JP4143679B1 - 飛行場灯火用定電流発生器 - Google Patents

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Abstract

【課題】LEDやHIDランプなどのいわゆる電子発光光源を用いた灯火に対して簡単な回路構成で輝度調整の高精度化を図るとともに、安全で、灯火の保守メンテナンス負担を軽減することができる電子発光光源用定電流発生装置を提供する。
【解決手段】商用交流電源110とコンデンサ120と出力変成器130の一次側巻線130Pとが直列に接続されているとともに出力変成器130の二次側巻線130Sに電子発光光源180Bを内装した複数の灯火180が直列に接続され、出力変成器130の二次側巻線130Sに発生した交流定電流の振幅を線形に変化させる複数の入力側切換タップ161〜164が、出力変成器130の一次側巻線130Pに設けられ、入力側切換タップ161〜164が、一次側ラップ接点スイッチ160により切り換えられることによって、前記課題を解決するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode: 発光ダイオード)やHIDランプ(High Intensity Discharged Lamp: 高輝度放電灯)などの電子発光光源の電源として用いられる定電流発生器に関し、特に詳しくは、飛行場灯火のように配線距離が長く広範囲に配設された多数の灯火からなる照明設備を点灯するための定電流発生器に関するものである。
一般に、飛行場では、天候不順による視界不良時であっても、航空機を安全に運行させるために、各種飛行場灯火が配設されている。これらの飛行場灯火としては、着陸機に対して、最終進入経路を示す進入灯、滑走路の輪郭を示す滑走路灯、誘導路及びエプロン(飛行機を停めておくエリア)の縁を示す誘導路灯などが挙げられる。
このように飛行場では、広範囲にわたってタングステンランプやハロゲンランプなどの熱発光光源を内装した多数の灯火が配設されるため、これらの多数の灯火に対して電力を供給するためには、非常に長い距離の配線が必要となる。そのため、この配線による電力損失を考慮して各灯火の光度を均一に保つ必要があるとともに、何れかの灯火に不点灯が発生しても他の灯火を安定して点灯させる灯火システムが必要である。
さらに、前述した灯火システムでは、昼間であるか夜間であるかや、気象状況に応じて灯火の視認性が変化するため、これらの状況の変化に応じて灯火の輝度を調整する必要がある。例えば、周辺照度が高い、すなわち周りが明るい昼間では灯火の視認性が低下するため、灯火の輝度を高くする必要がある。一方、周辺照度が低い、すなわち周りが暗い夜間では灯火の視認性が良好であるため、灯火の輝度を低くすることによって消費電力を削減することができる。
このような用途に適した電源装置として、本発明者は、図2に示したような定電流光度調整装置200を開発した。この定電流光度調整装置200は、商用交流電源210と、この商用交流電源210に直列に接続され、商用交流電源210の出力と所定の共振条件を満たす時定数を有し、負荷変動に無関係な一定な正弦波交流電流Iを出力する共振回路220と、一次側巻線230Pが共振回路220の出力に直列接続された出力変成器230とを有している。
さらに、比較的長い距離の配線280を介して出力変成器230の二次側巻線230Sにそれぞれ直列接続された複数の灯火240と、任意の期間だけ一次側巻線230Pに流れる正弦波交流を短絡する分流回路250と、電流検出器270により検出された出力変成器230の二次側電流すなわち負荷電流ILに基づいて、共振回路220から出力される正弦波交流電流Iの1サイクルを単位として分流回路250を短絡制御(サイクル制御)することにより、負荷電流ILの大きさを調整するサイクル制御回路260とを有している。
このような定電流光度調整装置200は、商用交流電源210に対して共振回路220が直列接続されており、所定の共振条件を満たすように、コンデンサ220Aとリアクトル220Bとから決定される時定数と、交流電源出力の周波数、電圧、電流とを選択することにより、負荷の変動に無関係な一定の電流Iが得られる。この電流Iは、出力変成器230の一次側巻線230Pに供給され昇圧され、出力変成器230の二次側巻線230Sに直列接続されたそれぞれの灯火240に一定の負荷電流ILとして等しく供給される。
