JP4150156B2 - Steel segment with mechanical connection structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、従来の直径6m以下のシールドトンネルに比べてセグメントに作用する荷重が大きい場合およびその断面形状が従来の円形のみならず楕円形、馬蹄形、矩形などの異形断面となりセグメントに作用する曲げモーメントが大きい場合に適した大断面のシールドトンネル用の覆工体である鋼製セグメントに用いられるトンネル円周方向及びトンネル軸方向の機械式連結構造を有する鋼製セグメントに関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、直径が15m以上にも達するような大断面のシールドトンネルでは、トンネル円周方向および軸方向に隣接する鋼製セグメントの連結構造として、特開2000−145385号公報により公表されているように、図1に示すような隣り合う鋼製セグメントを突き合わせて、額縁材1,1aをトンネル円周方向及びトンネル軸方向に隣り合うセグメント相互の連結板として用い、額縁材1,1aに設けたボルト孔2を用いてボルトにより結合した連結構造が知られている。
【0003】
また特開平9−144491号公報により公表されているように、図2に示すような円周方向側端面のトンネル軸方向に平行であり、該円周方向側端面のトンネル軸方向端部に、L字状の雄部3が、該L字の先端辺をトンネル軸方向に向けて形成され、円周方向側端面のトンネル軸方向の反対側の端部に、前記L字状の雄部に嵌合する雌部4が、該L字の先端辺を受けるようにトンネル軸方向に向けて形成されていることを特徴とする略箱状の鋼殻を有する合成セグメントの連結構造が知られている。またトンネル覆工の分野では、機械化、省力化の要望が推進される中、セグメントによるトンネル覆工におけるセグメントの連結作業の占める割合は無視できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特開2000−145385号公報により公表されている鋼製セグメントの連結構造の場合は、多数のボルトをそれぞれ回転して締め付けなければならないので、現場におけるボルト・ナットを用いた連結操作が煩雑であり、連結作業にかなりの時間を有し、シールド工法全体の工期短縮を図る際の支障となっていた。
【0005】
また前記特開平9−144491号公報により公表されている合成セグメントの連結構造の場合は、前記L字状の雄部、及び雄部に嵌合する雌部が形成されているため、連結作業には時間を有しないものの、継手の強度は、トンネル円周方向に作用する軸力に対しては、抵抗可能であるものの、曲げモーメントに対しては、抵抗を期待できない。このため大断面のシールドトンネルである場合、及びその断面形状が、従来の円形のみならず楕円形、馬蹄形、矩形などの異形断面となりセグメントに作用する曲げモーメントが大きい場合の鋼製セグメントには、この継手構造は使用できない。
【0006】
そこで本発明は、以上の問題点を解決するため近年、大断面化および異形断面化が進むシールドトンネルに使用される鋼製セグメントの連結構造として、効率的に連結作業を行なえる機械式連結構造を有する鋼製セグメントを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のトンネル軸方向の機械式連結構造を有する鋼製セグメントは、トンネル内空側とトンネル地山側に間隔をあけて配置される一対の面材7,8とこれらの面材7,8に固着されるとともにこれらの面材7,8の間隔を保持する連結材9とで構成したシールドトンネル用鋼製セグメントであって、前記面材7,8のトンネル軸方向一端部で前記連結材9により保持される面に、トンネル軸方向に隣接するセグメント側にその凹部25が突出するようにトンネル軸方向係合金具13を固着し、前記面材7,8のトンネル軸方向他端部で前記連結材9により保持される前記面に、係止突起22を有する係止金具15をヒンジ機構で支持しかつ該係止金具15を前記面に押さえるばね機構を有する支持金具14を前記面に固着するとともに、前記鋼製セグメントをトンネル軸方向に隣接するセグメント側に移動させることにより、前記係止突起22が前記係合金具13の凹部25と嵌合できるようにしたことを特徴とする。
【0008】
また、前記のトンネル軸方向の機械式連結構造を有する鋼製セグメントであって、かつ、その孔軸がトンネル軸方向になるように形成された係合孔10とその軸線がトンネル軸方向になるように形成された係合突起12とを有する連結板11を、前記面材7,8のトンネル円周方向両端部で前記連結材9により保持される面に、前記係合孔10が円周方向に隣接するセグメント側に突出するように固着するとともに、トンネル円周方向に連結すべき前記鋼製セグメントの面材端面同士をトンネル円周方向にずらして面接触させたうえ、トンネル軸方向に移動することにより、前記係合孔10と前記係合突起12とを連結すべき前記鋼製セグメントに固着した連結板11の係合突起12と係合孔10とにそれぞれ嵌合できるようにしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図を参照して説明する。図3は本発明の鋼製セグメントの連結構造における第1の実施形態を示す斜視図である。この実施形態の鋼製セグメントの連結構造は、トンネル円周方向の連結構造として、係合孔10と係合突起12を有する連結板11が、面材7,8のトンネル円周方向両端部で連結材9により保持される面に、係合孔10が円周方向に隣接するセグメント側に突出するように固着されている。またトンネル軸方向の連結構造として、面材7,8のトンネル軸方向一端部で連結材9により保持される面に、トンネル軸方向に隣接するセグメント側に凹部25が突出するようにトンネル軸方向係合金具13を固着し、面材7,8のトンネル軸方向他端部で連結材9により保持される面に、係止金具15をヒンジ機構で支持した支持金具14を固着している。
