JP4155938B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光源として三色(R,G,B)それぞれを個別に発光する発光素子、たとえばLEDのような半導体発光素子を用いてフラッシュ撮影を行なう撮像装置に関し、より詳細には、主として動画,静止画撮影時における被写体の色温度の補正を行なうと共に、種々の効果を付加することが可能なデジタルカメラに関する。
カメラのフラッシュは、従来は銀塩フィルムを使用するカメラのために、色温度が昼間の太陽光(デイライト)の場合とほぼ同様になるようにして、一般的なデイライト用のフィルムをフラッシュ光源下においても使用可能とするためのものであり、近年著しく普及しているデジタルカメラにおいても基本的には同様であった。このようなカメラのフラッシュの発光源としては従来はキセノン管,白色LED等が用いられていた。しかし、近年では白色LEDではなく三色(R,G、B)のLEDの個々の色の発光量の比率を制御することによって、フラッシュ光を所望の色温度となるようにする技術もたとえば特許文献1に開示されている。
特開2003−215674号公報
ところで、上述した特許文献1に開示されている技術では、朝,夕方等の太陽光の逆行補正の際の従来のフラッシュ撮影による不自然さを解消するために三色のLEDの各色の発光量の比率を調整している。このため、フラッシュ光を用いた特殊効果,色温度を変化させることによる強調効果を得るためには、フラッシュの発光面に色フィルタを取り付けることによりフラッシュ光の色温度を変化させるか、またはレンズの前面に色フィルタを取り付けることによりカメラへの入射光の色調を変化させる必要があった。このため、画像全体に補正を施したり、特殊効果を施したりすることは可能であったが、画像の一部のみに補正を施したり、特殊効果を施したりすることはできなかった。
一方、近年のパーソナルコンピュータを利用した画像編集技術の発達により、撮影済みの画像に対してパーソナルコンピュータ上で種々の補正を行なったり、種々の特殊効果を施すことが可能にはなっているが、一般のユーザには煩瑣で手間のかかる作業である。更に近年のデジタルカメラの普及に伴い、撮影した画像をその場で再生して視覚的に確認すること、または実際に撮影する前に撮影後の画像の状態を確認することが可能になっている。従って、デジタルカメラを使用する場合には、撮影時に種々の補正,特殊効果を施した結果の画像をその場で直ちに確認して満足出来る結果(画像)が得られるまで何度でもやり直すことが可能である。しかし、そのためには従来はやはり目的にかなったフィルタを使用する必要があった。従って、種々のフィルタを持参すると共に、撮影の都度適宜にフィルタを選択する必要があり、一般的なユーザにとっては煩瑣であり、またある程度の専門的な知識も必要な面倒な作業であった。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、フィルタを使用することなしに、従って複数のフィルタを持ち歩く必要なしに、更には撮影後にパーソナルコンピュータ等を使用しての煩瑣で複雑な編集作業を行う必要もなしに、簡単且つ容易に画像の一部に修正又は種々の効果を施した撮影をその場で行なうことが可能な撮像装置の提供を目的とする。
また本発明は実際に撮影が行なわれた場合に設定されていた領域のホワイトバランスのデータと色温度の設定値とを記憶しておくことにより、ユーザが領域の指定のみを行なえば、過去の撮影時の条件に基づいて色温度を自動的に設定するように学習する撮像装置の提供を目的とする。
本発明は端的には、フラッシュの発光面内の任意の領域の三色(R,G,B)それぞれの発光量を個別に制御することにより、撮影される画像中の任意の領域の色温度を調整可能にする。
