JP4147463B2 - Minute dimension measurement method - Google Patents

Minute dimension measurement method Download PDF

Info

Publication number
JP4147463B2
JP4147463B2 JP2002251036A JP2002251036A JP4147463B2 JP 4147463 B2 JP4147463 B2 JP 4147463B2 JP 2002251036 A JP2002251036 A JP 2002251036A JP 2002251036 A JP2002251036 A JP 2002251036A JP 4147463 B2 JP4147463 B2 JP 4147463B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measurement
mark
dimension
distance
measurement object
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002251036A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2003329433A (en
Inventor
浩司 岡
昭夫 伊藤
護俊 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002251036A priority Critical patent/JP4147463B2/en
Publication of JP2003329433A publication Critical patent/JP2003329433A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4147463B2 publication Critical patent/JP4147463B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直上からの観測が困難な微小な物体、例えばハードディスクドライブ(hard disk drive:HDD)に於ける書き込みヘッドの磁極幅を高精度で計測したい場合などに適用して好適な微小寸法計測方法に関する。
【0002】
図17はHDDに於ける書き込みヘッドの磁極を表す要部斜面図であり、図に於いて、1はベース、2は下部磁極、3はギャップを生成させる絶縁体、4は上部磁極、Hは磁極の高さ、W1は下部磁極の下幅、W2は上部磁極の下幅、Gはギャップ(絶縁体の厚さ)をそれぞれ示している。尚、図示の磁極に於いて、磁極の高さHは5〔μm〕、上部磁極の下幅W2は0.5〔μm〕、ギャップGは0.2〔μm〕である。
【0003】
図示のような微小物体の計測は、通常、走査電子顕微鏡(scanning electron microscopy:SEM)を用いて行うのであるが、書き込みヘッドの磁極の場合、図から明らかなように、逆台形をなしている為、直上から俯瞰したSEM観測で下部磁極の下幅W1を計測することは不可能である。
【0004】
従って、従来、下部磁極の下幅W1を計測するには、集束イオン・ビーム(focused ion beam:FIB)装置などで磁極を加工、即ち、切断してからSEM観測で計測を行う必要があり、従って、
▲1▼ 破壊計測になる。
▲2▼ FIBに依る加工に時間を要する。
などの問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では、微小物体を、しかも、直上から俯瞰しても見えない状態にある箇所の計測を行うことが可能であるようにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理を説明する為の計測対象である微小物体などを表す要部説明図であって、(A)は要部切断斜面を、そして、(B)乃至(D)は要部切断正面をそれぞれ示している。尚、図17に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0007】
ここでは、微小物体として、HDDに於ける書き込みヘッドの磁極を挙げてあり、その下部磁極2の下幅W1を計測する場合について説明する。
【0008】
▲1▼ 計測対象である磁極の両側に於けるベース1の表面に基準線(マーク)5A及び5Bを付与(描画)する。
▲2▼ SEM等で直上から観測し、左右の基準線5A及び5B間の距離Lを測長する。
▲3▼ 計測対象を左下の境界、即ち、下部磁極2の下縁辺2Aが見えるまでベース1を傾斜させ、その時の傾斜角をθ1とし、基準線5Aから下縁辺2Aまでの水平方向距離aを測長する。
▲4▼ 同様に計測対象を右下の境界、即ち、下部磁極2の下縁辺2Bが見えるまでベース1を傾斜させ、その時の傾斜角をθ2とし、基準線5Bから下縁辺2Bまでの水平方向距離eを測長する。
▲5▼ 下幅W1は、
W1=L−a/cosθ1−b/cosθ2
として求めることができる。
【0009】
前記したように、計測対象の両側に計測の基準となるマークを描画することに依って、簡単な手段で微小物体を非破壊で、且つ、高精度で寸法計測することが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
図2は本発明を実施する場合に必要となるマークの種類及びマークの作成方法を説明する為の計測対象を表す要部斜面図であり、図1に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0011】
図2(A)に見られるマーク5A及び5Bは、図1について説明した基準線と全く同じである。
【0012】
図2(B)に見られるマーク6A及び6Bは、計測対象の両側適所に設けた点(ポイント)である。
【0013】
図2(C)に見られるマーク7A及び7Bは、計測対象の両側に在る面を用いるのであるが、実際には、面全体を用いるよりも面のエッジを用いる方が実際的である。
【0014】
図2(D)はFIBを照射して図2(A)に見られるマーク5A及び5Bを作成する場合を表し、また、図2(E)は電子ビーム(electron beam:EB)照射に依って凝結されるコンタミネーションでマーク5A及び5Bを作成する場合を表している。更に、図示してはいないが、集束イオン・ビームを利用したCVD(気相化学蒸着)法を用い、例えばタングステンのような金属やカーボン等の線、或いは点、或いは面を形成し、それをマークとして用いることもできる。更にまた、SPM(走査プローブ顕微鏡)等で使用される微細な触針を利用して計測対象のベースに圧痕を形成してマークにすることもできる。
【0015】
本発明で用いるマークは、計測時のみ存在する一時的なもの、例えば電荷であっても、また、恒久的に残るものであっても良い。
【0016】
図3は実施例1を説明する為の計測対象などを表す要部説明図であり、(A)は計測装置や計測対象の要部切断斜面、(B)乃至(D)はSEM画像をそれぞれ示している。尚、図1及び図2に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0017】
実施例1は、本発明に依る微小寸法計測方法、即ち、マーキング計測方法をHDDに於ける書き込みヘッドの磁極下幅の計測に適用した例である。
【0018】
図に於いて、傾斜ステージ11は軸11Aを中心として時計回り及び反時計回りに回動可能であり、計測対象である書き込みヘッド13はSEMの対物レンズ12を介して観測される。
【0019】
計測の手順は、
(1) 計測対象をSEMのチャンバ中に設けられている傾斜ステージ11上に載置し、図2(E)について説明したEB照射に依る凝結でマーク5A及び5Bを形成する。
【0020】
(2) 傾斜ステージ11は±0°に維持し、SEM画像の撮像を行って、図3(B)に見られるSEM画像(±0°)を得る。
【0021】
(3) 傾斜ステージ11は−10°に維持し、SEM画像の撮像を行って、図3(C)に見られるSEM画像(−10°)を得る。
【0022】
(4) 傾斜ステージ11は+10°に維持し、SEM画像の撮像を行って、図3(D)に見られるSEM画像(+10°)を得る。
【0023】
(5) 図3(B)のSEM画像(±0°)から、マーク5A及び5B間の距離Lを計測する。ここで、L=2.25〔μm〕が得られたとする。
【0024】
(6) 図3(C)のSEM画像(−10°)から、マーク5A及び下部磁極2の下縁辺2A間の水平方向距離aを計測する。ここで、a=0.50〔μm〕が得られたとする。
【0025】
(7) 図3(D)のSEM画像(+10°)から、マーク5B及び下部磁極2の下縁辺2B間の水平方向距離eを計測する。ここで、e=0.75〔μm〕が得られたとする。
【0026】
(8) L、a、eから下部磁極2の下幅W1を算出する。

Figure 0004147463
【0027】
図4は参考例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図であり、図1乃至図3に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0028】
図に於いて、21は固定ステージ、12A乃至12CはSEM鏡筒をそれぞれ示していて、3本のSEM鏡筒12A乃至12Cを用いて同時にSEM画像の撮像を行うと、図3(B)乃至図3(D)に見られるSEM画像が一度に得られるので、ステージを傾斜させて撮像を行う必要はなくなり、計測時間を短縮することができる。
【0029】
図5は他の参考例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図であり、図1乃至図3に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0030】
図に於いて、5C及び5Dはベース1に形成したマークであって、それ等の位置は、傾斜ステージ11を計測に必要な最大の角度まで傾斜させた場合に於いても、マーク5C及び5Dを同時に観察できる位置に形成してあり、従って、マーク5C及び5D間の距離L′は、図3に見られる距離Lに比較して大きくなっている。
【0031】
上記他の参考例に依ると、実施例1に於いて必要であった図3(B)に見られるSEM画像(±0°)が不要になるから、計測時間の短縮を図ることができる。尚、この場合、書き込みヘッドに於ける下部磁極2の下幅W1は、
W1=L′/cos(θ1)−a/cos(θ1)−e/cos(θ2)
として得られる。
【0032】