【0010】
図3の鋼製セグメント一対を隣接し、トンネル軸方向から見た鋼製セグメントの連結部分を図6に示す。また図6の鋼製セグメントの連結部分をトンネル内空側から周方向に見た図を図7に示す。図6及び図7において、その孔軸がトンネル軸方向になるように形成された係合孔10を有する連結板11が、鋼製セグメント5及び鋼製セグメント6の面材である外側フランジ7及び内側フランジ8の連結材であるウェブ9で固定された面のトンネル円周方向端部で、かつ2つのウェブ9の間に固着されている。また連結板11は鋼製セグメント5又は鋼製セグメント6のトンネル円周方向端部より円周方向に隣接する鋼製セグメント6又は鋼製セグメント5側に突出位置している。連結板11の側面には、その軸線がトンネル軸方向になるように形成された係合突起12が、外側フランジ7及び内側フランジ8の連結板11が固着されている側に固着されている。
【0011】
前記鋼製セグメント5をトンネル円周方向に隣接する鋼製セグメント6と連結するには、図7,図8,図9に示した順序で行なう。図8,図9は、図7と同様に鋼製セグメントの連結部分をトンネル内空側から周方向に見た図である。
まず図7に示すように一対の鋼製セグメントを、一方の鋼製セグメント5に固着された連結板の先端が、他方の鋼製セグメント6のウェブ9及び連結板11に固着された嵌合突起12にぶつからないようにして、この鋼製セグメント5をトンネル軸方向にずらした状態で、外側フランジ7及び内側フランジ8の円周方向端部同士がトンネル円周方向に接近するように配置する。
【0012】
次に、図8に示すように、外側フランジ7及び内側フランジ8のトンネル円周方向端部同士が面接触するまで鋼製セグメント5をトンネル円周方向に鋼製セグメント6に接近させる。このとき鋼製セグメント5と鋼製セグメント6に固着されたそれぞれの連結板11の係合突起12と係合孔10の軸線が揃う。
【0013】
最後に図9に示すように、外側フランジ7及び内側フランジ8の円周方向端部同士をスライドさせながら、鋼製セグメント5をトンネル軸方向に移動させる。このとき、鋼製セグメント5及び鋼製セグメント6の外側フランジ7及び内側フランジ8のトンネル円周方向端部において、係合突起12と係合孔10が嵌り合うことにより、鋼製セグメント5及び鋼製セグメント6がトンネル円周方向に連結される。
本発明のトンネル円周方向の連結構造は、2つないしはそれ以上の個数の連結板11の係合突起12が係合孔10にそれぞれ嵌合されているため、鋼製セグメントに発生する軸力に抵抗できるだけでなく曲げモーメントにも抵抗でき、大断面のシールドトンネルである場合およびその断面形状が、従来の円形のみならず楕円形、馬蹄形、矩形などの異形断面となり鋼製セグメントに作用する曲げモーメントが大きい場合に使用できる。なおこの鋼製セグメントの連結構造の場合は、連結板の板厚t=30mmで材質SM490材を使用しており、1組の連結板26の引張耐力は530kN程度である。
【0014】
本実施形態には図示していないが、前記トンネル円周方向に固着された連結板を、外側フランジならびに内側フランジ上のトンネル円周方向端部に追加及び設置位置変更を行なう連結方法も可能である。
【0015】
図10は、トンネル軸方向に隣接する鋼製セグメント5及び鋼製セグメント6の連結部をトンネル円周方向から見た図である。同図において、凹部25を有するトンネル軸方向係合金具13が、一方の鋼製セグメント5の外側フランジ7及び内側フランジ8の連結材であるウェブ9により保持されている面のトンネル軸方向端部に固着されている。また支持金具14が、他方の鋼製セグメント6の外側フランジ7及び内側フランジ8の連結材であるウェブ9により保持されている面のトンネル軸方向端部に固着されている。前記トンネル軸方向係合金具13はそれぞれ外側フランジ7及び内側フランジ8のトンネル軸方向に突出位置している。そのトンネル軸方向係合金具13は、外側フランジ7及び内側フランジ8から係止金具15が離れるように傾斜する係合誘導斜面16を有するトンネル軸方向係合突起17を有する。また前記支持金具14は、孔軸がトンネル円周方向になるヒンジ孔18及び板ばね19を有する。板ばね19には、係止金具15を外側フランジ7又は内側フランジ8に押さえるため、押さえ金具20が固着されている。さらにヒンジ孔18、支持アーム21、係止突起22及び係止誘導斜面23を有する係止金具15と支持金具14は、ヒンジ孔18に挿入された支持ヒンジ24によりヒンジ機構により支持される。係止誘導斜面23は、外側フランジ6又は内側フランジ7から係止金具15が離れるように傾斜している。
【0016】
前記鋼製セグメント5と前記鋼製セグメント6をトンネル軸方向に連結するには、図10,図11,図12に示した順序で行なう。図11,図12は図10と同様にトンネル軸方向に隣接する鋼製セグメント5及び鋼製セグメント6の連結部をトンネル円周方向から見た図である。
まず図10のように鋼製セグメント5をトンネル軸方向に移動させ、図11のように係止金具15の係止誘導斜面23と、トンネル軸方向係合金具13の係合誘導斜面16が接触し、係止金具15が支持ヒンジ24を中心に、外側フランジ7又は内側フランジ8から離れるように回転する。
