JP2007012492A - ランプの点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ランプの交換時における電子部品の破損を防止することができるランプの点灯装置を提供すること。
【解決手段】 回路に対し電気的に接続又は切断自在となるようにランプ5を着脱自在に保持する本体部6と、この本体部6に着脱自在とされ、ランプ5の照明光を透過させながらランプ5を被覆するカバー7とを備え、本体部6には、カバー7を本体部6から離脱する動作に応じて前記回路を開放する一方、カバー7を本体部6に装着する動作に応じて前記回路を閉鎖するスイッチ部材11が設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ランプの点灯装置に関するものである。
前記点灯装置としては、例えば、特許文献1に開示されるルームランプの点灯装置が知られている。この点灯装置は、ランプが装着されるケースと、前記ランプを覆うカバーレンズと、前記ランプのON/OFFを切り換える(ランプに対する電力の供給/供給停止を切り換える)スイッチとを備えている。前記ケースは、相対向する一対の端子間で、ランプと各端子とを電気的に接続しながら当該ランプを挟持するようになっている。
特開平10−194041号公報
この種の点灯装置では、ランプがカバーレンズに覆われているので、前記カバーレンズを外した上でランプを交換する必要がある。このとき、各端子は、ランプの両電極に電気的に接続すべく導体部分が露出しているので、スイッチをONにしたまま交換作業を行った場合にドライバー等の工具によって各端子同士が短絡し易く、これにより回路内に過電流が生ずるおそれがあった。
特に近年では、前記スイッチだけでなくランプに対する通電制御を行う電子部品(例えば、トランジスタ)を含む点灯装置もあり、このような電子部品は過電流に弱く破損し易いため、その保護が重要となる。
なお、従来は、回路中にヒューズを設け、過電流発生時にこのヒューズが溶断することにより大電流が流れ続けるのを阻止することが行われているが、電子部品が過電流に弱い特性を有することもあり、前記電子部品がヒューズの溶断よりも早く破損してしまうおそれもある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ランプの交換時における電子部品の破損を防止することができるランプの点灯装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、電源に接続される回路と、この回路を介して相互に接続されるランプ及び電子部品と、この電子部品による前記ランプへの通電制御を実行する制御部とを有するランプの点灯装置であって、前記ランプを着脱自在に保持するとともに、このランプが装着された状態で当該ランプを前記回路に接続する端子対を有する本体部と、この本体部に着脱自在とされ、その装着状態で前記ランプの照明光を透過させながら当該ランプを被覆する被覆部とを備え、前記本体部には、前記被覆部を本体部から脱離する動作に応じて前記回路を開放する一方、前記被覆部を本体部に装着する動作に応じて前記回路を閉鎖するスイッチ部材が設けられていることを特徴とするランプの点灯装置を提供する。
本発明によれば、ランプを交換するのに際して当該ランプを被覆する被覆部を本体部から脱離させることが必要になるが、この被覆部の脱離動作に応じてスイッチ部材により回路が開放されるので、この時点で電子部品に対する電力供給が確実に停止されることになる。
したがって、本発明では、前記電子部品による通電制御が実行されている期間中であっても、ランプの交換時には必ず電子部品への電力供給を停止させることができるので、ランプの交換時に回路が短絡しても電子部品に過電流が生じることなく当該電子部品の破損を確実に防止することができる。
前記回路を開閉させるための具体的態様としては、前記スイッチ部材は、一対の接点を備え、これら接点は、前記被覆部を本体部に装着することにより互いに電気的に接続される一方、前記被覆部を本体部から離脱することにより互いに電気的に切断されるように構成することができる。