図6、図7、図8は実施例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図であり、図1乃至図3に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0033】
図に於いて、Wg はギャップ位置に於ける磁極幅、Lはマーク間隔のSEM測長値(観測角θ0 )、θ0 は水平観測角、θ1 は左傾斜第1観測角、θ2 は左傾斜第2観測角(θ2 >θ1 )、θ3 は右傾斜第1観測角、θ4 は右傾斜第2観測角(θ4 >θ3 )aは左マークと左ギャップ中央間距離、a1 はaのSEM測長値(観測角θ1 )、a2 はaのSEM測長値(観測角θ2 )、eは右マークと右ギャップ中央間距離、e1 はeのSEM測長値(観測角θ3 )、e2 はeのSEM測長値(観測角θ4 )、αはaが水平と成す角度(左仰角)、εはeが水平と成す角度(右仰角)をそれぞれ示している。
【0034】
実施例は本発明に依る微小寸法計測方法を書き込みヘッドのギャップ位置に於ける磁極幅を計測するのに適用した例である。
【0035】
ここまで説明してきた本発明の原理や実施例に於いては、書き込みヘッドの下部磁極に於ける「下幅」が計測箇所であったが、実際には、「ギャップ位置に於ける磁極幅」の計測が必要である場合が多く、その場合、マーク形成後、磁極を5方向(水平θ0 、左傾斜θ1 、左傾斜θ2 、右傾斜θ3 、右傾斜θ4 )からSEM撮像することに依って磁極幅Wg を計測することができる。
【0036】
前記5方向からのSEM画像からの読み取り値は次の通りである。
(1)水平画像(観測角度:θ0
読み取り値:マーク間隔L
(2)左傾斜画像1(観測角度:左にθ1
読み取り値:左マークから左ギャップ中央までの距離a1
(3)左傾斜画像2(観測角度:左にθ2
読み取り値:左マークから左ギャップ中央までの距離a2
(4)右傾斜画像1(観測角度:右にθ3
読み取り値:右マークから右ギャップ中央までの距離e1
(5)右傾斜画像2(観測角度:右にθ4
読み取り値:右マークから右ギャップ中央までの距離e2
【0037】
前記したところから、ギャップ位置に於ける磁極幅Wg は、次式に依って算出することができる。
【0038】
【数1】
Figure 0004147463
【0039】
実施例を適用して磁極幅Wg の計測を行う場合、撮像すべきSEM画像は5枚になって、実施例1と比較すると2枚の増加になるが、ベースの傾斜やマークの高さに依存しない計測が可能になる旨の利点がある。
【0040】
図9は実施例を説明する為の計測対象などを表す要部斜面図であり、図1乃至図3に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0041】
図9(A)に於いては、マークとして下部磁極2の両側に設けられた複数の点6C及び6Dを用い、図9(B)に於いては、マークとして下部磁極2の両側に設けられた直線(曲線でも可)5E及び5Fを用い、図9(C)に於いては、マークとして下部磁極2の両側に設けられた端点6E及び6Fと端点6E間を結ぶ仮想線5Gと端点6F間を結ぶ仮想線5Hを用いるものである。
【0042】
実施例では、実施例で説明した手法を応用して磁極幅Wg の分布を計測することができ、図9の場合、磁極幅Wg の分布は、書き込みヘッドの奥行き方向の分布を知得できる。
【0043】
図10は実施例6を説明する為の計測対象などを表す要部斜面図であり、図1乃至図3に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0044】
図10(A)に於いては、マークとして下部磁極2に垂直に且つ両側に設けられた複数の点L1、L2・・・・及びR1、R2・・・・を用い、図10(B)に於いては、マークとして下部磁極2に垂直に且つ両側に設けられた直線及び該直線と等間隔の所要点で交差する線を描画して用いるものであり、図10(B)では、直線及び該直線と交差する線の交点を図10(A)と同じく点L1、L2・・・・及びR1、R2・・・・として表示している。
【0045】
実施例では、下部磁極2を挟んで対向する2点、例えばL1とR1を利用して実施例と同様に磁極幅の計測を行い、その平均値を算出することで、磁極幅計測精度を向上させることが可能である。
【0046】
また、図示されているように、下部磁極2の左右両側に各5個のマークを描画した場合、略等距離の2点、即ち、L1−R5、L2−R4、L3−R3、L4−R2、L5−R1を用いて磁極幅の計測を行う方法(前者)、又は、左右両側の各5個のマークの組み合わせ、即ち、L1−R1、L1−R2、L1−R3、L1−R4、L1−R5、L2−R1、L2−R2・・・・などを用いて磁極幅の計測を行う方法(後者)を実施することができる。
【0047】
前者では計5個の計測値が得られ、そして、後者では計25個の計測値が得られるので、計測精度は向上する。
【0048】
図11は実施例を説明する為のマークを表す要部斜面図であり、計測対象の両側に例えばEB照射に依って凝結されるコンタミネーションでマークを形成する場合、そのマークを円錐或いは角錐などの錘形にするものであって、(A)は円錐形のマーク14を、そして、(B)は円錐形の先端が鈍ってしまったマーク15をそれぞれ示している。
【0049】
(A)に見られるように、マークが円錐形(或いは角錐形)である場合、観測角度が変化しても、頂点は常に観測可能である為、マーク位置の読み取り誤差を少なくすることができ、また、(B)に見られるように、マークの頂点が鈍っていても、図示されているように、斜辺15Aを外挿して仮想の頂点15Bを求めることで、マーク位置の読み取り誤差を少なくすることができる。
【0050】
ところで、前記説明した実施例1乃至実施例は、何れもマークを描画し、そのマークを用いて寸法計測を行っているのであるが、その為、
(a) 計測に用いるSEMにマークの描画機能が必要であること
(b) 描画の為に余分な時間が必要であること
(c) マークに依って計測対象に損傷(汚染)が発生すること
などの問題がある。
【0051】
そこで、マークを描画することなく、実施例1乃至実施例と同等の寸法計測が可能な実施例を次に説明する。
【0052】
基本的には、計測箇所の両側に存在する表面模様(テクスチャ)をマークの代わりに利用するものであり、これに依って、前記(a)乃至(c)に記述した問題点は全て解消される。
【0053】
図12及び図13は実施例1乃至実施例を改良した方法である実施例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図であり、図12(A)は計測装置や計測対象の要部切断斜面、図12(B)、図13(A)、図13(B)はSEM画像をそれぞれ示している。尚、図1及び図2に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0054】
実施例は、実施例1と同様、本発明に依る微小寸法計測方法をHDDに於ける書き込みヘッドの磁極下幅の計測に適用した例であり、図12並びに図13と図3とを比較した場合の顕著な相違点は、図3に於いて、ベース1に形成したマーク5A及び5Bが図12及び図13に於いては形成されていないことである。
【0055】
計測の手順
図12及び図13参照
(1) 図12(A)に見られるように、計測対象をSEMのチャンバ中に設けられている傾斜ステージ11上に載置する。
【0056】
(2) 傾斜ステージ11を0°に維持し、SEM画像の撮像を行って、図12(B)に見られるSEM画像θ0 (0°)を得る。
【0057】
(3) 傾斜ステージ11は+30°に維持し、SEM画像の撮像を行って、図13(A)に見られるSEM画像θ1 (+30°)を得る。
【0058】
(4) 傾斜ステージ11は−30°に維持し、SEM画像の撮像を行って、図13(B)に見られるSEM画像θ2 (−30°)を得る。
【0059】
図14及び図15は実施例の計測の手順を引き続き説明する為のSEM画像を表す要部説明図であり、図12及び図13に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0060】
図14及び図15参照
(5) 図14(A)は、図12(B)と同じくSEM画像θ0 (0°)を表していて、寸法計測箇所に於ける左右に展延するベース1の表面模様(テクスチャ)領域に適当なサイズ、例えば水平h画素×垂直v画素とするテンプレート21A(左テンプレート)及び21B(右テンプレート)を設定する。尚、図14(B)及び(C)にはテンプレート21A及び21Bを抜き出して表示してある。
【0061】
(6) テンプレート21A及び21Bの中心(図では+マークで表示)を計測基準点(第1の計測基準点、及び、第2の計測基準点)とし、テンプレート21Aの第1の計測基準点からテンプレート21Bの第2の計測基準点までの距離Lを計測する。尚、ここでは、計測基準点を各テンプレートの中心としたが、一般的には任意の位置を選択して良い。
【0062】
(7) テンプレート21Aに於ける水平方向のサイズを角度補正する。即ち、h→h・cos(θ1 )となるように水平方向のみ縮小する。この角度補正後のテンプレートを図14(D)に記号21A′で表してある。
【0063】
(8) テンプレート21Bに於ける水平方向のサイズを角度補正する。即ち、h→h・cos(θ2 )となるように水平方向のみ縮小する。この角度補正後のテンプレートを図14(E)に記号21B′で表してある。
【0064】
(9) 図15(A)に見られるように、SEM画像θ1 中を探索して角度補正後のテンプレート21A′と一致するか、或いは、最も似ている領域22A′を選定し、領域22A′の中心から寸法計測箇所の下縁辺2Aまでの距離aを計測する。
【0065】
角度補正後のテンプレート21A′と領域22A′との一致度の判定には、例えば、正規化相関マッチングを利用する。
【0066】
正規化相関マッチングは、テンプレート21A′と比較する画像である領域22′の正規化相関値γが最大となる位置を検出するものであり、γは下記の数式で表される。
【0067】
【数3】
Figure 0004147463
【0068】
(10)図15(B)に見られるように、SEM画像θ2 中を探索して角度補正後のテンプレート21B′と一致するか、或いは、最も似ている領域22B′を選定し、領域22B′の中心から寸法計測箇所の下縁辺2Bまでの距離eを計測する。
【0069】
(11) 距離L、a、eから下部磁極2の下幅W1を算出する。
例えば、L=4.5〔μm〕、a=1.5〔μm〕、e=1.5〔μm〕であったとすると、下幅W1はの計測値は、
Figure 0004147463
と算出することができる。
【0070】
図16は実施例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図であり、図1乃至図3に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0071】
