JP4157997B2 - Suture prosthesis - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外科手術等における自動縫合器、特に胸腔鏡下で手術を行うときに使用する自動縫合器に用いて好適な縫合補綴材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より多数のステープルを埋入したホチキスタイプの自動縫合器は、管状器官の切除、吻合等の外科的手術に多用されるところであるが、肺等への適用においては、縫合部よりの空気漏れの問題、軟弱な組織への適用においては組織の損傷、断裂等の問題を生じることがあった。
【0003】
自動縫合器に装着される縫合補綴材としては、特開平10−216216号公報、特開平10−216217号公報に、生体内分解吸収性フィルムと伸縮性の非吸収性材料を両方の側面において2本の糸で粗く縫い合わせて筒状の縫合補綴材とすることが提案されている。
【0004】
しかしながら、このような構成では、自動縫合器のステープル形成側と受け側に縫合補綴材を装着すると、ステープル止め及び切断の後4本の糸を引き抜く必要があり、操作が煩雑で、縫い糸が絡まることもあった。
【0005】
本発明は、装着、位置合わせの容易性、及び、装着した後の位置ずれの防止、カッターによる切断操作の容易性を備え、さらに糸の引き抜きを容易に行える新規な自動縫合器用の縫合補綴材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記の縫合補綴材を提供するものである。
1. 互いに重ね合わせられた生体内分解吸収性素材からなる第1布状体と任意の素材からなる第2布状体とを、連続する1本の仮縫糸により、2つの仮縫部で縫合して成る筒状の縫合補綴材であって、
該補綴材の前側と後側のうち少なくとも一方の側に自動縫合器への挿入用開口部が構成されてなり、
上記挿入用開口部が構成された側に、上記仮縫糸の中途部が引き出されてループ状の引抜部を形成されていることを特徴とする、自動縫合器に装着される縫合補綴材。
2. 上記引抜部は、当該縫合補綴材が装着される自動縫合器のアーム部と同程度或いはそれ以上の長さを有する請求項1に記載の縫合補綴材。
3. 上記生体内分解吸収性素材が、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、グリコール酸と乳酸の共重合体、パラジオキサノン、ポリカプロラクトン、キチン、乳酸とカプロラクトンの共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1に記載の縫合補綴材。
4. 上記第1布状体が、不織布、編地、織地またはメルトブロー成形物である請求項1〜3のいずれか1項に記載の縫合補綴材。
5. 上記第2布状体が伸縮性を有する編、織地である請求項4に記載の縫合補綴材。
6. 上記伸縮性を有する編、織地が、パワーネット生地である請求項5に記載の縫合補綴材。
7. 仮縫糸がモノフィラメント縫合糸である請求項1〜6のいずれか1項に記載の縫合補綴材。
8. 胸腔鏡下で手術を行うときに使用される自動縫合器に装着される請求項1〜7のいずれか1項に記載の縫合補綴材。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、本発明の縫合補綴材1は、生体内分解吸収性素材よりなる第1布状体3と任意の素材からなる第2布状体4を重ね合わせ、仮縫糸7で2つの仮縫部5を形成して筒状としたものであり、縫合補綴材の一端(自動縫合器に装着したときの後方)からループ状の仮縫糸からなる引抜部6が形成されている。該引抜部6は、術後手許で仮縫糸の引き抜き操作を行うことができることが望ましく、引抜部の長さは自動縫合器のアーム部11と同程度の長さか、それ以上であるのが好ましい。
【0008】
仮縫部5は、第1布状体及び第2布状体の側面に沿って直線状に形成されても良く、図2に示すように、縫合補綴材1の前方側をほぼ閉じるように、仮縫糸7の両端を近接位置としてもよい。このような前方側をほぼ閉じた縫合補綴材は、図3に示すように自動縫合器のステープル受け側に先端を覆うように装着することができる。
【0009】
生体内分解吸収性材料としては、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、グリコール酸/乳酸共重合体、乳酸/カプロラクトン共重合体、パラジオキサノン、キチン等の編地、織地、不織布、フィルム等を例示できるが、特に、柔軟性、通気性、適宜の腰、厚さ、吸血性、ステープルの通り易さ、分解性等の面より、本出願人が先に発明した特公平5−18579号、特開平5−79586号に開示されるポリグリコール酸を素材として編、織成された編、織地をニードルパンチングして製造された不織布が好適な素材として例示できる。不織布は、メルトブロー法により製造されたものであってもよく、繊維が一方向に引き揃えられたものが好ましい。また、第1布状体の片面または両面を熱圧着または圧力プレスし、表面を滑面としたものが好ましい。
【0010】
第2布状体の素材は任意であり、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリエステル、ナイロンなどのポリアミド、ポリウレタン、ポリスチレン、綿、麻、絹などの素材であっても良く、上記のような生体内分解吸収性材料であっても良い。第2布状体は伸縮性を有する編、織地であるのが好ましい。伸縮性を有する編、織地は、その組織の中に例えばゴム糸、ポリウレタン系弾性糸、捲縮、嵩高加工糸等が適宜交編、交織されており、縦、横方向に伸縮性を有するもので、その組織については特に限定しないが、裁断、一体化の際の縫製等の容易性、さらに、形態の安定性等の面から、例えばポリウレタン糸にナイロン糸をカバーリングして得た糸にて経編に編成したパワーネット生地が特に好適な例として例示できる。
