JP4153583B2 - Defective sheet removal device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばコルゲートマシンで連続的に製造される段ボールシート等に不良部分が生じた場合に、装置を停止させることなくこの不良部分を除去する、不良シート除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コルゲートマシンでは、所定の波型成形及び貼合処理を施されて連続的に形成された段ボールシート(帯状シート)を、段ボール箱の製作のために、数値制御ロータリカッタ(切断装置)で所定長さに切断した後、スタッカに積み上げるようになっている。このような段ボールシートの製造工程において、段ボールシートに除去すべき不良部分が生じた場合には、装置を停止させることなく、連続的に製造されて搬送される段ボールシートをロータリカッタで所定長さに切断する切断工程において不良部分を切断し、不良シートとして除去できれば極めて好都合である。
【0003】
このため、コルゲートマシンのように帯状シートを連続的に製造する装置には、装置を停止させることなく、不良部分を不良シートとして除去すべく、不良シート除去装置が備えられている。
このような不良シート除去装置としては、例えば特開昭55−113548号公報に示された技術がある。
【0004】
以下、このような従来の不良シート除去装置について、図5,図6を参照しながら説明する。
従来の不良シート除去装置は、図5に示すように、ロータリカッタ1と、ロータリカッタ1の下流側に配設される不良シート除去コンベア5と、早送りコンベア7と、不良シートガイド8とを備えて構成される。
【0005】
ロータリカッタ1は、ロータリカッタ本体1Aに段ボールシート2を切断する2本のナイフシリンダ3,3を備えて構成される。
不良シート除去コンベア5は、通常時には、図5中、実線で示す位置とされ、段ボールシート2をその下流側に配設されたデリバリコンベア6へ受け渡すようになっている。一方、不良シートを除去する時には、不良シート除去コンベア5及び不良シートガイド8は、軸5aを支点として回転し、図5中、二点鎖線で示す位置とされて、この不良シート除去コンベア5と不良シートガイド8との間に段ボールシート2を挟んで除去するようになっている。この際、不良シートはナイフシリンダ3,3のナイフにより切断される。
【0006】
このようにして搬送路を変更された段ボールシート2は、早送りコンベア7に達するとその速度を増加されて搬送されるようになっている。そして、早送りコンベア7から排出された不良シートはシート受け9に貯められた後、適宜の時期に機外に排出されるようになっている。
ところで、不良シート除去コンベア5の速度は、通常、段ボールシート2の搬送速度よりも10〜20%程度速い速度に設定されているが、これは、以下の理由による。
【0007】
つまり、上下のナイフシリンダ3のナイフには切断のための重なり代があり、この重なり代に対応した分、ナイフ刃先の周速は切断前の段ボールシート2の搬送速度よりも速くなる。
このため、切断後の段ボールシート2を搬送する不良シート除去コンベア5の速度を、段ボールシート2の通常の搬送速度と等しく設定すると、不良シート除去コンベア5による段ボールシート2の搬送速度はナイフ刃先の周速よりも遅くなってしまうため、段ボールシート2がナイフシリンダ3のナイフに蹴られて不良シート除去コンベア5に受渡されるときに段ボールシート2の姿勢が捩じれてしまう場合がある。
【0008】
一方、不良シート除去コンベア5の速度を余り速くし過ぎると、不良シート除去コンベア5が段ボールシート2を強く引っ張りすぎて、切断完了直前のシートを引きちぎったり、斜め切れを起こしたりする。
このように、不良シート除去コンベア5の速度は、ナイフシリンダ3のナイフ刃先の周速(即ち、切断前の段ボールシート2の搬送速度)に対して速すぎても、遅すぎても好ましくなく、この速度には適正な範囲がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来の不良シート除去装置には、以下の課題がある。
つまり、ナイフシリンダ3と支点5aとの間の距離が短いため、切断する不良シートの長さが長い場合には、図6に示すように、後続する段ボールシート2と切離される前に不良シートが転向してしまい、これにより、段ボールシート2が正規のパスラインから浮き上がったり、折れ曲がったりして切断不良を起こしたり、後続する段ボールシート2への傷入りを起こしたりすることになる。
【0010】
