JP4133398B2 - Optical recording medium copying method capable of preventing unauthorized copying and optical recording medium capable of implementing the method - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不正コピーを防止できる光記録媒体のコピー方法およびその方法を実施できる光記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
昨今における情報量の増大により、パーソナルコンピュータのインフラにおいて高密度かつ高速で大量のデータ記録および再生が可能であるＣＤ−Ｒ／ＲＷドライブが標準装備となり普及してきている。これに伴いアプリケーションソフトウェアや音楽、画像（静止画、動画）、各種データなどの大容量のコンテンツは、ＣＤフォーマットの光ディスクで配布・販売されるのが一般的になってきた。
これらのコンテンツを保存したり、或いは個人として利用するために、ＣＤ−ＲやＣＤ−ＲＷ等の記録用光記録媒体にコピーすることでコンテンツのバックアップを行う方法が広く行われている。これによりコピー元である光記録媒体（コピー元媒体）そのものや必要情報の記録部分が破損した場合でも、コンテンツをバックアップした光記録媒体を再生することでコピー元媒体に含まれていたコンテンツと同様のものを容易に再現することができる。またコピー元媒体中の全コンテンツを取捨選択し、個人が必要とするコンテンツだけを抽出し編集して保存することができるため、情報の利用や管理を効率よく行うことができる。
【０００３】
しかしコピー先光記録媒体（コピー先媒体）へコンテンツのバックアップを取ることは、記録用アプリケーションを使用することで容易にできるため、上記のような長所がある反面、不正なコピーによる著作権の侵害が深刻な問題となっている。特に、コピー元媒体からコピーされた光記録媒体を新たなコピー元媒体として使用し、別の光記録媒体へコピーする二次コピー、或いは同様の行為を繰り返す三次以降のコピーのように、不正なコピーが行われることがある。また、情報元であるコピー元媒体からのバックアップ（一次コピー）を行うことは、特にコピーを禁止する情報が含まれていない限り何回でも可能である。コピーを禁止する情報がコピー元媒体中に含まれていても、これを無視するソフトウェアにより不正なコピーが行われる場合もある。そして以上のような方法で得られた不正なコピー品が営利的に利用され、著作者の権利が保護されなくなっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、情報著作者の権利保護などのため、不正なコピーを防止でき、かつユーザーはバックアップなどの正規のコピーを行うことができる光記録媒体のコピー方法、および該コピー方法を実施できる光記録媒体の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、次の１）〜１６）の発明（以下、本発明１〜１６という）によって解決される。
１） コピー元媒体となる光記録媒体の記録内容を記録装置でコピー先媒体へコピーする場合において、コピー元媒体が所持するコピー元媒体判別用アプリケーション、コピー作成用アプリケーションおよびコピー先媒体動作用アプリケーションにより、コピー元媒体がオリジナルであるか否かを判別することを特徴とする光記録媒体のコピー方法。
２） コピー元媒体が所持するコピー作成用アプリケーションにより、コピー先媒体のＰＭＡに記録するコピー先媒体および記録装置に関する固有情報（ＩＤ）を取得し、これをコピー元媒体の記録内容およびコピー元媒体が所持するコピー先媒体動作用アプリケーションと共にコピー先媒体中のプログラムエリアに記録することを特徴とする１）記載の光記録媒体のコピー方法。
３） コピー先媒体を再生装置で再生する場合に、コピー先媒体動作用アプリケーションにより、ＰＭＡに記録されたＩＤとプログラムエリア中に記録されたＩＤとの照合が行われるように設定しておくことを特徴とする２）記載の光記録媒体のコピー方法。
４） コピー元媒体がコンテンツを含んでいる場合であって、コピー先媒体を再生装置で再生する場合に、コピー先媒体にコピーされたコンテンツを動作させるために、コピー先媒体動作用アプリケーションにより、ＰＭＡに記録されたＩＤとプログラムエリア中に記録されたＩＤとの照合が行われるように設定しておくことを特徴とする２）記載の光記録媒体のコピー方法。
５） コピー元媒体がハイブリッドディスクである場合に、コピー元媒体をコピーする度に、コピー元媒体に被コピーの履歴情報を記録することを特徴とする３）または４）記載の光記録媒体のコピー方法。
６） 被コピーの履歴情報が、コピーされた時間および／または期間であることを特徴とする５）記載の光記録媒体のコピー方法。
７） 被コピーの履歴情報が、コピーされた回数であることを特徴とする５）記載の光記録媒体のコピー方法。