さらに鋼製セグメント5をトンネル軸方向に移動させると、図12のように係止突起22がトンネル軸方向係合金具13の凹部25に嵌合し、鋼製セグメント5が鋼製セグメント6とトンネル軸方向に連結される。板ばね19は係止突起22がトンネル軸方向係合突起17に嵌合した後、係止金具15が支持ヒンジ24を中心に、外側フランジ7又は内側フランジ8から離れるように回転することを押さえるため、押さえ金具20により係止金具15を押さえるように設けられたものである。
図13は、図11,図12に示した鋼製セグメントのトンネル軸方向の連結構造であり、トンネル半径方向から見た図である。係止突起22をトンネル軸方向係合金具13の凹部25に嵌合した状態を示す。
【0017】
また鋼製セグメント5のトンネル円周方向の移動はエレクター(図示せず)で行ない、トンネル軸方向への移動は推進ジャッキ(図示せず)の反力を利用するため、本発明の鋼製セグメントの連結構造には、ボルト締め付け作業が一切無くすべて機械的手段により、容易に鋼製セグメント5のトンネル円周方向及びトンネル軸方向の連結を行うことができる。
【0018】
図4は本発明の鋼製セグメントの連結構造における参考形態を示す斜視図である。この実施形態の鋼製セグメントの連結構造は、トンネル円周方向の連結構造として機械式である連結板11を用い、トンネル軸方向の連結構造として前記特開2000−145385号公報により公表されている額縁材1及びボルトを用いたものである。
この実施形態では、鋼製セグメント5のトンネル円周方向の移動はエレクター(図示せず)で行なうもので、トンネル円周方向の連結には、ボルト締め付け作業が無く、機械的手段により及び容易に鋼製セグメント5のトンネル円周方向の連結を行うことができる。
【0019】
図5は本発明の鋼製セグメントの連結構造における第2の実施形態を示す斜視図である。この実施形態の鋼製セグメントの連結構造は、トンネル軸方向の連結構造として機械式であるトンネル軸方向係合金具及び係止金具を用い、トンネル円周方向の連結構造として前記特開2000−145385号公報により公表されている額縁材1a及びボルトを用いたものである。
この実施形態では、鋼製セグメント5のトンネル軸方向の移動は推進ジャッキ(図示せず)の反力を利用するもので、トンネル軸方向の連結にはボルト締め付け作業が無く機械的手段により、及び容易な動作で鋼製セグメント5のトンネル軸方向の連結を行うことができる。
【0020】
本実施形態には図示していないが、一対のセグメントリングの連結方法が、千鳥組みまたは、所謂、いも継ぎ方法である場合も、前記トンネル軸方向連結箇所を、面板である外側フランジ7及び内側フランジ8の連結材であるウェブ9で固定された面のトンネル円周方向に、追加及び位置を変更するのみであり、一対のセグメントリングの連結方法は、本発明の効果になんら支障を与えるものではない。
【0021】
なお鋼製セグメント接続部からの漏水を防止するためには、外側フランジ7及び内側フランジ8のトンネル円周方向端面ならびにトンネル軸方向端面に、シール材を設置するための溝を設けることもできる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による鋼製セグメントの連結構造は、トンネル円周方向の鋼製セグメントの連結に、機械式である連結板を用い、またトンネル軸方向の鋼製セグメントの連結に、機械式であるトンネル軸方向係合金具及び係止金具を用いる連結構造であるため、トンネル軸方向係合金具及び係止金具またはこれらと連結板との両方を用いることにより、多数のボルトをそれぞれ回転して締め付ける連結操作が少なく又は無くなり、シールド工法全体の工期短縮を図ることができる効果がある。
【0023】
またトンネル円周方向の連結構造は、面板上の円周方向端部に固着された連結板により、係合突起と係合孔が嵌り合うことにより、鋼製セグメントに発生する曲げモーメントに抵抗でき、大断面のシールドトンネルである場合及びその断面形状が、従来の円形のみならず楕円形、馬蹄形、矩形などの異形断面となりセグメントに作用する曲げモーメントが大きい場合にも使用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の鋼製セグメントの形態を示す斜視図である。
【図2】 従来の合成セグメントの形態を示す斜視図である。
【図3】 本発明の鋼製セグメントの連結構造の第1実施例を示す斜視図である。
【図4】 本発明の鋼製セグメントの連結構造の参考例を示す斜視図である。
【図5】 本発明の鋼製セグメントの連結構造の第2実施例を示す斜視図である。
【図6】 図3〜図5の鋼製セグメントのトンネル円周方向端部からみた一部断面で示す連結構造の側面図である。
【図7】 図3及び図4の鋼製セグメントの一対をトンネル円周方向に接近させた場合のトンネル円周方向端部の状態を示す一部省略平面図である。
【図8】 図3及び図4の鋼製セグメントの一対をトンネル円周方向外側フランジ及び内側フランジ端面同士を接触した場合の状態を示す一部省略平面図である。
【図9】 図3及び図4の鋼製セグメントをトンネル軸方向に移動し、係合突起を係合孔に嵌合した状態を示す一部省略側面図である。
【図10】 図3及び図5の鋼製セグメントの一対をトンネル軸方向に接近させた場合のトンネル円周方向端部の状態を示す一部省略側面図である。
【図11】 図3及び図5の鋼製セグメントの一対をトンネル軸方向に接触させた場合のトンネル円周方向端部の状態を示す一部省略側面図である。
【図12】 図3及び図5の鋼製セグメントをトンネル軸方向に移動し、係止突起を係合突起に嵌合した状態を示す一部省略側面図である。
