JP4147956B2 - 常備灯 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、停電時など使用する常備灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より壁に固定された保持台を有し、保持台に設けられた支持板兼絶縁板を電池ケース内に挿入することにより常備灯を支持するとともに、通電を遮断してライトを消灯させ、使用時に保持台から取外すことにより支持板兼絶縁板が電池ケース内から開放され通電して自動的にライトが点灯する構成としたものがあった。
【0003】
また、ライト部に2ヶ所の接点を有し、一方をバネによる前後の摺動により開閉され、壁に固定された場合にはランプ部が後方に押圧することにともないランプ部の接点が開放されライトを消灯させ、壁から取り外した場合には、バネによりランプ部が前方に突出されることにともない接点が短絡されライト部が点灯し、もう一方はスライドスイッチにより開閉され、壁から取り外した場合にライトの点灯および消灯をスライドスイッチによりさせるものであった(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
実公平8−6321号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
支持板兼絶縁板により消灯を保持する構成では、一旦保持台から取り外すと、安全上消灯できない構造としているため、消灯させるにはその都度保持台に支持させなければならないという煩わしさを有するとともに、点灯したまま放置されることがあるため電池の消耗が早く、家庭用として使用するには使い勝手が悪いという課題を有するものであった。
【0006】
また、バネおよびスライドスイッチの接点開閉によりライトの点灯および消灯を行う構成では、常備灯としてセットする際にスライドスイッチを入にしてセットを行わなければならない煩わしさと、スライドスイッチを切のままでセットした場合には、常備等を取り外しても点灯しないという課題があった。
【0007】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、保持台に携帯電灯を挿入している状態ではライト部が必ず消灯し、保持台から取り出した際にはライト部が必ず点灯し、また、携帯電灯を取り出した状態では、タクトスイッチを押すことによりライト部の点灯および消灯ができるようにして、常備灯としてセットする際のスイッチ操作の煩わしさがなく、保持台から取り出した際の不点灯をなくした使い勝手のよい常備灯を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明請求項1記載の常備灯は次のような構成になる。
【0009】
電池と、ライト部と、マグネットの磁力により動作するリードスイッチと、タクトスイッチと、前記タクトスイッチの入力信号を検出し信号を出力するスイッチ制御部と、前記スイッチ制御部と、前記リードスイッチの動作を入力し前記ライト部への出力信号を制御する出力制御部を有する携帯電灯と、前記リードスイッチと接するマグネットを有し、前記携帯電灯を開口部に挿入して保持する保持台とを備え、前記携帯電灯を前記保持台から取り出すことで、前記マグネットから前記リードスイッチが離れたことを前記出力制御部が入力され、前記出力制御部が前記ライト部に点灯信号を出力し、前記ライト部を点灯させ、前記携帯電灯を前記保持台に挿入することで、前記マグネットに前記リードスイッチをが近づいたことを前記出力制御部が入力され、前記出力制御部が前記ライト部に消灯信号を出力し、前記ライト部を消灯させ、前記携帯電灯を前記保持台から取り出した状態においては、前記タクトスイッチを押すことにより、前記スイッチ制御部が入力信号を検出して前記出力制御部に信号を出力し、前記出力制御部が前記信号を入力して、前記出力制御部が出力している信号と反転させた信号を出力して、前記ライト部を点灯および消灯させる。
【0010】
また、本発明の請求項2記載の常備灯は、前記携帯電灯を前記保持台から取り出し、前記スイッチ制御部および前記出力制御部の入出力信号がオン・オフ状態において、前記携帯電灯を前記保持台に挿入した時は、前記出力制御部は消灯信号を出力して、ライト部を消灯させ且つ前記携帯電灯を前記保持台から取出した時は、出力制御部が点灯信号を出力して、ライト部を点灯できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
【0012】
図1(a)、(b)、(c)は、実施形態に係る常備灯の全体構成を示すもので、(a)は携帯電灯の正面図、(b)は保持台の正面図、(c)は携帯電灯を保持台にセットした時の断面図である、携帯電灯1は頭部にライト部2と、底部にリードスイッチ5と、タクトスイッチ6と、前記ライト部2と、前記リードスイッチ5と、前記タクトスイッチ6のエッジ信号を入力し前記ライト部2へ信号を出力する制御部7とを有する電池蓋部8と、電池を収納する電池ケース部11からなる。ライト部2にはLED3と球面又は非球面形状の凸レンズ4を有し、前記LED3の任意位置の断面を前記凸レンズ4により結像させ投射することにより、出力光の不均一分布が解消され、高効率で且つ均一な光強度分布となる構成としている。電池ケース部11は、円筒形状であり、中心部付近に端子部9を配置し、外周近辺に端子部10が配置していることにより、端子の逆接を防止する構造としており、前記端子部9と、前記端子部10によりライト部と、電池蓋部8とは電気的に接続されている。
【0013】
保持台12は前記携帯電灯1が挿入できるようにされた開口部14と、前記携帯電灯1が前記開口部14に挿入された場合にリードスイッチ5の真下に配置されるようにしたマグネット13を有し、図1(c)のような状態においては前記マグネット13の磁力により、前記リードスイッチ5の接点が短絡された状態で保持されている。
