JP4138604B2 - 光モジュールおよびそれを用いた光通信用送受信回路 - Google Patents

光モジュールおよびそれを用いた光通信用送受信回路 Download PDF

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Description

本発明は、光信号の送受信を行う光モジュールおよびそれを用いた光通信用送受信回路に関し、特に、受光素子および発光素子が一つのパッケージに実装されたものに関する。
光アクセスサービスの普及にともない、光通信サービスを提供する装置には、小型化による設置面積の削減、部品の共通化による省電力化、光モジュールの基板組み立てコストの低減が求められる。特に、光モジュールは、装置における占有面積が大きく、複数の光モジュールを高密度に実装することは上記課題の解決に大きく貢献する。
図6は、光通信に用いられる一般的な光送受信回路の構成図である。この構成では、光ファイバ1芯で送受信を行うため、ファイバコストを削減することが可能である。図6において、光モジュール20は、パッケージキャビティ21を有する。このパッケージキャビティ21には、受光素子であるPD(フォトダイオード:Photo Diode)23、発光素子であるLD(レーザダイオード:Laser Diode)24、光導波路25、WDM(波長分割多重:Wavelength Division Multiplex)フィルタ26、プリアンプ27、およびモニタ用PD28が実装されている。
送信時において、LD駆動回路31は、LD24に電気信号を供給し、LD24は、供給された電気信号に応じて発光する。LD24から出力された光信号は光ファイバに入力される。ここで、モニタ用PD28は、LD24から出力された光信号を電気信号に変換する。LD駆動回路31は、モニタ用PD28により検出された電気信号をモニタリングし、LD出力調整を行う。PD23は、光ファイバから入射した光信号を電気信号に変換する。PD23から出力された電気信号は、プリアンプ27により増幅された後、ポストアンプ回路32によって増幅、整形される。
このような光送受信回路が複数チャネル実装される構成において、低歪みなど出力波形の品質を保つための条件としては、
(1)送信、受信間のアイソレーションを確保するため、1つのチャネルだけでなく各チャネルの信号配線が一定以上の間隔を置いて配置されていること、
(2)送信光波形にリンギングや波形歪みが発生しないよう、発光素子の駆動回路から発光素子までの配線によるインダクタンスが、十分小さく、また、チャネル間で均一であること、
(3)受信される高周波信号の電気的特性をよくするため、外部回路とインピーダンスが、整合していて、また、チャネル間で均一であること、
が挙げられる。
一方、光通信における半導体素子、光導波路、集積回路などが実装されるパッケージの形態は、一般的に2種類に分けられる。ひとつは、図7に示されるように、DIP(Dual Inline Package)、QFP(Quad Flat Package)などと呼ばれる構造を用いたものである。これは、例えば、非特許文献1等に示されるとおり、パッケージの辺にバタフライ型のリード端子40が設けられたものである。この構成は、パッケージ内部の集積回路とリード端子40との配線がリードメタルで実現されるため、簡易であり、また強度、放熱性に優れている。もうひとつは、図8に示されるように、PGA(Pin Grid Array)、BGA(Ball Grid Array)と呼ばれる構造を用いたものである。これは、例えば、非特許文献2等に示されるとおり、パッケージの底面に棒状もしくは球状のリード端子50が設けられたものである。パッケージ内部の集積回路とリード端子50との配線には、一般に多層基板が用いられる。このようなパッケージでは、平面的にリード端子50を配置することが可能なため、DIPやQFPに比べて、多くの端子数を確保することが可能である。
これらの光モジュールをプリント基板に複数チャネル実装する場合、以下の問題がある。
DIP、QFP構造の光モジュールでは、リード端子やプリント基板上の配線余裕を考慮した実装間隔が必要となり、高密度に実装することが困難である。また、隣接する光モジュールのリード端子同士が隣り合うので、受信信号用の端子と送信信号用の端子との間のアイソレーションを確保するために、実装間隔を比較的大きく設ける必要がある。
