JP4144435B2 - 位置検出機能付電子ナンバープレート,その読取装置および動作復帰指令装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子ナンバープレートモジュールや現在位置を検出する位置検出手段およびメモリを備えた位置検出機能付電子ナンバープレート,この電子ナンバープレートのメモリの記憶内容を読取る読取装置,および電子ナンバープレートの動作を復帰させる動作復帰指令装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車両に備えつけられるナンバープレートは、周知のように金属製材料で構成されており、自動車の分類番号等が印字されている。近年、このナンバープレートの電子化が試みられており、例えば通信手段を内蔵した電子ナンバープレートモジュールをナンバープレートに搭載し、車外から要求信号を受付けると車両登録情報を電波信号で外部に送信し、路上に設置された路上器と路車間通信する試みがなされている。これは現在、電子ナンバープレートもしくはスマートプレート(System of Multifunctional Integration of Automobiles and Roads in Transport in 21 Century PLATE)と称されており、2007年度以降の実用化が予定されている。
【0003】
この種のナンバープレートの技術の一例が、特許文献1に開示されている。このナンバープレートによれば、GPS機能をナンバープレートに内蔵し計時装置から得られる撮影時の日付情報や時刻情報,およびGPS機能により得られる車両が存在している場所の位置情報を映像情報に関連付け、映像情報と合わせて撮影情報として記憶手段に記憶させるようにしている。このように構成することにより交通事故の発生日や時刻、発生場所を知ることができ、事故の事後処理に役立たせることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−97251
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一方、近年ナンバープレートの盗難が相次いでいる。今後電子ナンバープレートが実用化された後も盗難による被害が懸念され、盗難された場合にはナンバープレート盗難者の逃走経路を把握できない。そこで、特許文献1に開示されているようにナンバープレートのGPS機能を利用して位置を検出することでこの種の課題を解決することができるとも思われる。しかしながら、特許文献1に開示されたナンバープレートの技術思想を採用したとしても、車内から電源供給されることでGPS機能による現在位置検出動作が行われるように構成されているため、ナンバープレートが一旦盗難されると、たとえリチウム電池等の専用バッテリでメモリにバックアップして記憶を保持したとしても、盗難された場所しかメモリに記憶されず盗難後の移動経路等を把握することができない。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、電子ナンバープレートが盗難されたとしても、電子ナンバープレート盗難後の移動経路等を把握することができる位置検出機能付電子ナンバープレートおよび読取装置,さらには電子ナンバープレートが機能停止した場合のための動作復帰指令装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の発明によれば、検知手段が外部から位置検出手段に対する電源供給がオフされたことを検知したときには、位置検出機能付電子ナンバープレート(以下、電子ナンバープレートと略す)に設けられた電源制御手段が位置検出手段に内蔵電源を供給すると共に、記憶制御手段が位置検出手段により検出される位置情報をメモリに記憶させるようにしているので、たとえ電子ナンバープレートが盗難されたとしても、盗難後に電子ナンバープレートが発見されメモリに記憶された位置情報を読取ることができれば管理機関側でナンバープレート盗難後の移動経路等を把握することができる。しかも、オフ検知送信制御手段は、電源供給がオフされたことを示す情報を車両内に設置された通信機器に送信制御するため、盗難されたとしても即座に車両の通信機器に通知することができる。
【0008】
また請求項2記載の発明によれば、電子ナンバープレートモジュールおよび位置検出手段が樹脂に封入されることにより一体化され分離不可能な構造をなしているため、盗難時にたとえ電子ナンバープレートモジュールがナンバープレート本体より取り外されたとしても、位置検出手段による位置情報がメモリに記憶され、警察等の管理機関が当該モジュールを発見してメモリに記憶された位置情報を読取ることができれば電子ナンバープレート盗難後の移動経路等を把握することができる。
【0009】
