JP4148728B2

JP4148728B2 - Sealing method for soft plastic container

Info

Publication number: JP4148728B2
Application number: JP2002248348A
Authority: JP
Inventors: 学長野
Original assignee: QP Corp
Current assignee: QP Corp
Priority date: 2002-08-28
Filing date: 2002-08-28
Publication date: 2008-09-10
Anticipated expiration: 2022-08-28
Also published as: JP2004083086A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は硬質合成樹脂製のヒンジキャップを用いた軟質合成樹脂容器の密封方法に関し、詳しくは、蓋を開きノズルから細口に絞り出し使用が出来るとともに、ヒンジキャップ本体を外して使用すると星型の絞り出しを可能とした２通りの使用が出来る軟質合成樹脂容器の密封方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
近年、軟質合成樹脂容器において、消費者の嗜好のみならず、その使用方法に関する要望が多様化している。
家庭用の容器詰食品では、その使い勝手が良いようにガラス瓶と同等のガスバリア性を有する機能がある可撓性の容器に充填されたケチャップなどがあり、これには容器内に充填された内容物を蓋を開いて絞り出しが出来るキャップつき容器が用いられている。
【０００３】
また、前述と同様の機能を有する容器内に粘稠物のマヨネーズなどが充填され、容器口部には星型の絞り孔のあるシート（たんに、星型のシートともいう）が溶着されており、キャップを外して絞り出せば星型にデコレーションが出来るものも公知である。
しかしながら、可撓性の軟質合成樹脂容器に充填されているマヨネーズの内容物を絞り出す際に、キャップを取り外して野菜に直接絞り出したり、お好み焼き等に細口の蓋を開いて線描きをするなど、星型、細口の両方に使用できるものは、消費者の要望があるにもかかわらず未だ市場に提供されていない。
その理由は、容器の密封性とその使用上の問題を同時に解決し得なかったためである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
前記星型のシート付きの容器は、容器口部への溶着方法において高周波誘導加熱にてシートの溶着と同時にイージーピール性を持たせた密封シールを行なっているので消費者の手に渡るまでの流通段階において内容物の品質を維持することができるので、キャップの密封性は必ずしも必要ではなく、如何にして星型のシートを確実に溶着するかが重要である。
一方、細口のキャップの状態で内容物を絞り出そうとすると容器の口部とキャップの内天面との密封性は必要となる。何故なら、容器を挟んで圧力を付加すると容器口部に螺合されているキャップの内天面に圧力がかかり、該内天面に穿通された略尖形のノズルから内容物が絞り出される。容器口部とキャップ内天面とは漏らさないために密封性が必要であり、星型、細口の両方に使用できる容器を製造するためには開栓し易いことと密封性を確保するという相反する条件を克服しなければならなかった。
【０００５】
即ち、容器の口部とキャップ内天面の密封性を確保するためには両者を高密に接触させる必要があり、この際キャップをきつく締める（大きな締め付けトルクでキャップを締める）ことになるがきつく締めればキャップを外して星型絞り出し用に使用する際には、大きなトルクでまわして開けなければならない（きつくて開けずらい）という問題がある。
本発明は上述の問題を解決したものであり、可撓性の軟質合成樹脂容器に硬質合成樹脂キャップを用い、従来のキャップの開閉トルクの範囲内で良好な密封性が保たれるとともに、星型、細口の両方の絞り出しに適したキャップ及びそれを用いた軟質合成樹脂容器の密封方法を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記問題を解決するために種々実験を重ねた結果、軟質合成樹脂製の容器口部のねじ山上方の開口部に螺合する硬質合成樹脂製のキャップにおいて、キャップ内天面に軟質合成樹脂容器の口部を接触させ密封するのに、必ずしもキャップを螺合させるトルクを大きくせずとも、従来と略同様のトルクにて密封できることを知見し、本発明を完成させた。即ち、本発明は、
