JP4129703B2 - Dedusting device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉塵を含む圧力をもったガスの脱塵装置にかかり、特に分離した粉塵を円滑に排出して粉塵排口での閉塞を防止するのに好適な脱塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の脱塵装置の場合、例えば、特開平4−193364号公報(特願平2−321324号)に示すように、脱塵装置で集塵された粉塵は、ブローダウンガスと共に、該装置の底部に位置する粉塵出口より外部に抜き出す方法が用いられている。しかし、脱塵装置が、この脱塵装置により清浄化されたガスによりガスタービンなどを駆動するガス供給源として用いられる場合、このブローダウンガスとしてガスタービンに供給するガスの一部が流用されるため、ガスタービン入口の流量を減らすことになり、したがってブローダウンガスを極力少なくすることが求められる。
【0003】
このような場合、ブローダウンガスの圧力が、脱塵装置出口のガスのそれよりも高いことを利用し、ブローダウンガスを別に設置されたもう一つの脱塵装置で清浄化した後に脱塵装置出口部に回収する方法がとられる。この方法では、ブローダウンガスは粉塵を多く含んでいるため、この粉塵を極力減らす必要性から、ブローダウンガスの脱塵装置容器からの出口は、容器内部の粉塵分離機構の粉塵出口部よりもできるだけ上方に設置し、容器内でのブローダウンガスの流れ方向を上向きにし、粉塵が重力により容器底部の粉塵出口へ落下するようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように構成された脱塵装置の場合、この脱塵装置で捕集された粉塵は、ブローダウンガスとは別に、その粉塵に働く重力により、粉塵出口より排出されることとなる。しかし、この粉塵の粒径が、数ミクロン程度と非常に細かい粉塵からなっている場合、この粉塵の落下速度は、数cm/s程度の非常にゆっくりしたものとなる。また、このように細かい粉塵は、付着性が強いために、脱塵装置の粉塵出口近傍に堆積し、付着しやすくなり、粉塵出口部が閉塞する可能性が高くなる。粉塵出口部が、閉塞するとこの脱塵装置で捕集された粉塵の排出ができなくなるため、脱塵装置の性能が低下し、下流側の機器の信頼性低下の原因となる。
【0005】
そこで、本発明の目的は、このように粉塵の自重でその排出が行われるように構成された脱塵装置において、その粉塵の粒径の細かい、付着性の高い粉塵に対しても、その粉塵の安定した排出を維持し、脱塵性能の低下のおこらない脱塵装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の脱塵装置は、下部が下方に向かって先細りする円筒形の容器と、この容器中央部に設置されたサイクロン粉塵分離装置とを備え、かつ容器は頂部に粉塵を含む圧力を持ったガスを導入するガス入口を、上部にサイクロン粉塵分離装置で浄化された清浄ガスを流出させるガス出口を、底部にはサイクロン粉塵分離装置で分離され重力で落下する粉塵を排出する粉塵出口を有し、さらに粉塵出口下に接続するロックホッパと、このロックホッパの入り側及び出側に設けた第1開閉弁及び第2開閉弁と、このロックホッパの内圧を開放する第3の開閉弁とを備えており、特に、粉塵出口部の温度を検出する温度計と、この温度計の測定値を基に、第2開閉弁を閉じた状態で第1開閉弁を閉じ、第3開閉弁を開放してロックホッパの内圧を開放し、第3開閉弁を閉じた後に、第1開閉弁を開くように制御する制御装置を設けたことを特徴とする。
【0011】
本発明の脱塵装置において、通常、高圧状態で捕集された粉塵は、脱塵装置からロックホッパに一時的に蓄えられ、ロックホッパが粉塵で一杯になると一時的にロックホッパ入口の第1開閉弁を閉じ、第3開閉弁によりロックホッパ内を大気圧にしてから、ロックホッパ出口の第2の開閉弁をあけて、下流の例えば粉塵処理装置に排出される。ところで、粉塵の排出が悪化した場合、粉塵出口の粉塵通過量が減少するため、粉塵出口部に供給される熱量が減少し、この部分の温度が低下するので、この温度低下により、排出の異常を検知することができる。そこで、粉塵出口部の温度計で異常(粉塵にによる出口閉塞)が検知された場合には、出口の第2開閉弁を閉じた状態で入口の第1開閉弁を閉じ、第3開閉弁を開放してロックホッパの内圧を開放し、第3開閉弁を閉じた後に、入口の第1開閉弁を短時間で開けて瞬間的に粉塵出口部に差圧を発生させ、この差圧で発生するガスの流れにより、粉塵の排出を促進することが可能となる。