この場合、請求項3記載の発明のように、電子ナンバープレートモジュールおよび位置検出手段を、熱可塑製樹脂を基材とした多層プリント配線基板に一体化して構成することが望ましい。この場合、請求項2記載の発明と略同様の作用効果を得ることができる。
【0010】
ところで電子ナンバープレートモジュールは、電子ナンバープレート本体から取り外されると内蔵された通信手段が機能停止もしくは機構的に破壊されるように構成されている場合もあり、この場合には電子ナンバープレートモジュールが電子ナンバープレート本体から取り外されることで電子ナンバープレート本来の機能を維持することができなくなる。そこで、請求項1記載の発明において請求項4記載の発明では、位置検出手段は、電子ナンバープレート本体内部に配設され、その電子ナンバープレート本体の露出面側には電子ナンバープレートモジュールが別体に配設されるように構成している。
【0011】
電子ナンバープレート本体が盗難されたとき、例えば盗難者が電子ナンバープレートモジュールの機能を悪用するため電子ナンバープレート本体から当該モジュールを取り外すには、露出面側の電子ナンバープレートモジュールを先に取り外す必要がある。この場合、盗難者が電子ナンバープレートモジュールを先に取り外したとしても電子ナンバープレートモジュールの通信手段が機能停止もしくは機構的に破壊されればその機能を維持することができなくなる。これにより、盗難者は悪用できなくなる。
【0012】
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4の何れかに記載の発明において、検知手段が、外部からの電源供給がオフされたことを検知すると、電子ナンバープレートモジュールの通信手段は機能停止するため、電子ナンバープレート本来の機能を維持することができなくなる。したがって例えば車内から電子ナンバープレート本体に対して延設される電源供給線が切断された場合等には、盗難者は電子ナンバープレートモジュールを悪用できなくなる。
【0013】
請求項6記載の発明によれば、請求項1ないし5の何れかに記載の発明において、位置検出手段は、RTK−GPS機能もしくはDGPS機能に基づいて現在位置を検出するため、一般的なGPS機能で現在位置を検出することに比較すると位置検出精度を向上することができる。
【0014】
ところで、電子ナンバープレートは路車間通信可能に構成されるため、その知識を有する盗難者が電子ナンバープレートを外部と通信不能にして逃走経路の足跡を断つために、例えば金属製の箱等で電子ナンバープレートを覆い逃走を図ることが想定される。そこで、請求項7記載の発明によれば、請求項1ないし6の何れかに記載の発明において、位置情報送信手段は、外部と通信可能な時点でメモリに記憶された位置情報を外部に送信するため、わずかな時間でも金属性の箱等で覆われない時間が発生し例えば携帯電話網等の通信網と通信可能になった場合には、その時点で当該通信網を通して位置情報を例えば警察等の管理機関に通知することができ、管理機関側で電子ナンバープレート本体を発見できなくても、位置情報を管理機関側にわずかな時間で迅速に通知することができ、管理機関側で電子ナンバープレート発見の手がかりとすることができる。
【0015】
この場合請求項8記載の発明によれば、請求項7記載の発明において、位置情報送信手段は、位置情報を外部に断続的に送信するため、例えば連続的に送信する場合に比較して電力消費を抑えることができる。
【0017】
請求項9記載の発明によれば、請求項1ないし8の何れかに記載の発明において、検知手段が外部からの電源供給がオフされたことを検知した後に、再度オンされたことを検知しても、電子ナンバープレートモジュールの通信手段は機能停止するため、一旦電源が切断された後再度電源が投入されたとしても再起動することがなく盗難者による悪用を防止することができる。
【0018】
請求項10記載の発明によれば、請求項1ないし9の何れかに記載の発明において、次のように作用する。すなわち、例えば電子ナンバープレートの認定手段が送信手段との間で認証し送信手段が認定され、この認定された送信手段から復帰指令信号が与えられる。すると、復帰手段は電子ナンバープレートモジュールの通信手段を機能停止状態から動作復帰させる。すなわち、認定手段が認定しない限り電子ナンバープレートモジュールは動作復帰しないため、悪用を防止することができる。
【0019】
請求項11記載の読取装置によれば、読取手段は、請求項1ないし10の何れかに記載の位置検出機能付電子ナンバープレートのメモリに記憶された位置情報を読取るため、電子ナンバープレートの盗難後の移動経路を警察等の管理機関が把握することができる。
【0020】
