JP4144149B2

JP4144149B2 - Automotive exhaust silencer

Info

Publication number: JP4144149B2
Application number: JP2000028870A
Authority: JP
Inventors: 和茂前田; 哲佐々木; 正臣福原; 誠一新田
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 2000-02-07
Filing date: 2000-02-07
Publication date: 2008-09-03
Anticipated expiration: 2020-02-07
Also published as: JP2001221046A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インレットチューブからマフラ本体内部の第１容積室に導びかれたエンジンからの排気ガスが流入する第１テールチューブと、前記第１容積室の排気ガスがパスチューブを介して接続された他の容積室のうちで最も下流位置の容積室から流入する第２テールチューブとを前記マフラ本体内部に具える自動車用排気消音装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の自動車用排気消音装置としては、例えば、特願平１０−１２２２３４号公報に開示されるものがある。この装置は、低回転時における排気騒音の低減および、エンジン高回転時における排気騒音の低減並びに排気損失の低減の両立を目的として、排気ガスの圧力に応じてマフラ本体内に設けた複数の流路を使用して排気する装置である。
【０００３】
図１８は、上記従来技術の一例を示す断面図である。
【０００４】
図１８に示す如く、マフラ本体１０は、インレットチューブ２０から第１容積室１３に導かれたエンジン（図示せず）からの排気ガスが流入する第１テールチューブ２３と、第１容積室１３の排気ガスがパスチューブ２１，２２とを介して接続された他の容積室１４，１５のうちで最も下流位置の第３容積室１５から流入する第２テールチューブ２４とを内部に具え、第１テールチューブ２３の内径は、第２テールチューブ２４の内径よりも大きく、第２テールチューブ２４は第１テールチューブ２３の内部で同軸上に配置されている。
【０００５】
なお、パスチューブ２１は、第１容積室１３と第２容積室１４とを連通し、また、パスチューブ２２は、第２容積室１４と第３容積室１５とを連通し、パスチューブ２２内の圧力に応じて第３容積室１５側を開閉するための開閉バルブ２２Ｖを有する。
【０００６】
また上記引例には、車両走行時に発生する振動に対する耐久性を向上させる技術として、図１９，２０に示す如くのものが開示されている。
【０００７】
図１９に示す従来技術（以下、従来例１という）には、多数の孔の開いたバッフル１６が追加されており、第２テールチューブ２４は、バッフル１１以外に、バッフル１６によっても支持されている。図２０に示す従来技術（以下、従来例２という）には、マフラ本体１０の外部にある第１テールチューブ２３の外側から第２テールチューブ２４を支持する部材２５が追加されており、第２テールチューブ２４は、バッフル１１以外に、支持部材２５によっても支持されている。
【０００８】
ところで、内径の大きな第１テールチューブ２３の内部に、内径の小さな第２テールチューブ２４を同軸上に配置する場合、第１テールチューブ２３と第２テールチューブ２４とを事前に一体に組み立ててからマフラ本体１０に組み付ける方が組み立て作業がしやすい。
【０００９】
しかしながら、上記従来例１にあっては、第１テールチューブ２３と第２テールチューブ２４との間に支持部材がないため、第１テールチューブ２３と第２テールチューブ２４とを一体に組み立てることができない。また、上記従来例２にあっては、第１テールチューブ２３と第２テールチューブ２４との間を支持部材２５の１点だけで支持するため、第１テールチューブ２３と第２テールチューブ２４とを同軸上に配置したまま、マフラ本体１０の内部に組み付けることが困難である。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の事実に鑑みてなされたものであって、内径の大きな大径テールチューブと内径の小さな小径テールチューブとを同軸上に組み立ててからマフラ本体に組み付けることによって組み立て作業性を向上させることを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
この目的のため、請求項１に係る第１発明である自動車用排気消音装置は、インレットチューブからマフラ本体内部の第１容積室に導びかれたエンジンからの排気ガスが流入する第１テールチューブと、前記第１容積室の排気ガスがパスチューブを介して接続された他の容積室のうちで最も下流位置の容積室から流入する第２テールチューブとを前記マフラ本体内部に具える自動車用排気消音装置において、前記第１テールチューブおよび前記第２テールチューブを、内径の大きな大径テールチューブと内径の小さな小径テールチューブとで構成し、チューブ軸方向に沿った少なくとも２箇所に、前記大径テールチューブの内部に前記小径テールチューブを同軸上に支持するための支持部を設け、チューブ軸方向に沿った少なくとも１箇所は、前記支持部を、薄板を折り曲げて、前記大径テールチューブの内周面に接する凸形の部位と、この凸形の部位に繋がり当該部位の両側で前記小径テールチューブの外周面に接する２つの凹形の部位と、この凹形の部位に繋がり前記凸形の部位と共に前記大径テールチューブの内周面に接する他の凸形の部位とを有する凹凸形状とし、２つの当該支持部で小径テールチューブを両側から、互いの、他の凸径の部位が向かい合せになるように挟み込んで、前記大径テールチューブの内部に前記小径テールチューブを同軸上に支持することで、前記大径テールチューブと前記小径テールチューブとの間に形成されたクリアランスが排気ガスの流通する流路となる構造を有することを特徴とするものである。
【００１３】
請求項２に係る第２発明である自動車用排気消音装置は、第１発明において、前記支持部の少なくとも１箇所は、前記大径テールチューブの内径から内向きに突出して形成された突起を具えることを特徴とするものである。
【００１４】
請求項３に係る第３発明である自動車用排気消音装置は、第１又は第２発明のいずれか一発明において、前記支持部は、前記小径テールチューブの排気ガス流れ下流側端部につぶし加工による楕円形状部を具えることを特徴とするものである。
【００１５】
請求項４に係る第４発明である自動車用排気消音装置は、第１発明乃至第３発明のいずれか一発明において、前記大径テールチューブの排気ガス流れ上流側端部における開口部を絞りによって封鎖し、前記大径テールチューブの側面には容積室に連通する連通部を形成したことを特徴とするものである。
【００１６】
【発明の効果】
第１発明による自動車用排気消音装置は、第１テールチューブと第２テールチューブとを、内径の大きな大径テールチューブと内径の小さな小径テールチューブとで構成し、前記大径テールチューブの内部に前記小径テールチューブをチューブ軸方向に沿った少なくとも２箇所の支持部で同軸上に配置するから、前記大径テールチューブと前記小径テールチューブとを一体に組み立てた後、この一体もののテールチューブをマフラ本体に組み付けることができる。この場合、前記支持部は、前記大径テールチューブと前記小径テールチューブとの間に形成されたクリアランスが排気ガスを流通する流路となる構造を有する。
【００１７】
従って、第１発明によれば、前記第１テールチューブと前記第２テールチューブとを事前に一体に組み立てることができるから、この組み立てに際して第１，第２テールチューブそれぞれを固定するための治具が不要となり、組み立て工程が大幅に減少して組み立て作業性が向上する。さらに、チューブ軸方向に沿った少なくとも２箇所に支持部を有するから、前記第１テールチューブと前記第２テールチューブとを確実に支持できるため、前記第２テールチューブは前記第１テールチューブに対して振動しにくく、異音の発生を防止できる。
【００１８】
また、第１発明による自動車用排気消音装置は、チューブ軸方向に沿った少なくとも１箇所は、前記支持部を、薄板を折り曲げて、前記大径テールチューブの内周面に接する凸形の部位と、この凸形の部位に繋がり当該部位の両側で前記小径テールチューブの外周面に接する２つの凹形の部位と、この凹形の部位に繋がり前記凸形の部位と共に前記大径テールチューブの内周面に接する他の凸形の部位とを有する凹凸形状とし、
２つの当該支持部で小径テールチューブを両側から、互いの、他の凸径の部位が向かい合せになるように挟み込んで、前記大径テールチューブの内部に前記小径テールチューブを同軸上に支持するから、上記の作用効果に加えて、さらに組み立て作業性が向上すると共に、前記大径テールチューブと前記小径テールチューブとの間に形成されたクリアランスの間に排気ガスを効率的に流通させることができる。
【００１９】
第２発明による自動車用排気消音装置は、第１発明において、前記支持部の少なくとも１箇所は、前記大径テールチューブの内径から内向きに突出するように形成された突起を具えるから、支持部として別部材を必要としないため、第１および第２発明の作用効果に加えて、部品点数を削減することができる。
【００２０】
第３発明による自動車用排気消音装置は、第１又は２発明のいずれか一発明において、前記小径テールチューブの排気ガス流れ下流側端部につぶし加工による楕円形状部を具えるから、前記第１テールチューブと前記第２テールチューブとを支持するための支持材による流路面積の減少がないため、第１〜第３発明の作用効果に加えて、支持材による気流音の発生を抑えることができる。
