JP4150812B2 - Thermal transfer recording medium - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は感熱転写記録媒体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の感熱転写記録媒体としては、基材上に熱溶融性ないし熱軟化性のインク層を設けたものが一般的であるが、受像体との接着力をより高めるために前記インク層の上にさらに接着層を設けた構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記構造の感熱転写記録媒体において、接着層の材料として受像体に対して充分な接着力を示すような材料、たとえば軟化点が60℃程度のポリエステル樹脂などを用いると、このような材料は常温でも少なからず接着力を有するものが多く、そのため感熱転写記録媒体をロール状に巻回して保存するばあいに、接着層が接触している基材の背面と接着し(一般にブロッキングといわれている)、印像形成装置での巻出しが困難となり、走行安定性が損なわれ、ひいては印像品質の低下を招くという問題があった。
【0004】
前記ブロッキングを防止するため接着層に無機粒子やワックス類などを添加することも知られているが、接着層への無機粒子やワックス類の添加は同時に受像体への接着力を低下させ、印像の耐擦過性の低下や脱落などを引き起すばあいがあった。
【0005】
本発明は前記の点に鑑みて、受像体に対して充分な接着力を示し、かつブロッキングを起こさない感熱転写記録媒体を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、(1)基材上に1層または複数層の感熱転写層を有する感熱転写記録媒体において、最上層の感熱転写層に偏平な有機高分子からなる粒子を含有し、該粒子が最上層の面方向に偏平であり、偏平粒子の製造方法が下記の方法によるものであり、かつ最上層の厚さ方向における該粒子の最大長さの平均値が最上層の厚さより大きいことを特徴とする感熱転写記録媒体に関する。
感熱転写記録媒体の最上層に、粒子を含有する感熱転写インク層を形成し、えられた感熱転写記録媒体をロール状に巻回したものを温度35〜60℃で保持し、粒子を偏平化する。
【0007】
さらに本発明は、(2)前記偏平な粒子の、最上層の面方向における最大長さBの平均値と最上層の厚さ方向における最大長さAの平均値とが式(1):
(Aの平均値/Bの平均値)×100=3〜50% (1)
で示される関係を有することを特徴とする前記(1)項記載の感熱転写記録媒体に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は本発明の感熱転写記録媒体の好ましい実施例を示す部分断面図である。図1において、1は基材であり、基材1の片面上に2層の感熱転写層2、3が積層して設けられている。下層の感熱転写層2は着色インク層であり、最上層の感熱転写層3は接着層である。
【0013】
最上層の接着層3には、偏平な粒子4が含有されている。なお図1においては、作図上の点から1個の粒子を描いているが、実際には多数の粒子が含まれている。
【0014】
偏平な粒子4は、最上層の面方向に偏平であり、かつ最上層の厚さ方向における該粒子の最大長さAの平均値が最上層の厚さより大きい。
【0015】
本発明における偏平な粒子4の作用効果はつぎのとおりである。
【0016】
最上層の厚さよりサイズの小さい粒子を用いてブロッキングを防止するよりもサイズの大きい粒子を用いる方がブロッキング防止効果は大きいが、大きい粒子を用いると転写性が阻害されたり、一定長のインクリボンをロール状に巻回したばあいに外径が肥大化するという問題が生じる。
【0017】
これに対して、本発明では、良好なブロッキング防止効果をうるため大きな粒子を用いるが、最上層の面方向に偏平であるため転写性が良好であり、巻き外径も肥大化しない。
【0018】
本発明においては、偏平な粒子4の、最上層の面方向における最大長さをB、最上層の厚さ方向における最大長さをAとするとき、Aの平均値およびBの平均値が式(1):
(Aの平均値/Bの平均値)×100=3〜50% (1)
で示される関係を有するときは前記の効果がより一層好ましく奏される。以下、(Aの平均値/Bの平均値)×100で表わされる値を平均偏平率(%)という。平均偏平率が前記範囲未満であると、ブロッキングが起る傾向にあり、一方前記範囲を超えると転写性が劣る傾向にある。この点から、平均偏平率は10〜40%であるのがより好ましい。
【0019】
また本発明においては、偏平な粒子の最上層の厚さ方向における最大長さAの平均値が最上層の厚さの1.5〜30倍、なかんづく2〜15倍であるのがより好ましい。粒子の最大長さAの平均値が前記範囲より小さいと、ブロッキング防止効果が充分でなく、一方前記範囲より大きいと転写性が低下する傾向にある。
【0020】
本発明において、前述のごとく偏平な粒子を含有する最上層をうる方法としては、(1)最上層用塗工液に予め偏平な粒子を添加したものを塗布して形成する方法、(2)最上層用塗工液に偏平でない粒子、または平均偏平率が50%より大きな粒子を添加したものを塗布して最上層を形成し、後処理により前記粒子を偏平化する、なかんづく平均偏平率が3〜50%の偏平な粒子にする方法などがあげられる。
