JP4144992B2 - Liquid hair dye first agent composition - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は液体式染毛剤組成物に関するもので、詳しくは、不快臭が少なく、染毛力及び地肌の汚れ落ちに優れ、さらに組成物の引火点を高く設定することができる液体式染毛剤第1剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より染毛剤としては、酸化染料中間体を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤よりなる二剤型の酸化染毛剤が広く利用されている。この染毛剤は無色の低分子の酸化染料中間体を毛髪中に浸透させ、毛髪の中で酸化重合を行なわせることにより色素を生成させ染着させるものである。これらの酸化染毛剤は要望に応じた種々の色調に毛髪を染色することができる。
【0003】
剤型としては、液状、ゲル状、クリーム状およびエアゾールムース状など様々な形態がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した種々の形態の内、近年はクリーム状の染毛剤が主流になりつつあるが、クリーム状の製品は粘度が高いため、ショートヘアへの適用には向いているものの、長い髪に適用するには、液状染毛剤が優れている。
【0005】
液体式染毛剤第1剤は、主に高級脂肪酸、非イオン性界面活性剤、アルカリ剤及び水からなる基剤に、各種染料を溶解させた組成物である。この組成物は、界面活性剤と水によりゲルを形成し、第2剤との混合性を悪くする。最も理想的な形態は、第1剤が液状で第2剤との混合が容易であり、しかも、混合によってゲルを形成し増粘するというものである。そこで、第1剤のゲル化を抑制するために、通常、第1剤中には多量の1価低級アルコールが配合され、水分は少量に抑えられている。そしてこれに、過酸化水素と多量の水分からなる第2剤を混合すると、1価低級アルコールの濃度が低くなるためそのゲル化抑制効果が弱まり、一方で、第1剤中の界面活性剤と第2剤中の水分の作用によりゲル化が起こり、増粘するのである。
【0006】
しかし、これらの組成のために、従来の液体式染毛剤は様々な課題があり、クリーム状が主流となってきたという経緯もあった。まず、高級脂肪酸や界面活性剤が多く配合されているため十分な染毛力が得られず、その割には地肌が染まりやすいものであった。また、エタノールやイソプロパノールなどの低級アルコールが多量に配合されているために、その刺激臭が強く、アンモニアなどのアルカリ剤の刺激臭と相まって、染毛中に不快感を感じることがあった。アンモニアなどの刺激臭は不揮発性アルカリ(アルカノールアミン類など)への代替により低減させる試みが従来より採られているものの、低級アルコール類の刺激臭の低減に有効な手だてがないのが現状である。
【0007】
これらの課題は解決すべく鋭意努力されてきているが、未だに十分満足のいくものはない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記実情を鑑み鋭意検討を重ねた結果、特定の非イオン界面活性剤とジエチレングリコールモノアルキルエーテルを組み合わせることにより、低級アルコール類の刺激臭をなくし、染毛力及び地肌の汚れ落ちに優れた液状染毛剤第1剤組成物が得られることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
また、組成物の引火点を大幅に高めることができるという効果をも見出すことができた。
【0010】
すなわち、本発明は、ポリオキシエチレン型非イオン界面活性剤およびジエチレングリコールモノアルキルエーテルを含有し、25℃における粘度が1〜1000cpsであることを特徴とする液体式染毛剤第1剤組成物を提供するものである。以下、本発明の構成について詳細に説明する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明で用いられるポリオキシエチレン型非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンと炭素数12〜25の高級脂肪族アルコールとのエーテルが好ましく、該高級脂肪族アルコールの有する炭化水素鎖は、直鎖型飽和炭化水素、分岐型飽和炭化水素及び不飽和炭化水素からなる鎖より選ぶことができる。
【0012】
ポリオキシエチレンアルキルエーテル型の非イオン界面活性剤のうち、直鎖型の界面活性剤としては、ポリオキシエチレン(以下、POEと略す)ラウリルエーテル、POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル及びPOEベヘニルエーテルなどが挙げられ、分岐型としては、POEイソデシルエーテル、POEイソラウリルエーテル、POEヘキシルデシルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEオクチルドデシルエーテル、POEデシルペンタデシルエーテル及びPOEデシルテトラデシルエーテルなどが挙げられる。
【0013】
また、ポリオキシエチレンアルケニルエーテルよりなる非イオン界面活性剤としては、POEオレイルエーテル及びPOEラノリンアルコールなどが挙げられる。
【0014】
本発明では、これらの中から1種又は2種以上を配合することができる。その配合量は0.01〜50重量%であり、0.01重量%より少ないと、充分な染毛力や堅牢性が得られず、また低温安定性も改善されない。一方、50重量%を超えても、かえって染毛力や堅牢性が劣り、経済的ではない。好ましくは0.1〜40重量%で、第1剤と第2剤を混合した時の混合性と粘性の点で好適である。
【0015】
これらの非イオン性界面活性剤の中でも特に、分岐アルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルと組み合わせることにより、第1剤組成物の安定性や、第1剤と第2剤とを混合した時の混合性及びゲル化の状態が良好となり、操作性の優れた組成物を得ることができる。
【0016】
本発明では、ジエチレングリコールモノアルキルエーテルを配合することにより、従来の組成物にあった、1価低級アルコール由来の刺激臭や不快臭をなくし、かつ十分な染毛力を得ることができる。ジエチレングリコールモノアルキルエーテルとしては、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル及びジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられ、これらの中でも、第1剤組成物に含有される界面活性剤などの他の成分の可溶化力(ゲル化抑制力)や刺激臭の少ない点でジエチレングリコールモノエチルエーテルが好ましい。また、その配合量は0.1〜50重量%であり、好ましくは1〜40重量%である。0.1重量%より少ないと、十分な第1剤組成物のゲル化抑制力が得られず、50重量%を超えても、それ以上効果は上がらない。
【0017】
さらに、ジエチレングリコールモノアルキルエーテルは引火点が高く、従って、低級アルコールを配合した場合に比べ、組成物自体の引火点を非常に高くできるため、多量に配合しても安全性の面で優れていることを見出した。
【0018】
本願発明のジエチレングリコールモノアルキルエーテルは、従来の組成物に多量に配合されていた、エタノールやイソプロパノールなどの1価の低級アルコールの替わりに配合するものであるが、本願発明の効果を妨げない限り、これら1価低級アルコールを配合することも可能である。
【0019】
さらに、本発明の組成物に分岐状炭化水素鎖を有する高級アルコールを配合することができる。分岐状炭化水素鎖を有する高級アルコールとしては、2−ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノールおよび2−デシルテトラデカノールなどが挙げられる。
【0020】
これら分岐状高級アルコールを配合することにより、処理後の毛髪の風合いを向上させることができる。そして、その配合量は0.01〜20重量%であり、好ましくは0.5〜15重量%である。0.01重量%より少ないと十分な風合いが得られず、20重量%を超えても、それ以上効果は上がらない。
【0021】
本発明に用いられる酸化染料中間体としては、フェニレンジアミン類、アミノフェノール類、ジアミノピリジン類及びそれらの塩類等の1種又は2種以上が挙げられる。塩類としては塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等が挙げられる。これらの中でもp−フェニレンジアミン、p−トルイレンジアミン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2−(2’−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルアミン、2−クロロ−p−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−p−フェニレンジアミン、p−アミノフェノール、o−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、2,6−ジクロロ−p−フェニレンジアミン、p−アミノフェニルスルファミン酸、2,5−ジアミノピリジン及びそれらの塩類が効果及び染毛力の点から好ましい。その配合量は通常、第1剤の全重量に対し0.01〜15重量%であり、好ましくは0.1〜10重量%である。
【0022】