図に於いて、Wg はギャップ位置に於ける磁極幅、Lはテンプレートに於ける計測基準点間の距離のSEM測長値(観測角θ0 )、θ0 は水平観測角、θ1 は左傾斜第1観測角、θ2 は左傾斜第2観測角(θ2 >θ1 )、θ3 は右傾斜第1観測角、θ4 は右傾斜第2観測角(θ4 >θ3 )aは左テンプレート(図14参照)と左ギャップ中央間距離、a1 はaのSEM測長値(観測角θ1 )、a2 はaのSEM測長値(観測角θ2 )、eは右テンプレート(図14参照)と右ギャップ中央間距離、e1 はeのSEM測長値(観測角θ3 )、e2 はeのSEM測長値(観測角θ4 )、αはaが水平と成す角度(左仰角)、εはeが水平と成す角度(右仰角)をそれぞれ示している。尚、ここに挙げられた各記号のうち、図16には現れていないものについても説明されているが、それは、計測対象を傾けた場合に必要となる記号であって、それ等については、図7及び図8を参考にされると良い。
【0072】
実施例は本発明に依る微小寸法計測方法を書き込みヘッドのギャップ位置に於ける磁極幅を計測するのに適用した例である。
【0073】
さきに説明した実施例に於いては、書き込みヘッドの下部磁極に於ける「下幅」が計測箇所であったが、実際には、「ギャップ位置に於ける磁極幅」の計測が必要である場合が多く、その場合、磁極を5方向(水平θ0 、左傾斜θ1 、左傾斜θ2 、右傾斜θ3 、右傾斜θ4 )からなるSEMで撮像することに依ってギャップ位置に於ける磁極幅Wg を計測することができる。
【0074】
前記5方向からのSEM画像からの読み取り値は次の通りである。
(1)水平画像(観測角度:θ0
読み取り値:テンプレートの計測基準点間隔L
(2)左傾斜画像1(観測角度:左にθ1
読み取り値:左テンプレートの計測基準点から左ギャップ中央までの距離a1
(3)左傾斜画像2(観測角度:左にθ2
読み取り値:左テンプレートの計測基準点から左ギャップ中央までの距離a2
(4)右傾斜画像1(観測角度:右にθ3
読み取り値:右テンプレートの計測基準点から右ギャップ中央までの距離e1
(5)右傾斜画像2(観測角度:右にθ4
読み取り値:右テンプレートの計測基準点から右ギャップ中央までの距離e2
【0075】
前記したところから、ギャップ位置に於ける磁極幅Wg は、次式に依って算出することができる。
【0076】
【数4】
Figure 0004147463
【0077】
実施例を適用して磁極幅Wg の計測を行う場合、撮像すべきSEM画像は5枚になって、実施例と比較すると2枚の増加になるが、ベースの傾斜やテンプレートの高さに依存しない計測が可能になる旨の利点があり、また、寸法の計測対象の画像はSEMで撮影したが、これは光学的手法、例えばTVカメラで撮影しても、同様な寸法計測が可能である。
【0078】
本発明に於いては、前記説明した実施の形態を含め、多くの形態で実施することができ、以下、それを付記として例示する。
【0079】
(付記1)
寸法計測対象の両側に測長の基準となる第1のマークと第2のマークとを形成し、
第1のマーク及び第2のマーク間の距離L、
第1のマーク及び計測対象の寸法計測箇所の一端間の距離a、
第2のマーク及び計測対象の寸法計測箇所の他端間の距離b
を計測し、距離L、a、eから目的とする寸法を算出すること
を特徴とする微小寸法計測方法。
【0080】
(付記2)
測長の基準となる第1のマーク及び第2のマークが線状、点状、面のエッジであること
を特徴とする(付記1)記載の微小寸法計測方法。
【0081】
(付記3)
測長の基準となる第1のマーク及び第2のマークが
集束イオン・ビームに依る描画、
電子ビームの照射に依って凝結されるコンタミネーション、
金属などの選択的な被着、
微細な針の圧痕
の何れかの手段で形成されたものであること
を特徴とする(付記1)記載の微小寸法計測方法。
【0082】
(付記4)
距離L、a、eは、
計測対象を垂直方向から観測して第1のマーク及び第2のマーク間の距離Lを計測し、
計測対象を一方に角度θ1だけ傾斜させてから観測して第1のマーク及び計測対象の寸法計測箇所の一端間の距離aを計測し、
計測対象を他方に角度θ2だけ傾斜させてから観測して第2のマーク及び計測対象の寸法計測箇所の他端間の距離eを計測して求めること
を特徴とする(付記1)記載の微小寸法計測方法。
【0083】
(付記5)
距離L、a、eの計測を走査型荷電粒子ビームを用いる微細対象観察装置で行うこと
を特徴とする(付記1)記載の微小寸法計測方法。
【0084】
(付記6)
距離L、a、eの計測に複数の鏡筒をもつ走査電子顕微鏡(SEM)を用いて行うこと
を特徴とする(付記1)記載の微小寸法計測方法。
【0085】
(付記7)
第1のマーク及び第2のマークが計測対象を角度θ1或いは角度θ2に傾斜させても同時に観測可能な位置に描画されて距離a或いは距離eの観測と同時に第1のマーク及び第2のマーク間の距離Lを計測すること
を特徴とする(付記4)記載の微小寸法計測方法。
【0086】
(付記8)
寸法計測対象の両側に測長の基準となる第1のマークと第2のマークとを形成し、
該各マーク間の距離Lを計測対象に略垂直な方向(角度θ0 )から測長し、
計測対象を一方に角度θ1 だけ傾斜させてから観測して第1のマーク及び計測対象の寸法計測箇所の一端間の距離a1を測長し、
計測対象を一方に角度θ2 (θ2 >θ1 )だけ傾斜させてから観測して第1のマーク及び計測対象の寸法計測箇所の一端間の距離a2 を測長し、
計測対象を他方に角度θ3 だけ傾斜させてから観測して第2のマーク及び計測対象の寸法計測箇所の他端間の距離e1 を測長し、
計測対象を他方に角度θ4 (θ4 >θ3 )だけ傾斜させてから観測して第2のマーク及び計測対象の寸法計測箇所の他端間の距離e2 を測長し、
目的とする寸法計測箇所の寸法wを
【数2】
Figure 0004147463
を用いて算出すること
を特徴とする微小寸法計測方法。
【0087】
(付記9)
計測対象の両側に測長の基準となる第1のマークと第2のマークとを計測対象に沿って略平行に連続若しくは所定間隔毎に複数個形成して目的の寸法計測箇所の寸法の分布を求めること
を特徴とする(付記8)記載の微小寸法計測方法。
【0088】
(付記10)
寸法計測対象の両側に測長の基準となる第1のマークと第2のマークとを計測対象に沿って略平行に且つ所定間隔毎に垂直な方向に形成し、
第1のマークと第2のマークとの複数組を用いて目的とする寸法計測箇所の寸法を計測して得られた複数の寸法計測値の平均値を算出すること
を特徴とする(付記8)記載の微小寸法計測方法。
【0089】
(付記11)
測長の基準となるマークが円錐或いは角錐からなる錐形であること
を特徴とする(付記1)或いは(付記8)記載の微小寸法計測方法。
【0090】
(付記12)
測長の基準となるマークが円錐或いは角錐からなる錐形であって頂点の位置を斜辺の外挿線の交点とすること
を特徴とする(付記11)記載の微小寸法計測方法。
【0091】
(付記13)
寸法計測箇所の両側に在る模様(テクスチャ)に於ける各一点を測長の第1の計測基準点及び第2の計測基準点と定め、
第1の計測基準点及び第2の計測基準点間の距離L、
第1の計測基準点及び計測対象の寸法計測箇所の一端間の距離a、
第2の計測基準点及び計測対象の寸法計測箇所の他端間の距離e
を計測し、距離L、a、eから目的とする寸法を算出すること
を特徴とする微小寸法計測方法。
【0092】
(付記14)
荷電粒子を用いる手法、或いは、光学的な手法を適用することに依って計測対象を略垂直な方向である角度θ0 から撮像を行ってθ0 画像を得る、
θ0 画像中の計測箇所の左右から適当な大きさの画像を切り出して何れか一方の側を第1のテンプレート、及び、他方の側を第2のテンプレートとする、
第1のテンプレート及び第2のテンプレートそれぞれに於ける例えば中心位置などの適切な位置を第1の計測基準点及び第2の計測基準点と定める、
第1の計測基準点及び第2の計測基準点間の距離Lを測長する、
計測対象を左に角度θ1 だけ傾けてから、荷電粒子を用いる手法、或いは、光学的な手法を適用することに依って計測対象の撮像を行ってθ1 画像を得る、
θ1 画像中から第1のテンプレートと一致する領域を探索して第1の計測基準点に対応する位置から計測対象の寸法計測箇所の一端間の距離aを測長する、
計測対象を右に角度θ2 だけ傾けてから、荷電粒子を用いる手法、或いは、光学的な手法を適用することに依って計測対象の撮像を行ってθ2 画像を得る、
θ2 画像中から第2のテンプレートと一致する領域を探索して第2の計測基準点に対応する位置から計測対象の寸法計測箇所の他端間の距離eを測長する、
目的とする寸法計測箇所の寸法wを
w=L/cosθ0 −a/cosθ1 −e/cosθ2
なる式を用いて算出すること
を特徴とする微小寸法計測方法。
【0093】
(付記15)
荷電粒子を用いる手法、或いは、光学的な手法を適用することに依って計測対象を略垂直な方向である角度θ0 から撮像を行ってθ0 画像を得る、
θ0 画像中の計測箇所の左右から適当な大きさの画像を切り出して何れか一方の側を第1のテンプレート、及び、他方の側を第2のテンプレートとする、
第1のテンプレート及び第2のテンプレートそれぞれに於ける例えば中心位置などの適切な位置を第1の計測基準点及び第2の計測基準点と定める、
第1の計測基準点及び第2の計測基準点間の距離Lを測長する、
計測対象を左に角度θ1 だけ傾けてから、荷電粒子を用いる手法、或いは、光学的な手法を適用することに依って計測対象の撮像を行ってθ1 画像を得る、
θ1 画像中から第1のテンプレートと一致する領域を探索して第1の計測基準点に対応する位置から計測対象の寸法計測箇所の一端間の距離a1 を測長する、
計測対象を左に角度θ2 だけ傾けてから、荷電粒子を用いる手法、或いは、光学的な手法を適用することに依って計測対象の撮像を行ってθ2 画像を得る、
θ2 画像中から第1のテンプレートと一致する領域を探索して第1の計測基準点に対応する位置から計測対象の寸法計測箇所の一端間の距離a2 を測長する、
計測対象を右に角度θ3 だけ傾けてから、荷電粒子を用いる手法、或いは、光学的な手法を適用することに依って計測対象の撮像を行ってθ3 画像を得る、
θ3 画像中から第2のテンプレートと一致する領域を探索して第2の計測基準点に対応する位置から計測対象の寸法計測箇所の他端間の距離e1 を測長する、
計測対象を右に角度θ4 だけ傾けてから、荷電粒子を用いる手法、或いは、光学的な手法を適用することに依って計測対象の撮像を行ってθ4 画像を得る、
θ4 画像中から第2のテンプレートと一致する領域を探索して第2の計測基準点に対応する位置から計測対象の寸法計測箇所の他端間の距離e2 を測長する、