【００２１】
第４発明による自動車用排気消音装置は、第１乃至第３発明のいずれか一発明において、前記大径テールチューブの排気ガス流れ上流側端部における開口部を絞りによって封鎖し、前記大径テールチューブの側面には容積室に連通する連通部を形成したから、第１テールチューブと第２テールチューブとの間を支持するための支持材が減少するため、マフラ本体の組み立て作業性が大幅に向上すると共に、部品点数の削減に有効である。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【００２３】
図１は、本発明である自動車用排気消音装置の第１実施形態を示した断面図である。
【００２４】
マフラ本体１００は、その内部に、２つのバッフル１０１，１０２で区画された第１容積室１０３、第２容積室１０４、第３容積室１０５を有する。マフラ本体１００の入力側に位置する第１容積室１０３は、第３容積室１０５を貫通するパスチューブ２１０を介して出力側に位置する第２容積室１０４に接続され、この第２容積室１０４は、パスチューブ２２０を介してマフラ本体１００の中央に位置する第３容積室１０５に接続される。パスチューブ２２０の第３容積室１０５側端部には、ばね（図示せず）等の付勢力によって第３容積室１０５側を閉鎖する開閉バルブ２２１が設けられ、この開閉バルブ２２１は、パスチューブ２２０内の排気ガスが所定圧を越えると、図１に示す如く、上記付勢力に抗して第３容積室１０５側を開放する。
【００２５】
また、マフラ本体１００は、内径の小さな小径テールチューブ、つまり、第１テールチューブ２３０と、内径の大きな大径テールチューブ、つまり、第２テールチューブ２４０とを内部に具える。第１テールチューブ２３０は、第１容積室１０３からマフラ本体１００の内部を貫通して、インレットチューブ２００から第１容積室１０３に導かれたエンジン（図示せず）からの排気ガスが流入する。また、第２テールチューブ２４０は、第３容積室１０５からマフラ本体１００の内部を貫通して、第１容積室１０３の排気ガスがパスチューブ２１０，２２０を介して接続された第２容積室１０４、第３容積室１０５のうちで最も下流位置の第３容積室１０５から流入する。
【００２６】
第２テールチューブ２４０は、その内部にチューブ軸方向に沿った２箇所の支持部に設けた支持材２５０で第１テールチューブ２３０を同軸上に配置して支持する。このとき、支持材２５０は、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間に同心円状のクリアランスＣが形成され、このクリアランスＣは、排気ガスを流通する流路となる構造を有する。
【００２７】
支持材２５０には、例えば、図２に示す如くのものがある。図２（ａ）は、チューブ断面図であり、図２（ｂ）は、支持材２５０を示す斜視図である。支持材２５０は、薄板を折り曲げて凹凸形状に形成したものである。この場合、支持材２５０は薄板で形成されているから、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間に形成されたクリアランスＣを通過する排気ガスの流れを妨げないため、排気ガスを効率的に流通させることができる。なお、図２に示す支持材２５０は、上下（または左右）に２分割されており、第２テールチューブ２４０に対して、例えば、溶接などにより固定される。
【００２８】
ここで、第１実施形態の作用を詳細に説明する。
【００２９】
エンジンなどの内燃機関からの排出ガスは、インレットチューブ２００から第１容積室１０３に導かれる。第１容積室１０３の排気ガスは始め、第１容積室１０３に連通する第１テールチューブ２３０から流入し、第１テールチューブ２３０から第２テールチューブ２４０を経てマフラ本体１００の外部、つまり、大気に排出される。この場合、第１容積室１０３に対する第１テールチューブ２３０の拡張比が確保されるため、排気ガス流量が少ないエンジン低回転域での主成分である低周波数域の排気音を十分に消音することができる。
【００３０】
また、排気ガスの圧力が高まると、パスチューブ２１０から第２容積室１０４に流入した排気ガスの圧力がパスチューブ２２０に設けた開閉バルブ２２１の付勢力に抗して第３容積室１０５側を開放し、排気ガスは第１テールチューブ２３０に加えて、第３容積室１０５に対して開口している第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間に形成されたクリアランスＣに流入し、このクリアランスＣを経て第２テールチューブ２４０からもマフラ本体１００の外部、つまり、大気に排出される。この場合、排気ガス流量が多いエンジン中・高回転域での排気損失並びに気流騒音を大幅に低減することができる。
【００３１】
本実施形態の組み立て作業に際し、支持材２５０は、第２テールチューブ２４０に対して溶接によって固定されているから、第２テールチューブ２４０に第１テールチューブ２３０を挿入することによって、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０とを事前に同軸上に組み立てることができる。
【００３２】
従って、事前に第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０とを同軸上に一体に組み立てられない従来技術では、その組み立ての際に、第１テールチューブ２３０および第２テールチューブ２４０のそれぞれを固定するための治具などが必要であったが、本実施形態では、事前に第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０とを一体に組み立てることができるため、この組み立てに際して第１および第２テールチューブ２３０，２４０それぞれを固定するための治具や、この治具の配置などが不要になり、組み立て工程が大幅に減少して組み立て作業性が向上する。
【００３３】
さらに、本実施形態では、チューブ軸方向に沿った２箇所に支持材２５０を有するから、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０とを確実に支持できるため、車両走行時に第２テールチューブ２４０が第１テールチューブ２３０に対して相対移動しない。従って、本実施形態によれば、第２テールチューブ２４０は、第１テールチューブ２３０に対して振動しにくいため、異音の発生を防止できる。
【００３４】
図３は、本発明の第２実施形態を示した断面図である。基本的な装置の配置や排気ガスの流れは、第１実施形態と同様であるため、図１，２と同一部分は同一符号をもって説明を省略する。
【００３５】
本実施形態は、第２テールチューブ２４０における第１容積室１０３側の開口部２４１を絞りによって閉鎖し、第２テールチューブ２４０の側面には、第３容積室１０５に連通する連通部２４２を形成する。連通部２４２は、例えば、多数の孔で構成された多孔部であることが好ましい。この場合、孔数を調整することにより消音特性を容易に調整することができる。
【００３６】
また、絞り加工が施された開口部２４１が第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間を支持するための支持材として作用するから、必要とする支持材２５０の個数が減少するため、第１実施形態の作用効果に加えて、部品点数の削減に有効である。
【００３７】
なお、第２テールチューブ２４０の開口部２４１は絞りによって閉鎖されているため、図３のように第１容積室１０３内にあっても何等問題ない。従って、第２テールチューブ２４０の開口部２４１が、図１と同様に、第３容積室１０５内にあっても問題ないことは明らかである。
【００３８】
図４は、本発明の第３実施形態を示した断面図である。なお、図１〜３と同一部分は同一符号をもって説明を省略する。
【００３９】
マフラ本体１００は、その内部に、２つのバッフル１０１，１０２で区画された第１容積室１０３、第２容積室１０４、第３容積室１０５を有するが、第１，第２実施形態に対して、第１容積室１０３と第３容積室１０５とを逆に配置したものである。マフラ本体１００の中心に位置する第１容積室１０３は、パスチューブ２１０を介して第２容積室１０４に接続され、この第２容積室１０４は、パスチューブ２２０を介して第３容積室１０５に接続される。パスチューブ２２０の第３容積室１０５側端部には、ばね（図示せず）等の付勢力によって第３容積室１０５側を閉鎖する開閉バルブ２２１が設けられ、この開閉バルブ２２１は、パスチューブ２２０内の排気ガスが所定圧を越えると、図４に示す如く、上記付勢力に抗して第３容積室１０５側を開放する。
【００４０】
また、マフラ本体１００は、内径の大きな大径テールチューブ、つまり、第１テールチューブ２３０と、内径の小さな小径テールチューブ、つまり、第２テールチューブ２４０とを内部に具える。第１テールチューブ２３０は、第１容積室１０３からマフラ本体１００の内部を貫通して、インレットチューブ２００から第１容積室１０３に導かれたエンジン（図示せず）からの排気ガスが流入する。また、第２テールチューブ２４０は、第３容積室１０５からマフラ本体１００の内部を貫通して、第１容積室１０３の排気ガスがパスチューブ２１０，２２０を介して接続された第２容積室１０４、第３容積室１０５のうちで最も下流位置の第３容積室１０５から流入する。
【００４１】
第１テールチューブ２３０は、その内部にチューブ軸方向に沿った２箇所の支持部に設けた支持材２５０で第２テールチューブ２４０を同軸上に配置して支持する。このとき、支持材２５０は、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間に同心円状のクリアランスＣを形成し、このクリアランスＣは、図２で説明の如く、排気ガスを流通する流路となる構造を有する。