本発明に係る撮像装置は、撮像手段と、該撮像手段が撮像している画像を表示画面に表示する表示手段と、該表示手段の表示画面と相似形状の発光面に多数配列された三色の発光素子を発光させるフラッシュとを備えた撮像装置において、前記発光面の任意の領域内に配列された前記三色の発光素子それぞれによる発光量を個別に制御する発光制御手段と、前記表示画面上に任意の領域を設定する領域設定手段と、該領域設定手段により設定された領域に任意の色温度を設定する色温度設定手段とを備え、前記発光制御手段は、前記フラッシュの発光面の前記領域設定手段により設定された領域の前記表示画面上での位置に対応する発光領域が前記色温度設定手段により設定された色温度で発光するように前記三色の発光素子それぞれによる発光量を個別に制御するようにしてあることを特徴とする。
上述のような本発明の撮像装置では、フラッシュの発光面のユーザが任意に設定した領域が一般的な昼間の太陽光(デイライト)の場合とほぼ同様の色温度とは異なる色温度で発光する。
また上述のような本発明の撮像装置では、フラッシュの発光面のユーザが表示画面上で設定した任意の領域がユーザが設定した任意の色温度で発光する。
更に本発明は上述の発明において、前記撮像手段が撮像している画像の前記領域設定手段により設定された領域の前記表示画面上での位置に対応する領域のホワイトバランスを算出するホワイトバランス算出手段と、前記撮像手段が撮像している画像の前記領域設定手段により設定された領域の前記表示画面上での位置に対応する領域の画像を、前記ホワイトバランス算出手段が算出したホワイトバランスのデータを前記色温度設定手段により設定された色温度に変換した画像に変換する画像変換手段と、前記撮像手段が撮像している画像の前記領域設定手段により設定された領域の前記表示画面上での位置に対応する領域の画像を前記画像変換手段が変換した画像に置換して前記表示手段の表示画面に表示するシミュレーション手段とを備えたことを特徴とする。
更に上述のような本発明の撮像装置では、フラッシュの発光面のユーザが表示画面上で設定した任意の領域がユーザが設定した任意の色温度で発光するように設定した場合に、その撮影結果がシミュレーションされて表示される。
また更に本発明に係る撮像装置は上述の発明において、前記シミュレーション手段が前記表示手段の表示画面に表示している画像が撮影された場合に前記ホワイトバランス算出手段が算出していたホワイトバランスのデータと、前記色温度設定手段により設定されていた色温度のデータとを対応付けて記憶する記憶手段を備え、前記画像変換手段は、前記領域設定手段により前記表示画面上に任意の領域が設定された場合に、前記撮像手段が撮像している画像の前記領域設定手段により設定された領域の前記表示画面上での位置に対応する領域の画像を、前記ホワイトバランス算出手段が算出したホワイトバランスのデータを該データと最も近いデータに対応付けて前記記憶手段が記憶している色温度のデータに変換した画像に変換し、前記シミュレーション手段は、前記撮像手段が撮像している画像の前記領域設定手段により設定された領域の前記表示画面上での位置に対応する領域を前記画像変換手段が変換した画像に置換して前記表示手段の表示画面に表示させるようにしてあることを特徴とする。
また更に上述のような本発明に係る撮像装置では、フラッシュの発光面のユーザが表示画面上で設定した任意の領域がユーザが設定した任意の色温度で発光するように設定して実際に撮影した場合にその際の設定領域のホワイトバランスのデータとユーザが設定した色温度のデータとが記憶手段に記憶され、次にユーザが任意の領域を表示画面上で設定した場合に、設定された領域のホワイトバランスのデータに従って過去の撮影結果に基づいた色温度が自動的に設定され、その設定による撮影結果がシミュレーションされて表示される。
上述のような本発明の撮像装置によれば、フラッシュの発光面のユーザが任意に設定した領域が一般的な昼間の太陽光(デイライト)の場合とほぼ同様の色温度とは異なる色温度で発光するので、撮影した結果として得られる画像の一部に修正または特殊な効果を撮影時に施すことが可能になる。
また上述のような本発明の撮像装置によれば、フラッシュの発光面のユーザが表示画面上で設定した任意の領域がユーザが設定した任意の色温度で発光するので、たとえば画角(撮影される画像の範囲)内の一部の暗い部分のみにフラッシュ光を照射することにより、撮影時にその場で補正を施すことが可能になる。従って、たとえば画角(撮影される画像の範囲)内の一部の暗い部分のみにフラッシュ光を照射することにより、撮影時にその場で補正を施すことが可能になる。
