JP4136568B2 - 設計方法、設計装置及び設計プログラム - Google Patents

設計方法、設計装置及び設計プログラム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、設計方法、設計装置及び設計プログラムに係り、特に予め定められた部品を用いて建築物の設計を行う設計方法、設計装置及び設計プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、住宅などの建築設計を行う場合は、CAD(Computer Aided Design)を用いて行うことが一般的である。
【0003】
例えば、CADを用いて、住宅の設計を行う設計担当者は、予め定められている住宅設計用の部品を画面に配置し、設計図を作成していた。また、設計担当者は、作成した設計図を基に、住宅の建築に必要な建築部品を算出していた。
【0004】
特許文献1には、設計図を基に建築部品情報を抽出して、各建築部品の数量を求める方法が記載されている。
【0005】
一方、建築部品の発注を行う担当者は、設計段階において算出された建築部品の数量を基に、建築部品の発注を行っていた。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−357075号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法では、作成した設計図から、建築部品の工程情報を抽出することができないため、各工程ごとに建築部品を集計することができなかった。また、このため、建築部品から各工程の日数を算出し、各工程ごとに算出した建築部品を、各工程ごとに適切な日時に発注することもできなかった。
【0008】
したがって、建築部品の発注担当者は建築部品の発注時期を、勘や経験に依存して行わなければならない問題があった。
【0009】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、施工に用いる建築部品を各工程ごとに集計し、各工程の日数を算出することができる設計方法、設計装置及び設計プログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記問題を解決するため、請求項1記載の発明は、予め定められた部品を用いて建築物の設計を行うコンピュータにおける設計方法であって、ユーザに、建築物の設計に用いる部品を選択させる部品選択段階と、部品選択段階で選択、配置された部品の設計図面上での位置座標を含む部品情報を作成する部品情報作成段階と、予め定められた工程情報を、前記部品選択段階において選択された部品と関連付ける工程情報関連付け段階と、部品情報及び前記工程情報に基づいて、工程毎に順次に設計図面を作図し、組み立て工程をシミュレーションする作図段階と、ユーザに工程情報を変更させる工程情報変更段階と、部品情報及び工程情報に基づいて、設計の際に用いられる部品の情報を工程別に取得して、集計し、各工程ごとに部品を発注する部品発注段階とを有することを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、工程情報を関連付けた部品を用いて建築物の設計を行うことができる。
【0013】
また、本発明によれば、予め定められた工程情報を変更することができる。
【0014】
また、請求項記載の発明は、前記工程情報関連付け段階の後に、前記選択された部品を親部品とし、前記親部品を、前記親部品を構成する子部品に、前記親部品の工程情報を引き継いで展開する部品展開段階を更に有することを特徴とする。
【0015】
請求項記載の発明によれば、親部品から子部品へと工程情報を引きついで、部品展開を行うことができる。
【0016】
また、請求項記載の発明は、前記親部品に工程情報が設定されていない場合は、予め定められた工程情報を、前記子部品に設定することを特徴とする。
【0017】
請求項記載の発明によれば、親部品に工程情報が設定されていない場合でも、部品展開の際に、子部品に工程情報を設定することができる。
【0018】
また、請求項記載の発明は、前記部品展開段階の後に、各部品に設定された工程情報を基に、各工程ごとの部品の数量を算出する部品数量算出段階と、予め定められた工程情報から、各工程ごとの所要日数を算出する所要日数算出段階とを有することを特徴とする。
【0019】
請求項記載の発明によれば、各工程ごとに部品の数量を算出して、標準の工程情報から各工程ごとの所要日数を算出することができる。
【0020】