また、不良シートの先端が、早送りコンベア7に達して始めて加速し、除去されるようになっており、不良シートの排出時間に無駄があるため、装置の高速運転に適さない。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、不良シートの切断を正確かつ確実に行なえ、さらに高速で安定した不良シートの除去を可能とした、不良シート除去装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明の不良シート除去装置は、コルゲートマシンで連続的に製造される帯状の段ボールシートの不良部分を不良シートとして除去する不良シート除去装置において、該帯状の段ボールシートを良シート又は不良シートとして切断する切断装置と、該切断装置の下流側に配設され、該不良シートを除去する不良シート除去コンベアと、前記切断装置の上流側に設けられ、前記段ボールシートの不良部分を検知する不良部分検知手段とを備え、前記不良シートの長さは一定であり、該不良シート除去コンベアは、該切断装置の直下流側に1枚以上の該不良シートが載る水平部、及び、前記水平部の下流側に昇降ロールを有し、該昇降ロールは、下降させると不良シートを排出しうる位置になり、上昇させると良シートを前記不良シート除去コンベアの下流側の搬送コンベアへ受け渡す状態に復帰するように構成され、該不良部分検知手段からの信号、又は、生産管理装置からの信号に基づいて、前記昇降ロールの上昇及び下降が制御され、前記不良シートの前端が前記切断装置によって切断された直後に、前記不良シート除去コンベアのコンベア速度が通常運転時のコンベア速度よりも増加し、前記良シートの後端とこれに連続する前記不良シートの前端との間隔が広げられ、前記良シートが前記不良シート除去コンベアを通過したら、前記昇降ロールが下降して前記不良シートを除去しうる位置にされ、該不良シートを除去したら、該不良シート除去コンベアのコンベア速度が通常運転時のコンベア速度に減速され、且つ、前記昇降ロールが上昇して復帰するように制御されることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施形態】
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の一実施形態にかかる不良シート除去装置について、図1〜図4を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる不良シート除去装置は、例えばコルゲートマシンに備えられ、図1に示すように、帯状シートとしての段ボールシート2を切断する数値制御ロータリカッタ(切断装置)1と、段ボールシート2の不良部分を検知する不良部分検知手段としての不良検出装置18,押しボタンスイッチ19,生産管理装置21と、ロータリカッタ1の下流側に配設され、段ボールシート2の不良部分を不良シートFとして除去する不良シート除去コンベア15と、ロータリカッタ1や不良シート除去コンベア15を制御する制御盤(制御手段)20とを備えて構成される。なお、図1中、矢印はシート進行方向を示している。
【0013】
ここで、ロータリカッタ1は、従来のものと同様に、ロータリカッタ本体1Aに段ボールシート(帯状シート)2を切断する2本のナイフシリンダ3を備えて構成され、これらのロータリカッタ本体1A及びそれに載置されたナイフシリンダ3によって段ボールシート2を切断するようになっている。なお、このようにして連続的に製造される段ボールシート2を切断して形成した段ボールシート2を良シートSという。
【0014】
不良シート除去コンベア15は、駆動ロール10,中間ロール11,昇降ロール12及びアイドラロール13と、これらのロール10,11,12,13に巻回された搬送ベルト14とを備えて構成される。なお、駆動ロール10は、図示しない変速モータにより駆動されるようになっている。また、この不良除去コンベア15の下流側には搬送コンベア16が配設されている。
【0015】
ここで、昇降ロール12は、図1中、実線で示す位置及び二点鎖線で示す位置のいずれかの位置となるように、図示しない空気圧シリンダ等によって駆動されるようになっている。そして、図1中、二点鎖線で示す位置、即ち昇降ロール12を下降させた位置の下流側には、シート受け9が配設されている。
そして、不良シート除去コンベア15によって、通常時には、図1中、実線で示す位置になっており、段ボールシート2をその下流側に配設された搬送コンベア16へ受け渡すようになっている。一方、不良シートFを除去する時には、不良シート除去コンベア15は、図1中、二点鎖線で示す位置になって、段ボールシート2を除去するようになっている。
【0016】
この際、制御盤20では、不良シートFの前端がロータリカッタ1によって切断されたら不良シート除去コンベア15の速度を増加させ、良シートSが不良シート除去コンベア15を通過したら昇降ロール12を下降させ、不良シートFを除去したら不良シート除去コンベア15を減速させると同時に昇降ロール12を上昇させるように制御するようになっている。
【0017】
この制御盤20は、ロータリカッタ1によって段ボールシート2の不良シートFの前端の切断が完了すると、不良シート除去コンベア15の速度を速度V2 から速度V3 まで増加させるようになっている。
また、制御盤20は、不良シートFを除去した後、不良シート除去コンベア15の昇降ロール12を上昇させ、不良シート除去コンベア15をもとの平坦な状態に復帰させると同時に、不良シート除去コンベア15の速度を速度V3 から減少させ、通常の速度V2 に戻すようになっている。
【0018】