更に上述のような本発明の撮像装置によれば、フラッシュの発光面のユーザが表示画面上で設定した任意の領域がユーザが設定した任意の色温度で発光するように設定した場合に、その撮影結果がシミュレーションされて表示されるので、実際に撮影した後に撮影された画像を表示装置に表示して確認する手間が省けると共に、画像を表示装置に表示するための電力が不要になるので、バッテリ駆動されるデジタルカメラのバッテリの寿命も伸びる。
また更に上述のような本発明に係る撮像装置によれば、実際に撮影された場合の情報を記憶しており、ユーザが任意の領域を表示画面上で設定した場合に過去の撮影結果に基づいた撮影結果がシミュレーションされるので、使用頻度が高ければ高いほど、学習効果が発揮される。
以下、本発明に係る撮像装置の最良の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は本発明に係る撮像装置の内部機能の構成例を示す機能ブロック図である。なお、以下においては本発明に係る撮像装置をデジタルスチルカメラに適用した場合について説明するが、デジタルムービーカメラ(デジタルビデオカメラ)にも適用可能なことは明らかである。
本発明に係る撮像装置は制御中枢であるCPU9に、カメラ信号処理部2,映像信号処理/符号化処理/圧縮・伸張処理部3,領域色温度調整部5,調整色温度記憶部6,フラッシュ駆動回路7及び設定部10が接続されており、これらはCPU9との間で一方向又は双方向に信号を送受する。また、フラッシュ駆動回路7にはフラッシュ発光部8が接続されており、CPU9からの制御手段に応じてフラッシュ駆動回路7がフラッシュ発光部8の発光を制御する。なお、フラッシュ駆動回路7はフラッシュ電源部を兼ねており、フラッシュ発光部8には後述するようにR,G,Bの三色それぞれのLEDを多数配列されている。
また、カメラ信号処理部2にはカメラ部1,領域色温度調整部5及び映像信号処理/符号化処理/圧縮・伸張処理部3が、映像信号処理/符号化処理/圧縮・伸張処理部3には表示部4及び記録再生部20がそれぞれ接続されている。これらのカメラ部1,カメラ信号処理部2,領域色温度調整部5,映像信号処理/符号化処理/圧縮・伸張処理部3,表示部4及び記録再生部20の間では白矢符で示すように映像信号が一方向に又は双方向に送受される。
なお、詳細は後述するが、表示部4及び設定部10は領域設定手段及び色温度設定手段として機能し、領域色温度調整部5はホワイトバランス算出手段及び画像変換手段として機能し、フラッシュ駆動回路7は発光制御手段として機能し、CPU9,領域色温度調整部5及びカメラ信号処理部2等はシミュレーション手段として機能する。
カメラ部1は、対物レンズを通して外部から入射する光をCCD等の受光素子がマトリクス状に配列された撮像手段で受光することにより被写体を撮像し、その光学像を電気信号(映像信号)に変換して出力する。このカメラ部1から出力される映像信号は画像1枚単位でカメラ信号処理部2へ入力される。カメラ信号処理部2は、カメラ部1から入力した映像信号にガンマ補正及び色バランス調整を施して映像信号処理/符号化処理/圧縮・伸張処理部3へ出力する。なお、カメラ信号処理部2で処理済みの映像信号の一部は後述するように領域色温度調整部5へも出力される。
映像信号処理/符号化処理/圧縮・伸張処理部3は、カメラ信号処理部2から入力したガンマ補正及び色バランス調整済みの映像信号に対して表示部4の表示特性、即ち表示部4が液晶表示装置を使用しているのか、他のたとえば有機LED表示装置を使用しているのか等、及び個々の表示装置の特性に合わせて表示させるための映像信号処理を施し、表示部4へ出力する。表示部4はこの映像信号処理/符号化処理/圧縮・伸張処理部3から出力された映像信号処理済みの映像信号を画像として表示するので、ユーザはこの表示部4に表示される画像を確認しつつ撮影を行ない、また後述するように、実際の撮影前にシミュレーション結果を視覚的に確認することも可能である。
