JP4147170B2 - 眼鏡フレームのヨロイとテンプルの接合成形方法及び接合成形装置 - Google Patents

眼鏡フレームのヨロイとテンプルの接合成形方法及び接合成形装置 Download PDF

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Description

本発明は、眼鏡フレームの樹脂製ヨロイと樹脂製テンプルの合口部分を任意の形状にできる眼鏡フレームのヨロイとテンプルの接合成形方法及び接合成形装置に関するものである。
従来の樹脂製眼鏡フレームはヨロイを含む枠側とテンプル側を別々に成形し、それらをヒンジ(丁番)を介して回動可能に連結していた。このため、ヨロイとテンプルの合口部分の形状が直線に近いものに限定され、デザイン上の制約が大きいという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決することを技術的課題とし、ヨロイとテンプルの合口部分を任意の形状に選択することができ、しかも成形と同時にヨロイとテンプルを回動可能に接合することができる眼鏡フレームのヨロイとテンプルの接合成形方法及び接合成形装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、一次金型により、任意の形状を有する合口部分と、該合口部分に隣設した接合部にヒンジピンを設けた樹脂製ヨロイを成形する一次成形工程と、前記一次成形工程で成形された前記樹脂製ヨロイの少なくとも前記合口部分、前記接合部及び前記ヒンジピンに離型材を塗布してから、該樹脂製ヨロイを嵌め込んで保持固定し、前記二次金型に注入した樹脂材料により樹脂製テンプルを成形すると同時に、該テンプルの先端部に前記合口部分に合致する合口部分が形成され、さらに前記ヒンジピンを被覆して、テンプルが前記ヨロイに回動可能に接合される二次成形工程とを含むことを特徴とする眼鏡レームのヨロイとテンプルの接合成形方法である。
上記の接合成形法方は、前記一時成形工程において、前記合口部分、前記接合部及び前記ヒンジピンに設けたテンプルを成形し、前記二次成形工程においてヨロイを成形するようにしてもよい。
本発明による接合成形装置は、任意の形状を有する合口部分と該合口部分に隣設した接合部にヒンジピンを設けた樹脂製ヨロイ又はテンプルを成形する一次金型と、前記一次金型で成形された前記樹脂製ヨロイ又はテンプルの少なくとも前記合口部分、前記接合部及び前記ヒンジピンに離型材を塗布してから、嵌め込んで保持固定し、注入した樹脂材料により樹脂製テンプル又はヨロイを成形すると同時に、該テンプル又はヨロイの端部に前記合口部分に合致する合口部分が形成され、さらに前記ヒンジピンを被覆して、前記テンプルが前記ヨロイに回動可能に接合されるように成形する二次金型を備えていることを特徴とする。
前記ヒンジピンは、前記ヨロイ又はテンプルと一体に成形することが好ましいが、金属製ピンを前記ヨロイ又はテンプルの成形時にインサート成形することも可能である。
以上説明したように、本発明によれば、ヨロイとテンプルの合口部分を任意の形状に選択することが可能で、デザインの多様化が図れる。また、成形と同時に構成されるヒンジ機構部が成形樹脂により被覆されるので、ヒンジ機構部が外部から見えない眼鏡フレームを製作できる。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明により接合成形したヨロイ3とテンプル4を用いて製作した眼鏡フレーム1を示している。2はレンズ枠である。
図2は、ヨロイ3を成形する一次金型11を示しており、雌金型11Aと雄金型11Bとで構成され、雌金型11Aに成形凹部12が加工されている。該一次金型11は図示しない射出成形機にセットして使用され、成形凹部12に樹脂材料、例えば溶融したナイロンポリアミド樹脂材料を加圧注入して、図3に示すように、合口部分5に突設した接合部6にヒンジピン7を設けた樹脂製ヨロイ3が成形される。合口部分5は湾曲面に形成されているが、任意の形状を採用することが可能である。例えば、図8(a)に示すように、湾曲面と突曲面を組み合わせた合口部分5A、あるいは図8(b)のように波形曲面の合口部分5Bとすることも可能であり、また、図示しないけれども円弧状その他任意の形状とすることができる。また、合口部分5はテンプル4の折り曲げに支障を来たすことがないように内側に傾斜した傾斜面に形成されている。ヒンジピン7は接合部6と一体成形した樹脂製とするか、金属製ピンを接合部6にインサート成形する。
