JP4143117B2 - 車両用ハブ機構 - Google Patents

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    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Description

本発明は、殊に大型車等に適した車両用ハブ機構に関するものである。
車両用ハブ1は、図4、図5により説明すると、車軸管2に軸受3を介して回転自在に装着されており、一端を車軸4に連結する一方、そのフランジ部1aにハブボルト5により車輪6及びブレーキドラム7等を取り付けるようになっている。
この場合、図4に示すように、車輪6はハブ1のフランジ部1aにおける外側(車両の縦中心から見て)に、またブレーキドラム7は内側(同上)に各々配設されるのが通常である。
しかし、このようにブレーキドラム7をハブ1のフランジ部1aの内側に装着した場合には次のような不具合がある。即ち、ブレーキドラム7内に装着されているブレーキシュー(図示せず)を交換するため、ブレーキドラム7を外そうとしてもドラム単独では外すことができず、ハブ1も車軸管2から外す必要がある。
ハブ1を車軸管2から外すときは、ハブ1と車軸管2間に設置されているオイルシール8を損傷することが多く、このときはオイルシール8を新品と交換しなければならず、交換部品費が増加する。
また、図4、図5に示すものの場合には、ハブ1を車軸管2から外す前に車軸4をハブ1から外す必要があり、大きな分解及び再組み付けの各工数を要する。
この問題を解決するため、図6に示すように、ブレーキドラム7’をハブ1のフランジ部1aの外側において、ハブボルト5により車輪6と共締めすることも知られているが、この場合にはブレーキドラム7’の深さ(奥行)が深くなってドラムの重量を増加するばかりでなく、深さの増加に伴いブレーキシューの面圧によるドラム7’の変形や応力の増加があり、更にブレーキドラム7’は一般にブレーキシュートのなじみ性を考慮してハブ1に比して比較的軟らかい鋳物が使用されているから、前記共締めが緩みを生じやすく車輪6やハブ1の破損につながる危険があり得、そのためあまり普及していない。
ブレーキドラムやハブの分解、組付けを多少なりとも減少させようとして、下記特許文献に記載されているようにハブとブレーキドラムを鋳造により一体化する考えもあるが、ハブが有するオイルシールなどを損傷する可能性は依然としてあり、根本的解決にはならない。
特開平07−316116号公報
本発明が解決しようとする問題点は、ブレーキドラムの厚さや質量を実質的に増加することなく、ハブを分解せずにハブからブレーキドラムを外し、ブレーキの点検、ブレーキシューの交換を容易とした車両用ハブ構造を提供することにある。
本発明は、車軸ケースに軸受を介して装着したハブのフランジの内側にブレーキドラム、外側に車輪をハブボルトにより取り付ける車両用ハブ構造において、前記ハブフランジをボルト穴を形成した円周等ピッチの花びら形状に形成するとともに、前記ブレーキドラムの円盤部に前記ハブフランジの花びら形状部に対応した同形の穴部を、前記花びら形状部が挿通可能に形成したことを特徴とする車両用ハブ機構である。
本発明の車両用ハブ機構では、前記構成により、車軸やハブを車軸管に取り付けたままブレーキドラムを外せるので、ブレーキの点検やブレーキシューの交換ができ、車両の保守工数が大幅に節減できるのみならず、従来のようなハブの分解に伴い交換が義務付けられるオイルシールやベアリンググリース等の使用量が節減できる。
また、上記の点検や交換作業の容易化に伴って点検の頻度の増加が可能となるから、ブレーキシューの摩耗交換時期を安全にシューの使用限界期間に近づけることもでき、シューの交換量を節減できる。
設計上からは、ブレーキドラムやハブの取り付け面のいわゆる肉盗みも可能となり、これは部品の軽量化、コストダウン、車両の積載量の増加につながる。