また映像信号処理/符号化処理/圧縮・伸張処理部3は、記録再生装置20の図示しない記録媒体(固体メモリ,ディスク記録媒体等)に映像信号を記録保存させるために必要な符号化処理,圧縮/伸張処理等も行なう。具体的には、映像信号処理/符号化処理/圧縮・伸張処理部3はカメラ信号処理部2から入力した映像信号を符号化(デジタルデータ化)し、デジタルデータ化された映像信号を種々の規格、たとえばJPEG等の規格に従って圧縮する処理及びそのようにして圧縮されて記録再生部20の記録媒体に記録されているデータを伸張して元の映像信号に復元する処理を行なう。なお、記録再生部20の記録媒体に記録されているデータを伸張処理により元の映像信号に復元して表示部4に表示させることも勿論可能である。
カメラ信号処理部2と領域色温度調整部5との間では、詳細は後述するが、相互に映像信号の送受が行なわれる。具体的には、設定部10をユーザが操作して設定した領域(色温度調整領域)及びその領域に対して設定したフラッシュの色温度調整値のデータをCPU9が一旦受け付け、この受け付けた設定に応じてCPU9がカメラ信号処理部2及び領域色温度調整部5を制御することにより、領域色温度調整部5は設定された領域の部分の映像信号をカメラ信号処理部2から読み出して色温度を調整し、色温度を調整した後の映像信号をカメラ信号処理部2へ送り返す。この結果、表示部4には設定された領域の色温度が調整された画像が表示されることになる。なお、この領域色温度調整部5が色温度を調整した際のフラッシュの色温度(調整値)及びその領域の実際のホワイトバランスデータ対応付けられて調整色温度記憶部6に記憶される。
フラッシュ駆動回路7は、通常はたとえば被写体が暗い場合等にユーザの操作に応じて、またはCPU9による判断により自動的に、フラッシュ駆動回路7を制御してフラッシュ発光部8に昼間の太陽光(デイライト)とほぼ同様の色温度の白色光を発光させる。但し、本発明に係る撮像装置の特徴である領域色温度調整が行なわれる場合には、CPU9の制御によりフラッシュ駆動回路7を後述するように制御してフラッシュ発光部8を発光させる。
図2は本発明に係る撮像装置のフラッシュ発光部8の発光面の構成を示す模式図である。フラッシュ発光部8は三色(R,G,B)それぞれのLEDを多数配列しており、各色別に発光させるLEDの数を調整することにより、フラッシュ光の色温度を調整することが可能に構成されている。具体的には、フラッシュ発光部8の発光面81は三色(R,G,B)それぞれの発光色のLEDがマトリクス状に配列されたLED集合体82として構成されている。本発明に係る撮像装置の特徴である領域色温度調整を行なわない場合は、LED集合体82が白色光を発光するように各発光色のLEDそれぞれについて発光する比率(同色のLEDの内の発光するLEDの比率)が予め定められている。但し、特殊な撮影モードにより撮影が行なわれる場合はその撮影モードに応じた色温度となるように各発光色のLEDそれぞれについて発光する比率が予め定められている。
なお、白色光を発光させる場合にも、LED集合体82の全てのLEDが発光することはない。これはLED集合体82内の特定の領域(たとえば詳細は後述するが参照符号83で示す領域)の発光色温度を制御するためには、白色光を発光する場合に比して特定の発光色のLEDによる発光量を多くする必要があるためである。
本発明に係る撮像装置の特徴である領域色温度調整が設定されている場合は、詳細は後述するが、LED集合体82の内のユーザが設定した領域に対応する発光領域(一例として図2に参照符号83にて示す、なお以下においてはこの領域を指定発光領域という)内の各色のLEDに対して、ユーザが設定した色温度または調整色温度記憶部6から読み出された色温度データに対応した色温度の発光が行なわれるように、CPU9からの指示に従ってフラッシュ駆動回路7が制御することにより発光量が制御される。この場合、指定発光領域83内のいずれかの発光色のLEDの発光量は前述した白色光を発光する場合よりも多くなる場合もあり得る。