目的とする寸法計測箇所の寸法wを
【数5】
Figure 0004147463
なる式を用いて算出すること
を特徴とする微小寸法計測方法。
【0094】
(付記16)
計測対象を角度θだけ傾けて撮像した画像からテンプレートと一致する領域を探索する手段として、テンプレート画像の傾き方向のサイズをh・cosθ(ただし、hは元のテンプレートの傾き方向のサイズ)とすること
を特徴とする(付記14)或いは(付記15)記載の微小寸法計測方法。
【0095】
(付記17)
計測対象を角度θだけ傾けて撮像した画像からテンプレートと一致する領域を探索する手段として、正規化相関マッチングを用いること
を特徴とする(付記14)乃至(付記16)の何れか1記載の微小寸法計測方法。
【0096】
【発明の効果】
本発明に依る微小寸法計測方法に於いては、所定の軸を中心に回動可能なステージに搭載された寸法計測対象の両側に測長の基準となる第1のマークと第2のマークとを形成し、前記計測対象を垂直方向から走査型荷電粒子ビームを用い観測して、第1のマーク及び第2のマーク間の距離L、前記計測対象を一方に角度θ1 だけ傾斜させてから該計測対象を垂直方向から走査型荷電粒子ビームを用い観測して、第1のマーク及び計測対象の寸法計測箇所の一端間の距離a、前記計測対象を他方に角度θ2 だけ傾斜させてから該計測対象を垂直方向から走査型荷電粒子ビームを用い観測して、第2のマーク及び計測対象の寸法計測箇所の他端間の距離eを計測し、距離L、a、eから目的とする寸法を導出することが基本になっている。
【0097】
前記したように、計測対象の両側に計測の基準となるマークを描画するか、或いは、両側に計測の基準となる模様(テクスチャ)を定めることに依って、簡単な手段で微小物体を非破壊で、且つ、高精度で寸法計測することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明する為の計測対象である微小物体などを表す要部説明図である。
【図2】 本発明を実施する場合に必要となるマークの種類及びマークの作成方法を説明する為の計測対象を表す要部斜面図である。
【図3】 実施例1を説明する為の計測対象などを表す要部説明図である。
【図4】 参考例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図である。
【図5】 参考例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図である。
【図6】 実施例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図である。
【図7】 実施例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図である。
【図8】 実施例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図である。
【図9】 実施例を説明する為の計測対象などを表す要部斜面図である。
【図10】 実施例を説明する為の計測対象などを表す要部斜面図である。
【図11】 実施例を説明する為のマークを表す要部斜面図である。
【図12】 実施例1乃至実施例を改良した方法である実施例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図である。
【図13】 実施例1乃至実施例を改良した方法である実施例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図である。
【図14】 実施例の計測の手順を引き続き説明する為のSEM画像を表す要部説明図である。
【図15】 実施例の計測の手順を引き続き説明する為のSEM画像を表す要部説明図である。
【図16】 実施例を説明する為の計測対象などを表す要部説明図である。
【図17】 HDDに於ける書き込みヘッドの磁極を表す要部斜面図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 下部磁極
2A及び2B 下縁辺
3 ギャップを生成させる絶縁体
4 上部磁極
5A〜5D マーク
6A及び6B マーク
7A及び7B マーク
11 傾斜ステージ
11A 軸
12 対物レンズ
12A乃至12C SEM鏡筒
13 書き込みヘッド
21 固定ステージ
H 磁極の高さ
W1 下部磁極の下幅
W2 上部磁極の下幅[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is applicable to a minute object that is difficult to observe from directly above, for example, when it is desired to measure the magnetic pole width of a write head in a hard disk drive (HDD) with high accuracy. Regarding the method.
[0002]
FIG. 17 is a perspective view of the main part showing the magnetic pole of the write head in the HDD. In the figure, 1 is the base, 2 is the lower magnetic pole, 3 is the insulator for generating the gap, 4 is the upper magnetic pole, and H is the upper magnetic pole. The height of the magnetic pole, W1 is the lower width of the lower magnetic pole, W2 is the lower width of the upper magnetic pole, and G is the gap (insulator thickness). In the illustrated magnetic pole, the height H of the magnetic pole is 5 [μm], the lower width W2 of the upper magnetic pole is 0.5 [μm], and the gap G is 0.2 [μm].
[0003]
The measurement of a minute object as shown in the figure is usually performed using a scanning electron microscope (SEM). However, in the case of the magnetic pole of the write head, as shown in the figure, an inverted trapezoid is formed. For this reason, it is impossible to measure the lower width W1 of the lower magnetic pole by SEM observation viewed from directly above.
[0004]
Therefore, conventionally, in order to measure the lower width W1 of the lower magnetic pole, it is necessary to process the magnetic pole with a focused ion beam (FIB) apparatus or the like, that is, to perform measurement by SEM observation after cutting, Therefore,
(1) Destruction measurement.
(2) It takes time for processing by FIB.
There are problems such as.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
According to the present invention, it is possible to measure a portion where a minute object is not visible even when viewed from directly above.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
FIG. 1 is a main part explanatory view showing a minute object or the like to be measured for explaining the principle of the present invention. (A) shows a main part cutting slope, and (B) to (D) are necessary. Partial cut fronts are shown respectively. The same symbols as those used in FIG. 17 represent the same parts or have the same meaning.
[0007]
Here, a magnetic head of a write head in the HDD is cited as a minute object, and a case where the lower width W1 of the lower magnetic pole 2 is measured will be described.
[0008]
{Circle around (1)} Reference lines (marks) 5A and 5B are provided (drawn) on the surface of the base 1 on both sides of the magnetic pole to be measured.
{Circle around (2)} Observe from directly above with an SEM or the like and measure the distance L between the left and right reference lines 5A and 5B.