一方、PGA、BGA構造の光モジュールでは、DIP、QFPと異なり、パッケージの辺より外にリード端子が存在しないので、パッケージを高密度に並べて実装することが可能である。しかし、パッケージ内にスルーホールを多用して配線する必要があるので、配線が複雑になり、受信信号の電気的特性を保つための広帯域にわたるインピーダンス整合が難しい。
複数チャネルを1つの光モジュールパッケージに実装することにより、小型高密度化を達成する方法も考えられる。
しかし、DIP、QFPを用いる場合、リード端子をパッケージの4辺にしか確保できない。さらに、光ファイバを接続するためのスペースも必要になる。このとき、パッケージの中央に存在するチャネルの信号配線をパッケージの辺にまで配線する必要がある。このため、送信信号配線について、配線長が伸びることによりインダクタンス成分が増加してしまう。また、線路長がチャネル毎に異なることにより各チャネルのインダクタンスが不均一となり、各チャネルの特性が不均一となってしまう。また、例えば、非特許文献3等にも複数チャネルのパッケージ実装例が示されているが、送信側のリード端子と受信側のリード端子の位置関係がチャネル毎に異なるため、各チャネルの特性が不均一となってしまう。
一方、BGA、PGAを用いる場合、内部素子の直下にリード端子を設けることにより、端子数によるパッケージの大きさの制限を軽減でき、また、配線長によるインダクタンス成分を小さく抑えることができる。しかし、前述したとおり、パッケージ内部の集積回路とリード端子とを接続する際にスルーホールを多用するため、配線が複雑になり、受信側の高周波信号の電気的特性を保つための広帯域にわたるインピーダンス整合が難しい。
Hashimoto他、IEEE Journal Lightwave Technology、Vol.18、No.11、pp.1541-1546 Takai他、2000 Electronic Components and Technology Conference、pp.491-496 中西他、電気情報通信学会ソサイエティ大会、C-3-18、2002年
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、その目的は、送信光波形の歪みの軽減、および、受信信号配線のインピーダンス整合の容易化を図ることができる光モジュールおよびそれを用いた光通信用送受信回路を提供することである。
上記した課題を解決し、目的を達成するための第1の発明は、実装面とその裏面とを備える略直方体の基体と、前記実装面に実装され、外部から入力された光信号を受光する受光素子と、前記実装面に実装され、外部に出力される光信号を発生させる発光素子と前記基体の端部における前記実装面の一辺から引き出された、前記受光素子から電気信号を取り出すための受信用端子と、前記発光素子の直下付近に前記裏面から突出して設けられ、スルーホールを介して前記発光素子に接続された、前記発光素子に電気信号を供給するための送信用端子と、を有し、前記実装面の一辺に対向する辺のみに前記光信号の入出力口が設けられたこと有する光モジュールである。
また第の発明は、第の発明において、前記発光素子は、前記実装面の一辺に対向する辺の近傍に設けられるものである。
また、第の発明は、第1または2の発明において、前記受光素子、前記発光素子、前記受信用端子、および前記送信用端子の組が、それぞれ略同一の構成で、前記受信用端子の配置方向に沿って前記基体に複数並べられてなるものである。
また第の発明は、第1から3のいずれかの発明において、前記基体と前記受光素子と前記発光素子とは、光ファイバが接続される光ファイバ接続部を備えたパッケージに収容され、前記発光素子および前記受光素子と前記光ファイバ接続部とは、前記基体の実装面に実装された光導波路によって接続されるものである。
また第の発明は、導電層が絶縁層に挟まれてなる基板と、前記基板に実装された第1から4のいずれかの発明に係る光モジュールと、前記光モジュールと同一面に実装され、前記受光素子から出力される電気信号を増幅および整形する増幅回路と、前記光モジュールが実装された面の裏面に実装され、前記発光素子に電気信号を供給する駆動回路と、を有する光通信用送受信回路である。