このようにして搬送路を変更された段ボールシート2は、直接、シート受け9へ排出されて貯められた後、適宜の時期に機外に排出されるようになっている。
また、ロータリカッタ1の上流側には、不良検出装置18及び作業員が段ボールシート2の不良部分を発見したときに押す押しボタンスイッチ19が設けられている。
【0019】
これらの不良検出装置18又は押しボタンスイッチ19からの信号は、制御盤20へ送られるようになっており、制御盤20は、これらの信号に基づいてナイフシリンダ3の回転速度制御や不良シート除去コンベア15の各種作動を制御するようになっている。また、生産管理装置21からも制御盤20へ段ボールシート2の不良部分に関する情報が送られるようになっている。
【0020】
本発明の一実施形態としての不良シート除去装置は、上述のように構成されるため、以下のように作動する。
まず、コルゲートマシンの生産管理装置21からの指令信号、ロータリカッタ1の上流側に配設される不良検出装置18からの検出信号、作業員が段ボールシート2の不良部分を発見してこの除去したい不良部分が通過する間押しボタン19を押している場合に送られる信号、のいずれかによって、不良部分が通過したことが制御盤20に知らされる。
【0021】
制御盤20は、この不良部分の位置を追跡し、不良部分がロータリカッタ1に達すると、不良部分を一定長さの不良シートFとして切断すべくロータリカッタ1へ指令を出す。なお、本実施形態では、この不良シートFの切断長さは切断後の段ボールシートの切断長さとは無関係に一定長さ(例えば1m)としている。また、不良部分の切断長さが長い場合は、所要の枚数の不良シートFとして切断し、除去するようにしている。
【0022】
ここで、図2は不良シート除去装置による段ボールシート2の切断を説明するための図である。
図2に示すように、通常の場合(即ち、不良部分が発見されない場合)、不良シート除去装置からの指令に基づいて、連続的に製造される段ボールシート2が切断位置C1 ,C3 ,C4 でロータリカッタ1によって切断され、これにより、所定長さの段ボールシート(良シート)S1 ,S2 が形成される。
【0023】
一方、不良部分が発見された場合には、段ボールシート2が切断位置C2 でロータリカッタ1によって切断され、これにより、不良シートF(ここでは、2枚の不良シートF1 ,F2 )が形成されるようになっている。
次に、本発明の一実施形態にかかる不良シート除去装置による不良シート除去工程を、図3,図4を参照しながら説明する。
【0024】
まず、図3(a)に示すように、ロータリカッタ1によって段ボールシート2の不良シートF1 の前端の切断(図2の切断位置C1 での切断)が完了すると、不良シート除去装置の制御盤20によって、不良シート除去コンベア15の速度が速度V3 まで増加され、良シートS1 が通常よりも早い速度で搬送されるように制御される。これにより、良シートS1 の後端とこれに連続する不良シートF1 の前端との間隔が広くなる。
【0025】
そして、図3(b)に示すように、良シートS1 の後端が昇降ロール12を過ぎ、搬送コンベア16へ移送されたら、図3(c)に示すように、不良シート除去装置の制御盤20によって不良シート除去コンベア15の昇降ロール12が下降されて不良シートF1 を除去しうる位置とされる。
この場合、ロータリカッタ1のナイフシリンダ3と中間ロール11との間隔は、少なくとも不良シートF1 の切断長さよりも長くしてある。これにより、不良シートF1 が除去される際にその姿勢が傾いても不良シートF1 の後端が完全に切離されているため、後続のシートに影響を与えない。
【0026】
このようにして除去された不良シートF1 は、従来の場合と同様に、シート受け9に移送され、機外に排出される。
その後、図3(d)に示すように、制御盤20が、不良シート除去コンベア15の昇降ロール12を上昇させ、不良シート除去コンベア15をもとの平坦な状態に復帰させる。これと同時に、制御盤20が、不良シート除去コンベア15の速度を減少させ、通常の速度V2 に戻される。
【0027】
次に、不良シート除去コンベア15の速度制御について説明する。
ここで、図4は不良シート除去コンベア15の速度制御を示す線図である。なお、図4中、破線はライン速度V1 、即ち切断前の段ボールシート2の搬送速度を示している。
図4に示すように、不良シート除去コンベア15の速度は、切断位置C1 で不良シートF1 の先端が切断される前は通常時のコンベア速度V2 とされている。
【0028】
その後、不良シートF1 の先端が切断位置C1 で切断されたら、不良シート除去コンベア15の速度は、不良シート除去時のコンベア速度V3 まで増速されて、不良シートF1 ,F2 が除去される。
そして、不良シートF2 が不良シート除去コンベア15を通過して除去されたら、不良シート除去コンベア15の速度は、通常時のコンベア速度V2 に減速される。
【0029】
このように、本実施形態にかかる不良シート除去装置では、不良シート除去コンベア15の速度を直接制御しているため、従来の不良シート除去装置のように段ボールシート2が早送りコンベアに達して始めて加速されるという制約がなくなった。