【００４２】
エンジンなどの内燃機関からの排出ガスは、インレットチューブ２００から第１容積室１０３に導かれる。第１容積室１０３の排気ガスは始め、第１容積室１０３に連通する第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間に形成されたクリアランスＣから流入し、このクリアランスＣからマフラ１００の外部、つまり、大気に排出される。この場合、第１容積室１０３に対する第１テールチューブ２３０の拡張比が確保されるため、排気ガス流量が少ないエンジン低回転域での主成分である低周波数域の排気音を十分に消音することができる。
【００４３】
また、排気ガスの圧力が高まると、パスチューブ２１０から第２容積室１０４に流入した排気ガスの圧力がパスチューブ２２０に設けた開閉バルブ２２１の付勢力に抗して第３容積室１０５側を開放し、排気ガスはクリアランスＣに加えて、第３容積室１０５に対して開口している第２テールチューブ２４０に流入し、この第２テールチューブ２４０からも第１テールチューブ２３０を経てマフラ本体１００の外部、つまり、大気に排出される。この場合、排気ガス流量が多いエンジン中・高回転域での排気損失並びに気流騒音を大幅に低減することができる。
【００４４】
本実施形態の場合、第１実施形態と同様の作用効果が得られることに加えて、パスチューブ２２０と第２テールチューブ２４０とは、チューブ軸方向の寸法を長くすることができるため、開閉バルブ２２１を開放した際に生じる排気騒音を一層低減することができる。
【００４５】
図５は、本発明の第４実施形態を示した断面図である。基本的な装置の配置や排気ガスの流れは、第３実施形態と同様であるため、図１〜４と同一部分は同一符号をもって説明を省略する。
【００４６】
本実施形態は、第３実施形態に対して、第１テールチューブ２３０における第１容積室１０３側の開口部２３１を絞りによって閉鎖し、第１テールチューブ２３０の側面には、第１容積室１０３に連通する連通部２３２を形成する。連通部２３２は、例えば、多数の孔で構成された多孔部であることが好ましい。この場合、第３実施形態と同様の作用効果が得られることに加えて、孔数を調整することにより消音特性を容易に調整することができる。
【００４７】
図６は、本発明を説明するための第１の参考技術を示した断面図であって、本参考技術は、支持部に支持材２５０が具わる第１実施形態に対して、第２テールチューブ２４０の内部に形成した支持突起を具えるものである。図に示すように、第２テールチューブ２４０は、チューブ軸方向に沿った２箇所の位置で、その内径から内向きに突出して形成された突起２４３を具え、これら２箇所の支持部に設けた突起２４３で第１テールチューブ２３０を同軸上に配置して支持する。このとき、突起２４３は、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間に同心円状のクリアランスＣを形成し、このクリアランスＣは、排気ガスを流通する流路となる構造を有する。
【００４８】
突起２４３には、例えば、図７に示す如くのものがある。図７（ａ）は、チューブ断面図であり、図７（ｂ）は、突起２４３を示す斜視図である。この図に示す如く、第２テールチューブ２４０の内部には複数の突起２４３が打ち抜き加工などによって一体に形成されている。この場合、支持部として別部材を必要としないため、第１実施形態の作用効果に加えて、部品点数を削減することができる。
【００４９】
図８は、本発明を説明するための第２の参考技術を示した断面図である。基本的な装置の配置や排気ガスの流れは、第１の参考技術と同様であるため、図１〜７と同一部分は同一符号をもって説明を省略する。
【００５０】
本参考技術は、第２テールチューブ２４０における第１容積室１０３側の開口部２４１を絞りによって閉鎖し、第２テールチューブ２４０の側面には、第１容積室１０５に連通する連通部２４２を形成する。連通部２４２は、例えば、多数の孔で構成された多孔部であることが好ましい。この場合、第５実施形態と同様の作用効果が得られることに加えて、孔数を調整することにより消音特性を容易に調整することができる。
【００５１】
なお、第２テールチューブ２４０の開口部２４１は絞りによって閉鎖されているため、図８のように第１容積室１０３内にあっても何等問題ない。従って、第２テールチューブ２４０の開口部２４１が図６と同様に、第３容積室１０５内にあっても問題ないことは明らかである。
【００５２】
図９は、本発明を説明するための第３の参考技術を示した断面図であって、第３実施形態と同様、第１の参考技術に関し、マフラ本体１００内の第１容積室１０３と第３容積室１０５とを逆に配置したものである。基本的な装置の配置や排気ガスの流れは、第３実施形態と同様であるため、同一部分は同一符号をもって説明を省略する。
【００５３】
本参考技術は、内径の大きな大径テールチューブ、つまり、第１テールチューブ２３０の内部に、内径の小さな小径テールチューブ、つまり、第２テールチューブ２４０を同軸上に配置したものである。
【００５４】
本参考技術の場合も、第３実施形態と同様、第１の参考技術と同様の作用効果が得られることに加えて、パスチューブ２２０と第２テールチューブ２４０とは、チューブ軸方向の寸法を長くすることができるため、開閉バルブ２２１を開放した際に生じる排気騒音を一層低減することができる。
【００５５】
図１０は、本発明を説明するための第４の参考技術を示した断面図であって、第３の参考技術に関し、第１テールチューブ２３０における第１容積室１０３側の開口部２３１を絞りによって閉鎖し、第１テールチューブ２３０の側面には、第１容積室１０３に連通する連通部２３２を形成したものである。連通部２３２は、例えば、多数の孔で構成された多孔部であることが好ましい。この場合、第３の参考技術と同様の作用効果が得られることに加えて、孔数を調整することにより消音特性を容易に調整することができる。
【００５６】
なお、基本的な装置の配置や排気ガスの流れは、第３の参考技術と同様であるため、同一部分は同一符号をもって説明を省略する。
【００５７】
図１１は、本発明の第５実施形態を示した断面図であって、内径の大きな大径テールチューブである第２テールチューブ２４０の内部に、内径の小さな小径テールチューブである第１テールチューブ２３０を同軸上に配置し、２箇所の支持部に支持材２５０が具わる第１実施形態に対して、２箇所の支持部のうち、少なくとも第１テールチューブ２３０の排気ガス流れ下流側端部をつぶし加工によって楕円化させて支持したものである。このとき、楕円形状部２３４および支持材２５０は、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間にクリアランスＣを形成し、このクリアランスＣは、排気ガスを流通する流路となる構造を有する。
【００５８】
楕円形状部２３４の形状には、例えば、図１２に示す如くのものがある。図１２（ａ）は、チューブ断面図であり、図１２（ｂ）は、楕円形状部２３４を示す斜視図、図１２（ｃ）は、図１２（ａ）のＡ−Ａ断面図である。図１２に示す如く、第１テールチューブ２３０の排気ガス流れ下流側端部はつぶし加工によって楕円化され、第２テールチューブ２４０の内壁に接している。この場合、２箇所の支持部のうちの一方は、支持材として別部材を必要としないため、第１実施形態に比べて部品点数を削減して低コスト化を図ることができる。さらに、楕円形状部２３４はつぶし加工による流線形であるから、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間での流路面積の減少がないため、第１および第５実施形態の作用効果に加えて、気流音の発生を抑えることができる。
【００５９】
図１３は、本発明を説明するための第５の参考技術を示した断面図であって、第５実施形態に対して、排気ガス流れ上流側端部に具わる支持材２５０に代って、第２テールチューブ２４０の内部に形成した支持突起を具えるものである。図に示すように、第２テールチューブ２４０は、チューブ軸方向に沿った排気ガス流れ上流側端部付近の位置で、その内径から内向きに突出して形成された突起２４３を具え、この内向き突起２４３および第１テールチューブ２３０の楕円形状部２３４で第２テールチューブ２４０の内部に第１テールチューブ２３０を同軸上に配置して支持する。このとき、第２テールチューブ２４０の内向き突起２４３および第１テールチューブ２３０の楕円形状部２３４は、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間にクリアランスＣを形成し、このクリアランスＣは、排気ガスを流通する流路となる構造を有する。
【００６０】
本参考技術によれば、支持材として別部材を必要としないため、第９実施形態に比べて部品点数を削減して低コスト化を図ることができる。
【００６１】
図１４は、本発明を説明するための第６の参考技術を示した断面図であって、基本的に排気ガスの流れは、第９実施形態と同様であるため、同一部分は同一符号をもって説明を省略する。
【００６２】