この構成によれば、被覆部の着脱動作に応じて接点同士を電気的に接続又は切断することにより前記回路を開閉することができる。
前記各接点は、前記本体部に対する被覆部の着脱方向に沿って相対向している一方、前記被覆部には、前記着脱方向に沿って前記本体部側へ延びる押圧片が突設されており、前記被覆部の着脱動作に応じて前記押圧片によって各接点が相対的に接離することにより前記回路が開閉されるようにすることができる。
この構成によれば、被覆部に形成された押圧片及びスイッチ部材の接点といった比較的簡易的な構成で回路の開閉機能を実現することができる。
前記本体部に対するランプの着脱機構については特に限定されることはないが、前記本体部には、前記回路の一部を構成する一対の接続端子が相対向して設けられ、これら接続端子の間に前記ランプを挟持させることにより、当該ランプの両電極と各接続端子とがそれぞれ電気的に接続されることが好ましい。
この構成によれば、各接続端子の間でランプを挟持させることにより前記回路とランプとを電気的に接続することができるので、当該ランプの着脱作業を容易に行うことができる。一方、前記各接続端子は、ランプの両電極と接続するために、相対向する面に導体部分を露出させる必要があるので、ランプの交換作業の際にはこれら両接続端子同士が電気的に接続される可能性が高くなるが(例えば、ドライバーが両接続端子に接触する場合)、前記スイッチ部材により被覆部の脱離動作に応じて回路が開放されるので短絡が生じることはなく、その結果、前記ランプの着脱作業の容易性と接続端子同士の短絡防止とを両立させることができる。
前記通電制御の内容は特に限定されるものではないが、前記制御部は、所定の消灯条件が成立した場合に前記電子部品を制御して前記電源による電力供給量を調整することにより前記ランプを徐々に暗くして消灯する通電制御を実行することが好ましい。
この構成によれば、所定の消灯条件が成立した後にランプを徐々に暗くして消灯する、いわゆる、イルミネーションコントロールを実行することができる。このイルミネーションコントロールの実行期間中においてランプがほとんど点灯していない状態では、実際にはランプへの電力供給が行われているにもかかわらず電力供給が停止されているものと誤認して使用者がランプ交換を行うことも想定されるが、前記構成においては、スイッチ部材により被覆部の脱離動作に応じてランプへの電力供給が強制的に停止されるので、イルミネーションコントロールの実行期間中であっても電子部品の破損を確実に防止することができる。
前記点灯装置の適用対象は特に限定されることはなく、例えば、前記ランプが車両の室内に設けられているとともに、前記車両のドアの開閉状態を検出する検出部材をさらに備え、前記制御部は、前記検出部材によりドアの閉塞が検出された場合に、前記電子部品を制御して前記電源による電力供給量を調整することにより前記ランプを徐々に暗くして消灯するように構成することもできる。
この構成によれば、ドアを閉塞してもしばらくの間はランプが点灯しているので、乗員は、ドアの閉塞とともにランプが消灯する場合よりもゆとりをもって車両の乗降をすることができる。
ランプの交換時における電子部品の破損を防止することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る点灯装置を示す回路構成図である。図2は、図1に示すルームランプにおいてカバーが閉じられた状態を示す、(a)は外観斜視図、(b)は要部断面図である。図3は、図1に示すルームランプにおいてカバーが開けられた状態を示す、(a)は外観斜視図、(b)は要部断面図である。
図1〜図3を参照して、本実施形態に係る点灯装置1は、車室内に設けられたルームランプ2を、ドアセンサ27の検出結果に応じてECU3により通電制御しながら照明させるものである。
具体的に、点灯装置1は、バッテリ(電源)4に電気的に接続されたルームランプ2、ECU3、ヒューズ26及びドアセンサ(検出部材)27を備えている。以下の説明では、まず、このルームランプ2の具体的構成について説明する。
