JP4149179B2 - Endotracheal examination diagnosis support device, intratracheal inspection diagnosis support method, and storage medium storing intratracheal inspection diagnosis support program - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上・下水管、鉄道・車道・歩道などの交通用トンネル、ケーブル埋設管、その他の大・小口径の管渠内壁面を撮影したビデオデータに基づいて、管渠の状態を動画や静止画として表示したり、長手方向展開図を作成したり、動画や静止画で表示しながら、管渠内壁面の異常状態を検査・診断したりする管渠内面画像の処理をパソコン上で行うための管渠内検査診断支援装置、管渠内検査診断支援方法及び管渠内検査診断支援プログラムを記憶した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、管渠壁面の検査は、暗くて長い管渠内を人間が徒歩で巡回しながら目視により変状を描画し、これをもとに展開図を作成する作業が中心であった。この方法では、検査の対象が大型構造物で、また、長大な管渠が多いため、多くの人手と時間を要するだけでなく、すべての変状を正確にとらえるのが困難であった。また、上・下水道用等の口径が小さくて人間が入れないような管渠壁面の検査は、ビデオカメラ等を移動させて行うが、やはり正確な検査ができなかった。
【0003】
連続的に検査するための管渠内面画像の処理装置は、すでに知られている(特開2000−331168号公報、以下公開公報という)。これは、図11に示すように、撮影するカメラの全方位センサー(又はパノラマセンサー)として、先端部に写角(垂直画角)が180度かそれ以上の、いわゆる魚眼レンズ61を使用したものである。この魚眼レンズ61は、全体が両面凸レンズであるが、その一方面(図11(a)における右側面)の中心部分が凹面状で、他方面の中心部分が平面状になるようにカットした形状をなし、一方面の凹面状にカットした部分は、魚眼レンズ61の内部から見た凸面鏡の反射面65となし、他方面の平面状にカットした部分は、光線が屈折して出射する透過面66となし、前記凸面鏡のうち反射面65側の外周面は、光が入射する入射面68をなし、前記透過面66側の外周面は、光が反射する反射面67を構成している。
このように構成された魚眼レンズ61は、例えば、ビデオカメラ35の光軸Sに対して最大撮影角αmaxが115度、最小撮影角αminが45度までが可視範囲に構成されているものとする。
【0004】
この魚眼レンズ61の中心線Sと管渠10の中心線が一致した状態にセットしたときの画像データについて説明する。
壁面11の可視範囲内における撮影角度αの画像データ(x,y)は、図11(c)に示すように、魚眼レンズ61の中心を中心とし、半径が撮影角度αに比例する円になる。
【0005】
図12に示すように、ビデオカメラ35を管渠10の内部中央で、かつ、中心線Sに向けてセットしたときの、管渠10の壁面11位置と展開図の座標データとの対応を説明する。
ビデオカメラ35で映した最大撮影角αmax=90度、最小撮影角αmin=45度としたときの1フレームの画像は、図13(a)に示すように、外周がドーナツ状の壁面画像75で、中心部(斜線部)が非映写部73となり、このうち壁面画像75を実画像データ上の座標点(x,y)に対応する展開図上の座標点(m,n)を展開処理によって求め、求めた座標データから展開図を作成すると、図13(b)に示すように、管渠10の長さ方向に展開した展開図となる。
なお、図12及び図13(a)(b)において、光軸方向と円周方向の網目又は格子模様は、模式的なクラックであるとすると、図12の14aは、実管渠10のクラックを示し、図13(a)の14bは、ビデオカメラ35で映した画像のクラックを示し、図13(b)の14cは、展開図のクラックを示している。
【0006】
魚眼レンズ61は、略中央部分が反射鏡としてほとんど利用されない領域である。そこで、図14(a)に示すように、反射面65の中央部分を除去して透過部70を形成する。すると、管渠10の前方からの直線的な映像信号eを取り込むことができ、この映像信号eを、図14(b)に示すように、本来、中心部分の非映写部73であった箇所に、画像fとして映し出すことができる。従って、管渠10の前方監視画像74として利用できる。
【0007】
前記非映写部73には、その全体にできるだけ拡大して監視画像74を映し出すことが望ましい。そのためには、リレーレンズ62とイメージセンサ63との間に、ズームレンズ71を介在する。すると、図14(a)において、映像信号eが、映像信号Fのように拡大されて映し出される(図14(c))。
また、前方監視のための映像信号eの領域が狭すぎる場合には、魚眼レンズ61の前方に広角レンズ72を介在することにより、図14(d)のように映像信号eは、拡大されないが監視領域が広げられる。
【0008】
つぎに、以上のような魚眼レンズ61を使用した前記公開公報記載の管渠内面画像の処理装置のうちの画像データ処理部分を図9により説明する。
この装置は、ビデオデータ入力装置36と、展開図処理装置37と、展開図出力装置39との3つの部分から構成されている。
【0009】
前記ビデオデータ入力装置36は、ビデオデッキ40とビデオキャプチャボード41からなり、管渠10の壁面11の状況を示す画像データを取り込んでいる。
前記展開図処理装置37は、前記ビデオデータ入力装置36からの画像データを記憶する画像データ記憶部42と、この画像データ記憶部42の画像データから文字を認識し、展開図への文字情報を出力する文字認識処理部56と、記憶されたデータにおけるビデオデータ入力装置36のビデオカメラ35に全方位センサー61(2葉双曲面鏡、魚眼レンズ等)を使用したり、ビデオカメラ35が傾いたり、光軸ずれを起こしたりするなどによる歪を補正するとともに、記憶された補正後のデータから1フレーム毎に展開図の作成処理を行う全方位センサー用展開補正処理部44と、この展開図データを記憶する展開データ記憶部45と、各1フレーム毎の画像データ間の歪調整のためのデータマッチングを行うデータマッチング部46と、前記文字認識処理部56からの文字情報と後述する損傷判定部51からの文字情報とを付加して前記データマッチング部46からの歪調整後の複数フレーム分の画像データの合成により展開図を作成する展開図作成部47と、この展開図作成部47で作成された展開図を記憶する展開図記憶部48とからなる。
【0010】
前記公開公報記載の管渠内面画像の処理装置による展開図作成順序を説明する。
ビデオデータ入力装置36のビデオデッキ40に、管渠10の壁面11の画像信号を1フレーム毎に入力する。
画像データは、展開図処理装置37の画像データ記憶部42に保存される。
【0011】
画像データ記憶部42の画像データに基づき文字認識処理部56にて、移動距離、ビデオカメラ35の回転角度など、画面上の文字情報の認識処理をする。
【0012】
展開図用画像の判定をする。展開図用画像として使用をするときは、展開図作成へ進み、取り込まないときは、後述のビデオデータ終了判断へ進む。
展開図用画像として使用をするときは、全方位センサー用展開補正処理部44で補正処理を行った後、前述の展開処理方法に基づき、画像データの展開処理を行う。全方位センサーとして魚眼レンズ61を用いて管渠10の壁面11を撮影したので、正確に展開図を作成するため、展開補正処理部44で、管渠深さ方向の補正、中心点の補正、傾き補正の各処理をする。画像データの展開処理は、図10(a)のように、1フレーム毎に行うので、展開処理後の画像が管渠の奥になればなるほど情報が不足し歪んだ画像となる。この図10(a)に示す展開図において、57は継目、58はクラック、59は水面、60は汚れである。1フレーム毎の展開画像データは、展開データ記憶部45に記憶される。
【0013】
展開処理後、歪み部分を除去するために、図10(b)に示すように、複数フレーム分の展開画像の合成を行う。合成の際、管渠10の中心点が画像毎に異なることがあるので、データマッチング部46にてデータマッチングを行う。
展開図作成部47では、図10(c)に示すように、合成された画像に、文字認識処理部56から得た管渠内位置などの文字情報を再入力する。
このようにして得られた展開図情報は、展開図記憶部48に記憶される。
展開図処理装置37から得られた展開図情報は、展開図出力装置39の展開図出力部53を介してモニター54にて表示され、かつ、プリンタ55でプリントアウトされる。
【0014】
