JP4141252B2 - Composite cap capping method and apparatus - Google Patents

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JP4141252B2 JP2002381358A JP2002381358A JP4141252B2 JP 4141252 B2 JP4141252 B2 JP 4141252B2 JP 2002381358 A JP2002381358 A JP 2002381358A JP 2002381358 A JP2002381358 A JP 2002381358A JP 4141252 B2 JP4141252 B2 JP 4141252B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天面中央部に開口を有する環状天壁を有するプラスチック製キャップ本体と、前記環状天壁の内側に嵌合する金属製内蓋とからなる複合キャップを、容器口に巻締する複合キャップのキャッピング方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図4に示すような複合キャップ20が実用化されている(特許文献1参照)。該複合キャップは、天面中央部に開口21を有する環状天壁22及び該環状天壁の周縁から垂下する円筒状スカート23を有するプラスチック製キャップ本体25と、環状天壁22の内側に嵌合する金属製内蓋26とから構成されている。円筒状スカート23の内周面には、容器口に形成されたネジ部と係合するネジ部31が形成されている。このキャップは、キャップ本体と容器天面と密着する金属製内蓋がキャップ本体と別体となっているため、開栓に際してキャップ本体を開栓方向に回わすと、まずタンパーエビデントバンドが破断し、次いで金属製内蓋の密封が解かれるため、開栓トルクが軽減化され開封が容易であると共に、タンパーエビデントバンドが破断しない限り、密封が破壊されないので、タンパーエビデント性に優れている。また、容器口部を覆う部分が合成樹脂に比べてガスバリア性の高い金属板で構成されているので、合成樹脂製キャップに比べてガスバリヤ性に優れている利点もあり、合成樹脂製キャップの利点を有しながら、金属製キャップの利点も有しているという特徴を備えている。
【0003】
しかしながら、このキャップの場合、金属製内蓋26は単にキャップ本体25の環状天壁22の内側に嵌合されているだけで、金属製内蓋26が外面に露出し外気に曝されているので、容器の密封は、容器口頂部と金属製内蓋26の下面周縁との接触によってのみ図られることになり、その部分の密封が確実でないと密封性が劣るという問題点がある。従来この種キャップでは、容器口頂部と接触する内蓋下面周縁部27にパッキンやコンパウンド等のライナー材28を装着又は塗布し、閉栓巻締時の巻締トルクによって、容器口頂部がライナー材27に圧着することによって密封性を確保しており、ライナー材と容器口部の密着性が特に重要である。ライナー材27は弾性があり容器口と密着することによって優れた密封性を発揮するが、両者の密着性は巻締トルクの大小や温度に左右される欠点がある。
【0004】
一方、キャップ内蓋下面周縁部27に付設されるライナー材は、プラスチックの特性上温度変化による剛性の変化が顕著であるため、キャッパーで一定トルクで巻締しても、キャップ温度によって締まり角度が相違し、締り角度が不足すると密封性が悪くなり、逆に締まり角度が大き過ぎると、開栓時に大きな開栓トルクを要する。このため、キャッピングは一定トルクで且つ一定角度で巻締されることが要求される。その要求を満たすため、従来合巻締においては、巻締前に熱風や蒸気でキャップ全体を一定温度(ホットパックの場合は30℃〜35℃)に加熱して、常に樹脂を一定温度条件に保って巻締することによって、同一巻締角度を得るようにしている(特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特許第2620554号公報
【特許文献2】
特開2002−145391号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような複合キャップの場合、前記した理由により通常のキャップに比べてライナーによる密封性がより重要である。ライナーは弾力性があって容器口頂部との密着性に優れているが、強い巻締トルクで巻締ないと十分な密封性が得られず、通常の巻締トルクでは巻締時の温度条件によっては十分な密封性が得られない場合が生じる。しかしながら、巻締トルクが大きすぎると、開栓が困難になるという問題があり、閉栓トルクを一定以上大きくすることはできない。一方、ライナーは、加熱することによって弾力性を増すが、プラスチックキャップの巻締時にキャップ全体を加熱温度30〜35℃程度に加熱しても、ライナーの密封性の向上に与える効果は殆ど得られてない。
【0007】
そこで、本発明は、中央部に開口を有する環状天壁を有するプラスチック製キャップ本体と薄板の金属製内蓋とからなる複合キャップにおいて、閉栓トルクを大きくしなくても常に安定して巻締でき且つ確実に密封でき、前記のような複合キャップを高度の密封性が要求される内容品の場合にも適用を可能にする複合キャップのキャッピング方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の複合キャップのキャッピング方法は、天面中央部に開口を有する環状天壁及び該環状天壁の周縁から垂下する円筒状スカートを有するプラスチック製キャップ本体と、前記環状天壁の内側に嵌合する金属製内蓋とからなる複合キャップを、容器口へ巻締するキャッピング方法であって、前記複合キャップの金属製内蓋の内側に設けられているライナー部分のみをキャッピング直前に適性温度に加温して巻締することを特徴とするものである。前記ライナーの加温は、巻締直前に複合キャップの金属製内蓋を誘導加熱、望ましくは高周波誘導加熱により加熱することによって行なわれ、ライナーを40〜80℃に加温することが望ましい。ライナーの材質によるが、40〜80℃の範囲で最適状態に軟化し密封性が効果的に得られるが、40℃以下ではライナーの軟化度が少なく効果が少なく、80℃を超えると必要以上に軟化してエネルギーロスとなるので、上記範囲が好ましい。