【0021】
方法(2)に用いる粒子としては有機高分子が好ましく用いられる。さらに偏平化が容易な点から、有機高分子のガラス転移温度(Tg)が−50℃〜60℃であるのが好ましい。
【0022】
方法(2)における前記後処理としては、たとえばつぎの方法があげられる。
【0023】
(a)偏平でない(または平均偏平率が50%より大きい)粒子を添加した最上層用塗工液を塗布、乾燥して形成した感熱転写記録媒体の原反をロール状に巻回した状態で所定温度で所定時間保持する。
【0024】
(b)前記(a)でえられたロール状に巻回した感熱転写記録媒体の原反を巻き戻しながらスリットし、コアに巻回してえられたパンケーキ状のインクリボンを所定温度で所定時間保持する。
【0025】
(c)前記コアに巻回したパンケーキ状のインクリボンをカセットに装填してリボンカセットとし、このリボンカセットを所定温度で所定時間保持する。
【0026】
(d)前記(a)〜(c)の方法を2つまたは3つ組合せて使用する。
【0027】
本発明において、偏平化のための後処理に付すロール状に巻回した感熱転写記録媒体とは、前記(a)〜(d)における感熱転写記録媒体の原反またはこれをスリットしてインクリボンとしたものの巻回物のいずれをも含むものである。
【0028】
前記後処理における所定温度は、常温より高い温度であればよいが、処理効率などの点からは35〜60℃が好ましく、より好ましくは40〜55℃である。後処理温度が前記範囲より低いと粒子の偏平化に時間がかかりすぎる。一方前記範囲より高いと後処理時にブロッキングが起る傾向がある。保持時間は1日以上、より好ましくは2日以上である。保持時間が前記範囲より短いと粒子を所望の偏平率にするのが困難である。保持時間の上限はとくに制限されないが、通常30日程度である。
【0029】
後処理における加熱手段としては、恒温槽ないし恒温室で加熱する方法、熱風を吹き付ける方法などがあげられるが、とくに制限されるものではない。
【0030】
前述のごとく本発明の感熱転写記録媒体の好ましい実施例は、基材の一方の面にインク層および接着層をこの順に設けた感熱転写記録媒体であって、接着層が熱可塑性樹脂からなるバインダー中に偏平な粒子が分散された構成のものである。
【0031】
本発明において接着層のバインダーとして用いる熱可塑性樹脂としては、ポリプロピレン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリブテン系樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、エポキシ系樹脂などがあげられる。これら樹脂は単独でまたは2種以上を組合せて使用できる。
【0032】
また受像体がポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系フィルムであるばあいは、接着層と受像体の固着力の点から、粒子として変性ポリプロピレン樹脂の粒子が好ましく使用できる。とくに、塩素化ポリプロピレン樹脂や無水マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂が好適であり、中でも無水マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂が好ましい。これら変性ポリプロピレン樹脂を前記方法(2)における有機高分子の粒子として用いるばあいには、ガラス転移温度が−50℃〜60℃のものが好ましい。
【0033】
前記無水マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂としては、無水マレイン酸付加率が1〜7重量%の範囲のものが好ましい。ここで、無水マレイン酸付加率は変性ポリプロピレン樹脂の全量に対する付加された無水マレイン酸の量の割合(重量%)をいう。前記塩素化ポリプロピレン樹脂としては、塩素付加率が10〜30重量%の範囲のものが好ましい。ここで、塩素付加率は塩素化ポリプロピレン樹脂の全量に対する付加された塩素の量の割合(重量%)をいう。
【0034】
なお、転写感度の点から、バインダーとしての熱可塑性樹脂は軟化点が50〜90℃の範囲のものが好ましい。粒子の有機高分子の軟化点はとくに制限されないが、熱転写時に有機高分子からなる粒子の一部が軟化して接着力を示すのが好ましい点から、軟化点が70〜150℃の範囲のものが好ましい。
【0035】
接着層の厚さ(粒子が存在しない部分の厚さをいう、以下同様)は、0.1〜5μm、なかんづく0.1〜2μmの範囲が好ましい。塗布量が前記範囲より少ないと接着力が充分でなく転写性が劣る傾向がある。一方塗布量が前記範囲より多いと転写感度が劣る傾向がある。
【0036】
また接着層中における粒子の含有量は、少なすぎるとブロッキング防止効果が乏しくなり、多すぎると接着力が低下するから、1〜80重量%、なかんづく5〜60重量%の範囲が好ましい。
【0037】
接着層には、必要に応じ、本発明の目的を損なわない範囲内で、可塑剤、消泡剤、界面活性剤、酸化防止剤などの添加剤を適宜配合することができる。
【0038】
接着層は、溶剤中にバインダーとしての熱可塑性樹脂を溶解し、粒子、好ましくは有機高分子の粒子を分散した塗工液をインク層上に塗布、乾燥することによって形成できる。溶剤としてはバインダーとしての熱可塑性樹脂は溶解するが、有機高分子からなる粒子を溶解しないものを適宜選択使用する。