（１）融点が９８〜１２０℃、熱伝導率が０．２０〜０．３３W／（ｍ・K）の低密度ポリエチレンを基材とした軟質合成樹脂製の容器口部のねじ山上方の開口部に融点９８〜１２０℃の低密度ポリエチレンからなる薄膜を載置するとともに該薄膜上に金属製薄板を載置する一方、円筒状のキャップ本体と該キャップ本体の外天面を施蓋する蓋部材がヒンジで一体に連結されてなり、前記キャップ本体の外天面にはその内天面に通ずる孔を穿通された略尖形のノズルを設けてあり、かつ前記容器口部の頂部の環状平面に対応するキャップ本体の内天面に環状の小突起を設けた融点が１５０〜１７５℃、熱伝導率が０．１４７〜０．１６７W／（ｍ・K）のポリプロピレンの射出成型品としての硬質合成樹脂製キャップを前記容器口部に螺合し、高周波誘導加熱して前記容器口部の頂部の環状平面に前記薄膜を前記小突起に対向して環状に陥没させ、溶着するようにしたことを特徴とする軟質合成樹脂容器の密封方法。
（２）前記薄膜には星型のデコレーション吐出孔を穿いてある（１）記載の軟質合成樹脂容器の密封方法。
である。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の硬質合成樹脂製キャップ（たんに、キャップともいう）及びそれを用いた軟質合成樹脂容器（たんに、容器ともいう）の密封方法を実施例の図面に基づき説明する。
図１は、容器口部２に図５に示すシール部材６を載置し、本発明のキャップ４を螺合させたのみで締め付けトルクが生じていないときの断面説明図である。なお、図２は図1のトルクをかけた高周波誘導加熱前の状態を示す断面説明図である。また、図３は図２の高周波誘導加熱後の状態を示す部分断面説明図、図４は、本発明の使用時の密封の方法を説明する要部の部分断面図、図５はシール部材を示す斜視図である。
【０００８】
本実施例において、キャップ４は、融点が１５０から１７５℃、熱伝導率０．１４７から０．１６７Ｗ／（ｍ・Ｋ）のポリプロピレンの射出成型品である。
また、本発明のキャップに用いる容器は、融点が９８から１２０℃、熱伝導率０．２０から０．３３Ｗ／（ｍ・Ｋ）の低密度ポリエチレンを基材にその内部にＥＶＯＨのバリア層を複数のサンドイッチ構造としたブロー成型品である。
キャップ４は、密封出来るように環状の小突起５がキャップ内天面に形成されている。小突起はその先端が略直角の形状としてあることが望ましい。また、環状の小突起は、同心円状に一重であっても二重であっても良い。
【０００９】
また、内天面とねじ山の間に環状の段差が設けてあり、図５に示すシール部材６、即ち、アルミニウム薄板７に合成樹脂製のラミネートさせたシール部材を嵌入後に載置させる構造となっている。
キャップの材質の融点と組み合わされる容器の融点が異なるので、その接触面において、高周波誘導加熱で発熱させることにより、融点の低い容器及びシール部材が溶融し易く、且つ、キャップに設けた小突起で押圧することにより、シール性を確保すると同時に、融点の低い容器口部にキャップのリングの窪み跡１２をつくることができるものである。
【００１０】
【実施例】
キャップ４及び容器を用いて容器口部２に星型のシールのシール部材６を用いて高周波誘導加熱して、星型のシール１１を溶着した。
容器、細口付ヒンジキャップは、キユーピーハーフ（商品名）４００ｇ製品の容器、キャップを用いた。
シール部材として、容器口部に溶着されるシートは通常融点９８〜１２０℃の低密度ポリエチレンが溶着面に配置された合成樹脂製のシートをラミネートした積層でキャップ側にアルミニウム薄板がイージーピールのラミネートであると密封性が良く、また使い勝手も良いことから好ましく用いられる。
【００１１】
キャップを容器に螺合させることにより、キャップ内に嵌入後に載置されているシール部材を容器口部の頂部の環状平面に押しつけるとともに、キャップ内天面に形成されている環状小突起は、その小突起でシール部材を押圧する。そしてその状態で、高周波を発信させるとアルミニウム薄板が発熱し、この薄板にラミネートされた合成樹脂製のシール部材が溶融し、さらに容器口部の頂部の環状平面も軟化乃至溶融し、前記キャップの小突起の環状形状に添って陥没溶融すると共にシール部材を溶着と同時にキャップの環状小突起に対応する容器の環状凹陥没部が形成される。