請求項12記載の動作復帰指令装置によれば、送信手段が認証手段により認証された後、位置検出機能付電子ナンバープレートの電子ナンバープレートモジュールに、機能停止した電子ナンバープレートモジュールの通信手段の動作を復帰させるための復帰指令信号を送信すると、電子ナンバープレートモジュールの通信手段は動作復帰する。これにより、一旦機能停止した電子ナンバープレートの機能を再度復帰させることができる。
請求項13記載の動作復帰指令装置によれば、送信手段が認証手段により認証された後、請求項1ないし10の何れかに記載の位置検出機能付電子ナンバープレートの電子ナンバープレートモジュールに、機能停止した電子ナンバープレートモジュールの通信手段の動作を復帰させるための復帰指令信号を送信すると、電子ナンバープレートモジュールの通信手段は動作復帰する。これにより、一旦機能停止した電子ナンバープレートの機能を再度復帰させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の位置検出機能付電子ナンバープレートの第1の実施形態について、図1ないし図5を参照しながら説明する。
図2は、電子ナンバープレート本体の外形を概略的に示している。
自動車(車両)の前後に備えつけられるナンバープレートは、金属製材料で構成されており、自動車の分類番号等が印字されている。本実施形態の位置検出機能付電子ナンバープレートは、図2(a)に示すように、電子ナンバープレート本体1前面に印字された番号の前面側左上部に位置して凹部1aが形成されて構成されている。この凹部1aは、電子ナンバープレートモジュール(以下、電子モジュールと略する)2,位置検出機能モジュール3および外部通信モジュール4を装着するために設けられており、この内部には位置検出機能モジュール3および外部通信モジュール4が配設されている(図2(b)参照)。位置検出機能モジュール3の前面側には電子モジュール2が配設されている。この電子モジュール2は電子ナンバープレート本体1の露出面側に配設されており、電子ナンバープレート本体1に固定されている。このように配設されることにより、位置検出機能モジュール3は、電子ナンバープレート本体1の前面側,後面側から視認不可能になっている。
【0022】
電子モジュール2にはプリント配線基板が内蔵されており、当該基板には電子ナンバープレートとしての機能を達成するICチップ等の電子デバイス部品が実装されている(図示せず)。また位置検出機能モジュール3は、例えばRTK−GPS等のGPS機能を達成するICチップ等の電子デバイス部品が、内部に配設されたプリント配線基板上に実装されることにより構成されている(図示せず)。これら電子モジュール2と位置検出機能モジュール3は、電子デバイス部品が実装された各プリント配線基板が樹脂で封入されることにより一体化され、各モジュール2および3が分離不可能な構造で構成されており、外部からの衝撃等に耐えられるように保護されている(図示せず)。
【0023】
また、電子ナンバープレート本体1には電池(内蔵電源)5が内蔵されており、各モジュール2〜4内の電気的構成に電源供給可能になっている。電池5は、例えばアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池で構成されていたり、例えば少なくともリチウム電池よりも容量の大きい一次電池で構成されている。尚、電源供給可能に構成されていれば何れの電池でも良い。尚、また、内蔵電源としての電池5を二次電池,もしくは一次電池と組み合わせて構成しても良い。内蔵電源が二次電池で構成されており電子ナンバープレート本体1が車両に備えつけられている際には、電源供給部11から二次電池を充電しながら各モジュール2〜4に電源供給するように構成しても良い。
【0024】
図3は、通常動作時における位置検出機能付電子ナンバープレートの電気的構成を概略的に示している。
電子モジュール2は、制御回路2aにメモリ2bおよび無線通信機2cを電気的に接続して構成されている。制御回路2aは、例えばCPUを主体としてメモリ2bに記憶された制御プログラムに基づいて電子ナンバープレートとしての機能を達成するものである。具体的には、制御回路2aは、車外に設置された路上器Cから要求信号が送信され無線通信機2cを通じて要求信号を受付けると、メモリ2bに記憶された自動車の分類番号等の車両登録情報を無線通信機2cを通じて外部の路上器Cに送信するように構成されており、この場合、5.8GHz帯のDSRC規格に準拠した通信(路車間通信)を行うようになっている。
【0025】
メモリ2bは、RAM等の揮発性メモリもしくはEEPROM等の不揮発性メモリ,もしくはこの種のメモリが組み合わせられることにより構成されており、電源供給部11からの電源供給がオフされると、電池5からの電源によりメモリ2bの記憶内容が保持されるようになっている。
【0026】