図1乃至図3により説明すると、本発明の車両用ハブ機構は、車軸ケース2に軸受3を介して装着したハブ11のフランジ11aの内側にブレーキドラム7、外側に車輪6をハブボルト5により取り付ける車両用ハブ構造において、前記ハブフランジ11aをボルト穴12を形成した円周等ピッチの花びら形状11bに形成するとともに、前記ブレーキドラム7の円盤部7aに前記ハブフランジ11aの花びら形状部11bに対応した同形の穴部7bを、前記花びら形状部11baが挿通可能に形成したことを特徴とする。
図1から図3に示す例は上記に述べた構成をとるほか、花びら状穴部7b間に前記ハブフランジの花びら形状部11bにあけたボルト穴12に対応して雌ねじを切ったボルト穴13を形成している。
この場合、ハブフランジ11a、ブレーキドラム7の円盤部7a等の取り付け面には車輪6を介して各方向のタイヤ反力が作用するが、これらの力による強度上の影響は、主として取り付け面を車軸4の軸方向に折り曲げるように作用すると考えられる。
従って計算上はそれぞれの取り付け面(ハブフランジ11a、ブレーキドラム7の円盤部7a等)の板厚を最大でも現行の40パーセント増で十分な強度を保持できるから、これは前記花びら形状部11bや同形の穴部7bとしたことによる軽量化で十分相殺でき、実質的な重量増はない。
以上のように構成したことによって、組み付け使用時には図2に示すように、ブレーキドラム7をハブフランジ11aにおける花びら形状部11bの内側に当接させた上、花びら形状部11bのボルト穴12にドラム7のボルト穴13を合わせ、ここに先端に雄ねじをもつハブボルト5を挿通して締め付けている。
ブレーキドラム7を外すときは、ハブボルト5をゆるめ、これを取り去った後、ドラム7を回動し、図3のように穴部7bをハブフランジ11aの花びら形状部11bに合わせ、ドラム7をそのまま引き出せばよい。
ブレーキシュー等の点検、修理、交換が終了したら、再びブレーキドラム7の穴部7bをハブフランジ11aの花びら形状部11bに合わせつつ押し込み、ハブフランジ11aの内側でこれを回動し、図2のように花びら形状部11bのボルト穴12にドラム7のボルト穴13を合わせた上、ここに前記ハブボルト5を挿通して締め付ければよい。
前記実施例では、ブレーキドラム7に形成される雌ねじをもつボルト穴13に、先端に雄ねじをもつハブボルト5を挿通してハブフランジ11aに固定するようにしているが、ブレーキドラム7内に作業するスペースがあれば、ハブボルト5によらず別途固定手段によりハブフランジ11a固定してもよい。
本発明に係る車両用ハブ機構の一実施例の周辺機構を含む縦断面図で、図2のA−A断面相当図である。 図1に示す車両用ハブ機構におけるハブフランジとブレーキドラムの組付け時の正面図である。 図1に示す車両用ハブ機構におけるハブフランジとブレーキドラムの分解時の正面図である。 従来の一般的車両用ハブ機構を示す縦断面図である。 図4に示す一般的車両用ハブ機構におけるハブフランジとブレーキドラムの組付け時の正面図である。 従来の他の車両用ハブ機構を示す縦断面図である。
符号の説明
1、11 (車両用)ハブ
1a、11a ハブフランジ
11b 花びら形状部
2 車軸管
3 軸受
4 車軸
5 ハブボルト
6 車輪
7 ブレーキドラム
7a 円盤部
7b 花びら状穴部
8 オイルシール
12、13 ボルト穴。

Claims (2)

  1. 車軸ケースに軸受を介して装着したハブのフランジの内側にブレーキドラム、外側に車輪をハブボルトにより取り付ける車両用ハブ構造において、前記ハブフランジをボルト穴を形成した円周等ピッチの花びら形状に形成するとともに、前記ブレーキドラムの円盤部に前記ハブフランジの花びら形状部に対応した同形の穴部を、前記花びら形状部が挿通可能に形成したことを特徴とする車両用ハブ機構。
  2. 前記ブレーキドラムの花びら状穴部間にハブフランジの花びら形状部にあけたボルト穴に対応してボルト穴を形成し、前記花びら状穴部の間に開けたボルト穴に雌ねじを、またハブボルト先端ににこれに対応した雄ねじを、各々形成した請求項1記載の車両用ハブ機構。
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