８） コピー回数をカウントすることを特徴とする７）記載の光記録媒体のコピー方法。
９） １）記載の方法を実施するための、コピー元媒体判別用アプリケーション、コピー作成用アプリケーション、およびコピー先媒体動作用アプリケーションを所持することを特徴とする光記録媒体。
１０） ３）記載の方法を実施するための、ＰＭＡに記録されたＩＤとプログラムエリア中に記録されたＩＤとが一致した場合のみコピーされたコピー先媒体が有効となるようなＩＤ照合プログラムを有することを特徴とする９）記載の光記録媒体。
１１） ４）記載の方法を実施するための、ＰＭＡに記録されたＩＤとプログラムエリア中に記録されたＩＤとが一致した場合のみコピーされたコピー先媒体中のコンテンツが動作可能となるようなＩＤ照合プログラムを有することを特徴とする９）記載の光記録媒体。
１２） ５）記載の方法を実施するための、コピー元媒体に被コピーの履歴情報を記録するプログラムを有することを特徴とする１０）または１１）記載の光記録媒体。
１３） 被コピーの履歴情報が、コピーされた時間および／または期間であることを特徴とする１２）記載の光記録媒体。
１４） 被コピーの履歴情報が、コピーされた回数であることを特徴とする１２）記載の光記録媒体。
１５） 履歴情報に基づいて、被コピー回数に制限が設定されていることを特徴とする１２）〜１４）の何れかに記載の光記録媒体。
１６） 設定された所定の制限回数に達すると、以後バックアップ不可となるプログラムを有することを特徴とする１５）記載の光記録媒体。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下、上記本発明について詳しく説明する。
コピー元媒体となりうるＣＤフォーマットやＤＶＤフォーマット等の光記録媒体としては、記録情報が予め含まれているＲＯＭ領域のみからなるＲＯＭディスク或いはＲＯＭ領域と追記可能領域が１枚の光記録媒体上に共存しているハイブリッドディスクが挙げられる。これらのディスクは、まずガラス原盤へのフォトレジスト材料塗布、レーザー露光、現像、電鋳の各工程を経てスタンパを作製し、このスタンパを用いて一般的な方法で作製する。ＣＤフォーマットを例にして更に説明すると、ＣＤ−ＲＯＭディスクの場合には、ポリカーボネート基板にＡｌ反射層とアクリル樹脂保護層を積層させることで所望の光記録媒体が得られる。ハイブリッドディスクの場合には、追記可能領域への１回の記録が可能なＣＤ−Ｒ型では、ポリカーボネート基板上に有機色素記録層、Ａｌ反射層およびアクリル樹脂保護層を積層させることにより、また、追記可能領域での記録／消去が繰り返し可能なＣＤ−ＲＷ型では、ポリカーボネート基板上に無機誘電体保護層、無機相変化記録層、無機誘電体保護層、Ａｌ反射層およびアクリル樹脂保護層を積層させることにより所望の光ディスクが得られる。
【０００７】
上記光ディスクのＲＯＭ領域に含まれる記録情報は、アプリケーションソフトウェアや音楽、画像（静止画、動画）、各種データ等の大容量コンテンツが一般的である。これに対し本発明では、図１に一例を示したように、コピー元媒体（１）のＲＯＭ領域の構成として、コピー先媒体にコピー元媒体の情報をコピーするためのコピー作成用アプリケーション（Ｗ）を所持させ、このアプリケーション（Ｗ）を介してコピー元媒体のコピーができるように設定する。また同時に、コピー元媒体を判別するためのアプリケーション、即ちコピー元媒体判別用アプリケーション（Ａ１）およびコピー後にコピー先媒体が有効となるためのアプリケーション、即ちコピー先媒体動作用アプリケーション（Ａ２）も所持させる。図１に示すように、ＲＯＭ領域には必要に応じて、コピー元媒体中に所望のコピー対象情報＝コンテンツ（Ｃ）が含まれていてもよい。
【０００８】
通常、記録装置によってＣＤフォーマットディスクやＤＶＤフォーマットディスクに記録する場合、ディスクのプログラムエリアに必要な情報を記録するだけではなく、ディスクが持つＰＭＡ（プログラムメモリエリア）に記録装置およびディスクに関する固有の情報（以後、ＩＤという）を記録している。このため、記録装置により記録されたＩＤの有無により、コピー元媒体として使用している媒体がオリジナルであるかコピー品であるかを判別することが可能となる。
本発明では、この判別機能を含むアプリケーション（Ａ１）を光記録媒体に持たせることにより、以降行われる情報のコピーの正当性を判別し、不正コピーを防止することが可能となる。
【０００９】
更に、本発明では、コピー元媒体（１）中にあるコピー作成用アプリケーション（Ｗ）によってコピー対象情報（Ｃ）をコピーする場合に、該情報（Ｃ）と共に、コピー先媒体（２）のＰＭＡに記録されたＩＤ（Ｉ）をプログラムエリアに記録させる機能をコピー作成用アプリケーション（Ｗ）に含ませている。即ち、記録再生装置ではリードディスクインフォメーション（Ｒｅａｄ Ｄｉｓｃ Ｉｎｆｏ）コマンドの実行が可能なため、コピー元媒体（１）中に存在するコピー作成用アプリケーション（Ｗ）には、Ｒｅａｄ Ｄｉｓｃ Ｉｎｆｏコマンドによりコピー先媒体（２）に記録されたＩＤ（Ｉ）を取得し、これを同じコピー先媒体（２）のプログラムエリアにコピーして（Ｉ′として記録される）コピー先媒体を（２）′の状態とする機能を含めることを特徴としている。