【0039】
本発明におけるインク層としては熱溶融性ないし熱軟化性(あるいは熱不溶融性)のビヒクルと着色剤とからなる従来から知られている感熱転写性インク層がとくに制限なく使用できる。前記ビヒクルとしては従来から知られているものがとくに制限なく使用でき、熱可塑性樹脂および/またはワックス類を主体とするものがあげられる。
【0040】
前記熱可塑性樹脂(エラストマーを含む)としては、たとえばエチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル系(共)重合体、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、アセトフェノン−ホルムアルデヒド樹脂、セルロース系樹脂、天然ゴム、スチレン−ブタジエン共重合体、イソプレン重合体、クロロプレン重合体、石油系樹脂、スチレン系樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、クマロン−インデン樹脂などがあげられる。これら樹脂は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0041】
前記ワックス類としては、たとえばラノリン、カルナバワックス、キャンデリラワックス、モンタンワックス、セレシンワックスなどの天然ワックス;パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスなどの石油系ワックス;酸化ワックス、ポリエチレンワックス、α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体ワックスなどの合成ワックスなどがあげられる。これらワックス類は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0042】
前記着色剤としてはカーボンブラックをはじめとして、この種の感熱転写性インク層で一般に使用されている有機、無機の着色顔料、染料などが使用できる。着色剤のインク層中における含有量は20〜60重量%程度が適当である。
【0043】
インク層には、前記成分以外に、必要に応じポリイソシアナートなどの硬化剤、可塑剤、界面活性剤、顔料分散剤、帯電防止剤などを適宜配合することができる。
【0044】
インク層は、前記ビヒクル成分を適宜の溶剤に溶解し、これに着色剤、必要により他の配合剤を添加した塗工液を基材上に塗布、乾燥することによって形成できる。ホットメルト塗工法によって形成することもできる。
【0045】
インク層の塗布量は、転写感度、印像濃度の点から、0.1〜5g/m2程度が適当である。
【0046】
本発明においては、必要に応じ、基材とインク層との間にワックス類を主成分とする離型層を設け、転写感度を向上するようにしてもよい。
【0047】
本発明の感熱転写記録媒体における基材としては、ポリエチレンテレフタレートフィルムなどのポリエステルフィルム、その他この種のインクリボンの基材用フィルムとして一般に使用されている各種のプラスチックフィルムが使用できる。またコンデンサーペーパーのような高密度の薄い紙を使用してもよい。基材の厚さは通常1〜10μm程度であり、熱拡散を小さくして解像度を高める点からは1〜6μmの範囲が好ましい。
【0048】
本発明の感熱転写記録媒体を、サーマルヘッドを備えた印像形成装置で使用するばあいは、基材の背面(サーマルヘッドに摺接する側の面)にシリコーン樹脂、シリコーン変性ウレタン樹脂などの各種の耐熱性樹脂、あるいはこれら耐熱性樹脂に滑剤を混合したものなどからなる、従来から知られているスティック防止層を設けてもよい。
【0049】
本発明の感熱転写記録媒体は、熱転写用の熱源としてサーマルヘッド以外のものを用いるばあいにも適用でき、たとえば熱源としてレーザーなども使用できる。
【0050】
【実施例】
つぎに実施例をあげて本発明をより具体的に説明する。
【0051】
実施例1
片面にシリコーン樹脂からなるスティック防止層を形成した厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフィルムのスティック防止層と反対側の面に、下記組成のインクをホットメルト塗工して塗布量2.0g/m2のインク層を形成した。
【0052】
【0053】
前記インク層上に下記組成の接着層用塗工液をグラビア塗工し、乾燥して厚さ1.0μmの接着層を形成し、感熱転写記録媒体の原反をえた。
【0054】
【0055】
実施例2
実施例1において、接着層用塗工液として下記組成のものを使用した以外は実施例1と同様にして感熱転写記録媒体の原反をえた。
【0056】
【0057】
前記実施例1、2でえられた原反を恒温室で45℃×50時間保持した。
【0058】
後処理した感熱転写記録媒体を厚さ方向に切断し、断面を電子顕微鏡(日本電子(株)製 JSM T20)で撮影し、倍率5000倍の写真をえ、この断面写真で各粒子について長さA、Bを測定し、これから長さAの平均値、長さBの平均値を求め、さらに平均偏平率を求めた。また接着層の厚さも同様にして測定した。結果を表1に示す。
【0059】
比較例1