本発明によれば、受信用端子を基体の端部から引き出すので、受信信号配線のインピーダンス整合を容易化することができる。また、送信用端子を発光素子の直下付近に設け、スルーホールを介して発光素子と接続するので、送信信号配線の長さが短くなる。このため、送信信号配線によるインダクタンスを抑えることができ、送信光波形の歪みを軽減することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る光モジュールおよびそれを用いた光通信用送受信回路についての好適な実施形態を第1の実施形態から第3の実施形態に分けて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る光モジュールの構成を示す外観斜視図である。図1には、1芯WDM双方向用の光モジュール100が示されている。ただし、本発明に係る光モジュールは、1芯単方向の光ファイバが2本接続されるものであってもよい。
図1において、光モジュール100は、略長方形の基体であるパッケージキャビティ(以下、キャビティと称する)1を有する。このキャビティ1の一つの辺には、外部の光ファイバFと接続される光ファイバ接続部2が設けられている。また、キャビティ1の実装面1Aには、光ファイバFから入力された光信号を受光する受光素子であるPD3と、光ファイバFに出力される光信号を発生させる発光素子であるLD4とが実装されている。本実施形態では、LD4は、光ファイバ接続部2が設けられている辺の近傍に設置されている。PD3およびLD4は、実装面1Aに実装された光導波路5によって、光ファイバ接続部2と接続されている。本実施形態では、1芯双方向通信なので、光導波路5の経路中に上り下りの光信号を分離するためのWDMフィルタ6が設置されている。ただし、1芯単方向の光ファイバが2本接続される光モジュールでは、WDMフィルタ6は省略可能である。
これらの他に、キャビティ1の実装面1Aには、PD3から出力される電気信号を増幅するためのプリアンプ7や、LD4から出力された光信号の強度を検出するモニタ用PD8が実装されている。ただし、プリアンプ7やモニタ用PD8は省略可能である。例えば、PD3の光電変換効率が高い場合にはプリアンプ7は省略されてもよく、LD4の発光特性が安定している場合にはモニタ用PD8は省略されてもよい。
受信に関係する受信側端子9は、バタフライ型のリード端子であり、キャビティ1の端部から引き出されている。本実施形態では、光ファイバ接続部2が設けられた辺に対向する辺のみから引き出されている。ここで、受信側端子9には、PD3と外部の電源(不図示)とを接続するためのPD用電源端子9a、プリアンプ7と外部の電源(不図示)とを接続するためのプリアンプ用電源端子9b、PD3から外部に電気信号を取り出すための一対の受信用端子9c、9d、および接地用端子9eが含まれる。PD用電源端子9a、プリアンプ用電源端子9b、および受信用端子9c、9dは、実装面1Aの表面に沿って配され、リードメタルによって、PD3やプリアンプ7と接続されている。
図2は、本実施形態に係る光モジュール100の送信側の配線を示す断面図である。図2において、送信に関係する送信側端子10は、キャビティ1の裏面1Bから突出して設けられている。ここで、送信側端子10には、モニタ用PD8と外部のLD駆動回路(不図示)とを接続するための一対のモニタ用端子10a、10b、ならびに、LD4と外部のLD駆動回路とを接続するための一対の送信用端子10c、10dが含まれる。モニタ用端子10a、10bは、モニタ用PD8の直下付近に設けられ、送信用端子10c、10dは、LD4の直下付近に設けられている。また、一対のモニタ用端子10a、10bは、キャビティ1の厚さ方向に設けられたスルーホール1a、1bを介してモニタ用PD8に接続されており、一対の送信用端子10c、10dは、スルーホール1c、1dを介してLD4に接続されている。
上記の光モジュール100は、図1の矢線Xにより示される実装方向でプリント基板等に実装される。
以下、上記構成を有する光モジュール100の動作手順について簡単に説明する。
まず、送信時の動作について説明する。LD4には、外部のLD駆動回路から送信用端子10c、10dを介して電気信号が供給される。LD4は、供給された電気信号に応じて発光し、LD4から出力された光信号は、光導波路5を通って光ファイバFに出力される。なお、モニタ用PD8はLD4の出力光を電気信号に変換し、この電気信号をLD駆動回路に出力する。LD駆動回路は、モニタ用PD8から受信した電気信号に応じてLD4に供給する電気信号を調節する。