【００１０】
また本発明では、コピー元媒体（１）から必要な情報をコピーすると同時に、コピー元媒体（１）の有する、コピー先媒体動作用アプリケーション（Ａ２）もコピーされ、コピー先媒体（２）′を再生装置にて再生する時に、このアプリケーション（Ａ２）を作動させることで、コピー先媒体（２）′が有効となる（記録再生可能となる）機能を所持させる。
即ち、コピー先媒体（２）′にコピーされたアプリケーション（Ａ２）には、コピー先媒体（２）′のＰＭＡに記録されたＩＤ（Ｉ）と、前記コピー作成用アプリケーションによりプログラムエリアに記録されたＩＤ（Ｉ′）とを照合し、照合の結果、二つのＩＤが一致した場合のみコピー先媒体が有効となる（記録再生可能となる）機能を所持させる。
このＰＭＡに記録されるＩＤ（Ｉ）はドライブ内で設定されるため、ＰＭＡに記録されたＩＤ（Ｉ）をコピー元媒体（１）の持つコピー作成用アプリケーション（Ｗ）によってコピー先媒体中のプログラムエリアに記録させる場合において、ユーザーが任意で設定することはできない。
【００１１】
また、上記の方法でコピーしたコピー先媒体（２）′をコピー元媒体として、別の記録可能なコピー先媒体（３）に対し、いわゆる二次コピーを行った場合、コピー元媒体とした一次コピー品（２）′のプログラムエリア中の情報はそのままコピーできても、ＰＭＡのＩＤ（Ｉ）まではコピーされない。即ち、二次コピー品（３）のＰＭＡには記録装置が新たに設定した任意のＩＤ（Ｉ″）が記録される。これがプログラムエリアにコピーされた一次コピー品（２）′のＩＤ（Ｉ′）と一致する確率は極めて低く、ＩＤ照合の結果により二次コピー品（３）中に記録された情報は無効となる（記録再生できない）。
【００１２】
コピー元媒体（１）中に予めコピー対象情報＝コンテンツ（Ｃ）が存在し、該＝コンテンツ（Ｃ）がアプリケーションソフト等のコンテンツ（Ｃ）である場合、前述のコピー先媒体動作用アプリケーション（Ａ２）を使用することで、コピー先媒体（３）にコピーされたコンテンツ（Ｃ）の動作制限を持たせることも可能である。
即ちコンテンツのコピーがなされたコピー先媒体（２）′を再生装置にて再生した場合、コピー元媒体（１）から必要なコンテンツ（Ｃ）と同時にコピーされたアプリケーション（Ａ２）を作動させることにより、コピー先媒体（２）′のコンテンツ（Ｃ）が動作する機能を所持させる。
具体的には、コピー先媒体（２）′にコピーされたアプリケーション（Ａ２）によって、コピー先媒体（２）′のＰＭＡに記録されたＩＤ（Ｉ）と、前記コピー作成用アプリケーション（Ｗ）によりプログラムエリアに記録されたＩＤ（Ｉ′）とを照合し、照合の結果、二つのＩＤが一致した場合のみコピー先媒体中のコンテンツ（Ｃ）も動作できるようにする。
【００１３】
また、上記の方法でコピーしたコピー先媒体（２）′をコピー元媒体として、別の記録可能なコピー先媒体（３）に対し、いわゆる二次コピーを行った場合、二次コピー品（３）のＰＭＡには記録装置が新たに設定した任意のＩＤ（Ｉ″）が記録されるため、プログラムエリアにコピーされた一次コピー品（２）′のＩＤ（Ｉ′）と一致する確率は極めて低く、ＩＤ照合の結果により二次コピー品（３）中に記録されたコンテンツ（Ｃ）は殆どの場合動作しない。また必要なコンテンツのみをコピーしても、コピー先にコピーされたコンテンツ（Ｃ）が動作するためにはＰＭＡとプログラムエリアの両方のディスクＩＤを照合する作業が必要なため、プログラムエリアにＩＤが存在しない二次コピー品（３）中のコンテンツ（Ｃ）は動作しない。
以上により、コピー品をコピー元媒体とする二次コピー以降の行為によって作成されたコピー品中の情報は無効とすることができる。即ち、一次コピーのコピー先媒体のＰＭＡに記録されるＩＤを、二次コピー以降におけるコピーガードとして使用することができ、不正なコピーを防止することが可能となる。
【００１４】
更に、コピー元媒体（１）として、１枚の光記録媒体中に各種コンテンツ等の情報を含んでいるＲＯＭ領域と、追記可能な記録領域の両方を所持しているハイブリッドディスク（１）′を使用している場合、前述のコピー動作前にコピー元媒体（１）′中に被コピーの履歴情報が記録される機能を持たせれば、コピー元媒体の被コピー履歴を管理するのに有効である。
この時、ハイブリッドディスクであるコピー元媒体（１）′中に記録される被コピーの履歴情報が、コピーされた時間および／または期間である場合、コピー元媒体に含まれる各種コンテンツ等の有効期限を設定することが可能となる。
また、ハイブリッドディスクであるコピー元媒体（１）′中に記録される被コピーの履歴情報がバックアップされた回数である場合、このバックアップ回数をカウントする機能を媒体中に所持させれば、コピーされたコンテンツ等の情報の管理に有効である。即ち、被コピー回数を記録しカウントすることにより、被コピー回数に対する各種コンテンツ使用の課金システムなどに使用することが可能となる。
【００１５】