(3) The base 1 is inclined until the lower left boundary, that is, the lower edge 2A of the lower magnetic pole 2 is seen, and the inclination angle at that time is θ1, and the horizontal distance a from the reference line 5A to the lower edge 2A is Measure length.
(4) Similarly, the base 1 is inclined until the lower right boundary, that is, the lower edge 2B of the lower magnetic pole 2 is seen, and the inclination angle at that time is θ2, and the horizontal direction from the reference line 5B to the lower edge 2B Measure the distance e.
(5) The lower width W1 is
W1 = L−a / cos θ1−b / cos θ2
Can be obtained as
[0009]
As described above, it is possible to measure a dimension of a minute object with high accuracy with simple means by drawing a mark as a measurement reference on both sides of a measurement target.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 2 is a main part slope view showing a measurement object for explaining the type of mark and the method of creating the mark necessary for carrying out the present invention, and the same symbols as those used in FIG. Represent parts or have the same meaning.
[0011]
The marks 5A and 5B seen in FIG. 2 (A) are exactly the same as the reference line described for FIG.
[0012]
Marks 6A and 6B seen in FIG. 2B are points (points) provided at appropriate positions on both sides of the measurement target.
[0013]
The marks 7A and 7B shown in FIG. 2C use surfaces on both sides of the measurement object, but actually, it is more practical to use the edges of the surface than to use the entire surface.
[0014]
FIG. 2 (D) shows the case where the marks 5A and 5B seen in FIG. 2 (A) are created by irradiating the FIB, and FIG. 2 (E) depends on the irradiation of an electron beam (EB). The case where the marks 5A and 5B are created by the contamination to be condensed is shown. Further, although not shown in the figure, a CVD (vapor phase chemical vapor deposition) method using a focused ion beam is used to form a line, a point, or a surface of a metal such as tungsten, carbon, etc. It can also be used as a mark. Furthermore, an indentation can be formed on a measurement target base using a fine stylus used in an SPM (scanning probe microscope) or the like to form a mark.
[0015]
The mark used in the present invention may be a temporary mark that exists only at the time of measurement, for example, an electric charge, or may remain permanently.
[0016]
FIGS. 3A and 3B are main part explanatory views showing a measurement target and the like for explaining the first embodiment. FIG. 3A is a measurement device and a main part cutting slope of the measurement target, and FIGS. Show. The symbols used in FIGS. 1 and 2 represent the same parts or have the same meaning.
[0017]
The first embodiment is an example in which the minute dimension measuring method according to the present invention, that is, the marking measuring method is applied to the measurement of the width under the magnetic pole of the write head in the HDD.
[0018]
In the figure, the tilting stage 11 can be rotated clockwise and counterclockwise about an axis 11A, and the write head 13 as a measurement target is observed through the objective lens 12 of the SEM.
[0019]
The measurement procedure is
(1) The measurement target is placed on the tilt stage 11 provided in the chamber of the SEM, and the marks 5A and 5B are formed by condensation based on the EB irradiation described with reference to FIG.
[0020]
(2) The tilt stage 11 is maintained at ± 0 °, and an SEM image is taken to obtain an SEM image (± 0 °) as shown in FIG.
[0021]
(3) The tilt stage 11 is maintained at −10 °, and an SEM image is taken to obtain an SEM image (−10 °) as shown in FIG.
[0022]
(4) The tilt stage 11 is maintained at + 10 °, and an SEM image is taken to obtain an SEM image (+ 10 °) seen in FIG.
[0023]
(5) The distance L between the marks 5A and 5B is measured from the SEM image (± 0 °) in FIG. Here, it is assumed that L = 2.25 [μm] is obtained.
[0024]
(6) A horizontal distance a between the mark 5A and the lower edge 2A of the lower magnetic pole 2 is measured from the SEM image (−10 °) of FIG. Here, it is assumed that a = 0.50 [μm] is obtained.
[0025]
(7) From the SEM image (+ 10 °) in FIG. 3D, the horizontal distance e between the mark 5B and the lower edge 2B of the lower magnetic pole 2 is measured. Here, it is assumed that e = 0.75 [μm] is obtained.
[0026]
(8) The lower width W1 of the lower magnetic pole 2 is calculated from L, a, and e.
Figure 0004147463
[0027]
Figure 4Reference example4 is a main part explanatory diagram showing a measurement object for explaining the above, and the same symbols as those used in FIGS. 1 to 3 represent the same parts or have the same meaning.
[0028]
In the figure, reference numeral 21 denotes a fixed stage, and 12A to 12C denote SEM lens barrels. When SEM images are simultaneously captured using the three SEM lens barrels 12A to 12C, FIGS. Since the SEM image shown in FIG. 3D can be obtained at one time, it is not necessary to incline the stage to perform imaging, and the measurement time can be shortened.
[0029]
FIG.Other reference examples4 is a main part explanatory diagram showing a measurement object for explaining the above, and the same symbols as those used in FIGS. 1 to 3 represent the same parts or have the same meaning.
[0030]
In the figure, 5C and 5D are marks formed on the base 1, and the positions thereof are the marks 5C and 5D even when the tilt stage 11 is tilted to the maximum angle necessary for measurement. Therefore, the distance L ′ between the marks 5C and 5D is larger than the distance L seen in FIG.
[0031]
Other reference examples aboveAccordingly, the SEM image (± 0 °) shown in FIG. 3B, which was necessary in the first embodiment, becomes unnecessary, and the measurement time can be shortened. In this case, the lower width W1 of the lower magnetic pole 2 in the write head is
W1 = L ′ / cos (θ1) −a / cos (θ1) −e / cos (θ2)
As obtained.
[0032]
6, 7 and 8 are examples.24 is a main part explanatory diagram showing a measurement object for explaining the above, and the same symbols as those used in FIGS. 1 to 3 represent the same parts or have the same meaning.
[0033]
In the figure, WgIs the magnetic pole width at the gap position, L is the SEM measurement value of the mark interval (observation angle θ0), Θ0Is the horizontal observation angle, θ1Is the first observation angle to the left, θ2Is the second observation angle (θ2> Θ1), ΘThreeIs the first tilt angle to the right, θFourIs the second observation angle (θFour> ΘThree) A is the distance between the left mark and the center of the left gap, a1Is the SEM measurement value of a (observation angle θ1), A2Is the SEM measurement value of a (observation angle θ2), E is the distance between the right mark and the center of the right gap, e1Is the SEM measurement value of e (observation angle θThree), E2Is the SEM measurement value of e (observation angle θFour), Α indicates the angle (left elevation angle) formed by a with horizontal, and ε indicates the angle (right elevation angle) formed by e with horizontal.
[0034]
Example2Is an example in which the minute dimension measuring method according to the present invention is applied to measure the magnetic pole width at the gap position of the write head.
[0035]
In the principle and embodiment of the present invention described so far, the “lower width” in the lower magnetic pole of the write head was the measurement location, but in reality, “the magnetic pole width at the gap position”. In many cases, it is necessary to measure the magnetic pole in five directions (horizontal θ after the mark formation).0, Left tilt θ1, Left tilt θ2, Right tilt θThree, Right tilt θFour) From SEM imaging to pole width WgCan be measured.
[0036]
Read values from the SEM images from the five directions are as follows.
(1) Horizontal image (observation angle: θ0)
Reading: Mark interval L
(2) Left tilt image 1 (observation angle: θ on the left1)
Reading: Distance from left mark to center of left gap a1
(3) Left tilt image 2 (observation angle: θ on the left2)
Reading: Distance from left mark to center of left gap a2
(4) Right tilt image 1 (observation angle: θ on the rightThree)
Reading: Distance from right mark to center of right gap e1
(5) Right tilt image 2 (observation angle: θ on the rightFour)
Reading: distance e from the right mark to the center of the right gap2
[0037]
From the above, the magnetic pole width W at the gap position.gCan be calculated according to the following equation.
[0038]
[Expression 1]
Figure 0004147463
[0039]
Example2When the magnetic pole width Wg is measured by applying the above, the number of SEM images to be imaged is five, which is two more than that of the first embodiment, but does not depend on the base inclination or the mark height. There is an advantage that measurement is possible.
[0040]
FIG. 9 shows an example.3FIG. 5 is a perspective view of a main part representing a measurement object for explaining the above, and the same symbols as those used in FIGS. 1 to 3 represent the same parts or have the same meaning.
[0041]
9A, a plurality of points 6C and 6D provided on both sides of the lower magnetic pole 2 are used as marks, and in FIG. 9B, the marks are provided on both sides of the lower magnetic pole 2 as marks. In FIG. 9C, virtual lines 5G and end points 6F connecting the end points 6E and 6F provided on both sides of the lower magnetic pole 2 as the marks and the end points 6E are used. An imaginary line 5H that connects them is used.
[0042]
Example3Then, an example2The distribution of the magnetic pole width Wg can be measured by applying the method described in (4). In the case of FIG. 9, the distribution of the magnetic pole width Wg can be obtained in the depth direction of the write head.