電子モジュール2には、位置検出機能モジュール3が電気的に接続されている。位置検出機能モジュール3は、通常動作時には車両に内蔵された電源供給部11から電源供給されることにより動作するようになっており、制御回路3aにGPS受信機3bが接続されて構成されている。GPS受信機3bは、図示しないGPS衛星からのGPS信号を受信し、制御回路3aはこのGPS信号を後述する外部通信モジュール4の通信機4aを介して位置補正用サーバFに送信し、補正された高精度な位置情報を受信することでRTK−GPS機能を達成するようになっている。したがって、電子ナンバープレート本体1の現在位置をcm単位で検出することができるため、一般的なGPS機能に比較して位置検出精度が高い。
【0027】
電子モジュール2には、外部通信モジュール4が電気的に接続されている。この外部通信モジュール4は、通信機4aを主体として構成されており、通常動作時には例えば車両に内蔵された電源供給部11から電源供給されることにより動作するようになっている。通信機4aは例えばW−CDMA規格に準拠した携帯電話機の機能を備えて構成されるもので、外部の基地局Eおよび携帯電話網D(図1参照)を通じて通信可能に構成されており、通常動作時には位置検出機能モジュール3で検出されたGPSデータを位置補正用サーバFに送信するようになっている。位置補正用サーバFは、このGPSデータを仮想基準点(VRS)に基づいてリアルタイムキネマティック(RTK)解析することで位置補正し高精度な位置情報を通信機4aを通じて位置検出機能モジュール3の制御回路3aに与えるようになっている。
【0028】
制御回路3aは、この位置情報を制御回路2aに送信し、制御回路2aはこの位置情報をメモリ2bに例えば断続的(好ましくは周期的,定期的)に記憶させるようになっている。また電子ナンバープレート本体1の位置検出機能モジュール3には、位置特定部12が接続されている。この位置特定部12は、例えば車両内に設置されており、通常動作時には例えば位置検出機能モジュール3の制御回路3aから位置情報が送信されるようになっている。尚、この位置特定部12は、必要に応じて設ければ良い。また、電源供給部11は車両に内蔵されたバッテリにより構成されるものである。
【0029】
上記構成の動作について説明する。
図4は、盗難者により電子ナンバープレート本体が盗難されたときの電子ナンバープレート本体の動作をフローチャートで示している。
電子ナンバープレート本体1が通常動作する(S1)ときには、電子ナンバープレート本体1は路上器Cを通じて前述したような外部との通信を行う。このとき、例えば盗難者が電源供給線11aを切断し電子ナンバープレート本体1の盗難を試みると、例えば制御回路2aは、電源供給線11aからの供給電圧が所定レベルよりも低下したことを検出することにより、電子ナンバープレート本体1の各モジュール2〜4に対する電源供給がオフされたことを検出する(S2:Yes)。すると制御回路2aは、電源供給部11による電源供給経路から電池5による電源供給経路に切替えることにより電池5から各モジュール2〜4に対して電源供給させる(S3)。
【0030】
このとき制御回路2aは、路上器Cとの通信機能を停止させる(S4)ことにより、電子ナンバープレート本来の機能を停止させる。その後、制御回路2aは、異常が発生したことを示すフラグ(異常フラグ)や異常が発生した時刻情報をメモリ2bに書込む(S5)。尚、この時刻情報は例えばGPS受信機3bにより取得される情報である。さらに制御回路2aは、位置検出機能モジュール3により検出された位置情報(位置検出結果)を例えば断続的に不揮発性のメモリ2bに記憶させる(S6)。このとき記憶される位置情報は、移動履歴情報としてメモリ2bに記憶される。制御回路2aは、通信機4aを通じて外部と通信可能であるか否かを判定する(S7)。外部と通信可能であるか否かを判定する方法の一例としては、制御回路2aが通信機4aを通じて電波信号を外部に送信し当該電波信号の反射波の電界強度レベルを検出することにより外部と通信可能であるか否かを判定する方法が挙げられる。この場合、制御回路2aは、電波信号の電界強度レベルが所定レベル以上であると判定したときには外部と通信不可能と判断し(S7:No)、位置情報を送信することなくステップS9に移行する。
【0031】
これは、盗難者が電子ナンバープレート本体1を盗難したときに、金属性の箱等で電子ナンバープレート本体1を覆い逃走を図ることを想定して設けられた機能であり、金属性の箱等で電子ナンバープレート本体1が覆われていれば、通信機4aが金属性の箱等に反射した反射波を受信することで検出される電界強度レベルが所定レベルよりも大きくなることを利用している機能である。この場合、電界強度レベルが所定レベルよりも大きくなるときには、制御回路2aは電波信号の送信を停止し所定時間後に再度電波信号を送信し、この電波信号の反射波を受信しこの電界強度レベルを検出し、この処理を繰り返す(S6〜S9)。