カプラーとしては、レゾルシン、ピロガロール、カテコール、m−アミノフェノール、m−フェニレンジアミン、o−アミノフェノール、2,4−ジアミノフェノール、1,2,4−ベンゼントリオール、トルエン−3,4−ジアミン、トルエン−2,4−ジアミン、ハイドロキノン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、3,3’−イミノジフェノール、1,5−ジヒドロキシナフタレン、5−アミノ−o−クレゾール、ジフェニルアミン、p−メチルアミノフェノール、フロログルシン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、没食子酸、タンニン酸、没食子酸エチル、没食子酸メチル、没食子酸プロピル、五倍子、1−メトキシ−2−アミノ−4−(2−ヒドロキシエチル)アミノベンゼン、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール及びそれらの塩等を配合することができる。この配合量は0.01〜10重量%であり、好ましくは0.1〜5重量%である。その他、「医薬部外品原料規格」(1991年6月発行、薬事日報社)に収載されたものも適宜、用いることができる。
【0023】
さらに、直接染料を配合することにより、種々の色調を得ることができる。直接染料としては、タール系色素や天然色素などの公知のものが使用でき、1種又は2種以上を併用してもよい。その中でも、ニトロ系染料、アゾ染料、ニトロソ染料、トリフェニルメタン染料、キサンテン染料、キノリン染料、アントラキノン染料、またはインジゴ染料が挙げられる。これらの配合量は、通常0.01〜10重量%である。具体例としては、ニトロ−p−フェニレンジアミン、p−ニトロ−o−フェニレンジアミン、p−ニトロ−m−フェニレンジアミン、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−5−ニトロフェノール、ピクラミン酸、N1,N4,N4−トリス(2−ヒドロキシエチル)−2−ニトロパラフェニレンジアミン(HC Blue#2)、4−〔(2−ニトロフェニル)アミノ〕フェノール(HC Orange#1)、N1−(2−ヒドロキシエチル)−2−ニトロパラフェニレンジアミン(HC Red#3)、2,2’−〔(4−アミノ−3−ニトロフェニル)イミノ〕ビスエタノール(HC Red#13)、N−(2−ヒドロキシエチル)−2−ニトロアニリン(HC Yellow#2)、2−〔〔2−(2−ヒドロキシエトキシ)−4−ニトロフェニル〕アミノ〕エタノール(HC Yellow#4)、N1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ニトロオルトフェニレンジアミン(HC Yellow#5)、それらの塩及び「医薬品等で使用できるタール色素を定める省令」(昭和41年告示、厚生省)により定められた酸性染料で、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、赤色201号、赤色227号、赤色230号の(1)、赤色230号の(2)、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、黄色4号、黄色5号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、黄色402号、黄色403号の(1)、黄色406号、黄色407号、橙色205号、橙色207号、橙色402号、緑色3号、緑色204号、緑色205号、緑色401号、緑色402号、褐色201号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色202号、青色203号、青色205号、黒色401号等が挙げられる。
【0024】
アルカリ剤としては、モノエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン及び2−アミノ−2−メチルプロパノールなどのアルカノールアミン類、アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等必要に応じて配合することができる。
【0025】
また、本発明の効果を妨げない限り、必要に応じて、前記以外の高級アルコールや非イオン界面活性剤、高級脂肪酸、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤及び溶剤を配合することができる。
【0026】
前記以外の高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、ラノリンアルコール等が挙げられる。
【0027】
前記以外の非イオン性界面活性剤としては、POEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル、モノラウリン酸POEソルビタン、モノオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン、モノパルミチン酸POEソルビタン、トリオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEグリセリン、モノイソステアリン酸POEグリセリン、モノオレイン酸POEグリセリン、モノミリスチン酸POEグリセリン、テトラオレイン酸POEソルビット、ヘキサステアリン酸POEソルビット、モノラウリン酸POEソルビット、POEソルビットミツロウ、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノイソステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸グリセリン、モノイソステアリン酸グリセリン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、POEラノリン、POEソルビトールラノリン、水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、ラウリン酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、POEオレイン酸アミド、POEステアリン酸アミド、ショ糖オレイン酸エステル、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖グリセリド脂肪酸エステル、オレイルジメチルアミンオキシド、ジメチルラウリルアミンオキシド、アルキル(8〜16)グルコシド等が挙げられる。
【0028】
高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、アラキン酸、アラキドン酸、リノール酸、リシノール酸、ラノリン脂肪酸等が挙げられる。
【0029】
陰イオン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリルエーテル硫酸アンモニウム、POEアルキルエーテル硫酸ナトリウム、POEアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、POEアルキルエーテル硫酸ジエタノールアミン、POEアルキルエーテル硫酸アンモニウム、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫酸ナトリウム、高級脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル塩、硫酸化油硫酸化ヒマシ油、POEラウリルエーテルリン酸、POEオレイルエーテルリン酸、POEセチルエーテルリン酸、POEステアリルエーテルリン酸、POEアルキルエーテルリン酸、POEアルキルフェニルエーテルリン酸及びそれらの塩(ナトリウム塩、トリエタノールアミン塩など)、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩、高級脂肪酸アミドのスルホン酸塩、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ラウロイルロチルタウリンナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、スルホコハク酸ナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、POEスルホコハク酸二ナトリウム、POEスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク酸POEラウロイルエタノールアミドエステル二ナトリウム、ウンデシレノイルアミドエチルスルホコハク酸二ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウムなどのN−アシルサルコシン塩、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸二ナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウムなどN−アシルグルタミン酸塩、オレイン酸、ステアリン酸、ラウリン酸及びパルミチン酸などのナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩あるいはアンモニウム塩等が挙げられる。
【0030】
陽イオン界面活性剤としては、例えば、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリエチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルジエチルメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルトリエチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(14〜20)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(18〜22)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソステアリン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソノナン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム及びアルキルトリメチルアンモニウムサッカリンなどが挙げられる。