【0012】
また、本発明の脱塵装置における温度計及び制御装置の代わりに、粉塵出口部の入り側及び出側の圧力差を検出する差圧計と、この差圧計の測定値を基に、第2開閉弁を閉じた状態で第1開閉弁を閉じ、第3開閉弁を開放してロックホッパの内圧を開放し、第3開閉弁を閉じた後に、第1開閉弁を開くように制御する制御装置を設けてもよい。すなわち、粉塵の排出異常の場合には、順調に粉塵が排出されている場合と比較して差圧が変化するので、この差圧の変化によっても粉塵の排出の異常を検知できる。これは、粉塵の温度が常温に近く、粉塵の排出異常が温度により検知しにくい場合に有用である。
【0015】
以上の粉塵出口部の粉塵排出状況の監視手段(温度計、差圧計など)と粉塵の排出の促進手段( ロックホッパの弁操作など)を、使用する粉塵の特性、粉塵処理装置の構成などにより、適正に組み合わせることにより、粉塵の安定した排出を確保できる脱塵装置を提供することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>
本発明の各実施の形態となる脱塵装置を、図1、図2、図3、図4によりそれぞれ説明する。
実施の形態1の脱塵装置1は、図1に示すように主たる要素として、概して上部が円筒形で下部が下方に先細りする円錐形で、頂部にガス入口2aを上部にガス出口2bを有する容器2と、容器内2に設置されガス入口2aに導管2eを介して接続された遠心分離装置3と、容器2底部の粉塵出口2cの上方に設置された複数の高圧ガス噴射ノズル4と、容器2の下に設置され粉塵出口2cに接続するロックホッパ5と、粉塵出口2c部の温度を検出する温度計6と、脱塵装置1の制御装置(図示なし)と、を備えている。高圧ガス噴射ノズル4の設置数は脱塵装置の仕様により適宜決めることになるが、例えば4本を円周上に等配置する。
【0017】
さらに、容器2上部には、遠心分離装置3で浄化されたガスをガス入口2aに導くために容器2内を上下に仕切る横隔壁2dが設けられている。高圧ガス噴射ノズル4には、高圧ガスの供給/停止を行う高圧ガス制御弁7を容器2の外に設けている。ロックホッパ5には、上側の入口にロックホッパ入口弁8(開閉弁)を、下側の出口にロックホッパ出口弁9を、またホッパ8外壁上部にロックホッパ減圧弁10を設けている。
【0018】
実施の形態の脱塵装置1において、粉塵を含む圧力をもったガスは、容器2頂部のガス入口2aより導入される。容器2内には、ガス中の粉塵を分離するための機構、例えば、遠心分離装置(サイクロン)3が備えられている。そして、粉塵を除去された清浄ガスはガス出口2bより排出される。一方、ガスから分離された、粉塵は、容器2内を下方に落下し、粉塵出口2cより容器2外へ排出される。この実施の形態の場合は、粉塵を含むガスが圧力をもっているため、容器2から排出された粉塵は粉塵出口2cに接続されたロックホッパ5に蓄積される。このロックホッパ5が一杯になると、ロックホッパ入口弁8を閉じ、それからロックホッパ減圧弁10を開いて、ロックホッパ5内部を大気圧にした後、ロックホッパ出口弁9を開いて、内部の粉塵をその下流の処理装置などに排出する。
【0019】
このような脱塵装置の場合、粉塵出口2cからの排出は、その粉塵に働く重力によるため、粒径の細かな粉塵などの場合その排出速度は非常に遅く、また、付着性が強いため、粉塵出口2cの近傍で粉塵の閉塞が発生しやすくなる。
【0020】
よって、本発明では、それを検知し、防止する目的で、粉塵出口部2cに温度計6及び粉塵の排出を促進する手段として、高圧ガス噴射ノズル4及び高圧ガス制御弁7を設置している。この場合、粉塵出口2cからの粉塵の排出が正常に行われている場合、温度計6はある安定したほぼ一定の温度を示すことになる。しかし、粉塵出口2c近傍で粉塵の付着、堆積などにより粉塵の排出が正常でなくなると、粉塵による熱の供給量が減少するため、温度計6が低い値を示すようになり、粉塵の排出の異常を検知することが可能となる。このように粉塵の排出の異常を検知した場合、高圧ガス制御弁7を開き、粉塵出口2cの上側に設置した高圧ガス噴射ノズル4から、出口2c近傍の内壁面にそって下方へ、高圧ガスを噴射することにより、粉塵の排出を促進することができる。この高圧ガスの噴射を正常時にも一定の時間間隔で一定噴射時間でもって実施している場合には、異常検知時にこの時間間隔をより短くするか、また噴射時間を長くするように高圧ガス制御弁7を制御することにより、粉塵の排出を促進できる。