図3及び図4は本発明に係る撮像装置の動作説明のためのフローチャート、具体的にはフラッシュ撮影時のCPU9による処理手順を示すフローチャートである。
操作部10の操作によりユーザが本発明に係る撮像装置の特徴である領域色温度調整を行なわないように設定している場合(ステップS11でNO)、被写体が明るければフラッシュを使用しない撮影が所定の手順で行なわれ(ステップS31でNO,及びS33)、被写体が暗ければCPU9によりフラッシュ光が所定の色温度(この場合は昼間の太陽光とほぼ同様の色温度の白色光)になるようにフラッシュ駆動回路7に指示が与えられ、この指示に従ってフラッシュ駆動回路7がフラッシュ発光部8の発光を制御することにより、フラッシュ光が一様に被写体に向けて照射されて撮影が行なわれる(ステップS31でYES,及びステップS32)。
一方、操作部10の操作によりユーザが本発明に係る撮像装置の特徴である領域色温度調整を行なうように設定している場合は(ステップS11でYES)、図5の模式図に示すような領域色温度調整を行なうための画面が表示部4の表示画面41に表示される。この表示画面41には、カメラ部1で撮像されている画像を表示する画像表示画面42と、色温度調整領域44の色温度を設定するための色温度設定画面43とが、表示画面41の左右に分割して表示される。また画像表示画面42には、ユーザが設定部10の操作により色温度調整領域44を設定した場合に、設定された色温度調整領域44の外郭線が表示される。
ユーザはまず、撮影したい画角内、具体的には表示部4に表示されている範囲の画像内の所望の領域を色温度調整領域44として設定する(ステップS12)。このようにしてユーザが設定した色温度調整領域44はたとえば画像表示画面42上の座標値のデータとしてCPU9により読み込まれる。この後、調整色温度記憶部6に既に過去のデータが保存されている場合は(ステップS13でYES)、後述するように自動的に色温度調整値が設定される。しかし、最初は調整色温度記憶部6にはデータは保存されていないので(ステップS13でNO)、ユーザは次に、設定した色温度調整領域44内の色温度調整値UWcを設定する(ステップS14)。
なお、色温度調整領域44のサイズ及び位置はユーザが設定部10を操作することにより変更可能である。具体的にはたとえば、色温度調整領域44を設定するために設定部10に備えられているスイッチ又はボタンをユーザがオンすると画像表示画面42上の所定位置(たとえば中央部)に最初に輝点が表示され、ユーザがたとえば十字キーを操作して輝点を画像表示画面42上で移動させて確定キーをオンすることにより色温度調整領域44の1頂点が決定され、この位置から再度上述同様に十字キーの操作及び確定キーのオンにより色温度調整領域44の他の3頂点を決定することが可能である。なお、図示した例では色温度調整領域44は矩形であるが、これに限定されるものではない。
このようにして画像表示画面42上に設定された色温度調整領域44において、三色(R,G,B)のLEDの発光量比を色温度設定画面43に表示されている各色別のスクロールバー43R,43G,43Bを操作して個別に設定することにより調整することが可能である。具体的には、色温度設定画面43で各色別の明るさ(バーの位置)を設定することにより、設定に対応した各発光色のLEDの発光個数が制御可能であり、このことは換言すれば各発光色別に発光量比が調整可能であることを意味している。なおこの各色別のスクロールバー43R,43G,43Bの操作はたとえば、操作部10に備えられている各色別のスイッチ又はボタンで色の指定を行ない、十字キーの操作でバーを上下に移動させることにより可能である。
たとえば、赤(R)のLEDの発光量を多くしたい(明るくしたい)場合は、参照符号43RBで示す赤用のバーを他の色用のバー43GB,43BBよりも明るくなる方向(画面上で上方)へ移動させればよい。このようにして設定される色温度は、色温度表示部45に数値(単位はK:ケルビン)で表示されるので、ユーザが確認することが容易に可能である。