[0043]
FIG. 10 is a main part slope view showing a measurement object for explaining the sixth embodiment, and the same symbols as those used in FIGS. 1 to 3 represent the same parts or have the same meanings. To do.
[0044]
10A, a plurality of points L1, L2,..., R1, R2,... Perpendicular to the lower magnetic pole 2 and on both sides are used as marks. In FIG. 10B, a straight line provided perpendicularly to the lower magnetic pole 2 and on both sides as a mark and a line intersecting with the straight line at required points are drawn and used. In FIG. And the intersection of the line which cross | intersects this straight line is displayed as point L1, L2, ... and R1, R2, ...... like FIG.
[0045]
Example4Then, the embodiment using two points facing each other across the lower magnetic pole 2, for example, L1 and R12The magnetic pole width measurement accuracy can be improved by measuring the magnetic pole width and calculating the average value.
[0046]
Further, as shown in the drawing, when five marks are drawn on both the left and right sides of the lower magnetic pole 2, two substantially equidistant points, that is, L1-R5, L2-R4, L3-R3, L4-R2 are drawn. , L5-R1 for measuring the magnetic pole width (the former), or a combination of five marks on each of the left and right sides, that is, L1-R1, L1-R2, L1-R3, L1-R4, L1 A method (the latter) of measuring the magnetic pole width using -R5, L2-R1, L2-R2,.
[0047]
In the former case, a total of five measurement values are obtained, and in the latter case, a total of 25 measurement values are obtained, so that the measurement accuracy is improved.
[0048]
FIG. 11 shows an example.5FIG. 5 is a perspective view of a main part representing a mark for explaining the mark, and when the mark is formed on both sides of the measurement object by contamination condensed by, for example, EB irradiation, the mark is formed into a pyramid shape such as a cone or a pyramid. (A) shows a conical mark 14 and (B) shows a mark 15 whose tip of the conical shape has become blunt.
[0049]
As shown in (A), when the mark has a conical shape (or a pyramid shape), the vertex can always be observed even if the observation angle changes, so that the mark position reading error can be reduced. Further, as shown in (B), even if the vertex of the mark is blunt, as shown in the figure, the hypothesis 15A is extrapolated to obtain the virtual vertex 15B, thereby reducing the mark position reading error. can do.
[0050]
By the way, Embodiment 1 to Embodiment described above.5Is drawing a mark and measuring the dimensions using the mark.
(A) The SEM used for measurement must have a mark drawing function.
(B) Extra time is required for drawing
(C) Damage (contamination) occurs on the measurement object due to the mark.
There are problems such as.
[0051]
Therefore, the first to the third embodiments without drawing a mark.5Next, an embodiment capable of measuring the same dimension as will be described.
[0052]
Basically, surface patterns (textures) that exist on both sides of the measurement location are used instead of marks, and this eliminates all the problems described in (a) to (c) above. The
[0053]
12 and 13 show the first to third embodiments.5Example of improved method6FIG. 12A is a main part explanatory view showing a measurement object for explaining the measurement, and FIG. 12A is a measurement device and a main part cutting slope of the measurement object, FIG. 12B, FIG. 13A, FIG. ) Shows SEM images. The symbols used in FIGS. 1 and 2 represent the same parts or have the same meaning.
[0054]
Example6Is an example in which the micro-dimension measurement method according to the present invention is applied to the measurement of the width under the magnetic pole of the write head in the HDD, as in the first embodiment. FIG. 12 and FIG. 13 are compared with FIG. A significant difference is that in FIG. 3, the marks 5A and 5B formed on the base 1 are not formed in FIGS.
[0055]
Measurement procedure
See FIG. 12 and FIG.
(1) As shown in FIG. 12 (A), the measurement target is placed on the tilt stage 11 provided in the chamber of the SEM.
[0056]
(2) The SEM image θ shown in FIG. 12B is obtained by maintaining the tilt stage 11 at 0 ° and capturing an SEM image.0(0 °) is obtained.
[0057]
(3) The tilt stage 11 is maintained at + 30 °, the SEM image is taken, and the SEM image θ shown in FIG.1(+ 30 °) is obtained.
[0058]
(4) The tilt stage 11 is maintained at −30 °, the SEM image is taken, and the SEM image θ shown in FIG.2(-30 °) is obtained.
[0059]
14 and 15 show an embodiment.6It is principal part explanatory drawing showing the SEM image for continuing demonstrating the measurement procedure of this, and the same symbol as the symbol used in FIG.12 and FIG.13 shall represent the same part, or shall have the same meaning.
[0060]
See FIGS. 14 and 15
(5) FIG. 14A shows the SEM image θ as in FIG.0A template 21A (left template) that represents (0 °) and has an appropriate size, for example, horizontal h pixels × vertical v pixels, in the surface pattern (texture) region of the base 1 that extends to the left and right at the dimension measurement location. And 21B (right template) are set. 14B and 14C, the templates 21A and 21B are extracted and displayed.
[0061]
(6) The center of the templates 21A and 21B (indicated by a + mark in the figure) is taken as a measurement reference point (first measurement reference point and second measurement reference point), and from the first measurement reference point of the template 21A The distance L to the second measurement reference point of the template 21B is measured. Here, the measurement reference point is the center of each template, but in general, an arbitrary position may be selected.
[0062]
(7) The angle of the horizontal size in the template 21A is corrected. That is, h → h · cos (θ1) To reduce only the horizontal direction. The template after this angle correction is represented by symbol 21A ′ in FIG.
[0063]
(8) The angle of the horizontal size in the template 21B is corrected. That is, h → h · cos (θ2) To reduce only the horizontal direction. The template after this angle correction is represented by symbol 21B ′ in FIG.
[0064]
(9) As shown in FIG. 15A, the SEM image θ1A region 22A ′ that matches or is most similar to the template 21A ′ after angle correction is searched and the distance “a” from the center of the region 22A ′ to the lower edge 2A of the dimension measurement location is measured. .
[0065]
For example, normalized correlation matching is used to determine the degree of coincidence between the angle-corrected template 21A ′ and the region 22A ′.
[0066]
  The normalized correlation matching is to detect a position where the normalized correlation value γ of the region 22 ′, which is an image to be compared with the template 21A ′, becomes the maximum.3It is represented by
[0067]
[Equation 3]
Figure 0004147463
[0068]
(10) As shown in FIG. 15B, the SEM image θ2A region 22B 'that matches or is most similar to the template 21B' after angle correction is searched for and the distance e from the center of the region 22B 'to the lower edge 2B of the dimension measurement location is measured. .
[0069]
(11) The lower width W1 of the lower magnetic pole 2 is calculated from the distances L, a, and e.
For example, if L = 4.5 [μm], a = 1.5 [μm], and e = 1.5 [μm], the measured value of the lower width W1 is
Figure 0004147463
Can be calculated.
[0070]
FIG. 16 shows an example.74 is a main part explanatory diagram showing a measurement object for explaining the above, and the same symbols as those used in FIGS. 1 to 3 represent the same parts or have the same meaning.
[0071]
In the figure, WgIs the magnetic pole width at the gap position, L is the SEM measurement value of the distance between the measurement reference points in the template (observation angle θ0), Θ0Is the horizontal observation angle, θ1Is the first observation angle to the left, θ2Is the second observation angle (θ2> Θ1), ΘThreeIs the first tilt angle to the right, θFourIs the second observation angle (θFour> ΘThree) A is the distance between the left template (see FIG. 14) and the center of the left gap, a1Is the SEM measurement value of a (observation angle θ1), A2Is the SEM measurement value of a (observation angle θ2), E is the distance between the right template (see FIG. 14) and the center of the right gap, e1Is the SEM measurement value of e (observation angle θThree), E2Is the SEM measurement value of e (observation angle θFour), Α indicates the angle (left elevation angle) formed by a with horizontal, and ε indicates the angle (right elevation angle) formed by e with horizontal. Of the symbols listed here, those not appearing in FIG. 16 are also described. However, these symbols are necessary when the object to be measured is tilted. 7 and 8 may be referred to.
[0072]
Example7Is an example in which the minute dimension measuring method according to the present invention is applied to measure the magnetic pole width at the gap position of the write head.
[0073]
Example described above6In this case, the "lower width" at the lower magnetic pole of the write head was the measurement location, but in reality, it is often necessary to measure the "magnetic pole width at the gap position". , Magnetic poles in 5 directions (horizontal θ0, Left tilt θ1, Left tilt θ2, Right tilt θThree, Right tilt θFour), The magnetic pole width Wg at the gap position can be measured.
[0074]
Read values from the SEM images from the five directions are as follows.