図4は、二次金型21を示しており、雌金型21Aと雄金型21Bとで構成され、雌金型21Aにヨロイ3とテンプル4とを合わせた全体形状の成形凹部22が加圧されている。まず、成形凹部22のヨロイ収容部23に一次金型11により成形した樹脂製ヨロイ3を図5に示すように嵌め込んで固定する。その際、樹脂製ヨロイ3全体又は少なくとも合口部分5、接合部6及びヒンジピン7に離型材、例えばフッ素系離型材を塗布してから成形凹部22のヨロイ収容部23に嵌め込む。次に、図5に示す成形凹部22のテンプル成形部24に樹脂材料、例えば溶融したナイロン又はポリアミド樹脂材料を加圧を注入する。この樹脂材料はヨロイ3の樹脂材料と同一であってもよいし、異なる材料であってもよい。テンプル成形部24に注入した樹脂材料により、図6及び図7に示すように、テンプル4が成形されると同時に、テンプル4の先端部8にヨロイ3の合口部分5に合致する合口部分9が形成され、さらに接合部6とヒンジピン7がテンプル4の端部8を成形する樹脂材料により被覆され、ヒンジピン7がテンプル4に埋め込まれて外部から見えない形態にヨロイ3とテンプル4との接合体が成形される。このように接合成形されたヨロイ3とテンプル4は、ヒンジピン7、接合部6及び合口部分5に離型材が塗布されているので、テンプル4がヨロイ3にくっつくことはない。また、ヨロイ3の合口部分5が内側に傾斜しているので、テンプル4はヨロイ3に対してヒンジピン7を支点に内側へのみ回動可能である。したがって、このヨロイ3とテンプル4の接合体を用いて製作した眼鏡フレーム1(図1参照)は、着用時においては、テンプル4がヨロイ3に対して外側へ回動しないけれども、ヨロイ3に対してテンプル4を内側に回動させて折りたたむことができる。
図9及び図10は、本発明による別の実施形態を示しており、この実施形態では、一次金型(図示せず)によって、図9に示すように、テンプル4とその先端部8に合口部分9、接合部6及びヒンジピン7を成形し、二次金型(図示せず)によって、図10に示すように、接合部6及びヒンジピンク付きテンプル4とヨロイ3とを接合成形したものである。この場合も、ヨロイ3の合口部分5とテンプル4の合口部分9は曲面、波形など任意の形状を採用することが可能である。また、合口部分5と合口部分9との接触面はテンプル4の折りたたみに支障を来さないように、内側に傾斜した傾斜面とすることは、前述した実施形態と同様である。
ヨロイとテンプルとの合口部分を種々の形状とすることを可能とした樹脂製眼鏡フレームが容易かつ、安価に製作できる。
本発明により接合成形したヨロイとテンプルを用いて製作した眼鏡フレームの側面図である。 同上ヨロイを成形する一次金型の斜視図である。 同上一次金型により成形されたヨロイの斜視図である。 同上ヨロイとテンプルを接合成形する二次金型の斜視図である。 同上二次金型の雌金型に一次成形したヨロイを嵌め合わせた状態を示す斜視図である。 同上二次金型により接合成形されたヨロイとテンプルの接合体の平面図である。 同上二次金型により接合成形されたヨロイとテンプルの接合体の側面図である。 一次金型により成形されたヨロイの変形例(a)、(b)を示す斜視図である。 本発明による別の実施形態を示しており、一次金型により成形されたテンプルの平面図(a)と側面図(b)である。 同上二次金型により成形されたヨロイと一時成形されたテンプルとの接合成形部分を示す平面図(a)と側面図(b)である。
符号の説明
1 眼鏡フレーム
2 レンズ枠
3 ヨロイ
4 テンプル
5 ヨロイの合口部分
6 接合部
7 ヒンジピン
8 テンプルの先端部
9 テンプルの合口部分
11 一次金型
12 成形凹部
21 二次金型
22 成形凹部
23 ヨロイ収容部
24 テンプル成形部