【0032】
他方、制御回路2aは、電波信号の反射波の電界強度レベルが所定レベル未満であると判定したときには外部と通信可能と判断し(S7:Yes)、メモリ2bに記憶された位置情報(位置検出結果,移動履歴情報)を外部に送信する(S8)。
【0033】
制御回路2aは、反射波の電界強度レベルが所定レベル未満になったと判断すれば外部と通信可能であると判断し、位置情報を通信機4aを通じて断続的に送信する。この場合、外部と通信可能と判断されたときのみ断続的に位置情報を送信するようにしているので、電池5の電力消費を極力抑えることができる。
【0034】
このとき、図1に示すように、この位置情報が例えば携帯電話網Dの基地局Eを通じて管理機関用サーバAに送信されると、警察等の管理機関側では電子ナンバープレート本体1の位置を把握することができる。このようにして、ステップS6〜S8までの処理が外部からの電源供給がオン検出される(S9:Yes)まで継続される。
【0035】
さてS9に示すように制御回路2aは、位置情報をメモリ2bに記憶させている間も外部から電源供給されたか否かを逐次、断続的に判定する(S9)が、外部からの電子ナンバープレート本体1に対する電源供給が一旦途絶えると読取装置21との認証結果がOKにならない限り、電子モジュール2の路上器Cとの通信機能が復帰しない(S10:OK〜S12)。すなわち、S2の後、電子ナンバープレート本体1の電源供給端子1bに外部から電源供給接続されて再度電源供給がオンされたことを制御回路2aが検知した(S9:YES)としても電子モジュール2の無線通信機2cは路上器Cとの通信機能を停止したまま動作復帰することはなく、動作復帰するためには読取装置21との認証が必要となる。この読取装置21は、警察等の管理機関が管理する端末装置であり、一般人が容易に手に入れることはできない。すなわち、盗難者が電子ナンバープレート本体1を悪用しようとして電源供給端子1bに電源を接続したとしても、一旦電源がオフされていれば動作復帰するためには読取装置21との認証が必要になるため、動作復帰することはなく電子ナンバープレート本体1の悪用を防ぐことができる。
【0036】
ここで、読取手段および動作復帰指令装置として機能する読取装置21の電気的構成について図5を参照して説明する。
読取装置21は、前述したように警察等の管理機関等により所持されるもので、電子ナンバープレート本体1とデータ通信するためのものである。図5に示すように、読取装置21はコントローラ22に、表示部23,操作スイッチ群24,入出力I/F部25,外部通信機26および有線I/F部27を接続して内蔵された電源供給部28から電源供給されることにより動作するように構成されている。
【0037】
送信制御手段および読取手段として機能するコントローラ22は、CPUおよびメモリを主体として構成されるもので、メモリに記憶される制御プログラムに基づいて読取装置21全体を制御するようになっている。表示部23は、コントローラ22の制御に基づいて操作スイッチ群24に操作入力されたスイッチやキーの内容を表示したり読取装置21の動作内容を表示する。操作スイッチ群24は、例えば通信切替スイッチ,通信開始トリガスイッチ、ロックスイッチ、通信距離設定用ボタン等のスイッチや各種操作用のキーが配設されてなるものである。ロックスイッチは、通信開始スイッチが操作されて通信開始した後に通信を維持するために設けられるスイッチである。また通信距離設定用ボタンは、電波信号により電子モジュール2と読取装置21が通信可能になる通信距離を管理者が設定するために設けられている。ネットワークI/F部25は、外部のネットワーク(例えばイーサネット(登録商標)、無線LAN、ブルートゥース(登録商標))等の通信網Bを通じて警察等の管理機関用サーバAとネットワーク接続するために設けられている。
【0038】
送信手段として機能する外部通信機26は、コントローラ22の制御に基づいて電子モジュール2の無線通信機2cと通信するために設けられている。また、送信手段として機能する有線I/F部27は、電子モジュール2と有線接続して通信するために設けられている。
【0039】
このとき、管理機関の管理者により操作スイッチ群24の通信切替スイッチや通信開始トリガスイッチが操作されると、コントローラ22は外部通信機26および有線I/F部27の何れかの通信機を切替選択し電子モジュール2と通信開始する。したがって、読取装置21は、電子モジュール2と通信可能になる。
【0040】