【0031】
両性界面活性剤としては、グリシン型両性界面活性剤、アミノプロピオン酸型両性界面活性剤、アミノ酢酸型界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤等が挙げられる。具体例としては、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ウンデシノイルカルボキシメトキシエチルカルボキシメチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン液、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム液、ビス(ステアリル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリン)クロル酢酸錯体、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムラウリル硫酸、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミン、β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルN−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナトリウムドデカノイルサルコシン、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液等が挙げられる。
【0032】
溶剤としては、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、へキシレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等が挙げられる。
【0033】
本発明の染毛剤組成物は常法に従って調製でき、その剤型は液状または乳液状である。また、この液状または乳液状の組成物を染毛剤原液とし、噴射剤と共にエアゾール缶に充填し、エアゾール状の染毛剤第1剤とすることができる。このとき噴射剤は、できれば不燃性ガスであることが好ましい。
【0034】
本発明の染毛剤組成物中には、上記成分の他に、通常化粧品分野で用いられる他の任意成分を本発明の効果を妨げない範囲で加えることができる。このような任意成分としては、コラーゲン、ケラチン、エラスチン、フィブロイン、コンキオリン、大豆蛋白、カゼイン、ゼラチン等の蛋白質を酸、アルカリ、酵素等により加水分解した加水分解物、及びこれらを4級化したカチオン変性蛋白質等のポリペプタイド;ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ソルビトール、ヒアルロン酸、尿素等の保湿剤;ヒマシ油、カカオ脂、ミンク油、アボガド油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、オリーブ油等の油脂類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;ミリスチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、オレイン酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシル、ミリスチン酸オクチルドデシル等の脂肪酸エステル;ポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等のシリコーン誘導体;ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、ベンジルオキシエタノール、N−メチルピロリドン、N−エチルピロリドン、エチレンカーボネート、ポロピレンカーボネート等の染色助剤;流動パラフィン、固形パラフィン、イソパラフィン、スクワラン等の炭化水素類;パラベン等の防腐剤;エデト酸二ナトリウム等のキレート剤;フェナセチン、8−オキシキノリン等の安定化剤;チオグリコール酸、亜硫酸塩、アスコルビン酸等の酸化防止剤;その他、植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、顔料、紫外線吸収剤等が挙げられる。
【0035】
本発明の染毛剤組成物は、使用に際し、通常、過酸化水素、過酸化尿素等を含有する酸化剤(第2剤)と、重量比で1:0.5〜1:5の割合で混合される。ここで、酸化染毛剤第1剤組成物のpHとしては8〜12、特に9〜11の範囲が好ましく、pHが8未満では本発明の効果が十分に得られず、12を超えると頭皮への刺激が強く、実用上使用できない。このpHの調整は、例えば塩化アンモニウム、炭酸アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭水素酸アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム等の緩衝剤により、適宜行うことができる。
【0036】
なお、本発明の染毛剤組成物に前記の染料を配合しない場合は、脱色剤として用いることができる。
【0037】
次に、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
【0038】
【実施例】
実施例1〜3及び比較例1〜2(液状染毛剤)
表1に示す組成の実施例1〜3及び比較例1〜2の液状染毛剤組成物第1剤及び下記に示す第2剤をそれぞれ常法により調製した。尚、本実施例では、ジエチレングリコールモノアルキルエーテルや低級アルコールの刺激臭や不快臭の評価を行うため、アルカリ剤としては通常用いられるアンモニア水の替わりに、臭いのないモノエタノールアミンを用い、また香料を配合しない組成を処方した。
【0039】
【表1】
【0040】
(第2剤) 重量%
セタノール 1.0
POE(15)セチルエーテル 0.2
塩化セチルトリメチルアンモニウム 0.3
塩化アルキル(22)トリメチルアンモニウム 0.5
グリセリン 2.0
錫酸ナトリウム 0.2
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.2
35%過酸化水素水 17.0
精製水 適 量
【0041】
<比較試験1>
実施例1〜3及び比較例1〜2の第1剤と第2剤とをそれぞれ重量比1:1の割合で混合し、パネラー12名の毛髪を頭頂部で左右半分に分けて、片方に実施例1〜3を、もう一方に比較例1〜2のいずれかを塗布した。このとき、各パネラーの感じる刺激臭を評価した。その後、室温で20分間放置した後、40℃の温湯で充分シャンプー洗浄し、乾燥し、染毛力と地肌の汚れ落ちについて評価した。評価基準を以下に示す。
【0042】
評価基準
−刺激臭−
○:刺激臭はない
△:わずかに刺激臭がある
×:刺激臭が強い
−染毛力−
○:良い
△:やや悪い
×:悪い
−地肌の汚れ落ち−
○:地肌の汚れがない
△:地肌の汚れが少し残る
×:地肌が染まって、洗っても落ちない
【0043】
<比較試験2> 引火点測定
実施例1〜3及び比較例1〜2の第1剤原液の引火点を、タグ密閉式引火点測定器により測定した。結果を表2に示す。
【0044】
【表2】
【0045】
表2の結果より、本発明の染毛剤組成物を用いれば、低級アルコールによる刺激臭を低減させることができ、染毛力及び地肌汚れ落ちに優れ、さらに組成物の引火点を上げることができることがわかる。
【0046】
実施例4(液状染毛剤組成物)
(第1剤) 重量%
POE(20)イソステアリルエーテル 8
POE(10)ヘキシルデシルエーテル 8
POE(5)オクチルドデシルエーテル 6
イソステアリン酸 10
PEG−400 10
1,3−ブチレングリコール 5
オクチルドデカノール 3
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 15
チオグリコール酸アンモニウム 0.5
強アンモニア水 5
ローズ水 0.5
香料 0.5
パラフェニレンジアミン 0.3
レゾルシン 0.3
2,6−ジアミノピリジン 0.1
塩酸2,4−ジアミノフェノキシエタノール 0.05
精製水 適 量
【0047】
上記組成の実施例4の液状染毛剤組成物(第1剤)を常法により調製し、前記第2剤と重量比1:1の割合で混合し、実施例1と同様の試験を行ったところ、実施例1と同様の良好な結果が得られた。
【0048】
実施例5(液状染毛剤組成物)
(第1剤) 重量%
POE(25)デシルペンタデシルエーテル 9
POE(7)オレイルエーテル 13
POE(2)ラウリルエーテル 8
オレイン酸 10
PEG−400 10
ジプロピレングリコール 5
オクチルドデカノール 2
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 25
チオグリコール酸アンモニウム 0.5
強アンモニア水 5
アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン 0.8
・ジメチルシロキサン共重合体
香料 0.5
精製水 適 量
塩酸トルエン−2,5−ジアミン 0.5
パラアミノフェノール 0.8
5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール 0.3
塩酸2,4−ジアミノフェノキシエタノール 0.05
【0049】
上記組成の実施例5の液状染毛剤組成物(第1剤)を常法により調製し、前記第2剤と重量比1:2の割合で混合し、実施例1と同様の試験を行ったところ、実施例1と同様の良好な結果が得られた。