Claims (8)

  1. 一次金型により、任意の形状を有する合口部分と、該合口部分に隣設した接合部にヒンジピンを設けた樹脂製ヨロイを成形する一次成形工程と、
    前記一次成形工程で成形された前記樹脂製ヨロイの少なくとも前記合口部分、前記接合部及び前記ヒンジピンに離型材を塗布してから、該樹脂製ヨロイを二次金型に嵌め込んで保持固定し、前記二次金型に注入した樹脂材料により樹脂製テンプルを成形すると同時に、該テンプルの先端部に前記合口部分に合致する合口部分が形成され、さらに前記ヒンジピンを被覆して、前記テンプルが前記ヨロイに回動可能に接合される二次成形工程とを含むことを特徴とする眼鏡レームのヨロイとテンプルの接合成形方法。
  2. 一次金型により、任意の形状を有する合口部分と、該合口部分に隣設した接合部にヒンジピンを設けた樹脂製テンプルを成形する一次成形工程と、
    前記一次成形工程で成形された前記樹脂製テンプルの少なくとも前記合口部分、前記接合部及び前記ヒンジピンに離型材を塗布してから、該樹脂製テンプルを二次金型に嵌め込んで保持固定し、前記二次金型に注入した樹脂材料により樹脂製ヨロイを成形すると同時に該ヨロイの端部に前記合口部分に合致する合口部分が形成され、さらに前記ヒンジピンを被覆して、前記テンプルが前記ヨロイに回動可能に接合される二次成形工程とを含む眼鏡フレームのヨロイとテンプルの接合成形方法。
  3. 任意の形状を有する合口部分と該合口部分に隣設した接合部にヒンジピンを設けた樹脂製ヨロイを成形する一次金型と、
    前記一次金型で成形された前記樹脂製ヨロイの少なくとも前記合口部分、前記接合部及び前記ヒンジピンに離型材を塗布してから、該樹脂製ヨロイを嵌め込んで保持固定し、注入した樹脂材料により樹脂製テンプルを成形すると同時に、該テンプルの先端部に前記合口部分に合致する合口部分が形成され、さらに前記ヒンジピンを被覆して、前記テンプルが前記ヨロイに回動可能に接合されるように成形する二次金型とを備えていることを特徴とする眼鏡フレームのヨロイとテンプルの接合成形装置。
  4. 任意の形状を有する合口部分と該合口部分に隣設した接合部にヒンジピンを設けた樹脂製テンプルを成形する一次金型と、
    前記一次金型で成形された前記樹脂製テンプルの少なくとも前記合口部分、前記接合部及び前記ヒンジピンに離型材を塗布してから、該樹脂製ヨロイを嵌め込んで保持固定し、注入した樹脂材料により樹脂製ヨロイを成形すると同時に、該ヨロイの端部に前記合口部分に合致する合口部分が形成され、さらに前記ヒンジピンを被覆して、前記テンプルが前記ヨロイに回動可能に接合されるように成形する二次金型とを備えていることを特徴とする眼鏡フレームのヨロイとテンプルの接合成形装置。
  5. 前記ヒンジピンが、前記ヨロイと一体成形される請求項1記載の眼鏡フレームのヨロイとテンプルの接合成形方法。
  6. 前記ヒンジピンが金属製で、前記ヨロイにインサート成形される請求項1記載の眼鏡フレームのヨロイとテンプルの接合成形方法。
  7. 前記ヒンジピンが、前記テンプルと一体成形される請求項2記載の眼鏡フレームのヨロイとテンプルの接合成形方法。
  8. 前記ヒンジピンが金属製で、前記テンプルにインサート成形される請求項2記載の眼鏡フレームのヨロイとテンプルの接合成形方法。
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