これにより、出力変成器230から各灯火240への配線280が非常に長い場合であっても、各灯火240の熱発光光源240Bには、絶縁トランス240Aを介して等しい電流が供給されるものとなり、各熱発光光源240Bを均一な光度で点灯させることができる。なお、任意の熱発光光源240Bが不点灯となっても絶縁トランス240Aにより負荷側の直列回路が断線されることがないので、他の熱発光光源240Bへの影響は生じない。また、分流回路250は、互いに極性が逆方向となるように並列接続されたサイリスタ250A、250Bから構成されており、短絡動作時には、正弦波交流がプラス側の期間にはサイリスタ250Aがオンとなり、マイナス側の期間にサイリスタ250Bがオンとなる。
図3は、図2に示した従来の定電流光度調整装置200の各部の信号を示す信号波形図で有り、ここでは、共振回路220から出力される電流Iの正弦波8周期分(周期T1)のうち1周期分(周期T2)を短絡する場合が例として示されている。サイクル制御回路260は、電流検出器270を介して検出された負荷電流ILに基づいて、所望の負荷電流ILを得るための波数比R=T2/T1を算出する。例えば、波数比R=1/8の場合には、図3に示すように、電流Iの正弦波8周期分(周期T1)分のうち1周期分(周期T2)分を短絡するように分流回路250を制御する。その結果、灯火240に供給される電流は、7/8に減少する。そして、波数比Rを変えることにより灯火240に供給される電流を可変することができる(例えば、特許文献1参照)。
特許第3364407号公報
ところが、前述した従来の定電流光度調整装置200では、出力変成器230の一次側に流れる電流Iaを所定の波数比Rで短絡させることにより、負荷電流ILの調整を行っているため、例えば、商用交流電源210の周波数が50Hzであるとした場合、負荷電流ILの刻み幅は、2%となり、それ以下の電流調整は不可能であるという課題があった。
また、負荷電流ILを低減させるためには、所定の波数比Rで負荷電流ILを短絡させているため、負荷電流ILを低減させていくにつれて灯器240がちらつくという課題があった。
しかも、従来の定電流光度調整装置200では、図2に示したように、共振回路220、分流回路250、サイクル制御回路260などが必要であり、回路構成が複雑となるとともに、共振回路220が大型のリアクトル220Bを必要とするため、装置が大型化するという課題があった。
さらに、灯火のグローブ(光源を覆っている部材)に埃が付着し次第に輝度が低下するため、灯火の寿命がまだ尽きていないのに、グローブを磨いたり、光源を交換したりしなくてはならないという保守メンテナンス上の課題があった。また、灯火の経年劣化による輝度の低下に対する対応については、特別な配慮がなされていなかった。
一方、近年、広範囲にわたって多数の灯火を配設する灯火システムにおいては、消費電力やメンテナンス性を考慮し、光源として前述したようなタングステンランプやハロゲンランプなどのフィラメントを用いたランプ、いわゆる熱発光光源ではなく、効率よく所望の発光色が得られ、かつ球切れ(フィラメントの断線)の心配がなく長寿命なLEDやHIDランプなどのフィラメントを有していない、いわゆる電子発光光源の導入が検討されている。
しかしながら、従来用いられていた、タングステンランプやハロゲンランプなどの熱発光光源では、図4及び図5に示すように、負荷電流に対する光源の輝度が三次曲線に沿った電流−輝度特性を有しているため、例えば、負荷電流が6.6Aの時に輝度が100%であった場合、0.2%の輝度に調整する場合であっても、2.8Aの負荷電流が必要であった。その結果、微少な負荷電流量の供給及び調整は必要ではなく、前述したような定電流光度調整装置200で十分に対応可能であった。
これに対して、光源としてLEDやHIDランプなどの電子発光光源を用いる場合には、負荷電流に対する光源の輝度が一次曲線に沿った電流−輝度特性であるため、例えば、LEDを用いた場合であって、前述と同様に負荷電流が6.6Aの時に輝度が100%とした場合、0.2%の輝度に調整する場合、必要な電流は、0.01A程度の微少な負荷電流となるため、微少な負荷電流量の供給と調節が要求される。したがって、前述したような定電流光度調整装置200では、微少な負荷電流量を精度良く調整することができないため、電子発光光源を用いた灯火システムには対応できないという問題があった。