本参考技術は、第５実施形態に対して、排気ガス流れ上流側端部付近に具わる支持材２５０に代って、第２テールチューブ２４０における第１容積室１０３側の開口部２４１を絞りによって閉鎖し、第２テールチューブ２４０の側面には、第３容積室１０５に連通する連通部２４２を形成するものである。図に示すように、第２テールチューブ２４０は、チューブ軸方向に沿った排気ガス流れ上流側端部付近の位置で、絞り部２４１を具え、この絞り部２４１および第１テールチューブ２３０の楕円形状部２３４で第２テールチューブ２４０の内部に第１テールチューブ２３０を同軸上に配置して支持する。このとき、第２テールチューブ２４０の絞り部２４１および第１テールチューブ２３０の楕円形状部２３４は、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間にクリアランスＣを形成し、このクリアランスＣは、排気ガスを流通する流路となる構造を有する。
【００６３】
本参考技術において、連通部２４２は、例えば、多数の孔で構成された多孔部であることが好ましい。この場合、本参考技術と同様の作用効果が得られることに加えて、孔数を調整することにより消音特性を容易に調整することができる。
【００６４】
なお、第２テールチューブ２４０の開口部２４１は絞りによって閉鎖されているため、第１容積室１０３内にあっても何等問題ない。従って、第２テールチューブ２４０の開口部２４１が図１１と同様に、第３容積室１０５内にあっても問題ないことは明らかである。
【００６５】
図１５は、本発明の第６実施形態を示した断面図であって、第５実施形態に関して、マフラ本体１００内の第１容積室１０３と第３容積室１０５とを逆に配置したものである。なお、基本的な装置の配置や排気ガスの流れは、第３実施形態と同様であるため、同一部分は同一符号をもって説明を省略する。
【００６６】
内径の大きな大径テールチューブである第１テールチューブ２３０の内部に、内径の小さな小径テールチューブである第２テールチューブ２４０を同軸上に配置し、第２テールチューブ２４０の排気ガス流れ上流側端部付近の支持部に支持材２５０を具えると共に、第２テールチューブ２４０の排気ガス流れ下流側端部２４１をつぶし加工によって楕円化させて第１テールチューブ２３０を支持したものである。
【００６７】
本実施形態では、第１テールチューブ２４０の排気ガス流れ下流側端部につぶし加工によって楕円形状部２４４を形成し、第１テールチューブ２３０の内壁に接している。このとき、第２テールチューブ２４０の楕円形状部２４４および支持材２５０は、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間にクリアランスＣを形成し、このクリアランスＣは、排気ガスを流通する流路となる構造を有する。
【００６８】
本実施形態の場合も、マフラ本体１００内の第１容積室１０３と第３容積室１０５とを逆に配置したから、パスチューブ２２０と第２テールチューブ２４０とは、チューブ軸方向の寸法を長くすることができるため、第５実施形態の作用効果に加えて、開閉バルブ２２１を開放した際に生じる排気騒音を一層低減することができる。
【００６９】
図１６は、本発明を説明するための第７の参考技術を示した断面図であって、第６実施形態に対して、排気ガス流れ上流側端部に具わる支持材２５０に代って、第１テールチューブ２３０の内部に形成した支持突起を具えるものである。図に示すように、第１テールチューブ２３０は、チューブ軸方向に沿った排気ガス流れ上流側端部付近の位置で、その内径から内向きに突出して形成された突起２３３を具え、この内向き突起２３３および第２テールチューブ２４０の楕円形状部２４４で第１テールチューブ２３０の内部に第２テールチューブ２４０を同軸上に配置して支持する。このとき、内向き突起２３３および楕円形状部２４４は、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間にクリアランスＣを形成し、このクリアランスＣは、排気ガスを流通する流路となる構造を有する。
【００７０】
また、本参考技術の場合も、マフラ本体１００内の第１容積室１０３と第３容積室１０５とを逆に配置したから、パスチューブ２２０と第２テールチューブ２４０とは、チューブ軸方向の寸法を長くすることができるため、第５実施形態の作用効果に加えて、開閉バルブ２２１を開放した際に生じる排気騒音を一層低減することができる。
【００７１】
図１７は、本発明を説明するための第８の参考技術を示した断面図であって、第６実施形態に対して、排気ガス流れ上流側端部に具わる支持材２５０に代って、第１テールチューブ２３０における第１容積室１０３側の開口部２３１を絞りによって閉鎖し、第１テールチューブ２３０の側面には、第１容積室１０３に連通する連通部２３２を形成するものである。図に示すように、第１テールチューブ２３０は、チューブ軸方向に沿った排気ガス流れ上流側端部の位置で、絞り部２３１を具え、この絞り部２３１および第２テールチューブ２４０の楕円形状部２４４で第１テールチューブ２３０の内部に第２テールチューブ２４０を同軸上に配置して支持する。このとき、第１テールチューブ２３０の絞り部２３１および第２テールチューブ２４０の楕円形状部２４４は、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０との間にクリアランスＣを形成し、このクリアランスＣは、排気ガスを流通する流路となる構造を有する。
【００７２】
また、本参考技術の場合も、マフラ本体１００内の第１容積室１０３と第３容積室１０５とを逆に配置したから、パスチューブ２２０と第２テールチューブ２４０とは、チューブ軸方向の寸法を長くすることができるため、第５実施形態の作用効果に加えて、開閉バルブ２２１を開放した際に生じる排気騒音を一層低減することができる。
【００７３】
従って、本発明によれば、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０とを事前に一体に組み立てることができるから、この組み立てに際して第１，第２テールチューブ２３０，２４０それぞれを固定するための治具が不要となり、組み立て工程が大幅に減少して組み立て作業性が向上する。さらに、チューブ軸方向に沿った少なくとも２箇所に支持部を有するから、第１テールチューブ２３０と第２テールチューブ２４０とを確実に支持できるため、第２テールチューブ２４０は第１テールチューブ２３０に対して振動しにくく、異音の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明である自動車用排気消音装置の第１実施形態を示す断面図である。
【図２】（ａ），（ｂ）はそれぞれ、別体に設けた支持材の一例を示すチューブ断面図および斜視図である。
【図３】本発明の第２実施形態を示す断面図である。
【図４】本発明の第３実施形態を示す断面図である。
【図５】本発明の第４実施形態を示す断面図である。
【図６】本発明を説明するための第１の参考技術を示す断面図である。
【図７】（ａ），（ｂ）はそれぞれ、第１または第２テールチューブに具わる内向き突起を示すチューブ断面図および斜視図である。
【図８】本発明を説明するための第２の参考技術を示す断面図である。
【図９】本発明を説明するための第３の参考技術を示す断面図である。
【図１０】本発明を説明するための第４の参考技術を示す断面図である。
【図１１】本発明の第５実施形態を示す断面図である。
【図１２】（ａ），（ｂ），（ｃ）はそれぞれ、第１または第２テールチューブに具わる楕円形状部を示すチューブ断面図および斜視図と、図（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
【図１３】本発明を説明するための第５の参考技術を示す断面図である。
【図１４】本発明を説明するための第６の参考技術を示す断面図である。
【図１５】本発明を説明するための第６の参考技術を示す断面図である。
【図１６】本発明を説明するための第７の参考技術を示す断面図である。
【図１７】本発明を説明するための第８の参考技術を示す断面図である。
【図１８】従来の自動車用排気消音装置を示す断面図である。
【図１９】従来の自動車用排気消音装置に具わる支持構造を示す断面図である。
【図２０】従来の自動車用排気消音装置に具わる他の支持構造を示す断面図である。
【符号の説明】
100 マフラ本体
101，102 バッフル
103 第１容積室
104 第２容積室
105 第３容積室
200 インレットチューブ
210，220 パスチューブ
221 開閉バルブ
230 第１テールチューブ
231 第１テールチューブの絞り部
232 第１テールチューブの連通部
233 第１テールチューブの内向き突起
240 第２テールチューブ
241 第２テールチューブの絞り部
242 第２テールチューブの連通部
243 第２テールチューブの内向き突起
250 薄板支持材
Ｃクリアランス[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
According to the present invention, a first tail tube into which exhaust gas from an engine led from an inlet tube to a first volume chamber inside a muffler body flows is connected to the exhaust gas in the first volume chamber via a pass tube. In addition, the present invention relates to an automobile exhaust silencer having a second tail tube that flows in from the volume chamber at the most downstream position among the other volume chambers.