【0011】
第1及び第2布状体は、それぞれ所要サイズに裁断(作業上、同一サイズであることが好ましい)した後、両布を重ね合わせ、その両端部(両耳部)を仮縫いによって一体化する。仮縫いとしては、両者を術後に容易に分離できる粗いピッチのぐし縫いが例示できる。仮縫いは1本の糸で行い、その両糸端は、縫合補綴材の前側(自動縫合器に装着したときの先端側)から適宜の長さに延出し、縫合補綴材の後側(自動縫合器に装着したときの手元側)に連結された引抜部を形成する。
【0012】
引抜部は、仮縫糸を容易に引き抜けるものであれば任意の形状であってよく、例えば図1,図2に示す形状が例示される。該引抜部は自動縫合器によるステープル止めの後に、引抜部を引張ることにより糸を1回の操作で引き抜くためのもので、引抜部の長さは、引抜部先端が自動縫合器の手元付近になるようにするのが好ましい。好ましい引抜部の長さは、縫合補綴材の長さの2〜20倍程度、より好ましくは3〜15倍程度、さらに好ましくは3〜10倍程度である。
【0013】
仮縫糸としては、衣料品の縫製用の縫い糸、医療用の縫合糸等が挙げられ、ナイロン、ポリエステル、ビニロン、ポリフッ化ビニリデン、綿、絹などの非生体分解吸収性素材及び上述の生体分解吸収性素材のいずれかから構成される。その縫糸としては万一挟み込まれ、体内に残留する場合を考慮し、本発明の生体内分解吸収性素材と同一素材をもって構成するのが好ましい。さらに、上記一体化によって形成される筒の内径は適用する縫合器の外径と同等、もしくは小さくすることが前記目的を達成するために重要であり、従って、用いる布状体のサイズ、形状、一体化のための縫製手段等はかかる目的に合致することが望まれる。
【0014】
仮縫糸は、モノフィラメント縫合糸であるのが、引抜きを容易にするために望ましい。
【0015】
本発明の補綴材が適用される自動縫合器としては、UNITED STATE SURGICAL 社製のAUTOSUTURE MULTIFIRE GIA 80, 60 TYPE(商品名)、ETHICON endo SURGERY社製の PROXIMATE LINEAR CUTTER 75, 55 TYPE(商品名)等が例示でき、これらへの適用に際しては、単にステープル内蔵カートリッジ部およびステープル受け溝を有するフレーム部に被嵌させるという簡単な操作によって装着を行うことができる。自動縫合器は、特に胸腔鏡下で手術を行うときに使用される自動縫合器が望ましい。
【0016】
【実施例】
以下、本発明を、図面に基づいて説明する。
実施例1
図1は、本発明の縫合補綴材(1)を示す。該補綴材は、生体内分解吸収性素材よりなる不織布(3)、パワーネット生地(4)をその両耳部にて仮縫部(5)、(5)を形成し、一体化してなり、その仮縫糸(7)、(7)の両端を延出し、かつ、ループ状の引抜部(6)を形成する。
【0017】
不織布(3)は、12フィラメント、33デニールのポリグリコール酸糸を18ゲージの丸編機にて45g/m2の目付で編成し、ウエール方向に軽くニードルパンチしたものを4枚準備し、これをコース方向とウエール方向が直交するよう交互に重ね、さらに全体をニードルパンチして一体化して製造された。また、パワーネット生地(4)は、280デニールのポリウレタン糸と70デニール、24フィラメントのナイロン糸を用い、その混合比率が15:85となるよう48ゲージの経編機を用いてパワーネット組織に編成したものである。縫製糸は、4−0サイズのポリグリコール酸縫合糸が具体例として例示できる。
【0018】
かかる不織布(3)、パワーネット生地(4)は、各々80×25mmの大きさに裁断して重ね、側縁より2mm内側を手縫いによる仮縫部(5)、(5)により縫いピッチ10mmで仮縫いし、ループ状の引抜部(6)を備えた本発明の縫合補綴材(1)を構成する。
【0019】
なお、その仮縫糸(7)の両端は、それぞれ4cm程度延出させ、引抜部(6)は20cm程度の長さであった。
【0020】
図2の縫合補綴材(1)は、生体内分解吸収性素材よりなる不織布(3)、パワーネット生地(4)の一端の両方の角を切断し、切断部に沿ってぐし縫い(5)、(5)し、仮縫糸の両端を縫合補綴材の前側の近接位置から延出することにより開口部を狭めてあり、一方側は連結されたループ状の引抜部(6)が構成される。この縫合補綴材が図3に示すダブルステープルタイプの自動縫合器(8)のフレーム部(10)及びカートリッジ部(9)に、縫いすぼめられた側を先端側に位置させて使用すると、フレーム部(10)及びカートリッジ部(9)を体内に挿入する際、めくれたり、位置ずれを起こすことはない。また、縫合補綴材を装着する際にも装着しやすく、ずれたり、端部がめくれた状態になることはない。
【0021】
図3には、上記のように構成した本発明の縫合補綴材(1)、(2)を従来より汎用されるところの胸腔鏡下の手術用自動縫合器(8)のステープル受け溝を有するフレーム部(10)及び、ステープル内蔵カートリッジ部(9)にそれぞれ装着した使用状態を示した。尚、手術時、操作を妨げる恐れのある場合、引抜部(6)は手で把持すればよい
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縫合補綴材を示す斜視図である。
【図2】本発明の縫合補綴材を示す斜視図である。
【図3】図1、図2の縫合補綴材を自動縫合器に装着した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 縫合補綴材