【0021】
また、この粉塵装置のようにロックホッパを使用している場合には、粉塵の排出異常を検知した場合、一旦ロックホッパ入口弁8を閉じて、ロックホッパ減圧弁10によりロックホッパ5内部を減圧し、ロックホッパ減圧弁10を閉じた後に、ロックホッパ入口弁8を開いて、粉塵出口2cからロックホッパ5内部に向かうガス流れを瞬間的に発生させることによっても、粉塵の排出を促進させることが可能となる。なお、粉塵の排出が異常となる前兆として一時的な粉塵量の増加が発生した場合には、温度計6は逆に通常時よりも高い温度を示すので、これを検知することにより粉塵量の増加を検知できる。その場合にも上記で示した高圧ガス噴射ノズル4またはロックホッパ5に設けた弁を操作することにより、粉塵の排出異常を事前に防止することが可能となる。
【0022】
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2の脱塵装置1を図2に示す。この実施の形態2の脱塵装置は、実施の形態1における温度検知の代わりに、粉塵出口2cの入り側と出側の差圧を検知し、粉塵の排出状態を監視するもので、計測装置として差圧計12を用いる。この場合も、この差圧計12の通常時の指示値と比較して異常時に起きる変化を検知することにより、粉塵排出の異常を検知することが可能となる。また、この脱塵装置のように、粉塵出口2c部の前後に差圧計12を設けた場合には、図1の実施の形態中で述べたロックホッパの減圧操作時の差圧計の挙動からも閉塞状況を検知することが可能である。つまり、ロックホッパ5を減圧した後にロックホッパ入口弁8を急激に開いた際、閉塞がない状態では、差圧計指示は瞬時に減圧前の指示値に戻るが、閉塞気味の場合、閉塞により抵抗が生じるため、指示値の回復にある時間を要することになり、この様なロックホッパ減圧時の差圧計の挙動により閉塞状況を検知することが可能である。
【0023】
<実施の形態3>本発明の実施の形態3を図3により説明する。実施の形態3の脱塵装置は、ボイラ排ガスなどのように、温度が非常に高い場合に好適な例である。この場合、脱塵装置1で捕集される粉塵も温度が非常に高いため、粉塵出口2cに粉塵を冷却するための水冷式スクリューフィーダ13などが設置されている。この実施の形態は実施の形態1の脱塵装置に加えて、粉塵出口2cの出側にスクリューフィーダ13を設けたものである。しかしながら、このスクリューフィーダ13も粉塵の閉塞の原因となる場合がある。よって実施の形態3では、スクリューフィーダ13の出口部に粉塵出口部2cより圧力の低い部分(大気圧)とを結ぶ配管17と弁16が設置されている。この実施の形態では、温度計6により粉塵の排出異常が検知された場合、前記した高圧ガスの噴射、ロックホッパの減圧操作による粉塵の排出促進操作以外に、弁16を短時間開にすることによっても、粉塵出口部4に粉塵の排出を促進するガスの流れを発生させることが可能となる。
【0024】
また、実施の形態3では、高圧ガス制御弁7の上流に高圧ガスのバッファタンク14及びこのバッファタンク14の圧力調整弁15を設置している。粉塵の排出異常を検知した場合、単に高圧ガスの噴射頻度または噴射時間を増加するだけでなく、圧力調整弁15によりバッファタンク14の圧力を高く設定し、高圧ガスの噴射力を増加することにより、より効果的に、粉塵の排出を促進させることが可能となる。
【0025】
<実施の形態4>本発明の実施の形態4を図4により説明する。図4は、ボイラから排出される排ガスを脱塵装置により清浄化し、清浄化ガスによりガスタービン22を駆動し発電する発電タービンプラントを示す。実施の形態4の脱塵装置はこのプラントに適用したものである。このようなプラントの場合、脱塵装置に流入するガス中に含まれる粉塵の量は、プラントの運転状態が変化した時にその変化に対応して同様に変化することが多い。