[0002]
[Prior art]
An example of a conventional automobile exhaust silencer is disclosed in Japanese Patent Application No. 10-122234. This device is designed to reduce exhaust noise at low engine speed, reduce exhaust noise at high engine speed, and reduce exhaust loss. A device that exhausts air using a road.
[0003]
FIG. 18 is a cross-sectional view showing an example of the above prior art.
[0004]
As shown in FIG. 18, the muffler body 10 includes a first tail tube 23 into which exhaust gas from an engine (not shown) guided from the inlet tube 20 to the first volume chamber 13 flows, and the first volume chamber 13. A second tail tube 24 into which the exhaust gas flows from the third volume chamber 15 at the most downstream position among the other volume chambers 14 and 15 connected via the pass tubes 21 and 22 is provided inside. The inner diameter of the tail tube 23 is larger than the inner diameter of the second tail tube 24, and the second tail tube 24 is arranged coaxially inside the first tail tube 23.
[0005]
The pass tube 21 communicates the first volume chamber 13 and the second volume chamber 14, and the pass tube 22 communicates the second volume chamber 14 and the third volume chamber 15, And an open / close valve 22V for opening and closing the third volume chamber 15 side according to the pressure.
[0006]
Further, in the above reference, as shown in FIGS. 19 and 20, a technique for improving durability against vibration generated when the vehicle is traveling is disclosed.
[0007]
In the prior art shown in FIG. 19 (hereinafter referred to as Conventional Example 1), a baffle 16 having a large number of holes is added, and the second tail tube 24 is supported by the baffle 16 in addition to the baffle 11. Yes. In the prior art shown in FIG. 20 (hereinafter referred to as Conventional Example 2), a member 25 that supports the second tail tube 24 from the outside of the first tail tube 23 outside the muffler body 10 is added. The tail tube 24 is supported by a support member 25 in addition to the baffle 11.
[0008]
By the way, when the second tail tube 24 having a small inner diameter is coaxially arranged inside the first tail tube 23 having a large inner diameter, the first tail tube 23 and the second tail tube 24 are assembled together in advance. The assembly work is easier when assembled to the muffler body 10.
[0009]
However, in the conventional example 1, since there is no support member between the first tail tube 23 and the second tail tube 24, the first tail tube 23 and the second tail tube 24 can be assembled together. Can not. Further, in the above-described conventional example 2, since the space between the first tail tube 23 and the second tail tube 24 is supported by only one point of the support member 25, the first tail tube 23, the second tail tube 24, Is difficult to assemble in the muffler body 10 while being arranged on the same axis.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-described facts, and improves assembly workability by assembling a large-diameter large-diameter tail tube and a small-diameter small-diameter tail tube coaxially and then assembling the muffler body. The purpose is to let you.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
  For this purpose, the exhaust silencer for automobiles according to the first aspect of the present invention is the first tail tube into which the exhaust gas from the engine guided from the inlet tube to the first volume chamber inside the muffler body flows. And a second tail tube into which the exhaust gas of the first volume chamber flows from the volume chamber at the most downstream position among other volume chambers connected via a pass tube. In the exhaust silencer, the first tail tube and the second tail tube are constituted by a large-diameter tail tube having a large inner diameter and a small-diameter tail tube having a small inner diameter,In at least two places along the tube axis direction,A support for coaxially supporting the small diameter tail tube inside the large diameter tail tubeEstablishment,At least one location along the tube axis direction isSupporting partThe,Bending a thin plate to form a convex portion that contacts the inner peripheral surface of the large-diameter tail tube, and two concave portions that connect to the convex portion and contact the outer peripheral surface of the small-diameter tail tube on both sides of the convex portion. In addition, an uneven shape having another convex portion connected to the concave portion and in contact with the inner peripheral surface of the large-diameter tail tube together with the convex portion,TwoBy sandwiching the small diameter tail tube from both sides so that the other convex diameter parts face each other at the support part, the small diameter tail tube is coaxially supported inside the large diameter tail tube. ,The clearance formed between the large-diameter tail tube and the small-diameter tail tube has a structure that becomes a flow path through which exhaust gas flows.
[0013]
  Claim2No. related to2An automobile exhaust silencer that is an invention is:1st inventionIn the above, at least one portion of the support portion includes a protrusion formed inwardly protruding from the inner diameter of the large-diameter tail tube.
[0014]
  Claim3No. related to3An automobile exhaust silencer that is an invention is:1st or 2nd inventionIn any one of the inventions, the support portion includes an oval-shaped portion formed by crushing at an end portion on the downstream side of the exhaust gas flow of the small diameter tail tube.
[0015]
  Claim4No. related to4The automobile exhaust silencer according to the invention is the first invention.1Invention thru / or3In any one of the inventions, the opening at the upstream end of the exhaust gas flow of the large-diameter tail tube is blocked by a throttle, and a communication portion communicating with the volume chamber is formed on the side surface of the large-diameter tail tube. It is characterized by.
[0016]
【The invention's effect】
According to a first aspect of the present invention, there is provided an automobile exhaust silencer comprising: a first tail tube and a second tail tube, each having a large-diameter large-diameter tail tube and a small-diameter small-diameter tail tube; Since the small-diameter tail tube is coaxially arranged with at least two support portions along the tube axial direction, the large-diameter tail tube and the small-diameter tail tube are assembled together, and then the integral tail tube is attached to the muffler. Can be assembled to the main body. In this case, the support portion has a structure in which a clearance formed between the large-diameter tail tube and the small-diameter tail tube serves as a flow path through which exhaust gas flows.
[0017]
Therefore, according to the first invention, since the first tail tube and the second tail tube can be assembled together in advance, a jig for fixing the first and second tail tubes at the time of this assembly. Is eliminated, the assembly process is greatly reduced, and the assembly workability is improved. Further, since the support portion is provided at at least two locations along the tube axis direction, the first tail tube and the second tail tube can be reliably supported. It is hard to vibrate and can prevent abnormal noise.
[0018]
  Also,First1The exhaust silencer for automobiles according to the invention is, Along the tube axis directionAt least one placeAboveSupporting partThe,Bending a thin plate to form a convex portion that contacts the inner peripheral surface of the large-diameter tail tube, and two concave portions that connect to the convex portion and contact the outer peripheral surface of the small-diameter tail tube on both sides of the convex portion. In addition, an uneven shape having another convex portion connected to the concave portion and in contact with the inner peripheral surface of the large-diameter tail tube together with the convex portion,
  TwoThe small diameter tail tube is sandwiched by the support portion from both sides so that the other convex diameter portions face each other, and the small diameter tail tube is coaxially supported inside the large diameter tail tube.Fromthe aboveIn addition to the above effects, the assembly workability can be further improved, and the exhaust gas can be efficiently circulated between the clearance formed between the large diameter tail tube and the small diameter tail tube.
[0019]
  First2An automobile exhaust silencer according to the invention is:1st inventionIn addition, since at least one portion of the support portion includes a protrusion formed so as to protrude inward from the inner diameter of the large-diameter tail tube, no separate member is required as the support portion. 2 In addition to the effects of the invention, the number of parts can be reduced.
[0020]
  First3An automobile exhaust silencer according to the invention is:1st or 2nd inventionIn any one of the inventions, the exhaust gas flow downstream end of the small-diameter tail tube is provided with an oval-shaped portion by crushing processing, so that the support material for supporting the first tail tube and the second tail tube Therefore, in addition to the effects of the first to third inventions, it is possible to suppress the generation of airflow noise due to the support material.
[0021]
  First4An automobile exhaust silencer according to the invention is1Thru3In any one of the inventions, the opening at the upstream end of the exhaust gas flow of the large-diameter tail tube is blocked by a throttle, and a communication portion communicating with the volume chamber is formed on the side surface of the large-diameter tail tube. Since the support material for supporting the space between the first tail tube and the second tail tube is reduced, the assembling workability of the muffler main body is greatly improved and the number of parts is effective.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0023]
FIG. 1 is a sectional view showing a first embodiment of an automobile exhaust silencer according to the present invention.
[0024]
The muffler main body 100 has a first volume chamber 103, a second volume chamber 104, and a third volume chamber 105 that are partitioned by two baffles 101, 102 therein. The first volume chamber 103 located on the input side of the muffler main body 100 is connected to the second volume chamber 104 located on the output side via a pass tube 210 penetrating the third volume chamber 105, and this second volume chamber 104. Is connected to the third volume chamber 105 located at the center of the muffler main body 100 via the pass tube 220. An opening / closing valve 221 for closing the third volume chamber 105 side by an urging force such as a spring (not shown) is provided at the end of the pass tube 220 on the third volume chamber 105 side. When the exhaust gas in 220 exceeds a predetermined pressure, the third volume chamber 105 side is opened against the urging force as shown in FIG.