【0014】
図2は前記携帯電灯1を構成するブロック図の一例であり、図3は実施形態の操作および入出力信号を示すタイミングチャート図の一例である。図2において制御部7はタクトスイッチ6のOFFからONになる立ち上がりエッジ信号を検出し反転信号を出力するスイッチ制御部7aと、前記反転信号とリードスイッチ5からの信号を入力しライト部2に点灯または消灯信号を出力する出力制御部7bとから構成されている。
【0015】
電池15から電力が供給され、前記携帯電灯1が前記保持台12に挿入されている状態において、マグネット13の磁力によりリードスイッチ5の接点が短絡され、前記リードスイッチの短絡信号を出力制御部7bが入力することにより、前記制御部7bがライト部2に消灯信号を出力し、ライト部2を消灯させる。
【0016】
次に、携帯電灯1を保持台12から取り出した状態において、マグネット13の磁力により短絡状態であったリードスイッチ5が開放され、前記リードスイッチの開放信号を出力制御部7bが入力することにより、前記制御部7bがライト部2に点灯信号を出力し、前記ライト部2を点灯させる。
【0017】
携帯電灯1を保持台12から取り出し前記ライト部2が点灯している状態において、タクトスイッチ6を押すことにより、スイッチ制御部7aが前記タクトスイッチ6のOFFからONになる立ち上がりエッジ信号を検出し反転信号を出力する。前記反転信号を出力制御部7bが入力することにより、前記出力制御部7bが出力していた点灯信号が反転され消灯信号をライト部2に出力し、前記ライト部2を消灯させる。前記ライト部2が消灯状態において、タクトスイッチ6を押すことにより、スイッチ制御部7aが前記タクトスイッチ6のOFFからONになる立ち上がりエッジ信号を検出し反転信号を出力する。前記反転信号を出力制御部7bが入力することにより、前記出力制御部7bが出力していた消灯信号が反転され点灯信号をライト部2に出力し、前記ライト部2を点灯させる。
【0018】
スイッチ制御部7aから出力される反転信号の有無および出力制御部7bの出力信号がいかなる状態にあっても、携帯電灯1を保持台12に挿入した場合には、前記出力制御部7bはリードスイッチ5からの短絡信号のみを入力して、ライト部2へ消灯信号を出力し、前記ライト部を消灯させ、前記携帯電灯1を前記保持台12から取り出した場合には、前記出力制御部7bはリードスイッチ5からの開放信号のみを入力して、ライト部2へ点灯信号を出力し、前記ライト部を点灯させる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明の常備灯によれば、保持台から携帯電灯を抜き差しするだけでライト部を点灯および消灯させることができ、煩わしい取り付け時の操作はなく、また取り付け時のセットミスによる不点灯もない。さらに、携帯電灯として使用する際もスイッチを押すだけで点灯および消灯ができるとともに、貫通孔部がないため防水構造にでき、野外でも使い勝手のよい常備灯を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の常備灯の携帯電灯の正面図
(b)本発明の常備灯の保持台の正面図
(c)本発明の常備灯と保持台をセットした時の構成を示す断面図
【図2】本発明の常備灯を構成するブロック図
【図3】本発明の常備灯のタイミングチャート
【符号の説明】
1 携帯電灯
2 ライト部
3 LED
4 凸レンズ
5 リードスイッチ
6 タクトスイッチ
7 制御部
7a スイッチ制御部
7b 出力制御部
8 電池蓋部
9 端子部
10 端子部
11 電池ケース部
12 保持台
13 マグネット
14 開口部
15 電池
Claims (2)
- 電池を電源とし、ライト部と、マグネットの磁力により動作するリードスイッチと、タクトスイッチと、前記タクトスイッチの入力信号を検出し信号を出力するスイッチ制御部と、前記スイッチ制御部と、前記リードスイッチの動作を入力し前記ライト部への出力信号を制御する出力制御部を有する携帯電灯と、前記リードスイッチと接するマグネットを有し、前記携帯電灯を開口部に挿入して保持する保持台とを備え、前記携帯電灯を前記保持台から取り出すことで、前記マグネットから前記リードスイッチが離れたことを前記出力制御部が入力され、前記出力制御部が前記ライト部に点灯信号を出力し、前記ライト部を点灯させ、前記携帯電灯を前記保持台に挿入することで、前記マグネットに前記リードスイッチが近づいたことを前記出力制御部が入力され、前記出力制御部が前記ライト部に消灯信号を出力し、前記ライト部を消灯させ、前記携帯電灯を前記保持台から取り出した状態においては、前記タクトスイッチを押すことにより、前記スイッチ制御部が入力信号を検出して前記出力制御部に信号を出力し、前記出力制御部が前記信号を入力して、前記出力制御部が出力している信号と反転させた信号を出力して、前記ライト部を点灯および消灯させるように構成したことを特徴とする常備灯。
- 前記携帯電灯を前記保持台から取り出し、前記スイッチ制御部および前記出力制御部の入出力信号がオン・オフ状態において、前記携帯電灯を前記保持台に挿入した時は、前記出力制御部は消灯信号を出力して、ライト部を消灯させ且つ前記携帯電灯を前記保持台から取出した時は、出力制御部が点灯信号を出力して、ライト部を点灯させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の常備灯。
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JP2004235008A JP2004235008A (ja) | 2004-08-19 |
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