ビデオデータが終了かどうを判断する。取り込む全枚数が設定枚数(例えば、100枚)に達しない場合、前記画像データ取り込み動作を繰り返す。取り込む全枚数が100枚に達した場合、処理を終了する。
【0015】
上記のものは、全方位センサー61として魚眼レンズを用いているが、その他にも、2葉双曲面鏡を含む円、楕円、放物面、円錐などのn次曲線面(nは、1以上の正の整数)からなる鏡又場合であってもよい。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
前記公開公報記載の装置を用いて異常箇所を判断する場合、展開図を作成し、画面上で又はプリントアウトしたもので異常箇所の有無の判断を行っていた。
しかし、異常箇所と思われる場所を判断する場合には、光の反射の仕方によって、傷の有無の判断が難しかったり、亀裂が思っていたよりも長かったりと、予想できない場合があるため、面倒な操作をして展開図をプリントアウトしてからでないと、適切な判断ができず、また、展開図からでは、特定の熟練者でないと、異常個所かどうかの判別がつきにくく、さらに、異常個所の距離と角度が正確に特定できない、という問題があった。
そこで、展開図処理前のカメラによる画像を連続的に動かしながらの動画での異常個所を発見する判断と、展開図での判断をコンピュータ上で並行して行うことができ、また、過去の同一の管渠、又は別の管渠のデータをデータベースとして保存しておき、いつでも取出して比較検討することのできる装置と方法が望まれていた。
【0017】
本発明は、展開図処理前のカメラによる画像を連続的に動かしながらの動画での異常個所を発見したときに、画像上でチェックすることにより、その点の位置情報が登録でき、かつ、異常個所が連続しているときには、線として認識できるようにした管渠内検査診断支援装置、管渠内検査診断支援方法及び管渠内検査診断支援プログラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、管渠ビデオデータの異なる画像フレーム番号のついた画像データに基づき動画として再生表示する手段と、表示画像上でマーク点を付ける手段と、登録した画像フレーム番号をセットする手段と、マーク点を付けた表示画像上に画像診断情報を登録する手段と、画像フレーム番号の基準点からの距離と表示画像上のマーク点の位置座標から登録点の管路距離を求める手段と、登録した画像フレームの登録点に対応する点を、異なる画像フレームにおける対応する位置に演算により求め、この求められた位置にマーク点を表示する手段とを具備し、動画の移動に伴いマーク点も移動するようにしたことを特徴とする管渠内検査診断支援装置である。
【0019】
このような構成にすることで、動画として再生したときに、マークした点が移動して見えるため、一度診断した異常箇所の認識が容易になり、特別な訓練を受けなくとも確実に異常箇所を発見することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1〜図8に基づき説明する。
先ず、本発明による管渠内検査診断支援装置の構成について、図3に基づき説明する。
メモリ80には、システムプログラム1、画像データ87、テーブル88が格納され、CPU81との間で必要なデータのやり取りが行われる。前記画像データ87は、図13(a)に示すような実際の撮影画像である実画像データや図13(b)に示すような展開図処理された展開図データなどの管路ビデオデータ86から、パソコンのメモリ80に取込んだものであり、これらの画像データ87を用いて管渠の診断が行われる。前記テーブル88は、システムプログラム1における各種テーブル構造を表すもので、このテーブル88のデータ構造によって、取込んだ画像データを管理している。
【0021】
このデータ構造は、例えば、ビデオヘッダ(1回で取り込んだ画像の共通データを保存・管理する)、管路情報ヘッダ(各管路の固有データを保存・管理する)、調査情報(各管路の調査時の情報を保存・管理する)、人孔(マンホール)情報(各管路の人孔情報を保存・管理する)、画像診断環境設定値(調査診断時の状態を記憶する)、画像フレーム情報(取り込んだ画像データのフレーム情報を管理する)、画像診断情報(取り込んだ画像データの診断情報を管理する)、インデックス情報(調査診断時に登録したインデックス情報を管理する)などである。
【0022】
前記CPU81には、入出力制御部82を介して入力装置83、表示装置84及び出力装置85が結合されている。
前記入出力制御部82は、入力装置83からの信号をCPU81に送り、また、CPU81による演算結果を表示装置84及び出力装置85に送る役割を果たしている。前記入力装置83は、マウス、キーボードなどからなり、前記表示装置84は、パソコンのディスプレイ、TV画面などからなり、前記出力装置85は、プリンタなどからなる。
前記システムプログラム1は、メモリ80に読込まれ、このメモリ80からCPU81にプログラムの情報が送られて、演算処理を行い、プログラム1を立ち上げる。その後、入力装置83からの信号によって、画像の再生、画像の診断、診断情報の入力などの様々な処理をCPU81にて行い、その都度、結果を表示装置84及び出力装置85に出力し、その出力の結果を基に、診断者が管渠の総合的な診断を行う。
【0023】
前記システムプログラム1には、図5に示す本発明の管渠内検査診断作業支援プログラム1を具備している。この管渠内検査診断作業支援プログラム1は、現地管渠調査の結果(以下、管路ビデオデータと呼ぶ)と、この管路ビデオデータをパソコンに取り込み作成された展開図(以下、診断情報と呼ぶ)とを使用して、事務所内でビデオ検査診断を行い、調査結果(以下、帳票と呼ぶ)を作成するためのものであり、診断データの入力・出力処理部2、診断支援処理部3、診断結果の入力処理部4、帳票の表示・印刷処理部5、帳票管理情報の入力処理部6、診断情報一覧の表示・印刷処理部7からなる。
【0024】
前記帳票の表示・印刷処理部5は、診断結果に基づき作成される診断情報を元に、帳票の表示及び印刷を行うためのものである。
前記帳票管理情報の入力処理部6は、管渠の調査件名、調査個所、調査者、管路情報、人孔情報などの編集を行うためのものである。
前記診断情報一覧の表示・印刷処理部7は、診断した情報一覧を表示及び印刷を行うためのものである。
【0025】
前記診断データの入力・出力処理部2は、管路ビデオデータ、展開図、帳票データの入力と出力を行うためのもので、診断を行う管渠のデータ、診断中の管渠データなどの入力・出力処理を行ったり、既存の帳票データの入力・出力を処理したりする機能に関する診断、帳票データの入力・出力処理と、データベース(DB)に保存されている診断データ、帳票データ、管路ビデオデータ、展開図を、ディスプレイやプリンタに出力する処理する機能に関するDB用診断、帳票データ、管路ビデオデータ、展開図の出力処理とからなる。
【0026】
前記診断支援処理部3は、診断を行うための管路ビデオデータの動画表示及び画像処理を行うためのもので、つぎのように構成されている。
インデックスの登録は、特定の管路ビデオデータを高速検索/表示できるように、画像にインデックスを付ける機能に関するものである。「インデックスの登録」釦をクリックすると、「画像のインデックス」ウィンドウが表示される。画像、カメラ角度には、現在表示されている画像の情報がセットされる。画像に画像名分類を固定項目から選択して又は手入力によって設定して登録すると、画像名(画像名分類+距離)が表示され、「コメント」を入力し、「OK」釦をクリックすると、距離、カメラ角度、コメントが記憶される。
画像名分類で固定項目を選択する場合、次の項目から選択できる。
「破損」「クラック」「継目ずれ」「腐食」「たるみ蛇行」「浸入水」「取付け管突出し」「モルタル付着」「ラード付着樹根進入」「段差」「取付け管右」「取付け管左」「ジョイント」「その他」。
手入力によって設定して登録した項目については、次回登録時に選択項目として選ぶことができる。
【0027】
インデックスの表示は、前記インデックスの登録で登録した画像を一覧表示し、目的の画像を高速検索して、表示するための機能に関するもので、以下の表示領域に画像の情報を表示する。
(1)「画像名一覧」リストボックス:インデックス画像名を一覧表示する。
(2)ビュー領域:選択されている画像のビュー表示を行う。
(3)画像名表示領域:選択されている画像名を表示する。
(4)距離表示領域:選択されている画像の距離を表示する。
(5)角度表示領域:選択されている画像の角度を表示する。
(6)コメント表示領域:選択されている画像に対するコメントを表示する。
(7)「表示釦」:この釦をクリックすると、選択されている画像が「インデックス画像表示」ウィンドウに表示される。
(8)「一覧から削除」釦:(1)「画像名一覧」で画像名を選択してこの釦をクリックすると、確認メッセージの表示後、インデックス画像から削除される。