また、請求項記載の発明は、前記所要日数算出段階において、前記部品に所要日数が設定されている場合は、各部品に設定されている所要日数と、前記部品数量算出段階において算出した各工程ごとの部品の数量とを基に、各工程ごとの所要日数を算出することを特徴とする。
【0021】
請求項記載の発明によれば、部品に設定された所要日数と、各工程ごとの部品の数量とを基に、各工程ごとの所要日数を算出することができる。
【0022】
請求項6記載の発明は、前記所要日数算出段階の後に、算出された工程別の所要日数を基に、各工程別の実際の施工予定日を算定する施工予定日算定段階と、前記施工予定日算定手段において算定された各工程別の実際の施工予定日を基に、各工程別に集計した部品の発注を行う発注段階とを更に有することを特徴とする。
【0023】
請求項記載の発明によれば、工程ごとの施工予定日を算定して、実際の施工予定日に合わせて適切な部品の発注を行うことができる。
【0026】
また、請求項記載の発明は、予め定められた部品を用いて建築物の設計を行う設計装置であって、ユーザに、建築物の設計に用いる部品を選択させる部品選択手段と、部品選択段階で選択、配置された部品の設計図面上での位置座標を含む部品情報を作成する部品情報作成手段と、予め定められた工程情報を、前記部品選択手段において選択された部品と関連付ける工程情報関連付け手段と、部品情報及び工程情報に基づいて、工程毎に順次に設計図面を作図し、組み立て工程をシミュレーションする作図手段と、ユーザに工程情報を変更させる工程情報変更段階と、部品情報及び工程情報に基づいて、設計の際に用いられる部品の情報を工程別に取得して、集計し、各工程ごとに部品を発注する部品発注手段とを有することを特徴とする。
【0027】
請求項記載の発明によれば、工程情報を関連付けた部品を用いて建築物の設計を行うことができる設計装置を提供することができる。
【0028】
また、請求項記載の発明は、ユーザに、建築物の設計に用いる部品を選択させる部品選択手順と、部品選択段階で選択、配置された部品の設計図面上での位置座標を含む部品情報を作成する部品情報作成手順と、予め定められた工程情報を、部品選択手順において選択された部品と関連付ける工程情報関連付け手順と、部品情報及び工程情報に基づいて、工程毎に順次に設計図面を作図し、組み立て工程をシミュレーションする作図手順と、ユーザに工程情報を変更させる工程情報変更段階と、部品情報及び工程情報に基づいて、設計の際に用いられる部品の情報を工程別に取得して、集計し、各工程ごとに部品を発注する部品発注手順とをコンピュータに実行させるための設計プログラムであることを特徴とする。
【0029】
請求項記載の発明によれば、工程情報を関連付けた部品を用いて建築物の設計を行うプログラムを提供することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0031】
図1は、本発明の実施の形態における設計装置1の一例の全体構成を示す。図1の構成図では、説明に必要な構成を表し、説明に必要の無い構成を省略してある。以下の図においても同様である。
【0032】
図1に示されるように、設計装置1は、ディスプレイ2と、コンピュータ3と、キーボード4と、マウス5とにより構成されている。
【0033】
ディスプレイ2は、ユーザの入力によって描画された設計図面などを表示する。コンピュータ3は、設計装置1全体の制御を行っている。また、キーボード4及びマウス5は、各種操作信号をコンピュータ3に入力する。
【0034】
以下、設計装置1のハードウェア構成を、図2を用いて説明する。図2は、設計装置の一例のハードウェア構成図である。
【0035】
図2に示されるハードウェア構成は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置10と、表示装置11と、ドライブ装置12と、記録媒体13と、補助記憶装置14と、メモリ装置15と、演算処理装置16と、インターフェース装置17と、データベース(以下、DBという)18とから構成されている。
【0036】
入力装置10は、設計装置1の利用者が操作するキーボード4及びマウス5などで構成され、コンピュータ3に各種操作信号を入力するために用いられる。
【0037】
表示装置11は、設計装置1の利用者が操作するディスプレイ2などで構成され、ユーザに対する設計のための部品を表示したり、ユーザによって設計された設計図などを表示する。
【0038】
インターフェース装置17は、コンピュータ3をネットワークに接続するためのインターフェースである。
【0039】
予め定められた部品を用いて設計を行う設計プログラムは、例えばCD−ROMなどの記録媒体13によってコンピュータ3に提供されるか、ネットワークを通じてダウンロードされる。記録媒体13は、ドライブ装置12にセットされ、データやプログラムが記録媒体13からドライブ装置12を介して補助記憶装置14にインストールされる。
