JP4156247B2 - 2-stroke crosshead engine with 7 cylinders - Google Patents

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    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも1つのプロペラ軸を介して船のプロペラに直接的に接続されたクランク軸を備える軸装置を有する7シリンダ付き2行程のクロスヘッドエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
クランク軸とプロペラとを直接的に接続することは、中間軸接続部が何ら歯車を有さず、また、プロペラがクランク軸と同一のrpmであることを意味する。中間軸接続部は、エンジンとプロペラ軸との間の距離に依存して、船体の船尾管を貫通する1つのプロペラ軸と、場合によっては、1つ又は2つ以上の中間軸とを有している。
【0003】
エンジンのクランク軸は、軸装置及びエンジン双方の必須の要素であるが、エンジン側から見て好ましいクランク軸の設計は、軸装置から見て好ましい設計と相反することが1つの問題点である。7つのシリンダを有する2行程推進エンジンにおいて、エンジンは比較的小さい質量のクランク軸を好む一方、軸装置は、従来から比較的大きい質量の慣性モーメントのクランク軸を必要とするため、この問題点は特に顕著となる。
【0004】
本発明の1つの目的は、この古典的な問題点に対する新規な解決策を提供することである。
【0005】
このことに鑑みて、本発明によるエンジンは、2節の捩れ振動モードに対する軸装置の固有振動数が、MCR(最大連続定格値)が全エンジン負荷時にてエンジンのrpmである場合、MCRの8.5倍乃至12.0倍の範囲にあることを特徴としている。
【0006】
任意の特別なエンジン寸法の場合、エンジンのMCRは、エンジンにより提供される出力にとって重要であり、シリンダのボア、シリンダの行程距離及び平均圧力の場合と同様に、エンジンの設計の初期の段階にて既知である。2節捩れ振動モードに対する固有振動数が上記範囲内にある軸装置の設計は、その質量に比して捩れ剛さが比較的小さい軸装置を提供し、また、このことは、軸装置をより高強度の材料にて製造し且つその軸装置がより小さい質量を有することを許容する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
より高強度の軸材料を使用することは、材料の応力レベルがより大きくなり、また、定負荷の場合、軸は、より小さい断面積にて形成でき、これにより、より質量にて形成することができることを意味する。縮小した断面積であることは、軸の捩れ剛さが低下することを意味する。固有振動数が8.5×MCR以下となるならば、軸は捩れの点にて過度に柔軟となってしまう。
【0008】
【課題を解決するための手段】
2節の捩れ振動に対する現在の固有振動数の場合、第9オーダー乃至第11オーダーの捩れ振動は、軸の捩れ応力に寄与する可能性がある。幾つかの場合、この寄与率は、全体的な応力レベルにとって実質的に重要でない一方、その他の場合、特に、主軸受ジャーナルにおいて、応力は望ましい値よりも大きくなる可能性がある。この後者の場合、第11オーダーの振動に対する捩れ振動の寄与率の合計値が変化する程度が少なくなるように、エンジンの着火角度を調節することにより補償することができる。かかる実施の形態の場合、7つのシリンダをエンジンの前端から、又は後端から番号を付けるならば、シリンダC1乃至C7の着火角度(α1乃至α7)は、それぞれ358゜乃至2°、105.9゜乃至109.9°、255.1゜乃至259.1°、211.7゜乃至215.7°、155.3゜乃至159.3°、314.6゜乃至318.6°及び57.4゜乃至61.4°の範囲にあり、最も好ましくは、シリンダC1に対する着火角度が0°、シリンダC2に対する着火角度が107.9°、シリンダC3に対する着火角度が257.1°、シリンダC4に対する着火角度が213.7°、シリンダC5に対する着火角度が157.3°、シリンダC6に対する着火角度が316.6°、及びシリンダC7に対する着火角度が59.4°となるようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、極く概略図面を参照しつつ、本発明によるエンジンの実施の形態を以下により詳細に説明する。
【0010】
図1には、例えば、油及び/又はガスを燃料とするディーゼル型の7シリンダ付きクロスヘッドエンジン1が図示されている。かかるエンジンの構造は周知であり、例えば、当該出願人の型式MCとすることができる。シリンダボアは、例えば、35乃至110cmの範囲とし、行程距離は、例えば、80cm乃至400cmの範囲とし、平均圧力は、例えば、1800kPa(18バール)乃至2100kPa(21バール)の範囲とし、シリンダ当たりの出力は、例えば、400kW乃至7000kW以上の範囲とすることができる。このエンジンは7つのシリンダを備えるインラインエンジンである。