2 縫合補綴材
3 第1布状体
4 第2布状体
5 仮縫部
6 引抜部
7 仮縫糸
8 自動縫合器
9 カートリッジ部
10 フレーム部
11 アーム部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a suture prosthesis suitable for use in an automatic suturing device in a surgical operation or the like, in particular, an automatic suturing device used when performing surgery under a thoracoscope.
[0002]
[Prior art]
The stapler type automatic suturing device in which a large number of staples are embedded has been widely used for surgical operations such as excision of tubular organs, anastomosis, etc., but when applied to the lung, etc., air leaks from the sutured part. In the case of application to soft tissues, problems such as tissue damage and tearing may occur.
[0003]
As a suture prosthesis material to be attached to an automatic suturing device, Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-216216 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-216217 describe a biodegradable absorbent film and a stretchable non-absorbable material on both sides. It has been proposed to form a cylindrical suture prosthesis material by roughly sewing with a book thread.
[0004]
However, in such a configuration, when the suture prosthesis material is attached to the staple forming side and the receiving side of the automatic suturing device, it is necessary to pull out the four threads after stapling and cutting, which is complicated and the sewing thread becomes entangled. There was also.
[0005]
The present invention provides a new suture prosthesis material for an automatic suturing device that is easy to mount and align, prevents misalignment after mounting, facilitates a cutting operation with a cutter, and can easily pull out a thread. The purpose is to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides the following suture prosthesis.
1. A first cloth-like body made of biodegradable absorbent material and a second cloth-like body made of an arbitrary material, which are superposed on each other, are sewn together at two temporary sewing portions with a single continuous sewing thread. A tubular suture prosthesis ,
An opening for insertion into the automatic suturing device is configured on at least one side of the front side and the back side of the prosthetic material,
On the side where the insertion opening is configured, wherein the drawn out intermediate portion of the temporary thread is formed a loop-shaped pulling the recessed portions, suture prosthesis to be attached to an automatic suturing device.