(9)「ビデオデータ表示」釦:この釦をクリックすると、一覧を閉じ、管路ビデオデータ画像に現在選択中の画像を表示する。
【0028】
イメージ図表示は、現在表示されている画像が管路内のどの部分を撮影したものなのかを把握するための機能に関するものである。また、範囲を選択して画像を拡大することができ、管路のどの部分を拡大しているのかを把握し易くするのに役立つ機能である。
【0029】
重畳データ表示は、画面上に「調査距離表示」ウィンドウが表示される。この「調査距離表示」ウィンドウは、たとえば、「異常分類」「ランク情報」「異常状況」「距離」「カメラ角度」「連続異常状態」などである。
【0030】
調査距離表示は、前記重畳データ表示におけるメニューを選択することにより、調査距離の表示/非表示を行う。「調査距離表示位置設定」ウィンドウを表示することにより、画面上の「左上」「左下」「右上」「右下」のどの部分に表示させるかを選択することができる。
【0031】
スケール表示は、管路ビデオデータの画面上に図6に示すようなスケール90の表示/非表示を行う。「スケール値設定」ウィンドウを表示することにより、スケール間隔は、5〜30mmの範囲で設定できるようになっている。スケール90を表示することにより、傷などの異常箇所のサイズを判断することができる。
【0032】
管底角度表示は、管路ビデオデータの画面上に図6に示すように、管底角度91の表示/非表示を行う。「管底角度表示」ウィンドウ(図示せず)を表示することにより、管底角度91は0〜359度の範囲で設定できるようになっている。
【0033】
異常図表示は、登録した異常図(異常箇所に付けたマーク点92、複数のマーク点92の結合線93など)の表示/非表示を行う。画面上の表示/非表示を切り替えながら、マーク点92の位置が正しいか、異常箇所は正しくマークされているかをチェックすることができる。
【0034】
動画の表示は、図6に示すデッキコントローラ画面で動画表示に切替えた場合に動画の表示をするための機能に関するもので、「通常動画」の表示、「診断動画」(後述)の表示、「インデックス動画」(後述)の表示を再生する。
【0035】
画像の拡大・縮小処理は、現在表示されている静止画上で、異常箇所をさらに詳しく見たい場合に画像を拡大したり、全体を把握するために縮小したり、元に戻したりする機能に関するものである。また、静止画上で拡大又は縮小して表示中に、動画表示に切替えると、拡大又は縮小したまま動画表示される。
【0036】
画像のシャープ/明暗表示は、画像の鮮明さと、画像の明暗を調整するための機能に関するもので、画像が見づらいときには、この機能で調整することができる。「標準」釦を選択すると元の設定に戻る。
【0037】
図6において、デッキコントローラ操作処理は、動画種別(通常画像、診断画像又はインデックス画像)の選択、選択された表示動画の停止・再生の操作、目的の画像までのジャンプ表示、動画の移動方向・速度、移動距離の設定などの機能に関するものである。
【0038】
前記診断結果の入力処理部4は、つぎのように構成されている。この診断結果の入力処理部4では、診断情報の登録、インデックスの登録、帳票管理情報の編集を入力するための処理を行う。
【0039】
編集選択処理は、図6に示す「診断情報登録」ウィンドウを表示し、「編集選択」の中の「新規登録」、「編集」(過去に登録した診断情報の編集)、「削除」(過去に登録した診断情報の削除)のいずれかを選択して検査診断作業を進める。
【0040】
診断箇所マウス選択処理は、異常箇所にマウスによりマーク点92を付けるための選択処理機能に関するものである。
【0041】
異常分類の登録は、予め決められた異常分類の中から、発見した異常箇所の分類を選択し、登録する作業に関するものである。異常分類には、例えば、破損、クラック、継目ずれ、腐食、たるみ蛇行、侵入水、取付管突出し、モルタル付着、ラード付着樹根侵入、段差、取付管右、取付管左、その他、があり、この中から選択し、登録する。
【0042】
ランク情報の登録は、異常箇所の大きさから、そのランク付けするためのもので、「特A」:特に大きいもの、「A」:例えば、大きさが5mm以上のもの、「B」:例えば、大きさが2〜5mmのもの、「C」:例えば、大きさが2mm以下のもの、「その他」:クラック以外の流木など、が付される。
【0043】
異常状況の登録は、予め決められた異常状況の中から、異常箇所の状況に相応しいものを選択し、登録する。異常状況には、例えば、取付管、取付管右、取付管左、取付管突出し、破損、クラック、継目ずれ、腐食、たるみ蛇行、侵入水、モルタル付着、ラード付着樹根侵入、段差、などがあり、この中から選択し、登録する。
【0044】
詳細情報の登録は、異常箇所に関する詳細情報を入力するためのもので、「詳細入力」釦をクリックして、「詳細入力」ウィンドウを表示し、異常個所に関して気付いた点をコメントとして登録する。
【0045】
距離、角度編集処理は、診断情報の登録を行う画像の距離とカメラ角度を、診断結果の入力画面上に表示する機能に関するものである。これは、撮影のときに既に決まっている値なので、変更はできない。
【0046】
異常図の表示/非表示指定処理は、異常図表示を登録するときに、チェックボックスにチェックを入れることにより、帳票を表示したときにその診断図を拡大図として表示できる。すなわち、管渠の診断結果を帳票としてまとめるときに、現在診断登録しようとしている画像を診断図として表示するかどうかを選択する機能に関するものである。
【0047】
登録処理は、図6において、画像の異常個所にマーク点92(例えば×印)を付けて、前記異常分類、ランク情報、異常状況、詳細情報などの診断情報を用いて、登録処理を行うための機能に関するものである。
・単独登録:画面上に、画像と「診断情報登録」ウィンドウを表示する。
手順1.画像の異常箇所にマウスによりクリックしマーク点92を付ける。
クリア釦で消去することができる。
手順2.「診断情報登録」ウィンドウの「異常分類」「ランク情報」「異常状況」「詳細情報」を下記の要領で入力する。
手順3.「診断情報登録」ウィンドウの「登録」釦をクリックして入力情報を登録する。
・連続登録:画像1枚に2以上の異常個所のマーク点92、92、…を付ける。
手順1.2.3.は、前記単独登録と同様であり、マーク点92が順次結合線93で結ばれる。
・連続登録:画像複数枚に異常個所のマーク点92を付ける。
手順1.前記単独登録の手順1.と同様。
手順2.「デッキコントローラ」ウィンドウにて異常個所のある画像に移動させる。
手順3.前記単独登録の手順1.と同様。必要に応じて手順1.と2.を繰り返す。
手順4.前記単独登録の手順2.と同様。
手順5.前記単独登録の手順3.と同様。
【0048】
診断情報表示処理は、図6において、「診断情報登録」ウィンドウを表示させ、「編集」を選択し、編集を行いたい異常個所のある画像を表示する。その画像の中で、「点移動」釦、「点追加」、「点削除」釦、「センサ駆除」釦により、それぞれの機能が行われる。
【0049】
前記帳票の表示・印刷処理部5は、つぎのように構成されている。この帳票の表示・印刷処理部5は、管路ビデオデータを診断して作成した帳票をディスプレイに表示する処理と、その帳票を印刷する処理を行う機能に関するものである。帳票には、異常箇所として登録された画像の展開図と、診断情報から異常箇所を描画した図と、指定した異常図が表示される。
【0050】
帳票の表示処理は、「帳票の表示」ウィンドウを開くと、図7に示すように、画面上に診断情報に基づく各種異常図(展開図、管路図、異常図など)を描画する。
【0051】
帳票の印刷処理部は、「印刷」ウィンドウを開くと、描画されている帳票を印刷する。
【0052】
帳票のイメージ保存処理は、「帳票イメージ保存」釦により、帳票に名前を付けて保存する。
【0053】
帳票の拡大・縮小表示は、帳票を表示している状態で、展開図や異常図を拡大したり・縮小したりする。
【0054】
マウス位置の距離表示は、展開図上のある一点にマウスを置いてクリックしたときのそのマウスを置いた位置の距離情報を表示する。
【0055】
診断箇所選択による拡大図表示は、動画上で範囲を選択して拡大図を表示する。
【0056】
診断図の拡大図表示は、診断画像の拡大図を表示する。
【0057】
帳票の反転表示は、帳票において、通常は左側から右側に向かって撮影した画像の展開図を連結して表示するが、この向きを反転して表示する。
【0058】
前記帳票管理情報の入力処理部6は、帳票を作成するときに管渠の詳細情報を記入して、帳票の管理情報を作成する機能に関するもので、つぎのように構成されている。
【0059】
帳票管理情報の編集は、「帳票管理情報」ウィンドウを表示して、帳票管理に必要な記載事項を登録するためのもので、調査件名、調査場所、調査年度、判定者名、改良工事の有無、調査不能状況、管路情報、帳票イメージ、テレビカメラ情報、人孔情報としての上流人孔と下流人孔、などを登録して管理に役立てる。
