JP4145644B2 - Vehicle travel control device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステレオカメラ、単眼カメラ、ミリ波レーダ等で前方の自車両走行車線や立体物等を検出し、これら自車両走行車線や立体物等に基づき目標自車進行路を推定して自動操舵制御を行う車両の走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CCDカメラ等による画像認識装置で認識した左右車線の中央線を、車両中心がトレースするように操舵装置を自動制御する、所謂、車線維持支援装置の研究開発が進められている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−142441号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、上述のような車線維持支援装置では、前述の如く、左右の車線情報から目標とする自車進行路を算出している。しかしながら、自車両走行車線以外の他の走行車線を走行する車両が自車両走行車線内に割り込んでいる場合はもとより、割り込まないまでも近接して走行している場合は、ドライバは衝突の危険を感じ、自動操舵状態を維持できず、車線維持支援装置の作動をOFF状態に切り替えてしまうことが多く、車線維持支援装置の機能を十分に発揮させることが難しいという問題があった。また、例えば、前方左右両側の車両が自車両走行車線に割り込んでいる場合等では、これら左右両側の車両により自車両が通り抜ける道を確保することができないため、車線維持支援装置は作動をOFF状態とした方が望ましい場合もある。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、実際の走行環境に応じて最適な自車進行路を設定し、ドライバが前方の車両等との衝突、接触の不安を抱くことなく安心して有効且つ最大限に自動操舵の機能を利用することができる車両の走行制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1記載の本発明による車両の走行制御装置は、自車両の運転状態を検出する自車両運転状態検出手段と、自車両前方の少なくとも立体物情報と走行路情報を前方情報として検出する前方情報検出手段と、上記自車両運転状態に応じた自車進行路を第1の自車進行路として推定する第1の自車進行路推定手段と、上記前方情報に応じた自車進行路を第2の自車進行路として設定する第2の自車進行路設定手段と、上記第1の自車進行路と上記第2の自車進行路に応じて操舵制御を実行させる操舵制御手段とを備えた車両の走行制御装置において、上記第2の自車進行路設定手段は、上記前方情報検出手段で、前方の自車両走行車線以外の左右のどちらかに複数の立体物が存在することを検出した場合は、自車両から前方向に最も近い距離に存在する立体物を判定の対象とする対象立体物として定め、上記対象立体物が上記対象立体物の存在する側の車線位置より上記自車両走行車線内に突出して存在する場合には、上記対象立体物の突出している位置と上記対象立体物が存在する側とは反対側の車線との間の中央に上記第2の自車進行路を設定することを特徴としている。
【0009】
また、請求項2記載の本発明による車両の走行制御装置は、請求項1記載の車両の走行制御装置において、上記第2の自車進行路設定手段は、上記前方情報検出手段で、上記前方の自車両走行車線以外の左右のどちらかに立体物が存在し、この立体物を対象立体物として定めた場合であっても、該対象立体物が存在する側とは反対側の車線が未検出の場合は上記第2の自車進行路の設定を中止し、上記操舵制御手段による操舵制御を中止させることを特徴としている。
【0010】
更に、請求項3記載の本発明による車両の走行制御装置は、請求項1記載の車両の走行制御装置において、上記第2の自車進行路設定手段は、上記前方情報検出手段で、上記前方の自車両走行車線以外の左右両側に立体物が存在することを検出した場合は、これら左右両側の立体物を判定の対象とする立体物として定め、それぞれの対象立体物が存在する側の車線位置と上記各対象立体物の存在位置とに応じて上記第2の自車進行路を設定することを特徴としている。
【0011】
また、請求項4記載の本発明による車両の走行制御装置は、請求項3記載の車両の走行制御装置において、上記第2の自車進行路設定手段は、上記前方情報検出手段で、上記前方の自車両走行車線以外の左右両側に立体物が存在することを検出し、上記左右の対象立体物が共に上記自車両走行車線内に突出している場合は、上記第2の自車進行路を上記左右の対象立体物の突出している位置の間に設定することを特徴としている。
【0012】
更に、請求項5記載の本発明による車両の走行制御装置は、請求項3又は請求項4記載の車両の走行制御装置において、上記第2の自車進行路設定手段は、上記前方情報検出手段で、上記前方の自車両走行車線以外の左右の少なくともどちらかの側に複数の立体物が存在することを検出した場合は、左右それぞれ自車両から前方向に最も近い距離に存在する立体物を上記対象立体物として定めることを特徴としている。
【0013】
また、請求項6記載の本発明による車両の走行制御装置は、請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載の車両の走行制御装置において、上記第2の自車進行路設定手段は、設定した上記第2の自車進行路の走行路の幅が予め設定する閾値より狭い場合は、上記第2の自車進行路の設定を中止し、上記操舵制御手段による操舵制御を中止させることを特徴としている。
【0014】
更に、請求項7記載の本発明による車両の走行制御装置は、請求項6記載の車両の走行制御装置において、上記予め設定する閾値は、少なくとも自車両の車幅を基準に設定し、自車速に応じて可変自在であることを特徴としている。
【0015】
また、請求項8記載の本発明による車両の走行制御装置は、請求項2、6、7の何れか一つに記載の車両の走行制御装置において、報知手段を有し、上記第2の自車進行路の設定を中止し、上記操舵制御手段による操舵制御を中止させる際には、所定の報知を行うことを特徴としている。
【0016】
すなわち、請求項1記載の車両の走行制御装置は、自車両運転状態検出手段で自車両の運転状態を検出し、前方情報検出手段で自車両前方の少なくとも立体物情報と走行路情報を前方情報として検出し、第1の自車進行路推定手段で自車両運転状態に応じた自車進行路を第1の自車進行路として推定し、第2の自車進行路設定手段で前方情報に応じた自車進行路を第2の自車進行路として設定する。そして、操舵制御手段は、第1の自車進行路と第2の自車進行路に応じて操舵制御を実行させる。この際、第2の自車進行路設定手段は、前方情報検出手段で、前方の自車両走行車線以外の左右のどちらかに複数の立体物が存在することを検出した場合は、自車両から前方向に最も近い距離に存在する立体物を判定の対象とする対象立体物として定め、対象立体物が対象立体物の存在する側の車線位置より自車両走行車線内に突出して存在する場合には、対象立体物の突出している位置と対象立体物が存在する側とは反対側の車線との間の中央に第2の自車進行路を設定する。このように、左右の車線情報のみならず、立体物の位置をも考慮して実際の走行環境に応じた最適な自車進行路を設定するようにしているので、ドライバが前方の車両等との衝突、接触の不安を抱くことなく安心して有効且つ最大限に自動操舵の機能を利用することができる。