しかも、電子発光光源を用いた灯火システムにおいては、輝度を0.2%に下げた場合、必要な電流は輝度が100%の時の0.2%で良いのに対して、従来の熱発光光源を用いた灯火システムでは、輝度を0.2%に下げた場合であっても、輝度が100%の時の40%以上の電流が必要であり、エネルギー効率がきわめて悪いという問題があった。
一方、前述したような負荷電流量の供給及び調整を短絡制御ではなく、出力変成器の一次側タップの切換によって行うことも提案されているが、タップの切換時に瞬間的に一次側回路が開放され、その結果、すべての負荷が瞬断してしまうという課題が指摘されていた。
地球温暖化が深刻な社会問題となっている昨今、省エネルギー化によりCO排出量削減に寄与する電子発光光源を用いた灯火システムの開発に高い関心が集まっている。
そこで、本発明が解決しようとする技術的課題、すなわち、本発明の目的は、LEDやHIDランプなどのいわゆる電子発光光源を用いた灯火に対して簡単な回路構成で輝度調整の高精度化を図るとともに、安全で、灯火の保守メンテナンス負担を軽減することができる飛行場灯火用定電流発生器を提供することを目的とする。
まず、本請求項1に係る発明は、商用交流電源と定電流供給用コンデンサと出力変成器の一次側巻線とが直列に接続されているとともに前記出力変成器の二次側巻線に電子発光光源を内装した複数の灯火が直列に接続されている飛行場灯火用定電流発生器であって、前記出力変成器の二次側巻線に発生した交流定電流の振幅を線形に変化させる複数の入力側切換タップが、前記出力変成器の一次側巻線に設けられ、前記入力側切換タップが、一次側ラップ接点スイッチにより切り換えられ、前記出力変成器の二次側巻線に発生した交流定電流の振幅を微調整する複数の出力側切換タップが、前記出力変成器の二次側巻線に設けられ、前記出力側切換タップが、二次側ラップ接点スイッチにより切り換えられ、前記電子発光光源と同定格の負荷光源サンプルが、前記出力変成器の二次側の回路に直列に接続され、前記二次側ラップ接点スイッチが、前記負荷光源サンプルの輝度に応じて切り換えられることにより、前記課題を解決したものである。
なお、本発明において、「電子発光光源」とは、LEDやHIDランプなどのフィラメントを有しておらず、負荷電流に対する光源の輝度が一次曲線に沿った電流−輝度特性である光源を総称しているが、耐久性や耐衝撃性、寿命などの点で電子発光光源にLEDを用いることが特に好ましい。また、本発明において、「商用交流電源」とは、電力会社から供給される電圧が100V又は200Vで周波数が50Hz(東日本)又は60Hz(西日本)である電源を意味しているが、周波数が400Hz程度以下の低周波交流電源であれば、商用交流電源に換えて利用可能である。さらに、本発明において、「ラップ接点スイッチ」とは、回路を開放することなくタップを切り換えることができるスイッチを意味している。
また、本請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の構成に加えて、前記定電流供給用コンデンサと出力変成器の一次側巻線とからなる一次側の回路と、前記商用交流電源との開閉を行う開閉器が、前記商用交流電源の両極を開閉することにより、前記課題をさらに解決したものである。
また、本請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係る発明の構成に加えて、前記電子発光光源が、LEDであることにより、前記課題をさらに解決したものである。
本発明の飛行場灯火用定電流発生器は、出力電圧がV(ボルト)である商用交流電源と静電容量C(ファラッド)の定電流供給用コンデンサと出力変成器の一次側巻線とが直列に接続されているとともに前記出力変成器の二次側巻線に電子発光光源を内装した複数の灯火が直列に接続されているというきわめて簡単な構成によって、静電容量Cは固定であるため、出力変成器の一次側巻線には、静電容量Cに対応した定電流Iが流れるので、前記出力変成器の二次側巻線に直列接続された負荷(点灯する電子発光光源の数や配線の長さになどによって決まる)が増減した場合であっても電源電圧に影響が波及せず、出力変成器の二次側へ常に安定した定電流供給が実現できるとともに、複数の灯火が一筆書きのように一本の配線で直列に接続されるため、2本の配線で各灯火に電力を供給する場合に比べて配線の量を大幅に削減でき省資源化に貢献する。加えて、以下のような各請求項に特有の構成に対応した格別の効果を奏することができる。