ルームランプ2は、ランプ5を着脱自在に保持する本体部6と、この本体部6に着脱自在とされ、前記ランプ5の照明光を透過させながら当該ランプ5を被覆するカバー(被覆部)7とを備えている。
本体部6は、平面視略長方形の有底容器状とされた格納部8と、この格納部8の底部に配索されたバスバー片9と、前記格納部8の短辺に沿って設けられたスライドスイッチ10とを備えている。なお、以下の説明では、前記格納部8の長手方向においてスライドスイッチ10が設けられている側を仮に後方とし、格納部8の幅方向を仮に左右方向として説明する。
バスバー片9は、前後方向に延びる第1片9aと、この第1片9aの前端部から左右方向に延びるとともに後方へ曲がるL字状の第2片9bと、この第2片9bの後方に配置され、前後方向に延びる第3片9cとを備えている。
第1片9aの前端部は、第2片9bの左端部と重なるように配設されているが、厚み方向に2回、階段状に屈曲されていることにより、第2片9bの左端部に対し上方に離間して配置されている。本実施形態では、第1片9a及び第2片9bが、カバー7の着脱に応じてON/OFFするスイッチ部材11の一例を構成している。
すなわち、前記カバー7は、前記格納部8の平面形状に対応して略長方形とされた有底容器状とされ、その開口と格納部8の開口とを付き合わせるようにして当該格納部8に対して着脱できるようになっている。具体的に、カバー7は、左右に突出する一対の係合爪7a(図3では1つ示している)を備え、これら係合爪7aが格納部8の図略の係合穴に対し着脱自在に係合するようになっている。
さらに、カバー7には、その天面(底部)から格納部8側へ突出する押圧片7bが前記スイッチ部材11に対応する位置に設けられている。この押圧片7bは、図2に示すように、カバー7を格納部8に装着することにより前記第1片9aを押圧して当該第1片9aと第2片9bとを当接させる(電気的に接続させる)ことができるように、その長さ寸法が設定されている。したがって、図3に示すように、カバー7を格納部8から脱離させた場合には、前記カバー7を格納部8から脱離させることに応じて押圧片7bが第1片9aから離間すると、当該第1片9aが板ばねとして機能して弾性復帰することにより当該第1片9aと第1片9bとが離間する(電気的に切断される)ことになる。
一方、第2片9b及び第3片9cは、それぞれの前後近接端(第2片9bの後端及び第3片9cの前端)が厚み方向直角に屈曲され、これら屈曲された端部が前後方向に相対向する接続端子9d及び9eとされている。そして、これら接続端子9dと9eとの間にランプ5を装着することにより、当該ランプ5は、その両電極5aと各接続端子9d及び9eとがそれぞれ電気的に接続されながら前記格納部8内に保持されることになる。
スライドスイッチ10は、左右一列に並ぶ4つの接点a、b、c、dと、これら接点a〜dのうち隣り合う2つのものを電気的に接続させるスライダ12とを備えている。
接点aは、他の部材に電気的に接続されることなく、それ自体で終端している。接点bは、配線14を介してECU3に接続されている。接点cは、前記第3片9cと接続されている。接点dは、配線15を介して接地されている。
本実施形態において、スライダ12は、接点aとbとを接続するOFF位置、接点bとcとを接続するDoor位置及び、接点cとdとを接続するON位置の間でスライド自在とされている。
次に、ECU3の具体的構成について電気的な接続態様を交えて説明する。
ECU3は、制御部16と、この制御部16によってランプ5に対する通電制御が実行されるトランジスタ17とを備えている。
制御部16は、周知のCPU等からなる演算手段であり、配線18を介して前記バッテリ4の正極に接続されている一方、配線19、20及び21を介して接地されていることにより、前記バッテリ4からの電力供給を受けて駆動する。
また、制御部16は、配線22及び23を介してドアセンサ27と接続され、このドアセンサ27の検出結果に応じてトランジスタ17のベース17aに電荷を付与することにより後述する通電制御を実行するようになっている。
すなわち、ドアセンサ27は、接地された配線24と前記配線23との間に設けられたスイッチにより構成され、このスイッチがONとされ両配線23、24間に通電が生じた場合に前記制御部によって車両のドアが開放されたことが検知されるようになっている。