上記のように、ハイブリッドディスクであるコピー元媒体（１）′に履歴情報として記録された被コピー回数をカウントすることは、一次コピーを無限に行うことを防止するのに効果的である。
即ち、一次コピー回数は、最大でもコピー元媒体であるハイブリッドディスクの記録領域に履歴情報が全面記録されるまでであるが、このコピー回数ｎに予め制限を持たせれば、ハイブリッドディスクの記録領域が全面記録される前に制限回数に達するように設定することができ、これによって、コピー元媒体（１）の一次コピー品（２）′が大量に作製されるのを防止することができる。
また、所定の制限回数ｎに達した時点で、以後のコピーにおけるコピー元媒体としての利用ができなくなるような機能を持たせれば、一次コピーを決められた回数だけしか行えないので、コピー品の作製量を更に低減させるのにより効果的である。また、一次コピーの回数を低減させることになるため、先に述べた、一次コピー品（２）′のＰＭＡに記録されるＩＤ（Ｉ）、即ちプログラムエリアに記録されるＩＤ（Ｉ′）が、この一次コピー品（２）′をコピー元媒体としてコピーした二次コピー品（３）のＰＭＡに記録されるＩＤ（Ｉ″）と一致する可能性を更に低減させることができる。
【００１６】
【発明の効果】
本発明１〜１６によれば、不正コピーの防止が可能な光記録媒体のコピー方法、及び該方法を実施可能な光記録媒体を提供できる。
本発明２、９によれば、コピー品のコンテンツのコピーが正規に行われたものかどうかを判別できる。
本発明３、１０によれば、二次コピー以降のコピー品を無効化し、不正コピーによる著作権侵害を防止することができる。
本発明４、１１によれば、二次コピー以降のコピー品中に存在するコンテンツの使用を不可能にし、不正コピーによる著作権侵害を防止することができる。
本発明５、１２によれば、光記録媒体のコピー履歴を管理することができる。
本発明６、１３によれば、光記録媒体に含まれる各種コンテンツ等の有効期限を設定することができる。
本発明７、１４によれば、コピーされたコンテンツ等の情報のコピー回数に対する課金などに使用することができる。
本発明８によれば、コピーされたコンテンツ等の情報を管理することができる。
本発明１５によれば、一次コピー品の枚数を制限にすることができる。
本発明１６によれば、一次コピー品の枚数を制限することができるのみならず、ＰＭＡのＩＤがそれぞれ同一の二次コピー品が作製される確率を更に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のコピー方法の流れを説明するための図。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical recording medium copying method capable of preventing unauthorized copying and an optical recording medium capable of implementing the method.
[0002]
[Prior art]
Due to the recent increase in the amount of information, CD-R / RW drives capable of recording and reproducing large amounts of data at high density and high speed in the infrastructure of personal computers have become standard equipment and have become widespread. Accordingly, it has become common to distribute and sell large-capacity contents such as application software, music, images (still images, moving images), and various data on CD format optical disks.
In order to store these contents or use them as an individual, a method of backing up contents by copying them to an optical recording medium such as a CD-R or CD-RW is widely used. As a result, even when the optical recording medium (copying source medium) itself as a copy source or the recording portion of necessary information is damaged, the optical recording medium backed up by the content is played back, and the content is the same as that contained in the copying source medium. Can be easily reproduced. Further, since all the contents in the copy source medium can be selected and only the contents required by the individual can be extracted, edited, and saved, information can be used and managed efficiently.