【0011】
エンジンの軸装置は、所望に応じて、プロペラ軸に直接的に又は少なくとも1つの中間の軸5を介する方法の何れかにて、プロペラ4と共にプロペラ軸3に直接的に接続されたクランク軸2にて形成されている。所望であるならば、クランク軸とプロペラ軸との間にクラッチを更に挿入してもよい。プロペラが可変ピッチのCP型であるならば、クランク軸とプロペラ軸との間において油分配軸が存在して、この油分配軸を通じて、液圧流体を、そのピッチを調節するためプロペラに又はプロペラから通すことができる。これと代替的に、プロペラは一定ピッチのFP型としてもよい。
【0012】
図2には、2節の捩れ振動モードの一例が図示されている。C1乃至C7は、エンジン内のシリンダの位置を示す一方、Pはプロペラ4の位置を示す。図示したグラフdはその振動モードにおける軸の相対的な捩れ撓みを示す、すなわち、当該軸方向における実際の撓みを軸の最大捩れ撓みで割った値を示す。グラフdと水平軸線との間の交点kは、捩れ振動の節の位置を示す。グラフdは1つの特定の実施例にのみ適用され、軸装置の設計はグラフの軌跡及び節の位置に影響を与えることは明らかである。
【0013】
軸装置は、n=1210cpmの場合の2節捩れ振動モードに対する固有振動数を有する。この固有振動数は、軸装置の剛さとその質量との間の比率によって周知の方法にて決定される。このエンジンは、MCR=107rpmにおける出力が9840kWであり、平均圧力が1400kPa(14バール)の7L60MCである。エンジンのボアは600mmであり、行程距離は1944mmである。船舶に搭載した後、比燃料消費量を減少させ得るようにエンジンがより低rpmにて全負荷状態で作動するように変更することが望ましいならば、軸装置への変更を必要とせずに、MCRを101rpmまで減少させることができ、またより大きい出力となるようにより高rpmにて全負荷状態で作動するようにエンジンを変更することが望ましいならば、当該エンジンに対して構造的に決定された上限値である123rpmにMCRを変更することができる。
【0014】
クランク軸は、引張り強度σ0.2が610N/mm2のスチールにて出来ており、捩れ振動の結果としての主要軸受ジャーナルにおける許容可能な公称応力の上限値は30N/mm2である。軸装置は、約37nrad/Nmの捩れ可撓性を有する。
【0015】
捩れ振動の変化が望ましくない程に大きいならば、その応力を減少させる幾つかの可能な方法がある。応力レベルは、シリンダの出力に依存する励起力の大きさの関数であり、また質量弾性系及びエンジンのrpmに依存し、またエンジンサイクル中どの時点で励起力が作用するかに依存して、シリンダの着火角度によりより特定的に決定されるいわゆるベクトル合計値に依存する振動装置の動的状態の関数である。
【0016】
エンジンが特定の出力を有すること、及び可能な限りクランク軸は振動状態の影響を受けないことが望ましいため、質量−弾性系への変化及び励起力の大きさの変化を回避することが好ましい。
【0017】
ベクトル合計値に関して、2節捩れ振動モードに対する振動寄与分は時間と共に変化する、個々のシリンダのトルク寄与分から成っている。周知の仕方にて、これらの振動寄与分は調波成分に分解することができ、その各i番目のオーダーに対し、共振回転数ωi=n/iが存在し、この時点にて振動オーダーは軸装置の固有振動数と共振する。船の推進エンジンは、典型的に、主としてそのMCRにて連続的に作動するため、MCR付近のrpmにて共振する調波成分を検討することが特に妥当である。2節捩れ振動モードに対する固有振動数が8.5×MCR乃至12.0×MCRの範囲にある場合、第9オーダー乃至第12オーダーの振動を検討することができる。
【0018】
この検討は、着火オーダー(着火順序)がシリンダC1、C7、C2、C5、C4、C3、C6であり、着火角度が等しい、すなわち、各着火間の回転角度が360/7°=51.4°のMC型7シリンダ付きエンジンにて開始することができる。これに基づいて、第9オーダー乃至第12オーダーの振動に対するベクトル合計値が小さくなる着火角度が計算される。
【0019】