このようなプラントに本発明の脱塵装置を使用する場合、粉塵出口2cの閉塞に結び付くような一時的な粉塵量の増加を検知するため、脱塵装置1のガス入口2aに流量計18、圧力計19及び温度計20を設置し、ガス入口2aとガス出口2b間の差圧を測定する差圧計21を設置し、さらにガスタービン22により駆動される発電機23の出力計を設置し、そして各計測器で求めた値からプラントの運転状態に変化が認められた時に、前記した各粉塵の排出を促進する手段を講じることにより、粉塵出口の閉塞を未然に防止することが可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、粉塵装置を、その粉塵出口での温度または圧力の変化により異常(粉塵の閉塞)を検知し、ノズルから高圧ガスを噴射するように構成したので、粉塵の粒径の細かい、付着性の高い粉塵に対しても、安定した排出を行うことができる。また、上記粉塵出口での温度または圧力の代わりに、粉塵装置のガス入口の温度を測定し、この温度変化を基に異常を予測して、ノズルから高圧ガスを噴射させ、安定した排出を維持させることもできる。
【0027】
また、粉塵装置がロックホッパを備えている場合は、粉塵出口での温度または圧力の変化により異常(粉塵の閉塞)を検知し、ロックホッパの入口及び出口それぞれの開閉弁とロックホッパの内圧を開放する開閉弁を操作して粉塵出口に気流を発生させることにより、粉塵出口にある粉塵を排出でき、安定した排出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1となる粉塵装置の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態2となる粉塵装置の構成図である。
【図3】本発明の実施の形態3となる粉塵装置の構成図である。
【図4】本発明の実施の形態4となる粉塵装置を備えた発電タービンプラントを示す図である。
【符号の説明】
1 脱塵装置
2 容器
2a ガス入口
2b ガス出口
2c 粉塵出口
2d 横隔壁
2e 導管
3 遠心分離装置
4 高圧ガス噴射ノズル
5 ロックホッパ
6 温度計
7 高圧ガス制御弁
8 ロックホッパ入口弁
9 ロックホッパ出口弁
10 ロックホッパ減圧弁
12 差圧計
13 スクリューフィーダ
14 バッファタンク
15 圧力調整弁
16 弁
17 配管
18 排ガス
19 圧力計
20 温度計
21 差圧計
22 ガスタービン
23 発電機[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a dedusting device for a gas having a pressure containing dust, and more particularly to a dust removing device suitable for smoothly discharging separated dust and preventing clogging at a dust outlet.
[0002]
[Prior art]
In the case of a conventional dust removing device, for example, as shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-193364 (Japanese Patent Application No. Hei 2-321324) , dust collected by the dust removing device is blown down with the blow-down gas. A method of extracting from the dust outlet located at the bottom to the outside is used. However, when the dedusting device is used as a gas supply source for driving a gas turbine or the like with the gas cleaned by the dedusting device, a part of the gas supplied to the gas turbine is diverted as the blowdown gas. Therefore, the flow rate at the gas turbine inlet is reduced, and therefore it is required to reduce the blowdown gas as much as possible.