つぎに、受信時の動作について説明する。光ファイバFから光ファイバ接続部2に入射した光信号は、光導波路5を通ってPD3に入射する。PD3は、入射した光信号を電気信号に変換し、この電気信号をプリアンプ7に出力する。プリアンプ7は、PD3から受信した電気信号を増幅し、増幅された電気信号を受信用端子9c、9dを介して外部に出力する。
本実施形態に係る光モジュール100によれば、以下の効果が得られる。
(イ)受信用端子9c、9dをキャビティ1の端部から引き出すので、受信用端子9c、9dの両側に接地用の端子を配置するなどしてコプレーナ構造をとることが可能になり、外部回路との接続におけるインピーダンスの整合を容易化することができる。
(ロ)送信用端子10c、10dをLD4の直下付近に配置し、送信用端子10c、10dとLD4とをスルーホール1c、1dを介して接続するので、送信用端子10c、10dとLD4との間の配線長を短くすることができる。これにより、送信用端子10c、10dとLD4との間の配線によるインダクタンスを低減でき、送信光波形の波形歪みを抑えることができる。
(ハ)受信用端子9c、9dが設けられた辺に対向する辺の近傍にLD4を実装するので、送信用端子10c、10dと受信用端子9c、9dとの間隔を長くすることができ、互いの電気信号のアイソレーションを確保することができる。
(ニ)図3に本実施形態に係る光モジュール100が多チャネル実装される場合の配置例を示す。図3から分かるように、受信側端子9はキャビティ1のある一つの辺hにのみ存在し、辺hに対向する辺iにのみ光ファイバ接続部2が存在するので、その他の両側の辺j、kには端子等が存在しない。このため、光モジュール100の両側の辺j、kに他の光モジュール100を近接させて実装することができ、高密度実装が可能となる。また、各々の光モジュール100の構成は同じなので、各チャネルの特性は均一となる。
(第2の実施形態)
本実施形態に係る光モジュールは、上記第1の実施形態に係る光モジュール100とほとんど同じであるので、第1の実施形態と共通する部分については、同一の符号を用いることとし、また、説明を省略することとする。
図4は、本実施形態に係る光モジュールの構成を示す外観斜視図である。図4に示される光モジュール200は、複数のチャネルが一つのパッケージに収容されたものである。具体的には、複数のチャネルに対応する複数の送受信部201〜204が、一つのキャビティ210に実装されている。ここで、複数の送受信部201〜204は、それぞれ、略同一の構成を有し、第1の実施形態に係る光モジュール100と同様の構成を有する。また、複数の送受信部201〜204は、受信側端子9の配置方向(矢線Y方向)に沿ってキャビティ210に並べられている。
本実施形態に係る光モジュール200によれば、上記の(イ)〜(ハ)の効果に加え、以下の効果が得られる。
(ホ)一つのキャビティ210に複数のチャネルに対応する複数の送受信部201〜204を実装するので、さらなる高密度実装が可能となる。
(ヘ)各送受信部201〜204の構成が略同一であるので、すなわち、PD3、LD4、受信用端子9c、9d、および送信用端子10c、10dの組がそれぞれ略同一の構成で並べられるので、チャネル間の特性が均一となる。
(第3の実施形態)
本実施形態に係る光通信用送受信回路は、上記第1または第2の実施形態に係る光モジュール100、200を用いたものであるので、第1または第2の実施形態と共通する部分については、同一の符号を用いることとし、また、説明を省略することとする。
図5は、本実施形態に係る光通信用送受信回路の構成を示す横断面図である。図5において、光通信用送受信回路300は、導電層312が絶縁層311、313に挟まれてなる基板である多層プリント基板310を有する。ここで、導電層312は、接地されている。
多層プリント基板310の表面310Aには、上記第1または第2の実施形態に係る光モジュール320が実装されている。さらに、この表面310Aには、光モジュール320のPD3から出力された電気信号を増幅および整形するポストアンプ回路330が実装されている。一方、裏面310Bには、送信用端子10c、10dの直近に、LD4に電気信号を供給するLD駆動回路340が実装されている。
光モジュール320の受信用端子9c、9dは、表面310A上の配線パターンを介して、ポストアンプ回路330と接続されている。一方、送信用端子10c、10dは、多層プリント基板310の厚さ方向に設けられたスルーホールを通って裏面310Bから突出し、裏面310B上の配線パターンを介して、LD駆動回路340と接続されている。