特に有利な着火角度の組み合わせは図3に図示されており、シリンダC1に対し0°、シリンダC2に対し107.9°、シリンダC3に対し257.1°、シリンダC4に対し213.7°、シリンダC5に対し157.3°、シリンダC6に対し316.6°及びシリンダC7に対し59.4°である。これらの着火角度は、第9オーダー乃至第12オーダーの振動に対するベクトル合計値が著しく小さく、また、軸装置の自由力、第一及び第二順位のモーメント、案内力又は軸方向への振動のようなその他の振動パラメータを無効にする方向に何ら顕著に変化させることはない。第9オーダー、第10オーダー、第11オーダー及び第12オーダーの捩れ振動が、エンジンが連続的に作動するための点付近にてその共振点を有するように軸装置の固有振動数が選ばれることにも拘らず、これらの着火角度は、捩れ振動を減衰させる作用可能な部材を必要とせずに、軸装置を製造することを可能にする。これら着火角度は2°以内の角度範囲内で変更が可能である。第9乃至第12オーダーの捩れ振動に対する有利な程に小さい寄与分を実現し得るようにその他の組みの着火角度とすることも可能である。
【0020】
請求項2及び請求項3に記載した着火角度を有利に適用することのできる7シリンダ付きエンジンのその他の例は、MCRが97rpmのとき出力が21280kWのエンジン7K80MC−C、MCRが104rpmのときMRの最大出力が39970kWの7K98MC−C、例えば、ボアが900mm、840mm、700mm、500mm及び460mmのその他のエンジン寸法のものである。
【0021】
上述した着火角度は、多少不均一な着火オーダーを提供し、この場合、個々の着火間のクランク軸の回転は、それぞれ59.4°、48.5°、49.4°、56.4°、43.4°、59.5°及び43.4°である。
【0022】
軸装置の固有振動数が12×MCRよりも著しく大きいならば、所望の効果は過度に不十分となり、更に、第13又はより高いオーダーの振動から振動寄与部が生ずる可能性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクロスヘッドエンジンの図である。
【図2】2節捩れ振動モードの外形図である。
【図3】図1のエンジンの着火角度の一例を示す線図である。
【符号の説明】
1 7シリンダ付きクロスヘッドエンジン
2 クランク軸 3 プロペラ軸
4 プロペラ 5 中間軸
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a two-stroke crosshead engine with seven cylinders having a shaft device comprising a crankshaft directly connected to a ship propeller via at least one propeller shaft.
[0002]
[Prior art]
Connecting the crankshaft and the propeller directly means that the intermediate shaft connecting portion does not have any gear, and the propeller has the same rpm as the crankshaft. The intermediate shaft connection has one propeller shaft that penetrates the hull stern tube and possibly one or more intermediate shafts, depending on the distance between the engine and the propeller shaft. ing.
[0003]
The crankshaft of the engine is an essential element of both the shaft device and the engine, but one problem is that the design of the crankshaft that is preferable from the engine side conflicts with the preferable design from the viewpoint of the shaft device. In a two stroke propulsion engine with seven cylinders, the engine prefers a relatively low mass crankshaft, while the shaft system conventionally requires a crankshaft with a relatively large mass moment of inertia, so this problem is Especially noticeable.
[0004]
One object of the present invention is to provide a novel solution to this classic problem.
