標識からの反射光あるいは透過光等の光を取り込む読取開口部と、前記反射光あるいは透過光等の光を受光し電気信号に変換するイメージセンサと、前記イメージセンサからの信号に基づいて、前記標識に含まれる情報を復元するデコード部と、前記標識またはデコード結果等の情報を表示する表示部と、前記表示部に表示される情報が使用者の目に正しく対する向きになるように、表示部に表示される情報を反転させる表示画像反転部と、読取動作を開始するための読取開始入力部とを備え、前記読取開口部が下向きになるように読取装置本体を使用者の手に保持したときに指が当たる引っかかり部を、前記読取開始入力部の近傍に設けてなる光学的情報読取装置。
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