【0050】
実施例6(液状染毛剤組成物)
(第1剤) 重量%
オレイン酸 5
モノエタノールアミン 5
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 20
POE(25)オクチルドデシルエーテル 3
イソステアリルアルコール 0.5
ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリル 0.2
アンモニウムクロリドエーテル
ジグリセリン 7
精製水 適 量
HC Blue#2 1
HC Red#3 1
【0051】
上記組成の実施例6の液状染毛剤組成物(第1剤)を常法により調製し、前記第2剤と重量比1:1の割合で混合し、実施例1と同様の試験を行った。本実施例はいわゆる酸化染毛剤ではないが、第2剤と混合して適用することにより、毛髪を脱色し、染料により色鮮やかに染め上げることが出来るものである。その結果、実施例1と同様の良好な結果が得られた。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、低級アルコール類による刺激臭がなく、染毛力及び地肌の汚れ落ちに優れ、さらに引火点を高めることができ、安全な液体式染毛剤第1剤組成物を得ることができる。[0001]
[Industrial application fields]
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a liquid hair dye composition, and more specifically, liquid hair dyeing that has less unpleasant odor, is excellent in hair dyeing power and dirt removal of the background, and can set the flash point of the composition high. It is related with an agent 1st agent composition.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a hair dye, a two-component type oxidative hair dye comprising a first agent containing an oxidative dye intermediate and a second agent containing an oxidant has been widely used. In this hair dye, a colorless low-molecular-weight oxidative dye intermediate is permeated into the hair, and oxidative polymerization is performed in the hair to produce and dye a pigment. These oxidative hair dyes can dye hair in various colors according to demand.
[0003]
As the dosage form, various forms such as liquid, gel, cream and aerosol mousse are taken.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Of the various forms described above, cream-like hair dyes are becoming mainstream in recent years, but cream-like products are suitable for short hair because of their high viscosity, but are applicable to long hair. For this purpose, liquid hair dyes are excellent.
[0005]
The first liquid hair dye is a composition in which various dyes are dissolved in a base mainly composed of a higher fatty acid, a nonionic surfactant, an alkali agent and water. This composition forms a gel with a surfactant and water, and deteriorates the miscibility with the second agent. The most ideal form is that the first agent is liquid and easy to mix with the second agent, and forms a gel and thickens by mixing. Therefore, in order to suppress the gelation of the first agent, a large amount of monovalent lower alcohol is usually blended in the first agent, and the water content is suppressed to a small amount. And when the 2nd agent which consists of hydrogen peroxide and a lot of water is mixed with this, since the concentration of monohydric lower alcohol will become low, the gelling inhibitory effect will become weak, on the other hand, the surfactant in the 1st agent and Gelation occurs due to the action of moisture in the second agent, resulting in thickening.
[0006]
However, due to these compositions, conventional liquid hair dyes have various problems, and there has also been a history that creams have become mainstream. First, since a large amount of higher fatty acids and surfactants are blended, sufficient hair dyeing power cannot be obtained, and the background is easily dyed. Moreover, since a lot of lower alcohols such as ethanol and isopropanol are blended, the irritating odor is strong, and in combination with the irritating odor of alkaline agents such as ammonia, uncomfortable feeling may be felt during hair dyeing. Although attempts have been made to reduce irritating odors such as ammonia by substituting non-volatile alkalis (alkanolamines, etc.), there is currently no effective way to reduce the irritating odors of lower alcohols. .
[0007]
Although these efforts have been eagerly sought to solve, there is still nothing satisfactory.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies in view of the above situation, the present inventor has eliminated the irritating odor of lower alcohols by combining a specific nonionic surfactant and diethylene glycol monoalkyl ether, and has the ability to dye hair and remove dirt from the background. The present inventors have found that a liquid hair dye first composition excellent in color can be obtained, and have completed the present invention.
[0009]
Moreover, the effect that the flash point of a composition can be raised significantly was also able to be found.