【0040】
補助記憶装置14は、データや設計プログラムを格納すると共に、必要なファイルなどを格納する。メモリ装置15は、コンピュータの起動時に補助記憶装置14から設計プログラムを読み出して格納する。演算処理装置16は、メモリ装置15に読み出され、格納された設計プログラムに従って処理を実行する。なお、以下においては、設計プログラムが処理を行うものとして説明をする。
【0041】
DB18は、設計に必要な情報、例えば後述する部品情報DB30や、部品展開情報DB31、標準工程情報DB32、実工程情報DB33などを格納する。
【0042】
以下、設計図面の作図を行う設計図面作図処理の一例を、図3を用いて説明する。図3は、設計図面作図処理の一例のフローチャートである。
【0043】
ステップS10では、設計プログラムが、ユーザによって指定された入力部品の情報を取得する。例えば、ユーザが、家の設計を行おうとして、予め定義されている家の部品の一つである「柱」を部品選択エリア(図示せず)などから選択した場合、設計プログラムは、ユーザによって部品「柱」が選択された旨の情報を取得する。
【0044】
ステップS10に続いて、ステップS11に進み、設計プログラムは、部品に予めデェフォルトで設定された工事区分、工程番号、詳細工程番号、施工順位などの工程情報を後述する部品情報DB30から取得する。ただし、施工順位は、部品の入力順に部品に設定するようにしてもよい。
【0045】
ステップS11に続いて、ステップS12に進み、設計プログラムは、ユーザが、ステップS10において選択した部品に対して工程情報を入力したかどうかを判定する。入力したと判定すると(ステップS12においてYES)、ステップS13に進み、入力されていないと判定すると(ステップS12においてNO)、ステップS14に進む。例えば、ユーザが部品を選択して、属性設定エリア(図示せず)などで選択した部品に工程情報を入力した場合、設計プログラムは、部品に対して工程情報が入力されたと判定する。
【0046】
ステップS13では、ユーザによって入力された工程情報を、設計プログラムが取得する。例えば、ユーザは、ステップS10において家の部品の一つである「柱」を選択した後、前記属性設定エリアにおいて、部品「柱」の属性の一つである工事区分、工程番号、詳細工程番号、施工順位などの工程情報を入力する。設計プログラムは、ユーザによって、入力された工事区分、工程番号、詳細工程番号、施工順位などの工程情報を取得する。
【0047】
ステップS14では、設計プログラムは、部品の位置座標情報を取得する。例えば、ユーザが、図形入力領域(図示せず)において、ステップS10において選択し、ステップS13で工程情報を設定した部品の配置を行った場合、設計プログラムは、ユーザが配置した部品の座標の情報を取得する。
【0048】
ステップS14に続いて、ステップS15に進み、設計プログラムは、ステップS10において取得した部品の情報や、ステップS13において取得した部品の工程情報や、ステップS14において取得した部品の位置座標などを後述する部品情報DB30に登録した後、部品の作画を行う。
【0049】
上述した如く、設計の段階において、部品に工事区分、工程番号、詳細工程番号、施工順位などの工程情報を設定することができるため、設計時点で、部品の工程別の表示を行い、各工程別に施工に必要な部品を確認することができる。
【0050】
図4に、部品情報DB30の一例を説明するための図を示す。部品情報DB30は、部品コード、部品ID、開始日、終了日、工事区分、工程番号、詳細工程番号、施工順位、座標情報などを項目名として含む。
【0051】
部品コードには、設計図面の作図に用いた各部品の識別情報が格納される。部品IDには、部品の識別子が格納される。
【0052】
また、開始日、終了日には、各部品の施工予定開始日及び施工予定終了日が格納される。工事区分には、部品が用いられる工事区分が格納される。
【0053】
また、工程番号には、部品が用いられる工程の番号が格納される。詳細工程番号は、各工程内での、より詳細な工程の番号が格納される。
【0054】
また、施工順位は、部品の施工順位が格納される。座標情報には、設計図面の作図に用いた各部品の座標が格納される。
【0055】
以下、部品展開を行って、設計に用いた部品を親部品として、親部品を構成する子部品へと、工程情報を引き継いで展開する部品展開処理の一例を、図5を用いて説明する。図5は、部品展開処理の一例のフローチャートである。
【0056】