実施例1において、接着層用塗工液として下記組成のものを使用したほかは実施例1と同様にして感熱転写記録媒体をえた。
【0060】
【0061】
比較例2
実施例1において、接着層用塗工液として下記組成のものを使用したほかは実施例1と同様にして感熱転写記録媒体をえた。
【0062】
【0063】
前記でえられた各感熱転写記録媒体について下記の試験を行なった。結果を表1に示す。
【0064】
(1)転写性
バーコードプリンター(テック(株)製B−30)で下記印字条件下にバーコードを印字し、えられたバーコード印像をバーコードリーダーにより読み取り、下記基準で評価した。
【0065】
印字条件
印字エネルギー:±0V(プリンター設定値)
印字速度:2インチ/秒
受像体:コート紙
【0066】
評価基準
○……読み取り可能で、見た目にも鮮明な印字である。
△……読み取り可能で、見た目にやや精細さに欠ける印字である。
×……読み取り不可能。
【0067】
(2)印像固着強度
前記(1)でえられた印字物上にセロハンテープを2kg/cm2の加圧下に貼り付け、ついで引き剥した後の印像をバーコードリーダーにより読み取り、下記基準で評価した。なお、転写性の評価が×であるものは、本試験は行なわなかった。
【0068】
評価基準
○……読み取り可能。
△……読み取り困難であるが、セロハンテープ側よりも受像体側の方にインクが多く残っている。
×……受像体側よりもセロハンテープ側の方にインクが多く移っている。
【0069】
(3)耐擦過性
前記(1)でえられた印字物を荷重200g/cm2下に綿布で所定回数擦った後の印像をバーコードリーダーにより読み取り、下記基準で評価した。なお、転写性の評価が×であるものは、本試験は行なわなかった。
【0070】
評価基準
○……50回の擦りで読み取り可能。
△……50回の擦りで読み取り不可能であるが、20回の擦りでは読み取り可能。
×……20回の擦りで読み取り不可能。
【0071】
(4)耐ブロッキング性
各感熱転写記録媒体(長さ300m)を直径34mmのコアに巻取り、50℃、85%RHの条件下で96時間放置したのち、下記基準で評価した。
【0072】
評価基準
○……ブロッキングが起きない。
×……ブロッキングが起きる。
【0073】
【表1】
【0074】
【発明の効果】
本発明の感熱転写記録媒体は、受像体に対して充分な接着力を示し、転写性よく耐擦過性の良好な印像を与え、かつブロッキングを生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱転写記録媒体の一実施例を示す概略部分断面図である。
【符号の説明】
1 基材
2 インク層
3 接着層
4 偏平な粒子[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a thermal transfer recording medium and a method for producing the same.
[0002]
[Prior art]
As this type of thermal transfer recording medium, one in which a heat-melting or heat-softening ink layer is provided on a substrate is generally used. A structure in which an adhesive layer is further provided thereon is known.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the heat-sensitive transfer recording medium having the above structure, when a material that exhibits a sufficient adhesive force to the image receiving member, for example, a polyester resin having a softening point of about 60 ° C., is used as the material for the adhesive layer. In many cases, the adhesive layer has adhesive strength even at room temperature. Therefore, when the thermal transfer recording medium is wound into a roll and stored, it adheres to the back surface of the substrate with which the adhesive layer is in contact (generally called blocking). However, unwinding in the image forming apparatus becomes difficult, running stability is impaired, and as a result, there is a problem in that the image quality is deteriorated.