[0010]
That is, the present invention provides a liquid hair dye first agent composition comprising a polyoxyethylene nonionic surfactant and a diethylene glycol monoalkyl ether and having a viscosity of 1 to 1000 cps at 25 ° C. It is to provide. Hereinafter, the configuration of the present invention will be described in detail.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The polyoxyethylene type nonionic surfactant used in the present invention is preferably an ether of polyoxyethylene and a higher aliphatic alcohol having 12 to 25 carbon atoms. The hydrocarbon chain of the higher aliphatic alcohol is The chain can be selected from a chain consisting of a chain saturated hydrocarbon, a branched saturated hydrocarbon and an unsaturated hydrocarbon.
[0012]
Among polyoxyethylene alkyl ether type nonionic surfactants, linear surfactants include polyoxyethylene (hereinafter abbreviated as POE) lauryl ether, POE cetyl ether, POE stearyl ether, and POE behenyl ether. Examples of the branched type include POE isodecyl ether, POE isolauryl ether, POE hexyl decyl ether, POE isostearyl ether, POE octyldodecyl ether, POE decyl pentadecyl ether, and POE decyl tetradecyl ether.
[0013]
Examples of the nonionic surfactant made of polyoxyethylene alkenyl ether include POE oleyl ether and POE lanolin alcohol.
[0014]
In this invention, 1 type (s) or 2 or more types can be mix | blended from these. The blending amount is 0.01 to 50% by weight. When the blending amount is less than 0.01% by weight, sufficient hair dyeing power and fastness cannot be obtained, and low-temperature stability is not improved. On the other hand, even if it exceeds 50% by weight, the hair dyeing power and fastness are rather inferior, which is not economical. Preferably it is 0.1 to 40% by weight, and is suitable in terms of mixing property and viscosity when the first agent and the second agent are mixed.
[0015]
Among these nonionic surfactants, in particular, when combined with a polyoxyethylene alkyl ether having a branched alkyl group, the stability of the first agent composition and when the first agent and the second agent are mixed Mixability and a gelled state are improved, and a composition with excellent operability can be obtained.
[0016]
In the present invention, by blending diethylene glycol monoalkyl ether, it is possible to eliminate the irritating odor and unpleasant odor derived from the monovalent lower alcohol, and to obtain a sufficient hair dyeing power, which was in the conventional composition. Examples of the diethylene glycol monoalkyl ether include diethylene glycol monomethyl ether, diethylene glycol monoethyl ether, diethylene glycol monopropyl ether, and diethylene glycol monobutyl ether. Among these, other components such as a surfactant contained in the first agent composition Of these, diethylene glycol monoethyl ether is preferred because of its low solubilizing power (gelling inhibitory power) and less irritating odor. Moreover, the compounding quantity is 0.1 to 50 weight%, Preferably it is 1 to 40 weight%. If the amount is less than 0.1% by weight, sufficient gelation inhibiting power of the first agent composition cannot be obtained, and even if it exceeds 50% by weight, the effect is not further improved.
[0017]
Furthermore, diethylene glycol monoalkyl ether has a high flash point, and therefore, the flash point of the composition itself can be made very high compared to the case where a lower alcohol is blended. I found out.
[0018]
The diethylene glycol monoalkyl ether of the present invention is blended in place of a monovalent lower alcohol such as ethanol or isopropanol, which has been blended in a large amount in the conventional composition, but unless the effect of the present invention is disturbed, These monovalent lower alcohols can also be blended.
[0019]
Furthermore, the higher alcohol which has a branched hydrocarbon chain can be mix | blended with the composition of this invention. Examples of the higher alcohol having a branched hydrocarbon chain include 2-hexyldecanol, isostearyl alcohol, 2-octyldodecanol and 2-decyltetradecanol.
[0020]
By blending these branched higher alcohols, the texture of the hair after treatment can be improved. And the compounding quantity is 0.01 to 20 weight%, Preferably it is 0.5 to 15 weight%. If it is less than 0.01% by weight, a sufficient texture cannot be obtained, and if it exceeds 20% by weight, the effect is not further improved.
[0021]
Examples of the oxidation dye intermediate used in the present invention include one or more of phenylenediamines, aminophenols, diaminopyridines and salts thereof. Examples of the salt include hydrochloride, sulfate, acetate and the like. Among these, p-phenylenediamine, p-toluylenediamine, N, N-bis (2-hydroxyethyl) -p-phenylenediamine, 2- (2′-hydroxyethyl) -p-phenylenediamine, N-phenyl- p-phenylenediamine, 4,4′-diaminodiphenylamine, 2-chloro-p-phenylenediamine, N, N-dimethyl-p-phenylenediamine, p-aminophenol, o-aminophenol, p-methylaminophenol, 2 , 6-Dichloro-p-phenylenediamine, p-aminophenylsulfamic acid, 2,5-diaminopyridine and salts thereof are preferred from the viewpoint of effect and hair dyeing power. The compounding quantity is 0.01 to 15 weight% normally with respect to the total weight of a 1st agent, Preferably it is 0.1 to 10 weight%.
[0022]
As couplers, resorcin, pyrogallol, catechol, m-aminophenol, m-phenylenediamine, o-aminophenol, 2,4-diaminophenol, 1,2,4-benzenetriol, toluene-3,4-diamine, toluene -2,4-diamine, hydroquinone, α-naphthol, 2,6-diaminopyridine, 3,3'-iminodiphenol, 1,5-dihydroxynaphthalene, 5-amino-o-cresol, diphenylamine, p-methylamino Phenol, phloroglucin, 2,4-diaminophenoxyethanol, gallic acid, tannic acid, ethyl gallate, methyl gallate, propyl gallate, pentaploid, 1-methoxy-2-amino-4- (2-hydroxyethyl) aminobenzene, 5- (2-hydroxyethylamino) ) -2-methyl-phenol and can be blended their salts. This amount is 0.01 to 10% by weight, preferably 0.1 to 5% by weight. In addition, those listed in “Quasi-drug raw material standards” (issued in June 1991, Yakuji Nippo) can be used as appropriate.