【図13】 図3及び図5の鋼製セグメントをトンネル軸方向に移動し、係止突起を係合突起に嵌合した状態を示す一部省略平面図である。
【符号の説明】
1,1a 額縁材
2 ボルト孔
3 雄部
4 雌部
5,6 鋼製セグメント
7 面材(外側フランジ)
8 面材(内側フランジ)
9 連結材(ウェブ)
10 係合孔
11 連結板
12 係合突起
13 トンネル軸方向係合金具
14 支持金具
15 係止金具
16 係合誘導斜面
17 トンネル軸方向係合突起
18 ヒンジ孔
19 板ばね
20 押え金具
21 支持アーム
22 係止突起
23 係止誘導斜面
24 支持ヒンジ
25 凹部
26 一組の連結板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In the present invention, when the load acting on the segment is larger than that of a conventional shield tunnel having a diameter of 6 m or less, and the cross-sectional shape is not only a conventional circular shape but also an elliptical shape, a horseshoe shape, a rectangular shape, etc. moment in which relates to a steel segment having a tunnel circumferential and tunnel axis of the mechanical connection structure used in the steel segment is a lining material for shielding tunnel large section that is suitable for a case where the large.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a shield tunnel having a large cross section whose diameter reaches 15 m or more, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-145385 as a connecting structure of steel segments adjacent in the tunnel circumferential direction and the axial direction. 1, the adjacent steel segments as shown in FIG. 1 are abutted, and the frame material 1, 1 a is used as a connecting plate between the adjacent segments in the tunnel circumferential direction and the tunnel axial direction, and the bolt provided on the frame material 1, 1 a A connection structure in which
[0003]
Further, as disclosed in JP-A-9-144491, it is parallel to the tunnel axis direction of the circumferential side end face as shown in FIG. 2, and at the tunnel axis direction end of the circumferential side end face, An L-shaped
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the steel segment connection structure disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-145385, a large number of bolts must be rotated and tightened, so that the connection operation using bolts and nuts in the field is not possible. It is complicated and has a considerable time for connecting work, which has been an obstacle to shortening the construction period of the entire shield method.
[0005]