[0004]
In order to prevent the blocking, it is also known to add inorganic particles or waxes to the adhesive layer. However, the addition of inorganic particles and waxes to the adhesive layer simultaneously reduces the adhesive force to the image receptor and In some cases, the scratch resistance of the image was lowered or dropped.
[0005]
An object of the present invention is to provide a thermal transfer recording medium that exhibits sufficient adhesion to an image receptor and does not cause blocking.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention comprises (1) a thermal transfer recording medium having one or more thermal transfer layers on a substrate, the uppermost thermal transfer layer containing particles made of a flat organic polymer , Is flat in the surface direction of the uppermost layer, the method for producing flat particles is as follows, and the average value of the maximum length of the particles in the thickness direction of the uppermost layer is larger than the thickness of the uppermost layer. The present invention relates to a thermal transfer recording medium.
A thermal transfer ink layer containing particles is formed on the uppermost layer of the thermal transfer recording medium, and the resulting thermal transfer recording medium wound in a roll is held at a temperature of 35 to 60 ° C. to flatten the particles. To do.
[0007]
Further, in the present invention, (2) the average value of the maximum length B in the plane direction of the uppermost layer and the average value of the maximum length A in the thickness direction of the uppermost layer of the flat particles are expressed by the formula (1):
(Average value of A / Average value of B) × 100 = 3 to 50% (1)
The thermal transfer recording medium according to item (1), wherein the thermal transfer recording medium has the relationship represented by
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described with reference to the drawings.
[0012]
FIG. 1 is a partial sectional view showing a preferred embodiment of the thermal transfer recording medium of the present invention. In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a substrate, and two thermal transfer layers 2 and 3 are laminated on one side of the substrate 1. The lower thermal transfer layer 2 is a colored ink layer, and the uppermost thermal transfer layer 3 is an adhesive layer.
[0013]
The uppermost adhesive layer 3 contains flat particles 4. In FIG. 1, one particle is drawn from a point on the drawing, but actually, a large number of particles are included.
[0014]
The flat particles 4 are flat in the surface direction of the uppermost layer, and the average value of the maximum length A of the particles in the thickness direction of the uppermost layer is larger than the thickness of the uppermost layer.
[0015]
The effects of the flat particles 4 in the present invention are as follows.
[0016]
Using larger particles to prevent blocking than using particles smaller than the thickness of the top layer is more effective in preventing blocking. A problem arises in that the outer diameter is enlarged when the wire is wound into a roll.
[0017]
In contrast, in the present invention, large particles are used in order to obtain a good anti-blocking effect, but the transferability is good because the surface is flat in the surface direction of the uppermost layer, and the outer diameter of the winding is not enlarged.
[0018]
In the present invention, when the maximum length of the flat particles 4 in the plane direction of the uppermost layer is B and the maximum length in the thickness direction of the uppermost layer is A, the average value of A and the average value of B are expressed by the formulas (1):
(Average value of A / Average value of B) × 100 = 3 to 50% (1)
The above-described effect is more preferable when the relationship shown by the above is satisfied. Hereinafter, a value represented by (average value of A / average value of B) × 100 is referred to as an average flatness ratio (%). When the average flatness is less than the above range, blocking tends to occur, and when it exceeds the above range, transferability tends to be inferior. In this respect, the average flatness is more preferably 10 to 40%.
[0019]
In the present invention, the average value of the maximum length A in the thickness direction of the top layer of flat particles is more preferably 1.5 to 30 times, particularly 2 to 15 times the thickness of the top layer. When the average value of the maximum length A of the particles is smaller than the above range, the anti-blocking effect is not sufficient, while when larger than the above range, the transferability tends to be lowered.
[0020]
In the present invention, as described above, the method for obtaining the uppermost layer containing flat particles is as follows: (1) A method in which the uppermost layer coating solution is previously coated with flat particles, and (2) The top layer is formed by applying non-flat particles or particles having an average flatness greater than 50% to the top layer coating solution, and the particles are flattened by post-treatment. Examples thereof include a method of forming 3 to 50% flat particles.
[0021]
Organic particles are preferably used as the particles used in the method (2). Further, from the viewpoint of easy flattening, the glass transition temperature (Tg) of the organic polymer is preferably -50 ° C to 60 ° C.
[0022]
Examples of the post-processing in the method (2) include the following method.