【0060】
帳票イメージ表示指定は、帳票に表示する展開図の表示の方法を決定するためのもので、スタート位置係数、表示距離、展開角度、管路目地位置、管節長、反転表示開始距離、などを記入して、帳票イメージを作成する。
【0061】
前記診断情報一覧の表示・印刷処理部7は、診断を行った画像について登録した診断情報をもとに、調査した管渠で登録した全ての診断情報を一覧表示できるようにした機能に関するもので、つぎのように構成されている。
【0062】
診断情報一覧表示は、診断情報を登録した順に番号を付けて、番号、異常図の表示指定欄、距離、カメラ角度、異常分類、ランク、異常状況を表示する。
【0063】
診断情報集計表示は、異常分類と、その異常分類の具体的各項目毎のランク別の集計表を作成して、どの異常分類が多いのか、どのランクが多いのかを一目でわかるようにしたものである。
【0064】
帳票への異常図表示指定は、前記診断情報表示で表示する一覧表の中にある異常図の表示指定欄に、チェックを入れると、帳票に異常図として表示する画像を選択し、表示させる。
【0065】
本発明による管渠内検査診断支援装置管渠内検査診断支援プログラムを用いて診断を行う具体的な流れを、図1ないし図4を用いて説明する。
先ず、図1において、診断情報の登録を行う。そのためには、図3における管路ビデオデータ86をパソコンのハードディスクなどのメモリ80に、画像データ87として読込む。また、システムプログラム1を起動させる。このシステムプログラム1で管路ビデオデータ86の画像データ87を開いて、「デッキコントローラ」ウィンドウを表示させる(図1のa及び図6)。この「デッキコントローラ」を操作して、管路ビデオデータ86を再生し、表示する(図1のb及び図6)。
【0066】
「デッキコントローラ」では、図2(a)に示す管路ビデオデータ86の画像フレーム情報1、2、…mを1フレームずつ再生し、表示することにより、管渠10内でカメラ35が前進又は後進して移動しているかのように、連続的に動画として再生することができる。さらに詳しくは、
(1)図2(a)に示す画像フレーム情報内の画像名を基に、表示画像を画面に表示させる。
(2)カメラのミラーレンズの特性、調査管路半径、画像フレーム情報内の画像撮影距離を基に、表示中の画像に写っている管路の距離範囲を求める。
(3)求めた管路の距離範囲を図2(b)に示す画像診断情報に記録されている管路距離と比較し、関連のある画像診断情報の内容を画面上に表示させる。
また、動画以外に1フレーム毎に静止画として見ることもできる。
【0067】
先ず、動画として再生して診断登録したい画像を検索する。異常箇所として可能性のある部分を発見したら(図1のc)、静止画に切替えて詳しく診断するような作業を行う。異常箇所をマウスボタンでクリックすると(図1のd)、図2(b)に示す画像診断情報を作成し、マウス位置座標を図2(b)の▲1▼の欄に仮登録し、そのときの画像フレーム番号も図2(a)の画像フレーム情報から、自動的に図2(b)の欄に記録される。また、画面上にはマーク点92(×印)が表示される。ここで、異常箇所がある間は、登録継続?がYESとなり、図1のbに戻り繰り返す。
【0068】
次に、登録継続?がNOになると、診断情報ウィンドウを開いて診断情報の入力に移り(図1のf)、診断情報を設定する。
診断情報の設定では、図6に示すように、1.異常分類の選択、2.ランク情報の選択、3.異常状況の選択、4.詳細情報の入力を行う。
1.異常分類には、前記異常分類の登録で示した通り、破損、クラック、継目ずれ、腐食、たるみ蛇行、侵入水、取付管突出し、モルタル付着、ラード付着樹根侵入、段差、取付管右、取付管左、その他があり、この中から選択する。
2.ランク情報には、前記ランク情報の登録で示した通り、「特A」、「A」、「B」、「C」、「その他」として扱う。
3.異常状況は、前記異常状況の登録で示した通り、取付管、取付管右、取付管左、取付管突出し、破損、クラック、継目ずれ、腐食、たるみ蛇行、侵入水、モルタル付着、ラード付着樹根侵入、段差があり、この中から選択する。
4.詳細情報は、異常個所に関して気付いた点をコメントとして登録する。
【0069】
診断情報の設定内容に変更点がなし、がNOの間はこれを繰り返し、YESを確認したら(図1のg)、登録釦を選択して(図1のh)、登録を終了する。登録釦を選択すると、異常個所故障状況と登録状態が、図2(b)の▲3▼と▲5▼に登録される。▲4▼の登録点の管路距離は、画像フレーム番号の距離とマウス位置座標から求められて登録される。
ここで、▲5▼における登録状態において、前記登録処理における単独登録の場合は0がセットされる。また、連続登録であって、連続開始点であれば1、連続登録中であれば2、連続点終了点であれば3がセットされる。
【0070】
以上のようにして登録されたマーク点92、結合線93を含む画像フレームは、帳票に展開図として表示され、また、異常図としてその画像フレームを表示することもできる。また、このマーク点92と結合線93は、異なる画像フレームにおける対応する位置に演算により求め、この求められた位置にマーク点を表示されるようになっている。
例えば、図4(A)において、カメラがaの位置における画像で傷を発見し、上述の登録の手順で、図4(C)のようにマーク点92と結合線93つきの画像を登録したとする。この(C)の画像のマーク点92と結合線93の位置は、管渠での空間座標に変換されて認識されており、この空間座標でのマーク点92と結合線93の位置は、隣接する画像フレームにも存在するかどうかを演算により求め、存在する場合は、画像診断情報として登録され、該当する位置にマーク点92と結合線93が表示される。
したがって、図4(B)のように、カメラがbの位置まで移動したとすると、傷の位置も移動するが、空間座標の位置は、図4(A)でカメラがaの位置のとき登録した傷と同じであるため、この図4(B)のカメラがbの位置での画像フレームには、自動的にマーク点92と結合線93が表示されることになる。
このような方法をとることで、一度登録したマーク点92と結合線93は他の画像フレームにも表示されることになり、動画として見たときにマーク点92と結合線93も一緒に移動して見えるようになる。図4(D)に示すように、カメラの位置がaからbに移動する間の画像フレームには、全てマーク点92と結合線93が表示されるため、傷も図のように移動して見える。
【0071】
管路ビデオデータを最後まで診断して、診断情報登録が終わったら、帳票を作成する。帳票に表示する展開図の表示距離範囲や展開角度は、前記帳票イメージ表示指定によって指定でき、評価し易いように設定する。また、前記帳票管理情報の編集によって帳票管理情報を作成して、診断結果として全体の評価を行う。例えば、図7に示すように、展開図、管路図、異常図がそれぞれ表示される。
【0072】
管路ビデオデータと帳票は、データベース(DB)として保存をする。ここで、管路ビデオデータをすべて保存しようとすると、容量が大きくなりすぎ、DBサイズの非常に大きなもの必要とする。そこで、管路ビデオデータにおける画像フレームの間引きを行って、容量を減らすことが望まれる。
この画像フレーム削減の方法を、図8に示すフローチャートに沿って説明する。
(a)先ず、間引き間隔と保存先を指定する。このとき指定間隔カウンタ=0とする。
(b)1枚目の画像と画像フレーム情報は無条件に保存される。
(c)次に最後の画像フレームでないことを確かめる。
(d)最後の画像フレームでなければ、指定間隔カウンタに+1を加算する。
(e)+1加算した後に、次の画像フレーム情報を処理対象とする。
(f)この画像フレーム情報に、画像診断情報との関連があるかどうかをチェックする。
(h)ここで画像診断情報との関連がある場合には、指定間隔カウンタ=0にする。
(i)その画像、画像フレーム情報を保存して、(c)の処理へもどる。
(g)画像診断情報との関連がない場合には、指定間隔カウンタ>間引き間隔であるかをチェックする。
(h)指定間隔カウンタの方が大きい場合には、指定間隔カウンタ=0にする。
(i)その画像、画像フレーム情報を保存して、(c)の処理へもどる。
(g)において、間引き間隔の方が大きい場合には、そのまま(c)の処理へもどる。
以上の処理を続けると、画像フレーム情報に画像診断情報との関連がない画像は、保存されずに処理され、容量は減る。しかし、画像診断情報との関連がない画像を全て保存しないと動画としての連続性を失うので、間引き間隔を設定して、一定間隔が空いたら1枚保存するという処理を行っている。