2. The suture prosthesis according to
3. The biodegradable and absorbable material is at least one selected from the group consisting of polyglycolic acid, polylactic acid, a copolymer of glycolic acid and lactic acid, paradioxanone, polycaprolactone, chitin, and a copolymer of lactic acid and caprolactone. The suture prosthetic material according to
4). It said first cloth-like member is a nonwoven fabric, knitted fabric, stitching prosthesis according to
5. The suture prosthetic material according to
6). The suture prosthetic material according to
7). Suture prosthesis according to any one of
8). The suture prosthesis according to any one of
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As shown in FIG. 1, a
[0008]
The
[0009]
Biodegradable and absorbable materials include polyglycolic acid, polylactic acid, polycaprolactone, glycolic acid / lactic acid copolymer, lactic acid / caprolactone copolymer, paradioxanone, chitin and other knitted fabrics, woven fabrics, nonwoven fabrics, films, etc. In particular, Japanese Patent Publication No. 5-18579 previously invented by the present applicant in terms of flexibility, breathability, appropriate waist, thickness, blood absorbability, ease of passing staples, degradability, and the like. Examples of suitable materials include knitted and woven knitted from polyglycolic acid disclosed in JP-A-5-79586, and non-woven fabric produced by needle punching a woven fabric. The nonwoven fabric may be manufactured by a melt blow method, and is preferably one in which fibers are aligned in one direction. Further, it is preferable that one surface or both surfaces of the first cloth-like body is thermocompression-bonded or pressure-pressed to make the surface smooth.
[0010]
The material of the second cloth-like body is arbitrary, and may be a material such as a polyolefin such as polyethylene or polypropylene, a polyamide such as polyester or nylon, a polyurethane, polystyrene, cotton, hemp or silk. A decomposition-absorbing material may be used. The second cloth-like body is preferably a knitted or woven fabric having elasticity. Stretched knitted fabrics and fabrics are made by appropriately knitting and weaving rubber threads, polyurethane elastic yarns, crimps, bulky processed yarns, etc. in the structure, and stretchable in the vertical and horizontal directions. However, the structure is not particularly limited. From the standpoint of ease of cutting and integration, and the stability of the form, for example, a thread obtained by covering a nylon thread with a polyurethane thread. A power net fabric knitted into warp knitting can be exemplified as a particularly suitable example.
[0011]
Each of the first and second cloth-like bodies is cut to a required size (preferably the same size for work), and then both the cloths are overlapped, and both ends (both ear parts) are integrated by temporary sewing. . Examples of the temporary stitching include a rough-pitch comb stitch that can be easily separated after surgery. Temporary stitching is performed with a single thread, and both ends of the thread extend to an appropriate length from the front side of the suture prosthetic material (the tip side when attached to the automatic suture device), and the rear side of the suture prosthetic material (automatic suture). A pull-out portion connected to the hand side when mounted on the container is formed .
[0012]
The drawing portion may have any shape as long as it can easily pull out the temporary sewing thread, and examples thereof include the shapes shown in FIGS. The pull-out part is for pulling out the thread by one operation by pulling the pull-out part after stapling with an automatic suturing device. The length of the pull-out part is such that the tip of the pull-out part is near the hand of the automatic suturing device. It is preferable to do so. The length of the preferable withdrawal portion is about 2 to 20 times the length of the suture prosthesis, more preferably about 3 to 15 times, and still more preferably about 3 to 10 times.
[0013]
Examples of the temporary sewing thread include sewing threads for sewing clothing, medical suture threads, and the like, and non-biodegradable absorbent materials such as nylon, polyester, vinylon, polyvinylidene fluoride, cotton, silk, and the above-described biodegradable absorption. Consists of one of sex materials. In consideration of the case where the sewing thread is caught and remains in the body, it is preferable that the sewing thread is composed of the same material as the biodegradable absorbent material of the present invention. Furthermore, it is important to achieve the above-mentioned purpose that the inner diameter of the cylinder formed by the integration is equal to or smaller than the outer diameter of the suture device to be applied. Therefore, the size, shape, It is desirable that the sewing means for integration meet this purpose.
[0014]
The temporary sewing thread is preferably a monofilament sewing thread in order to facilitate drawing.