色温度設定画面43上で設定された色温度調整領域44はCPU9によりたとえば画像表示画面42上の座標値のデータとして取り込まれる。CPU9はこのデータに従ってカメラ信号処理部2に指示を与えることにより、その時点で撮像されている1枚の画像中の色温度調整領域44に対応する部分の画素(受光素子)の映像信号をカメラ信号処理部2から領域色温度調整部5へ出力させる。領域色温度調整部5では、カメラ信号処理部2から入力した色温度調整領域44に対応する部分の画素の映像信号のデータのホワイトバランスデータIWcを算出し(ステップS15)、これをCPU9から与えられている色温度調整領域44に対して設定されている色温度調整値UWcに変更する(ステップS16)。この調整値UWcに色温度が変更された後の映像信号は領域色温度調整部5からカメラ信号処理部2へ戻され、元の部分、即ち色温度調整領域44の部分の画素の映像信号と置換される。これにより、表示部4の画像表示画面42上に設定されている色温度調整領域44には、ステップS14で設定された色温度調整値UWcによる効果が加味された撮影結果をシミュレーションした画像が表示される(ステップS17)。
なお、カメラ部1は所定時間間隔で撮像を行なってその画像を表示部4に表示しているが、上述のように色温度調整領域44が設定されてその色温度が変更された場合には色温度調整領域44の部分に関しては色温度が変更された状態を維持する。
このようにして表示部4の画像表示画面42に表示されたシミュレーション結果の画像はユーザが視認することが可能であるので、その結果にユーザが不満である場合にはその状態では撮影(シャッタを押して画像データを記録再生装置20の記録媒体に記録すること)を行なわずに(ステップS18でNO)、再度色温度調整値の設定をやり直すことが可能である。この場合にはCPU9は上述のステップS15へ処理を戻す。
シミュレーション結果の画像にユーザが満足して撮影を行なった(シャッタを押した)場合(ステップS18でYES)、実際に撮影が行なわれる(ステップS19)。具体的には、ユーザがシャッタを押すと、設定されている色温度調整領域44に対応するフラッシュ発光部8の発光面81内の指定発光領域83が設定されている色温度調整値となるように各発光色のLEDの発光量がフラッシュ駆動回路7により制御されてフラッシュ発光部8が発光する。
これにより、フラッシュ発光部8が発光した時点でカメラ部1が撮像している映像信号がカメラ信号処理部2,映像信号処理/符号化処理/圧縮・伸張処理部3を経由して記録再生部20の記録媒体に記録される。この際、領域色温度調整部5で算出していた色温度調整領域44のホワイトバランスデータIWcとCPU9から与えられていた色温度調整値UWcとが対応付けられて調整色温度記憶部6に記憶(保存)される(ステップS20)。
以上のようにして1枚の画像の撮影が終了するが、調整色温度記憶部6には領域色温度調整部5が算出した色温度調整領域44の実際のホワイトバランスデータIWcとユーザが設定した色温度調整値UWcとが、撮影が行なわれる都度、新たにデータIW,UWとして対応付けられて保存される。これらのデータが調整色温度記憶部6に既に保存されている場合には、ユーザが色温度調整値を設定せずとも色温度調整領域44の設定を行なうのみで自動的に色温度の調整が行なわれる。換言すれば、本発明に係る撮像装置は学習機能を有している。
前述のステップS13において調整色温度記憶部6に保存データが存在する場合(ステップS13でYES)、CPU9はユーザが設定した色温度調整領域44の映像信号をカメラ信号処理部2から領域色温度調整部5へ出力させてホワイトバランスデータIWcを算出させる(ステップS21)。次にCPU9は、調整色温度記憶部6が記憶(保存)しているホワイトバランスデータIWの内のステップS21で算出されたホワイトバランスデータIWcに最も近いホワイトバランスデータIWを調整色温度記憶部6を検索して求める(ステップS22)。そしてCPU9は、ステップS22において求められたホワイトバランスデータIWに対応付けて調整色温度記憶部6が記憶している色温度調整値UWを読み出す(ステップS23)。そしてCPU9は、調整色温度記憶部6から読み出した色温度調整値UVを領域色温度調整部5に与えることにより、先にステップS21で算出された色温度調整領域44のホワイトバランスデータIWcを調整色温度記憶部6から読み出された色温度調整値UWに変更する(ステップS24)。