例えば、30フレーム/秒の管渠内撮影画像を1フレーム/秒にコマ落としする処理をする場合において、前から順番に1フレーム残して29フレームを捨てる処理を行うと、イベント情報(異常情報、取付け管情報など)が登録されているフレームが捨てられてしまうので、保存フレームと決定した次のフレームから29番目までのフレームにおいてイベント情報が登録されているフレームの有無を確認し、イベント情報がない場合は、全てを捨て、ある場合は、イベント情報の登録されているフレームを残し、次のフレームから29フレームまでについて同様の処理を繰り返す。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、管渠ビデオデータに基づき動画として再生表示する手段と、表示画像上でマーク点を付ける手段と、登録した画像フレーム番号を登録する手段と、マーク点の管路距離を求める手段とを具備したので、動画として再生したときに、マークした点が移動して見え、素人でもより確実に異常箇所の認識が容易になる。
【0074】
マーク点を付けた表示画像上に画像診断情報を登録する手段を具備したので、予め設定された異常分類の選択、予め設定されたランク情報の選択、予め設定された異常状況の選択及び任意に入力可能な詳細情報を登録することができる。また、診断情報を登録した画像フレームを利用して瞬時に帳票を作成できる。
【0075】
登録した画像フレームの登録点に対応する点を、異なる画像フレームにおける対応する位置に演算により求め、この求められた位置にマーク点を表示する手段を具備したので、動画の移動に伴いマーク点も移動せしむることができる。
【0076】
複数のマーク点間を結合線で連結する機能を有することにより、クラックの長さ、形状、幅などが一目で認識できる。
【0077】
イベント情報を有する画像フレームと、イベント情報のない画像フレームのうちの所定間隔毎の画像フレームとを登録し、残りを削除することにより、データベースの記憶容量を削減できる。しかも、イベントの不足による問題もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による管渠内検査診断支援方法を用いて、管路ビデオデータの診断を行うフローチャートである。
【図2】(a)は、画像フレーム情報の説明図、(b)は、画像診断情報の説明図である。
【図3】本発明による管渠内検査診断支援装置の一実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明による管渠内検査診断支援装置を用いた場合のカメラの位置と管路ビデオデータの対応を示すもので、(A)は、a点での撮影状態の一部切り欠いた斜視図、(B)は、b点での撮影状態の一部切り欠いた斜視図、(C)は、a点でのカメラの画像図、(D)は、b点でのカメラの画像図である。
【図5】本発明の管渠内検査診断作業支援プログラム1の構成を示す説明図である。
【図6】本発明による管渠内検査診断支援装置を用いて表示したインデックス画像例の正面図である。
【図7】本発明による管渠内検査診断支援装置を用いて表示した帳票例の正面図である。
【図8】本発明による管渠内検査診断支援方法において、画像フレーム数を間引きする方法を説明したフローチャートである。
【図9】公開公報に記載された管渠内面画像の処理装置を示すブロック図である。
【図10】図9の管渠内面画像の処理装置による展開図作成の順序を示すもので、(a)は、1フレーム分の展開図、(b)は、複数フレーム分の展開図、(c)は、損傷情報付加後の展開図である。
【図11】図9の管渠内面画像の処理装置を説明するためのもので、(a)は、ビデオカメラ35の先端に全方位センサーとしての魚眼レンズ61を取り付けた状態の説明図、(b)は、最大撮影角αmaxと、最小撮影角αminと、可視範囲の説明図、(c)は、ビデオカメラ35に映し出された画像の投影図である。
【図12】図11におけるビデオカメラ35を管渠10にセットした状態の斜視図である。
【図13】(a)は、実管渠10の展開前の実画像データ図、(b)は、展開後の展開図である。
【図14】図9の管渠内面画像の処理装置の要部の他の実施例を示すもので、(a)は、魚眼レンズの前方監視画像を映し出すための説明図、(b)は、表示画面69に壁面画像75と前方監視画像74を映し出した状態の説明図、(c)は、前方監視画像74を拡大して映し出した説明図、(d)は、前方監視画像74の領域を広げて映し出した説明図である。
【符号の説明】
1…管渠内検査診断作業支援プログラム、2…診断データの入力・出力処理部、3…診断支援処理部、4…診断結果の入力処理部、5…帳票の表示・印刷処理部、6…帳票管理情報の入力処理部、7…診断情報一覧の表示・印刷処理部、10…管渠、11…壁面、14…クラック、14a…実管渠10のクラック、14b…ビデオカメラ35で映した画像のクラック、14c…展開図のクラック、35…ビデオカメラ、36…ビデオデータ入力装置、37…展開図処理装置、39…展開図出力装置、40…ビデオデッキ、41…ビデオキャプチャボード、42…画像データ記憶部、44…展開補正処理部、45…展開データ記憶部、46…データマッチング部、47…展開図作成部、48…展開図記憶部、53…展開図出力部、54…モニター、55…プリンタ、56…文字認識処理部、57…継目、58…クラック、59…水面、60…汚れ、61…全方位センサー(2葉双曲面鏡又は魚眼レンズ)、62…リレーレンズ、63…イメージセンサ、64…照明灯、65…反射面、66…透過面、67…反射面、68…入射面、69…画面、70…透過部、71…ズームレンズ、72…広角レンズ、73…非映写部、74…監視画像、75…壁面画像、80…メモリ、81…CPU、82…入出力制御部、83…入力装置、84…表示装置、85…出力装置、86…管路ビデオデータ、87…画像データ、88…テーブル、90…スケール、91…管底角度、92…マーク点、93…結合線。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is based on video data obtained by photographing the inner wall surface of a large and small caliber pipe, such as water / sewage pipes, tunnels for transportation such as railways, roadways, and sidewalks, cable buried pipes, etc. PC images can be displayed as still images, created in the longitudinal direction, or displayed as movies or still images. The present invention relates to a tube inspection / diagnosis support apparatus, a tube inspection / diagnosis support method, and a storage medium storing a tube inspection / diagnosis support program.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the inspection of the wall surface of the pipe has been mainly performed by drawing a deformation by visual observation while a person walks around in a dark and long pipe and creating a development view based on the drawing. In this method, the object to be inspected is a large structure, and there are many long pipe rods. Therefore, not only a lot of manpower and time are required, but it is difficult to accurately capture all deformations. In addition, inspection of the wall surface of the pipe wall, which has a small diameter for water supply and sewerage and cannot be entered by humans, is carried out by moving a video camera or the like, but it cannot be accurately inspected.