【0009】
上記課題を解決する本発明の複合キャップキャッピング装置は、天面中央部に開口を有する環状天壁及び該環状天壁の周縁から垂下する円筒状スカートを有するプラスチック製キャップ本体と、前記環状天壁の内側に嵌合する金属製内蓋とからなる複合キャップを、容器口巻締するキャッピング装置であって、前記複合キャップを容器口に供給するキャップフィードターレットの外周部に、又はフィーダーから容器口に供給するシュートの外周部に、前記複合キャップの金属製内蓋を加熱する誘導加熱コイル配置し、金属製内蓋を誘導加熱で加熱することにより、金属製内蓋の内側に設けられているライナーを加温するようにしてなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1及び図2に示す実施形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るキャッピング装置を示し、パーツフィーダ1のホッパー2内に貯留されている複合キャップ20が、シュート3を通過して、キャップターレット4に供給され、図2に平面模式図を示すようにキャップターレット4のポケット5に1個宛嵌合し、一定ピッチに揃えられて送り出される。一方、充填機で内容物が充填されて容器搬送コンベヤ6で搬送されてくる容器は、インフィードスクリューコンベヤ7によって、キャップターレット4のポケット5と等ピッチに揃えられ、キャップターレットの排出位置に達し、キャップターレット4から送り出されるキャップが容器口に嵌合し、キャッピングヘッド8により巻締され、キャッピングが行なわれる。以上のキャッピング方法は、従来と同様であり、キャッピング装置も図1に示す方式のものに限らず、例えば、キャップターレットを設けず、キャップを直接キャッピングヘッドに供給する方式等任意の形式のキャッピング装置が採用できる。
【0011】
以上のような従来のキャッピング装置において、本発明は、図4に示すような複合キャップを、良好な密封性が得られ且つ安定した巻締ができるように工夫したものである。本発明者は、複合キャップの密封性を確保するために種々研究した結果、ライナーを40〜80℃に加温することによって、材料が柔らかくなり、一定の巻締トルクで安定性と良好な密封性を得られることが分かり、本発明に到達したものである。従来、合成樹脂キャップの巻締時に温度条件を一定にして同一巻締角度を得るためにキャップ全体を蒸気又は温風により30〜35℃に加熱することが行なわれている。これは、前述のように巻締環境温度を常に一定にして、季節等の変動によらず常に一定の巻締トルクを得ることを目的とするものであり、密封性を向上させるためにライナーを高温に加熱するという技術思想はなかった。したがって、従来密封性を向上させるために、キャップを高温に加熱するということはなかったが、仮に、従来の方法でライナーを40〜80℃に加温するために、本発明のキャップを蒸気又は温風の温度を80℃以上にして加熱すると、合成樹脂製のキャップ本体も加熱される結果、スカート壁の変形が起こりキャッピングできなくなる。その問題を解決するために、ライナー部分のみの加温方法として本発明では、誘導加熱、特に高周波誘導加熱手段を採用した。
【0012】
本実施形態においては、図4に示すような複合キャップ20を巻締するために、キャップターレット4の外周部に高周波誘導加熱コイル10を配置し、巻締直前に複合キャップの金属製内蓋26を高周波誘導加熱により加熱するようにしてある。誘導加熱は、導電性である被加熱物に交番磁界を加え、ヒステリシス損、渦電流損によって発熱させるものであるので、導電性である金属製内蓋のみを加熱することができる。したがって、合成樹脂製であるキャップ本体は、直接加熱されることなく、金属製内蓋のライナー部分のみを選択的に所望の温度まで加熱できる。金属製内蓋のみを加熱しても、該金属内蓋から合成樹脂製のキャップ本体に熱伝導により熱は伝わるが、それは金属製内蓋が接触している部分のみであり、金属製内蓋を高温に加熱しても、キャップ本体に影響を与えることは少なく、巻締中にスカート壁が変形することはない。
【0013】
高周波誘導加熱装置は、本実施形態では複合キャップがキャップターレット4の上下面に配置した高周波誘導加熱コイル10間を通過する間に金属製内蓋26をほぼ 300〜150°に加熱するように制御される。金属製内蓋が当該温度に加熱されることによって、該金属製内蓋26の内面側に塗布されているライナー材28が熱伝導により40〜80℃に加温され軟化する。その状態で、複合キャップ20を容器口に嵌合し、巻締ヘッド8で巻締をする。その際、常に一定の巻締トルクで巻締めると、容器口頂部がライナー内に常に一定量入り込んで密着し、高密封性が保たれる。したがって、一定巻締トルクに対して一定の巻締角度が安定して得られ、開封性を阻害することなく、高密封状態で巻締することができる。キャップ本体のキャップスカート壁内周面に開栓に際して金属製内蓋に係合する突起30を設けておけば、開栓時にキャップ本体を回すことによって、係合突起30が金属製内蓋の外周面に係合して金属製内蓋を持ち上げ、容易に開栓することができる。
【0014】
なお、上記実施形態では、加熱コイル10を複合キャップが嵌合したキャップターレット4のポケット5が通過する上下面に配置したが、必ずしもそれに限るものでなく、図1に仮想線で符号11で示すように、シュート3の一部に設けても良い。その部分の状態を図3(b)に模式的に示す。また、高周波誘導加熱コイルは、金属製内蓋26を最も効果的に発熱させるように適宜配置すればよいが、金属製内蓋の外周部が集中的に発熱するように、高周波誘導コイルを配置することによって、金属製内蓋の中心部の加熱を抑えてライナー材が塗布されている外周部のみを効果的に発熱させることができ、エネルギー効率を高めることができる。以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限るものでなく、その技術的思想の範囲内で種々の変更が可能である。また、金属製内蓋の加熱は、上記実施形態のように、高周波誘導加熱が望ましいが、商用周波数を用いる低周波誘導加熱でも可能である。
【0015】
【発明の効果】