[0025]
The muffler body 100 includes a small-diameter tail tube having a small inner diameter, that is, a first tail tube 230, and a large-diameter tail tube having a large inner diameter, that is, a second tail tube 240 therein. The first tail tube 230 passes through the inside of the muffler main body 100 from the first volume chamber 103, and exhaust gas from an engine (not shown) guided from the inlet tube 200 to the first volume chamber 103 flows into the first tail tube 230. The second tail tube 240 passes through the inside of the muffler main body 100 from the third volume chamber 105, and the second volume chamber 104 to which the exhaust gas of the first volume chamber 103 is connected via the pass tubes 210 and 220. The third volume chamber 105 flows in from the third volume chamber 105 at the most downstream position.
[0026]
The second tail tube 240 supports and supports the first tail tube 230 on the same axis by support members 250 provided at two support portions along the tube axis direction. At this time, the support member 250 has a concentric clearance C formed between the first tail tube 230 and the second tail tube 240, and this clearance C has a structure serving as a flow path through which exhaust gas flows.
[0027]
An example of the support member 250 is shown in FIG. 2A is a sectional view of the tube, and FIG. 2B is a perspective view showing the support member 250. FIG. The support material 250 is formed by bending a thin plate into an uneven shape. In this case, since the support member 250 is formed of a thin plate, the exhaust gas does not interfere with the flow of the exhaust gas passing through the clearance C formed between the first tail tube 230 and the second tail tube 240. It can be distributed efficiently. The support member 250 shown in FIG. 2 is divided into two parts in the vertical direction (or right and left), and is fixed to the second tail tube 240 by, for example, welding.
[0028]
Here, the operation of the first embodiment will be described in detail.
[0029]
Exhaust gas from an internal combustion engine such as an engine is guided from the inlet tube 200 to the first volume chamber 103. The exhaust gas in the first volume chamber 103 first flows in from the first tail tube 230 communicating with the first volume chamber 103, passes through the second tail tube 240 from the first tail tube 230, that is, outside the muffler body 100, that is, the atmosphere. To be discharged. In this case, since the expansion ratio of the first tail tube 230 with respect to the first volume chamber 103 is ensured, the exhaust sound in the low frequency region, which is the main component in the low engine speed region where the exhaust gas flow rate is small, can be sufficiently silenced. Can do.
[0030]
Further, when the pressure of the exhaust gas increases, the pressure of the exhaust gas flowing into the second volume chamber 104 from the pass tube 210 resists the urging force of the opening / closing valve 221 provided in the pass tube 220 and moves the third volume chamber 105 side. In addition to the first tail tube 230, the exhaust gas flows into a clearance C formed between the first tail tube 230 and the second tail tube 240 that opens to the third volume chamber 105. Through the clearance C, the second tail tube 240 is also discharged to the outside of the muffler body 100, that is, to the atmosphere. In this case, exhaust loss and airflow noise in the middle / high engine speed range where the exhaust gas flow rate is large can be greatly reduced.
[0031]
In the assembly operation of the present embodiment, the support member 250 is fixed to the second tail tube 240 by welding. Therefore, by inserting the first tail tube 230 into the second tail tube 240, the first tail tube is inserted. 230 and the second tail tube 240 can be assembled coaxially in advance.
[0032]
Therefore, in the prior art in which the first tail tube 230 and the second tail tube 240 cannot be assembled integrally on the same axis in advance, the first tail tube 230 and the second tail tube 240 are fixed at the time of the assembly. However, in this embodiment, the first tail tube 230 and the second tail tube 240 can be assembled together in advance, so that the first and second tails are assembled in this assembly. A jig for fixing each of the tubes 230 and 240 and an arrangement of the jig are not necessary, and the assembly process is greatly reduced, and the assembly workability is improved.
[0033]
Furthermore, in the present embodiment, since the support member 250 is provided at two locations along the tube axial direction, the first tail tube 230 and the second tail tube 240 can be reliably supported. Does not move relative to the first tail tube 230. Therefore, according to the present embodiment, the second tail tube 240 is less likely to vibrate with respect to the first tail tube 230, so that the generation of abnormal noise can be prevented.
[0034]
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a second embodiment of the present invention. Since the basic arrangement of the apparatus and the flow of the exhaust gas are the same as those in the first embodiment, the same parts as those in FIGS.
[0035]
In the present embodiment, the opening 241 on the first volume chamber 103 side in the second tail tube 240 is closed by a throttle, and a communication portion 242 communicating with the third volume chamber 105 is formed on the side surface of the second tail tube 240. To do. The communicating part 242 is preferably a porous part composed of a large number of holes, for example. In this case, the silencing characteristics can be easily adjusted by adjusting the number of holes.
[0036]
In addition, since the aperture 241 subjected to the drawing process functions as a support material for supporting the space between the first tail tube 230 and the second tail tube 240, the number of necessary support materials 250 is reduced. In addition to the effects of the first embodiment, this is effective for reducing the number of parts.
[0037]
Since the opening 241 of the second tail tube 240 is closed by a restriction, there is no problem even if it is in the first volume chamber 103 as shown in FIG. Therefore, it is clear that there is no problem even if the opening 241 of the second tail tube 240 is in the third volume chamber 105 as in FIG.
[0038]
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a third embodiment of the present invention. In addition, the same part as FIGS. 1-3 is abbreviate | omitted description with the same code | symbol.
[0039]
The muffler main body 100 includes a first volume chamber 103, a second volume chamber 104, and a third volume chamber 105 that are partitioned by two baffles 101 and 102 in the interior thereof, but with respect to the first and second embodiments. The first volume chamber 103 and the third volume chamber 105 are reversely arranged. The first volume chamber 103 located at the center of the muffler main body 100 is connected to the second volume chamber 104 via the pass tube 210, and the second volume chamber 104 is connected to the third volume chamber 105 via the pass tube 220. Connected. An opening / closing valve 221 for closing the third volume chamber 105 side by an urging force such as a spring (not shown) is provided at the end of the pass tube 220 on the third volume chamber 105 side. When the exhaust gas in 220 exceeds a predetermined pressure, the third volume chamber 105 side is opened against the urging force as shown in FIG.
[0040]
The muffler body 100 includes a large-diameter tail tube having a large inner diameter, that is, a first tail tube 230, and a small-diameter tail tube having a small inner diameter, that is, a second tail tube 240 therein. The first tail tube 230 passes through the inside of the muffler main body 100 from the first volume chamber 103, and exhaust gas from an engine (not shown) guided from the inlet tube 200 to the first volume chamber 103 flows into the first tail tube 230. The second tail tube 240 passes through the inside of the muffler main body 100 from the third volume chamber 105, and the second volume chamber 104 to which the exhaust gas of the first volume chamber 103 is connected via the pass tubes 210 and 220. The third volume chamber 105 flows in from the third volume chamber 105 at the most downstream position.
[0041]
The first tail tube 230 supports and supports the second tail tube 240 on the same axis with support members 250 provided at two support portions along the tube axis direction. At this time, the support member 250 forms a concentric clearance C between the first tail tube 230 and the second tail tube 240, and this clearance C is a flow through which exhaust gas flows as described in FIG. It has a structure that becomes a road.
[0042]
Exhaust gas from an internal combustion engine such as an engine is guided from the inlet tube 200 to the first volume chamber 103. The exhaust gas in the first volume chamber 103 begins to flow from a clearance C formed between the first tail tube 230 and the second tail tube 240 communicating with the first volume chamber 103, and from the clearance C, the muffler 100 It is discharged to the outside, that is, the atmosphere. In this case, since the expansion ratio of the first tail tube 230 with respect to the first volume chamber 103 is ensured, the exhaust sound in the low frequency region, which is the main component in the low engine speed region where the exhaust gas flow rate is small, can be sufficiently silenced. Can do.
[0043]
Further, when the pressure of the exhaust gas increases, the pressure of the exhaust gas flowing into the second volume chamber 104 from the pass tube 210 resists the urging force of the opening / closing valve 221 provided in the pass tube 220 and moves the third volume chamber 105 side. In addition to the clearance C, the exhaust gas flows into the second tail tube 240 opened to the third volume chamber 105, and the muffler main body also passes through the first tail tube 230 from the second tail tube 240. It is discharged to the outside of 100, that is, to the atmosphere. In this case, exhaust loss and airflow noise in the middle / high engine speed range where the exhaust gas flow rate is large can be greatly reduced.