[0003]
In such a case, using the fact that the pressure of the blowdown gas is higher than that of the gas at the outlet of the dust removal device, the dust removal device is cleaned after the blowdown gas is cleaned by another dust removal device installed separately. The method of collecting at the outlet is taken. In this method, since the blowdown gas contains a lot of dust, it is necessary to reduce this dust as much as possible. Therefore, the outlet of the blowdown gas from the dust removing device container is more than the dust outlet of the dust separation mechanism inside the container. Install as high as possible, make the flow direction of the blowdown gas in the container upward, and let the dust fall to the dust outlet at the bottom of the container by gravity.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the dust removing device configured as described above, the dust collected by the dust removing device is discharged from the dust outlet by the gravity acting on the dust separately from the blowdown gas. However, when the particle size of the dust is very fine, such as several microns, the falling speed of the dust is very slow, about several cm / s. In addition, since such fine dust has strong adhesion, it accumulates in the vicinity of the dust outlet of the dust removing device, and is likely to adhere to the dust outlet. When the dust outlet is closed, the dust collected by the dust removing device cannot be discharged, so that the performance of the dust removing device is lowered and the reliability of the downstream equipment is reduced.
[0005]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a dust removing apparatus configured so that the dust is discharged by its own weight as described above. An object of the present invention is to provide a dust removing device that maintains stable discharge and does not cause a drop in dust removal performance.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a dust removing apparatus of the present invention comprises a cylindrical container whose lower part tapers downward, and a cyclone dust separating apparatus installed at the center of the container, and the container is a top part. A gas inlet for introducing gas containing dust into the top, a gas outlet for discharging the clean gas purified by the cyclone dust separator at the top, and a dust that is separated by the cyclone dust separator and falls by gravity at the bottom A lock hopper that has a dust outlet for discharging gas, and that is connected to the bottom of the dust outlet, a first on-off valve and a second on-off valve provided on the entry side and the exit side of the lock hopper, and release the internal pressure of the lock hopper In particular, a thermometer for detecting the temperature of the dust outlet and a first on-off valve in a state in which the second on-off valve is closed based on the measured value of the thermometer. Close and open third open / close valve Opening the inner pressure of the lock hopper Te, after closing the third on-off valve, characterized in that a control device for controlling to open the first on-off valve.
[0011]
In the dust removing apparatus of the present invention, dust collected in a high pressure state is usually temporarily stored in the lock hopper from the dust removing apparatus, and when the lock hopper is filled with dust, the first dust at the lock hopper inlet is temporarily stored. After the on-off valve is closed and the inside of the lock hopper is brought to atmospheric pressure by the third on-off valve, the second on-off valve at the outlet of the lock hopper is opened and discharged to, for example, a dust processing device downstream. By the way, when the discharge of dust deteriorates, the amount of dust passing through the dust outlet decreases, so the amount of heat supplied to the dust outlet decreases and the temperature of this part decreases. Can be detected. Therefore, if an abnormality (exit clogging due to dust) is detected by the thermometer at the dust outlet, the first on-off valve at the inlet is closed with the second on-off valve at the outlet closed, and the third on-off valve is opened. After releasing the internal pressure of the lock hopper and closing the third on-off valve, the first on-off valve at the inlet is opened in a short time and a differential pressure is generated instantaneously at the dust outlet. It is possible to promote the discharge of dust by the flow of gas.
[0012]
Further, instead of the thermometer and the control device in the dust removing apparatus of the present invention , the differential pressure gauge that detects the pressure difference between the inlet side and the outlet side of the dust outlet, and the second open / close based on the measured value of the differential pressure gauge A control device that controls to close the first on-off valve with the valve closed, open the third on-off valve to release the internal pressure of the lock hopper, and then close the third on-off valve and then open the first on-off valve May be provided . That is, in the case of abnormal discharge of dust, the differential pressure changes as compared with the case where dust is discharged smoothly, so that the abnormal discharge of dust can also be detected by this change in differential pressure. This is useful when the temperature of the dust is close to room temperature and the dust discharge abnormality is difficult to detect due to the temperature.