[0023]
(A) In a state where the raw material of the heat-sensitive transfer recording medium formed by applying and drying the coating liquid for the uppermost layer to which particles that are not flat (or the average flatness ratio is larger than 50%) is added and dried is wound in a roll shape. Hold at a predetermined temperature for a predetermined time.
[0024]
(B) The roll of the thermal transfer recording medium wound in the roll shape obtained in (a) is slit while rewinding, and the pancake-shaped ink ribbon obtained by winding on the core is predetermined at a predetermined temperature. Hold for hours.
[0025]
(C) A pancake-shaped ink ribbon wound around the core is loaded into a cassette to form a ribbon cassette, and the ribbon cassette is held at a predetermined temperature for a predetermined time.
[0026]
(D) The above methods (a) to (c) are used in combination of two or three.
[0027]
In the present invention, the thermal transfer recording medium wound in the form of a roll to be subjected to post-processing for flattening is the original of the thermal transfer recording medium in the above (a) to (d) or an ink ribbon formed by slitting this. It includes any of the wound items.
[0028]
Although the predetermined temperature in the said post-processing should just be temperature higher than normal temperature, 35-60 degreeC is preferable from points, such as processing efficiency, More preferably, it is 40-55 degreeC. If the post-treatment temperature is lower than the above range, it takes too much time to flatten the particles. On the other hand, if it is higher than the above range, blocking tends to occur during post-treatment. The holding time is 1 day or more, more preferably 2 days or more. If the holding time is shorter than the above range, it is difficult to make the particles have a desired flatness. The upper limit of the retention time is not particularly limited, but is usually about 30 days.
[0029]
Examples of the heating means in the post-treatment include a method of heating in a thermostatic chamber or a constant temperature room, a method of blowing hot air, and the like, but is not particularly limited.
[0030]
As described above, a preferred embodiment of the thermal transfer recording medium of the present invention is a thermal transfer recording medium in which an ink layer and an adhesive layer are provided in this order on one surface of a substrate, and the binder is made of a thermoplastic resin. It has a configuration in which flat particles are dispersed therein.
[0031]
In the present invention, the thermoplastic resin used as the binder of the adhesive layer includes polypropylene resin, ethylene-vinyl acetate copolymer, acrylic resin, polyester resin, polyethylene resin, polystyrene resin, polybutene resin, and rosin resin. Terpene resin, epoxy resin and the like. These resins can be used alone or in combination of two or more.
[0032]
When the image receiver is a polyolefin film such as polyethylene or polypropylene, modified polypropylene resin particles are preferably used as the particles from the viewpoint of the adhesive strength between the adhesive layer and the image receiver. In particular, chlorinated polypropylene resin and maleic anhydride-modified polypropylene resin are preferable, and maleic anhydride-modified polypropylene resin is particularly preferable. When these modified polypropylene resins are used as organic polymer particles in the method (2), those having a glass transition temperature of −50 ° C. to 60 ° C. are preferred.
[0033]
The maleic anhydride-modified polypropylene resin preferably has a maleic anhydride addition rate in the range of 1 to 7% by weight. Here, the maleic anhydride addition rate refers to the ratio (% by weight) of the amount of maleic anhydride added to the total amount of the modified polypropylene resin. The chlorinated polypropylene resin preferably has a chlorine addition rate in the range of 10 to 30% by weight. Here, the chlorine addition rate refers to the ratio (wt%) of the amount of added chlorine to the total amount of chlorinated polypropylene resin.
[0034]
In view of transfer sensitivity, the thermoplastic resin as the binder preferably has a softening point in the range of 50 to 90 ° C. The softening point of the organic polymer of the particle is not particularly limited, but the softening point is in the range of 70 to 150 ° C., since it is preferable that a part of the particle made of the organic polymer softens and exhibits adhesive force during thermal transfer. Is preferred.
[0035]
The thickness of the adhesive layer (referring to the thickness of the portion where no particles are present, hereinafter the same) is preferably in the range of 0.1 to 5 μm, especially 0.1 to 2 μm. If the coating amount is less than the above range, the adhesive force is not sufficient and the transferability tends to be poor. On the other hand, when the coating amount is larger than the above range, the transfer sensitivity tends to be inferior.
[0036]
Further, if the content of the particles in the adhesive layer is too small, the anti-blocking effect becomes poor, and if it is too large, the adhesive strength is lowered. Therefore, the range of 1 to 80% by weight, especially 5 to 60% by weight is preferable.