すなわち、本請求項1に係る飛行場灯火用定電流発生器は、出力変成器の二次側巻線に発生した交流定電流の振幅を線形に変化させる複数の入力側切換タップが、出力変成器の一次側巻線に設けられ、入力側切換タップが、一次側ラップ接点スイッチにより切り換えられることにより、一次側巻線に流れる定電流Iと選択された入力側切換タップまでの巻数Tとの積I・T(アンペアターン)が、二次側巻線に発生する交流定電流Iと二次側巻線の巻数Tとの積I・T(アンペアターン)が一定、すなわちI・T=I・Tの関係が成立し、Iが前述したように一定で、Tを固定とした場合、各入力側切換タップまでの巻数Tに比例した交流定電流Iが出力変成器の二次側巻線に発生するので、電子発光光源に通電される負荷電流を100%通電から、例えば、0.2%という微少な通電まで入力側切換タップの切り換えによって精度良く調整することができる。
しかも、この調整は出力変成器の二次側巻線に発生する正弦波である交流定電流Iの振幅の大きさを変化させることによって達成されるため、負荷電流を低減させていった場合であっても灯火がちらつくことなく、良好な視認性を発揮させることができる。さらに、電流式のタップ切換は、電圧式のタップ切換と異なり、タップ間に電位差が発生しないため絶縁破壊などの故障の発生が抑制され、装置の安全性が向上する。
さらに、入力側切換タップが、一次側ラップ接点スイッチにより切り換えられることにより、タップの切り換え時に一次側回路が開放されることがないため、すべての負荷が瞬断してしまうということがない。
また、出力変成器の二次側巻線に発生した交流定電流の振幅を微調整する複数の出力側切換タップが、出力変成器の二次側巻線に設けられていることにより、灯火のグローブに埃が付着し輝度が低下した場合であっても出力側切換タップの切り換えによって灯火に流れる負荷電流を増加させて輝度の低下を補償することができるので、熱発光光源に比べて長寿命である電子発光光源を運用途中で特別な保守を繰り返すことなく、電子発光光源の寿命が尽きるまで安全要求輝度100%を維持することができる。
しかも、出力側切換タップが、二次側ラップ接点スイッチにより切り換えられることにより、タップの切り換え時に二次側回路が開放されることがないため、すべての負荷が瞬断してしまうということがない。
さらに、電子発光光源と同定格の負荷光源サンプルが、出力変成器の二次側の回路に直列に接続され、二次側ラップ接点スイッチが、負荷光源サンプルの輝度に応じて切り換えられることにより、電子発光光源の経年劣化による輝度の低下を自動的に補償することが可能となるため、保守メンテナンス負担の軽減が実現できる。
また、本請求項2に係る飛行場灯火用定電流発生器は、請求項1に係る飛行場灯火用定電流発生器が奏する効果に加えて、定電流供給用コンデンサと出力変成器の一次側巻線とからなる一次側の回路と、商用交流電源との開閉を行う開閉器が、前記商用交流電源の両極を開閉することにより、商用交流電源のON・OFF時に生じがちなコンデンサのチャージアップが回避されるため、装置の安全性が向上する。
また、本請求項3に係る飛行場灯火用定電流発生器は、請求項1又は請求項2に係る飛行場灯火用定電流発生器が奏する効果に加えて、電子発光光源がLEDであることにより、LEDは半導体を用いたpn接合と呼ばれる固体構造で作られており、この構造の中で電子の持つエネルギーを直接、光エネルギーに変換することで発光し、巨視的には熱や運動の介在を必要としないので、優れた耐久性や耐衝撃性、長寿命化、高効率化を実現できる。
しかも、ハロゲンランプのような熱発光光源においては、過電流によってフィラメントが溶断することを防ぐために過電流継電器を設置する必要があったが、LEDは、多少の過電流が流れたとしても素子が溶断することがなく過電流継電器を設置する必要がないので、装置構成の簡略化を図ることができる。
本発明の飛行場灯火用定電流発生器は、商用交流電源と定電流供給用コンデンサと出力変成器の一次側巻線とが直列に接続されているとともに出力変成器の二次側巻線に電子発光光源を内装した複数の灯火が直列に接続されており、出力変成器の二次側巻線に発生した交流定電流の振幅を線形に変化させる複数の入力側切換タップが、出力変成器の一次側巻線に設けられ、入力側切換タップが、一次側ラップ接点スイッチにより切り換えられ、出力変成器の二次側巻線に発生した交流定電流の振幅を微調整する複数の出力側切換タップが、出力変成器の二次側巻線に設けられ、出力側切換タップが、二次側ラップ接点スイッチにより切り換えられ、電子発光光源と同定格の負荷光源サンプルが、出力変成器の二次側の回路に直列に接続され、二次側ラップ接点スイッチが、負荷光源サンプルの輝度に応じて切り換えられるものであって、輝度調整の高精度化が実現でき、安全で、灯火の保守メンテナンス負担を軽減することができるものであれば、その具体的な実施の態様は、如何なるものであっても何ら構わない。