ステップS20では、設計プログラムが、部品展開情報DB31から、部品展開に係る情報を読み込む。
【0057】
図6に、部品展開情報DB31を説明するための図を示す。部品展開情報DB31は、親部品コードと、子部品コードと、展開方法と、展開プログラム名と、子部品工事区分と、子部品工程番号と、子部品詳細工程番号と、子部品施工順位と、子部品発注方法と、子部品発生数とを項目名として含む。
【0058】
親部品コードには、親部品の識別情報が格納される。子部品コードには、親に付随して生成される子部品の識別情報が格納される。
【0059】
展開方法には、部品展開を行う方法が格納される。展開プログラム名には、部品展開を行うプログラム名が格納される。
【0060】
子部品工事区分には、子部品が用いられる工事区分の識別情報が格納される。子部品工程番号には、子部品が用いられる工程の番号が格納される。
【0061】
子部品詳細工程番号には、子部品が用いられる各工程内での、より詳細な工程の番号が格納される。子部品施工順位には、子部品の施工順位が格納される。
【0062】
子部品発生方法には、子部品の発生方法が格納される。子部品発生数には、子部品を発生させる数量が格納される。
【0063】
ステップS20に続いて、ステップS21に進み、設計プログラムは、部品展開情報DB31より取得した部品展開を行う部品展開プログラムに、対象となる親部品の部品展開を行わせる。部品展開プログラムは、部品展開情報DB31より取得した親の部品コードを基に、部品情報DB30より、対象となる親部品の情報を取得する。
【0064】
ステップS21に続いて、ステップS22に進み、部品展開プログラムは、ステップS21において取得した親部品の情報の中に、親部品の工程情報が含まれているかどうかを判定する。親部品の工程情報が含まれていると判定すると(ステップS22においてYES)、ステップS23に進み、含まれていないと判定すると(ステップS22においてNO)、ステップS24に進む。
【0065】
ステップS23では、部品展開プログラムは、親部品の工程情報を子部品の設定し、処理を終了する。
【0066】
ステップS24では、部品展開プログラムは、部品展開情報DB31に格納されている子部品の工程情報を取得して、設定し、処理を終了する。
【0067】
一般のCADの部品展開においては、同じ部品であれば、違う工程の部品であっても、同じものとして部品展開される。しかしながら、本発明の設計装置1の部品展開においては、設計段階において各部品に対して、工程情報を設定できるため、同じ部品であっても、異なる工程の部品であれば、異なるものとして部品展開される。
【0068】
以下、親部品及び/又は子部品に設定された工程情報を基に、工程ごとの施工スケジュールを作成して、部品を発注するまでの一例の処理を、図7を用いて説明する。図7は、施工スケジュール作成、部品発注処理の一例のフローチャートである。
【0069】
ステップS30では、設計プログラムが、部品情報DB30より、設計の際に用いられた部品の数量の情報などを、工程別に取得して、集計する。
【0070】
ステップS30に続いて、ステップS31に進み、設計プログラムは、ステップS30において集計した工程別の各部品に部品単位の施工の所要日数が設定されている場合は、集計した数量から各工程の施工の所要日数などを算出する。また、設計プログラムは、ステップS30において集計した工程別の部品の中に部品単位の施工の所要日数が設定されていない部品がある場合は、該部品の関係する工程の標準所要日数などを、後述する標準工程情報DB32より、取得する。
【0071】
ステップS31に続いて、ステップS32に進み、設計プログラムは、ステップS30において算出した各工程ごとの所要日数から、実際の工事の施工日数を算定して、後述する実工程情報DB33に格納する。また、設計プログラムは、実工程情報DB33に格納した実際の工程の開始日や所要日数の情報を基に、部品情報DB30に格納されている各部品の開始日及び終了日の値を書き換える。
【0072】
ステップS32に続いて、ステップS33に進み、設計プログラムは、ステップS32において算定した実際の工事の施工日数を基に、各工程ごとの部品を発注する。
【0073】
工程の実際の工事開始日がわかれば、発注した部品の納品までのラグタイムを考慮することにより、時間間隔に無駄のない工程単位ごとの部品の発注が可能となる。
【0074】
図8に、標準工程情報DB32の一例を説明するための図を示す。標準工程情報DB32は、標準開始日、標準終了日、工程ID,工事区分、工程番号、詳細工程番号、前工程ID、ラグタイム・リードタイム、所要日数区分、所要日数などを項目名として含む。
【0075】