[0037]
If necessary, additives such as a plasticizer, an antifoaming agent, a surfactant, and an antioxidant can be appropriately blended in the adhesive layer as long as the object of the present invention is not impaired.
[0038]
The adhesive layer can be formed by dissolving a thermoplastic resin as a binder in a solvent, and applying and drying a coating liquid in which particles, preferably organic polymer particles are dispersed, on the ink layer. As the solvent, a thermoplastic resin as a binder is dissolved, but a solvent that does not dissolve particles made of an organic polymer is appropriately selected and used.
[0039]
As the ink layer in the present invention, a conventionally known heat-sensitive transfer ink layer comprising a heat-meltable or heat-softening (or heat-unmeltable) vehicle and a colorant can be used without any particular limitation. As the vehicle, those conventionally known can be used without particular limitation, and examples thereof include those mainly composed of a thermoplastic resin and / or waxes.
[0040]
Examples of the thermoplastic resin (including elastomer) include ethylene-vinyl acetate copolymer, vinyl chloride (co) polymer, polyester resin, polyamide resin, epoxy resin, phenol resin, and acetophenone-formaldehyde resin. Cellulose resin, natural rubber, styrene-butadiene copolymer, isoprene polymer, chloroprene polymer, petroleum resin, styrene resin, rosin resin, terpene resin, coumarone-indene resin and the like. These resins may be used alone or in combination of two or more.
[0041]
Examples of the waxes include natural waxes such as lanolin, carnauba wax, candelilla wax, montan wax, and ceresin wax; petroleum waxes such as paraffin wax and microcrystalline wax; oxidized wax, polyethylene wax, α-olefin-anhydrous malein Examples include synthetic waxes such as acid copolymer waxes. These waxes may be used alone or in combination of two or more.
[0042]
Examples of the colorant include carbon black and organic and inorganic color pigments and dyes generally used in this type of thermal transfer ink layer. The content of the colorant in the ink layer is suitably about 20 to 60% by weight.
[0043]
In addition to the components described above, a curing agent such as polyisocyanate, a plasticizer, a surfactant, a pigment dispersant, an antistatic agent, and the like can be appropriately added to the ink layer as necessary.
[0044]
The ink layer can be formed by dissolving the vehicle component in an appropriate solvent, and applying and drying a coating liquid containing a colorant and, if necessary, other compounding agents, on the substrate. It can also be formed by a hot melt coating method.
[0045]
The coating amount of the ink layer is suitably about 0.1 to 5 g / m 2 from the viewpoint of transfer sensitivity and image density.
[0046]
In the present invention, if necessary, a release layer mainly composed of waxes may be provided between the base material and the ink layer to improve the transfer sensitivity.
[0047]
As the substrate in the heat-sensitive transfer recording medium of the present invention, a polyester film such as a polyethylene terephthalate film, and other various plastic films generally used as a substrate film for this kind of ink ribbon can be used. Further, high density thin paper such as condenser paper may be used. The thickness of the substrate is usually about 1 to 10 μm, and the range of 1 to 6 μm is preferable from the viewpoint of reducing thermal diffusion and increasing the resolution.
[0048]
When the thermal transfer recording medium of the present invention is used in an image forming apparatus equipped with a thermal head, various types of materials such as silicone resin and silicone-modified urethane resin are used on the back surface of the substrate (the surface on the side in sliding contact with the thermal head). A conventionally known stick prevention layer made of a heat resistant resin or a mixture of these heat resistant resins with a lubricant may be provided.
[0049]
The heat-sensitive transfer recording medium of the present invention can be applied when a material other than a thermal head is used as a heat transfer heat source. For example, a laser or the like can be used as a heat source.
[0050]
【Example】
Next, the present invention will be described more specifically with reference to examples.
[0051]
Example 1
A 6 μm thick polyethylene terephthalate film having a stick prevention layer made of silicone resin formed on one side was hot melt coated with an ink having the following composition on the opposite side of the stick prevention layer to a coating amount of 2.0 g / m 2 . An ink layer was formed.
[0052]
[0053]
A coating liquid for adhesive layer having the following composition was applied on the ink layer by gravure and dried to form an adhesive layer having a thickness of 1.0 μm.
[0054]
[0055]
Example 2
In Example 1, the raw material of the thermal transfer recording medium was obtained in the same manner as in Example 1 except that the adhesive layer coating solution having the following composition was used.
[0056]
[0057]
The raw fabrics obtained in Examples 1 and 2 were kept in a constant temperature room at 45 ° C. for 50 hours.