このようにして調整色温度記憶部6から読み出された色温度調整値UWに色温度が変更された後の色温度調整領域44の映像信号は領域色温度調整部5からカメラ信号処理部2へ戻され、元の部分、即ち色温度調整領域44の部分の映像信号と置換される。これにより、表示部4の画像表示画面42には、設定されている色温度調整領域44に調整色温度記憶部6が記憶していた色温度調整値UWによる効果が加味された撮影結果をシミュレーションした画像が表示される(ステップS17)。
このようにして、調整色温度記憶部6に過去のデータが保存されている場合には、ユーザが色温度調整領域44の設定を行なうのみで、色温度調整領域44の色温度を調整したシミュレーション結果の画像が表示部4に自動的に表示される。但し、この自動的にシミュレーションされた画像をユーザが視認して不満である場合にはその状態では撮影を行なわずに(ステップS18でNO)、ユーザ自身が色温度調整値の設定を行なうことが可能である。この場合にはステップS15へ処理が戻される。
自動的に行なわれたシミュレーション結果の画像にユーザが満足して撮影を行なった(シャッタを押した)場合(ステップS18でYES)、前述同様に実際に撮影が行なわれる(ステップS19)。この際、領域色温度調整部5で算出していた色温度調整領域44のホワイトバランスデータIWcと調整色温度記憶部6から読み出された色温度調整値UWとが対応付けられて新たに調整色温度記憶部6に記憶(保存)される(ステップS20)。
一方、自動的に行なわれたシミュレーション結果の画像をユーザが視認して不満であった場合には前述した如く、ステップS15へ処理を戻してユーザ自身が色温度調整値の設定を行なうことが可能である。この結果、実際に撮影が行なわれれば、その時点でユーザが設定していた色温度調整値UWcと色温度調整領域44の映像信号から算出されたホワイトバランスデータIWcとが対応付けられて新たに調整色温度記憶部6に記憶(保存)される(ステップS20)。
従って、ユーザが自身で色温度の調整を行なう回数が多ければ多いほど、調整色温度記憶部6にはホワイトバランスデータIWと色温度の調整データUWとの組み合わせのデータが数多く保存されることになるので、いわゆる学習効果が発揮されることになり、ユーザが自身で色温度調整値を設定しなければならない確率は低くなる。
以上に詳述したように本発明に係る撮像装置によれば、表示部4に表示されている画角内のユーザが設定した領域のみについて色温度を任意に調整できるので、従来は撮影後にパーソナルコンピュータ等を利用して画像編集によってしか行なえなかった画像の部分的な補正を撮影時にその場で行なうことが可能になる。
たとえば、図5の模式図に示すように、被写体として二人の人物が並んでおり、その内の一人が日向に、他の一人が木陰に居るような状況において、木陰に居る人物の顔が木の葉(緑)の反射によって緑色に撮影されるような場合、画像上の一部を色温度調整領域44として指定してその部分の色温度を調整することにより、色かぶれが起こらないように補正した撮影がその場で可能となる。また、単に画像を正常な状態に補正するのではなく、意図的に特殊効果を施して撮影することも容易に可能になるので、そのような特殊効果を施した画像を創作することも撮影時にその場で容易に可能になる。
また本発明に係る撮像装置によれば、色温度調整領域44に対して設定された色温度調整値と色温度調整領域44の実際のホワイトバランスデータとを対応付けて調整色温度記憶部6に記憶させているので、色温度調整領域44を設定するのみで過去の状況に最も近い状態で色温度を自動的に調整するように学習効果を持たせることが可能になる。