[0015]
The automatic suturing device to which the prosthetic material of the present invention is applied includes UNITED STATE SURGICAL AUTOSUTURE MULTIFIRE GIA 80, 60 TYPE (trade name), ETHICON endo SURGERY PROXIMATE LINEAR CUTTER 75, 55 TYPE (trade name) In application to these, the attachment can be performed by a simple operation of simply fitting the cartridge unit with the staple-containing cartridge portion and the frame portion having the staple receiving groove. The automatic suturing device is preferably an automatic suturing device used particularly when performing a surgery under a thoracoscope.
[0016]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described based on the drawings.
Example 1
FIG. 1 shows a suture prosthesis (1) of the present invention. The prosthetic material comprises a nonwoven fabric (3) made of biodegradable and absorbable material, and a power net fabric (4) that forms a temporary stitching portion (5), (5) at both ears, and is integrated, Both ends of the temporary sewing threads (7) and (7) are extended, and a loop-shaped extraction part (6) is formed.
[0017]
Nonwoven fabric (3) was prepared by knitting 12 filaments, 33 denier polyglycolic acid yarn with a basis weight of 45 g / m 2 with an 18 gauge circular knitting machine, and lightly needle punching in the wale direction. Are alternately stacked so that the course direction and the wale direction are orthogonal to each other, and the whole is further integrated by needle punching. The power net fabric (4) is made of 280 denier polyurethane yarn, 70 denier, 24 filament nylon yarn, and a 48 gauge warp knitting machine is used for the power net structure so that the mixing ratio is 15:85. It is organized. As the sewing thread, a 4-0 size polyglycolic acid suture thread can be exemplified as a specific example.
[0018]
The non-woven fabric (3) and the power net fabric (4) are each cut into a size of 80 × 25 mm, overlapped, and temporarily sewed at a sewing pitch of 10 mm by a hand-sewn temporary stitching portion (5) and (5) 2 mm inside from the side edge. Then, the suture prosthesis (1) of the present invention provided with the loop-shaped extraction portion (6) is configured.
[0019]
Both ends of the temporary sewing thread (7) were extended by about 4 cm, and the pull-out part (6) was about 20 cm long.
[0020]
The suture prosthetic material (1) in FIG. 2 cuts off both corners of the nonwoven fabric (3) and the power net fabric (4) made of a biodegradable and absorbable material, and sews along the cut portion (5). (5) and the opening is narrowed by extending both ends of the temporary sewing thread from the proximity position on the front side of the suture prosthetic material, and a connected loop-shaped pull-out portion (6) is formed on one side. . When this suture prosthesis material is used in the frame portion (10) and cartridge portion (9) of the double staple type automatic suturing device (8) shown in FIG. When inserting (10) and the cartridge part (9) into the body, there is no turning or misalignment. In addition, it is easy to attach the suture prosthesis material, and it is not displaced and the end portion is not turned up.
[0021]
In FIG. 3, the suture prosthetic materials (1) and (2) of the present invention configured as described above have staple receiving grooves of a thoracoscopic automatic suture instrument (8) under a thoracoscope. The state of use attached to the frame part (10) and the cartridge part (9) with built-in staples is shown. If there is a possibility that the operation may be hindered during the operation, the extraction part (6) may be grasped by hand. [Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a suture prosthesis material of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a suture prosthesis material of the present invention.
FIG. 3 is a view showing a state in which the suture prosthetic material of FIGS. 1 and 2 is attached to an automatic suturing device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (8)
該補綴材の前側と後側のうち少なくとも一方の側に自動縫合器への挿入用開口部が構成されてなり、
上記挿入用開口部が構成された側に、上記仮縫糸の中途部が引き出されてループ状の引抜部を形成されていることを特徴とする、自動縫合器に装着される縫合補綴材。 A first cloth-like body made of biodegradable absorbent material and a second cloth-like body made of an arbitrary material, which are superposed on each other, are sewn together at two temporary sewing portions with a single continuous sewing thread. A tubular suture prosthesis ,
An opening for insertion into the automatic suturing device is configured on at least one side of the front side and the back side of the prosthetic material,
On the side where the insertion opening is configured, wherein the drawn out intermediate portion of the temporary thread is formed a loop-shaped pulling the recessed portions, suture prosthesis to be attached to an automatic suturing device.
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