[0003]
However, it is easy to back up content to a copy destination optical recording medium (copy destination medium) by using a recording application. Therefore, although it has the above-mentioned advantages, infringement of copyright due to unauthorized copying Has become a serious problem. In particular, it is illegal to use an optical recording medium copied from the copy source medium as a new copy source medium, such as a secondary copy copied to another optical recording medium, or a tertiary or subsequent copy that repeats similar actions. A copy may be made. Further, it is possible to perform backup (primary copy) from the copy source medium as the information source any number of times as long as no information prohibiting copying is included. Even if information prohibiting copying is included in the copy source medium, illegal copying may be performed by software that ignores the information. Unauthorized copies obtained by the above method are used for profit, and the rights of authors are no longer protected.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention relates to a method for copying an optical recording medium capable of preventing unauthorized copying for the purpose of protecting the rights of an information writer and allowing a user to make a regular copy such as a backup, and a light capable of performing the copying method. The purpose is to provide a recording medium.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The above problems are solved by the following inventions 1) to 16) (hereinafter referred to as the
1) Copy source medium identification application, copy creation application, and copy destination medium operation application possessed by the copy source medium when the recording contents of the optical recording medium serving as the copy source medium are copied to the copy destination medium by the recording device To determine whether or not the copy source medium is an original.