なお、操作部10は表示部4上に重畳されたタッチパネルとして構成されていてもよく、また表示部4の表示画面41上に表示されるGUIであってもよい。
本発明に係る撮像装置の内部機能の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明に係る撮像装置のフラッシュ発光部の発光面の構成を示す模式図である。 本発明に係る撮像装置の動作説明のためのフローチャートである。 本発明に係る撮像装置の動作説明のためのフローチャートである。 本発明に係る撮像装置の領域色温度調整を行なうように設定している場合の表示部の表示状態を示す模式図である。
符号の説明
1 カメラ部
2 カメラ信号処理部
3 映像信号処理/符号化処理/圧縮・伸張処理部
4 表示部
5 領域色温度調整部
6 調整色温度記憶部
7 フラッシュ駆動回路
8 フラッシュ発光部
9 CPU
10 設定部
42 画像表示画面
43 色温度設定画面
44 色温度調整領域
81 発光面
83 指定発光領域

Claims (3)

  1. 撮像手段と、該撮像手段が撮像している画像を表示画面に表示する表示手段と、該表示手段の表示画面と相似形状の発光面に多数配列された三色の発光素子を発光させるフラッシュとを備えた撮像装置において、
    前記発光面の任意の領域内に配列された前記三色の発光素子それぞれによる発光量を個別に制御する発光制御手段と、
    前記表示画面上に任意の領域を設定する領域設定手段と、
    該領域設定手段により設定された領域に任意の色温度を設定する色温度設定手段と
    を備え、
    前記発光制御手段は、前記フラッシュの発光面の前記領域設定手段により設定された領域の前記表示画面上での位置に対応する発光領域が前記色温度設定手段により設定された色温度で発光するように前記三色の発光素子それぞれによる発光量を個別に制御するようにしてあること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像手段が撮像している画像の前記領域設定手段により設定された領域の前記表示画面上での位置に対応する領域のホワイトバランスを算出するホワイトバランス算出手段と、
    前記撮像手段が撮像している画像の前記領域設定手段により設定された領域の前記表示画面上での位置に対応する領域の画像を、前記ホワイトバランス算出手段が算出したホワイトバランスのデータを前記色温度設定手段により設定された色温度に変換した画像に変換する画像変換手段と、
    前記撮像手段が撮像している画像の前記領域設定手段により設定された領域の前記表示画面上での位置に対応する領域の画像を前記画像変換手段が変換した画像に置換して前記表示手段の表示画面に表示するシミュレーション手段と
    を備えたことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記シミュレーション手段が前記表示手段の表示画面に表示している画像が撮影された場合に前記ホワイトバランス算出手段が算出していたホワイトバランスのデータと、前記色温度設定手段により設定されていた色温度のデータとを対応付けて記憶する記憶手段を備え、
    前記画像変換手段は、前記領域設定手段により前記表示画面上に任意の領域が設定された場合に、前記撮像手段が撮像している画像の前記領域設定手段により設定された領域の前記表示画面上での位置に対応する領域の画像を、前記ホワイトバランス算出手段が算出したホワイトバランスのデータを該データと最も近いデータに対応付けて前記記憶手段が記憶している色温度のデータに変換した画像に変換し、
    前記シミュレーション手段は、前記撮像手段が撮像している画像の前記領域設定手段により設定された領域の前記表示画面上での位置に対応する領域を前記画像変換手段が変換した画像に置換して前記表示手段の表示画面に表示させるようにしてあること
    を特徴とする請求項に記載の撮像装置。
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