[0005]
In view of this, the engine according to the present invention has an MCR of 8 when the natural frequency of the shaft device for the two-node torsional vibration mode is MCR (maximum continuous rating value) at full engine load and engine rpm. It is characterized by being in the range of 5 times to 12.0 times.
[0006]
For any particular engine size, the engine's MCR is critical to the power provided by the engine and, as is the case with cylinder bore, cylinder stroke distance and average pressure, during the early stages of engine design. Known. The design of the shaft device having a natural frequency within the above range for the two-bar torsional vibration mode provides a shaft device having a relatively small torsional stiffness compared to its mass, and this further improves the shaft device. Manufactured from a high strength material and allows the shaft device to have a smaller mass.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Using a higher-strength shaft material results in a higher material stress level, and for constant loads, the shaft can be formed with a smaller cross-sectional area, thereby forming a higher mass. Means you can. A reduced cross-sectional area means that the torsional stiffness of the shaft is reduced. If the natural frequency is 8.5 × MCR or less, the shaft becomes excessively flexible in terms of torsion.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In the case of the current natural frequency for a two-node torsional vibration, the ninth to eleventh order torsional vibrations may contribute to the torsional stress of the shaft. In some cases, this contribution is not substantially important to the overall stress level, while in other cases, particularly in the main bearing journal, the stress can be greater than desired. This latter case can be compensated by adjusting the ignition angle of the engine so that the degree to which the total value of the contribution ratio of the torsional vibration to the eleventh-order vibration changes is reduced. In this embodiment, if seven cylinders are numbered from the front end or the rear end of the engine, the ignition angles (α1 to α7) of the cylinders C1 to C7 are 358 ° to 2 ° and 105.9, respectively. ° to 109.9 °, 255.1 ° to 259.1 °, 211.7 ° to 215.7 °, 155.3 ° to 159.3 °, 314.6 ° to 318.6 ° and 57.4 And most preferably, the ignition angle for the cylinder C1 is 0 °, the ignition angle for the cylinder C2 is 107.9 °, the ignition angle for the cylinder C3 is 257.1 °, and the ignition for the cylinder C4 The angle is 213.7 °, the ignition angle for the cylinder C5 is 157.3 °, the ignition angle for the cylinder C6 is 316.6 °, and the ignition angle for the cylinder C7 is 59.4 °. To so that.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the engine according to the invention will now be described in more detail with reference to the very schematic drawings.
[0010]
FIG. 1 shows, for example, a diesel-type seven-cylinder crosshead engine 1 using oil and / or gas as fuel. The structure of such an engine is well known and can be, for example, the model MC of the applicant. The cylinder bore is, for example, in the range of 35 to 110 cm, the stroke distance is in the range of, for example, 80 cm to 400 cm, the average pressure is, for example, in the range of 1800 kPa (18 bar) to 2100 kPa (21 bar), and the output per cylinder Can be in the range of 400 kW to 7000 kW or more, for example. This engine is an inline engine having seven cylinders.
[0011]
The engine shaft device comprises a crankshaft 2 connected directly to the propeller shaft 3 together with the propeller 4, either directly to the propeller shaft or in a manner via at least one intermediate shaft 5, as desired. It is formed by. If desired, a clutch may be further inserted between the crankshaft and the propeller shaft. If the propeller is of the variable pitch CP type, there is an oil distribution shaft between the crankshaft and the propeller shaft, through which the hydraulic fluid is passed to the propeller or to the propeller to adjust its pitch. Can be passed through. Alternatively, the propeller may be an FP type with a constant pitch.
[0012]
FIG. 2 shows an example of a two-node torsional vibration mode. C1 to C7 indicate the positions of the cylinders in the engine, while P indicates the position of the propeller 4. The illustrated graph d shows the relative torsional deflection of the shaft in the vibration mode, that is, the value obtained by dividing the actual deflection in the axial direction by the maximum torsional deflection of the shaft. The intersection point k between the graph d and the horizontal axis indicates the position of the node of torsional vibration. It is clear that the graph d applies only to one specific embodiment, and that the design of the shaft device affects the trajectory of the graph and the position of the nodes.