つまり、切断位置C1 で切断した直後にコンベア速度を通常時のコンベア速度V2 よりも高い速度V3 まで加速することによって、不良シートF1 ,F2 をすばやく排出できることになる。
【0030】
また、切断位置C1 で切断した直後にコンベア速度を通常運転時のコンベア速度V2 よりも高い速度V3 まで加速し、一定時間その速度V3 を維持した後、再びV2 まで減速するようにしているため、良シートS1 と不良シートF1 との間隔を広くすることができ、昇降ロール12を上昇又は下降させるタイミングに余裕ができる。これにより、昇降ロール12の作動タイミングに余裕ができ、装置の高速運転にも対応できるようになる。
【0031】
さらに、加速後のコンベア速度V3 を維持する時間を最小限に抑え、速やかに通常運転時のコンベア速度V2 に減速するようにしているため、良シートS1 の切断不良(例えば、斜め切れ等)の発生を効果的に防止することができることになる。
また、不良シートの切断長さを良シートSの切断長さに関係なく一定とし、不良シート除去コンベア15の水平部に必ず1枚以上の切離された不良シートFが載るようにしているため、不良シート除去コンベア15による不良シートFの転向時に、転向による後続シートへの悪影響、即ち品質低下を招くことがない。
【0032】
また、不良シートFは転向時、その後端を拘束されることがないため、自由に転向することができ、ジャムアップすることがない。また、折れ曲がりにくい重量のある段ボールシート2であっても問題なく不良シートFの除去を行なうことができることになる。
なお、上述の本実施形態にかかる不良シート除去装置は、段ボールシートを製造するコルゲートマシンに備えられるものとして説明しているが、これに限られるものではなく、広く連続的に帯状シートを製造する装置に適用しうるものである。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の本発明の不良シート除去装置によれば、不良シートの切断を正確かつ確実に行なえるという利点がある。
特に、不良シートは転向時にその後端が拘束されることがなく、自由に転向することができ、また、不良シートの切断長さを良品シートの切断長さに関係なく一定とし、不良シート除去コンベアの水平部に必ず1枚以上の切離された不良シートが載るようにしているため、不良シート除去コンベアによる不良シートの転向時に後続シートへの悪影響、即ち品質低下を招くことがない。
また、高速で安定した不良シートの除去が可能になるという利点がある。
つまり、不良シート除去コンベアの速度を直接制御しているため、切断位置で切断した直後にコンベア速度を通常時のコンベア速度よりも高い速度まで加速することによって、不良シートをすばやく排出できるという利点がある。
【0034】
また、加速後のコンベア速度を維持する時間を最小限に抑え、速やかに通常運転時のコンベア速度に減速するようにしているため、良品シートの切断不良(例えば、斜め切れ等)の発生を効果的に防止することができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる不良シート除去装置の全体構成を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる不良シート除去装置によるシートの切断の仕方を示す模式図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる不良シート除去装置による不良シート除去工程を示す模式図であり、(a)〜(e)はそれぞれの工程を示している。
【図4】本発明の一実施形態にかかる不良シート除去装置の速度線図である。
【図5】従来の不良シート除去装置の全体構成を示す模式図である。
【図6】従来の不良シート除去装置の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ロータリカッタ(切断装置)
1A ロータリカッタ本体
2 段ボールシート(帯状シート)
3 ナイフシリンダ
3a 上ナイフシリンダ
3b 下ナイフシリンダ
5 不良シート除去コンベア
5a 支点
6 デリバリコンベア
7 早送りコンベア
8 不良シートガイド
9 シート受け
10 駆動ロール
11 中間ロール
12 昇降ロール
13 アイドラロール
14 搬送ベルト
15 不良シート除去コンベア
16 搬送コンベア
18 不良検出器(不良部分検知手段)
19 押しボタンスイッチ(不良部分検知手段)
20 制御盤(制御手段)
21 生産管理装置(不良部分検知手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a defective sheet removing apparatus that removes a defective portion without stopping the apparatus when a defective portion is generated in, for example, a corrugated cardboard sheet continuously manufactured by a corrugating machine.