[0003]
An apparatus for processing a tube inner surface image for continuous inspection is already known (Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-331168, hereinafter referred to as “Publication”). As shown in FIG. 11, a so-called fish-
It is assumed that the
[0004]
The image data when the center line S of the
The image data (x, y) of the shooting angle α within the visible range of the
[0005]
As shown in FIG. 12, the correspondence between the position of the
As shown in FIG. 13A, the image of one frame when the maximum shooting angle αmax = 90 degrees and the minimum shooting angle αmin = 45 degrees projected by the
12 and 13 (a) (b), if the mesh or lattice pattern in the optical axis direction and the circumferential direction is a typical crack, 14a in FIG. 14b in FIG. 13 (a) shows a crack in the image projected by the
[0006]
The
[0007]
It is desirable that the
When the area of the video signal e for forward monitoring is too narrow, the wide-
[0008]
Next, an image data processing portion of the tube rod inner surface image processing apparatus described in the above-mentioned publication using the
This apparatus is composed of three parts: a video
[0009]
The video
The developed
[0010]
The development drawing creation order by the processing device for tube inner surface images described in the above publication will be described.
The image signal of the
The image data is stored in the image
[0011]
Based on the image data in the image
[0012]
A development image is determined. When using as an image for a development view, the process proceeds to development drawing creation, and when not used, the process proceeds to video data end determination described later.
When using as a development image, the omnidirectional sensor development
[0013]
After the development process, in order to remove the distorted portion, as shown in FIG. 10B, the development images for a plurality of frames are synthesized. At the time of synthesis, since the center point of the
As shown in FIG. 10C, the development
The development view information obtained in this way is stored in the development
The development chart information obtained from the development
[0014]
Determine whether the video data ends. If the total number of images to be captured does not reach a set number (for example, 100), the image data capturing operation is repeated. When the total number of images to be captured reaches 100, the process is terminated.
[0015]
In the above, a fisheye lens is used as the
[0016]
[Problems to be solved by the invention]
When determining an abnormal location using the apparatus described in the above-mentioned publication, a development drawing is created, and the presence / absence of the abnormal location is determined on the screen or printed out.
However, when judging a place that seems to be an abnormal part, it may be difficult to determine whether there is a scratch or it may be longer than expected, depending on how the light is reflected. It is not possible to make an appropriate judgment until after the operation is printed and the development drawing is printed out, and from the development drawing, it is difficult to determine whether the location is abnormal or not unless it is a specific expert. There was a problem that the distance and angle could not be specified accurately.
Therefore, it is possible to make a decision to find an abnormal part in a moving image while continuously moving images from the camera before the development view processing and a decision in the development view in parallel on the computer, and the same in the past There has been a demand for an apparatus and a method that can store the data of one tube or another tube as a database, and can take it out at any time for comparison.
[0017]
In the present invention, when an abnormal part is found in a moving image while continuously moving the image by the camera before the development view processing, the position information of the point can be registered by checking on the image, and the abnormality is detected. An object of the present invention is to provide a tube inspection / diagnosis support device, a tube inspection / diagnosis support method, and a storage medium storing a tube inspection / diagnosis support program that can be recognized as a line when the parts are continuous. To do.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
The present invention comprises means for reproducing and displaying as a moving image based on image data with different image frame numbers of the tube video data, means for attaching mark points on the display image, means for setting the registered image frame number, Means for registering image diagnostic information on a display image with a mark point; means for determining the pipeline distance of the registration point from the distance from the reference point of the image frame number and the position coordinates of the mark point on the display image; A point corresponding to the registered point of the image frame is obtained by calculation at a corresponding position in a different image frame, and a mark point is displayed at the obtained position, and the mark point moves as the moving image moves This is a device for assisting in diagnosis and diagnosis of a tube.
[0019]
With this configuration, the marked point appears to move when played back as a video, so it is easy to recognize the abnormal part once diagnosed, and the abnormal part can be reliably identified without special training. Can be found.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
First, the configuration of the in-pipe inspection diagnosis support apparatus according to the present invention will be described with reference to FIG.
The memory 80 stores the
[0021]
This data structure includes, for example, a video header (stores and manages common data of an image captured at one time), a pipe information header (stores and manages unique data of each pipe), and survey information (each pipe Save and manage information at the time of investigation), manhole information (store and manage the manhole information of each pipeline), image diagnostic environment setting value (store the state at the time of investigation diagnosis), image These include frame information (managing frame information of captured image data), image diagnosis information (managing diagnostic information of captured image data), index information (managing index information registered at the time of examination diagnosis), and the like.
[0022]
An
The input /
The
[0023]
The
[0024]
The form display / print processing unit 5 is for displaying and printing a form based on diagnosis information created based on the diagnosis result.
The form management information input processing unit 6 is used to edit the investigation subject name, investigation location, investigator, pipeline information, human hole information, etc.
The diagnostic information list display / print processing unit 7 is for displaying and printing the diagnosed information list.
[0025]
The diagnostic data input /
[0026]
The diagnosis
The index registration relates to a function of indexing images so that specific pipeline video data can be searched / displayed at high speed. When the “Register Index” button is clicked, an “Image Index” window is displayed. Information on the currently displayed image is set in the image and camera angle. When the image name classification is selected from the fixed items or set manually and registered in the image, the image name (image name classification + distance) is displayed, “Comment” is input, and the “OK” button is clicked. The distance, camera angle, and comment are stored.
When selecting a fixed item for image name classification, the following items can be selected.
"Damage""Crack""Seammisalignment""Corrosion""Saggingmeandering""Intrusionwater""Mounting pipe protruding""Motalsticking""Lard sticking root entry""Step""Mounting pipe right""Mounting pipe left""Joint""Other".
Items set and registered by manual input can be selected as selection items at the next registration.
[0027]
The index display relates to a function for displaying a list of images registered by the registration of the index, and searching for and displaying a target image at high speed, and displays image information in the following display area.
(1) “Image name list” list box: A list of index image names is displayed.
(2) View area: Displays a view of the selected image.
(3) Image name display area: Displays the selected image name.
(4) Distance display area: Displays the distance of the selected image.
(5) Angle display area: Displays the angle of the selected image.
(6) Comment display area: Displays a comment for the selected image.
(7) “Display button”: When this button is clicked, the selected image is displayed in the “index image display” window.
(8) “Delete from list” button: (1) When an image name is selected in the “image name list” and this button is clicked, the image is deleted from the index image after the confirmation message is displayed.
(9) “Video data display” button: When this button is clicked, the list is closed and the currently selected image is displayed in the pipeline video data image.
[0028]
The image diagram display relates to a function for grasping which part in the pipeline the currently displayed image is taken. In addition, the image can be enlarged by selecting a range, and this function is useful for making it easy to grasp which part of the pipeline is enlarged.
[0029]
In the superimposed data display, an “investigation distance display” window is displayed on the screen. This “survey distance display” window includes, for example, “abnormal classification”, “rank information”, “abnormal situation”, “distance”, “camera angle”, “continuous abnormal state”, and the like.
[0030]
In the survey distance display, the survey distance is displayed / hidden by selecting a menu in the superimposed data display. By displaying the “investigation distance display position setting” window, it is possible to select which part of “upper left”, “lower left”, “upper right”, and “lower right” is displayed on the screen.
[0031]
The scale display displays / hides the scale 90 as shown in FIG. 6 on the screen of the pipeline video data. By displaying the “scale value setting” window, the scale interval can be set in the range of 5 to 30 mm. By displaying the scale 90, the size of an abnormal part such as a scratch can be determined.
[0032]
In the tube bottom angle display, as shown in FIG. 6, the
[0033]
In the abnormality diagram display, the registered abnormality diagram (
[0034]
The display of the moving image relates to a function for displaying a moving image when switching to the moving image display on the deck controller screen shown in FIG. 6. The display of “normal moving image”, the display of “diagnostic moving image” (described later), “ The display of “index movie” (described later) is reproduced.
[0035]
Image enlargement / reduction processing is related to the function that enlarges the image, reduces it to grasp the whole, or restores it when you want to see the abnormal part in more detail on the currently displayed still image. Is. Further, when switching to the moving image display during the enlarged or reduced display on the still image, the moving image is displayed while being enlarged or reduced.