以上のように本発明の複合キャップのキャッピング方法及びその装置によれば、中央部に開口を有する環状天壁を有するプラスチック製キャップ本体と薄板の金属製内蓋とからなる複合キャップにおいて、合成樹脂製キャップ本体に熱影響を与えることなく金属製内蓋のみ必要温度に加熱することができ、一定巻締トルクに対して一定の巻締角度が安定して得られ、閉栓トルクを大きくしなくても確実に密封でき、開封性を阻害することなく、高密封状態で巻締することができ、複合キャップを高度の密封性が要求される内容品の場合にも適用を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る複合キャップキャッピング装置の正面概略図である。
【図2】そのキャップターレット部の平面概略図である。
【図3】高周波誘導加熱コイルの配置を示す模式図であり、(a)はキャップターレットに配置した場合、(b)はシュートに配置した場合を示す。
【図4】本発明が適用される複合キャップの一例を示す部分断面正面図である。
【符号の説明】
1 フィーダ 2 ホッパー
3 シュート 4 キャップターレット
6 容器搬送コンベヤ 7 インフィードコンベヤ
8 キャッピングヘッド 10、11 高周波誘導加熱コイル
20 複合キャップ 21 開口
22 環状天壁 25 プラスチック製キャップ本体
26 内蓋 28 ライナー材
31 ネジ部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
According to the present invention, a composite cap comprising a plastic cap body having an annular ceiling wall having an opening at the center of the top surface and a metal inner lid fitted inside the annular ceiling wall is wound around a container mouth. The present invention relates to a method and an apparatus for capping a composite cap.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, a composite cap 20 as shown in FIG. 4 has been put into practical use (see Patent Document 1). The composite cap fits inside the annular top wall 22 with a plastic cap body 25 having an annular ceiling wall 22 having an opening 21 at the center of the top surface and a cylindrical skirt 23 depending from the periphery of the annular ceiling wall. And an inner lid 26 made of metal. On the inner peripheral surface of the cylindrical skirt 23, a threaded portion 31 that engages with a threaded portion formed in the container mouth is formed. This cap has a metal inner lid that is in close contact with the cap body and the top surface of the container. The cap body is separated from the cap body. Then, since the metal inner lid is unsealed, the opening torque is reduced and the opening is easy, and the seal is not broken unless the tamper evidence band breaks. Yes. In addition, since the part covering the container mouth is made of a metal plate with a higher gas barrier property than synthetic resin, there is also an advantage of superior gas barrier properties compared to synthetic resin caps. Advantages of synthetic resin caps It has the feature that it also has the advantage of a metal cap.
[0003]
However, in the case of this cap, the metal inner lid 26 is simply fitted inside the annular top wall 22 of the cap body 25, so that the metal inner lid 26 is exposed on the outer surface and exposed to the outside air. The container is sealed only by the contact between the top of the container and the lower peripheral edge of the metal inner lid 26, and there is a problem that the sealing performance is inferior unless the part is securely sealed. Conventionally, in this