[0015]
More monitoring means dust discharge status of the dust outlet (thermometer, a differential pressure gauge, etc.) and promoting means for discharging dust (such as a valve operation b Kkuhoppa), characteristics of the dust to be used, due to construction of the dust processor By combining them appropriately, it is possible to provide a dust removing device that can ensure stable discharge of dust.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
<Embodiment 1>
A dust removing apparatus according to each embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 2, 3, and 4.
As shown in FIG. 1, the dust removing apparatus 1 according to the first embodiment has, as main elements, generally a cylindrical shape in the upper part and a conical shape in which the lower part tapers downward, and a gas inlet 2a at the top and a
[0017]
Furthermore, in the upper part of the
[0018]
In the dust removing apparatus 1 of the embodiment, a gas having a pressure including dust is introduced from a gas inlet 2 a at the top of the
[0019]
In the case of such a dedusting device, the discharge from the
[0020]
Therefore, in the present invention, the high pressure gas injection nozzle 4 and the high pressure
[0021]
Further, when a lock hopper is used as in this dust device, when an abnormal discharge of dust is detected, the lock
[0022]
<
A dust removing apparatus 1 according to
[0023]
<Third Embodiment> A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The dust removal apparatus of
[0024]
In the third embodiment, a high-pressure
[0025]
<Embodiment 4> Embodiment 4 of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 4 shows a power generation turbine plant in which exhaust gas discharged from a boiler is cleaned by a dust removing device, and the gas turbine 22 is driven by the cleaning gas to generate electric power. The dust removing apparatus of Embodiment 4 is applied to this plant. In the case of such a plant, the amount of dust contained in the gas flowing into the dedusting device often changes similarly in response to the change when the operation state of the plant changes. When the dedusting device of the present invention is used in such a plant, in order to detect a temporary increase in the amount of dust that leads to blockage of the
[0026]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the dust device is configured to detect an abnormality (dust blockage) by a change in temperature or pressure at the dust outlet and to inject high pressure gas from the nozzle, the particle size of the dust is small. Also, stable discharge can be performed even with highly adherent dust. Also, instead of the temperature or pressure at the dust outlet, measure the temperature at the gas inlet of the dust device, predict abnormalities based on this temperature change, and inject high-pressure gas from the nozzle to maintain stable discharge. It can also be made.
[0027]
In addition, when the dust device is equipped with a lock hopper, an abnormality (dust blockage) is detected by a change in temperature or pressure at the dust outlet, and the internal pressures of the open / close valves and the lock hopper at the lock hopper inlet and outlet are detected. By operating the opening / closing valve to open and generating an air flow at the dust outlet, the dust at the dust outlet can be discharged, and stable discharge can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a dust device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a configuration diagram of a dust device according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a configuration diagram of a dust device according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing a power generation turbine plant including a dust device according to a fourth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
前記粉塵出口部の温度を検出する温度計と、該温度計の測定値を基に、前記第2開閉弁を閉じた状態で前記第1開閉弁を閉じ、前記第3開閉弁を開放してロックホッパの内圧を開放し、該第3開閉弁を閉じた後に、前記第1開閉弁を開くように制御する制御装置を設けたことを特徴とする脱塵装置。A cylindrical container having a lower portion tapering downward, and a cyclone dust separation device installed at the center of the container, and the container has a gas inlet for introducing a gas having a pressure containing dust at the top. A gas outlet through which the clean gas purified by the cyclone dust separator flows out at the top, and a dust outlet through which the dust separated by the cyclone dust separator and falling down by gravity is discharged at the bottom, and the dust outlet Dust removal comprising a lock hopper connected below, a first on-off valve and a second on-off valve provided on the entry side and the exit side of the lock hopper, and a third on-off valve for releasing the internal pressure of the lock hopper In the device
Based on a thermometer that detects the temperature of the dust outlet, and a measured value of the thermometer, the first on-off valve is closed while the second on-off valve is closed, and the third on-off valve is opened. A dust removing device, comprising: a control device that controls to open the first on-off valve after releasing the internal pressure of the lock hopper and closing the third on-off valve.
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