本発明の一実施例を図1、図4乃至図6に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の実施例である飛行場灯火用定電流発生器の回路図であり、図4は、電子発光光源の一種であるLEDの電流−輝度特性を熱発光光源の一種であるハロゲンランプと対比して示した表であり、図5は、図4の表をグラフにしたものである。また、図6は、一次側ラップ接点スイッチの各接点のON・OFFを示したタイムチャートである。
本発明の実施例である飛行場灯火用定電流発生器100は、図1に示すように、商用交流電源110と一定の静電容量Cを有するコンデンサ120と出力変成器130の一次側巻線130Pとが直列に接続されているとともに出力変成器130の二次側巻線130Sに電子発光光源180Bを内装した複数の灯火180が直列に接続されている。本実施例に於いては、電子発光光源180BとしてLEDを用いている。
また、直列に接続された複数の灯火180に内装された電子発光光源180Bの任意の一つが不点灯になっても他の電子発光光源180Bが影響を受けないようにするため、各灯火180には、絶縁トランス180Aを備えているとともに、電子発光光源180Bに加わる逆方向電流を遮断するための逆流防止ダイオード180Cが電子発光光源180Bと直列に接続されている。なお、逆流防止ダイオード180Cを用いて電子発光光源180Bに加わる逆方向電流を遮断することに換えて2つの電子発光光源180Bを互いに極性が逆方向となるように並列接続したものを絶縁トランス180Aの二次側に接続しても良い。この場合、正弦波交流電流の正方向通電時及び逆方向通電時に2つの電子発光光源180Bが交互に点灯し、エネルギー効率が向上するとともに、灯火180のちらつきが一層低減し、その効果は甚大である。
さらに、出力変成器130の二次側巻線130Sに発生する交流定電流Iの振幅を線形に変化させるための複数の入力側切換タップ161、162、163、164が、出力変成器130の一次側巻線130Pに設けられている。この入力側切換タップ161、162、163、164は、要求される輝度(%)の変更段階、例えば、図4に示すように、100%、30%、25%、10%、5%、1%、0.2%と一次側巻線130Pの巻数が比例関係になるように設けられている。なお、図1においては、5%、1%、0.2%に対応する入力側切換タップは、省略されている。
そして、出力変成器130における電圧降下は、コンデンサ120の端子間電圧に比べて十分に小さいため、商用交流電源110の出力電圧がV(ボルト)で一定であり、コンデンサ120の静電容量がC(ファラッド)で固定、例えば、200μFであることによって、出力変成器130の一次側巻線130Pには、静電容量Cに対応した定電流Iが流れる。さらに、この定電流Iと選択された入力側切換タップまでの巻数Tとの積I・T(アンペアターン)と、二次側巻線130Sに発生する交流定電流Iと二次側巻線130Sの巻数Tとの積I・T(アンペアターン)とが一定、すなわちI・T=I・Tの関係が成立するため、Iが前述したように一定で、二次側巻線130Sの巻数Tを固定とした場合、各入力側切換タップまでの巻数Tに比例した交流定電流Iが出力変成器130の二次側巻線130Sに発生する。
その結果、一次側ラップ接点スイッチ160によって、所望の入力側切換タップ161、162、163、164を選択することにより、出力変成器130の二次側巻線130Sに一次側巻線130Pの巻数Tに比例した交流定電流Iを発生させることができる。例えば、Tが1000ターンでありTがTの3倍の3000ターンとした場合、Iを20Aの定電流とすることによって、IとしてIの3分の1の6.6Aの定電流が得られる。そして、Tを全巻数の30%である300ターンに切り替えることによって、Iとして、6.6Aの30%である1.98Aの定電流が得られる。