kind of cap, a liner material 28 such as packing or compound is attached or applied to the peripheral edge portion 27 of the inner lid lower surface that comes into contact with the container mouth top portion, and the container top portion becomes the liner material 27 by the tightening torque at the time of closing the cap. Sealing is ensured by pressure bonding to the liner, and the adhesion between the liner material and the container mouth is particularly important. The liner material 27 is elastic and exhibits an excellent sealing property when in close contact with the container mouth, but there is a drawback that the adhesiveness between the two depends on the magnitude of the winding torque and the temperature.
[0004]
On the other hand, since the liner material attached to the peripheral portion 27 on the lower surface of the cap inner lid has a remarkable change in rigidity due to temperature change due to the characteristics of the plastic, even if it is wound with a constant torque by the capper, the tightening angle depends on the cap temperature. On the other hand, if the tightening angle is insufficient, the sealing performance is deteriorated. Conversely, if the tightening angle is too large, a large opening torque is required at the time of opening. For this reason, the capping is required to be wound with a constant torque and a constant angle. In order to satisfy this requirement, in conventional joint tightening, the entire cap is heated to a constant temperature (30 ° C to 35 ° C in the case of a hot pack) with hot air or steam before tightening, and the resin is always kept at a constant temperature condition. The same winding angle is obtained by keeping and tightening (see Patent Document 2).
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2620554 [Patent Document 2]
JP-A-2002-145391 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the composite cap as described above, the sealing performance by the liner is more important than the normal cap for the reason described above. The liner is elastic and has excellent adhesion to the top of the container, but sufficient sealing performance cannot be obtained unless it is tightened with a strong tightening torque. Depending on the case, sufficient sealing performance may not be obtained. However, if the winding torque is too large, there is a problem that it is difficult to open the plug, and the closing torque cannot be increased beyond a certain level. On the other hand, the liner increases its elasticity by heating, but even if the entire cap is heated to a heating temperature of about 30 to 35 ° C. when the plastic cap is tightened, the effect of improving the sealing performance of the liner is almost obtained. Not.