[0023]
Furthermore, various color tones can be obtained by directly blending dyes. As the direct dye, known dyes such as tar pigments and natural pigments can be used, and one or two or more pigments may be used in combination. Among these, nitro dyes, azo dyes, nitroso dyes, triphenylmethane dyes, xanthene dyes, quinoline dyes, anthraquinone dyes, or indigo dyes can be mentioned. These compounding quantities are 0.01 to 10 weight% normally. Specific examples include nitro-p-phenylenediamine, p-nitro-o-phenylenediamine, p-nitro-m-phenylenediamine, 2-amino-4-nitrophenol, 2-amino-5-nitrophenol, picramic acid. N1, N4, N4-tris (2-hydroxyethyl) -2-nitroparaphenylenediamine (HC Blue # 2), 4-[(2-nitrophenyl) amino] phenol (HC Orange # 1), N1- ( 2-hydroxyethyl) -2-nitroparaphenylenediamine (HC Red # 3), 2,2 '-[(4-amino-3-nitrophenyl) imino] bisethanol (HC Red # 13), N- (2 -Hydroxyethyl) -2-nitroaniline (HC Yellow # 2), 2-[[2- (2-hydroxyethoxy)- 4-nitrophenyl] amino] ethanol (HC Yellow # 4), N1- (2-hydroxyethyl) -4-nitroorthophenylenediamine (HC Yellow # 5), salts thereof, and “tar pigments usable in pharmaceuticals and the like. Red dye No. 2, Red No. 3, Red No. 102, Red No. 104 (1), Red No. 105 (1), Red No. 106 Red 201, Red 227, Red 230 (1), Red 230 (2), Red 231, Red 232, Red 401, Red 502, Red 503, Red 504, Red 506, Yellow 4, Yellow 5, Yellow 202 (1), Yellow 202 (2), Yellow 203, Yellow 402, Yellow 403 (1), Yellow 406, Yellow No. 07, Orange No. 205, Orange No. 207, Orange No. 402, Green No. 3, Green No. 204, Green No. 205, Green No. 401, Green No. 402, Brown No. 201, Purple No. 401, Blue No. 1, Blue No. 2 Blue 202, Blue 203, Blue 205, Black 401 and the like.
[0024]
As the alkaline agent, alkanolamines such as monoethanolamine, monoisopropanolamine and 2-amino-2-methylpropanol, ammonia, sodium hydroxide, potassium hydroxide and the like can be blended as necessary.
[0025]
In addition, as long as it does not interfere with the effects of the present invention, higher alcohols and nonionic surfactants other than those described above, higher fatty acids, anionic surfactants, cationic surfactants, amphoteric surfactants and solvents may be added. Can be blended.
[0026]
Examples of other higher alcohols include lauryl alcohol, myristyl alcohol, cetyl alcohol, stearyl alcohol, cetostearyl alcohol, aralkyl alcohol, behenyl alcohol, oleyl alcohol, linoleyl alcohol, linolenyl alcohol, and lanolin alcohol.
[0027]
Other nonionic surfactants include POE nonylphenyl ether, POE octylphenyl ether, monolauric acid POE sorbitan, monooleic acid POE sorbitan, monostearic acid POE sorbitan, monopalmitic acid POE sorbitan, trioleic acid POE sorbitan , Monostearic acid POE glycerin, monoisostearic acid POE glycerin, monooleic acid POE glycerin, monomyristic acid POE glycerin, tetraoleic acid POE sorbitol, hexastearic acid POE sorbitol, monolauric acid POE sorbitol, POE sorbite beeswax, POE castor oil, POE hydrogenated castor oil, polyethylene glycol monooleate, polyethylene glycol monostearate, monoisostearic acid Liethylene glycol, polyethylene glycol monolaurate, glyceryl monooleate, glyceryl monoisostearate, sorbitan monooleate, sorbitan sesquioleate, sorbitan trioleate, sorbitan monoisostearate, sorbitan monostearate, sorbitan monopalmitate, monolauric acid Sorbitan, POE lanolin, POE sorbitol lanolin, hydrogenated soybean phospholipid, hydrogenated egg yolk phospholipid, lauric acid diethanolamide, oleic acid diethanolamide, coconut oil fatty acid diethanolamide, POE oleic acid amide, POE stearic acid amide, sucrose olein Acid ester, sucrose laurate, sucrose palmitate, sucrose stearate, sucrose glycerin Fatty acid esters, oleyl dimethyl amine oxide, dimethyl lauryl amine oxide, alkyl (8-16) glucoside, and the like.
[0028]
Examples of higher fatty acids include lauric acid, myristic acid, palmitic acid, stearic acid, behenic acid, isostearic acid, hydroxystearic acid, oleic acid, undecylenic acid, arachidic acid, arachidonic acid, linoleic acid, ricinoleic acid, and lanolin fatty acid. It is done.
[0029]
Anionic surfactants include sodium lauryl sulfate, lauryl sulfate triethanolamine, ammonium lauryl sulfate, sodium cetyl sulfate, sodium stearyl sulfate, POE lauryl ether sodium sulfate, POE lauryl ether sulfate triethanolamine, POE lauryl ether ammonium sulfate, POE alkyl. Sodium ether sulfate, POE alkyl ether sulfate triethanolamine, POE alkyl ether sulfate diethanolamine, POE alkyl ether ammonium sulfate, hydrogenated coconut oil fatty acid sodium glyceryl sulfate, sulfate ester salt of higher fatty acid alkylolamide, sulfated oil sulfated castor oil, POE Lauryl ether phosphate, POE oleyl ether phosphate, POE cetyl ether phosphate, POE Allyl ether phosphoric acid, POE alkyl ether phosphoric acid, POE alkyl phenyl ether phosphoric acid and salts thereof (sodium salt, triethanolamine salt, etc.), α-olefin sulfonate, sulfonate of higher fatty acid ester, higher fatty acid amide Sulfonic acid salts, palm oil fatty acid sodium methyl taurine, sodium lauroylrotyl taurate, triethanolamine dodecylbenzenesulfonate, sodium sulfosuccinate, disodium lauryl sulfosuccinate, disodium POE sulfosuccinate, disodium lauryl POE sulfosuccinate, sulfosuccinate Acid POE lauroyl ethanolamide ester disodium, undecylenoylamidoethyl sulfosuccinate disodium, N- Acyl sarcosine salt, sodium N-lauroyl-L-glutamate, disodium N-stearoyl-L-glutamate, sodium N-myristoyl-L-glutamate, etc. N-acyl glutamate, oleic acid, stearic acid, lauric acid, palmitic acid, etc. Sodium salt, potassium salt, triethanolamine salt or ammonium salt.