一次側ラップ接点スイッチ160を用いて隣接した入力側切換タップ間で切り換えを行う場合、例えば、100%の入力側切換タップ161から30%の入力側切換タップ162に切り換え、さらに、25%、10%の入力側切換タップ163、164と順次切り換えていった場合、図6に示すように、僅かな時間、隣接した双方の入力側切換タップが短絡状態が存在する。本実施例では、一次側ラップ接点スイッチ160として、ラップ時間が500m秒のものを採用しているが、切り換え時に回路が開放されることを確実に防止できるものであれば、どのようなものであっても構わない。例えば、電圧計、電流計などの切換用スイッチとして市販されているショートタイプ、すなわち切り換え前の入力側切換タップとこれから切り換えようとする入力側切換タップが、可動切片によって切り換え途中に短絡されるタイプ、つまり、今まさに、ある入力側切換タップから隣の入力側切換タップに切り換えようとしているその短い間だけ、可動切片と両方の入力側切換タップがつながるタイプのロータリースイッチを用いることができる。
また、実施例の飛行場灯火用定電流発生器100は、図1に示すように、出力変成器130の二次側巻線130Sに、例えば、全巻数に対して0%、1%、3%、5%という細かい間隔で巻数を減少させる複数の出力側切換タップ171、172、173、174が設けられている。そして、二次側ラップ接点スイッチ170によって、所望の出力側切換タップ171、172、173、174を選択することにより、前述したI・T=I・Tの関係において、二次側巻線130Sの巻数Tを若干減少させることができるため、負荷に供給される交流定電流Iの振幅を微増(数%の上昇)させることができる。これにより、灯火180のグローブに埃が付着して輝度が低下した際に初期の輝度を維持するように微調整することができる。ここで、灯火180の輝度の微調整用の切換タップを出力変成器130の二次側に設ける理由は、一次側に設けた入力側切換タップ161、162、163、164の巻数の線形関係を変更することなく、負荷電流を微増することができるからである。
さらに、灯火180と同様の構造をしており、電子発光光源180Bと同定格の負荷光源サンプル140が、出力変成器130の二次側の回路に直列に接続されているとともに、飛行場灯火用定電流発生器の筐体内に設置されている。この負荷光源サンプル140は、灯火180と同様に、負荷光源サンプル140に内装された電子発光光源140Bが不点灯になっても直列に接続された複数の灯火180が影響を受けないようにするため、絶縁トランス140Aを備えているとともに、負荷光源サンプル140用の電子発光光源140Bに加わる逆方向電流を遮断するための逆流防止ダイオード140Cが電子発光光源140Bと直列に接続されている。
そして、二次側ラップ接点スイッチ170を負荷光源サンプル140の輝度に応じて切り換えるための出力電圧微調整制御手段150を有している。ここで、二次側ラップ接点スイッチ170を負荷光源サンプル140の輝度に応じて切り換える方法は、特に限定されるわけではないが、本実施例では、二次側ラップ接点スイッチ170をショートタイプのソリッドステートリレーによって構成するとともに、負荷光源サンプル140の電子発光光源140Bに対向させてフォトトランジスタを設置して、電子発光光源140Bの輝度に応じて変化するフォトトランジスタのコレクタ電流に対応させて、ソリッドステートリレーによる接点の切換を実現している。ショートタイプのソリッドステートリレーによって二次側ラップ接点スイッチ170を構成したことにより、応答速度を早くでき、小型軽量にできるという効果が得られる。
その他にも、コレクタ電流を表示器に表示させて、その表示に対応させて、作業員が定期的に、手動で一次側ラップ接点スイッチ160と同様にロータリースイッチによって構成された二次側ラップ接点スイッチ170を切り換えることも可能である。この場合には、装置構成を簡単にできるという利点がある。なお、二次側ラップ接点スイッチ170の各接点のON・OFFを示したタイムチャートは、基本的に、一次側ラップ接点スイッチ160と同じであるので記載及び説明を省略する。
また、コンデンサ120と出力変成器130の一次側巻線130Pとからなる一次側の回路と、商用交流電源110との開閉は、商用交流電源110の両極を開閉することが可能な開閉器115によって行われる。その結果、商用交流電源110のON・OFF時に生じがちなコンデンサ120のチャージアップが回避されるため、飛行場灯火用定電流発生器100の安全性が向上する。