【0019】
更に、第2の自車進行路設定手段は、前方情報検出手段で、前方の自車両走行車線以外の左右のどちらかに立体物が存在し、この立体物を対象立体物として定めた場合であっても、この対象立体物が存在する側とは反対側の車線が未検出の場合は、請求項2記載のように、第2の自車進行路の設定を中止し、操舵制御手段による操舵制御を中止させ、不確実な操舵制御が行われることを確実に防止する。
【0020】
また、第2の自車進行路設定手段は、前方情報検出手段で、前方の自車両走行車線以外の左右両側に立体物が存在することを検出した場合は、請求項3記載のように、これら左右両側の立体物を判定の対象とする立体物として定め、それぞれの対象立体物が存在する側の車線位置と各対象立体物の存在位置とに応じて第2の自車進行路を設定する。
【0021】
更に、第2の自車進行路設定手段は、前方情報検出手段で、前方の自車両走行車線以外の左右両側に立体物が存在することを検出し、左右の対象立体物が共に自車両走行車線内に突出している場合は、請求項4記載のように、第2の自車進行路を左右の対象立体物の突出している位置の間に設定する。
【0022】
また、第2の自車進行路設定手段は、前方情報検出手段で、前方の自車両走行車線以外の左右の少なくともどちらかの側に複数の立体物が存在することを検出した場合は、請求項5記載のように、左右それぞれ自車両から前方向に最も近い距離に存在する立体物を対象立体物として定める。
【0023】
更に、第2の自車進行路設定手段は、設定した第2の自車進行路の走行路の幅が予め設定する閾値より狭い場合は、請求項6記載のように、第2の自車進行路の設定を中止し、操舵制御手段による操舵制御を中止させる。この際、予め設定する閾値は、請求項7記載のように、少なくとも自車両の車幅を基準に設定し、自車速に応じて可変自在であることが望ましい。そして、この制御により、通行が不可能な通路を通り抜けようとする不要な操舵制御が行われることを確実に防止する。
【0024】
また、請求項2、6、7のような、第2の自車進行路の設定を中止し、操舵制御手段による操舵制御を中止させる際には、請求項8記載のように、報知手段により、所定の報知、例えば、ランプの点滅や音声による警報を発生することにより、ドライバに操舵制御が中止されたことが伝達され、利便性をより一層向上させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図12は本発明の実施の一形態を示し、図1は走行制御装置を備えた車両の概略構成図、図2は走行制御装置の機能ブロック図、図3は電動パワーステアリング目標値作成を説明する特性図、図4は片側車線に対象立体物が存在する際に設定される前方情報に基づく自車進行路の説明図、図5は片側車線に複数の対象立体物が存在する際に設定される前方情報に基づく自車進行路の説明図、図6は両側車線に対象立体物が存在する際に設定される前方情報に基づく自車進行路の説明図、図7は両側車線に複数の対象立体物が存在する際に設定される前方情報に基づく自車進行路の説明図、図8は前方情報に基づく自車進行路のカーブ曲率半径演算の一例を示す説明図、図9は運転状態に基づく自車進行路と前方情報に基づく自車進行路のずれ量の説明図、図10はずれ量に基づく目標ヨーレート演算の説明図、図11は電動パワーステアリングモータ制御部の機能ブロック図、図12はトルク制御指示値とモータ指示電流の関係を示す説明図である。
【0026】
図1において、符号1は自動車等の車両(自車両)であり、この車両1には、自車進行路(或いは、目標コース)を設定し、車両中心がこの自車進行路をトレースするように操舵装置を自動制御する、走行制御装置2が搭載されている。
【0027】
このため、車両1の前輪操舵部3は、電動パワーステアリングモータ4や図示しないウォームギヤ、リダクションギヤ等を備えた周知の電動パワーステアリング機構で構成されており、左前輪5fl,右前輪5frとリンク機構で接続されている。
【0028】
走行制御装置2は、後述の各センサやその他装置等からの入力により電動パワーステアリングモータ制御部6に出力し、電動パワーステアリングモータ4を駆動制御する制御装置7をメイン制御装置として有しており、この制御装置7には、自車進行路のトレースを中止した際に点灯してドライバに報知する報知ランプ8が接続されている。
【0029】
また、自車両1には、ステレオ光学系として例えば電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を用いた1組の(左右の)CCDカメラ9L、9Rが前方に向けて搭載されており、これら左右のCCDカメラ9L、9Rは、それぞれ車室内の天井前方に一定の間隔をもって取り付けられ、車外の対象を異なる視点からステレオ撮像し、それぞれ画像データを前方情報認識装置10に入力する。
【0030】
前方情報認識装置10は、CCDカメラ9L、9Rからの画像に基づき自車両1前方の立体物データと白線データの前方情報を検出する。この前方情報認識装置10におけるCCDカメラ9L、9Rからの画像の処理は、例えば以下のように行われる。まず、CCDカメラ9L、9RのCCDカメラで撮像した自車両の進入方向の環境の1組のステレオ画像対に対し、対応する位置のずれ量から三角測量の原理によって画像全体に渡る距離情報を求める処理を行なって、三次元の距離分布を表す距離画像を生成する。そして、このデータを基に、周知のグルーピング処理や、予め記憶しておいた3次元的な道路形状データ、立体物データ等と比較し、白線データ、車両等の立体物データを抽出する。こうして、前方情報認識装置10で認識された白線データ、車両等の立体物データは、制御装置7に入力される。このように、CCDカメラ9L、9R、前方情報認識装置10は、前方情報検出手段として設けられている。
【0031】
また、自車両1には、4輪5fl,5fr,5rl,5rrの車輪速ωfl,ωfr,ωrl,ωrrを検出する車輪速センサ21fl,21fr,21rl,21rrが設けられており、検出した4輪の車輪速の信号は、制御装置7に入力される。更に、自車両1には、前輪舵角δfを検出する舵角センサ22、操舵トルクTdを検出する操舵トルクセンサ23、車両に実際に生じている実ヨーレートγを検出するヨーレートセンサ24が設けられ、これらセンサからの各信号が制御装置7に入力される。
【0032】
制御装置7は、前方情報認識装置10で認識された白線データ、車両等の立体物データ、及び、各センサ21fl,21fr,21rl,21rr、22、23、24で検出された各センサ信号が入力される。そして、これら入力信号により、自車両1の運転状態から自車進行路(すなわち、第1の自車進行路)を推定し、また、前方情報から自車進行路(すなわち、第2の自車進行路)を設定して、第1の自車進行路が第2の自車進行路となるように電動パワーステアリングモータ制御部6へトルク制御指示値Ttを出力する。
【0033】
すなわち、制御装置7は、操舵制御手段としての機能を有し、マイクロコンピュータとその周辺回路で構成され、図2に示すように、車速演算部7a、電動パワーステアリング目標値作成部7b、前方情報に基づく自車進行路設定部7c、報知制御部7d、カーブ曲率半径演算部7e、ずれ量に基づく目標ヨーレート演算部7f、カーブ曲率に基づく目標ヨーレート演算部7g、キープレーン制御トルク演算部7h、電動パワーステアリング制御トルク出力部7iから主要に構成されている。
【0034】