[0036]
The image sharpness / brightness / darkness display relates to a function for adjusting the sharpness of the image and the contrast of the image, and can be adjusted by this function when the image is difficult to see. Selecting the “Standard” button returns to the original setting.
[0037]
In FIG. 6, the deck controller operation processing includes selection of a moving image type (normal image, diagnostic image or index image), stop / playback operation of the selected display moving image, jump display to the target image, moving image moving direction / It relates to functions such as speed and travel distance settings.
[0038]
The diagnostic result
[0039]
In the edit selection process, a “diagnosis information registration” window shown in FIG. 6 is displayed, and “new registration”, “edit” (editing diagnostic information registered in the past), and “deletion” (past) in “edit selection” are displayed. Delete the diagnostic information registered in (1) and proceed with the examination diagnosis work.
[0040]
The diagnosis location mouse selection processing relates to a selection processing function for attaching mark points 92 to abnormal locations with a mouse.
[0041]
The registration of the abnormal classification relates to an operation for selecting and registering the classification of the detected abnormal part from the predetermined abnormal classification. Abnormal classification includes, for example, breakage, cracks, seam deviation, corrosion, sagging meandering, intruding water, protruding protruding pipe, mortar adhesion, lard adhesion, root intrusion, step, mounting pipe right, mounting pipe left, etc. Select from these and register.
[0042]
The registration of rank information is for ranking the size of the abnormal part. “Special A”: particularly large, “A”: for example, a size of 5 mm or more, “B”: for example , Having a size of 2 to 5 mm, “C”: for example, having a size of 2 mm or less, “others”: driftwood other than cracks, etc.
[0043]
The registration of the abnormal situation is performed by selecting and registering an abnormal situation suitable for the situation of the abnormal part from the predetermined abnormal situations. Abnormal conditions include, for example, mounting pipe, mounting pipe right, mounting pipe left, mounting pipe protruding, breakage, crack, seam shift, corrosion, sagging meander, intrusion water, mortar adhesion, lard adhesion, root intrusion, step, etc. Yes, select from these and register.
[0044]
The registration of detailed information is for inputting detailed information regarding the abnormal part. Click the “Detail input” button to display the “Detail input” window, and register the noticed point regarding the abnormal part as a comment.
[0045]
The distance / angle editing process relates to a function for displaying the distance and camera angle of an image for registering diagnostic information on the diagnostic result input screen. This is a value already determined at the time of shooting, and cannot be changed.
[0046]
In the abnormal diagram display / non-display designation process, when registering an abnormal diagram display, by checking a check box, the diagnostic diagram can be displayed as an enlarged diagram when the form is displayed. That is, the present invention relates to a function for selecting whether or not to display an image that is currently being registered for diagnosis as a diagnostic chart when collecting the diagnosis results of tube fistula as a form.
[0047]
In FIG. 6, the registration process is performed by adding mark points 92 (for example, x marks) to the abnormal portions of the image and using diagnostic information such as the abnormality classification, rank information, abnormality status, and detailed information. Is related to the function of
・ Individual registration: Display the image and the "Register diagnostic information" window on the screen.
It can be erased with the clear button.
Continuous registration: Mark two or more abnormal mark points 92, 92,... Per image.
Procedure 1.2.3. Is the same as the single registration described above, and the mark points 92 are sequentially connected by a connecting
-Continuous registration: A
Procedure 5. 2. Single registration procedure the same as.
[0048]
In the diagnostic information display process, a “diagnosis information registration” window is displayed in FIG. 6, “edit” is selected, and an image having an abnormal part to be edited is displayed. In the image, the “point movement” button, “point addition”, “point deletion” button, and “sensor removal” button perform respective functions.
[0049]
The form display / print processing unit 5 is configured as follows. The form display / print processing unit 5 relates to a function of displaying a form created by diagnosing pipeline video data on a display and a process of printing the form. In the form, a development view of an image registered as an abnormal part, a diagram in which the abnormal part is drawn from the diagnosis information, and a designated abnormality diagram are displayed.
[0050]
In the form display process, when the “display form” window is opened, as shown in FIG. 7, various abnormality diagrams (development diagrams, pipeline diagrams, abnormality diagrams, etc.) based on the diagnostic information are drawn on the screen.
[0051]
When the “print” window is opened, the form print processing unit prints the drawn form.
[0052]
In the form image saving process, a form is named and saved by a “form image save” button.
[0053]
The enlarged / reduced display of the form enlarges / reduces the developed view and the abnormal view while displaying the form.
[0054]
The distance display of the mouse position displays the distance information of the position where the mouse is placed when the mouse is placed and clicked on a certain point on the development view.
[0055]
In the enlarged view display by selecting the diagnosis location, the range is selected on the moving image and the enlarged view is displayed.
[0056]
The enlarged view of the diagnostic diagram displays an enlarged view of the diagnostic image.
[0057]
In the reversed display of the form, normally, a development view of the image taken from the left side to the right side is connected and displayed on the form, but this direction is reversed and displayed.
[0058]
The form management information input processing unit 6 relates to a function of creating detailed form management information by filling in detailed information on the management when creating a form, and is configured as follows.
[0059]
Editing the form management information is for displaying the "form management information" window and registering the description items necessary for form management. The investigation subject, investigation place, investigation year, judge name, presence of improvement work It is useful for management by registering information such as inability to investigate, pipeline information, form image, TV camera information, and upstream and downstream human holes as human hole information.
[0060]
The form image display designation is for determining the display method of the development view to be displayed on the form. The start position coefficient, display distance, development angle, pipe joint position, pipe node length, reverse display start distance, etc. Fill in and create a form image.
[0061]
The diagnostic information list display / print processing unit 7 relates to a function that allows a list of all diagnostic information registered with the surveyed tube based on the diagnostic information registered for the diagnosed image. The configuration is as follows.
[0062]
In the diagnostic information list display, numbers are assigned in the order in which diagnostic information is registered, and numbers, anomaly diagram display designation fields, distance, camera angle, anomaly classification, rank, and anomaly status are displayed.
[0063]
Diagnostic information tabulation display is an abnormality classification and a tabulation table for each specific item of the abnormality classification created so that you can see at a glance which abnormality classification is common and which rank is large. It is.
[0064]
In order to designate an abnormal diagram display on a form, an image to be displayed as an abnormal diagram on a form is selected and displayed when a check is entered in the abnormal designation display designation column in the list displayed in the diagnosis information display.
[0065]
A specific flow of performing diagnosis using the intra-pouch examination diagnosis support program according to the present invention will be described with reference to FIGS.
First, in FIG. 1, registration of diagnostic information is performed. For this purpose, the
[0066]
The “deck controller” reproduces and displays the
(1) A display image is displayed on the screen based on the image name in the image frame information shown in FIG.
(2) The distance range of the pipeline shown in the displayed image is obtained based on the characteristics of the mirror lens of the camera, the radius of the examination pipeline, and the image shooting distance in the image frame information.
(3) The obtained distance range of the pipeline is compared with the pipeline distance recorded in the diagnostic imaging information shown in FIG. 2B, and the contents of the relevant diagnostic imaging information are displayed on the screen.
In addition to moving images, each frame can be viewed as a still image.
[0067]
First, an image to be reproduced as a moving image and registered for diagnosis is searched. When a possible portion as an abnormal part is found (c in FIG. 1), the operation is switched to a still image and a detailed diagnosis is performed. When an abnormal location is clicked with the mouse button (FIG. 1D), the image diagnostic information shown in FIG. 2B is created, and the mouse position coordinates are temporarily registered in the column (1) of FIG. The image frame number at that time is also automatically recorded in the column of FIG. 2B from the image frame information of FIG. A mark point 92 (x mark) is displayed on the screen. Here, registration continues while there is an abnormality? Becomes YES, and the process returns to b of FIG.
[0068]
Next, continue registration? If NO, the diagnostic information window is opened, the diagnostic information is entered (f in FIG. 1), and the diagnostic information is set.