[0030]
Examples of cationic surfactants include alkyl trimethyl ammonium chloride, lauryl trimethyl ammonium chloride, cetyl trimethyl ammonium chloride, cetyl trimethyl ammonium bromide, stearyl trimethyl ammonium chloride, stearyl trimethyl ammonium bromide, lauryl trimethyl ammonium bromide, dialkyl chloride. Dimethylammonium, dicetyldimethylammonium chloride, distearyldimethylammonium chloride, dicocoyldimethylammonium chloride, myristyldimethylbenzylammonium chloride, stearyldimethylbenzylammonium chloride, ethyl lanolin sulfate fatty acid aminopropylethyldimethylammonium, ethyl sulfate lanolin fatty acid aminoethyltriethyl Ammonium, lanolin fat with ethyl sulfate Aminoethyldiethylmethylammonium acid, ethyl lanolin sulfate fatty acid aminoethyltrimethylammonium, ethyl lanolin sulfate fatty acid aminopropyltriethylammonium, methylsulfuric acid lanolin fatty acid aminoethyltrimethylammonium, methylsulfuric acid lanolin fatty acid aminopropylethyldimethylammonium, ethylsulfate isoalkanoic acid (14 ~ 20) aminopropylethyldimethylammonium, ethylsulfate isoalkanoic acid (18-22) aminopropylethyldimethylammonium ethylsulfate, aminopropylethyldimethylammonium isostearate, aminopropylethyldimethylammonium ethylsulfate isononanoate, and alkyltrimethylammonium saccharin. Can be mentioned.
[0031]
Examples of amphoteric surfactants include glycine type amphoteric surfactants, aminopropionic acid type amphoteric surfactants, aminoacetic acid type surfactants, and sulfobetaine type amphoteric surfactants. Specific examples include 2-alkyl-N-carboxymethyl-N-hydroxyethylimidazolinium betaine, lauryldimethylaminoacetic acid betaine, undecinoylcarboxymethoxyethylcarboxymethylimidazolinium betaine sodium, undecylhydroxyethyl imidazolinium. Betaine sodium, undecyl-N-hydroxyethyl-N-carboxymethylimidazolinium betaine, alkyldiaminoethylglycine hydrochloride, stearyl dihydroxyethyl betaine, stearyldimethylaminoacetic acid betaine, stearyldimethylbetaine sodium solution, bis (stearyl-N-hydroxy Ethyl imidazoline) chloroacetic acid complex, palm oil alkyl-N-carboxyethyl-N-hydroxyethyl imidazolinium solid Sodium oil, coconut oil alkyl-N-carboxyethoxyethyl-N-carboxyethyl imidazolinium disodium hydroxide, coconut oil alkyl-N-carboxymethoxyethyl-N-carboxyethyl imidazolinium disodium hydroxide, coconut oil alkyl -N-carboxymethoxyethyl-N-carboxyethylimidazolinium disodium lauryl sulfate, coconut oil alkylbetaine, coconut oil fatty acid amidopropylbetaine, coconut oil fatty acid-N-carboxymethoxyethyl-N-carboxyethylimidazolinium betaine sodium , Triethanolamine laurylaminopropionate, sodium β-laurylaminopropionate, lauryl N-carboxymethoxyethyl-N-carboxymethylimidazolinium dina Examples include thorium dodecanoyl sarcosine, sodium lauryldiaminoethylglycine, amidopropyl betaine laurate solution, and the like.
[0032]
Examples of the solvent include ethanol, isopropanol, propylene glycol, dipropylene glycol, 1,3-butylene glycol, isoprene glycol, hexylene glycol, glycerin, diglycerin, polyethylene glycol, and polypropylene glycol.
[0033]
The hair dye composition of the present invention can be prepared according to a conventional method, and its dosage form is liquid or emulsion. Moreover, this liquid or emulsion composition can be used as a hair dye stock solution, filled into an aerosol can together with a propellant, and used as an aerosol hair dye first agent. At this time, the propellant is preferably an incombustible gas if possible.
[0034]
In the hair dye composition of the present invention, in addition to the above-mentioned components, other optional components usually used in the cosmetics field can be added within a range that does not interfere with the effects of the present invention. Examples of such optional components include collagen, keratin, elastin, fibroin, conchiolin, soy protein, casein, hydrolyzate obtained by hydrolyzing protein with acid, alkali, enzyme, etc., and quaternized cation Polypeptides such as modified proteins; moisturizers such as sodium pyrrolidone carboxylate, sodium lactate, sorbitol, hyaluronic acid, urea; fats and oils such as castor oil, cocoa butter, mink oil, avocado oil, jojoba oil, macadamia nut oil, olive oil; Waxes such as beeswax, whale wax, lanolin, carnauba wax, candelilla wax; fatty acid esters such as isopropyl myristate, hexyl laurate, cetyl lactate, oleyl oleate, hexadecyl 2-ethylhexanoate, octyldodecyl myristate; Silicone derivatives such as thiol-modified silicone and alkyl-modified silicone; dyeing aids such as benzyl alcohol, phenethyl alcohol, benzyloxyethanol, N-methylpyrrolidone, N-ethylpyrrolidone, ethylene carbonate, and propylene carbonate; liquid paraffin, solid paraffin, Hydrocarbons such as isoparaffin and squalane; preservatives such as parabens; chelating agents such as edetate disodium; stabilizers such as phenacetin and 8-oxyquinoline; antioxidants such as thioglycolic acid, sulfite and ascorbic acid Other examples include plant extracts, herbal extracts, vitamins, dyes, fragrances, pigments, UV absorbers and the like.