車速演算部7aは、4輪の車輪速センサ、すなわち各車輪速度センサ21fl,21fr,21rl,21rrから4輪5fl,5fr,5rl,5rrの各車輪速度ωfl,ωfr,ωrl,ωrrが入力され、例えばこれらの平均を演算することにより車速V(=(ωfl,ωfr,ωrl,ωrr)/4)を演算し、電動パワーステアリング目標値作成部7b、ずれ量に基づく目標ヨーレート演算部7f、カーブ曲率に基づく目標ヨーレート演算部7g、キープレーン制御トルク演算部7hに出力する。この車速演算部7aは、車輪速度センサ21fl,21fr,21rl,21rrと共に、自車両運転状態検出手段を構成している。
【0035】
電動パワーステアリング目標値作成部7bは、操舵トルクセンサ23から操舵トルクTdが入力され、車速演算部7aから車速Vが入力される。そして、例えば、図3(a)に示すような、予め記憶しておいた電動パワーステアリング目標値の基本アシスト量Tbと操舵トルクTdの特性マップから基本アシスト量Tbを求める。そして、図3(b)に示すような、予め記憶しておいた車速係数Kbと車速Vの特性マップから車速係数Kbを求め、これら基本アシスト量Tbと車速係数Kbとを乗算してアシストトルクThを演算する(Th=Tb・Kb)。こうして演算したアシストトルクThは電動パワーステアリング制御トルク出力部7iに出力される。
【0036】
前方情報に基づく自車進行路設定部7cは、第2の自車進行路設定手段として設けられており、前方情報認識装置10から白線データ、車両等の立体物データが入力される。自車進行路設定部7cでは、前方の自車両走行車線以外の他の位置に立体物が存在することを検出した場合は、その立体物を判定の対象とする対象立体物として定め、対象立体物が存在する側の自車両走行車線の車線位置と対象立体物の存在位置とに応じて第2の自車進行路を設定する。そして、設定した第2の自車進行路は、カーブ曲率半径演算部7e、及び、ずれ量に基づく目標ヨーレート演算部7fに出力される。
【0037】
前方情報に基づく自車進行路設定部7cにおける第2の自車進行路の設定は、具体的には、以下のようにして行う。
ケース1.対象立体物が検出されておらず、両側白線のみが検出されている場合には、この両側白線の略中央を第2の自車進行路として設定する。
【0038】
ケース2.自車両走行車線の一方の車線側に対象立体物が検出されており、この対象立体物が対象立体物の存在する側の車線位置より自車両走行車線内に突出して存在する場合(図4のような場合)には、少なくとも対象立体物の突出している位置を用いて第2の自車進行路を設定する。この第2の自車進行路は、図4に示すように、対象立体物の突出している位置と、対象立体物が存在する側とは反対側の車線との間の略中央に第2の自車進行路を設定する。
【0039】
ケース3.自車両走行車線の一方の車線側に複数の立体物が検出されている場合は、自車両から前方向に最も近い距離に存在する立体物を対象立体物として定め、この対象立体物が対象立体物の存在する側の車線位置より自車両走行車線内に突出して存在する場合(図5のような場合)には、少なくとも対象立体物の突出している位置を用いて第2の自車進行路を設定する。この第2の自車進行路は、ケース2と同様、図5に示すように、対象立体物の突出している位置と、対象立体物が存在する側とは反対側の車線との間の略中央に第2の自車進行路を設定する。
【0040】
ケース4.自車両走行車線の一方の車線側に立体物が存在し、この立体物が対象立体物として定められた場合であっても、この対象立体物が存在する側とは反対側の車線が未検出の場合は、第2の自車進行路の設定を中止し、第2の自車進行路のデータ出力を中止する(これにより制御装置7における走行制御が停止される)と共に、報知制御部7dに対して信号出力し、報知ランプ8を点灯させる。
【0041】
ケース5.前方の自車両走行車線以外の左右両側に立体物が存在することを検出した場合は、これら左右両側の立体物を判定の対象とする立体物として定め、それぞれの対象立体物が存在する側の車線位置と各対象立体物の存在位置とに応じて第2の自車進行路を設定する。この際、左右の対象立体物が共に自車両走行車線内に突出している場合(図6に示す場合)は、第2の自車進行路を左右の対象立体物の突出している位置の略中央に設定する。
【0042】
ケース6.前方の自車両走行車線以外の左右の少なくともどちらかの側に複数の立体物が存在することを検出した場合は、左右それぞれ自車両から前方向に最も近い距離に存在する立体物を対象立体物として定める。そして、それぞれの対象立体物が存在する側の車線位置と各対象立体物の存在位置とに応じて第2の自車進行路を設定する。この際、左右の対象立体物が共に自車両走行車線内に突出している場合(図7に示す場合)は、第2の自車進行路を左右の対象立体物の突出している位置の略中央に設定する。
【0043】
また、前方情報に基づく自車進行路設定部7cは、上述のケース1、2、3、5、6のそれぞれの場合において、第2の自車進行路を設定した場合、この第2の自車進行路を略中心とする走行路幅dも検出し、この走行路幅dが、予め設定しておいた閾値より小さい場合は、第2の自車進行路の設定を中止し、第2の自車進行路のデータ出力を中止する(これにより制御装置7における走行制御が停止される)と共に、報知制御部7dに対して信号出力し、報知ランプ8を点灯させる。
【0044】
ここで、上述の走行路幅dと比較を行う閾値は、例えば、自車両1の車幅を基準(最低値)に設定され、マップ等を参照して自車速Vが大きくなるほど大きな値に設定される。
【0045】
カーブ曲率半径演算部7eは、前方情報に基づく自車進行路設定部7cから第2の自車進行路が入力され、この第2の自車進行路のカーブ曲率半径Rを演算し、カーブ曲率に基づく目標ヨーレート演算部7gに出力する。
【0046】
このカーブ曲率半径Rの演算は、例えば、以下のようにして行う。
図8に示すように、自車両1を中心とするX(車両の左右方向)−Y(車両の前後方向)座標上で、第2の自車進行路の前方のカーブを構成する3つのノードP1(x1,y1)、P2(x2,y2)、P3(x3,y3)を考える。また、P1−P2間の線分をA、P2−P3間の線分をB、P3−P1間の線分をCとすると、3点P1,P2,P3の外接円の半径は、以下の(1)式で与えられる。
R=(A+B+C)/(4・Sa) …(1)
【0047】
ここで、Saは、三角形P1−P2−P3の面積であり、
Sa=(λ・(λ−A)・(λ−B)・(λ−C))1/2 …(2)
但し、λ=(A+B+C)/2
【0048】
また、各線分A、B、Cは、各座標値より以下の各式により求められる。
A=((y2−y1)2+(x2−x1)2)1/2 …(3)
B=((y3−y2)2+(x3−x2)2)1/2 …(4)
C=((y1−y3)2+(x1−x3)2)1/2 …(5)
尚、ノード間距離は、対応させるカーブの曲率等によって、サンプリングタイムや、隔距離がチューニングされるものである。
【0049】
ずれ量に基づく目標ヨーレート演算部7fは、車速演算部7aから車速Vが、前方情報に基づく自車進行路設定部7cから第2の自車進行路が入力される。そして、図9に示すように、まず、画像で認識した車線左右方向座標位置Xpと自車両1が現在の進路を維持したときの到達点X0(すなわち、第1の自車進行路上の到達点X0)との差を、ずれ量εとして定める。すなわち、ずれ量εは、実際には画像認識で検出した第2の自車進行路の横変位量であり、ずれ量εを検出する前方の注視距離Dは、例えば、以下の(6)式により演算する。