[0044]
In the case of the present embodiment, in addition to obtaining the same operational effects as those of the first embodiment, the pass tube 220 and the second tail tube 240 can be made longer in the axial direction of the tube. Exhaust noise generated when 221 is opened can be further reduced.
[0045]
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a fourth embodiment of the present invention. Since the basic arrangement of the apparatus and the flow of exhaust gas are the same as those in the third embodiment, the same parts as those in FIGS.
[0046]
In the present embodiment, the opening 231 on the first volume chamber 103 side in the first tail tube 230 is closed by a throttle with respect to the third embodiment, and the first volume chamber 103 is disposed on the side surface of the first tail tube 230. A communication portion 232 that communicates with each other is formed. It is preferable that the communication part 232 is a porous part comprised by many holes, for example. In this case, in addition to obtaining the same operational effects as those of the third embodiment, the silencing characteristics can be easily adjusted by adjusting the number of holes.
[0047]
  FIG. 6 shows the present invention.First reference technique to explainFIG.Reference technologyCompared with the first embodiment in which the support member is provided with the support member 250, the support member includes a support protrusion formed inside the second tail tube 240. As shown in the figure, the second tail tube 240 has projections 243 formed inwardly projecting from the inner diameter at two positions along the tube axial direction, and is provided on these two support portions. The first tail tube 230 is coaxially disposed and supported by the protrusion 243. At this time, the protrusion 243 forms a concentric clearance C between the first tail tube 230 and the second tail tube 240, and this clearance C has a structure serving as a flow path through which the exhaust gas flows.
[0048]
An example of the protrusion 243 is shown in FIG. FIG. 7A is a sectional view of the tube, and FIG. 7B is a perspective view showing the protrusion 243. As shown in this figure, a plurality of protrusions 243 are integrally formed in the second tail tube 240 by punching or the like. In this case, since a separate member is not required as the support portion, the number of parts can be reduced in addition to the effects of the first embodiment.
[0049]
  FIG. 8 shows the present invention.Second reference technique for explainingIt is sectional drawing which showed. Basic equipment layout and exhaust gas flowFirst reference technologyTherefore, the same parts as those in FIGS.
[0050]
  BookReference technologyThe second tail tube 240 closes the opening 241 on the first volume chamber 103 side by a throttle, and a communication portion 242 communicating with the first volume chamber 105 is formed on the side surface of the second tail tube 240. The communicating part 242 is preferably a porous part composed of a large number of holes, for example. In this case, in addition to obtaining the same operational effects as those of the fifth embodiment, the silencing characteristics can be easily adjusted by adjusting the number of holes.
[0051]
Since the opening 241 of the second tail tube 240 is closed by a restriction, there is no problem even if it is in the first volume chamber 103 as shown in FIG. Therefore, it is clear that there is no problem even if the opening 241 of the second tail tube 240 is in the third volume chamber 105 as in FIG.
[0052]
  FIG. 9 shows the present invention.Third reference technique for explainingAs in the third embodiment,First reference technologyThe first volume chamber 103 and the third volume chamber 105 in the muffler main body 100 are reversely arranged. Since the basic arrangement of the apparatus and the flow of the exhaust gas are the same as those in the third embodiment, the same parts are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0053]
  BookReference technologyIs a large-diameter tail tube having a large inner diameter, that is, a first tail tube 230, and a small-diameter tail tube having a small inner diameter, that is, a second tail tube 240 arranged coaxially.
[0054]
  BookReference technologyIn this case, as in the third embodiment,First reference technologyThe pass tube 220 and the second tail tube 240 can increase the dimension in the tube axial direction, so that exhaust noise generated when the on-off valve 221 is opened can be reduced. Further reduction can be achieved.
[0055]
  FIG. 10 shows the present invention.4th reference technique for explainingIt is sectional drawing which showed,Third reference technologyWith respect to the first tail tube 230, the opening 231 on the first volume chamber 103 side is closed by a throttle, and a communication portion 232 communicating with the first volume chamber 103 is formed on the side surface of the first tail tube 230. is there. It is preferable that the communication part 232 is a porous part comprised by many holes, for example. in this case,Third reference technologyIn addition to obtaining the same effects as the above, the silencing characteristics can be easily adjusted by adjusting the number of holes.
[0056]
  The basic equipment layout and exhaust gas flow are as follows:Third reference technologyTherefore, the same parts are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0057]
  FIG. 11 shows the first of the present invention.5FIG. 5 is a cross-sectional view illustrating an embodiment, in which a first tail tube 230 that is a small-diameter small-diameter tail tube is coaxially disposed inside a second tail tube 240 that is a large-diameter large-diameter tail tube. In contrast to the first embodiment in which the supporting member 250 is provided at the supporting part, at least the exhaust gas flow downstream end of the first tail tube 230 among the two supporting parts is elliptically supported by crushing. It is a thing. At this time, the oval-shaped portion 234 and the support member 250 form a clearance C between the first tail tube 230 and the second tail tube 240, and this clearance C has a structure serving as a flow path through which exhaust gas flows. Have.
[0058]
Examples of the shape of the elliptical portion 234 include those shown in FIG. 12A is a cross-sectional view of the tube, FIG. 12B is a perspective view showing the elliptical portion 234, and FIG. 12C is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. 12A. As shown in FIG. 12, the exhaust gas flow downstream end of the first tail tube 230 is ovalized by crushing and is in contact with the inner wall of the second tail tube 240. In this case, since one of the two support portions does not require a separate member as a support material, the number of parts can be reduced and cost can be reduced as compared with the first embodiment. Furthermore, since the elliptical portion 234 is streamlined by crushing, there is no reduction in the flow path area between the first tail tube 230 and the second tail tube 240, and thus the operation of the first and fifth embodiments. In addition to the effect, the generation of airflow noise can be suppressed.
[0059]
  FIG. 13 shows the present invention.Fifth reference technique for explainingFIG.5In contrast to the embodiment, instead of the support member 250 provided at the upstream end portion of the exhaust gas flow, a support protrusion formed in the second tail tube 240 is provided. As shown in the figure, the second tail tube 240 has a protrusion 243 formed inwardly from its inner diameter at a position near the upstream end of the exhaust gas flow along the tube axial direction. The first tail tube 230 is coaxially arranged and supported inside the second tail tube 240 by the protrusion 243 and the elliptical portion 234 of the first tail tube 230. At this time, the inward projection 243 of the second tail tube 240 and the elliptical portion 234 of the first tail tube 230 form a clearance C between the first tail tube 230 and the second tail tube 240, and this clearance C Has a structure which becomes a flow path for circulating exhaust gas.
[0060]
  BookReference technologyAccordingly, since no separate member is required as the support material, the number of parts can be reduced compared to the ninth embodiment, and the cost can be reduced.
[0061]
  FIG. 14 shows the present invention.6th reference technique for explainingSince the flow of the exhaust gas is basically the same as that of the ninth embodiment, the same parts are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0062]
  BookReference technologyThe second5In contrast to the embodiment, instead of the support member 250 provided in the vicinity of the upstream end portion of the exhaust gas flow, the opening 241 on the first volume chamber 103 side in the second tail tube 240 is closed by a throttle, and the second tail A communication portion 242 that communicates with the third volume chamber 105 is formed on the side surface of the tube 240. As shown in the drawing, the second tail tube 240 includes a throttle portion 241 at a position near the upstream end portion of the exhaust gas flow along the tube axial direction, and the elliptical shape of the throttle portion 241 and the first tail tube 230 is shown. The first tail tube 230 is coaxially disposed and supported inside the second tail tube 240 by the portion 234. At this time, the narrowed portion 241 of the second tail tube 240 and the elliptical portion 234 of the first tail tube 230 form a clearance C between the first tail tube 230 and the second tail tube 240, and this clearance C is And having a structure that becomes a flow path for circulating the exhaust gas.
[0063]
  BookReference technologyIn addition, it is preferable that the communication part 242 is a porous part comprised of many holes, for example. in this case,This reference technologyIn addition to obtaining the same effects as the above, the silencing characteristics can be easily adjusted by adjusting the number of holes.
[0064]
Since the opening 241 of the second tail tube 240 is closed by a throttle, there is no problem even if it is in the first volume chamber 103. Therefore, it is clear that there is no problem even if the opening 241 of the second tail tube 240 is in the third volume chamber 105 as in FIG.