[0002]
[Prior art]
In general, in a corrugating machine, a corrugated cardboard sheet (strip-shaped sheet) that has been subjected to predetermined corrugation and bonding is continuously formed using a numerically controlled rotary cutter (cutting device) for the production of corrugated cardboard boxes. After cutting to a predetermined length, the stacker is stacked. In such a corrugated sheet manufacturing process, when a defective portion to be removed occurs in the corrugated sheet, the corrugated sheet that is continuously manufactured and transported without stopping the apparatus has a predetermined length with a rotary cutter. It is very convenient if the defective part can be cut and removed as a defective sheet in the cutting process.
[0003]
For this reason, an apparatus that continuously manufactures a belt-like sheet such as a corrugating machine is provided with a defective sheet removing apparatus so as to remove a defective portion as a defective sheet without stopping the apparatus.
As such a defective sheet removing apparatus, for example, there is a technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 55-113548.
[0004]
Hereinafter, such a conventional defective sheet removing apparatus will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 5, the conventional defective sheet removing apparatus includes a
[0005]
The
In a normal state, the defective
[0006]
The
By the way, the speed of the defective
[0007]
In other words, the knives of the upper and
For this reason, if the speed of the defective
[0008]
On the other hand, if the speed of the defective
Thus, the speed of the defective
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional defective sheet removing apparatus as described above has the following problems.
That is, since the distance between the
[0010]
Further, the leading edge of the defective sheet is accelerated and removed only after reaching the fast-forwarding conveyor 7, and the time for discharging the defective sheet is wasted, so that it is not suitable for high-speed operation of the apparatus.
The present invention was devised in view of such a problem, and provides a defective sheet removing apparatus capable of accurately and surely cutting a defective sheet and further stably removing the defective sheet at high speed. Objective.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
For this reason, the defective sheet removing apparatus of the present invention is a defective sheet removing apparatus that removes defective portions of a strip-shaped corrugated cardboard sheet continuously manufactured by a corrugating machine as a defective sheet. A cutting device for cutting as a sheet, a defective sheet removing conveyor disposed on the downstream side of the cutting device and removing the defective sheet , and provided on the upstream side of the cutting device, for detecting a defective portion of the corrugated cardboard sheet. and a defective portion detection unit, the defective length of the sheet is constant, the defective sheet removal conveyor, horizontal portion is one or more the defective sheet rests immediately downstream of the cutting device, and the horizontal There is an elevating roll on the downstream side of the section, and the elevating roll is in a position where a defective sheet can be discharged when lowered, and when it is raised, the good sheet is It is configured to return to a state where it is transferred to the conveyor on the downstream side of the removal conveyor, and the raising and lowering of the lifting roll is controlled based on the signal from the defective part detection means or the signal from the production management device. Immediately after the front end of the defective sheet is cut by the cutting device, the conveyor speed of the defective sheet removal conveyor increases from the conveyor speed during normal operation, and the rear end of the good sheet is continuous with the conveyor end. When the gap with the front end of the defective sheet is widened and the good sheet passes through the defective sheet removal conveyor, the lifting roll is lowered to a position where the defective sheet can be removed, and when the defective sheet is removed, Control so that the conveyor speed of the defective sheet removal conveyor is reduced to the conveyor speed during normal operation, and the lifting roll is raised and returned. Re is characterized in Rukoto.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
A defective sheet removing apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
The defective sheet removing apparatus according to this embodiment is provided in, for example, a corrugating machine, and as shown in FIG. 1, a numerically controlled rotary cutter (cutting apparatus) 1 that cuts a
[0013]
Here, the
[0014]
The defective
[0015]
Here, the raising / lowering
In the normal state, the defective
[0016]
At this time, the control panel 20 increases the speed of the defective
[0017]
The control panel 20 is adapted to increase the cutting of the front end of the defective sheet F of the
Further, after removing the defective sheet F, the control panel 20 raises the lifting
[0018]
The
Further, on the upstream side of the
[0019]
The signals from the defect detection device 18 or the push button switch 19 are sent to the control panel 20, and the control panel 20 controls the rotational speed of the
[0020]
Since the defective sheet removing apparatus as one embodiment of the present invention is configured as described above, it operates as follows.