D=Tp・V …(6)
ここで、Tpは、例えば2秒等の予見時間である。尚、前方注視距離Dは、他の方法で定めるようにしても良い。このように、ずれ量に基づく目標ヨーレート演算部7fは、第1の自車進行路推定手段としての機能も有している。
【0050】
次いで、ずれ量に基づく目標ヨーレート演算部7fは、ずれ量εをゼロにするのに必要な目標ヨーレート(ずれ量に基づく目標ヨーレート)γεを、例えば、図10に示す幾何学的関係から、以下の(7)式により演算する。
γε=V/R’ …(7)
ここで、R’=x/sinθであり、
x=(D2+ε2)1/2/2
θ=tan−1(ε/D)
である。
こうして、演算したずれ量に基づく目標ヨーレートγεは、キープレーン制御トルク演算部7hに出力される。
【0051】
カーブ曲率に基づく目標ヨーレート演算部7gは、車速演算部7aから車速Vが、カーブ曲率半径演算部7eからカーブ曲率半径Rが入力される。そして、カーブ曲率半径Rをトレースするための目標ヨーレート(カーブ曲率に基づく目標ヨーレート)γrを、例えば、以下の(8)式により演算し、演算したカーブ曲率に基づく目標ヨーレートγrを、キープレーン制御トルク演算部7hに出力する。
γr=V/R …(8)
【0052】
キープレーン制御トルク演算部7hは、舵角センサ22から前輪舵角δfが、ヨーレートセンサ24から実ヨーレートγが、車速演算部7aから車速Vが、ずれ量に基づく目標ヨーレート演算部7fからずれ量に基づく目標ヨーレートγεが、カーブ曲率に基づく目標ヨーレート演算部7gからカーブ曲率に基づく目標ヨーレートγrが入力される。そして、例えば、以下の手順に従って、目標ハンドル角を実現するための目標ハンドルトルクTaを演算し、電動パワーステアリング制御トルク出力部7iに出力する。
【0053】
まず、ずれ量に基づく目標ヨーレートγεとカーブ曲率に基づく目標ヨーレートγrから、以下の(9)式により、トータルの目標ヨーレートγsを演算する。
γs=kε・γε+kr・γr …(9)
ここで、kε、krは、予め設定しておいたゲインを示す。
【0054】
次いで、目標ヨーレートγsを実現するための目標ハンドル角θhtを演算する。
一般に、車両の目標ヨーレートγtは、車両の運動方程式により、以下の(10)式により得られる。
γt=G(0)・(1/(1+Tr・s))・δf …(10)
ここで、G(0)はヨーレート定常ゲイン、Trは時定数、sはラプラス演算子であり、例えば、時定数Trは以下の(11)式から、ヨーレート定常ゲインG(0)は、以下の(12)式から求められる。
Tr=(m・Lf・V)/(2・L・kre) …(11)
ここで、mは車両質量、Lfは前軸と重心間の距離、Lはホイールベース、kreはリヤ等価コーナリングパワーである。
【0055】
G(0)=1/(1+sf・V2)・V/L …(12)
ここで、sfは車両諸元で決まるスタビリティファクタであり、例えば、以下(13)式により演算される。
ここで、kfeはフロント等価コーナリングパワー、Lrは後軸と重心間の距離である。
【0056】
そして、上述の(10)式より、
【0057】
上述の(14)式において、s・γtは、γtの微分値であり、δfを目標舵角δftに、γtをトータルの目標ヨーレートγsに置き換えると以下の(15)式を得る。
【0058】
【0059】
従って、目標ハンドル角θhtは、stgをステアリングギヤ比とすると、以下の(16)式により演算できる。
【0060】
θht=δft・stg …(16)
【0061】
そして、目標ハンドル角θhtを実現するための目標ハンドルトルクTaは、以下の(17)式により演算される。
Ta=Isw・(d2θht/dt2)+Tst/stg …(17)
ここで、Iswはハンドル慣性モーメント、Tstはセルフアライニングトルクであり、セルフアライニングトルクTstは、以下の(18)式で与えられる。
Tst=nt・Cf …(18)
ここで、ntはニューマチックトレール、Cfは前輪のコーナリングフォースである。
電動パワーステアリング制御トルク出力部7iは、電動パワーステアリング目標値作成部7bからアシストトルクThが、キープレーン制御トルク演算部7hから目標ハンドルトルクTaが入力され、これらを加算してトルク制御指示値Tt(=Th+Ta)とし、トルク制御電動パワーステアリングモータ制御部6に出力する。
【0062】
電動パワーステアリングモータ制御部6は、図11に示すように、モータ指示電流変換部6a、電流制御部6b、駆動信号発生部6c、電流検出部6dから主要に構成されている。
【0063】
そして、制御装置7からトルク制御指示値Ttが入力されると、モータ指示電流変換部6aにおいて、図12に示すような、予め設定しておいたマップを参照してモータ指示電流に変換し、電流制御部6b、駆動信号発生部6cを介して電動パワーステアリングモータ4に電流を出力する。尚、駆動信号発生部6cから出力される電流値は、電流検出部6dにより検出され、モータ指示電流変換部6aで変換した電流値が出力されているかモニタリングされる。
【0064】
このように、本発明の実施の形態によれば、単に、左右の車線情報から目標とする自車進行路を設定することなく、自車両走行車線以外の立体物情報をも考慮して様々な状況毎に自車進行路を設定するので、ドライバが前方の車両等との衝突、接触の不安を抱くことなく安心して有効且つ最大限に自動操舵の機能を利用することが可能となる。
【0065】
尚、本実施の形態では、CCDカメラ9L、9Rからの画像情報を基に、自車両前方の立体物情報と走行路情報を得るようにしているが、単眼カメラとミリ波レーダ或いはレーザレーダまた或いは赤外線レーダ装置とを組み合わせたシステム等の他のシステムから自車両前方の立体物情報と走行路情報を得るようにしても本発明は適用できることは云うまでもない。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、実際の走行環境に応じて最適な自車進行路を設定し、ドライバが前方の車両等との衝突、接触の不安を抱くことなく安心して有効且つ最大限に自動操舵の機能を利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】走行制御装置を備えた車両の概略構成図
【図2】走行制御装置の機能ブロック図
【図3】電動パワーステアリング目標値作成を説明する特性図
【図4】片側車線に対象立体物が存在する際に設定される前方情報に基づく自車進行路の説明図
【図5】片側車線に複数の対象立体物が存在する際に設定される前方情報に基づく自車進行路の説明図
【図6】両側車線に対象立体物が存在する際に設定される前方情報に基づく自車進行路の説明図
【図7】両側車線に複数の対象立体物が存在する際に設定される前方情報に基づく自車進行路の説明図
【図8】前方情報に基づく自車進行路のカーブ曲率半径演算の一例を示す説明図
【図9】運転状態に基づく自車進行路と前方情報に基づく自車進行路のずれ量の説明図
【図10】ずれ量に基づく目標ヨーレート演算の説明図
【図11】電動パワーステアリングモータ制御部の機能ブロック図
【図12】トルク制御指示値とモータ指示電流の関係を示す説明図
【符号の説明】
1 自車両
2 走行制御装置
3 前輪操舵部
4 電動パワーステアリングモータ
5fl,5fr,5rl,5rr 車輪
6 電動パワーステアリングモータ制御部
7 制御装置(操舵制御手段)
7a 車速演算部(自車両運転状態検出手段)
7b 電動パワーステアリング目標値作成部