[0065]
  FIG. 15 shows the first of the present invention.6It is sectional drawing which showed embodiment, Comprising:5With respect to the embodiment, the first volume chamber 103 and the third volume chamber 105 in the muffler body 100 are arranged in reverse. In addition, since arrangement | positioning of a basic apparatus and the flow of exhaust gas are the same as that of 3rd Embodiment, it abbreviate | omits description with the same code | symbol for the same part.
[0066]
A second tail tube 240, which is a small-diameter small-diameter tail tube, is coaxially arranged inside the first tail tube 230, which is a large-diameter large-diameter tail tube, and an exhaust gas flow upstream end of the second tail tube 240 is arranged. The supporting member 250 is provided in the supporting part near the part, and the first tail tube 230 is supported by crushing the exhaust gas flow downstream end 241 of the second tail tube 240 by crushing.
[0067]
In the present embodiment, an elliptical shape portion 244 is formed by crushing the downstream end portion of the first tail tube 240 in the exhaust gas flow, and is in contact with the inner wall of the first tail tube 230. At this time, the elliptical portion 244 and the support member 250 of the second tail tube 240 form a clearance C between the first tail tube 230 and the second tail tube 240, and this clearance C circulates the exhaust gas. It has a structure that becomes a flow path.
[0068]
  Also in the present embodiment, since the first volume chamber 103 and the third volume chamber 105 in the muffler main body 100 are arranged in reverse, the pass tube 220 and the second tail tube 240 have a longer dimension in the tube axial direction. Because you can5In addition to the operational effects of the embodiment, the exhaust noise generated when the on-off valve 221 is opened can be further reduced.
[0069]
  FIG. 16 shows the present invention.7th reference technique for explainingFIG.6In contrast to the embodiment, instead of the support member 250 provided at the upstream end portion of the exhaust gas flow, a support protrusion formed inside the first tail tube 230 is provided. As shown in the figure, the first tail tube 230 includes a protrusion 233 formed inwardly protruding from its inner diameter at a position near the upstream end of the exhaust gas flow along the tube axial direction. The second tail tube 240 is coaxially disposed and supported inside the first tail tube 230 by the protrusion 233 and the elliptical portion 244 of the second tail tube 240. At this time, the inward projection 233 and the elliptical portion 244 form a clearance C between the first tail tube 230 and the second tail tube 240, and this clearance C serves as a flow path through which exhaust gas flows. Have
[0070]
  Also bookReference technologyAlso in this case, since the first volume chamber 103 and the third volume chamber 105 in the muffler main body 100 are disposed in reverse, the pass tube 220 and the second tail tube 240 can be lengthened in the tube axial direction. Because you can5In addition to the operational effects of the embodiment, the exhaust noise generated when the on-off valve 221 is opened can be further reduced.
[0071]
  FIG. 17 shows the present invention.8th reference technique for explainingFIG.6In contrast to the embodiment, instead of the support member 250 provided at the upstream end portion of the exhaust gas flow, the opening 231 on the first volume chamber 103 side in the first tail tube 230 is closed by a throttle, and the first tail tube is closed. A communication portion 232 that communicates with the first volume chamber 103 is formed on the side surface of 230. As shown in the figure, the first tail tube 230 includes a throttle portion 231 at the position of the upstream end portion of the exhaust gas flow along the axial direction of the tube, and the elliptical portion of the throttle portion 231 and the second tail tube 240. At 244, the second tail tube 240 is coaxially disposed and supported inside the first tail tube 230. At this time, the narrowed portion 231 of the first tail tube 230 and the elliptical portion 244 of the second tail tube 240 form a clearance C between the first tail tube 230 and the second tail tube 240, and this clearance C is And having a structure that becomes a flow path for circulating the exhaust gas.
[0072]
  Also bookReference technologyAlso in this case, since the first volume chamber 103 and the third volume chamber 105 in the muffler main body 100 are disposed in reverse, the pass tube 220 and the second tail tube 240 can be lengthened in the tube axial direction. Because you can5In addition to the operational effects of the embodiment, the exhaust noise generated when the on-off valve 221 is opened can be further reduced.
[0073]
Therefore, according to the present invention, the first tail tube 230 and the second tail tube 240 can be assembled together in advance, so that the first and second tail tubes 230 and 240 can be fixed at the time of this assembly. No jig is required, the assembly process is greatly reduced, and the assembly workability is improved. Further, since the support portions are provided at least at two locations along the tube axial direction, the first tail tube 230 and the second tail tube 240 can be reliably supported. It is hard to vibrate and can prevent abnormal noise.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a first embodiment of an automobile exhaust silencer according to the present invention.
FIGS. 2A and 2B are a tube cross-sectional view and a perspective view, respectively, showing an example of a support member provided separately.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a third embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 6First reference technique to explainFIG.
7A and 7B are a tube cross-sectional view and a perspective view, respectively, showing an inward projection provided on the first or second tail tube.
FIG. 8Second reference technique for explainingFIG.
FIG. 9Third reference technique for explainingFIG.
FIG. 10 shows the present invention.4th reference technique for explainingFIG.
FIG. 11 shows the first of the present invention.5It is sectional drawing which shows embodiment.
FIGS. 12A, 12B, and 12C are a tube cross-sectional view and a perspective view, respectively, showing an elliptical portion included in the first or second tail tube, and a cross section taken along line AA in FIG. FIG.
FIG. 13 shows the present invention.Fifth reference technique for explainingFIG.
FIG. 14 shows the present invention.6th reference technique for explainingFIG.
FIG. 15 shows the present invention.6th reference technique for explainingFIG.
FIG. 16 shows the present invention.7th reference technique for explainingFIG.
FIG. 17 shows the present invention.8th reference technique for explainingFIG.
FIG. 18 is a cross-sectional view showing a conventional automobile exhaust silencer.
FIG. 19 is a cross-sectional view showing a support structure provided in a conventional automobile exhaust silencer.
FIG. 20 is a cross-sectional view showing another support structure provided in a conventional automobile exhaust silencer.
[Explanation of symbols]
100 Muffler body
101,102 baffle
103 1st volume chamber
104 Second volume chamber
105 Third volume chamber
200 inlet tube
210, 220 pass tube
221 Open / close valve
230 1st tail tube
231 Restriction part of the first tail tube
232 Communication part of the 1st tail tube
233 Inward projection of the first tail tube
240 2nd tail tube
241 Restriction part of second tail tube
242 Communication part of second tail tube
243 Inward projection of second tail tube
250 Thin plate support
C Clearance

Claims

A first tail tube into which exhaust gas from the engine led from the inlet tube to the first volume chamber inside the muffler main body flows, and another volume in which the exhaust gas in the first volume chamber is connected via a pass tube In an automobile exhaust silencer comprising a second tail tube flowing in from a volume chamber at the most downstream position in the chamber, inside the muffler body,
The first tail tube and the second tail tube are constituted by a large-diameter tail tube having a large inner diameter and a small-diameter tail tube having a small inner diameter, and the interior of the large-diameter tail tube is provided at least at two locations along the tube axial direction. A support portion for coaxially supporting the small-diameter tail tube is provided ,
At least one place along the tube axis direction is formed by bending the thin plate and connecting the support portion to a convex portion that is in contact with the inner peripheral surface of the large-diameter tail tube, and on both sides of the convex portion. Two concave portions that contact the outer peripheral surface of the small-diameter tail tube, and another convex portion that is connected to the concave portion and contacts the inner peripheral surface of the large-diameter tail tube together with the convex portion. With an uneven shape,
The small diameter tail tube is sandwiched between the two corresponding support portions from both sides so that the other convex diameter portions face each other, and the small diameter tail tube is coaxially supported inside the large diameter tail tube. With that
An automobile exhaust silencer having a structure in which a clearance formed between the large-diameter tail tube and the small-diameter tail tube serves as a flow path through which exhaust gas flows.

2. The automobile exhaust silencer according to claim 1 , wherein at least one portion of the support portion includes a protrusion formed inwardly protruding from an inner diameter of the large diameter tail tube.

According to claim 1 or 2, wherein the support unit, vehicle exhaust muffler, characterized in that it comprises an elliptical section by crushing process to the exhaust gas stream downstream end of the small diameter tail tube.

In any one of claims 1 to 3, wherein the blocked by the throttle opening in the exhaust gas stream upstream end of the large diameter tail tube, said on a side surface of the large diameter tail tube communicating unit that communicates with the volume chamber An exhaust silencer for automobiles, characterized in that is formed.