図4に戻って説明すると、電子ナンバープレート本体1に読取装置21の電源供給部28が接続され、読取装置21および電子モジュール2が通信可能になると、電子モジュール2の制御回路2aは、S10において読取装置21のコントローラ22と認証処理を行い、接続された機器が読取装置21であるか否かを判定する。ここで、電子モジュール2が、接続された機器を読取装置21と認定しない場合には(S10:NG)、制御回路2aは、電源供給がオフとされた後に電源供給がオンとなったことを示すフラグ(電源オンフラグ)をメモリ2bに書込む(S13)。この電源オンフラグは、外部から再度電源供給されたにも拘らず読取装置21が接続されたわけではないことを記録するためのフラグであり、この場合盗難者などにより電子ナンバープレート機能が悪用されつつあることが電源オンフラグとしてメモリ2bに記録される。このとき、制御回路2aは、電子モジュール2の路上器Cとの通信機能停止を維持することになり(S14)、盗難者は悪用できない。そして、ステップS6に戻り処理を繰り返す。
【0041】
図5に示すように、読取装置21が正常に電子ナンバープレート本体1に接続されれば、S10において認証処理が正常に行われる(S10:OK)。そして、読取装置21が電子モジュール2と通信可能になると、読取装置21のコントローラ22は、メモリ2bに記憶された異常発生時の時刻情報や位置の履歴情報、さらに電源オンフラグ等のフラグを読取る。したがって、電子ナンバープレート本体1が盗難されたとしても、警察等の管理機関によりメモリ2bに記憶された内容が解析されることで、盗難後の移動経路や悪用されたか否かを管理機関側で把握することができこれを手がかりとして盗難者を捜査することができる。
【0042】
さらに、読取装置21は電子ナンバープレート本体1の動作復帰指令装置としても機能するようになっている。読取装置21は、ネットワーク接続を通じて管理機関用サーバAとの間で盗難された電子ナンバープレート本体1の車両情報確認を行いこの情報確認が完了すると、コントローラ22が外部通信機26に復帰指令信号を電子モジュール2に対して送信させることで、電子モジュール2はこの復帰指令信号を受信し(S11:Yes)、路上器Cとの通信機能停止状態から正常に動作復帰する(S12)。これにより、電子モジュール2は再度路上器Cとの通信が可能になる。
【0043】
このような第1の実施形態によれば、制御回路2aが車内から各モジュール2〜4に対する電源供給がオフされたことを検知したときには、制御回路2aは、各モジュール2に対して電源供給すると共に、制御回路2aが位置検出機能モジュール3により検出される位置情報をメモリ2bに記憶させるようにし、さらに送信可能と判断された時点で外部に外部通信モジュール4を通じて断続的に位置情報を送信するようにしているので、たとえ電子ナンバープレート本体1が盗難されたとしても、管理機関側で電子ナンバープレート本体1の盗難後の移動経路等を把握することができる。
【0044】
(第2の実施形態)
第2の実施形態が第1の実施形態と異なるところは、電子モジュール2と位置検出機能モジュール3の構成およびその配設関係にある。このため、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。その他の部分については同一である。
【0045】
電子モジュール2内にはプリント配線基板が配設されており、電子ナンバープレートとしての機能を達成するICチップ等の電子デバイス部品が実装されて樹脂で封入されている。また位置検出機能モジュール3は、その内部にプリント配線基板が配設されており、例えばRTK−GPS機能を達成するICチップ等の電子デバイス部品が実装されて樹脂で封入されている。これら電子モジュール2と位置検出機能モジュール3は別体に配設されており機構的に連結されている(何れも図示せず)。
【0046】
電子モジュール2は、電子ナンバープレート本体1から取り外されると電子ナンバープレートとしての機能を停止もしくは機構的に破壊されるように構成されている。したがって、盗難者が電子ナンバープレート本体1を盗難した後電子モジュール2を悪用するために電子モジュール2を電子ナンバープレート本体1から取り外そうとしても、電子モジュール2は電子ナンバープレート本来の機能を停止する。これにより悪用を防ぐことができる。
【0047】
(第3の実施形態)
第3の実施形態が第1の実施形態と異なるところは、電子モジュール2と位置検出機能モジュール3の配設状態である。このため、その他の部分については同一である。