7c 前方情報に基づく自車進行路設定部(第2の自車進行路設定手段)
7d 報知制御部
7e カーブ曲率半径演算部
7f ずれ量に基づく目標ヨーレート演算部(第1の自車進行路推定手段)
7g カーブ曲率に基づく目標ヨーレート演算部
7h キープレーン制御トルク演算部
7i 電動パワーステアリング制御トルク出力部
8 報知ランプ
9L,9R CCDカメラ(前方情報検出手段)
10 前方情報認識装置(前方情報検出手段)
21fl,21fr,21rl,21rr 車輪速度センサ(自車両運転状態検出手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In the present invention, a front vehicle lane or a three-dimensional object is detected by a stereo camera, a monocular camera, a millimeter wave radar, or the like, and a target host vehicle traveling path is estimated based on the vehicle lane or a three-dimensional object. The present invention relates to a vehicle travel control device that performs steering control.
[0002]
[Prior art]
In recent years, research and development of a so-called lane keeping support device that automatically controls the steering device so that the center of the vehicle traces the center line of the left and right lanes recognized by an image recognition device such as a CCD camera (for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2000-142441 A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Generally, in the lane keeping assist device as described above, the target own vehicle traveling path is calculated from the left and right lane information as described above. However, if a vehicle traveling in a travel lane other than the host vehicle lane is interrupted in the host vehicle lane, the driver may be in danger of a collision if he / she is traveling in close proximity. There is a problem that it is difficult to maintain the automatic steering state, and the operation of the lane keeping assist device is often switched to the OFF state, so that it is difficult to fully exert the function of the lane keeping assist device. In addition, for example, when vehicles on both the left and right sides of the vehicle are in the vehicle lane, the lane keeping support device is in an OFF state because the vehicle on both the left and right sides cannot secure a path through which the vehicle passes. In some cases, it is desirable.
[0005]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and sets an optimal own vehicle traveling path according to the actual traveling environment, and the driver is effective without worrying about collision and contact with the vehicle ahead. It is another object of the present invention to provide a vehicle travel control apparatus that can utilize the automatic steering function to the maximum extent.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a vehicle travel control device according to the present invention as set forth in
[0009]
Claims 2 The vehicle travel control device according to the present invention is described in the claims. 1 In the vehicle travel control apparatus described above, the second vehicle traveling path setting means is the front information detection means, and there is a three-dimensional object on either the left or right side other than the front vehicle traveling lane. Even when the object is determined as the target solid object, if the lane on the side opposite to the side where the target solid object exists is not detected, the setting of the second vehicle traveling path is stopped, and the steering is performed. The steering control by the control means is stopped.