使用時にアルミ薄板７を取り去るので容器天面に出来るＶ溝１３は鈍角となり、使用時のキャップのＶ形の小突起５との僅かな隙間であってもしっかり閉鎖できるものであった。
【００１２】
【比較例】
容器、キャップは、実施例の容器、シール部材を使用し、キャップはその材質を高密度ポリエチレン製の射出成形品でその融点は１２０〜１４０℃、熱伝導率０．４６〜０．５０Ｗ／（ｍ・Ｋ）に変えて、実施例に準じた。
キャップはそれぞれの容器、キャップについて密封状態、開栓時のトルク、及びリーク角度をそれぞれ測定した。測定結果は表1に示す通りであった。
なお、表1において、開栓トルクは締めトルクを１０ｋｇｆ・ｃｍとしたときの開栓トルクを表し、リーク角度は密封状態を確認した。
密封状態の確認は、容器を押し、内容物の上面を少し押し上げた状態でキャップを螺合密封し、容器内に陰圧の状態を作り、内容物の上面が下がらないことを確認した。
実施例、比較例ともに、同じ方法とし、トルクの測定は（株）東日製作所Ｍｏｄｅｌ：２−ＯＴを使用した。
【００１３】
【表１】

【００１４】
ポリプロピレン製のキャップの内天面に設けた環状小突起はシール部材を押圧し、溶着したがその先端が僅かに変形しているのみであった。それに対応する容器口部の頂部にＶ字状の凹部が形成されていた。
他方、ポリエチレン製のキャップの内天面に設けた環状小突起はシール部材を容器口部の頂部を押圧して、加熱し星型シールは皺もなく確実に溶着していた。シール部材を押圧した環状小突起はその先端が変形をしていた。
本発明のキャップはノズルが形成されているのでシール部材を発熱させるアルミニウム薄板の距離が高周波発信部からはなれるものであるがアルミニウム薄板の周縁部の発熱は有効に起きていると推測され、従来の装置が略そのまま使用できるものであった。
【００１５】
【発明の効果】
以上のように、本発明の硬質合成樹脂キャップによれば、細口、星形の２通りの絞り出しが出来るとともに、軟質の合成樹脂容器と組み合わせれば、従来のキャップの開閉トルク内で高密封性の製品を得ることができる。また、本発明の硬質合成樹脂製キャップを用いた軟質合成樹脂容器の密封方法によれば、細口の蓋を開いて線描きが出来るヒンジキャップを備え、かつ、星型のシートを高周波誘電加熱にて溶着させた製品を、従来の装置を使用して製造ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】容器口部に図５に示すシール部材を載置し、本発明のキャップを螺合させたトルクが生じていないときの断面説明図である。
【図２】図1にトルクをかけた状態を示す断面説明図である。
【図３】図２の高周波誘導加熱後の状態を示す断面説明図である。
【図４】本発明の使用時の密封の方法を説明する要部の断面斜視図である。
【図５】シール部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
２容器口部
３容器口部の頂部
４キャップ
５環状の小突起
６シール部材
７アルミニウム薄板
８合成樹脂製フィルム（薄膜）
９引き手つまみ
１０ノズル
１１星型のシール
１２リングの窪み跡
１３Ｖ溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sealing method of a soft synthetic resin container using a hinge cap made of hard synthetic resin, particularly, from the nozzle to open the lid with squeezing used can be a narrow mouth, a star With remove the hinge cap body squeeze relates possible and the sealing method of the soft quality plastic container used to enable you two ways to.