In setting diagnosis information, as shown in FIG. 1. Selection of
1. For the abnormal classification, as shown in the registration of the abnormal classification, breakage, cracks, seam deviation, corrosion, sagging meandering, intrusion water, mounting pipe protrusion, mortar adhesion, lard adhesion root penetration, step, mounting pipe right, installation There are other pipes on the left, and you can choose from these.
2. The rank information is treated as “special A”, “A”, “B”, “C”, “other” as shown in the registration of the rank information.
3. The abnormal situation is as shown in the registration of the abnormal situation, mounting pipe, mounting pipe right, mounting pipe left, mounting pipe protruding, breakage, crack, seam deviation, corrosion, sagging meander, intrusion water, mortar adhesion, lard adhesion tree There are root intrusions and steps, and you can choose from these.
4). For the detailed information, the points that are noticed regarding the abnormal part are registered as comments.
[0069]
While there is no change in the setting contents of the diagnostic information, while this is NO, this is repeated. When YES is confirmed (g in FIG. 1), the registration button is selected (h in FIG. 1), and the registration is terminated. When the registration button is selected, the abnormal location failure status and registration status are registered in (3) and (5) in FIG. The pipeline distance of the registration point (4) is obtained from the distance of the image frame number and the mouse position coordinates and registered.
Here, in the registration state in (5), 0 is set in the case of single registration in the registration process. For continuous registration, 1 is set for a continuous start point, 2 is set for continuous registration, and 3 is set for a continuous point end point.
[0070]
The image frame including the
For example, in FIG. 4A, the camera finds a flaw in the image at the position a, and the image with the
Therefore, if the camera moves to the position b as shown in FIG. 4B, the position of the flaw also moves, but the position of the spatial coordinates is registered when the camera is at the position a in FIG. 4B, the
By using this method, the registered
[0071]
When the pipeline video data is diagnosed to the end and the diagnostic information registration is completed, a form is created. The display distance range and the development angle of the development view displayed on the form can be designated by the form image display designation and set so as to be easily evaluated. Further, form management information is created by editing the form management information, and the entire evaluation is performed as a diagnosis result. For example, as shown in FIG. 7, a developed view, a pipeline view, and an abnormality view are displayed.
[0072]
The pipeline video data and the form are stored as a database (DB). Here, if all the pipeline video data is to be stored, the capacity becomes too large and a very large DB size is required. Therefore, it is desired to reduce the capacity by thinning out image frames in the pipeline video data.
This image frame reduction method will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
(A) First, a thinning interval and a storage destination are designated. At this time, the specified interval counter = 0.
(B) The first image and image frame information are stored unconditionally.
(C) Next, confirm that it is not the last image frame.
(D) If it is not the last image frame, +1 is added to the designated interval counter.
(E) After adding +1, the next image frame information is set as a processing target.
(F) It is checked whether or not this image frame information is related to image diagnostic information.
(H) If there is a relationship with the image diagnosis information, the specified interval counter = 0.
(I) The image and image frame information are saved, and the process returns to (c).
(G) When there is no relation with the image diagnosis information, it is checked whether or not the specified interval counter> thinning interval.
(H) If the designated interval counter is larger, the designated interval counter = 0.
(I) The image and image frame information are saved, and the process returns to (c).
If the thinning interval is larger in (g), the process returns to (c).
If the above processing is continued, an image whose image frame information is not related to image diagnostic information is processed without being saved, and the capacity is reduced. However, if all images that are not related to the image diagnosis information are not saved, the continuity as a moving image is lost. Therefore, a thinning interval is set, and when a certain interval is left, one image is saved.
For example, in the case of processing to drop a frame-captured image of 30 frames / second to 1 frame / second, if the processing of discarding 29 frames, leaving 1 frame in order from the front, is performed, event information (abnormal information, The frame in which the event information is registered is checked from the next frame to the 29th frame determined as the storage frame, and the event information is registered. If not, all are discarded. If there is, the frame in which the event information is registered is left, and the same processing is repeated for the next frame to the 29th frame.
[0073]
【The invention's effect】
According to the present invention, means for reproducing and displaying as a moving image based on tube video data, means for attaching a mark point on a display image, means for registering a registered image frame number, and determining a pipeline distance of the mark point Therefore, the marked point appears to move when reproduced as a moving image, and even an amateur can more easily recognize an abnormal part.
[0074]
Since there is a means for registering diagnostic imaging information on the display image with the mark point, selection of preset abnormality classification, selection of preset rank information, selection of preset abnormal situation and arbitrarily Detailed information that can be entered can be registered. In addition, a form can be created instantaneously using an image frame in which diagnostic information is registered.
[0075]
Since the point corresponding to the registered point of the registered image frame is obtained by calculation at a corresponding position in a different image frame and the mark point is displayed at the obtained position, the mark point is also changed as the moving image is moved. It can be moved.
[0076]
By having a function of connecting a plurality of mark points with bond lines, the length, shape, width, etc. of the crack can be recognized at a glance.
[0077]
By registering image frames having event information and image frames at predetermined intervals among image frames having no event information and deleting the remaining frames, the storage capacity of the database can be reduced. Moreover, there is no problem due to lack of events.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart for diagnosing pipeline video data using the method for supporting diagnosis of in-pipe inspection according to the present invention.
2A is an explanatory diagram of image frame information, and FIG. 2B is an explanatory diagram of image diagnosis information.
FIG. 3 is a block diagram showing an embodiment of an intraductal examination diagnosis support device according to the present invention.
FIG. 4 shows the correspondence between the position of a camera and duct video data when the in-tube inspection / diagnosis support apparatus according to the present invention is used. FIG. 4 (A) is a partially cutaway view of a photographing state at point a. (B) is a partially cutaway perspective view of the shooting state at point b, (C) is a camera image at point a, and (D) is a camera image at point b. FIG.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a configuration of a tube inspection and diagnosis
FIG. 6 is a front view of an example of an index image displayed by using the intratracheal examination diagnosis support device according to the present invention.
FIG. 7 is a front view of an example of a form displayed using the in-tube inspection / diagnosis support apparatus according to the present invention.
FIG. 8 is a flowchart for explaining a method of thinning out the number of image frames in the method for supporting diagnosis within a tube according to the present invention.
FIG. 9 is a block diagram showing a processing device for an inner surface image of a trocar described in the publication.
FIGS. 10A and 10B show an order of development of a developed view by the processing device for the inner surface image of the tube in FIG. 9, wherein FIG. 10A is a developed view for one frame, FIG. c) is a development view after adding damage information.
11A and 11B are diagrams for explaining the processing device for the inner surface image of the tube rod shown in FIG. 9, wherein FIG. 11A is an explanatory view showing a state in which a
12 is a perspective view of a state in which the
FIG. 13A is a real image data diagram before development of the
14A and 14B show another embodiment of the main part of the processing apparatus for the inner surface image of the tube pod in FIG. 9, in which FIG. 14A is an explanatory diagram for displaying a fisheye lens front monitoring image, and FIG. An explanatory diagram of a state in which the
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
表示画像上でマーク点を付ける手段と、
登録した画像フレーム番号をセットする手段と、
マーク点を付けた表示画像上に画像診断情報を登録する手段と、
画像フレーム番号の基準点からの距離と表示画像上のマーク点の位置座標から登録点の管路距離を求める手段と、
登録した画像フレームの登録点に対応する点を、異なる画像フレームにおける対応する位置に演算により求め、この求められた位置にマーク点を表示する手段と
を具備し、動画の移動に伴いマーク点も移動するようにしたことを特徴とする管渠内検査診断支援装置。Means for reproducing and displaying as a video based on image data with different image frame numbers of the video data;
Means for marking on the display image;
Means for setting the registered image frame number;
Means for registering image diagnostic information on a display image with a mark point;
Means for determining the pipeline distance of the registration point from the distance from the reference point of the image frame number and the position coordinates of the mark point on the display image;
Means for calculating a point corresponding to the registered point of the registered image frame at a corresponding position in a different image frame, and displaying the mark point at the determined position, and the mark point is changed as the moving image is moved. An in-pipe inspection diagnosis support device characterized by being moved.
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