First, a command signal from the
[0021]
The control panel 20 tracks the position of the defective portion. When the defective portion reaches the
[0022]
Here, FIG. 2 is a view for explaining cutting of the
As shown in FIG. 2, in a normal case (that is, when a defective portion is not found), the continuously manufactured
[0023]
On the other hand, when a defective portion is found, the
Next, the defective sheet removing process by the defective sheet removing apparatus according to the embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0024]
First, as shown in FIG. 3A, when the cutting of the front end of the defective sheet F 1 of the corrugated cardboard sheet 2 (cutting at the cutting position C 1 in FIG. 2) is completed by the
[0025]
Then, as shown in FIG. 3 (b), only the rear
In this case, the interval between the
[0026]
The defective sheet F 1 removed in this way is transferred to the sheet receiver 9 and discharged outside the apparatus, as in the conventional case.
Thereafter, as shown in FIG. 3D, the control panel 20 raises the lifting
[0027]
Next, speed control of the defective
Here, FIG. 4 is a diagram showing speed control of the defective
As shown in FIG. 4, the speed of the defective
[0028]
Thereafter, when the leading edge of the defective sheet F 1 is cut at the cutting position C 1 , the speed of the defective
When the defective sheet F 2 passes through the defective
[0029]
As described above, in the defective sheet removing apparatus according to the present embodiment, since the speed of the defective
That is, the defective sheets F 1 and F 2 can be quickly discharged by accelerating the conveyor speed to a speed V 3 higher than the normal conveyor speed V 2 immediately after cutting at the cutting position C 1 .
[0030]
Immediately after cutting at the cutting position C 1 , the conveyor speed is accelerated to a speed V 3 higher than the conveyor speed V 2 during normal operation, and after maintaining the speed V 3 for a certain period of time, it is decelerated to V 2 again. Therefore, the interval between the good sheet S 1 and the defective sheet F 1 can be widened, and there is a margin in the timing for raising or lowering the lifting
[0031]
Furthermore, since the time for maintaining the conveyor speed V 3 after acceleration is minimized and the speed is quickly reduced to the conveyor speed V 2 during normal operation, the cutting failure of the good sheet S 1 (for example, oblique cutting) Etc.) can be effectively prevented.
Further, a constant regardless cut length of the defective sheet cut length of the good sheet S, because it is so bad sheet F was always disconnected for more than one sheet in the horizontal portion of the defective
[0032]
Further, since the defective sheet F is not constrained at its rear end during turning, it can be turned freely and does not jam up. Moreover, even if it is the
In addition, although the above-described defective sheet removing apparatus according to the present embodiment has been described as being provided in a corrugated machine that manufactures a corrugated cardboard sheet, the present invention is not limited to this, and a belt-like sheet is manufactured widely and continuously. It can be applied to the device.
[0033]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the defective sheet removal apparatus of the present invention of
In particular, the rear end of the defective sheet is not constrained at the time of turning, and the free sheet can be turned freely, and the cutting length of the defective sheet is constant regardless of the cutting length of the non-defective sheet, and the defective sheet removing conveyor Since one or more separated defective sheets are always placed on the horizontal portion of the sheet, there is no adverse effect on the subsequent sheet, that is, no deterioration in quality when the defective sheet is turned by the defective sheet removing conveyor.