[0013]
The shaft device has a natural frequency for the two-node torsional vibration mode when n = 1210 cpm. This natural frequency is determined in a known manner by the ratio between the stiffness of the shaft device and its mass. This engine is 7L60MC with an output of 9840 kW at MCR = 107 rpm and an average pressure of 1400 kPa (14 bar). The engine bore is 600 mm and the stroke distance is 1944 mm. If it is desirable to change the engine to operate at full load at a lower rpm so that the specific fuel consumption can be reduced after installation on a ship, without requiring changes to the shaft system, If it is desired to reduce the MCR to 101 rpm and it is desirable to change the engine to operate at full load at higher rpm for higher output, it is structurally determined for that engine. The MCR can be changed to the upper limit of 123 rpm.
[0014]
The crankshaft is made of steel with a tensile strength σ 0.2 of 610 N / mm 2 and the upper limit of the allowable nominal stress in the main bearing journal as a result of torsional vibration is 30 N / mm 2 . The shaft device has a torsional flexibility of about 37 nrad / Nm.
[0015]
If the change in torsional vibration is undesirably large, there are several possible ways to reduce the stress. The stress level is a function of the magnitude of the excitation force depending on the output of the cylinder, depends on the mass elastic system and the engine rpm, and depending on when the excitation force acts during the engine cycle, It is a function of the dynamic state of the vibration device depending on the so-called vector sum determined more specifically by the ignition angle of the cylinder.
[0016]
Since it is desirable for the engine to have a specific output and as much as possible the crankshaft is not affected by vibration conditions, it is preferable to avoid changes to the mass-elastic system and changes in the magnitude of the excitation force.
[0017]
With respect to the vector sum, the vibration contribution to the two-bar torsional vibration mode consists of individual cylinder torque contributions that vary with time. In a well-known manner, these vibration contributions can be decomposed into harmonic components, and for each i-th order there is a resonance rotational speed ω i = n / i, at which point the vibration order Resonates with the natural frequency of the shaft device. Since a ship's propulsion engine typically operates continuously primarily at its MCR, it is particularly reasonable to consider harmonic components that resonate at rpm near the MCR. When the natural frequency for the two-node torsional vibration mode is in the range of 8.5 × MCR to 12.0 × MCR, vibrations of the ninth order to the twelfth order can be considered.
[0018]
In this examination, the ignition order (ignition order) is cylinders C1, C7, C2, C5, C4, C3, C6, and the ignition angles are equal, that is, the rotation angle between each ignition is 360/7 ° = 51.4. It can start with an engine with MC 7 cylinders. Based on this, the ignition angle at which the vector total value for the vibrations of the ninth order to the twelfth order becomes small is calculated.
[0019]
A particularly advantageous ignition angle combination is illustrated in FIG. 3, which is 0 ° for cylinder C1, 107.9 ° for cylinder C2, 257.1 ° for cylinder C3, 213.7 ° for cylinder C4, 157.3 ° for cylinder C5, 316.6 ° for cylinder C6, and 59.4 ° for cylinder C7. These ignition angles have a remarkably small vector sum for vibrations of the ninth to twelfth orders, and are like the free force of the shaft device, the first and second order moments, the guide force or the vibration in the axial direction. The other vibration parameters are not significantly changed in the direction of invalidation. The natural frequency of the shaft device is selected so that the ninth order, tenth order, eleventh order and twelfth order torsional vibrations have their resonance points in the vicinity of the point where the engine operates continuously. Nevertheless, these ignition angles make it possible to manufacture the shaft device without the need for an actable member to dampen torsional vibrations. These ignition angles can be changed within an angle range of 2 ° or less. Other sets of ignition angles are possible so that an advantageous small contribution to the ninth to twelfth order torsional vibrations can be realized.