トランジスタ17は、そのコレクタ17bが配線25を介して前記配線14に接続されている一方、そのエミッタ17cが前記配線20を介して接地されている。
以下、前記スライドスイッチ10の切換操作に応じた、ルームランプ2、ECU3及びバッテリ4の電気的な接続関係について説明する。
スライダ12をOFF位置へスライド操作した場合、ランプ5に接続された接点cがそれ自体で終端した状態となるので、バッテリ4の電力は、ランプ5には供給されない状態となる。
一方、前記スライダ12をDoor位置へスライド操作した場合(図6参照)、点灯装置1には以下の回路が形成され、この回路を介して前記バッテリ4の電力がランプ5に供給されることになる。
すなわち、前記回路は、バッテリ4を接地する配線29と、バッテリ4の正極とヒューズ26の一方の極とを接続する配線30と、ヒューズ26の他方の極と前記配線18とを接続する配線31と、この配線31から分岐して前記バスバー片9の第1片9aに接続する配線32と、前記バスバー片9と、前記スライドスイッチ10と、前記配線14と、前記配線25と、トランジスタ17(チャネル)と、前記配線20と、前記配線21とによって構成されたものである。
また、前記スライダ12をON位置へスライド操作した場合には、前記接点cと配線15を介して接地された接点dとが接続されるので、前記バッテリ4の電力がランプ5に供給される。
そして、前記点灯装置1は、前記スライダ12のスライド位置に応じて、図4に示すような態様でランプ5を点灯させる。
スライダ12がOFF位置にある場合には、ランプ5を常時消灯する。
スライダ12がDoor位置にある場合には、前記制御部16によりドアセンサ27の検出結果に応じた制御が実行される。つまり、ドアセンサ27のうち少なくとも1つがONとされると(少なくとも1つのドアが開放されると)、前記トランジスタ17を通電状態としてランプ5を点灯させる。
一方、すべてのドアセンサ27がOFFとされると(全てのドアが閉鎖されると:消灯条件)、図5に示すように、その時点t0から前記制御部16により以下の制御が実行される。すなわち、前記時点t0から所定時間の間(時点t1までの間)はそのままトランジスタ17の通電状態が維持され、図略のタイマにより前記所定時間が経過したことが判定されると(時点t1が到来したと判定されると)、ベース17aへの電流の供給を徐々に低減することによりランプ5への電力供給を少なくして当該ランプ5を徐々に暗くして消灯する(時点t2)、いわゆるイルミネーションコントロールが実行される。
再び図4を参照して、スライダ12がON位置にある場合には、ランプ5を常時点灯する。
以下、前記点灯装置1のルームランプ2におけるランプ5の交換作業について、図1、図2、図3及び図6を参照して説明する。なお、ここでは、スライダ12がDoor位置にあるものとして説明する。
使用時の状態(交換前の状態)においては、図2に示すようにカバー7が格納部8に装着されている。この状態においては、カバー7の押圧片7bにより第1片9aと第2片9bとが当接した状態、すなわち、図6の(a)に示すようにスイッチ部材11がONの状態とされている。
交換作業に際しては、まず、図3に示すように、ランプ5を被覆するカバー7を格納部8から脱離させる。これにより、カバー7の押圧片7bが第1片9aから離間することにより、当該第1片9aが第2片9bから弾性的に離間復帰して、図6の(b)に示すように前記スイッチ部材11がOFFの状態とされる。これにより、前記回路が開放され、ランプ5への電力供給が停止されることになる。
次いで、ランプ5を両接続端子9d及び9eの間から取り外すとともに代えのランプ5を両接続端子9d及び9eの間に装着する。この際、両接続端子9d及び9eの導体部分(本実施形態では全体が金属片とされている)が露出されているので、これら接続端子9d及び9eの間にドライバー等が接触する等の事態が生じ易くなるが、接触した場合でも、前記ようにカバー7の脱離時点で回路が開放されているので、当該回路に通電が生ずることはない。