電子モジュール2と位置検出機能モジュール3は、それぞれの機能を達成する半導体チップ等の電子デバイス部品が多層プリント配線基板に実装されて構成されている。この多層プリント配線基板は、例えば結晶転移型の熱可塑性樹脂からなる基材で形成されており、当該熱可塑性樹脂基材に直接バイアホールや配線のパターニングを形成し、基材を所定枚数用意し、積層,一括熱プレスすることにより高多層化して構成されるもので、電子モジュール2と位置検出機能モジュール3は、その機能を達成する電子デバイス部品が例えば当該多層プリント配線基板間に埋め込まれて実装されることにより多層プリント配線基板に一体化されて構成されており、導体バターンおよびバイアホール等を介して電気的に接続され電子デバイス部品の樹脂による保護が施されている(何れの構成も図示せず)。したがって、盗難者が電子ナンバープレート本体1を盗難した後電子モジュール2や位置検出機能モジュール3を悪用するためにこのモジュール2および3を電子ナンバープレート本体1から取り外したとしても、モジュール2および3は一体化されているため、電子モジュール2の現在位置が位置検出機能モジュール3により検出される。これにより、第1の実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。
【0048】
(他の実施形態)
本発明は、上述実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のような変形もしくは拡張が可能である。
通常動作時には電源供給部11からすべての各モジュール2〜4に電源供給する実施形態を示したが、通常動作時には電池5から電子モジュール2に電源供給するように構成すると共に車内から位置検出機能モジュール3に電源供給するように構成しても良い。要は、位置検出機能モジュール3に対してナンバープレート本体1の外部から電源供給されていれば本発明を適用することができる。
通常動作時にもメモリ2bに位置情報を記憶させるようにした実施形態を示したが、この機能は必要に応じて設ければ良い。
リアルタイム・キネマティックGPS(RTK−GPS)機能を達成する位置検出機能モジュール3を搭載した実施形態を説明したが、これに代えて、一般的なGPS機能を達成するものでも良いし、ディファレンシャルGPS(DGPS)機能を達成するものでも良い。尚、この場合、外部通信モジュール4は、必要に応じて設ければ良い。また、位置検出機能モジュール3がGPS受信機3bを備えた実施形態を示したが、例えばW−CDMA等の規格に準拠した携帯電話機のように位置検出機能を有する位置検出機能モジュール3が搭載されていれば、制御回路3aやGPS受信機3bを必ずしも備える必要はない。
【0049】
外部通信モジュール4の通信機4aの一例として携帯電話機の機能を有した通信機の実施形態を示したが、イーサネット接続用通信機、無線LAN用通信機、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))通信機等、一般的なネットワークに接続可能な通信機であればどのような通信機で構成しても良い。
【0050】
制御回路2aが電子ナンバープレート本体1の外部からの電源供給がオフされたことを検知したときに、車両内に設置された通信機器に対して、外部通信モジュール4によりオフされたことを示す情報を送信制御するように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示す外部との通信接続関係図
【図2】 電子ナンバープレート本体の(a)外形を概略的に示す図、(b)横断面図
【図3】 通常動作時の電気的構成図
【図4】 動作を示すフローチャート
【図5】 電子ナンバープレート解析時の電気的構成図
【符号の説明】
1は電子ナンバープレート本体(位置検出機能付電子ナンバープレート)、2は電子ナンバープレートモジュール、2aは制御回路(記憶制御手段、検知手段、電源制御手段、認定手段、復帰手段)、2bはメモリ、2cは無線通信機(通信手段)、3は位置検出機能モジュール(位置検出手段)、4は外部通信モジュール(位置情報送信手段)、5は電池(内蔵電源)、21は読取装置(動作復帰指令装置)、22はコントローラ(読取手段、送信制御手段)、26は外部通信機(送信手段)、27は有線I/F部(送信手段)である。
Claims (13)
- 車外から送信された要求信号を受付けると外部に車両登録情報を電波信号により送信する通信手段を有してなる電子ナンバープレートモジュールと、現在位置を検出する位置検出手段と、メモリとを備えた位置検出機能付電子ナンバープレートであって、
前記メモリの記憶制御を行う記憶制御手段と、
電子ナンバープレート本体外部からの電源供給がオフされたことを検知する検知手段と、
少なくとも前記位置検出手段,前記記憶制御手段および前記メモリに内蔵電源を供給制御可能に構成された電源制御手段とを備え、
前記検知手段が外部から前記位置検出手段に対する電源供給がオフされたことを検知したときには、前記電源制御手段は、前記位置検出手段に内蔵電源を供給すると共に、前記記憶制御手段は、前記位置検出手段により検出される位置情報を前記メモリに記憶させ、