標準開始日には、工程の標準の開始日が登録されており、標準終了日には、工程の標準の終了日が格納される。
【0076】
工程IDには、各工程に個別に付された識別子が格納される。工事区分には、部品が用いられる工事区分が格納される。
【0077】
工程番号には、工程の番号が格納される。詳細工程番号には、各工程内での、より詳細な工程の番号が格納される。
【0078】
前工程IDには、本工程の前の工程の識別子が格納される。ラグタイム・リードタイムには、本工程の前の工程へのラグタイムと、リードタイムとが格納される。
【0079】
所要日数区分には、工程の日数と、詳細工程の日数と、部品単位の日数とが格納される。所要日数には、工程の所要日数が格納される。
【0080】
図9に、実工程情報DB33の一例を説明するための図を示す。実工程情報DB33は、開始日と、終了日と、工程IDと、工事区分と、工程番号と、詳細工程番号と、所要日数区分と、所要日数とを項目名として含む。
【0081】
開始日には、各工程の実際の工事の開始日が格納される。終了日には、各工程の実際の工事の終了日が格納される。
【0082】
工程IDには、各工程に個別に付された識別子が格納される。工事区分には各工程の工事区分が格納される。
【0083】
工程番号には、各工程の番号が格納される。詳細工程番号には、各工程内の、より詳細な工程の番号が格納される。
【0084】
所要日数区分には、工程の日数と、詳細工程の日数と、部品単位の日数とが格納される。所要日数には、工程の所要日数が格納される。
【0085】
以下、部品の組み立てを行うアニメーションを表示する処理について図10を用いて説明する。各部品には、工程情報又は工程情報から得られる各部品の施工開始日付が設定されているため、設計プログラムは、部品の組み立てをアニメーションで表示することができる。
【0086】
図10は、部品の組み立て処理をアニメーション表示させる一例のフローチャートである。
【0087】
ステップS40では、設計プログラムは、部品情報DB30から部品の情報を取得する。例えば、設計プログラムは、ある住宅の建築に係わる全ての部品の情報を部品情報DB30より取得する。
【0088】
ステップS40に続いて、ステップS41に進み、設計プログラムは、ステップS40で部品情報DB30より取得した部品を、部品に設定されてある工程情報順又は工程情報などから得られる各部品の施工開始日付順に並べる。
【0089】
ステップS41に続いて、ステップS42に進み、設計プログラムは、ステップS40において取得した部品の工事期間の情報から、アニメーションで表示する時間を算出する。例えば、工程1の実際の工事期間が2日、工程2の実際の工事期間が5日、工程3の工事期間が10日などと設定されており、全体工程が200日であった場合、設計プログラムは、全体工程200日を20秒のアニメーションで表示するなどとして、工程1の表示時間を0.2秒、工程2の表示時間を0.5秒、工程3の表示時間を1秒などと算出する。
【0090】
ステップS42に続いて、ステップS43に進み、設計プログラムは、ステップS42で算出した表示時間に基づいて、ステップS42において並べた順番で工程別又は部品別にアニメーションを画面に表示する。
【0091】
図11に、アニメーション表示の一例を説明するための図を示す。図11に示すが如く、各部品には、工程情報又は工程情報などから得られる各部品の施工開始日が設定されているため、設計プログラムは、工事現場での状況をコンピュータ上に再現させることができる。したがって、もし設計段階において問題があった場合は、部品の発注及び実際の工事の作業前に問題を把握し、修正することができる。
【0092】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、施工に用いる部品を各工程ごとに集計し、各工程の日数を算出することができる設計方法、設計装置及び設計プログラムを提供することができる。
【0093】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のおける設計装置の一例の全体構成図である。
【図2】設計装置の一例のハードウェア構成図である。
【図3】図面作図処理の一例のフローチャート。
【図4】部品情報DBの一例を説明するための図である。
【図5】部品展開処理の一例のフローチャート。
【図6】部品展開情報DBを説明するための図である。
【図7】実施工予定日算定、部品発注処理一例のフローチャート。
【図8】標準工程情報DBの一例を説明するための図である。
【図9】実工程情報DBの一例を説明するための図である。
【図10】部品の組み立て処理をアニメーション表示させる一例のフローチャート。