そして、代えのランプ5を装着した後、再びカバー7を格納部8に装着する。これにより、図6の(a)に示すように、スイッチ部材11がONとなり回路が閉鎖されることになる。
なお、前記の説明ではスライダ12がDoor位置にある場合について説明したが、スライダ12がON位置にある場合であっても、前記スイッチ部材11は、ランプ5の交換時に好適に機能する。
すなわち、図1を参照して、スライダ12がON位置にあり、かつ、各接続端子9d及び9e同士が短絡すると、前記スイッチ部材11がない場合には、前記ヒューズ26が溶断することにより通電が防止されるが、前記点灯装置1のようにスイッチ部材11を設けた場合、カバー7を脱離した時点でランプ5に対する電力供給が停止されるので、前記ヒューズ26を溶断させることなく通電を防止することができる。
以上説明したように、前記点灯装置1によれば、ランプ5を交換するのに際して当該ランプ5を被覆するカバー7を本体部6から脱離させることが必要になるが、このカバー7の脱離動作に応じてスイッチ部材11により回路が開放されるので、この時点でトランジスタ17に対する電力供給が確実に停止されることになる。
したがって、前記点灯装置1では、トランジスタ17による通電制御(イルミネーションコントロール)が実行されている期間中(図5のt0〜t2の期間)であっても、ランプ5の交換時には必ずトランジスタ17への電力供給を停止させることができるので、ランプ5の交換時に回路が短絡してもトランジスタ17に過電流が生じることなく当該トランジスタ17の破損を確実に防止することができる。
イルミネーションコントロールを実行するようにした前記点灯装置1では、イルミネーションコントロールの実行期間中(図5のt0〜t2)においてランプ5がほとんど点灯していない状態において、実際にはランプ5への電力供給が行われているにもかかわらず電力供給が停止されているものと誤認して使用者がランプ5の交換作業を行うことも想定されるが、前記点灯装置1によれば、スイッチ部材11によりカバー7の脱離動作に応じてランプ5への電力供給が強制的に停止されるので、イルミネーションコントロールの実行期間中であってもトランジスタ17の破損を確実に防止することができる。
また、前記点灯装置1では、カバー7の押圧片7bにより第1片9aと第2片9bとを接離させることにより回路の開閉を行うようにしているので、比較的簡易的な構成で回路の開閉機能を実現することができる。
なお、前記実施形態では、第1片9aと第2片9bとを上下に接離させることにより、回路の開閉を行うようにしているが、この回路開閉機構については特に限定されるものではない。例えば、第1片9aと第2片9bとを互いに前後又は左右方向に離間した状態で配設するとともに前記押圧片7bを導電性材料により形成し、前記カバー7を本体部6に装着する動作に応じて、両片9a、9bの間に導電性を有する押圧片7bを挟持させる、又は両片9a、9b上に跨るように押圧片7bを配置することにより、両片9a及び9bを電気的に接続する構成とすることもできる。
そして、前記点灯装置1のように、相対向する接続端子9dと9eとの間にランプ5を挟持させるように構成することにより、当該ランプ5の着脱作業を容易に行うことができる。一方、各接続端子9d及び9eは、ランプ5の両電極5aと接続するために、相対向する面に導体部分を露出させる必要があるので、ランプ5の交換作業の際にはこれら両接続端子9d及び9e同士が電気的に接続される可能性が高くなるが、前記スイッチ部材11によりカバー7の脱離動作に応じて回路が開放されるので短絡が生じることはなく、その結果、ランプ5の着脱作業の容易性と接続端子9d及び9e同士の短絡防止とを両立させることができる。
また、前記実施形態のように点灯装置1を車両に設けることにより、ドアを閉塞してもしばらくの間はランプ5を点灯させておくことができるので、乗員は、ドアの閉塞とともにランプ5が消灯する場合よりもゆとりをもって車両の乗降をすることができる。
なお、点灯装置1は、車両に搭載されることに限定されず、例えば、照明スタンド等に採用することも可能である。