Further, there is an advantage that stable removal of the defective sheet becomes possible at high speed.
In other words, because the speed of the defective sheet removal conveyor is directly controlled, there is an advantage that defective sheets can be quickly discharged by accelerating the conveyor speed to a speed higher than the normal conveyor speed immediately after cutting at the cutting position. is there.
[0034]
In addition, the time for maintaining the conveyor speed after acceleration is minimized, and the speed is quickly reduced to the conveyor speed during normal operation. There is also an advantage that it can be prevented .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing an overall configuration of a defective sheet removing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram showing how a sheet is cut by the defective sheet removing apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIGS. 3A and 3B are schematic views showing a defective sheet removing process by a defective sheet removing apparatus according to an embodiment of the present invention, and FIGS. 3A to 3E show the respective processes.
FIG. 4 is a velocity diagram of the defective sheet removing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a schematic diagram showing an overall configuration of a conventional defective sheet removing apparatus.
FIG. 6 is a diagram for explaining a problem of a conventional defective sheet removing apparatus.
[Explanation of symbols]
1 Rotary cutter (cutting device)
1A
3 Knife Cylinder 3a Upper Knife Cylinder 3b
19 Pushbutton switch (defective part detection means)
20 Control panel (control means)
21 Production management device (defective part detection means)
Claims (1)
該帯状の段ボールシートを良シート又は不良シートとして切断する切断装置と、
該切断装置の下流側に配設され、該不良シートを除去する不良シート除去コンベアと、
前記切断装置の上流側に設けられ、前記段ボールシートの不良部分を検知する不良部分検知手段とを備え、
前記不良シートの長さは一定であり、
該不良シート除去コンベアは、該切断装置の直下流側に1枚以上の該不良シートが載る水平部、及び、前記水平部の下流側に昇降ロールを有し、
該昇降ロールは、下降させると不良シートを排出しうる位置になり、上昇させると良シートを前記不良シート除去コンベアの下流側の搬送コンベアへ受け渡す状態に復帰するように構成され、
該不良部分検知手段からの信号、又は、生産管理装置からの信号に基づいて、前記昇降ロールの上昇及び下降が制御され、
前記不良シートの前端が前記切断装置によって切断された直後に、前記不良シート除去コンベアのコンベア速度が通常運転時のコンベア速度よりも増加し、前記良シートの後端とこれに連続する前記不良シートの前端との間隔が広げられ、前記良シートが前記不良シート除去コンベアを通過したら、前記昇降ロールが下降して前記不良シートを除去しうる位置にされ、該不良シートを除去したら、該不良シート除去コンベアのコンベア速度が通常運転時のコンベア速度に減速され、且つ、前記昇降ロールが上昇して復帰するように制御されることを特徴とする、不良シート除去装置。 In the defective sheet removing apparatus for removing the defective portion of the strip-like corrugated cardboard sheet continuously manufactured by the corrugating machine as a defective sheet,
A cutting device for cutting the strip-like corrugated cardboard sheet as a good sheet or a defective sheet;
Disposed downstream of the cutting device, the defective sheet removal conveyor for removing the defective sheet,
A defective portion detecting means provided on the upstream side of the cutting device and detecting a defective portion of the cardboard sheet ;
The length of the defective sheet is constant,
The defective sheet removal conveyor has a horizontal part on which one or more defective sheets are placed immediately downstream of the cutting device , and a lifting roll on the downstream side of the horizontal part,
The elevating roll is configured to return to a state where the defective sheet can be discharged when it is lowered, and when it is raised, the good sheet is transferred to the conveyance conveyor on the downstream side of the defective sheet removal conveyor,
Based on the signal from the defective part detection means or the signal from the production management device, the raising and lowering of the lifting roll is controlled,
Immediately after the front end of the defective sheet is cut by the cutting device, the conveyor speed of the defective sheet removal conveyor increases from the conveyor speed during normal operation, and the rear end of the good sheet and the defective sheet continuous thereto. When the good sheet passes through the defective sheet removing conveyor, the lifting roll is lowered to a position where the defective sheet can be removed, and when the defective sheet is removed, the defective sheet is removed. conveyor speed of removal conveyor is decelerated to the conveyor speed during normal operation, and, the lifting roll is characterized Rukoto be controlled to return to rise, defective sheet removal device.
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