2) The copy creation application possessed by the copy source medium acquires specific information (ID) related to the copy destination medium and the recording device to be recorded in the PMA of the copy destination medium, and the recorded information of the copy source medium and the copy source medium The method for copying an optical recording medium according to 1), wherein the program is recorded in a program area in the copy destination medium together with a copy destination medium operation application possessed by.
3) When the copy destination medium is played back by the playback device, the copy destination medium operation application is set so that the ID recorded in the PMA and the ID recorded in the program area are collated. 2. A method for copying an optical recording medium according to 2).
4) When the copy source medium contains content and the copy destination medium is played back by a playback device, the copy destination medium operation application is used to operate the content copied to the copy destination medium. 2. The method for copying an optical recording medium according to 2), wherein the ID recorded in the PMA and the ID recorded in the program area are collated.
5) When the copy source medium is a hybrid disk, the copy history information is recorded on the copy source medium every time the copy source medium is copied. Copy method.
6) The method for copying an optical recording medium according to 5), wherein the history information of the copy target is the time and / or period of the copy.
7) The method for copying an optical recording medium according to 5), wherein the history information of the copy target is the number of times of copying.
8) The method for copying an optical recording medium according to 7), wherein the number of times of copying is counted.
9) An optical recording medium having a copy source medium determination application, a copy creation application, and a copy destination medium operation application for performing the method described in 1).
10) An ID collation program for performing the method described in 3), in which the copied destination medium is valid only when the ID recorded in the PMA matches the ID recorded in the program area. 9) The optical recording medium according to 9).
11) The content in the copy destination medium that can be operated only when the ID recorded in the PMA and the ID recorded in the program area for executing the method described in 4) match. 9. The optical recording medium according to 9), comprising an ID verification program.
12) The optical recording medium according to 10) or 11), which has a program for recording history information of a copy target on a copy source medium for performing the method according to 5).
13) The optical recording medium according to 12), wherein the history information of the copy target is a copy time and / or period.
14) The optical recording medium according to 12), wherein the copy history information is the number of times of copying.
15) The optical recording medium according to any one of 12) to 14), wherein a limit is set on the number of times of copying based on history information.
16) The optical recording medium according to 15), further comprising a program that cannot be backed up after reaching a predetermined limit.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
As an optical recording medium such as a CD format or a DVD format that can be a copy source medium, a ROM disk or a ROM area that includes only a ROM area that includes recording information in advance and a recordable area coexist on one optical recording medium. Hybrid discs that can be used. These discs are manufactured by a general method using a stamper that is first subjected to the steps of applying a photoresist material to a glass master, laser exposure, development, and electroforming. The CD format will be further described as an example. In the case of a CD-ROM disc, a desired optical recording medium can be obtained by laminating an Al reflective layer and an acrylic resin protective layer on a polycarbonate substrate. In the case of a hybrid disc, in the CD-R type capable of recording once in the additionally recordable area, by laminating an organic dye recording layer, an Al reflective layer and an acrylic resin protective layer on a polycarbonate substrate, In the CD-RW type, which can be repeatedly recorded / erased in a recordable area, an inorganic dielectric protective layer, an inorganic phase change recording layer, an inorganic dielectric protective layer, an Al reflective layer, and an acrylic resin protective layer are laminated on a polycarbonate substrate. By doing so, a desired optical disk can be obtained.