前記電源供給がオフされたことを示す情報を車両内に設置された通信機器に送信制御するオフ検知送信制御手段を備えたことを特徴とする位置検出機能付電子ナンバープレート。 - 前記電子ナンバープレートモジュールおよび前記位置検出手段は、樹脂に封入されることにより一体化され分離不可能な構造をなしていることを特徴とする請求項1記載の位置検出機能付電子ナンバープレート。
- 前記電子ナンバープレートモジュールおよび前記位置検出手段は、熱可塑製樹脂を基材とした多層プリント配線基板に一体化されて構成されていることを特徴とする請求項2記載の位置検出機能付電子ナンバープレート。
- 前記位置検出手段は、電子ナンバープレート本体の内部に配設され、その前記ナンバープレート本体の露出面側には前記電子ナンバープレートモジュールが別体に配設されていることを特徴とする請求項1記載の位置検出機能付電子ナンバープレート。
- 前記検知手段が、外部からの電源供給がオフされたことを検知すると、前記電子ナンバープレートモジュールの通信手段は機能停止するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の位置検出機能付電子ナンバープレート。
- 前記位置検出手段は、RTK−GPS機能もしくはDGPS機能に基づいて現在位置を検出することを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の位置検出機能付電子ナンバープレート。
- 前記検知手段が外部から前記位置検出手段に対する電源供給がオフされたことを検知したときには、外部と通信可能な時点で前記メモリに記憶された位置情報を外部に送信する位置情報送信手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の位置検出機能付電子ナンバープレート。
- 前記位置情報送信手段は、外部に位置情報を断続的に送信するように構成されていることを特徴とする請求項7記載の位置検出機能付電子ナンバープレート。
- 前記検知手段が外部からの電源供給がオフされたことを検知した後、再度オンされたことを検知しても、前記電子ナンバープレートモジュールの通信手段は機能停止することを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載の位置検出機能付電子ナンバープレート。
- 認定手段と、
前記電子ナンバープレートモジュールの通信手段が機能停止した場合、前記認定手段により認定された送信手段から復帰指令信号が与えられると、前記電子ナンバープレートモジュールの通信手段を機能停止状態から動作復帰させる復帰手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし9の何れかに記載の位置検出機能付電子ナンバープレート。 - 請求項1ないし10の何れかに記載の位置検出機能付電子ナンバープレートのメモリに記憶された位置情報を読取る読取手段を備えたことを特徴とする位置 検出機能付電子ナンバープレートの読取装置。
- 車外から送信された要求信号を受付けると外部に車両登録情報を電波信号により送信する通信手段を有してなる電子ナンバープレートモジュールと、現在位置を検出する位置検出手段と、メモリと、
前記メモリの記憶制御を行う記憶制御手段と、
電子ナンバープレート本体外部からの電源供給がオフされたことを検知する検知手段と、
少なくとも前記位置検出手段,前記記憶制御手段および前記メモリに内蔵電源を供給制御可能に構成された電源制御手段とを備え、
前記検知手段が外部から前記位置検出手段に対する電源供給がオフされたことを検知したときには、前記電源制御手段は、前記位置検出手段に内蔵電源を供給すると共に、前記記憶制御手段は、前記位置検出手段により検出される位置情報を前記メモリに記憶させるように構成されている位置検出機能付電子ナンバープレートについての動作復帰指令装置であって、
認証手段と、
前記位置検出機能付電子ナンバープレートの電子ナンバープレートモジュールに、機能停止した電子ナンバープレートモジュールの通信手段の動作を復帰させるための復帰指令信号を、当該電子ナンバープレートモジュールとの前記認証手段による認証後に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする位置検出機能付電子ナンバープレートの動作復帰指令装置。 - 認証手段と、
請求項1ないし10の何れかに記載の位置検出機能付電子ナンバープレートの電子ナンバープレートモジュールに、機能停止した電子ナンバープレートモジュールの通信手段の動作を復帰させるための復帰指令信号を、当該電子ナンバープレートモジュールとの前記認証手段による認証後に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする位置検出機能付電子ナンバープレートの動作復帰指令装置。
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