[0058]
The post-processed thermal transfer recording medium was cut in the thickness direction, the cross section was photographed with an electron microscope (JSM T20, manufactured by JEOL Ltd.), and a photograph at a magnification of 5000 times was obtained. A and B were measured, the average value of length A and the average value of length B were calculated | required from this, and also the average flatness was calculated | required. The thickness of the adhesive layer was also measured in the same manner. The results are shown in Table 1.
[0059]
Comparative Example 1
In Example 1, a thermal transfer recording medium was obtained in the same manner as in Example 1 except that the adhesive layer having the following composition was used.
[0060]
[0061]
Comparative Example 2
In Example 1, a thermal transfer recording medium was obtained in the same manner as in Example 1 except that the adhesive layer having the following composition was used.
[0062]
[0063]
The following tests were performed on each of the thermal transfer recording media obtained above. The results are shown in Table 1.
[0064]
(1) A bar code was printed with the transfer bar code printer (Tech Co., Ltd. B-30) under the following printing conditions, and the obtained bar code image was read with a bar code reader and evaluated according to the following criteria.
[0065]
Printing conditions Printing energy: ± 0V (Printer setting value)
Printing speed: 2 inches / second Image receptor: Coated paper
Evaluation standard ○ …… It is readable and clearly printed.
Δ: The print is readable and lacks some fineness in appearance.
× …… Unreadable.
[0067]
(2) Image fixing strength A cellophane tape was applied to the printed matter obtained in (1) above under a pressure of 2 kg / cm 2 , and then the peeled image was read with a barcode reader. It was evaluated in In addition, this test was not performed if the transferability was evaluated as x.
[0068]
Evaluation criteria ○ …… Readable.
Δ: Difficult to read, but more ink remains on the receiver side than on the cellophane tape side.
× …… More ink is transferred to the cellophane tape side than to the receiver side.
[0069]
(3) Scratch resistance A printed image obtained by rubbing the printed matter obtained in (1) above with a cotton cloth under a load of 200 g / cm 2 for a predetermined number of times was read with a barcode reader and evaluated according to the following criteria. In addition, this test was not performed if the transferability was evaluated as x.
[0070]
Evaluation standard ○ …… Readable with 50 rubbing.
Δ: Unreadable with 50 rubs, but readable with 20 rubs.
× …… Unreadable after 20 rubbing.
[0071]
(4) Blocking resistance Each thermal transfer recording medium (length: 300 m) was wound on a core having a diameter of 34 mm and allowed to stand at 50 ° C. and 85% RH for 96 hours, and then evaluated according to the following criteria.
[0072]
Evaluation criteria ○ …… No blocking occurs.
× …… Blocking occurs.
[0073]
[Table 1]
[0074]
【The invention's effect】
The heat-sensitive transfer recording medium of the present invention exhibits a sufficient adhesive force to the image receiving member, gives an image having good transferability and good scratch resistance, and does not cause blocking.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic partial sectional view showing an embodiment of a thermal transfer recording medium of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Base material 2 Ink layer 3 Adhesive layer 4 Flat particles
Claims (2)
感熱転写記録媒体の最上層に、粒子を含有する感熱転写インク層を形成し、えられた感熱転写記録媒体をロール状に巻回したものを温度35〜60℃で保持し、粒子を偏平化する。 In a thermal transfer recording medium having one or more thermal transfer layers on a substrate, the uppermost thermal transfer layer contains particles made of a flat organic polymer , and the particles are flattened in the surface direction of the uppermost layer. , and the manufacturing method of the flat particles is due to the following methods, and thermal transfer recording medium having an average value of the particles of the maximum length in the top layer in the thickness direction being greater than the thickness of the top layer .
A thermal transfer ink layer containing particles is formed on the uppermost layer of the thermal transfer recording medium, and the resulting thermal transfer recording medium wound in a roll is held at a temperature of 35 to 60 ° C. to flatten the particles. To do.
(Aの平均値/Bの平均値)×100=3〜50% (1)
で示される関係を有することを特徴とする請求項1記載の感熱転写記録媒体。The average value of the maximum length B in the plane direction of the uppermost layer and the average value of the maximum length A in the thickness direction of the uppermost layer of the flat particles are expressed by the formula (1):
(Average value of A / Average value of B) × 100 = 3 to 50% (1)
The thermal transfer recording medium according to claim 1, wherein the relationship is represented by:
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