また、前記実施形態では、トランジスタ17をイルミネーションコントロール用に配設しているが、トランジスタ17の役割は、限定されるものではなく、例えば、ランプ5に対する電力供給又は供給停止を実行するスイッチとしての機能を果たすものであってもよい。
さらに、前記実施形態では、電子部品の一例としてトランジスタを例に挙げているが、電子部品は、通電制御を実行することができるものであれば特に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る点灯装置を示す回路構成図である。 図1に示すルームランプにおいてカバーが閉じられた状態を示す、(a)は外観斜視図、(b)は要部断面図である。 図1に示すルームランプにおいてカバーが開けられた状態を示す、(a)は外観斜視図、(b)は要部断面図である。 図1に示す制御部による制御内容を示す表である。 図4に示すイルミネーションコントロールの態様を示すグラフである。 ランプ交換時のルームランプの状態を示す回路図であり、(a)はスイッチ部材が閉鎖している状態、(b)はスイッチ部材が開放している状態をそれぞれ示している。
符号の説明
1 点灯装置
4 バッテリ
5 ランプ
5a 両電極
6 本体部
7 カバー(被覆部)
7b 押圧片
9 バスバー片
9d 接続端子
9e 接続端子
10 スライドスイッチ
11 スイッチ部材
16 制御部
17 トランジスタ
26 ヒューズ
27 ドアセンサ
28 回路

Claims (6)

  1. 電源に接続される回路と、この回路を介して相互に接続されるランプ及び電子部品と、この電子部品による前記ランプへの通電制御を実行する制御部とを有するランプの点灯装置であって、
    前記ランプを着脱自在に保持するとともに、このランプが装着された状態で当該ランプを前記回路に接続する端子対を有する本体部と、
    この本体部に着脱自在とされ、その装着状態で前記ランプの照明光を透過させながら当該ランプを被覆する被覆部とを備え、
    前記本体部には、前記被覆部を本体部から脱離する動作に応じて前記回路を開放する一方、前記被覆部を本体部に装着する動作に応じて前記回路を閉鎖するスイッチ部材が設けられていることを特徴とするランプの点灯装置。
  2. 前記スイッチ部材は、一対の接点を備え、これら接点は、前記被覆部を本体部に装着することにより互いに電気的に接続される一方、前記被覆部を本体部から離脱することにより互いに電気的に切断されることを特徴とする請求項1に記載のランプの点灯装置。
  3. 前記各接点は、前記本体部に対する被覆部の着脱方向に沿って相対向している一方、前記被覆部には、前記着脱方向に沿って前記本体部側へ延びる押圧片が突設されており、前記被覆部の着脱動作に応じて前記押圧片によって各接点が相対的に接離することにより前記回路が開閉されることを特徴とする請求項2に記載のランプの点灯装置。
  4. 前記本体部には、前記回路の一部を構成する一対の接続端子が相対向して設けられ、これら接続端子の間に前記ランプを挟持させることにより、当該ランプの両電極と各接続端子とがそれぞれ電気的に接続されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のランプの点灯装置。
  5. 前記制御部は、所定の消灯条件が成立した場合に前記電子部品を制御して前記電源による電力供給量を調整することにより前記ランプを徐々に暗くして消灯することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のランプの点灯装置。
  6. 前記ランプが車両の室内に設けられているとともに、前記車両のドアの開閉状態を検出する検出部材をさらに備え、前記制御部は、前記検出部材によりドアの閉塞が検出された場合に、前記電子部品を制御して前記電源による電力供給量を調整することにより前記ランプを徐々に暗くして消灯することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のランプの点灯装置。
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