Further, in the case of the composite segment connection structure disclosed by the Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-144491, the L-shaped male part and the female part fitted to the male part are formed. However, the strength of the joint can resist the axial force acting in the tunnel circumferential direction, but cannot expect the resistance to the bending moment. For this reason, in the case of a shield tunnel with a large cross section, and in the steel segment where the cross-sectional shape is not only a conventional circular shape but also an elliptical shape, a horseshoe shape, a rectangular shape, etc. and the bending moment acting on the segment is large, This joint structure cannot be used.
[0006]
The present invention is, in recent years in order to solve the above problems, a connection structure of the steel segment used in the shield tunnel large section size and the modified cross-section of advances, enables the efficient connection work machine Shikiren fine An object is to provide a steel segment having a structure.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The steel segment having a mechanical connecting structure in the tunnel axial direction of the present invention includes a pair of
[0008]
Also, the steel segment having the mechanical connection structure in the tunnel axis direction, and the
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 3 is a perspective view showing a first embodiment of the steel segment connection structure of the present invention. The connection structure of the steel segments of this embodiment is a connection structure in the tunnel circumferential direction. The
[0010]
FIG. 6 shows a connecting portion of the steel segments that are adjacent to each other and are viewed from the tunnel axis direction. Moreover, the figure which looked at the connection part of the steel segment of FIG. 6 from the inner side of the tunnel in the circumferential direction is shown in FIG. 6 and 7, a connecting
[0011]
The
First, as shown in FIG. 7, a pair of steel segments, and a fitting projection in which the tip of a connecting plate fixed to one
[0012]
Next, as shown in FIG. 8, the
[0013]
Finally, as shown in FIG. 9, the
The connecting structure in the circumferential direction of the tunnel of the present invention has two or more
[0014]
Although not shown in the present embodiment, a connection method in which the connection plate fixed in the tunnel circumferential direction is added to the outer circumferential end of the tunnel circumferential direction on the outer flange and the inner flange and the installation position can be changed is also possible. is there.