[0002]
[Prior art]
In recent years, in a soft synthetic resin container, not only consumer preferences but also requests regarding how to use them have been diversified.
Household foodstuffs for household use include ketchup filled in a flexible container that has a function of having a gas barrier property equivalent to that of a glass bottle so that it can be used easily. This includes the contents filled in the container. A container with a cap that can be squeezed by opening the lid is used.
[0003]
In addition, a container having the same function as described above is filled with mayonnaise or the like of a viscous material, and a sheet having a star-shaped throttle hole (also referred to as a star-shaped sheet) is welded to the container mouth. It is also known that a star shape can be decorated by removing the cap and squeezing out.
However, when squeezing the contents of mayonnaise filled in a flexible soft synthetic resin container, remove the cap and squeeze directly on vegetables, or open a narrow lid for okonomiyaki etc. and draw a line, etc. The ones that can be used for both the narrow mouths are not yet offered to the market despite the consumer demand.
The reason is that the sealing property of the container and the problem in its use could not be solved at the same time.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The container with the star-shaped sheet is sealed up with easy peel properties at the same time as the sheet is welded by high-frequency induction heating in the method of welding to the container mouth, so that it reaches the consumer's hand. Since the quality of the contents can be maintained in the distribution stage, the sealing performance of the cap is not necessarily required, and how to securely weld the star-shaped sheet is important.
On the other hand, if the contents are to be squeezed out in the state of the narrow cap, sealing between the mouth portion of the container and the inner top surface of the cap is required. This is because when pressure is applied across the container, pressure is applied to the inner top surface of the cap screwed into the container mouth, and the contents are squeezed out from a substantially pointed nozzle that is penetrated through the inner top surface. . The container mouth and the top surface of the cap must be sealed to prevent leakage, and in order to produce a container that can be used for both star-shaped and narrow mouths, it is easy to open the container and to ensure sealing performance. I had to overcome the conditions to do.
[0005]
That is, in order to ensure the sealing between the mouth of the container and the top surface of the cap, it is necessary to bring them into close contact with each other. At this time, the cap is tightened (the cap is tightened with a large tightening torque). When tightened, the cap is removed, and when used for star-shaped squeezing, there is a problem that it must be opened with a large torque (it is difficult to open tightly).
The present invention solves the above-mentioned problems, uses a hard synthetic resin cap for a flexible soft synthetic resin container, and maintains a good sealing performance within the range of opening and closing torque of a conventional cap. The present invention provides a cap suitable for squeezing both molds and narrow mouths, and a method for sealing a soft synthetic resin container using the cap.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of repeating various experiments to solve the above problem, the present inventor, in a cap made of hard synthetic resin that is screwed into an opening above a thread of a soft synthetic resin container mouth, In order to contact and seal the mouth portion of the soft synthetic resin container, it was found that sealing can be performed with substantially the same torque as before without necessarily increasing the torque for screwing the cap, and the present invention was completed. That is, the present invention
(1) Opening above the thread of the container mouth made of soft synthetic resin based on low density polyethylene with a melting point of 98-120 ° C. and thermal conductivity of 0.20-0.33 W / (m · K) A lid on which a thin film made of low-density polyethylene having a melting point of 98 to 120 ° C. is placed and a metal thin plate is placed on the thin film, while a cylindrical cap body and an outer top surface of the cap body are covered A member is integrally connected by a hinge, and an outer top surface of the cap body is provided with a substantially pointed nozzle having a hole communicating with the inner top surface, and an annular top portion of the container mouth portion. As an injection-molded product of polypropylene having a melting point of 150 to 175 ° C. and a thermal conductivity of 0.147 to 0.167 W / (m · K), provided with an annular small protrusion on the inner top surface of the cap body corresponding to a flat surface Screw a hard synthetic resin cap into the container mouth, A sealing method for a soft synthetic resin container, characterized in that the thin film is depressed in an annular shape opposite to the small protrusions and welded to an annular flat surface at the top of the container mouth by wave induction heating.