本実施形態に係る光通信用送受信回路によれば、上記(イ)〜(ヘ)の効果に加えて、以下の効果が得られる。
(ト)接地された導電層312を挟んで、ポストアンプ回路330を表面310Aに実装し、LD駆動回路340を裏面310Bに実装するので、光通信用送受信回路300全体として送信と受信のアイソレーションを確保しつつ、高密度実装を実現することができる。
(ト)LD駆動回路340を送信用端子10c、10dの直近に配置するので、LD駆動回路340からLD4までの距離を短くすることができる。これにより、LD駆動回路340からLD4までの配線のインダクタンスを低減できる。
以上、本発明を実施するための最適な形態を示したが、本発明は上記の形態に限定されないことは言うまでもない。
第1の実施形態に係る光モジュールの構成を示す外観斜視図である。 第1の実施形態に係る光モジュールの送信側の配線を示す断面図である。 第1の実施形態に係る光モジュールが多チャネル実装される場合の配置例である。 第2の実施形態に係る光モジュールの構成を示す外観斜視図である。 第3の実施形態に係る光通信用送受信回路の構成を示す横断面図である。 光通信に用いられる一般的な光送受信回路の構成図である。 DIP構造を有する光モジュールの構成を示す外観斜視図である。 PGA構造を有する光モジュールの構成を示す外観斜視図である。
符号の説明
100 光モジュール
1 パッケージキャビティ(キャビティ)
1A 実装面
1B 裏面
1a、1b、1c、1d スルーホール
2 光ファイバ接続部
3 PD
4 LD
5 光導波路
6 WDMフィルタ
7 プリアンプ
8 モニタ用PD
9 受信側端子
9a PD用電源端子
9b プリアンプ用電源端子
9c、9d 受信用端子
9e 接地用端子
10 送信側端子
10a、10b モニタ用端子
10c、10d 送信用端子
F 光ファイバ
200 光モジュール
201〜204 送受信部
210 キャビティ
300 光通信用送受信回路
310 多層プリント基板
310A 表面
310B 裏面
311、313 絶縁層
312 導電層
320 光モジュール
330 ポストアンプ回路
340 LD駆動回路

Claims (5)

  1. 実装面とその裏面とを備える略直方体の基体と、
    前記実装面に実装され、外部から入力された光信号を受光する受光素子と、
    前記実装面に実装され、外部に出力される光信号を発生させる発光素子と
    前記基体の端部における前記実装面の一辺から引き出された、前記受光素子から電気信号を取り出すための受信用端子と、
    前記発光素子の直下付近に前記裏面から突出して設けられ、スルーホールを介して前記発光素子に接続された、前記発光素子に電気信号を供給するための送信用端子と、
    を有し、
    前記実装面の一辺に対向する辺のみに前記光信号の入出力口が設けられた
    ことを特徴とする光モジュール。
  2. 前記発光素子は、前記実装面の一辺に対向する辺の近傍に設けられることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記受光素子、前記発光素子、前記受信用端子、および前記送信用端子の組が、それぞれ略同一の構成で、前記受信用端子の配置方向に沿って前記基体に複数並べられてなることを特徴とする請求項1または2に記載の光モジュール。
  4. 前記基体と前記受光素子と前記発光素子とは、光ファイバが接続される光ファイバ接続部を備えたパッケージに収容され、
    前記発光素子および前記受光素子と前記光ファイバ接続部とは、前記基体の実装面に実装された光導波路によって接続されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光モジュール。
  5. 導電層が絶縁層に挟まれてなる基板と、
    前記基板に実装された請求項1から4のいずれかに記載の光モジュールと、
    前記光モジュールと同一面に実装され、前記受光素子から出力される電気信号を増幅および整形する増幅回路と、
    前記光モジュールが実装された面の裏面に実装され、前記発光素子に電気信号を供給する駆動回路と、
    を有することを特徴とする光通信用送受信回路。
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