【図11】アニメーションの表示の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 設計装置
2 ディスプレイ
3 コンピュータ
4 キーボード
5 マウス
10 入力装置
11 表示装置
12 ドライブ装置
13 記録媒体
14 補助記憶装置
15 メモリ装置
16 演算処理装置
17 インターフェース装置
18 データベース(DB)
30 部品情報DB
31 部品展開情報DB
32 標準工程情報DB
33 実工程情報DB

Claims (8)

  1. 予め定められた部品を用いて建築物の設計を行うコンピュータにおける設計方法であって、
    ユーザに、建築物の設計に用いる部品を選択、配置させる部品選択段階と、
    前記部品選択段階で選択、配置された部品の設計図面上での位置座標を含む部品情報を作成する部品情報作成段階と、
    予め定められた工程情報を、前記部品情報作成部で部品情報が作成された部品と関連付ける工程情報関連付け段階と、
    前記部品情報及び前記工程情報に基づいて、工程毎に順次に設計図面を作図し、組み立て工程をシミュレーションする作図段階と、
    ユーザに前記工程情報を変更させる工程情報変更段階と、
    前記部品情報及び前記工程情報に基づいて、設計の際に用いられる部品の情報を工程別に取得して、集計し、各工程ごとに部品を発注する部品発注段階と
    を有することを特徴とする設計方法。
  2. 前記工程情報関連付け段階の後に、前記選択された部品を親部品とし、前記親部品を構成する子部品に、前記親部品の工程情報を引き継いで展開する部品展開段階を更に有することを特徴とする請求項1記載の設計方法。
  3. 前記部品展開段階において、前記親部品に工程情報が設定されていない場合は、予め定められた工程情報を、前記子部品に設定することを特徴とする請求項2記載の設計方法。
  4. 前記部品展開段階の後に、各部品に設定された工程情報を基に、各工程ごとの部品の数量を算出する部品数量算出段階と、
    予め定められた工程情報から、各工程ごとの所要日数を算出する所要日数算出段階と
    を有することを特徴とする請求項2又は3記載の設計方法。
  5. 前記所要日数算出段階において、前記部品に所要日数が設定されている場合は、各部品に設定されている所要日数と、前記部品数量算出段階において算出した各工程ごとの部品の数量とを基に、各工程ごとの所要日数を算出することを特徴とする請求項4記載の設計方法。
  6. 前記発注段階は、前記所要日数算出段階の後に、算出された工程別の所要日数を基に、各工程別の実際の施工予定日を算定する施工予定日算定段階と、
    前記施工予定日算定段階において算定された各工程別の実際の施工予定日を基に、各工程別に集計した部品の発注を行う発注段階と
    を更に有することを特徴とする請求項5又は6記載の設計方法。
  7. 予め定められた部品を用いて建築物の設計を行う設計装置であって、
    ユーザに、建築物の設計に用いる部品を選択させる部品選択手段と、
    前記部品選択段階で選択、配置された部品の設計図面上での位置座標を含む部品情報を作成する部品情報作成手段と、
    予め定められた工程情報を、前記部品選択手段において選択された部品と関連付ける工程情報関連付け手段と、
    前記部品情報及び前記工程情報に基づいて、工程毎に順次に設計図面を作図し、組み立て工程をシミュレーションする作図手段と、
    ユーザに前記工程情報を変更させる工程情報変更手段と、
    前記部品情報及び前記工程情報に基づいて、設計の際に用いられる部品の情報を工程別に取得して、集計し、各工程ごとに部品を発注する発注手段と
    を有することを特徴とする設計装置。
  8. ユーザに、建築物の設計に用いる部品を選択させる部品選択手順と、
    前記部品選択段階で選択、配置された部品の設計図面上での位置座標を含む部品情報を作成する部品情報作成手順と、
    予め定められた工程情報を、前記部品選択手順において選択された部品と関連付ける工程情報関連付け手順と
    前記部品情報及び前記工程情報に基づいて、工程毎に順次に設計図面を作図し、組み立て工程をシミュレーションする作図手順と、
    ユーザに前記工程情報を変更させる工程情報変更手順と、
    前記部品情報及び前記工程情報に基づいて、設計の際に用いられる部品の情報を工程別に取得して、集計し、各工程ごとに部品を発注する発注手順と、
    をコンピュータに実行させるための設計プログラム。
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