[0010]
Further claims 3 The vehicle travel control device according to the present invention is described in the claims. 1 The second vehicle traveling path setting means detects the presence of a three-dimensional object on both the left and right sides other than the front vehicle traveling lane in the front information detecting means. Defines the three-dimensional objects on both the left and right sides as the objects to be determined, and the second vehicle according to the lane position on the side where each object three-dimensional object exists and the position where each object three-dimensional object exists. It is characterized by setting a traveling path.
[0011]
[0012]
Further claims 5 The vehicle travel control device according to the present invention is described in the claims. 3 Or claims 4 In the vehicle travel control apparatus described above, the second vehicle traveling path setting unit is the front information detection unit, and a plurality of three-dimensional objects are provided on at least one of the left and right sides other than the front host vehicle traveling lane. When the presence is detected, a three-dimensional object existing at a distance closest to the front direction from the own vehicle is determined as the target three-dimensional object.
[0013]
[0014]
Further claims 7 The vehicle travel control device according to the present invention is described in the claims. 6 In the vehicle travel control apparatus described above, the preset threshold value is set based on at least the vehicle width of the host vehicle, and is variable according to the host vehicle speed.
[0015]
[0016]
In other words, the vehicle travel control device according to claim 1 detects the driving state of the host vehicle by the host vehicle driving state detection means, and forward information at least the three-dimensional object information and the travel path information ahead of the host vehicle by the front information detection means. The first vehicle traveling path estimation means estimates the own vehicle traveling path according to the host vehicle operating state as the first own vehicle traveling path, and the second own vehicle traveling path setting means uses the forward information. The corresponding own vehicle traveling path is set as the second own vehicle traveling path. And a steering control means performs steering control according to a 1st own vehicle traveling path and a 2nd own vehicle traveling path. At this time, if the second vehicle traveling path setting means detects that there are a plurality of three-dimensional objects on either the left or right side other than the front vehicle lane, the front information detection means A solid object existing at a distance closest to the front direction is determined as a target solid object to be determined, When the target three-dimensional object protrudes from the lane position on the side where the target three-dimensional object exists in the own vehicle travel lane, the position where the target three-dimensional object protrudes is opposite to the side where the target three-dimensional object exists. In the middle between lanes A second own vehicle traveling path is set. In this way, not only the left and right lane information but also the position of the three-dimensional object is taken into consideration so that the optimum own vehicle traveling path corresponding to the actual traveling environment is set. The automatic steering function can be used safely and effectively without worrying about the collision and contact.
[0019]
Further, the second vehicle traveling path setting means is a forward information detection means in which a three-dimensional object exists on either the left or right side other than the front vehicle lane, and this three-dimensional object is determined as a target three-dimensional object. Even if there is no lane on the side opposite to the side where this target solid object exists, 2 As described, the setting of the second own vehicle traveling path is stopped, the steering control by the steering control means is stopped, and the uncertain steering control is surely prevented.
[0020]
Further, when the second vehicle traveling path setting means detects the presence of a three-dimensional object on both the left and right sides other than the front vehicle traveling lane by the forward information detection means, 3 As described, these three-dimensional objects on both the left and right sides are determined as the three-dimensional objects to be determined, and the second object is determined according to the lane position on the side where each target three-dimensional object is present and the existence position of each target three-dimensional object. Set the car traveling path.
[0021]
Further, the second own vehicle traveling path setting means is a forward information detecting means for detecting the presence of a three-dimensional object on both the left and right sides other than the front own vehicle traveling lane, and the left and right target three-dimensional objects are both traveling on the own vehicle. If it protrudes into the lane, the
[0022]
Further, when the second vehicle traveling path setting means detects the presence of a plurality of three-dimensional objects on at least one of the left and right sides other than the front own vehicle traveling lane by the forward information detection means, Term 5 As described, the three-dimensional object existing at the distance closest to the front direction from the host vehicle is determined as the target three-dimensional object.
[0023]
Further, the second vehicle traveling path setting means, when the set width of the traveling path of the second vehicle traveling path is narrower than a preset threshold value, 6 As described, the setting of the second own vehicle traveling path is stopped, and the steering control by the steering control means is stopped. In this case, the preset threshold value is as claimed. 7 As described, it is desirable that the vehicle width is set based on at least the vehicle width of the host vehicle and can be varied according to the host vehicle speed. By this control, it is possible to reliably prevent unnecessary steering control from going through a path that cannot be passed.
[0024]
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 12 show an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a vehicle equipped with a travel control device, FIG. 2 is a functional block diagram of the travel control device, and FIG. 3 is an electric power steering target value. FIG. 4 is a characteristic diagram for explaining the creation, FIG. 4 is an explanatory diagram of the own vehicle traveling path based on the forward information set when the target three-dimensional object exists in one side lane, and FIG. 5 has a plurality of target three-dimensional objects in one side lane. FIG. 6 is an explanatory diagram of the own vehicle traveling path based on the forward information set when the target three-dimensional object is present on both lanes, and FIG. FIG. 8 is an explanatory diagram showing a curve curvature radius calculation of the own vehicle traveling path based on the forward information, and FIG. 8 is an explanatory diagram showing an example of the curve curvature radius calculation based on the forward information, when a plurality of target three-dimensional objects exist in the lane. FIG. 9 shows the own vehicle traveling path based on the driving state and the own vehicle traveling based on the forward information. FIG. 10 is a diagram illustrating target yaw rate calculation based on the amount of deviation, FIG. 11 is a functional block diagram of the electric power steering motor control unit, and FIG. 12 is a diagram illustrating the relationship between the torque control command value and the motor command current. FIG.