(2) The method for sealing a soft synthetic resin container according to (1), wherein the thin film has a star-shaped decoration discharge hole.
It is.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a method for sealing a hard synthetic resin cap (also simply referred to as a cap) and a soft synthetic resin container (also simply referred to as a container) using the same will be described with reference to the drawings of the embodiments.
FIG. 1 is a cross-sectional explanatory diagram when the sealing member 6 shown in FIG. 5 is placed on the container mouth portion 2 and only the cap 4 of the present invention is screwed and no tightening torque is generated. FIG. 2 is a cross-sectional explanatory view showing a state before the high frequency induction heating to which the torque of FIG. 1 is applied. 3 is a partial cross-sectional explanatory view showing the state after high-frequency induction heating in FIG. 2, FIG. 4 is a partial cross-sectional view of the main part for explaining the sealing method during use of the present invention, and FIG. It is a perspective view shown.
[0008]
In this embodiment, the cap 4 is a polypropylene injection molded product having a melting point of 150 to 175 ° C. and a thermal conductivity of 0.147 to 0.167 W / (m · K).
In addition, the container used for the cap of the present invention is a low-density polyethylene having a melting point of 98 to 120 ° C. and a thermal conductivity of 0.20 to 0.33 W / (m · K), and an EVOH barrier layer inside. This is a blow molded product having a plurality of sandwich structures.
The cap 4 has an annular small protrusion 5 formed on the top surface of the cap so that it can be sealed. It is desirable that the small protrusion has a substantially right-angled tip. Further, the annular small protrusion may be single or double concentrically.
[0009]
Further, an annular step is provided between the inner top surface and the screw thread, and the seal member 6 shown in FIG. 5, that is, a structure in which the seal member laminated with synthetic resin on the aluminum thin plate 7 is placed after being fitted, and It has become.
Since the melting point of the container combined with the melting point of the material of the cap is different, the container and the seal member having a low melting point are easily melted by heating at the contact surface by high frequency induction heating, and the small protrusion provided on the cap. By pressing, it is possible to secure a sealing property and at the same time create a hollow mark 12 of the cap ring at the container mouth portion having a low melting point.
[0010]
【Example】
A star-shaped seal 11 was welded to the container mouth 2 using the cap 4 and the container by high-frequency induction heating using a seal member 6 of a star-shaped seal.
As a container and a hinge cap with a narrow mouth, a container and cap of QP half (trade name) 400 g product were used.
As a sealing member, the sheet welded to the container mouth is a laminate in which a low-density polyethylene having a melting point of 98 to 120 ° C. and a synthetic resin sheet disposed on the welding surface is laminated, and an aluminum thin plate is laminated on the cap side. It is preferably used because it has good sealing properties and is easy to use.
[0011]
By screwing the cap into the container, the seal member placed after fitting in the cap is pressed against the annular flat surface at the top of the container mouth, and the annular small protrusion formed on the top surface of the cap is The seal member is pressed with a small protrusion. In that state, when a high frequency is transmitted, the aluminum thin plate generates heat, the synthetic resin sealing member laminated on the thin plate is melted, and the annular flat surface at the top of the container mouth is softened or melted. An annular concave depression portion of the container corresponding to the annular small protrusion of the cap is formed at the same time as the sealing member is welded and melted along the annular shape of the small protrusion.
Since the aluminum thin plate 7 was removed at the time of use, the V groove 13 formed on the top surface of the container had an obtuse angle, and even a slight gap with the V-shaped small protrusion 5 of the cap at the time of use could be tightly closed.
[0012]
[Comparative example]
The container and the cap used the container and seal member of the example, and the cap was made of an injection molded product made of high-density polyethylene, the melting point was 120 to 140 ° C., and the thermal conductivity was 0.46 to 0.50 W / ( m · K) according to the example.