[0020]
Other examples of a 7-cylinder engine that can advantageously apply the ignition angle according to claim 2 and claim 3 are an engine 7K80MC-C with an output of 21280 kW when the MCR is 97 rpm, and an MR when the MCR is 104 rpm 7K98MC-C with a maximum output of 39970 kW, for example, other engine sizes with bores of 900 mm, 840 mm, 700 mm, 500 mm and 460 mm.
[0021]
The ignition angles described above provide a slightly non-uniform ignition order, in which case the crankshaft rotation between individual ignitions is 59.4 °, 48.5 °, 49.4 °, 56.4 °, respectively. , 43.4 °, 59.5 ° and 43.4 °.
[0022]
If the natural frequency of the shaft device is significantly greater than 12 * MCR, the desired effect will be too inadequate, and vibration contributions may result from thirteenth or higher order vibrations.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram of a crosshead engine according to the present invention.
FIG. 2 is an external view of a two-bar torsional vibration mode.
FIG. 3 is a diagram showing an example of an ignition angle of the engine of FIG. 1;
[Explanation of symbols]
1 Crosshead engine with 7 cylinders 2 Crankshaft 3 Propeller shaft 4 Propeller 5 Intermediate shaft

Claims (2)

少なくとも1つのプロペラ軸(3)を介して船のプロペラ(4)に直接的に接続されたクランク軸(2)を備える軸装置を有する7シリンダ付き2行程クロスヘッドエンジン(1)において、
7つのシリンダを、クランク軸断面をクランクアームを有する端部から垂直方向を0°となるようにして見たときに、エンジンの前端から又は後端から番号を付けたとき、シリンダC1乃至C7の着火角度(α1乃至α7)が、それぞれ358゜乃至2°、105.9゜乃至109.9°、255.1゜乃至259.1°、211.7゜乃至215.7°、155.3゜乃至159.3°、314.6゜乃至318.6°及び57.4°乃至61.4°の範囲内にあるようにすることにより、2節(k)捩れ振動モードに対する軸装置の固有振動数が、8.5×MCR乃至12.0×MCRの値(式中、MCRは、最大連続定格値の最大エンジン負荷時のエンジン回転数(rpm)である)の範囲内にあるように前記クランク軸を形成したことを特徴とする、7シリンダ付き2行程クロスヘッドエンジン。
In a two-stroke crosshead engine (1) with seven cylinders having a shaft arrangement comprising a crankshaft (2) connected directly to the ship propeller (4) via at least one propeller shaft (3),
When seven cylinders are numbered from the front end or the rear end of the engine when the crankshaft cross section is viewed from the end having the crank arm at 0 ° in the vertical direction, the cylinders C1 to C7 The ignition angles (α1 to α7) are 358 ° to 2 °, 105.9 ° to 109.9 °, 255.1 ° to 259.1 °, 211.7 ° to 215.7 °, 155.3 °, respectively. The natural vibration of the shaft device for the two-node (k) torsional vibration mode by being in the range of 159.3 °, 314.6 ° to 318.6 ° and 57.4 ° to 61.4 ° The number is within the range of 8.5 × MCR to 12.0 × MCR (where MCR is the engine speed (rpm) at the maximum engine load at the maximum continuous rated value). Features a crankshaft To, 7 two-stroke crosshead engine with a cylinder.
請求項1による7シリンダ付き2行程クロスヘッドエンジンにおいて、A two-stroke crosshead engine with 7 cylinders according to claim 1,
シリンダC1に対し0°、シリンダC2に対し107.9°、シリンダC3に対し257.1°、シリンダC4に対し213.7°、シリンダC5に対し157.3°、シリンダC6に対し316.6°及びシリンダC7に対し59.4°の着火角度であることを特徴とする、7シリンダ付き2行程クロスヘッドエンジン。  0 ° for cylinder C1, 107.9 ° for cylinder C2, 257.1 ° for cylinder C3, 213.7 ° for cylinder C4, 157.3 ° for cylinder C5, 316.6 for cylinder C6 2 stroke crosshead engine with 7 cylinders, characterized in that the ignition angle is 59.4 ° with respect to the cylinder C7.
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