(1) Horizontal image (observation angle: θ0)
Reading: Template measurement reference point interval L
(2) Left tilt image 1 (observation angle: θ on the left1)
Reading: Distance a from the measurement reference point of the left template to the center of the left gap a1
(3) Left tilt image 2 (observation angle: θ on the left2)
Reading: Distance a from the measurement reference point of the left template to the center of the left gap a2
(4) Right tilt image 1 (observation angle: θ on the rightThree)
Reading: Distance e from the measurement reference point of the right template to the center of the right gap e1
(5) Right tilt image 2 (observation angle: θ on the rightFour)
Reading: Distance e from the measurement reference point of the right template to the center of the right gap e2
[0075]
From the above, the magnetic pole width W at the gap position.gCan be calculated according to the following equation.
[0076]
[Expression 4]
Figure 0004147463
[0077]
Example7Is used to measure the magnetic pole width Wg, the number of SEM images to be imaged is five,6Compared to the above, there is an increase of 2 sheets, but there is an advantage that measurement independent of the inclination of the base and the height of the template is possible, and the image of the measurement object of the dimension was taken with SEM. Similar dimensions can be measured even if an image is taken with an optical method, for example, a TV camera.
[0078]
In the present invention, the present invention can be implemented in many forms including the above-described embodiment, which will be exemplified below as supplementary notes.
[0079]
(Appendix 1)
Forming a first mark and a second mark as a reference for length measurement on both sides of the dimension measurement target;
A distance L between the first mark and the second mark,
A distance a between the first mark and one end of the dimension measurement part to be measured;
The distance b between the second mark and the other end of the dimension measurement location to be measured
And calculate the target dimensions from the distances L, a, and e.
A minute dimension measuring method characterized by the above.
[0080]
(Appendix 2)
The first mark and the second mark that are the reference for length measurement are linear, dot-shaped, and edge of the surface.
(Attachment 1)
[0081]
(Appendix 3)
The first mark and the second mark that are the standard for length measurement
Drawing by focused ion beam,
Contamination that is condensed by electron beam irradiation,
Selective deposition of metal, etc.
Fine needle indentation
It must have been formed by any means
(Attachment 1)
[0082]
(Appendix 4)
The distances L, a and e are
Observe the measurement object from the vertical direction, measure the distance L between the first mark and the second mark,
Observe after tilting the measurement object to one side by an angle θ1, and measure the distance a between the first mark and one end of the dimension measurement location of the measurement object,
Observe after tilting the measurement object to the other side by an angle θ2, and measure and obtain the distance e between the second mark and the other end of the dimension measurement location of the measurement object.
(Attachment 1)
[0083]
(Appendix 5)
Measuring the distances L, a, and e with a fine target observation apparatus using a scanning charged particle beam
(Attachment 1)
[0084]
(Appendix 6)
Use a scanning electron microscope (SEM) with multiple lens barrels to measure the distances L, a, and e
(Attachment 1)
[0085]
(Appendix 7)
The first mark and the second mark are drawn at positions that can be observed at the same time even if the measurement object is tilted to the angle θ1 or the angle θ2, and the first mark and the second mark are simultaneously observed with the distance a or the distance e. Measuring the distance L between
(Attachment 4)
[0086]
(Appendix 8)
Forming a first mark and a second mark as a reference for length measurement on both sides of the dimension measurement target;
The distance L between the marks is a direction (angle θ0)
Angle θ1Measure the distance a1 between the first mark and one end of the dimension measurement point to be measured by observing after tilting only,
Angle θ22> Θ1) And the distance a between the first mark and one end of the dimension measurement point to be measured.2Measure the length
The angle θThreeThe distance e between the second mark and the other end of the dimension measurement location to be measured1Measure the length
The angle θFourFour> ΘThree) And the distance e between the second mark and the other end of the dimension measurement location to be measured.2Measure the length
Dimension w of target dimension measurement location
[Expression 2]
Figure 0004147463
To calculate using
A minute dimension measuring method characterized by the above.
[0087]
(Appendix 9)
Dimension distribution of target dimension measurement points by forming a plurality of first marks and second marks as reference lengths on both sides of the measurement object, substantially continuously in parallel along the measurement object or at predetermined intervals. Seeking
(Attachment 8)
[0088]
(Appendix 10)
Forming a first mark and a second mark serving as a reference for length measurement on both sides of the dimension measurement object in a direction substantially parallel to the measurement object and perpendicular to each predetermined interval;
Calculating an average value of a plurality of dimension measurement values obtained by measuring a dimension of a target dimension measurement portion using a plurality of sets of the first mark and the second mark.
(Attachment 8)
[0089]
(Appendix 11)
The mark used as the reference for measurement is a cone or cone
(Appendix 1) or (Appendix 8).
[0090]
(Appendix 12)
The reference mark for measurement is a cone or cone, and the vertex position is the intersection of the extrapolation line of the hypotenuse.
(Attachment 11)
[0091]
(Appendix 13)
Each point in the pattern (texture) on both sides of the dimension measurement location is defined as a first measurement reference point and a second measurement reference point for measurement,
A distance L between the first measurement reference point and the second measurement reference point;
A distance a between the first measurement reference point and one end of the dimension measurement point to be measured;
The distance e between the second measurement reference point and the other end of the dimension measurement location to be measured
And calculate the target dimensions from the distances L, a, and e.
A minute dimension measuring method characterized by the above.
[0092]
(Appendix 14)
The angle θ, which is the direction perpendicular to the object to be measured by applying charged particles or applying an optical method0Image from0Get an image,
θ0An image of an appropriate size is cut out from the left and right of the measurement location in the image, and either side is set as the first template, and the other side is set as the second template.
An appropriate position such as a center position in each of the first template and the second template is defined as a first measurement reference point and a second measurement reference point.
Measure the distance L between the first measurement reference point and the second measurement reference point,
Angle to be measured left θ1After tilting, the object to be measured is imaged by applying a method using charged particles or applying an optical method.1Get an image,
θ1An area that matches the first template is searched from the image, and the distance a between one end of the dimension measurement location to be measured is measured from the position corresponding to the first measurement reference point.
Measure object right to angle θ2After tilting, the object to be measured is imaged by applying a method using charged particles or applying an optical method.2Get an image,
θ2A region that matches the second template is searched from the image, and the distance e between the other ends of the dimension measurement location to be measured is measured from the position corresponding to the second measurement reference point.
Dimension w of target dimension measurement location
w = L / cos θ0-A / cos θ1−e / cos θ2
Using the following formula
A minute dimension measuring method characterized by the above.
[0093]
(Appendix 15)
The angle θ, which is the direction perpendicular to the object to be measured by applying charged particles or applying an optical method0Image from0Get an image,
θ0An image of an appropriate size is cut out from the left and right of the measurement location in the image, and one side is set as the first template, and the other side is set as the second template.
An appropriate position such as a center position in each of the first template and the second template is defined as a first measurement reference point and a second measurement reference point.
Measure the distance L between the first measurement reference point and the second measurement reference point,
Angle to be measured left θ1After tilting, the object to be measured is imaged by applying a method using charged particles or applying an optical method.1Get an image,
θ1A distance a between one end of a dimension measurement location to be measured from a position corresponding to the first measurement reference point from a position corresponding to the first measurement reference point is searched from the image.1Measure the length,
Angle to be measured left θ2After tilting, the object to be measured is imaged by applying a method using charged particles or applying an optical method.2Get an image,
θ2A distance a between one end of a dimension measurement location to be measured from a position corresponding to the first measurement reference point from a position corresponding to the first measurement reference point is searched from the image.2Measure the length,
Measure object right to angle θThreeAfter tilting, the object to be measured is imaged by applying a method using charged particles or applying an optical method.ThreeGet an image,
θThreeA distance e between the position corresponding to the second measurement reference point and the other end of the measurement target dimension from the position corresponding to the second measurement reference point is searched from the image.1Measure the length,
Measure object right to angle θFourAfter tilting, the object to be measured is imaged by applying a method using charged particles or applying an optical method.FourGet an image,
θFourA distance e between the position corresponding to the second measurement reference point and the other end of the measurement target dimension from the position corresponding to the second measurement reference point is searched from the image.2Measure the length,
Dimension w of target dimension measurement location
[Equation 5]
Figure 0004147463
Using the following formula
A minute dimension measuring method characterized by the above.
[0094]
(Appendix 16)
As a means for searching for an area matching the template from an image captured by tilting the measurement object by an angle θ, the size of the template image in the tilt direction is set to h · cos θ (where h is the size of the original template in the tilt direction). thing
(Appendix 14) or (Appendix 15) described in (Appendix 15).
[0095]
(Appendix 17)
Use normalized correlation matching as a means of searching for a region that matches the template from an image captured by tilting the measurement object by an angle θ.
The minute dimension measuring method according to any one of (Appendix 14) to (Appendix 16).