[0015]
FIG. 10 is a view of a connecting portion between the
[0016]
The
First, the
When the
FIG. 13 is a connection structure of the steel segments shown in FIGS. 11 and 12 in the tunnel axis direction, and is a view seen from the tunnel radial direction. A state in which the locking
[0017]
Further, the
[0018]
FIG. 4 is a perspective view showing a reference embodiment in the steel segment connection structure of the present invention. The steel segment connecting structure of this embodiment uses a mechanical connecting
In this embodiment, the movement of the
[0019]
FIG. 5 is a perspective view showing a second embodiment of the steel segment connection structure of the present invention. The steel segment connection structure of this embodiment uses a mechanical tunnel axial engagement fitting and locking metal fitting as the tunnel axial connection structure, and the tunnel circumferential connection structure described in JP 2000-145385 A. The frame material 1a and the bolts disclosed by No. 1 are used.
In this embodiment, the movement of the
[0020]
Although not shown in the present embodiment, even when the connecting method of the pair of segment rings is a staggered assembly or a so-called potato splicing method, the tunnel axial direction connecting portions are connected to the
[0021]
In addition, in order to prevent water leakage from the steel segment connection portion, grooves for installing a seal material can be provided on the tunnel circumferential end surface and the tunnel axial end surface of the
[0022]
【The invention's effect】
As described above, the steel segment connecting structure according to the present invention uses a mechanical connecting plate for connecting the steel segments in the tunnel circumferential direction, and for connecting the steel segments in the tunnel axial direction. Since it is a connecting structure that uses a tunnel type axial engagement fitting and a locking bracket that are mechanical , a large number of bolts can be attached to each other by using both the tunnel axial engagement fitting and the locking bracket or both of them and the connection plate. There is little or no connection operation to rotate and tighten, and there is an effect that it is possible to shorten the construction period of the entire shield method.
[0023]
In addition, the connection structure in the tunnel circumferential direction can resist the bending moment generated in the steel segment by fitting the engagement protrusion and the engagement hole with the connection plate fixed to the circumferential end on the face plate. There is an effect that can be used when the shield tunnel has a large cross section, and when the cross-sectional shape is not only a conventional circular shape but also an elliptical shape, a horseshoe shape, a rectangular shape, etc., and the bending moment acting on the segment is large.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a form of a conventional steel segment.
FIG. 2 is a perspective view showing a form of a conventional synthetic segment.
FIG. 3 is a perspective view showing a first embodiment of a steel segment connection structure according to the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing a reference example of the steel segment connection structure of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing a second embodiment of the steel segment connection structure of the present invention.
6 is a side view of the connection structure shown in a partial cross section as seen from the end in the tunnel circumferential direction of the steel segment of FIGS. 3 to 5; FIG.
7 is a partially omitted plan view showing the state of the end portion in the tunnel circumferential direction when a pair of steel segments in FIGS. 3 and 4 is brought close to the tunnel circumferential direction. FIG.
FIG. 8 is a partially omitted plan view showing a state in which a pair of steel segments of FIGS. 3 and 4 are in contact with the end surfaces of the tunnel circumferential outer flange and the inner flange.
FIG. 9 is a partially omitted side view showing a state in which the steel segment of FIGS. 3 and 4 is moved in the tunnel axis direction and the engaging protrusion is fitted in the engaging hole.
FIG. 10 is a partially omitted side view showing the state of the end portion in the circumferential direction of the tunnel when a pair of steel segments in FIGS. 3 and 5 is brought close to the tunnel axis direction.
11 is a partially omitted side view showing the state of the end portion in the circumferential direction of the tunnel when a pair of steel segments in FIGS. 3 and 5 are brought into contact with the tunnel axis direction. FIG.
12 is a partially omitted side view showing a state in which the steel segment of FIGS. 3 and 5 is moved in the tunnel axis direction and the locking protrusion is fitted to the engaging protrusion. FIG.
FIG. 13 is a partially omitted plan view showing a state in which the steel segment of FIGS. 3 and 5 is moved in the tunnel axis direction and the locking protrusion is fitted to the engaging protrusion.
[Explanation of symbols]
1,
8 Face material (inner flange)
9 Connecting material (web)
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