The cap was measured for each container, the sealed state, the torque at the time of opening, and the leak angle. The measurement results are as shown in Table 1.
In Table 1, the opening torque represents the opening torque when the tightening torque was 10 kgf · cm, and the leak angle was confirmed to be sealed.
The sealed state was confirmed by pushing the container and screwing the cap in a state where the upper surface of the contents was slightly pushed up, creating a negative pressure in the container, and confirming that the upper surface of the contents did not drop.
The same method was used for both the examples and comparative examples, and the torque was measured using Tohnichi Model: 2-OT.
[0013]
[Table 1]

[0014]
The small annular protrusion provided on the inner top surface of the polypropylene cap pressed the seal member and welded it, but its tip was only slightly deformed. A V-shaped recess was formed at the top of the corresponding container mouth.
On the other hand, the small annular protrusion provided on the inner top surface of the polyethylene cap pressed the sealing member against the top of the container mouth and heated it, so that the star-shaped seal was surely welded. The tip of the annular small protrusion that pressed the seal member was deformed.
In the cap of the present invention, since the nozzle is formed, the distance of the aluminum thin plate that generates heat from the seal member can be separated from the high-frequency transmitting portion, but it is estimated that the heat generation at the peripheral portion of the aluminum thin plate has occurred effectively. This device can be used almost as it is.
[0015]
【The invention's effect】
As described above, according to the hard synthetic resin cap of the present invention, it is possible to squeeze in two ways, a narrow mouth and a star shape, and when combined with a soft synthetic resin container, it has high sealing performance within the opening and closing torque of the conventional cap. You can get a product. Further, according to the sealing method of the soft synthetic resin container using the hard synthetic resin cap of the present invention, it is provided with a hinge cap capable of drawing a line by opening the narrow mouth lid, and the star-shaped sheet is subjected to high frequency dielectric heating. The welded product can be manufactured using conventional equipment.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional explanatory diagram when torque is not generated when the seal member shown in FIG. 5 is placed in a container mouth and the cap of the present invention is screwed together.
FIG. 2 is an explanatory cross-sectional view showing a state where torque is applied to FIG.
3 is a cross-sectional explanatory view showing a state after high-frequency induction heating in FIG. 2. FIG.
FIG. 4 is a cross-sectional perspective view of an essential part for explaining a sealing method during use of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing a seal member.
[Explanation of symbols]
2 Container mouth 3 Top 4 of container mouth 4 Cap 5 Small annular protrusion 6 Seal member 7 Aluminum thin plate 8 Synthetic resin film (thin film)
9 Pull knob 10 Nozzle 11 Star-shaped seal 12 Recessed ring mark 13 V groove

Claims

Melting point ninety-eight to one hundred and twenty ° C., a melting point in the opening of the screw mountain side of the soft synthetic resin container opening the low-density polyethylene as a base material for thermal conductivity 0.20~0.33W / (m · K) A thin film made of low-density polyethylene at 98 to 120 ° C. is placed and a metal thin plate is placed on the thin film, while a cylindrical cap body and a lid member that covers the outer top surface of the cap body are hinged The cap main body has a substantially pointed nozzle on the outer top surface of the cap main body, and a hole leading to the inner top surface, and corresponds to the annular flat surface at the top of the container mouth. Hard synthetic resin as an injection-molded product of polypropylene having a melting point of 150 to 175 ° C. and a thermal conductivity of 0.147 to 0.167 W / (m · K), provided with an annular small protrusion on the inner top surface of the cap body Screw the cap made into the container mouth, high frequency induction A method for sealing a soft synthetic resin container, comprising: heating, causing the thin film to be depressed in an annular shape on an annular flat surface at the top of the container mouth, facing the small protrusions, and welding.

The method for sealing a soft synthetic resin container according to claim 1, wherein the thin film has a star-shaped decoration discharge hole.