なお、本発明の飛行場灯火用電流発生器は、出力変成器130の一次側巻線130Pに設けられた入力側切換タップの設置位置を図4に示した輝度(%)と熱発光光源電流(A)の関係に対応させて設けることによって、従来から用いられている熱発光光源に対しても入力側切換タップの切り換えにより従来の定電流装置と同様に、所望の輝度に対する電流を出力する電源として使用することも可能である。
本発明は、静電容量Cの定電流供給用コンデンサに定電圧Vを印加すると静電容量Cに対応した定電流が発生し、きわめて簡単な構成で定電流発生器を構成することができるとともに、この定電流発生器に出力変成器の一次側巻線を直列に接続することによって、一次側巻線の巻数に比例した定電流を二次側巻線に発生することができるという新規な着想に基づいて完成されたものであって、飛行場の灯火システムのみならず、高速道路、トンネル、競技場、公園などの公共施設の照明システムの輝度調整の高精度化、エネルギー効率の高効率化、保守メンテナンス負担の軽減を実現でき、その産業上の利用可能性はきわめて高い。
本発明の飛行場灯火用定電流発生器の回路図。 従来の熱発光光源用の定電流光度調整装置の回路図。 図2に示した従来の定電流光度調整装置の各部における信号波形図。 電子発光光源と熱発光光源の電流−輝度特性を示した表。 図4に示した表に基づいたグラフ。 本発明に用いられる一次側ラップ接点スイッチの動作を示したタイムチャート。
符号の説明
100 ・・・飛行場灯火用定電流発生器
115 ・・・開閉器
110 ・・・商用交流電源
120 ・・・コンデンサ
130 ・・・出力変成器
130P・・・(出力変成器の)一次側巻線
130S・・・(出力変成器の)二次側巻線
140 ・・・負荷光源サンプル
140A・・・(負荷光源サンプルの)絶縁トランス
140B・・・(負荷光源サンプルの)電子発光光源
140C・・・(負荷光源サンプルの)逆流防止ダイオード
150 ・・・出力電流微調整制御手段
160 ・・・入力側ラップスイッチ
170 ・・・出力側ラップスイッチ
180 ・・・灯火
180A・・・(灯火の)絶縁トランス
180B・・・(灯火の)電子発光光源
180C・・・(灯火の)逆流防止ダイオード
200 ・・・定電流光度調整装置
210 ・・・商用交流電源
220 ・・・共振回路
220A・・・(共振回路の)コンデンサ
220B・・・(共振回路の)リアクトル
230 ・・・出力変成器
230P・・・(出力変成器の)一次側巻線
230S・・・(出力変成器の)二次側巻線
240 ・・・灯火
240A・・・(灯火の)絶縁トランス
240B・・・(灯火の)熱発光光源
240C・・・(灯火の)逆流防止ダイオード
250 ・・・分流回路
250A・・・(分流回路の)サイリスタ
250B・・・(分流回路の)サイリスタ
260 ・・・サイクル制御回路
270 ・・・電流検出器
280 ・・・配線

Claims (3)

  1. 商用交流電源と定電流供給用コンデンサと出力変成器の一次側巻線とが直列に接続されているとともに前記出力変成器の二次側巻線に電子発光光源を内装した複数の灯火が直列に接続されている飛行場灯火用定電流発生器であって、
    前記出力変成器の二次側巻線に発生した交流定電流の振幅を線形に変化させる複数の入力側切換タップが、前記出力変成器の一次側巻線に設けられ、
    前記入力側切換タップが、一次側ラップ接点スイッチにより切り換えられ、
    前記出力変成器の二次側巻線に発生した交流定電流の振幅を微調整する複数の出力側切換タップが、前記出力変成器の二次側巻線に設けられ、
    前記出力側切換タップが、二次側ラップ接点スイッチにより切り換えられ、
    前記電子発光光源と同定格の負荷光源サンプルが、前記出力変成器の二次側の回路に直列に接続され、
    前記二次側ラップ接点スイッチが、前記負荷光源サンプルの輝度に応じて切り換えられることを特徴とする飛行場灯火用定電流発生器。
  2. 前記定電流供給用コンデンサと出力変成器の一次側巻線とからなる一次側の回路と、前記商用交流電源との開閉を行う開閉器が、前記商用交流電源の両極を開閉することを特徴とする請求項1記載の飛行場灯火用定電流発生器。
  3. 前記電子発光光源が、LEDであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の飛行場灯火用定電流発生器。
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