[0007]
Therefore, the present invention can always stably and securely wind a composite cap including a plastic cap body having an annular ceiling wall having an opening in the center and a thin metal inner lid without increasing the closing torque. It is another object of the present invention to provide a composite cap capping method and apparatus capable of reliably sealing and applying the composite cap as described above even in the case of contents requiring a high level of sealing performance.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
A capping method for a composite cap according to the present invention that solves the above-described problems includes a plastic cap body having an annular ceiling wall having an opening at the center of the top surface, and a cylindrical skirt hanging from the periphery of the annular ceiling wall, and the annular ceiling wall. A capping method for winding a composite cap composed of a metal inner lid that fits inside a wall to a container mouth, and capping only a liner portion provided inside the metal inner lid of the composite cap It is characterized in that it is heated to an appropriate temperature immediately before winding. The liner is heated by induction heating of the metal cap of the composite cap immediately before winding, preferably by high frequency induction heating, and the liner is preferably heated to 40 to 80 ° C. Depending on the material of the liner, it will soften to the optimum state in the range of 40-80 ° C and the sealing performance will be effectively obtained. The above range is preferred because it softens and results in energy loss.
[0009]
The composite cap capping device of the present invention that solves the above problems includes an annular ceiling wall having an opening at the center of the top surface, a plastic cap body having a cylindrical skirt hanging from the periphery of the annular ceiling wall, and the annular ceiling wall. A capping device for tightening a composite cap composed of a metal inner lid fitted inside the container mouth, on the outer periphery of a cap feed turret that supplies the composite cap to the container mouth, or from the feeder to the container mouth An induction heating coil for heating the metal inner lid of the composite cap is arranged on the outer periphery of the chute to be supplied to the inner wall of the metal inner lid by heating the metal inner lid by induction heating. The liner is heated.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the embodiments shown in FIGS.
FIG. 1 shows a capping device according to an embodiment of the present invention, in which a composite cap 20 stored in a hopper 2 of a parts feeder 1 passes through a chute 3 and is supplied to a cap turret 4. As shown in the schematic plan view, one is fitted into the pocket 5 of the cap turret 4 and sent out at a constant pitch. On the other hand, the containers filled with the contents by the filling machine and transported by the container transport conveyor 6 are aligned at the same pitch as the pockets 5 of the cap turret 4 by the infeed screw conveyor 7 and reach the discharge position of the cap turret. The cap delivered from the cap turret 4 is fitted into the container mouth, and is wound by the capping head 8 to perform capping. The above capping method is the same as the conventional one, and the capping device is not limited to the one shown in FIG. 1. For example, any type of capping device such as a method of supplying a cap directly to a capping head without providing a cap turret. Can be adopted.
[0011]
In the conventional capping apparatus as described above, the present invention devises a composite cap as shown in FIG. 4 so that a good sealing property can be obtained and stable winding can be performed. As a result of various studies conducted by the present inventor to ensure the sealing performance of the composite cap, the material is softened by heating the liner to 40 to 80 ° C., and stability and good sealing with a constant tightening torque are obtained. Thus, the present invention has been achieved. Conventionally, the entire cap is heated to 30 to 35 ° C. with steam or hot air in order to obtain the same winding angle while keeping the temperature condition constant when winding the synthetic resin cap. The purpose of this is to keep the winding environment temperature constant as described above, and to always obtain a constant tightening torque regardless of seasonal fluctuations. There was no technical idea of heating to a high temperature. Therefore, in order to improve the sealing performance, the cap has not been heated to a high temperature. However, in order to warm the liner to 40 to 80 ° C. by a conventional method, When the hot air is heated to 80 ° C. or higher, the cap body made of synthetic resin is also heated. As a result, the skirt wall is deformed and cannot be capped. In order to solve the problem, the present invention employs induction heating, particularly high frequency induction heating means, as a method for heating only the liner portion.
[0012]
In this embodiment, in order to wind the composite cap 20 as shown in FIG. 4, the high frequency induction heating coil 10 is disposed on the outer peripheral portion of the cap turret 4, and the metal inner lid 26 of the composite cap immediately before winding. Is heated by high frequency induction heating. In the induction heating, an alternating magnetic field is applied to a conductive object to be heated, and heat is generated by hysteresis loss and eddy current loss. Therefore, only the conductive metal inner lid can be heated. Therefore, the cap body made of synthetic resin can selectively heat only the liner portion of the metal inner lid to a desired temperature without being directly heated. Even if only the metal inner lid is heated, heat is transferred from the metal inner lid to the cap body made of synthetic resin by heat conduction, but it is only the portion where the metal inner lid is in contact with the metal inner lid. Even when heated to a high temperature, the cap body is hardly affected, and the skirt wall is not deformed during winding.
[0013]
In this embodiment, the high-frequency induction heating device is controlled so that the metal cap 26 is heated to approximately 300 to 150 ° while the composite cap passes between the high-frequency induction heating coils 10 disposed on the upper and lower surfaces of the cap turret 4. Is done. When the metal inner lid is heated to the temperature, the liner material 28 applied to the inner surface side of the metal inner lid 26 is heated to 40 to 80 ° C. and softened by heat conduction. In this state, the composite cap 20 is fitted into the container mouth, and is tightened with the winding head 8. At that time, if the container is always tightened with a constant tightening torque, the top of the container always enters and adheres to the liner in a certain amount, and high sealing performance is maintained. Therefore, a constant winding angle can be stably obtained with respect to a constant tightening torque, and the winding can be performed in a highly sealed state without impairing the unsealing property. If a cap 30 is provided on the inner peripheral surface of the cap skirt wall of the cap body so as to engage with the metal inner lid when the cap is opened, the engaging projection 30 can be turned to the outer periphery of the metal inner lid by turning the cap body when the cap is opened. The metal inner lid can be lifted by engaging with the surface and can be easily opened.
[0014]
In the above embodiment, the heating coil 10 is arranged on the upper and lower surfaces through which the pocket 5 of the cap turret 4 fitted with the composite cap passes. However, the present invention is not necessarily limited to this, and is indicated by a phantom line in FIG. As such, it may be provided on a part of the chute 3. The state of that portion is schematically shown in FIG. The high-frequency induction heating coil may be appropriately arranged so as to heat the metal inner lid 26 most effectively. However, the high-frequency induction coil is arranged so that the outer peripheral portion of the metal inner lid generates heat intensively. By doing so, heating of the central part of the metal inner lid can be suppressed, and only the outer peripheral part to which the liner material is applied can be effectively heated, and energy efficiency can be increased. As mentioned above, although one Embodiment of this invention was described, this invention is not limited to the said embodiment, A various change is possible within the range of the technical idea. Moreover, although the high frequency induction heating is desirable for heating the metal inner lid as in the above embodiment, low frequency induction heating using a commercial frequency is also possible.
[0015]
【The invention's effect】
As described above, according to the method and apparatus for capping a composite cap of the present invention, in a composite cap comprising a plastic cap body having an annular ceiling wall having an opening in the center and a thin metal inner lid, a synthetic resin is used. Only the metal inner lid can be heated to the required temperature without affecting the cap body, and a constant winding angle can be stably obtained with respect to the constant tightening torque, without increasing the closing torque. Can be reliably sealed, can be wound in a highly sealed state without impeding the opening, and the composite cap can be applied even to contents that require a high degree of sealing. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic front view of a composite cap capping apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic plan view of the cap turret portion.
FIGS. 3A and 3B are schematic diagrams showing the arrangement of high-frequency induction heating coils, where FIG. 3A shows a case where the coil is arranged on a cap turret, and FIG. 3B shows a case where the coil is arranged on a chute.
FIG. 4 is a partial sectional front view showing an example of a composite cap to which the present invention is applied.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Feeder 2 Hopper 3 Chute 4 Cap turret 6 Container conveyance conveyor 7 Infeed conveyor 8 Capping head 10, 11 High frequency induction heating coil 20 Composite cap 21 Opening 22 Annular ceiling 25 Plastic cap main body 26 Inner lid 28 Liner material 31 Screw part

Claims (3)

天面中央部に開口を有する環状天壁及び該環状天壁の周縁から垂下する円筒状スカートを有するプラスチック製キャップ本体と、前記環状天壁の内側に嵌合する金属製内蓋とからなる複合キャップを、容器口へ巻締するキャッピング方法であって、前記複合キャップの金属製内蓋の内側に設けられているライナーをキャッピング直前に加温して巻締することからなり、
前記ライナーの加温は、前記金属製内蓋が通過する経路の両面に配置した誘導加熱コイルによる誘導加熱により搬送中の前記金属製内蓋を巻締直前に加熱することによって行なわれ、ライナーを40〜80℃に加温することを特徴とする複合キャップのキャッピング方法。
A composite comprising a plastic cap body having an annular ceiling wall having an opening at the center of the top surface, a cylindrical skirt hanging from the periphery of the annular ceiling wall, and a metal inner lid fitted inside the annular ceiling wall A capping method for winding a cap around a container mouth, comprising heating a liner provided inside a metal inner lid of the composite cap immediately before capping and winding the cap ,
The heating of the liner is performed by heating the metallic inner lid being conveyed by induction heating by induction heating coils arranged on both sides of the path through which the metallic inner lid passes, and the liner is heated. A method for capping a composite cap, characterized by heating to 40 to 80 ° C.
天面中央部に開口を有する環状天壁及び該環状天壁の周縁から垂下する円筒状スカートを有するプラスチック製キャップ本体と、前記環状天壁の内側に嵌合する金属製内蓋とからなる複合キャップを、容器口に巻締するキャッピング装置であって、前記複合キャップを容器口に供給するキャップフィードターレットのポケットが通過する上下面に前記複合キャップの金属製内蓋を加熱する誘導加熱コイル配置し、前記金属製内蓋を誘導加熱で加熱することにより、金属製内蓋の内側に設けられているライナーを40〜80℃に加温するようにしてなることを特徴とする複合キャップキャッピング装置。A composite comprising a plastic cap body having an annular ceiling wall having an opening at the center of the top surface, a cylindrical skirt hanging from the periphery of the annular ceiling wall, and a metal inner lid fitted inside the annular ceiling wall An inductive heating coil arrangement for heating a metal inner lid of the composite cap on a top and bottom surface through which a pocket of a cap feed turret for supplying the composite cap to the container mouth passes , wherein the cap is wound around the container mouth And the inner cap of the metal is heated by induction heating so that the liner provided inside the inner cap of the metal is heated to 40 to 80 ° C. . 天面中央部に開口を有する環状天壁及び該環状天壁の周縁から垂下する円筒状スカートを有するプラスチック製キャップ本体と、前記環状天壁の内側に嵌合する金属製内蓋とからなる複合キャップを、容器口に巻締するキャッピング装置であって、前記複合キャップをフィーダーから容器口に供給するシュートの前記複合キャップが通過する両面側に前記複合キャップの金属製内蓋を加熱する誘導加熱コイル配置し、金属製内蓋を誘導加熱で加熱することにより、金属製内蓋の内側に設けられているライナーを40〜80℃に加温するようにしてなることを特徴とする複合キャップキャッピング装置。A composite comprising a plastic cap body having an annular ceiling wall having an opening at the center of the top surface, a cylindrical skirt hanging from the periphery of the annular ceiling wall, and a metal inner lid fitted inside the annular ceiling wall Induction heating for capping a cap around a container mouth, wherein the inner cap of the composite cap is heated on both sides through which the composite cap passes through a chute that feeds the composite cap from a feeder to the container mouth. The composite cap capping is characterized in that a coil is arranged and the liner provided inside the metallic inner lid is heated to 40 to 80 ° C. by heating the metallic inner lid by induction heating. apparatus.
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