[0026]
In FIG. 1,
[0027]
For this reason, the front
[0028]
The travel control device 2 has a
[0029]
In addition, a set of (left and right)
[0030]
The forward
[0031]
Further, the
[0032]
The
[0033]
That is, the
[0034]
The vehicle speed calculation unit 7a receives four wheel speed sensors, that is, wheel speed sensors ωfl, ωfr, ωrl, ωrr of four wheels 5fl, 5fr, 5rl, 5rr from the wheel speed sensors 21fl, 21fr, 21rl, 21rr, For example, the vehicle speed V (= (ωfl, ωfr, ωrl, ωrr) / 4) is calculated by calculating the average of these, the electric power steering target value creation unit 7b, the target yaw rate calculation unit 7f based on the deviation, the curve curvature To the target yaw rate calculation unit 7g and the key plane control torque calculation unit 7h. The vehicle speed calculation unit 7a, together with the wheel speed sensors 21fl, 21fr, 21rl, and 21rr, constitutes the own vehicle driving state detecting means.
[0035]
The electric power steering target value creation unit 7b receives the steering torque Td from the
[0036]
The own vehicle traveling path setting unit 7c based on the forward information is provided as a second own vehicle traveling path setting means, and white line data and solid object data such as a vehicle are input from the forward
[0037]
Specifically, the setting of the second host vehicle traveling path in the host vehicle traveling path setting unit 7c based on the forward information is performed as follows.
[0038]
Case 2. A target three-dimensional object is detected on one lane side of the host vehicle travel lane, and the target three-dimensional object is present in the host vehicle travel lane from the lane position on the side where the target three-dimensional object exists (in FIG. 4) In such a case, the second vehicle traveling path is set using at least the position where the target three-dimensional object protrudes. As shown in FIG. 4, the second own vehicle traveling path has a second center approximately at the center between the position where the target three-dimensional object protrudes and the lane opposite to the side where the target three-dimensional object exists. Set your own travel path.
[0039]
[0040]
[0041]
Case 5. When it is detected that there are solid objects on both the left and right sides other than the front vehicle lane, the three-dimensional objects on both the left and right sides are determined as the three-dimensional objects to be determined. A second own vehicle traveling path is set according to the lane position and the position where each target three-dimensional object exists. At this time, when both the left and right target three-dimensional objects protrude into the own vehicle travel lane (in the case shown in FIG. 6), approximately the center of the position where the left and right target three-dimensional objects protrude along the second own vehicle traveling path. Set to.
[0042]
[0043]
In addition, in the
[0044]
Here, the threshold value to be compared with the travel road width d described above is set, for example, with the vehicle width of the
[0045]
The curve curvature radius calculation unit 7e receives the second vehicle traveling path from the host vehicle traveling path setting unit 7c based on the forward information, calculates the curve curvature radius R of the second vehicle traveling path, and calculates the curve curvature. Is output to the target yaw rate calculation unit 7g.
[0046]
The calculation of the curve curvature radius R is performed as follows, for example.
As shown in FIG. 8, on the X (vehicle left-right direction) -Y (vehicle front-back direction) coordinate centered on the
R = (A + B + C) / (4 · Sa) (1)
[0047]
Here, Sa is the area of the triangle P1-P2-P3,
Sa = (λ · (λ−A) · (λ−B) · (λ−C)) 1/2 ... (2)
However, λ = (A + B + C) / 2
[0048]
Moreover, each line segment A, B, C is calculated | required by each following formula | equation from each coordinate value.
A = ((y2-y1) 2 + (X2-x1) 2 ) 1/2 ... (3)
B = ((y3-y2) 2 + (X3-x2) 2 ) 1/2 (4)
C = ((y1-y3) 2 + (X1-x3) 2 ) 1/2 ... (5)
The inter-node distance is such that the sampling time and the distance are tuned according to the curvature of the corresponding curve.
[0049]
The target yaw rate calculation unit 7f based on the deviation amount receives the vehicle speed V from the vehicle speed calculation unit 7a and the second vehicle traveling path from the vehicle traveling path setting unit 7c based on the forward information. Then, as shown in FIG. 9, first, the lane left-right coordinate position Xp recognized in the image and the arrival point X0 when the
D = Tp · V (6)
Here, Tp is a prediction time such as 2 seconds. Note that the forward gaze distance D may be determined by other methods. As described above, the target yaw rate calculation unit 7f based on the deviation amount also has a function as first vehicle traveling path estimation means.
[0050]
Next, the target yaw rate calculation unit 7f based on the deviation amount calculates the target yaw rate (target yaw rate based on the deviation amount) γε necessary for making the deviation amount ε zero from the geometrical relationship shown in FIG. (7).
γε = V / R ′ (7)
Here, R ′ = x / sin θ,
x = (D 2 + Ε 2 ) 1/2 / 2
θ = tan -1 (Ε / D)
It is.
Thus, the target yaw rate γε based on the calculated deviation amount is output to the key plane control torque calculation unit 7h.
[0051]
The target yaw rate calculation unit 7g based on the curve curvature receives the vehicle speed V from the vehicle speed calculation unit 7a and the curve curvature radius R from the curve curvature radius calculation unit 7e. Then, a target yaw rate (target yaw rate based on the curve curvature) γr for tracing the curve curvature radius R is calculated by, for example, the following equation (8), and the target yaw rate γr based on the calculated curve curvature is calculated by key plane control. It outputs to the torque calculation part 7h.
γr = V / R (8)
[0052]
The key plane control torque calculation unit 7h is configured such that the front wheel steering angle δf from the
[0053]
First, the total target yaw rate γs is calculated from the target yaw rate γε based on the deviation amount and the target yaw rate γr based on the curve curvature by the following equation (9).
γs = kε · γε + kr · γr (9)
Here, kε and kr indicate preset gains.
[0054]
Next, a target handle angle θht for realizing the target yaw rate γs is calculated.
In general, the target yaw rate γt of the vehicle is obtained by the following equation (10) from the equation of motion of the vehicle.
γt = G (0) · (1 / (1 + Tr · s)) · δf (10)
Here, G (0) is a yaw rate steady gain, Tr is a time constant, and s is a Laplace operator. For example, the time constant Tr is obtained from the following equation (11), and the yaw rate steady gain G (0) is It is obtained from the equation (12).
Tr = (m · Lf · V) / (2 · L · kre) (11)
Here, m is the vehicle mass, Lf is the distance between the front shaft and the center of gravity, L is the wheelbase, and kre is the rear equivalent cornering power.