[0007]
The recording information contained in the ROM area of the optical disc is generally large-capacity content such as application software, music, images (still images, moving images), and various data. On the other hand, in the present invention, as shown in FIG. 1, as a configuration of the ROM area of the copy source medium (1), a copy creation application (W for copying information of the copy source medium to the copy destination medium) ) And set so that the copy source medium can be copied via this application (W). At the same time, an application for discriminating the copy source medium, that is, an application for discriminating the copy source medium (A1) and an application for enabling the copy destination medium after copying, that is, an application for operating the copy destination medium (A2) are also carried. . As shown in FIG. 1, in the ROM area, desired copy target information = content (C) may be included in the copy source medium as necessary.
[0008]
Normally, when recording on a CD format disc or DVD format disc by a recording device, not only the necessary information is recorded in the program area of the disc, but also information specific to the recording device and the disc is stored in the PMA (program memory area) of the disc. (Hereinafter referred to as ID) is recorded. Therefore, it is possible to determine whether the medium used as the copy source medium is an original or a copy product based on the presence or absence of the ID recorded by the recording apparatus.
In the present invention, by providing the optical recording medium with the application (A1) including this discrimination function, it is possible to discriminate the legitimacy of information copying performed thereafter and prevent unauthorized copying.
[0009]
Further, in the present invention, when the copy target information (C) is copied by the copy creation application (W) in the copy source medium (1), the PMA of the copy destination medium (2) is copied together with the information (C). A function for recording the ID (I) recorded in the program area in the program area is included in the copy creation application (W). That is, since the read / write information (Read Disc Info) command can be executed in the recording / reproducing apparatus, the copy destination application (W) existing in the copy source medium (1) is copied to the copy destination medium by the Read Disc Info command. The ID (I) recorded in (2) is acquired and copied to the program area of the same copy destination medium (2), and the copy destination medium (recorded as I ′) is set to the state (2) ′. It is characterized by including the function to do.
[0010]
In the present invention, the necessary information is copied from the copy source medium (1), and at the same time, the copy destination medium operation application (A2) of the copy source medium (1) is also copied. When the reproduction apparatus reproduces the application (A2), the copy destination medium (2) ′ is made effective (recording / reproduction is possible).
That is, the application (A2) copied to the copy destination medium (2) ′ is recorded in the program area by the ID (I) recorded in the PMA of the copy destination medium (2) ′ and the copy creation application. The ID (I ′) is collated, and only when the two IDs match as a result of the collation, the copy destination medium becomes effective (recording / reproduction is possible).
Since the ID (I) recorded in this PMA is set in the drive, the copy creation application (W) of the copy source medium (1) uses the ID (I) recorded in the PMA in the copy destination medium. When recording in the program area, the user cannot set it arbitrarily.
[0011]
When the so-called secondary copy is performed on another recordable copy destination medium (3) using the copy destination medium (2) ′ copied by the above method as a copy source medium, the primary as the copy source medium Even if the information in the program area of the copy (2) ′ can be copied as it is, the information up to the ID (I) of the PMA is not copied. That is, an arbitrary ID (I ″) newly set by the recording device is recorded in the PMA of the secondary copy product (3). This is the ID (I) of the primary copy product (2) ′ copied to the program area. The probability of matching with ′) is extremely low, and the information recorded in the secondary copy product (3) is invalid (cannot be recorded / reproduced) according to the result of the ID collation.
[0012]
When the copy target information = content (C) exists in the copy source medium (1) in advance, and the content (C) is content (C) such as application software, the above-described copy destination medium operation application (A2) ) Can be used to restrict the operation of the content (C) copied to the copy destination medium (3).
That is, when the copy destination medium (2) ′ on which the content has been copied is played back on the playback device, the application (A2) copied simultaneously with the necessary content (C) from the copy source medium (1) is operated. The function of operating the content (C) of the copy destination medium (2) ′ is possessed.
Specifically, the application (A2) copied to the copy destination medium (2) ′ uses the ID (I) recorded in the PMA of the copy destination medium (2) ′ and the copy creation application (W). The ID (I ′) recorded in the program area is collated, and the content (C) in the copy destination medium can be operated only when the two IDs match as a result of the collation.