[0096]
【The invention's effect】
  In the minute dimension measuring method according to the present invention,Mounted on a stage that can rotate around a specified axisA first mark and a second mark serving as a length measurement reference are formed on both sides of the dimension measurement target, and the measurement target is viewed from the vertical direction.Using a scanning charged particle beamObserve the distance L between the first mark and the second mark, the angle θ1Just tilt itUsing a charged charged particle beam from the vertical direction for the measurement objectObserve and measure the distance a between one end of the first mark and the dimension measurement location of the measurement object, the angle θ2Just tilt itUsing a charged charged particle beam from the vertical direction for the measurement objectObserving, measuring the distance e between the second mark and the other end of the dimension measurement location to be measured, and deriving the target dimensions from the distances L, a, e.
[0097]
As described above, non-destructive micro-objects can be obtained by simple means by drawing measurement reference marks on both sides of the measurement target or by defining patterns (textures) on both sides of the measurement reference. In addition, it is possible to measure dimensions with high accuracy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a main part explanatory view showing a minute object or the like to be measured for explaining the principle of the present invention.
FIG. 2 is a main part slope view showing a measurement object for explaining a mark type and a mark creation method necessary for carrying out the present invention.
FIG. 3 is a main part explanatory diagram showing a measurement object and the like for explaining the first embodiment;
FIG. 4 is a main part explanatory diagram showing a measurement target and the like for explaining a reference example;
[Figure 5]Reference exampleIt is principal part explanatory drawing showing the measurement object for demonstrating.
FIG. 6 Example2It is principal part explanatory drawing showing the measurement object for demonstrating.
FIG. 7 Example2It is principal part explanatory drawing showing the measurement object for demonstrating.
FIG. 8 Example2It is principal part explanatory drawing showing the measurement object for demonstrating.
FIG. 9 Example3It is a principal part slope view showing the measurement object etc. for demonstrating.
FIG. 10 Example4It is a principal part slope view showing the measurement object etc. for demonstrating.
FIG. 11 Example5It is a principal part slope view showing the mark for demonstrating.
FIG. 12 shows a first embodiment through a first embodiment.5Example of improved method6It is principal part explanatory drawing showing the measurement object for demonstrating.
FIG. 13 is a first embodiment.5Example of improved method6It is principal part explanatory drawing showing the measurement object for demonstrating.
FIG. 14 Example6It is principal part explanatory drawing showing the SEM image for continuing demonstrating the procedure of this measurement.
FIG. 15 Example6It is principal part explanatory drawing showing the SEM image for continuing demonstrating the procedure of this measurement.
FIG. 16 Example7It is principal part explanatory drawing showing the measurement object for demonstrating.
FIG. 17 is a principal part perspective view showing magnetic poles of a write head in the HDD.
[Explanation of symbols]
  1 base
  2 Bottom pole
  2A and 2B Lower edge
  3 Insulators that generate gaps
  4 Top pole
  5A-5D mark
  6A and 6B marks
  7A and 7B marks
  11 Inclined stage
  11A axis
  12 Objective lens
  12A to 12C SEM column
  13 Writing head
  21 Fixed stage
  H Magnetic pole height
  W1 Bottom width of bottom pole
  W2 Bottom width of top pole

Claims (3)

所定の軸を中心に回動可能なステージに搭載された寸法計測対象の両側に測長の基準となる第1のマークと第2のマークとを形成し、
前記計測対象を垂直方向から走査型荷電粒子ビームを用い観測して、第1のマーク及び第2のマーク間の距離L、
前記計測対象を一方に角度θ1 だけ傾斜させてから該計測対象を垂直方向から走査型荷電粒子ビームを用い観測して、第1のマーク及び計測対象の寸法計測箇所の一端間の距離a、
前記計測対象を他方に角度θ2 だけ傾斜させてから該計測対象を垂直方向から走査型荷電粒子ビームを用い観測して、第2のマーク及び計測対象の寸法計測箇所の他端間の距離e
を計測し、距離L、a、eから目的とする寸法を導出すること
を特徴とする微小寸法計測方法。
Forming a first mark and a second mark serving as a reference for length measurement on both sides of a dimension measurement target mounted on a stage rotatable around a predetermined axis ;
The measurement object is observed from the vertical direction using a scanning charged particle beam, and a distance L between the first mark and the second mark,
The measurement object is tilted to one side by an angle θ 1, and then the measurement object is observed from the vertical direction using a scanning charged particle beam .
The measurement object is tilted to the other side by an angle θ 2, the measurement object is observed from the vertical direction using a scanning charged particle beam, and a distance e between the second mark and the other end of the dimension measurement portion of the measurement object is measured.
And a target dimension is derived from the distances L, a, and e.
測長の基準となる第1のマーク及び第2のマークが
集束イオン・ビームに依る描画、
電子ビームの照射に依って凝結されるコンタミネーション、
金属などの選択的な被着、
微細な針の圧痕
の何れかの手段で形成されたものであること
を特徴とする請求項1記載の微小寸法計測方法。
The first mark and the second mark, which are the reference for length measurement, are drawn by the focused ion beam.
Contamination that is condensed by electron beam irradiation,
Selective deposition of metal, etc.
2. The minute dimension measuring method according to claim 1, wherein the minute dimension measuring method is formed by any means of fine needle indentations.
所定の軸を中心に回動可能ステージに搭載された寸法計測対象に於ける計測箇所の両側に在る模様(テクスチャ)の各一点を測長の第1の計測基準点及び第2の計測基準点と定め、
前記計測対象を垂直方向から走査型荷電粒子ビームを用い観測して、第1の計測基準点及び第2の計測基準点間の距離L、
前記計測対象を一方に角度θ 1 だけ傾斜させてから該計測対象を垂直方向から走査型荷電粒子ビームを用い観測して、第1の計測基準点及び計測対象の寸法計測箇所の一端間の距離a、
前記計測対象を他方に角度θ 2 だけ傾斜させてから該計測対象を垂直方向から走査型荷電粒子ビームを用い観測して、第2の計測基準点及び計測対象の寸法計測箇所の他端間の距離e
を計測し、 距離L、a、eから目的とする寸法を算出すること
を特徴とする微小寸法計測方法。
A first measurement reference point and a second measurement reference for measuring each point of a pattern (texture) on both sides of a measurement location in a dimension measurement target mounted on a stage that can be rotated around a predetermined axis Set a point,
A distance L between the first measurement reference point and the second measurement reference point by observing the measurement object from the vertical direction using a scanning charged particle beam;
A distance between the first measurement reference point and one end of the dimension measurement location of the measurement object is obtained by inclining the measurement object on one side by an angle θ 1 and observing the measurement object from the vertical direction using a scanning charged particle beam. a,
The measurement object is tilted to the other side by an angle θ 2, and then the measurement object is observed from the vertical direction using a scanning charged particle beam, and between the second measurement reference point and the other end of the dimension measurement location of the measurement object. Distance e
And measuring a target dimension from the distances L, a, and e .
JP2002251036A 2002-03-08 2002-08-29 Minute dimension measurement method Expired - Fee Related JP4147463B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002251036A JP4147463B2 (en) 2002-03-08 2002-08-29 Minute dimension measurement method

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002062903 2002-03-08
JP2002-62903 2002-03-08
JP2002251036A JP4147463B2 (en) 2002-03-08 2002-08-29 Minute dimension measurement method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003329433A JP2003329433A (en) 2003-11-19
JP4147463B2 true JP4147463B2 (en) 2008-09-10

Family

ID=29713854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002251036A Expired - Fee Related JP4147463B2 (en) 2002-03-08 2002-08-29 Minute dimension measurement method

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4147463B2 (en)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003329433A (en) 2003-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5133525B2 (en) Method and apparatus for quantitative three-dimensional reconstruction in a scanning electron microscope
US8074345B1 (en) Method of measuring a bevel angle in a write head
CN104428867B (en) Terminal for focused ion beam processing determines
US9218940B1 (en) Method and apparatus for slice and view sample imaging
JP6552383B2 (en) Automated TEM sample preparation
TWI686837B (en) Fiducial design for tilted or glancing mill operations with a charged particle beam
KR20170010840A (en) Pattern measurement method and pattern measurement device
JPH0555802B2 (en)
CN104685617B (en) For reducing the method and system of the curtain in charged particle beam sample preparation
JP2001082931A (en) Method and apparatus for measuring depth of hole
TW202115760A (en) Charged particle beam apparatus
JP4427656B2 (en) Survey data processing method
JP4147463B2 (en) Minute dimension measurement method
JP2012022903A (en) Charged particle beam application device and method for detecting reference mark in charged particle beam application device
JP4283044B2 (en) Minute dimension measurement method
JPS61128114A (en) Evaluation of surface shape of pattern
JP3280525B2 (en) Measurement method for structural dimensions of microstructures
JP4996206B2 (en) Shape observation apparatus and shape observation method
JP7413105B2 (en) Charged particle beam device
JP2014022174A (en) Sample table, and electron microscope equipped with the same
JP3621329B2 (en) Inclination angle measurement method
JPH11219680A (en) Converged ion beam machining method
JP5270984B2 (en) Observation object alignment method and observation object alignment apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080513

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080611

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees