JP4139416B2 - 符号化ストリーム再符号化装置、符号化ストリーム再符号化方法、符号化ストリーム再符号化プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

符号化ストリーム再符号化装置、符号化ストリーム再符号化方法、符号化ストリーム再符号化プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、映像の符号化ストリームをデコードしてデコード映像を得るとともに、その符号化ストリームに含まれる符号化情報を抽出して、それに基づいて、デコード映像を再量子化して再符号化する符号化ストリーム再符号化装置及びその方法と、その符号化ストリーム再符号化装置の実現に用いられる符号化ストリーム再符号化プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とに関する。
MPEG2などで量子化された映像ストリームからデコードされた映像を、より低レートの符号化ストリームに再量子化すると、量子化されたことのないオリジナル映像を直接、低レートに量子化した場合に比べ、一般に画質が劣化する。
初回に量子化した際の符号化情報(たとえば、ピクチャタイプ、マクロブロックタイプ、動きベクトル、量子化マトリックスなど)を再符号化の際にも極力再利用し、初回量子化時と同一のピクチャタイプ、同一のマクロブロックタイプ、同一の動きベクトル、同一の量子化マトリックスなどを用い、量子化パラメータのみを大きくした再符号化を行なえば劣化をある程度抑えられることが知られている。
しかし、これら符号化情報を利用したとしても、再符号化率(初回符号化時の符号化レートR1と、再符号化時の符号化レートR2の比R2/R1)が0.5を超え、1未満までの場合、特に劣化が大きくなる。
換言すれば、初回量子化時の各マクロブロックの量子化パラメータをQとすると、再量子化時の各マクロブロックの量子化パラメータQtが、Qt=Qあるいは2Qのとき、符号量あたりのSNRが高い、つまり符号化効率が良く、その間のQt=Q+1〜2Q−1で符号化効率が悪化することが、すでに知られている。
たとえば、図8において、“実線”は、量子化されたことのないオリジナル映像1枚(1つのピクチャ)を量子化パラメータQを変えてイントラ量子化した場合の符号量とPSNR値の一例を示したものである。一方、“破線”は、Q=6で上述した量子化により得られた符号化ストリームをデコードした映像を入力映像とし、量子化パラメータQt=6,8,10,12,... として、量子化パラメータ以外は初回に量子化した際の符号化情報を用いて再量子化した場合の符号量とPSNR値を示している。
ここで、図8に示すシミュレーションでは、1つのピクチャ内の全てのマクロブロックについて、同一の量子化パラメータを用いるようにしてシミュレーションを行った。
図8のシミュレーション結果から分かるように、再量子化の場合、Qt=6,12では、オリジナル映像を量子化した場合との差は少ない。しかし、Qt=8,10ではオリジナル映像を量子化した場合との差が大きいことがわかる。
そこで、この性質を利用して、符号化情報のうち、量子化パラメータQ以外のピクチャタイプ、動きベクトル、量子化マトリックスなどを再使用しつつ、再量子化時の各マクロブロック(以下、MBと略記することがある)の量子化パラメータQtを、Qt=QあるいはQt=2Qのいずれかのみから選択するような制御を行なうことで、劣化の少ない再量子化を実現する手法が提案されている(たとえば、非特許文献1,2参照)。
次に、図9を用いて、この従来手法について説明する。
図9では、図9(a)に示すように、各マクロブロックとも量子化パラメータQ=10で量子化され、発生符号量は各マクロブロックで40bit、合計160bitである符号化ストリームが初回量子化において作成されていることを想定している。この符号化ストリームをデコードした映像が、再量子化の入力映像となる。
初回の発生符号量160bitを下回るような符号化ストリームに再符号化するためには、量子化マトリックスの係数を大きくする方法か、初回量子化時の量子化パラメータQに比べて大きい値の量子化パラメータで再量子化する方法が考えられるが、初回量子化と同一の量子化マトリックスを用いることを前提とする従来手法では、初回量子化時の量子化パラメータQに比べて大きい値の量子化パラメータで再量子化を行なう方法である後者の方法が用いられている。
この場合、従来方法では、前述したように、初回量子化時における量子化パラメータQ以外のピクチャタイプ、動きベクトル、量子化マトリックスなどを再使用しつつ、再量子化時の各マクロブロックの量子化パラメータQtをQt=Qあるいは2Qとして、再量子化した場合に劣化が少ないことを利用して再量子化する。
換言すれば、すべてのマクロブロックで均等に発生符号量を削減するのではなく、あるマクロブロックに対しては、ほとんど符号量が減らない再量子化(つまり、初回量子化時と同じ量子化パラメータQでの再量子化)を行ない、別のマクロブロックに対しては、その分多めに符号量を減らした再量子化(つまり、初回量子化時の量子化パラメータQの2倍の量子化パラメータ2Qでの再量子化)を行ない、これにより、符号化対象のマクロブロック全体で符号量削減を実現するように制御している。
このような制御により、図9の例で説明するならば、図9(b)において、MB番号1と3のマクロブロックについてはほとんど符号量が削減されないQt=10で再量子化され、MB番号2と4のマクロブロックについては符号量が削減されるQt=20で再量子化され、その結果、4つのマクロブロック全体の発生符号量が120bitへ削減される例が示されている。このときの削減量40bitは、Qt=20で再量子化されたMB番号2と4のマクロブロックの発生符号量の削減分である。
このようにして、従来手法は、中間値のQt=11〜19を使用して同じ発生符号量120bitのストリームを得る場合に比べ、劣化の少ない再符号化が実現できる。
角野眞也,栄藤稔,横矢直和 「MPEG再符号化のためのゾーン処理付き再量子化」電子情報通信学会論文誌 D-II Vol.J83-D-II No.9 pp.1879-1887 2000.9 永吉功,笠井裕之,花村剛,亀山渉,富永英義 「再量子化特性を利用したMPEG−2トランスコーダ量子化制御方式の検討」映情学技報 MIP99-74
しかしながら、従来手法では、再量子化時に使用する量子化マトリックスは、初回量子化で使用した量子化マトリックスと同一のものを使用するため、再量子化においてQt=2Qを選択されたマクロブロックではすべての周波数成分が荒く量子化される。つまり、映像情報がより少ない高周波側成分も、映像情報がより多く含まれる低周波側成分も荒く量子化されることになる。
また、従来手法では、Qt=Qが選択されたマクロブロックではほとんど符号量を削減せず、Qt=2Qが選択されたマクロブロックのみで符号量を削減する。Qt=2Qが選択されて符号量の削減されたマクロブロックと、Qt=Qが選択されて符号量のほとんど削減されなかったマクロブロックとを比較すると、大きな画質差がある。この画質差が両マクロブロックの境界部分で視覚上問題になる場合がある。
さらに、Qt=QとQt=2Qとを切替えて適用するため、Qtを変更したことを示す符号量(たとえば、MPEG−2の場合、5bit必要となる)がマクロブロック毎に必要になり、再符号化時の符号量が増大する問題点もある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、映像の符号化ストリームをデコードすることで得られる映像を再量子化して再符号化するときに、映像情報が多く含まれる低周波側の劣化を少なくできるようにし、また、マクロブロック毎の画質差を小さくできるようにする新たな符号化ストリーム再符号化技術の提供を目的とする。
この目的を達成するために、本発明の符号化ストリーム再符号化装置は、映像の符号化ストリームを入力し、それをデコードしてデコード映像を得るとともに、その符号化ストリームに含まれる符号化情報を抽出して、それに基づいて、デコード映像を再量子化して再符号化するときに、(1)抽出した符号化情報に含まれる量子化マトリックスを変換対象として、その量子化マトリックスの各要素mijのうち高周波側の要素のみを2mijに変換する量子化マトリックス変換部と、(2)抽出した符号化情報に含まれる量子化パラメータQに基づいて、再量子化で使用する量子化パラメータQtを決定する量子化パラメータ決定部と、(3)量子化マトリックス変換部の変換した量子化マトリックスと、量子化パラメータ決定部の決定した量子化パラメータQtと、それ以外の符号化情報については符号化ストリームから抽出した符号化情報とを使って、デコード映像を符号化する符号化部とを備えるように構成する。
この構成を採るときに、量子化マトリックス変換部は、再符号化率が小さいほど、より低周波側の要素も2mijに変換し、再符号化率が大きいほど、より高周波側の要素だけを2mijに変換することがある。このとき、再符号化率が0.5の場合には、すべての要素を2mijに変換することがあり、再符号化率が1の場合には、すべての要素を変換しないようにすることがある。
また、量子化パラメータ決定部は、再符号化率と符号化部の符号化で発生した符号量とに基づいて、再量子化で使用する量子化パラメータQtを、Qt=QあるいはQt=2Qのいずれかに決定することがある。
ここで、以上の各処理手段はコンピュータプログラムでも実現できるものであり、このコンピュータプログラムは、適当なコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供されたり、ネットワークを介して提供され、本発明を実施する際にインストールされてCPUなどの制御手段上で動作することにより本発明を実現することになる。
このように構成される本発明の符号化ストリーム再符号化装置では、再量子化時に、初回量子化の際に使用された量子化マトリックスと同一の量子化マトリックスを使用するのではなく、高周波側要素を大きくした量子化マトリックスを用いるため、映像情報がより多く含まれる低周波成分での削減は少なく、映像情報がより少ない高周波側を大きく削減する。このため、映像情報に与える劣化が少ない再符号化を実現できる。
さらに、本発明の符号化ストリーム再符号化装置では、量子化マトリックスの高周波側の要素を単純に大きくするのではなく、符号量あたりのSNRが比較的高い2倍に設定して大きくしているため、削減される高周波側の映像情報が受ける劣化も比較的少なくすることを実現できる。
本発明によれば、映像の符号化ストリームをデコードすることで得られる映像を再量子化して再符号化するときに、映像情報がより多く含まれる低周波成分での削減を少なくし、映像情報がより少ない高周波側を大きく削減できることで、映像情報に与える劣化が少ない再符号化を実現できるようになる。そして、この実現にあたって、高周波側の映像情報が受ける劣化を少なくすることができるようになる。
しかも、本発明によれば、1つのピクチャを再符号化対象として処理を行う場合に、量子化マトリックスによる符号量の削減効果により、再量子化時の各マクロブロックの量子化パラメータQtを初回量子化時の量子化パラメータQと同じにできることが多くなるので、マクロブロック毎の画質差が小さくなる再量子化を実現できるようになる。
さらに、本発明によれば、1つのピクチャを再符号化対象として処理を行う場合に、量子化マトリックスによる符号量の削減効果により、再量子化時の各マクロブロックの量子化パラメータQtを初回量子化時の量子化パラメータQと同じにできることが多くなるので、量子化パラメータQtを切替える回数が減少し、量子化パラメータQtを変更したことを示す符号量の増大分も従来手法に比べて小さくできるようになる。
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施形態例では、説明の便宜上、ある1つのピクチャの符号化ストリームを入力として、その符号化ストリームを目標の符号量で再符号化を行うことを想定している。
図1に、本発明を具備する符号化ストリーム再符号化装置1の一実施形態例を図示する。
この図に示す本発明の符号化ストリーム再符号化装置1は、ハードウェアで構成されることを想定しており、デコード部10と、量子化マトリックス変換部11と、量子化パラメータ決定部12と、符号化部13とを備える。
・デコード部10の構成
デコード部10は、入力映像の符号化ストリームを入力し、その符号化ストリームをデコードしてデコード映像を得るとともに、その符号化ストリームに含まれる符号化情報を抽出する。
・量子化マトリックス変換部11の構成
量子化マトリックス変換部11は、初回量子化時の符号化情報を入力し、その符号化情報に含まれる初回量子化で使用された量子化マトリックスの各要素mi,j のうち、高周波側の要素のみを2mi,j に変更した量子化マトリックスを作成する。
このとき、再符号化率R(初回符号化時の符号化レートR1と、再符号化時の符号化レートR2の比R2/R1)が小さいほど、それを実現するために、より低周波側の要素も2mi,j に変更し、再符号率Rが大きいほど、それを実現するために、より高周波側の要素だけを2mi,j に変更する。そして、この変更に従って、R=0.5のときには、すべての要素を2mi,j に変更し、R=1のときには、全く変更しないようにする。
たとえば、再量子化に使用する量子化マトリックスの各要素Mi,j は、再符号化率Rが大きくなるに従って値が大きくなる閾値TH,THx ,THy を用い、初回量子化で使用された量子化マトリックスmi,j に対して、
i,j =mi,j (i+j<THのとき)
=2×mi,j (それ以外) 式(1)
あるいは、
i,j =mi,j (i<THx かつj<THy のとき)
=2×mi,j (それ以外) 式(2)
などのような変換を施して、変換後の量子化マトリックスMi,j を符号化部13へ出力する。
そして、この変更に従って、R=0.5のときには、すべての要素を2mi,j に変更し、R=1のときには、全く変更しないようにする。
図2に、量子化マトリックス変換部11の実行する処理をフローチャートの形式で記載したものを図示する。このフローチャートでは、8×8サイズの量子化マトリックスを想定しているとともに、上記の式(1)の変換を施すことを想定している。
すなわち、量子化マトリックス変換部11は、図2に示すフローチャートの処理を実行する場合には、先ず最初に、ステップS10で、変数iに初期値0をセットするとともに、変数jに初期値0をセットする。
続いて、ステップS11で、「i+j<TH」が成立するのか否かを判断して、成立することを判断するときには、ステップS12に進んで、「Mi,j =mi,j 」に従って量子化マトリックスを変換し、成立しないことを判断するときには、ステップS13に進んで、「Mi,j =2×mi,j 」に従って量子化マトリックスを変換する。
続いて、ステップS14で、jの値を1つインクリメントし、続くステップS15で、jの値が8に到達したのか否かを判断して、jの値が8に到達していないことを判断するときには、ステップS11の処理に戻り、jの値が8に到達したことを判断するときには、ステップS16に進んで、iの値を1つインクリメントする。
続いて、ステップS17で、iの値が8に到達したのか否かを判断して、iの値が8に到達していないことを判断するときには、ステップS11の処理に戻り、iの値が8に到達したことを判断するときには、処理を終了する。
このようにして、量子化マトリックス変換部11は、初回量子化で使用された量子化マトリックスに対して上記の式(1)の変換を施すことで、その量子化マトリックスを変換するように処理するのである。
・量子化パラメータ決定部12の構成
量子化パラメータ決定部12は、初回量子化時の符号化情報を入力し、その符号化情報に含まれる初回量子化で使用された各マクロブロックの量子化パラメータQを検出するとともに、再符号化率Rと符号化部13から入力される発生符号量とに基づいて、それらのマクロブロックの再量子化で使用する量子化パラメータQtをQt=QあるいはQt=2Qのいずれかに決定して符号化部13へ出力する。
図3に、この量子化パラメータ決定部12の実行する処理の一例をフローチャートの形式で記載したものを図示する。
量子化パラメータ決定部12は、図3に示すフローチャートの処理を実行する場合には、先ず最初に、ステップS20で、初回量子化時の符号化情報から、再符号化の対象となるピクチャの符号量R1と、そのピクチャのマクロブロック数Nとを抽出し、続くステップS21で、予め設定された再符号化率Rを取得する。
続いて、ステップS22で、「R2=R1×再符号化率R」を算出することで、再符号化での目標となる発生符号量R2を算出し、続くステップS23で、「M=R2/N」を算出することで、1つのマクロブロックに割り当てられる発生符号量Mを算出する。
続いて、ステップS24で、変数Sに初期値0をセットするとともに、変数kに初期値1をセットする。続いて、ステップS25で、k番目のマクロブロックの量子化パラメータQtとして、初期設定される量子化パラメータQt( =Qあるいは2Q)を決定し、続くステップS26で、その決定した量子化パラメータQtを指定して、符号化部13に対してk番目のマクロブロックの符号化を指示し、そのときの符号化で発生する符号量Skを受け取る。
続いて、ステップS27で、「S=S+Sk」を算出することで、これまでに発生した符号量の総和Sを更新し、続くステップS28で、全てのマクロブロックを処理したのか否かを判断して、未処理のマクロブロックが残っている場合には、ステップS29に進んで、「k×M>S」が成立するのか否かを判断する。
このステップS29の判断処理に従って、「k×M>S」が成立することを判断するときには、ステップS30に進んで、kの値を1つインクリメントしてから、続くステップS31で、k番目のマクロブロックの量子化パラメータQtとして、Qt=Qを決定してから、ステップS26の処理に戻る。
一方、ステップS29の判断処理に従って、「k×M>S」が成立しないことを判断するときには、ステップS32に進んで、kの値を1つインクリメントしてから、続くステップS33で、k番目のマクロブロックの量子化パラメータQtとして、Qt=2Qを決定してから、ステップS26の処理に戻る。
そして、このようにして、ステップS26〜ステップS33の処理を繰り返していくことで、ステップS28で、全てのマクロブロックを処理したことを判断すると、処理を終了する。
このようにして、量子化パラメータ決定部12は、再符号化での目標となる発生符号量R2に収まる再符号化が行われるようになるべく、各マクロブロックの再量子化で使用する量子化パラメータQtをQt=QあるいはQt=2Qのいずれかに決定して、符号化部13へ出力するように処理するのである。
ここで、図3に示すフローチャートの処理自体については、従来技術の備える量子化パラメータ決定部12でも行っていたものであるが、本発明の場合には、量子化マトリックス変換部11の処理に従って発生符号量の削減が図られることになるので、図中に示す破線のルートで処理が行われることが多くなるという点に、その特徴がある。
・符号化部13の構成
符号化部13は、量子化マトリックス変換部11からの量子化マトリックスと、量子化パラメータ決定部12からの量子化パラメータと、デコード部10からのデコード映像と、デコード部10からの符号化情報とを入力する。
この符号化部13は、符号化情報に含まれる量子化パラメータと量子化マトリックスについては使用せずに、それぞれ量子化パラメータ決定部12と量子化マトリックス変換部11から入力したものを使用して、これ以外のピクチャタイプ、動きベクトルなどを再利用して、デコード部10の生成したデコード映像を再符号化して、その符号化ストリームを外部端子に出力する。そして、そのときの発生符号量を量子化パラメータ決定部12に通知する。
図4に、このように構成される本発明の符号化ストリーム再符号化装置1の実行する全体的な処理をフローチャートの形式で記載したものを図示する。
このように構成される本発明の符号化ストリーム再符号化装置1は、図4のフローチャートに示すように、先ず最初に、ステップS40で、再符号化の対象となる1ピクチャ分の符号化ストリームを入力する。
続いて、ステップS41で、入力した符号化ストリームをデコードすることでデコード映像を得る。続いて、ステップS42で、入力した符号化ストリームから符号化情報を抽出する。続いて、ステップS43で、符号化情報に含まれる量子化マトリックスを変換対象として、前述した式(1)や式(2)などに従って量子化マトリックスを変換する。
続いて、ステップS44で、先頭のマクロブロックについて、初期設定に従ってQt=QあるいはQt=2Qのいずれかを決定することで量子化パラメータQtを決定する。続いて、ステップS45で、先頭のマクロブロックのデコード映像を再符号化対象として再符号化を行い、そのときの発生符号量に従って、発生符号量の累積値を更新する。
続いて、ステップS46で、再符号化率と発生符号量の累積値とに基づいて、次のマクロブロックについて量子化パラメータを決定する。続いて、ステップS47で、次のマクロブロックのデコード映像を再符号化対象として再符号化を行い、そのときの発生符号量に従って、発生符号量の累積値を更新する。
続いて、ステップS48で、全てのマクロブロックについて処理を行ったのか否かを判断して、全てのマクロブロックについて処理を行っていないことを判断するときには、ステップS46の処理に戻り、全てのマクロブロックについて処理を行ったことを判断するときには、処理を終了する。
次に、図5に従って、本発明の符号化ストリーム再符号化装置1の実行する再量子化処理について説明する。
図5では、図5(a)に示すように、従来の再量子化処理を示した図9と同様に、各マクロブロックとも量子化パラメータQ=10で量子化され、発生符号量は各マクロブロックで40bit、合計160bitであるストリームが初回量子化において作成されていることを想定している。このストリームをデコードした映像が、再量子化の入力映像となる。
本発明では、前述したように、量子化パラメータQ以外のピクチャタイプ、動きベクトルなどを再使用しつつ、再量子化時の量子化マトリックスの高周波側要素を2倍にした量子化マトリックスを用いて、デコード映像を再符号化するという構成を採る。
本発明と従来方法との動作上の大きな違いは、本発明では、式(1)や式(2)に示したような高周波領域の係数が2倍に設定された量子化マトリックスを用いるようにしていることで、Qt=2Qのときのみ符号量の削減が行なわれる従来手法と異なり、Qt=QとQt=2Qのいずれが指定された場合でも符号量の削減が行なわれることにある。
したがって、同一の再符号化率の場合、従来手法に比べ、本発明によれば、Qt=Qが選択される割合が大幅に増加し、映像情報が多く含まれた低周波側のDCT係数が荒く量子化される場合、つまり、Qt=2Qが選択される場合を減らすことができるようになる。
このような制御により、図5(b)に示すように、全でのマクロブロックがQ=10で再量子化され、各マクロブロックの発生符号量は40bitから30bitへ削減されることを実現できるようになる。このときの削減量10bitは、各マクロブロックの高周波成分が削減された分である。量子化マトリックスの低周波側は変更していないため、映像情報がより多く含まれる低周波側成分は削減されていない。
本発明、従来方法ともに、再量子化時の量子化パラメータQt=2Qに指定されたマクロブロックについては映像情報が多く含まれる低周波側成分も削減されるものの、本発明では、Qt=2Qに指定されるマクロブロックの割合を従来方法に比べ大幅に少なくできるので、劣化の少ない再量子化が実現できる。
また、本発明では、すべてのマクロブロックで発生符号量を削減しているため、従来手法がQt=2Qを選択されたマクロブロックのみで削減しているのと比較すると、マクロブロックの境界部分で画質差が小さく、視覚上問題になる場合が少ない利点がある。
さらに、本発明では、前述のようにQt=Qを選択される割合が増えるため、Qtを切替える回数が減少し、Qtを変更したことを示す符号量の増大分も従来手法に比べて小さい利点もある。
図6に、本発明を実現する他の実施形態例を図示する。
図1に示した本発明の符号化ストリーム再符号化装置1ではハードウェアで構成されることを想定したが、図6に示す本発明の実施形態例はソフトウェアで実現されるものである。
この図6に示す本発明は、符号化ストリーム入力手段20と、符号化ストリーム出力手段21と、CPU22と、RAM23と、ディスク装置24とが、バス25を介して接続されることで構成される。
このディスク装置24には、図1に示す本発明の符号化ストリーム再符号化装置1の備えるデコード部10に相当する処理を実行するデコーダプログラム240と、図1に示す本発明の符号化ストリーム再符号化装置1の備える量子化マトリックス変換部11に相当する処理を実行する量子化マトリックス変換プログラム241と、図1に示す本発明の符号化ストリーム再符号化装置1の備える量子化パラメータ決定部12に相当する処理を実行する量子化パラメータ決定プログラム242と、図1に示す本発明の符号化ストリーム再符号化装置1の備える符号化部13に相当する処理を実行する符号化プログラム243とが備えられる。
以下、各部の動作を説明する。
符号化ストリーム入力手段20は、再符号化の対象となる符号化ストリームを入力してRAM23に蓄積する。
CPU22は、ディスク装置24からデコーダプログラム240をロードして起動することで、RAM23に蓄積された符号化ストリームをデコードすることでデコード映像を得て、それをRAM23に蓄えるとともに、その符号化ストリームから符号化情報を抽出してRAM23に蓄える。
また、CPU22は、ディスク装置24から量子化マトリックス変換プログラム241をロードして起動することで、RAM23に蓄積された符号化情報に基づいて、初回量子化で使用した量子化マトリックスの各要素mi,j のうち、高周波側の要素のみを2mi,j に変更した量子化マトリックスを作成し、これを一旦RAM23に格納する。
このとき、再符号化率Rが小さいほど、より低周波側の要素も2mi,j に変更する。また、再符号化率Rが大きいほど、より高周波側の要素だけを2mi,j に変更する。また、R=0.5のときには、すべての要素を2mi,j に変更し、R=1のときには、全く変更しない。この再量子化に使用する量子化マトリックスの各要素Mi,j の変換については、たとえば、Rが大きくなるに従って値が大きくなる閾値THを用い、図2に示したフローチャートを実行することにより実現される。
また、CPU22は、ディスク装置24から符号化プログラム243をロードして起動することで、
・量子化マトリックス変換プログラム241が出力したRAM23に蓄積されている 変更された量子化マトリックス
・量子化パラメータ決定プログラム242が出力したRAM23に蓄積されている量 子化パラメータ
・デコードプログラム240が出力したRAM23に蓄積されているデコード映像
・デコードプログラム240が出力したRAM23に蓄積されている符号化情報
というデータに基づいて、映像の符号化ストリームを作成して、それを符号化ストリーム出力手段21を介して出力するとともに、そのときに発生する符号量を算出してRAM23に格納する。
また、CPU22は、ディスク装置24から量子化パラメータ決定プログラム242をロードして起動することで、再符号化率Rと符号化プログラム243が出力したRAM23に格納されている発生符号量とに基づいて量子化パラメータを決定してRAM23に蓄える。
このように構成される図6に示す本発明では、デコーダプログラム240、量子化マトリックス変換プログラム241、量子化パラメータ決定プログラム242及び符号化プログラム243が動作することで図4のフローチャートを実行し、これにより、図1に示す本発明の符号化ストリーム再符号化装置1と同様に、量子化パラメータQ以外のピクチャタイプ、動きベクトルなどを再使用しつつ、再量子化時の量子化マトリックスの高周波側要素を2倍にした量子化マトリックスを用いて、デコード映像を再符号化するように処理するのである。
図7に、MPEG2を用いて6Mbpsで量子化された符号化ストリームをデコードした映像を再符号化対象として、本発明と従来方法とを用いてMPEG2による再量子化を行なった場合をシミュレーションした際のSNR特性の比較結果を図示する。ここで、縦軸がPSNRで、横軸が発生符号量であり、シミュレーション条件は、入力映像サイズが720×480画素で、GOPの構造はM=3,N=15である。
図7中に示す“破線”が従来方法のシミュレーション結果を示しており、1つのピクチャ内のマクロブロックについて、量子化パラメータQtをQt=QあるいはQt=2Qから選択することで目標の発生符号量になるように制御する場合のSNR特性を示している。
一方、図7中に示す“実線”が本発明のシミュレーション結果を示しており、このシミュレーションの場合は、1つのピクチャ内のマクロブロックについて量子化パラメータQtをQt=Qとするようにして、前述の閾値THを変えることにより式(1)に従って量子化マトリックスを変換することで目標の発生符号量になるように制御する場合のSNR特性を示している。
このシミュレーション結果から、この例では、従来手法にくらべて、最大0.3dB程度のPSNR向上の効果が本発明で得られていることがわかる。
以上に説明した実施形態例では、ある1つのピクチャの符号化ストリームを入力として、その符号化ストリームを目標の符号量で再符号化を行うことを想定している。
本発明は、その適用がこのような場合に限られるものではない。たとえば、GOPなどのような複数のピクチャの集合に対して、この符号量で再符号化を行うという目標が与えられる場合にも、そのまま適用できるものである。
このような場合には、たとえば、各ピクチャの符号量の目標が設定されるので、たとえば、その目標の符号量で符号化できるようにと、ピクチャ毎に前述の閾値TH,THx ,THy を変えることで、ピクチャ毎に量子化マトリックスを変更するように制御することになる。
このとき、量子化パラメータQtについては、1つのピクチャ内でQt=Qとするようにしてもよいし、1つのピクチャ内でQt=QあるいはQt=2Qから選択するようにしてもよい。
また、このような場合には、各ピクチャで符号量の目標を達成する必要はなく、あるピクチャで目標の符号量を達成できずに符号量が超えるようなことが起きた場合には、その後のピクチャ全体で、その超えた分を吸収するように制御すればよい。
本発明は、映像の符号化ストリームをデコードすることで得られる映像を再量子化して再符号化するときに適用できるものであり、映像情報がより多く含まれる低周波成分での削減を少なくし、映像情報がより少ない高周波側を大きく削減できることで、映像情報に与える劣化が少ない再符号化を実現できるようになる。そして、この実現にあたって、高周波側の映像情報が受ける劣化を少なくすることができるようになる。
本発明の一実施形態例である。 量子化マトリックス変換部の実行するフローチャートである。 量子化パラメータ決定部の実行するフローチャートである。 本発明の実行するフローチャートである。 本発明の再量子化処理の説明図である。 本発明の他の実施形態例である。 本発明の有効性を検証するために行ったシミュレーション結果の説明図である。 再量子化を行う際に量子化パラメータが与えるPSNR特性の説明図である。 従来の再量子化処理の説明図である。
符号の説明
1 符号化ストリーム再符号化装置
10 デコード部
11 量子化マトリックス変換部
12 量子化パラメータ決定部
13 符号化部

Claims (10)

  1. 映像の符号化ストリームを入力し、それをデコードしてデコード映像を得るとともに、その符号化ストリームに含まれる符号化情報を抽出して、それに基づいて、デコード映像を再量子化して再符号化する符号化ストリーム再符号化装置であって、
    前記符号化情報に含まれる量子化マトリックスを変換対象として、その量子化マトリックスの各要素mijのうち高周波側の要素のみを2mijに変換する量子化マトリックス変換部と、
    前記符号化情報に含まれる量子化パラメータQに基づいて、再量子化で使用する量子化パラメータQtを決定する量子化パラメータ決定部と、
    前記量子化マトリックス変換部の変換した量子化マトリックスと、前記量子化パラメータ決定部の決定した量子化パラメータQtと、それ以外の符号化情報については前記符号化ストリームから抽出した符号化情報とを使って、前記デコード映像を符号化する符号化部とを備えることを、
    特徴とする符号化ストリーム再符号化装置。
  2. 請求項1に記載の符号化ストリーム再符号化装置において、
    前記量子化マトリックス変換部は、再符号化率が小さいほど、より低周波側の要素も2mijに変換し、再符号化率が大きいほど、より高周波側の要素だけを2mijに変換することを、
    特徴とする符号化ストリーム再符号化装置。
  3. 請求項2に記載の符号化ストリーム再符号化装置において、
    前記量子化マトリックス変換部は、再符号化率が0.5の場合には、すべての要素を2mijに変換し、再符号化率が1の場合には、すべての要素を変換しないことを、
    特徴とする符号化ストリーム再符号化装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の符号化ストリーム再符号化装置において、
    前記量子化パラメータ決定部は、再符号化率と前記符号化部の符号化で発生した符号量とに基づいて、再量子化で使用する量子化パラメータQtを、Qt=QあるいはQt=2Qのいずれかに決定することを、
    特徴とする符号化ストリーム再符号化装置。
  5. 映像の符号化ストリームを入力し、それをデコードしてデコード映像を得るとともに、その符号化ストリームに含まれる符号化情報を抽出して、それに基づいて、デコード映像を再量子化して再符号化する符号化ストリーム再符号化方法であって、
    前記符号化情報に含まれる量子化マトリックスを変換対象として、その量子化マトリックスの各要素mijのうち高周波側の要素のみを2mijに変換する過程と、
    前記符号化情報に含まれる量子化パラメータQに基づいて、再量子化で使用する量子化パラメータQtを決定する過程と、
    前記変換した量子化マトリックスと、前記決定した量子化パラメータQtと、それ以外の符号化情報については前記符号化ストリームから抽出した符号化情報とを使って、前記デコード映像を符号化する過程とを備えることを、
    特徴とする符号化ストリーム再符号化方法。
  6. 請求項5に記載の符号化ストリーム再符号化方法において、
    前記変換する過程では、再符号化率が小さいほど、より低周波側の要素も2mijに変換し、再符号化率が大きいほど、より高周波側の要素だけを2mijに変換することを、
    特徴とする符号化ストリーム再符号化方法。
  7. 請求項6に記載の符号化ストリーム再符号化方法において、
    前記変換する過程では、再符号化率が0.5の場合には、すべての要素を2mijに変換し、再符号化率が1の場合には、すべての要素を変換しないことを、
    特徴とする符号化ストリーム再符号化方法。
  8. 請求項5ないし7のいずれか1項に記載の符号化ストリーム再符号化方法において、
    前記決定する過程では、再符号化率と前記デコード映像の符号化で発生した符号量とに基づいて、再量子化で使用する量子化パラメータQtを、Qt=QあるいはQt=2Qのいずれかに決定することを、
    特徴とする符号化ストリーム再符号化方法。
  9. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の符号化ストリーム再符号化装置の実現に用いられる処理をコンピュータに実行させるための符号化ストリーム再符号化プログラム。
  10. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の符号化ストリーム再符号化装置の実現に用いられる処理をコンピュータに実行させるための符号化ストリーム再符号化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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