[0013]
When a so-called secondary copy is performed on another recordable copy destination medium (3) using the copy destination medium (2) ′ copied by the above method as a copy source medium, a secondary copy product (3 ) Is recorded with an arbitrary ID (I ″) newly set by the recording apparatus, so the probability of matching with the ID (I ′) of the primary copy product (2) ′ copied to the program area is extremely high. The content (C) recorded in the secondary copy product (3) due to the result of ID verification does not work in most cases, and even if only necessary content is copied, the content copied to the copy destination (C In order to operate, it is necessary to collate the disk IDs of both the PMA and the program area, so the content (C) in the secondary copy product (3) in which no ID exists in the program area does not operate. .
As described above, the information in the copy product created by the act after the secondary copy using the copy product as the copy source medium can be invalidated. In other words, the ID recorded in the PMA of the copy destination medium of the primary copy can be used as a copy guard after the secondary copy, and unauthorized copying can be prevented.
[0014]
Further, as a copy source medium (1), a hybrid disk (1) ′ having both a ROM area containing information such as various contents in one optical recording medium and a recordable recording area is provided. When used, it is effective to manage the copy history of the copy source medium if the copy source medium (1) ′ has a function of recording the copy history information before the copy operation. is there.
At this time, if the copy history information recorded in the copy source medium (1) ′, which is a hybrid disc, is the time and / or period of the copy, the expiration date of various contents included in the copy source medium Can be set.
Further, when the history information of the copy target recorded in the copy source medium (1) ′, which is a hybrid disk, is the number of times of backup, if the medium has a function for counting the number of backups, the copy is performed. This is effective in managing information such as content. That is, by recording and counting the number of times of copying, it can be used for a charging system for using various contents with respect to the number of times of copying.
[0015]
As described above, counting the number of times of copying recorded as history information on the copy source medium (1) ′, which is a hybrid disk, is effective in preventing infinite primary copying.
That is, the maximum number of times of primary copying is until the entire history information is recorded in the recording area of the hybrid disk, which is the copy source medium. However, if the number of times of copying n is limited in advance, the recording area of the hybrid disk will be It is possible to set the number of times to be reached before the entire recording is performed, and thus it is possible to prevent the primary copy product (2) ′ of the copy source medium (1) from being produced in large quantities.
In addition, if a function that makes it impossible to use as a copy source medium in subsequent copying when a predetermined limit number n is reached, the primary copy can be performed only a predetermined number of times. It is more effective to further reduce the production amount. Further, since the number of primary copies is reduced, the ID (I) recorded in the PMA of the primary copy product (2) ′ described above, that is, the ID (I ′) recorded in the program area is the same as described above. The possibility of coincidence with the ID (I ″) recorded in the PMA of the secondary copy product (3) copied using the primary copy product (2) ′ as the copy source medium can be further reduced.
[0016]
【The invention's effect】
According to the first to sixteenth aspects of the present invention, it is possible to provide an optical recording medium copying method capable of preventing unauthorized copying, and an optical recording medium capable of performing the method.
According to the second and ninth aspects of the present invention, it can be determined whether or not the content of the copy product has been properly copied.
According to the present inventions 3 and 10, it is possible to invalidate copy products after the secondary copy and prevent copyright infringement due to unauthorized copying.
According to the fourth and eleventh aspects of the present invention, it is possible to make it impossible to use content existing in a copy product after the secondary copy, and to prevent copyright infringement due to unauthorized copying.
According to the present inventions 5 and 12 , the copy history of the optical recording medium can be managed.
According to the sixth and thirteenth aspects of the present invention, it is possible to set expiration dates for various contents included in the optical recording medium.
According to the present inventions 7 and 14 , it can be used for accounting for the number of times of copying information such as copied content.
According to the eighth aspect of the invention, information such as copied content can be managed.
According to the present invention 15 , the number of primary copy products can be limited.
According to the sixteenth aspect of the present invention, not only can the number of primary copy products be limited, but also the probability of producing secondary copy products with the same PMA ID can be further reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram for explaining the flow of a copying method according to the present invention.
Claims (16)
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