[0035]
In use, the hair dye composition of the present invention is usually in a ratio of 1: 0.5 to 1: 5 by weight with an oxidizing agent (second agent) containing hydrogen peroxide, urea peroxide and the like. Mixed. Here, the pH of the first composition of the oxidative hair dye is preferably 8 to 12, particularly preferably 9 to 11. If the pH is less than 8, the effect of the present invention cannot be sufficiently obtained. The irritation is strong and cannot be used practically. This pH adjustment can be appropriately performed with a buffer such as ammonium chloride, ammonium carbonate, sodium carbonate, ammonium bicarbonate, sodium bicarbonate, ammonium phosphate, ammonium nitrate, ammonium sulfate, sodium sulfate, and the like.
[0036]
In addition, when the said dye is not mix | blended with the hair dye composition of this invention, it can use as a decoloring agent.
[0037]
EXAMPLES Next, although an Example demonstrates this invention further more concretely, this invention is not limited to a following example, unless the summary is exceeded.
[0038]
【Example】
Examples 1-3 and Comparative Examples 1-2 (liquid hair dye)
The liquid hair dye composition 1st agent of Examples 1-3 and Comparative Examples 1-2 of the composition shown in Table 1, and the 2nd agent shown below were prepared by the conventional method, respectively. In this example, in order to evaluate the irritating odor and unpleasant odor of diethylene glycol monoalkyl ether and lower alcohol, instead of ammonia water which is usually used as an alkaline agent, odorless monoethanolamine is used, and perfume The composition which does not mix | blend was prescribed.
[0039]
[Table 1]
[0040]
(Second agent) Weight%
Cetanol 1.0
POE (15) cetyl ether 0.2
Cetyltrimethylammonium chloride 0.3
Alkyl chloride (22) trimethylammonium 0.5
Glycerin 2.0
Sodium stannate 0.2
Hydroxyethanediphosphonic acid 0.2
35% hydrogen peroxide solution 17.0
Purified water appropriate amount [0041]
<Comparison test 1>
The first agent and the second agent of Examples 1 to 3 and Comparative Examples 1 and 2 were mixed at a weight ratio of 1: 1, respectively, and the hair of the 12 panelists was divided into left and right halves at the top of the head. Examples 1 to 3 were applied to either of Comparative Examples 1 and 2 on the other side. At this time, the pungent odor felt by each panel was evaluated. Then, after leaving at room temperature for 20 minutes, the shampoo was sufficiently washed with hot water at 40 ° C. and dried, and the hair dyeing power and the stain removal of the background were evaluated. The evaluation criteria are shown below.
[0042]
Evaluation criteria-pungent odor-
○: No irritating odor △: Slightly irritating odor ×: Strong irritating odor-Hair dyeing power-
○: Good △: Slightly bad ×: Poor-Dirt removal of the background-
○: No dirt on the background △: Some dirt on the background remains ×: The background is stained and does not fall off even when washed [0043]
<Comparative test 2> Flash point measurement The flash point of the 1st agent undiluted | stock solution of Examples 1-3 and Comparative Examples 1-2 was measured with the tag sealing type flash point measuring device. The results are shown in Table 2.
[0044]
[Table 2]
[0045]
From the results of Table 2, if the hair dye composition of the present invention is used, the irritating odor caused by the lower alcohol can be reduced, the hair dyeing power and the background stain removal are excellent, and the flash point of the composition can be further increased. I understand that I can do it.
[0046]
Example 4 (Liquid hair dye composition)
(First agent) Weight%
POE (20) isostearyl ether 8
POE (10) hexyl decyl ether 8
POE (5) octyldodecyl ether 6
Isostearic acid 10
PEG-400 10
1,3-butylene glycol 5
Octild decanol 3
Diethylene glycol monoethyl ether 15
Ammonium thioglycolate 0.5
Strong ammonia water 5
Rose water 0.5
Fragrance 0.5
Paraphenylenediamine 0.3
Resorcin 0.3
2,6-diaminopyridine 0.1
2,4-Diaminophenoxyethanol hydrochloride 0.05
Purified water appropriate amount [0047]
The liquid hair dye composition (first agent) of Example 4 having the above composition was prepared by a conventional method, mixed with the second agent at a weight ratio of 1: 1, and the same test as in Example 1 was performed. As a result, the same good results as in Example 1 were obtained.
[0048]
Example 5 (Liquid hair dye composition)
(First agent) Weight%
POE (25) decyl pentadecyl ether 9
POE (7) oleyl ether 13
POE (2) lauryl ether 8
Oleic acid 10
PEG-400 10
Dipropylene glycol 5
Octyldodecanol 2
Diethylene glycol monoethyl ether 25
Ammonium thioglycolate 0.5
Strong ammonia water 5
Aminoethylaminopropylmethylsiloxane 0.8
・ Dimethylsiloxane copolymer fragrance 0.5
Purified water Appropriate amount Toluene-2,5-diamine hydrochloride 0.5
Paraaminophenol 0.8
5- (2-hydroxyethylamino) -2-methylphenol 0.3
2,4-Diaminophenoxyethanol hydrochloride 0.05
[0049]
The liquid hair dye composition (first agent) of Example 5 having the above composition was prepared by a conventional method, mixed with the second agent at a weight ratio of 1: 2, and the same test as in Example 1 was performed. As a result, the same good results as in Example 1 were obtained.
[0050]
Example 6 (Liquid hair dye composition)
(First agent) Weight%
Oleic acid 5
Monoethanolamine 5
Diethylene glycol monoethyl ether 20
POE (25) octyldodecyl ether 3
Isostearyl alcohol 0.5
Hydroxyethylcellulose dimethyldiallyl 0.2
Ammonium chloride ether diglycerin 7
Purified water appropriate amount HC Blue # 2 1
HC Red # 3 1
[0051]
The liquid hair dye composition (first agent) of Example 6 having the above composition was prepared by a conventional method, mixed with the second agent at a weight ratio of 1: 1, and the same test as in Example 1 was performed. It was. Although this embodiment is not a so-called oxidative hair dye, it can be used in combination with the second agent to decolorize the hair and dye it with a dye. As a result, the same good results as in Example 1 were obtained.
[0052]
【The invention's effect】
According to the present invention, there is no irritating odor due to lower alcohols, it is excellent in hair dyeing power and background stain removal, can further increase the flash point, and a safe liquid hair dye first composition is obtained. Can do.
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