[0055]
G (0) = 1 / (1 + sf · V 2 ・ V / L (12)
Here, sf is a stability factor determined by vehicle specifications, and is calculated by the following equation (13), for example.
Here, kfe is the front equivalent cornering power, and Lr is the distance between the rear axis and the center of gravity.
[0056]
And from the above equation (10),
[0057]
In the above equation (14), s · γt is a differential value of γt. When δf is replaced with the target steering angle δft and γt is replaced with the total target yaw rate γs, the following equation (15) is obtained.
[0058]
[0059]
Therefore, the target handle angle θht can be calculated by the following equation (16), where stg is the steering gear ratio.
[0060]
θht = δft · stg (16)
[0061]
Then, the target handle torque Ta for realizing the target handle angle θht is calculated by the following equation (17).
Ta = Isw · (d 2 θht / dt 2 ) + Tst / stg (17)
Here, Isw is a handle inertia moment, Tst is a self-aligning torque, and the self-aligning torque Tst is given by the following equation (18).
Tst = nt · Cf (18)
Here, nt is a pneumatic trail, and Cf is a cornering force of the front wheel.
The electric power steering control torque output unit 7i receives the assist torque Th from the electric power steering target value creation unit 7b and the target handle torque Ta from the key plane control torque calculation unit 7h. (= Th + Ta) and output to the torque control electric power steering
[0062]
As shown in FIG. 11, the electric power steering
[0063]
When the torque control instruction value Tt is input from the
[0064]
As described above, according to the embodiment of the present invention, various objects are considered in consideration of three-dimensional object information other than the own vehicle traveling lane, without simply setting the target own vehicle traveling path from the left and right lane information. Since the own vehicle traveling path is set for each situation, the driver can use the automatic steering function effectively and maximally in peace without worrying about collision and contact with the vehicle ahead.
[0065]
In the present embodiment, the three-dimensional object information and the travel path information in front of the host vehicle are obtained based on the image information from the
[0066]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, an optimum own vehicle traveling path is set according to the actual driving environment, and the driver can use the vehicle safely and effectively without worrying about collision and contact with the vehicle ahead. It is possible to use the automatic steering function as much as possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a vehicle provided with a travel control device.
FIG. 2 is a functional block diagram of a travel control device.
FIG. 3 is a characteristic diagram for explaining generation of an electric power steering target value.
FIG. 4 is an explanatory diagram of the own vehicle traveling path based on forward information set when a target solid object is present in one side lane.
FIG. 5 is an explanatory diagram of the own vehicle traveling path based on forward information set when there are a plurality of target solid objects on one side lane.
FIG. 6 is an explanatory diagram of the own vehicle traveling path based on forward information set when the target three-dimensional object is present on both lanes.
FIG. 7 is an explanatory diagram of the own vehicle traveling path based on forward information set when there are a plurality of target solid objects on both lanes.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing an example of calculation of the radius of curvature of the vehicle traveling path based on forward information.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a deviation amount of the own vehicle traveling path based on the driving state and the own vehicle traveling path based on the forward information.
FIG. 10 is an explanatory diagram of target yaw rate calculation based on a deviation amount
FIG. 11 is a functional block diagram of an electric power steering motor control unit.
FIG. 12 is an explanatory diagram showing the relationship between the torque control command value and the motor command current
[Explanation of symbols]
1 Own vehicle
2 Travel control device
3 Front wheel steering section
4 Electric power steering motor
5fl, 5fr, 5rl, 5rr wheels
6 Electric power steering motor controller
7. Control device (steering control means)
7a Vehicle speed calculation unit (own vehicle driving state detection means)
7b Electric power steering target value generator
7c Own vehicle traveling path setting unit based on forward information (second own vehicle traveling path setting means)
7d Notification control unit
7e Curve curvature radius calculator
7f Target yaw rate calculation unit (first own vehicle travel path estimation means) based on deviation amount
7g Target yaw rate calculator based on curve curvature
7h Key plane control torque calculator
7i Electric power steering control torque output section
8 Notification lamp
9L, 9R CCD camera (forward information detection means)
10. Forward information recognition device (forward information detection means)
21fl, 21fr, 21rl, 21rr Wheel speed sensor (own vehicle operation state detection means)
Claims (8)
自車両前方の少なくとも立体物情報と走行路情報を前方情報として検出する前方情報検出手段と、
上記自車両運転状態に応じた自車進行路を第1の自車進行路として推定する第1の自車進行路推定手段と、
上記前方情報に応じた自車進行路を第2の自車進行路として設定する第2の自車進行路設定手段と、
上記第1の自車進行路と上記第2の自車進行路に応じて操舵制御を実行させる操舵制御手段とを備えた車両の走行制御装置において、
上記第2の自車進行路設定手段は、上記前方情報検出手段で、前方の自車両走行車線以外の左右のどちらかに複数の立体物が存在することを検出した場合は、自車両から前方向に最も近い距離に存在する立体物を判定の対象とする対象立体物として定め、上記対象立体物が上記対象立体物の存在する側の車線位置より上記自車両走行車線内に突出して存在する場合には、上記対象立体物の突出している位置と上記対象立体物が存在する側とは反対側の車線との間の中央に上記第2の自車進行路を設定することを特徴とする車両の走行制御装置。Own vehicle driving state detecting means for detecting the driving state of the own vehicle;
Forward information detection means for detecting at least three-dimensional object information and travel path information ahead of the host vehicle as forward information;
First vehicle traveling path estimation means for estimating the vehicle traveling path according to the driving state of the vehicle as a first vehicle traveling path;
Second host vehicle traveling path setting means for setting the host vehicle traveling path according to the front information as a second host vehicle traveling path;
In a vehicle travel control device comprising a steering control means for executing steering control according to the first own vehicle traveling path and the second own vehicle traveling path,
When the second vehicle traveling path setting means detects the presence of a plurality of three-dimensional objects on either the left or right side other than the front vehicle lane, the front information detection means detects the front of the vehicle. A three-dimensional object existing at a distance closest to the direction is determined as a target three-dimensional object to be determined, and the target three-dimensional object protrudes from the lane position on the side where the target three-dimensional object exists in the own vehicle traveling lane. In this case, the second vehicle traveling path is set at the center between the position where the target three-dimensional object protrudes and the lane opposite to the side where the target three-dimensional object exists. Vehicle travel control device.
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